2007.6.9(土) 297回

今週の一曲 『 燃えよドラゴンズ! 』 

其の壱 『 第60回カンヌ国際映画祭に行って ・ 映画プロモーション疲れ 』

松 あーー、あーー、嗚呼!!花の松ちゃんです。
高 どもー、光聖A GO GOです。
松 ね、
高 ね。
松 えー、ほんとに、今日はもうダメですよ、僕。
高 寝起きかいな?
松 寝起きっていうかね、あのー、ジュニアの電話で起こされたんですよ。
高 あー、なるほど。「いいとも」で。
松 「いいとも」で。
高 ほー。
松 まあ、「ジュニアの電話」っていうか、
高 うん。
松 スタッフの電話なんですけどね。
高 おーい!
松 ええー。
高 ジュニアの電話、それは。
松 ははは。
高 ジュニアからの、
松 いや、違いますよ。そら一旦は、スタッフ、電話るんですよ。
高 あ、なるほど。「起きとってくださいね。」
松 ええ、「いいですか?」
高 そらそうやね。
松 そらそうですよ。
高 急にはちょっと失礼、
松 いきなりジュニアの電話っていうのは、
高 なるほどね。
松 ないですからね。

高 色々あった2週間でしたね。
松 この2週間、
高 実は、カンヌ行ってましたからね。
松 いや、カンヌも行ってました。色々ありました。
高 うん。
松 もー、あの、あれですね、
高 ・・・うん。
松 ・・。
高 はよ言えよ!もう。
松 宣伝疲れ。
高 あー。ちょっともう離れたい?しばらく。
松 離れたい。
高 もう『大日本人』、あなたの中で終わってるでしょ?
松 うーーん、おわ、そういう・・感じはないんですけど、
高 うん。
松 とにかく、「どうでした?」「どうですか?」
高 うん。
松 もう映画のことを、で、コメントを求められることが、ほんまにもうしんどいね。
高 カメラ回ってる時点で疲れるもんね。
松 はいはい。
高 単純に。

松 意外とフランス人も混じってますからね。
高 疲れんねんなー、あれ。
松 フランス人、疲れますよー。
高 言うても、通訳交えてるからね。しかも。
松 一回一回こっちが言うたことをフランス語に直して、
   向こうに伝えて、また、もうそれの繰り返しでしょ?
高 ドイツ人もいましたね。
松 あ、ドイツ人もおったか。
高 うん。
松 うーん、で、向こうの人たちは、あのー日本のマスコミと違って、
   いい、いいとこ悪いとこあるんですけど、真面目というか、
高 うん。
松 政治にものっすごく興味があるから、
高 うん。
松 あの、「これは、物凄い政治がらみな映画だな」みたいな、
高 おー、
松 まあ、確かに若干そういう部分もあるんですけど、
高 うん。
松 そこをものっすごい追求してくるから、
高 あー、なるほど。
松 うん。「うわ、こいつら、もう真剣か、お前ら!」みたいな、
高 真剣でしょうね、
松 うん。
高 そこはね。
松 でも、その取材ってあんま面白くないやんか。
高 やってる方はね。
松 やってる方は。

松 コレが物凄い疲れるんですよ。
高 分かります。
松 あと、はな、フランス人の鼻毛とかが、もうガッバー、
高 あー(笑)
松 ドルチェアンドガッバーナなんでー、
高 ははは!
松 (笑)
高 いや、ほんとすごい、
松 すーごいんですよね、
高 耳家、耳毛もすごい、
松 彼ら、まあ、あの人たちというか、
高 ねえ(笑)
松 あの辺はもー、
高 気にしてないねん。
松 気にしてないんですね。
高 女の人も、ヒゲはえてるからね。普通に。
松 ヒゲはえてるんですよね。
高 ね。
松 で、タバコもガッバー、ドルチェアンドスッパーナなんでー、
高 ははは。後付けやな、おい(笑)
松 (笑)
高 いやでも、鼻毛はほんまそうでしたね。
松 すごいんですよ。
高 ガッバーナでしたね(笑)
松 ガッバーナなんですよ。

松 腕毛、にゅーん!でしょ?
高 あれすごいね。
松 あの辺が、もう僕は、もうね、
高 フランス人て、やっぱりすごいね。
松 あー、考えへんねや。
高 考えへん。
松 ええんや。
高 ええねん。胸毛もぼっさーーやろ?全然、隠すことなしに、
松 そう。
高 いるでしょ?
松 そうなんですよ。
高 はー、すごいなー。

松 あれは、マイナスにはならない、
高 げん、
松 マイナスポインツにはならないんですよ。
高 うちらにはなるけどね。日本では、
松 うちらで、あれはもう5点引き、10点引き、
高 いや、そんな、10点は絶対に引かれるよ(笑)
松 それはもう鼻毛アンド、
松・高 ガッバーナ
高 なんて、絶対ダメでしょう。
松 25点引き、言われとるからね。
高 いや、そうね。それで、
松 日本市場ではね。
高 そらそうですよね。レートでは。日本のレートでは。

松 僕が言うてんの、女子ですよ?
高 ええっ?!
松 鼻毛アンドガッバーナは。
高 鼻毛アンドガッバーナ、女子かいな?!
松 がっばり、ガッバーナ、さながらの。
高 うわ、
松 それでもう、「ダイニホンジ〜ン?」
高 うわー、あかんあかんあかん(笑)
松 「ジュウ〜?」言うて、聞いてきますからね(笑)
高 うわ、怖いでー。
松・高 ははは。
高 そら怖い、そら怖い(笑)
松・高 「シメルノジュウ〜?」
松 言うて聞いてきますから。
松・高 ははは。
高 そら怖いわ。「ハネルノジュウ〜?」(笑)
松 (笑)
高 「ボンジュール」に近いな、
松 「ボンジュール」に近いんですよ。
高 ねえ?
松 この「ジュウ」がまた。
高 ねえ?
松 ちょっとかぶってるんですよ。

松 かぶったってしゃーないんですけどね。
高 今聞いたら、そうやったな。
松 ええ。
高 へー。
松 そんなこともあってもー、ほんとにもー、おつかれちゃんですよ。
高 おつかれちゃんでしたねー。

高 明日公開なんですよね?
松 ああ、そうです、そうです。
高 あ、本当は、聴いてる人はもう公開されてますけど、
松 ええ。
高 もう6月1日ですからね。これね。
松 うーん。
高 いや、色々ありましたな。60回、カンヌ映画祭、国際映画祭行って来ましたけども。
松 はい。ええ。
高 ねえ。
松 すごかったですよ。
高 強行突破。
松 すごかったですよ。
高 ねえ。俺おもろかったんがね、
松 うん。

高 まあ、僕ら飛行機乗りますわ。
松 うん。
高 わーっとね。
松 うん。

高 ファーストクラス通っていくじゃないですか。
松 うん。
高 あそこにー、すごかったじゃないですか。木村拓哉はいてるわ、
松 はーはー。
高 香取慎吾はいてるわ。
松 はーはー。そうそうそうそう。

高 ほいで、ファーストに行くのがあなた1人やったもんね。
松 そうなんです、そうなんです。
高 俺もう、あれ見て、「うわ、これシーキビやなー!」思て、これ。
松 ははは。
高 「これ、10何時間シーキビやでー。」思て。
松 そうなんですよねー。
高 あれきついよねー。

高 ジャニーズの、な、一員さん?みたいな感じやったで、あれ。
松 そうやねんな。
高 うん。
松 でも、ファーストって、やっぱり高いんやろうな。単純に。
高 そら高いですよ、あんなもん。
松 フランスまでって言ったら、特にですよ。
高 100万以上ですよ、あんなの。

高 ジャニーズ軍団は、なんとなく4名までファーストあり、
松 4名ぐらいおったんですよ。
高 入ってたんです。
松 ええ。
高 でも、じゃあ、吉本は?つったら、
松 うん。
高 演者1人やからね。
松 僕1人なんですよ。
高 ははは。

高 で、あなたの後ろがキムタクやからね。
松 そうなんです、そうなんですよ。
高 木村くんが、ずーーっと後ろいてるわけでしょ?
松 うんうんうん。
高 寝られへんな。
松 斜め後ろぐらいに香取君おるしね。
高 うわうわ、大〜変やでー。
松 なーんか、シーキビですよね。確かに。
高 シーキビですよー。
松 ええ。

高 でも俺ね、やっぱりね、天下の木村拓哉の方がイヤやと思いますよ。
松 うーん。
高 やっぱ口開けて寝られへんもん。
松 そうそうそう。
高 ねえ。
松 ほいでね、あーいうファーストぐらいになるとね、
高 うん。
松 スエット上下みたいなのくれるんですよ。
高 うーわ、いいですねー。
松 で、ゆったりと、
高 うん。
松 お過ごし下さい、って感じで。
高 うん。
松 でもね、
高 うん。
松 すーごい正直それはもう、ダサいんですよ。
高 その格好がね。

松 でも、俺はもー、しんどいから、関係あれへんから、
高 パンツんなって、ば〜着替えて、
松 もー、すぐ着替えるわけですよ。
高 うん。
松 もう着替えたいやろな、あれ。
高 着替えたいよ、そらー。
松 着替えたいよなー。

松 一切してなかったよ。
高 あかんわ、それ。
松 もう、寝る時も、もうポーズ、ぱしーーっと、決まった感じで(笑)
高 いや、ほんまそうや。そうや思うわ。
松 ははは。

松 大変なんやろなーと思ってた。
高 ぐらい、
松 うん。
高 やっぱり木村拓哉は、ちゃんと演じきるんやって。
松 うーん。
高 そら、大変。疲れるでー。
松 俺なんか、何〜発も屁ぇこいたったけどな。
高 ははは。あれ不思議やね。
松 (笑)
高 飛行機ってなんか屁ぇ出ぇへん?
松 何発も出る!
高 ね。
松 いっぱいこいたった!

