2006.2.25(土) 230回

今週の一曲 『 恋のアメリカンフットボール 』 フィンガー5

其の壱 『 野球改変 ・ 相撲の世界 』

松 あー!松ちゃん〜〜〜ビックバーンです。
高 えーー、あぶりさか、あ、あぶ、
   ・・あぶり高須ちゃんでーす(笑)
松 まあ、まあええんちゃう?
高 気がねぇ、
松 自分はええわ。
高 抜けたおしてるんですよ。
松 自分はええんちゃう?それでも。
高 あかんあかんあかん。
松 俺はイヤやけど。
高 もう一回言ってくれへんかな?
松 ・・。
高 「松ちゃん」?なんやったっけ?自分。
松 「松ちゃんビックバーンです。」
高 それでええの?
松 いいよ、全然。もー、ずっとためといたやつや。
高 ははは。何日か前からずーっと。
松 何日も温めてた、やつや。
高 (笑)
松 殻をぶち破って、今、今堂々のデビュー。
高 ははは。
松 ははは。
高 「聞いてください。」かいな(笑)
松 うん(笑)
高 「松ちゃんビックバーン」。
松 うん、「松ちゃんビックバーン」。
高 あー、そうですか。
松 うん。
高 いやいやいや、どーですか?
松 はよ、言いーな!
高 あ、あぶり高須ちゃんです。
松 ・・、
高 ねえ、
松 びっくりしたー。
高 どうですか?
松 もっかいそれを、やるために、
高 いやもー、もういいかなと思って。
松 うちなおしたんちゃうの?

松 気合い入れてね。ほんとにあのー、先週も言いましたけど、
高 はい。
松 集中力。
高 そうですね。間違いないです。
松 ね。
高 うん。
松 これーーが、やっぱり大事だなっていうことが、
   分かったじゃないですか。
高 分かりました。
松 ね。そこですよ。じゃあ、・・一曲いきましょう。
高 ははは。早い早い(笑)
松 (笑)
高 まだや、まだや(笑)
松 ははは。
高 1分ちょいや、まだ。
松 なんかありましたー?
高 こないだね、
松 うん。
高 コスーと会ったんですよ。
松 お、あの、フジテレビの、
高 名プロデューサーですよ。
松 名プロデューサーと言われて、ボコボコにされてた、
高 そう。
松 コスやんか。うん。

高 まあ、あること、僕が仕事することになりまして。
松 へーへーへー。
高 ほいでそのー、小須田さんに色々泣きつく事がありまして。
松 うんふんふんふん。
高 今もう、報道じゃない、スポーツの方いかれてるんで。
松 あーそうか。
高 美術やったんすけども、今もうスポーツ、
松 ってことは、あいつー、もうトリノ行くんちゃうの?
高 あ、行ってないですね。
松 でも、まあ、関係あんねや。
高 いやいや、それはあんまないんじゃないですか?
   野球の方ですから。
松 え?なんで?
高 なんか、コッスーは野球の方ですよ。
松 野球かー。
高 その、大変、
松 微妙やなー、この時期野球いうのも。
高 大変ですよ。でもね、
松 うん。
高 コッスーは去年の、
松 うん。
高 ヤクルトの、
松 うん。
高 そのー、まあ、演出、あの場内演出?
松 うん。
高 とか、やってるわけですよ。
松 うん。
高 ZEEBRAを呼んでみたりとかね。
松 へー。

高 それをちょっとまあ、僕ら今回変えるんですけど。
松 うん。
高 僕ちょっとお手伝いしてるんですよ。ヤクルトの試合。
松 あのー、どう盛り上げていくかっていうことをですか?
高 そうそうそうそう。
松 うーん。
高 こんーだけ野球が下火になったら、
松 うん。
高 「ちょっとおもろいな。」と思って。ちゃんとこー、野球を、
松 うん。
高 盛り上げようと思って。
松 へー。
高 やっぱね、野球自体が、
松 うん。
高 ちゃんと演出されてないんですよ。
松 うん、まあ、
高 極端、
松 あのー、おっさん社会でね、その上でちょっと、
   あぐらかいてたとこありますからね。
高 そうなんですよ。

松 俺でも前、『ガキ』で、
高 うん。
松 冗談半分みたいに言いましたけど、
高 うん。
松 「長い」と。試合がね。で、昔野球ってね、
   1時間半ぐらいで終わってたんですって。
高 そうなんですかね。
松 もうあのーー、なんていうの?
   モーションも早かったんですって。ピッチャーの。
高 うんうんうん。
松 もー、パッパ、パッパ投げてたんですって。
   大体まあ、2時間以内に終わってたんですって。
高 うん。
松 最近、もー3時間半とかね、
高 うん。
松 これが僕、『ガキ』で言うたじゃないですか。
高 うん。
松 冗談半分でしたけども、あのー、
高 言うてたな。
松 ホームラン打っても、いちいち、もう、
松・高 まわらんでええ
松 んちゃうんか?と。
高 うん。
松 だってもー、分かってるやんけって話で。

松 スリーアウトいるか?みたいな。
   ツーアウトでええんちゃうんか?みたいな。
高 うん。
松 で、それはまあ冗談としてもですね、やっぱりこー、
   ちょっと短縮化、スピード化を計らなあかんとは思うんですよね。
高 うーん。まあでもね、その、
松 え?
高 野球自体の、
松 否定やんか。
高 そやねん。もー、それはもう大否定やねけど、
松 (笑)
高 そのもう、野球自体のルールを変えんのは、
   僕らさすがにできないんですよ。
松 そらできないですよ。
高 やっぱり、今までのルールがあるし、
松 うん。
高 伝統もあるし、
松 うん。
高 そこはそうなってきた。

高 野球の試合以外の、
松 うん。
高 もっとこーね、
松 うん。
高 「なんでこんなとこに、音何もないねん?」とか、
松 うん。
高 「なんでここを、なんかたら〜〜っとやってんの?」とかね。
松 うん。
高 「始球式って、何これ?
   誰が何のために来て投げてんの?」とかね。
松 あ、そんなとこから始めねや。
高 いやいや、もう全部変えようと思って。
松 へー。

高 4年に1回のスポーツなら、盛り上がるわけですよ。
松 うん。
高 でも野球は、百何十試合あるわけですよ。
松 まあ、僕正直、あんまり野球は興味ないんで、
   どっちか言うたら文句の方が多いんですけどー、
高 いや僕は、だからそこを、
松 うん。
高 ここまできたんやったら、
松 うん。
高 もうあえてね、
松 「誰が決めた百何十試合やねや?」
   って思ってしまうんですよね。
高 まあね。まあでもね、
松 うん。
高 「あるものをそのまま撮ってればいい」
   っていう時代は終わってくるんですよ。
   やっぱり、もっと他の細かな努力がいるんですよ。やっぱし。
松 そう、いやそうかなー。
高 いや、そうなんです。
松 そうかなー。

高 やっぱ、テレビもそうでしょ?
   あなた達が、お笑いをなんかやるにしても、
   カメラワークもよくて、
松 うーん。
高 セットもよくて、演出もおって、
松 うーん。
高 あとの編集で、音効さんもいて、
松 うーん。
高 ほいで、テロップもつけて、みたいなことで、
松 うーん。
高 テレビは完成するわけじゃないですか。
松 うーん。
高 だから、野球も本当は、
   素材だけやったらだめなんですよ。素材に、
松 いやでもさ、俺、手前味噌かも分かれへんけど、
   『ガキ』のトークってやっぱすごいなって思うねんな。
高 でも、その、
松 あれなんーにもないで?
高 勿論。
松 ほいで、あんな時間にさー、もー、
   気持ちの悪い40過ぎたおっさんが、
高 うん。
松 チンコも勃たんようなおっさんがですよ?
   なんーーにも打ち合わせもない話をしてるだけでね、
   まあ言うたって「ようあれ観てるなー。」って思うねん。
高 うん。
松 だ、あれは、
   「やっぱりちゃんとしたことをやってるから、
   あれは、いまだに10何年続いてんねやろ」って、
高 いや、そらそうでしょうね。
松 思うんですよね。
高 ただでも、それも、じゃあ2時間もできひんじゃないですか。
松 うん。
高 毎週ね。
松 うん。
高 それのやっぱし何分かを、
松 うん。
高 まあ、10何分なりをトークにして、
   まあ、30分の時もありますけど、
松 うん。
高 で、そこにプラスやっぱり、なんらかの、
松 まあ、ずーっとトークだけやったら、多分あかんねやろなー。
高 やっぱり企画性とか、
松 うーん。
高 だ、なんかの力をつけていかんと、観てくれないんですよ。
   やっぱねー。だってね、
松 うん。
高 20なんぼとってた野球が、
松 うん。
高 5とかあったわけですよ?
松 うーん。
高 すっごいことじゃないですか。
松 すごいことや。
高 ねえ?
松 うーん。
高 その5、5とかになってる野球は、
松 うん。
高 なんか変えてみたいじゃないですか。せめて、こー、ね?
   二桁もういくようなったりとか、球場だけが人いっぱいになるとか。
松 うーん。

