2002.2.28(木) 22回目 五十音テーマ 「 つ 」
 今週の一曲 「街の灯り」 堺正章 (↑テーマとしては、「鶴瓶さん」)


 其の壱 『 40定年説の行方 』
 
 松本 こんばんは。
 高須 こんばんは。
 松本 あのー、ね、先週ちょっと、いい話をいっぱいしてしまったんで、 
 高須 うん。今週なんにもあらへん。
 松本 今週、スカスカちゃうか?
 高須 それでええやろ。
 松本 いや、アカンやろ。
 高須 ぴしっとせなアカン。
 松本 ぴしっとしたいねん。
 高須 そうか。よっしゃ、ええでー。ぴしっと行こか。
 松本 はははは(笑)
 高須 なんか話すことある?
 松本 えーーーいや、別になんもないっすね。
 高須 俺もなんもない。
 松本 あははは(笑)
 高須 あははは(笑)
 松本 えーと、もう2月が終わりですよ。
 高須 うわ、早いなあ〜これ。
 松本 早いで〜。マジで。
 高須 「テンションの高い2本目」って書いてあるわ、これ。
 松本 ははは(笑)
 高須 もっすごいテンション低いわ、今(笑)
 松本 いやいや、そんなことあれへんよ。俺は、俺はどんどん高なって、・・何?
 高須 今年の6分の1が終わりましたよ。
 松本 あーまあそうやねえ。
 高須 早いなあ。
 松本 うん。
 高須 あんた、もう40やで。
 松本 まあまあ、40ではないんですけどね。
 高須 今年、39や。
 松本 今年、あとはんとちで、
 高須 「はんとち」言うた。「はんとち」
 松本 ははは(笑)
 高須 半年で39かい。
 松本 39ですよ。
 高須 うわうわうわうわうわ〜〜きついぞ〜。
 松本 きついなあ〜。
 高須 ええ〜〜?
 松本 ほんまになあ。
 
 高須 もう40やでえ?
 松本 40やなあ。あと1年半で、40や。
 高須 アカン。うわあ〜これ、キツイでえ〜〜。
 松本 キツイよ。
 高須 なあ。
 松本 特に自分キツイんちゃう?
 高須 えっ?!
 松本 知らんけど。
 高須 「知らんけど」?
 松本 ははは(笑)
 高須 いやー、キツイよ、40って。
 松本 作家の40はきついやろ。
 高須 キツイ。
 松本 言うとくけど、芸人の40なんて、まだ中堅やで。
 
