2002.8.1(木) 44回目 五十音テーマ 『 り? 』

今週の一曲 『 冒険士たちのバラード 』 杉浦よしひろ(「ガンバ」の歌)

其の壱 『 松本兄の不憫な話 ・ おっさん ・ 夏休み 』

松 あーこんばんは。
高 こんばんは。
松 松本といいます。
高 高須といいます。
松 え〜〜〜、今日も始まりましたですね。
高 ねえ。
松 ええ。
高 なんかほら、先週の続きですけども、
松 ええ、ええ。
高 なんか兄貴の話で、面白い話があるって。
松 あーあーあーあ。
高 何をこう、言い出すのかな、と。

松 あのー、昔な、あのー、これ、冒頭から・・
高 ははは。
松 ははは。昔な、兄貴な、20年、それこそ20年くらい前やわ。
高 ああ。
松 兄貴、バイクで走ってたんやって。ある日。で、うわ〜〜走ってたら、血だらけの人が倒れててんて。
高 ほう。ほうほうほう。
松 で、周り人なんかおんねんけど、全然、なんかほったらかしやねんて。
高 おお。
松 で、うちの兄貴、割りと正義感強い、
高 強い強い、強い。
松 方なんで、「これは、こんなんほってられへん。」てバイクばー止めて、
   「大丈夫ですか?大丈夫ですか?」血ぃだら〜出てて。
高 ええ〜。
松 「これ、あかんあかんあかん〜。」言うて、で、救急車呼んで。
高 うん。
松 で、警察にも電話して。
高 うん。
松 ほんなら警察のほうが先来て、警察がば〜来て、ほんなら段々、やじうまが、
高 どんどん増えてきて。
松 わ〜増えてきて、「なんやなんや〜」みたいになって、で警察ももう、「大丈夫?大丈夫?」言うたら、
高 うん。
松 その血だらけの奴が、
高 うん。
松 バッて急に立ちあがって、
高 うん。
松 なんて言うたと思う?
高 えっ?立ちあがったの?急に。倒れてた奴が。
松 立ちあがった。なんていうたと思う?俺、びっっくりしたで。その話聞いたとき。
高 なんて言うたん?
松 兄貴の方指さして、
高 うん。
松 「こいつにひかれた!」言うてん。
高 えええええ〜〜!!
松 はははは。ほんなら、そいつの前にバイクとまってるし、兄貴の。
高 うぅわっ。ううわああ〜〜。
松 ほいで、警察、ガッてつかまれて、兄貴。
高 兄貴。
松 「いやいやいやいや。違うがな、違うがな!」言うて。
高 え〜どうなったの?
松 いや、なんかそのー、通行人みたいな人が、
高 歩いてて。
松 「あたしずっと見てました」言うて。
高 「じゃ、ないですよ。」
松 「この人は、好意で、なんや〜」言うて。「そうかいな〜」言うて。何言うねん!お前。
高 なんでその血だらけは、そんななってもうたんかな。
松 わからんねん。
高 あーそう。
松 ははは。

松 忘れもせんわ。俺、もう伊東と二人で、おっさん、おっさんちびってたら、おっさんキレて(笑)
高 いじめるからやん。そんなん(笑)
松 おっさんなんや、ごちょごちょ言うてたんや。聞こえへん思たんや。
高 うん。
松 おっさんのなんか言うてたら、なんやあれあのー、おもっきりしばかれてぇ、
高 あーそう。
松 伊東がまず、なんやあの、ヘッドロックみたいのされて。
高 うわ〜いや〜。
松 「う〜」言うて。もうこれ、伊東で、「伊東で終わるかな?」って。
高 ははは。
松 「ど、どうですか、これ、伊東で。」と思ってたんや。
高 まあ、思うわな(笑)伊東にそんなんされたらなあ。
松 「伊東、伊東君でどうですか?」って思ってたのよ。はははは。
高 ははは。さあ、おっさんは。
松 「僕はこんなに反省してますし。」
高 うん(笑)こっちで反省してるし。
松 もう、反省してるし、「もう、伊東君でどうですか?今日は。」
高 ははは。
松 ははは「伊東君、いいですねぇー」と思ってたら、ほんならやっぱり
   「それでは、あきませんか。」なって、ははは、俺・・ケツの付け根ぐらいんとこを、
高 うぅわあ、痛っ〜〜。
松 ぱこぉ〜〜ん!やられて、もう。足、もう言うこときかんことになってもうて(笑)
高 ははは。
松 ほいで、二人で校庭で、・・校庭の真ん中で・・「いったあ〜〜」言いながら。(笑)
高 いや、分かる。
松 30分ぐらい寝てたわ。

