2006.3.18(土) 233回

今週の一曲 『 見上げてごらん夜の星を 』 坂本九

其の壱 『 花粉症回避法 ・ こたつは流行る 』 

松 あ、どうも(笑)松ちゃん〜〜〜〜〜く、区役所です。
高 どーもー、ハートの高須が出てこないです。
松 ね。
高 ねー。
松 えー、そういうことですわ。
高 これはね、
松 えー。
高 霜降り牛肉さんです。
松 おーー。
高 さすがやねーー。
松 食べたいなー、霜降り牛肉さん。
高 ・・食べたいの?
松 (笑)

高 忙しいですね。
松 最近忙しい、まあ忙しいのかな。
高 えらいもんですね。
松 忙しいんやろね。
高 明らかに忙しいんでしょ。
松 明らかに、忙しいのかなー。
高 僕見てたら、あんた忙しそうやもん。
松 いや、ほいでー、みんな俺のこと、
   「花粉症や、花粉症や」言うからさー、
高 うん。
松 腹立ってきて。
高 おー。
松 「俺は花粉症やない。」と。
高 おー。
松 この時期に、
高 うん。
松 なんかあの、風邪っぽくなるだけや、って言うとるんですよね。
   で、「この時期」ってどの時期やねん?って言ったら、
高 うん(笑)
松 ・・花粉症の時期やね。
高 ははは。
松 ははは。

高 ほら結構僕、週に一回必ずあなたの顔見るじゃないですか。
松 まあそうですね。最低週に一回。
高 結構、で、しかも、向かい合うことが多いんですよ。
松 はい。
高 席上。
松 なるほどね。
高 なんかね。
松 わりとこー、
高 で、あなたの顔見てますよね。
松 うんうんうんうん。
高 目ぇ腫れてますもん。
松 なんかこー、いや、そんなことはね、
高 うん。
松 そんなんやったら言わしてもらうけど!
高 うん。
松 そんなちゃんと開いてへんわ。
高 ははは。元から?
松 ははは。いや、そのー、この時期はね、
高 うん。
松 これもうしょうがないですよ。
高 あー。
松 もー(笑)

松 初期症状ですよ。
高 まあね。でしょうけど、
松 全然、初期症状ですけど、
高 でしょうけど、
松 ここから、始まるのねっていうね。
高 いや、始まっとる。
松 これが恋愛だとすれば、
高 うん。
松 結構目ぇ合うなーぐらいの感じには、もうなってきてます。
高 いや、もうやばいよ。
松 ははは。
高 もうあと、
松 「また見てもうたー。」みたいなね。
高 もう、こっからめちゃめちゃ早いで?
松 ええ、まあ、
高 キスまでは。
松 こっからキスは早いかも、
高 キス、セックスまでは、もー。
松 そうですね。もうその日、いってまうかも分かりませんからね。

高 僕、去年からですからね。
松 あーそうですか。
高 バカにされましたけどね。おととしもちょっとありましたけど、
   去年がもう、うわっ!思いましたね。
松 なんかテレビでやってましたけどね、
   あのー、石垣島がええらしいで。
高 なんで?
松 石垣島に行くと、
高 うん。
松 花粉がないんですって。
高 ほんま?
松 で、今ちょっと、石垣島のツアーみたいなのが、
   あるらしいんですよね。
高 花粉の時期に?
松 うん。ほいでね、
高 うん。
松 これが面白いもんで、いや、分かりませんよ?
高 うん。
松 ヘタなことは言えませんけども、
高 うん。
松 あのー、花粉って、
高 うん。
松 その1年間、まあ、っていうか、
   この時期、花粉の時期でしょ?
高 はい。
松 この間、どっかに逃げといたら、
高 うん。
松 なんかね、治る人が結構おるんですって。
高 ・・なんで?
松 あのね、多分1年以上花粉の症状が出てないと、
   体がもう反応せえへんようなるん、かな?
高 そういうことかいな?
松 そういうこと、あるらしいですね。
   だから、この花粉の時期に、どっか海外行ったりとか、
高 ただ、
松 うん。
高 ニューヨークとかも、花粉症が多いんですよね、もう。
松 あ、そうなんや。

松 マスクね、
高 うん。
松 花粉症の時するマスク、
   あんなもん日本人しかせえへんって言うてたけど、
   あれがすごいことなってきたってことやな、じゃあ。
高 そうなんです。
松 外人も段々、あーいうのするようなってきた。
高 そうなんです。
松 やっぱり日本の文化はすごいね。
高 文化とは違うでしょ。
松 あのー、どっかでやっぱり、そういう生きてくんねん。

松 俺、絶対こたつも流行ると思うからね。
   あんーな機能的な、合理性のある、その、
高 うん。
松 暖房器具はないよ!はっ、キレイに言うたった!
高 ははは。
松 (笑)
高 はよ終わっただけやん。もう一個足してよ、ほんなら。
松 いや、思いません?ほんとに。
高 いや、すごいですよ。いや、何より、何よりね、
松 うん。
高 ウォシュレットですよ。
松 あー。
高 ここにきて、マドンナは日本に来る時に、
   「あー、日本て、」何を思い出すか言うたら、
   「おしり洗ってくれる便器があるとこね。」
   っていうイメージがある、どこにでも。
松 うそ。
高 だから、ここにきて、アメリカ大、大ブームですよ。
   ケツの穴びゃ〜〜洗ってくれんのが。
松 (笑)ケツの穴ブームかいな。
高 今そう、ケツの穴ブームちゃうよ。
松 (笑)
高 ケツの穴洗ってくれるブームや。だから今すごいらしいですよ。
松 なるほどね。
高 ウォシュレットが、やっと今、世界中に、「すごい!」ってなって。

松 あれはね、実は常用性があるでしょ?
高 うん。
松 麻薬でしょ?ある意味。
高 麻薬ですね。
松 1回やっちゃうと、もうないではいれない。
高 いれないです。
松 タバコみたいに、やめるいう感じにも、
高 いかない。
松 いかん感じやね。
高 いかない。
松 ヘタしたら、タバコより断ち割る松・高ね。
高 いや、もー、気持ち悪くてしょうがないです。洗ってくれんと。
松 もう山崎なんか、ツバつける言うてたもん。無い時。
高 きたな(笑)
松 ティッシュにべっってやって。
高 まあまあ、気持ちは分からんでもないけどね(笑)

高 あなたのイボ痔なんか、だからね、
   ウォシュレットで大分助かってますよ。
松 あー、そうかもしれませんね。
高 あんなもん、ふきふきしたら、
   イボ痔がもー、どでかなってもうて。
松 あー。浜田なんか、あの、
   携帯用のウォシュレットみたいの持ってるもんね。
高 あれかわいそや。マネージャーが携帯してんのが。
松 あ、それを持っとんのかいな。
高 ずっと持ってんねん。座布団と携帯、携帯ウォシュレット持っとんねん。
松 うーーわーー。
高 ケツ、あたっとるからね、あれ。
松 うーーわーー。
高 水、入れ替えとるからね、シュッシュシュッシュ。
松 気持ちが悪いなー、それはー。
高 水入れたまま、
松 誰が入れ替えてんの?それ。
高 そら松井、
松 木本かいな。
高 木本じゃないよ(笑)
松 ははは。
高 木本はもうせえへんやろー。
松 木本変えてんのかいなー。
高 木本、変えてへんがな。
松 たいーへんやな、木本もー。
高 いや、違う違う。
松 結婚前や言うてんのに。
高 いや、木本は大丈夫や。ウッチ―と幸せになっとるがな。
松 ははは。
高 木本は大丈夫、木本は大丈夫(笑)

高 それを持たしとるからね。
松 (笑)あいつ、持たすよな。
高 持たすねん。持っとけよ、うんこしたかったら。
松 あれ、持たす、持たすよね、あいつね。
高 自分の、
松 俺ね、傘持たれたりとか、あの、
   カバン持たれたりとか、すごい嫌いやねん。
高 あーあーあーあーあー。
松 なんか、物凄い横柄な感じが、
高 うん。
松・高 する
松 でしょ?
高 よね。そうそうそう。

