2001.12.27(木) 13回目 −3本目で疲れているだろうという長谷川Dの気遣いより歌強化週 ― 
 
 
其の壱 『 松本・高須の2001年 』
 
 松本 いやいやいやいや、どうも、ね、どうも松本ですよ。
 高須 高須です。
 松本 いや〜、今年最後の・・。
 高須 えぇえええ〜。
 松本 これが〜、なんだかんだ言いながら、くずくず感を決して損なわなな、なずに。13回。
 高須 噛んだやろ、今絶対に。
 松本 ・・・・なんで?
 高須 (失笑)「なんで?」やないやろ。噛んだ後に「なんで?」はないやろ。噛んだやろ。
 松本 どこを噛んだのよ。
 高須 いや、いま、噛んだやん。
 松本 ぐずぐず感を損なわなず・・、「ぐずぐず感をずっと損なわなずに」や。
 高須 絶対・・
 松本 「な」を一個多めにしてみたんや。
 高須 それが噛んだんちゃうんかい(笑)
 松本 ここで。
 高須 あ、え?実験かいな、これは。
 松本 実験っていうか、過去に一回「な」が足りひんことがあったのよ。
 高須 合わしたんや。帳尻を。
 松本 そう。もちろん。
 高須 はあ〜〜。じゃあええわ。そーいうふうに自分で思ってたらええわ。
 松本 「なんか、足りひんな〜」と思ってたのよ。
 高須 なるほど。じゃ、一生たったら帳尻合うもんな、そこでちゃと。
 松本 ・・・・。
 高須 ちゃっと。
 松本 ははは。うん。「ちゃんと」ね。
 高須 うん。
 松本 今「ん」が足りひんから、どっかで・・
 高須 絶対「ん」を足すよ。そりゃ。
 松本 足さなアカン。
 
 高須 さあ、あのー今年も
 松本 うん。
 高須 もう最後ですが。これ、何点やった?一年。自分の、そのまあ松本人志、この2001年。
 松本 うん。
 高須 何点?
 松本 俺はね〜、まあプライベート、仕事、・・今年変な一年やったね。
 高須 あ、そう?
 松本 なんかね〜、あの〜、よっ・ごっ・・・良かったりもしたんやけど、な?
 高須 うん。
 松本 なんやろな、今年変じゃない?
 高須 変。俺も変。
 松本 まあ、トータルでいきゃあ・・・まあ・・悪くはないのかなあ・・・。
 高須 何点や、何点。
 松本 ・・・・ジャスト70くらいちゃう?・・・うん。
 高須 それ、何が70にさしてんの?ちょうど、これ。
 松本 あ〜・・まあまあまあ、プライベートな事はここで語っても仕様が無いのでねえ。
 高須 仕様が無いなあ。
 松本 あれですけど。まあ、仕事的にも・・なんかこう・・・差のある一年やったねえ。
 高須 あ〜、なるほどな。
 松本 「ちゃうんちゃうか、ちゃうんちゃうか。」思いながらもRe:Japanみたいのやらされて
     ・・やらされて言うこともないけども。
 高須 あ〜。なんや、知らんけど売れて。
 松本 何や知らんけど、売れて。
 高須 売れて。
 松本 で、それも売れようが売れまいが、俺にはどっちでもええことなんやけども、
     まあ、売れへんより売れた方がまあ、
 高須 いいし。
 松本 ええか、っていうのもあるしな。
 高須 あるよな。
 松本 まあ、久しぶりにコントもやったし。
 高須 そうやな。
 松本 で、まあ〜久しぶりにやってみたら、結構いいもん撮れたし。
 高須 あ〜。
 松本 それは非常に良かったんやけども、数字が物凄く悪かったし。
 高須 これまた、不思議やな。
 松本 ははは。「どないやねん!」みたいな、
 高須 なるほどな。
 松本 感じもあってね。で、なんや〜、ああそや、ドラマ〜。
 高須 ドラマやったしな。
 松本 まあ、「明日があるさ」みたいな。
 高須 なあ?
 松本 それもなんか、なあ。別に俺もどっちゃでもええねんけども、
 高須 初回が。
 松本 初回がえらい視聴率良かったからさ〜。
 高須 びっくりしてもうて。
 松本 したらもう、ぐずぐずになっていったっていうのも・・・、
 高須 ははは。
 松本 「どないやねん!」
 高須 なんや、そんなんもあるわ。
 松本 で、ぐずぐず言うてもそない悪いわけでもないみたいなとこで、またこう・・。
 高須 そうやな、これ!
 松本 ははは。
 高須 難しいとこやんか。
 松本 うん。なあ〜んか、ほんならなんや、紅白や〜とか言うてるし。まあ、これもまあ、出れる言うのは、
     決して悪い事やないんやろうなあ・・
 高須 そやなあ。
 松本 と思いながらも、まあ俺も「本分とは別に関係無いとこやからなあ・・」と思いながらも。
 高須 不思議やなあ。
 松本 不思議でしょう?
 高須 うん。
 松本 う〜ん・・。
 
