2006.7.1(土) 248回

今週の一曲 『 ツッパリHigh School Rock'n Roll (登校編) 』 横浜銀蝿

其の壱 『 木曜はいつも雨 ・ 格好つけてしまう時 』

松 えー、どーもー、JR松ちゃん本線です。
高 どーもー、えー、骨付き高須の小悪魔風でーす。
松 もー、料理でいこうとしてんねやん。
高 今日はね。
松 「今日は」ってどういうことなの?2本録り丸出しやん。
高 ははは。
松 2本録りの2本目丸出しの発言やん。
高 ははは。あー、やってもうたー(笑)

松 アホやなー。
高 ほんま、素人やね。
松 龍谷大学やなー。
高 はいはいはい。

高 大変ですわ。
松 大変ですよ。ほんとに。
高 ねえ?
松 このむしむしと、
高 むしむし、むしむししてきてね、これ、
松 うん。
高 梅雨っちゅーと。
松 いや、梅雨っちゅーか、あの、完全にもー、
   あの、日本は気候がおかしなっとるよな。
高 そうなんすかね?
松 梅雨前から、ずっと梅雨やん。今年なんて。
高 でも、ちょっと窓あけると、寒かったりするでしょ?今日なんて。
松 あ、そうそうそう。
高 だから、分からへんねん。

松 ずっと木曜日って雨なんですよね。昔っから。
高 あ、そうですかね?
松 はい。
高 そういうもんですか?
松 はい。僕もうね、ほんとにね、
高 統計とってるんですか?
松 統計、とってるのと、もう、さも似たりですよ。
高 とってへんねやん。
松 あと、これない時『DX』でしょ?
高 うん。
松 『DX』ん時、よー雨やねん。で、もっと言えば、
   木曜日うわーーーっと後ろに振り返って、
高 うん。
松 いけば、
高 うん。
松 『ヤンタン』やってたでしょ?
高 やってました。雨多かった!
松 あれも、木曜日なんですよ。
高 雨多かった。

松 だからね、間違いなく、全曜日の中で、
   木曜日が一番雨多いんですよ。
高 あー。
松 調べてみ?これ。ほんま。
高 調べましょか。
松 もう俺がね、二十歳そこそこの時から、ずっとですよ。
高 うん。
松 もー、20何年間。
高 木曜日が雨多い?
松 木曜日が雨多い。
高 逆に晴れが多いのは?
松 知らん!
高 ・・。
松 知―らん。
高 ははは。
松 知らん知―らん。
高 これはもう、全然ポイントにならんな。声出しても(笑)
松 ははは。
高 なんーのポイントにもなれへんこと、言いはったけど。

高 『堂本兄弟』っていう番組やってるんですよね。
松 色んなん、
高 たまたまね。
松 やってんなー、自分。
高 まあ、『ガキ』がたまに、ちょっとかぶったりする、
松 あ、ほんまや!
高 いや、ちょいかぶり。かぶってないですよ?本来かぶってないですよ?
   番組が、ちょっとこうなったら、ちょっと出てまうんですよ。
松 「ちょっとこうなったら」ってなんやねん(笑)
高 これ、どっちかが野球があったりとかすると、
松 ははは。
高 まあ、来るんですよ。でもほぼないんですよ?
   だから、本来ないんですよ。本来ないんですよ。
松 おーおーおー。
高 ね?で、まあ、それ、僕が言う、
松 本来ないか?
高 ないですよ。
松 あったような気ぃする。

松 『堂本兄弟』何時から?
高 何時か分かんないっす。
松 ははは。
高 しっかりは、僕、
松 あるんちゃう?『堂本兄弟』。
高 ないです。その前に、
松 待てよ、俺、『堂本兄弟』10分ぐらいかぶってたような気がするな。
高 かぶってないっす。
松 元々が。
高 かぶってないです。大丈夫です。
松 ちょっとあのー、なんか持ってきて。

高 ほいでな、竹中さんが出はんのよ。
松 『堂本兄弟』に。
高 うん。で、竹中さんの、
松 うん。
高 エピソードの中に、
松 うん。
高 これまだ言ったらあかんのかもしれんけど、
松 うん。
高 あのー、初、初デートの時に、
松 うん。
高 まあ、好きな人がおったんやて。
松 うん。
高 で、物凄い好きやから、もう腹おかしなってきてんて。
松 うん。
高 で、「うわ、これあかん。腹がぐるぐる言うてきた。」思て、
松 うん。
高 もうビチビチになってきてんて。
松 うん。
高 「もー、やばいやばいやばい。」と。
松 うん。

高 しゃーないから、「トイレ行ってくる。」と。
   これでも、初めてのデートやから、
松 うん。
高 ものすごい心象を良くしとかんと、
松 うん。
高 あかんやんか。ほいで、元々モテへんかった人やから。
松 うん。
高 で、あの人が、トイレにかけこんで、できるだけ小に、
松 見せようと思って。
高 タイトに、
松 うん。
高 できるだけ小にしようと思って、
松 時間を短く、
高 うん。

高 「まあ、ここで大丈夫か。」
松 うん。
高 ほんの、「まあまあ、第一戦これで大丈夫か。」っていうので、
松 うん。
高 バッて出てきたんやって。
松 うん。
高 出てきて、まあ、「小っぽく見えたかなー。」と思って、喋ってる時に、
松 うん。
高 「あー、じゃあ、私もトイレ行ってこよー。」と思って(言って)、
松 うん。
高 「あー、これ行ったらくさいんちゃうかな。どわっ!」と思ったら、
松 うん。
高 流してないことに気付いてんて。
松 あーー。それどこで?家で?
高 茶店。喫茶店で。
松 その間、誰も行ってないことは、
高 誰も行ってない。

松 うわ、もー最悪やん。
高 ザーーしてないんちゃうんか?
松 うん。
高 って気付いたんや。
松 うん。
高 で、「あーーー!」と思って、
松 うん。
高 出てきたら、女の人が案の定(笑)
松 うん。
高 気づかいの、何にも言いはれへんけど、
松 (笑)
高 明らかに顔が、もうちょっとおかしな顔で出てきたって(笑)
松 ははは。
高 俺、それ聞いた時、「あー、そんなんあるなー」と思って、
   女となんかデートする時に、
松 うん。
高 昔とか、俺よう腹くだすのよ。その、冷えてくると。
松 うんうん。
高 したら、できるだけ小に見せようっていう、作戦に出ぇへん?
松 うーん。だからな、
高 うん。
松 もー、今に、
高 それがあかんのかね?
松 今にして思えばね、
高 うん。
松 結局ね、あのー、ええかっこすんなって、
高 すんなっつー話やんか。
松 話なんですよ。

高 ただせめて、
松 うん。
高 初デートの時には、それは、そうやんか。
   ええように見られたいやんか。
松 そうや。今考えたらね。
高 そらそうですよ。
松 いや、今考えたらというか、そん時はね。
高 そん時はそうですよ。

松 「腹痛なってきてさー。」って言うたら、
   別にそれで、「何この人?」ってなれへんやん。
高 そうやねん。どっちが無様かって言うたら、
松 い、
高 タイトにしようと思って、
松 そうなんですよ。
高 第2期がやってきたことを思ったら、
松 そうなんですよ。
高 全然いいんですよ。
松 それは、もう全てのことに言えるんですけど、なんかもー、
   ええかっこすんなって話しなんですよ。
   自分がMサイズやったらMのジャケット着とけって、
   それをLサイズ着るから、もー、
   袖にしょうゆついてもうたりするんやっていうことを、
   前も1回言うてると思うんですけど、
高 言うてますね。
松 もー、
高 あれなんでやってまうんやろ?俺、いまだに、
松 うん。
高 ちょっと、なんか、初めての打ち合わせの人が、
   おったりとかするやんか。
松 うんうん。
高 この業界じゃない人で、テレビじゃない人で。
松 うんうん。
高 取材かなんかかな?
松 うんうん。