松 ウォシュレットなんかは、完全に狙って作ったもんでしょ?
高 はい。
松 マスクとかこたつなんかは、あんまそんなに、
   そこまでなんかこー、「ヒットさしたろー。」っていう感覚も、
高 あやふやな、
松 ないやんか。
高 あやふやな、今ひと、なんやバシッと来てほしいとこを、
松 ははは。
高 そこまでヒットさしたない、なんか、感じやなー言うて。
松 絶対流行るからね。こたつは。
高 そうですか。
松 うん。
高 あー。
松 だってあれ一個で、ものっすごいあったかいやんか。
高 ははは。分かるよ。分かるけど、
松 「こたつあったら、とりあえずなんとかなるわー。」
   みたいなとこあるでしょ?
高 地べたにでも、座り込むっていう、あ、そのー、ことが、
   あんまないんじゃないの?向こうの人って。
松 うーん。あ、そこだけか。まあでもそれも、
   テーブル用こたつみたいなんも出てるからね、今。
高 あー、でも、
松 いや、絶対流行るよ。ほいでもー、この、何?
高 はよ、
松 ウォーム、ビズや・・・、
高 う・・ウォームビズ?
松 ウォームビズや、
高 うん。
松 ってね?言われたりしてるわけじゃないですか。
高 今はね。
松 だから、こたつなんか一番いいわけですよ。
高 あー、まあそうですよね。
松 電気代的なことを考えたって。
高 なるほど。
松 環境のことを考えたって、
高 考えたって。
松 絶対いいわけですよ。

松 一日中使っても多分、0.何円とか、そんな世界やね。
高 ・・。
松 俺にしたらね。
高 ははは。
松 ははは。
高 どないやねん(笑)
松 俺にしたらね(笑)
高 どこに持っていきたいねん、話を。「俺にしたらね」って(笑)
松 (笑)

松 まあ、軽い花粉症ですわ。
高 あー、大変ですね。大変ですよこれ、今から。
   まだこれ、出だしですからね。
松 だから、一回ちょっとどっかに逃げるか。
高 確かにね、俺一回ね、何年、8年ぐらい前に、
松 うん。
高 この時期に、3日かなんかグアム行ったんですよ。
松 グアム、多分ないでしょ?
高 ないんですよ。
松 ないない。
高 で、グアム行ったら花粉症なくなって、
松 うん。
高 「ええやん。」って帰ってきたら、そっからもう、
   全部なしで行けたんですよ。
松 せやろ?!
高 うん。
松 そやねん。あーいうのって、やっぱりこー、
   なんかこー、記憶のもんやから、
高 うん。
松 「あれ?一年ぐらいこの感じないやん。」って、
   アホ、鼻アホやから、思いよんねん。
高 思いよんねんな。
松 一年ぐらいで忘れてまいよんねん。
   そんな花粉のことなんて。

松 まー、でも中々難しいわなー。
高 そうやねん。その間、
松 この時期にって、どんなもんやねん。
   この花粉の時期っていうのは。
高 いやこれ、
松 2ヶ月ぐらい?
高 5月まで。
松 うーーわーー。
高 ゴールデンウィーク前ぐらいまで、来るよ?
松 あーじゃあ、2ヶ月もどっかに逃げれる人なんて、
   まあまあ、そうはおらんな。
高 そんーな、ねえ?
松 うん。
高 ほいでまた、意外と日本はええ季節やねん。
松 まあ、そうやね。
高 そやねん、こっからね。

高 車なんか乗ったら、すごいですよ。フロントガラス。
松 いや、
高 花粉で。
松 そんなん見たら、またかゆくなる、
高 もー、なんねん。「うわー。」と思って。
松 CMもやめてほしいやろ?
高 花粉が飛んでる、
松 ものっすごい、
高 ものっすごい、
松 あれあかんよな。
高 あれ見たら「こんーなことなってんのか」って思うよな。
松 あれはあかんで。あれやめさせなあかんで。
高 イメージ悪いわな。
松 イメージ悪いよ、あんなもん。

其の弐 『 後藤輝基と山崎邦正 ・ デリカシーのある人ない人 』

松 昨日さー、
高 うん。
松 後藤が来てて。あのー、
高 フットボールの。
松 フットボールの。
高 ツッコミのね。
松 ガ、ガ、『ガキ』に今度ちょっと、打ち合わせやー言うて、
高 来てたね。
松 あいつ来てて。
高 うん。

松 「メシでも行くかー」つって。
高 行くかーつって。
松 ほんでー、山崎と俺いっつも、ライセンスの藤原と3人で、
   大体行くやんか。
高 うん。
松 「後藤も行く?」言うて。
高 うん。
松 「あ、はい。あ、いいんですか?」
高 うん。
松 「いや、別にかめへんよ。」
高 うんうんうん。
松 ぱっと山崎見たら、いまいち山崎の顔が晴れやかじゃないのよ。
高 ほう。
松 「・・あんまり好きちゃうんちゃうかなー?」とかさ、
   なんか「あんーま合えへんのかなー?」とか、
   ちょっと俺は思ってたんですけど。

松 俺、そういうのすぐ感じんねん。
高 うん。分かる分かる。
松 「どうかな?こいつとこいつ。」みたいな、
高 お、俺も、
松 結構気になるんで。
高 俺も、すっごい感じる。
松 分かるやろ?
高 分かる。
松 俺は全然こいつ嫌いじゃないねんけど、
高 けど、「ここはないなー。」
松 「ここはないなー。」とかー、
高 あんねん、あんねん。

松 いや、分からんで?後藤と山崎は、でも。
高 うん。分からんけど、
松 (笑)ほいで、あの、メシ行って、
   なんか焼肉食うててんけど、
高 うん。
松 (笑)なんか、山崎がもう、キレ出してさー、後藤に。
高 なんでよ?
松 あのなんかねー、他愛の無いことやねん。
高 うん。
松 なんかね、多分あのー後藤、山崎がよく言うのは、
   「デリカシーがない」って言うんですよ。
   「僕は、デリカシーのない奴は、嫌いなんです。」って、
高 (笑)
松 言うねんな(笑)で、後藤もその中に入ってるらしいねん。
高 あ、そっち側に。
松 デリカシーが、
高 ない方に。
松 ない方に。俺はそこまでデリカシーないとは、
   思えへんねんけど。

松 なんか言うた時に、「そんなことないっすよ!」って、
   ちょっと声、でかめなんで、
高 あいつな、声とおりやすいねん。
   あいつの声が。後藤がまた。
松 そうやねんな。
高 うん。
松 で、それがまた、多分なんか、
高 イラッ!と。
松 イラッと来たんやろうな。
高 うん。
松 「なんやねん、それ、お前さっきから。
   デリカシーないねん、お前は。」
高 うわー、山ちゃん言うたんや。
松 「いや、そんなことないですよー。」
高 「あ、すいません、なんか、」
松 「すいません。なんか、いやそんな、」
   「な、なんでそんな、言葉尻が、ガッて上がっていくねん!」
高 ははは。
松 「そんな上がっていかないですよ!」って言うから、
高 あー上がってる。
松 「ほらあっ!」ってなって。ははは。
高 もー、そんなんばっかりやん、もー。
松 「ちょっと山崎、もうええわ。」って、まあまあ(笑)

松 「しんどいなー」と思って(笑)
高 しんどいな(笑)
松 「大体俺とお前はな、
   いつまでたっても平行線や!」って言うから、
高 うん。ははは!
松 山崎(笑)
高 ははは。
松 「それはやめよ。」と。
高 うん。そんなね。
松 こんな飲んでる席でな、
高 そんーなこと、
松 あのー、
高 ぶっちゃけた、
松 そんなの分かれへんやんけ。
高 分かれへん、分かれへん。
松 この段階で、
高 うん。
松 そんな決めたるのもあれやし、
高 そらそう、そうそう。
松 「大体、山崎お前は、あのーあれやぞ。」と。
高 「決めすぎやぞ、なんかそんなことを。」
松 あのー、「ちょっと、酒が入ると、」
高 うん。
松 「ちょっと気が大きくなるタイプやから、」
高 あるあるあるある。
松 「今、わー言うてもうて、もうこれあの、
   明日朝ね、酒さめた時に、
   “うわー、もう悪いことしてもうた”ってなる可能性が高いから、」
高 うん。
松 「今はちょっともう、ここはやめときーな。」って。

松 それでもその後、またなんかで声が、
   後藤の声が大きなって、
高 (笑)
松 「うう〜〜っ。」ってまたなって(笑)
高 はー、チッ。なんやろなー。
松 なんやろな。
高 まあでも俺ね、山ちゃんが言うのも、ちょっと分かんねん。
松 うーん。
高 後藤の声って、
松 うーん。
高 ちょっとね、でか、とおりやすすぎて、
松 うん。
高 あのね、デカイねん、あいつ。
松 その辺はね、山崎もね、俺にはね、あのね、
   「松本さんはね、あの世代はね、
    孫世代なんですよ。」って言うねんな。
高 うーん。
松 「あの、後藤とかあの辺には、もう怒らない。
   優し過ぎるんですよ。僕らの頃もっと怒られましたよ。」
   みたいなこと言うやろ?あいつら。
高 うん。言うな。
松 俺は全然そんなつもりないねんけど、
高 うん。
松 ただその、やっぱりさあ、まあ、ほぼ初めて近いぐらいにな?
高 飲みにいってんのにな。
松 ご飯ね、一緒に来てね、
高 うん。
松 その、山崎にね(笑)
高 うん。
松 「俺とお前は平行線」
高 うん。
松 「いつまでたっても平行線や。」って言われたら(笑)それは、
高 かわいそうや。
松 後藤も傷つくでっていう話なのよ。
高 そらそうやなー。
松 「傷つかないですよ!こんーな、
    こいつデリカシーもないんすから。」
高 うわ、えらいいく、
松 ははは。
高 えらいいくね。えらいいくね(笑)
松 もうちょっと後藤も、半分泣きそうな顔なってるから、
高 「もう、すいません・・。」
松 「それは、あかんで。」って。
高 うん。そらそうや。

