2006.6.10(土) 245回

今週の一曲 『 そして神戸 』 内山田洋とクールファイブ

其の壱 『 駐禁問題 ・ 吉本社員の出世 』

松 どーもー、えーー、松ちゃん競艇です。
高 どーもー、デッセンバー光聖です。
松 おー!
高 な?ちょっと分かれへんやろ?
松 うーん。今日あのー、本番前からね、
高 うん。
松 「いいのが無い。」言うて。
高 いやいや(笑)
松 えらい不作、不作やでーとは、
高 いやいやいや、(笑)
松 聞いててんですけど。
高 いやこれね、あのー、ぬまのおふくろさん。
松 もー、それも、
高 もう、
松 よう分かれへんな。
高 これ、ペンネーム、ラジオネームね。
松 うん。

松 頼らざるをえんかった、高須ちゃんところの、
高 (笑)
松 台所事情。まあまあ、察してあまるもんがあるわな。
高 もー、ほら、(笑)
松 うん。
高 はい。そうですね(笑)
松 ね。

高 耳栓なしです。
松・高 ははは。
松 くそみそやがな。
高 うそうそ(笑)

松 今日ぐらい、あんたなんかあるんでしょうね?
   毎週、毎週、「なんもない」。
   なんもない記録何ヶ月続いてる思てんねんな!
高 なんもないですよ、そら。
松 ええー(笑)
高 また(笑)だから、必死ですよ。背筋正して、必死ですよ。
松 あのね、
高 なんか来るもの、細かいもんでも落ちてたら拾うよ。
松 ちょっとなんか、1回行っといで。
   その、なんかこー、レポートみたいな。
高 あのね、
松 うん。
高 そう。ほんまね、あんなんやったら、ロケ行ってる人は、
   だから多いやろね。べぇ師匠やっぱり、話あるのは、
   あの人ロケ行ってるからや。
松 あー、そうかーー。
高 やっぱり、ヘンなこと聞いてるし、
松 うん。
高 有り得へんこと起こるねん。
松 鶴瓶さん。
高 うん。

松 べぇさんの、あのー、「乾杯」?
高 うん。
松 なんでまた、あの「HEYHEY」の裏の激戦区にやってきたんでしょうね?
高 分かれへん。でも、結構とる時もあるんですよ?
松 そうなんですよ。
高 言うても。待ってください。
松 なんで、あっこにくる、きたんかなー?と思ってね。
高 分かんないですけどねー。
松 うんー。
高 まあでも、やっぱりNHKさん?
松 うん。
高 は、やっぱり、べぇ師匠のこれで、
   まあ、打って出るにはこれや!って思ったんやろね。
松 まあ、もー、あの枠、やめたいんですけどねー。
高 「やめたい」言いなや。ええやないの、
   枠あるだけでもありがたい思わなあかんで(笑)
松 ははは。
高 「やめたい」ってどういうことやねん。
松 いやいや、もー、しんどいっしょ?取り合いが、もー、
高 そんなの、
松 すごいんですよ。
高 どこもそうです。
松 そうかー。
高 枠っていうのは、そういうとこです。もう、どこもすごいですよ。
松 おっそろしいなー。

高 お笑い戦国時代ですよ。
松 それ、「お笑い」、
高 お笑い。
松 ではないですけどね。
高 違いますか。
松 他局は、笑いではないですけどね。
高 笑いではないですけどね。
松 ええ。いやいや、ほんとびっくりしますね。
高 自分とか、ロケあんま行ってないでしょ?
松 めっちゃ行ってる言うねん。
高 違うやん。
松 何言うてんの?自分。
高 ぷらぷら歩くロケやんか。

松 あーいうのって、あのー、鶴瓶さんは、あれやねんて。
高 人好きやから。
松 そうやねん、人好きやねん。
高 あー、分かるわー。
松 人見知りみたいなん、微塵もないやろ?
高 いや、そらそれで、あると思うで。
松 いやーー。
高 言うても。
松 それはどうかー、
高 いや、そら人間やから、誰でもええわけやないし、
松 うん。
高 その日の気分でのらん時は、ロケとかうっとーしいでー?
松 そうやねん。あんのかな?あの人も。
高 きったない手で、
松 俺もう、ほとんどそれやけどなー。
高 「鶴瓶ちゃーん!」言うて、
松 もー、ほんま、そやで?
   こないだまで、背中ぱんぱん!って叩かれたわ。
高 ええやないの。
松 もー、あんーなんとか、
高 えらい、
松 考えられへんよな!
高 ええファンやないの。自分の、なんや、
   触ってくれる、ええファンやないの。
松 サイか!
高 ははは。サイ、よー触らんわ、そんなん(笑)
松 ははは。

松 もー、気軽も気軽、もー、ひどいで?
高 はー。
松 「なんやオラァ!」言うたって、なんの文句も無いけどね。
高 あのね、「なんやオラァ!」って言わんでも、
松 言わないですよ。
高 「あーあーあー。」
松 昔やったら、言うてましたよ。
高 「あ、どうも。」
松 もー、ほんま、しょーーもない女が、歯茎のなっがい女が、
高 あー、美しい美しい。ええやないの。
松 (笑)
高 歯茎の長いの最高!
松 ははは。

松 あのー、もう散々喋られた話題ですけど、
高 もう10日も経ってますけど、
松 あのー、あれでしょ?そうそう、
   10日も経ってますけど、あの、駐禁の。
高 えらい見てますよ。
松 これ、車乗る人たちにしたら、もー、
   気になってしょうがない話題ですよ、これ。
高 そうですよ。だから、俺、今日車で来ようかどうか迷ったもん。
   この前の会議が、
松 うん。
高 ちょっとあのー、駐車場がないとこなんですよ。
松 はいはいはい。

高 もー、必死なんですよ。だから、もうADの子に言うて、
松 うん。
高 「ごめん、ちょっと一時間後ぐらいに行ってきてくれ。」言うのに。
松 なんかね、あれね、一説によるとね、まあ今はそうなってないけど、
   あのー、もしかしたら罰金だけになる可能性もあんのよね。
   ちらっと匂わしたで。
高 それでも、腹立つやんか。なんか。
松 まあね。点数よりはまだ。
高 まあね、乗られへんよりは、
松 金はほら、あるやんか。先月とかも、いっぱいあった。
高 ははは。あー、自分な。
松 そうそうそう。
高 あー。自分、先月多かったもんな(笑)
松 うん。そうそう(笑)今月は、
高 普通、
松 普通やったけど。
高 ははは。
松 でも、来月、多いんちゃうかな?
高 お、いいなー、自分。自分最近それ、
松 (笑)
高 絶対ウケるから、ええなあ(笑)
松 ははは。

高 僕もね、別にお金ケチってるわけじゃないんですよ。
松 うん。
高 駐車場があって、すぐ入れられんねやったら、
   入れたいんですよ。ないんですよ、都内って。ほんまに。
松 うん。
高 ましてや僕、四駆でしょ?
松 うん。
高 四駆のほら、ロールスロイスでしょ?
松 (笑)
高 レンジローバーと言えば。
松 あ、そうなんですか?
高 って、言われてたんですよ。昔はね。
松 ふーん。

松 知ってますか?あのー、リスナーの皆さん、高須さん。
高 はい。
松 あのーー、僕もこないだふっと思い出したんですけど、
   今なんてねー、レンジローバーなんて乗ってらっしゃいますけど、
高 (笑)
松 東京来た頃、「車買うんやー。」言うて、
高 (笑)
松 お買いになられたのが、あのー、
高 インドの(笑)
松 インドのアンバサダーいう、(笑)
高 ははは。あれね。
松 「走るスラム」言われてた。
高 いや、びっくりしましたよ、もー(笑)
松 ははは。

松 もう、うんこ色でしょ?
高 うんこ色(笑)
松 パンツのね。
高 えんじ色。
松 えんじ色ですか、あれ。
高 えんじ色。
松 あれはほんーーま、びっくりしたなー。
高 いや、でも、俺はね、「お、ええやん。」って思ったよ。
松 クーラーも無かったな。
高 クーラーも、無かったです。
松 インドの車って、クーラーないって、
   インドの人間ほんまに乗ってたんかい!言う話。
高 送風や、送風。だから。
松 ねえ?
高 うん。しかも、あれー結局一年半ぐらい乗ったんですかね?
松 うん。
高 3回止まりましたね。道のど真ん中で。
松 3回やったら、ええ方やで、あれー。
高 ほいで、チョークがついてんねん。
松 うん。

