2006.2.18(土) 229回

今週の一曲 『 忘れていいの 』 谷村新司と小川知子

其の壱 『 急性鼻炎VS花粉症 』

松 どもー、週刊松ちゃんです。
高 どーもー、東京駅高須ちゃん口です。
高 ね。
松 ね。
高 ポンセさんです。これ。ね。
松 ははは。
高 久々のポンセさん。
松 俺、噂ではもう死んだって聞いててんけどね。
高 いやいや、ポンセさんは健全ですよ。
松 老衰で。
高 そんな歳ちゃうわ!
松 あーそうなの?
高 ポンセさんはもっと若いよ。これ。
松 そんなもん分かれへんがな、こんなもーん。
高 25から29歳の間やもん。
松 そんなもん、プロフィール詐称なんぼでもしよるやろ。
高 ポンセさん?
松 そう。
高 その、このセンスは、もう若いでしょー。
松 絶対このセンス若ないやろー。
高 ははは。
   「レオナルド・ダ・高須でーす。」いうのも入ってるからね。
松 うわーーー。
高 ポンセさん。
松 1日2万個考えられるわ。
高 ははは。失礼や。やめて。
松 (笑)
高 ポンセさんの悪口言うの。

松 このラジオ終わりから。
高 あー。
松 鼻声がひどかったやろ?
高 なんなん?あれ。なんの病気?なんの奇病?
松 あのー、結局病院行って分かったのが、
高 うん。
松 全然風邪とかじゃないねん。
高 ウイルス的なもんかいな。
松 急性鼻炎やったんや。
高 なんなんそれ?急性鼻炎て。
松 俺ね、だからね、いや、こっから俺の推測やで?
高 うん。
松 あのー、『ガキ』でもちらっと言うたけど、
高 うん。
松 めちゃめちゃ性感マッサージで、
高 あーあー。
松 めちゃめちゃ汚いラブホテル、
高 行った。
松 行ったって言ってたやん。
高 言った。
松 多分、あっこで、ハウスダスト的な、いや、もっとすごい、
高 初めて鼻に、か、か、かんつ、
松 ああ〜〜っ!ちゃんとしっかり言おう!ここは、もー、
高 ははは。
松 スタートやから、しっかり言おう!
高 鼻に貫通したことのないものやったんかいな、
松 ・・。
高 っていうぐらいのことよ。
松 うわー。
高 はい、いこう!はい、いこう!
   はいOKOK!はい、いこう!ほいで?
松 ハウスダストどころか、
高 うん。
松 なんかこうねー、
高 ほう!何!?
松 (笑)
高 何がきた?!
松 ははは。
高 うん!どころか?!
松 いや、カビカビ。多分悪性のカビみたいなもんが、
高 「悪性のカビ」?
松 悪性のカビみたいなもんが、鼻に、
高 うんうん!
松 ねっちゃくされたんやと思う。
高 ねっちゃくされた(笑)
松 (笑)

松 これ、ラジオ聞いてる人ね、
高 うん。
松 あのー、もしかしたら皆さんも、
   今後なるかもしれないですけど、
高 うん。
松 僕に先なっていただいて、
高 うん。
松 すごく良かったと思いますよ。
高 なんでですか?
松 めちゃくちゃ怖い。
高 は?
松 めちゃくちゃ怖いんですよ。
高 何が?
松 要するに、
高 うん。
松 そのー、こ、前回のラジオの時、
   鼻が、鼻詰まりひどかったでしょ?
高 うん。
松 あの後、映画会議あったやんか。
高 うん。
松 あーの時に、映画会議を終わったぐらいから、
   やりつつ、なんか弁当みたいなん食べたやろ?
高 はいはい。
松 あ〜の瞬間からなんですけど、
高 うん。
松 味が一切無くなったのね。
高 あれ?
松 まあこれは、「まあまあ、風邪とか、」俺そん時は風邪や思てたし、
   そんな症状まあまあ、初めてではないから、
高 うんうん。
松 「まあそれにしても、ここまで味がないってことは、
   あんまなかったなー。」とは思いつつ、
高 うん。
松 「よっぽどきとんねんな。」と思ったんや。
高 うん。
松 結局そこからね、
高 うん。
松 あの、これも結果論ですけど、5日間ですよ。丸々。
高 ほーー。
松 で、これー、結局5日間て今分かったけど、
高 うん。
松 その時にしたら、いつ終わるともしれへん。
高 あー。
松 ほいで、俺、病院行ったら、
高 うん。
松 「あのまあ、急性鼻炎ですねー。」って言われて。

松 「臭覚と味覚が、全く無いんですけど。」
   それ、土曜日の時点で。
高 ほーー。
松 これラジオ木曜日やったやろ?
高 うん。
松 土曜日の時点で病院行って、聞いたら、
   「あのー、まれにですけど、
   これを機になくなる人がいるんです。」
高 ええっ?!うわ、怖い。

松 「結構強い薬なんで、多分効くと思います。」言うて、
   もうて帰ってんけど、その次の日もその次の日も、
   まっったく鼻も、み、何?味もなんーーにもないねん。
高 へー、それ怖いね。
松 俺、「このままいくんちゃうか?」と思て。
高 うわ、これツライな。
松 これがね、どんだけ怖いか、いや、分かってへん!
高 いや、わか、
松 目が死んどんねん!
高 いや、分かった分かった(笑)なるほど、こわーー。
松 怖いやろ?
高 怖い怖い。
松 ほいでね、鼻がつまってるってことは、
   あんだけ鼻がつまるとね、
高 うん。
松 耳も通ってないねん。ちゃんと。

松 だから、聴覚・味覚・臭覚がもー、おしゃかやねん。
高 な、
松 おしゃかはんやねん。
高 なんや言うたわりには、おしゃかかいな。
松 (笑)
高 もっとなんか出るんかな、思たら。
松 怖かったから。出ぇへんねん。
高 あえておしゃかにしたんや。
松 そうやねん。
高 はー、そうですか。

松 他人事もはなはだしいな。
高 そんーなものが、すごかったんならば、
松 うん。
高 僕も、これはこれで、僕は人間ドック行きました。
松 そんなんどーでもえーわ。
高 いやいや、まだ喋ってへんやん、なんにも。
松 うん。
高 早いわ(笑)
松 日本語と英語のあわせ技や。そんなん。
高 そうや(笑)
松 人間ドックなんて。
高 そらそうやがな、別に(笑)
松 (笑)
高 別にええやんか(笑)

高 ほいで、年に1回行ってるんですよ。
松 うん。
高 ほんで、バリウムって飲んだことあります?あなた。
松 ない。
高 ないでしょ?
松 うん。
高 飲むんです。なんか、ごごご〜〜ってね、
   バリウム飲んで。
松 うんうん。
高 ほんで、カメラ写すんですよ。
松 うん。
高 右行って、左行って、ぐるぐるやるんですよ。
松 うん。
高 で、窓のむこっかわに、先生がいてるんですよ。
松 うん。
高 なんかね。
松 うん。
高 で、俺がガーーッてやってる時に、
松 うん。
高 いつもやったら、スムーズいくところを、
松 うん。
高 止まんねん。俺が背を向けたぐらいのとこで。
松 まあ、いややな。

高 さっと、まあ、俺後ろ見たんや、先生の方を。
松 気持ち悪いからね。
高 うん。あの、
松 うん。
高 ガラスのむこっかわに、お、いて、いてはる、
松 うん。
高 先生が、
松 うん。
高 そしたら、もう1人先生が来て、2人でごっつ怖い顔して、
   「・・・」って言うてんのよ。
松 うん。
高 「出た・・。」
松 ははは。
高 「なったーー。」
松 ははは。
高 「入った、俺。」と思ったのよ。もう、ほんまやで?!
松 (笑)
高 もーのすごい怖い顔して喋ってんねん。

高 胃の中を、
松 うん。
高 その、バリウムがぐるぐるまわることによって、
松 うん。
高 突起物があるとか、なんかなってるかとか見るわけよ。
松 あー、そうやね。
高 で、それを見てるから、また同じとこで止まるのよ。
松 うん。
高 またさっと見たら、
松 うん。
高 ずーーっと喋ってんねん。
松 うん。

