2006.6.3(土) 244回

今週の一曲 『 東京 』 マイペース

其の壱 『 暗証番号 ・ 芸人逆差別? 』

松 どーもーーーー、松ちゃんでーす!!
高 (笑)
松 (笑)
高 どーもー、みっちゃんインポッシンブルでーす。
松 はい。
高 ね。
松 いつまでやってんねんな、自分それ、そんなこと。
高 ははは。ずるいなー、自分は、ちょこちょこ、
松 もう決めてたもん、244回。
高 わ、
松 きりのええとこで。
高 ははは。
松 やめよう思て。
高 にーよんよん。きりのええとこやね、それ。
松 そうそうそう。俺のラッキーナンバーや。
高 は〜〜。

高 なんや覚えづらい。によよって(笑)
松 によよ。
高 なんや、
松 旅行行って、あのーー、あれあれ、金庫の時も大体、
高 によよかいな。
松 4けたの時は、もう「によよよ」ですよ。
松・高 ははは。
高 あーいう自分なりの覚え方あるよね。「によよよ」とかね。
松 あります、あります。

高 自分も、暗証番号あるやろ?
松 ある。
高 自分の。それは、何?何?「何?」言うたら、絶対あかんけど。
松 まあ別に、いいですよ。別にいいですよ。
高 だめでしょ、色んな暗証番号言うたら。
松 あーそうか。まあでもー、うーん、そうか。

松 大輔なんかは、もう当たり前みたいに、
高 うん。
松 なんか言うたら、もういっつも、「みみはな」。
高 ははは。
松 (笑)「みみはな」
高 そんなんおるな(笑)
松 自分で言うとるもん。

松 なんで耳と鼻にしよう思たんか知らんけど。
高 いやー、あるある。
松 (笑)
高 それはある。
松 うん。
高 糸井さんなんか、「11013」、「1101」か。
松 「1101」でいけんのか。

松 あとあのー、1個引きみたいなことはしましたね。
高 あー、どんなんですか?1個引きって。
松 例えばー、僕生年月日で言うと、「0908」じゃないですか。
高 あー、「0908」。
松 こっから1個引くんですよ。
高 ほうほうほう。
松 だから、「0808」あ、あ?
高 もー、ややこしー。
松 (笑)「08」、
高 言えてへんがな、もー、それ。
松 (笑)
高 ひどな。
松 「07」ですよ。
高 間違えるやん。
松 そうなんですよ。
高 あ、そう。

高 俺、大体ね、3つぐらいあるんですよ。そういう、
松 あるある。
高 もうもう、これどれやったかなー?
松 分かる。3つですら、分からんようなるやろ?
高 な?
松 うん。
高 もー、分からへんわ、もー。
松 うん。あーいうのんなー。
高 デジタル社会難しいなー。
松 知ってる?

松 ココっておったでしょ?
高 おったおった。
松 あー、あのガキがね、
高 うん。
松 あのー「松本さん、ちゃんと口座作った方がいいですよ、いいです。」とか、
   わか、な、なんか「あたしの知ってるとこで、
   金利がすごいええとこがあって、どーたらこーたら」言うて。
高 うん。
松 えらい、
高 言うて。
松 親身になってくれて。
高 うん。ええやんか。

松 「お前に任すわ。」言うて。
高 うん。
松 ほいであのー、そん時作った口座があるんです。
高 うんうん。
松 今でもそれで、
高 今でも?
松 それ、今でも使ってるんです。
高 へー。
松 それの、あのー、クレジットカードがあるやんか。
高 あーあー。
松 あれの暗証番号を、
高 なんでそんな、クレジットカード?
松 クレジットカードじゃないわ。キャッシュカード。
高 キャッシュカード。うん。
松 俺いっつも、いまだに分かれへんねん。

松 だって、どっちも同じ意味やん。
高 クレジットって買うもので、
   キャッシュはお金おろすものやから、全然違うやん。
松 そうかー?
高 キャッシュカード。
   よう考えたら、違うことに気付いたやろ?今。
松 いやー、
高 ちょっとだけ。ちょっとだけ。
松 もうもう、
高 あ、泳いでる。目ぇ泳いでる。
松 さっさっさっさっさってやったった。
高 ははは。
松 ね?
高 はい。
松 あれで、暗証番号がいるじゃないですか。
高 いるねん。
松 「松本さん、私もー、あれなんで、」
高 うん。
松 「あのー、あたしの誕生日にしときました。」
高 え?ちょっとややこしー。
松 「なんで俺がお前の誕生日ずっと覚えとかなあかんのじゃー!」
高 言うて、
松 言うたまま、
高 覚えてへん。
松 ほんまに覚えてへんからー。
高 え?!

高 なんぼ貯まってんの?そこ。
松 知らんねん。
高 えーー?!
松 よう分かんないです。
高 宝・・、宝箱やんか。
松 いや、もー、ほんとよう分かんないです。ほいでぇ、
高 うん。
松 先月結構入った(小声)
高 ははは。
松 (笑)
高 そこで使うか。うん(笑)

松 そんなないー言うねん。
高 いやいいんですよ。お金じゃないんですよ。僕最近思うんです。
松 お。
高 やりがいです。
松 あ、そう。
高 ほどほどのお金があればいいんです。
   お金は死んだら使えないんですから。
松 僕もそう思いますよ。
高 え?
松 僕もそう思います。
高 くれ。
松 僕、ははは。
高 くれ。じゃあ。
松 でもね、
高 うん。
松 あの、こんなこと思ったこと無いですか?
高 うん?
松 ほんとは、世の中なんてないんじゃないか?って。
高 あら、哲学的な。
松 はい。2個あるんですけど、どっち聞く?
高 (笑)
松 あ、でも、一個は僕言ったことあるような気もするんですよ。
高 うん。はい。
松 あの、ほんとは、俺はもう植物人間なのかもしれないなって。
高 うん。
松 で、これ、全部俺が病室で考えてることで、
高 うんうん。
松 僕は夢を見てることで、
高 うん。
松 ほんとはこんな世界はないんじゃない、
高 うん。
松 だろうかって。
高 うん。
松 思い切った事をする時は、
   そんな風に考えるようにしてるんですよ。
高 なるほど。へー。後は?
松 後は、
高 うん。
松 俺の見える範囲しか、世界はないんじゃないだろうか。
高 あー、なるほど。
松 例えば、今すれ違った、俺を追い抜いてったこのおっさん。
高 うん。
松 あの角を曲がった時点で、
   もうこのおっさんは消えてるんじゃないだろうかってね。
高 なるほどね。
松 あるんですよ。
高 ほー。

高 俺、全然そんなん思えへんタイプや。
松 (笑)そのように、
高 うん。
松 結局お金も、そんなもんなんですよね。
高 うーん、そうかもしれませんね。
松 もう、ある程度までいったら、もー、
   結局はもう存在してないのと同じやねん。
高 そうやねん。使ってなかったら、金って一緒なんですよ。
松 使ってないのは、無いのと一緒なのよ。
高 そう。その通り。あ、自分と今日は合うね。
松 そうですよ。
高 僕も、最近ずっとそう思ってるんですよ。だから、
松 うん。
高 貯金中入ってる金は、
松 うん。
高 これってお金じゃないんです。
松 お金じゃないんですよ、あれ。