松 あれは結局なんなの?「チョーク」って。
高 なんかを、たくさん入れ込むのよね?空気かガソリンか、
松 ちょっとした、
高 燃えやすいように、
松 荒療治みたいなことなんかな?
高 そうそうそう。

高 それで動き出すんですけど、
松 えーえー。
高 それが、チョークが、
松 まずチョークなんか、ついてないですからね。
高 ついてないのよ、普通ね。
松 うんうん。

高 インドって熱い国ですわな?
松 そらそうですよ。
高 冬場、乗りきったことないわけですよ。
松 (笑)
高 うちの、アンバサダーは。
松 ははは。
高 初めての冬ですよ(笑)
松 なるほど。
高 うん。全然夏場はええけど、
   冬場は来たこと無いアンバサダーが、
松 うん。
高 冬場のためにチョークつけてやってるけど、
   「プスンプスンプスンプスン・・」
松 Tシャツで来てんねや。
高 Tシャツで来てるんですよ。
松 ははは。
高 すぐ風邪ひくわいな。短パンやしね。裸足の短パンやし(笑)
松 ねえ?ゴムぞうりで(笑)
高 キンタマ丸出しで(笑)
松 ははは。びっくりしたんやから。ほんまに。
高 そら、びっくりするよ。
松 あの、ワイパーもさ、あの、
   「速い」「速くない」の2種類ぐらいしかなかったよな。
高 2種類ぐらいしかなかった。
松・高 ははは。

高 あれで僕走ったら、みんな見てくれましたよ。
   「うわ、なんやあの車?」って。
松 かっこよくは無かったですからね。
高 あれで僕はあのー、あそこ行きましたからね。河口湖。
松 あーー。
高 浜田が「よう来たな!この車で。」
松 あーー、『ガキ』のつり大会でしょ?
高 うん。

高 ちょっと長い信号やったら、
松 うん。
高 「ウウウ・・・ウウウウン・・・・ウウウンウンウン」
松 分かる分かる(笑)
高 止まってまいよんねん(笑)
松 分かる分かる。
   「いつでも、いつでも、俺あの世いけるから」(笑)
高 お前、お前がその音出したらあかんやろ、
   こんだけ走ってと思って。こんーだけ、(笑)
松 もう家族の皆さん、そろそろ集まっといてください、(笑)
松・高 ははは。
高 お前がここで、まだまだ道のりあんのに、
   「家族呼んでくれ」言われたら(笑)
松 「家族呼んでくれ」(笑)
高 それーは、産婆さんきついで(笑)
松 まだわっかいでー?(笑)
高 まだ若いで(笑)

高 臨死体験、3回あったから。
松 ははは。
高 途中の道のところで、プスンプスン・・「死んだ・・」(笑)
松 ははは。
高 「死んだ、死んだ!」
松 上から、俯瞰で自分見てたやろ?(笑)

松 それが今やあなた、話変わってしまいましたけども、
松・高 レンジローバーですよ。
高 いい車ですよ、あの車。僕だから、まあ、
   4台ぐらいずっとレンジローバーですよ。
松 しかも昨日、えらい、カタログ見てましたもんね。
高 いや違う違う違う。
松 レンジローバーをきつつ、
高 そらまあ、そら、ないです、そらないです。
松 なんや、ポ、ポ?もう分からん、俺には。
高 俺も分かれへん。
松 ポ?ポル?
高 ポルなんかちゃいます、
松 ポル、なんや言うてましたから、
高 そんなん買うわけないやん。
松 ねーー。
高 僕はもう、レンジローバーだけでいいですよ。
   必死ですよ。

高 無理ですよ。
松 いやいやいやいや、
   やっぱ儲かんねんなー思て聞いてたんですけどね。
高 儲かるつっても、僕らの儲かりなんて、松本さん。
松 うん。
高 もう、ほんま僕、貯金ないので、
松 うん。
高 どんどんいってるだけですから。あなたはほら、
   貯金が山ほどあるじゃないですか。
松 あのーー、みんな勝手に僕の推測をするんですよね。
高 うん。
松 今田でも、めっちゃくちゃ言うんですよ。
高 なんて言うんですか?
松 いや、もー、何十億みたいなことを言うんですよ。
高 決して間違いじゃないじゃないですか。
松 いや、あのねー、全然そうでも、
高 いや、ちょっと待った!ちょっと待った!
松 (笑)
高 ここはゆっくりいこう(笑)
松 ははは。

松 もうええねん。今日はもう、あれやで、あんた。
高 もうええってどういうこと?
松 245回目やで?
高 知らんがな。そんなん。
松 記念すべき。
高 いや、今ちゃんのくだりいこうや。
松 ははは。
高 何十億いった後の、
   今ちゃんの「そんなわけあれへん」ってどういうこと?
松 そんなわけあれへんねん。だから、もうなんか、
   どんどんどんどんね、噂が噂を呼んでね、
高 なんかの雑誌にね、
松 うん。
高 ダウンタウンのギャランティがね、
松 うん。
高 なんか2人が、何百、ってなってましたよ。2人で。
   2人なんか1人なんか分からん、
松 これだけは言わしといてください。ほんーまに嘘ですからね。
   あーいうの。CMギャラとかも、ほんま嘘ですからね。
高 CMなんか何千万でしょ?
松 僕もなんか書かれてたらしいんですよ。
高 うん。
松 CMギャラが高い。
高 えらい高かったですよ。
松 あー、嘘です。
高 高倉健のちょっと下ぐらいですよ。
松 あー、僕そんなん貰ったことない。
高 健さんのすぐ下やで。

松 まずあの設定自体が嘘ですし、
高 うん。
松 ほんまやったとしても、それは会社がとってる分であって、
   俺には入ってきてないですから。
高 勿論少しは、
松 半分以下ですからね。僕に入ってきてるのは。
高 そんなわけない。
松 ほいでー、税金も全部持っていかれて、もう全然ですね。
高 そんなわけないです。
松 いや、これはもー、
高 そんなわけないですやん!!
松 ・・・(笑)
高 ははは。
松 え?どういうこと?それは(笑)
高 いや、ちょっと強く言うてみたかった(笑)
松 (笑)
高 なん、なんんて言うたらええかな?思て(笑)

松 そんなことよりも、
高 何?どこ行くの?
松 駐禁監視員の問題をどうしていくかんやっちゅー、
高 そんなん、そんなんええんですよ、僕はもう。
   もう、そこに興味は無いんです。
松 ははは。
高 すごいなー。
松 いやいや、全然すごないがな。何言うてんの?
高 前にも言いましたけども、
松 うんうん。

高 清水圭ちゃんにね、
松 うん。圭に。
高 「圭、ちょっと見してくれ、見てくれ、これ。」言うて。
松 うん。
高 なっがーーい明細票ね。
松 見して。
高 第一回のギャラが、
   何千円がーーっと積んで積んで積んでした時に、
松 うん。
高 『4時』やってる頃ですよ。
松 うん。

高 ぱっと見たら、
松 うん。
高 ずら〜〜って中に、100何万なった、
松 うん。
高 月の、
松 うん。
高 明細票見て、「圭、やっとここまで来たわー。」
松 うん。
高 て、言うたらしいんですよ。
松 あれから、だから、ずっと一緒ですよ。
高 ・・・はあ?
松 (笑)
高 そんなわきゃないわ、自分、もー。
松 あのね、じゃあ言いますけど、
高 うん。
松 所詮タレントなんてね、一過性のもんじゃないですか。
   一過性のもん、
高 一過性?
松 一過性のもんやないですよ。
高 ははは。
松 その時だけ、みたいなね。
高 あー。
松 とこあるじゃないですか。
高 あーあーあー。
松 僕やっぱりねー、吉本興業の社員を見ててね、
高 うん。
松 あー、やっぱりサラリーマンはええなって思いましたよ。
高 マジですか?
松 もう、知ってますか?大崎ひろしが、
高 はい。副社長。
松 もう副社長ですよ?あの大崎ひろしが、
   副社長が副社長ですよ!