松 そこの病院も考えなあかんね。
高 そうやねん。
松 もうちょっとこー、フイルムみたいなん張るとか、
   なんかしてね。
高 そうやねん。
松 こっちから見えへんように。
高 分からんように、せめて、
松 うん。
高 笑いながらね、なんかふわ〜っとしてくれたらええのに、
松 うん。
高 怖い顔してんねん。
松 うん。
高 で、まあ終わって、「はい、終わりましたーー。」って、
   すっと先生来て、
松 うん。
高 「すいませんね、ちょっと僕の声がおかしかったんで。」って、
   嘘つかれてんねん。
松 えーー?
高 全然、俺そんなこと気になってないねんで?
松 うん。

高 レントゲンみたいなの見せてもらえんのよ。
松 うん。
高 3時間後に。
松 うん。
高 先生の話、ずーっと待ってて。
松 うん。
高 3時間経って、見してもらったら、
松 うん。
高 胃のところに、
松 うん。
高 普通なら、胃があったら、
松 うん。
高 こー、バリウムがば〜っと、なんにも突起物なかったら、
松 さらーっと流れるよね。
高 さらーーっと流れんねん。
松 うん。
高 これが、ぴゃんって飛ぶ、と。

高 ポリープみたいなんがあるから、
松 あーもう、そらもう、完全にそやな。
高 だから、「ぽんぽんぽんぽん、はじいてますね、ここ。」
   って言われて。
   「そんな、ぽんぽんはじいてるかなー?」と思って。
松 あー、それはもう、あかんね。
高 俺は、「うわーー。」、
   で、「うちで胃カメラ飲んでもらってもいいんですけど、」
松 うん。
高 「3月ぐらいなるんですよ。」と。3月〜、
松 フェアが。
高 ・・フェアが。胃カメラフェアーが。
松 (笑)
高 それ「胃カメラフェア―」って。そんなことちゃうよ。
   真剣やねん、こっちは(笑)
松 はは。
高 焦っとったんや、めちゃめちゃ。フェア―ちゃうわ(笑)
松 (笑)
高 3月に、やっと胃カメラの、
松 第2回(笑)
高 第2回胃カメラフェア―が(笑)
   違うねん。普通に、そっから、
   そっからあかへんって言われて。
松 うん。
高 だから、よそんとこ、ちょっとあのー書きますよって。

高 で、胃カメラこないだ飲んだんや。
松 どうやねんな?ほんなら。
高 なんにもあれへんねん。
松 え?
高 もうね、その間ね、一週間ぐらい、
   すっごいイヤやったもん、俺。
   うちのじいちゃん、どっちも胃がんで亡くなってんねん。
松 えー?
高 だから、胃はもう〜、要注意やねん。
松 意外と普通やな。
松・高 ははは。
高 せやねん。胃が要注意や。
松 でもね、あのー、ようそんなしょーもない話で、
   俺の話横取りしてくれたな。
高 そんーな、別に自分生き死にちゃうがな、そんなもん!
   別にそんなもん、鼻が、なんや、通らんかったぐらい?
松 あのな、
高 鼻炎や、花粉症やん、そんなん。
松 全然分かってない。
高 花粉症でしょ?
松 全然分かってないですね。
   あのね、あの、僕ほんと思ったんですよ。
高 大げさやなー。
松 この5日間ぐらいね、仕事やってても、
高 うん。
松 その、とにかくもー、この後、
高 うん。
松 もうメシ食いに行こ、とかではないわけよ。
高 そらそうでしょう。それぐらい。
松 別に体がしんどいわけではないんですよ?
高 へーへー。
松 熱があるとかでもないです。
高 ほうほう。
松 風邪じゃないんですから。
高 ほうほうほう。
松 ただ、ま〜〜これだけね、
高 うん。
松 食っていうものを絶たれた時の、人間のこの絶望感。
   それからこの、の、残る俺の、最後の、
   さい、最終段階への、
高 ほう。
松 死へ向かうまでのこの、
高 うん。
松 え、折り返しからの、
高 あ〜、
松 残り40年。
高 うん。おう、40年、よー生きるな(笑)
松 真っ暗やで。

高 ただ、花粉症の人なんか、そうなるんですよ。
松 毎朝起き、起きた時に、
高 そら起きる、
松 俺何するかっていうと、
   「今日はどうやねん?今日はどうやねん?」の世界なんですよ。
高 はー。
松 ね?ほいで起きて、毎朝俺がまず一番最初にするのは、
   枕カバーをにおうんですよ。
高 ははは。
松 加齢臭がはんぱやないから。普通なら。
高 ほんとに?(笑)
松 ははは。
高 それの方が問題あるやろ(笑)
松 全くせえへんねん!あの加齢臭がやで?
高 いや、知らんがな、その加齢臭(笑)
松 屁をこいたって、
高 うん。
松 その俺のこいた屁が、くさいのかくさないのか、
   俺に分かれへんねんで?
高 ええやんか。ええやないの、そんなもん。
松 (笑)
高 なんにも怖いことあれへん。そんなん別に、すぐ治るやん。
   で、絶対「全然」ってことはないはずや。
   軽く、どっかでは、
松 そう思うやろ?
高 どっかでは、
松 そう思うやろ?
高 におえてるはず。
松 そう思うやろ?
高 うん。

松 まっっったくない!ゼロや。まっったくない。
高 結局、それはさ、鼻が通れへんから、におえへんやろ?
松 鼻も、それまたな、それがさ、
   これがまた怖いねんけど、鼻は言う程通ってないことないねん。
高 え?
松 鼻声やけど、人から聞いたら、「うわ、鼻声ですね。」
   って言われんねんけど、呼吸は結構できてんねん。
   にもかかわらず、臭いが一切無いから、ごっつ怖いねん。
   まー、家でテレビ観ててもね、仕事終わってもう家帰ってきてやる気あれへん、
   なんーにもする気ないねん。もう家帰って、もうしゃーないから、
   もうこれもさー、もー、メシ食う気もないねん、別に。
   ただこれ、人って腹は減んねんな。
高 まあ、そらそうでしょう。
松 で、薬飲まなあかんから、食後に薬飲まなあかんから、
   メシは食わなあかんわけよ。
高 あー、なんか食うわな。
松 食おう言うたって、味もせえへんから、
   食う気がせえへんけど、腹は一応減っとんねん。
高 やっかいやなー。
松 やっかいやねん。
高 それ。
松 ほいで、家でテレビ観てても、まー、あーやってテレビ観てたら、
   俺気付いたけど、食うもんの番組って多いな。
高 なるほど。
松 ほいで、それでね、観るたんびにね、
   「俺はもう、一生分からんのちゃうやろかー。」とかね。
高 そんだけ思う?
松 思うねんて。
高 でも、5日続いたら、確かに思うか。
松 思うよ。
高 良かったな。もうにおうねやろ?でも。
松 だからこれが、もう、これ俺の話聞いたり、
   俺の、あのラジオ聞いてる人とかは、
高 うん。
松 もう、「あ、こういうもんがある。」っていうのが分かったから、
高 うんうん。
松 多分、みんながそうなっても、
   こんな怖ないと思うねんけど。
高 うん。
松 多分ねもうね、あの、彼女とかね、嫁さんとかね、
   多分できへんで。一緒になんか食べて、
   「おいしいな、これな。」っていうね、
高 あーまあ、確かに、
松 「温泉行こか。」とか、どこどこ行こか、旅行行こか、
   「あーこれうまいな〜〜」とか、テレビ観てて、
   「うわ、これうまそやなー。」っていう、
   もう会話が成立せえへんってことは、
高 なるほど、
松 もう無理やで。
高 なるほど。それはでも確かに、
   臭いがかがれへん人の気持ちは、
   そういうふうな気になるんかもしれへんね。
松 ほんまに。
高 なるほど。
松 そう考えたら、インポなんてどーでもええわ。
高 いやいや、ど、(笑)
松 インポで悩んでたけど、
高 いやいや、(笑)
松 どーーでもえーわ。
高 インポかい(笑)
松 ははは。
高 えらいカミングアウトやな(笑)
松 こんーな勃てへんかってもええわ。
高 いや、もうええよな(笑)
松 ははは。
高 いや、えらいカミングアウトやけど(笑)