松 「俺かって、山崎お前と、知り合った頃、
   “俺とお前は平行線や”って思ったこと何回もあるけど、
   それは俺言えへんやんけ。で、言わんと、
   やっぱずーっと見てきたら、
   “あ、こういうええとこもあんのか”ってこともあるから、
   もうそんーなもん、こんな席で、酒飲んで、そんなようも知らんのに、
   そんな言いーな。」言うて。
高 うん。そらそうや。
松 ええこと言うやろー?
高 いやまあ、当たり前やな。先輩やったら。
松 (笑)
高 ほいで?
松 で、終わり。
高 なんや。
松 ・・ははは。「ほいで」って。「ほいで」ってなんやねん(笑)

高 いや、なんかあんのかな?思て(笑)
松 作んのか、じゃあ俺が無理矢理(笑)
高 いや、作らんでもええよ(笑)

松 いや、ほいで、あ、
高 おーおー!
松 結局、
高 おー!結局?
松 タクシーチケットを、
高 うん。
松 山崎がチケット持ってたんで、
高 うん。
松 で、俺も車じゃなかったから、
高 おーおー。

高 「みんな乗っていこう。」と。
松 で、方向的にはほら、まず俺が一番最初に、
高 あー。あ、
松 で、藤原は、あの、全然バイク、
高 あー。
松 結局2人に、タクシーで、
高 うわ、どんーな、
松 どんな会話がされてたんか、まだ、今度聞いたろー思て、
高 絶対に説教してるわ、山ちゃん。
松 してるかなー?
高 絶対してる。

松 やっぱり、もう口癖のように言うね、
   「デリカシーの無い奴が俺はあかん。」って。
高 うん。
松 その「デリカシー」って、またちょっとほら、
   それぞれの主観やからなー。
高 うん。まあ、難しいねー。確かにね。
松 うん。
高 山ちゃんが言う「デリカシーのなさ」言うのが、
松 うん。
高 まあ、人にとっちゃどうか分からんっていうのあるからね。
松 で、山崎が言うデリカシーの無い代表的な人間は、
高 うん。
松 「これ申し訳ない、僕先輩なんで言いにくいですけども、」
高 え、誰?
松 「石田さんなんですよ。」って。
高 えー?
松 石田靖。でもこれはな、分かんねん。俺も(笑)
高 マジで?(笑)
松 分かんねん(笑)
高 石田靖デリカシーない?
松 あいつがねー、あいつがモテへんっていうの、
   俺ほんっまに分かんねん。
高 あー、はいはいはいはい。

松 長身で、
高 うんうん。
松 なん、なんやろ?
高 うん。うん。
松 なんか、全然もっとモテても良さそうな、
高 ちゃんと、ちゃんとしてそうな感じ。
松 別にブサイクでもないしさ。
高 うん。
松 ちゃんとしてるやんか。
高 うん。
松 全くモテないね。
高 デリカシーないの?
松 デリカシーがないねん。
高 石田君は。
松 あのね、アホやねん、あれ。幼稚やねん。
高 あーー。そうなんや。
松 そうやねん。で、「あー、こいつはあかんわ。」と思うねん。
高 ふーん。
松 何度か、俺、石田をひっつけようとしたことあんねんで?
   そういうなんか、席で。
高 うんうん。あかんかった?
松 あかん。もう、もうね、会話がね、
高 成立してないの?
松 成立・・(笑)中3ぐらいの感じやな。なんか。

高 デリカシーが、自分が思って、ある人って誰よ?
松 ・・。
高 芸人で。
松 デリカシーがある、デリカシーがあるのは、
   反対、あのー反対語は何?
高 ・・。
松 ナイーブ?
高 ナイーブじゃなくて、デリカシー、
   そんな反対語から考えんでもええやん。
松 どっから考えたらええの?
高 デリカシーがある。あ、ちゃんとしてるってことですよ。
松 あ、それはもう、完全に俺やろ。
高 いや、自分以外やがな、そんなもん。

松 デリカシーのある奴、いや俺、
   山崎もそんなにあるとは思えへんなー。
高 じゃあこれ、木村祐一、
松 あの車の散乱の仕方とか、
高 じゃあ木村祐一、
松 たまらんねんなー。
高 木村祐一。
松 んーー。
高 とは言いながらも、また違うとこあるでしょ?これまた。
松 ・・・キム〜〜が、デリカシーがあるとも言いがたい、
高 さー、誰ですか?デリカシーあるの。
松 デリカシー・・。俺以外やろ?
高 当たり前やがな。
松 いや、ほんまに俺やねんて。俺が群を抜いてんねん。
高 そんなことないわー。

高 これ、芸人の枠とっぱらったら、意外と俺ちゃう?
松 ・・うーん。
高 正直、言うてみ?これもー、自分ほら、
   もう自分ほら、おいで!
松 ははは。
高 おいでよ。意外と、ちょっと考えてみ?周りを、
松 デリカシー。
高 周りを見てみ?意外とデリカシーある人間、
   さあ誰ですか?ってことですよ。
松 ・・。
高 もうえええよ、変に考えんでもええがな。
松 いやでも、あのーーあれじゃないの?
   ・・おそらくですけど、お、ぐっさんとか、
高 いやいや、まあ、ぐっさんの話はええよ。
   ぐっさんまでいかんでも、
松 ぐっさんとかー、田中とかー、
高 あーあーあー、なるほど。その辺もあるな。
松 亮とか、あの辺は、
高 あー、あの辺もあるか。
松 なんか、そうなんじゃないの?
高 まあまあでも、あんま知らんやん。
松 うん。
高 知ってる中でやんか。
松 ・・知ってる中でなー。
高 これ意外と、ほら、来た。
松 ・・知ってる・・ははは。
高 正直、これ、
松 いや、ごめんなさい。あなたのデリカシー数値は、
   70ぐらいじゃないの?
高 ええっ?
松 俺がもー、100の大台をもう、
高 ちょ、ちょっと待って、ちょっと待って。

高 70?
松 70ぐらいじゃないかな。多分ね。
高 ええっ?!
松 宮迫もないもんなー。いまいち。
高 宮迫、じゃあ、どれぐらいよ?
松 宮迫は、もうゴリラですよね。
高 30?
松 もう2,30。
高 山ちゃんは?
松 山崎で、40,50ぐらいかな。
高 じゃあ、俺の70相当高いよな。
松 あー、まあそうやな。
高 じゃあ、え?亮と俺は?
松 いや俺、亮をそんな知らんけど、まあでも、
   なんかー多分、あいつは、80ぐらいあるんじゃないの?
高 いやいやいやいや。

松 まあ、何をもってやねん。それはもう、
   人それぞれあのー、感じ方の違いやから。
   デリカシーっていうのは。
高 それがまあ、群を抜いてんのが自分やと。
松 間違いなく俺やね。
高 はー。
松 ほんっとにもう、そんな自分がもう、
   イヤでイヤでしょうがないもん。
高 デリカシー?
松 もう旅に出る、みんなでなんか旅行とか行く時に、
   俺にとって、一番大きな荷物はデリカシーやもん。
高 ・・。
松 それを置いて行きたいわ。
高 ・・見てみ?これ。誰一人、
松 (笑)
高 くすりともせず。
松 いや別に、笑かそ思てないわ(笑)
高 ははは。びっくりすら〜〜これもう(笑)
松 (笑)
高 まあでもね、デリカシーっていうのは、
   人それぞれですわ、確かにね。
松 まあそうです。

高 うちのおかんとかも、ないもんなー。
松 まあでも、そうは言うても、
   「山崎にそんなにデリカシーを語られる筋合いもないな」と俺も思う。
   俺は思うけどね。
高 でしょ?じゃあ後藤と、岩尾はどっちの方がデリカシー、
松 あ、それは岩尾がええんちゃう?
高 デリカシーがある?
松 うん。まあ、ある。
高 確かにそうか。
松 うん。そらまあ、コンビなんて、
   絶対デリカシーなしとデリカシーあり、
高 ありの、ダウンタウンで言うと、
   デリカシーなしが?!(笑)
松 もう、言うのもしんどいですわ。逆に俺やって言いたいぐらい。
高 あー、それぐらい、
松 もうあんーーなもん。あんーーな、あんーーなちゃちな作りないで?
高 浜ちゃーーんかいな。
松 もー、あ、浜ちゃーん。
高 ははは。
松 あんなもん、プラモデルやったら、なんーもおもろないで。
   箱かぱー開けたら、2つあるだけやもん。
高 いやほんまやな(笑)
松 それをかぱ、かぱってあわすだけや。
高 分かる分かる、分かるわ(笑)
松 ははは。

