2006.4.15(土) 237回

今週の一曲 『 二人でお酒を 』 梓みちよ

其の壱 『 コント完成 ・ 裁判勝訴 』

松 あー、どーもー、松ちゃんハイスクールです(笑)
高 どーもー(笑)
松 絶対言うたことあるな(笑)
高 (笑)昭和の怪物みっちゃんでーす。
松 わ、ええこと言うやないかー。
高 ええ、昭和の怪物ですよ、みっちゃんは。
松 ほー、もう昭和で終わったっていう説もありますけどね。
高 違うやんか。しょう、えらい前に終わってるやん、それやったら(笑)
松 ははは。
高 これ、おひやさんからね。これ。
松 おひやさん。うわーー。

松 最近、「早い、早い」ってよう言うやろ?
高 言いますね。
松 逆やもん。長い。1週間とか、もー、1年が。
高 えー?
松 俺長いで。だからね、もうなんかねー、濃いんやと思うわ。
   長いねん。最近。
高 早いわー。
松 あれ、コント撮ってたんいつやったっけ?
高 コント撮ってたん、1週間前やんか。
松 うわ!ごっつい前みたいな気ぃなってるわー。

松 コント撮りながら、映画撮ってる奴なんか、この世におんのかあ?
高 おるでしょう。
松 おれへんわ!そんな奴。
高 「おるのか?」って聞いたから、「おるでしょう。」言うたのに。
松 もー、たまらんわ。
高 答えあんねやん、もう。
松 ほんーまにもー、まあでも、コントおもろなったな。
高 おもしろなった。良かったですね。あの、
松 あとはツッチーの、腕次第ですけどね。
高 ははは。
松 あとはもー、ツッチーに、僕もう丸投げしましたけどね。
高 丸投げしなや(笑)
松 やるだけのことは、もう、
高 あ、でもね、
松 もうやりました。僕は全部。
高 現場は、面白かったですね。
松 いやー、面白かったですねー。
高 いや、久々に長い間やりましたね。
松 やった。
高 あれちょっとみんな、さすがに年取ってるね。
松 あ、そういうことかな?
高 いやでも、4時から、朝の4時から、12時間びっちりやよね。
松 うん。ほいでー、そんなことやりながらーー、あれですよ?
   次の日が、えーー、映画やったりするんですよ。
高 いや、みんな朝早いですよ。

松 気持ちの切り替えがな、
高 切り替えがもー、できへんやろ?
松 できへんねん。
高 できへんねん。できへんけど、もうやんねん。これを。

松 まだ続いてんねん。
高 まあ、一個だけ終わったけどね。コントは一個終わったからね、
   まあちょっと楽になりましたけどね。
松 うーん。そうそうそう。
高 少し。
松 そうそうそうそう。
高 うん。
松 いや、うん、そうやね。まあ終わったから楽というか、
   まあ、ええもんできたから楽になった、気持ちがね。
   これがほら、なんか、
高 かっこええこと言うなー、自分。
松 当たり前やがな。
   結局、終わったか終わってないかじゃないがな。
   ええもんができたか、できてないかやがな。
高 かっこいーこと言うなーー。
松 そらそうやがな。
高 あらー。
松 ははは。
高 結局、どういうことって?
松 もう長いからええわ。
高 ははは。はいはい。

高 でも、そうなのよね。
松 そうなんですよ。
高 確かにね。
松 うーん。まあまあまあ、
高 いや、やっぱりね、現場におる人間がね、
松 うん。
高 休まずね、
松 うん。

高 ええもん撮れてると、みんながこー、テンション高いのよね。
松 テンション高いの。テンション高い。
高 あれ不思議なもんやね。
松 ほいでね、
高 うん。
松 こーほんとにあのー、なんて言うのかなー?
   あのー、いいもんできてる時ってね、
高 うん。
松 こー、あのー、でかーいブラシでね、
高 うん。
松 ぐわーーとがれたみたいな、みんなが、
   みんな一緒の方向にね、
高 ほうほう。
松 こー、うわーっと、こー、なんて言うの?
高 ほー、なるほど、なるほど。
松 なんか、ねえ?
高 はいはいはい。

松 すごく気持ちいいんですよ。
高 はー、なるほど。
松 ほんとに。
高 なるほど、なるほど。
松 「なーんか、ええわー。」
高 「現場がええわー。」
松 それ、しかもそれがそのー、
   「面白い」という目的のもとの方向に向かってるっていうのが、
高 なるほど、なるほどね。
松 おもしろ方位磁石に、みんながなってるやんか。
高 ・・。
松 そのー、
高 どっちやねん。
松 ははは。
高 毛根で行くのか、方位磁石でいくのか。

高 ブラシでいくねやったら、毛根でいってーや。
松 おもしろブラッシングをね、
高 そうそうそう。
松 していきたいわけやんか。
高 そうそう、そこやんか。

松 だからね、なんかね、感動するんですよ。
   俺、あーいうのやってると。
高 あーあーあー、なるほど。
松 なんか。
高 おー。
松 「なんかええなー。ええなー。」って、
高 でも、分かる分かる。
松 感動してくんねん。
高 それ分かる分かる。
松 なんか、面白いもん作ってんのに、
   なんか若干泣きそうなってきたり。
高 分かる分かる分かる。

高 感動してまうのよな。
松 感動してまうねん。
高 で、「お疲れ、お疲れ。」って拍手になると、
   ちょっと泣きそうなんのよな。
松 泣きそうなんねん。
高 あれ、なんやろな。
松 なーんでしょうね。まあ、年のせいもあるんでしょうけど。
高 分かる分かる。
松 うーん。
高 ちょっと泣きそうなるわ。
松 ね。

松 スタッフ見てても、みんな、楽しんでるし、
高 うん。
松 ちゃんとみんなが本を理解して、
高 うん。笑いながらね。
松 ほんとに面白いもんを作るために。
高 そうやね。
松 1人1人が自覚を持って動いてるやろ?
高 その美術さんとかでもそうやんか。
松 そうやねん。
高 もう、メシ食わんとずーーっとやってくれてるやんか。
松 そう。そうやねん。
高 そんなん見るとちょっとこー。
松 せやねん。

高 自分言うてたやんか。
   「俺はええけど、みんなメシ食わんでええんかいな?」って、
松 うん。
高 12時間ずーっとな。メシ食ってないよな。
松 メシ食ってない。
高 全員な。
松 まあまあ、だから、いい、
   それなりにいいもんできたんでね。
高 うん。
松 ね。
高 そうですよ。
松 俺ええもんじゃなかったら、
   ええもんって言えへんからね、絶対。
高 は?
松 そんな自分作ったからってね、
高 うん。
松 「ええもんできたー。」ってね、
高 うん。
松 ほんまはそうでもないくせに言ったりとかね、
高 うん。
松 そんなんは、絶対したくないからね。
高 そらそうです。
松 ほんまにええもんできたもんね。
高 そらそうです。あとはツッチーですよ。
松 あとはツッチーです。
高 ははは。
松 これで、「はあ?」みたいなったら、
   それはもう全部ツッチーに言うて。
高 ははは
松 汐留で待っといて、みんな。待ち伏せして。
高 ボッコボコにして、と(笑)
松 ははは。

松 俺、ラジオでは言うとこうと思っててんけど、
   裁判やってて。
高 あ、なんからしいね。
松 裁判。FLASH。
高 なんかね、やってたらしい。
松 勝ったで。

松 防犯ビデオをあかんやろ、
高 あかんやろ。
松 言う話をね。
高 うん。
松 あのー、
高 そらそうでしょうね。
松 そらそうなんです。
高 そら、あったりまえの話です。
松 あったりまえの話です。
高 良かったです、おめでとうございます。
松 まあまあまあ、そうなんですけどね。
   ただ、あれやねんな。なんかこー、
   ・・エロビデオを買ってたんを、
   盗撮されたことで俺が訴えたみたいな感じに、
   やっぱ、やっぱちょっと扱われたりもすんねんな。
高 うん。
松 もうそんなこと俺言うてんちゃうって話やねん。
高 うん。
松 俺何〜回も言うてるんですけどね。

高 「そこを恥じてる」って思ってるところを、
松 そこを恥、
高 ははは。
松 「お前芸人のくせにそんなことで」って、いや、
松・高 違う。
松 それだけは、ちゃんと俺、もう言うとかなあかんと思うねん。
高 それは言うとかなあかん。
松 で、これをやったことの意味は絶対あんねん。
高 うん。
松 「あ、やっぱり防犯ビデオはあかんねや。」っていう、
高 そらそうですよー。
松 ちゃんとその、週刊誌にね、
高 うん。
松 ざ、あの写真週刊誌にはちゃんと分かったやろ、
   まああいつら元々分かっとんねやろうけど。
高 うん。
松 「あ、やっぱ無理なんやな」っていうの、
高 そらそうですよー。
松 分からしたことと、
高 うん。
松 まあ、「松本やからって、なんでもありではないで」
   っていうことを、
高 うん。
松 ちゃんと分からした意味はね、
高 良かった。
松 これ、他のタレントも助かんねやからね。
高 うん。他のタレントは、もうええやんか。