松 っていう考え方もできるし、
高 うん。
松 もっと、もっと考え方をスライドさせていくと、
高 うん。
松 結局、俺、
高 うん。
松 ある程度のお金があれた、あれば、
高 「あれた」?(笑)
松 ははは。
高 何人や、「アレタ」(笑)
松 あれば(笑)
高 うん。
松 もう、お金要らない、
   僕はもうお金要らないってことなんですよね。
高 そうですよ。
松 どっかで、飯を食いに行っても、
高 はいはい。
松 もう、お金払わんでいい、感じなんですよね。
高 ・・。
松 もうだって、
高 うん。
松 あるんやから。・・ちょっと説明しづらいな。
高 もー。それ、全然あかんわー。
松 ははは。
高 そら「あれた」言ってまうわ。

松 これをね、ちゃんと皆さんに説明するのは、
高 傲慢じゃなく、
松 そうなんですよ!
高 聞かす、
松 傲慢じゃないようにこれを説明すんのが、
高 分かってるよ。俺は分かってるけど、
松 すごく難しいから、あのーー、今、こう聴く、
高 うん。
松 誰も俺を悪い奴やと思わへんように言おう思て、
   必死なんですよ。
高 うん。そうそう。
松 だから結局、言われへん、
高 言えへん。
松 のよね。
高 ははは。
松 (笑)
高 本末転倒や(笑)
松 傲慢をとるか、アホをとるかで、今しのぎ合いなんですよ。
高 ははは。
松 でも、これを全部言い切って「傲慢や」言われるぐらいなら、
高 うん。
松 「説明できへんようなったアホになったれ」思て。
松・高 ははは。
松 アホをとりました。またあのー、(笑)
高 また、
松 今度聞いてもらいますわ。
高 うん。

高 だから、お金じゃないんですよね。
松 お金じゃないんです。
高 何をやれたか、何をやったかなんですよね。
   僕はだから前も、大昔に言いましたけど、
   あと何を見たかっていうのが、自分の人生の中の価値なんですよ。
松 何を見たか。
高 どんなものを見てきたかっていうのが、
   僕の中での価値観、まあ、価値観のひとつなんですよね。
松 僕はやっぱ何を与えたか、何を得たかじゃなくて、
   与えた、もう先言うてもうたからね(笑)
高 言うてもうた(笑)
松 ははは。
高 これ、大丈夫か、この人(笑)
松 ははは。
高 あんまり与える力、ないんちゃう?(笑)
松 っていう、
高 うん。
松 今、笑いを与えたでしょ?
高 これ、笑いをもらったんちゃうと思うけど。
   たまたま笑われてると思うけど(笑)
松 (笑)

高 逆もまた真なりって、言うでしょ?
   あのね、あれがそうなんですよ。
松 うん。
高 あの、濡れせんが。
松 ほー。
高 せんべいは硬くてパリッとしてないとあかんって思ってたら、
松 うん。
高 俺もう、濡れせんの方が好っきやもん。
松 ふーん。
高 「あら?もう、しめってるこんな感じの方がうまいやんか。」
松 「いいですねー。」
高 やねん。
松 (笑)
高 だからそう考えると、あ、意外とまだまだ逆転の発想で、
   やれるものってあるんや、
松 まああのー、まあ、逆転の発想というか、
   「殺してしまえホトトギス」的なね、
高 うん。
松 考え方を、
高 うんうん。
松 これはね、
高 うん。
松 ちょっとーー、経済が、
高 うん。
松 上向き加減になってきたでしょ?
高 ・・こいつアホやな。
松 ははは。
高 アホで来よるな。
松 もう分かる?(笑)
高 こいつ、アホできよるなー。
松 違います、違います。
高 はいはい(笑)
松 景気が良くなってくると、
高 はいはい。
松 やっぱ冒険、
高 はい。
松 アドベンチャーに、身を投じるんですよ。
高 はいはい、なるほど(笑)

松 こうなるとね、世の中ちょっと面白くなるんですよ。
高 そうなんですよ。分かります。
松 実は、経済が、発展していった方が、笑いも色々、
高 分かりますよ。余裕がありますからね。
松 余裕がある。
高 そうですよ。
松 ただもう、あのー、「食べ物粗末にするな」とか「いじめになる」とかね、
   あーいうのもね、実はね、
   景気が悪い時のほうがクレームが多いんですよ。
高 分かります、分かります。景気が悪い時の方が、
   「何アホなことしとんねん!」って、すぐ怒ってくるから、みんな。
松 すぐ怒る、みんな、カリカリカリカリ。
高 そんなカリカリしたらいかんつーねん。

松 誰も地球をむちゃくちゃにしよう思てやってへんいうねん、
   いう話なんですよ。
高 ええこと言うなあ、自分〜。
松 いや、ほんまに。
高 ほんまやでーー。
松 誰もね、
高 うん。
松 人を傷つけたりね、
高 傷つけようと、
松 なんかもー、なんか、
   これで世の中むちゃくちゃなったらええねん思てやってへん!
   言うねん。
高 つーねん、なあ?これ、勘違いされんねんな。
松 なーんすかねー。
高 うーん。

高 こう、ちょいちょい吉本の話出ますけど、
松 うん。
高 僕が最初に見た、赤坂の吉本興業と、
松 うん。
高 今の吉本興業は、どうですか?皆さん、これ。
松 吉本はええで。
高 すーっご、この飛躍ぶり。
   俺、赤坂のマンションの一室見た時、
   もー、引いてもうたもん。
松 まあそれ、まあ、時代的な部分もあるんでしょうけど、
   パソコンとかもなかったですからね。
高 ないよ。
松 当時ね。
高 電話2台ですよ。電話2台。
松 そう、電話2台ですよ。

高 カワイさんが持ってた電話2台で、
松 うん。カワイさんが、もうフリチンでな。
高 フリチンで走り回ってた時や。
松・高 ははは。
高 走り回ってへん、走り回ってへん(笑)
松 (笑)
高 ちゃんとしてるわ、カワイさんは(笑)
松 包茎で、どーしよーもなかった(笑)
高 包茎で、くっさいくっさい(笑)
松 ははは。
高 怒るって。俺、カワイさんそんな知らんねやから(笑)
   ほしたらやなー、紳助さんが入ってきはって。
松 ほーほーほーほー。
高 びっくりしたよ。「うわっ、紳助や。」
松 「アゴ出てる!」
高 よく、「アゴ出て、長いなーー。」
松・高 (笑)
高 こんなんやめよ、そんなん俺よーのっていかんし、
松 (笑)
高 なんかあったあかんし。
松 (笑)俺、なんかあっても、なんーーにも助けへん。
高 ははは。

松 「あーいうとこ、僕言うてるんですよー。」
高 自分ほんま(笑)
松 (笑)
高 いや、紳助がね、その時はほら、素人みたいなもんやから。
松 うん。
高 「紳助や!」と思ってるわけですよ。
松 うん。

高 自分ら普通に喋ってるから、「うわーー、すげーー。」
松 普通には喋ってないけども(笑)
高 いや「普通」って、
松 うん。
高 なんとなく知ってる風で、
松 まあね、うーん。
高 喋ってるから。俺あん時に「うわっ!」
松 うん。
高 「ちゃうなー。」って、俺初めて思ったもん。
   「やるなー。」って思ったもん。
松 この、この筋肉、筋肉質あるなー!思たんや。
高 筋肉質・・(笑)
松 (笑)
高 そうや。胸筋あるなーー!
松 胸筋あるなー思たんや。
高 思ったよ。
松 虚弱体質や思てたんやろ?
高 思ってた思ってた。

