『松本人志「一人ごっつの世界」展』に行ってきました。
2002年8月8日(木)にラフォーレ原宿で観た「一人ごっつ展」のレポです。
原宿のラフォーレで「一人ごっつの世界」展があると聞き、「それは行かねばなるまい」と足を運びました。
元来、人の多い所は何があるか分からない(考え過ぎ)と思ってるので、原宿は嫌いですが、仕方ありません。
実は私、「一人ごっつ」シリーズは、面雀の回しか観た事ないんです。しかもふかわりょうの回、1回のみ。
それも今となっては、全く覚えてません。
以前は自分の部屋にテレビが無かったので、深夜番組は、ほぼ諦めてたんです・・。
今では、「ビデオがあるよ!」と後悔してます。
そんな、えせファン(心はコアファン)でも分かるのか、ちょっと不安がりつつ、「一人ごっつ展」へ。
ラフォーレに入るところから、師匠の大きな垂れ幕が目に入り、ドキドキしました。
そして、いよいよフロア内へ足を踏み入れます。
客層としては、男率と一人率が高かった気がします。
中には、主婦らしき人や連れられてきただろう子供(推定5,6歳)も。
大体20代くらいの方達ではないでしょうか。もしかしたら、本意で来たのは私が最年少(当時16歳)だったかもしれません。
そして、女の子は可愛い子が多かったと思います。
原宿に歩いてるような美人さんばかりで、私は連戦連敗です。
男性は、刺青さんからオタクさんまで多種多様でした。
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まずは、「24時間大喜利」の時の解答フリップが、壁一面に飾られてました。
描き始めが大体左側からなので、「本当に左利きなんだなー。」と実感。
ほぼネットで見ていたんですが、初めて見るものもあってちょっと笑えました。勿論、2度目でも全然笑えますけども。
「こうやって飾ると、アートになるもんだなあ。」と思いつつ、次へ。
次は「写真で一言」です。
写真が壁に1枚かけてあり、その傍にあるヘッドフォンをつけると、松本さんの一言がエンドレスで聴ける、というものです。
これは、ヘッドフォンをつけるタイミングが難しかったです。
言葉の途中から聴いちゃったりして、「あちゃー」ということもありました。
「今です!」っていう表示があればなあ・・なんて、ちょっと贅沢でしょうか。
次は「教えよう」です。
ここは一角に区切られていて、隅に置かれたテレビから「教えよう〜とんかつソースのかけ方編〜」が観れる、というものです。
体育座りをしながら鑑賞してる人も居て、なんだか不思議な雰囲気でした。
10人弱の見ず知らずの人々が、一つのビデオで笑ってるっていう空間は、そうそうないのではないでしょうか。
「好きっていう感情が集まるって、ちょっとカルトちっくになるんだな〜。」なんて思いつつ、一人ごっつ仲間と鑑賞していました。
しかし、“顔面シャワーでかけてみる”には、どんな顔をしたらいいのか戸惑いました・・。
間の悪いことに、その日は母親も一緒に来てたんですよ・・。とほほ。
そこのブースには、「教えよう〜車からのタバコの出し方編〜」で使われた車のドアもありました。
ただ立てかけてあるだけ、という雑な置き方だったので、セットとしてのありがたみがあまりなかった気が・・。
「全国お笑い共通1次試験」と「ピー助」、「電話」のコーナーも、「教えよう」と同じようになってました。
「試験」と「ピー助」は、「教えよう」よりも長かったので、座ってる人が多かったです。
ただ、「ピー助」のコーナーは人が多く、観る事を断念しました。
遠くから「あーーーー」という一定音が何度も聞こえてくるので、かなり気になりました。
「24時間大喜利」のVTRも、流れつづけていたんですが、流石にそのテレビの前で見つづけてる人は居ませんでした。
観たかったんですが、やっぱり私も断念しました。せめて内村さんのお題のところだけでも、観たかったなあ・・。
そして中央にあるのが「デカ師匠&お堂」です。
師匠は、テレビより少し小さいやつだったのですが、やっぱり圧巻でした。
あとお堂のセットは、私がテレビ番組の中で1,2を争うぐらい好きなセットだったので、観れて良かったです。
私はあの左右対称な感じが、とても心地よいので好きなんです。
「アート」のコーナーは、まさに「展覧会」という感じでした。
傍に座っているバイトのような警備員さんに気を取られつつ、作品を観てまわります。
やっぱり、立体になってるものは良いです。ずっとビデオだと、ちょっと単調ですし。
ちゃんとアートしてました。「イカちゃん人形」とか、ちゃんと生のイカ(に見えただけ?)でしたし。
それから「紙猫芝居(1話)」がループで流れるテレビの傍に、仕切られた部屋が・・。
そして、そのドアには「この際入ってみよう」の文字。一気にお化け屋敷のような雰囲気になった部屋は、全面真っ赤。
真ん中には、よく研がれた包丁が一本ありました。
多分、傍にあったテレビに「この際鬼ババになってみようのコーナー」が流れるんだと思うんですが、私が観た時は流れてませんでした。残念。
壁にゲスト一覧があったのですが、「野沢直子・ボブ」の文字を見つけて、とっても観たくなりました。
ボブの鬼ババなんて・・。
次は「作詞しよう」の試聴コーナーです。
私は全く観てなかったので、これはかなり面白かったです。
この後に「作詞しよう」を観ることになるんですけど、やっぱり作る過程を知らずに普通に聴くと、衝撃的に面白いです。
そして「面雀&面満」のコーナー。ちゃんと雀卓もあって、お客が描きこめる無地の牌が上に乗ってました。
ビデオでは、ココリコ編が流れていて、「わー、ココリコ若いなー。」と、時の流れを感じました。
壁にガラスケースに入れられたような、本当に使っていたであろう牌があったのですが、その文字をメモってる男性が2人ぐらいいました。
かなり必死にメモってたので、全部書くつもりだったのかも。
あのメモを見て、実際やるんでしょうか。それなら、その言葉から自分達で考えた方が良いと思うんですけどもねー。
透明ビニールカーテンに仕切られた一角には、
「松ちゃんポリスのへたなら グズなら アホなら乗るなのコーナー」のコーナーがありました。
ここは意外とすいていて(きっとVTRが短いからだと)、何度かここで休ましてもらいました。
床には白線が引かれ、隅にあのダンボールの車がありました。
あと松ちゃんポリスのパネルも。かなり気が抜けた顔だったような。
そして、「タイムスリップショッピングダンス」や「発見のコーナー」のパネル、「ミニ師匠」が続きます。
そこを抜け、出口へ向かうと今度DVDでコラボレーションするクリエイターの方々の紹介パネルがありました。
私が知ってるのは、何話かを観た「PiNMeN」の池田爆発郎さんぐらい。
でも、「なんだかすごそうだ〜。」と思いつつ、会場を後にしました。
しかし、これで終わりではありません。きっちりグッズ売り場があります。
グッズには、師匠ストラップ、共通1次ドリル、ポストカード等があり、私も買ってしまいました。
大覆面のTシャツです。「限定」の文字に惹かれ、買ってしまったんです・・。
でも、いつ着ていいのやら。寝巻きにするには勿体無いしなあ、とちょっと苦悩中です。
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今回、この「一人ごっつ展」に行きまして、やっぱりスゴイと思いました。
才能をつきつけられたと言いますか、スゴイものを観てしまった〜という感じでした。
やっぱ松本人志はスゴイです。エネルギーの泉のようです。
あのちょっと異様な雰囲気は、「一人ごっつ」好きの人が集まらないと出せない空気なのではないでしょうか。
かなり貴重な体験ができました。
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