2007.6.2(土) 296回

今週の一曲 『 まちぶせ 』 石川ひとみ

其の壱 『 大忙しの映画公開日 ・ 銀行で腹立った話 』

松 あ、どもー、松ちゃん・ザ・ウォーターです。
高 どうもー、俄然高須です。
松 何それ?俄然高須って。
高 俄然高須で行こう!ってことですね。ニスダさんから。

松 やっとまだ、ちょっとマシな、こと言う、マシなリスナーがついたな、と思いましたね。
高 うん。ニスダ君がね、新しいリスナーやね。
松 (笑)
高 (笑)
松 こら今週も、世話が焼けるなー(笑)

松 大忙しの6月2日ですねー。
高 いーやー、今日ですか。
松 はい。
高 世の中今頃。
松 えーー、
高 もちきりですよ。
松 (笑)どうなんですかね。公開日。
高 映画の。
松 ええ。
高 『大日本人』『大日本人』と。
松 うーん。でも、ちょっと結構テレビも出ないといけないですし。
高 うん。
松 あのー、今日はね、東京、銀座でね、
高 うん。
松 舞台挨拶をね、
高 おー。
松 することになったんですよ。
高 銀座ですか。
松 なっ、なって、なってるはずなんですよ。
高 はー、大変ですね。

松 ザギンでね。
高 ザギン。
松 やっぱ、ザギンの似合う男じゃないですか。
高 うんうんうんうん。どういうとこが?
松 あのーー、
高 うん。
松 ふぉ、フォーマットが。フォーマット?
松・高 (笑)
高 早いうちからもー、腰砕けとんな、これ、もー。ガリガリやがな、もう(笑)
松 あのね、「フォルム」って言いたかったのに、
高 ははは。
松 フォーマットって、
高 フォーマット言うてもうた?
松 ええ。
高 ははは。
松 それぐらい、
高 うん。
松 もうそれが分からんようなるぐらい、
高 うん。
松 今もう、6月2日は、忙しいんですよ。
高 なるほどー。

高 6月2日はなんと、「さんまのまんま」に出ますしね。
松 そんなこともありますしねー。
高 今日はもう、世の中すごいですよ。
松 そうですよ。

松 6月2日といえば、本能寺の変ですからね。
高 あ、そうでしたっけ?
松 ええ。全然関係ないですけどね(笑)
高 なんで本能寺の変なんか出したんですか?
松 ははは。なんかこー、ほら、
高 うん。
松 歴史が変わる、みたいな。
高 あー、なるほど。
松 ほらー高須ちゃん!
高 燃え、燃え尽きる、
松 ほら高須ちゃん!
高 いや、何とか出た!みたいな(笑)
松 燃え尽きる。
高 なるほどね。そういう日なんか、今日は。
松 そういう日なんですよ。意味がなさそうで、実は奥深い日なんですね。
高 なるほどねー。これも、どうなってるかな?なんかすごいこー、こころ、まちに、
松 なああ〜〜?!
高 (笑)
松 ここはっきり喋ろう!
高 心待ちにしてるんやけど、
松 うん。
高 ちょっと怖いようなね。
松 うんふんふん。

高 なんかこー、ドキドキしますね。
松 ドキドキしますねー。
高 うーん。
松 ほんとドキドキしますよね。
高 こうなったらもうね、
松 うん。
高 もう観てみたいですよね。ちゃんとこー、
松 だから僕はもう言うてるんですけど、
高 うん。
松 銀座の、えーと、まあもう1人で行きます。
高 うん。
松 1人で舞台挨拶して、
高 かっこええわー。
松 ほいで、一応客の反応見ようかと思って。
高 なるほど。
松 で、事前に言われたんです。あのー「どうしますか?」と。
高 うん。
松 「終わってからは、出ますか?」と。
高 うん。
松 んでまあ、「それは、客の反応次第やな。」言うて。
高 ははは。

松 今日オンエアの時点で、
高 うん。
松 もう答えは出てるんです。
高 なるほどね。
松 出たのかな。あの、最後もっかい出たのかな?出てないのかな?
高 出るでしょう。そらもう1回。
松 どうですかね。

松 映画監督っていうのは、図太くなかったら、大変やな。
高 できへんなー。
松 胃に穴開きますね。
高 ね。
松 毎回毎回、なんかオーディションされてるみたいなもんじゃないですか。
高 そうですよ。
松 それを何百人、何千、何万の人にオーディションされてるみたいな。
高 うん。
松 それがしばらく続くわけですよ。
高 うん。
松 もう1ヶ月2ヶ月ぐらいね。
高 そうですね。

高 すごい見方で観られるわけですよ。
松 うん。
高 「松本どうや〜?」っていうね。
松 ね。
高 これ、つらいですね。
松 つらいですよー。
高 まあ、でも、宿命ですよ。
松 うーん。
高 やっていかなあかんという宿命ですからね、これ。
松 うーん。
高 越えなあかん山ですよ。
松 越えなあかん山ですよね。
高 うん。
松 あ、「いいとも」も出てますねー。
高 そうですよ。
松 あ、で、山崎が出たんでしょ?「いいとも」。
高 知らん。
松 花が全く来てなかったらしいで。
高 ははは。
松 で、ほいで、(笑)
高 (笑)
松 そいで、次の日に、山崎が紹介したのがウエンツやったんですけど、
高 うん。もーのすごい(笑)
松 ウエンツが出た時に、
高 うん。
松 もー、吉本のあのー、山崎の後輩からいっぱい花来てた。
松・高 ははは!
高 最悪や。
松 最〜悪なんですよね。

松 まあでも、面白かったらしいですよ。
高 あーそう。トークは。
松 トークは。
高 あらら。珍しいですね。
松 珍しいですね。
高 ねえ。
松 最近ちょっと自信つけとるんですよ、あいつ。

高 いい状況になってるんですね。年齢的にも。
松 そうですかね。
高 うーん。
松 一回生放送あたりで、くそみそに言うて泣かしたろと思ってるんですけどね。
高 ははは。
松 うん。
高 そうですか。

高 その日、観に行ったろかな、どっか。
松 あ、映画館に?
高 うん。
松 あー。

松 あれですね、でも高須さんぐらいが、ちょーどこの映画っていうものを、
   も、もてあそべますよね。
高 どういうことですか?
松 楽しいでしょ?
高 楽しいですね。
松 客観視もできるし、
高 しー、
松 でしょ?
高 うん。だからあなたの場合は?
松 僕なんかはもー、
高 客観視できない。
松 客観視できないですねー。ええ。
高 まあ、そうやなー。
松 うーん。

松 結局ね、
高 うん。
松 えっとー、先行ロードショーだけは決まったんですよ。
高 あー、なんか、みたいですね。
松 だからー、
高 1日。
松 もう、昨日、昨日かな?
高 うん。もうみんな世の中、知ってんのかいな?
松 知ってる人はね。
高 なんや、俺もう、ええかっこ言うてんのに。色んなところで聞かれてるから。雑誌で。
   「なんでですか?」言うたら、
松 うん。
高 「いや、志ですよ。」って、「松本人志の志ですよ。」って言うてんのに。
松 うーん。
高 要するに、おいしいとこ見せたら、本チャンが面白くない、と。
松 うん。
高 で、おいしい一番ええとこ見せてまうと、
松 うん。
高 そら人が入るかもしれへんけど、
松 うん。
高 結局、本末転倒になってしまう、と。
松 うん。
高 いいものを観てもらおうと思うと、
松 うん。
高 そらやっぱ隠さなあかんでしょ?何も無い方がいいでしょ?っていう、
松 うん。
高 松本人志の志で、
松 うん。
高 こうなってるんですよ、って言うてんのに、
松 うん。「なんでですか?」みたいなね。
高 うん。

高 おかしいんですよ。ほんまに。
松 うん。
高 人入れたいだけなのか、
松 うん。
高 ええ作品を見せたいのか、分からんようなってもうてるんですよ。
松 そう。こっちが間違ってないねんけど、そう、
高 映画の売り方って、そうなってるんですよね。
松 そうなんですよ。そっちが当たり前みたいになってるけど、
   本末転倒なんですよ。ほんまにね。
高 で、まだ観てない人に言いますけど、
松 うーん。
高 ロードショーでちょこっと予告みたいの出るじゃないですか。
松 うーん。
高 あんーなんの数十倍、数百倍おいしいのありますからね。
松 うん。