 高須 で、まあ来週ぐらいに聞いとこ、思ったけど、
 松本 うん。
 高須 松本人、志が、・・松本人志が、
 松本 (笑)
 高須 一回40定年説を考えたことがある。
 松本 ああ、40定年説。
 高須 言ったこと、あったね?
 松本 今でも、ゼロではない。
 高須 公言したことあったね?
 松本 ゼロではないよ。
 高須 40が、「40になったら、俺はこの業界抜けます」と。
 松本 うん。
 高須 「やりません」と。
 松本 うん。
 高須 「40で、面白いもん考えられるわけない」と。あの頃、言ってましたな。
 松本 うんうんうん。あーそうは言うてない。
 高須 40には、面白いこと考える・・じゃあ、40でやめる理由はどこにあるの?
 松本 あのーーー、だからほら、先週のぴしっとに繋がるんですけど、
     だらだら行きたないのよ。
 高須 うん。そらわかる。
 松本 だらだら生き永らえたくはないのよ。
 高須 無様なことしたないからな。
 松本 無様な思いというか・・
 高須 いや、まあそら
 松本 ゴールが無い、だらだら感がいやなのよ。
 高須 でも、笑いなんかゴールあるか?
 松本 ・・・・・うーーーん。まあないっちゃないな。
 高須 ないやろ?
 松本 うん。
 高須 自分の中でやっぱり、決めてるゴールがあるわけ?「もう、この水準の笑い、取られへん。」
 松本 うん。
 高須 「取れてないんちゃうか、あの頃の。なんか。」
 松本 うん。
 高須 「失ってんちゃうか?」っていうのあるやろ?その、そーいう恐怖心持ってるやん。誰しも。
 松本 うん、うん。
 高須 まあ、老いて行くからな。
 松本 うんうんうん。
 高須 だって、60、70の人が面白いわけないもん。
 松本 ところがですよ。
 高須 うん。
 松本 ところが、俺の計算外やったのは、
 高須 うん。
 松本 予想以上に視聴者がアホやったのよ。
 高須 ほう。
 松本 も〜〜〜、前よりひどなってるんちゃうかな。
 高須 ほう。
 松本 ほんなら、「お前らの判断なんか、なんにもならんわ!」っていう、こう、ことになっていくわけ。
 高須 んじゃ、あの頃は、視聴者なり一般人が「あ、松本落ちたな」って思われる前に、やめたかった?
 松本 うーーーん。もしあいつらが、もっと
 高須 賢かったら。
 松本 賢かったらね。
 高須 あーそう。
 松本 こないだの「ごっつ」のSPが、もし25とかとってたら、
 高須 うん。
 松本 もう、ほんまにやることなくなってたかもしれん。少なくともテレビの世界ではね。
 高須 ふーん。
 松本 でも、幸か不幸か、9でしょ。
 高須 言うな。
 松本 あはははは(笑)
 高須 9や。
 松本 9〜ですよ?!
 高須 シングル、いわゆるシングルですよ。
 松本 シングルですよ。
 高須 どシングルですよ。
 松本 どシングルですよ!これでは、やめれないでしょ?
 高須 何、それはやめれない、言うのはどーいうこと?認めさしてないってこと? 
     ゴールをきめてないってこと?どーいうことでやめれないの?
 松本 不愉快じゃないですか。単純に。
 高須 それは・・
 松本 愉快な事をしたいのに、
 高須 うん。
 松本 愉快を提供したい松ちゃんやのに、
 高須 なんかおかしな話になってきたぞ?
 松本 ははは(笑)
 高須 まあ、いいよ。松ちゃんやのに、
 松本 愉快を、愉快がテーマの松ちゃんなのに、
 高須 なのに、うん。
 松本 不愉快な思いをさせられてるわけですよ。
 高須 松ちゃんが。
 松本 愉快を提供したい人間が。
 高須 うんうん。
 松本 どうですか?こんなこと許されますか?
     食堂のオーナーがお腹ぺこぺこみたいな状態で、辞めれますか?
 高須 ・・・んん?ちょっと難しい。その、
 松本 例えはちょっと変やで。それは。
 高須 それをちゃんと言うてくれなアカンやろ!(笑)そこが膨らますもとやから。
 松本 ははは(笑)あのーだから、スムーズにいってないから。スムーズにいってたら、
     スパン!と辞めれますわ。
 