松 女のタレントが、コンビニで生理用品買うてんのとかも、
   あんなん出るかも分かれへんで。
   あれ、ビニ、コンビニに防犯ビデオあるわけやから。
高 まあね(笑)
松 そんなんも、もうなくなるんですよ。
高 まあね。
松 そうでしょ?
高 良かったです、良かったです、ほんとに。
松 ほんとに。
高 ええ。
松 そんなとこ、俺にもうちょっとありがたいと思うような、
高 それはもう、言わんでええがな、そこはもー。
松 カかしまくったりとかせなあかんわけですよ。
高 ははは。
松 そんなこと考えたらね。
高 どすけべやなー、これやっぱり。
松 ほんとに。
松・高 ははは。

高 でも、良かったですね。
松 良かったですけど、微々たる金ですよ。あれもおかしーなー。
高 金のもんじゃないでしょ?
松 違う違う。でもな、
高 うん。
松 あのー、なんや90万とか言うねやんか。
高 ええやんか、別に。別に。
松 でもね、俺のあの記事を載したことで、
   多分90万以上の利益得てるじゃないっすか。
高 うんうんうん。
松 これはどういうことなんすかねー?
高 まあ、
松 どっから出てきた90万なんやろか?
高 あーいうのって、分かれへんね。

松 例えば、俺がどっかから1億盗んだ。ねえ?
   で、1億返したらすむんか?っていう話に似てるのよ。
高 うん。
松 90万払たらええんかい?絶対90、
   なんやったら90万以上、儲けてるわけやからね。
高 だから、儲けてることで言うてるのか、
   そのーー、そのなんちゅうの?
   あなたが、その傷ついた気持ちに対して、
   お金を払ってるのか?っていうとこやから、儲けたことは、
   うんぬんかんぬんは、ちょっとまあ、
   置いてんのかもしれへんよね。
松 でも、少々訴えられて、罰金払うところで、
   この写真載って儲かんのやったら、プラマイで考えたら、
   えーい載してまえ!っていうこの考え方は、
   いつまでたっても直れへんのじゃないの?
高 まあ、でもそういうことやろね。
   だから、そういう事件って、
   よーさんあるんじゃないですか?だから。
松 もー、だから、そこをなんでちゃんとやれへんの?
高 まあでも、その分だけの、
   じゃあ、あなただけの記事載してるわけじゃないから、
   それとは、まあ言い切られへんみたいなとこあるかもしれんね。
松 いや僕別にいいですよ。
   あのー、それが例えば、彼らに被害をうけさす額が、
   5千万なら5千万。別に僕5千万ほしくないですから、
高 うん。
松 そのまま寄付しますよ、どっかに。
高 ・・。
松 とりあえず、彼らにダメージを与えたいわけですよ。
   こっちにしたら。
高 寄付しますか?
松 ほんまになったらせえへんよ。
高 ははは!せえへんよな?自分、絶対に。
松 もー、そらもー、そらふいたよ。完全に。
高 なあ?(笑)
松 でも、(笑)
高 嘘、嘘ついたね(笑)
松 ははは。

松 なんっでこんなことに、なんのかねー?
高 いやそれでさ、それをやった人が、
松 うん。
高 その人が、まあ仕事できへんようなるとかやったら分かるよ?
松 うん。
高 そんなこともなく、普通にまた、またやるわけですからね。
松 で、せめてそのー、編集長となんや、
   ライターみたいなんが、
   俺んとこに謝りに来いって話なんですよ。
高 菓子折りもって、
松 だから、いまだにどんな奴かも分かれへんし、
   知らんわけですよ。

松 これも、おかしな話やねんて。
高 なんならさ、
   「ちゃんと来てくれたら、それでええ」
   みたいなとこもあるしね。
松 ただまあ、顔見たくもないっていうのも、
   ちょっとあんねんけどね、
高 どう、
松 「今ちょっと下まで来てるんで」言われても、
   そんなん、嫌じゃない?なんか。
高 あーそう?どんな奴か、1回見ときたいから。
松 見ときたいかなー。
高 いや、っていうか、その人に謝ってほしいってとこあるけどね。
   「あなたもうせんとってね。」っていうね。
松 いやでも、心から謝れるような奴なら、
   最初からこんな仕事やれへん。
高 まあまあまあ、それはね。
松 いやー、ほんっとねー、
高 なんかこー、ネガティブですねー。

松 違うんですよ。い、さっきも言うたように、
   コント撮ってね、映画撮って、もー闘ってるわけですよ。
高 うん。
松 更にそこでなんか、場外乱闘みたいな、もー、
   無意味なこのパワー使いたくないんですよね。
高 まあね。
松 俺に、もーちゃんと、こー、
   仕事に集中さしてくれやっていうさー。

松 腹立ってんねん。もー、ほんーまにさー。
高 ははは。
   もう腹立ちなや、もーそんなに、
   いっつもいっつも。カリカリカリカリ。
   ハッピーにおらなあかんねん、こーなんでもかんでも。
松 なんでこんな邪魔する〜〜のかな。
高 いや、そら生きてる以上は、
   色んな人が考えることがあるから、
   邪魔されることがあるんですよ。それをこえて、
   やっていくことにこー、生きる意義があるんですよ。
松 うん。
高 松本さん。
松 そうやなー。
高 カリカリカリカリ。もー、しなしな。
松 したないねんで?
高 うん。
松 なんでこー、笑いを作ることに関して頑張ってて、
   怒らなあかんのかな?っていうね。
高 でも怒ることがあるから、
   それが笑いになったりもするんですよね。
松 そうなんですよ。
高 どないやねん。
松 表裏一体なんですよ。もうだから、
   今日のテーマは「どないやねん」なんですよ。
高 もうさっきから、どないやねん。
松 終始、どないやねんから始まって、
   どないやねんで終わるんですよ。
高 今日は?
松 もう、あの、僕は今日の目的はそうなんですよ。
   このラジオのスイッチきる時にリスナーが、
   「どないやねん。」言うて、きる放送にしようと、
高 (笑)
松 思てたり思てなかったりするんですよ(笑)
高 ははは。どないやねん。
松 ははは。
高 絶対思ってないわ、そんなこと(笑)
松 うん(笑)

其の弐 『 歴史 ・ 今日のテーマは「どないやねん」 』

松 あなたも、バタバタバタバタしてますね。
高 バタバタバタバタしてますよ。
松 ジタバタジタバタしてるよね。
高 忙しいんですよ、だから僕も。
松 うん。
高 僕あのー、あれやりました。今やってますけど、あのー、
松 ヤクルト戦でしょ?
高 ヤクルト、ヤクルトやってます。
松 どないやねんな。
高 まあまあ、今は人入ってますから、楽しいですよ。
   段々これね、カードによるんですよ、やっぱりね。
松 巨人戦がやっぱり、
高 巨人戦、まあ、雨降ったらちょっとやっぱりアウトなんですよ。
松 あ、
高 やっぱりあそこ、
松 ドームじゃないんや。
高 ドームじゃないから。
松 神宮か。

高 それでも、あれだけ人入ってくれたら、
   ありがたい話ですけどね。
松 うん。
高 やっぱ晴れの日なんか、やっぱり気持ちいいですよー。
   ビシーッと人入るし。タイガースん時なんか、
   やっぱり良かったですね。
松 うん。
高 2勝しました。3連、3連戦の中で。
松 まあねー。こんなこと言うたら、あれやけど、
   野球ファンてにわかファンがほとんどやからね。
高 うん。まあね。
松 だから結局いい時は、いいけどな。
高 そう。試合が優勝にからんでくると、なんとなく接戦で、
   うわーーっとみんな見に来てくれたりするけど、
松 うん。
高 まあそれでもいいんですよ。
松 うん。
高 見に来てくれれば。

高 あんなちっちゃいボールを見に来てるんですから。
   「ようあんなちっちゃいボール見てるわ。」思いますからね。
松 (笑)
高 考えたら。「ちっちゃいなーー。」思て。
松 まあそうですね。
高 うん。
松 ボールを見に来とる、
高 あのボール見てるだけやからね、みんな。
松 必死やもんね。
高 必死やもん、ちっちゃいボール。
松 うん。
高 えらい現象やなー。でもそれをみんなで、
松 あのボールに挟まれて、逃げたりする奴も、
高 おーおー、出てくるからね。
松 (笑)
高 あのボール見て、「危ない!」言うてる奴もおるからね。
松 おるからね。
高 分かれへんね。
松 うーん。
高 不思議やね。
松 不思議なんですねー。