松 僕はもうね、愕然、で、あの大崎ひろしが副社長になったことを、
高 うん。
松 そんなに驚いてない周りに、驚いてるんですよね。
高 そう。
松 「あ、驚けへんぐらいになってしまったんやな。」っていうね。
高 そういうことです。驚かないですよ。
松 じゃあ、もっと分かりやすく言えば、高須さんには、
   まあ、もう少し分かりやすく言えば、岡本ですよ。
高 そうですね。
松 あれ、センター長っていうね、
高 そうですよ。
松 真ん中で、長いんですよ?
高 ははは。真ん中で、しかも長い(笑)
松 真ん中で長いというのが、もー、
高 こんー、
松 一番ええわ。
松・高 ははは。
高 人生。
松 色んなことあるけど、もー、
高 真ん中で(笑)
松 真ん中で、な、ははは。
高 ここやで。ここ、ピシッといかんと。
松 昨日、あんまり寝れてない(笑)
高 知らん知らん(笑)

松・高 真ん中で長いのが、
松 もー、一番ええやん。
高 そらそうや(笑)
松 ははは。
高 何よりやわ、それが。

高 だから、大阪と東京の、
松 うん。
高 真ん中にいてるわけですよ。どっちも、
松 そうです。
高 はー。
松 大阪というステップと、東京というステップに足をひっかけて、
   こー、仁王立ちに、な、って、だ、
高 そうですよ(笑)
松 あなた。
高 ほいで、長いんですよ。
松 そいで長いんですよ?真ん中で。
高 すごい。
松 それが、
松・高 一番、
松 ええわ。
松・高 ははは。

松 あの岡本がやで?
高 いや、
松 パンツ一丁で、猫抱いてたあの岡本やで?!
高 そうですよ。そうですよ。
松 『ガキの使い』で。
高 そうですよ。
松 猫にずーーっと、胸元キーーやられてたやんか(笑)
高 やられて、猫が落ち、落ちたないから、
   爪でギィッて引っかいたまま(笑)
松・高 ははは。
高 「イタイタイタイ!」って言ってたおかもっちゃんが、今やね。
松 すごいでしょ?
高 香港でも、パンツ一丁で走り回ってたおかもっちゃんですよ?
松 走り回ってたおかもっちゃんですよ。
高 それが今やもー、センターで長いんですよ。
松 長いんですよ。
高 すごいことですよ、これ。
松 これ、時代が時代なら、もー、あれですよ、あのー、総帥とか。
高 まあ、そうでしょ。

松 提督ですわ、提督。役職は。
高 お、岡本ちゃんが?
松 まあ、言わばね。
高 はー。えらいもんやなー。
松 そんなんね、そんなん言い出したら、もう大崎さんですよ。
高 だって、副社長、
松 俺らだって、NSC入った頃は、もー、
   東京から、もー「お前いらん」言うて、
高 らしいね。
松 もう、バーン!「もう帰れ!」言われて、
   大阪帰されたんや、あのおっさん。
高 だから、ほんまは入り口は良かったんでしょ?
   なんかさんまさんとか、紳助さんのマネージャーやって。
松 あ、みたいやな。で、東京呼ばれて。
高 うん。

松 なんか知らんけど、「もうええ。」言うて。
高 うん。
松 で、東京、大阪帰されたけど、大阪でも何もあれへん、
高 仕事あれへんから。
松 「ほなお前、もうNSCでもやっとけ。」
高 「NSCいうのが始まんねん、今度。」
松 うん。
高 「養成学校が。」
松 うん。
高 うん。
松 「やっとけ。」「はい。」言うて、やっててんけども、
   NSCはNSCで別にやってる人がおるから、
高 うん。
松 「お前別にええで。」
高 じっくり入られへんし、
松 結局やりようもない、宙に浮いた、俺らもね、こ、
   「こんーな大人おんねや。」みたいな。27ぐらいや、あの人。
高 うんうん。
松 「松本、俺、なんもやることないねーん。」
高 うん。
松 「でもええねーん。」みたいな。
高 ははは。
松 「ほいでなんや、あのー、こないだ、あのー、
   タレに毛じらみうつされて、今、チン毛ないねーん。
   見てくれやー。」言うて。
高 ははは。
松 「なんやこいつ?」思て。
高 「これが、」
松 「絶対あかんやん。こいつ。」思ったもん。
高 「こいつ、絶対あかん!」思うよな?
松 うん。

松 「松本・浜田ではあかんな。
   コンビ名考えなあかんなー。」言うて。
高 うん。
松 朝まで寝んと考えてくれてんけど、
   ずっとメガネにチン毛ついてて。
高 ははは。
松 毛ぇないのに、いつのチン毛やねん。
高 どこのチン毛やねん、ほんで(笑)
松 ははは。
高 どいつのチン毛やねん、ほんで(笑)
松 あの大崎ひろしが!
高 あの大崎さんが。
松 副社長やからな!
高 いやでもね、こないだも僕、結婚式で逢いましたけど、
松 うん。
高 そら、みんな、色んな人が大崎さんに、挨拶しに来ますよ。
松 うーん。
高 そら、たまたま、同じテーブルやったのね。
松 うん。
高 ほいで、僕とか、大崎さんとか、岡本ちゃんとか。
   斉藤さんも入ってたわ。
松 うーん。
高 ヘイポー、おりーの、溝上さんもおって。

松 うわーー。ゴッドファーザーやん。
高 遠いとこから、大崎さんとこ来はるんですよ。
松 うわーー。
高 ゴッドファーザー。
松 ね。
高 で、2つ横に、その横かな?
松 うん。
高 ヘイポーがおるんですよ。
松 ははは。
高 「ちょっとあかんで、これ。」思て。
   あかんあかんあかんあかん。
松 いや、そうでしょ?
高 えらいもんです。
松 タレントより、そっちの方がええやんか。
高 いや、
松 うまくいけばね。
高 それはそれで、やっぱ、あーなる人も少ないわけですよ。
   副社長は1人ですから。

松 「温泉行こう。」言うてな。
高 うん。
松 もー、あの、「女風呂覗けんちゃうか?」言い出して、もー、
高 大崎さん。
松 岩登んねんで?肛門丸出しやで?
高 うわうわ、これ、ついていかれへんわ、その人に(笑)
松 ほいで、見えへんねん。
高 うわ、結局あかんねや。
松 なんやねん、副社長。
松・高 ははは。

松 「こんな大人にはなりたないわ。」思たもん。
高 分かるわ、ちょっと(笑)
松 俺が18ぐらいで、
高 うん。
松 大崎さん27ぐらいやった。
高 10ぐらい違う、
松 そうそうそう。
高 あーそう。それは、
松 で、うちも仕事ないやろ?
高 うん。
松 あのおっさんも仕事ないわけや。
高 うん。

松 いっつも2人で、サウナ行ったり、映画行ったりしてた。
高 サウナよう行ってたな、あの人もな。
松 そうそうそう。
高 「松本行こうやー。」
松 なんーーにも、吉本ではタレントとしても、
   マネージャーとしても、戦力外、
高 そうやな。
松 勧告をうけてるわけやから。
高 そうやな。通告ね。
松 通告を。
高 うわ、でも、それって、
松 うん。
高 それがよう、それがすごいね。
松 うん。
高 ここまで来たね。
松 いや、ほんまやねー。
高 すごいわ。
松 すごいすごい。

松 昨日もそんな話してたんや。
   「そういう吉本ドリームみたいなんは、
    あんまないのかも分からんな。」言うてね。
高 うーん。もう、こんだけ人が入ってきてね。
松 そうそうそうそう。
高 こんなんじゃなかったもんね。
松 そう。だって、もう吉本に入ることが、
   ドリームみたいになってしまってるでしょ?
高 そうなんですよ。
松 我々の頃違うんですよ。吉本なんて、誰でも入れたんですよ。
高 そう。
松 そっから登りつめるのが、ドリームやったんですよね。

松 1回、吉本は地に落ちないと、
   ダメなんじゃないのかなって思いますけど。
高 でも、落ちないと思いますよ。もう。
   落ちないようになってるんです。吉本って。
松 落ちない君かいな。
高 ・・・・ううん、違うよ。
松 (笑)
高 吉本って、もう落ちないようなってるんです、だから。
松 嘘やん。
高 だって、お笑いをやってるんですよ?
松 うん。
高 誰が嫌いますか?
松 うーん。
高 世の中で。
松 そんなに説得力のある言葉ではなかったな。
高 そうやねん。なんや、幅広げられへんかった。
松 ははは。