松 まあ、そんなん言い出したら、相撲もそやで。
高 まあ、そうですね。
松 相撲も、もー、あれも、ガラガラやで。
高 そうですかー。
松 あれ。「えー?」と思うで。
高 相撲は〜、どう演出していいか、分かりませんね。逆に言うと。
松 あれはほんまー、
高 音つけられへんしな。あれもう。
松 おかしな世界なんですよね。
高 うん。
松 で、俺ねなんか、あの、まわりと逆行してて、
   こんだけ相撲が下火になってきてから、
   よう相撲観んねん。最近、俺。
高 ふーん。
松 なんーーかおかしな世界なんですよね、あれ。
高 そうですかね。
松 あの、今からやりまっせって時に紹介してほしいやん。
高 うん。
松 「朝青龍〜〜〜!」言うて、
高 うん。
松 で、朝青龍出てきて、「なになに〜〜!」言うて出てきて、
   ほいでバーーン!やりたいやん。
高 うん。
松 その前の試合の時、ぐ、の前ぐらいから、
   もう朝青龍出てきてんねん。
高 横座っとるからな。
松 ははは。横、客のとこに、お、座っとる。
高 見え見えやがな。
松 そんなことってさ、
高 次出んの見え見えやから。
松 病院の薬待ってんねやないんやから。
高 いや、ほんまほんま。
松 (笑)
高 あぐらかいてな。
松 お、おかしいやん(笑)
高 そらそうや。
松 しかも、勝ったら、勝ったら残って、
高 うん。
松 次の奴になんや、水飲ましたりしてるわけやんか。
高 うん、そやねん。
松 でも、負けたら、もうぱ〜〜帰ってくねん。
高 ぱ〜帰る。
松 もう、「え?なんなん?」
高 いや、そうですよ。
松 ほいで次の試合あっても、朝青龍まだおるから、
   ちょっと気になったりとかさ。
高 うん。それもありますよ。
松 あの辺が、よー分からんよね。

高 行司プラス、
松 うん。
高 物言いみたいのあるやろ?
松 物言いみたいのある。
高 あんなこと言われたら、
松 うん。
高 もー、行司の立場あらへんやん。
松 あれへんねん。
高 一回こっちや言うとんのに、
松 そうや。
高 物言いで手ぇ挙げられたら、
松 うん。
高 「結局お前らが決めてんねやん。」みたいなことやんか(笑)
松 そうやねん。ほいであのー、よう怪我もするやんか。
高 します、します。
松 相撲取りが。
高 します、します。
松 ほいであんなんかってさー、
高 うん。
松 土俵もね、
高 うん。
松 ほんまやったら、あれおかしいんですよ。
高 おかしい。
松 マットひけ、と。
高 ほんま危ないんやからね。
松 ふわっふわにしとけやっちゅー話や。
高 横んとこ、
松 横んとこね。
高 うん。
松 なんーにもあれへんわけよ。
高 うん。
松 ほいで、そこ結構ギリギリまでおっさんら、取り囲んでるやろ?
高 もうちょっと離れーや。
松 ほいで、おっさんにガーン!当たったりしてるやんか。
高 うん。
松 もうあの残無さが、あれをOKとしてることが、
高 いや、そらそうですよ。
松 もうおかしいんですよ。
高 そらそうですよ。親方んとこに、のしかかってきますからね。
松 ははは。
高 親方、手でうわー!やってますからね(笑)
松 ははは。そんなスポーツあれへんもん。
高 あれへんのですよ。

高 なんやもう、最初に塩、わ〜〜撒いてますけど、
松 うん。
高 なんで塩やねん、と。
松 なんで塩やねん、やし。
高 うん。
松 ほいでー、なんかあのー、時間、待ったなしみたいな。
   いや、最初から待ったなしでええやん。
高 うん。ええよ、ええよ。ほんないちいち言わんでええよ。
松 いちいち言わんで、ええ、ええねん。
高 ほいで、スタートも、
松 うん。
高 行司が言うたらええねん。「はい!」つって。
松 「はい!」言うたらええねん。

松 それを、なんやあのー、時間いっぱいとか言うまで、
   だらだらだらだら。
高 うん。
松 時間いっぱい言うてからも、始まらへんときもあんねん。
高 そいでさ、
松 うん。
高 相撲取りのアドリブやけど、
松 うん。
高 前行って、ぐいーーーって、ちょっとしばらく、
松 あったりする。
高 メンチきって、
松 あったりするやろ?
高 で、うわー盛り上がってるからええけど、
松 うん。
高 そないに盛り上がらんで、うわーーやって、
   雰囲気で帰っていきよるやろ?
松 そうなんです。
高 だから、もうそら、高見盛あんなんせなしゃーないよ。
   ウケへんねんもん。
松 ウケへんねん。
高 (笑)
松 ほいで、勝ったから言うて、
   「おりゃあー!」とか絶対言うたらあかんわけや。
高 できへん。だからもうしゃーないから、
   もう、あの飛んでくるやんか。座布団が。
松 座布団、飛んでくる。
高 もう、やることないから、客もやることあれへん、
松 やることあれへん、
高 「なんとかしたらな」思うから。
松 いや、ほんまそやねん。
高 「落ちひん、落ちひん、これやったら。」と思うからな。
松 おかしな世界やでー。
高 おかしな世界。
松 絶対相手のこと、悪く言えへんしね。基本的には。
高 あー。

高 なんや、「向こう正面」って言い方。「向こう正面の何々さん」。
松 そう。
高 なに、どこのこと指してんの?「向こう正面」て。
松 「向こう正面」も分かれへんしー、
   あの、出身地もいちいち言うやろ?
高 分かれへん。
松 もうええやん、それ別に。
高 もうええやん。「三重県。」
松・高 ははは。
高 三重県から来たかどうか知らんがな、そんなもん。
   それでどー変わんねん(笑)
松 どー変わんねん(笑)
高 「モンゴル、ウランバートル。」
松 何にいつまでもこだわっとんねんって話。
高 ほんまやで。おかしな話やわ。
松 うん。よう分かれへんねんけど、身長が足りひんかったら、
   シリコンみたいなの入れるわけでしょ?
高 入れますね。
松 頭にね。
高 うん。
松 ほいでー、
   「いや、それ協会わかってる時点で、身長もうやめーや」っていう、
高 やめたらええやん、なあ?
松 だって、シリコンいれてんの分かってるわけよ、みんな。
高 伝統ですかね?それって。
松 シリコンが伝統?
高 いや、その、身長とりあえずないと、嘘でもないと、
松 でも、嘘やねんで?シリコンいれてんねんで?
高 いれてんねん。でも、もう、その、
松 見て見ぬふりかいな?
高 その時点では、あったんやから、
松 見て見ぬふり〜!かいな。
高 見て見ぬふり〜!やねん(笑)
松 ははは。それ、おかしいやん。
高 師匠、師匠、出たね今(笑)
松 ほいで、ほいで、
高 うん。
松 多分そのー、若い頃シリコン入れたんでしょう。
高 入れましたよ。
松 足りひんかったから。身長が。
高 うん。
松 ほいで今、親方ぐらいなって、
   あの周りに座ってる結構ええおっさんで、
高 うん。
松 もうはげてもうてんねんけど、
高 うん。
松 シリコン残しの、もうなんか、
   ひょうろく餅みたいな頭なってるおっさんおんの知ってる?
高 そんなんおんの?(笑)
松 あれシリコンとってへんねん。
高 うそやー。
松 ぽこーん!なってんねん。

松 イスみたいな、背もたれみたいなんついてもうてんねん。
高 マジでー?
松 ぽっこーん。
高 シリコン変形してあるやんか。
松 シリコン変形してあんねん。

松 もうとらなあかんねんけど、多分今とったら、
   ごぼごぼなんやろな。
高 もう痛いし。
松 もう痛いし。「もうもうええわー。」思って、
   そのままにしてんねやろ。
高 中で、ぱっこんぱっこん(笑)
松 (笑)
高 ぱっこんぱっこん、ぱっこんぱっこん(笑)
松 見てみ?もう、し、もうすんごいおっさんおんねんから。
高 はー、そら知らんわ。
松 うん。

高 だから、相撲もね、
松 うん。
高 あれ、ち、それがいいっちゃいいんですけど、
松 うん。
高 デカイ奴とちっちゃい奴がやるでしょ?
松 うん。
高 舞の海?
松 うんうんうん。
高 シリコンの話しましたけど、舞の海がちっちゃくて、
   まあその当時、曙に勝ったとか言ってますけど、
松 うん。
高 あんなもん、まあ、普通、もうちょっとこう、
   体重が一緒とか、変えてった方が、もー、
松 そう、そうやねん。
高 もう、そこはね。
松 で、あれ、取り組みも勝手に決めてるわけですよ。
高 そうやねん。
松 で、明日まで分からんのかな?
高 そうやな。
松 前もって分かんないんですよ。
高 なんであんなことすんの?
松 分からんねん。普通、だれだれとやる言うたら、
   前の、何日か前から知ってて、コンディション整えて、
高 うん。そうや。
松 「あいつの弱点ここや。」とか、
高 うん。
松 「あいつ、多分こうくるか。」とか、そういうのがあるやんか。
高 誰が決めてんの?
松 相撲に関してはね、前の日にならな分かれへん。
高 どこのおっさんが決めてんねん。
松 ははは。いや、これもね、不思議な世界。