松 出してないからね。
高 まあだから、観てない人は観たほうがいいですよ。
松 だから、1日早まったぐらいに思っといてくださいよ。
高 うん。
松 本当は2日なんですけど、まあまあ、1日から。
高 うん。まあ、そうですね。
松 ええ。なんかね、えーとー、ペアチケットが結構売れてるって言うて。
高 へーー。カップルで。
松 カップル。
高 あらあらあら。
松 あとね、子供。
高 ええ?!
松 子供がね、結構売れてるっていうの、俺聞いて、「なんじゃそら?」
高 何歳ぐらいの子供やろ?
松 いや、子供らしいで。
高 十代、十何歳?
松 小学生じゃないの?
高 あーそうですか。へー。
松 意味が分かれへんねんけど。
高 親が見に行くのかね。

松 まあ、それもね、どのぐらいのレベルで言うてんのか知りませんけど、
高 ふーん。
松 あの、意外やったことで言えば、そういうことみたい。
高 なるほどー。
松 うん。まあ、確かに別にR指定でもなんでもないですし、
高 はいはいはい。
松 あのー、別に残虐なこともないですからね。
高 全然ないですからね。
松 うん。
高 へー。すごい。それはちょっとイメージがないな。俺もう男が多いと思った。
松 うん。
高 要は松本ファンというかね、
松 うん。
高 コアな松本ファンを中心に、
松 うん。
高 あー、カップルですか。
松 カップル。
高 で、子供ですか。
松 カップル、子供。
高 でもまあ、いいじゃないですか。
松 まあ、いい傾向ではあるんですけどね。
高 ねえ。

高 子供のファンもどっぷり減った今、昨今。
松 ははは。
高 ははは。
松 まあ、その前に、1回も子供のファンいたためしがないんですけどね。
高 (笑)ほんまに、
松 いやー、
高 ダウンタウンって、子供のファンおれへんよな。
松 子供のファンいない、
高 なんやろね?これ。
松 うん。
高 っていうか、子供用に作れへんからや。一切。

松 正月とか、夏休みとか、それこそ山崎ファミリーとか、
高 うん。
松 宮迫ファミリーと、
高 うん。
松 旅行行ったりしても、
高 うん。
松 まー、娘、息子達。
高 ウケへん。
松 一切俺んとこ寄ってこないですからな。
高 うん。そら、そら、なんかあんねやろ。
松 うん。
高 異様な、臭気が。
松・高 ははは。
松 あるんでしょうね。臭ウノ獣なんでしょうね。
高 臭ウノ獣、何を言うてんねんな。もう言うてええのか。
松 別にかめへんやろ、こんなもん。
高 そうか、臭ウノ獣か。
松 うん。

高 全然関係ないですけど、
松 うん。
高 ちょっと腹立った話していいですか?
松 あ、高須さんからそういう、腹立つ話っていうのは、あんまりないよね。
高 あんまりないんですよ。銀行に行ったんですよ。と、というのも、
松 うん。
高 電話入ってたんです。うちに。
松 うん。
高 まず、封筒が1つ来ました。
松 うん。
高 で、「連絡下さい」ってあったのよ。
松 うん。
高 で、「連絡下さい」やけど、
松 うん。
高 「まあ、仕事場の近くやから、行ったらええわ。」と思ってたんですよ。
松 うん。
高 で、「すいません、これ」つって、「あ、ちょっとお待ち下さい。」って中入って。
松 うん。
高 で、「いついつ自動振込みされました?」「はい。しました。」
   「あー、その頃だったら良かったんですけどねー。」「え?なんでですか?」
   振込みっつーのは、普通やると、番号入れるやんか。
松 うん。

高 そしたら、名前ばっと出んねん。普通は。
松 あーそうなんや。
高 出えへんかったのよ。
松 うん。
高 出えへんかったから、そいつの名前を僕は、カタカナで入れたんですよ。
松 うん。
高 ほいで送ったんですよね。実は。
松 うん。

高 それが送られてない、と。でも口座番号全部一緒なんですよ。
松 うん。
高 で、おかしいって言うたら、この名前が違ってた。
   「じゃあ、いいです。これもう送ってください。」って言うたら、
松 うん。
高 「800円です。」って言われたのね。「え?なんでですか?」
松 うーん。
高 「えーっとね、・・・一度こう、宙に浮いてるようなものなので、
   もう一回戻して、もう一回、」
松 尿漏れなんで。
高 尿漏れなんでー、
松 うん(笑)
高 もう一回こっちにもらってから、もう一回送り、再送するんですよ。
松 うん。
高 「だから、800円また、余計にいりますよ。」って言われて、チッ、
   「なんか腹立つけど、まあいいや。」と思って、
松 そうやな。
高 そしたら、「あ、じゃあ、お願いします。」って言うたら、
   「すいません、今日印鑑お持ちですか?」って言うから、
松 うん。
高 「いや、印鑑は持ってないですけど。」

高 「今日はムリです。」って言われて、
松 うん。
高 「いや、あのね、僕は手紙が来て、で、それ開けたら、」
松 うん。
高 「“連絡下さい”って言うから来たんですよ。」
松 うん。
高 「そしたら、そのときに“印鑑お持ち下さい”って書いといてくれ」と。
   で、「こんな状況です。って書いといてくれ」と。
松 うん。
高 「いや、そうすると個人情報なので、もし誰が開けるか、」
松 うん。
高 「いや、家やから開けるの、誰もあけへんがな。」
松 うん。
高 「じゃあ、どうしたらいいんですか?」って言うたら、
松 うん。
高 「これを持ち帰って、」
松 うん。
高 「印鑑を押してもらって、もう1回持って来てください。」って言われたの。
松 うん(笑)
高 で、800円とられんねん。・・あれ?自分全然分かってくれてへん。
   これ、めっちゃ腹立つことやねん。
松 ははは。

松 いや、分かってますよ。分かってますけど、
高 ぜ、
松 ごめんなさい。ほんっとに僕、分かってるんですよ。
高 絶対自分、俺の、俺と同じ目に遭うたら、ブチギレてるで?
   俺、これよーおさえれたなと思ったもん。
松 分かってますけどー、なんて言うんですかねー?
高 ええ?
松 あの、まあ、
高 えー?えー?えー?おかしいおかしい。
松 あの今迄ラジオ、(笑)

松 そら、銀行がおかしいですよ。まずそのー、800円とかも考えられない。
高 考えられない。まずこれおかしい。
松 それは何のお金なのか。
高 何のお金なのか。

松 そんなん言うたら、あのー、まあ夜何時から何時になる時でしょうけども、
高 うん。
松 あれ、手数料高すぎますよ。
高 それはどうでもいい。
松 250円ぐらいするんですよね。

松 っていうか、もう手数料の意味が全然分からないのでね。
高 ・・あれ、あれでしか儲かれへんからやんか。
松 もうね、
高 結局あーいうとこで設けるんですよ。
松 手数料、「手」っていう字使うなって思いません?
高 何?
松 まるでお前らが手作業やってるみたいにさ。

松 まあ、それはいいですよ。
高 それはいいですよ。
松 過去に僕がこのラジオで、色々腹立つことを、
高 うん。
松 色々言うてきた。
高 うん。
松 その中の一番下ですよね。それって。
高 あのね、これって、一番下って、
松 まるむしみたいなとこですよね。
高 そう。
松 僕の怒りの、
高 あなたのその、まるむし、このまるむしが世の中で一番使われてるんです。
   一番怒ってるんです、これが。
松 一番使われてる?
高 この怒りを。このパターンの怒りを。
松 (笑)

松 このまるむしの怒りが、
高 うん。
松 一番、
高 多いんですよ。
松 一番丸まってる。
高 丸まってるんちゃうねん、丸まってるんちゃうねん(笑)
松 (笑)
高 一番多いんですよ。
松 まあ、そうかな。

松 何故それを言うた時に、高須さんがえらい怒ってはる時に、
   まあ正直鼻で笑いましたね。
高 笑いましたね。
松 ふんって、それは僕は、
高 はい。
松 僕なら、電話一本入れてから行きますね。
高 って言うでしょ?
松 ダイレクトに、それ行かないですからね。
高 ただもう行くんですから。その日の昼。
松 (笑)
高 近くに。
松 ふふふ。
高 腹立つわー(笑)
松 ふふ、ふふふ。
高 これ、絶対、(笑)
松 (笑)
高 これ絶対間違ってないし、
松 いや、間違ってはないですよ。
高 世の中の人は、めっちゃ銀行に対してそこの怒りはあるはずなんですよ。
松 あるんかなー?