松 棚開けたら、ぺヤング入ってたから、
高 あー、ぺヤング。
松 「これでええわ。」
高 「これでええわ。」と。
松 お湯入れて、
高 うん。
松 3分経って、お湯ドドドドって、捨ててる時に、
高 うん。
松 捨てる時に、
高 うん!
松 ぺヤングのお湯捨てる匂いがしたんや。
高 匂いがしたんや。おー。
松 めーちゃめちゃ嬉しいて!
高 へーー。
松 「今なら味わかるー!」思て。
高 うん。
松 ほいで、もー、ソースば〜〜かけて、
高 うん。
松 ずるずる〜〜っ食うてんけど、
高 うん。
松 焦ってもうて、
高 (笑)
松 お湯ちゃんと捨ててへんから、ごっつ
高 まずい(笑)
松 水っぽい。
高 ははは。
松 ははは。
高 でも味はしたんや。
松 味はしてんけど、
高 あー。
松 ちゃんと知りたかったわ!もー、一回目の食事は、
   ちゃんと知りたかったわ。
高 そらしょうがない、それはしょうがないですよ。
   でも、良かったじゃないですか、それ。いや、ほんまに。
松 ほんまに。

高 自分な、花粉症になったら、言うやんか。
松 花粉症なんかどーでもええがな、そんな、
高 そ、
松 さっきから、俺の話を花粉症と同意、義語にしようと必死やなー。
高 いや、悩んでんねん。なってる人は、その何ヶ月間は、
   ずっとそれになるねん。5日やろ?!たった5日やろ?
松 でもちょっとは味、わからんことないやろ?
高 いや、ほんまに分かれへんねん。
松 どのぐらい分からへんねん?
高 100、120パー分かれへんねん。
松 絶対嘘や(笑)
高 ほんまに分かれへんねん。
松 さっき言うてたやん。そんな、
高 花粉症の人の、つらさを分かってへんねん。
   ほんーまつらいんやって。
松 おーー。
高 だからそれが、ちゃうねん、5日じゃないねん。
   50日続くねん。もっとや。なんやったら。

松 あのねー、
高 大変なことなんですよ。
松 ほいでねー、そのー、こういう仕事やってるでしょ?僕。
高 うん。
松 もー、ほんっとつらいのよ。
高 まあ、これはね。
松 うん。

松 聴覚がちょっとこー、絶たれてるんで、
高 うん。
松 で、自分の声も遠いから、
高 うん。
松 間がちょっとね、はかられへんようなんねん。
高 うんうん。
松 でも仕事はやらなあかんわけよ。
高 そうですよ。
松 そんなもん、あのーー松本体調悪いとか、
   誰も分かってくれへんからね。
高 分かりますよ。
松 これでねーー、あのー、「HEYHEY」やなんや、
   「ガキ」のやなんやー、ほんーま、きつかったで。
高 分かりますよ。ただこれは、ほんとに、
松 分かりますよって、
高 営業、営業マン、営業マンも、
松 営業マン、1人2人相手やがなー。
高 違う。毎日色んな人と喋らなあかんねん。
松 俺、
高 初めての人とも喋らなあかんねん。
松 絶対あのー、テレビ、俺ね、ちょっと今いややねん。だから。
   今オンエアされてる、いや、もうこのラジオは、
高 人志は違う人志なんですよ。
松 そう。
高 あー。
松 めっちゃ悔しいんですけど、全然本調子じゃないねん。
高 だから言うてますやん。花粉症の人はそうなんです。
松 どーでもえーねん。花粉症なんか。
高 ね?
松 なんーーぼでも花粉吸うたるわ。
高 うーわ、ほんまやな?
松 あー。花粉を、
高 よーし。
松 詰め込んであげるわ。鼻に。
高 普通や(笑)
松 ははは。

高 鼻はつらいよね?
松 鼻はつらい。
高 はーー。これ、分かってくれるだけでもええわ。
松 ほいでねー、もうねー、今回でもねー、もう、あの、
   なんやろなー、まあ、悪気はないんやろうけど、
   もう色々番組やってるじゃないですか。
高 うん。
松 まあ、レギュラーが、
高 よーさんあるね。
松 こう、あるじゃないですか。
高 うん。
松 で、そのたんびに会うスタッフがいるじゃないですか。
高 うんうん。
松 もうしんーどいのよね。「鼻声ですね。」
高 毎回言われるから。
松 またやー・・。「いやいや、あのー、」「風邪ですか?」
   「いや、風邪ちゃうねん。あのー、きょう、急性鼻炎やねん。」
   「へー。」
高 「どういうふうなことですか?」
松 「どういうふうなことですか?」みたいなことから、
   「やっぱその、あれでしょ?それね、それね、花粉症ですよ。」
高 うん、簡単に言われてまうねん。
松 「いやだから、だから、
   急性鼻炎やって言うてるやんけっ!」って言う話。
高 「あ、でも、それ松本さん、でも花粉症ですよ。」
松 「でも、花粉症なんですよ。」とか言う奴もおるしね。
高 おるおるおるおる。
松 で、ちょっと、「ゴホンゴホン!」なってきたら、
高 「風邪ちゃいます?」
松 「あ、咳も出てきましたね。」みたいなこと言われたり、
   もうね、いちいち、いちいちしんっどいねん!
高 ははは。
   言っときますよ。それ、花粉症の人もそう言われるんですよ。

高 でもまあ、5日ですんだから、
   良かったじゃないですか。別に。そんなの、別に。
松 それ、結果論やがな。
高 そうですよ?
松 5日目は、
高 全て結果論です。
松 「明日で終わる」って分かってたら、そらね、
   もっとハッピーにすごせましたよ。
高 うん。
松 ほんっとにねー。
高 でも、
松 ええ。
高 これ、何度も言いますけど、
松 うん。
高 花粉症の人は、
松 ははは。
高 あと何十年も続く可能性もあるわけですよ。
   毎年その時になったら、
松 うわ、もー、江間さんにも言われた、それ。
   「9割9分花粉症ですねー。」言うて。まだ病院行く前ね。
高 うんうん。
松 花粉症、「毎年花粉症なる人が、まだ出てないやん。」
   って俺が言うて。
高 うんうんうん。
松 「いやでもね、もう満杯になっちゃったんですよ。」
高 はやっ。毎年出てないのに。
松 「いや、満杯になろうがなるまいが、」
高 ははは。
松 「去年もおととしもなってる人が、
   まだその症状今年出ない段階から、デビューが、」
高 うん(笑)
松 「その人が出る前に出るか」ってことを、
   俺はずっと言うてんのに、
高 うん。
松 「花粉症ですねー。」
高 「間違いないですね。」
松 「間違いないですね。」って、あれなんやろ?
高 もうね、
松 どっかで、「なれ!なれ!」
高 ははは。
松 「お前もなれ!」って絶対思ってるんやと思うな。
高 あ、あ、そうやわ。そう!(笑)
松 そこの、こー、攻防。
高 分かる分かる、分かる分かる(笑)

高 言わしたいねん。
松 言わしたいねん。
高 「花粉症やったわ。」って言わしたいねん。
松 「花粉症やったわ。」って言わしたい。しんどいなー、あーいう説明って。
高 説明はええやんか。なってることがしんどいんですよ。
松 いや、しんどい。
高 ええやんか、心配してくれんねんから。
   誰も言うてくれへんよりマシやでー、なんでも自分、
   そんな「うっとーしい、うっとーしい」言うけども、
   喋ってくれへんようなったら、終わりやで。
松 ・・。
高 ・・・って言うやんか。みんな。
―パコーンという音が。
高 「パコーン」て。
松 ははは。
高 ボルビックの、
松 もうちょっと黙ってたら、
   ボルビックの「パコーン」入ったのに、自分。
高 焦ったんやなー。
松 まだまだやなー。