 高須 俺、今年は別に、なんかもう・・・・俺、でもドラマやったなあ・・・。半年間はずっともう・・。
 松本 うーん。
 高須 それが、大・・大きかったなあ。
 松本 あ〜、そやなあ。
 高須 あ〜。大変なんやで、あれ。簡単に言うてたけど。
 松本 大変やで。だって、俺、「伝説の教師」、俺、もの・・フル活動でやってたんやから。
 高須 いやいや、その書く方も。
 松本 やりながら、ほ、本書いてたんやからな、俺。
 高須 まあ、その、そ、現場でもな。
 松本 びっくりしたでほんま。
 高須 いや、せやけど、それもあんねんけど、
 松本 うーん。
 高須 この・・元々の本も大変やで?
 松本 ははは。
 高須 いや、脚本家のな、
 松本 いや、もちろんな。もちろんもちろん。
 高須 こらな〜、やっぱ大変やわ。
 松本 何回言うねん(笑)
 高須 いや、もう大変でしかないから、「大変や」しかないねん。
 松本 あ〜。まあまあ、これはありがたいことなんですけどねえ、またその、ドラマをね、
 高須 うん。
 松本 あのー、言うてくれるんですよ。
 高須 そやんな。
 松本 うん。
 高須 どーですか?
 松本 ほんで、まあ中居君も決してあのー、非常に前向きなんですけどね。
 高須 うん。またなんか、やりますか?
 松本 いや〜〜〜、それがね〜、やっぱりこう〜、「喉元過ぎれば」じゃないけども、
     あの大変さを忘れてしまいそうになるやろ?
 高須 決して楽な事じゃないってことだけは、覚えとかな。
 松本 で、ま、なんか楽しかった思い出・・ことばっかりが、
 高須 そうやねん!
 松本 どうしても残ってしまってな。
 高須 そうや、そうや。
 松本 それが人間のいいとこなんでしょうけど。
 高須 そうや。
 松本 「でも、いや、待てよ!」と。「騙されへんぞ!」って思うやんか。
 高須 うん。
 松本 「あんな事もあったし、」
 高須 「こんな事もあった」思うねん。
 松本 「あの時、ごっついきつかった〜!」とか、なあ、思い出すと、
     「う〜ん、ちょっと待てよ〜。」ってなるしな。
 
 
其の弐 『 初めて買ったレコード 』
 
 松本 多分ね、俺がはじめて買ったレコードって・・・初めて買ったレコードって、意外と覚えてなくてねえ、
     その時によって、記憶が散漫なので・・あんまり自身が無いんやけど、たぶん、
 高須 うん。
 松本 これ、やったと思う。
 高須 これと言いますと?
 松本 「ピンポンパン体操」
 高須 あれは〜、俺らが小学校か幼稚園の時か?
 松本 うーん。・・・結構、ブームになってね。
 高須 あーそやね。
 松本 ピンポンパン体操がね。
 高須 な?
 松本 うん。これがあの〜「虎のプロレスラーは、」
 高須 「しましまパンツ」
 松本 「しましまパンツ」言うてね、凄かったんですよ。
 