 高須 でもさ、前言うたパターンはな、
 松本 うん。
 高須 まあ、俺もしっかり覚えてるわけじゃないけど、で、40になったらやで、
 松本 うん。
 高須 「多分、40になって自分の笑いが作れるとは思われへん」みたいなこと言うてなかったっけ?
 松本 うんうん。
 高須 自分の笑いが40まで、まあ、言い方、言い方返ればもつかどうかわからへん、と。
     このクオリティを保てるかどうか、わからへんと。
 松本 うんうんうん。
 高須 あったやろ?
 松本 うん。
 高須 で、さあ、問題は落ち方もさることながら!
 松本 うん。
 高須 自分の才能が、40になった時に、あの20、30代の「ごっつ」やってた頃、、
     色んなことやってた頃の、感覚とどう違うかが多分一番やと思うねん。実はな。
 松本 うん、うん。
 高須 やっぱり、色んなもんが落ちてくる。体力的に疲れるわ。
 松本 うん、うん。
 高須 まあ、俺らもな。
 松本 うん。
 高須 でそこは、その松本人志としての「才能論」。どんだけ、その、パワーまだがあるのか。
 松本 うん。
 高須 もしくはそれがないのか、それを何かで補ってるのか、もしかしたら違うものがどーん!と出てんのか。
 松本 うん。
 高須 笑いじゃないもっとアーティスティックなものが、出てるのか。それはわからへんで。
 松本 うん。
 高須 何をもって、松本人志が基準にしてんのか、いうもんをちょっと俺は知りたいなあ、と思う。
 松本 うーーん。
 高須 一旦、笑いだけ、あの頃笑いしかなかったやろ?とりあえず、笑い。
 松本 うん。
 高須 おもろいこと。それもテレビで、おもろいことをこう、して、認められて、天下とって、
     芸人としての、ちゃんとこう、地位を持って、
 松本 うん。
 高須 で、笑いも浸透さしたい、と。 
 松本 うん。
 高須 「松本人志、天才や。笑いの天才や。」と言わしめたかった。
 松本 うん。
 高須 で、それは自分の中で、どーなっていって、40にはどうなるんか、っていうのを想像して、
     40で引退って言うたんや。。
 松本 そうやな。うまくいけばね。
 高須 うまくいけばね。それは、どこで狂ったん?
 松本 えーーーー、だ、テレビでコントをやめたから。
 高須 あ、「ごっつ」でコントを辞めたから。
 松本 うん。それも、あのー別に何?こっちの問題じゃなく、むこっかわの、
 高須 世の中的な。
 松本 世の中的な、問題やからね。
 高須 でもな、そこも合わして、「ごっつ」のピークがあったわけやんか。
 松本 うん。
 高須 「ごっつええ感じ」というピークが。
 松本 ん、まあまあええわ。そのピークっていうのは、何を指してピーク?
 高須 いや、テレビで、 
 松本 視聴率?
 高須 一応ね。それと世間的なあの、認知。
 松本 んー、そこにずれがあるからなあ。
 高須 あの頃は、じゃあピークじゃなかった?自分の中で。
 松本 うん。ズレがあるなあ。
 高須 ずれがあるかあ。
 松本 うん。大体ピークって、実際より遅いのよ。
 高須 うんうんうんうん。
 松本 だから、どこをもって、ピークってことになるのか・・。
 高須 うんうん。
 
 
其の弐 『 トーク苦労話 』
 
 高須 これ、ラジオを聞いてる人は、あんま知らん事かもしれんけど、
     「ガキ」トーク、まあ始まった頃な。トークする時に、実は話、なんか、
     「こんな話しよー。」だけぽっとあって、何も決めずに話ししてたやんか。
 松本 うんうん。
 高須 まあ、今でもそれに近いんやけど、で、やっぱ昔はなんにも考えずに行く。っ言うてたやんか。自分。
 松本 うん。
 高須 で、行って、知らんうちにおもなる。どーなるか試してみる。自分の。
 松本 うん。
 高須 舞台に立って、口をぽっとその言葉を喋り出した時に、どーオチつくか、
     どー笑いになるかわからんけど、それぐらいでいきたいねん、て言うてたやんか。
 松本 うんうん。
 高須 舞台の立ち方として。
 松本 うん。
 高須 で、その気持ちは今でも、やっぱ、ある?
 松本 うん。いや、全く一緒やで。
 高須 全く一緒。それが楽しい?
 松本 ・・・これ、だからコント作る時と一緒で、楽しいと言えば楽しいけど、
     しんどいと言えばしんどい・・だから、「ガキ」でオープニング撮って、
 高須 うん。
 松本 で、例えば山崎のなんかやりました。
 高須 うんうん。
 松本 で、山崎はオープニング取った時点で、「ガキ」の仕事は終わりや。
     で、終わって、ココリコとうわ〜って喋ってる山崎を見て、ちょっと羨ましい時もあるしな。
 高須 (笑)
 松本 「あーこいつ終わったなあ〜。俺、今からや〜。」
 高須 せやなあ。
 松本 っていうのはある。
 
 高須 出て行ってどうなるかわからへん。
 松本 わからへん(笑)
 高須 ネタも別に書いてる訳やないし。
 松本 全然(笑)
 高須 「大丈夫かあ〜?」っていうな。
 松本 「今日なんかあったかなあ〜?」って考えて、「なんにもないなあ〜〜。」
     「あれ?今週俺、何してたっけなあ?あれ、なんもないなあ・・。」っていう時の方が多いよ。
 高須 そうやな。・・そうか。そうやな。
 松本 でも、週に一回やってきますわ。で、時には30分全部トークにして下さいって時もあるわ。
 高須 うん。
 松本 で、そーいう時に限ってまた、なんもなかったりすんのよ。
 高須 一週間なんにもないしなあ。
 松本 なんーにもないねん。
 高須 そんな時なあ、苦しいなあ。みーんな雑誌読んだりしてるけども。
 松本 うん。
 