高 で、全然臭えへんしね。
松 全然、いや、臭うよ。
高 え?!匂ウノ獣かいな。
松 匂ウノ獣や。ジュウ〜〜?
高 いや、それはええやんか(笑)
松 ダイニホンジ〜ン?
松・高 ははは。
高 何っ発も屁ぇこいた(笑)
松 何っ発も。
高 そらね、万が一があるから、木村拓哉こかれへんよ。
松 そうなんですよねー。
高 香取君はまだ、木村拓哉いてるから、いけるけどね。
松 あー。
高 どっちか言うたら、まだね。
松 あとほら、ファーストなんで、トイレがね、
高 はいはいはい。
松 あのー、一個、あるわけですよ。

松 それ行こう思たら、
高 うん。
松 絶対に晒すわけですよね。
高 自分の前へ、
松 俺、
高 松本、松本人志の前通って行かなあかん、
松 そうそう。帰ってくるときも、勿論、そんなんもあるんで。
高 うわー。スポーーー!!
松 ははは。
高 いうて、出てこなあかんねや。

高 俺、一回行こう思たんよ。松本ヒマちゃうかな?思て、
松 うん。
高 一回遊びに行こうかな、思たけど、
松 うん。
高 「まあ、ええか。」
松 いやあれ来ても、イスが一人用のがぽんと、あの、
高 な。
松 そうやねん。
高 あれ、不思議な席やったな。
松 不思議な席やねん。

松 いやー、大変ですね。
高 じゃあ、何も言葉を交わさず?
松 まあまあ、交わしてないことはないですけど、まあまあまあ。
高 何?「あ、どうも。」みたいなことやろ?どうせ。
松 まあまあまあ。

高 何喋んのよ?でも。
松 いや、それはいちいちいいじゃないですか、そんな。
高 絶対喋ってへん。
松 あのね、あのーー、
高 絶対喋ってない。
松 これ僕の、
高 うん。
松 僕は決して育ちは良くなかったかもしれへん。
高 うん。
松 でも、
高 うん。
松 なんていうのかな?精神的な部分では、
高 うん。
松 すっごいやっぱり、
高 貴族?
松 貴族なんですよね。
高 サー。
松 で、例えば僕、まあ、カンヌでたけしさんと会いました。
高 うん。
松 短い時間ですけど、まあまあ、わりとお話しました。
高 うん。しましたね。
松 それを、まあ、あの、記者の人たちとか、
高 うん。
松 どこで漏れたんか知らんけど、
高 うん。
松 「会ったらしいですね。」
高 あ、これ、
松 「どんなお話しましたか?」って、
高 はいはい。
松 聞いてくるじゃないですか。
高 はいはい。
松 僕、あーいうの言うの大っ嫌いなんですよ。
高 すごいね。
松 別に聞かれて困る話はしてないけども、
高 うんうん。
松 なんかそれって僕、下品やな!って思うねん。
高 これ、すいません、今、僕下品なこと聞いてます?
松 お前は下品や!
松・高 ははは。
松 下品な果物屋や!
高 果物屋バカにすんなよ。
松 ははは。

松 2人の中の話やんか。それを俺の独断と偏見で喋るっていうのは、
高 なるほど。
松 俺、俺は別に気にせえへん、
高 なるほど。
松 会話かしらんけど、
高 なるほど。
松 相手にとっては、なんか、言われたくない、
高 あー、それはそうね。
松 話かもしれないじゃないですか。
高 でも、たけしさん言うてましたよ。
松 そうやねん。だから、
高 たけしさんが言う分にはええ、ってことね。
松 たけしさんが言う分にはええし、たけしさんが言うってことは、
   「あ、じゃあ、あの話は言ってもええんかな」って、
高 うん。
松 俺は相手を見てから決めます。
高 じゃあ、その木村拓哉君の話は、
松 うん。
高 あんまり向こうも言わないんで、
松 うん。
高 こっちも言うてもしょうがないな、ぐらいの、
松 うん。
高 そんな話したの?そんな深い話を。
松 全〜然してないねん。ははは。
高 なんやねん。
松 ははは。
高 どないやねん!腹立つなーー。
松 ははは。・・ちょっと待って、全然ウケてないな(笑)
高 いや、そらそうやろ。

高 で、出てきたじゃないですか。
松 ええ。
高 降りました、
松 ええ。
高 空港降りました。
松 ええ。
高 パリですわ。
松 パリですよ。

高 俺らも急いで行ったらなあかんと思ったわけよ。
松 うん。
高 言うたって、
松 うん。
高 ファーストには松本1人やから。
松 あのさぁ、自分ほんま、俺のことを、
高 うん。
松 いや、ある種すごく嬉しいけど、
高 うん。
松 俺のことをそうやって気づかってくれて。
高 うん。
松 でも、
高 うん。
松 一方では、
高 うん。
松 もう、俺のことを、
高 うん。
松 もう、なんやと思てんねん。8歳児ぐらいの感じやんか。
高 あのね、あのね、
松 (笑)

高 もうね、SMAPに押し出されて1人で歩いてて、
松 そんなことないわ(笑)
高 もう、ほぼ自分で歩いてへんねん。
松 なんでもかんでも、
高 後ろからSMAPが来るから、
松 面白おかしい喋ろうとしなや(笑)
高 違うよ!ほんまやねん!
松 どんな感じやねん!
高 いや、だから、
松 SMAPに押し出される形、て(笑)

高 後ろから、団体が来るもんやから。
松 違うわ(笑)
高 (笑)
松 木村が「あ、一緒に行きましょうよ。」って言うたから、
高 うん。
松 「あ、そうか。」って言うて、一緒に行ったんやんか。
高 全然喋ってへんかったやんか、自分。木村君と。
松 喋ってた言うねん(笑)
高 喋ってへん、前の方に押し出されるように、しょうがなく前へ歩かな、
松 そんなひっきりなしに喋りながら歩けへんやんけ。そんなもん。

松 それはあかんで(笑)
高 それはあかんの?(笑)
松 なんかラジオ聴いてる奴、ものすご俺、うわ、なんかもう(笑)
高 なんやの(笑)
松 捏造や!(笑)
高 捏造やないよ、ほんまや(笑)

高 あれはちょっと俺はね、あ、これは松本、ほんまは、
松 うん。
高 もうちょっと何人かおったら、せめて喋り相手おったらええけど、
松 ごめん。ほんーーまに、(笑)
高 いや、
松 ほんまにそれに関して言うと、(笑)
高 うん。
松 ほんまに何もないわ(笑)
高 ほんま?
松 うん。
高 俺はだから、いや、これは俺思ったんですよ。
松 うん。
高 「吉本さん、」
松 うん。
高 「あーいうときはマネージャーがスッと行ってあげなあかんよ。」とかね。
松 あー。
高 何人かが、それやっぱりね、で、出る前は、
松 うん。
高 スッと行かないと。スッと行ってはったもん。ジャニーズ。
松 うん。

松 あ、ジャニーズと吉本の、その体制の悪さ、
高 そう。そこは行ったほうがいいんじゃないか?って、
松 なるほど。
高 思ったんですよ。
松 吉本批判をして、
高 批判じゃないけど、それはやった方がいいんじゃないか?って、僕は思った。
   僕はそういうの気になるタイプですから。
松 そうですか。

高 ただまあ、押し出されるように来てたから、
松 (笑)
高 ものすごい、もう、せっつかれて歩いてるみたいな感じやったから、
松 もう、押し出されたでええわ、ほんなら(笑)
高 ははは。