 〜曲〜
 
 松本 今、自分ん中で、踊ってみたんやけど、
 高須 踊れた?
 松本 踊られへん。
 高須 そら無理やろ。
 松本 完っ璧に踊られへん。
 高須 マジで?
 松本 うん。
 高須 うわ〜。テレビでも踊ってたもんな。
 松本 完全に踊られへん。
 高須 俺はそんなん、絶対踊らへん。その頃の俺っていうのは、前、自分も言うてたけど、
     ものっすごいスレたガキやったから、
 松本 ハードボイルドタッチやった。
 高須 ほんまに。だからそーいう、こーいうの見て、子供心に踊るようなそんな、
     こんなタイプやなかったから。「・・・へえ〜。(冷)」みたいな。
 松本 ガチャピンのあれ、なんやったっけ?
 高須 ポンキッキ?
 松本 あ、ポンキッキ。ポンキッキもよ〜う見てたなあ。
 高須 え〜〜〜?あ、そう。
 松本 うん。でも、「泳げたいやきくん」には、ハマったやろ?
 高須 あ、あれはハマった。
 松本 な?
 高須 あれは、もうだってもう、ものすごハマったよ。
 松本 うーん。
 高須 あの曲聞いてわかった。「これは売れる」と。んで、「あ!歌いたい」「覚えたい」
     だから、子供にはドンピシャやねん。やっぱわかんねんな。
     今もう、俺ら子供ののこ、こと・・心わからへんやろ?
 松本 ・・・・。
 高須 ・・・「こ」が一個多かったよ。今。
 松本 ははは(笑)
 高須 どっかで足すよ。だから。・・うん。
 松本 引かなアカン。
 高須 一生の間に一個・・あ、引かなアカンねんな。
     わかったもん。で、今わからへんやんか。「なんでこんなんが、ええねん。」
 
 
其の参 『 アニメ 』
 

 松本 いや〜、わからんなあ〜。いや、わからんな。
 高須 だって、アンパンマンとか、
 松本 うん。
 高須 おもろい?
 松本 全然おもろない。っていうか、ヒーローの顔、
 高須 あないに、
 松本 腐っ・・腐ってもうてというか、
 高須 うん。
 松本 なくなって、「新しい顔〜!」言うてるのは、
 高須 有り得へん。
 松本 ・・・有り得へん!
 高須 有り得へんやろ?有り得へん。・・わからへんもん。
 松本 なんで、子供はあれでええの?顔、「新しい顔」。
 高須 もう、わっからへんねん。だから、もうわからへんようなってんねん、俺らには。
 松本 フェイス・オフ。
 高須 フェイス・オフ。
 松本 な?何・・なんでええの?
 高須 いや、もう、そ、そ、発想や。その発想が気持ちええんちゃうの?
 松本 それは、今のその、整形美容みたいなものにも・・
 高須 あ!
 松本 繋がっていくんちゃう?
 高須 あ、ちょっとあるんちゃう?顔なんか、別にひとつやない、と。
 松本 ははは。
 高須 色んな表情をもつで、と。
 松本 なるほど。
 高須 うん。かもしれん。
 松本 でも、変わっても同じ顔やからな。
 高須 でも、微妙に違うんや。・・本人だけは、わかってんねん。いやでも、そんなんなあ、わからんで。
 松本 うん。
 高須 俺、あの「ドラえもん」とかようわかるけど、
 松本 うん。
 高須 そのピカチュウ、とかな。
 
 松本 俺ね、大体ね、あのー肩の上に乗る小動物が、俺ごっつ嫌いやねん。
 高須 ふーん。
 松本 なんやねん、それ!って思う。でも、おるよなー。大概なんかこう、わけのわからんあのーなんか、
     なんか小動物が、
 高須 おるよ。
 松本 なんか、この辺、この中途半端な位置を飛んでたり・・なあ(笑)
 高須 うんうん。おるよおるよ。
 松本 あれ、なんやの?あれ。
 高須 なんか、キャラクターつけてんちゃう?だって、その「エスパー」とかここにおったりとかさあ、
 松本 あ〜あ〜あ〜、そうそうそうそう。
 高須 肩におったやろ?
 松本 あの〜、「母をたずねて三千里」。
 高須 アメデオ。
 松本 アメデオ。あんなもん、原作にはあれへんのよ。
 高須 あれへん。あれへんけど、あれがおることによって、凄いこう、何?
     マルコのキャラクターが、立ってくるわけよ。
 松本 そうやんな、あれ。
 高須 なんかな、優しい子って感じすんのよ。
 松本 だから、あれやろな、「アルプスの少女ハイジ」でまあ、当たったと。
 高須 うん。
 松本 で、今度「母をたずねて三千里」をやるんやけど、いかんせんこれ、
     「アルプスの少女」は、なんやヤギや〜、
 高須 ピイちゃんや〜、
 松本 なんや〜おって、で、「フランダースの犬」も、
 高須 「フランダース」も、
 松本 まあ、当然パトラッシュがおったと。
 高須 パトラッシュがおった。
 松本 動物今度おれへんから、ここ弱いな〜思て、ありもせん、なんや〜あの小動物。
 高須 アメデオ。これは・・猿や、猿。ちっちゃい猿。
 松本 ちっちゃい猿。
 高須 あれな〜。
 松本 あれ〜なあ・・・。
 高須 でもなあ、あのアメデオは可愛かった。
 松本 ん?
 高須 「チュチュチュチュチュチュ」言って、俺、欲しかったもん。猿。
 松本 あれを見て?
 高須 あれを見て。あれを見て、やろな、多分。猿欲しい思たもん。
 松本 あ、そう。