高 勉強なりますね。
松 うん。
高 やってると、まあ、やっとそのー、今後?
松 うん。
高 夏場ぐらいにかけて、
   好きなことがちょっとずつ出来てくる感じなんで、
松 うん。
高 これからが面白い感じですよね。
松 うん。
高 見に来てください。あの、人の、
松 「見に来てください」?神宮に?
高 はいはいはい。
松 俺、神宮球場って行ったことあるかな?
高 俺も行った事なかってん。俺、夏行ったら、
   「気持ちええがなー。」って。
松 っていうか俺、野球観戦もしたことない。ちゃんと。
高 昔、1回大阪ん時行けへんかった?今ちゃんと自分と俺と、
   もう初めてぐらいで行こうやー言うて。
松 ・・あー、あったかなー。
高 行った行った。ミナミで。
   もう「4時」始まって、俺が入ったぐらい。
松 ある種、もうおもろがってな。
高 おもろがって。
松 あの、逆の意味、
高 うん。
松 みたいな。

松 でもね、あの1回の表から、
高 あ、
松 9回の裏まで俺、
高 おらんかった、おらんかった。
松 あのー、
高 その時も3回ぐらいおって、もう帰った。
松 せやろ?無理やねん。
高 「もうええやん。分かった分かった。帰ろうや。」って。
松 あのー、他のこと考えてまうねん。
高 長すぎてやろ?
松 ずーっと見てられへん。
高 見てられへん。分かる分かる。

高 やっぱ歴史が、やっぱ分かってないとあかんねん。
松 うん。
高 「選手がこういう奴が来て、
   で、こいつは学生の時こうやって、」とか、
松 そう。
高 分かってないから。もうそのそいつの歴史を知らんから。
松 ほんまにそうやねん。もう最近、すごいそれを思うわ。
   結局そういうことやねんな。
高 そういうことやねん。
松 そいつのヒストリーが分かってないでしょ?
高 そうやねん。
松 だからほら、志村さんがようさ、今はどうか知らんけど、
高 うん。
松 クラブ行ってはるとか言ってたやん。
高 うん。
松 「分からんわ、なんであんなんに、
   あんな金使うのか。」って思うけど、
高 うん。
松 ある種ちょっと最近理解できるのは、
高 うん。
松 やっぱりその、一人一人のそのクラブの女のヒストリーを、
高 ヒストリー。
松 あのぐらいの人になると、もう分かんねんな。
高 分かんねんな。どこにおって、で、こっちにきて、とか。
松 うん。

高 分かってくると、
   「あ、広島戦の時、どういう感じでやんねや?」とか、
松 うんうん。
高 「あ、こういう気持ちで戦ってんねんな。」とか、
   ちょっと理解するわけ。
松 そういうことやわ。
高 そうやねん。
松 そういうことやねん。
高 そう。
松 そらーあのー、全然知らん店。またクラブに戻るけども、
高 クラブの話ばっかりやな、自分。
松 ははは。

松 飛びこみでボーン入ったって、そらおもろいわけないわな。
高 ないよ。そら。知らんねんもん、誰も。
松 でもそっから、
   1年ぐらい通ったら段々おもろなってくるわな。

高 いや、なんでもそうですよ。
松 なんでもそうや。
高 やっぱし。
松 うん。
高 番組でも歴史があるから、
松 うん。
高 この最初はね、『ガキの使い』でも、
松 うん。
高 「菅さん」って、普通のプロデューサーですよ。
松 うんうんうん。
高 もう最近では、「黒毛和牛」言われてるぐらいですから(笑)
松 黒毛和牛言われてますね。
高 ねえ。
松 あれ初めて会うた時に、「どうも黒毛和牛です。」って言われても、
高 多分笑われへん。
松 「なんやこの人?」
高 「なんや、きついな、この人。」
松 ははは。
高 「押しのきつい人やなー。」と思うやんか。
松 そうやな(笑)

高 今となっては、歴史があるから、
   あの人がぽろっと言うたことでも、笑ってしまうのは、
松 (笑)
高 やっぱり、この歴史を俺らが理解してるからやね。
松 うーん。
高 だから、『ガキ』のファンも、
松 うん。
高 その歴史を理解してるから、
松 うん。
高 菅プロデュース、何やんねん?って、まあなんのよね。
松 歴史って大事やな。
高 大事やね。そういう意味じゃ。
松 でも、前言うたみたいに、フレッシュさも大事やろ?
   だから、歴史あんのにフレッシュやってこれは、
高 難しい。
松 難しいでーー。
高 どっかで、「リフレッシュ」やね。だから。
松 あー、リフレッシュの連続やな。
高 そう。そうせなあかんねんな。
   それがまた、歴史を生んでいくんやろうけどね。
松 ええこと言うなー。
高 今日はええこと言うで、俺。
松 ははは。
高 自分は「どないやねん」やから。
松 せめて片一方が、ええこと言うていかんと。
高 しっかりしていかんと。
松 バランスがもうおかしなる。
高 おかしなるからな。

高 その歴史で言いますと、
松 うん。
高 こないだね、あのーあなたが言うてた、
松 うん。
高 あなたが「うまい、うまい」と言うてた、
松 うん。
高 あなたが溺愛してた、恵比寿のラーメン屋さん。
松 えーとー、
松・高 尾道ラーメン。
高 つぶれてましたよ。
松 ははは!
高 (笑)びっくりしたわ。
松 でも、なんでなんでつぶれたかは、
   一個だけ理由は思い当たるとこがあるわ。
高 はい、それをお願いします(笑)
松 俺もあれから1回も行ってない。
松・高 ははは。
高 ね?あーた「うまいうまい」言うて、
松 はいはいはい。
高 ライセンスの藤原まで、「うまいうまい」言うてて。
松 はい。

松 え?ほんまにつぶれてた?
高 びっくりしたわ。
松 これ、ちょっとした大事件やな。
高 大事件や。岩のりラーメンになってるわ。
   なんやそれ、岩のりをテーマにもってきた、
松・高 ははは。
松 細い食材を(笑)
高 細い食材、今や岩のりで押していくっていう戦略があるかい?
   っていうね、(笑)
松 ははは。うそやん。
高 ほんまやがな。あなたが押してたあのラーメン屋。
   岩のりラーメンになってますよ。
松 あー。しかもあそこはーー、色々高いやろうしな。
   借りててもな。
高 でも、場所的には、決して悪いとこじゃないんですよ。
松 決して悪いとこじゃない。

高 なのに、
松 なのに、しかもー、この天下の松本が、
高 「うまい」言うてんのに、
松 ラジオでちゃんと言ってんのにも、
高 言ってんのに(笑)
松 関わらず。
高 人が入らず(笑)
松 ははは。それ、自分が悪いんやで。
高 なんでですか?
松 完全にあんなもん、
高 なんでですが?(笑)
松 完全にマッチポンプやんか。
高 違いますよ(笑)
松 俺に軽い火ぃつけさして、大量の水かけたからね。
高 違うよ(笑)
松 そりゃつぶれるよ、あんなもん。
高 違う違う。

松 俺はもー、ほんとに、ともしび。
高 ははは。ともしび(笑)
松 マッチ一本のともしびをつけただけやのに。
高 違う(笑)
松 「あんなもんうまいかぁ?!」言うて、何トンも水を、
高 そんなことない(笑)
松 ザッサーー!かけるからやんか。

松 ほんーまね、言葉は怖いで。言葉で人は傷つき、
高 いや、でもね、
松 人は復讐に、
高 あなたが悪いんですよ。
松 なんでーな。
高 あなたが、
松 うん。
高 「ものすごいうまい」言うたから、
松 うん。
高 「あの値段で、あんな、あんなラーメンあれへん」言うたから、
松 うん。
高 「久々に」言うたから、まあ、
   俺はもう夕食とらずに行ったわけですよ。
松 いやいや、そこまで悪くないって。
高 いやいやいやいや。
松 つぶれたんかな?ほんまに。
高 つぶれてますよ。完璧に。
松 もーあれちゃう?もっと席数増やそう思て、
高 何を言うてんねんな。

高 岩のりを押しとんねん。尾道なんか、なんにも押してへんねん。
松 あ、そー。そうですかーー。
高 黄色い看板なってるわ。
松 おかしいなー。
高 岩のりラーメン。行ってみたげて。今度。

其の参 『 大人の舌 ・ 相方を亡くすということ 』

松 前回ラジオ終わりで、みんなで、
高 あ、行った。
松 遅いながらの、あれー、
高 行きました、うまいぞう。
松 新年会でもないんでしょうけど、
高 まあ、一応新年会ですけど、打ち上げね。
松 今更。あれうまいぞう。
高 うん。
松 いやー、うまかったですね。
高 うまいですよ。いや、もうグッチさんやりますよ。やっぱり。
松 俺だって、1週間後また行ったもん。
高 行くやろ?
松 行った。
高 あそこ行ってまうやろ?
松 行ったわ。
高 行ってまう。