高 僕ね、ブログにたけしさんとあなたが会ったことは、書いたんですよ。
松 うん。
高 僕、内容は聞いてへんから、聞かへんかったから、
松 その時自分、おれへんかったよな。
高 うん。だから、いや、俺らだって、見て、見てたよ。
松 あーそうか。
高 だから、その時に、何を聞いたか、みんな聞けへんかったやん、あなたに。
   実際、どんなこと言うたか聞けへんかったやん。
松 あー。
高 それは、だからそれは、なんとなくみんなが、
松 すごい人いっぱいいたんですけど、
高 そう。
松 結局、喋ってたん2人で喋ってた。
高 そう。
松 ちょっと、多分、
高 話して、
松 うん。誰も聞こえてない。
高 うん。それは大崎さんも、
松 うん。
高 みんなが、
松 うん。
高 2人が喋ってるから、
松 うん。
高 って、
松 そうでしょ?
高 うん。ぐっと引いて、
松 そうでしょ?いや、俺もそう思って。
高 そう。
松 それをなんか、「どんな話した?」とか言うのは、
   俺は、下品やなーと思うんですよ。
高 まあ、それはそうですね。
松 目下の俺から言うのは。

高 何言われたの?たけしさんに。もっと言うと、ちゃんと言われたのは。
   もうええやん、この際だから。たけしさんも言うてるから。
松 いやだから、そういう感じのことですよ。
高 あ、ほんま?
松 うん。
高 出て行って、ちょっと立ったりすることもあるかもしれへんけど、みたいなこと?
松 うん。そういうこと、そういうこと。
高 そんなことは、みんなあるでー、
松 うん。
高 俺もあったでー、みたいなこと?
松 うん。
高 それだけかいな。
松 他の監督の話とか、
高 ウォン・カーウァイ、
松 まあでも、そんな〜〜あれですよ。
高 ただまあ、挨拶したぐらいやからね。実際はね。
松 そうそうそう。それよりもーー、オフィス北野の、
高 うん。
松 多分偉い人なんでしょうけど、
高 うん。
松 全然、深い意味はないでしょうけど、
高 うん。
松 ちょっと俺は、もう「あー。」って思ったのは、
高 うん。
松 「三又が、いつもお世話になってます。」
松・高 ははは。
高 色んなん聞かれてんのかな?これ、じゃあ。聞いてはんのかな?(笑)
松 それはちょっと、
高 うん。
松 カンヌでね!
高 三又の(笑)
松 「三又」って名前が出てくること自体が、俺はなんか、
高 まあね(笑)
松 なんかもー、
高 びっくりするよ(笑)
松 「ああ〜〜〜」みたいな、
高 あー、まあそらそうですよ(笑)
松 「いえいえいえ、」
高 「いやいやいや、そんなに、そんなに」
松 「そんなに、そんなに。」ってことで。
高 そうですかー。

高 でも、実際はね、たけしさんと3回会ったもんね。実は。細かく。
松 そうや。ほいでー、
高 その後な。
松 帰りの飛行機も、
高 もー、
松 よもや、今度はー、
高 うん。
松 行きはジャニーズ、
高 うん。
松 帰りは北野武というようなことになりかけたでしょ?
高 うん。
松 ファーストが。
高 びっくりしました。
松 もー、これはシーキビですよ。
高 シーキビ、たけしさんの方がシーキビですよね。
松 うん。
高 で、たけしさんも気ぃ使いはるから。物凄い気ぃ使い、
松 この12時間は、シーキビですよ。
高 もー、これはあかんよね。
松 もーーー、逆にひざに乗るしかないで。
高 ははは。肩に乗るか、ひざに乗るか。
松 逆にね!もう。
高 あー、そらそうやな。
松 もうどっぷり預ける感じで。
高 耳ほじくってもらう感じで。
松 もー、ほんとに。じゃないともう、こんなもんムリですよ。
高 そらそうやね。

高 ニースの空港で、
松 うん。
高 たけしさんと会いはって、
松 うん。
高 で、一回あなたも喋ってるやん、たけしさんと。
松 うん。

高 たけしさんも、ビミョーな空気やったね、なんにも言えず、これ。
松 あれ、あの、向こうの班は向こうの班で、「あれ?これ、同じ飛行機かー?」って、
   おも、思ってはったんちゃうかな?
高 そうやね。
松 それはしんどいよね。
高 だって、実際は、あなたの後ろ一人あけて、その後ろがたけしさんやからね。
松 あ、あのー、ちっちゃい方の飛行機はね、
高 ちっちゃい方の、うん。
松 あの、1時間半ぐらいの。
高 ニースから、あのパリまで行く、
松 あ、そうそう。あれは同じ飛行機やったな。

松 あの、カンヌの間だけでも、
高 うん。
松 もうちょっと豪華な飛行機飛ばしたらいいのにね。
高 あれね。
松 あれ、ちっちゃい、あれ、何?飛行機。
高 もー、そら、せまーいせまーい、ちっちゃな飛行機ね。
松 せまーいせまーい。
高 まあ、言うても世界の北野武と、
松 俺はともかく、監督さんが乗る、
高 うーん。
松 飛行機じゃないよね、あれね。
高 そうですね。

高 子供がぎゃーぎゃー泣いてる状態でね。
松 もー、あれひどかったねー、
高 うーん。
松 子供よー泣いてたなー。
高 ただまあね、そんなんも気にせえへんぐらいのが格好ええねん、やっぱし。
   よその海外の監督は、
松 うん。
高 「そんなんやったら、行けへん。」言うてるけど、
松 うん。
高 そんなもん気にせえへんぐらい、たらっと行くぐらいが、やっぱ格好ええんちゃう?
松 ほーー。
高 それも、
松 その理論で言ったら、そんな、お、ジャニーズに押し出される形の俺も、
   逆に格好ええんちゃうんかいな。
高 いや俺、押し出されるのは恥ずかしかったんや。
松 ははは。どないやねん(笑)

高 押し出されてもうたから。「もう、うわ、俺、ちょっと・・。」
松 しかも押し出されてないわ(笑)
高 ははは。
松 えー、
高 まあまあ、色々ありましたけどね。
松 まあまあ、色々ありますよ。それは。
高 まー面白かったですけどね。
松 ええ。

高 僕は、カンヌ話をもっとみんなしてあげた方がいいんかな?
   って思いますけどね。
松 うそー。
高 だって、
松 カンヌ話ねー、
高 いや、け、結構すごかったですよ?
松 なんやろ、
高 言うたって。
松 あー。
高 あの状況も、あんな滅多にないですよ?
松 まあ、そうですね。
高 うーん。
松 あと、食事会もありましたしねえ。
高 なんですか?あの食事会って、あれ。俺、もっとすごい食事会やと思ったら、なんか、
松 いや違いますよ。あなたたちが入れた食事会じゃない、
高 あ、
松 もう一個の食事会、
高 その次の大崎さんと、あなたが行ったやつか。
松 そうそうそうそうそう。
高 2人っきりで。
松 ほんとに監督と、
高 うん。
松 あの、向こうの人と、
高 うん。
松 あのもう一人、
高 うんうん。
松 あの、マネージャー的な人しか入れない、食事会があったんですよ。
高 うんうんうん。あれはどうやったの?
松 あれもまた、なんーか、微妙な感じですよ。もういろーんな人種がおって、
高 ほー。
松 みんなで、テラスみたいなところで、飯食うんですよ。

高 ホテルの一番上みたいなとこ?
松 そんな、逆にね、
高 え?
松 そんなに豪勢じゃないのよ。
高 ええ?
松 なんか、ちょっと、ちょっとしたマンションのベランダみたいなとこに、
   なんか長テーブルみたいなん並べて、
高 なんや、それ。
松 そこになんか、7,8人座れるぐらいの感じの、
高 ホームパーティみたいな、
松 ホームパーティみたいな感じなんですよ。
高 はあー。
松 これ、シーキビでしょー?
高 シーキビやねー。
松 ええ。ほいで、そんなもん、監督なんてみんな、変人みたいなんが多いやんか。
高 うん。
松 多分、俺が思うに、そんーなに社交的な人種じゃないと思うのよね。
高 うんうんうん。
松 そんな人たちが、まあまあまあ、呼ばれたから、集まってんねんけども、
高 来てるけど、
松 そない会話も当然はずむわけもなく、
高 そうやんな。
松 うん。