松 1,2って書いてある枠あって、
高 うわー。
松 そこに、かぱーんて、こー、(笑)
高 ははは。
松 それもー、
高 おまけやんか、それどっちか言うたら。
松 おまけや、あんなもん。あんなもん、あんたー。
高 接着剤いらんねや。

松 セメダインもいらんよ。
高 いらんよね。
松 いらん。それでも、ちゃんと合うとれへんけどね!
高 元々が。
松 元々が。
高 あらー。
松 ええ。
高 えらいもんやなー。
松 えらいもんですね。
高 デリカシーないなー。
松 デリカシーないですねー。
高 まあねー。
松 俺なんてもー、すごいですよ。もう、もーあのー大和ぐらいの、
   戦艦大和ぐらいの部品でできてますからね。
   繊細な部分もあるし、かつダイナミックな部分と。
高 (笑)
松 繊細な部分と、かつ!ダイナミックな部分と(笑)
高 そんな大和がそんーな、
   繊細な部分てあるかね、そこまでの(笑)
松 ははは。
高 ダイナミックはあるけども(笑)
松 もー、あの、ほら袋詰めで、
   ホチキスでとめてある部品があるからね。
高 あー、これあるね。あとまあ、
   その後のシールみたいなやつ?水つけて。
松 あれもふんーだんにあるもん。

松 だからね、人間の部品ていうものはね、
   あのー、一緒じゃないんです。
高 ただ俺はね、小学校の時からね、あなた見てますけど、
松 うん。
高 「あーデリカシーないな。」と思ってん。
松 そんなことないわ(笑)
高 子供の頃。あなた、自分、
   俺のことデリカシーないと思ってたやろ?子供の頃。
松 めちゃめちゃ思ってたね。
   教科書踏んでたんやから。
高 いや、そんなことあれへん。俺は、自分見た時に、
   「あ、これは、この男はデリカシーないな。」って思ったもん。
松 (笑)
   あ、でもね、それはデリカシーがありすぎがゆえの、
高 うん。
松 デリカシーなしを、なんかこー、わざとこー、
高 俺も!
松 ・・。
高 はい、俺も。
松 ははは。絶対嘘や。
高 いや、ほんまやがな。
松 ここでのってくること自体も、デリカシーがないわ。

高 俺、小学校の時は、それは確かに、
松 うん。
高 小学校1年の話やろ?それって。
松 そうや。
高 そこはええねん。そんなデリカシーいらんねん。
松 うわーー。
高 子供の頃から、そんなんあったらあかんねん、逆に。
松 なんってデリカシーない発言や。
松・高 ははは。
高 ここは、逆にいらんねん。
松 あーそう。
高 自由に遊んで気付き、
松 あーなるほど。
高 そして学んだことによって、
松 デリカシーは、
高 デリカシーをはぐくんでいくねん。
松 ほー。

松 いやまあ、それは、
高 分かるでしょ?
松 そんな間違ってないと思いますよ。
高 でしょ?最初から、
松 そっから、やっぱ人との付き合いから、
   デリカシーを覚えていかないと、
高 そうなんです。そうなんです。
松 デリカシーのことは分からないです。
高 そういうことなんです。

松 ちょっと待って。じゃあ、僕が子供の時、
   デリカシーがなかったっていうその意図は、
   どこにあるんですか?
高 ・・。
松 具体例を挙げて下さいよ。
高 僕が教科書踏んでた言うたでしょ?
松 はいはいはい。
高 あなたは、
松 はい。
高 俺のカバン中に、
松 うん。
高 えーと、
松 ははは。
高 ははは。マーマレードやったかな?
   マーガリンやったか、忘れたけど、
松 マーマレードや(笑)
高 マーマレードをぐにゃあ〜入れたんや。
松 ははは。
高 俺は忘れもせえへんわ。このラジオで、やっと、
   そこで点と点が「あっ!!」って結びついた時の日を。
松 ははは。
高 分かれへん。なんーで、こんな教科書べったべたか(笑)
松 ははは。
高 そんなことはできへん、俺は。
松 自分ね、
高 人の教科書が、べたべたになることが、
松 それはおかしいで。
高 いやいや、教科書がべたべた、
松 いたずらと、
高 「いたずら」?!
松 子供の他愛無い、
高 違う!
松 いたずらと、デリカシーを、
高 他愛、他愛も無いやとぉ?!
松 いやいやいやいや(笑)
高 教科書が、べたべたんなって、張り付いてんねんで?!
松 ははは。
高 家帰って、「うわーー。」思て、おかんに怒られて。
   一個一個、こうやって、
松 あれ、俺なんでいれた?
   いやでもあれ、はっきり覚えてる。

松 俺でも、いたずら心すら大してないねん。
高 一番悪いパターンや。
松 なんか、なんかあってん。袋がね。
高 あったあったあった、袋あった。
   あれ開けて入れたんやろ?自分。
松 あのー、今のあのー、なんやろ、あれ?
   なんて言うの?ねえ。
高 あーいうー、なんちゅーの?
松 こん、コンビニ弁当の、
高 どれ、ドレッシングみたいの。
松 入ってるような、
高 うん。
松 しょうゆみたいな、あのー、
高 うんうん。
松 袋やな。ビニールのなんてことあれへん。
高 そうそう。
松 でも、もうちょっとあれも、
   耐久性あるような気がするわけや、子供やし。
高 え?あれは何?自分、開けてはないの?
松 開けてはないよ。
高 俺、絶対開いてると思ったもん。
松 あ、
高 「ひどいことする人間が、」
松 なるほど!!
高 「おるんやなー。」
松 あ、これはええ話になったわ!
   このまま行ったら俺、ほんまにデリカシーの無い、
高 うん。
松 アホ人間やと思われるとこや。
高 いや、そう思ってたよ。
松 全然俺は、はっきり覚えてんの。なんっとなくやねん。
高 うん。
松 俺の前の席が、
高 うん。
松 たまたま自分やってん。
高 おう、そう。
松 それで、俺はなんか、残したんかな?
高 持って帰んのを、
松 マーマレードあんま好きやなかってん。
高 うん。

松 「残したんやけど、これもうどうしようかなー。」思て、
   前にカバンが、自分のカバンが多分ぼーんあって、
高 うん。
松 ちょっとかぱって、こー、
高 開いてたから、
松 ひろいて、開いてる感じやったから、
高 うん。
松 ぽーんと入れたったんや。
高 うんうんうん。
松 それだけの話。
高 持って帰って食ったらええがな、みたいな。
松 うん。ほな、次の日、自分、朝「ちょっと、誰や・・?」
高 いや、
松 「昨日、」
高 ほんまそう(笑)
松 (笑)
高 そらそうなるよ(笑)
松 ははは。
高 「かんーーがえられへん。」と。
松 ははは。
高 教科書、へばりついとんねん。
松 ははは。
高 ノート。教科書がへばりついとんねん。
   筆箱から何から全部や。
松 (笑)
高 まー、びっくりした。俺、もー。
松 いやそれと、俺は逆にびっくりしてん。

松 その状況を聞いて、
高 うん。
松 へこんでる、
高 うん。
松 高須に俺はびっくりしてん。
高 当たり前やがな。
松 俺は、
高 うん。
松 平気やと思っててん。そんなんも。
高 そんなことも。
松・高 ははは。
松 べたべたで、授業受けれるタイプの奴と人間やと、
高 そんな奴おるか!(笑)
松 プロトタイプの人間やと、
高 そんな奴おるか(笑)
松 ははは。
高 そんな奴(笑)
松 「はい!」言いながら、
高 うん。
松 全然べたべたの手を、「先生、はいっ!」って。

高 だって、帰った時点でびっくりしてんもん。
松 (笑)
高 ほいでおかんが、「何してんの!あんた!」
松 あれどうしたん?結局、教科書とか、結局。
高 いや、全部きれいに拭いたよ。
松 ええええっ?!
高 きれーに。もうねー、全っ部べたべたやけど、
   きれいに拭いて。筆箱も、もー覚えてるわー。
   中、べったべたやけど拭いて、
松 そこまでいったんかいな。
高 分かれへんねん。なん、だから、
松 ははは。
高 「ひっどいことする奴がおるでーー。」思たんや。
松 ははは。
高 自分、あれ開けてたんちゃう?
松 ははは。ひどいな、それ(笑)