高 初めての人ですよ?「ちょっとトイレ、かし、あ、行ってきます。」つって、
   まあ、今日は腹おかしいから、うんこしようと思って。
松 うん。
高 パンパーンとうんこして、
松 うん。
高 もうタイトに。
松 うん。
高 タイトにタイトに。
松 うん。
高 やってきたら、やっぱり、誰か行きはる時あんのよね。
松 あー。
高 同じように。
松 うんうん。
高 したらやっぱり、「あー、こんなんやったらね、」
松 うん。
高 言うとくべきや、と。
松 言う、言うたらいいんですよ。
高 逆にうんこして、早いのが気持ち悪いじゃないですか。
松 そうそうそうそう。言うたらええねん、ほんま。
高 もうなー、情けないものが出てまうなー。
松 そう。
高 男って。
松 そうやねん。言うたらええねん。
高 でも、言われへんねん。
松 ただ、言うたらええねん言うて、
高 うん。
松 逆に、「うんこしてくる。」言うて、あれ、なんやろなー、
   開き直りすぎの奴もおるやろ?
   ガラガラガラガラーみたいな、その、
高 あー。
松 ティッシュペーパーをガラガラガラガラー!や、あれわざとやろ?
高 あんなんあかん。
松 あれはちょっと、「言うたらええねん」のはき違えなんですよ。

松 ただ、「うんこを行ってきます。」
高 うん。
松 ね?「高須二等兵、」
高 うん。うんこ、二等兵や、俺(笑)
松 ははは。
高 「高須二等兵、うんこを行ってきます。」と。
松 うんこを、
高 「ただいまから、うんこを行ってきます。」と。
松 「行ってきます。」って、ちゃんと言うべきなんですよ。
高 正しいなあ。
松 いやもー、ええかっこしたらあかんねん。ろくなことないから。
高 そうなんですよ。

高 でもやっぱりね、
松 うん。
高 初めて逢う人とかね、
松 うん。
高 ちょっと、女性とかね、
松 うん。
高 なんかちょっとー、いう時には、
松 うん。
高 なーんかいきってまうねんなー、あれ。
松 いきってまうな。

高 自分もあるでしょ?
松 いや、いききってまうし、
高 言うても。
松 なん、やっぱり(笑)そうですよね。
高 やっぱりあるわ。
松 やっぱりね。
高 タッパをね、
松 うん。
高 いや、その二等兵やったら二等兵でええのに、
松 うん。
高 「いや、俺、意外と一等兵のとこあるんやでー。」
松 (笑)
高 「一等兵とは言い切れへんけど。」って見せようとする俺がおんねん。

高 一回さ、車運転してて、
松 うん。
高 もう、もうなんや、夜中やわ。
松 うん。
高 もうなんや、鼻がむずがゆいなー思て。
松 うん。
高 パーンと、ここ、プンプーンってやったけど、
松 うん。
高 もう鼻が、どうもこう、
松 うん。
高 とれへん鼻くそがあるわけよ。
松 うんうん。

高 で、もう、ほじる用に、
松 うん。
高 ドリルのようなティッシュにして、
松 あー。
高 ぐりぐりぐりぐりー。
松 ローリングしますから。
高 うん。ぐりぐりぐりぐりーやってる時に、
松 うんうん。
高 あの、もう横の方で、手ぇ振ってるのが見えて。
松 ははは。
高 手ぇ振ってるのが見えて、なんや見たら、
松 ははは。
高 「銭形金太郎」の、知ってる女の子で(笑)
松 ははは。
高 もう俺、ぐりぐりぐりぐりーやってるから、もうね、
   恥ずかしーなーと思って(笑)
松 (笑)
高 もう、そういう時は、「別にー」みたいな顔すんねん。
松 いや、それは、絶対無理やもん。土木作業やもん。
松・高 ははは。
松 土木作業やで、ただの(笑)
高 いや、もー(笑)
松 作家やあれへんがな(笑)
高 ははは。もうね、ぐりぐりぐりぐり。
松 荒い男のやることや。

高 なんや、おかしな顔なってんねん。
松 ははは。
高 で、冷たく「おおっ!」言うて、もう行ってもうたみたいなことなってんねん。
松 (笑)
高 情けないなー。
松 ははは。

其の弐 『 “タッチ”と“花よりもなほ” ・ ひどい映画 』

高 あなたなんかないんですか?最近。
松 そうですね、最近ですか?
高 どこも行ってないんですか?
松 どこも行かないんです。
高 あれ?意外と、水曜日とか何してたんですか?じゃあ。
松 水曜日?
高 うん。
松 水曜日・・・あの、『ガキ』のない時でしょ?
高 うん。
松 あのー『ガキ』のないときですよね?
高 うん。
松 あのー、家、おりましたね。
高 ・・(笑)ずっと?
松 もーストレスがたまってんねん。
高 どないしたんや。
松 だからもう、帯状疱疹とか、色々出てきたでしょ?
高 あーあーあー、イボ痔。
松 イボ痔とか。

松 あんなもん全部、ストレスから来てますから。
高 あらら。
松 あんまりイライラせんとこ、思って。休みん時は。
高 できるだけ家におって、
松 うん。
高 のんびりかいな。
松 ええ。
高 ほー。
松 なんか知らんけど、あのー、「タッチ」読んでましたわ。
高 うわー、青春やなー。
松 なんか久しぶりに、「タッチ」読んだろー思て。
高 本どうしたんや?
松 あのー、買って。
高 えー?
松 ええ。「タッチ」読んだろーって。
高 良かった?
松 なんか「タッチ」は、やっぱりいいですね。
高 「タッチ」いいですか?
松 「タッチ」はなんか、よくないですか?
高 いや、いいですね。
松 あれだってあのー、ちょっと青春でしょ?
高 青春です。
松 で、大体同じ世代じゃないですか。
高 そうです。だから、あの、喫茶店がええ感じやねん。

松 あのー、南ちゃんとかの、
高 うん。
松 あの辺の年齢と、
高 うん。
松 僕らの年齢が、ほとんど一緒じゃないですか。
高 一緒ですね。はいはいはい。
松 で、連載してた、
高 はい。
松 当時も、
高 はい。
松 大体自分らと同じじゃないですか。
高 そうですね。はいはいはい。
松 もー、懐かしさと、
高 うん。
松 色々あって、
高 うん。
松 もー、いいですね、あれ。
高 いいです。
松 ちょっと久しぶりに読んでみ?
高 あーやっぱいいですか。
松 うん。

松 あのー、懐かしさと、同時になんかそのー、
高 何?もう1個言うて。その、あかん。
   「あの懐かしさと同時に」もう1個言うてくれんと、
松 切なさと。
高 ははは。ふつーやな(笑)
松 ・・。
高 懐かしさと切なさが、同時にやってくる?
松 そうや。
高 あー、そいうことやったんや。
松 そうや(笑)

高 あの、観ました、
松 何?
高 「花よりもなほ」。
松 あー。
高 キム兄が出てる。
松 俺ももうてんねんけど、観てへんねん。
高 「もうてる」?あー、Vを。
松 うん。
高 2時間半ぐらいあるでしょ?
松 あーそうなの。
高 長いですからね。
松 あー。
高 観てきました。是枝さん。
松 「観てきました」?
高 映画館行きましたよ。
松 すげえ。

松 キムがなんか、わりとおいしい、
高 「ええセリフ、僕言うてるんですー。」みたいなこと言われたから。
松 あーそうなの。
高 うん。まあ、
   「それはええセリフやなー、それは観に行かなあかんわ」
松 うん。
高 観てきたんですけどね。なーんか、まあ、僕ね、正直言うと、
松 うん。
高 前半部分は、すごい好きなんですけど、
松 うん。
高 結局後半が、
松 うん。
高 「あれ?色んなこと入れすぎたんちゃうかなー?」って、
松 あー、そうか。
高 思ってもうたんやなー。
松 へー。
高 すっごい前半とか、俺好きでしたねー。
   ええ、「い、あ、いいですねー、このタッチ。」
松 うん。
高 しかも、タッチ、
松 うん。
高 そのー、なんちゅーの?
松 もう「タッチ」言うてもうてるやん。
高 もー、そこ流れたと思ったのに、
松 ははは。
高 「タッチ」ばれた。もう違うねん、
松 ははは。
高 今の「タッチ」は、流れたと思ったのよ。
松 ははは。
高 くっそー。
松 ははは。
高 腹立つー。

松 「ごめん、高須二等兵“タッチ”言うてまいました!」
高 (笑)
松 って言やあええのに、もうなんか、
   そのまま「タッチ」言うてへん顔したやん!
高 (笑)
松 「タッチ」言うてへん顔したからぁぁ!
高 ははは。ばれたー?(笑)
松 (笑)
高 言うたよかったーー。