松 「全然ついてへんや〜ん。」言うてな。
高 ははは。
松 ついてへんことあれへんけど、お前らが悪いんやけど。ははは。
   運・不運の問題やあれへん。別に。ははは。
高 ははは。
松 「ごっつめちゃめちゃや〜ん。」言うてたな、ほんま。
高 言うてた、言うてた。
松 「めっちゃ若手や〜ん。」
高 はははは、言うてた言うてた。
松 「あいつ、めっちゃ若手や〜ん。」
高 ははは。
松 ははは。伊東が「あいつめっちゃ若手や〜ん。」
高 ははは、言うてた言うてた。
松 「あんな若手にやられて、たまらんわ。全然ついてへんや〜ん。」ははは。
高 言ってたなあ(笑)
松 よう「若手」って言ってたなあ(笑)

高 さあ、夏休み。
松 う〜〜ん。
高 合わさったん?
松 合わさったよ。
高 あーそう。
松 あ、でも沖縄3泊くらいやけどね。
高 あーそう。どういうメンバー?やっぱりあのメンバー?
松 えーーっと〜〜、
高 今ちゃん、宮迫・・。
松 今田、山崎、アキ、だいすけ、
高 うんうん、ん?だいすけ?
松 あのー、元チュッパチャップスの。
高 はいはいはいはい。
松 でー、キム。
高 じゃ、結構、合わさったんやな。
松 そやな。
高 結果な。
松 今回、山下はなし。
高 あ、ほんまや。
松 山下あれ〜〜、あれやで。あのーレギュラー。
高 ええっ?!どこで?
松 MX。
高 マジで?
松 MXって、
高 9チャンネル?
松 えーっとお〜〜、でも俺んとこ映れへんけど。
高 東京都のやつやろ。
松 そうそうそうそう。なんや、石原さんが作ったんやね。
高 知ってる知ってる。
松 MXレギュラーやで。あれ。帯やで。
高 ええ?
松 5時・6時半の1時間半。
高 ええっ?
松 見れる人おったら、見てみ。
高 誰と喋ってんの?
松 ぐっずぐずやで。
高 ぐずぐずやろなあ。
松 凄いで〜もう。
高 MCかいな。
松 うん。月金。
高 え〜〜。
松 どれくらいもろてんのか、知らんけど。
高 凄いね。
松 だからもう、旅行とか行かれへん。
高 良かったねぇ。

松 腹立つ〜〜。
高 ははは。
松 で、聞いたら、あのMXテレビっていうのは、都民税からギャラ出てるらしいやんかい。
高 てことは、税金や。
松 税金も払てへんあのクソガキがやなあ、俺らの税金で、
高 なるほどぉ〜。
松 ギャラ貰てんで。それがまた腹立つがな〜〜!
高 ははは。
松 ぐずぐずのオンエアーで。
高 1時間半て、凄いな〜。
松 そうやで〜。
高 はあ〜〜。
松 あんなもんがよ〜。腹立つわ、もう〜。死んだらえーねん。
高 「死んだらえーねん。」言いながら、ようメシおごってるがな。そんなん言いながら〜。

松 いや、だからね、ほんとにこのラジオ聞いてる人ね、ほんまにもし街で見かけたらね、ほんーま鼻を殴ってください。
高 でかい。でかい鼻を。
松 ほんまに殴ってください。それは、もう、大丈夫ですから。
高 OKですか?
松 OKです。
高 なるほど。税金払とるから。
松 税金、税金払とるから(笑)

其の弐 『 一人ごっつ 』

高 さあ、ここでちょっとお知らせです。96年4月から2年間に渡って、フジテレビ系列で放映された
   「松本人志の一人ごっつ」シリーズが、DVDになって復活します。
   それに先立って、松本人志一人ごっつの世界展が開催されます。