松 でも、どうかな?俺はまあ、
   さすがにそこまで考えてやったとは言えへんけど、
   どうやろ?高っちゃん、それで一枚一枚教科書を見ていって、
   覚えたこともあるんじゃないかな。
高 なんにもあるかいな、そんなもん。
松 ははは。
高 手間だけやがな。
松 ははは。
高 余計そんな教科書見たないわ。
松・高 ははは。
高 ふにゃふにゃなったやつ。

高 でもね、それはちょっと嬉しいのは、
松 うん。
高 や、やっと分かってん。
松 何がいな。
高 その意味が。あん時に、
   前のラジオの時に聞いたけど、自分に。
松 はいはいはいはい。
高 それはちょっと嬉しかったわ。「あー、解決した。」と。一個。
松 まあそうやな。
高 自分の中の7不思議があって、「あん時なんやねん?」と、
松 あるよね。7不思議って。
高 あるやろ?人生で。
松 いまだに、「多分これ一生解決せえへんやろな。」っていう、
高 あるやろ?
松 うん。
高 その一個がそれやってん、俺ん中で。
   だから、それが解決したことが、
   俺はすっごい、「うわーー良かった〜。」と思って。
松 あー。

松 良かったやん。
高 良かったというかね・・。
松 それで?
高 いや、「それで」て。何もあるかいな、そんなもん(笑)
松 (笑)
高 それほど、ねえ?色々あった言う話ですわ。

其の参 『 腹立つ素人 ・ トイレで出会った人 』

松 自分ら分からんやろうけど、あのー、
   腹立つことがあってね。やっぱり、タレントやってるとね、
高 うん。
松 あのー、年に1回か2回あるんですけど、
   これどーしたらいいのかな?っていうのを、じゃあ、
高 お願いします。
松 あのー、それはね、あのー、
   今回はね、かに道楽でしたわ。
高 行かれたんですか?
松 かに道楽行って。
高 はいはいはい。
松 あーいうの個室になってるでしょ?
高 はいはいはい。
松 なんかちょっと、障子みたいになってて。
高 あー、なりますな。
松 そいでね、あーいうとこ行くでしょ?
高 うん。
松 そしたらね、まあ、気付かれるんですね。
高 はいはいはい。

松 入り口んとこで見られたり。
高 うんうんうん。
松 ね?で、こー、食べてるでしょ?ほんならね、
高 うん。
松 年に1回か2回、1人か2人いるんですよ。
高 うん。
松 まず間違いなく、わざと開けよる。
高 えー?
松 ガッと開けて、「あ、すいません。」
高 ・・わけないやん。
松 もー、そんなわけないんですよ。
高 見たろと思って。
松 まー、そうでしょうね。
高 声聞えとるし。
松 はい。
高 「松本やな、あれ。中、誰がおんねん?」
松 みたいなことでしょうね。
高 うわー。
松 で、これが、そん時は佐々木とか、清水とかでしたけど、
高 うんうん。
松 まあ女の子連れの時も、まああるでしょう。
高 うん。
松 これやるんですよ。1、2年。1、2回あるんですよ。
高 「1、2年」?!
松 ははは。
高 えーー?!
松 ははは。もうええわ(笑)
高 ははは。

松 腹立つやろ?
高 腹立つねー。まあでも、それたまたまかもしれませんよ?
松 いやいや。もう俺あの、その開けた奴は、
高 うん。
松 もう俺が来た時に、「いらっしゃいませー。」言うて、来た時に、
高 うん。
松 「あ!」っていう、
高 顔してたん知ってんの?
松 リアクションしてんの、俺、全部分かってんねん。
高 なるほど。
松 ほいで、ガッと開けて、「あ、すいません。」
   それも全然なんか、悪いと思ってない、
   「すいません」なのよ。
高 はー。
松 ほいでもう、佐々木がぱっと行って、
   「ちょっとやめてもらえますかー。」みたいな感じで、
高 言うた?
松 言うたら、「いやあ、間違えちゃったよ。」言うて。
高 うわー。
松 「ごめんなさい、ごめんなさい。間違えちゃった。」
高 はー。
松 って言うねん。あーいうのってさー、
   もーー、この先もあんねやろなー。

高 たまたまの人も、たま、まあ、
松 まーそやな。
高 やっぱり、おるかもしれん、
松 そやな。ほんまのほんまっていうのも、
高 うん。絶対、
松 あったんかもしれん。
高 多分あったんかもしれん。そらそういう人もいてるけど、
松 でもまあ、ほとんーどは違いますね。
高 そうですね。
松 これ、女連れとかやったら、ほんーま腹立つで?
高 まあね。
松 腹立つけど、この怒りをどーやりすごす?
高 まあ、それしょうがないよね。そらもう。
松 ほんなら、もうその後、
   カニ食べてても腹立ってくるときある、ある。
   もうその、な、なんやったら、もうその日の晩御飯が、
   もうなんかもー、なんかもーあんまり、
高 そんなに?
松 100%美味しくないのね。ちょっと、やっぱり、
高 まあええやないの。
松 出た。
高 ええやん。それは、いや1回、
   俺何回もやられたら腹立つよ?
松 事なかれ主義出たでー。

松 こちら久々の、
高 おー(笑)
松 事なかれ主義でございます(笑)
高 おお(笑)
松・高 ははは。
松 ええことないよ!そんなもん、自分〜。
高 1回、いや俺はね、俺はね、あーたはじゃあ、
   あのー何?芸能人の立場。僕は一般人の立場。
松 うん。
高 ね?
松 うん。
高 それはたまたま間違うこともあるわけですよ。
松 あるね。
高 でも、何回もやられたら腹立ちますよ?
松 うん。
高 でも、ほんまに間違えたら、もうええやないの。
松 うーん。

高 だってね、タレントがいてる部屋なんて、
   開けれないですよ。普通は。
松 そう、開けれない。いや、タレントもへったくれも、
高 へったくれ?!
松 ははは。
   いや、あれはやっぱ頭おかしい。どっかきれてる。
   いやそれこそほんとに、デリカシーがないねん。
高 なるほどね。
松 でもそんな奴はね、多いねん。
高 そうかなー。俺一回ね、
松 うん。
高 こないだね、まあたまたまふぐを、食べに行ったんですよ。
松 おー。
高 ふぐ屋、
松 カニVSふぐやんか。
高 ふぐやねん。僕の場合はふぐですよ。
松 うん。
高 ほいで、ぴっくりしてんけど、
松 「ぴっくり」したんかいな。
高 いや、びっくりしてん。
松 うん。
高 もうね、
松 うん。
高 ふぐ、ふふぐ、食べてたんや。
松 「ふふぐ」。
高 聞く気あんのか?さっきから。
松・高 (笑)
松 ふぐにびっくりしたんかいな?
高 違う、ふぐじゃないんや。もー、お前は、ほんまにー(笑)

高 てっさにしてあったから。
松 びっくりするな、それ。
高 びっくりすんねん。それはそれで、びっくりすんねん。
松 (笑)
高 うっすーにやってるから、それはまあ、びっくりすんねん。
松 薄さにびっくりするわ(笑)
高 薄さにびっくりすんねん。

高 聞く気ゼロやな、これ。もー分かってんねん、俺(笑)
松 (笑)
高 ね?
松 はい。
高 ふぐ。
松 はい。
高 ふぐ、食ってたわけですよ。
松 はい。
高 たまたま、あのー、打ち合わせで。
松 はいはいはい。

松 打ち合わせでふぐいうのも、中々のもんやけどね。
高 いや、もうほんま、ちょっとありがたかったですよ。
   呼んでいただいて。ほいでまあ、食べてたんですよ。
松 うん。
高 3人ぐらい。男3人で。
松 あー。
高 業界の人間ですよ?
松 はい。
高 ほいでまあ、個室やったんですよね。
松 はい。
高 ほいで、「あー、ちょっとトイレ行こう〜。」って、
松 うん。
高 トイレ行ったんですよ。
松 うん。
高 わ〜、おしっこ、びゃ〜っとして。で、ブッとこいて。
松 あー、そこはね。
高 だって、中やから、別にデリカシーないことないでしょ?
松 うん。
高 中やから。ブッと。
松 「中」って何?
高 いや、その、トイレの中。
松 はー。

高 で、そこはほら、男も女も、大も小もないわけですよ。
松 はいはいはいはい。
高 ほいで、ブッとやって、
松 それはまあ、いいんじゃないですか。
高 いいでしょ?そんなに。
松 全然。
高 ねえ。