松 まあ、あるかもしれないけど、
高 ふふっ、ふふ、
松 ははは。やりたいだけやんけ、俺何も怒ってへんがな(笑)

松 その800円の詳細を明らかにせえ、とは思いますけどね。
高 800円ですよ?しかも。
松 800円っていやあ、
高 相当なもんですよ?
松 アルバイトの1日、時間給ですよね。
高 ですよー?
松 でもね、それもね、先週の話じゃないですけど、
高 うん。
松 先週のほら、すじの話じゃないですけど、
高 すじじゃないですけど、
松 銀行はみんなそんなもんやと思いきや、あるいい、すごい窓口の人にあたったら、
   結構そんな待たされんと、すいすいすいすい、
高 あるんですよ。
松 「い、印鑑なしでもいけたやん!」みたいなことってあんねん。

松 あれなんやろね。
高 仕事できるか、できへんかだけなんですよ。
松 いや、俺もそう思う。
高 ね。
松 結局そいつができるか、できへんかやねん。もう運やねん。
高 そう。なんでやねん、って思ってまうわ。

松 靴でもそうやんか。「これの一個下のサイズあります?」言うたら、
高 うん。
松 どこに倉庫あんのか、
高 分からんけど、
松 知らんけど、
高 もー、結構長い間待たされることあるな。
松 なあ?
高 で、結局ないです、みたいな。
松 ないです、みたいな。

松 あれ、俺一回ね、ついて行ったろ思たことあったわ。
高 倉庫かいな。
松 倉庫に。どこに倉庫あんのかな?思て。
高 あれようデパート行ったら、そう、倉庫行ってるな。
松 うん。
高 でもまだね、その人でも、走ってくれたり、
松 ええ。
高 汗かいてるといいんですよ。少々遅くなっても、
松 うん。
高 「この人なりに、頑張ってくれた」と。
松 うん。
高 あの、「ちょっとお待ちください。」言うて、
松 うんうん。
高 なんかゆっくり、こー、歩いて行く奴見てたら、
松 うん。
高 なんかもー、走れや!って思ってまうね。
松 あー、そうやねんな。その辺の仕事できるできへんは、もう絶対ありますから。
高 あのね、俺の見てる前だけでいい、と。別に、
松 うん。
高 絶対走れとは言えへん。

松 山下やわ。
高 は?山下?
松 山下に物頼んで、
高 うん。
松 角曲がったとこから、
高 うん。
松 完全に歩いてるわ。
高 ははは。
松 モロに!見てたからね、俺、それを。
高 まあ、それは、それでムカつくかもしれへん。逆に(笑)
松 モロに!やで?もう、目がびっくり、俺のこの目がびっくりしてたわ。
高 どうええーー!?
松 俺のまなこが、かわいそうやったわ。
高 はあ。

高 これ、聞いたらね、
松 うん。
高 意外とこのことってあるんですって。
松 あれね。

其の弐 『 難しいオーダー ・ 人違い 』

松 まあでも、一人一人の能力やと思うな。
高 うん。そうですね。
松 あの、例えばお店行くでしょ?
高 うん。
松 例えばお店行って、で、あのー、例えばビール、
高 うん。

松 「お飲み物、」って来るじゃないですか。
高 うん。
松 で、「ビール。」って言うでしょ?
高 はい。
松 で、「はい。」って言うて、あの、行こうとするじゃないですか。
高 うん(笑)
松 でもね、僕、もうあれもいやなんですよ。
高 なんで?どういうことですか?
松 もう、頼んどきたいんですよ。
高 あー。注文を全部ね。
松 うん。
高 一気にね。
松 そう。
高 あ、分かる。
松 「ビール。」って言うたら、
高 うん。
松 「はい。」って行こうとするやんか。
高 うん。ちゃうねん、ちゃうねん。
松 いやいやいやいや、って。
高 「ついでに注文、」
松 「ついでに注文いいですか?」って言うたら、
高 「ちょっとお待ち下さい。」
松 そうそう、なんやったら、「ちょっとお待ち下さい。」って言われんねん。
高 うん。

松 ビール持ってくるじゃないですか。ほいで、ビールで、あの、「乾杯!」って、
   「乾杯!お疲れー」ってやってるときに、
高 すーっと。
松 すーっと行かれるでしょ?
高 すいすいーと行かれる。
松 「待て待て待て待て!」
高 もう、
松 あれ、あれ、どうしたらええの?あれ完璧にするには、どうしたらええの?
   俺、前から思っててん。
高 あれはもう、最初に、
松 うん。
高 「すいません、オーダーも一緒にいいですか?」って言うしかない。
松 やっぱりそれしかない、
高 でも、それでも「ごめんなさい、ちょっと、まず飲み物だけ。」
   って言われる時もあんねん。
松 あんねん、あんねん、あんねん。
高 それはもう、フラれる時あんねん。ぽーんと。

松 はい、持って来ました。
高 うん。
松 「はい、お疲れー!」
高 「お疲れ〜。」
松 こん時、俺ね、いっつも「おれよ、おれよ?」って思ってんねん。
高 分かる分かる分かる。ものすごい分かる。
松 「行くなよ、お前。」って思ってんねん、でも、まーー行くわ。
高 あのね、向こうもそんな余裕ないから。

高 まあ、行きますよ。そらね。
松 あれ、「おれよーーー。」って思うんですけどね。
高 なるほどね。いや、ほいで、注文しても、「注文いいですか?」
   「はいはい。」言うて、
松 うん。
高 わーーっと言うて、
松 うん。
高 ちょっと悩むやんか。
松 うん。

高 「とりあえず、これで一旦じゃあ、」とか言われる、
   うーちょっと待てや!まだあんねん!
松 ははは。
高 ただまあ、
松 俺はそれ、逆やねん。
高 あ、そう。
松 俺は一旦、
高 早めに、
松 「一旦じゃあ、」にしたい人やねん。
高 えー?
松 ずーっとおられんのも、いやなんですよ。
高 俺は、もうね、大体がっつり頼んどきたいねん。
松 あー。

松 あれはどうしたら解決できんねやろ?
高 でも、頭で言うしかないわ。そこはやっぱ頭で言うしかない。
松 あれは俺、永遠のテーマやねん。
高 あー、でもちょっとしたストレスあるな。

高 昨日ね、僕あのー、まあ、親戚が亡くなったんで、
松 ええ。
高 お通夜行ってたんですよ。
松 うん。
高 したらそこの俺、まあ、おばさんが亡くなったんやけど、
松 うん。
高 うちのおばあちゃんとか、よう世話になったね。
松 うん。
高 で、お通夜行ったときに、まあ俺東京から来てんけど、
松 うん。
高 そこの息子や思われてんねん、俺。ある人に。
松 うんうんうん。
高 しばらく、もう半泣きの顔して、俺んとこ寄って来て、
松 うわ。
高 「大変やったねー。」って、俺ね、明らかに間違えられてる!
松 (笑)
高 俺、間違えられて、たまたま親族のとこおったけど、
松 (笑)
高 ものすごい目線で、目ぇうるうるさせて、
松 (笑)
高 「こんなに早いとはもう、思わんかったから。」って言われた時に、
松 うん。
高 もうね、俺「どうしよう。」思て。
松 うん。
高 あれ、どうしたらええの?
松 うーん、でも、もうそれは、
高 あんなん、
松 それはもう、本当にー、
高 なりきるの?喪主に。
松 演じきるしかないですねー。

高 「はよ気付いてや、俺やないのに。」って思って。
松 そうか。そういう経験は、もう俺はほとんどなくなったなー。
高 あー、あ、そう。
松 あ、まあ、顔さすようなったから、
高 あ、そうか。そうやね。
松 まあ、一般の人はあるでしょうね。
高 あるよー。もうそこの息子さんや思われてるもん。

松 いやそこはもうほんまに、いくしかないんじゃないですかね。
高 ただ、ものすごい長い間喋んねん。
松 まあ、そうやね。
高 俺が落ち込んでる思てるから。ただ俺の情報は何も無いから(笑)
松 (笑)
高 おばさんがどうやって死んだかは、なんとなく聞いてるけど、
松 うん、まあそうやね。
高 なんやったら、その人の方が知ってるから。
松 まあ、だからあのー、こっちから向こうに言うことは何も、ひとつないよね。
高 「そうなんですよ」「そうなんですよ」しかないねん。
松 (笑)
高 (笑)「早かったねーー。」って言われて、「そうですねー。」つって、
   「そうなんですねー。」って、ちょっと俺やないそぶりの(笑)
松 (笑)
高 語尾を出してんねんけど、一切気付いてくれへんわ(笑)
松 (笑)
高 長かったなー。
松 長いな。
高 長かった。
松 そういうのは。
高 もう自分らそういうのないからええわな。