高 俺、見たよ。見てないけどまだ。その、中身見てないけど。
松 嘘やけどね。こんなイベント。
高 こんなん嘘やけどね。あれへんもんねぇ、なんにもねえ。
松 ははは。
高 行ったらおもろいわ。
松 もぬけの殻やで。
高 ははは。ほんま?行ったらおもろいけどな。ははは。おもっきり騙してるけどな。
松 うん(笑)
高 はあ〜、なんにもないねや。
松 でん、あ、電球が落ちてるだけやで。床に。
高 あ〜。でも、それはそれでなんか、考えさせられるで。
松 あ、深いね。
高 深いで。これはこれで。なんやこれ。
松 すぐ深なってまうから。
高 (笑)まっちゃんが喋ってまうと。
松 まっちゃんが、
高 すぐ深なってまうんやな。
松 舌のしらべに乗せるとね。なんでも深なる。
高 普通のことが、普通のことじゃなくなってしまうってことやね。
松 そうそうそう。
高 なるほど〜。
松 ・・はあ〜、また深なりそうなこと言うてまいそうになった!
高 いや、言うたらええがな。なんであかんの?
松 ははは。
高 深なって深なって。もっともっと。ははは。

高 これが8年前ですよ。
松 そうそうそうそう。
高 えらい・・今見てください。今見たら、もう全然新鮮やから。
松 だからねえ、この〜〜他の追撃を許さないでしょう?
高 うん。なるほど。追随を。
松 追随を。許さないでしょ?
高 うんうん。
松 もっとこうねえ、下から突き上げてくるものがねえ、あればねえ、
   俺ももっとやる気になるんすけども、もう、止まったまんまよね。もう、8年前から。
高 うん。
松 このレベルを越える奴が誰も居ない。
高 なるほど。ちょっとびびらせろ。
松 ひと休みひと休み、になってまうねん。
高 おー、一休さんや。
松 ははは。
高 ははは。
松 いや、ほんまですよ。
高 一休さんねえ。うん。なるほど〜。
松 もっと、俺を、焦らせ言うのや。
高 ほうほうほうほう。俺をね。
松 焦らせ、言うのや。
高 ははは。言いたいだけやがな。

其の参 『 旅行の憂鬱 』

松 ホテルでな、「もうえーやん、」言うて、西田と3人やってん。倉本さんと。
高 うん。倉本さんと。
松 ほいで、あの〜〜何、もう「3人一緒の部屋でええか〜」
高 うん。
松 ね?ほいだらさあ、もうあの〜3人で同じ部屋やんけどぉ、
   その倉本さんがやなあ、あのおっさんのギタレレ。
高 ギタレレ?
松 ギタレレ。
高 ウクレレの・・
松 あのおっさんね、旅行言うたら、絶対ギタレレ持ってくんねん。
高 はあ〜。
松 ギターとウクレレの間みたいなやつ。
高 ちょうど大きさ中ぐらいのやつな。
松 そうそうそう。
高 うんうん。
松 持ってきてさあ、なんかやったらぽろろろん、ぽろろろん。
高 ははは。
松 こっちもテンションのええ時はええねんけど、段々腹立ってくんねん。
高 なるほど。なるほど。
松 3日、4日一緒におると。
高 なるほどなるほど。
松 で、着いた日から、「やけに今日、ぽろろろんが多いなー」と思ってたんや。
高 ははは。
松 もう、で、ほらあーいうとこ行ったら、寝られへんやろ?
高 寝られへんな。
松 神経質やから。もう、枕も変わってるし。もう、早よ寝たもん勝ちや、みたいななったんやけど。
   おっさんまだ寝んと、ぽろろんぽろろん。
高 やってんねや。
松 やってて。
高 詩人やからなあ。
松 そうそう。
高 なあ。
松 で、もう、「も〜、倉本さん。もうええんちゃうかなあ?そろそろ。」
高 うん。
松 「近所の迷惑やで。」って言うたんや。
高 言うたんや。ちょっとまあ、近所ってことに、しときながら。
松 しときながら。んで、「ああ、そう?」言うて、やめて。やっと布団についた思ったら、
高 うん。寝た?
松 2分か、3分後に、ぐぅ〜〜〜ぐぅ〜〜言いだして。
高 ははは。それなあ、そうなんねん。もう、なんかいつもそう思わんけど、
   3日おったら、「なんやねん、それ」って思ってまうときって多いでぇ。

松 で、「これ、かなわんな〜」思て、「西田も、これ寝れてんのかな〜」思って、
   耳栓ぱっととったら、西田もやねん。
高 うわ〜。
松 結局、西田と、
高 ステレオやん。
松 ステレオで。
高 うわ〜。うーはーや。
松 これなあ、もう、ごっつ気になって、その「がー、がー、がー、がー」がちょうど互い違いのときと、
高 合うときと。
松 合うときがあんねん。
高 ああ〜〜もうう〜〜。
松 何分かに一回。
高 それを「何分ごとなんやろ」とか考えたりするしなあ。
松 ははは。
高 ははは。分かるわ〜。