松 どーでもええで、
高 いやいやいや、
松 自分の胃がんの話。
高 胃がんちゃう言うねん。うち、俺、ほんま、
   一週間ぐらい、俺も俺で、ずーっともう、もういやでいやで。
松 そんな時にさー、あのー、こういうなんっていうのかなー?
高 ん?
松 こういう人を笑わす仕事?
高 うんうん。
松 人を楽します仕事って、ほんっとにつらいね。
高 うーん。確かに。
松 つらいねー。
高 喋らなあかんでしょ?あなたの場合。人に見られなあかんでしょ?
松 そうなんです。
高 実はこれがつらいんです。
   実は、そんなたくさんの人に見られるって、さっきなかった、
松 ないな。
高 さっき僕言わなかったでしょ?
松 うん。
高 つらいの分かるんです。みんーなから見られるからね、やっぱし。
松 で、「ちゃうねん、ちゃうねん」と。
高 うん。

松 野球選手でもさ・・、
高 うーん、そこや!
松 あのー、
高 うーん。だう、
松 でえへんねん。
高 ははは。
松 「コンディションが悪い」みたいな、な、なんていうの?
   ぶ、ぶ、ブランクじゃないわ、なんかそういうのあるやんか。
高 なんや、もー。
松 なんかね、
高 スランプかいな?
松 スランプやんけ!
高 うはああ〜〜!
松 (笑)
高 ブランクって。
松 でもね、お笑いってね、
高 うん。
松 スランプっていう言い方は、あんましてくれへんやろ?
高 あー、あーはい。
松 あるんですよ、絶対、人間なんですから。
高 ありますね。

松 それは、一緒やって。スポーツ選手も、なんだって。
高 一緒一緒。
松 それは作家でもそうやし。
高 一緒一緒。
松 絶対みんな、
高 ありますね。
松 手芸の先生でもそやと思うわ、俺。
高 ・・あれ?
松 いや、それこそ。
高 スランプちゃうか?
松 そうやねん、今。
高 ははは!
松 長いねん。4週間目や。
高 ははは。
松 違うわ。
高 そんな長ない(笑)
松 ははは。それやったら、もう枯れとるわ。
高 いや、ほんまやな、辞めなあかんわな(笑)
松 ははは。
高 4週間目は(笑)

高 でもね、あたなはまだほら、
松 うん。
高 これまた、すいません、またこれ、
   またそっち持っていきますけど、
松 ええ。
高 花粉症の人はね、
松 ははは!
高 花粉症のタレントはね、
松 ははは。
高 聞いてください、聞いてください(笑)
松 ははは。
高 これね、(笑)
松 もうおもろいわ(笑)
高 松本さん。
松 ははは。
高 花粉症のタレントは、(笑)
松 どんだけ「花粉症」言うねん(笑)
高 ロケが、
松 花粉症番組か!
高 あなたはまだいいですよ。
松 うん。
高 スタジオの中でね、あんまりロケ、
   言うてもそんなないですよ。
松 まー、たまに、
高 ほとんどがロケっていう人いてるんですよ。
松 あー。
高 ほとんどロケで、外、
   外もう歩き回らなあかん人いてるんですよ。
   その人は、マスクつけてロケできないんですよ。
松 そらそうですね。
高 つらき、つらいんですよ、もー。つらくてつらくて。
松 はーはー。
高 それは。そう考えるとね、
松 はーはーはー。
高 まあ言うたってね、まあまあ、
松 でも花粉症ってさ、
高 うん。
松 あのー、部屋の中入ったりとかしたら、
   ちょっとはマシになっていくわけでしょ?
高 少しはね。
松 もー、急性鼻炎は何したってあかんねんで。
高 ただ、くしゃみ出ぇへん。あれ、花粉症がつらいのは、
   鼻つまってる上に、くしゃみがもうはんぱやないねん。
   何度も出んねん。
松 ふーーん。
高 いや、「ふーん」やあれへんがな。
松 ははは。
高 関根さんもそうらしいな。
松 あ、関根さんはあのー、
高 手術する、してるもんな。
松 手術した。
高 なんか焼いてんねやろ?
松 でもあれ、1回したって、何年かしかもてへん。

高 大変やでー、あんた。
松 ただ自分、そんなん言うけどさ、
高 うん。
松 まるで俺が、急性鼻炎になって、
高 うん。
松 それを克服したって、
高 うん。
松 まるで俺が花粉症になれへんような言い方やめてや。
   俺かって、予備軍やねんからな。
高 まあ、そらそう、あなた何?さっき、・・(笑)
松 うん。
高 花粉症(笑)
松 (笑)
高 もうね、これね、これ4年目?
松 うん。
高 でしたっけ?
松 うん。
高 この番組。
松 知らんよ。
高 初期の頃、
松 うん。
高 「俺もう、花粉が、」
松 うん。
高 「なんぼあっても、花粉症ならない。」言うてたし、
松 うん。
高 「つめてやろうか」ってさっき言うたぐらいやのに(笑)
松 (笑)
高 何怖れてるんですか(笑)
松 そらなりたくない、
高 「予備軍」て。
松 そら、なりたくないですよ。あなた。
高 ビビリ倒してるじゃないですか。
松 いやー、まあでも、今年、今年でも10分の1って言うてたけどね。
高 何を、なんの、
松 去年の。
高 どういう、誰が分かるんですか?花粉の気持ちを、
松 いやでも、らしいで。
高 花粉のそのテンションの、何が分かるんですか?
松 あのー、先生も言うてたで。
高 なんの先生?
松 あの、俺その、
高 真面目か!
松 ははは。
高 真面目か〜(笑)
松 いや、10分の1らしいよ。
高 なんでも信用するで、これ。簡単に。

其の弐 『 伊東の電話 ・ 怖がりヘイポー 』

高 留守番電話に、
松 うん。
高 残しとかれへんねん。俺のこのケータイって、
松 うん。
高 何日かしたら、消えてまうねんけど、
松 あ、消えるね。

高 伊東のおっさん。
松 もー、知ってるよー。
高 自分、知ってる?あれ。
松 べろべろ、
高 あいつなんなん?
松 で、俺、もー、伝言4件ぐらいあった。
高 自分もきてんねやん。
松 入ってた、入ってた、もー。
高 自分喋れへんから、俺んとこにきてんねん。
松 もー、ちょ、意味が分かれへんねん、あれ。
高 酔っ払って、夜中やろ?
松 それも別に、東京来て、「何してんねーん?」じゃないねん。
高 ちゃうねん、ちゃうねん。大阪、
松 尼崎からやろ?
高 そうやねん。大阪とか、尼崎、ほんで、もー、
   べろべろなって、「寂しいんやー。」
松 「寂しいんやー。」言うてたな。

松 4回ぐらい入ってたな。
高 あれなんや?
松 なんやのあれ?
高 ほいでもうな、
松 うん。
高 それ悪いから、
松 あー。
高 ちょっと、伊藤に電話したったんや。何日か後に。
松 うん。
高 「お前、覚えてるか?」と。
松 うん。
高 「ごめん、覚えてる。」と。
松 うん。
高 「いや、なんか寂しいなってもうてさー、」
松 (笑)
高 「電話してもうたんやー。」
松 何を寂しがることが、
高 分かれへんねん。ほいで、
   「実はまっつんとこも、連絡しとんねん。これ。
    えらいもんで、まっつんは、連絡してけえへんわ。
    もう一切。」
松 違うねん。だから、そん時にもー、急性鼻炎で、そんーなもー、
   「お前の寂しさなんかどーでもえーわ。」みたいな世界やったんやって。
高 ははは。なるほど。
高 いや、そいで、
松 うん。
高 何をね、
松 うん。
高 寂しいんや?って思うやんか。
松 うん。
高 したら、なんかこー、なに、結局なんにもないねんで。

松 でも、なんにもないってことが寂しい、要するにな。
高 これ、俺らに電話してるってことは、もうみんーなに電話してるで?
松 どうなんやろなー。
高 俺な、聞かしたかってん。俺ここで。
   どんだけたち悪いやからの喋り方か、なあ?
松 うん。多分そのー、いわゆる平穏の寂しさっていうかね、
高 何もないことの寂しさか。
松 なんにもないことの寂しさなんじゃないかな。