高 僕、しらすサラダがものすごい、
松 もー、そればっかりやん、自分。
高 僕はしらす、あれがええわ。
松 俺、しらすサラダには、そんなに、実は、
高 えーー!?
松 びびっときてないのよね。
   それがこないだ俺が行った時は、
   「しらすサラダでしょ?」って言われて、
高 ははは。
松 「分かってますよ。しらすサラダでしょ?」
   みたいに言われて、
高 ははは。
松 「俺、そこまで俺は・・」
高 言ってないのに(笑)
松 俺は、なん、ナンと奈良漬やんか!あれがすごいわ。
高 あー、ナンと奈良漬。
松 ナンの上に奈良漬置こう、いうね、
高 発想がね。
松 うーん。

松 でも僕は分かるんですよ。実は僕、こう見えても、
   あの分析は全部出来てんのね。ナンの上に、
高 うん。
松 チーズをのせてるんですよ。
高 うん。
松 で、奈良漬でしょ?これ、奈良漬とチーズって、
   発酵食品なのよね。
高 なるほど、一緒の、
松 この発酵食品て、
高 おお!
松 絶対合うはずやねん。
高 来た!
松 しかもこの奈良漬の歯ごたえは、
高 おお。
松 チーズにはないものをカバーしてる。
高 きた!
松 だから、絶対これは合うっていうの、
   これはもう僕はもう全部分かってるんですよ。
高 はー。
松 ただ、これがうま、これを気付いたことがうまいがな。
高 ・・ん?「気付いたことがうまい」?
松 そのこれをここ、ナンの上にこれをのせようと思ったことがすごい。
高 いやー、あれは確かにうまかったですね。

高 ナンと奈良漬うまかったですけど、僕はしらすサラダ。
松 マジで?
高 僕はしらすサラダですねー。

松 こないだ行った時はね、カニ味噌コロッケ食べたわ。
高 あ、あー、食いました。昔食ったかも。
松 あれもうまいねー。
高 げっぷ出たやん、自分。
松 そうやねん。
高 おなかいっぱいやんか。
松 そうやねん。
高 ははは。
松 ほら、どないやねん。
高 どないやねん(笑)
松 ははは。だから言うてるやん。
高 もー(笑)
松 公約どおり(笑)
高 腹減ってんのにげっぷ出て(笑)

高 グッチさん、なんとか俺らだけ入れるようにしてくれへんかねー。
松 もうちょっとね。
高 うん。
松 そら思うわ。
高 こんだけ言うてんねんから。
松 こんだけ言うてんねんから。
高 うん。
松 もう連れてったもんが、みんーなやっぱこー、ファンになるわ。
高 なるでしょ?
松 うん。
高 こないだ淳と久本さんが行きはったね。
松 いやー。
高 まあ、うまいわ。
松 うまいなー。
高 で、安いんですよ。
松 そうやなー。

松 もっととってくれてええねんけどなー。
高 とったげて。もっとじゃあね。
松 うーん。
高 松本さんの場合は。
松 それ一番あかんがな。
高 ははは。
松 じゃなくて、もうちょっとあげてくれんとほら、
   いつまで経っても、客が減れへんやろ?
高 あー。でもまあ、ちょっとは落ち着いたらしいけどね。

松 で、昨日山崎に会うて、
高 うん。
松 あれ、「うまいぞう、今度連れてったるわ。」
   みたいな話になって。
高 うん。
松 「あ、僕行ったことありますよ。」
高 うんうん。
松 「あんねや。」
高 うんうん。
松 「うまいやろー?」って言うたら、
   「・・・そうですかね。」みたいな感じやった。
高 はー、違う違う。
松 (笑)
高 山ちゃんは、もー、いや、
   これがダメとは言いませんけど、鐡玄(てつげん)大好きやんか。
松 鐡玄大好き。
高 やっぱりこの、肉をいまだにこー、いし、
   やっぱり基本肉って、一色の味になるやんか。
松 山崎の、よう分からん。確かに、味覚がよう分からん、
高 よう分からんでしょ?
松 鐡玄は、全然いいんですけど、
高 いや、いいんですよ?いいですけど、肉食うって、
   体力いるやんか。ちょっとやっぱ最近て。
松 うん。
高 色んな種類、色んなもん食いたいもんね。
松 鐡玄は、俺もうまいと思うねんけど、
   鐡玄の中で、あいつがうまいって言うものが、
   ちょっとずれてたりする。
高 ずれてたりすんねん。
松 うん。あれなんやろね?
高 やっぱ、ちょっとお子ちゃまやねん。
松 ちょっとお子ちゃまやねん。
高 お子ちゃまやねん。浜田に似てんねん。ちょっと。
   お子ちゃま寄りの、味やねん。
松 全寮制の、
高 うん。そやねん。
松 奴や、
高 そう、全寮制の好む、もう視野のせまーい人間が、おい(笑)
松 ははは。
高 怒るで(笑)
松 誰が(笑)
高 浜田も。さすがに(笑)
松 (笑)
高 こないに全寮制を押してたら(笑)

松 やっぱりこの、青春の、
高 うん。
松 大事な時期に、
高 大事な時期に。
松 隔離されて。
高 隔離されて。
松 みんなで団体行動のもと、
高 うん。
松 同じものを食うてた、
高 食うてて。
松 この軍国意識みたいなものが、
高 なるほど。
松 味覚っていうものを、
高 味覚っていう、
松 どんどんどんどん、押さえ込んで、封じ込んできたっていう、
高 封じ込んできた、
松 この悪夢のような3年間っていうのは、
高 視野のせまーい人間になってもうて。
松 これもう、視野のせまーーーい息のくさーーい、
高 ははは。足のくさーーい男になってもうて(笑)
松 背な毛のながーーい男になるわけですよ。
高 そらあかんな(笑)
松 ははは。そらしょうがないですよ(笑)
高 背な毛長いのはええやんか、別に(笑)

松 大事やな、だから青春ていうのは。
高 いや、らしいですよ。
松 うん。
高 前ここでも話ましたけど、
松 うん。
高 やっぱこーー、あの、おお、大家族?大家族の、
松 どっち?「おお」なのか「だい」なのか、
高 ・・。
松 音読み訓読み、
高 だから、どないやねんって言うたから。今日。
松 自分もそっちでいくんかいな。自分、それまだ、
高 しっかり、
松 言うてないやんか。
高 しっかりし出したからやんか。
松 してないがな、別に(笑)
高 (笑)
松 俺まだまだ、「どっちやねん」引きずってんのに(笑)
高 あー、じゃあ、俺しっかりするわ。

高 大家族で、特集があった時に、
松 うん。
高 その大家族で、
松 うん。
高 まあ、その中の中学生の坊主が、
松 うん。
高 どっか和食で働いてんけど。
松 うん。

高 一生懸命やんねんで?その子は。
   ただ、思春期の時に、色んな味を食べてないから、
   あの舌が成長してないの。
松 うん。
高 だから、あの、「勉強してもこの子は無理や。」って、
   「一流になられへん。」って言われて、
松 うん。
高 その子辞めていくんやけど、
松 うん。
高 やっぱり子供の頃に、やっぱりいろーんな味を食べささんと、
松 うん。
高 その大家族で、たまたま同じようなものを、
松 そうですね。
高 ずっと食べさせとったから。
松 それは絶対にありますね。
高 あんねん。
松 それはありますね。
高 だからやっぱり、浜田はあかんねん。
松 浜田はあかんのですよ。
高 うん。
松 結局、歯を磨いてへんから。
高 歯を磨いてへんから(笑)

松 歯垢でもうあかんようなってる。
高 なるほど。
松 歯垢の味しかもうしないんですよ。
高 そんな溜まってんの?(笑)
松 ははは。でもね、
高 うん。
松 僕は思うんですけど、
高 うん。
松 舌。人間の舌っていうのはね、
高 うん。
松 あのー、ある種脱皮するんですよ。
高 ほうほう。
松 で、何度も脱皮を重ねて、こうほんとの、
高 うん。
松 味覚が分かるようになるはずなんですね。
高 うんうんうん。
松 だから、そう考えていくと、色んなものをいっぱい食べて、
   早く脱皮していかないと、あかんわけですよ。
高 そうなんですよ。

高 まあ、山ちゃん浜ちゃん。
松 うん。
高 2人とも、お子ちゃまの舌なんですよね。
松 そういうことなんです。
高 その点僕らなんか、やっぱえらいもんでね、
松 そうです、そうです。
高 もう大人なんでね。
松 そうです、そうです。はい。
高 すごいね。
松 はい。あのー、勿論大人の舌ですけど、
   ちゃんとハンバーグも食べますよ。
高 勿論。
松 で、ハンバーグのうまさも、ちゃんと見分けますけど、
高 勿論ですよ。
松 それは、あり、ナポリタンのね、
高 うん。ハンバーグでええやん。