高 通り過ぎようと思ったら、言われたからー。
松 (笑)
高 あのね、大体ね、
松 うん。
高 俺はね、
松 うん。
高 松本人志を、どういう人間や?言うたら、
松 はい。
高 そういうとこがあるんですよ。
松 はい。
高 見逃して、みんなが、
松 僕はもう、絶対見逃さないですよ。
高 みんなが「そこはもうええやんか。」言うてる時に、
松 ええ。
高 ひっぱってきて、「ほら!お前ここ、見逃したな!」って、
松 ええ。
高 襟首もって見せるやろ?
松 そうですね。
高 大体、これで笑いをとるやろ?
松 僕はもー、砂金、砂金取りのような、やり方をしますから。
高 うん。
松 もうちっちゃーいもう光が、ちらっとあったら、
高 うん。
松 そこ、もう回収して行きますから。
高 そうでしょ?(笑)

高 それはね、僕は、ずーっと子供の頃からね、(笑)
松 (笑)
高 あなたの性格上、僕は知ってるんです。
松 (笑)
高 それを見つけたあなたは、もうね、鬼の首をとったように、
松・高 あああああ〜〜!
高 って言うから、それがまた、腹立つ腹立つ!(笑)
松 ははは。
高 分かっとるっちゅーねん、俺も。今。
松 こないだ自分、柳岡にめっちゃやったやろ?あれ。
高 あー、やったやった(笑)

松 柳岡が凡ミスをしたのよ。
高 えらい凡ミスや。
松・高 なんやったかなー。
高 あれ。
松 めちゃくちゃ言うたよな、自分。
高 めちゃめちゃ、「あああ〜〜〜!」言うた。
松 (笑)
高 あれでも、ヒドイ凡ミスやったで。
松 いやでも、確かにおもろいねん。
高 ははは。
松 あーいうの。ほんーまおもろいねん(笑)
高 そしたら、言われた方は、(笑)
松 たまらんやろ?あれ(笑)
高 どういう顔してええか分からん顔してるやろ?(笑)
松 (笑)
高 あれはおもろいなー(笑)

高 あ、でも、『ガキ』でも言うてましたよ。今度またスペシャル、
松 ああ。
高 なんかあの、「“笑ってはいけない”、やりましょう」みたいな。
松 あー。

高 で、今度“笑ってはいけない”パターンを、
   どこに持ってくかみたいな、会議やってました。
松 大変やなー、でも、あれはあれで。
高 あれは大変ですけどね。

高 実際3日かかってるからね。
松 そうか。
高 前々日掃除、スタッフ入った、
松 ほんまやねー。
高 で、前日に技術前乗り込み、全部やった。
松 うん。
高 ほんで当日、で、当日終わりの片付け全部。4日か。
松 うん。
高 大変ですよ。
松 ほんまやね。

松 大変やなー。休みたいなー。
高 ははは。
松 (笑)
高 休みたい(笑)
松 「花よりもなほ」?の話、途中で終わってるで、自分。ほんで。
高 あーだから、あの、町並みがね、すごいあの、
   いいタッチなんですよ。ある意味ね。
松 ・・・(笑)
高 ・・。
松・高 ははは。
高 あの、町並みがね、
松 うん。
高 すごいいいんですよ。
松 うん。
高 あの、町並みと、
松 なんやねん、もー。
高 町並みと言おうか、長屋、「言うたあかんな」思て。
   そんな言うほどね。長屋すごい、
松 でも、偉いな。ちゃんと映画館観に行って。
高 いやでも、観てくれって言うたから、「あ、じゃあ、」
松 そんなもん、吉本に言うたら、ビデオぐらいなんとでもなったのに。
高 いやいや、やっぱりちゃんとね、
松 うん。
高 お金払って観に行かんとね。そういうのはね。
松 ほー、すごい。
高 で、やっぱりね、ちゃんと是枝さんの映画は、
   ちゃんと観たかったんですよ。

高 「誰も知らない」。
松 あー。
高 あれ観て良かったから、
   「あー、どんなん撮りはんねやろ?」で、時代劇っつったから、
松 うん。
高 「あ、ありやねんなー、時代劇。そこはありやねん。」と思ったから、
松 うん。
高 ちょっと観ときたかったんですよね。

松 家にビデオあるんですけどね。
高 うん。
松 中々これ、手ぇが出ぇへんのなー。
高 な、観てあげーな。そら、キム兄も出てんねやから。
松 俺ねー、もー、ほんまねー、結局映画って、
   あんまり好きやないんやろね。
高 うんうん。
松 実は。
高 うんうんうん。
松 いや、勿論、面白い映画は好きですよ?
高 うん。
松 でも、こんなもん、観てみんと分かれへんからね。
高 うん。そらそうや。
松 大抵の場合、途中でしんどなってくるから。
高 「もうええかな?」って。
松 もー、ここの上半期のワーストワン聞いてくれる?
高 なんですか?
松 あのー、「フライトプラン」。

高 観てない。えぐいの?
松 えぐいねん。
高 何をやりたいねん、
松 っていうか、あのおばはん、誰やったっけ?
高 あのー、
松 なんかもー、
高 ジョディ・フォスター。
松 もー、あいつ、もー、もうあいつええで。
高 あ、そう?
松 もう、あいつええ。
高 あいつ、そんな悪ないんちゃう?
松 あいつ、前もやってるやろ?しょーーもないの。

高 「コンタクト」や。「コンタクト」ええやんか。
松 「コンタクト」はええねん。
高 めちゃめちゃええやんか、「コンタクト」。
松 「コンタクト」は、俺好きやねん。
高 えらいええがな、「コンタクト」。
松 あれはええ映画や。
高 何を言うてんねん。

高 ジョディ・フォスターや。
松 ジョディ・フォスター。ええ映画や。
高 なんや、えらい変わっとるがな。180度。
松 (笑)
   「コンタクト」はいいんですよ。「コンタクト」以降やんか。
   あいつのやってること、もうめちゃくちゃや。
   で、今回のこの「フライトなんたら」の前に、あったやんか、
   なんか、家の中でなんやー、このなんか、
高 ん?「パニックルーム」。
松 「パニックルーム」観た?
高 観てない。
松 もう、さいーーあくやねん!
高 なんでそんな最悪なの受けてんねやろ?
松 もー、分からんねん。

松 あいつ今、娘がおんねやろ?
高 おるおるおるおる。
松 ほいでなんや、娘のことが可愛いねん、今な。
高 はーはー。
松 ほいで、それと公私混同しとんねん。
   ほいで映画でも、なんか、娘となんか、
高 あーー。
松 娘を守る母親みたいな、
高 あー。
松 今なんか、
高 あっち行ってんねん。
松 なんかおかしな方向行ってもうてんねん。
高 あっち行ってんねや。
松 そんなもんはな、お前がプライベートで、
   娘かわいがったらええだけの話でな、
   映画にまで持ち込むな、いう話やねん。
高 うん。

松 前の話もぐずぐずで、
高 うん。
松 今回は、飛行機ん中で、
高 うん。
松 知ってる?
高 だから、知らん言うてるやん。

松 飛行機の中、触れ込みは、娘と一緒に飛行機乗って、
高 うん。
松 上空何千メートルの上で、
高 うん。
松 娘が行方不明になんねん。
高 えええ?
松 どういうことやと思います?
高 (笑)
松 知りたい人は劇場で、みたいな。
高 お、なんかすごいこと、
松 娘が飛行機の中で、誘拐されんねん。
高 そんな、誘拐?
松 誘拐されんねん。誘拐っていうか、おらなくなるんです。
高 そんなことありうるんですか?
松 ありうるんですか?そんなこと。
高 ないでしょ。
松 ないと思うやろ?
高 うん。
松 気になれへん?
高 気になる。まあ。

松 びっくりしますよ?
高 え、そのオチが?
松 オチがもー、あのー、めちゃくちゃなんですよ。
   これ言うていいのかな?でもね。
高 分かれへん。
松 今もうでも、映画館、もうDVDになってるから、
高 うんうんうん。
松 いいんじゃない?
高 どうなった?
松 あのね、途中ね、
高 うん。
松 あの、おやじもいたんですよ。おやじと娘と、あのおばはんと3人で、
高 うん。
松 暮らしてたんですよ。
高 あー。
松 で、おやじが死んだんですよ。
高 うん。

松 で、このおやじの棺おけを持って国に帰るために、
高 棺おけを持って?!
松 棺おけをね、あのー、
高 でかいもの。
松 棺おけを飛行機に積んで。
高 はいはい。