 松本 よう言われんねん。「ガキ」はあれ、打ち合せしてるんやろーとか。
 高須 なあ。
 松本 本があんねやろ、とか。
 高須 なんーにもないもんな。
 松本 なんーにもないし〜、っていうか逆に本あったら、記憶力すごいよな。
 高須 凄いよなあ。で、志村さんが言うてたんやろ?それ。
 松本 うん。
 高須 浜田のところで「あれ、本があって、」
 松本 「おかしい。」
 高須 「練習してんねやろ?」どんな練習や(笑)
 松本 ははは(笑)いや、だからそりゃ、そら出て行って、「あ、今日あの話ししよう。」
 高須 うん。
 松本 あるよ。ある時もあるよ。
 高須 うん。
 松本 無い時の方が多いけど。
 高須 多いやろなあ。
 松本 でも、その話ししたところで、浜田がどういう風に言うてくるか、
 高須 わからへん。
 松本 わからへんから、そっから先は読まれへんのよ。
 高須 それを何年やっとんねや。これ。
 松本 思いのほか浜田が、ちゃう話しになったり。思いのほか興味持ってくれへん時あるやんか。
 高須 はははは(笑)ツライなあ〜。「違う、もっともっと。」って言ってるのに。
 松本 「あ、これ興味ないんや〜。そっちこだわっていくかあ?!」っていうこともあったりするし。
 高須 それはそれで、そっちに任しとんねや。
 松本 そっちに任してみる時もあるし。でももっかい「ちゃうねん。そっち持っていたら、ちゃうねん。
     俺こっちでもうちょっと遊びたいねん。」って
 高須 なるほどなるほど。
 松本 もっかいこっち引き寄せるけど、やっぱり向こう行くから、
 高須 うんうん。
 松本 「じゃあ、もうそっち行くけど、大丈夫かなあ〜?」
 高須 「道ないように、俺には見えんねんけど・・、」
 松本 ないように・・「あ、この事、言うてんのか〜!!」
 高須 「ちっちゃっっ!!」
 松本 あははは(笑)
 高須 「無理や、そんなとこ〜。」
 松本 っていうことが、一杯あるわ。それは。
 
 高須 じゃあ、これ40過ぎても、お笑いやっていき、
 松本 うん・・。
 高須 わからんからな。1年半後、ものっすごいことになって「知ら〜ん!」言うて、辞めるかもしれんしな。
 松本 だから、なんや、ほら俺も偉そうなこと言うたって、結局コンビで、
     浜田に助けられながらもやってるわけやから、
 高須 そらそやな。
 松本 そら一人で、「40です〜。辞めます〜。ほなな、浜田。お疲れさん。」ってわけにはいかんやんか。
 高須 いかんわな。そらそやな。
 松本 そこそこ社会人としての、
 高須 いや、そらそや。そんなもん、
 松本 あれもあるがな。
 高須 「辞めます」言うたら、ダウンタウンの番組携わる人間、みんな次の日からメシ食われへんからな。
 松本 ははは(笑)
 高須 もっと言うと、吉本だってそうや。ものすっごい金を、
 松本 そう。
 高須 ねえ?失うことになるわ。
 
 松本 そんなこと言いながら、半年後にはレギュラーゼロになってるかもしれんからな。これ。
 高須 まあ、先週の話しやないけども。
 松本 そうそうそう。それはもう、わからんけど。
 