 
其の四 『 林間学校の想い出 』
 
 高須 俺〜、中学ん時にな、
 松本 うん。
 高須 飛ぶけど、あの〜、自分と、
 松本 うん。
 高須 浜田と、・・俺と、
 松本 うん。
 高須 あと2人友達。
 松本 うん。
 高須 友達、5人でドリフターズ歌ったやんか。
 松本 あの〜、林間学校やな。
 高須 林間学校の時な。みんなギター持ってんねん。なあ?
 松本 それがもう、モテるとされてたからな。
 高須 そうやねん。も、それがギター持ってないと、アカン感じやったもん。
 松本 そうそう。
 高須 で、林間学校の時、みんなギターのハードケース持ってくんのよ。
     ごっつい「大人やん!」思たもん。
 松本 そやな。
 高須 で、俺らなんやよくわからへん、学生服だけ仕込んでいって、
 松本 うん。
 高須 なんやこれ。
 松本 そうそうそう。
 高須 でな、あん時、自分は覚えてるかどうか知らんけど、俺の家で稽古したんや。
 松本 うん。
 高須 で、「幼馴染み」や。最初歌ったのは。フォークスターズ(?)やっけ?
     ♪おさななじみの思いでは〜っていう歌が。
 松本 それ歌ったん?
 高須 それを最初歌ったんや。そん時に、♪そのままうちまでかけた〜け、っていう、
     走るっていう「かける」ってとこを、
 松本 うん。
 高須 ちょっと横向きになって、こう、走る格好するわけよ。
 松本 うん。・・ベタやな〜これ。
 高須 それ、自分のアイディアやで。
 松本 ははは。
 高須 俺がもう、びっくりしたもん。
 松本 モダンやったんや。
 高須 うん。モダンやった。いや、でも「そうか!歌に動きを!」
 松本 あ〜そうなんや(笑)
 高須 うん。
 松本 ほ〜。
 高須 で、それをやって、で「どうしようか〜」言うて、
     俺はその時なんか知らんけど・・・・、書いてたわ。
 松本 書いてたんや、自分。
 高須 書いててん、俺。
 松本 ははは(笑)
 高須 だから、そこは誰も書かへんから。
 松本 すごいな(笑)
 高須 うん。ほんで、浜田はな、俺の家でな、もう覚えてんねん。
 松本 あいつ〜あの、こんな細かい打ち合せせえへんからな。
 高須 せえへんよ。で、俺のうちで、なんや知らんけど、俺の本ばっか見て、
     キャッキャ、キャッキャ言うてんのよ。
 松本 あ〜、そうそうそうそうそう。
 高須 で、ちょっとOOちゃん(友達)もそれに乗っかってんのよ。
 松本 う〜ん。
 高須 「うわ〜ごっつええやん。こいつええなあ〜。」とか言うてんのよ。
 松本 で、俺はちゃんとしてたでしょ。
 高須 ちゃんとしてる。で、俺もちゃんと書いとかな、間に合わへんから。
 松本 うん。
 高須 で、△△△△(友達)もそういうとこあるから、
 松本 あ〜そやなあ。
 高須 入ってくる。で、「どうしようか〜」言うてやってんの。
 松本 ・・・なんにも変わってないんやなあ。
 高須 なあんにも変わってへんで。
     ・・・さてさて、その歌が、このドリフの歌をだ〜っと歌ってって 優勝したんや。
 松本 なんかあの〜、トーナメント方式になってたな。
 高須 そうそうそうそう。
 松本 全部で3回、4回ぐらい勝つと優勝やってん。
 高須 4回。
 松本 凄かったな、あれな〜。
 高須 俺ら、優勝してん。ギター持ってる奴、関係無く。
 松本 そうそうそうそう。なんかあの〜、あれはなんやろなあ、あの〜、
     2枚目を3枚目が・・・
 高須 勝ったみたいな。なあ?
 松本 上回った、みたいなねえ。・・ちゃうわ、逆や。
 高須 3枚目が勝ったと。
 松本 凄いですよね。う〜ん。
 高須 ちょっと聴きましょか。
 松本 「ズンドコ節」?
 高須 うん。
 