松 タレント筋が。
高 タレント筋が、すごかった。
松 ね?
高 上腕タレント筋が、もー。
松 ははは。
高 盛り上がってたもん(笑)
松 ははは。
高 もっこーーー(笑)
松 そうそうそう。
高 ね?
松 うん。

松 「上腕タレント筋」は、俺が言うたことにして。
高 俺やんか!
松 (笑)
高 俺が言うたんやんか。俺のおもろいやつやんか、それ(笑)
松 ははは。それ誰やったっけなー(笑)
高 笑い飯や、笑い飯(笑)
松 あ、笑い飯笑い
高 「俺のおもろいやつ」って、あれまたすごい言い方するな(笑)
松 (笑)
高 笑かしよんな(笑)

高 もうほら、今年も10何人。
松 うん。
高 若い新入社員が入って。
松 あーはー。
高 東大かなんかいてるんでしょ?東大やっけ?
松 でも逆に言うと、10何人しか入れへのやね。
高 だってそら、何人もいますもーん。
松 うん。
高 東大が入んねんで?今や。
松 うん。
高 ちょっと前まで、天理大ですよ?
松 そんなこと言い出したら、それ、完全に岡本のこと言うとるがな(笑)
松・高 ははは。
松 決め撃ちやん(笑)

松 おかんもあれ、まだうどん屋でパートしとるわ、あれ。
高 ははは。
松 おかん。岡本のおかん(笑)
高 (笑)
松 「ふるさと」言うて。「ふるさと」いう、うどん屋で(笑)
高 ははは。

松 そっくりや、顔。
高 そっくり。おばちゃんそっくりや、顔、岡本ちゃんと。
   でも、すごいですよ?今や、東大が入ってくる会社って。やっぱし、
松 それは中々のもんなんや。
高 いや、そら、それは、それはすごいでしょう。
松 ふーーん。
高 えらい上場、一部上場したし、
松 うんふんふん。
高 すごいですよ。もう、そらもー、あなた。
松 そうか。

松 俺も、もー、ちょっと、社員にしてくれへんかなー。
高 は?吉本の?
松 そうそうそう。
高 いや、そらええけど、物凄いギャラ低なる、
   ギャラというか、給料制やからね。
松 な、やく、役員みたいになられへんのかね?
   俺なんかは。逆に。
高 役員って何になんのよ?何すんのよ?
松 その、
高 役員報酬が欲しいねや。
松 ははは。違うがな。
高 何?
松 俺みたいな人間が、ちゃんと芸人のことをね、
   考えてやれるわけよ。一番。
高 ほう。だから?
松 僕はねー、ちょっとここへきて、
高 うん。
松 思ってることがあるんですよね。
高 はーはーはー。
松 ちょっと、逆差別みたいな感じが、
   起こってるような気がしますね。最近。
高 ・・ん、なんかその、
松 芸人に対して、ちょっと優しすぎる傾向が、
   僕は少し気になってるんですよ。
高 うん。
松 僕らの頃は、もう踏みつけ、踏みつけ、で、ひどかったんですよ。
高 うんうん。
松 水も与えてもらえず。
高 うんうんうん。
松 自分、ほんとタコですよ。自分の足食て生きてた、みたいな。
高 うん。はいはいはい。
松 芸人ですよ。タコ芸人ですよ。
高 (笑)
松 誰がタコ芸人じゃ!
高 ははは。自分で言うとるだけの話や(笑)
松 ははは。
高 マッチポンプや、そんなもん(笑)
松 ははは。

松 ところがね、最近ね、みんなね、結構ねー、
   食うていけるんですよね。
高 いやー、それはだからもう、ルミネのお陰じゃないですか?
   ルミネがあるってことで。
松 うん。
高 で、ルミネがあるっていうこともそうですし、
松 うん。
高 ルミネを作った吉本もすごいですし、
松 うん。
高 それをちゃんとお客さんが、まだ意地出来てるっていう、
   その体勢もすごいことですよ。
松 そうなんやけどー、
高 うん。
松 さー、これ果たしてどこまで芸人にとっていいのかなーって、
   ちょっと疑問にもなるんですねー。
高 あのね、きれいな縦が出来たんですよ。
松 うーん。
高 今まで、実は、ダウンタウン以下は、師匠がいなかったでしょ?
松 うん。
高 昔、師匠がちゃんと食わしたりとか、
松 うん。
高 師匠ん中での縦関係が、ざっとあったじゃないですか。
松 うん。
高 NGKとか。

高 今、東京では、
松 うん。
高 縦の社会が、綺麗に出来上がってもうたんですよ。
松 実はね。
高 実は。
松 でもねー、この縦もねー、いい部分悪い部分あって、
高 うん。
松 そんなもんも、壊していくような人間が出てこないとね、
高 うん。
松 ちょっとね、
高 まあね。
松 うーん。
高 でもね、
松 ダウンタウンは、その役目を果たしましたからね。
   敵もいっぱい作りましたけど、
高 うん。
松 「あいつら生意気や。」とか言われましたけど、
高 うん。
松 いや、最低限の縦は守ってたんですけど、
   でも、俺ほんまに、あの、
   「おい、松本、なになに買うてきてくれ。」って言われたら、
   断わったろ思ってたからね。
高 あー。「いやです。」
松 「いやです。」って言うたろ、と思ってたからね。
高 おー。
松 だって俺、弟子ちゃうし。
高 あんたの弟子ちゃうし。
松 弟子になりたくないわけやから、NSC入ってるわけやし。
高 なるほど。
松 っていうものを、
高 うん。
松 まあ、これが、つ、体から出てたんかもしれんけど、
   「松本あれ買うてきてくれ。」って一回も言われへんかったんですけど。
高 うん。
松 ぐらいの気持ちを持って、僕はやってたんですよ。
高 でも、じゃあ、自分が、あ、あなたがね、
松 うん。
高 「あ、ちょっとごめん、なんか買うてきてくれへん?」
   「いやです。」言われたら、
松 殺します。
高 カッチーーン!やろ?(笑)
松 (笑)
高 そら殺すでしょ(笑)
松 殺します(笑)
高 そら殺すでしょ(笑)
松 殺すんですけども、
高 ね?(笑)
松 その、「こいつ、なんかあるな。」って、
   ちょっと怖さを感じるのも事実なんですよ。

松 難しいとこやねーん。
高 そら殺されたないもん。人は。
松 でもねー、やっぱりこー、うん、っていうかね、
   俺が殺すっていうかね、俺にそれを言った時点で、
   俺の下の人間が、
高 これが、
松 黙ってないよね。
高 こんなことなるでしょ?
松 うん。
高 そら無理ですよ。そんなの。
松 だからね、ちょっと優しすぎるかなーって思ったりもするのね。
   あのー、「M-1」みたいなのでもさ、
高 うん。
松 審査員でも、基本的に、みんな優しいでしょ?
高 うーん。まあね。
松 僕らの頃、クソミス言われましたからね。
   新人漫才コンクールなんて、出ようもんなら。
高 まあね。
松 「卑怯や。」とか、「辞めたほうがええ。」とか。
高 えらいこと言われてるな。
松 いや、ほんまですよ。生放送で、平気で言われたからね。
   それで俺まあ、ブチギレしたんですけど。
高 あー。
松 今、そんなこと言う審査員いないでしょ?
高 うん。まあね。