松 もう、旅行ちゃうけど、もう沖縄に若手の頃、まだ全然売れてなかった頃、浜田と沖縄行った時。
高 うん。
松 もう、ずっと二人部屋で一週間。
高 うん。
松 もう〜。
高 腹立つ?
松 もう、歯ぎしりが凄いのよ。あのばか。
高 浜田?
松 浜田。
高 あーそう。
松 ぼりぼり、ぼりぼり〜。ぼりぼり、ぼりぼり〜。なんで、なんであんな音出るんやろね。あれ。
高 歯、折れへんのかね、あれ。
松 ちゃう、「折れる折れる!」と思ったもん。
高 なあ?
松 「折れる折れる!」と思ったもん。
高 ははは。ぐらいなってるよな、歯ぎしりの人って。ぎりぎりぎりぎりって。
松 で、寝られんでさあ。ほいで、明け方ぐらいなると、やっとおさまんねん。
高 歯ぎしりが。
松 そう。そっからやっと寝られる。でね、あのーそう、「奥間リゾート」っていって、
高 うんうんうん。
松 あのー、外にメシ食いにいくとこ、無いわけよ。
高 うんうんうん。
松 そこで、全部。
高 なるほど。
松 そこで朝飯も時間決まってて、それ逃したらもう、
高 食われへんねや。
松 食われへんねん。
高 うわ。
松 ほいでもう、ぼりぼり〜ぼりぼり〜があって、で、寝られへんで。
   やっと寝られる、思たら、もう2時間後ぐらいがもう、朝飯や。
高 うわ、最悪や。
松 ほいで、やっと静かになって、まだ2時間ぐらいしかなってへんのに、
高 うん。
松 浜田に上から、でーん飛び乗ってこられて、
高 うわあ〜〜。
松 「いつまで寝てんねえ〜〜ん!」
高 うわあ〜〜。ははは。
松 はははは。
高 最悪や、それ〜(笑)
松 「もうええて、もうええて・・」
高 そうなるわそれ。「もうええて」や。
松 「もうええて・・」
高 ううわあ〜、ははは。仲ええなあ、この2人。
松 ははははは。
高 ダウンタウン仲ええなあ。
松 「早よ起きろお前〜!」言われて。
高 「いつまで寝てんねえ〜〜ん!」ははは。
松 ははは。これが一週間続いたら、ほんまに殺したろか、思うで。
高 もうなあ、もう、だから、旅行は気ぃつけなあかんな。

高 さあ、「り」ですよ。「り」。
松 今日は、なんかあのー、いきなりあの、兄貴の話とかさあ、
高 あー、あー、そっちいってもうたからなあ。
松 おっかしなペースになってもうて、今更「り」もないやろ、みたいな、
高 なるほどね。
松 感じになりませんか?
高 やめましょうか?
松 やめましょうよ。しょーもない。
高 しょーもないねえ。こんなもん。「り」なんて、もともとあれへんからなあ。
松 あれへんあれへん。
高 うん。
松 「Re:japan」やね。
高 あれへん言うたのに。
松 ははは。
高 はい。「Re:japan」ね。
松 まあ、何もないですけど。

其の四 『 うさぎと亀 』

松 いつだったか、10代ぐらいのアホみたいな女にね、「まっちゃん、遅れてる〜」って言われたんですよ。
高 うん。
松 お前と同じ方向行ってへんちゅうねん。
高 それは、「HEYHEY」だったな。
松 ・・。
高 ん?覚えてるよ。
松 ははは。まあまあ、ね。
高 覚えてるよ?
松 ははは。そーいうことですよ。
高 あれは、素晴らしい意見やったね。
松 うん。
高 なんか言うて、「まっちゃん遅れてる〜。」って言うた時に、
松 うん。
高 「お前とおんなじ方、向いてない。」っていうのは。
松 そうそうそう。ねえ?
高 そらそうや。ええ事言ったなあ〜思ったもん。
   「あ、うまいこと言いよった、これ。これは、これ、これは残るで!」って思ったわ。