 〜曲〜
 
 高須 いや〜考えたけどな、あん時も自分がやっぱりなあ、振りつけを言うてたわ。
 松本 ・・こだわってたやろ?
 高須 こだわってた。そいでな、俺、いまだに覚えてんねん。その、さっきのな、
     ♪そのままうちまでかけたけ、で、その走るポーズするのな、
 松本 うん。
 高須 横向いて、
 松本 うん。
 高須 これを覚えてたん、俺と自分だけやってん。
 松本 ・・あ、みんな忘れてたんや。
 高須 みんなとんでんねん。
 松本 せやろ?
 高須 うん。
 松本 そやねん(笑)
 高須 びっくりしたわ!
 松本 ははは。
 高須 アンバランスにも程がある!俺、もう怒ったもん。「うわ〜っ」横見て。
 松本 ええ加減やもん。
 高須 そーやな。
 松本 あのねえ、浜田なんかはねえ、あの〜、
 高須 うん。
 松本 あいつは、出来あがったもんを、
 高須 うん。
 松本 あの〜「こうこう、こうこうなりました。」って言って、
 高須 うん。
 松本 「ふんふん、ふんふん」言うて、
 高須 うん。
 松本 んで、仕切るから、
 高須 うん。
 松本 なんか知らんもんが見たら、もんすごい浜田は、あの〜・・
 高須 できる子や、と。
 松本 できる子や、と。
 高須 ははは!
 松本 なんもできへんでえ、あれ。決まったもんを、バシッとしよんねん、あれ。
     「する側」の立場やから。
 高須 そうやなあ〜。
 松本 それを決めてんのは、
 松本・高須 こっちやねん!!
 高須 なあ?
 松本 うん。
 高須 いや、ほんでな、そん時も浜田は、やってへん。
 松本 やってへんやろ?あいつ。
 高須 やってへんねん。
 松本 そやねん。
 高須 ものすごそれ、気になったから、
 松本 おお。
 高須 「はっきりやらな〜。そこは揃えるで〜。」
 松本 うん。
 高須 そら、揃えたら笑いになるやんか。
 松本 ・・・。
 高須 いや、そら低い笑いやで!でも、歌の最中にそんな全員が、ピタッて横向いて、
 松本 やる思えへんからね。
 高須 やる思えへんから。右向いて、スッと。
     それをもう、とんどんねん。もうぐずぐずや、だから。
 松本 はは(笑)
 高須 俺と自分だけや。覚えてたん。ははは(笑)
 松本 アカンなあ〜(笑)
 
 
其の五 『 たけしさんとブルース・ウィルス 』
 
 松本 自分、誰見たら、今でも興奮してまう?・・・殆どみんな会うたか。
 高須 逢うたな・・。あ!びっくりしたんは、日テレでたけしさんに会うたのびっくりした。
 松本 ・・・そう。
 高須 俺、クローク歩いてて、タレントが3階やって、で、下降りよう思て待ってたん、ずっと。
 松本 え?どのくらい前?
 高須 う〜ん。4年か5年か。
 松本 え?そんな前でもないやんか、自分。
 高須 そうやな。
 松本 興奮したん?
 高須 興奮ていうかな、まさかそんな人がおりてくる思えへんやん。
 松本 うん。
 高須 で、ずっとまあ〜、この業界もちょっとまあやりだしてる時やから、
 松本 うん。
 高須 色んな人逢うてるから、「別にそんなびっくりもせえへんわ」思うし、
     なんや、普通に、なあ?タレントうろうろしてるわけやから、
 松本 うん。
 高須 で、エレベーター待ってたわけよ。バーッと。
 松本 うん。
 高須 で、下からすーっと上がってきて、でそれ、「来た来た」思って、それ、俺一人やってん、それな。
 松本 うん。
 高須 で、まあ「降りたらええわ。」思て。チンて開いたら、たけしさんがいてる!中に!
 松本 うん。
 高須 で、そこの中にお付きがバーッとおるわけ。んで、まあ出てくる人が先やから、
     ドワーっとくるやん。で、もう完璧に1mくらい先に目が合うてるわけよ。
 松本 うん。
 高須 パカーッと。
 松本 うん。
 高須 それは、やっぱなあ、
 松本 うん。
 高須 「たけちゃんや!たけちゃんや!」思てもうた。
 松本 ・・ふーん。
 高須 ・・まあ、恥ずかしながら・・(笑)
 松本 ははは。
 高須 もう凄く、その一日は、「たけしさんと目え合うてもうたなあ〜。」って思ってたわ(笑)
 松本 ははは。
 高須 ははは。
 松本 へえ〜。
 高須 自分は?
 松本 もうないなあ〜。
 高須 長渕剛もちょっと・・
 松本 俺、外タレ興味ないやろ?
 高須 あ〜、な〜んにもないやろ?そんな言うたら。なあ?
 松本 な〜ん・・むしろ、一番ないから〜。
 高須 うん。どーでもええやろ?
 松本 誰が来ようが。
 高須 うん。ベビーフェイス来ても関係あらへんしな。
 松本 あ〜、全然関係あれへん。
 高須 なあ。
 松本 う〜ん。
 高須 マライアとセッションしても、関係あれへんもんな。
 松本 なんにもあらへん。
 高須 なあ。
 松本 ・・誰やろ・・。リチャード・ギアでも、なんでも、関係あらへんもんな。
     そんなん逢うたこともないけど。
  