松 そこもどうかなー?
高 言うべき?でも、それは。
松 言うべき部分は、言うたらなあかんのかな?って気も、
   俺、しててね。
高 うーん。
松 で、「M-1」でも、俺、点数も、自分も怖いねんけど、
   低い点数をつける時はつけなあかんなって、
   思って、実はやってんのよ。
高 うん。まあね。
松 だってそんな、ええ人ばっかになってたって、
   しょうがないやん。
高 まあ、しょうがないけどね。
松 うん。あの、自分の保身のために優しくしてんねやったら、
   そんなんはやめたほうがええと思うねん。
高 そやね。
松 うん。

松 結局紳助さんでも、俺でもそうやねんけど、
   やっぱり新人の頃に、
高 うん。
松 叩かれた口なのね。
高 うん。
松 上の人に「そんなもんは、漫才じゃない。」とか、
高 うん。
松 「あんなもんは芸やない。」って言われた口やから、
高 うんうん。
松 それで育ってきたでしょ?
高 うん。
松 ほいで自分らが今、この位置になった時に、
   同じようなことを若手にしたくないねん。
高 うん。分かる分かる。
松 だから、逆にちょっとね、
   妙に優しくなりすぎてる部分もあんねん。
高 あー。まあなー。
松 うん。
高 そうか。
松 ちょっとぐらいうっとーしい先輩っていうのが、やっぱいないと。
高 うん。
松 まあそれを誰が、その役目を誰がやんねんっていうのは、
高 うん。
松 あんねんけどね。
高 ダウンタウンがやったらいいんじゃないですか?
松 浜田やな。
高 まあ、浜田やな。
松 な?(笑)
高 浜田がやってくれなあかんわ。

高 「うっとーしいわ、あいつー。」
松 そうそうそう。
高 まあでも、威圧感出しよるからね、あの男は。
松 そうですね。
高 もーのすごい。
松 うん。

其の弐 『 西田Dの悲恋話 ・ ダニとセミ 』

松 全然関係ない話ですけど、
高 うん。
松 西田の、
高 「DX」のディレクターね。
松 飲んでて。
高 うん。
松 もー、西田、もー、今幸せなんですよ、西田。
高 おー。あ、なんで?
松 だってーー、
高 家庭築いてね。
松 再婚ですけど、
高 そらそうですよ。
松 結婚して、
高 そらそうですよ。
松 ほいでー、子供にも、
高 もうね。
松 恵まれて。今もうねー、たのしーてしょーがないんですって。
高 ええなー。
松 うん。

松 「再婚してよかったですわー。」
高 うん。
松 まあ、これあんまりおっきい声では言えないけど、
高 うん。
松 「前の嫁とも、もう、」前の嫁が好きやってん。西田。
高 あらー。
松 でも、前の嫁が、もう、全然かかしてくれへん。
松・高 ははは。
高 うん。つらいなー、これ(笑)
松 俺も、もー、相談にはのってたんや。
高 うん。
松 相談っていうか、
高 「それ、やめたほうがええんちゃうか?」

松 思い切ってね、
高 うん。
松 別れて。
高 うん。
松 で、再婚して。
高 うん。
松 勿論、別れてからできた女の人ですよ?
高 勿論。
松 再婚して。
高 うん。
松 子供にも恵まれ。
高 うん。
松 「良かったですよー。」

松 「僕も、ほんーま、もう大変やったんですよ。」みたいな話が、
   色々あって。
高 うん。
松 もー、あいつの恋愛の話聞いたら、結構悲惨やな。あいつ。
高 あ、知らん。俺、そんな話したことないわ。
松 あ、そう?
高 うん。
松 ジェミニンの話があって。
高 何?ジェミニンて。
松 もうね、あいつ、もーー、まだ二十歳、
   よみうり入りたてみたいな時に、
高 うん。
松 入りたてかな?まあ、それぐらいの時に、
高 うん。
松 彼女がおったんやて。で。ぐいぐいこられててんて。
高 向こうから。
松 うん。

松 完全に、西田の方が優位や。
高 うん。
松 なんか。
高 なんかね。
松 もう、向こうから「好き、好き。」って言って、
高 うん。
松 「チッ、あー、もー、明日あいてんのかい。」みたいな、
高 やった。
松 彼女やってん。
高 うん。
松 ほいで、その彼女とまあまあ、付き合っててんけど、
高 うん。
松 もう至れり尽くせりで。
高 うん。
松 向こうがね。
高 うん。
松 ほいでー、
   「実は、ちょっと今言い寄られてる男の人がおんの、私。」言うて。
高 うん。
松 「なんやそれー?」

松 「車を今度買うから、」
高 うん。
松 「どんな車がいい?とか言うてこられた。
   あたし関係ないやん。」言うて。
高 うん。
松 それを西田が相談受けててんて。
高 うんうんうんうん。
松 「なんじゃ、その男。しょーもない。」
高 「しょーもない。」言うて。
松 で、その時に、西田が、(笑)
高 うん。
松 ジェミニンを乗ってたんやて。
高 うん。
松 ね?
高 うん。
松 ほいで、もー、全然興味ないし、その女も。
高 うん。
松 で、もう、あのー、なんや(笑)
高 (笑)
松 「何がええ?言うて、好きでもない男に、
    あたし言われたから、」
高 うん。
松 「ジェミニでいいんちゃう?って、逆に言うたってん。」みたいな話を、
高 うん。
松 「お前もきついこと言うなー。
   それ俺の車やがな。」みたいなこと言うて。
高 うん。
松 「へへへへー。」言うて。
高 うん。
松 笑てたんやて(笑)
高 うん。

松 西田、なんや旅行とか、あいつたまに一人で、
高 あ、行きよるな。
松 仕事で行ったりとか、まあ、遊びで行ったりとか。
高 うん。
松 したら、いっつもその女の子が、
高 うん。
松 空港まで迎えに来てくれんねん。
高 へー。
松 頼みもせんのにやで?
高 あー、ようできた子やね。
松 ようできた子で、いっつも空港まで車で迎えに来てくれんねやって。
高 うん。
松 ほいで、ある時ね、
高 うん。
松 あのー、そのー、旅行先でね、
高 うん。
松 なんか知らんけど、
   「あー、俺、あいつにもっと優しくしたらなあかんなー。」
   って思ったんですって。
高 うん。
松 西田が(笑)
高 うん。
松 ほいで、今までそんなことしたことないのに、
   お土産を結構買ったんやて。
高 その子にね。
松 その子に。
高 うん。

松 ほいで、着いたら、来てないねん。
高 あら。
松 今まで絶対来てたのに。
高 あら。
松 「なんでや?」

松 ほいでまあ、とりあえず家帰ったんやけど、
高 うん。
松 「お土産渡そう。」と思って、
高 うん。
松 ジェミニン乗って、
高 うん。
松 ふわーー行ってんて。なんかね。
高 うん。うわ。