其の弐 『 放送作家の今 ・ ヘイポーの災難 』

松 だからあのー、センター長目指して。高須さんも。
高 そうやな。
松 放送作家の、
高 いやいや、僕なんか、全然ですよ、
   まだ、そう考えると。作家が一番損ですよ。
松 いやでもね、
高 うん。
松 昔、たとえば、キャバクラ行ってね、
高 うん。
松 「何やってる人なんですか?」言うてね、
高 うん。
松 「いや、まあまあ、放送作家なんやけど。」言うたら、
高 うん。
松 「へー、そうなんだー。」やったやろ?絶対。
高 うん。
松 今、「放送作家やねん。」言うたら、
   絶対食いつきが昔とは、絶対違うはずやもん。
高 えらい、
松 絶対違うはずやもん!
高 誰やねん、それ(笑)
松 (笑)
高 いや、そんなことない。

松 「どんな番組やってんの?」ってなるやろ。
高 あ、
松 昔は「放送作家」がなんなんかが、
高 あー。
松 分からんかった。
高 そっか。「どんな番組やってんの?」で、やっと生きてくるわ。
松 そうでしょ?
高 うん。
松 昔は、「え?放送作家って何する仕事?」みたいな、
高 まあね。
松 どっか、筒に手ぇ突っ込んで泥かき出すんかな?みたいなな、
高 バカにしてんのか?(笑)
松 ははは。そんな仕事かな?思ってたんや。
高 バカにしてるなーー(笑)
松 ははは。
高 袖まくって、(笑)
松 細い筒の時は棒で。
高 太い筒の時は、まず1回足で探ってから(笑)
松 ははは。
高 腕入れて(笑)
松 腕、噛まれるかも分かれへん(笑)
高 ははは。
松 何おるか分かれへんから(笑)

松 「痛ぁっ!やっぱりおるやんけー!」みたいな、
   仕事のイメージやった(笑)
高 バカにしてんのか!(笑)
松・高 ははは。
高 ほんまバカにされたな、これ。まあ、そうなんですよ、これ。
松 うん。ほんで、まあ、2、300円もうてんのかな。
高 もうても、
松 1筒につき、2、300円もうてんのかな?
高 で、筒も借りてるからな。
松・高 ははは。
高 支給されて、借りとるからな。筒も(笑)
松 みたいに、絶対思ってたんですよ。
高 思てたかもしれん。そらそうかもしれん。

高 まあ、昔から比べりゃね。
松 そうでしょ?
高 うーん。そうですね。
松 それでまたこれーー、高須がやってる番組で、
   「え?何それ?」みたいな、知らん番組多分ないねん。
   そんな若い奴が。
高 あーそうですね。結構そうですね。
松 そうやろ?
高 うんうんうん。
松 どれ言ったって、結構知ってる番組しか、
高 そうですね。
松 そんーなもん、すごいよ。
高 そうなんです。すごいんですよ。
   ただ、風を感じないんです、僕には、何、何一つ。
松 いやいやいやいや、もー、なん、なんて言うかな?
   もう皮膚、皮膚感覚が、もー鈍感なってきてるんですよね。
高 いや、ほんーとに感じないです。
松 知らんうちに、あのー、風を感じすぎて、扇風機で言うところの、
高 うん。
松 リボンがもうとれてもうてるんですよ。
高 風が出しすぎて?
松 出しすぎて。

松 あれが、飛んでしまうほどの風が、1回きてしまってるんで、
高 うん。
松 もう風を感じなくなってる。
高 ってことはもう、来てしまってるってことは、もうあらへん(笑)
松 まあ、もう上がりなんですよ。だから。
   これ以上なんもないんですけどね。
高 うーん。
松 ええ。
高 でもやっぱし、イメージがええのは、放送作家よりも、
   やっぱ映画監督とかね。
松 なん、うん。
高 なんかいいでしょ?プロデューサーとかね。
松 それ言い出したら、もー、
高 名前がいいやんか。
松 スポーツ選手でしょ?
高 あ、スポーツ選手いいな。

高 かっこええもん。自分やっぱりね、あーいうのないでしょ?
松 あーいう時にお笑いが来ぇへんのが、
   俺なんか、なんか寂しいな。
高 違うんです。あーいうのないでしょ?
   国を背負ったことないでしょ?
松 まあ、ある種背負ってるみたいな、
高 いや、まあ、そうなんですけど。分かりやすく、対決として。
松 まあそうですよ。
高 でも、国を背負って、
松 うん。
高 日本の国を背負って、例えば、
松 うん。
高 外国と、
松 日の丸的なことかいな。
高 そう。それを背負って戦って勝ったり、
松 そういうこと?
高 やっぱそれは、英雄ですよ。

松 お笑いがね、そんなあんまり向上しすぎても?
   良くないんですけどね。
高 うんうんうん。
松 確かに。
高 そうですよ。
松 でも、スポーツ選手はええな。あの、各局あのね、
   スポーツとか、報道とかはね、やっぱ制作費がすごいんやって。
高 いや、すごいです。すごいです。
   やっぱシュッとしたんがいますわ。
松 うん。
高 シュッとしたんが。
松 金かけれんねんて。で、まあ、その次ドラマでしょ?
高 そう。
松 スポーツ・報道・ドラマ。
高 そう。
松 バラエティ一番後。下層階級ですよ。
高 うーん。
松 一番金かけてもらえないんですよ。制作費が、もう、
高 でも、バラエティの方が数字とったりとか、
   バラエティの方がイメージ、局のカラーを作れるじゃないですか。
松 そう。そこをもうちょっとね、分かって欲しいです。

高 フジテレビなんてね、
松 うん。
高 一時あかんかったんです。全然。
松 うん。
高 まあ、ひどかったわけですよ。
松 うん。
高 日テレが調子良すぎて。
松 すごかったね。
高 もう三冠ですよ。
松 うん。ずっと三冠。
高 日テレがずーっと三冠とってて。
   もう何やっても日テレやで、と。
松 うん。

高 でもその時ですら、営業はトップなんです。
松 うん。そうやな、フジテレビ、安いもん。
高 何が安いの?
松 払いも。
高 そんなんええやん。
松 一番安いよ。いや、ど、結局そういうことなんですよ。
高 ギャラが?
松 うん。
高 あーそう。
松 みんな言うてますよ。フジテレビは安い。
高 まあ、しょうがないですね。
   でも、フジテレビのイメージがいいから、
   みんなフジテレビでやる、やりたがるでしょ?
松 はい。
高 で、フジテレビの営業成績が、それ、ええっていうのは、
松 うん。
高 あんだけ数字がダメでも、良かったのは、
   まあ、今は、だん、ダントツにいいんですけどね。
松 うん。
高 なんでいいか?言うたら、やっぱり「ひょうきん族」なんです。
   あの頃に、やっぱし、フジテレビのカラーが決まったと思うんです。
松 あー、ありますね。
高 僕ね、横沢さんが、あのイメージ、
松 あれは大きかった。
高 うん。「楽しくなければ、」
松 「面白くなければ、」
高 「テレビじゃない」?
松 はい。知らん。
高 みたいなん作ってたやん。
松 みたいなん作ってた。
高 あれは、横沢さんの、やっぱし、
松 まあそうやな。
高 功績。あの人だけじゃないと思いますけど。

松 まあ、俺も生まれ変わったら、サッカー選手になるわ。じゃあ。
高 ・・・。
松 ハンドとか、絶対やれへんからね。俺は。
高 ははは。あー、松ちゃんハンドだけはもう、手厳しく。
松 もー、このワールドカップもね、
高 うん。どうですか?
松 もう、ハンドだけが気になってねー。
高 ははは。ハンドは普通しないですからね、別にそんなもん。
松 もー、でもねー、
高 そんなにハンドって、(笑)
松 「ハンドするんやないやろかー。」って思ってさー。
高 いや、あんまハンドを気にする人おれへんから(笑)
松 ははは。
高 もう今更ね、ハンドとかを、
松 もーー、
高 わざわざ。
松 クロアチアの、ミッドフィルダーしかり。
高 おー、ミッドフィルダーしかり。うん。
松・高 「ハンドするんじゃないやろかー。」
高 いうのが、
松 思て、「あーーー、あ〜〜!」って。
高 「あ、あかんで、ハンドになってまうで!」っていうのが(笑)
松 ははは。
高 ええやんか。
松 カル、カルロス・ゴーンがね。
高 うん。カルロス・ゴーン、関係あれへんやん。
松 「ハンドするんやないやろかー。」
高 ゴーンは、関係あれへん(笑)
松 思てねー。
高 あーそうですか。
松 カルロス・ゴーンて誰?
高 ゴーンて、日産の社長やんか。
松 あ、カルロス・ゴーンちゃうわ。