高 まあ、そういうことですよ。
松 そういうことです、そういうことです。
高 ね。
松 うん。
高 やっぱソフトクリームの味も分かる、
松 男でないとね。
高 ね。

松 ほんまにもーーー・・・もう竜介兄やん。
高 あー。
松 もー、ほんまにねーー。
高 僕はね、あのお会いしたことないので、
   なんかそこまでこー、あれなんやけど、
   やっぱみんな会った人はつらいよね。
松 うーん。
高 あなたとか、よく喋りました?昔とか。
松 いや、「よく」までいけへんけどーー、うーーん、
   まあ、そうですねー。ショックではありましたねーー。
高 うーん。紳助さん泣いてはりましたね。
松 うーーん。
高 やっぱ相方って、あーなんねやろな。
松 分からんけどな。
高 もー、自分も泣くと思うで。浜田が死んだら。
松 まあ、あいつの方が先死ぬやろうからな。
高 うん。泣くと思うわ。
松 歯ぁ磨いてへん分。
高 まあまあ、歯垢の味しかせえへんからね。
松 ははは。いやーーー、分からんね。どういうことなんやろね。
高 いや、きよしさんも相方亡くして。
松 はいはいはいはい。
高 「相方なくならすっていうのは、
   もうこれ不思議なんですわー。」って、
   「もうこれ誰に言うても分かれへん。
    嫁でもない、親でもない、兄弟でもない、
    不思議な奴なんですよ。」
松 うんうんうん。
高 「でも、これが亡くなると、
   いっちばんツライんです。」言うてたけど、
松 うん。
高 あー、もう俺は分かれへんけど、
   自分なんかはやっぱ、浜田が、
松 うん。
高 もしこれな、
松 親、親とかはね、
高 うん。
松 まあ、当然自分より、20、30上ですから、
高 まあ順番的に言うとね。
松 「順番的に言ったら」っていう、
   どっかで覚悟はしてるんですけど、
高 あるんでしょうけど。
松 まーー、そうやなーー。相方・・って、なんやろなーー・・。

高 多分、どっちもすごいことなるやろな。
松 あ、そうやろか。
高 俺は結構、俺号泣する思うで。
松 マジで?
高 言うたところで。
松 いくかな?俺。
高 「松本ものすごい鼻たらしてるやんかー。」
松 ははは。
高 「大丈夫か?あれー。」って、
   もう大崎さんからみんなが、「あの鼻大丈夫か?!」
松・高 (笑)
松 ちょっと待って。あのー、浜田が死んだ時、
   大崎さんとかは生きてんねや。
松・高 ははは。
高 えらい早い言うことやん。それ(笑)

松 もうでも、嫌な話するけども、もう40越えたでしょ?
高 うん。
松 ほんならやっぱりこーー、
   別れがどんどん増えてきますよ。
高 そうですよ。
松 増えてきますよ。どうしましょうか、これ。
   あなた、あのーー「生きたい」とよう言いますよ。
高 うん。
松 「長生きしたい」と。
   「色んなもん見たい」生きてると色んなもん見えますけど、
   見たくも無いもんもいっぱい見てしまいますよ?
高 そうなんです。そうなんです。かと言って、
   自分が命絶つこともないですし?勿論長生きはしたいですよ。
松 勿論、そうですけどね。
高 うん。
松 でも、いっぱいそういう死の別れみたいなものをね、
高 うん。
松 いっぱい体験していかなあかんねんで、これからー。
高 大変ですよー。
松 えー?もう、ちょっといややなー。
高 いやなんですよ。ほんまにいやなんです。

高 だから言うたやん。そのー、さっとんが亡くなったときに、
松 もー、いややー、そんなん。
高 ネクタイが白じゃなくて、
   黒のネクタイをつける方が多くなるってね。
松 そんなん言うたっけ?それ、俺が言うたんちゃう?
高 俺が言うたんやん!どないやねん、おえーー。
松 ははは。無理矢理やな(笑)
高 ははは。言わされとんねん。
松 いや、ほんまや、もういややなーー。
高 いややで。だから、そういうことは、だからみんなも健康でね。
松 「健康で」言うたって、そんなもーん、
   言うてること矛盾してるやろ?
高 なんで?
松 健康でおったら、
   余計に色んな人の死を見てまうってことでもある、
   なるわけですよー。
高 全員が健康でおったらいいやんか。
松 そんなあんたー、こんなもん受験生と一緒で、
   全員で頑張ったって、さい、
   上の方の何人かしか受かれへんやんか。
高 しょうがないやん。
   でも、全部気持ちはそう思ってるってことですよ。
松 もー、いややなー。

松 俺でも、高須と逆やわ。俺もー、先死ぬわ。
高 自分、先いく?
松 もー先いくわ。もー、あんなんもー、いややわ、もー。
高 先いくかー。
松 特にもー、この漫才コンビは、もーほんま、きついなー。
高 きついで。で、また、あれやっぱりな、
   亡くなってから分かると思うで。偉大さが。
松 まあ、偉大さは、
高 「あれ?」
松 分からんと思うけど、あいつの。
高 「あいつの歯垢って、やっぱこれ・・」
松・高 ははは。
高 「けっこう」(笑)
松 「はんぱやなかったんやな。」って(笑)
高 「はんぱやなかったんやな。」
松 いうことが(笑)
高 「Sやなー。」って。逆にね。
松 もー、絶対ええわ。俺もー、そんな、いやそのそんな、
   い、行ってもー、みんなに哀れられる、感じもいやなんですよ。
高 「松本さぁん!」
松 「松本大丈夫かー?」
高 もうほら、遠藤とかもおるで?「松本さん!松本さーん!」
   遠藤ちょっと笑てるやん、って怒られるぐらいの(笑)

松 俺もう先いくわ。もうええ。もうええわ。
   もうそんなん、色んなん見せられんの、
高 どんな写真になんねやろね。
   やっぱり髪の毛ある時の写真かな?ない時の写真かな?
松 ははは。
   それ、ない時のやつちゃうか?(笑)
高 まあ、そんな話もあるで。「どうする?」
松 もー、絶対、俺、もう、俺、俺、見てな。棺おけな、俺な。
高 いや、もー、
松 俺絶対、わた出しといたんねん。もう。
高 絶対、
松 鼻からプーン!って。
高 いや、分かれへん。
松 「さっきまで入ってたのに。」みたいな。
高 おかんがやるから分かれへん、そんなもん。
松 (笑)
高 でも俺、おばちゃんに言われそうやもん。「どの写真がええ?」
松 おかん生きてんのかえ!
高 おかんは生きてるよ(笑)
松 ははは。
高 はよいくんやろ?自分もう(笑)
松 い、「はよいく」言うたけど、それは、
高 あー。
松 「浜田やなんやよりは、はよいくで」いう意味で、(笑)
高 あーそう(笑)
松 なんも、来年再来年の話してんちゃうがなー。
高 ははは。
松 縁起でもない。

松 おかんこそ来年やがな、あんなもん。
高 自分、「はよいく」言うたからな(笑)
松 来年の春やがな、おかん。
高 あー、なんや、「来年の春」早いがな、えらい(笑)
松 ははは。
高 あー、ほなええわ。自分が「もう見たない」言うから。
松 いやいやいや、違うがな。その、相方うんぬんのね、
   あーいうのはもういややわ。
高 いややな。
松 うっとーしいなー。
高 いや俺、もし松本が死んで、
   俺何歳や分からんけど、まあ俺は生きとこ。
松 小笠原が、
高 うん。
松 小笠原って、あの、よう当たるって、
高 占いのね。
松 あいつが「いくつで死ぬか分かる」って言うねん。
高 分かるって言う。
松 あのアホが。
高 分かるって言う。
松 ってことはよ?俺と浜田がどっちが先死ぬかっていうのもですね、
   分かるってことなんでしょ?
高 まあ一応、一応の占いとしてはね。
松 一応の占いですけど。ねえ?
高 うん。いやですね。怖い。
松 それだけでも聞いとこかしら。
高 いやー、
松 それだけ聞いとくのは、俺別にいいかな。
高 怖いぞー。
松 でも、別に、あいつより先死ぬって言われたって、ねえ?
   あいつがもしかしたら、
   100いくつまで生きるか分からんからね。

松 まあ、俺が99で、浜田が100かもしれませんからね。
高 ものすごい、
松 それを、
高 ものすごい生きたいねや(笑)
松 ははは。
松・高 どないやねん(笑)
高 99にしてるやん(笑)
松 (笑)
高 もー、「はよ死にたい。」って言うた人間が(笑)
松 いやー、もー、
高 どないやねん!ほんまー。
松 でも俺は、頑張って生きるよ。
高 ははは!
松 ははは。
高 腹立つわーー。好き勝手やな(笑)
松 一日でも長く生きていくよ。そう言いながらね。
高 ははは。
松 でもなーー・・
高 どないやねん(笑)
松 ははは。