高 でね、相撲がこんだけ下火になるのも、悪いんですよ。
   その貴乃花、若乃花のね、
松 うん。
高 そのー、確執がどうのこうのとか言うから。
   「お前、国技大切にすんねやったら、待っとったれ」と。
   そら不調にもなるっちゅーねん。あんなこと言われたら。
   宮沢りえの事言われたら、
松 (笑)
高 そら、相撲とってるのに、そらやる気なくなるて、そら。
松 (笑)
高 「俺、国技、ケツ出してやっとんねーん。
   その、タレのこと言わんといてくれ。」って、そら思うって(笑)
松 うん。
高 えらい叩くんですもん。みんな。
松 せやろ?
高 うん。ほんで、「国技守れ」言われても、
   かわいそうですよ。あれはあれで。
松 うん。
高 えらいもんですね。
松 難しいね。
高 助けてやらんと、ちょっとは。

高 相撲、僕じゃあやります。
松 やるか。
高 やります。来年はじゃあやります。
松 でも、残すとこは残す、
   変えるとこはやっぱ変えなあかんと思うねん。
高 勿論。だから、できる範囲でやります。
   伝統は残していきます。
松 俺はやっぱ、一番思うのは、まだやのに、
   もう何試合も前から、客席座ってるっていうことが、
   僕はもう、(笑)
高 (笑)
松 考えられないですよ(笑)
高 ほんま、
松 考えられない(笑)
高 考えられないですよ(笑)
   いや、それとね、あの、あれもおかしないですか?
   あのー、ふんどしがはずれて、キンタマとか見えたら、
松 負けや、
高 負けや言うね、
松 そう、うん。
高 なんやその、投げやりなルールの決め方。
松 もっとひどいのは、ハゲてまげが結われへんようなったら、
高 出られへん。
松 引退せなあかん。
高 そんーなバカな。なんで?
松 知らないです。
高 若ハゲへのそのケアがなってないよ。
松 ははは。ほんとそうなんですよ。
高 あんなん、
松 かと思えば、あのー、高校野球は坊主やないとあかん、とかね。
高 あかん。おかしなことですよ。
松 なにをー、なにを髪にそこまでこだわっとんねん、みたいな。
高 いや、髪に何を、
松 何を(笑)
高 そこに(笑)
松 こだわってんの?(笑)
高 分かんないんですよ。
松 ましてや、野球なんて帽子かぶっとるがな!言う話なんですよ。
高 うん。ほぼね。
松 ほぼ。
高 うーん。おかしなことや。
松 分からんなー。

高 相撲はね、残してあげなあかんとは思いますけどね。
松 残すとこはね。
高 うん。だって、その、なんちゅーんですか?
   ちゃんこを食うでしょ?みんな。
松 ちゃんこ食います。
高 もー、ちゃんこばっかりヤですよ?
松 何が?
高 言うたって、そらもー、ステーキも食いたいし、
松 高須君、あのー、ちゃんこっていうのはそういうことじゃないから、
高 いやいやいや、知ってますよ?
   色んなものも、ちゃんこですけど、
   基本ちゃんこ鍋があるじゃないですか。絶対に。
松 うんうんうんうん。
高 部屋に。
松 はいはいはい。
高 あんなん夏とか、食いたないでしょ、別に。
松 ははは。
高 そうめんとか、冷やし中華とか(笑)
松 食うてんちゃうの?それは。知らんけど。
高 いや、それも食べるかもしれませんけど、基本、
松 ジャージャー麺とか、食うてんちゃうの?
高 ジャージャー麺は・・(笑)
松 (笑)
高 知らんけど、
松 うん。
高 真夏でも、みんな汗だくだくで、
松 (笑)
高 鍋がぼっか〜置いてあるんですよ。
松 なんーですかね。
高 鍋は、もういいでしょ。

松 優勝したら、めっちゃでかいあのー、
高 盃で。
松 盃で。もー、なんやねん。
高 あれなんやの?ほんでなんか言わなあかんやん。
松 口、切れるわ。あんなん。
高 ははは。
松 ははは。あれいっつも、口切れそうな気ぃしてイヤやねんけど。
高 分かるわ。よ、よ、落ちるしね。横から。
松 うん。
高 あれなんやの、あの、昇進した時に、
松 うん。
高 四文字熟語みたいなん言わなあかんやんか。
松 言わなあかんねんな。
高 なんやの、あれ、誰がどんなこと、あれ何?あれ、大喜利?
松 で、外人やろうが関係あれへんかrなえ。
高 関係あれへん。

松 相撲は、ほんま厳しくて、外人やろうが、
   アナウンサーはさ、あの勝った力士に、
高 うん。
松 い、インタビューするやんか。
高 うんうんうん。
松 絶対に、英語揺るせへんねん。
高 あ、
松 絶対許さないんですよ。国技やから。
高 通訳は?
松 通訳、絶対無いです。
高 はー。そんなんがあんねや。
松 で、別に外人やからって、別にその、なんていうの?
   分かりやすい言葉でも、言ってくれないんですよ。
   ふつーどおり扱われるから。

松 厳しい世界やな。
高 厳しいー。ほいで、着物やろ?
松 着物や。
高 まあまあ、確かに?(笑)
   よう、ちょいちょいゴルフ場とかで、なんやそのねぇ?
   いますけどね。
松 あのー、あれにグラサンかけたやつでしょ?
高 もうね、あんなんね、(笑)
松 (笑)
高 あんーな、そらあかんで(笑)
松 七変化やもんな(笑)
高 七変化やもん、あんなもん。
   俺、笑てまうもん、あんなんで(笑)
松 ははは。
高 ゴルフ場で、ゴルフウェアーに、
松 うん(笑)
高 す、相撲の髪だけゆって、(笑)
松 うん。
高 サングラスは、あれあかん(笑)
松 あかん。

松 だーれも笑えへんけどな。
高 そうやねん。あれでも、絶対笑うやろ?
松 まあ、
高 俺もー、おっかしーてしゃーないもん。
松 初めてやった時は、たまらんかったと思うけどね。
高 そらやっぱ、腹がやっぱデカイから、
   腕がやっぱおかしいんですよ。
松・高 (笑)
高 あれあかんで。

松 まあ、野球立て直してくださいよ。
高 まあ、場内だけでも、盛り上がるように頑張ります。

其の弐 『 建築関係の事件 ・ 芸能人が2人1組を作った時、1人残る人は? 』

松 あの改装してた、ホテルのおっさん、
高 あー。
松 ちょっとあの、こー、なん、
高 なんやろ、
松 なんやろな(笑)
高 ちょっと、むちゃくちゃやな、もー、言ってること。
松 っていうかね、僕ね、そのね、どういう、神経でさ、
高 うん。
松 あんなに変われるの?
高 わかんないです。わかんないです。
   何がどうはたらいて、あんなんなったのか。
松 あんなんできる?
高 かっこわるくてできへんでしょ?
松 なんなんやろね。

松 別人やん。
高 別人です、別人です。おかしな話です。
   そんなん言うたら、なんでもそうやんか。今。
松 うーん。
高 なんでもそうってことないか。
松 (笑)
高 今、雰囲気で言うてもうたけど。
松 いや、・・・なんかこー、ね?
高 うん。
松 あんーなに、なんで変われんの?
高 さあ、「なんで変われんの?」って、
松 あれは、俺は、ほんまに、
高 ちょっと強い力、
松 ほんまに、強い力が大分はたらいてると思うな。
   もう、ああならざるを得んような、
高 あるんですかね。
松 しゃれにならんような。

松 それにしても、俺はあっこまで変わられへんけどね。
高 (笑)まあ、
松 あんーなもん、人間不信なるわ。
高 そら言われたら、なんか、
松 でも、俺はまあ、徐々に変えていくわ。あ〜ない、
高 そうやね。
松 あんーなこと、
高 あないに、それ、「徐々に変えますから、すいませんね。」
   って言うといたらええのにな。
松 うーん。

松 もうなんか、手ぐすでバーン!みたいな、
高 ははは。
松 何あの?早着替えみたいな、あんーーな(笑)
高 みたいに変わったね(笑)
松 変わり方、俺、でけへん。
高 あーできへんね。
松 人としておかしいやんか。
高 おかしいです。