松 あ、キーパーの奴や。
高 あ、カーンね。
松・高 ははは。
高 ゴーン言うから、俺、「おー、日産の社長言うてるわ。」思いながら。
松 あ、そうそうそうそう。カーンや(笑)
高 カーンね(笑)

高 ほいで、キーパーはハンドしてええからね。
松 まあ、そうやな(笑)
高 「カーンが、ハンドするんやないやろか。」って。
松・高 ははは。
高 まあね、枠外。ゴールエリア出てもうたら。
松 そうそうそうそうそう!
高 ハンドしたらあかんから。

松 あー、そこだけや。
高 そんなんだけで楽しめんの?自分。
   羨ましいわ、そんなサッカー(笑)
松 ははは。ハットトリック後のハンドは、きついぞー。
高 きつい、きつい、きつい、きつい。それはきついな。
   まさかのハンドになってまうからな。
松 まさかのハンドやで。

高 さっきのね、
松 うん。
高 まあ、大崎さんも僕も出さしてもらった結婚式があったんですよ。
松 うん。

高 西村さんて人が、まあ、いてるんですよね。
松 うん。
高 で、まあ、相手の女性も、あの業界人なので、まあ、
松 うん。
高 結婚式もーのすごい業界人なんですよ。
松 うん。
高 2,300人どわーー来てて。帝国ホテルですごいんですよ。

高 フミヤさんとかも来てるんですよ。
松 うん。
高 ほいでまあ、GLAYのTAKUROくんとか。
松 まあ、ミュージシャンがどうしても多いね。

高 僕の横は溝上さん。
松 うん。
高 その横、大崎さん。
松 うん。
高 で、その横がやっぱり斉藤、世界のヘイポーが、
松 おー。
高 やっぱり、
松 なんで?
高 知らんねん。
松 来んでええやんか。
高 来んでええねん。あ、『BestHit』。
   『BestHit』繋がりで知ってんのか。
松 あー。

高 なんや知らんけど、斉藤さんが、
   俺はなんとなく吉本テーブル入れられんのは、
   なんとなく分かんねんけど、斉藤さんがポコンと入ってたのよね。
松 なんかちょっと笑てまうよな。
高 笑てまうねん。
松 っていうか、笑わそ思てんちゃう、
高 ちょっとね、ほいでね、これちょっとやめ、
   岡本ちゃんと大崎さんの間に入ってもうてんねんな。
松 うわ、もー、わざとちゃう?
高 わざとやねん。ちっちゃいし。1人だけ。
   一応礼服着てんねんけどね。
松 うわー。
高 ほいでまあ、かっこよく髪の毛もてからしてる感じでやってんねん。
松 あかん、無理無理。
高 メガネもかっこよさげな、
松 おぼっちゃまくんやん。
高 そうそう(笑)ほいでこー、おったら、
松 うん(笑)
高 みんな挨拶とか、歌とかやんねん。
松 うん。
高 その時も、えーっとね、えー、ゴスペラーズが、
松 うん。
高 その、すっごい感動するような曲を、ば〜〜ってやりはったんや。

高 ほいで、フミヤさんが「トゥルーラブ」や。
松 もうヤバイやん。いよいよ。
高 もう、バーンって弾いて。もうみんな、
   「うわー、“トゥルーラブ”出たでー。」みたいな感じで。
松 うん。
高 ほいでなんやちょっと、あの、みんなちょっとこー、なんちゅーの?
   あの、奥さんの方がお色直しで出て行くからつって、
松 うん。
高 「ちょっとしばしここで」って言いながら、飽きさせへんように、
松 うん。
高 マジックをやってみたりするってことで、
   マジシャンがうわーー、ステー、
松 うわー。
高 ステージ組んであんのよ。
松 すごいね。
高 すごいねん。

高 で、「じゃあ、1人、こん中から。」
松 うわ。
高 ははは。「1人、この中で、手伝ってもらいたい人を、」
松 あーー。
高 「ちょっと探してみたいと思います。」
   って言うた時に(笑)
松 (笑)
高 斉藤さんは、無心の目してたけど、俺は「あれ?」
松 ははは。
高 「あれ?これはいかんですよ。」
   すーーっと降りはったんや。で、みんな「誰や?誰や?」

高 こっちの方、段々段々寄ってきて(笑)
松 (笑)
高 斉藤さんの背中、ぽんぽんって叩かれて(笑)
松 「ヘイボーイ。」
高 「ヘイボーイ。」「わああ!」
松・高 ははは。
高 もーのすごいびっくりして。
   「ちょっといいですか?」って言われて(笑)
松 (笑)
高 こーれはいかんですよ、と。それで、舞台上げられて、
   舞台上げられたのはまだええねんけど、
松 うん。
高 アシスタントみたいなことやらされんのかな?思たら、
松 うん。
高 よう分からん、イルカのお面みたいなのかぶせ、
   かぶせられて(笑)
松 ははは。見たこと無いわ。その、
高 そんな、
松 イルカのお面みたいなん。

高 もうね、ちょっとね、かわ、哀れやったわ。
   フミヤの、フミヤさんの「トゥルーラブ」で、
   みんなしーんとして聞いた後に、
松 あれなー。
高 片や1人は、イルカのぬいぐるみみたいなん、
   顔につけられて。そっから顔だして、
松 あかんあかんあかん。
高 ビビりながらやってるからね。
松 同じ国籍とは思われへん。
高 思われへんよ(笑)

松 それウケてんのかいな?
高 そんなにウケてへん(笑)
松 ははは。
高 そんで、
松 せめてウケたってくれー。
高 いや、最初だけや。
松 あー。
高 ぽんぽん、された時、どかん!や。
松 あー。

高 編集でなんぼの人やから。言うたって。
松 しつこいからね。
高 ずーっと、
松 っていうかあれ、ほんまにあーいう奴やから。
高 ほんまにあーいう奴やから。
松 あの、何回か笑えるけど、
高 ずーっと、
松 もうしつこなってくんねんな。
高 そうやねん。

高 でも、大崎さん大爆笑で(笑)
松 ははは。
高 哀れや(笑)
松 (笑)
高 祝儀出してやで?祝儀出して、
   この日も時間塗ってきたのに、イルカの(笑)
松 (笑)
高 ほいで、「どうもありがとうございましたー。」言うて、
   パラパラパラの拍手で(笑)
松 うわーー(笑)
高 もうね、ほんまね、あれ祝儀とったらあかん。
   払ってあげなあかん。
松 それは、わざとなのかね?
高 分かんないです。
松 あ、でもわざと。
高 うん。確かに、誰いじる?ってなったときに、
   そらいないですもん。
松 色々考えたんやろな。

松 なんやったら、さかのぼって、
高 うん。
松 それありきで、
高 マジック、
松 そのテーブルにさせられてたのかも。
高 うわっ。
松 うん。
高 なるほど。

松 「間違えへんように、分かりやすい奴にしてくれ。」言われたから、
高 ははは。
松 「あの、もーのすごいちっちゃい奴やから、分かります。」
高 「よっしゃ。分かった。」
松 「あ、これか。」もう、出てきてすぐ見たはずや。
高 袖で見たら、「あれやな。」
松 ははは。
高 マジシャンが袖から見たら、「あれやねんな。」(笑)
松 ははは。
高 分かる分かる。
松 ほいで、ぽんぽんって叩いたら、
   「あああっ!」言うて、ウケたから、
高 「これや。」(笑)
松 「あ、これや。」
高 ははは。

松 上に引っ張り上げたら、意外とウケへんようなってきて、
   段々腹立ってきて(笑)
高 ははは。
松 「もう帰れ。」みたいな(笑)
高 長いねん、長いねん。もー、驚くの(笑)