高 俺らが行ったやつもあったやんか。俺らが、行った、ホテルの上みたいなとこ。
松 うんうんうん。
高 あれも「どんなんかな?」思たら、別に何もやってないよね。
松 あれもよー分からんよね。
高 あれ何?あれ。
松 あの食事会の意味は、俺も分からんねんけどね。
高 でも聞いたら、なんやチャドは、
松 うん。
高 「あれよく観ますよね、あの監督。」とか言うねんけど、俺は知らんねんで?
   チャドはよう観たことある監督とか、
松 全然分からへん。
高 ようおんねん。点々とおったんやて。
松 へー。
高 俺は分からへんから、「ええんちゃうか?チャド、無視しといて。」
松 ははは。
高 「挨拶とかいるんですかね?」とか言うから、
松 あー。
高 「そんなの関係ないやろ、チャド。」
松 うん。
高 「向こうから来るやろ。」みたいなこと言うてて。
松 あ、それはなまじっか、チャドが喋れるからそう思うんやろね。
高 あー、挨拶とかね。
松 うん。こっちは、もー、頭からそんーなもん会話にならんの分かってるんで。
高 分かってるからね。なんか女優さんとかもおったみたいですよ。
松 いやでもー、当たり前ですけど、取材もみんな外人やし、
   もう外人外人で、外人だらけですから、
高 うん。
松 「あー、なんか、こんーな世界で、やってはんねんなー。」みたいなことあるよね。
高 「やってはんねんなー」いうのは?
松 まあ、たけしさんにしたって、何にしたって。
高 あーまあ、
松 まあ、他の監督にしたってそうですよ。
高 こういうとこ来てね。
松 「こういうステージなんやー。」みたいな、感じやね。
高 あー。まあ、我々が味わった事無いことですよね。

高 今回あなたは、初めてですもんね。
松 うーん。
高 43にして。
松 うーん。
高 どう、いやー、あれは確かに大変な作業やな。
松 大変な作業やでー。

松 当たり前ですけど、
高 うん。
松 別にカンヌ行ったら、「ダウンタウンの松本」なんか、なんーにも関係ないし、
高 関係ないからね。
松 吉本興業なんて、
松・高 なんーーーにも、
松 関係ないですからね。
高 「誰か呼びにいったか?」とか、そんなん誰もしてくれないからね。
松 なんーにもないね。
高 自分達でそこに行かなあかんわけよ。
松 うん。
高 で、たけしさんも勿論そうで、今まではたけしさんは、
松 うん。
高 「たけしさん、そろそろお願いします。」とか、誰かに、
松 うん。
高 ずっと言われてきた人やんか。
松 うん。
高 で、カンヌ行って、
松 うん。
高 でも、その、よ、呼びにきてくれへんから、
松 そう。
高 映画関係の人が。誰も。
松 そうそうそうそう。
高 で、ずーっと待てど暮らせど来ぇへんから、「おかしいなー」って連絡したら、
松 うん。
高 「いやもう、始まってますよ。」みたいな。
松 うん。そうやねん。
高 だから、そんなんも、一個一個あの人が多分、ね?
   先駆者としてやっていったもんなんやろな、と思って。
松 俺と大崎さんが、もう2人で行動することって、もう今日本じゃ、
高 もう、
松 まず、ないやんか。
高 うんうんうん。
松 大崎さんもえらい、偉なってもうてるしさ。
高 うん。
松 でも、あーなると、大崎さんは、
高 うん。
松 もー、昔の、
高 マネージャーなってる?
松 俺のいちマネージャー。
高 はー。
松 「なんか取って来たろかー?」みたいな。
高 ははは。副社長やで?

高 送り迎えつきの人が(笑)
松 ほんま、むっかしの、なんか関テレ行ってた時みたいな、
高 うわーー。
松 関テレの偉いさんに会うみたいな、
高 ははは。
松 「なんとかレギュラーならないっすかねー?」みたいな話ですよね。
高 うん。なるほど。
松 そんなレベルのとこまで、落とされた感じというか、
高 はー。
松 懐かしさと。
高 いや、俺もそれは感じたよ。大崎さんがちょっと、昔の大崎さんやった。
松 あー、昔の大崎さんやね。
高 な。
松 うん。
高 あの、東京で見る大崎さんじゃなかったね。
松 うん。そうなんですよ。

高 ちょっとあの人が、
松 うん。
高 その、カンヌいた時、楽しそうな顔に見えたのよ。
松 うん。
高 あ、なんか現場におる感じというか。
松 現場におる感じはあるわな。
高 うーん。分かりきった世界やん。もう芸能界分かったやん。あの人も。
松 うん。
高 勿論あなたも。
松 うん。
高 でも、それが全然違うとこにもう1回行って、
松 うん。
高 「こんな世界があったんかー」って、やっぱり、思った喜びがあったよね。
松 うん。

松 食事会の前に、なんか、説明されんねん。
高 うん。
松 「カンヌ映画祭とは、」
高 うん。
松 「こういう歴史のあるもんだ」っていうのを。
高 うん。
松 それを俺と大崎さんが、
高 うん。
松 なんかプレハブみたいなとこで、
高 うん。
松 座らされてさ、
高 ははは。
松 なんかおっさんに、ずっとそれを語られて、
高 うん(笑)
松 なんかもー、
高 さも分かってるふりして。
松 分かってるふりして、訳されながらも、なんか、
高 うん。
松 もうちょっとこー、重々しい感じなんかな?思たら、ほんまプレハブみたいなとこやねん。
高 へー。
松 「お前誰やねん!」みたいなタレが、
高 うん。
松 なんか笑いながら、ずっとこーやって、
高 なんやねん。
松 それを見てる、みたいな。
高 はー。
松 なんやこの感じ?思たら、
高 何?
松 スキューバー前、みたいな。
高 あー。スクール前、みたいな感じや。
松 スクール前。
高 注意、みたいな感じや(笑)
松 そうそうそう。

松 ほんで終わって、「飯食え」みたいな。
高 へー。
松 なんかサインさせられて。
高 へー。そうですか。
松 「これは初監督作品です」っていう、「間違いなくこれは、僕の」
高 あー、初監督作品、
松 「初監督作品ですよ」っていう、
高 っていうのを、
松 サインをさせられたりとか、
高 へー。
松 そんなんもうねー、
高 そうですか。
松 ちょっと普通じゃ、経験できないようなことが、ありましたね。
高 面白かったですねー。
松 うん。

高 「カンヌ国際映画祭って、こういうことなのか」と。
松 うん。
高 言うてもね「映画祭」って言うたら、もっとでかいとこで、
   どかっとやってるのかと思ったら、町中でやってるから、
   意外と点々と色んなとこにあんねんね。
松 そうや。
高 あんなんも分からんかった。もっと、一箇所で、
松 うん。
高 なんかな。
松 うん。
高 なんか、有明でぽんとやってるみたいな感じやと思ったのに。
松 豪華っちゃあ、豪華やけど、
高 なんや、
松 「あれ?」
高 「あれ?」みたいなとこあるやろ。
松 ほいであのー、上映のまあ、舞台挨拶みたいなとこ行く間も、
   通路みたいなとこ抜けて、
高 いや、ほんまそやねん。
松 フツーになんか、コックみたいなおっさんが、タバコ吸うてるみたいなとこ横通って、
高 うん。もー、
松 「すいませーん」みたいな、
高 ほんまそうそう。
松 床べたべた、みたいなとこをさ、
高 暗かったもん。
松 くらーーいとこ通ってって。
高 うーん。
松 こんな、逆に!こんななんやーって、
高 思った思った。
松 思ったことがあった。
高 「普通の体育館の裏やん!」みたいな感じやったな。
松 ははは。
高 なんかな。
松 そやねん、そやねん(笑)
高 「あれえ?」思て。
松 「あれえ?あれえ?」やった。

高 いい経験できましたよね。
松 まあね。
高 うん。
松 まあまあ。
高 味わうことの無い経験。
松 経験だけじゃだめですけどね。
高 いや、勿論ね。いやでも、百聞は一見にしかずですよ、やっぱし。
松 うん。

松 で、まあ、何回も言ってる通り、カンヌに出品する気なく撮ってたやんか。
高 うん。
松 ほいで、もう、もしやで?
高 うん。
松 それを目指してやんねやったら、
高 うん。
松 色々分かったよね。
高 まあ、とり方というか、「とり方」言うたら失礼ですけど、
松 「とり方」言うか、分かったよね。
高 でも、寄せ方というかね。
松 寄せ方分かったよね。

高 そういうのの勉強なったわ。
松 うん。
高 うん。なんか色んなことが勉強になったね。
松 うん。
高 あとまあ、そのあなたが、すごいことなんですけども、
松 うん。
高 あなたが、第1回、監督作品で、
松 ええ。
高 なおかつカンヌに呼ばれたってことで、
松 ええ、ええ。
高 なんかね、カンヌっていうものが、すごい高いとこにあったのに、
松 うん。
高 一気に下がった感じせえへん?いい意味でよ?これ。
松 うーん。
高 要は、カンヌへ、世界に行くってことは、
松 うん。
高 世界に行くってことは、実は低いやん、みたいに、
   ちょっと思えたとこもあった、みたいな気ぃせえへん?
松 まあ、思ってるより別に高くはないよね。
高 うん。でもそれはずっと思ってたことやん。高いもんやって。