松 君は、どれぐらいヘコんでたのか?っていうのは、その、あるけどね。
高 おばさんに対して?
松 えーえーえー。
高 いや、やっぱり神妙な顔っていうか、そりゃ亡くなったし、
松 うん。
高 よう世話になったんですよ。ほんまに、
松 あ、ほんなら、自分、ある種ええやんか。
高 いや、ただ、俺、全然家のもんじゃないから。そこまでの。
松 (笑)
高 だって、2年ぐらい会うてへんしやな。

高 なんで俺の顔見て、息子や思てきたんか分からんけど、
松 (笑)
高 あれ、びっくりしたなー(笑)
松 まあ、まあまあ、ちょっとしたドッキリですよね(笑)

松 こないだ飲んでて、
高 うん。
松 あれ、あの、あれ、女酔うてたんかな?どっか知らん女が、
高 うん。
松 「あー、」言うて来て、
高 うん。
松 「宮迫さんやと思った。」って言われましたよ?
高 (笑)
松 意味分かんないでしょ?
高 どういうことですか?
松 いやもう、全然分かんないんですよ。
高 無茶苦茶やね。
松 殺したろか、思て(笑)
高 ははは。でも、逆ないですか?
松 え?
高 あの、「あ!どうもー。」つって、
松 うん。
高 ものすごい昔喋った感じで、喋られてくるけど、
松 うん。
高 「あれ?顔は知ってるけど、」
松 それで言うとね、
高 うん。
松 俺、一番恥ずかしかったのはね、
高 うん。
松 あのね、スタッフでね、
高 うん。
松 どっかの番組の、フジテレビのスタッフなんですけどね、
高 うんうん。
松 関根さん、・・小堺さんかな?
高 うんうん。
松 小堺さんに似てる人がおんねん。
高 えー?スタッフに?
松 どっかのスタッフ。多分、大道具さん的な、
高 うんうん。
松 人やわ。小堺さんに似てる人がおんねん。
高 ははは。
松 俺ね、もう2回ぐらいね、
高 うん(笑)
松 本腰あいさつしてんねん。
高 ははは。小堺さんや思て。
松 うん。
高 「おはようございます!」
松 うん。
高 それはキツイなー。
松 もうほんまに、満面の笑みで俺、挨拶してんねん。
高 (笑)
松 ほいでもう、「あーー!」と思ってんねん。それが2回あんねん。
   ツーデッキやってんねん。
高 いやー、そらあかんで(笑)
松 ツーセット、
高 ツーセットいってんの?
松 やらしてもらってます。
高 ははは。いや、その人はどう思ってんねやろなー。
松 いやもう俺、バレてると思う。
高 そうか。

松 しかも別に、その、俺の番組をやってる大道具さんじゃないねん。
高 なんでそんな本腰あいさつしてもうたん(笑)
松 ははは。
高 向こうからしてきたん?
松 違うよ、だって、もう「うわっ」て思ったんや。
高 もういてるから。
松 いてるから。もういてるから。

松 もう、見れば見るほど全〜然ちゃうねん。
高 ははは。
松 (笑)
高 それはきびしーな(笑)
松 これが、
高 ツーセット、
松 ツーデッキあるんですよ。
高 「ツーデッキある」?(笑)
松 ツーデッキあるんですよ。
高 そのデッキが分かれへんけど(笑)
松 (笑)

松 あんなん、正直言うて、もうやめてほしいわ。
高 何、「やめてほしい」ってしゃーないやん(笑)
松 フジテレビを。
高 フジテレビにおんねんから、しゃーないがな、そんなもん。
松 いやいや(笑)

松 似てんねやったら、それなら、
高 うん。
松 最後まで騙してほしいわ。ほんーまにくりそつで、
高 あー、まあね。
松 最後まで小堺さんやと、
高 うん。
松 俺を騙してほしいねんけど、
高 恥ずかしないけどな。
松 ちょっと近づいたら、
高 もう全然、
松 全然ちゃうねん(笑)
高 違う(笑)
松 ははは。
高 それをツーデッキ(笑)
松 こんーなに違うかねっていうぐらい、一歩が命取りなのが(笑)
高 大体分かるやろ、服装が違うやんか。小堺さんと大道具さんは(笑)
松 一歩が、
高 うん(笑)
松 一歩が、命取りやねん、もうほんまに(笑)
高 (笑)
松 一歩近づいたら全っ然違うのに、一歩下がったらあんなに似てるかね!っていう、
高 あーそう(笑)
松 なんかあの、
高 あーその人見てみたいわー。

松 子供の時さ、間違えへんかった?親。
高 間違うたよ、何回も。
松 おかんの、おかんや思て、知らんオバハンの手、何回も握った(笑)
高 いや、何回も(笑)
松 (笑)
高 「なあ?」言うても、全然知らんオバハンで、オバハンびっくりしてる時あるもん。
松 あれは、オバハン、びっくりしてる時ある(笑)
高 あれはね、オバハンの方がびっくりしてるで(笑)
松 あれはあかんで(笑)
高 オバハンの方がびっくりしてるわ。
松 あれは、あかん(笑)
高 あれ、子供は必死やからさ。

松 俺、風呂屋で全く知らんオバハンの腕掴んだわー。
高 うわー。
松 素っ裸やったから。オバハンも。
松・高 ははは。
松 恥ずかしいな。
高 恥ずかしい。俺はデパートや。
松 うん。
高 デパート行って、おかんと全然違うオバハンの手を引っ張ってもうて。
松 うん(笑)

高 ちょっと前もあったな。なんか、誰か友達と喋ってたつもりが、
   ぱっと振り返ると、全然違う奴いたみたいのあるな。
松 あるよ。
高 あーいうのおもろいな。
松 あるよ(笑)

松 だから、ちょっと前やんか。大輔が、「でっかい鼻くそ取れたーー。」言うて、
   全く知らんおっさんに言うてたんや。
松・高 ははは。
松 サウナ行って、「おー、でっかい鼻くそ取れたーー。」言うて、後輩や思て、
高 それも(笑)
松 全く知らんおっさんに、
高 それもう、(笑)
松 おもっきりでかい鼻くそ見せてた(笑)
高 それも、おっさんびっくりするで(笑)
松 (笑)
高 おっさんびっくりするで(笑)
松 (笑)
高 それすごいな。
松 それはすごいですよ。
高 あるある。間違えるわー。よう間違えるわ。

其の参 『 作家募集の問題の回答例 ・ 本ブーム 』

〜曲
高 「まちぶせ」ですよ。
松 ねえ。タイトルだけ見たら、ヤクザみたいな歌ですね。
高 ヤクザみたいな歌ですよね(笑)まあ、確かにね。

高 作家を募集みたいなんをやってたじゃないですか。
松 えーえーえー。
高 一応、もう終わってますんで。
松 えーえーえー。
高 もう5月いっぱいなったので。松本さんがやった、あの、赤と黒の玉の配列の、
松 はーはーはー。
高 種明かしなんざ、色んな種類ありましたよね。
松 種明かしっていうことのほどもないんですけどね。

高 どういう風に考えるか、ってことだけなんですよね。実は。
松 まあ、だから、裏切りですよね。
高 そうですよね。
松 どうやって、このルールの中で、与えられたルールの中で裏切れるかっていう、
高 うん。
松 まあ、ひとつの挑戦ですよ。これは。
高 そうですよ。

高 えー、僕が見た中には、
松 うん。
高 赤赤白、
松 うん。
高 赤赤白、
松 え?白もあんの?
高 あ、ごめんなさい。黒。
松 えーー?!
高 あー、あーーごめんごめん。
松 3色にしてるううう〜〜。ふふふ、ふふふ。
高 ははは。違うねん。これもね、ひとつの裏切りやからね。
松 ・・あ。
高 ある意味ね。
松 その裏切り、ない。
高 いやいや、違う違う違う(笑)