松 あんなもん、『ガキ』の、
高 うん。
松 何週かに1回、ちょこっと、
松・高 出るからええねん。
高 で、しかも、編集ありきやからええねん。
松 そうそうそうそう。
高 な?
松 あんなもん。
高 分かってない。
松 分かってないねん。

松 あんなんイヤやでー。
高 あんなんイヤや、あんなんイヤや。
松 俺、1回あるからね。
高 マジで?
松 あのー、あれで。あのー。

高 あー、サルティンバンコね。
松 サルティンバンコかな?
高 うん。
松 あれ1回あったよ。俺、見に行った時に。
高 でも、結局いじられへんかったんやろ?
松 「こん中で1人。」言われて。
高 うわー。
松 軽く肩、ぽーんってやられて。
高 うわーー(笑)
松 ほいで、(笑)
高 ははは。
松 もー、客も、クスクスクスクスーなってんねん。
高 あかんあかん、そんなんでいじられたら、絶対あかんもん。
松 いや、最悪。俺だって、
   普通にプライベートで行ってるだけやからな。

松 ほいでなんか知らんけど、まあ、
   俺のもうあまりにも発散するオーラというか、
高 うん。
松 空気を感じたんか知らんけど、
高 うん。
松 もうそれはもう、ふわ〜っとどっか行きよった。
高 「こいつあかんわ。」と。
松 ははは。
高 (笑)あまりにも嫌がってるから。

高 ほいで、こっちなんもできへんやん。
松 できへん。
高 いじられっぱなしやん。
松 へたなことしたら、邪魔になるからね。
高 あれはつらいわー。
松 一応俺もね、こういう人に見せる仕事やってる以上さ、
高 うん。
松 そういうプレーヤーの邪魔はしたくないから。
高 そうやな。
松 もう、完全にもー、腹見せて、
高 うわー。
松 身を任せるしかあれへんやん。
高 うわー。ひっどー。
松 何やられるや分かれへん。へたしたら、
   上ぐらい脱がされるかも分かれへんやん、そんなもん。
高 最悪や(笑)
松 (笑)

高 イヤやな、そんなん。
松 あーいうのおったら、ドキドキすんねん。
高 ドキドキするな。だから、ええ席おったらあかんねん。
   あーいうのね。
松 えー。
高 ちょっと奥の方で、ややこしい席おらんと。
松 そうそうそうそう。

松 そんなん俺も呼んでほしいな。そういう結婚式呼ばれへんのよな。
高 でもね、あのね、普通何百人おったら、
松 うん。
高 意外とこー、盛り上がれへん感じなるでしょ?
松 うんうんうん。
高 それが盛り上がってましたよ。
松 へー。
高 1回、VTRであんだけよーさんおって、
松 うん。
高 各番組のVTR出て、あんなウケてんの初めて見ましたよ。
松 へーー。
高 どっかんどっかんですよ。
松 あ、そう。

高 「オーラの泉」のあの、美輪さんと、
松 うん。
高 江原さんが2人の占いをしたら、もー、
   そんなんですら、どかーん!やもん。
松 へー。
高 なんやこの、なんか、このアットホームな感じ、
   みんなええ感じにウケるなー。
松 うん。
高 そうなったら、大崎さん1人むすーーっとしてんねん。
   あんまりこれ、「そんなおもろいか?」みたいな(笑)
松 ははは。
高 そうなると、大崎さんは、ぐーっとこう、怖い顔なって、(笑)
松 ははは。
高 下からこう睨んでる顔なって。
   「そんな顔したあきません、大崎さん。」(笑)
松 ははは。

其の参 『 “ガキ”と出世の関係 ・ 今のお笑い業界 』

松 あ、藤原もちょっとえらなったんや。
高 そうですよー。東京の?なんかこの、
   おかもっちゃんの今の、今のおかもっちゃんの位置ですね。
松 へーー。
高 だからもうね、『ガキ』で、
松 うん。
高 なんかひとキャラ作ると、出世街道まっしぐらですよ。
松 あー、でも、
高 やっぱえらいもんですよ。
松 あいつあかんかったやんか。あのー、あれ誰やったっけ?

松 天涯孤独のマネージャーおったやろ。
高 ははは!い、イソマタ〜?
松 イソマタやんか!
高 うん。イソマタ(笑)
松 イソマタどこ行ったんや、あれ。
高 どこ行ったイソマタ?あれ、どこ行ったんや、イソマタ。
   イソマ〜タ〜。NGKですわ、イソマタ。
松 うわーー。はずれたなー。
高 はずれた、はずれた(笑)
松 ラインからこぼれおちたなー。
高 あれ?イソマタはなんでやろ?
   あんだけええキャラ作ったのに(笑)
松 うわーー。ひび割れの箱に入れられたやんか。

松 イソマタはもうちょっと、ラインに乗ると思ったんですけどね。
高 そうですか。
松 うん。
高 僕はまあまあ、藤原君えらいもんでね。
   やっぱりあの、『ガキ』のスペシャルに出てもらわなあかんから。
   どんだけ偉なっても、出てもらわなあかんから(笑)
松 (笑)
高 そのオファーだけは、毎回、
   「またお願いしますね。」って藤原君には言ってあんの(笑)
松 (笑)
高 「スペシャルになったら、お願いしますね。」(笑)
松 (笑)
高 毎回藤原君やで?ほんま。あんだけ偉なって、
   ラムちゃんやってんねんで?まだ(笑)
松 (笑)あれ、めっちゃ大変やで。
高 大変。だって、(笑)
松 めっちゃ大変(笑)

高 前日から、
松 寝られへんやろ?
高 寝られへん。もう、台本全部入れてるからね。
   で、前日も、もう出来上がった時点から、
   台本送ってくれって言われてんな(笑)
松 うん。
高 覚えんのが大変やから(笑)
松 うん。
高 前日も、全部覚えて(笑)
松 うん。
高 来る間の道中、バスも全部覚えてるからね。
松 へー。

高 みんな見送って、タレント見送って、
松 うん。
高 「さあ、帰れる」言う時も、ずっと立ってはるからね。
松 あれ、
高 「座ってええよ。藤原君。」言うて。
松 どうなんやろねー?不思議な奴やなー。
高 いや、ええ人間なんですよ。ええ人間なんです。
松 ええ人間なんかなー?
高 ええ人間。優しい人間なんですよー。
松 でも、それだって、ドラマやってる時なんかでもな、
高 うん。
松 もうおかしなことが、いっぱい巻き起こるわけよ。
高 うん。
松 もうその、
高 うん。
松 ドラマの、じょう、スタッフとね。
高 うん。
松 「いや、これ、おかしい。」と。
高 うん。
松 「どう考えても、これ違うやろ!」と。
高 うん。

松 俺が言うとまた、わーーなるから、
高 うんうんうん。
松 「ちょっともう、藤原お前が言うてくれ。」
高 うんうんうん。
松 「ここは、お前が怒れ。」
高 うんうんうん。
松 言うて。「はい。」言うて、
高 うんうん。
松 行くやろ?
高 うん。
松 しばらく、遠巻きからわー見てたら、
高 うん。
松 談笑してんねんもん。
高 ははは。
松 「ええーーー?!」思うよ。
高 なんなら、ちょっと下になりながら、談笑してるよ(笑)
松 もー、立食パーティみたいな感じになってんねん。
高 うわうわうわうわ。
松 「いやいやいやいやいや、怒れここは!」みたいな。

松 松本を背負って行かなあかんとこやんか。軽く笑ってるもん。
高 ははは。
松 「えーー?」
高 「すいません。」
松 なんかこー、ぽんぽーんみたいな。
高 ケツ叩いて(笑)
松 ケツ、ケツぱんぱんみたいな、なんか、
高 ははは。
松 (笑)「えー?」
高 いやー、
松 あれやな。あれのええとこなのか、悪いとこなのか知らんけどさー。
高 まあでも、藤原君のええとこなんやろな、それはな。ええとこであり、
松 うーーん。
高 まあ、
松 重要なポスト任したらいかんで、あれに。
高 そうなんですかね。
松 「ここいかなあかんで!」いうとこ、絶対いけへんからね。
高 まあね。
松 うん。
高 まあ、だから色々ですよ。