松 いや、俺、高いもんとは思ってないけど、別のもんやと思ってたんやけど、
高 あー、なるほどね。
松 ええ。
高 でもまあ、そうか。でもそれが、意外となんや、
松 うん。
高 なんやなんやなんや、
松 うん。
高 松ちゃんいけるんじゃないの?
松 まあまあ、そうやね。
高 って、ちょっと思えたよね?
松 うん。
高 だから、そういう意味は、
松 まあ、全然違う次元のもんやと思ってたからね。
高 うん。だから、吉本入ったみたいなもんですよ。
松 うん。
高 おもろい奴全国から来てると思って、
松 うん。
高 「すごいんやろなー」と思ってたけど、
松 うん。
高 NSC入ってみたら、
松 うん。
高 「あれ、こんな感じか。」って分かった時点で、
松 まあ、それは、トミーズ批判になるけどね。
高 トミーズさんのこと、何も言うてへんやん、俺。
松 ははは。
高 自分が言うとってやん、そんなことは。
松 ははは。いや、まあそうなんですよ。
高 なんでトミーズ批判なんの?
松 ははは。
高 俺ぇっ?長谷川(笑)

松 まあでも、この先どうするかは分からんな、まだ。
高 まあね。
松 うーん。
高 映画やって、楽しい事と大変なことありますからね。
松 ええ、ええ。
高 まあ、この先分かりませんよね。
松 そうですね、色々、腹立つこともありますし。
高 うん。
松 えー、どうしていこうかな?って感じですね。
高 そうですね。
松 うーん。その前に、まだ日本でなんにも終わってないから。
高 公開もされてないからね。明日やからね。
松 うーん。
高 しょうがない。
松 長いわー。
高 長いですかねー。楽しい。
松 いや、そら自分は楽しいわ。
高 うん。
松 俺、まだまだあんねんで?明日も「いいとも」行かなあかんしー。
高 あ、そうか。しかも挨拶もあるし、舞台挨拶とか。
松 舞台挨拶もあるよ。
高 うわーー。大変やなーー。
松 生、がまだ2本あるやんか。
高 そうやねん。そんなんもあるな。よその番組お邪魔せなあかんからな。

松 正直、しんどーてね、
高 うん。
松 なんかなんかね、それに対する緊張感みたいなんがね、
高 うん。
松 全然ないねん。
高 じゃあええやんか。
松 うん。ええねんけど、なんかもー、な、しんどいなー、な。あの違うねん。
   正直言わしてもうて、
高 うん。
松 こういうの出るって決めたは、すっごい前やんか。
高 うん。すごい前やな。
松 で、「宣伝せなあかん」ってすごい思ってたでしょ?
高 思ってた。
松 あの頃。
高 思ってた思ってた。
松 あの頃、宣伝に燃えてたやん。
高 燃えてた。
松 やっぱり、こういう映画があるっていうことを、まず知らさんと意味あれへん、言うて、
高 内容を言わへん分、知らさんとあかん、と。
松 ものすごい色々、「それもじゃあ出るわ。それも出るわ。」ってやったでしょ?
高 うん。
松 もー、でも、あのー、カンヌのあの件で、
   もー結構、宣伝充分いきわたったでしょ?もうええやん!
高 (笑)
松 出たくないわー。
高 いや、あかんよ(笑)
松 ははは。
高 そら、向こうには言うとる(笑)
松 休みたいわー(笑)
高 言うとんねやから、「出る」言うて。
松 あかんかね、
高 あかんよ(笑)
松 もうあのー、
高 あかんよ、色んなところが出る参段で、俺も打ち合わせもしてんねんから。
   俺、色んなとこと。
松 めんどくさいわーー。
高 その、そのサタスマ?じゃないわ、サタスマちゃうわ。スマステーション?
松 サタスマぁっっ??!!
高 昨日俺が言うた、昨日、昨日ね、昨日松本が間違えてん。
   「サタスマ」言うて。
松 サタスマぁっっ??!!
高 ははは。
松 7時?!
高 絶対、俺も、俺が7時って言うた(笑)
松 (笑)中居君、
高 それ、俺が言うたやつやんか、それも!(笑)
松 中居君とやってるやつっ?!!
高 昨日、俺が、(笑)
松 あれおわ、まだやってんの?あれ!!
高 出た・・違うねん、おれ長谷川聞いて!
松 CX?!!
高 うーわ、これ腹立つ。
松 サタスマぁぁあ?!!
高 ごっつい腹立つわー。

高 「中居君」も俺のおもろいやつやで、これ。
松 ははは。
高 俺がツッコんだんやで?「7時」言うたんも、俺やからね!
松 (笑)
高 (笑)えらいこと言うてもうた、俺もこれ。
松 間違うやろ?
高 間違う。
松 俺だから、俺、あいつにも言うたったことあんねん。
   わ、わ、わ、「分かりにくいねん、お前らの番組。」
高 「スマ」つけるから。
松 全部「スマ」つけるからー言うて。
高 せやねん、せやねん。
松 わかりにくいねん。

高 もうちょいですよ。ね。もうちょいやれば、ひと段落しますから。あとはもー、
松 所詮あれやな。小学校から一緒やって言うても、そこは他人事やな。
高 そらそうですよ。
松 ははは。
高 全然他人事ですよ。そこはもう、ね?貰うもんが違うもん。
松 めーちゃめちゃしんどいで?
高 いや、そら分かりますよ。
松 いや、分かってへん!
高 分かってますよ。
松 全然分かってへん!
高 全然分かってますよ。

松 カンヌでのあの、あの取材見た?あれ。
高 あー、もう分かってます。
松 あれ異常やろ?!
高 あれは疲れるよ。だって、俺らも疲れてたもん。
   何もしてないけど、疲れて疲れて寝たかったもん。はよ。

高 あーたね、自分だけがしんどいみたいな言い方してますけどね、
   他の人も大変やったんですよ、あれ。
松 いや、違うんですよ。ほいでね、
高 うん。
松 もうあのーー、これもう、酷な話やなって思うねんけど、
高 うん。
松 「みんな監督さんやってんねん。」って言うでしょ?
高 うん。
松 いや、「みんな監督さんはやってる」、
   でもね、みんな監督さんここまでやってないと思うわ。
高 やってますよ。
松 いや、っていうか、他の番組をやってないやんか。他の監督さんは。
   俺は自分のレギュラーを、あ、あ、あって、
高 でも、
松 監督さんは、映画撮り終わったら、かん、監督として、
高 うん。
松 映画の宣伝活動だけでええわけじゃないですか。
高 まあね。
松 ね。でも、自分は、僕のテレビのレギュラーが確実にあるわけじゃないですか。
高 ありますね。
松 それをやりながら、色んな番組出なあかん。
高 うん。
松 何が一番つらいかって、言ってもそれ来た時は「松本監督」って言うても、
   「ダウンタウンの松本」やんか。
高 そうや、面白いこと言わんとね。
松 ちょっとは面白いこと、ちりばめていかなあかんやん。
高 ちりばめていかなあかん。
松 もう、それがもー、たまりませんねん。
高 そんな笑うとこなかったで?
松 ないねん。
高 ははは。ないんかい(笑)

松 映画の宣伝をやりながら、この映画はこういう映画ですよ、みたいな、
高 あー。
松 面白い映画ですよ、と言いながらも、
高 なるほど。
松 更に笑いを交えていくってね、
高 なるほどね。そらそうやね。
松 それはね、まずムリやねん。
高 で、ふざけてるって思われてもあかんしね。
松 ふざけてるだけって思われんねん。
高 なるほどね。

松 やっぱりそこは、映画の話もせなあかん。
高 どっかでひと笑いがほしいってことね。
松 どっかでひと笑いも入れて、
   笑いは多すぎず少なすぎずのこの配分も考えながら、
   ダウンタウンの松本という顔も半分持ちながら、
   映画監督松本の顔も持ちながらっていう、
高 うん。
松 この取材を、
高 うん。
松 もー、何百人とやっていくわけですよ!
高 そんなやってない。百人、
松 めちゃめちゃしんどいんですよ!
高 百言うたやんか。「何百人」ってちょっと増えとるがな、ここで。
松 もう、そんーなあげ足とってくる、あの、奴も出てくるんですよ。
高 違うよ。あなた「百人、百人ぐらい」って、
松 そんな奴もおる。
高 「何百人」って。
松 そう、そんな奴もおる。