松 ほんで、あのー、娘が急に、
高 うん。
松 おばはん、仮眠してる間に、
高 うん。娘おらんようなるんや。
松 目、ぐわっと起きたら、娘おらんようなってんですよ。

松 で、「娘がおれへん!」言うて、
   ば〜〜パニックになるんですよ。
高 うん。
松 ほいで、「娘を見ませんか?見ませんか?」あー、
   「元々あなたが娘をつれてたことを知らない。」
   みたいになってるんですよね。
高 うん。おかしい。
松 もうこれ、途中ぐらいで、
   「え?これあれやん。“シックスセンス”やん。」
   って思ったんですよ。
高 あら。
松 ね?
高 うん。
松 おやじだけじゃなくて、
高 うん。
松 もう、
松・高 娘も一緒に死んでんのに、
松 お、お、おかんが、
高 おる体の、
松 「気付いてへんねやん。」みたいな、
高 思ったんや。
松 「それはヒドイぞー。」
高 「そんなんやったら、ヒドイぞ。」と。
松 「もー、完全に“シックスセンス”のパクりやん、これ。」
   って思ったんですよ。
高 ほうほう。
松 今考えてみたら、そっちの方が、まだまし。

高 どうなったの?
松 いや、普通に、
高 うん。
松 犯人のおっさんがおんねんけど、
高 うん。
松 連れて行ってんねん。
高 どこに?
松 寝てる間に。
高 どこに?
松 ジョディ・フォスターが寝てる間に、
高 どこに?うん。
松 担いで連れて行ってんねん。
   なんか、下のエンジンルームみたいな、
高 ははは。
松 どない思う?
高 ははは。
松 これ、どない思う?これどない思う?
高 怖いなー(笑)
松 「気付きませんでした!騙された!騙された!」
  みたいな感じで言われても、
高 あら〜〜。
松 いや、いやいや、
高 トリックもくそもあれへんやん、それ。

高 でも、周りの人も、何故気付かなかったん?
松 もうむちゃくちゃなんですよ。
高 周りの人は気付くやん。
   そのおっさんが連れていってんねやったら。
松 そうなんですよ。
高 誰か見てるはずや。
松 そうでしょ?気付いてへん。有り得へん。
高 そら、乗ってるそのー、
松 スカスカじゃないんですよ?
高 おかしいやん、それ。
松 乗客もそこそこ、満室に近いぐらい、
高 スチュワーデスさんもいてるわけでしょ?それ。
松 そうです。全員が、1人のスチュワーデスは、
   その犯人側の奴やったんですけど、
   でも他にもスチュワーデスおるし。
高 なんでそれでバレへんの?
松 わけないやろ?
高 わけない。
松 ほいでその、搭乗手続きの、あーいうのなんや?
   コンピュータのあれは消したんや。テロ、テロリストの犯人が、
   テロリストなんで。消したにしたって、
   チェックインの時に娘つれてたら、分かるやん!
高 分かるやん。
松 ほいで、乗り込むときに、他の客も見とるやん。

松 ほいで、ジョディ・フォスターも、
   なんで寝るってわかったんや?いう話なんですよ。
高 ほんまやわ。
松 別に睡眠薬飲まされたとかじゃないんですよ。
高 「どっかで寝るんやろな。」って思ってんねや。
松 寝ぇへんかも分からんやん。
高 うん。分からん。
松 娘も寝ぇへんかも分からんやん。
高 どういうこと?
松 抱きかかえられたら、娘も起きるやろ。
高 ひどいな。
松 しかも、カバンもなくなってんねん。
   だから、ジョディ・フォスターが寝てる間におっさん来て、
   娘かついで、上のやつパッカー開けて、
   でっかいカバン持って、パカー閉めて、
   ふわーー行ってんねん。エンジンルームまで。
   誰1人見てへんわけないやん!
高 これ、全員なんか、寝てしまうようなこと、
   トリックをやってるわけじゃないの?
松 ないねん。
高 えー?
松 クソみたいな映画やろ?
高 まあまあ、設定に無理があるよな。

高 会議の時点で、「ちょ、ちょ、ちょっといいですか?」と。
   「ノッてるとこすいません。」と。
松・高 ははは。
高 お互い、
松 何回もそこ言うよな?
高 うん。「ノッてるとこすいません。ここがね、」
   「いや、いいんだよ、高須ちゃん。」
松 うんうん。
高 「そこはもういいんだよ、高須ちゃん。」
松 「もういいんだよ。」

松 「もうちょっとそれはー、後にしよう。」
高 「いや、後にされても、ここから進んで(笑)」
松 「えー、ジョディ・フォスター走ってきました。」
高 えー?(笑)
松 ははは。

高 「まあいいですわ。」
松・高 ははは。
松 「高須ちゃん、そういう、そういうこと言うてたら、もうダメだよ。」
高 「うーん。」
松 「ハリウッドはそういう世界じゃないんだよ。」
高 「ですよね、ですよね。」
松 って言われて。
高 「ですよね。」
松 「ハリウッドじゃ、そういうことじゃ通用しないよ。」
高 「なんかねー、・・寝るとは限らないですよね?」
松 「・・・うううううーーん。」言われて。
高 ははは。
松 (笑)

高 そんなん嫌やなー。そこは言わなあかんよな、みんな。
松 言わなあかん。言わなあかん。
高 誰か偉い人が飛び越えて、「これ、飛び越えてるんじゃないの?」
松 うん。
高 「この設定は大丈夫じゃない?」って、
   大きくぐるんっと持って行ったんやな。
松 あの、そこをね、飛び越えられたらね、
高 うん。
松 もう、この映画の醍醐味というか、
高 なんにもあれへん。
松 この映画の、触れ込み、宣伝はそこやったからね。
高 それはヒドイ。それはヒドイわ。

松 「一人の子供が消えた!」っていうことが、
高 うん。
松 これを「さあ皆さん!」言うて、
   俺らに突きつけてきたわけですから。
高 そら、色々考えますよ。
松 色々考えましたよ、僕も。
高 まーさか、寝てる間にかついで逃げてるとは思いませんからね。
松 びっくりしますね。
高 えらいもんやなー。
松 最低の映画です。で、これをまた、
   ジョディ・フォスターが日本まで来て、
   「ミナサーン、面白いんでミテクダサーイ」言うてる、
   この感情が、俺はもう考えられないんですよ!
高 まあ、ほんとは、そうでもないんちゃう?
   「すいません、今回そんなおもろないんですけども。」

高 ジョディ・フォスターも、なんで台本もろた時に、
   脚本もろた時に、
松 いや、ほんまやろ?
高 「あれ?」
松 「ちょっと待ってください。」
高 「フォスター、それはいいんだよ。」
松 (笑)
高 ジョディか。逆は。
松 「フォスター」(笑)
高 「フォスター」とは言わへんか(笑)
松 (笑)
高 「ジョディ!それはもういいよ。」
松 いや、ほんまに。
高 いや、それおかしいよな。
松 おかしいよ。あの、む、娘もそうやわ!
高 うん。
松 「ちょっといいですかー?」
高 うん。
松 って。
高 もう、それ娘関係あれへん。
松 「これ、あたし寝るって、」
高 ははは。
松 「決まってますかー?」(笑)
高 これ、ややこしーよ?(笑)
松 (笑)
高 それもおかしいし、犯人も言うわな。
松 犯人も言う!
高 犯人が一番、
松 「おーい、ちょっと、」
高 「おい、」
松 「ちょっといいですか?」
高 ははは。
松 ははは。
高 現場、監督、おろおろせなあかんで、それ。
松 いや、ほんまやねん。
高 どーやって、GOさせてきたんや?それ。
松 で、ここまで言うとね、逆にね、
高 観たなんねん(笑)
松 観たなんねん(笑)
高 ははは。
松 これがねー、あのー、
   映画の批評なんかやるとよくありがちでねー、
高 確かに。逆に観たなってくるもん。
松 あんまりボロクソ言うとね、
高 俺、観たなってるもん。ちょっと。
松 観たなってくるんですよ。

松 ヒドイ映画の方がね、結構言いようがあるんですよ。
高 あー。なるほどね。
松 うん。中途半端な映画が、
   一番なんのコメントもやりようないねん。
高 ほー。
松 いや、まあでも、上半期ワーストワンですよ、あれは。間違いなく。

松 今まで観た中で、もー、最悪の映画って何?
   俺、もー、あの「スピード2」も酷かったなー。
高 俺あの「北京原人」。
松 ははは。
高 もー、あれはもー、もう意味、
松 そんなもん(笑)
高 あれは、
松 そんなもん、手ぇ出したらあかんやん、あんなもん(笑)
高 びっくりした。
松 砂糖だらけやん。あの、おやつで言うたら、もー、
高 (笑)
松 ザラメがうわーーついてて、
高 もー、なん、
松 よう手ぇ出したな!
松・高 ははは。
高 いや、テープかなんか、V、VHSかなんか貰ったのかな?