松 「あ。」って言うたとこまでは、感動してたんやけど、
高 いや、
松 ないってすぐ分かった。
高 いや、違う違う。

高 白でやってくれても、俺は「お。」って思うけどね。
松 あ、でもそれは、ちょっとあります。
高 うん。実際にね。
松 うん。

松 まあ、何個かありますね。僕が今思う、正解はないんですけど、
高 ないんですけど、でも正解に近い、
松 例えばこんなこと、っていうの、まあ、2,3個ありますね。
高 たとえば、松本さんの言う正解は、どんな?
松 そうですねー、一番分かり易いので言うと、
高 うん。
松 えー、赤一個。
高 うん。なるほど。分かりますよ。
松 赤一個で終わらす。
高 これなんで赤一個かって言ったら、分かり易く言うと、
松 うん。
高 いや、沢山あるんですよ。
松 うん。
高 さっきも言うたけど、赤赤黒、赤赤黒、黒黒黒赤赤、ってもう山ほど書いてる奴いるんですよ。
松 うんうんうん。
高 でも、これってね、
松 うん。
高 分かってないんですよ。
松 うん。
高 こんーなの、こんなんに法則なんかあらへんから。
松 うん。
高 こんーな羅列、意味の無い羅列を書いてるのは、はなっからないですよ。
松 ないです。

松 今言うた理由を説明して、
高 うん。
松 「ないですよ」って言うても、多分分からへん。
高 そうかー。
松 「あ、そういう意味でないんかー。」って分かるぐらいなら、多分そっちへ行ってないんですよ。
高 マジですか?
松 うん。だからもうこれはもう、外国人ですね。
高 うーん。
松 言葉がもう通じない外国人なんで、
高 うーん。
松 これは、いかに我々がそれを力説しても、
高 ほ、
松 言語が違うねん。
高 ほんとですか?
松 原語が違うから、もう伝わらんねん。

松 笑いはね、原語なんですよ。
高 うん。
松 もう「お笑い語」っていう言葉が、
高 うんうんうん。
松 まあ、あるんですよ。これはもうほんまに、NOVAみたいなとこもないんです。
高 うん。
間 通えば段々分かってくる、
高 うんうんうん。
松 ってことでもない。
高 うんうん。
松 で、もって生まれた原語なんで、
高 なるほど。
松 もう、そういう人になんぼ、千の言葉、万の言葉を使って教えても、
高 うん。
松 理解してもらえない。
高 あー、そうかもしれませんね。
松 うん。
高 あともう一個、どんなんありますか?
松 そうですねー、もう〜延々に黒をもー、100個ぐらいいってもうて、
高 うん。
松 もう一発も赤出さないのか、
高 うん。
松 あーー、最後から2個前ぐらいに、一発だけーー、
高 なるほど。
松 赤はさむか、
高 なるほど。
松 みたいなことかなー。
高 うんうん。まだ分かりますよ。確かにね。
松 うんうん。
高 でも、俺、一個だけの方がドキッとしますね。
松 ドキッとしますかね。
高 うん。「おー、こいつ分かってるな」って思いますね。

松 あとまあ、意外と、
高 うん。
松 まあ、「お、こいつ、どこまで考えてこうしたんかな?」
   って思うかも分かんないですけども、
高 うん。
松 もう、5個黒、残り5個赤、みたいな、きれーに5:5の10にしてしまうみたいな奴は、
高 うん。
松 「こいつなんか、潔ええな、」とは思いますね。
高 ほー。
松 これちょっと勇気いりますよ。
高 まあね。
松 ヘタしたら、センスものすごないと思われるけど、
高 そうですね。
松 深読みしたら、「こいつ、中々チャレンジャーやな。」って思いますね、僕は。
高 はーー、なるほど。

松 高須さんはなんかあります?
高 僕は、
松 そういうことですよね?
高 ほんと、そういうことなんですよ。結果、
松 うん。
高 変な羅列はいらん、と。
松 変な羅列はいらん。
高 どれも、
松 うん。
高 そんなんいくら書いても、それが2行だろうが、
松 うん。
高 3行だろうが、
松 うん。
高 これもういらん、と。
松 うん。

高 ほんとに意味がある配列を一個書いてくれたら、それで僕はいいんですよ。
松 うん。
高 意味無く羅列が一番分かってないから。
松 だから、僕がもしラジオ聴いてて出すとしたら、黒、もしくは赤一個だけで出しますね。
高 うん。それは、ほんとにあの、いいですね。
松 うーん。今の俺の感情やけどね。それは。

高 そういうのが無かったですね。一個ぽんっていうのは、今のところ。
   まあ僕まだ、3分の・・半分ぐらい見たかな?
松 まあだから、ラジオ聴いてる人にしたら、
   「えー、そんなん、2色絶対使わなあかんと思ったもん。」
   って言う人もおると思うねん。
高 うん。
松 でもね、そこはね、そのルールは破ってええねん。
高 うん。
松 そのルールは破ってええねん。でも、星型にしたりとか、
高 そんなんない、
松 そういうのはもう、
高 そんなんない。それ、それ、それは、そんなんない。
松 そのルールはないって、
高 そんなんはないねん。
松 でも、これ分かってもらわれへんねん。

高 もう悪ふざけになってまうねん。星なんか使ったら。
松 悪ふざけなってまう。
高 それはいかんねん。裏切りではないねんな。
松 でも、これが分からん人には、分かれへんからね。
高 しょうがないですね。
松 しょうがない。
高 まあでもね、いくつかは、まあ面白いのがあったので、
   それはもうちゃんととってるんで、
松 うん。
高 はいはい。で、まあ、それ、
松 例えば?

高 3つ3つぐらいで、ぼんと書いてあるんですよ。でかく。
松 うんうんうん。
高 でっかーーいのがね。
松 うんうんうん。
高 で、それは、俺は「あ、ええな。」と思ったんですよ。
松 うんうん。

高 でかいねん。全部。紙一面のでかさで、ボンボンボン、
   「あ、まあまあ、」
松 さっきから、でかさをめっちゃ押してくるけど、それはまあええわ。
高 いや、でも、
松 うん。
高 でも羅列で、3個、紙があるところに2,3行で書いて、
松 うん。
高 もうこの赤となんか、分からんようにすーっとなってんのが、多いんですよ。
松 うんうん、まあ、それはまあ、ええわ。
高 なんでええねん。
松 ふふふ。
高 ははは。

松 でもその子は、ちょっと、
高 ええやろ?
松 ちょっとセンスある。
高 うん。あんねん。で、えっとー、一応広くとってるので。
松 うん。

松 あ、離すっていう手もあるな。
高 うん。
松 確かにな。
高 だから、色んなんを一応とってあります。

高 企画自体も、面白いのがあった場合は、
   「これはそういう意味じゃなかっただけで、」
松 うん。
高 「企画はちゃんと考えてんのかな。」って、一応見てますからね。
松 うーん。
高 中々でも、いないっすね。
松 そういうことやな。だって、もっと言えば、俺と高須はその事に関して、
高 うん。
松 打ち合わせしたわけでも、なんでもないやん。
高 うんうんうん。
松 でも、俺が何故それをお題にしたかっていうのは、
高 うんうんうん。
松 もう共通認識として、
高 うん。分かってる。
松 分かってるでしょ?
高 分かる分かる。
松 ほいで、お互い答え合わせでもないけど、今こうやってやったら、
   ちゃんとわかってるやんか。
高 そういうこと。
松 「あ、そういうことが言いたかったんやな。」
高 うん。
松 で、これは、もう、
高 分からんのかね?
松 まずこれが分かるか分からへんかで、
高 おーーきく、
松 大きく、ごっそり落とされるで。
高 そら、
松 何万人落ちるで。
高 落とされるね。
松 うん。
高 ほんまに落ちる。
松 うん。
高 ようできたテストやわ。これ。
松 いや、ようできたテストですよ。
高 な。もう言うてもうたから、できませんけど、
松 もうできない。
高 これ、
松 あと「あまりかん。」を読んでどう思うかですよね。
高 ・・。
松 俺に言わしたらね。
高 そ、
松 俺に言わしたらね!
高 ・・。
松・高 ふふふ、ふふふ。
松 ははは。
高 (笑)どういう意味やねん、なんやちょっと、カチーンと来るな。
松 ははは。

松 「あまりかん。」と、河本の本を読んでどっちがおもろかったかを羅列で書いてくることやね、
高 ははは。
松 今度はね。ええ、ええ(笑)
高 おお、羅列で書いてそれが?どれが答え?
松 ははは。