高 出て、人がおんねん。子供抱いて、
   子供下にこー、「はいはい〜。」って背中こうやって、
   やっててね。
松 うん。
高 で、大人がおんねん。ちょっとでかめの大人がおんねん。
松 うん。
高 ばっと見て、「誰かな?」思たら、誰やと思う?
松 ・・。
高 とんねるずの石橋さんや。
松・高 ははは。
松 はいはいはいはい。
高 びっくりしてもうて、俺。「うわあっ!」と思って(笑)
松 ははは。
高 「わぁっ!!」と思って(笑)
松 ええ(笑)
高 ほいでちょっと、中くっさ〜〜(笑)
松 ははは。あるな。
高 「うわーー、これ、あかん!」
松 あー、それある。
高 ほいで、まあ俺はびっくりして、
松 それで結局、デリカシーないことなるわ。
高 ないことなんねん。うんこやないでーって、
松 あー。
高 なんやちょっと、ほんで、やっぱね、
   僕もしっかり見れなかったですけど、
松 うん。
高 娘さんこう連れて行きはって、
松 うん。
高 中入りはって、
松 うん。
高 「はーい。」って入ってはって、
松 うん。
高 僕は、こう軽く会釈して出たけど、
松 うん。
高 「うわー、もー待ってはったんや。」思って。
松 まあ、そういうことやな。

松 あのー、こうやってラジオで喋れる場があるって、
   そういうのはいいねん。
高 いや、ほんまにねー。
松 それちょっと、自分中で救いになるやろ?
高 申し訳なくて、
松 ほんまやったら、そのまま終わりやから。
高 終わりやねん。「くっさい屁ぇこきやがって、このボケ。」
松 くさい放送作家いうことで、
高 ははは!
松 「こいつの番組は、くさいからイヤや。」とか、
高 いや、ほんーま、
松 「あいつの企画はくさいんやろ。」とか思われるからね。
高 いや、企画関係あれへん。
松 ははは。
高 びっっくりしたわ。

松 いや、もー、絶対くさいよ。
高 絶対くさいし、ものっすごい近くで待ってはった。
松 あーじゃあ、音は、
高 あーもう、きれいに聞かれてんねん。
松 うわ、デリカシーない奴やなー、
高 バッホッっていう、
松 だって、それが逆の立場やったら、自分言うやろ?
   「こないださー、」言うて。
高 「こないださー、」
松 「タレントのだれだれがさー、」みたいな。
高 ほんまに、それは言うわ。
松 「ごっつくっさい屁ぇこかれてー。」
高 「あんーなことされて、あれ、入って行かなあかんかねー。」って。
松 「もうあいつのドラマ、よう見ん。」とかさ、
高 いや、ほんまに。
松 「あいつのバラエティ見たない。」とか(笑)
高 ほんまに、だから申し訳なかった。
松 (笑)
高 娘さんやから、どうしても入れて行かなしゃーないんやね。こう。
松 娘もくさがってるで。
高 いや、そうやねん。ほんと申し訳ない。
松 「パパ、やだ〜。」みたいな。
高 言うてるわー。
松 (笑)
高 もう、だから俺は、申し訳ない思て。

松 もうその日、もうむちゃくちゃやで。
高 もうメシもうまないし。
松 もう、メシもうまないし。
高 ずっとさっきの、
松 「パパ寝れない。」
高 ははは。
松 「あれからパパ寝れない。」
高 ははは。
松 「くさいのが出てくる。」
松・高 ははは。
松 「夢にくさいのが、パパ、」
松・高 「出てくる〜。」
松 言うてるで(笑)
高 「作家のくさいのが出てくる。」
松 ははは。
高 やめて、やめて。もう。
松 (笑)
高 いやでも、あんなことがあるんやなー。

高 みんな、大阪の人でね、
松 うん。
高 あの、いてはった人も。喋ってて。
松 うん。
高 「これね、東京やからこんなことあるんやねー。」って話てて。
松 あー。
高 大阪でね、
松 うん。
高 こんなね、
松 タレントさんが、
高 そんなに会うこともないでしょうが。
松 タレントに屁をかがすような、
高 ことが、
松 タイミングは、
高 タイミングは無いですよ。
松 まあまあまあ、ないね。ある種すごいことや。
高 えらいタイミングで、えらい人にかがしてもうたなー思て。
松 うん(笑)
高 絶対にくさいから。それはもう。
松 (笑)

松 誰が悪いわけでも、
高 ないんですよ。あれ、僕の時間やから。
松 うん。

松 あーでも、俺やったら絶対言うてるな。
高 言うな。
松 俺のよう知らん作家が、
高 うん。なんや聞いたことある、
松 そう。
高 なんとなく知っとるなー、
松 に、
高 うん。
松 くっさい屁をかがされたら、
高 かがされたら、
松 ラジオで言うてる。
高 ははは。
松 「最低や。」
高 うん。「あんなもん最低や。」
松 ははは。「最低」とは言わんけど。
高 あんーな作家、ほんま。
松 ははは。
高 いや、申し訳ないなー。

其の四 『 教師が飛び蹴り ・ 村上先生の話 』

松 小学生教師が、
高 うん。
松 児童に、飛び蹴りをして、2ヶ月の怪我をさせたんやって。
高 そんなんあったで、俺。
松 なんぼでもあったよな。
高 うーん、
松 でも、これは何故かと言うと、
   背中にボールをぶつけられて腹立ったからやって。
高 はー。
松 でもそれは、腹立つんちゃう?
高 まあ腹立つけど、飛び蹴りせんでもええんちゃう?
松 (笑)まあでも、先生に、の背中に、
高 うん。
松 ボールぶつけたら怒られるっていうことは、
   学習せなあかん、
高 うん。そらええよ。
松 と思うから、
高 うん。しばいたえーねん、しばいたえーねん。
松 どの程度の飛び蹴りか分かれへん、
   見てへんから分かれへんけど、そんーなに、
   これ停職一ヶ月に、ならされるほどの事はないような気が、
高 そんーなん言うたら、
松 僕はするんですけど。
高 俺ら、
松 全然分からないですけど。
高 俺らの小学校の時のどつかれ方、尋常やなかったよな?
松 うん。そうなんですよ。

松 実は、ここの、このニュースの中にはね、
   色んなことが僕、含まれてると思うんですよ。
高 何個入ってますか?
松 えー、まあ、大きく言うと、
高 うん。
松 1個ですよね。
高 ははは。
松 (笑)

高 1個言うてください。それ。
松 あのね、
高 うん。
松 僕はこれはその、防衛本能、防衛能力というものを、
高 うん。
松 僕らに伝えてると思うんですよ。
高 うんうんうんうん。
松 要するに、
高 なんか予測してた通りみたいな感じやけど。はいはい。
松 要するに、そのー、
高 「要するに」?それを?要約すんの?
松 飛び蹴りを(笑)
高 うん。
松 飛び蹴りをされて、どの程度の飛び蹴りか分かりませんが、
高 おーおー。
松 飛び蹴りをされて、
高 はい。
松 2ヶ月の怪我を負うわけですよ。
高 これ防衛本能、
松 これ、僕らが小学校の時に、
高 うん。
松 ね?
高 うん。
松 まず先生の背中にボールぶつけないですけども、
高 うん。
松 「うわ、先生怒っとるなー。」って思って、
高 うん。
松 ガッて来られたときに、絶対防衛本能が働いて、
高 はい。
松 飛び蹴りされたところで、2ヶ月も怪我するような怪我は、
   絶対なってないんですよ。
   これは僕らの防衛本能ですよ。
高 うん。
松 言いかえるならば、
   「先生が怒ったら飛び蹴りぐらいしてきよるで」
   っていう、どっかにやっぱりあるんですよ、準備が。
高 所詮人間やから。
松 そうなんですよ。
高 「怒ったら何するか分からん。」
松 今の子供は、「大人はそんなことせえへん」
   思い込んでんねん。決め付けてるんですよ。
高 あー。
松 優しすぎるんですよ。
高 なるほど。
松 「怒ったらどつかれることもあるでー。」っていうことの、
   常に防衛本能として持っとくっていうのは、
   これね、生きるものとして絶対大事なんですよ。
高 ええこと言うてるやないのー。
松 はい。
高 うん。ええこと言うてる。
松 だからぁっ?
高 「だから」?俺に任されんの?(笑)
松 ははは。
高 「だから」って・・。「だから」って・・(笑)
松 だから?はい!
高 だからぁ!
松 それを歌にして!
高 え〜う〜、歌にして?
松 ははは。
高 いや、これは確かにそうですよ。
松 ほんまにそうですよ。
高 僕らは思ってましたからね。

松 僕はね、だからそのー、そういうことをねー、
   ぜひ、あのニュースキャスターとか、
   コメンテーターとかも言っていただきたいんですよ。
   もー、「いけませんねー。いけませんねー。」とか、
   もーええねん、そんなこと。
高 まあね。
松 なあ?
高 まあ、確かにどれぐらいの蹴りか分からんから、
   そこだけはちょっとね。
松 いや、そう。それはね。
高 行き過ぎた蹴りもあるからね。
松 いやほんまに。

松 俺でも、そんなことせえへんと思うけどなー。
   40歳の教師が、子供相手に、そこまで本腰の蹴り、
高 分からん。
松 ないと思うけどなー。
高 でも2ヶ月っつーのは、相当やで?
松 うーん。
高 まあ、「児童」って何歳かっつーのもあるしね。これもね。

松 高校ん時に無期停学なった時の、
高 知らん。
松 話があってね。
高 うん。
松 あのー、ほんまにな、5人ぐらいでな、
高 うん。
松 遊んでてん。ほ、いわゆるほたえてたんやな。
高 うんうん。
松 で、1人、あのちょっとちっちゃい奴がおってんけど、
高 うん。
松 そいつをなんかこー、みんなで、ミニコント的な感じで、
高 いじめてたんや。
松 こー、膝蹴りみたいな、こー、
高 あー。
松 もー、全然入れてないで?
高 うん。シャレやろ?