高 ほんま、心配してもうてさー。
松 だから、幸せなことなんやけどね。
高 ある種ね。
松 うん。
高 まだね。
松 そう。
高 悪いことがないから。
松 そうそう。
高 うん、まあ、
松 失恋とか、そんなんじゃないわけよ。まず、恋せえへんねんから。
高 まあな。
松 うん。でもそれが、寂しいんやろな。
高 まあ、家族もおるし、
松 そうそう。
高 仕事もそんな悪いことなってないし。
松 そうそう。
高 酒飲む金もあり、
松 うん。
高 時間もあり、
松 うん。
高 健康体やし。ええんですよ。
松 だから、そんな気になんねんな。
高 あれかなわんなー。
松 かなわんねん。もうあんなん、ほっとかなしゃーないねん。
高 あー、あなたはほっといたんや。
松 ほっとくんですよ。

高 あ、自分、厄年行きましたか?厄払い。
松 行ってないですよ。
高 もう終わりとカウントしてるんですか?
松 いや、どうもやっぱりあけたみたいよ。この2月の3日で。
   ほいでこれ、ほんましつこいようやけど、
   それ急性鼻炎もぎりっぎりとびこみ病気なんですよね。
   もう、「最後の最後に、こいつ苦しめたれ。」みたいな感じやねん。
   ほんーまに2月の3日ぐらいで、もう俺、終わったんですよ。
高 じゃあ、一番最後や。
松 「あかん!まだ足りひん!」思たんやろな。このままやったら。
高 あら。
松 「もうちょい、なんかいるぞ、こいつ。」みたいな。
高 俺もじゃあ、そういえば、そうや。
松 せやろ?
高 そういう人間ドックで。
松 最後の最後で。

高 俺はもー、もう一回だけ行っとこう、思て。
   じゃないと、俺、2月3日、
松 ビビリまくり、真面目!
高 し、違う、誰の真似や、それ(笑)
松 ははは。ビビリまくりやがな。
高 違うねん。一応やっとかんと、
松 うん。
高 だからもう、さい、最後の最後よ。今年一年の、
松 ははは。
高 絶対に跳ね返すぞ!というね。
松 ははは。
高 一度やっとこうと。
松 ビビリまくりやがな(笑)
高 いや、そら、あーたがビビってたじゃないですか。
松 僕はでも、逆に、
高 もういいですか?
松 逆に、
高 うん。
松 あのー、魔の5日間。
高 うん。で終わった、
松 で、あけたのが、2月の2日か3日なんですよ。ほんとに。
   で、これは、逆に言えば、
高 うん。
松 なんかはっきりしたなーって感じがする、
高 なるほど。
松 「あ、多分これで終わりってことやなー。」っていうのがね。
高 僕でもね、厄払い行ってからなんですけど、
松 うん。
高 「年に一回、あーいうとこ行くことはええな」
   とちょっと思ったんですよね。
松 うーん。
高 それもちょっとあるんですよ。

松 昨日のヘイポーと喋っててさー。
高 うん。
松 もー、あの、あれアホやな、あれ。
高 あー、あの人はアホですね。
松 あれなんなん?
高 あの人はアホですね。
松 なんであんな怖がりなん?
高 分からないです。
松 あれいくつ?あれ。
高 50ですよ。
松 50でしょ?
高 郷ひろみと一緒ですよ。
松・高 ははは。
高 桑田圭祐と一緒ですよ。
松 もう全然、映画の話になっても、
高 うん。
松 ね?
高 うん。
松 「あれ観ました?」とかいう話になっても、
高 うん。
松 「えー?なんですか?怖くないですかー?」っていう、
高 いや別に、怖くはない(笑)
松 「なんか怖そうですねー。」とか、
高 (笑)
松 いや、こわないっちゅーねん(笑)

松 全然ホラー映画とか、そんなんじゃないねんで?
高 うんうん。
松 普通のまあ、言やあ映画なのに、
   「怖くないですか?」って言うから、
高 何を、
松 「いや、全然怖ないから。」っていう、
高 何を恐れてんねん。
松 話をしててね。
高 うん。
松 もー、ほいでさ、
   「チャーリーとチョコレート工場」の話になったのよ。
高 うん。
松 「あれは観ました?」って言うたら、
高 うん。
松 「あれは観ましたね。」
高 うん。
松 「あ、あれはさすがに怖なかったでしょ?」言うたら、
   「いや、あの、リスの描き方が、ちょっと怖いなー、」
松・高 ははは。
高 描き方まで言うな、そこまで(笑)
松 ははは。ぜ、観た?
高 観てないんですよ。
松 全然リスの描き方なんか、怖ないよなあ?
高 それを言うてんの?

松 それ観て。「チャーリーとチョコレート工場」。
高 いや、僕、家にもうあるんですよ。
松 で、すぐ観て、
高 うん。
松 あれの、リスの描き方の何が怖いのか、
高 (笑)
松 ははは。なあ?
高 あ〜〜(笑)
松 なんやの?「リスの描き方が怖い」って。
高 面白いね(笑)
松 「リスの描き方がちょっと怖かったですけどねー。」
高 な、ど、彼なりの怖いとこが、どっかあったんやろね。
松 (笑)
高 分からんわ、もー、あの人はもう。不思議やんな。
松 (笑)

松 ギリギリ分かるんですよ、今までのことは。
   「チャーリーとチョコレート工場」の、
高 リスの描き方が、
松 リスの描き方が怖い言われたらね、もうね、
高 (笑)
松 なんーーにもできないですわ!
高 目ぇつぶれないですよね、夜、もう(笑)
松 もう、(笑)
高 ははは。何が、なんやねん。
松 カーテンも揺らせないですわ。
高 揺らせないですね(笑)それ分かりますよ。
松 とっくりセーターも着せせられないですよ。早く、もー、
高 不安で(笑)
松 首を出してやらないと、もう、
高 分かりますよ(笑)
松 不安で。
高 分かりますよ。夕方がもう怖いですよ。
松 夕方が、(笑)
高 ははは。
松 もう薄明かりが、もう怖いですからね。
高 怖いですからね。

高 でも、50ですからね。あれ、親になれませんよ。
松 なれないですねー。
高 子供がね、お父さんビビリ倒してるわけですからね。
   「あああ〜〜。」
松 あのー、ほんまに「ガキ」でね、あの、学校、
   罰ゲームや言うて、学校の校舎みたいなとこで、
高 はいはいはい。
松 なんや、電気ちょっと消したら、
高 せやったな。
松 あれ何階?3階か4階の、
高 うん。
松 窓から飛び降りようとしたからね。
高 うん。
松 怖くて。パニックなって。
高 そうね。
松 もうこんな暗さの怖さやったら、飛び降りる、
   こ、怖さの方がええ、みたいなもんやね。
高 そら、すごいよね。

松 いやちょっともー、笑ってまいましたねー。
高 なるほどねー。
松 (笑)
高 あっこまで俺、ものを怖く思ったことないけどな。
   でも、あるでしょ?あなた、1人で、僕ら1人じゃないですか。
松 うん。
高 家帰ってね。
松 うんうんうん。
高 1人の時に、ちょっと電気暗くした時に、「あれ?」
松 あのね、それがね、これちょっと寂しいことやねんけど、
高 うん。
松 無くなってきて。
高 え?!
松 あんまり怖なくなってきたのね。
高 オヤジやんか、もう。
松 最近、
高 オヤジ殿やんか。
松 だからね、もー、多分、あのー、
高 青春が終わんねやんか。
松 青春がね、もう僕には多分、あのートトロは見えないですね。
高 うわっ!俺まだ、ちょっとは見えんのかな。じゃあ。
松 いや、
高 感じてるから。
松 あのね、あんま怖くなくなってきたのよね。
   これ、嬉しいような、悲しいようなやねんけどね。
高 あ、もう自分、ネコバス乗られへんわ。
松 もー、僕ネコバスねれないですね。
高 「ねれない」って。
松 ははは。
高 死んだええねん、もう(笑)

〜曲

松 すごいね、高須ちゃんリクエスト。
高 すごいでしょ?
松 ねー。
高 この2人の熱愛。
松 何年前ですか?これ。
高 結構前ですよ。なんか胸に手ぇ入れてましたからね。谷村さん。
松 谷村がね。エロガッパ。
高 エロガッパ。
松 ねー。
高 5千冊のビニ本持ってる。
松 ははは。
高 浜田がそればっかり言うのよ(笑)
松 (笑)
高 いや、俺知らんから「エロガッパ」言うたら怒られるけど(笑)