〜曲
松 ここでまた、「二人でお酒を」っていうのも、なんかこー、
高 不思議なね。
松 ねえ。でもねえ、竜介さん、ほんといい人やったんですよ。
高 へー。
松 口は悪い、
高 そうですか。
松 んですけどね、ほんといい人でね。
高 へーー。
松 俺も好きやったからね、ちょっとやっぱりねーー。
高 いや、だって、のりおさんとかも、もーやっぱり、ね?
松 うーん。
高 ものすごく泣いてはって、ものすごい言うてはったやんか。
松 うん。
高 「なんでいくねやー。」言うのね。
松 あの人のこと嫌いやって言う人、あんまおれへんな。
高 あ、
松 あのー、
高 竜介さん。
松 うん。
高 あーそう。
松 うん。あの、先輩は「かわいいやっちゃ。」ってなるでしょ?
高 うん。まあ、後輩からも、
松 後輩からは、なんて言うのかなー?
   あんまそんな偉そうなことは、言わないんですよ。
   いわゆる、なんかこー、
高 うん。
松 「芸人とはな、」みたいなことは、絶対言えへん人やし。
高 うん。
松 うーん。ねえ・・。
高 なんか、当たり前に思ってた人が消える寂しさってあるよな。
松 うん。

松 もー、友達とか知り合いとか、
   仲良かった人とか、どんどんどんどん、
高 いなくなってな。
松 そうやで。
高 話されへんねん。話したいこともあんのに。
松 話したいことあんのに。
高 「あのこと話したいな」っていうのあるやんか。
   もうそれを知ってる人間が、もうおらへん。
松 あー、それ絶対つらいわ。
高 それつらいやろ?
松 それ絶対つらいで。

松 だから、自分、長生きしたらそういうことやで?
高 でも、
松 昭和生まれが自分1人になったりすんねんで?
   もうあと、平成ばっかりなってきて、
   「昭和の頃はなぁ」みたいな、
   「また出た。また高須じいちゃんの昭和話出たぁ〜!」
   とか言われんねんで?
高 うわ、もー、全然嫌われてるやん。
松 ははは!
高 ものすごい、もう(笑)
松 「出たー!高須じいちゃんの、」
高 もう(笑)
松 「昭和語りぃ〜〜!」みたいな(笑)
高 高須じいちゃんって、俺がじいちゃんやったら、
   「高須」って言われんでも、もうええ(笑)
松 ははは。
高 それ、「光聖じいちゃん」やん(笑)
松 ははは。
高 「高須じいちゃん」て(笑)
松 (笑)
高 よそもんのおっさんやんか(笑)

松 自分、どーすんの?
高 いや、俺は、
松 うん。
高 でもね、生きてるほかの友達のためにも、
   俺は生きとかなあかんわけですよ。
松 お、なんやこれ、
高 自分のことだけ、
松 ええこと風に言うてるけど、
高 自分のことだけじゃないですよ?
松 がっつりけえへんな。どういうこと?どういうこと?
高 いや、なんでも「自分だけがええ」って思っちゃいかんでしょ?
   残っていってる友達で、少なくとも俺らは、
   「俺らはおるぞ!」と、こー。
松 うーん。
高 まあ、言えてないよ。しっかりとは。
松 ははは。
高 それは分かってる。それは自分でも分かってるよ。
松 全然リカバーできてないよね。
高 うん。ええねん。
松 寒いのに、チョッキで来たみたいな(笑)
高 えーねん、えーねん、えーねん(笑)
松 そで、そでがついてなかったみたいな(笑)
高 ええねん、それはもう分かっとんねん(笑)

高 そんなこと思うってことは、折り返してるんですよ、気持ちが。
松 そうやな。もう完全に三角コーンは、
高 まわってるよ。
松 まわった感じはあるもんね。
高 まわって、向こうから来る奴は、タッチして行ってるもん。
松 ははは。
高 ばーーっと。
松 してるな。
高 のん気に。俺は。
松 してるな。
高 うん。

松 折り返してから、やけにあのー、バナナとか、
   スポンジとか水もうてるな。
高 もうてるよ。ものすごい、
松 もー、首とこ、じゅうわ〜〜。
高 やってるよ。
松 じゅうわーーやってるな。
高 もー、べっちゃべちゃやもん(笑)
松 ははは。
   あのー、折り返すまでそんなにやれへんかったのにな。
高 そんなに、大丈夫やった。「いける」思たから。
松 「あ、このまま、もーなんもなしで、」
高 「行けるなー。」
松 「ゴール行けそやなー。」思ててんけど、
高 全然や。
松 折り返してからは、もーー、バナナばっかりもうてるし。
高 なんとかバナナで、
松 ポカリ、ポカリ。
高 沿道に(笑)
松 ポカリ、ポカリ(笑)
高 「ポカリもうちょっともらわれへんかなー。」(笑)

高 大変や。
松 うーん。
高 えらいもんやね。40過ぎるとやっぱそうなってくるんですね。
松 そうや。
高 ね。えらいもんやわ。

松 全然関係ない話やけど、
高 うんうん。
松 あのー、わりと最近知ってんけど、あの、霊柩車?
高 うん。
松 お、お葬式で。
高 うん。
松 ワイドショーとかでも、
高 うんうん。
松 ようやってるやんか。
高 やってるね。
松 あん時に、ファアーーーー!!言うてるやんか。
高 うんうん。
松 あれってそういう霊を、なんか、なんて言うの?
高 断ち切るため?
松 たち、なんかのために鳴らしてんねんな、あれな。
   クラクション。全然知らんかった。
高 まあ、そらそうでしょう。人がおるからと思った?
松 俺もー、
高 邪魔やから、
松 「行こう」思たら、「何飛び出す奴がおんねん!!」って、
   ずっと思っててん。
高 ええーー?!もーー。
松 ははは。
高 がっかりやわ。
松 ははは。
高 演出というか、やっぱりあれはお別れのための、
松 そういうことやってんな。
高 そうですよ。
松 俺、わりと最近知ってん。
高 えーー?!
松 「もー、行こう言うてんのに、
   なんで前をうろうろしてんねん!」って、いっつも思ててん、俺。
高 (笑)
松 ははは。
高 あの、それもう、いらちのドライバーやん。
   そんなもん。そんないらち(笑)
松 ドライバーも悪いよな。
高 プーーーーーー!!!
松 ドライバーおかしいよな(笑)
高 ドライバーあかんわ(笑)
松 ここは、口で言うなり、誰かが、
高 「すいません。」とか言わんと。
松 「ちょっと、」って言わんと。
高 それは、(笑)
松 まあ、
高 めちゃめちゃいらちやんか(笑)
松 そんな、(笑)
高 そんな、
松 そんな葬式にキムみたいなドライバーおれへんよな(笑)
高 そんなドライバー嫌やわ。
松 そらそやわ。俺、いっつも思ってたんや。

松 「最後ぐらいすんなり行かしたれや!」って思ってたんや。
高 ちょっと考えれば分かる(笑)
松 プーーー!言うたら、「またや。」
高 ははは。ちょっと考えりゃ分かるやんか。
松 (笑)
高 信じられへんわ。
松 ちょっと僕、それ気付いた時に、
高 イタイですねー。
松 まあ、自分ながら、ほんと天然爆発やと思いましたね。
高 ねえ?いよいよ松ちゃん、天然ですか?
松・高 (笑)
高 笑うわ、もー。

其の四 『 続・デリカシーのない人 ・ プロデューサーって 』

高 昨日ね、
松 うん。
高 まあ、「HEYHEY」の会議やったんですよ。
松 はいはい。
高 「HEYHEY」の会議でね、
松 うん。
高 城間がね、
松 うん。
高 まあアホですよ。
松 アホでしょ?
高 あのディレクターの城間は。
松 うん。
高 あのー、清水がね、まあ清水が来てないんですよ。
   構成会議にはもう。
松 うん(笑)

高 作家と、
松 うん。
高 ディレクターでやるわけですよ。
松 うん。
高 プロデューサーはいてないわけですよ。
松 うん。
高 で、まあ、僕らでわーー喋ってる時に、
松 うん。
高 もう、清水が、
松 うん。
高 「よう鼻くそ食う」と。
松 よう鼻くそ食う、
高 「鼻くそ食う」言うたら、どかーん!ウケるから、
   俺ようちょいちょい言うてまうねん。やっぱり。
松 いやでも、事実やからね。
高 事実やねん。
松 うん。
高 そんなに鼻くそ食う奴見たこと無いから。
松 うん。
高 成人してからですよ?
松 そうですよ。「成人してから」というか、もう40近い男で、
高 それを、
松 あれだけの鼻くそ食いは、
高 プロデューサーですよ?
松 天下無双の鼻くそ食いは。
高 いや、すごいですよ(笑)
松 ははは。