高 みんな出世やなー。
松 そうなんですかね。
高 みんな名前変わるでしょ?そうやって。
松 名前が変わるって?
高 偉なってくると。
松 うん。
高 なんや、課長、
松 肩書きがね。
高 肩書きが。
松 そうそうそう。
高 もー、放送作家はずっと放送作家やから。
松 まあでも、あ、「なになにの」。
高 いやいや、あなたなんか、いずれ、「師匠!」
松 俺、絶対「師匠」ない。

松 あんねやったら、もう言われてるって。
   あの、これ、簡単な話、やっぱ弟子とれへんと、
   師匠って言われへんもんやね。
高 そうかねー。
松 うん。
高 あー、やっぱそういうもんか。
松 あれ?そうでもないか・・。そうでもないな。
高 そうでもないでしょ。
松 そうでもないわ。

高 「師匠」って言われますよ、いずれ。
松 言われんねやったら、もう言われなあかん。
高 いやいやいや、なんとなく、
   「さんま師匠」って言う人もいますからね。
松 あーいうの多分ね、最初冗談から入ってんのよね。
高 そう。
松 大体ね。
高 それがほんまに、
松 それがもう段々、
高 うん。
松 それが「ほんまに」っていうか、
高 うん。
松 それが別に笑えへんようになってきて、
高 そう。で、「きよし師匠」になんねん。
松 なんのよなー。
高 「きよしさん」とは呼べへんねん。
松 うーん。

松 お笑い界において、「師匠」っていう言葉は、
   もうなくなるんじゃないかなー。
高 そうですかね。でも、巨人師匠とか、
松 うーん。
高 鶴瓶師匠とか。
松 あの人たちで、多分最後ぐらいじゃないかな。
高 いや、俺はいずれか、使われてると思いますよ。
   あなたも。そら、年取ったら。
松 あーいうのはなくなったな。
   「大将」とか、あーいう言い方はもうなくなったからね。
高 あーー。そうですね。
松 うん。
高 なくなりましたね。
松 なくなりましたね。
高 一時、さんまさんが「若」って言われてましたね。
松 言われてました。でも、そんなんも無くなったでしょ?
高 無くなったね。
松 うん。

高 でも、「殿」はまだ言われてるよな。まだね。
松 まあでも、一部やね。
高 たけしさん。一部か。
松 うん。
高 なるほど。
松 変にハードル上げるだけや!みたいになってるんじゃないですかね。
高 なるほど。はー。
松 ええ。ハードルを、いかにみんな、
   下げようか?みたいなとこあるでしょ?
高 そう・・
松 あるんか?
高 あるんかな?まあ、ある、あるかもしれませんね。
松 うん。

松 もういいか。
高 え?今なんか、お笑いの話しようと思ったんちゃう?
松 ははは。いやいや、お笑いの話、別にしてもいいですよ?
高 うんうん。別にどっちでもいいんですけどね。どっちでもいいです。
松 ・・・どっちでもいいってどういうことよ?
高 はっはーーん。これはちゃんとする気なくなったな。
松・高 ははは。
高 もう分かったな。
松 めちゃめちゃあるー言うねん。
高 これはもう大体、合気道のパターンで来るパターンやな。
松 (笑)
高 俺が行って、
松 (笑)
高 俺の出足払いとかで、笑いとってくパターンやな、これ。
松 いやいや、全然大丈夫ですよ。
高 大丈夫ですか。

高 松本さんから見て、最近テレビ業界どうですか?
   っていうか、お笑い業界。
松 お笑い業界は、
高 うん。どうですか?
松 どうなるべきか?
高 「どうなるべきか?」というか、どういう状況なのか、
   僕もまだ把握してないんですけど。
松 えーーー?

高 変わってきましたか?
松 変わってきたというか、あのーー、
   今、みんな弱芸に走るきらいが、
高 負け芸ね。
松 僕はちょっと、イヤかな。
高 うん。負けていくパターンね。
松 負けていくパターンね、
高 うん。
松 あのー、そんなおもろいこと言えるか!みたいな、
高 うんうんうんうん。
松 いわゆる、なんて言うのかね?
   あれなんて言うんですかね?
高 うん。あの、ツッコまれるのを予測した笑いが多いですよね。
松 そうなんですよ。
高 まあでもね、
松 うーん。
高 それはしょうがないですよ。
   僕はもう、僕から言わしてもらいますと、
松 うん。
高 だってその位置しかないんだもの。
松 うん、まあでも、開拓していかなあかんのですけどねー。

松 別にね、上の人に対して、あの、なん、なんて言うの?
   ケンカ売らなくていいんやけど。
高 うん。
松 まあまあ、笑いはとっていきまっせ!みたいなね。
高 そうですか。
松 そういう姿勢を持って行ったほうが、行く人が、
   今あんまりおれへんのよねー。
高 あー。
松 ちょっと楽な方向に逃げてる感じがすんのよなー。
高 そうですかね。
松 うーん。
高 まあーー、まあね。まあー、そう、楽な方行ってるのかなー。

松 なんとかでも、変えていかんとね。
高 そうですか。
松 ええ。
高 まあ、あなた達が変えたからいいんじゃないですか?別に。
   また変える人が、まあ、出ますかねー。しばらく、
松 言いながら、中々、全然出てへんやろ?
高 でもね、あーいうパターンがダウンタウンやったんや、
   じゃないですか?まあ、あれはあれでね。
松 あー。その前から、やっぱそうやったんかね?
高 その前から、やっぱそういうもん、他おらんかってんもん。
松 うん。
高 他、ずっとやっぱし、下で下で来る人やねんもん。
松 うーん。
高 だってそうやんか。三枝さん時も、
松 うん。
高 「ザ・パンダ」にしてもよ?
松 うわ、懐かしいなー。「ザ・パンダ」。
高 「ヤングOH!OH!」
松 うん。
高 下から下からやったやんか。
松 うん。
高 みんな。
松 うん。
高 やっぱそうなんやって。
松 まあ、そうか。
高 さんまさんでも、紳助さんでも、下から下からやったもん。
松 うん。まあ、そやな。

松 ほんまや。
高 うわ、もー、引き下げたやん。自分の意見。
松 ははは。
高 早いうちに。
松 ははは。いやでも、ほんまやわ。
高 いや、そうや。
松 ダウンタウンだけやったんや。
高 だけや、そんなの。あんな感じでおったのは。
   で、それは、NSCっていう位置も良かったし、
   自分たちのスタイルも良かったし、性格上もそうやったんや。
松 うーーん。
高 不思議なね。
松 そうか。
高 うーん。
松 じゃあ、今のままでええねや。
高 ええねや。
松 ええねや!
高 ええねやん。
松 あー良かった。
高 なんやねん、それ。
松・高 ははは。
松 ええやん、ほんなら。
高 うん。もう、それで終わりですか?
松 もう、
高 お笑い論。
松 もう僕のお笑い論、
高 松ちゃんのお笑い論。
松 全部終わりです。
高 うわっ。なんかあんまないなー(笑)
松 ははは。なんですのー?
高 ほら出た、「なんですのん」(笑)
松 たまりませんわー。
高 こんなんや。
松 木曜日に、
高 こんな感じや。
松 木曜日に家おったら、呼び出されて、
高 ははは。仕事やこれで。
松 マイクの前に座らされて、なんやーお笑い論語れ言われて。
高 ケンケンケンケン言われて(笑)
松 そんなんもー、たまりませんわ。
松・高 ははは。
松 休みたいわー。
高 ははは。僕も休みたいわー。
松 休みたいな。

其の四  『 休みたい ・ ロナウジーニョのフェイント 』

高 あーた、休んだじゃないですか。
   ゴールデンウィークもー。ついこないだ。
松 もっとなんか、がばっと休みたいわ。
高 がばっと休んだやんかー、あれー。
松 いやいやいや、「がばっと」って、どれぐらいが「がばっと」になんの?
高 いやそらもう、一週間休んだらがばっとでしょう。
松 あー、あかんあかん。もっと。
高 えーー?
松 休みたい。