其の参 『 陣内孝則宅での打ち上げ ・ 集中力の大切さ 』

松 なんやあなた、今田の家で飲んでたん?
高 そうなんですよ。こないだね、
松 うん。
高 えらいもんですよ。こないだ、番組のまあ、
   新年会という名の打ち上げがあったんですよ。
松 うんうん。
高 それでね、
松 新年会という名の打ち上げ?
高 うん。まあまあ、結局番組が終わるんで、
松 なになに?
高 「抱きしめたい」っていうあの、陣内さんの。
松 あーはーはー。
高 まあ、その枠が全部いっそうすんので。

高 そいでまあ、「打ち上げしましょう。」ってなった時に、
松 うん。
高 なんとね、
松 うん。
高 陣内さんの家でやるんですよ。
松 ほーほーほー。
高 何十人、30人ぐらい、
松 うん。
高 ほんで行ったら、寿司屋のカウンターば〜ん!作ってあって。
松 あー、陣内さんはそうらしいね。俺、遠藤にも聞いたことあるわ。
高 ほんで、お寿司屋さんの、
松 うん。
高 板前さんが3人いてはって。
松 うん。

高 で、オードブルはオードブルで、なんか、
   多分、どっかのイタリアンかなんかで。
松 好きなんやろなー。
高 どぅわ〜〜ってあって。すんーごいんですよ。
松 俺、そんなんやったら、「店行ったええやん。」って思うけどな。
高 いやでもね、
松 うん。
高 すごいスタッフが喜んでました。ドンペリとかも、もう用意して、
松 うん。
高 もう陣内さんの奥さんや、お母さんやあら、よーさんいてはって。
松 うん。
高 で、みんーなスタッフが、
松 うん。
高 作家もディレクターもADも、
松 うん。
高 みんーな呼ばれて。陣内さんも普通に喋って。
   フランクにわ〜〜喋って。
松 うん。
高 楽しかったですね〜。
松 なんーーや、状況説明、
高 めっっちゃ楽しかったですね〜〜。
松 状況説明だけやな、これ。
高 ん〜〜めっちゃ。
松 (笑)

高 それ全部陣内さんですよ?お金。
松 そういうことやな。
高 うん。お寿司のあなたね、
松 うん。
高 あのー、まあ、みんな食っただけでもすごい、
   普通の寿司屋のカウンターより、
   よーさんネタ入ってるんですもん。
松 うーん、まあ。
高 だって、何まわしするってことか、ボンボン握ってるから。
松 そらそやな。
高 だ、普通のネタは、だから寿司屋よりも多いんですよ。まず。
松 うん。
高 これがまず一個の売り。
松 「寿司屋より多い」?2回目やけど。うん。
高 うん、なんかこれ売っとかな、
   次またドンペリぐらいしかないなー、思て。
松 ははは。
高 ドンペリも、ピンドンですよ、ピンドン。ピンクのドンペリ。
松 うんうんうん。
高 まあ、何本もうわ〜〜っとあって。
松 まあでも、そうか、それ、外で考えたら、まあやらしい話、
   そっちの方が安くつくんやけどね。
高 うん。まあ、
松 ピンドンなんて、絶対家で飲んだ方が安いからね。
高 ただまあ、何万かしますからね。単純に。
松 うん。

松 すごいねー。
高 すごいですよ。
松 なん、なんかそういうことできる人みたいやね。
高 うん。いやでも、僕らも、スタッフはもー物凄い喜んで。
松 うはうはや。
高 うはうはっていう表現か分かりませんけど。
松 ははは。
高 楽しく、アマノッチも来て。
松 アマノッチ?
高 うん。天野。
松 うん。
高 アマノッチとかー、あとーMEGUMIとかも。
   まあ、MEGUMIはやってるから来ますけど。
松 うん。
高 あと誰や、で、フットボールも来たんですよ。
   その日のゲストやって。
松 へーー。

高 陣内さんからしたら、フットボール関係あれへんがなって、
松 そうやな。
高 一応まあ、「入り入り〜、おいでおいで〜。」つって。
松 うん。
高 で、わ〜っと、もー喋って。
松 へー。
高 盛り上がってですねー。

高 ほいで、寿司はもう、普通の店より多いんですよ。
松 ははは。
高 ははは。どー考えても、あれは(笑)
   ほいで、かれこれあれ何時?2時ぐらいまで飲んで。
松 もうええわ、その話(笑)
高 ほいで今ちゃんとこ行ったんですよ。
松 はいはいはいはい。

高 俺と武野と、
松 うん。
高 えーとー、MEGUMIと、
松 うん。
高 水野裕子と、
松 うん。
高 あとーフットボールか。
松 へー。
高 よー酔ってましたよ、みんな。
松 ふーん。
高 べろべろでしたよ。
松 そうなんや。
高 うん。だってフットなんかもー、もーだってもー、
   ひどかったよ。岩尾なんて。泥酔ですよ。
松 あ、岩尾が泥酔って見たこと無いな。
高 物凄いですよ。
松 気持ち悪いやろなー。

高 みんな4時半ぐらいなって、「帰ろかー。」ってなったら、
松 うん。
高 もー、キッチンの横でずーっと寝てて。
松 へー。
高 見したろか?その時の岩尾の写真。
松 えー?怖いな、それ。
高 「はいー。」、そのー、なんやろな?
   「岩尾、帰るでー、行くでー。」って言う時の、
松 あれ何点や、ほんまにー。
高 「はいー。」言うた、いや、ひどいよ、ほんまに。
   あれもー、あんなもん。

高 きったない顔やろー?
―写真を見せる
松 ・・うわーー。
高 怖いやろ?なんか。
松 もー、怖いーー。
高 ははは。
松 怖いねん、こいつ、もー。
高 これもうね、ラジオの人は観れないですけど、怖いやろー?
松 もー、怖いねん。岩尾は、ほんーまに、もう。
   あいつはもー、業深いで、これー。
高 業深い。
松 な?
高 何代も悪いことしてるわ。
松 何代も悪いことしてる。
高 あいつに続く前にね。
松 前世。せやろ?
高 うん。何代も、
松 全部の神社蹴ったりとかしたんやと思うねん。
高 いや、多分そうですよ。
松 うん。
高 そこで全部のバチが一気にきたんですよ。
松 一気にきたんやなー。
高 チェック漏れだったんですよ。ずっと。
松 ははは。
高 「こんーなにチェックもれとるがな、ここ〜。」(笑)
松 「のんちゃん泥酔で、今田とこで吐く」って、
   のんちゃんって岩尾のこと?
高 岩尾のこと。

高 望やって、下が。
松 はー。うわ、
高 望って。
松 望って、もー。
高 気持ちの悪い、これー。
松 むちゃくちゃやん。感情入れすぎやー。

高 でもね、あーいうの松本さんやってください。今度。
松 何が?
高 そういうような、あなたもそうね、
松 うん。
高 スタッフを家で、あのー、
松 絶対イヤや。
高 ぐちゃぐちゃなるからやろ?
松 ぐちゃぐちゃなる、いや、ぐちゃぐちゃなるのは別にええねん。
高 うそーん。
松 いや、俺は今田と違って、別に家にこぼされたりとか、
   そんなん全然ええねんけど、
高 うん。
松 そういうことが、もういやや。
高 ど、呼んでることが?
松 うん。
高 閉鎖的やわー。
松 うん、まあまあ、そうやな。
高 なんやもー、
松 基本的には、個人的に鎖国人間なんでね。
高 なんやもー。
松 なんかその、あのねー、そういうのイヤやねん。
高 何がイヤやのよ?
松 芸能人風なんが、もー、僕すっごいいやなのよ。