松 おとぎ話の話していい?
高 いいよ、じゃあしいや。
松 そうそう、こないだおとぎ話の話をしててたんや。
高 ほう。
松 おとぎ話ってさあ、
高 うん。
松 アホやな。
高 アホやなあ。アホなもん、多いな。
松 アホなもん多いし、何が言いたいのか、
高 分からん。
松 何にもなってないこともあるし、
高 ほうほうほう。
松 あと、なんとなく大枠しか分かってへん、
高 あーあるある。
松 あれ、知ってる?自分。「おむすびころりんすっとんとん」。
高 なんかあったなあ〜。おむすびころがって、出て行って。
松 あれどんな話やねん。ちゃんと言うてみいや。
高 ほんまや、ちょっとあれ、どんな話やったかな・・。おむすびがありますわな。
松 うん。
高 なっ?で、これがころころっと落ちて、中入っていったんや。
松 ごっついなあ〜(笑)
高 穴ん中に。
松 もうちょっと、人物浮かんでこな、
高 農民みたいなやつが、なんか若手がやなあ、なんか来てたんや。
松 若手かい(笑)
高 なんかを、あのーなんか、山で芝刈りかなんかやってる人が、
松 うん。
高 なーんか、おむすびを、まあちょっとお昼ごはんと思ったんやろな。
松 うんうん。
高 で、それがなんかころんと落ちて、ころころころころ〜って行ったんや。
松 うんうん。
高 で、なんか音聞こえたんちゃう?なんか、「おーい!」かなんか聞こえたんかな。
松 ははは。
高 なんか聞こえて。
松 めちゃめちゃやな〜(笑)
高 もう一個ころころ〜ってやって、「おーい」って聞こえたみたいな。こんなことちゃうかったっけ?
松 ほいでほいで?
高 で、3つめでまた「おーい」って言ったよな。
松 うん。
高 こんなことあったな。
松 じゃあ、ほいで、だから、その、最終的にどうなんのよ?それは。
高 だからこの、入っていって、
松 うん。
高 カニが出てきたんちゃうかったかな。
松 ははははははは!
高 はははは。
松 出るかあ!(笑)
高 中からカニが出たんちゃう(笑)
松 代わりに?(笑)
高 代わりに。
松 ははははは。
高 おにぎりもって。
松 それ、「猿カニ合戦」とめちゃくちゃなってるがな(笑)

松 あれはね、えっとー、まあ貧乏な夫婦がいたの。
高 夫婦やったっけ?それ?
松 確か。
高 ほう。まあええわ。うんうん。
松 確か。ほいで、まあ、その木を切るような仕事をしてて、
   ほいでそのー、おにぎりを嫁さんがね、少ない財政の中から、ねえ?
高 まあ、作ってくれてね。
松 ねえ?でー、
高 あ、それは合うてるやん。俺も。俺もね。
松 そうそう。それで昼休みに、
高 「食おう」思たんや。
松 「食おう」思たら、手から滑って、ころころころ〜って、
高 落ちて、
松 穴に入ったら、「おむすびころりんすっとんとん」って聞こえてきたんや。
高 あー、合うてるやん。それは分かれへんけど、俺もそんなん言うてたなあ。
松 そうそうそう。
高 はいはいはい。
松 で、「あれ?」と思って、「これは、楽しげな音だ」ってことで、2個め、
高 ほら!
松 2個めからわざと、
高 落としたんや。
松 ほんなら、「すっとんとん。おむすびころりんすっとんとん。」で、それがもう、楽しくて、
高 毎日。
松 毎日やってたわけ。
高 分かった。そっから向こうが、夜かなんか、お返し。お返し。お返し系やわ。これ。
松 ははは。
高 ははは。
松 なになに?
高 お返し。
松 誰がくんの?
高 中の穴に入ってる誰かが、お返し系の、
松 そこが問題で、それ誰やねん。
高 ねずみや!
松 そう!ねずみです。
高 ねずみやな!・・あれ?ねずみやなかったっけ?ねずみちゃうかったっけ?ねずみ系ちゃうかったかな?
松 でも、ねずみがなんで穴の中におんの?
高 それ、さあ、そこや。ねずみがなんで、そんな穴ん中おんねん。
松 ほいでねえ、なんかね、ごっつガリガリなってくんのよ。
高 誰が?
松 オッサンが。
高 え?その木ぃ、切ってる人が?
松 うん。
高 食わへんから。毎日毎日食わへんから。
松 そうそうそう。
高 ほうほうほうほう。
松 もう、ガリガリなって。
高 ほう。
松 なんか、ガリガリになって・・ありがとうみたいな。
高 うーわっ。
松 ははは。
高 なんやねんそれ。
松 「ガリガリでごめんなさい」みたいな感じで。
高 うん。
松 ・・。
高 いや、全―然分かれへんけど。
松 ははは。
高 何を言うてんねん(笑)
松 違うやんか。そのねずみが、ねずみが(笑)夜、尋ねてくんのよ。
高 あっ!
松 多分。で、「ガリガリになって、ごめんね」みたいな。はははは。
高 ははは。そうや、そんなんやそんなんや。そんなん、そんなん。
松 ははは。「いや、いいよいいよ。」みたいな。
高 違う。ガリガリなって、
松 うん。
高 ガリガリなって・・ねずみの子供たちが、
松 ほうほうほう!
高 おって・・
松 「あなたのおかげで、」
高 「こんなにも」っていうそーいうねずみたちの、なんかこう、感謝がくるか、
   あの日朝、窓開けたら、ものすごい量の小判が、なんかそんなんが。
松 なんやそんなん・・
高 なんか、そんな系、ちゃうか?
松 でも、そんなやろ?うろ覚えやろ〜?
高 全然、確かにそれは、よく聞いたはずやけどなあ。何回かなあ。