松 今本ブームでね、
高 本ブームですよ。だって、あーっと、有野も書いてたやろ?
松 うそ。
高 有野が、なんか新聞で見たら、有野がなんか携帯でな?
松 だって、まあ吉本なんかは、
高 うん。
松 逆に、
高 うん。
松 あの、「本書けへんか?」って言うてるらしいからね。
高 はーー。でもね、俺ね、芸人って書けるはずなんですよ。
   だって、ネタ作れるんですから。
松 うん。エッセイはね、あの、
高 あー。
松 書けるんやけどね。小説ってなると、これ、もう一個、
高 いや、あと、恥ずかしさもあるやろ?
松 そうですねー。
高 どこまで、やっぱ小説にしても、何かを、自分で切り売りせなあかんやんか。
松 それは絶対そうですよ。
高 どっかを。
松 いや、そらまあ、映画でもそうですよ。
高 そうやろ?
松 うん。
高 ちょっと恥ずかしい部分あるやろ?
松 うん。そんなつもりなかったけど、映画ば〜〜観た時に、やっぱり、
高 自分の、
松 やっぱり、俺のなんか、やっぱり、考え方が入ってもうてるからね。
高 考え方とか、
松 完全に。
高 生い立ちとか、なんか思ったことが、入ってもうてる。
松 完全に入ってる。
高 そうやねん。やっぱ、あれ入ってまうねん。
松 幼児体験とか入ってるね。
高 だから、ちょっと恥ずかしいねん。
松 うん。
高 パンツ見せる感じはあんねんな。
松 うん。
高 どうもな。
松 うん。

高 「こいつこんなこと思ってんねや。」ってなるからな。
松 うん。ミュージシャンの詞書くのも、中々、
高 めっちゃ怖いで、あれ。
松 ちょっと一個なんか、はずさなできへんと思うで。
高 な。

松 俺もうあの、「チキンライス」の時も思ったけど、
高 うん。
松 書いて、
高 うん。
松 初めて見せる時、ごっつ恥ずかしいねん。
高 見してたやん。しっかりと。
松 いやあれ、ごっつ恥ずかしいねんて。
高 「ええ詞や」言うたら、まんざらでもない顔してたやん。
松 あのねー、もう、
高 ふふふ、ふふふふ。
松 ははは。顔がもー、
高 うん。分かる。
松 赤なれへんように必死や。
高 分かる(笑)
松 なんとか桜色におさえました、みたいな。
高 ははは。あれどうやったら、赤なれへんねやろな。
松 あれどうやったら、赤なれへんのやろね?
高 赤なる!思たら、どんどん赤なるやろ?
松 いや、もー、ほんーまに、
高 教えてくれへんかな。あの、赤なれへん方法。
松 うん。俺もほんま、赤なれへん錠剤があったら、
高 なあ?
松 常に特大瓶買うて置いとくわ。
高 ははは。
松 家に。
高 なんか、(笑)
松 結構すぐなくなるから(笑)
高 ははは。

松 ほいでね、また高須みたいな悪い奴が、そこを、「あれ〜?」
高 ははは。
松 「あれれれれれ?」
高 「まっかいけやんか、自分〜!」
松 ははは。
高 (笑)
松 もうね、殺したろか、と思うね(笑)
高 ははは。いや、分かりますよ。あれなんで、ひきつる時もあるやろ?
   「あれ?ちょっとひきつり顔なってる!」
松 あー。
高 「あかんあかんあかん、引きつってる!」
松 あれなんやろな。
高 あれなんなん?あれどうしたらいいんやろな?
松 うーん。
高 でも、出ぇへん人もおるやろ?
松 うん。あ、板尾とかは、出ぇへんね。
高 あ、出ぇへん。赤なってんの?あの人。

高 引きつりもないやろ?
松 あ、ほとんど見たことないかな。
高 なるほどなー。
松 うん。
高 引きつるわー。引きつるし赤なるわー。
松 あ、ほいで、
高 うん。
松 その本の話に戻すと、
高 はいはい。
松 山崎が、今なんや、写真集を出す言うて、
高 あー、そうなんすよ。
松 で、昨日なんか、ちょっとこー、見してもうてんけど、
高 うん。
松 んー難しいな、でもな。
高 いや、俺ちょっと最初のは見てないけど、
松 うん。
高 山ちゃん勝手に走り出したらあかんねん。ちょっと止めなあかんねん。
松 あれ、止めなあかんねん。

松 俺、ちょっと言うたったけどな。
高 あーそう。
松 うん。
高 俺も、こないだね、
松 うん。
高 俺、2,3週前に1回やったのよ。
松 うん。
高 で、山ちゃんが「これもとりたい、これも置いときたい。」って言うから、
松 うん。

松 パソコンにいっぱい入れて、持ち歩いてて、
高 あー、あかんねんあかんねん。
松 なんか、これみよがしに見しててんけど、
高 あかんねん、あかんねん。
松 「いや、山崎それはちょっとー、」
高 そやねん、そやねん。
松 「ちゃうんちゃうか?」
高 そうやねん。
松 言うて。
高 山ちゃんにいつ言おうか思ってんけど、これは、
松 うん。
高 ちゃんと吟味して出さんと、
松 うん。
高 えらいことなんねん。
松 えらいことなる。
高 で、自分が面白い、自分が好きやから、
松 うん。
高 全部残してんねん。
松 いや、ほんまそうやねん。
高 あかんねん。

松 例えば普通に、友達同士で喋ってて、ちょっとおもろい写真、顔の、
   おもろい顔やった時の写真を写メかなんかで撮ってて、
   「ちょっとこれ見て?これちょっとおもんない?」って言うたら、
   笑うやんか。
高 笑うねん。
松 と言うて、そのレベルをいっぱい撮って、写真集にされたって、
   誰も笑えへんやんか。
高 だから、多分、まあ、山ちゃんがどういう風に、まあ構成してんのか分からんけど、
松 うん。
高 もう一回最終的に見せてくれって言うてんねんけど、
松 うん。
高 もっと減らさなあかんねん。

松 あとね、やっぱ色んなパターンを出していかなあかんわ。
高 うん。
松 で、もう、もう今なんか、おもろい顔を作って撮ってるから、
高 うんうんうんうん。
松 いや、あの、そういうのもあってええけど、
高 素のやつもね。
松 そういうのもあってええけど、あの、いわゆる、
   「奇跡の一枚」みたいな、おもろい顔ってあるやんか。
高 あるある。

松 そんなんも入れていけへんとさ。
高 入れてけへんと、勿論。
松 もー、そこをね、彼はダメやね。
高 違うねん。んで、山ちゃん自分が大好きやねん。
松 うん。
高 もうね、写真なんか全部笑てるで。自分で。

松 だーれも笑てへんからな。
高 だーれも笑てへんことない、それは分からんけど(笑)
松 (笑)
高 やっぱり、
松 ええ。
高 まあ、
松 うん。
高 ある種、人に任さんと、
松 うん。
高 やっぱ自分で見たら、
松 だから俺言うたよ。「山崎しっかり、」なんかね、しっかりした、さ、作家っていうか、
高 うん。
松 ちゃんとあのー、人つけて、
高 うんうん。
松 「やった方がええで。」って言うて。
高 うんうんうん。
松 あれ、ほっといたらもー、
高 いやーー、ほっといたら、
松 とんでもない。
高 自分が大好きっ子やからね。
松 うん。で、それを、一回ワニブックスに話持って行ったら、
高 うん。
松 おもっきり断られたらしい。
松・高 ははは!
高 ほんまに?(笑)
松 ええ。ワニブックスはナシ!!っていうことで。
高 「なにをやってくれてんねん」と(笑)
松 そうそうそうそう(笑)
高 「紙が勿体無い」と(笑)
松 そうそうそうそう(笑)
高 ははは。
松 「名刺も返してくれ!」みたいな話ですよね(笑)
高 まあ、しょうがないよね(笑)

松 まあ、タレントって、勿論自分のこと好きやねん。
高 うん。
松 タレントってやっぱり、自分が大好きやないと、
高 うん。
松 できへん仕事でもあんねん。
高 うん。
松 だからこそ、周りが見えへんようなってくんねん。
高 注意せなね。
松 自分が好きやからこそしかできへんねんけど、
   それだけではやっぱりあかんねん。
高 客観視する、
松 それを客観的にも見れる、そんなタレントって、もうね、俺しかおれへんねん。
   ほんっとに、ナカイさん、ほんっとに・・・ははは。
高 いや、ナカイさん、いいですよ。そんな言わんでも、何も言わんでも。
松 ははは。

高 いますよ。何人かは。
松 まー、4人?
高 どれや。どの4人や。御幣あるで、これー。
松 誰やろね?
高 まあ、5人と、
松 そらいっぱいおるでしょう。
高 いっぱいおんのかいな(笑)
松 ええ。
高 あなたでしょ?
松 そうですね、僕ですね。
高 さんまさんは?
松 あ、そういう色んな、そっちいきますか?
高 そらそう。さんまさんはどうなの?
松 え?何?どういう意味でですか?
高 いや、違う(笑)
松 ははは。
高 この業界にはおれへんでしょうっ言うから、
松 あーあー、自分を客観視できる話かいな?
高 そらそうですよ、
松 その話に戻んのぉっ?!
高 戻ってないよ、別に大して(笑)
松 (笑)