高 でもさ、そういうね、もー、事件が最近多いじゃないですか。
   そういう、家の、なんか関係、家関係の。
松 家関係の。
高 うん。だから、あのー、分譲マンションの売れが、
   売れ行きが悪いらしいですね。
松 あ、ちょっと気持ち悪いんや。
高 うん。だから、
松 どこが建てたか、
高 そう、
松 分からんから。
高 分からんし。ちょっともー、はっきりするまでイヤなんですよ。
松 うん。
高 みんな。だから、ちょっと買い渋りが始まってるんです。
松 いや、そらそやろね。
高 いや、そしたらもー、その、要はその、普通に借りるマンション、
   なんつーんやったっけ?その、
松 賃貸?
高 賃貸。
松 うん。
高 賃貸が、もう、
松 「賃貸」が出ぇへんかったんかいな、自分。
高 うん。出ぇへんかった。
松 集中力ないなーー。
高 いや、すいません。賃貸が、
松 うん。
高 今、どんどん上がってるんですよ。

松 別に俺は、姉歯擁護するつもりは、何も無いですけど、
   あれ、まあ、あれ全然あかんで?
高 うん。
松 話にならんけども、「震度5以上のが来たら」って、
高 うん。
松 ねえ?
高 うん。
松 これー、微妙やなー。
高 (笑)
松 じゃあ、俺ら住んでるマンションも、
   震度7来たらどうやねん?って話に、
高 いや、そらそうですよ。
松 なってくるやんか。
高 そらそうです。
松 なん、そこの線引きが、
高 まあ、一応、
松 よう分からんよね。
高 今までの、うん、まあ、その、関西の、
松 うん。
高 震災の時も、
松 うん。
高 まあ7以上はないんじゃないか?とか、
   めったに来ないんじゃないか?
   ぐらいに思われてんちゃう?基準が。
松 そこでも、ごまかしてるやろ?

高 じゃあ、8来たらどーすんねん?
松 8来たらどーすんねん?
高 もう、一気に、
松 そんなら、19来たらどーすんねん?って話やねん。
高 地球ないやろ、そら。
松 ははは。
高 どーすんねん?ちゃうやろ。

松 5以上ってね。
高 うん。
松 しかも、はっきり決まってるわけじゃないんですよね。
高 うん。
松 5以上で、確実に崩れるとは言ってないんですよね。
高 ただまあ、国で決めた基準を下回っちゃいかんわね。
松 まあね。
高 少なくても、ルールですから。
松 そうなんや。

松 あとまあ、耐久性の問題?
高 うん。
松 そん時は、ちゃんと守ってても、
高 そうです。
松 10年、20年経ったら、どのぐらい〜、
高 分からん。
松 老化してんのかっていうのは、分かれへんからね。
高 でもまあ、「あれ?このヒビはなんや?」とか思うけど、
松 うん。
高 ちょっとぐらいあるんですよ。
松 あるんですよ、そんなもん。
高 コンクリートって。でも、俺ね、設計の人おるから、聞いたら、
松 うん。
高 もうね、「腹立つ時ある。」って。何も知らんすぎて、
松 うん。
高 「こんなヒビも、こんなヒビも。」言われたら、
松 うん。
高 それは関係ないやろうに、よーさんあんねんて。
松 うん。
高 それまで、
松 うん。
高 もー、一緒に、
松 姉歯の。
高 姉歯影響なんですよ。姉歯ショックがきてもうてるんですよ。
松 あのさ、それでいくと、
高 はい。
松 体育館てなんで絶対崩れへんの?
   俺、体育館が崩れてんの見たこと無いで。
高 いや、崩れてますよ。
松 えーーー?!
高 うん。地震で、バッスーン、
松 根底から、
高 はい。竜巻ぐらいで、
松 足元、ばーーん!やん。
高 はい。竜巻で、ぼそ〜〜っ!いってるのもありましたよ。確か。
松 ははは。

高 体育館は結構いってますよ。
   「見たこと無い」って言ってる自分の方が、見たことないわ。
松 あ、アホ、アホなんや、俺が。
高 物凄いアホやね。
松 (笑)
高 「アホなんや」というよりも(笑)
松 ははは。
高 いや、ほんとに体育館は落ちてますね(笑)

松 体育館が安全やっていうことが、ちゃんと言えたら、
高 うん。
松 ちゃんとここを、このハードルさえ越えれたら、
高 次に、
松 めっちゃおもろい話が、小一時間できたはずやったのにな。
高 じゃあ、じゃあ、仮にじゃあ、もし越えてみましょうよ。
松 (笑)いや、違うやんか。
高 一緒に越えてみましょうよ。
松 もう、ちゃうんやろ?
高 絶対ないわ、そんなん。
松 いや、あったんですよ。
高 言うてよ。
松 こっから、うわーーなっていったんですよ。
高 おかしいやん。「うわー」の顔してへんやん。
松 美空ひばりはどやった、とか。
高 関係あれへん(笑)
松 ははは。
高 お嬢がどないしたんや。関係あれへんやろ、お嬢までは(笑)
松 あ、そうですか(笑)

高 こないだね、
松 うん。
高 あのー、あなた覚えてますか?
   俺やっぱり、年に何回かそれ思い出すねんけど。
松 うん。

高 「一人ごっつ」で、
松 うん。
高 芸能人が、
松 うん。
高 二人一組にならなあかん令、発令みたいなんがあって、
松 はいはいはい。大喜利かなんかの、
高 お、お題ね。
松 お題でね。
高 うん。「誰が一人残る?」みたいなこと言うてたやんか。
松 あー、あれは、あのー、いいお題やね。
高 あれいいお題でしょ?(笑)
松 うん。
高 で、結局、答えが、
松 うん。
高 「甲斐よしひろ」やったやん。
松・高 ははは。
高 俺、いまだにあれが、ちょっともー、ほんまおっかーして。甲斐さん、
松 甲斐さんはねー、あのー、
高 甲斐さん、なんでおもろいんやろ?あれ。
松 甲斐さんはね、
高 うん。
松 あの、ちょっとちっちゃいんですよ。
高 うん。ちょっとちっちゃいですね。はい。

松 その甲斐さんがね、わりと「マトリックス」みたいな、
高 うん。コート着てますね。
松 あのー、わりと長めのコート着るんですよ。
高 コート着るんです。はい。
松 で、それでね、
高 うん。
松 あのー、わりと、こっぽれみたいなの履くんですよ。甲斐さんて。
高 ちょっと高めの。はいはい。はいはい。
松 あのいでたちで、あのーーー、パートナー、
高 グランドにしゅう、グランドに集合してますからね。
松 グランドでねー、パートナー探そう思て必死なんですよ。
高 ははは。
松 もうその光景がね、
高 俺はね、その光景が頭から、
松 うん。
高 離れへんねん(笑)
松 そうやね。
高 多分あれ、甲斐さんも行った時に、
松 うん。
高 まあ、みんな聞いたと思うねん。
松 うん。
高 「甲斐さん、今日誰とですか?」言うたら、
松 うん。
高 「いや、俺もう泉谷おるから、大丈夫。」
松 大丈夫や思てて、
高 「あとで来よるから。」って言うてたら、
松 うん。
高 「泉谷さん休みやで。」って。
松 そう。もうそれで、全〜〜部段取り狂ってもうたんや。
高 ははは。
松 ぜんっぶ段取り狂った。
高 「えーー!?泉谷休み?」
松 そうやねん。で、これでもー、走り回ってんねん、グランド。
高 走り回ってるやろ?
松 もう、前髪べた〜〜ひっついてもうてるもん。汗で(笑)
高 汗で(笑)

松 ちょっとズボンのことも気にしながら歩いてたけど、
高 うん。
松 もー、関係あれへんで。
高 びしゃびしゃかいな。
松 もー、ぬかるみも、ずぼずぼずぼずぼ!
高 ははは。
松 ずぼっずぼっずぼっずぼっ入りながら、もうもう、向こう行って、
高 「誰と?!誰となん?」
松 ははは。
高 「おる?おる!?」
松 ははは。
高 「いや、いてる、いてる。」の連発やからね。
松 うん。
高 そら厳しいわ、甲斐さん。
松 で、おれ「こいつはおれへんやろー。」って思ってたら、
高 うん。
松 気ぃ使うてただけやったみたいなね。
高 うーーわ、もう最悪やん。
松 ほんとはおったんですよ。
高 ほいで、それはそれで、甲斐さんもプライドあるから、
松 「それやったら、早めに言うて!」って、
高 もう「えーねん、えーねん。」
松 イラッとくるんですよ、甲斐さんも。
高 ほなまた走らなあかんやん。
松 ほなまた走らなあかん。「おんねやったらおるって言うて!」
高 いや、分かる(笑)
松 「ほな俺、次行くとこあるから!」

高 必死やんか、もー(笑)
松 (笑)
高 黒、あの人黒多いから。足元、もー、飛んでもうて(笑)
松 もうめちゃめちゃ泥はじいてるよ、もう。背中んとこまできてるよ。
高 ははは。
松 一番ちっちゃいやつなんか(笑)
高 俺、もー、それがおっかしーてさー(笑)
松 (笑)
高 結局誰と組むんやろね。
松 (笑)
高 自分の息子ぐらいの奴と、よう分からん奴と、(笑)
松 知名度全くない、
高 全くない、とりあえず、「座っとこ、座っとこ。」
松・高 (笑)