高 もう、マンモスが、
松 うん。
高 マンモスが走り回ってんねんけど、
   マンモスの毛の粗いこと、粗いこと(笑)
松 ははは。
高 CG丸出しやからね(笑)
松 ははは。
高 「キングコング」観たんですよ。
松 あー、「キングコング」ね。
高 「キングコング」やっぱりすごいな、と思うんですよ。
松 あー。
高 その時にまた思い出してもうて。
   「これができて、あのマンモスができへんねや?」と(笑)
松 ははは。そら時代やろ。
高 いやいや、そんな何年も変われへんやろー。

高 もうそら、張りぼてみたいなやつですよ。
松 ははは。
高 原、原始人になってんねんけど、
松 (笑)あったあった。
高 ひっどかったなーー。
松 あったあった(笑)
高 伝えたい意味も分からんかったもん。
松 ははは。
高 これ、作ってる人すいません。ほんまにそう思いました、あれ。
松 ははは。

松 緒方直人。
高 緒方直人。よう受けたでー。
松 あー。
高 だから、その本人も、「いいですよ。」って、
松 うん。
高 本上は「いいですよ。」ってなったはずやねん。
松 うん。
高 ただビジュアルが、
松 うん。
高 あんな風につけられてるとは思えへんかったと思うで?
松 ははは。
高 ははは。もっとなんか加工されてるもんやと思ったら、
松 (笑)
高 もう「サルヂエ」やもん。藤井になってるもん。
松・高 ははは。
松 ほんまや。

松 「現場ではこうやけど、」
高 うん。
松 「上がりは」
高 「上がりは、」
松 「これにまたなんや、」
高 毛ぇつけたりとか、
松 「加工されて、公開までまだ時間あるから。」とか、
高 そらそうですよ。
松 なんか思てたんちゃう?
高 そうですよ。

高 肌色のなんか、全身のつけたまま走ってるからね。
松 (笑)
高 俺もー、あれ、びっくりしたわ(笑)
松 (笑)っていうか、ようそれを観るなぁ、自分。
高 いや、一応なんかで貰ってて、「観とかなあかんなー。」って、
松 あー。
高 それも「ヒドイから」って言ったのか忘れたけど。
松 あー。

高 でも、「キングコング」とかすごかったですよ。
松 あ、そう。
高 板尾さんがえらい、「キングコング」を押したから、
松 押してたね。
高 「前半は、前半は高須さん、あれいいですねー。
   後半はもうバテバテですけど。」
   いや、やっぱ前半は良かったですね。
松 へーー。
高 面白いですね。
松 へー。
高 あんーなCGできんねんな。
松 まあでもごめん、俺は今それ聞いて、
   「北京原人」が観たなって。
高 ははは。
松 「キングコング」より(笑)

高 1回観て。もうほんま、
   あのマンモスの毛の動き方おかしいもん(笑)
松 ははは。
高 なんやこの動き方!と思うで(笑)
松 (笑)
高 マンモスが走り去るんですよ。ぶわーーっと。まあ観てください。

松 ジョディ・フォスターが2本連続やってくれてんのよ。
高 あかんなー。「コンタクト」で、あんな良かったのになー。
松 「コンタクト」良かったね。
高 良かった。あれはようできてた。
松 あれは良かったよね。
高 あのね、子供っぽくなかったんですよ。
松 そうやね。
高 あの辺って、「アルマゲドン」とかちょっとね、
松 うん。
高 なんか安い感じの多かった中で、
   「コンタクト」はちょっと深かったんですよ。
松 あれはほんとに良かった。
高 うん。
松 もっと言われてもいい、
高 言われてもいいね。
松 映画やね。

其の参 『 結婚式での話 ・ 恋愛寿司論 』

〜曲
松 みなさーーん!
高 ははは。
松 残念なお知らせがございます!(泣)
高 (笑)
松 「ガキ」と「堂本兄弟」が、どんがぶりです!
高 「どん」までいってへんがな(笑)
松 ははは。
高 「どん」までいってへんがな、「どん」まで。
松 11分間かぶってるやん。
高 おかしいなー。
松 びっくりするわ。
高 いや、これね、こんなかぶって、
松 11分間と言やあね、これあなた、半分ですよ。
高 おかしいなー。
松 「おかしい」ってなんやねん。
高 これ、時間が変わってきたんですよ。
   これ、押されて押されて。
松 (笑)
高 僕もこれつらいんですよ。これ、どーしていいもんかね。
松 「堂本兄弟」って、今何やってんの?
高 まあゲスト呼んで、
松 もう音楽番組でもないんかいな?
高 音楽番組よ。一応は。だから、必ず一曲は歌うねん。ケツで。
松 あー、そうなんや。

高 「ガキ」のスタッフも、
松 うん。
高 裏を考えるやんか。
松 うん。
高 ね?したら、「あー、“堂本”のこれ、こういうのありますねー。」
松 これ何?元々はちゃうかったんやっけ?
高 元々は全然上よ。「堂本兄弟」、全然上やねんけど、
   ずれたのよ。「スタメン」かなんかがあるやろ?あれで、
松 その頃からもう、「堂本兄弟」はやってたんかいな?
高 やってたよ。「LOVELOVEあいしてる」の時からやってるもん。
   土曜日の。それから。
松 あ、そう。
高 で、日曜日にうつって。

高 ええとこにあったのよ。俺の中ではね。
松 必死やな。(笑)
高 (笑)いや、これ、どっちにもね、色々ありますからね。
松 そうですか。
高 はい。

高 ちょこちょこね、僕も結婚式呼ばれるんです。
松 はーはー。
高 やっぱし、今でも。
松 うん。

高 こないだ、あの、もえちゃん、いてるでしょ?
松 あ、はいはいはいはい。
高 で、まあ僕、
松 あの子結婚式してなかったんや。
高 してなかったんです。こないだしたんですけどね。
松 へー。
高 まあそれ呼ばれて。仕事で行けなかったんです。
松 ええ。ええ。

高 あの、旦那さんも知ってるんですよ。
松 誰さん?
高 旦那さん。
松 うん。

高 分かるやろ、それー(笑)
松 いや、聞えにくかってん、今。

高 連チャンでなんかあったんですよね。
   そういう結婚式みたいなんがね。
松 おお。
高 ほいでまた今度、あるんですよ。
松 うん。
高 で、僕ちょっと嫌なのが、
松 はい。
高 知らんとこに行くけ、行く結婚式って、
松 うん。
高 この業界やったらいいんですよ?
松 うん。
高 業界やなかったら、もう色んな人が、質問してくるんですよ。
松 あの、芸能界のことをね。
高 もーね、
松 しんどいやろ?
高 これ、なんかちょっと面白いことあると、
松 うん。
高 なんかなんか、向こうも気遣って喋りかけてくれるんですけど、
松 うん。
高 「あ、高須さんですよね?」みたいな、
   「はい。」、「なになにされてますよね?」「はい。」

高 「で、うちらも同じようなことやってて。」みたいなことを、
   「友達で、友達同士で、」
松 うわ、しんど。
高 「友達同士で同じようなことをやってる、」
松 その流れしんどいねん。
高 って言われて、
松 うん。
高 まあそれを聞くやんか。
松 うん。
高 どんなことやってんのか、まあちょっと、
   それらしい、楽しそうなことやってるわ。
松 うん。

高 「あー、なるほどねー。面白いねー。」
   「使わないでくださいよー。」って、そんなもんな、
松 (笑)
高 絶対使えへんやん。
松 たまらんやろ?
高 もうね、どう言うてええか、隣りの席なったら、
   喋らなしゃーないから。