松 ええこと言う奴ばっかりじゃないしな。
高 そらそうですよ。だって、そういうもんじゃないですか。あなたも言うてきたし。
松 よく言うんですよ。
高 映画っつーのは。
松 「あなたもよく言ってきたし」って、
高 うん。
松 よく言うでしょ?
高 よく言います。
松 これ僕も、お、それね、
高 うん。
松 「そうかな」とも思いました。
高 思いました。
松 でもね、待ってくれ、と。
高 待ってくれ、と。
松 お前誰やねんっていうね、
高 うん。
松 わけの分からんお前が、俺の映画、俺の作ったもの批判すんのとね、
高 うん。
松 俺が誰かの作ったもん批判すんのは、全っ然違うからな!
高 (笑)それ、あなた言うてましたね。なんかテレビでも。
松 いや、全然違うでしょ?それは。
高 違うにしても、
松 うん。
高 言われる可能性は、絶対あるやんか、でも。
松 うん。
高 その、誰が言うかは別として。
松 うん。ちゃんとやっぱ、名を名乗ってからね。
高 そうそう。それは絶対必要よ。
松 ええ。
高 あの、名前、無記名で、何も言わんと批判だけすんのは、それは絶対あかん。
松 もー、それはもー、
高 最っ低やと思う。
松 ほんーまに最低。
高 作り手に対してのリスペクトがなさ過ぎるわ、それは。
松 ねっ。
高 それは、僕も思います。

松 俺なんか、ものっすごい逃げも隠れもせえへん状態で、
高 うん。
松 あのー、言う時は言うてるからね。
高 うん。そうそう、そうですよ。
松 それで、言い返してくる人がおんねやったら、
   それは話し合いなりなんなりしましょ、っていうことでやってるじゃないですか。
高 そうですよ。だから、
松 話し合いできへんもんな。
高 そう。だから、名を名乗れへん人には、
   言う権利はないと思うな、そんなに。
松 いや、ほんまそうやでーー。
高 それは思いますよね。
松 ましてや俺が、あのー、なんもせんでも、
   ほんまは映画撮らんでええ、立場の俺がやね、
高 うん。
松 更にサービス精神というかね、もっとええもんできんのちゃうか?思て、
   一歩前に踏み出した俺をやね、
高 うん。
松 悪く言うなんて、あり得ないと思うんですよね!
   「あ、僕はそんなにー、分かんなかったですね。」とか、
高 うん。
松 「僕はそんなに面白いと思わなかったですね。」
   ぐらいのことならともかくですよ?
高 うんうんうんうん。
松 なんーか、まるで俺が悪い事してるみたいなさ、
高 うん。いや、言いたくなるんですよ。そらそうですよ。
   なんかその、今迄のことで、なんかこー、
   「なんやあいつ、こんなん分かるかー!」っていうのを、
   ちょっとキツめに言うた方が、まあウケますからね。雑誌としては。
松 うーん。
高 そら、あるんですよ。

松 俺が誰かのことを言うのと、お前が俺のことを言うのは、
高 うん。
松 全っ然違うねん。
高 ただまあ、世の中の人はそこまで思えへんじゃないですか。言うたって。
松 うん。
高 で、それをまあ、信用もするし、
松 うん。
高 「あ、こういうこともあんのか」って、やっぱり思ってまうからね。
   あなたが言うことも、その人が言うてることも、同じと思ってまうから、
   雑誌では。
松 全然ちゃうからね、それは。やってきた、もう重みが違うし、
高 いや、
松 残してきたもの、なんーにも違うし。
高 違う。違うんですけど、
松 うん。
高 『大日本人』だけを観てきよるから、これまた。
松 はー。
高 言うたってね。

高 だから、これを戦わなあかんのが、監督ってつらいなって思うねん。実際。
   ほいで、もっと言うと、昨日も話したけど、
松 うん。
高 やっぱり、あなたに全部かかってるわけですよ。
   スタッフの、汗も、いや、美術さん、
松 「あせも」?
高 いや、「あせも」って、その別にかいい「あせも」じゃないよ?
松 夏の?
高 違うがな、別に夏の関係ない。
松 あのあれかいな。
高 いや、夏の関係ない。「も」ってつけたのは、「too」ね。
松 (笑)
高 英語で言う「too」。
松 あー、なるほど(笑)
高 しんどいわ!もー、そっから言わなあかんかったら。
松 こんなこと言う奴も、おんねんで。

高 おれへんわ!そんな「あせも」に引っかかる奴。
松 ははは。
高 「夏の」言う奴、おれへんわ、そんなもん。
   完璧に、ふざけとるがな、そんなもん(笑)
松 (笑)
高 もう忘れたわ、言うこと。もー。
松 えー?
高 いや、違う違う。あのね、いや知ってる、覚えてますよ。

高 スタッフもね、いてるわけ、たくさん。そらもう、
松 (笑)
高 営業から、聞いてんのか!お前!
松 ははは。いや、今は聞いてないわ(笑)
高 もーほんま、なんやねん、そこー。
松 ははは。
高 あなたが、
松 「なんやねへん」かいな(笑)
高 あなただけが、
松 はい。
高 この映画を作ったと思ったら、大間違いですよ?
松 そんなん全く思ってません。

高 汗かいて、こうセット作ったおっさんもそう、
松 うんうんうん。
高 照明した人もそう、
松 うん。
高 みんな、よーさんいてるわけですよ。あなたの後ろに。
松 そーです、そーです。
高 なんやその、どーでもええみたいなの。
松 ははは。そんな人たちの願いも背負い、
高 背負い、やっぱり言わないかんから、
松 そうですね。うん。
高 頑張ってくださいよってことですよ。その分をあなたは取材ということで、
松 うん。
高 あなたが矢面で言ってもらわないと。うまくね。

高 言ってましたよ。あのー、テレビは演者のもので、
松 うん。
高 映画は監督のものだって。
松 ふーーーーん。あ、そう。
高 どんだけ、演者がどうのこうのでも、やっぱり監督、映画は監督。
松 まあでもーー、ねえ?面白いものを作るのは、嫌いじゃないから、
高 うん。
松 この先も続けていきたいなーって、いう気持ちはあんねんけども、
高 うん。
松 これだけの、この、プロモーション活動を経験させられると、
高 うん。
松 それでイヤになるね。
高 でも、これでも少ない方やと思いますよ。
松 えーー?
高 意外と。ほんまに。
松 そうかなー。

松 今日もこれ終わってからなんか言うてましたよ。
高 言うてましたね。なんか、NHKのなんかでしょ?
   だから、あなたは、しゃ、しゃーないじゃないですか、そこは。
   さっきも言うたじゃないですか。みんなを背負ってるわけですから。
   頑張ってくれないと、ここは。
松 うーーん。
高 しんどいしんどい言わずに。
松 うーん。
高 (笑)曲いきましょうか。
松 うーん。
高 『燃えよドラゴンズ』(笑)
〜曲

其の弐 『 金儲けが好きな人 ・ たむけんの焼肉屋 』

松 これ、坂東さんやって。
高 ね。若い声ですね。
松 そう言われたらそやったね。
高 うーん。声帯がちょっと変わってくるんやね。
松 ええ。
高 年取るとね。
松 ええ。

高 坂東さん、あの、あれを作ったっていう噂ありますね。
松 何っっ?!
高 あのあれですよ。あのー、野球のユニフォームパジャマ。
松 あー(笑)
高 「あれを作った」で、なんでそんな驚く事があんねん?(笑)
松 (笑)
高 何をそんな驚くことが(笑)
松 いや「あれ」言われたら、ほら、色んなことを考えてもうて、
高 いやらしいことも考えたんかいな。
松 「あれもか!」って思ってもうたんやね。
高 あーあーあー。それ、行きすぎや、行きすぎや(笑)

松 そうそうそう!
高 ね。
松 流行ってん。それも。
高 流行ってん。
松 野球ユニフォームパジャマ。
高 そう。
松 めっちゃ買うてほしかったもん。
高 めっちゃ、ほ、俺も、欲しかったよ、ないで?勿論ね。
松 あれがあるいうのは、相当なものですよ。
高 な。金持ちの、
松 えーー、誰があったかな?誰か、ひょっちゃんとか、
高 いや、ひょっちゃんとか、
松 あの、ボンとかなんか、あったかもしれんな。
高 あー、あった。ボンとこなんか、絶対あったよ。
松 絶対あったね。あったね。
高 そんなん羨ましいわ。
松 そんなん羨ましいね。