高 甲斐さん面白いわー。
松 いやー、面白いですよ。
高 その甲斐さんとコッスー、よう会うてるらしいんですよ。
松 仲ええもん。
高 仲ええんですよ。
松 うん。
高 週に一回ぐらい飲んでる言うから、「今度呼んで下さい。」言うて。
松 (笑)
高 いや、甲斐さんも面白いよねー。

松 いやもー、最終的にはもう、「誰やねん?」みたいな、
高 「誰やねん?」やで。
松 あの、倉本塾の誰かみたいな。
松・高 ははは!
松 「いや、なんか分かるけどー、」
高 とりあえずビックになりたいんです、みたいな(笑)
松 「うまいんやろうけどー。」みたいなその、
高 ははは。
松 (笑)
高 誰やねん!(笑)

高 もう参加せえへんわ、絶対に。
松 もう絶対けえへんわ。もう来年から来ぇへんわ。
   ほいであのー、ちょっと服も考えてくるわ。
高 ははは。
松 もっとジャージっぽいの着てくるわ。
高 (笑)
松 来年(笑)
高 コート着てもうたからね(笑)
松 コート(笑)

高 「民生くんとかどうなん?何してんの?」
松 「逆に民生ぐらいが、俺と、」
高 「組んだええやん。組んだええやん。」
松 「面白いんちゃうの?」みたいな。
高 行ったら、民生くんも、
松 「あーそうか、やっぱり、」
高 「あ、トータスなんや。」
松 「なるほど、なるほど。」(笑)
高 「あ、なるほど。・・あー、大丈夫、俺は大丈夫、大丈夫。」
松 段々、早歩きになってきた(笑)
高 ははは。
松 だん〜だん早歩きなってきた、雨降ってきたし、ぬかるんできて。
高 結構濡れてるで、甲斐さん(笑)
松 ははは。

高 必死(笑)
松 怒られるわ、ほんま甲斐さん、
高 必死や、甲斐さん。いや、怒られる、怒られる、怒られる、
   ほんま怒られる。怒られるけど、その話を、もー、
   俺はその画がすごいおかしーて(笑)
松 (笑)
高 これ、何が面白いんやろなー?
松 何が面白いんか、分からないですね(笑)
   まあ、だから、お絵かき勉強ですよね。
高 あ、その、
松 どういう絵を、
高 そうですね。
松 描けるかっていうとこ、
高 はー(笑)
松 ですけどね(笑)

高 帰ってから、納得いかんで。な、寝られへんで(笑)
松 逆に来年も、早よ来年けえへんかなって、
高 あーあー(笑)
松 思いますよ。帰った日はね。
高 あー。ははは。
松 ただまあ、1ヶ月2ヶ月、
   「あと2ヶ月でまた1年経つなー」ぐらいなってきたら、
   もう行く気ないから。
高 いや、
松 やっぱイヤやから。
高 やっぱイヤやから。
松 うん。
高 トラウマやからね。
松 トラウマやから。

松 前もって決めとくべきかー、それも腹立つしー、
高 それも腹立つな。
松 それも腹立つ。
高 でも、
松 「あえて去年と同じ服で行ったろかなー。」とか、
高 それはもう、
松 やっぱりそれはー、
高 それはやっぱり、トラウマやもん。
松 トラウマやから。
   「やっぱり甲斐って分かる衣装やないと、
    やっぱりジャージは難しいなー。」とか思う、
高 まあ、そら、
松 「甲斐風のジャージみたいなことか?」とか、
   色々、もう今とにかく必死やわ。
高 ははは。
松 色んなとこ電話して、必死やわ。
高 そやな。
松 うん。

松 絶対怒られんで、自分。
高 絶対怒られるわ。甲斐さんに、怒られるわ。
   どーしよー、もう、甲斐さんに謝ろう。
   でも、面白いんですもん、この話。
松 (笑)

高 甲斐さんね、
松 うん。
高 甲斐さん、メガネをね、
松 うん。
高 あの、目ぇ悪いから、近眼みたいな目に、かけるんですよね。
   登場は多分、その日は10分ぐらい前から、
松 (笑)
高 この、寝る前から「このグラサン持ってったろー。」思ってたら(笑)
松 「甲斐といえば、このグラサンや。」(笑)
高 やけども、もう途中から、探さなあかんから。
松 探さなあかん。
高 グラサンかけてられへん。変えて、
松 あの、ちゃんとした度の入ったやつ、
高 度の入ったのかけて、ぶわーー走ってたら、
松 うん(笑)
高 で、「まあ、座っとこかな。」思たら、「あれ?サングラスあれへん。」
松・高 ははは。
松 「メガネの落し物ございますけどもー。」言われて(笑)
高 「うーわ、これとりにいかれへんがなー。」思って。ねえ?
松 ははは。
高 「甲斐」って書いてあるからね、これ。柄のところに。
松・高 ははは。
高 「甲斐さんのちゃいますかー!」言われて。
松 パートナー決まってないし、でもまあ、グラサンもいるし、
高 こんな、
松 「あ、はいー!」言うて。
高 こんーな時間とってられへんで(笑)
松 で、その、
   「甲斐さんのちゃいますか?」って言うてる人と組んだろかー、
   までいってるからね。
高 ははは。いってるからね。
松 でもその人、係りの人やから、
高 うわ、もー。
松 「うわ、一般の人かー。」思て。
高 最悪やわ(笑)
松 ははは。
高 つらいわ、もう。
松 自分、ほんま怒られるで。
高 つらい。
松 俺、ちょっと足してるだけやからな。
高 俺もそやで。

高 いや、ほんま怒られるわ。甲斐さん、すいません。
   そんーなつもりじゃないんですよ。
   でも、一回ね、飲みたいんですよ、僕。
松 ほんまやねー。

松 謝っときや、そん時。
高 勿論、勿論。僕、甲斐さんと携帯、交換しますから。
松 あー、じゃあ、電話して、
高 電話して謝っときます。はい。
松 言い過ぎや。
高 言い過ぎや、ほんま自分。
松 怖いわ。
高 怖いわ。

其の参 『 滑る競技と球技 ・ トリノオリンピックと浜田雅功 』

松 みんなあのー、野球〜もあれやねんけど、
   好きやなぁ、あの軍団山本とかいうてさ、
   あんな、あの草野球とか言うて、みんな好きやなー。
高 うん。
松 芸能人が野球チーム持ってるな。
高 野球やってた人が、なんか体動かしたいって思うんちゃう?やっぱし。
松 あんなんさー、何が楽しいの?
高 楽しいでしょ。
松 めっちゃ朝早よからやってんねんで?起きて。
高 うん。楽しいんじゃないですか。
   それやったら、ゴルフもみんなやってるじゃないですか。
松 あーそうやわー。
高 ボクシングやってたじゃないですか。あなたもー。
松 いや、それは朝早ないやんか。
高 まあね。
松 球技って、何がおもろいんか、ほんまに分かれへんねん、俺。
高 えー?
松 球技とすべるもの。
高 できへんからやん、自分が。
松 あのー、
高 言うとったるわ。
松 できへんのじゃないねんて。
高 すべるのできへんやろ、自分。
松 それは、やれへんねや。
高 できへんからやんか、それは。

松 多分俺は生まれながらに、
高 うん。
松 すべれる、すべる人間ではないんや。
高 「すべれる」言うてもうてるやん。
松 ははは。絶対にすべれへん人間なんやろな。
高 (笑)
松 分かったこれや!最初からこれ言うといたらよかった。
高 (笑)
松 絶対に、俺は生まれながらにして、すべれへん人間なんやな。
高 へー。そうなんですかね。
松 はは。
高 ははは。でも、あなたは、
松 すべりようがないんや。
高 あなた、ほんとにだめじゃないですか。
松 「ほんとにだめ」?
高 ローラースケートもね、
松 ローラースケート、
高 ひどいよね。
松 ダメっていうのは、心外やな。

高 俺もう、「こんーなにダメかな。」っていうぐらい、
松 ダメっていうのは心外やねん、高須ちゃん。
高 (笑)
松 あれが、体が横滑りしていくことの、
高 うん。
松 面白さの意味が分かれへん。
高 いや、面白さじゃなくて、別にやりゃあいいじゃないですか。
   別に面白さじゃなくて。
松 スキーとかでも、
高 楽しいじゃないですかー。
松 何がおもろいんか、分かれへんな。
高 意外とバランス悪いんですね。
松 バランス、めっちゃいいんです、僕。
高 なのにできませんやん。
松 できへんじゃないんですって。
   体が横滑りしていくことの意味が分かれへん。
高 もうそれ分かったって(笑)
松 (笑)
高 意味は分かるでしょ、横滑りしていくことの意味は、別に(笑)