松 その女の子の家の前まで来たら、
高 うわー。
松 あのー、明らかに自分のジェミニンは古いジェミニンやけど、
高 (笑)
松 新しいジェミニンが止まってんねんて。
高 うわーー。きびしーー。
松 ほいで、(笑)
高 切な・・。
松 新しい新型のジェミニが、新旧のジェミニが、
高 うわーー。
松 とまってるわけよ。

松 ほいで、そのジェミニに人が乗ってんねんて。
高 うわっ。
松 「ああ?」と思って見たら、
高 うん。
松 ディープキスしてんねんて。
松・高 ははは。
高 うーーわーー、落ち込むなーー。
松 ほいで、ほいで西田は、(笑)
高 うん。
松 「あーいう時って不思議ですね。」
高 うん。
松 「もう何したってあかんのは分かってるんですけど、」
高 うん。
松 「もー、どーしていいか分からんから、」
高 うん。
松 うわー降りていって、なんか、何を、
   なんか知らんけど、コンコンコン!って、
高 え?
松 やってもうたんやて。
高 あー。
松 ほいで、ばーん!ドア開けて、
   「何してんねん!お前!」言うて。
高 西田が言うた。
松 西田が言う、言うて。
高 うん。
松 その女の子の手をもって、引っ張ろう、
高 うん。
松 もうもう、そんなんしたって、もう、
高 もう無理やな。
松 もうあかんの分かってるんですけど、
   引っ張り出そうとすんねんて。ほんならその女が、
   もう至れり尽せりで、絶対空港まで迎えにきてたその子がやで?
高 うん。
松 「やめて!」
高 うわーー。
松 「あたし、この人がいいの!」って言われてんて(笑)
高 うわ、きっつ(笑)
松 ははは。
高 うわー、なんか切ないな。

松 そいで、
高 うん。
松 人間、人って、パニクると怖いですねー。
高 うん。
松 そんなこと言われても、どーしてええか分からんくて、
高 うん。
松 後ろの席に乗ったんや。
高 えええっ?!
松・高 ははは。
高 ええ?!意味が分からんわ。
松 意味が分からんねん(笑)
高 ははは。ええー?!(笑)
松 ジェミニ3人で乗ってもうて(笑)
高 あいつおかしいわ(笑)
松 (笑)

高 それはないわ。
松 そっから先の記憶が、ほとんど無いねん。
高 向こうがツライわ。その男も、「なんやねん、この男。」怖いで?
松 怖いで?
高 乗ってくる男って、怖いで?
松 怖いで。

高 最悪や(笑)
松 「3人で行こう」みたいな感じになってもうたらしい。
高 なんやそれ(笑)
松 ははは。
高 なんやそれ(笑)あーそう。
松 うん。そっから先の記憶がないねんて。

高 そういうのってあるからね。
   ちょっと気持ちがやさしくなった時に限って、
松 そういうもんなんやなー。
高 ありますからね。
松 そういうもんや。
高 そういうもんです。恋愛って、そういうもんじゃないですか。
   うわー、それツライわ、西田。
松 ツライねん。まあまあ、まあ今は幸せでね。
高 はー、良かったね。
松 「良かったなあ。」言う話で、もー、
高 そんなん思えるからいいね。
松 そうやで。
高 なんか羨ましいなー。
   西田なんか、さっさっさっさ、そんなん思えて。
松 ごっつ幸せそうや。余裕があるもん。なんかね。
高 うそ。
松 うん。
高 ええなー。
松 だってあいつ、子供好きやもん。子供欲しかったんやもん。
高 あ、そうなんや。
松 子供欲しかってん、あいつは。
高 ところが、奥さんはもー、
松 これが、前の嫁は、もー、かかしてくれへんから。
高 ははは。
松 「触らんといて」言われてんねん。
高 もー、それはもー、汚いもん扱いやんか。
松 ははは。
高 ヒドイなー。
松 それはもう、もうよみうり拒否やんか。
   もう「よみうりがイヤ!」みたいな。
高 うーわ、よみうり(笑)
松 (笑)
高 「よみうり、だからイヤやねん。」と。
松 「よみうりやから、イヤやねん!」
高 「よみうりっぽいわー、こういうところ。」
松 うん。

松 体がさ、
高 うん。
松 帯状疱疹でさ、
高 うん。
松 なんか、かいーねん、って最初言うて、言うててな。
高 うんうん。
松 ほいでなんか、発疹みたいなんできてん、
高 はいはい。
松 全然関係ないけど。
高 うん。
松 そん時、「ダニちゃうか?」みたいな話もあってんけど、
高 あー。
松 結局ダニちゃうかったからええねんけど。
高 うんうん。
松 俺、それで、ダニって知ってた自分?
高 何?
松 家ダニって、主人噛めへんねんな。
高 またー。
松 これは俺、「へーー」やったで。
高 なんで?
松 知らん!!
高 そこを教えてよ(笑)
松 主噛めへんねんて、ダニって。
高 殺されへんように。
松 ・・・これはちょっと調べたいねんけどね、俺も。
高 いや、調べてよ。
松 何をもって、ダニが主と認識してんのかって、
   これは、怖いですよ?
高 まあ、ちょこちょこ吸ったんやろね。
松 だから、「ダニちゃうか?」って話になったときに、
   「いや、それは松本さんね、家ではないですよ。」
   って話になったんですよね。
高 えー?
松 「松本さんの家では、松本さんは、噛まれないんです。」
高 主やから?
松 主やから。

高 殺されちゃうからじゃないの?
松 そんなことをあんなちっちゃな虫が分かるかえ?
高 あのね、そんなことも分かるのが、ちっちゃな虫。
   ちっちゃな虫、なめたらあきませんよ、今。
   前も言いましたかもしれませんけど、
松 うん。
高 あの、風邪のウイルス。

高 あれ、大体80年でもう1回出てくるんですよ。同じものが。
松 だい、それは分かってるの?
高 うん。なんでかって言うと、
松 うん。
高 80年で1回、人が死ぬの、大体、寿命が。
   だから、もう1回出てくるときに、来んの。
   免疫がない奴に来んの。免疫がある奴に来たら、
   あかんから80年待ちよんねん。
松 かしこやん。
高 かしこやねん。ちっちゃくても。
松 それは、ずーっと毎年出てるけど、きいてへんだけちゃうの?
高 何が?
松 毎年ウイルスは、毎年攻撃しとるけど、きいてへんって、
高 いや、一気に出るのがそこやねん。

高 知ってる?10何年ゼミの話。
松 全然知らん。
高 それな、セミが、あるセミがおんねんな。
松 うん。
高 それがまあ、10何年、13年か14年か、ちょっと忘れたけど、
松 え?
高 いや、まあ、
松 そこ結構大事なんちゃうの?
高 いや、大事じゃないねん、大事じゃないねん。
   たとえば、13年としましょう。
   それが13年ゼミだったとしましょう。