 其の参 『 華が欲しい 』
 
 松本 世間ていうのは、素人っていうのは、ほんまに、アホやな。
 高須 まあね。
 松本 いや、もっと言えば板尾なんかもそうやんか。もっともっと仕事なかったら、おかしいやろ?
 高須 うーん。まあな。
 松本 ほんとのこと言えば。
 高須 いや〜、これなあ〜、何が原因ちゅうて、やっぱりその、その人が持ってるオーラみたいのがあるやん。
     華っていうかその、キャラクターというかさ。
 松本 うん。
 高須 そーいうのが、元々薄い人っていてるやん。な〜んか。おるだけでも、華やかな人っていてるやんか。
 松本 うん。
 高須 な、別に言葉数多くないんやけど、成立してる人っていてない?なんとなく。
 松本 うーーん、まあな。
 高須 ほんで、やっぱなんとなく、声が出てて、
 松本 華って・・・
 高須 なんやろ?
 松本 なんや、あれ。腹立つなあ。
 高須 腹立つよ。でも華ってやっぱりあるからな。
 松本 あれ、どうやったら作れるの?
 高須 わからんわあ。そんなん。
 松本 なんや、色んな芸人が必死なって、もうなんや、眼鏡かけてみたり〜、
 高須 そう、眼鏡かけてみたり、毛ぇ染めてみたり〜、
 松本 ははは(笑)
 高須 アカンで、あれ。
 
 高須 曲、いきますか?
 松本 そうやな。
 高須 これは、なんで?
 松本 ん?
 高須 「街の明かり」。
 松本 マチャアキ。
 高須 マチャアキ。
 松本 ちょっと好きやねん。この曲。
 高須 あーそう。
 松本 軽〜く泣きそうになれへん?
 高須 ・・そうかなあ?
 松本 軽〜く泣きそうになるねんて。でも、絶対泣けへんけど。
 高須 結構古い歌やな、これ。
 松本 うん。
 高須 ええ歌やな〜。
 松本 なあ。でも、何が言いたいのかは、はっきりとわからへん。
 高須 そやねん。
 松本 ははは(笑)
 高須 雰囲気だけごっつええねん。
 
 高須 でも、堺さんて凄いなあ。物凄い長生きしてない?
 松本 長生きはしてないやろ。別に。
 高須 いや、違う違う。この業界で。
 松本 あーあーあー。この人だって、子役ん時から、やからなあ。
 高須 なあ?まあ、親父さんもそうやろ?
 松本 うん。
 
 高須 この人もだって、まだまだやってるからね。
 松本 まだまだやってるねえ〜。そりゃお歳暮も一杯来るわねえ。あんだけ長いと。
 高須 くるよ、そら。
 松本 俺なんか、お歳暮なんかきたことないで。お中元やなんやーって。
 高須 自分がしてないからやろ?
 松本 ・・まあ、俺もせえへんけど・・。
 高須 うちは、何個かくるなあ。
 松本 誰から?
 高須 いや、そら色んな出版者の人とか、
 松本 ええ〜っ?!
 高須 一緒に仕事やった人とか。
 松本 あ、これ吉本には来てんねやろな。も・・、桃とか。
 高須 はは(笑)桃とかか〜。
 松本 ははは(笑)
 高須 でも、そんなこともあるかもしれへんな。
 松本 うぅわあ〜、もーー。桃とか欲しいなあ・・。
 高須 桃とかようさんもらったって、腐るって(笑)
 松本 はは(笑)
 高須 俺だって、俺な、ワインとかくれるのは、
 松本 あーはいはい。
 高須 それは、嬉しいやんか。
 松本 まーまー、ね。
 高須 な?
 松本 うん。
 高須 で、お返しして。お返しせなアカンねんで?ちゃんとそれは、自分。
     面倒くさいで。一人もんの俺らは、お返しなんて、もう〜〜。
 松本 え?そんなんやってんねや。
 高須 そら、来たらやっぱり返さなアカンやろ。
 松本 社会人やな〜〜。その辺はなんか、サラリーマンやな。
 高須 ちょっとな。やっぱりな。
 松本 なあ?
 高須 でもそらそうやんか。なんか来たら、返すっていう、常識やからな。普通の。
 松本 ふーーーん。俺、一個もけえへん。一個だけ毎年、お歳暮来るのは、板尾のとこだけ。
 高須 はははは(笑)
 松本 板尾とこの嫁が、
 高須 もうそれがおもろーてしゃーない。なんか知らんけど(笑)
 松本 はははは(笑)
 高須 不思議な感じがして、おもろい。なんやろなあ。なんやそれ、なんでおもろいんやろ?(笑)
 松本 ははは(笑)
 高須 板尾の嫁。
 松本 (笑)
 高須 今年も来たんや。
 松本 今年も来たよ。
 高須 あーそう。なんやった?
 松本 コーヒーやった。
 高須 ・・・またこれ、
 松本 あの、一回もらったコーヒーがあって、んで、それがまあ、割りと「ありがとう。」
 高須 まあ良かった。
 松本 「おいしかったわ〜。」って言ったら、
 高須 本心で?
 松本 まあ、本心〜〜、まあ、6割くらい本心やねんけど、
 高須 本心で。それから・・
 松本 まあまあ、アホのひとつ覚えで。
 高須 ははは(笑)
 松本 アホの旦那とアホの嫁が。
 高須 嫁が。「あれ、あれ、あれやんか!松本さん言うたら!」思い出して。
 松本 まあ、そんなん。
 