松 あー、めっちゃ欲しかったわ。あとあの、あれ知ってる?
   あのー、それとあいまって、
高 うん。
松 仮面ライダーとか、ウルトラマンの、
高 うん。
松 あーいうパジャマ的なんも出てきたやろ?
高 あー、ありましたな。
松 あんなもん、もー、めっちゃ欲しかった。
高 あんなん絶対買うてくれへん。
松 絶対ムリやったな。もー、頼むまでもないと思ったもん。
高 あー、俺もやな。ほいでなんか、あのー、なんちゅーの?
   座布団みたいなのも、
松 うん。

高 自分のマイ座布団を、好きな奴の、選手の番号書いたやつを、
松 背番号書いたやつを?
高 うん。で、つく、作ろうとして、作ったかなんかやねん。
   で、大失敗したんやって、それで。
松 あ、今度は。
高 今度はそれで大失敗して、えらいまたこれ、金が損こいたんやんか。
松 パジャマ分が。
高 パジャマ分がとんだみたいなこと言ってたで。
松 あー。
高 でも、あの人やっぱすごいよ。きゅう、だって選手の時から、
   冷蔵庫売ってたからね。なんかすっごい高い冷蔵庫みたいの。
松 え?どういうこと?
高 あの人、選手の時から、
松 うん。
高 なんやちょっと、自分で、
松 うん。
高 冷蔵庫かなんか買って、
松 うん。
高 買い付けて、
松 うん(笑)
高 それを売り歩いてたんやって。
松・高 ははは。
松 うーわ、すーごいなー。
高 でも、坂東英ニっていう顔は知れてるから、売れるんやって。
   で、たっかいたっかい冷蔵庫やて。

松 そういう人おんねやわ。
高 そういう人おる。
松 いや、いい悪いじゃないよ?そういう人おんねん。
高 うん。
松 もう天性のそういう人おんねん。もう、紳助兄やんもそうやんか。
高 あー、そうですね。
松 やっぱり、なんやろ?
高 楽しいんやろね。それはそれで。
松 そういうことやと思うねん。
高 うん。
松 別にその、金がどうこう、
高 金がほしいんじゃなくて、金儲けが楽しいねん。
松 っていうことじゃなくて、多分そういうことなんやろな。

松 あんなアホの、たむらけんじでも、あれ、
高 あれ見てみ?あれ。
松 あれ、すごいことなってるらしいで。

松 ほんま、今、全国展開も、なろうかなっていう、
高 フランチャイズかいな。
松 そうですよ。大阪で店舗増やしたら、そこももう、ものすごい行列でしょ?
高 うん。
松 ほいで、東京にも今度出すんですけど、それももー、もう出したんか?
高 出すんかな。
松 ほんで今度もー、全国展開。
高 いや、そうですよ。だって、5時間待ちですよ。

高 で、ストラップ売ってるし。
松 ストラップ売ってたりとか。
高 ・・・へーくしゅっ!!
松 えーーー?!
高 寒い話やな、この話は。だからやな、今出たのはな。
松 ・・(笑)
高 なになに?
松 いや、ほんーまに。すごいよ。
高 ストラップ売れて、ほいで、なんやもー、あのー、なんちゅーの?
   あの、のし袋?
松 のし袋??
高 ・・へーくしっっ!!
松 ははは。お前とは喋れんわ!
高 すいません(笑)
松 帰れ!!
高 ははは。のし袋?あれ、びっくりしましたよね。
松 今日は帰れ!!
松・高 ははは。
高 いや、あれも売れてるらしいねん。のし袋も売れてね。ほんま、驚くわ、俺もー。
松 ・・・。
高 出るかいな、そんなもん!
松 出ぇへんのかい!
高 出るかいな、もうそんなもん。いや、ええとこで出てほしいな思てんけど、
松 そうやな。
高 出ぇへんな、これ(笑)

高 たむらはすごい。3ヶ月、2ヶ月待ちやて。予約がとれへん。
松 周りはね、もうやめとけって言うてるらしいねんけど、
   いや、あの多分いけるんちゃうか、って。全国チェーン。
高 絶対いくでしょ。売れるでしょ。
松 うん。
高 しばらく。
松 まあ、フランチャイズやったら、コケても大してそんなに、
高 うん。
松 痛まんからね。
高 うん。その代わり、
松 うん。
高 まあ、うーん、5年で回収したら、もう終わりにしとかなあかんかもしれんね。
松 あー、いきすぎひん?
高 うん。ずーっとはムリかもしれん。
松 あー。
高 自分とこだけに戻さんと。やっぱり。演者の旬な時ってあるからね。

松 人間性やな。だから、「リンカーン」出た時も、
高 うん。
松 なんか冗談半分みたいな感じで、俺らにCMさしたやんか。
高 うん。
松 あれも多分、俺もうほんまに、普通に店で流してると思う。
高 流してるでしょ。多分。
松 でも、それは、あいつのなーんかキャラやねんな。
高 許してしまうやろ。
松 許してしまうねんな。
高 うん。
松 だって、あの、たむらのあの、今のテレビのあのキャラ、あれ、
高 うん。
松 宮迫からパクってるからな。
高 えーー?
松 基本的にはやで?
高 あ、ほんまや。
松 なんや、「売れてる奴、全員死ね!」言うてるのは、あれ、もー、
高 そうや。
松 宮迫ですからね。
高 ほんまや。
松 あれもー、宮迫に宣言してるんですよ。「あれ、もうていいですか?」
高 うわー。
松 もうそれ、そのままやってもうてるから。「ちゃーー」言うてるけど、
   あれ、息子からパクってんねんで。
高 ははは。あ、そうですか。
松 あれ、息子が言うてんで?「ちゃーー」って。「それおもろいな。」言うて。
高 自分のもん、なんもあれへん。
松 ははは。自分のもん、なんもあれへんねん。
高 たむけん、これーー。

松 違う生き物の肉売って。
高 いやいや、違う生き物(笑)
松 自分の身は一切削ってないんですよ。
高 なるほど。なるほどね。
松 そうですよ。
高 他の身は削っといて。
松 他の身は、
高 ブタやーー、
松 牛やの、
松・高 身は削っといて。
高 ほんまやね。
松 ええ。息子からギャグパクって。
高 はらー、なんーの、
松 宮迫からキャラクターパクって。
松・高 ははは。
松 フランチャイズで店出して、
高 すごいね(笑)
松 先輩にCMさして、流して。
高 あー、ようできてるわ。
松 最っ低の男やな、あいつは。
高 最低、いや、最低じゃない、頑張ってる、
松 あいつはほんまー、
高 でも、まあ、すごいと思いますよ。
松 あいつのキャラやな。
高 うん。
松 それが許されんねんな。
高 それは吉本、どうからんでんの?
松 からんでないんちゃう?
高 うわーー。
松 もうあいつのキャラでしょう。だから。
高 すごいね。
松 なんか、なーんかもうええんちゃう?みたいなとこなのね。

高 人生どうなるか分からんな。
松 あーいう奴がおんねん。
高 全然たむら、別に、そら、『黄金』で来たやんか、最初の頃。
松 『黄金』?
高 嫁と一緒に。
松 『黄金伝説』?
高 『黄金』に出たのよ。昔ね。
松 ほーほーほー。
高 い、一ヶ月か。「これでもう、頑張るぞー!」
松 あ、もう今みたいな、全然ちゃう時やろ?
高 うん。

高 もー、全然すべったやんか。
松 うーん。
高 で、帰ってったやんか。
松 うん。
高 で、今度キャラ変えてきたやん。東京に。
松 うん。
高 あの、アレンジして。
松 完全に変えてきたな。
高 うん。
松 まあそれも結局、宮迫のパクリやけどね。
高 パクリやけど、ほいで来たやんか。
松 うん。
高 ほいで、こんなことになるからね。
松 うーん。
高 不思議な、
松 あのね、あのアホの清水がね、
高 うん。
松 あのアホの黒清水が、
高 うん。
松 あのー、もう結構前やな。
高 うん。
松 3,4年ぐらい前かな?
高 うん。
松 もうちょい前かもしれんな?
高 うん。
松 ぐらいの時に、たむら、一回飲んでる時に、
高 うん。
松 たむらが来たのよ。
高 うん。
松 で、別に普通に飲んでるだけやねんけど、
高 うん。
松 清水が「あの子はありや。」
高 ほんまかいな。
松 うん。それはほんまに言うてた。
高 あーそう。
松 「なんか分からんけど、別に何がおもろいわけでもないけど、
   なんか感じるもんがある。」って言うてた。
高 ほんまか?
松 それは言うてた。
高 でも、あれが感じ取ったのは、
   違うものを感じとってると思うで、あれ。