其の四 『 昔の東京吉本と今 』

高 でもね、七変化のなか、ナカイさんを観た、飛鳥、飛鳥が、
松 あ、とーーーあれや。藤原の、
高 うん。
松 FUJIWARAのー、
高 そう。
松 フジモンの時、
高 フジモンの時。ナカイさんって、あんまりあのー、
   メディアに出たことはないやんか。
松 うん。
高 言うほど。
松 うん。
高 ね?
松 うん。
高 それ見て飛鳥が、「あんなおもろい人、吉本におったの?」って言うてたで。
松 はー。

高 あれはある種、ミニコントやったりするわけやんか。
松 ミニコントっちゃ、ミニコント。
高 で、まあ、おかもっちゃんとかはね、
松 うん。
高 なんとなくは知ってる、と。

松 フレッシュやったかもね。
高 フレッシュやったみたいよ。「あんなミニコントできる人おんねやー」言うて。
松 あー、なるほど、なるほど。
高 「あー、あの人おんねん、おんねん。
   初代ダウンタウンのマネージャーやねん。」言うて。
松 そうそうそうそう(笑)
高 ははは。
松 そうそうそうそう(笑)
高 「あー、そうなんー。」言うて。
松 ええ。
高 「へー、吉本はいろんな人おるなー。」言うて。
松 うーん、まあ、おるねえ。
高 えらい感動してたわ。
松 そうか、飛鳥は知らんねや。
高 知らんねん。

松 だって、それこそ、タケナカさんとかあの辺でも、
高 いや、面白いよ。
松 結構、できるよ。
高 みんな面白いよね。
松 ふっと来て、ふっとできるよ。
高 うん。ね。
松 あの辺の人たちはみんなできるよ。
高 なんやろね。
松 うん。
高 そうやんな。

松 田島あたりから、おかしなってきてんのかね。
高 ははは。
松 (笑)
高 あ、歴代マネージャー、そうやったら、歴代できてきたのに、(笑)
松 ええ。田島あたりから、もうゆるゆるに、
高 ゆるゆるに、
松 なってきてる。
高 いや、田島も田島ラップはすごいで?
松 あのー、・・田島ラップ?
高 うん。浜田の、
松 何それ?あーー!
高 あれは意外にウケるで?
松 浜田のくちびる、
高 あのー、
松 なんやらー、
高 なんやらー言うの。
松 うん。
高 あれウケてるで、あれ。なあ?
松 うん(笑)
高 ははは。
松 ゴリライモの格好とかして(笑)
高 あれだけは田島ウケんねん(笑)
松 (笑)あれは・・、
高 あれはまあ、ええねんけど(笑)

松 だから客観視して見れるタレントっていうのは、
高 うん。
松 ほんとに、あのーなんだかんだでー、ねえ?
   やっぱり200人ぐらいしかおれへんな、って話ですよ。
高 ははは。何をビビってんねや(笑)
松 ははは。
高 でもね、ほんまにそう思うねん。俺も。
松 何がですか?
高 客観視できるのが、タレントや思うねん。
松 「客観視できるのが」?
高 ほんとに客観視できるのが、
松 あ、一流のね。
高 うん。そう。できひん人はあかん。落ちていくねん。
松 まあだから、そういう人は、あのちゃんとこー、周りでしっかり、
   見といてあげないとね。
高 でもね、そう見たところで、
松 うん。
高 我が出てくるし、最終決断はその人やから。
松 うん。

松 ほいで、あの「まあ、俺は多分、その客観視する能力ないなー」と思うから、
高 うん。
松 しっかりした人間を横につけるじゃないですか。
高 うんうん。
松 そういうは、そういう人に。
高 うん。
松 最初はええねん。
高 うん。
松 そのうち、つけた人もそっちに、
高 そう。
松 取り込まれていくから。
高 そういうことなんですよ。
松 だから、そういう人も距離をある程度、
高 おいて、
松 つかず離れず、
松・高 置いといてー、
松 っていう、この絶妙なバランス、できる人間はもう、
   芸能界でもう、俺しかおれへんな!
高 ははは。言うたな、もう。
松 ははは。ええ。
高 もう言いよったな。
松 ええ。
高 あーなるほどね。
松 ええ。
高 いや、それはいいんじゃないですか。

高 確かにね、僕がね、松本人志っていう人間を見ていくと、
松 ええ。
高 意外と、
松 ええ。
高 初めて会うた人のことをよく聞くんですよ。
松 はーはーはー。
高 意外と、まあ、仕事やって長い人間よりも、
   もっと言うと初めて会った人のことの方が、
松 うん。
高 ちょっと話を聞いたりするんですよ。
松 うん。

高 あの、鼻くそ食う黒清水ですら、
松 うん。
高 最初は聞いてたからね、自分。
松 あー。
高 うん。
松 まずそれを、こいつの人となりをね、
高 うん。
松 やっぱ見とかなあかんね。
高 それではかって。
松 はかって。
高 清水は「松本さん、俺の言うことなんでも聞いてくれんねーん。」って、一時は、
松 うん。
高 もう、×××××、言うたあかんわ。
松 ははは!あのね、高須さん。
高 うん(笑)
松 2、296回目ですよ?(笑)
高 違うねん、俺ね、先週から、
松 296時間話してるんですよ?(笑)
高 (笑)
松 もう、分かろ。
高 違うねん、違うねん(笑)
松 それはあかん。
高 先週から、
松 うん。
高 清水ん時なったら、それが出そうなって、
松 ははは。
高 先週も一回止めてるけど、あれ清水の話出そうなってんのよ。
   ぐっとこう(笑)

高 ほんと申し訳ない。
松 黒××××って言いそうになってるやん。
高 ははは。
松 (笑)怖いわ、もー。
高 いや、清水はなんかねー、ぽろっとあいつのことは言ってまうねん。
松 (笑)
高 よっぽど俺が思ってるんか知らんけど(笑)

松 そういうタイプでもないけどなー。
高 いや、タイプじゃないねんで?
松 うん。
高 でも、あいつは、言わす、言わすようなキャラなんやな。
松 誘発するんや。

松 だからそのー、それはどんどん言うていったほうがいいと思いますよ。
高 ん?
松 俺の、その、すごいところをね。どんどん、どんどん言っていったら、
   コーナーを設けてもいいと思ってるんです。
高 ・・。
松 ふふっ。
高 ははは。そんなコーナー設けへんよ、絶対に。
松 (笑)

高 吉本ってね、
松 はあ。
高 物凄い人入ってくるじゃないですか。
松 どういうこと?
高 いや、なんか、物凄い人が多いじゃないですか。

高 タレントもそうやし、社員も。
松 あー、うん。
高 こないだ、あの、ある製作会社行ったときに、
松 うん。
高 「ここが実は、昔の吉本の、」
松 うんうんうん。
高 「部屋なんです。」っていうとこ行ったのよ。
松 うん。
高 「あー、そういえば、ここやった。」
松 赤坂。
高 赤坂。
松 うん。

松 俺も今、「教えてくれ」って言うたら、はっきりとは、
高 分からんやろ?
松 どの辺や、あのマンションやったな、っていうのはわかるけど、
高 はっきりとは覚えてないやろ?
松 うん。
高 きったないちっちゃいとこやで。
松 まだあんねや。
高 まだある。ふっるいマンションやけど。
松 その次のマンションも、近くにあるやろ?
高 それ、
松 その次のマンションは、俺多分分かるわ。
高 あーそう。
松 歩いていけるわ。

高 ユニットバス?
松 うん。
高 トイレついてるやんか。
松 うん。
高 きったない、うんこだらけやったのよ。
松 うんこだらけ。あれ全部、大崎さんのうんこやからね。
高 (笑)大崎さんだけじゃないやろ、そらもう。
松 (笑)
高 カワイさんもおったやろ(笑)
松 ははは。