 松本 なんやろなあ、華って。
 高須 あれ、難しいわ。
 松本 あれ、ほんまになんやろなあ。
 高須 なあ?
 松本 オーラ?華?
 高須 同じようなもんよ。
 松本 同じか。
 高須 うん。
 
 松本 どっかに売ってたら、みんなこぞって買いに行くやろな。
 高須 そら、必死やで。並びまくるで。
 松本 なあ?
 高須 「華さえあればなーー。」言うて。板尾さんも、え〜らい早い時間に、
 松本 うん。あはははは(笑)
 高須 帽子かぶって、並んで(笑)
 松本 あははは(笑)
 高須 「早ぁっっ!!」(笑)
 松本 あははは(笑)嫁に並ばせて。どっかでお茶飲んで。
 高須 嫁に並ばしといて。
 松本 あはははは(笑)
 高須 で、すーーっと、すーーーっと入れ替わって、二つ買うて買えるで(笑)
 松本 あははは(笑)
 高須 「アカン。」言うのに。「一人一個や。」言うのに。
     万が一すべったらアカンから、華、二つ。
 松本 テレビの横に置いて(笑)
 高須 横置いて(笑)
 松本 一個は、使わんと(笑)
 高須 ふつーに、ふつーにテレビの横置いとって(笑)

 
其の四 『 紅白歌合戦 』
 
 松本 俺、あの、紅白の時に、
 高須 うん。
 松本 ある種俺は、おかしーてしゃーなかったのよ。
 高須 何、何?
 松本 なんか、「すーごい団体やな、これ。」と思って。
 高須 すーごいよ。
 松本 あれーあのー、最初なんや、半球体のなんや、
 高須 うん。ぱか〜っと開くねんな。
 松本 ぱか〜開くねんけど、意外と長いこと、あそこに閉じ込められてんのよ。
 高須 さあ、そこのオーラたるもの・・
 松本 そこの・・・(笑)
 高須 そこは凄いなあ。
 松本 こいつら全員で、なんぼ稼ぎ出しとんねん、みたいな、
 高須 なあ?
 松本 とこでしょう、あれ。
 高須 オーラとオーラがぶつかりあってるみたいなかんじやもんな。
 松本 オーラ、「早よ開けなアカ〜ン!」ていう。
 高須 苦しいよなあ。もう。
 松本 ははは(笑) 
 高須 「熱っ熱っ熱っ熱い!!」
 松本 「熱っ熱っ熱っ熱い!!」で、ほんーまに熱いし。なんや〜もう、色〜んな臭いしてるわ。
 高須 ははは(笑)いや、でもそうやろ。なんや、色んなのがおるわなあ。
     一応、松本達もそうやからな。
 松本 そうそうそう。
 高須 ドリフターズもおる。
 松本 ドリフターズもおる。ま、言わばこの1年間そのー、
 高須 そうよ。
 松本 歌の世界で活躍した人間をね、
 高須 集まっとるわけや。
 松本 集まったというか、なんかもう、捕まえたわけや、あそこに。
     ぱこ〜ん、と。あの、半球が、はい、ぱこっ!て。
 高須 そりゃ、中で「ブーーーン」言うてるわな。
 松本 ははは(笑)
 高須 バッチンバッチン頭当たってるもんな。
 松本 バッチンバッチン・・(笑)「早よ、開けて〜〜!」
 高須 「何匹か死ぬ〜〜!!」ぐらいなるわ。そらそやわ。
 松本 逆に俺は面白かったけどなあ。
 