高 才覚やで。別に。金の。
松 あー、なるほど。金の匂いがしたんや。
高 金の匂いがしたんや。「これは使えるな」って思ったんや。
松 あーでも、そんなん言うてたで。で、俺は別に、なんやろ?
   「いや、あかんとも思えへんけど、特別そこまで言う感じも分からんなー。」
   って思っててんけどね。
高 ふーん、まあ、清水にしたら珍しいね。
松 清水にしたら、珍しいですよ。
高 当てる事、ほとんどないのに。
松 うん。
高 よう当てたね、それ。
松 うん。
高 はー。
松 そんな清水の話で、ちょっとだけ。かるーい笑い話を、
高 あー、どうぞ。
松 思い出したんですけど。

松 会議しててんて。
高 うん。
松 結構重要な。
高 うん。
松 ほいで清水が、
高 うん。
松 で、結構白熱した時に、「いたっっ!!」ってなってんて。
高 おお(笑)
松 (笑)あの、足が、足のアキレス腱のあたりが、
高 おーおーおー(笑)
松 「いたっっ!!」ってなって、
高 おーおー(笑)
松 見たら、
高 うん。
松 クワガタに挟まれててんて(笑)
高 ははは!
松 「また“めちゃイケ”や!!」ってなって(笑)
高 なんぼほどクワガタ逃げてんねん!(笑)
松 「なんぼほどクワガタ逃げてんねん!」言うて(笑)
高 それ面白いな。
松・高 ははは。
高 普通、アキレス腱切ろうとするか?クワガタが(笑)
松 (笑)
高 はさむ?おもろいなー(笑)
松 『めちゃイケ』あかんで、あれもー(笑)
高 あかんなー。そらいかんな。
松 完全にクワガタの箱開いてるやろ、それー。
高 ははは。ほんまやな(笑)
松 ちゃんと管理せんとー。

松 プロデューサーのアキレス腱挟んだらあかんやろ、それー。
高 ほんまやな。
松 うん。
高 そんなのもありますか。
松 「いたっっ!!」ってなったらしいで。
松・高 ははは。
高 どんなタイミングやねん(笑)

松 「すごいな、お前。」って言って。
高 すごい。
松 うん。
高 いやいや、それ、そのなんちゅーの?挟まれた清水もすごいよ。
松 挟まれた清水も、スゴイ。
高 はー。あいつスゴイ。
松 「木や」思われたからな。
高 ははは。
松 「木や!」思われたからな(笑)
高 ほんまや、「木や」思われたんやな。
松 「こいつ木や!」思われたってことやからね。
高 独活の大木ですね。
松 そうですね。

其の参 『 7つの間違いさがし 』 

松 あ、
高 はい。
松 これやろう、かな。
高 なんですか?
松 あのー、これこないだあのー、
高 うん。
松 どこでやったっけなー?うちの長谷川と、
高 うん。そうやねん。さっきなんか、長谷川が新聞紙持って来て、
松 新聞の切り抜きなんですけど。

松 これを長谷川と楽屋でね、
高 うん。
松 新聞広げたら、載っててね。
高 うん。
松 「7つの間違いさがし」って、こういうのよくあるじゃないですか。
高 あー、ありますね。
松 ね。
高 うん。
松 で、これを、
高 できた?自分。
松 これをぜひ、高須君に、
高 よっしゃ。いこいこ。
松 分かるかな?と思って。
高 自分は出来たの?
松 まあまあまあ、
高 まあまあ、
松 「これは高須は分からんぞ」言うて、
高 7つ?
松 長谷川と、あのー、
高 7つあんの?
松 言うてたのよ。
高 これ何分?
松 まあ、何分でもいいですけど。
高 え?そんなんでいいの?
松 分かった順に言うてくれたら、いいですけど。
高 包丁が違いますね。

高 この四角いのと、とがったやつと。
松 あー、先がね。ええ。
高 先がね。
松 そうですよね。ええ。
高 ・・あと何が違うの?・・・そんな7つもあるかい?
松 ・・・。
高 ええ?
松 これすいませんね、まあ、ラジオ聴いてる人はちょっとね、
高 うんうんうんうん。
松 分かんないですけど。
高 ええ?!7つもある?

松 自分、最悪やな。
高 なんで?・・どこがあとあんの?
松 ちょ、ほんま自分(笑)
高 あとは一緒やないの?全然一緒やんか。
松 ははは。
高 なんにも変われへんやんか。
松 ・・。
高 「7つの間違いさがし」・・
松 うん。

松 放送作家としてはやっぱり、
高 えーー?
松 まだまだ現役でやっていってもらいたい。
高 いや、なんにも変わりはないやんか。
松 ちょ、もう最悪やな、自分。
高 ・・最悪なことあれへんやん、なんもあれへんねんもん。
松 焦るやろ?でも。
高 焦る焦る。
松 ええ。
高 それだけやろ。
松 それ、一個しかないねん。
高 えええっ!!?
松 ははは!
高 ・・。
松 これを、ものっすごい焦ってきて「え?なんやなんや?」、
   バカにしてるやん、最初。
高 ・・なんやねん、これ、だ、なんにも変われへんからさ(笑)
松 違うねん、それな、だから、
高 うん。
松 これな、「7つの間違いさがし」って書いてるやろ?
高 うん。
松 一週間に、1日一個ずつやねん。
高 えーー?もう、それ、はよ言うてーー。
松 ほいで、一週間やって、7個の間違いを送ったらなんか、
高 そんな、
松 当たるかなんか、そんなんや。
高 焦るわ!
松 7個ある思うやん!
高 思うよ!だから、「あれ?」
松 「あれえ?あれえ?」
高 「しわの一個一個かぁ?」
松 そうやねん。もう、めっちゃ考えてん。

松 「これ、高度やなー、高度やなー。」思ってたんや。
高 ははは。
松 で、段々焦ってきて、
高 うん(笑)
松 「あ、俺、もういよいよヤバイぞ。」と思って。
高 いや、ヤバイよ。6つも分かれへんて、そらあかんやん。
松 こんなスポーツ新聞のね、
松・高 こんーーな、
松 もんが、って、
高 おばはん向けやから、こんなもんは。
松 せめて5つぐらい分かってーとか、
高 うん。
松 「一個しか分からん俺ってー」って、ほんまに焦ってん。
高 ちょっとほんま、勘弁して、これ、もー。
松 な?
高 ちょっといやーな顔なったわ、俺。
松 そうやねん。
高 ちょっと引きつったわ。
松 ちょっと引きつったやろ?
高 うん。
松 なんかもの作る人間というか、
高 もう、その違い分かれへんみたいなってるっつーのが、
松 そうやねん。
高 もうちょっと、怖いなあ、これー。
松 怖いでしょ?
高 ちょっと、こんなんあかんな。これ、出したらおもろいな、これ。
松 そうやねん。変な汗出てくる。
高 ははは。
松 で、長谷川にも見せたら、
高 うん。
松 長谷川もちょっと変な汗出てきて。
高 (笑)

松 一個しかないねん。
高 すぐ分かるよ、そんなもん。貰った瞬間に分かったよ、こんなもんやったら。
松 そうやろ?
高 こんなんでええんかいな。
松 ただ俺は、そこを気付いたけどね。
高 いやだから、俺は、
松 君達はそれすら気付いてない。
高 俺は読み返そうと思ったんや。だから。
松 でも、読み返してたやん。
高 いやいや、もっとちゃんと読み返そうと思ったんや。その代わり、
松 うん。
高 入ってるし、この、ラジオでね?
松 うん。
高 で、時間も無いから、あーこらいかんなー、
松 うん。
高 そこ読み返してる場合やないなーと思ったのよ。

松 そこをちゃんと気づけへんことが、
高 違う違う。
松 そこを気づけかないことが、もう、ひとつのあなたの、
   大きな、一個の間違いなんですよ。
高 ・・。
松 はい来た!
高 いや、はい来てないよ、別に。
松 ハーーイ!!
高 いや、「ハーイ」、
松 ハーーイ!!
高 いや、エンディング、もう(笑)
松 ははは。
高 その前からかかってるし(笑)
松 ははは。
高 その「ハーイ」で、どうしよう言うねん(笑)
松 ははは。ま、僕はそれに気付いたってことで、
高 いや、僕もね、
松 ワンランク上の、
高 いや、僕も、
松 おっさんですよね。
高 ははは!懐かしいな、その、今となれば(笑)
松 ははは。ワンランク上のおっさんはーー!
高 おお(笑)
松 間違い探しのー、(笑)
高 おーおー、おお!(笑)
松 システムに気付くー!
高 おお!ぽきん、て、また手ぇが(笑)
松 ははは。
高 手ぇ挙げたら、ぽきん、て(笑)
松 (笑)さよならー。

SEO [PR] おまとめローン 冷え性対策 坂本龍馬 動画掲示板 レンタルサーバー SEO