高 13年に1回、どわーー出てくんの。
   それまであんま出ぇへんねん、セミが。
松 うん。うん。
高 普通、7年、経ったら出てくるとかあるやんか。ばーっと。
松 うん。
高 セミ、7年間入ってるやろ?毎年出てくるやんか。
松 うん。
高 でも、そこは、13年にどかーー出てくるから、
松 うん。
高 それまで、渡り鳥も来ぇへんねん。
   で、13年おきに渡り鳥がぐわーー来て、食われていくのよ。
松 うん。
高 分かる?
松 うん。
高 13年に行ったら、よーさんエサがあるから。
松 うん。
高 よーさんセミがおるから。
松 うん。
高 で、これを繰り返してると、
松 うん。
高 セミが、
松 うん。
高 今度、一斉に14年に、ずらしよんねん。
松 うん。その話、聞いたわ。
高 もー、前言うてるやん、やっぱり。はよ言うてー。
松 (笑)

松 だから、ダニ。
高 そういうのと一緒で、バカやないんですよ。
松 すごいですよ、ダニは。
高 バカやないんですよ、そういう生き物は。
松 犬より賢いっていうことも言えるわけよ。
   犬もたまに、飼い主噛むからね。
高 うん。ダニもそら噛んどるやろ。絶対とは言えへん、
松 ははは。
高 そら山ほど噛めへんだけで、1回ぐらい噛んでるよ、そら。

高 最初家来た時は、噛んでんねん。最初、すぐは。
松 じゃあ、主はなんでかいないねん。
高 ちょこっと噛むねん。で、それなんかかいーな、
   ぽつっとかいーな、ぐらいで終わってんねん。
   ちょこっとしか噛めへんで?がばっとは噛めへんねん。
松 甘噛みかいな。
高 甘噛みやねん。ちょっと一食分は食べさせてもらうねん。
   血を吸わしてもらうねん。ふわっと。
松 チッ、分からんなー。
高 で、一食分をちょこちょこ、2,3日に1回ぐらい食ってて、
松 あのーーー、なんやねんな。
   ちょっとこー、つまみ食いみたいな。

高 一気にいかへんねん。それはなんでか言うたら、
   飽きてくるから。味も一緒やし、
松 うん。
高 「なんやこいつ?」
松 スナック感覚なんや。
高 いや、スナックかどうか知らんけど、
松 (笑)
高 「毎日、なんかちらし寿司やなー。」と思ってるわけですよ。
松 ・・。
高 言うたら。
松 うん。
高 「お前の血なんか。」
松・高 ははは。
高 ただ、よその違う人が来た時に、
松 うん。
高 女の子で、違う人間が来た時には、
   あの、違う料理が運ばれてくるわけですから、
松 うん。
高 「ええ匂いするやないの〜。」って思うわけですよ。
   「あら、いいですねー。」が、
松・高 何度も押し寄せ(笑)
高 てくることで、チクリといって、で、「うまい!」ってなったら、
   一気に行くわけやん。家中の奴が。
松 ・・うん。
高 「これ食ったことないぞ!」って、ガッと来んねん。
松 うん。
高 やと思うで。・・聞いた?
松 いやいやいや、俺もそうやと思うわ。
松・高 ははは。

其の参 『 相撲取りと鳥 ・ 尼崎で収録計画 』

松 ダニって面白いなー言うて。
高 面白いね。
松 うん。
高 そういうのってあんねんな。生き物の不思議なものってね。
松 そうですよ。
高 あんねんなー。
松 他にもあるやろ?
高 ・・。
松 どんなんあんの?
高 え?
松 うん。
高 不思議?
松 うん。
高 不思議っていうか、まあ、生き物はよう分からんけど、
   相撲取りは不思議やな。
松 (笑)
高 相撲取りはね。
松 話、全然変わってもうっとるがな(笑)
高 ははは。いや、「不思議」言うから。
松 何?相撲取りの不思議って。
高 いや、聞いた?あ、相撲取りっていうのもあれやけど、
松 うん。
高 ちゃんこ鍋って、
松 うん。
高 基本は、肉が鳥やいうの知ってた?
松 ・・うん。
高 それは、手をつけへん、二本足でしっかり立ってるってことで、
   肉は基本鳥やねんて。ちゃんこって。

松 卵とか、別に産めへんやん、相撲取り。
高 いや、産めへんよ(笑)
松 (笑)
高 相撲取りは産めへんけど、それはええやんか。

松 あ、でもあのー、土俵がちょっとあのー、鳥かごっぽいわ。
高 ですかね。そんなん別に思ったこと無い。
   そんなことあれへん、土やねんから。
   別にかごはついてへん、上に。
松 そうかそうか。
高 あ、上の方のなんか、こんなやつ?
松 あー、なるほど。相撲取りと、「相撲取り」の「取り」と、
   「鳥」もかかってんねや。あ、そうか。相撲取りって、ほんま鳥やわ。
高 ははは。
松 親方が、もー、オス鳥やんか。
高 うん。
松 親鳥やんか。
高 うん。親鳥で?
松 親方がーー、あの、ごっつあんです、やんか。結局。
高 言ってることが、めちゃめちゃで分からへんわ。
松 (笑)
高 卵産まへんやんか。
松 (笑)
高 まあ、(笑)
松 それは俺が、俺の卵やん、それ。
高 ははは。いや、「俺の卵」って、関係あれへんよ(笑)

高 トサカとちょん、
松・高 トサカとちょんまげ!
松 ほら見てみーな。
高 あ!
松 あとふんどし。鳥も、チンコ見せへんやろ、中々。
松・高 ははは。
松 チンコ見せてる鳥おるか?
高 まあ、確かにいてへんなー。
松 「これチンコや、見て。」っていう鳥おる?
高 いれ、おれへん、おれへん、おれへん。
松 ほら。

松 全部当てはまるわ、そう考えたら。名取り。
高 ははは。
松 (笑)
高 名取り。
松 名取りも。
高 弓取り、弓取り。
松 弓取りもそやし。
高 あーー。なるほど。
松 全部「とり」が入ってんの、そこは。

松 ぴったりやんか!
高 ははは。ほいで、あの土俵が、
松 鳥かご。
高 鳥かご。鳥かごに見える(笑)
松 鳥かごに見えるし、塩かけるのは、
高 うん。卵。
松 卵に塩かけるからやろ?(笑)
高 そこが、そこが・・(笑)
松 なんか言われたら、飛んできよるやんか、あいつら。
高 あ、・・え?
松 なんーか言うたら、
高 相撲取りが?
松 飛んできよるわ。
高 そうやったっけなあ?
松 うん。あのー、あれに呼ばれたら。
高 ・・親鳥に呼ばれたら?(笑)
松 親鳥もそやし。ね?
高 何?
松 あーいう、
高 行司。行司はなんやの?

松 行司は、だからあのー、あれやんか、結局だから、外敵やんか。
高 行司が?(笑)
松 そうそう。
高 外敵?
松 ギョウ虫やんか。
松・高 (笑)
高 あ、行司はギョウ虫かいな(笑)
松 ギョウ虫(笑)
高 行司とギョウ虫、どう一緒にリンクしていくのよ(笑)

高 「ごっつあんです」はなんやの?
松 「ごっつあんです」っていうのは、結局そのー、
高 うん。
松 ほら、
高 うん。
松 ピーピーピーピー、
高 うん。鳴いてるな。
松 親に、あん時、「ごっつあんです」って言うてるやんか。
高 ははは。
松 (笑)
高 俺はごっつおもろいけど、聞いてる人に分かんのかな?(笑)
松 (笑)
高 こんなあやふやなんが、ものっすごい面白いけど。

松 で、相撲部屋ってあるでしょ?
高 相撲部屋。
松 あれも、鳥小屋に似てるでしょ?
高 相撲部屋が鳥小屋に似てる?
松 うん。相撲部屋と鳥小屋似てるじゃないですか。あーいう感じ。
高 ・・。
松 屋根があって、
高 (笑)どこも屋根あるよ。
松 大体相撲取り、出入りするとこ、出入り口まるーいでしょ?
高 まるーいね。まるないわ、別に(笑)
松 (笑)
高 あ!
松 何?あ、また見つけた?
高 ワラや。ワラが、こういうね、縄、縄が、こー、
松 そうでしょ?