松 そこがお笑いのいいとこでもあるんやけど、
高 うん。
松 気軽にそんな風に言われるっていうね。
高 うん。
松 でも、本来は、これ野球やサッカーや、比べたら、例えれば、
高 ちょ、待って(笑)
松 とんーでもないことを言うてるんですよね!
高 そうですよ!
松 「このパンチ、このパンチ、僕ね、こんなパンチ打つ、
   打つんですけどー、こんな試合で、とらないでくださいよー。」
高 って言われる。
松 なんやろ?むちゃくちゃやん。
高 むちゃくちゃなんですよ。
松 「使えるか!そんなもん。」
高 って思うところなんですけど、
松 うん。
高 その人は、なんや知らんけど、
   いけてるもんやと思ってんねんな。
松 うーん。
高 ちょっと待って、その前に、僕お笑いではないですから。
松・高 ははは。

松 バラエティを、
高 そう、バラエティが、
松 悪く言えば、すっごい、こー、
高 そうなんですよ。
松 下にこー、見られてる、
高 「あんな、あんな企画やったら僕らもやってますよー。」
   みたいなことなんですよ。
松 そうなんですよ。

高 「こうやったら、もっといいんじゃないですか?」
   みたいなことを言われるんですよ。
松 わあああああ〜。
高 (笑)
松 アドバイザーになってるや〜ん!
高 スーパーバイザー、
松 オーガナイザーやん!
高 スーパー、オーガナイザーか(笑)

高 また、ふわーっと飯食って、
松 うん。
高 もうほんま、俺、知り合いなんかおれへんから。
松 うん。
高 ちょっと知ってる奴が横におるぐらいで。
松 うん。
高 ほいで、この人が、
松 うん。
高 気を使って、あの、
   「なになにさんて、あれ、ほんとに、
    ほんとにあーいう人ですか?」
松 あー、するするするする。
高 「あー、でもね、ほぼあんな感じですよ。」
松 (笑)
高 ははは。
   もうどない言うたらええのよ、俺、これ。
   「ちゃい、ちゃいますよ。」
松 でもね、その話、この話を、ラジオを聞いてる人は、
高 うん。
松 いまいちピンときてないで。

高 これ、どーいうたらええねやろ?
松 どう言うたらええねやろね。
高 ものすごい、普通の話を、
松 だから、「あーいう感じの人なんですか?」っていう質問自体が、
   愚問中の愚問なんですよ。
高 うんうん。
松 色んなことがいえますから。
高 はい。
松 そこまで高須、知るわけ、
松・高 ないし。
松 その人のこと。
高 そうなんですよ。
松 で、「あーいう感じの人」って、お前がどういう感じに思ってるか、
高 (笑)
松 まず分からんし、
高 ははは。
松 その、人には色んな部分があるから。
高 もー、そうなんですよ。
松 とかね。
高 それを言い出すのは、ものすごいしんどいんですよ。

松 俺の浜田、「浜ちゃんとは、普段、」
高 うわ。
松 「遊ばないんですか?」も、これはもー、
高 ええな。
松 この先も、今までも、何回も言われた。
高 まあ、この先も絶対言われるやろね。
松 あー。
高 「浜ちゃんは?」って。いや、おらへんやん、一緒に。
松 うん。「えー?!」って、またそこでね、
   変にデカイリアクションされんねん。
高 ははは。大変やな。
松 こっちもやめといたらええのに、
高 うん。
松 「いやいや、だってそら、あいつ、
   携帯の番号も知らんもん。」って言うてまうねん。
高 「えーー!?」
松 ほんなら、「えーー?!」って言われんねん。

松 で、そこに、あのーー、なんやろ?
   宮迫なり、なんなり、コンビでおる奴の誰かがおったら、
高 うん。ふれるからね。そっち。
松 そっちにも、ふれて、「それはみんなそやで。」って、
高 「なあ?宮迫。」
松 そっちいけんねんけど、もうしんどいねん。
高 だからね、その業界人の結婚式なら、
   なんとなく楽に、誰か知ってるし。
松 うん。

松 だから、俺なんか実家帰ったりとか、しんどなってくんねん。
高 実家はええやんか。別に。
松 しんどいでー、あんたー。
高 そう?あ、
松 色紙ば〜〜持ってこられたりすんねんで?
高 うーーわー、ほんまやな。
松 腹立つでー。

高 よーさん来るでー、知らん親戚が。
松 「したったらええやんかー、ダウンタウン〜〜。」
   って俺言われたもん、
高 うーわー、ははは。
松 おかんに。
高 腹立つ、腹立つ(笑)
松 殺してええやろ?(笑)
高 腹立つわー(笑)

松 俺もう「殺してええな。」ってあん時は思ったよ。
高 そんなん思いつかへんよな。そんなフレーズ。
松 (笑)
高 おかんやないと、そんなん思いつかへんよな。
松 (笑)
高 怖い怖い。
松 怖い怖い。

高 だから、結婚式とか考えなあかんわ、ほんま。
松 考えなあかんな。

松 よう行くな、そういうの。でも、偉いな。
高 いややっぱりね、連絡がきて、「来て下さい。」って、
   仲良かったりもするし、
松 うん。
高 どっちも知ってたりとかすると、まあね。
松 特にほら、うちなんかは、
高 うん。
松 コンビでやってると、
高 うん。
松 ど、ど、どっちかと言えばどっちかの方が親しいってあるんですよ。
高 あるよね。

松 浜田とめっちゃ仲ええと、俺はそんな知らんねん。
高 知らんねんな。で、松本と仲ええと、
   そんーなに浜田は知らんかったりもすんねんな。
松 そうでしょ?で、そんな時に、なんかね、
   ちょっとやりにくいんですよ。
高 あー。
松 で、浜田なんか特にあんな奴やから、
高 あー。
松 「俺はあんまり知らんし。」みたいな感じで、
高 うん。
松 もー、全然、完全に引き上がんねん。あのボケな。
高 あーあーあーあー。
松 知らんかもしれんけど、
高 けど、ここはもー、
松 ここはもー、
高 大人になって、
松 「来たんやし、やれや!」とか思うねん。
高 うん。思うね。

松 ほいで今度、あいつがめっちゃ親しい奴に行ったら、
高 うん。
松 行ったら行ったで、俺にはなんか結構喋らそうとすんねん。
高 知らんがな!と。
松 俺、知らんやんけ。
高 うん。
松 「お前もっとなんか、おもろいエピソードあるんちゃうの?」
   って俺にしたら思うねん。
高 うんうん。なるほどな(笑)

松 俺だから、正直、木本ん時も、そんな行きたないねん。
高 ははは。言うてもうたで。
松 よう知らんねん。あんなん。
高 「よう知らん」ことないでしょうが。
松 なんで?
高 ずっとマネージャーやってはったし。
松 もうええわ、俺、あれ。しんどいわー。
高 まあ、絶対にスピーチさされるからね。
松 ほんーまになんもないからね。

松 あれはもう、浜田が全部やってや。
   俺、ほんまになんもないからな。
高 いやそらもう、言うとかなあかんちゃう?浜田に早めに。
   じゃないと、松本ふってくるで。
松 ちゅーか、もう、俺、もう当日あかんわ。
高 あー、ちょ、(笑)
松 多分、両足捻挫になると思ってるんで。
高 ははは。いやいや、宣言せんでええがな、そんなこと。
松 もうだから、多分無理やわ。
高 あれれ?
松 両足捻挫なんで。

高 かついで行かれたらええやんか。
松 (笑)
高 座ってるだけなんで。
松 ちゃうちゃうちゃう、痛いやん。ジンジンしてるやん。
高 冷やしたええやん。湿布しといたらええやんか。
松 もー、ほんーまに、もーー、なあ?