高 びっくりしたもん、俺。「ここが吉本って・・。」と思って。
松 俺、この話したかな?この話、どうせ使われへんねんけど、
   大崎さんと初めて東京来たとき、
高 うん。
松 ご、忘れもせん、五丁目交番の夜中、
高 うんうんうん。
松 夜遅めに。
高 うんうん。あそこ。
松 五丁目交番とこ歩いてて。
高 うん。
松 2人で歩いてた?浜田もおったかな?
高 うん。
松 3人で歩いてたんや。
高 うん。
松 俺らまだ、二十歳すぎぐらいや。
高 おー。
松 だから、大崎さん、30ぐらい?
高 30ぐらいやな。
松 ぐわーー、歩いてたら、
高 うん。
松 交番近いねんで?
高 近いね。
松 向こうからね、夜道にね、
高 うん。
松 あのー、OLさんみたいな人がね、
高 うん。
松 反対側を歩いてたんや。
高 うんうん。
松 あのおっさんどうしたと思う?
高 何言うた?
松 何をテンション上がってたんか知らんけど、
高 うん。
松 「××こー、××こー、」
高 うわ、むっちゃくちゃやん。
松 ははは。
高 そらあきませんね(笑)
松 俺ね、
高 はい。
松 もうね、(笑)
高 そらあかんよ。
松 びっくりして。
高 うん。
松 こんな大人がね、
高 ははは。
松 しかも、もう交番近いしね、
高 それは言うたらいかんね。
松 しかも、そこに何のメッセージ性もないやんか。
高 うん。それ、なんで、松本と浜田に何を見せたかったんやろね?
松 何を、何を見せたかったんや!
高 心意気かな?
松・高 ははは。
松 100歩譲って芸人なら分かるけど、
高 あー、まあね。
松 そうやねん。
高 社員やしね。
松 いやもうねー、それが忘れられへんねん。
高 すごい。すごいわー。

高 最初に行ったら、そら、
松 うん。
高 ちゃんと喋ってくれるやんか。勿論ね、知らん人間やから(笑)
松 うん。
高 その時は、物凄いちゃんと喋ってるけど、あのー、
   俺、松本に連れられて行ったやんか、事務所。
   汚い所、行ったのよ。
松 うん。
高 で、紳助さんに会ったのよ。
松 うん。
高 紳助さんと大崎さんがいてはって、
松 うん。
高 で、大崎さんに会った時に、「トイレすいません、お借りします。」
松 うん。
高 言うたら、うんこべったりついてて。
松 あー。
高 で、すごいもっともらしいことを言ってはるんのよね。
松 うん。

高 「ダウンタウンは、こう東京に進出する。」とか、
松 うん。
高 言うてるさなか、
松 うん。
高 俺もうトイレ入って、「こんなトイレ見てる会社の、」(笑)
松 ははは。「その前にお前らは、」
高 そ、(笑)
松 「うんこをなんとかせえ」と(笑)
高 そんな展望を喋られても(笑)
松 ははは。
高 俺、裏っかわ見てもうたみたいなとこあるから(笑)
松 ははは。
高 さすがにね、俺ちょっと、「大丈夫かな、吉本って。」
松 いや、そら大丈夫じゃないでしょ。
高 あの頃の東京吉本っていうのは、ほんーまね、
松 俺、何回も言うてるけど、ダウンタウンっていう名前、
高 うん。
松 「コンビ名つけなあかん」って一生懸命言うてる時、
   ずっと大崎さんのメガネにチン毛ついてたからな。
高 ははは。
松 (笑)
高 それね(笑)
松 言われへんかったもん(笑)

松 それも、裏っかわにやからな。
高 ははは。
松 根が深いわ。
高 ちょっともー(笑)
松 拭いてなんとかなるもんでもない(笑)
高 やばい。これ、目、あたってないんかな(笑)

高 灯台下暗しで、見えへんねんな。
松 見えへんのですね、それはね。
高 はー。
松 ええ。

高 もう何十年です。25年。
松 25年です。
高 なあ。
松 そうですよ。
高 すごいなー。
松 フランスには来るって言うてましたね。
高 はは。それはええがな、別に。
松 そんな時だけ来るんですよ。
高 いいじゃないですか。別に。
松 あ、まあ君らもそやけどね。そんなときだけ来るんですよね。
高 じゃ、いかんでええのか?全員が。一人でええんか?
松 もー、今回ものすごい大所帯でしょ?
高 そうですよ。もっと言うと、色んな、あの、人が来ますよ。
   土屋さんまで来ますよ。なんか知らんけど。
松・高 ははは。
松 もう便乗がはんぱやないよね。
高 楽しいじゃないですか。皆さんの、何言うてんの自分。
   みんなが松本人志をね?こう、わっしょいわっしょいと、こう、
   かついでいこうっつー、あれじゃないですか。
松 いやいやいやいや、
   むしろこんな時こんでええから、
   もっとなんか、普通の時来て欲しいわ。
高 ええねん、ええねん。ねえ?海外行ったら、不安やろ。
松 「ええねん、ええねん」て(笑)

松 あなた、あのー、(笑)
高 え?
松 人の話を・・(笑)
高 はい。
松 ま、ええわ(笑)
高 はい。なんですか?ごめんなさい、ごめんなさい。
松 結構こー「ええねん、ええねん」とか、「んなわけないわぁ!」言うて、
高 うん。簡単に、
松 すっごい簡単に言うとき、あるよね(笑)
高 (笑)その時によって、確かにあるかもしれませんね。

松 まあ、そんなことで、
高 はい。
松 えー、今日、公開されて。
高 そうですね。
松 どうなるか、全然今の段階分からないですが、
高 うーん。
松 ええ。
高 大崎さんも言うてはったからね、むかーしから。
   「松本は、多分、えむ、映画撮ったらええねん。」とか、
   言うてたからね。
松 「えむ」っ??
高 (笑)あのー、なんか言わなあかんとは勿論思ってくれたと、
松 今、言うたよね?絶対に(笑)
高 ええねん、ええねん。「エム」って言うた?(笑)
松 今、言うたよ。「松本、エム」、
高 (笑)
松 「絶対エム、」って言うたで。今、ほんまに。

高 夢叶って、
松 うーん。
高 で、みんなでカンヌ行こうって、ね?ええ話じゃないですか。
松 ・・。
高 もう帰ってきてますけどね、この日。
松 まあね、行って良かったのか、悪かったのか、
高 うん。
松 分からないですけどね、この段階ではね。うーん。
高 まあまあまあ、やるだけやったんでね。
松 そうやなー。
高 それはもう、
松 いやでも、さっきも言うてたんですよね。今回吉本は珍しく、
高 そうなんですよ。
松 あのー、今迄吉本って、
高 うん。
松 そういう宣伝とかに、
高 うん。
松 一切、
高 うん。
松 お金をかけないというか、
高 うん。
松 なーんもしてなかったでしょ?
高 うん。
松 やりっぱなしみたいな。
高 うん。
松 今回珍しくー、
高 いやもー、
松 なんかこー、
高 今回は吉本、全面協力ですよ。
松 なんでやろな?みんな死ぬんかな。
高 違うよ。あんたが言うたからやがな。あんたが「ちゃんとやってくれ」言うたから、
   しょうがなくやってんねやんか。

松 らしないなー。
高 らしないですよ。ちゃんとした会社ですよ。
松 うん。ちゃんとした、・・アミューズみたいな感じになってるよね。
高 ははは!
松 ははは。
高 あのね、ちょっと
松 え?(笑)
高 アミューズが、まあ、確かにちゃんとしてると思いますけど、(笑)
松 うん(笑)
高 別に吉本もちゃんとしてますからね、それなりに(笑)
松 ははは。
高 俺、フォローしときますけど(笑)
松 あ、そうですか。
高 うん(笑)
松 くりそつアミーズ、アミューズ、「アミーズ」言うてもうてるやん(笑)
高 ちょっと最悪やん。
松 ははは。
高 ここは噛んだあかんよなー。
松 ははは。
高 ここは噛んだあかん。
松 でも、噛んではないんですよね。
高 ん?どういうこと?
松 噛んではないんですよ。これを噛んだって言われたら、
高 うん。
松 この先なんぼでもあるよ。
高 ・・ははは。おう。
松 こんなもんでね。
高 あ、
松 こんなもんで、噛んだって言うてるようじゃ、
高 こんなもんで、
松 まだまだ。
高 まだまだ。
松 うん。
高 今後、
松 もっとヒドイ噛みかた、
高 していくからー、
松 この先、どんどんしていくし、
高 ははは。
松 こんなことで、
高 それを理解してもらわんと、
松 そうそうそう。それを理解してもらわんと(笑)
高 ここで止まってもろたら困る、と。
松 困る、
高 流してもらわんと(笑)
松 そうそうそう。
高 あー、分かった(笑)
松 こんなもんやない、俺の噛みかたは。
高 ははは。やめちまえ!もうそんなん。
松・高 ははは。

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