松 新人を「卵」的な呼び方するでしょ?どうしたって。
高 うーん。むちゃくちゃやけどな。あのー、あれなんや、
   あのー、飛ばしてきよんな。勝ったら。わーーって。
   あのー、座布団みたいなな。飛んできよんな。
松 そうそうそうそう。
高 あれは?
松 鳥もしてるでしょ?
高 ははは。「鳥もしてる」ってどういうこと?
松 鳥もしてるよ。座布団投げたりしてるよ。
高 どこによ?
松 俺らが見てないだけで。見てない時はやってるよ。
高 ・・。
松 もうええかな?
松・高 ははは!
高 うん。そうやな、もう、よう、よう出た方や。

松 ゲームします?じゃあ。僕の考えた。
高 面白いんですか?自分の考えたゲームって。
松 何個かあるんですけど。
高 え?そんなん自分で考えんの?マジで。
松 (笑)
高 どんなん考えてんですか?

松 あのー、架空の、
高 うん。
松 架空のじゃあ、
高 うん。
松 なんでもいいんですけど、
高 うん。
松 日本人の、
高 うん。
松 じゃあ、男にしましょうか?
高 うん。
松 フルネームの、
高 うん。
松 言い合い。
高 フルネーム?
松 うん。
高 はいはい。
松 いる人言ったらダメなんですよ。

松 いきますよ?
高 はい。
松 よしおかひろし。
高 ははは。よしだつねじろう。
松 なんか、「よし」を取ってるもん。
高 取ってないよ。
松 韻踏んでるもん(笑)
高 いや、踏んでないよ(笑)

松 えー、きむらとしひこ。
高 ははは。おるんちゃう?それ。
松 誰よ?
高 おらんかなー?
松 おらんよ。
高 いとうさな、さだちか。
松 ははは!
高 (笑)
松 「さな」?
高 「さだ」や。「さだちか」。
松 自分、ほんま、ちゃんと、早すぎるで。崩れんのが。
高 いとうさだちかさんやんか。
松 うん、まあまあ。

松 かねもりごろう。
高 あ、さいじょうよしむね。
松 このはたろう。
高 やまだみなみ。
松 しずおかきちろう。
高 えー、えどやごろう。
松 ははは。
高 ははは。
松 「えどや」がまずおかしいし、
高 「えどや」は、(笑)
松 「ごろう」は、俺言ったし(笑)
高 いや、違う。「えどや」は、落語家さんやで?
   落語家さんやもん。
松 日本の人間、男のフルネームやっちゅーてんねん。

松 はぎわらいちろう。
高 ははは。やまぎし、えー、み、み、み、み、
松 ははは。
高 み、み、み、ははは。これ難しい。
松 ヒドイな。
高 難しいな。
松 ヒドイな。
高 はぎわらみきお。
松 いやいや、「はぎわら」俺言うたから。
松・高 ははは。
松 ちょっとこの人、マジ?!
高 いや、
松 「はぎわら」俺言うたから。
高 いや、もう1回いこう。もう1回いこう(笑)

松 えー、さなだこうじ。
高 いとうたつや。
松 ふじわらもとちか。
高 (笑)やまだごろう。
松・高 ははは。
高 やまだごろうは、「山田五郎」言うてもうた(笑)
松 おるし(笑)
高 (笑)
松 おるし、「ごろう」勘弁したってください!(笑)
高 俺ね、(笑)
松 「ごろう」勘弁してください。やっと今寝たんで(笑)
高 ははは。
   さっきから、「ごろう」が、
   ずーっと覗いとんねん。ずーっと「ごろう」が(笑)

高 これ面白いな。これ難しいな。
松 いや、ヒドイって。
高 いや、こんなんあかんわ、俺。
松 汚いわ、逆に言えば。
高 なんで?(笑)
松 俺、おいしないもん。
高 (笑)
松 そない、ははは。
高 よし、よしもう1回いこう(笑)

松 こもりしょうた。
高 うめだこうじ。
松 ・・しながわたろう。
高 (笑)やました、えー、きくじ。
松 ははは。
高 なんでやの、ええやないの、「やましたきくじ」(笑)
松 なんかなー(笑)
高 「やましたきくじ」やないの(笑)
松 なんかなー(笑)

松 えー、もとやまはるお。
高 えー、よこた、えー、じろう。
松 ははは。
高 なんやねんな、「よこたじろう」やんか(笑)
松 いや、いいんですけど、(笑)
高 なんにもおかしないで?(笑)
松 なんか「えー」、「えー」(笑)
高 自分も、(笑)
松 「えー」言うて(笑)
高 自分もなんか、言うてるやんか。
松 分かりました。

松 かねむらまつお。
高 きしだ(笑)
松 え?
高 きしださねじろう。
松 ・・くもだまんたろう。
高 てらだしゅうじ。
松 おるんちゃうんか?(笑)
高 「てらだしゅうじ」なんかおれへんな?
松 うん。
高 寺山、
松 えー。
高 それはね。
松 えー。
高 遅いなー!
松 (笑)
高 遅い遅い。「えー」が多いわ。
松 しばたろう。
松・高 ははは。
高 「しばたろう」も、なんかいそうやで?(笑)
松 (笑)
高 これおもろいな。

高 自分もヒドイで。俺もヒドイけど(笑)
松 ヒドイけど、こんーーなに俺よりひどいと思えへんかったから。
高 おいしない(笑)
松 いや、おいしないわ。おいしないわ。
高 でも、え?そうかね?
松 よしのゆりか。
高 何をやろうとしてんの?
松 女やんか。
高 女か。
松 うん。
高 えー、えー、きしみね、えー、みか。
松 (笑)くにはらきょうこ。
高 すぎ、えー、みちこ。
松 たにむら、はなこ。
高 (笑)たかだゆり。
松 もとちか、
高 (笑)
松 はる、
高 「友近」入ってるやん(笑)
松 ははは。
高 じょうじま、えー、さなえ。
松 (笑)ふみむら、
高 (笑)
松 ふみま。
松・高 ははは。
高 なんやの、「ふみむら」って。自分ヒドイな。
松 いやいやいやいや。
高 いや、自分の方がヒドイ。
松 俺、なんぼでも言えたで?もう許したったけど。
高 俺もなんぼでも言えたで?「ふみむら」って(笑)

松 しんどいわ。
高 しんどいね。
松 ほんまに。

高 先々週でしたっけ?
松 うん。
高 あの、「アメリカン」って言いましたっけ?僕ら。
松 あー、
高 ジーパン屋。
松 あー、言うてない。
高 結局言うてないやろ?