 高須 あ、俺でも、あいつちょっときたわ。ブルースウィルス。
 松本 あ〜あ〜あ〜。
 高須 握手した時にこう、
 松本 握手したんかいな!?
 高須 握手してもうた。
 松本 もうなんやコイツ。お前は、ほんま
 高須 いや、違う違う。
 松本 パサパサやな。
 高須 取材、取材。
 松本 取材でも、握手することあれへんがな。こっちから求めへん限りはよお。
 高須 ・・・いや、一応ちゃんと挨拶するがな。「よろしくね。」っていうのは。
 松本 あ〜、あいつら握手しよるからな。
 高須 そうや。だから、そんな握手があるやん。で、握手する時に、
 松本 うん。
 高須 バチ〜ンってこう・・あの、
 松本 静電気がきたんや。
 高須 静電気がきたんや。
 松本 ほうほう。
 高須 で、「オウ!」って笑い出して。
 松本 うわあ〜。そのままやん。
 高須 うわ「オウ!」っていうこの顔のこんな感じで、「ダイハード」にあったな〜とかな。
     ベタに思ってもうたわ。で、途中ちょっと・・
 松本 「ダイハード」、あんな危機を切りぬけた男が、お前、静電気くらいで「オウ!」て。
 高須 「オウ!」言うたもん。「オウ!」
 松本 ははは(笑)全然アカンやん!
 高須 それがな、
 松本 うん。
 高須 途中で一回、インターバル、休憩はさむわけよ。
 松本 うん。
 高須 煙草ボッともってくんのよ。
 松本 煙草吸いよんねん。あいつ。
 高須 吸いよんねん。で、また親指と人差し指で持って、こう、
 松本 ほうほうほうほう。
 高須 「ハ〜ッ」って。
 松本 なんか、そんな吸い方しとったなあ、あれ。
 高須 あれしよったんや〜。
 松本 ってことは、演技やないんや。
 高須 いや、それか、
 松本 素やん。
 高須 それか、俺らにまでその感じで、ふわあ〜〜〜
 松本 あ〜〜。
 高須 「『ダイハード』の俺ですよ〜。」みたいな。
     「もう一回思い出して頂戴。」みたいなサービスカットかもしれんけど。
     んで、頭うっすい・・薄いねんけど、金髪にしとんねん。
 松本 うん。
 高須 で、それセット・・セット・・
 松本 どっち側やねん。
 高須 (笑)いや、セットしてるわけよ。
 松本 ははは(笑)
 高須 したら、こう、び・・あの〜、なんちゅうの?女の人二人くらいに、
 松本 うん。
 高須 テカリを抑えてもらって、もう一回ファッファッファッファさせて、
     頭ちょっとファッファッファッファさせて。
 松本 (笑)
 高須 (笑)で、ま、煙草キュってやって、で「ごめんね〜。」みたいな感じで、にこっと
 松本 へえ〜。
 高須 で、また始まんねん。
 松本 あんまりなんも感じへんなあ〜。
 高須 自分あんまり、そんなん好きやないからやって。

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