松 でもまあ、確かに若干いじめられっぽい感じの奴やったんやけど、
高 はいはい。
松 少なくてもその場は、遊んでやってたわけよ。
高 うんうんうんうんうんうんうん。
松 で、俺もう、ほんまフツーにミニコント、
   遊んでるだけやったんやけど、次の日に、
   原稿用紙5枚ぐらいに、そいつが、あの、
高 え?
松 「集団リンチを受けた」
高 うわー。
松 書かれて。
高 まあでも、そいつの意識の中ではそうかもしれへんな。
松 「松本君は、」
高 「筆頭に、」
松 いや、「筆頭に」とは書いてないけど。
高 (笑)
松 あの、だれだれ君に、ヘッドロックをされ、
   その後松本君には、膝蹴りを、すう、
   数発僕の腹部に、みたいなことをば〜〜って書かれて。
高 えー?
松 ほいで全員、無期停学になったのな。
高 うん。
松 でもー、そん時はもー、
   「いやいやいやー、有り得へんなー。」言うて。
高 おか、おかあちゃん、えらい落ち込んだやろ?
松 そやなあ。「何してんの、あんたー。」言うて。
高 うん。

松 まあまあ、今になって考えると、
   もう彼にしたらそんな感じやったんやろな。
高 いやもうさ、その暴力ではない気持ちのこの、
   落ち込みが激しいんやろな、
松 なんかあったんやろなって思うねん。
高 そらね、やっぱ気付かへんもんやもん。
   高校ぐらいの時なんて。やっぱし。
松 うん。
高 俺ら分かってるつもりやけど、傷ついてるで。結構。
松 そう。だから俺はそれはちょっとね、学習したんや。
高 そん時。
松 その時はもう、そいつに腹立ってるばっかりやったけど、
高 うん。
松 何年かたって、
高 まあ、そう、
松 いや、俺らはほんまにそいつをいじめてるつもりはなかったけど、
高 いや、つらかったんやろ。
松 そいつにしたらもーほんまに、
   その原稿用紙書いたぐらいの気持ちやったんやろな。
高 うん。
松 でもこれ、しゃーないもんな。

高 これを見てる何人かが、
松 またおかしくなる。
高 笑うことで、
松 そういうこともあるな。
高 こいつが、
松 そういうこともあるな。
高 5人との関係性はええねん。
松 うん。
高 楽しんでんねん。
松 でもここで今、「ちょっともうやめて」ってなって、
   空気わるなんのもあれやし、
高 あれやし、
松 もうそのまま、流れに任せてやってたんやけど、
高 やってて、
松 「俺なんや、笑われてるやん。」
高 「俺いじめられてる、ほんまにいじめられてると思われてるやん。」
   っていう、そのギャラリーの意識してもうた時に、
松 うん。どんどんそうなってもうて。
高 そうなってもうたりとかするんやろな。
   気持ちがぱっと変わるんやろね。

松 なんかどっかの大学のラグビー部やなんや言うて、
高 うんうんうん。
松 なんや女の子を、
高 うんうんうん。
松 みんなで集団で、なんやらしたって、
高 あるあるある。
松 いや分からんで?
高 うん。
松 勝手なことは言われへんけど、
高 うん。
松 俺それかって、場合によってはやで?
高 うん。
松 女の子は、その場楽しんでたってことは、絶対あると思うねん。
高 あー。
松 もう酒も入ってるし、もうなんか楽しいなっと思って。
高 あー。
松 なんか、確かに男何人か相手にして、
   わーってやってもうたんや。
高 うん。
松 で、次の日、帰って、なんか落ち着いてよう考えてみたら、
   「あれ?あたし・・何?あれあれあれあれ?」みたいな。
高 それは、
松 だから、男にしたら、
   「いやいや、同意の上やん。楽しんでたやん。」っていうのは、
   それはそれであると思うねん。男側からしたら。

松 多分、どっちが言うてんんおも、嘘ではないと思うねん、俺。
高 まあでも、基本そうなった場合は、女性が被害者、
松 向こうが、
高 になるからなー。
松 もう絶対被害者になるからな。
高 あー。
松 そうやねん。
高 難しい。
松 難しいねん。

高 さっきのちょっと話戻すけど、
松 うん。
高 そのー1人いじめてるやんか。いじめてるっていうか、
松 うん。
高 わーってちょけて遊んでるやんか。
松 うん。
高 そん時に、女の奴ぐらいが、
松 うん。
高 まあ、その女の奴ぐらいが、
   「もうやめてあげーや。」とかって言われると、
松 あー。
高 さっき、「やめてあげーや。」
松 もー、ぶち壊しやねん、それ。
高 これは、これもう、いじめられたことになってまうから。その男。
松 もーあかんねん。それほんま、腹、
   その言葉がいじめやねん。
高 そう。その言葉が、もうね、逃げ場所なくなってまうねん。
   その男の。やられてる。
松 うわ、ある。
高 あるやろ?そんなこと。
松 ある。

松 この女がね、実はいっちばんデリカシーないねん。
高 そう。そやねん。みんな、ギリギリんとこで遊んでるとこあんねん。
松 うん。
高 それを、言葉に出して「やめてあげ、さっきから、もー!」
松 うわ、もー。
高 「いじめんのやめてあげて!」って言われると、
松 もータイトル決められたやん。それで。
高 そうやねん。バーン!(笑)
松 ははは。
高 オープニングタイトル。
松 そうやろ?もう「いじめ」っていうタイトルが、もー、
高 なんねん。
松 バッシーーンなるからね。
高 したら、その男も、「あれ?俺いじめられてんのか。」って、
   やっぱ思うからね。
松 うん。答えはどうあれ、
高 うん。
松 いじめられてると、この女には少なくても映ってるってことは、
高 うん。
松 それはいじめなのよ。
高 そう。
松 「いじめられたんや!」って気持ちになんねん。
高 そうそう、そんなんあるやろ?
松 うん。

松 で、家帰って色々考えるわ。
高 原稿用紙や。
松 原稿用紙や。
高 そんなんあかん、そんなんあかん。
松 うん。

松 まあ、結局何が言いたいんか、よう分からんやけどね。
   でも人の気持ちって、
高 難しい。
松 非常にね。
高 難しい。
松 タイトロープなものやないですか。
高 難しいんですよ。だから、そこに先生が来て、
   「いつまでやってんねん、お前ら。」
松 うん。
高 これはええねん。
松 そうやね。
高 「いつまでやってんねや。」
松 うん。
高 だから注意の仕方、言葉の選択によって、
松 うーん。
高 その状況が大分変わってまうから、
松 うーん。いや、俺でも、これは、
   先生の背中にボールぶつけたらあかんやろ。
高 だから、このボールか分からへんで?遊んでて、
松 何ボールかも分からんし。
高 うん。

高 その、関係性があると思ってたら、
   急に怒ってきたんかも分からんし、ボールのきつさも、
松 分からんけど、多分イラッとする感じやったんちゃうかなーと、
   俺は思うけどね。
高 ねー。
松 そこはやっぱり、ちょっと怒らなあかんとこやでー。

高 先生、村上、村上とーこーが、
松 うん。
高 もー、そらもう、村上とーこー、
   青春ドラマ真っ盛りで出てきたわけよ。
松 うん。
高 大学卒業して。
松 あいつ、絶対あのー、テレビで先生観て、
高 うん。
松 憧れて先生になったんやな。
高 先生なってんねん。
松 で、破天荒な先生を、
高 そう。
松 なりたくてなったよな、あいつ完全に。
高 青春ど真ん中先生。

松 あいつは、ほんま最悪やったな。
高 で、来てたやろ?
松 うん。
高 で来てて、俺らもうわーって言うてたやんか。
松 うん。
高 で、「あの先生がええなー。」ってなったやろ?
松 うん。男の先生、みんな、なんか知らんけど、
   若い男の先生って、
高 人気あった。
松 人気あったからな。

高 で、俺はそこにノミネートされたから、「やったー。」
松 俺ら、もう河合やったもん。横蹴り3段シュートの、
高 うわ、最悪やー。俺はもう、
   「河合なんて絶対イヤや。」思ってたから。
松 絶対イヤですよ。河合なんて。
高 うん。
松 ははは。
高 トータル、河合の方が良かったけどね。
松 まあ、河合も河合やけど。