高 まだあるみたいやで。
松 え?
高 まだあるみたい。まだあって、上の扉とか、
   あるみたいよ。新しく変えた。
松 ちょっと自分、そんなん写真撮ってきてくれへんかな?
高 あー。
松 まだあるみたいやでって、そんなあんた、
   しょっちゅう帰ってるくせに、
高 しょっちゅう帰ってる、
松 なんで知らんねんな、そんなことー。

松 ちょっと写真撮ってきて。
高 正月帰っただけやから。俺も。ええやろ?それ見たいやろ?
松 見たい。
高 なあ。
松 うん。
高 もう壊されるからな、あの辺。
松 え?じゃああの、坂西のアパートもまだあるってこと?
高 あんねん。
松 えー?!
高 あんねん。
松 俺と浜田が、あのー、ドア、
高 壊した。
松 まっぷたつにした?
高 あるって言うてたで。

高 商店街が、もうないですからね。
   あの商店街、もうつぶれてますからね。
松 え?
高 あの、ずーっと商店街、何も無いですよ。もう。

松 駅前は、じゃあなんか、何?なんかー、
   サンバード長崎屋みたいなことに、
高 もうね、ものすごい埋め立てして、
松 うん。
高 なんか今、なんかデカイのが来るみたいですよ。
松 なになになに?
高 阪急のなんか、なんかえらいのが来るって。
松 へーー。
高 そんなん尼やないやろ?
松 尼やない。
高 なあ?
松 うん。

松 ほら、藤井のチーズケーキのマンションあったとこの、
高 うん(笑)
松 あの前の道路にも、高架下みたいなのあったやろ?
高 あー、あったあった。あったあった。あった。
   あれ、デカイ高架下。

松 そこがまた気持ちわるねんな。
高 気持ち悪い。
松 うちのおかんがよー言うてたもん。
   「あっこ通るの怖いわー。」言うて。
高 何を言うてんねん。
松 お前が何されんねん思たけど、
高 いや、ほんまやな。
松 「あんなんおかしなん出てきたら、もー怖いわー。」言うてた。
高 何もせえへんよ。
松 絶対何もせえへんけどね。
高 うん。

高 1回、尼帰りましょうよ。
松 いや、ほいで長谷川がさ、
高 うん。
松 そんなこと言うんやったら、
高 うん。
松 もう「そんなこと言うんやったら!」言うて、
高 おー(笑)
松 (笑)
高 えらい怒ってるやないの。うん(笑)
松 「この番組で、行ったらいいじゃないですか。」って。
高 あー、1回行きましょうよ。
松 ただこれ、ラジオ聴いてる人、面白いんかねー?いう話でね。
高 いや、面白いでしょうね。
松 ほんとに?
高 うん。そらー、ええ機会やないですか。あなたも。
   そんなんやないと、帰れないでしょ?
松 うーーん。
高 帰る気もないでしょ。そんなんもないと。

松 面白いのかなー?
高 いや知らんけど、でもまあ、来るやろ、みんな。
松 うーん。でも、「懐かしいな。」ばっかり言うてまうやろな。
高 いや、ほんまやねん。「懐かしいーなー!」でもな、
   思い出すことはよーさんあると思うで。
松 こっからね、僕はそんなこと言い出したら、
   40過ぎてからね、「懐かしいな」の単語、
高 ど、
松 めちゃめちゃ使いますよ。
高 どんどん使ってる。
松 ね?
高 うん。

松 こっから、どんどん「懐かしいな」と、
高 何?
松 「痛い。」
高 あー。「だるい。」
松 「だるい。」「痛い。」
高 もー、ジジイじゃないですか。
松 「あれ、なんやったっけ?」も言うわ。
高 わーわーわーわー、最悪や。
松 (笑)
高 「あれ、なんやったっけ?」は最悪や。あかんあかんあかん。
松 うん。めっちゃ増えてきますけどね。
高 そうやね。
松 うん。へー、でもちょっと、嬉しいね。それは。
高 うん。
松 まだあんねや。
高 まだあるみたいですよ。

松 俺もう人の写真とか、どうでもええわ。
高 そういうなんか、
松 そういう、
高 よう遊んだとこの、
松 うん。
高 なんか、そんなんやろ?
松 うん。
高 俺、撮ったな、商店街。どっかにあると思うわ。

高 一番変わってないのは、自分の家の、
松 うん。
高 昔の家の周りの辺って、なんにも変わってないで。多分。
松 あら。
高 あの、
松 悪霊がおるからや。
高 悪霊がおるから。あの、やんださんがおったとこ。
松 (笑)
高 あの辺て多分、なんにも変わってない。
松 マジで?
高 うん。あの辺が一番変わってない。潮江で。
松 なんでやろ?
高 開発がややこしーて、もー、
松 もー、
高 やってられへん。くっさーてしゃーないねやろ。
松 色々もー、
高 色々、
松 人種的な、
高 じん、
松 誰が人種的なことや。
高 ははは。
松 (笑)
高 なんやもー、なんや、
   広げられたら文句ばっか言うてくるから、みんなー。
松 あーそう。
高 でもね、ほんまね、残ってて、
   すごい、いい、いい、いいですよ。

松 いまむらあったら、それだけで行く価値あるわ。
高 もー、いまむらあったら、それだけで行く価値あるな。
松 うん。
高 ほんまにな(笑)
   いまむら行く前の、自分とこの家の前の、
   内田んとこ入るとこの左っかわが、
   まだ地蔵があるかもしれへんぐらいやわ。
松 俺あの地蔵、兄貴とよーツバかけたわ。
高 ははは。
松 (笑)
高 なんでツバかけなあかんかったんや(笑)
松 なんでそんなことすんねん。
高 そんなバチ当たるで。あの地蔵。
松 (笑)
高 でも考えたら、町にあんな地蔵が1個あるっていうのも、
松 あれも何?
高 もー、
松 なんかいわれがあるんでしょうね。
高 なんかね。
松 笑い事やないで。
高 笑い事やないで、自分(笑)
松 すいません、ほんまに。

松 うちの兄貴が、めったに怒れへんうちの兄貴が、
高 (笑)
松 1回だけ怒ったことがあんねん。
高 (笑)
松 よく食ういざやこで。
高 (笑)

松 よく食ういざやこで、焼肉食べてて、
高 うん。
松 タレを、
高 うん。
松 こう、つけて食べるじゃないですか。
高 うんうん。
松 うん。タレは確かにちょっとなくなりかけてはあったんですよ。
高 うん。
松 それを、
高 うん。
松 おばちゃんぱ〜っと来て、
高 うん。
松 新しいタレにしようとした時に、
高 うん。
松 「いや、これまだ使うんでっ!」って、うちの兄貴が、
   めっずらしく怒ったんですよね。
高 (笑)
松 肉汁が出とる、と。うちの兄貴。

松 これ、ええ感じのタレになってきてるから、
高 なってきてるから、
松 ここで新たに変えられたないっていう、
高 おー。
松 兄貴の、
高 そんな発想もってんの?兄貴が。
松 そんな発想、
高 肉汁という発想が。
松 肉汁ということ、あの、体感的に感じてたんでしょうね。
高 はー。
松 なんか。
高 なんかね。
松 エキス的な部分を、
高 感じて、
松 あの温厚な兄貴が1回だけ、お、大声を出した。
高 ははは。悲しい大声やな、それー(笑)
松 (笑)
高 おばちゃんも、良かれと思って変えてんねやから(笑)

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