松 サッカーやってたやろ?
高 面白いですよー。
松 何がおもろいねん、あんなもん。
高 面白いですねー。
松 あいまいやんか。
高 ん?どういうことですか?
松 ルールが。
高 全然。
松 「笛は〜なら・・な〜〜いい〜〜〜。」
   みたいなこと言うてるやんか。
高 いいんじゃないですか、いいんじゃないですか。
   そこがまたいいんですよ。ちょっとしたあいまいさが。
松 ・・。
高 きっちりしすぎたら、気持ち悪いんですよ。スポーツっつーのは。
松 はー。
高 ね?
松 またワールドカップで盛り上がるのかなー?
高 めちゃめちゃ多分盛り上がりますよ。
松 うっとーしいなーー。
高 60いきますよ。格闘技が5年に一回やる、言うてましたね。
松 あー。
高 プライドやったっけ?K-1やったっけ?
松 5年に一回って、どうなんやろ?
高 5年に一回のなんか、って。
   またこれ、ややこしーな、5年に一回って。
松 え、5年に一回は、俺はちょっと違うと思うのよねー。

松 まあ、あの、格闘技の選手生命っていうのも、
   明らかに延びてるけどねー。
高 うん、まあでも、5年に一回はねー、
松 うん。5年に一回は、
高 ちょっときびしいとこですよ。
松 中々のとこやねー。2回ぐらいしか出られへん。
高 2年に一回でもいいんじゃないですか?1年色々やってー。
松 まあ、それやと、あんまりさすがに2年やと、
高 入れ替われへんのか。
松 入れ替われへんのかなー。

高 「恋のアメリカンフットボール」言うたけども、
松 言うたけども、
高 全然分からへん、俺。

高 大体、何人でやってんの?あれ。
   俺、アメフト、15人?20人?
松 俺の浅い知識で言うと、
高 うん。
松 アメフトのすごいのは、
高 うん。
松 びっくりすんのは、
高 うん。
松 攻撃する側と、あの、守る奴。
高 うん。
松 別もんやもん。
高 うんうんうんうん。
松 そんな競技ってないでしょ?
高 うんうんうんうん。入れ替わるっていうのがね。
松 入れ替わるっていうのは。
高 うんうんうん。

高 トリノってもう終わってるか?トリノ。終わってるぐらいか。
松 うん。
高 でも、もー、多分ものっすごい日本盛り上がってますよ。
   言うたって。
松 うーん。
高 相方の浜田さん?
松 うん。
高 向こう行って、多分頑張ってますよ。えらい、
松 なんも知らんくせにね。
高 なんにも知らんねんで?あれ。
松 あいつ、あんなん好きやろー?
高 好きなんです。
松 あのーー、な、なんちゅうの?
高 局の代表みたいなん好きなんです。
松 あーいうの好きやなー。
高 好きなんです。
松 ものっすごいテンション高いと思うで。
高 実はね。
松 実は。
高 で、こー、誰もいかれへんでしょ?あれ。
   誰もが行けるわけじゃないじゃないですか。
松 関係者以外入られへん、
高 うわ、そんなんもー、
松 みたいなとこに入ることの、
高 そこでタバコ吸うことが、一番や。
松 醍醐味。ダイナミズムが大好きやからね。
高 そうなんですよ。そこに青い、あの、
松 うん。
高 座布団置けることが、もう喜びやから。
松 うわー、トリノにあの座布団持っていってるわ。怖いなー。
高 そうですよ。

高 寒いですからね、また。
松 ほんまや。
高 絶対持っていきますよ。
松 そうやなー。
高 あんなもん、ケツに引っ付けていかなあかんぐらい、
松 「あかんねん、あかんねん。
   その日トリノ行ってんねーん。」って何回も言うてるやろね。
高 あー。今もう、物凄い言ってるやろな。
松 ははは。
高 もう行ってるか、逆に(笑)
松 すごいねー(笑)俺にはないわー。
高 まあでも、まあ、浜田らしいっちゃ浜田らしいね。
松 うーん。
高 あーいうのやっとくのも、いいんじゃないですか?相方としてもね。
松 そうかー。
高 うん。何もせえへんよりは。仕事せえへん奴よりも、
   仕事してる方がいいですよ。

高 そういう意味じゃねー、
松 うん。
高 「あいつ真面目やな、よう〜、し、働くな〜。」と思うのよ。
松 あー、そういう意味じゃね。
高 うん。何これ?
松 そういう意味じゃ働き者やな。
高 なんやの、このちょこまかちょこまか、
松 あー。
高 よーさんやってるやろ?番組も。
松 ある種、俺より働き者かも分からん。
高 すごいですよ。
松 うん。
高 そこはね。
松 うんうん。
高 二人、それは二人ともですよ。もうええやろ、と。
松 うーん。
高 仕事しぼっても、よろ、よろしいでしょ?もう。
松 まあ、そうやねー。
高 よう働きますよ、ダウンタウン。
松 浜田がなんで働くんかは、意味分かれへんけどね。
高 あんな人間ちゃうかったやろ?昔。
松 あんな人間ちゃうよ、もー、
高 なあ?
松 あいつー。
高 全然ぐーたらで、働けへんかったもんな。
松 全然ぐーたらで、俺もー、ほんま腹立って。
高 うん。
松 そのー、昔バイトをね、
高 うん。
松 せなあかん、
高 うん。
松 かったわけよ。
高 うん。
松 仕事別にあれへん時。
高 うんうん。
松 二十歳ぐらいんときやんか。

松 「浜ちょん、これバイトせなあかんでー。」言うて。
高 (笑)
松 ね?
高 言う、言うたんや。
松 でも、いつ仕事入るか分からんから、
   確かに、なんのバイトでも、
松・高 ええちゅーわけには、
松 いかんねんけど、
高 なるほど。
松 できたら二人で、できるもんのほうがええんやけど。
高 なるほど。
松 ほいで、あの、これがまたそれが、皮肉にもですよ。
高 うんうん。
松 日刊アルバイトニュースで探してるんですよ。
高 あらー。
松 僕は、吉本入ってなかったら、これ、
   日刊アルバイトニュースの印刷をやってるはずやったんです。
高 はー、なるほどね。
松 これが僕、それを蹴って吉本入って、
   日刊アルバイトニュースでバイト探すという、この、
高 なんやろ、これ。
松 非常に皮肉な。
高 なんやろね。

松 ほんなら、中華屋があったんですよね。
高 うんうん、二人で。
松 ほ、ホール回るみたいな。
高 あーー、
松 おっきい、なんとか飯店みたいな。
高 はいはいはいはい。ありますね。
松 ほいでね、俺はね、
高 配膳係や。
松 配膳係。
高 うん。
松 ほいで、俺はね、もう、
高 うん。
松 あのー、まあ、はや、古くは中学ん時からもう、
   まあ、その時浜田もやってたけど、ほら、新聞配達の夕刊、
高 やってましたね。
松 から始まったんですよ。
高 うん。バイトはね。
松 うん。ほいで、あいつがほら、
   刑務所みたいな学校行ったでしょ?
高 うん(笑)
松 アホやから。
高 ちゃうちゃうちゃう(笑)
松 勉強できへんから。
高 普通の学校、(笑)
松 アオキ先生に、「あんた歯ぁ磨いてんのか?」言われて。
高 それ関係あれへん(笑)
松 進路のことより、
   「あんたそれより、歯ぁ磨いてんのか?」って言われたあいつ、
   ほら、アホやったからさ。
高 ははは。

高 言われてた。もー、俺おっかしーて(笑)
松 びっくりしたよな?(笑)
高 びっくりした。あんな屈辱、あの思春期や。
松 思春期や。
高 みんーな見てる前やで?
松 「これどーしようかな、私立一本、
   これもでも親に負担かけるかー、
   公立、これが行けたらええけどなーー。」とか言うてる時に、
高 (笑)
松 ほんまに、絶妙のタイミングで、
   アオキ先生がらがらがらーっ入ってきて、
   「浜田ぁ、」
高 ははは。
松 英語の先生やから、若干英語なまりなんですよ。
高 そう(笑)
松 「浜田ぁ〜。」って言われて。
高 そんな言い方、そう。
松 「あ、進路の話かなー。」って思ったら、
高 「何言うねん?何言うねん?」
松 「あんた、」
松・高 「歯ぁ磨いてんのか?」
松 ははは。
高 俺はもー、俺らなぁ?じ、授業中びっくりしたよな?(笑)
松 ははは。
松・高 「ええーーー?!」
松 思たもん。
高 思て。もうそらな、浜田もツライで。
   女もおるしやなー。思春期や。
松 (笑)
高 そら、口くさい言うことやで?
松 ははは。
高 浜田は、あれはつらかったと思うで。
松 つらかったと思う。
高 人生の中で、何番目につらかった、
松 あーー、
高 5本の指に入るぐらい、
松 そこそこ入ってるやろな。
高 あれは、恥ずかしいわ。
松 ほんまやね。