高 だって、別に普通の会社でもしますよ?そんなの。
松 なんかあの、いややねん。
高 兄貴ぶんのがいやなんかいな?
松 兄貴ぶんのがいやなんやな。
高 はー。なんやそれ。
松・高 ははは。
松 いや、ほんとごめんなさい。
高 そうですか。
松 すいません。
高 な、
松 兄貴ぶんのがイヤで、ごめんなさい。
高 や、(笑)やってほしいな、そういうの。
松 うーん。
高 やっぱりね、芸人でそういうのやる人おれへんな、と思って。あんまり。
松 そんなことないよ、おるやろ。
高 家でパーティですよ?スタッフ呼んでですよ?
松 きよしさんとかそうちゃうの?
高 あ、西川きよしさんとかはそうか。
松 うん。
高 いや、雅さんもそういうことやりはるね。
松 そうそうそう。
高 だから、あの人もや。あの、赤、赤井さんも。
松 だから、そういうの好きな人がおんねん。
高 分かるわ。俺、ちょっと好きやもん。
松 あーそう。
高 なんか、できるならばね。
松 ふーん。
高 ただちょっと、僕は今ちゃん入ってるかもしれんけど、
   家がぐちゃぐちゃなんのイヤなんで。

松 自分の家ならまだ分かるんですよ?
高 うん。
松 今田みたいに、借家でなに気にしとんねんいう話なんですよ。
高 ああ、まあそうですけどね。

高 まあ、アマノッチも言うほどそんな喋ったことなかったからなぁ。
松 ふーん。
高 もう、「温泉今度行こう」言う話になったけど。
松 天野と?
高 うん。日にちなんにも決まらず。
松 そう。
高 うん。行こかー言うて。
松 うん。
高 えらい、えらい話に花咲いて。
松 ふーん。
高 まあ、こういうのあるとね、
松 うん。
高 一気にスタッフと演者が、こー、近づきますね。
松 まあまあ、酒っちゅーかね、
高 酒ってやつはね。
松 うん。

松 ずーっともう、行動範囲がせばまってて。
高 うん。
松 もー、もうええかなーと思ってね。
   仕事の虫でしたよね。そういう意味じゃ。
高 あ、そうですか。
松 ほいでーその、ラブホテルでヘンな菌もうたんは、
   まず間違いないから、
高 あーはーはーはーはーはー。
松 そんなんで、もう、そっちの方もね、
高 (笑)
松 もうあんまり。
高 「そっちの方もね」(笑)
松 そっちの方も、あんまりやる気なくなってもうてね。
高 あら、あきませんね。
松 いや、あきませんよ。
高 良かったね、じゃあ、もう終わって。
松 何が?
高 やっと、こー、
松 そうなんですよ。
高 やる気がね。
松 心晴れやかにね、もうやっぱりこー、
   仕事が一番大事やなって思ってね。
高 なるほど。
松 集中力を欠くことなく、
高 あら。
松 最後までやらなあかんな、と思って。
高 そらそうですよ。仕事はそう、
松 いや僕ね、最近思うんですよね。
   集中力ってここへきて大事やなって。
高 大事なんですよ。
松 あらっ。まるで自分、俺より先いってたみたいに、
高 全然俺おうが先いってましたよ。
松 え?
高 俺の方が先いってましたよ。
松 一回なんや、「おれお」みたいな、お菓子的な名前が、
高 ことが、のっけてきた?
松 出てきたね。

松 集中力って大事やねん。
高 大事なんです。
松 あのー、
高 結局そこなんです。
松 結局そこやな。
高 そこなんです!最後の最後、出るか出ぇへんかの、
   ねばりと集中力なんです。
松 あのー、サービス精神と集中力やね。
高 サービス精神も実は集中力なんです。
松 そうなんです。

松 これはー、全てのことに言えんのけ?
松・高 ははは。
高 な、も、だ、(笑)
松 今ちょっと集中力を欠いたわ(笑)
高 誰や、もうー(笑)
松 ははは。

松 よう気付いたね。
高 いや、僕前からそうですよ。僕全てそうですよ。
松 あのねーー、
高 あのね、松本さん、
松 うん。
高 「高須元気ええな。」とか言うでしょ?
   あれ「元気ええな」じゃないんですよ。
松 そんなこと言うてないよ。
高 一時言うてたやん。なんか俺と西田と今ちゃんは、
   なんやーテンション高いな〜。
松 あー、テンションは高いよね。
高 違うんです。
松 うん。
高 高〜にしてるんです。
松 嘘やん。
高 高〜にして、テンション保たんと、
松 うん。
高 保てない時があるわけですよ。
松 うんうんうんうん。
高 これはもうだからね、
松 うん。
高 そらそういう風に、無理からしてるわけであって、
松 うん。
高 集中力を保つためにやってるんですよ。それって。
松 うーん。でもね、俺ってね、集中力なくってねー。
高 そうですか?
松 もう映画でもねー、もう2時間以上とかなったら、
   もう絶対あかんねん。
高 あー。
松 いやもう、2時間以上じゃないね。
高 1時間?
松 もー、1時間、ぐらいまでは、まだちゃんと観れんねん。
高 その後がもう観られへん?
松 その後が、もー、
高 しんどい?
松 ほいで、全部観終わった後、なんか、
   「え?なんやってん?これ。」みたいな。
   で、一緒に観てるやつに、聞く、聞いたりね。
   「あれなんやねん?」って。
   「いや、あれはあれじゃないっすか。」みたいな。
   「え?そんなシーンあったっけ?」みたいなことは、
   しょっちゅうあるんですよね。
高 いかんなー。
松 そうなんですよ。だから僕、
   日経で映画の批評みたいなページもってますけど、
高 うん。
松 あんなんやったらあかんのですよね。
高 ねえ。後半観てないってことやん。
松 後半観てないんですよね。
高 えらい、
松 そんな人の映画とやかく言えるような、集中力がないんですよ。
高 ははは。
松 (笑)
高 ダメですねー。
松 ダメなんですけどね。
高 へー。
松 でも、それはまあまあ、「誰に迷惑かけてへんわ。」と思って、
   いいんですけど。ただ自分の番組において、
   もうちょっとやっぱ集中力もっていこうと思ってね。

高 年取ってくるとそうなってくるんですよね。
松 ほんまやな。
高 前言うたん覚えてます?この番組始めた頃に、
松 うん。
高 そのー、えっとまあ、しつ、し、センスっていうのがね、
松 うん。
高 まあ、どんどんどんどん落ちてきますか?っていうことを、
松 うん。
高 色んな人に聞いたんですよ。
松 うん。
高 教授とか。
松 うん。
高 そん時に、えっとー、「才能は枯渇するか?」って聞いた時に、
松 うん。
高 談志さんは、
松 うん。
高 「枯渇せえへん。」と。
松 うん。
高 談志さんはなんて言うたか言うと、
   「集中力が落ちるだけ。」って言うた。
松 あーー、そうなんや。
高 うん。集中力が、だから、あと最後、
   ぴーんってのばさなあかんねん。
松 うんうん。
高 ぴーんってのばすために、頑張って何度もやんねんけど、
松 うん。
高 昔は、ぴんってのばすために、
   何度もやれる集中力があったんや。
松 うん。
高 でもそれが、ぴんっとこー、のばす、
   集中力が欠けてくるだけ。
松 そうだねー。
高 って、談志さんは言ってたらしいのね。
松 うん。いや、俺はまあ、あの、当たってると思いますよ。

高 まあ、「才能枯渇」ってことに、
松 トータルそういうことなんやけど。
高 なってしまうかもしれんけどね。
松 だってね、あのー、僕、なんだかんだ言いながら、
   ゲームオタクでしょ?
高 うん。
松 わりとゲーム好きじゃないですか。
高 うん。しますね。
松 昔ほどね、その強いボスキャラみたいなんがね、
   もう「絶対なにがなんでも!」みたいなんが、
   なくなってきてるんですよね。
高 あーー。
松 もう、5回、10回ぐらい負けたら、
   もうええわ、ってなってまうわね。
高 あー。
松 昔は絶対ね、
高 「あかん!」
松 もう最後の最後、「なんのために今まで頑張ってきたんや!」
高 あー、あるあるある。

松 このー、あのー、なんやろ?ゴ、ゴミをゴミ箱に投げてこ〜、
   家のゴミ箱に投げて入れるときに、
   「これ入れへんかったら売れへんことー」みたいなんがあって、
高 うんうん。
松 ほんまに入れへんかったら、何回もやったりしてたやろ?
高 うんうん。
松 もー、今はもう「売れたからええわ。」みたいなとこあるやんか。
高 うわ、もう自信やんかー。
松 ははは。
高 結局売れたからやん。
松 (笑)
高 やらしーわー。こんーなやらしーと思わんかった。
   なんやそれ、そんなことか。
松 今ごめん。ちょっと集中力欠いてたわ。
高 (笑)