高 あれ、なんなん?あの「かぐや姫」の。何が言いたいの?
松 「かぐや姫」ってどんな話やったっけ?
高 竹切って、
松 子供出てくるんやっけ?
高 出てきて、で、えらいかわいいなんや、お姫、お姫様ちゃうわ、かわいくなって、
松 うん。
高 いろんな人に「こんなんどうですか。あんなんどうですか。」ってもってくるわけよ。
松 あ、「結婚してください」
高 「してください。」求愛されて、「いや、でもできません。」言うて。
   ・・・なんやそれ、結婚せえへんて、偉そうに。
松 ははは。
高 ははは。で、その後、
松 できへんことあれへんがな。
高 できへんことあれへん。したったらえーねん。そんなもんなあ?
   なんや、今思たら、偉そやわぁ。
松 ははは。違う、それはお迎えが来るからや。
高 そんなこと言えへんねん。そしたらなあ、無理難題言うねん。せやったら諦める思て。
松 あ、そうなんや。
高 せやねん。で、まあ、お迎えがきて、行くやろ?
松 うん。
高 何が言いたいの?

松 じゃあ、ちょっとあれして。「おむすびころりん」のさあ、
高 うん。
松 ちょっと調べて。
高 来週な。
松 しっかりと。
高 うん。何が言いたいねん、ちゅう話や。
松 ていうか、最後まで分かってへん。
高 ほんまやな〜。多いわ。分かってないの。「金太郎」もなんやわからんやろ?
松 あ、ほんまや。
高 熊と戦っとるで。
松 で・・勝って・・。
高 勝つのはええわいな。勝って急にえらなってもうて、急に侍さんになってもうて、
   も、森に帰ってくんのか?何してんねん。
松 ははは。
高 あれ、何が言いたいねん。あれも。
松 ははは。
高 いきなり「まさかりかついだ金太郎」。なあ?
松 そうやなあ。
高 あれも分からんわ。キャラクター先行やがな。ははは。
松 ははは。
高 分からん。
松 ちょっとじゃあ、ちょっと、なんか知らんけど、調べてください。

高 そんなん作ろうや。
松 え?なにがいな。
高 そーいう、そー、
松 おとぎ話を?
高 やれへん?
松 あー、えーよ。俺、そんなん得意やねん。
高 そんな、そんなん作って遊ぼうや。
松 遊ぼか?
高 なあ?そんなん作って。
松 ああ、えーな。今、でも込み入ってるらしいで。
高 あーそう。
松 あのねえ、あのーー、「みんなのうた」とかあるやんか?
高 うん。
松 もう、昔のあんなんじゃないで。
高 あーそう。
松 うん。もうねえ、やれ、あのー、親が離婚して、
高 おう。
松 みたいな話。
高 え?複雑な歌。
松 話題性がある。
高 話題性かいな。ははは。
松 ははは。ちょ、ほんまやって。最近の子供そんなん。
親、親が離婚して、片親だけどいいじゃないか、みたいな。
高 むちゃくちゃやな〜。
松 「片親サンバ」みたいな感じ。はははは。
高 はははは。
松 ほんま、そんなんらしい。
高 マジで?
松 マジ。マジ。
高 はあ〜。
松 うん。

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