 高須 いや、俺なあ、あのー、俺な紅白見てたけど、
 松本 うん。
 高須 まあ、向こうの、手前っかわには、お笑い軍団がおったやんか。
 松本 うんうん。
 高須 まあ、Re:Japanとか、ドリフターズの人とか。
 松本 うんうん。
 高須 向こうっかわには、演歌の人達がおって、ちょっとんなんか、ぎょーさんいてるやろ。
 松本 うんうん。
 高須 で、ドリフターズの長さんとかが、はっぴ着て、あの、なんや、何?なんやったっけ?
 松本 あのーーー、えーーー、
 高須 えんやこらの時の、全員集合の時のはっぴ。座ってるやんか。
     で、挨拶してはって。自分も挨拶して。
 松本 うん。
 高須 俺、もう「うわ〜〜ドリフターズや〜〜。」
 松本 俺ね、いかりやさんと初めて逢うたかもしれん。
 高須 あーそうなん?
 松本 ちゃんと逢うたのは、多分初めてやな。
 高須 へー。挨拶してた、してたやん、自分。
 松本 おう、あ、え?なんで知ってんの?
 高須 見てたもん。そこで。
 松本 あ、そうか。現場来てたんや。
 高須 現場行ってたやん。
 松本 あーーー。
 高須 その話ししてんねや。
 松本 自分を、テレビで見てるばっかりの人間や、思ってたわ。
 高須 ・・こぉわっっ!!
 松本 ははは(笑)
 高須 いや、見てた見てた。だから、そうそうそう、挨拶してんなあ。
 松本 うん。
 高須 「うわ〜〜〜っ挨拶してる〜。これ、ドリフターズやあ〜〜。」って思って、
 松本 うーーん。
 高須 すごかったなあ〜〜。
 松本 すごいなあ。
 高須 で、あれ紅白ってな、カメラが何台もあるんやな。実は。
 松本 うん。
 高須 待ってる時に、資料用として。NHKの資料用として、ずっと回ってんねんな。
 松本 そうそうそう。
 高須 そんなん知らんやんか、多分。
 松本 うん。
 高須 見てる人は。映ってないから。バックステージのとこは。
 松本 うん。
 高須 あれ、みんな喋ったりとかして、ふつーに、
 松本 いや、そらその前の時から、とってるよ。
 高須 なあ?
 松本 前のリハーサルの日とか。
 高須 あ、あれもとってんねや。
 松本 そうそうそう。
 高須 はあーー。
 松本 なんや、ずーーっと回ってるよ。
 高須 どこで使うの?見たことないけどなあ。
 松本 見たこと無い。
 高須 その映像な。だから、なんかで使うんやろな。 ※ NHKの衛星放送で流れるらしい。
 松本 うん。                        
 高須 凄い資料やな、あれ。
 松本 うん。
 高須 誰がどんなこと喋って、ずーーっととってるやんか。
 松本 なあ?おもろいなあ。
 高須 いや、おもろい。
 
 松本 「あの人、あの人が、こんな感じになるんや〜〜!」ってことで、びっくりすることって、あるよな。
 高須 例えば、例えば?
 松本 例えば、自分の中で結構強い思ってた人が、喧嘩ごっつい強い思ってた先輩が、
 高須 うん。
 松本 ごっっついへつらってる時。
 高須 ああ(笑)
 松本 「これ以上?!」ってことあるよな。
 高須 いや、あるある。それによって、「ええ〜〜?!」まあ、その人が持ってるのもあるやんか。
 松本 あるよな。多分、それの連続やんか。
 
 高須 で、自分の中で「ううわあ〜〜」って思って、どーんどん興奮してんねん(笑)
 松本 あははは(笑)
 