高 で、こんだけ言うても食うやんか。
松 はいはい。
高 ほいで、今ちょいちょいほら、皮がむけてるやん。
   鼻のとこの。
松 (笑)
高 むけてるやろ?
松 はいはい(笑)
高 鼻の皮むけてるんですよね。
松 あー。
高 ピンク色なって。
松 あーあー(笑)
高 で、あれを、城間は、
松 うん。
高 「あれおこげなんかな?あれー。」
松・高 ははは。
高 「あれおこげと思ってんのかな、あそこうまいんかなー?」って。
松 あ、それはおもろいな(笑)
高 それちょっとおもろいやろ?(笑)

松 しかもそれを、あんーまりおもろいと思ってないからね、
高 思てない。
松 城間はね。
高 あれ、で、俺は昨日、それおっかしーてしゃーなかって、(笑)
松 まあ、おかしいな。
高 おこげて(笑)
松 それはおかしいな。

高 ええコンビやねん。だから、あの2人。喋ってんのが、もう。
松 サカモト。
高 あー。
松 『リンカーン』のサカモト。
高 イタイ、あれイタイやろ?
松 あれ言うたやろ?前回。

松 「ほいで、ラジオでそんな話もなった」みたいに言うたら、
高 うん。
松 「そうですか?僕ほど、デリカシーのある人間は、
   いないと思います。」みたいに言うて(笑)
高 (笑)
松 「いやいやいやいや」言う話。
高 お前あれへんやん。
松 「ほいで、もー、あのー、ほんと、言ってください。」
高 うん。
松 「気付いたら、気付いたら、
   なんでもええから言うてください。」
高 おー。
松 「僕は、全然それは、もう、」
高 うん。
松 あの、「僕は怒ってください」、と。僕を。
高 おー。
松 「ガンガン。怒っていただいて結構です。」
高 うん。
松 「僕はあの、キャパシティ広いんで。」
高 ははは。
松 ・・うん。それもどうや?
高 ははは。なんか、(笑)

高 「寛大な気持ちで、」
松 そうそうそうそう。
高 「怒らへんから。」みたいな。
松 みたいに、「それもどうやねん!」って話でね。
高 うん。「あ、なんですか?」
松 「あ、なんですか?」
高 って言いよるやろ?(笑)
松 もー。ははは。
高 (笑)
松 「もー、こいつとは俺、一生交わられへんなー。」
   って思いますよね。

高 チャダがなんか言うたのよ。
松 うん。
高 そん時も、なんーーにも聞いてへんからね。
松 あーー。
高 「はいはいはいはいはい。」つって、
   「え?なんでしたっけ?」
松 聞いてへん。
高 「なんでしたっけって、今言うたやん。チャダがー。」
松 聞いてへん。聞いてへんねん。
高 聞いてへんねん。

松 おなじこと3回ぐらい聞いて、聞いてくるからー、
高 そうや。ぼーーっとしとんねん。
   いや、確かにね、色んなこと考えてる、
   まあ聞いたら、
   「そうか、それやったら大変か。そうか、分かった。」って、
   後から聞いたらそうやねんけど、
松 もー。
高 こっちは言うとるわけやから、
   「ちょっと待ってください。」とか言やあええのにな。
松 うん。
高 聞いてるふりして、なんにも聞いてへんから、
   何回も繰り返しよんねんな。
松 あれはねー、ほんとに問題ありですよ。
高 恐ろしいですよ、あれ。
松 恐ろしい。

松 まあ、1回呼んだってもいいんですけどねー。
高 いや、喋れるかいな、あれー。
松 あかんのかいな。あれ。
高 あ、でもね、
松 意外とあかんタイプかいな。
高 でもね、あ、いやいや、あの、
   やっぱりデリカシーないから、
松 うん。
高 あんまりなんにも思えへんかもしれん。
松 物怖じせえへんタイプでしょ?
高 ちょっと、清水と同じパターンやな。
松 そうでしょ?
高 あんまり、なんにも思えへん。

松 あのー、正直ね、あのー、こういう分け方ができるんですよ。
高 うん。
松 あの、色々人の分け方って色々あるでしょ?
高 うん。
松 あのね、一個大事なんはね、ぶ、これ、やらしい話、
高 うん。
松 ぶっちゃけた話、
高 うん。
松 3P、俺と3Pした時に、チンコたつかどうかなんですよ。
高 なるほど。
松 ほいでね、あのー、ジュニアとか絶対無理なんですよ。
高 やっとるいうことやんか。
松・高 ははは。
松 いやいやいや、そういうことじゃなくて(笑)
高 うん(笑)
松 たとえ話としてね(笑)
高 えらいたとえやなー、自分。
松 ジュニアなんか絶対無理。
高 なるほど。それは、やっぱり繊細なんや。
松 繊細やねん。
高 ところが?もし、
松 淳なんか、全然大丈夫。
高 あー、分かるわーー。
松 分かるやろ?
高 分かるわーー。
松 そういうタイプに、こー分かれるんですよ。
高 分かる。
松 これはSとか、Mとかいうことではなくて、
高 うん。
松 これね、実はね、男見る時にすっごいよう分かる。
高 繊細さね。
松 そうなんですよ。

松 鼻くそ食いの清水なんか、あれどMなんですよ。
高 はー。
松 ただ、俺の前で、全然チンコびんびんになれる奴なんですよ。
高 はーー。
松 で、あれは、
高 うん。
松 どMなんですけど、もう、
高 デリカシーが、
松 デリカシーが1ナノもないから、
高 (笑)
松 あんなことになるんですよ。
高 なるほどね(笑)
松 そういうことなんですよね。
高 はー。あれデリカシーないわ。
松 うん。
高 昨日も、

高 「高須さん、なんか相談事あったんでしょ?」って言うねんな。
松 うん。
高 「なんやその上からの。」
松 あー。
高 なんか、
松 たまにあのー、父みたいになる時あるよな。
高 そうやねん。「相談事あったんでしょ?なんでしたっけ?」
松 ははは。
高 「なんも別に、俺相談事ないよ、お前。」
松 腹立つ(笑)
高 「相談事あったんでしょ?」って。それもなんか、
   「ちょっといいですか?」って言われたから、
松 腹立つ(笑)
高 「なになに?」
   「なんか高須さん、相談事あったんでしょ?」って言うから、
松 うん。
高 「なんやねん、そのちょっと上からのね、」
松 うn
高 でも、別に清水に悪気は無いねん。
松 うんうん。

高 「なんか言うてましたよね、こないだね。」言うて、
松 うん。
高 「なんでしたっけ?」って、かき、書き始めんのよ。
松 うんうん。
高 まあ、一応あったのよ。

高 で、ノートの裏にぱぱっと書いて、
松 うん。
高 それ、ぽんと置いて、違う話しててん。
松 うん。
高 で、どっか、
   「じゃあお疲れ、ちょっと違う、違う会議あるから。」言うたら、
   ノート忘れてんねん。もー、スーーッと行って。
松 うわー。
高 やっぱりな、あれは、デリカシーのかけらもないで。
松 そうやな。
高 あれあかん。まあでも、それが清水やけどな。
   それが清水やから、もう(笑)
松 (笑)
高 それが清水なんや。笑てまうねん、もう。

高 あなたなんかほら、
   番組で色んなプロデューサー見るじゃないですか。
松 えーえーえー。
高 まあ、そら勿論ね、
松 うん。
高 清水もプロデューサー。
松 うん。
高 「HEYHEY」のプロデューサー。
松 うん。
高 だったりとかね。
松 うん。
高 まあ、TBSのプロデューサーは安田くんがおったりとかね。
松 うんうんうん。
高 まあ日テレは土屋さん、あ、あーー、えーと、
   菅さんがおったりとか。
松 うんうんうん。
高 色んな人いてるわけじゃないですか。
松 安田って、あれでしょ?
高 ちょっと金髪にしてる、
松 銀狼でしょ?
高 銀狼(笑)
松 (笑)
高 銀狼。で、武野みたいなタイプもおるでしょ?
松 あーはーはーはー。
高 こう、色んなプロデューサーを見てきて、
   見てきたじゃないですか。
松 えーへーへー。
高 どうですか?プロデューサーって。
松 どれもあかんな。
高 ははは!
松 どれもあかん。結局鼻くそ食いや。
高 ははは。
松 結局、ほんまに現実食うてるのは、清水だけやけど、
高 気持ちの上では、鼻くそ食い。
松 気持ちの上では、全員鼻くそ食いですよ。
高 ははは。
松 あいつらだけは、もー、ほんまにもー、
   いかにバレへんように鼻くそ食うたろかって、
高 そうやなー。