松 長さんなんかは偉いで?
高 偉い?
松 偉いっていうか、なんかもー、そのね、作家の、
高 うん。かわら長介。
松 かわら長介。うんこ食い。
高 うんこ食い。
松 あれなんかはもー、冠婚葬祭はもう、
高 行かん。
松 行けへんって決めてんねん。
高 えらいな。
松 俺はもう、それでええんちゃうかな?って思うねんな。
高 いやー。
松 俺ももう、そうさしてもらわれへんかなー?
高 いや、行かなあかんでしょう。
松 え?
高 行ってあげたいもんは、行ってあげなあかん。
   気持ちのもんですから。
松 うーん。お笑いってさ、なんかこー、意外性のもんやんか。
   どっちか、基本的には。
高 うん。

松 それをね、もー、その、
   「ダウンタウンさんのスピーチです、
    を待ちに待っておりました!」みたいなね、
   やられたらね、もうその時点でね、なんかね、恥ずかしいねん。
高 うん。分かりますよ。大変やと思います。
松 あれ、ツライねん。
高 あの期待値と、ハードルの上げ方は、大変やと思います。
松 あの、ウケればウケるほどね、どんどん恥ずかしくなってくんねん。
高 ふーん。あ、そうなんですか?
松 うん。「うわ、」
高 「考えてたんちゃうか?」
松 「こんなん言おう思てたんやー。」ってね、
高 あー。
松 思われてんちゃうか?とか。

高 あんまりウケへんかったら、ウケへんかったで、
   これまたヘンな汗出てくるやろ?
松 それは、それでまたちょっと、
高 おかしいやろ?
松 なんやー、おかしいからね。
高 いやー、怖いわー。スピーチとか大変やなー、芸人は。
松 大変、大変。ほんま大変。
高 テレビより大変や思うもん。
松 うん。

松 で、業界人ばっかりならまだいいんですけど、
   その嫁はんが一般人やったり、
高 まあそう。
松 その嫁はんの親とかは、当然一般の、
高 普通はそうです。
松 普通の、人やんか。
高 うん。ちゃんとしたこと言わんとね。それなりには。

高 いいとこの笑いを作る人もいてるんですよねー。
松 そんなんうまい人おるよね。
高 おるわー。
松 だから、それは芸人とかコメディアンとかとは、
松・高 また違うねん。
高 せやねん。
松 だから、俺らにそれを求められても、
高 うん。
松 分かれへんねん。
高 分かれへん。徳光さんやな、やっぱりあーいうのうまいのは。
松 そうそうそうそう。

松 両足捻挫するんで。左右に。
高 え?「左右に捻挫」?
松 どっちの足も左右に。ぐりん、ぐりん!って。
高 ははは。2回捻挫してまうの?(笑)
松 2回。左右!ってなるから。
高 うわ、それ立たれへんなー。
松 もう立たれへんのですよ。
高 そらあかんわ。腫れあがってるやんか。
松 そうです、そうです。プラスチックで言うたら、もー、白〜なってる。
高 あかんあかんあかんあかん(笑)
松 ははは。
高 折れるだけやんか、もう(笑)

松 あの白〜なんの嫌やな。
高 嫌やわー。
松 プラモデルとかでも、お気に入りのが、白〜なってきたら、
高 あかんあかんあかん。
松 ごっつ嫌や。
高 あかんあかん。あんなんあかんわ。


高 目覚ましとかでも、絶対ミスせえへんねんけど、
   俺、そんなミスせえへんねんけど、
松 うん。
高 買いたてのやつを、パーンと落として、
松 うん。
高 「あれ?あれ、なんか、
   プラスチック1個ぽーんと出てきたな。」って思って、
松 (笑)
高 そしたらもう、
松 うん。
高 電池んとこが、べろりーんって出るような、
松 うん。
高 もう、オープンになってもうてんねん。
松 ははは。

松 あの、プラスチックが白〜くなるのは、
   ほんとに僕は、悲しくて。
高 うん。
松 チョコベビーの、
高 うん。
松 チョコベビーの開けるとこ知ってる?あの、
高 ああ、あそこなー(笑)
松 (笑)
高 あそこもなるなー。
松 俺、結構チョコベビーのあのケースを、
高 うん。
松 大事にしたい、
高 あー、分かる。あのケースええ感じやったもん。
松 何回もやってると、
高 もうアウトやろ?(笑)
松 もウアウトやろ?(笑)
高 (笑)
松 あれを「なんで、ちゃんと蝶つがいみたいにしてくれへんねん。」
   って、よう思たわー。
高 あー。したら永久に使えるのに(笑)
松 永久に使えんのに。

松 雑なおもちゃはでも、蝶つがいなってへんねん。
高 まあ、ほぼ白なるわな。
松 あれがすごく、僕は、悲しかったんですね。
高 そうか。別れが見えてるからね。
松 別れが見えてるから。
高 最初から。もうね。
松 そうそう、そうなんですよ。

松 白が見えた時点で、
高 もう、
松 「こいつとは、最後まで、」
高 うん。
松 「付き合うことはできへん。」って、見えるわけですよ。
高 もう見えるわ。
松 見える。
高 それ悲しいよね。
松 それ、彼女と一緒なんですよ。
高 一緒なんですよ。
松 彼女のいわゆる白い部分が見える時ってあるじゃないですか。
高 うわー。これは、深い。
松 「ここ何回もつついてたら、とれるな。」
   ってとこあるじゃないですか。
松・高 ははは。

松 「あ、この子ええ子やのに、
   ここが蝶つがいになってない子なんやー。」っていう、
高 「で、ここが白なってる!」
松 白なって(笑)
高 「どんどん白なってきてる!あー。」
松 ね(笑)
高 そうやな。
松 「あと何回かやったら、ぽきっといくぞ。」っていう。
高 ほんでな、そこ触らんようにするけど、
   そこ目立ってくんねんなー。
松 目立ってくる。
高 俺は見るんようにすんねん、絶対白いとこ。

高 深いね。
松 深いですよ、これは。
高 白い部分。
松 白い部分。
高 うわー。
松 で、「あ、そうか。」と。
   「あんまり開けへんようにしたら、
    あんまりここをパカパカしないようにしたら、
    あんまり開けへんですむぞ。」って思っても、
高 うん。
松 やっぱりそこは、あのー、えらいもんで、
   よう使うとこなんですよ。
高 よう使うとこなんですよ。

高 そこがやっぱり目につくんですよ、やっぱし。
松 目につくんですよね。
   で、「そこ開けてなんぼ」みたいなとこあるんですよ。
高 あー。
松 「そこ開けへんかったら、
   こいつの意味ないやんけ」っていうとこが、
高 うわーー。
松 見えてくるんですよね。
高 じゃあ、その子はもうきついなー。
松 じゃあ、もうこの子はきついですよ。

松 でも、この子に「お前、白いの見えてきたで。」って言うの、
高 言われへん。
松 もう言えないでしょ?
高 でも、それはもう、女もそうかもしれませんよ?
   女も男に対してどっか、
   「あれ?こいつ白いとこ見えてきてるやん。」と。
松 ははは。
高 でもお互い、白い部分、み、見えてんねんけど、
   見えないふりをしながら、付き合うわけですね。
松 なるほどね。
高 こっちだけじゃないんですよ。多分、向こうも見えてるんですよ。
松 シルバーになってるわけですよ。それで、2人は・・。
高 うまないなーー。
松・高 ははは。

松 そのうまいので言うとね、
高 はい。
松 僕のそのー、あのー、あ、これ僕言ってないと思うんですけど、
高 はい。
松 僕の考えついた、
高 はい。
松 恋愛寿司論知ってます?
高 知らないです。恋愛寿司論。

松 お寿司に恋愛って例えれるんですよ。
高 あら?どういうことですか?
松 これはですね、
高 うん。
松 女性をネタと考えるんですよ。
高 はい。考えました。
松 そして、男性の方を、
高 シャリ。
松 シャリと考えてください。
高 はい。

松 僕らのやってる恋愛っていうのは、ダメなんですよ。
高 はい。
松 僕らのやってる、僕とか高須ちゃんのやってるれん、
   恋愛っていうのは、
高 うん。
松 これね、握り寿司なんですよ。
高 はい。
松 結局自分達の上に貼り付けてるだけなんですよ。
高 はい。
松 でもそうじゃなくって、
高 はい。
松 巻き寿司を目指していかないとダメなんですよ。
高 なるほど。
松 いわゆる女性を、ネタをシャリで、
高 うん。
松 包容力で、
高 はい。
松 がっつりと包んであげないと、
高 いや、そう思ってますよ。僕は。
松 結局上をぺらぺら剥がして、
高 うん。
松 中トロや、卵や言うたって、
   上を剥がして上を乗せてるだけなんですよ。
   これじゃあ、まともな恋愛とはいえないんです。
高 なるほど。
松 だから、ちゃんとした、
高 のりまきに。
松 のりまき。もしくは、せめて、押し寿司。
高 ははは。
松 ははは。
高 いや、それのりまきでえーやんか。押し寿司ややこしーやんか。
松 ね?(笑)
高 ははは。うん。