其の四 『 アルバイトと金銭感覚 ・ 小学生時代イヤだったこと 』

松 なんの話やったっけ?
高 なんの話やったっけ?(笑)
松 (笑)
高 あ、アルバイト。

松 あいつが刑務所みたいの入ってる、
高 うん。
松 3年間の間に、
高 間に、
松 俺は言うたって、
高 うん。
松 もうね、中央市場、
高 あー行ってたもんね。
松 あのー、じょう、当時国鉄や。
高 国鉄。
松 国鉄の砂利。
高 砂利ひき。
松 砂利ひきみたいなんとか。
高 うんうん。
松 引越し屋やー、
高 うん。俺もやってるよ。いろんなん。
松 えー、なんやー、いっぱいやりましたよ。色んなの。
高 うん。俺もやりましたよ。
松 ウエイターもやりました。
高 うん。
松 だから、アルバイトってものが、しんどいってことはもう、
高 知ってますもんね。
松 知ってるわけですよ。
高 僕らはね。
松 ほいでー、あのー、その中華屋のホールでしょ?
高 うん。
松 そんなもん別に、まあ、普通やん。
高 普通やん。
松 「しんどい。しんどい。」さー、
高 ははは。
松 もー、文句ばっっかり言うねん。
高 あーそう。
松 腹立ってくんねん。

松 「金稼ぐっていうのは、」
高 おお。
松 「こういうことやぞ。」って。
高 ええこと言うがな、松ちゃん。
松 いや、ほんまに。
高 なるほど。
松 あいつはね、その経験がないんですよ。
高 なかったんや。なるほど。
松 だから、今でもねー、楽して効率のええ、あのーー、
高 なるほど。
松 金のなるような仕事っていうかね、
高 ははは。
松 もう、これね、これやらしい話ありますよ。

松 確かに、この仕事は誰でもできる仕事じゃない、とか、
高 うん。
松 この仕事に対して自信持ってますよ、
高 うん。
松 持ってますけど、
   「この一時間でこれだけのギャラもらってんねや」っていうのは、
高 っていうのは、
松 常にやっぱあるわけですよ。
高 いや、それは偉いこと。それはもっとかないかん。
松 ね?
高 うん。
松 「これ、砂利運びで言うたら、何日分や?」みたいな。
高 ほんまですよ。
松 そうでしょ?
高 ほんまです。それぐらいの汗を流さなあかん、ほんまは。
松 そう考えたらね、やっぱ手ぇ抜かれへんと思うんですよ。
高 分かる。ええこと言うてる。うん。
松 ええこと言うてるやろ?
高 ええこと言うてる。これ、松ちゃん好感度ぐんぐん上がってる。

松 だから、集中力を欠くことなく、
高 欠くことなく。
松 やっぱ最後まで、
高 うん。
松 あの、与えられた時間できる限りの、
高 そらそうや。
松 自分が持ってる力は、
高 うん。
松 全部、
高 うん。
松 一滴たりとも残すことなく、
高 おー(笑)
松 やろうなんて、誰が思うねん!
高 ははは。そんな、
松 アホか!
高 そんなことで、落としだしたんや(笑)
松 ははは。
高 どーすんのかなー?と思った(笑)
松 やめたらぁ!
高 ははは。
松 ははは。
高 そんーなちまちました仕事。
松 いやいや、でも、ほんとに。
高 あー、
松 それがね、あれ分からないんですよ、あいつは。
高 まあでもね、彼は彼なりに、
松 うん。
高 なんか計算があるんでしょう。他の仕事もやってますから。

松 もう、あれ、ちょっとでも伸びたら、
   もー、すぐ誰か呼ぶやろ?スタッフ誰かうわ〜〜呼んで、
高 うん。
松 もうカットしてるやろ?後半の残り、
高 うん。
松 「ここいらんやろ、ここええやろ!」みたいな。

高 でもね、ほんとにね、そのあなたの発想はええことですよ。
   「砂利をじゃあ、何日運ばなあかんねん?」と思う、
松 そう。
高 思うその気持ちは大事ですよ。
   だって、あなたのお金いくらですか?一時間。
松 いや、ほんとに。
高 ほんとに。ん千万?
松 なるかー(笑)
高 そんなもん人の年収、
松 なるかー(笑)
高 何年、
松 なるかあ、ん千万(笑)
高 何年働くんじゃいっ。
松 そこまではないけど、まあ、普通よりはもうてますよね。
高 いや、そらそうですよ。
松 まー、しかも砂利運んだって、誰も笑ってくれへんからね。
高 そうです。
松 そうでしょ?
高 笑ってくれるという喜びもある、と。
松 そうそう。
高 そんーな仕事やっといて、何を言うとんねん!と。
松 そんな仕事やっといて、
高 で、しかもやりたかった仕事ですよ。夢の仕事ですよ。
松 うん。
高 自分たちが。
松 そうです、そうです。

松 バチあたりますよ、ほんとに。
高 ふつーー。
松 (笑)
高 さっきから同じことばっかり言うてるだけの話(笑)
松 (笑)
高 まあまあ、いいんですけどね。

高 あなた、何やりました?ちゃんと、一個一個いきましょか。
松 うーん。
高 まあ、茶店はありますわ。ひとつね。
松 あるでしょ、
高 居酒屋もあるわ。
松 ひ、引越し屋もあるでしょー。
高 あ、引越しも俺あるわ。
松 で、あのースナックみたいなとこもやったし。
高 あー。
松 まあ、それは浜田もやりましたけど。
高 うん。俺、マネキン屋もやってる。
松 何?マネキン屋って。

高 マネキンがね、どぅわーーーって、どっか送んの。地方に。
松 うん。
高 で、マネキンの、あの、外人の顔あるやんか。
松 うん。
高 あれの、本があんのよ。で、その本の、
   その本の、本当の外人の顔も載ってんねん。
松 うーん。
高 だから、あれ、誰かの外人の、その、
松 うん。
高 モデルがあって、
   それに合わしたおっぱいやったりしてるんですよ。
   っていうようなのが、作ってるのがあって、
松 うん。
高 で、そこのマネキン屋で、僕、バイトしましたよ。
松 へー。

松 俺もう、一番イヤやったんが、
高 うん。
松 バイトで、何がイヤやったって、
   バイトでいっちばんイヤやったバイト、言うたろか?
高 なんですか?
松 親父んとこのバイトや。
高 うわっ。
松 もうバイトがなくて、
高 うわうわうわうわ。
松 で、浜田がさっき言うたみたいに、働けへんねん。
   結局、すぐ辞めんねん。
高 うんうんうん。
松 「しんどい」言うて。
高 うんうん。
松 でも、俺はそない言うたって、
高 金いるから。
松 金いるがなーと思って。
高 うん。
松 ほいでー、あのー、親父んとこやったら融通きく、いうことでね、
高 うわー。
松 親父んとこやったらって、別に親父、
   会社やってるわけじゃないからね、
高 うんうんうん。
松 なんか室内の、
高 うん。内装?
松 なんかあのね、そごうとか、大丸とかで、
高 うん。
松 それこそなんとか、着物フェア―みたいなんあるやんか。
高 うんうんうん。
松 だからその、着物フェア―いう、
高 うん。
松 これ、ちょっと立体的に、あのー、なんちゅーの?
高 うん。発泡スチロールに、
松 発泡スチロールみたいなので、
高 うん。あるある。
松 たとえば「フェア―」みたいな。
高 うんうん。
松 あんなの、
高 うん、あんなの。
松 いわゆる、空間プロデューサーや。
高 ははは。どこがや(笑)
松 ははは。今で言うところの。
高 どこが、ええように言い過ぎや、そんなもん(笑)
松 ははは。
高 なんでも屋やん、そんなもん(笑)
松 「なんでも屋」言うな!(笑)

高 空間プロデューサーやね、まあなるほど。まあ、言うたらそーー、
松 今で言うところの。
高 まあ、そう言えるかもしれません。はいはい。
松 そこでね、
高 うん。
松 あのー、
高 二人で?
松 二人じゃないけど、
高 うん。
松 やった時が、
高 うん。
松 俺ね、ある種一番つらくて。
高 つらいねー。
松 あの一番ねぇ、やっぱりね、こうね、親父っていうものを考えたね。
高 なるほどね。
松 正直ねー、汚い仕事やねん。
高 なるほど。
松 で、終わった後のその、スチロールやなんや、
高 掃除とか、もー、
松 テープの、あのークズみたいなんがいっぱいでるわけよ。
高 片付けなあかんし。
松 それをー、親父、あの、必死で片付けてた、俺そんなん見てね、
高 うん。
松 やっぱり、胸あつーなってね、
高 あー、分かるわー。
松 「あー、こんなんかーー。」と思ってね。
高 「あー、働くとはこういうことかー。」
松 まあ、ある種親父のそういうの見せんのは、
高 いや、そうなんですよ。
松 手ではあるかわからんけどね。
高 いや、そういうことなんですよ。
松 ただ、あまりにも貧相やったから。