松 「お前今日から、プロデューサーな。」って言われたら、
   「あ、鼻くそ食える。」って、
高 思とんねん。
松 思とるだけの、
高 ことやからな(笑)
松 ことやから。あの、
   「ここを右に行くか左に行くか、
   右に行った方が鼻くそあるんちゃうか?」
高 ははは。
松 って思ってる(笑)
高 心の鼻くそ食いやね(笑)
松 「10分はよ終わらしたら、その分」
松・高 「鼻くそ食える」
松・高 ははは。
松 って、
高 もうめちゃくちゃや(笑)
松 思てる奴の吹き溜まりやから(笑)
高 めちゃめちゃやな。
松 そうです。バラエティなんてね。
   ドラマの人は、しらーーしてますよ。
高 ねえ?
松 ズボンにもアイロンが、
松・高 ミッシーー
松 なってますよ。
高 入ってますよ。そらそうですよ。
松 もー、でも、
高 靴もぴかぴかやからね。
松 バラエティのプロデューサーは、チンカスだらけですよ。
高 いややわ。汚いわ(笑)

高 バラエティーのプロデューサー、きついなー。
松 きついですよ。ぶよぶよですよ。
高 あ、ゴムとこが。
松 ゴムとこが(笑)
高 ははは。

松 それはそれで、素敵なのかもしれませんけど、
   まああのーー、
   「なになにのドラマをやりました、
    プロデューサーのなになにです。」って言われたら、
高 うん。
松 「あ、この人は賢い人なんや。」
高 うん。鼻くそは絶対食わんなって思うもんね。
松 うん。「漢字よう知ってんねや。」
高 あ、分かるわー。
松 ね。パネルクイズ25出ても、
高 ちゃんと、
松 もー、ちゃんと角おさえていける人なんやー。

高 さあ、一方バラエティのプロデューサーや。
松 バラエティのプロデューサー、
高 「そこ置いたらあかんがな!」
松 「そこ、え?!」って言われるとこ、
高 パホッて、一個しかあけへん。
松 児玉清に「えっ!?」って言われるよ。も、「えっ!?」
高 「いいんです、いいんです。」
松 ははは。
高 「いいんです。」
松 そこ置いたら、全然色変われへんやん!みたいな(笑)
高 結局1個しか変われへんやん!
松 そうなんですよ。万が一優勝しても、誰か全然分かりませんわ。
高 ははは。

松 「全画面見しても、分からんかったやろ、お前!」みたいな。
高 確かにな(笑)
松 (笑)
高 絶対エールフランス行かれへんわ(笑)
松 (笑)
高 きついな、それも。
松 いや、ほんまにね、そこはほんまにそうなんです。
高 そうですね。
松 まあ、だからこそ素敵な部分はあるんですけどね。
高 ただ、
松 ええ。
高 タイプがね、
松 うん。
高 やっぱり面白いですね。
松 うん。
高 あのー、やっぱりね、
   ちょっと愛せる部分があるじゃないですか。
   菅さんもぴしっとしてますよ、言うても。
   言うても、菅さん一番ぴしっとしてそうに見えるじゃないですか。
松 あ、あーー。
高 でも、やっぱり菅さんも、
松 うん。
高 ちょこっとあるわけじゃないですか。

高 菅さん、酔っ払うと、色んな菅さん出てくるし(笑)
松 聞いたな、その話(笑)
高 (笑)
松 ラジオで言われへんけど、聞いたな(笑)
高 出てきたりとかね、やっぱ色々ですよ、そら(笑)
松 うん。
高 はい。面白いですね。
松 まあ、かっこよくはないですね、そういう意味ではね。
   報道が一番かっこええのかな、やっぱり。
高 そうですね。
松 「報道ステーションやってます。」って言うたら、かっこええやろ?
高 かっこいい。だから僕は、一時期ね、
   「ニュースステーション」やってたんですよ。
松 やってたな。
高 はい。

高 だからね、あーいうね、
松 うん。
高 ニュースステーションをずっとやっとかなあかんかってん。
   あのときに。
松 やめてもうたんや。
高 2年半ぐらいで。
松 なんでやめたん?
高 いや、っていうかね、プロデュ、
   僕が一緒に呼んでくれたプロデューサーがぬけたんで、
   「ほな一緒にぬけましょか。」ってぬけたんですよ。
松 うーん。

高 やっぱね、
松 うん。
高 「ニュースステーション」って言うと、
   みんなぴくん!としてましたよ。やっぱし。
松 そうやな。
高 うん。「久米さんと打ち合わせしてます、今。」
   って言うたら、やっぱり「あ!」
松 「うわー。」
高 「え?!」そら違う、
松 すごい。
高 「おぎやはぎと打ち合わせ」とは、違うやろ?
松・高 ははは。
松 2人対1人やのに。
高 いや、ほんま、全然違うもん。
   「アンタッチャブルとおぎやはぎと打ち合わせ。」言うても、
   いや、そら今はすごいですよ?
松 うーん。
高 ただ、やっぱり「久米宏さんと打ち合わせしてます。」
松 「すいません、ちょっと久米が・・。」
高 って言うてみ?
松 言えるからね。
   「あ、あー、すいません。
    じゃあ、あの、また電話します。」ってなるよね。

松 そんなんもやっとかなあかんな。
高 やっとかなあかんねん。あのー、ちゃん、
   なんとなく見栄えを大切にするためには。
松 (笑)
高 けばけばが出てまうから。体から。
松 俺もそんなんやろ。
高 (笑)
松 ちょっと、こう、ちょっとかっこつくような、
   なんかやらなあかんな。
高 あーたは、もうええやないですか。もう充分。
松 え?
高 ん?「遺書」。「遺書」250万部。
松 いつの話やねん(笑)
高 ねえ?あんなんええで。あんなんええやんか。
   あんなんもってるからええな、自分、一個。
松 いつの話やねん(笑)

高 あれびっくりしたでしょ?自分でも。
   まさか、こんーな売れ、いや今やから言いましょう。
   10年経ちますよ、もう。
松 10年経つよ。
高 うん。今やから言いましょう。
   そないにあれ売れると思わんかったでしょ?
松 まあでも、ほんまにあのーー、毎週頭悩まして、
   悶絶しながら書きましたからね。
   いやそれはやっぱり、ちゃんと伝わるもんがあったんでしょうね。
高 ・・。
松 今や、こう喋ったんを活字に、
高 うん。
松 してもらってるだけのことになってますけどね。
高 うん。
松 あの時は、ほんとに原稿用紙に書いてましたからね。
高 まあ、それはみなさん普通は書いてますけどね。
松 いやでもね、みんなはね、
   多少はほら、あるやんか。やっぱり。

高 全て、印税はあなたのものに。
松 もーちょっと、こー、時間があれば、
   ほんとは俺、嫌いじゃないのよ。
   あーいうのは。書くことはね。
高 ふーん。
松 だから、ほんまは時間があったら、
   またやりたいんですけどね。
   ちゃんと自分の言葉でね。しっかりとね。
高 絶対嘘や。
松 いや、ほんとにそうなんですよ。
   それはもう、銭金じゃなく、まあ、銭金もあるけどもぉ、
高 ははは。どないやねん。
松 ははは。
高 もーー。ははは。
松 (笑)
高 えー、きれいねー。
松 ええ。
高 今日はもう、ずっと「どないやねん」やね。
松 そうなんですよね。
高 はーー。
松 でも、ほんとにーー、世の中って、
   「どないやねん」の連続なんですよ。
高 いや、そういうことなんですよ。
松 世の中がもし、これ1本道やったら、
   なんにも面白くないですからね。
高 やっぱりね、「どないやねん」ってことがあって、
   道を変えて、
松 そうなんです。
高 これやっぱこうね、どんどん成長してくわけですから。
松 そうなんです。
高 かと言って、
   「どないやねん」っちゅーのばっかりってのもあかんからね。
松 そうなんですけどね。
高 難しいもんですよ、人生っちゅーのは。
松 うん(笑)でも、「どないやねん」はいいですよね。
高 どないやねん、それ(笑)
松 ははは。
高 分からんわ、もー。疲れるわ。
松 疲れる?
高 翻弄されるわ。
松 俺は疲れへんなー。
高 ははは。そらそやろ、そこはそらそやろ(笑)
松 まあ、しんどい時もあるけどねぇー。
松・高 ははは。
高 腹立つな(笑)
松 (笑)
高 やー、「どないやねん」ってすごい言葉やな、考えたら。
松 まあ、いい大阪弁ですよ。
高 ねぇ。「どないやねん」(笑)
松 あのー、ははは。

高 ええ大阪弁、
松 都合のいいね。
高 大阪弁って、すごい優れた言葉やな。
松 でも、「どないやねん」の中に、もう半分以上許してる〜〜、
高 そうやねん。
松 もんね。
高 「お前はもー、」
松 「お前って奴は、ほんまにもーー、」
高 言うのがあんねん。
松 言いながらね。ええ(笑)
高 どないやねん。
松 ははは。

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