松 昔はちらし寿司でしたからね。
高 そうですか?あー、なるほどね。
松 ね?
高 ・・。
松 めちゃめちゃええ感じになったでしょ?これ。
高 ええ感じのように見えてるけど、そんーなにええ感じではない。
松 はーーい、次高須ちゃーん!!
高 ないよ、そんなの(笑)
松 ははは。
高 自分、いやらしーなー。そこそこ、
松 恋愛に例えて、オーバー!!
高 ははは。
松 ははは。

松 だから、僕は巻き寿司を、
   目指していかなあかんなって思ってるんですよ。
高 いや、そら僕もそうですよ。そんなん僕も思ってます。
松 太巻きはダメですよ?
高 なんでですか?
松 だって、いっぱい具があるじゃないですか。
高 いいじゃないですか。
松 ダメですよ。それは結局、
高 うん。
松 色んな女を、
高 そう見立ててるってことですか?
松 そうですよ。色んなとこに女を作るってことですよ。
   しかも離さないって、一番たちの悪い、これは。
   愛人をいっぱい作る、
高 そういう意味なんですか?まき寿司の、
松 太巻きは、
高 太巻きの概念は。
松 太巻きの概念はそう。
高 勝手に自分が言うてるだけで、
松 だからあのー、
高 はよ言うとってよ。
松 きゅうり巻きが一番いいんですよ。
高 きゅうりみたいな・・
松 ははは。
高 人?
松 ははは。いやまあ、鉄火でもいいですわ。
   かんぴょうでもいいですけども、1個の具材を、
高 僕じゃあ分かりました。僕は、
松 うん。
高 えーと、納豆巻きで。
松 ・・・。まずは軍艦巻きから始めた方が、
   いいかも分かりませんね。
高 軍艦巻き?
松 うん。
高 あ、僕らはまずね。
松 うん。

高 それでも、軍艦巻きは、ほぼ、
松 うん。
高 普通の寿司と一緒でしょ?
松 あの、握りと、
高 握りと一緒でしょ?
松 あ、でも、やっぱりこー、まだこー、
高 巻いていこうという精神が見える。
松 まだ、壁が、壁を多く設けて、
高 うん。
松 ちゃんとこー、包みこもうと一応見えるやんか。
高 なるほど。
松 せめて、軍艦巻きにしないと。
高 いや僕、軍艦巻きはなってると思いますよ。

松 太巻きはダメです。
高 なるほど。でもなー、
松 うん。
高 難しいな。恋愛は難しいな。
松 恋愛は難しいんですよ。
高 分からん。
松 ええ。

松 もー、キムなんかいつ電話しても、
   一緒にあのー、嫁と飯食うてるで?
高 えー?
松 ほんまに。
高 ラブラブなんや。
松 ラブラブやで?
高 はー。羨ましいなー。
松 尻に敷かれてるんちゃうか?説もあるけどね。
高 いやそれ、よう聞きますよ、僕も。色んな人から。
松 (笑)

松 俺ちょっと笑てもうてんけど、(笑)
高 はい。
松 けっきょん、結婚式あったでしょ?
高 はい。
松 俺行けてないんやけど、
高 はい。
松 い、行ってないよな?
高 行ってないです。

松 あのー、えみりの、
高 うん。
松 最後の話、
高 (笑)
松 なんか、あれがあったんですって。
高 うん。
松 スピーチみたいなのが。

松 その時感極まって、ものっすごい泣き出したんやて。
高 泣き出して。
松 ぼろぼろ、ぼろぼろ涙流して、
高 泣いてたんや。
松 ほいで、キムが、ハンカチを、いかんと思って、
高 うん。
松 えらい泣いてるから、めっちゃ優しいやんか、
高 優しいですね。
松 ハンカチで、そのえみりの涙を、
高 (笑)
松 ふこうと思ったら、えみり、
   手でぐいーーん!やったらしいからね(笑)
高 ははは。
   いや、聞きました。それ聞いて俺、もう、「あーあ。」と。
松 ははは。

高 でも、仲いいみたいですね。ほんとにね。
松 そうですよ。
高 もうね、
松 まあまあ、今仲ようなかったら、おかしいけどね。
高 ははは。
   まあね。僕よう言われますもん。
   あのー、横で、「DX」の時、会議横なんで。
松 ええ。
高 よう喋ってますけど、
松 うん。
高 なんか、あのー、「いや、ようできた奴ですよ。」と、こう。

高 きゅうり巻きなのか、軍艦巻きなのか。
松 きゅうり巻き目指さないとダメですよ。
高 そうですね。まあでも、僕は、
松 まあ、結婚した時点で、まあまあまあまあ、
   一応巻いてはいると思うんですけどね。
高 巻いてはいるんですけど、具がはずれる場合が、
   そう言うてもあるんですよ。
松 そうなんですよ。しかもその、さっき言うた太巻きみたいな、
   1個じゃなかったりもするんですよね。
高 そうなんですか?
松 はい。

高 きゅうり巻きにしたところで、
松 うん。
高 きゅうりが腐ってる時もありますからね。
松 そうですね。
高 もしかしたら、シャリが腐ってしまう場合もある。
松 そうですね。刺身だけで食べてまう、みたいなこともありますからね。
高 ありますからね。これは(笑)
松 (笑)
高 おかしなことなってきますわ。

松 え?「刺身だけで食べてまう」って、どういう状態?
高 いや、俺は分かれへん。自分。いや、俺も、そこは、
松 いや、「分かる分かる」って言うた。
高 いや、分かれへん。
松 これじゃあ、ちゃんと説明、ちゃんと説明して。ほんまに(笑)
高 いや、
松 「刺身だけ」って、どういう状態?
高 なんや、俺もよう、
松 シャリが男って言ったよね?俺。
高 言ったな(笑)
松 で、ネタが(笑)
高 ちょちょちょちょちょっと待って。
松 何?

高 分からん。
松 ははは。いやいやいや、
高 いや、分からん。
松 1回「うん」言うた。
高 いやいやいやいや、もう俺分からん。
松 俺は1回投げてみたんや。
高 いやいや、
松 「こいつどのぐらい、」
高 いやいや、違う違う。
松 「松ちゃん恋愛すし論をどのぐらい」
高 いやいやいやいや、(笑)
松 「理解してんのかな」思て。

松 引っ掛けたったら、「うん。」言いよったからな。
高 違う違う(笑)

高 そしたら、そん時に言うて。俺も「うん。」言うて、
松 (笑)
高 「なるほどな。」言うたけど、「ん?ないな。」と思ったけど、
松 (笑)
高 「あ、これ、恥かかしたらいかんな。」と思って、俺は気を使ったんや。

高 「寿司論や」言うてるわりには、
松 うんうんうん。
高 言うてる意味が分からんかってん。
松 ネタは女やからな。
高 (笑)
松 ネタは女やからね(笑)
高 なんで女だけ食うってことなの?
松 そう、そうですよ。

松 それで「なるほどね。」って言うたんやんか。
高 いや、そらもうノリやんか。言われて、
松 あ、「のり」言うてもうた。
高 ははは。
松 今絶対「のり」言うたらあかんやん。
高 別にええやん。
松 ははは。

松 うわーー、軍艦巻きの、のりをーー!
高 なんも言うてへん(笑)
松 (笑)
高 腹立つわーー。

松 またこの場合は、
高 どういうことやねん?
松 ふ、風俗なんですよ。
高 ・・。
松 風俗。あの、刺身っていうのはね。
高 え?
松 だからもう、
高 なんで風俗なの?
松 全然、自分のしゃりを出してないわけですよ。
高 ・・。
松・高 ええ〜〜?
松 でも、ほら、そういうことじゃないですか。
高 ・・。
松 直やし。・・直か?(笑)
高 分かれへんわーーー。
松 (笑)

松 じゃあ来週な、
高 おう。
松 恋愛、
高 なんとか論を、
松 なんとか論を、自分考えてきたらええがな。
高 じゃあ、お互い考えようよ。もっと他の。

松 俺はもう、「寿司」っていうすごいもんを、
   もう出してもうてるから、あれですけど、
高 いやいや、もう1個ぐらいやったら、考えられる。
松 いや、いいですよ。
高 そうですよ。恋愛論を考えてきますよ。

高 恋愛方程式を考えてきますよ。
松 あーいいですね。恋愛方程式。
高 うん。
松 ぜひやりましょう。
高 はい。
松 ガチンコ対決ですよ。
高 いいですよ!どっちが素晴らしい恋愛論を、出せるか。
松 分かりました。
高 はい、お願いします。

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