高 だからこれね、
松 うん。
高 一日に何本も仕事やるじゃないですか。
松 うん。
高 これあきませんね。
松 うん。
高 もうそろそろ僕ら、
松 うんうんうん。
高 「ずっとそれ、何本もやれたらな。」と思ったけど、できへんね。
松 できへん。
高 ね。
松 だから、でもね、そのね、やっぱりね、
   その集中力やってことを気付いただけでも偉いと思う。
   これ別にね、誰とは言いませんよ?これ番組やってるでしょ?
   ほんならね、あの、もう結構ええおっちゃんの役者さんとか、
   来るじゃないですか。
高 うんうん。
松 例えば、「DX」なんかやってて。
高 はい。
松 ほなね、その人とこー、対々で喋ってるときはいいんですよ。
高 うん。
松 昔からテレビで観てた人なんですよ。ね?
高 はいはいはいはい。
松 まあ、勿論年はとっても、
高 あーそうね。
松 あの、年はとったけども、
   全然昔から観てたあの人なんですよ。
高 なるほど。
松 ところが、「DX」みたいのやってて、
   またこっちのゲストとば〜っと喋ってる時に、ふっと見た時に、
高 うん。
松 もうね、もうなんやろ?
   パッサパサの顔なってる時があるんですね。
高 ××××さんかいな?
松・高 ははは。
松 違うわ(笑)

松 ある程度の年取った人には多いんですよね。
高 あ、そうですか。
松 で、これはやっぱり集中力なんですよ。
高 やっぱそうなんかねー。
松 うん。「今、俺は喋られてないけど、俺は今テレビに出てる。」ね?
高 うん。
松 「俺にふられるかも分からへん。」
高 うん。
松 なんか常に、客を意識してやってたら、
   そうなれへんはずなんですけど、昔は絶対そやったはずやねん。
高 なるほどー。
松 ふっとどっかへ行ってまうねんな。
高 あー、分かるわー。

松 「あかんあかん!あかんで!あかんで!×××!」って思う。
高 ははは。
松 違うがな。怒られるで(笑)
高 怒られるで。なんにも×××関係あれへんから(笑)
松 ××××、乗馬乗ってはんねん。
高 いや、勿論知ってますよ(笑)
松 集中力のスポーツや、あんなもん。
高 そらそうや、鞍をよーさん持ってますからね。
松 そらそう、そらそう。
高 そらもう、ぼーっとしてないです。大丈夫です。

松 だからねー、あのー、役者さんはそうなりやすいと思うねんな。
高 あー。
松 このシーンだけに集中する仕事ってね、
高 なるほど。
松 我々は、まあまあまあ、
高 言うても、何時間は、
松 言うても、そこまで気ぃぬかれへんからー。
高 そうかそうか。
松 1時間半、2時間ぐらい?うーん。
高 でも、彼らのやっぱり、台本を暗記する力ってすごいやろ?
松 そうなんですけどね。
高 読み込んでいく力ってさ、俺今暗記できへんもん。
   よーしはるな〜と思って。長台詞。
松 そうやねん。

高 でも、それでも、それでも芸能人の方が、
   普通の一般のやっぱうちのオヤジみたいなのよりも、全然、
松 そらそうですよ。
高 ・・・(笑)なんかちょっと悲しかった。なんやろ。
松 ははは。
高 うちのオヤジがごっつかわいそうや。泣きそうや(笑)
松 ははは。
高 あかん、なんかあかんわ。頑張ってる、うちのオヤジも頑張ってる。
松 あのー、30分、たとえば「ガキ」なんかやったら、
   30分じゃないですか。
高 うん。
松 ね?
高 うん。
松 で、あのー、わ〜〜正直ね、20何年もやってますから、
   喋ってて、使いどころも分かってるんですよ。
高 はい。
松 喋りながら。
高 はいはい。
松 で、もー、喋りながら、自分で編集もできてるんですよ。
高 はいはいはい。
松 大体、今何分ぐらい撮れたか、
高 はいはい、分かりますね。
松 大体もう、
高 わか、分かりますね。
松 分かるんですよ。でもね、
高 うん。
松 あのー、もう正直「うわ、撮れた。」って思ったら、
高 思ったら、うん。
松 ここで、集中力がね、
高 分かる。うん。
松 欠けていきそうになる時あんねん。
高 「いーや!」と。
松 それは違うんや、と。やっぱりー、あのー、
   撮れたかてなんぼあったって悪いことないんやし。
高 もっと言うと、ここの前の客もおるわけやから。

高 今日もね、車運転してたら、もう物凄い外苑、
   外苑とか走ってるわけです。人が。
松 うん。
高 ものすごいですよ、あんなん。ずーと走れるやろ?
   俺らもう走れられへんやんか。
松 うーん・・。
高 あーこれ、のる気ないわ、この子。もうええわ。
松 ははは。
高 のる気ないでしょ?のる気ないもん。
   長谷川、のる気ないもん。
松 ジョギングでしょ?
高 そう。
松 外苑ずっと走ってる言うからね、
   あーバイクなのか車なのかー、
高 大体分かるやん。
松 (笑)
高 バイクの話せえへんやん、そこで。

松 聞いてなかった。
高 ははは。
松 集中してなかった。
高 うん。悪いですけど、あなたと僕ね、実は長いんですよ。
松 そうですね、小学校、
高 もっと言うと浜田より、はじめに喋ってるんですよ。
   僕、あーたと。
松 そうですね。5つ、6つぐらい、
高 はい。もうずっとあなたの顔見てるんですよ。
松 そうですか。
高 「あ、興味ないな。」っていうのすぐ分かるんです。
松 あ、そうですか。
高 うん。気ぃ抜かんといて。
松・高 ははは。
松 外苑の話嫌いやねん。
高 じゃあ、もう外苑の話せえへん。
松 外苑の話以外は、なんーでも食いつくけど。
高 ほんまかいな。
松 うん。
高 花粉症がね、
松・高 ははは。
高 もうええか。鼻につくな。
―エンディングテーマが流れ始める
松 ・・・。
高 いや、お、なんや音流れてきたやんか。
   こんなことってあるんやね。
松 ははは。偶然みたいに言うな。
高 ははは。
松 出すべくして出しとんねん。

松 えー、健康、
高 健康ですよ。ほんとに健康が一番です。俺ほんま思たもん。
松 うん。
高 ほんと思た。「あー、良かった。」それ終わって、病院行って、
松 うん。
高 あの、胃カメラ飲むんで、
松 うん。
高 まあその、麻酔とかするんですけど、飲んだ後に、
松 うん。
高 「なんもないですよ。」って言われた時に、あの喜び、やっぱね、
松 うん。
高 たまんないっすね。
松 そうやね。
高 あのー、検査がくるんですね。こういう、血液とったりすると。
松 うん。
高 悪玉コレスレロールっていうのが、
松 チッ(舌打ち)あ〜〜。
高 悪玉コレステロール。
松 うん。
高 「コレステロール」だけで、もうごっつ怖いやん。
   悪いもんって分かってんねん。俺もう。
松 うーん。
高 コレステロールが悪いって。
松 そうやな。
高 そこに「悪玉」つけなあかんか?
松 「悪玉」はもうダブル、ダブルやからね。

高 悪玉コレステロールが、もう尋常じゃなく高いんですよ、僕。
松 うわーー、あかんわー。
高 だからね、やっぱり、これは神様が、
松 うん。
高 「今年ちょっと体を作れよ。」と。
松 うん。
高 うん、「お前ね。」
松 外苑とか走らなあかんわ。
高 ほんまや、あんた嫌いなんやろ?
松 ・・さあ・・。
高 あかん。気ぃ抜いてるわ、この人(笑)
松 ははは。
高 明らかに気ぃ抜いてるわ(笑)
松 外苑嫌いやねやったー。
高 ははは。
松 (笑)

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