高 俺なんか、うちの親父がずーっと果物屋やから、
   それ見とるからね。
松 そうそうそう。
高 うーん。やっぱり大変やーと思うもん。
   うちのおかんでも、ミカン箱2つぐらい、かつぐからね。
   うちのおかん。
松 ほー。
高 そんなんね、できませんよ。手ぇぼろぼろなるし。
松 そうそうそう。親のそういうとこは、多少見せなあかんな。
高 うん。それ見ると、
   「あー、やっぱり苦労してんな。」ってやっぱり思うわけですよ。
松 そうやわ。
高 うん。
松 あ、でもそう考えたら、俺がもし子供なんかできたって、
   俺の苦労してるとこなんか見せられへんもん。
高 なんにもあれへん。
松 全然苦労してへん、と思ってるやろな。
高 思ってんねん。実際はね。
松 「なーんか、思いつきで喋りやがって。」みたいにな。
高 そうそうそうそう。「テンションだけ上げやがって。」
松 「テンション高いだけや。」
高 「なんにもおもろいこと言うてへん。」
松 ははは。
高 「声でかいだけやがな。」みたいな。
松・高 ははは。
高 「声でかーて、テンション高いだけやがな。」みたいな(笑)
松 ほんまそやなー、ほんまにそうやなー。
高 「運がええだけやがな、うちの親父〜。」みたいな(笑)
松 ははは。
   うわ、もー、俺ぼっこぼこにしたんねん(笑)
高 「関西弁いうだけで、ウケんのかー。」みたいな(笑)
松 俺もう、菜箸でぶっすぶす刺したんねん、背中(笑)

松 だからまあ、親父のそういうとこも、
   まあまあ、多少見せたり見せへんかったり、
高 いあ、絶対ね、俺、見せなあかんと思う。
松 そうかー。
高 「この人、こんーなに寝ずにやってる」とか、
松 うん。
高 「この人、こんーなに苦労してやってたんや」っていう姿は、
   やっぱ見せないかんと思うよ。
松 うん。
高 ほんで、自分の仕事とやっぱ比べるもん。
   「あ、俺の仕事って、まだこうやなー。
    あ、もっと頑張れるな。」とか思うもん。
松 うん。あ、俺、おかんとこでもやったわ。
高 もう自分なんや?ものっすごい、
   両親の中でぬくぬくとやらしてもらってるやんか(笑)
松 違うよ(笑)
高 なに?どういうこと?
松 だって、「おかんのとこ」言うたって、
   おかんの会社ちゃうっちゅーねん、だから。

松 おかん、積水化学で、あのー、
高 うん。何やってたん?
松 あれやんか。ベルトコンベア―で、あのー、
高 うん。
松 救急バンソウコウが流れてくんのを、
   箱に詰めてる、クソみたいな仕事や。
高 ははは。
松 ははは。
高 「クソ」言うなや(笑)
松 (笑)
高 なるほどね(笑)
松 そう。
高 救急のね。
松 そうそうそう。

松 俺はそれはやらずに、
高 うん。
松 あのー、結局その、救急バンソウコウってテープやんか。
高 うんうんうんうん。
松 あれの、切る前のごっついデカイロールがあって。
高 あ、はいはいはいはいはいはい。それを?
松 これが、倉庫に山ほどあるわけよ。
高 あー。持ってこなあかんねや。
松 これを、その、は、運ばなあかんねん。
高 セッティングせなあかんねや。
松 そうそう。
高 うん。

高 うちはやっぱり、言うても果物屋やから、
松 うん。
高 そんなー金ないやんか。
松 うん。
高 そんならもう、ヤマグチダイゾウ知ってるやろ?
   ダイゾウんとこ。

高 もうあそこは、10何人、仕事が、
   仕事人がおるわけよ。おっさん。
松 うん。

高 当時なかったんやけど、あいつんとこ行ったら、1階に、
松 うん。
高 冷水機があってん。
松 あ、これ、当時としては、か、革新的なもんや。
高 もー、夏に、冷水機、
松 うん。
高 くっと、コップ持ってったら、
松 うん。
高 ウィーーン言うて、冷水機があるとこって、まーーないやんか。
松 ハイソサエティや。
高 俺も「あーー、うちとは全然ちゃうわー。」思たもん。
松 うん。

松 あ、そんなん言い出したら、うちのおとんとおかんが、
   まず緑のおばさんと、緑のおじさんやんか。
高 あれどこで金もうてんの?
松 市やろ。
高 いよいよ国、国からの援助、援助を二人で(笑)
松 そうそう。
高 泣き付いたぐらいの事かいな?(笑)
松 そうそうそうそうそう。
高 いってるね、自分とこ。
松 だって俺、それをずっと見てきたわけやから。あの、子供、毎朝、
高 あれでも何?おっちゃんとおばちゃんが、
   入れ替わり立ち代わりやったの?
松 いやいやいや、違う違う違う。
高 ダブル?
松 ダブル。
高 どっちが先に見つけてきたん?
松 お、うちのおかん。
高 (笑)

松 わりには全然良くない。
高 えー?
松 だって、うちのおかんは、あれをやってから積水行ってん。
高 あー。
松 で、あのーあっちの地区も人足りひん、いうことなって、
高 うん。
松 親父が参入したんや。だから、あのー、俺の友達の中では、
   うちの親父に見送られて、うちのおかんに見送られて、
   学校行く奴がおんねん。
高 (笑)
松 で、俺はおかんだけやねん。
高 なんやねん、と思うな。イヤやろー?それ。
松 もうね、
高 「行ってらっしゃーい。」言うてるやん。
松 もうね、もうね、それはね、
高 うん。
松 最悪でね、
高 うん。
松 もう、毎朝、お、おかんに、こー、
   「行っといでー。」ってやられるわけやんか。
高 うん。

松 俺はもう、何回も言うた。
高 あれイヤや。
松 「喋んな。」
高 いや分かる。あれイヤや。
松 今から学校行くいうときに、
高 「人志、ちょっとおいで、ちょっとおいで。」
松 「“人志”言うな。」って、もう他におるわけや。
高 おるよ。
松 その、ねえ?
高 上も下も同級生も、
松 上も下も、
高 女も。
松 「人志〜、」なんやもーねぇ、
高 うん。誰これ?
松 俺、一回ね、「このババア殺したろかな」思った時あったけど、
高 (笑)
松 目くそがついてたんやな、俺、かぱかぱの。
高 ははは。あれやられる、あれ、同じや、絶対あれや(笑)
松 ちゃう、自分が思ってるよりひどいで。なんやと思た?
高 う、うちのおかんようやんのは、
松 うんうん。
高 ガーゼに、ガーゼみたいなハンカチがあって、
松 うんうんうん。
高 ツバ、ぺっぺってつけて、
松 あーー!それやねん!!
高 それやろ?!
松 もー、最っ悪やねん!
   朝ガーゼハンカチ、ツバ、ぺぺぺぺ!つけて、
   目くそバ〜〜とられんねん。
高 ははは。
松 ほいで、「はい、行っといで〜。」言うけど、
   向かい風でごっつクサイ時あんねん。
高 ははは。俺、
松 (笑)
高 それは、まっつん、
松 うん。
高 まっつん、俺もそれやられたんねん。
松 ははは!
高 うちのおかんに、店の前でやられてんねん、俺(笑)
松 ははは。

松 もー、最悪やろ?!
高 友達見て、わら、笑われへんねん。
松 あれ最悪。
高 で、俺やられた後に、「最悪や、最悪や。」って、
松 最悪やねん。
高 俺がもー、言わなしゃーないわけよ。
松 言わなしゃーないよ。
高 あのね、低学年でも、あれはきびしいわ。
松 あれはきびしいよ。でね、あれ面白いもんでね、
   「親しき中にも」っていうか、さすがに子供同士でも、
高 うん。
松 あれやられたら、
高 うん。
松 苦笑いやろ?
高 そうやねん。ツッコんでくれへんねん。
松 ツッコんでくれへんねんな。
高 うん。あれ引きよんねん。
松 みんなあんのかな?みんなあるから、そんな、
高 あれみんな、あり、ありよんねん。
   だから、「あ、やられてもうてる。かわいそうに、このタイミングで。」
   って思ってくれてんねん。

松 今、平成のおかんもやんの?あれ。
高 やらへんやろ、そんなもん。きったない。
松 今の子は、
高 「お前のツバの方が汚いわ。」って思うもん。
松 ははは。
高 「俺の目くその方がきれやわ!」と思うもん(笑)
松 ははは。
高 「お前のツバは、どんだけきれいやねん!」
   って思ってまうもん(笑)
松 腹立つ(笑)
高 腹立つよな。・・まあでも、そのことで、
   今喋れんのがありがたいけど(笑)
松 自分なんかええよ。その、友達と遊んでる時やろ?
高 うん。
松 俺、さあ今から、
高 学校へ(笑)
松 今から学校へ向かうって時やで?
   今日の一日の始まりやで?!
   友達ばっかりじゃないねん。知らん奴もおるし。
高 うわー。
松 その中で、ガーゼにべっべっべっべ!やられて、
高 (笑)
松 目くそ、そんなな〜、もうな〜、やる気、
高 いじめや、いじめ(笑)
松 3時間目まで立ち直れへんわ!(笑)
高 ははは。「忘れよう、忘れよう」と思うけどな(笑)
松 (笑)
高 「プールや、次プールやから、忘れてまおう。」って思うねんけど(笑)

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