高 俺ら村上とーこーで喜んでた、
松 うん。
高 ほいで、もう青春やから、授業もなんかすがすがしいわ。
松 うん。
高 若手やから。ものすごい若手やから。
松 うんうんうん。

高 先生が授業やった初日の、
松 そうや、ふっこがちょっと調子のったんや。
高 せや。えっとー、2時間目、5時間目か忘れた。
松 うん。
高 なんかどっちかやわ。
松 うん。

高 わーーって戻ってきた、ちょっと遊んでたんや。
松 うん。
高 村上がこーやって、こー、黒板になんか書いてた時に、
   「先生。」って、ぽんぽーんと叩いて、
松 うん。
高 先生の背中、ぽんぽーんとたたいて座ったんや。
松 ・・あ、いきさつはそれ、そんな感じやったんや。
高 そやねん。

高 で、ちょっと笑いになってもうたんや。ぽんぽん、
   だから、「怒らへん。」と思ってんねん。先生が。
松 まあそうやな。
高 背中ぽんぽん、と叩いて。で、みんな笑て。
   先生が「はよ座れ。」あ、「後ろに立っとけ。」
   で、ふっこ後ろに立ったんや。ずーっと立たされてて、授業中。
松 うん。
高 全部終わって、
松 うん。
高 で、授業全部終わってから、
松 うん。
高 終わってからじゃない、授業自体は終わったけど鳴ってないで?
   鐘は鳴ってない。で、後ろに立ってるふっこのとこ、
   ば〜〜っと行って、
松 うん。
高 ふっこが、ものすごい笑てんねん。
松 なんにも別に、
高 怖ないから。
松 悪いことしたって、
高 思ってないから、もう笑てんねん。
   で、「お前、反省の色あるんか。」「何がぁ?」みたいな、
   首ふって、こー。
松 ははは。みんなもちょっと笑ってる、
高 みんなも、笑てんねん。

高 「悪いことしたと思ってんのか?」って言うたら、
松 うん。
高 「え?何も思ってない。」みたいなこと言うたから、
   どかーんウケた瞬間に、グーで、
松 うん。
高 この、ふっこの上のところを、ボーン!殴ったの。
松 壁をね。
高 壁を。
松 うん。
高 したら、もー、壁というか、た、あのーあれや、黒板や。
松 うん。
高 黒板、へこんでもうて。
松 うん。
高 村上の手、血だらけになってもうて。
松 うん。
高 で、「はよ座れっ!!」で、もう、
松 うん。
高 「今度やったら、ゴーンいくからなっ!!」って、
   ふっこがもうひきつってもうて。
松 ははは。
高 「わあああ〜。」笑てるけど、なんーにも笑てへん笑い
松 ははは。
高 分かる?小学生が笑てるけど、(笑)
松 ははは。
高 ひきつり倒してる(笑)

高 みんなも、シーンってなってもうたんや。
   「最悪。全然青春ど真ん中先生ちゃうやん。」
松 うーん。
高 「こんなの暴力教師やがな。」と思って。俺らは。そんな、
松 あ、俺、そのいきさつは知らんわ。
高 そんなん。だから、ふっこが調子のったから、
   そっからやがな。もう俺ら、なんかあったら「並べ。」言われて、
   並んだら必ずビンタやったから。

松 実際のとこ、今もし話ができるんやったら、
   ちょっと聞いてみたいよね。どういう心境の感じで、
   あーいう感じになっていったのか。
高 自分違うクラスやのに、殴られたことあるやろ?
松 いや、並ばされて、
高 殴られたことあるやろ?
松 うん。俺だから、あれ前言うたと思うけど、
高 (笑)
松 たまたま鬼ごっこみたいな、隠れんぼみたいなのしてて、
高 (笑)
松 がらがらって自分らの教室開けたら、
高 うん。
松 もー、村上が1人でなんか、
高 うん。
松 点数、
高 つけてたんや。
松 採点みたいのしてたんや。
高 うんうん。
松 で、「うわ、村上おる。」って思って、
   そのままカラカラーッて閉めたら、
高 うん。
松 もう、ちょっと経ってから出てきて、
   「おい、今開けたん誰や?」いや、そんなことで、何をおこ、
   「おい!ちょっとその鬼、鬼ごっこやめろ。全員集まれ。」
高 うわうわうわうわ。
松 で、7,8人ずら〜並ばされて。
   「絶対誰か開けた奴、こん中におる。」
   いや、俺開けたし、俺やけど、
高 うん。うわ。うわうわうわ。
松 その、何を怒られてんのかが分かれへん。
高 分かれへん、分かれへん、分かれへん。
松 しかもなんやこの、恐怖心。
高 うん。ものすごい恐怖心(笑)
松 ははは。

松 最後まで俺は名乗り出ぇへんかった。
高 えええ?!(笑)
松 そらそうやがな!
高 最悪や、こいつー。
松 だって、悪いことしてないし。
高 最悪やー!(笑)
松 ははは。で、まあ、なんか、
高 ひ、卑怯や。
松 どうやったかなー?結局、なんか連帯責任的な感じで、
高 全員ビンタかいな。
松 全員ビンタやったような、
松・高 ははは。
高 最悪や。
松 やったような気がすんねんけどね。
   はっきり覚えてないねん。ほんま、そこは。
高 最悪や。

松 伊東も、よーしばかれててん。村上に。
高 しばかれるよ。そりゃ。
松 ほいでね、伊東があかんのはね、
高 うん。
松 それは俺ね、子供心に、ちょっと話ずれてまうけど、
高 うん。
松 子供心にも思てたんやけど、
高 (笑)
松 「伊東、それはかっこ悪いわ。
   スマートじゃないわ、伊東。」って思ったのは、
高 ははは。
松 伊東、よけんねん。
高 うわーー!

松 それで3発ぐらいやられんねん。
高 あーいー、それは村上、一番嫌いやから。
松 ははは。
高 往復いくからね。パーンパーン!
松 なんであれ、よけんのかね。

松 あれよけんと、1発で終わらしたいやん。
高 そうやねん。
松 こっちにしたら。
高 そうやねん。
松 そんなもん。
高 そやねん。

高 ふっことか、山里とかおったやろ?
松 あー。
高 で、な、何故か、山里にはきついねん。
   な、あいつだけほら、体おっさんみたいやったやん、もう。
松 ちょっと、
高 できあがって、
松 できあがった体してる、
高 できあがった体やから、
松 うんうんうん。
高 山里だけなんかね、で、きついねん。明らかに。
松 うん。
高 音が、パコオーーン!(笑)
松 ははは。
高 俺ら、ふっこは、やっぱり、きゃ、(笑)
松 コントやがな(笑)
高 華奢やから(笑)
松 コントや(笑)
高 山里は体がもう、できあがってるから(笑)

高 「立っとけ!」言われて、さーって行くねんけど、
松 うん。
高 もう、あ〜きらかに、ひろしのきついねん。
松 かわいそやな。
高 かわいそやったー。で、終わってから、
   「もう最悪や、俺ら。」言うて、
松 うん。
高 喋ったときに、
松 うん。
高 やっぱり笑いになんのは、
   「やっぱひろし、ちょっとキツなかった?」(笑)
松 ははは。
高 「ひろしのキツなかったか?今の。」
   やっぱ体デカかったらあかんな、あれ。
松 俺でも、今になって思うねんけど、その話を聞いてて、
   あのー、元々そんなスパルタで行こうって、
   俺思ってなかったんじゃないかなって、
   ちょっと思うな。
高 ふっこやで。
松 あ、うん、ふっこもそうやけど、
   それでバーン!って壁いったときに、
高 うん。
松 しーんってなった時に、
高 なった、なった。
松 俺、村上のチャンネルがね、
高 入ったんかな?そっちに。
松 入ったんちゃうかな?って思うねん。
   なんか、なんか、「なんだこの、気持ち良さ。」っていうか。
高 あー。でもね、ほんまその瞬間やで。
松 なあ?
高 うん。

高 子供、みんなシン!としたからね。
松 うん。
高 なんぼ言うても、「おい、座れ!」言うても、
   ガヤガヤ喋てるうっとーしいさかりやんか。
   それがしーーんやからね。
松 絶対そうや。

高 黒板見たら、ものっすごいへこんであんねん。
松 あ、でも、
高 黒板に、ここの、けんがバーン当たって。
松 若手たるゆえん。
高 ゆえん。ほいでもうもう、手ぇでものすごい皮むけてもうて。
   血だらけなっとんねん。
松 若手の。
高 若手のゆえんや。
松 若手たる。
高 若手たるゆえんか。
松 他なんか、
高 ど、どっちでもええがな。
松 (笑)

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