 
其の五 『 M−1のこぼれ話 ・ NSCに紳助兄やん訪問!の時 』
 

 高須 いや、色んなことあるわ。
 松本 色んなことあるわ、ほんまに。やっぱり、だからオーラとか華はな、
     自分でどーすることもできへんな。
 高須 できへんな〜。いやあ、でもほらこないだ「いろもん」にな、
 松本 うん。
 高須 ほら、言うてたやん。アメザリが出て、出てきて、
 松本 うん。
 高須 アメリカザリガニ。
 松本 うんうん。
 高須 やったかな?出てきて。
 松本 松竹の子やろ?
 高須 松竹の子。そしたら、あのー自分の話しなったんや。「いろもん」で。
 松本 「いろもん」よ〜〜う俺の話なってない?
 高須 ・・べーさんがふるねん。
 松本 俺な、あんま見ぃひんねんけど、見たらいっつも俺の写真出てくんのよ。
 高須 ははは(笑)いいやんか。
 松本 うん。
 高須 喋ってくれることは。
 松本 うん。
 高須 お笑いの人がな。
 松本 うん。
 高須 で、それで、そのー、M−1ん時の、バックステージの、裏におったらみんな緊張や、と。
 松本 うん。
 高須 もんのすごいねんて。待ってる人間は、緊張して。
 松本 うん。
 高須 煙草すぱすぱ吸うて、
 松本 うん。
 高須 で、水も無いし。
 松本 凄かったなあ、あの空気。
 高須 凄いやって。で、そこに「紳助さんと松本さんが来ました〜!」言うて、
 松本 うん。
 高須 で「来たんですよ〜。」来た時にもう、ど緊張やって。
 松本 ・・うん。
 高須 「松本さんや〜!!」みんなバーーンッ立って、
 松本 ・・うん。
 高須 で、もうその時に何喋ったか、わからへんねんて。自分が。
     あのもう、すっごいすっごい緊張して、で、そのなんや?あの背はこんなもんで、
     あ、こんな感じの体つきなんや、とかそんなんばっかり気になんねんて。
 松本 (笑)
 高須 エライもんやなあ。
 松本 まあなあ。
 高須 もう俺は、全然感じてへん。
 松本 俺〜〜、そやろなあ。
 高須 もうだって、近すぎるもん。
 松本 うん。
 高須 ツバ飛んだ。
 松本 ああ、いや、うんうん。いや、そら〜俺らかてそうやったし、それの繰り返しやん。
     俺らかて、浜田と初めてに近いくらいの感じで、漫才やった時に、
     紳助兄やん見に来てんもん。NSCに。
 高須 びっくりすんな〜。それ、びっくりすんな〜。
 松本 びっくりするよ、も〜〜。
 高須 ど緊張や(笑)
 松本 ど緊張やがなあ〜。
 高須 「ううわ!見てるぅ〜〜!」
 松本 そこで漫才やらされねんで〜?
 高須 うわ、キッツイなあ〜〜(笑)
 松本 客おれへんねんで〜?
 高須 キツイなあ〜。
 松本 で、おっさんあのーあれや、あのーたこ焼き買うてきやがって、どっかで。
 高須 ははは(笑)
 松本 で、たこ焼きを食いながら、殆ど聞いてへん感じで、
 高須 聞いてる。
 松本 聞いてんねや。あいつ、あれほんまは聞いとんねん。ものすごい聞いとんねん。
 高須 しっかり。
 松本 聞いとんねん。
 高須 なあ?
 松本 うん。でも、あの、そんなに、あのー
 高須 聞いた感じにしたら、アカン。
 松本 聞いた感じでもないで〜〜、みたいな感じにしてんねん。
 高須 ふ〜〜〜ん。
 松本 イヤやったなああ〜〜。
 
 松本 もう、俺はもうないと思う。
 高須 ああ、そうやな。自分はもうないやろなあ。
 松本 も〜〜、殆どの人逢うたからねえ。
 高須 そうやんな。
 松本 うん。
 高須 俺は、まだなんや見てもアカンわ〜。ああ。
 松本 だから、もう俺なんか逆に、今、楽屋コンコン、て尋ねてこられたら、
 高須 うん。
 松本 あのー、そんな感じになって、俺を見てんねやろなー。
 高須 いや、そらそうやろ。
 松本 って思うけどな。
 高須 絶対そう。「松本さんや〜〜。」
 松本 多分、俺が何喋っても、あんまりそんなに気合い入って、聞いてないやろな〜、って。
 高須 もう、ぼーーっとしてる。
 松本 なんか、いや、ぼーっとしてるっていうかね、
     ・・・なんやろ?・・なんか、オブジェ見てるみたいな、感、感じかな?
 高須 あ、あー(笑)あーなるほどな。あ、そうかもしれん。
 松本 全然、なんも入ってない。
 高須 あーほんまやな。
 松本 うん。
 高須 ほん、そんなんやわ。

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