松 今年俺もー、多分行かれへんもん、夏休み。
高 なんで行かれへんの?
松 いや、そんな、がばっと休みないねん。
高 あったでしょうがー。聞いてますよ、僕も、うっすら。
松 どういうことですか?
高 噂に、噂で、
松 ないないない。ほんまにないって。
高 なわけないでしょう。
松 ほんまや言うてんねん(笑)ないでしょう。だって、あなたね、
高 うん。
松 『ガキ』と、
高 うん。
松 『リンカーン』だけ観たって、
高 うん。
松 あ、木曜日もそうですけど、
高 うん。
松 基本的に休み無いんですからね。
高 無いですよ。
松 ほんなら、
高 寄してくるんですよ。だから。どっかに。
   どうせ吉本は。ぐいぐいと。
松 いやいやいやいや、ないですよ。ほんとに。

高 8月はあるでしょう。
松 8月のことはまだ分からない。
高 ほら、それが夏休みって言う、
松 ただね、あなたね、あれ8月なんてね、
   もー、あれですよ?お盆過ぎたら、なんもないですからね。
高 全然いいです。僕はお盆過ぎても、休みほしいです。
松 いやー。

高 俺、「1年休む」っつったのに。1回。
松 休んだらええやん。1年。
高 いや、仕事なくなるって。そんな1年休んだら。
松 なくなれへんよ。
高 なくなるって。そんなもん。
松 なくなったっていいがな、別に。
高 ええことあれへんがな。仕事せな、
松 仕事、
高 貯蓄があれへんから、必死なっとんのやんか。こっちは。
松 あれがあるやんか。
高 何があんの?
松 あのー、
高 うん。
松 あ、尼崎のフルーツタカノと言われてる、
高 (笑)
松 御影屋があるやんか。
松・高 (笑)
高 まあ、確かに言われてるかな。
松・高 ははは。

松 フレッシュ。
高 フレッシュ。
松 ね。
高 うん。高級感。
松 高級感。
高 「セレブ」言うたら、御影屋や。
松・高 ははは。
高 芦屋の御用達。
松 そうそうそう。

松 温室息子と言われたら、もう高須ですよ。
高 うん。「温室息子ってあんまイメージないんじゃないですか?
松 (笑)
高 なんか悪いじゃないですか。
松 いや、それがあるから、いつだって果物屋に戻れるわけですよ。
高 いや、戻れないですよ。
   うちの、うちの息子じゃないわ、うちの弟が、
松 えー?(笑)
高 うちの弟が(笑)
松 ふけたなーー(笑)
高 違うんですよ(笑)
松 一瞬今、
高 いや(笑)
松 一瞬今、(笑)
高 うちのおやじが、
松 一瞬今、60になったね。
高 ははは。
松 「うちの息子に任してるから。」言うて(笑)
高 違う違う。うちの親父の、
松 ははは。
高 ちょっと、親父の(笑)
松 ふけたなーー(笑)
高 ははは。弟がやってますからね。うち、御影屋は。

高 そらもう、帰れないですよ。俺なんて。
松 そら別に、
高 だからやっぱ、この業界でやってくしかないんですよ。
松 なんとでもなるんじゃないですか?
高 なんとでもならないですよ。1年休みたいなー。何する?1年休んだら。
松 俺はーー、基本的には別に普通ですね。
高 こん、こんな感じで遊んでる?
松 こんな感じで遊んでる。
高 あ、そう。
松 うん。
高 俺もう、絶対に旅行行くな。
松 へー。

高 僕はもう、絶対にシルクロード、
松 あれ?もしかしたら自分、あの、ワールドカップあの、
   ドイツとか行きたかったタイプ?
高 めっちゃ行きたいがな。イベント好きやのに。
   めちゃめちゃ行きたいがな。行けるようやったらよ?
   無理やもん。
松 まあ、海外好きやし、イベント好きやし、サッカー好きやもんな。
高 もう、全然行くよ。無理やもん。そんな、休まれへんもん。
松 ふーーん。

松 全然行きたないわ、俺。
高 自分なんか、
   「ロナウジーニョに逢うのに、どれぐらいテンション上がる?」言うたら、
   誰や言うたけ?同じぐらいの、
松 西岡徳馬。
高 もう全然、わ、(笑)
松 あのな、自分な、西岡徳馬さん怒ってくんで(笑)
高 いや、それあんたが言うたんやもん。
   あんたが言うんたんやもん!
松 いやいやいやいや(笑)
高 あんたが言うたから、昨日、俺、「あ、それぐらいなんやな。」と思って。
松 これあれやで?自分、同士討ちやで、こんなもん。
高 なんで同士討ち、
松 どっちも怪我してるからな、こんな話(笑)
高 俺は怪我してないよ、俺は怪我してないよ。
   俺は聞いたから。どんなもんかなー?と思って(笑)
松 いやいや、自分もちょっとだけ指切れてるよ。
高 切れてないよ(笑)
松 俺、ずばーーいかれたけど、
高 違う、俺、(笑)
松 自分もよう見てみ?ちょっとだけ切れてるって。
高 あ、ほんまや、ちょっと切れてる(笑)
松 それ、俺の返り血ちゃうからな(笑)
高 これ、俺の血かいな(笑)

高 いや、西岡徳馬さんはすごいんですよ?
松 うん。
高 ただ、ロナウジーニョ言うたら、世界的にも今すごい、
   みんな逢いたいわけですからね。スターですから。
   スーパースターですから。
松 全〜然分かれへんわ。
高 まあ、西岡徳馬がスターじゃないとは言ってませんよ?
   ただ、ロナウジーニョは、今、世界中のね?
   各国のニュースが、ニュース番組が、
松 あーいうのって、あのーー、
   俺、昨日かなんかちらっと聞いたんやけど、
   発表があんねんてな。年に1回ぐらい。
高 ・・。
松 い、一番の選手みたいな。
高 あー、ありますね。そんなんありますね。
松 それに、そのロナウなんやらは、
高 あー、選ばれましたよ。選ばれましたよ。
松 その前の年までは、違うかったんでしょ?
高 その前の年、違うでしょ。

松 その前が、なんかまたおったんやて?
高 ロベルトか。
松 その前が、
高 知らんねん。そこは知らんねん。
松 え、もー、
高 そこは知らんねん。
松 ほんまにサッカー好きなん?
高 あの、そんな好きじゃないかもしれん。
   大体、ふわっと好きやねん。

松 ロナウジーニョが、どーしたこーした言うからな、
高 うん。
松 俺にしたら、ふってわいたような奴なのよ。
高 いやー、
松 「なんやねんこいつ?」
高 物凄いうまいですから。あのフェイント見ました?
   なんやったっけ?

高 あの有名な。
松 自分、全然知らんやん。
高 いや、これ、難しいねん。あの名前。
松 ベットラ?
高 ベットラじゃない。なんか四文字ぐらいの、なんか、ベ、
松 大阪のそれ、練り物の会社やがな。
高 ははは。
松 魚の。
高 そう(笑)
松 かまぼこ的なん扱ってる。
高 ベットラね。そう。ベットラはそうやねん。そんな感じのやねん(笑)
松 ははは。
高 なんやったっけ?あれ。

高 うわ、もー、エンディングテーマ流れてもうてるやん。
松 えーー。
高 あの、なんとかって言うの、それは、もう今、子供達は、
松 うん。
高 ロナウジーニョのフェイント、
松 ベットラが、
高 ベットラを、
松 ははは。
高 もう真似、真似したーてしゃーないねや(笑)
松 そうかて、できるわけじゃないんや。
高 いや、子供ができんねん。そのベットラがうまくできるように、
松 (笑)
高 もう子供たちは、もう日夜それ、そのベットラを、
松 うん(笑)
高 考えたのは、
松 うん。
高 セルジオ越後やっていう、えらい言う、言い張ってんねん。
   「あれ、俺が考えたんや。」言うて。
松 あー、それを商品化したのが、まあ言やあ、
高 それを、
松 ベットラとして、
高 ベットラとして、
松 登録商標したのが、
松・高 ロナウジーニョ。
高 えらい言うてるらしい。
松 はー。
高 「ベットラ」じゃないですよ(笑)
松 全〜然、「ベットラ」じゃないですけどね。
高 うん。なんかっていう、なんっちゅーたかなー、
   あのフェイント。忘れたー。
松 ほえーー。
高 ええわ。
松 すごいね。
高 すごいもんですよ。
松 ハンドとかやれへんねや。
高 ハンドとかやるかいな。ロナウジーニョが。ベットラやで?
松・高 ははは。
松 ハンドだけは、気ぃつけてほしいな。ロナウジーニョも。

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