2006.2.11(土) 228回

今週の一曲 『 あなた 』 小坂明子

其の壱 『 タンス預金とトリノ ・ 占いで言われたこと 』

松 どもーー(小声)
高 (笑)
松 ゆず松ちゃん鍋でーす。
高 どもー、クレヨンみっちゃんでーす。
松 ・・ね。
高 うん。
松 えー(笑)
高 ペン、ペンネーム、ラジオネームか、
松 「ペン・ペンネーム」言うてるやん。
高 放送族、ね。
松 ははは、しょーもない(笑)
高 やるなー、放送族は(笑)
松 しょーもない(笑)
高 ものすごいの考えてきよんな、放送族。竜巻男爵も。
松 (笑)
高 ほんーま、この2人はすごいでー(笑)
松 ツートップかいな。
高 ツートップやでー。
松 ねえ。
高 ポンセさんもええねんけどね。
松 (笑)
高 最近、ポンセさんが中々出てけえへんねん。
松 死んだんちゃう?
高 ええっ?!ポンセ〜、なんかあったら連絡してこーい。
松・高 (笑)

松 この地価高騰のこの時代に、
高 はいはいはい。
松 ね。
高 なんですか?
松 また地価も上がってきましたよね。またね。
高 上がってきました。景気が良くなってるってことなんですかね?
松 景気が、これ、良くなってるんですか?ほんとに。
高 まあ、お金を、
松 なんか感じますか?
高 お金を使い出してるんじゃないですか?世の中の人が。
松 ほー。
高 うん。
松 僕はね、ちょっと思うんですけど、
高 うん。
松 あのー、お札が変わったでしょ?あれーって意外と、
   すごく古典的であり、オーソドックスな戦法なんですけども、
   やっぱあれは、ききますね。
高 札変えなあかんからやろ?
松 なんかね、なんか気持ち悪いんですよ。
   みんなさん、タンス預金ってしてるじゃないですか。
   多少なりとも。
高 まあ、わずかですけどね。ほとんど、
松 これがね、全部旧札やっていうのがね、
   やっぱちょっと気持ち悪いんでしょうね。
   ほんでこう、買い物を買おう〜みたいな感じになんのね。
高 そうですか?
松 銀行に行って、旧札を新札に変えてもらう人もいるんでしょうけど、
   まあそれより、「なんかもう使っちゃえ」みたいなとこも、
   ちょっとあるみたいね。
高 はーー。まあ、そんなんもあるすかね。
松 はい、・・ある。
高 はー。え?
松 あるし、ない!
高 (笑)
松 (笑)
高 言いたい放題やん。頭から。めちゃめちゃやん。
松 あると言えばあるし、
高 うん。いいよ今日は、もうそのぐららい、そんな感じね。
   あると言えばあるし?はい?
松 ないと言えばない。それは。
高 ない。ははは。
松 全然ないよ。
高 (笑)
松 あると言えば、まあまああるし、
高 うわー(笑)
松 ないと言えば、全っ然ない。
高 全然ない。
松・高 ははは。
高 ややこしー(笑)

松 高須ちゃんなんか、やっぱタンス預金してますか?
高 僕ね、タンス預金というか、
松 うん。
高 なんかどっか行く時に、
松 うん。
高 海外行く時に、
松 うん。
高 まあとりあえず?
松 うん。
高 そのー、ちょこっとあるように、10万円程度は置いてますね。
松 あーーー。
高 ほんまでも、10万円ぐらいしか置かないですね。
松 へーー。
高 だって、使うことないじゃないですか、家なんかで。
   いることもないし。
松 うーん。

高 ピン札にしてるんですよ。その10万円は。
松 おー、どういうこと?それは。
高 だから、結婚式であるとか、なんか、
松 何かがあった時に、
高 何かの時に出せるようにと思って、
松 急な結婚式とか、
高 まあ、急ではないけど、
松 うん。
高 「あ、なんか渡さなあかんな。」とか。
松 へー。すごいね。
高 一応、ピン札を10万円ぐらいは、必ず置いてますね。
松 かっこいーね。
高 まあ、僕なんかそういうこと、
   パシッとしてますからねー、これねー。
松 (笑)暗証番号は、何番なん?
高 暗証番号は言えませんよ。そりゃ。
松 逆から言うて。
高 絶対言いません。なんのために言わなあかんねん、
   そんな、デメリットな、
松 2足して言うて、じゃあ。全部に。
高 いや、そんなん、なんかそんなん分かってまうやんか。
   アホやな、自分。
松 (笑)

高 トリノですよ。そろそろ。
松 トリノ。
高 もう始まってんのか。いやーー、
松 トリノーー、面白いんかね?
高 いや分からん。でもなんかね、
松 うん。
高 スケートとか、人気ありますからね。スキーもちょっと、
松 そうやねーん。
高 あれやったりとかね。
松 そうやねん。まあ、全然ええねんけど、M-1かなんかの裏で、
   なんかフィギュアかなんかあって、めっちゃ数字とってたでしょ?
高 そうでしたっけ?
松 でもあれ、もう結果わかってるんですよ。
高 ふーん。
松 にもかかわらず、な?20何パーとかとってんねん。
高 まあ、
松 みんな好っきゃなー。
高 30?
松 あ、30とかとった?
高 みんな好きやねん。
松 結果わかってんのにやで?
高 まあ、みんな観たいんじゃないっすか?そういうのねー。
松 うーん。

高 オリンピックとか、ワールドカップって、やっぱ観ますよね。
松 そうやねん。
高 ワールドカップでも、多分60ぐらいいくんちゃうかなー?
松 うそ。
高 いくよね?多分ね。・・はー。
松 な、なんでやろね。
高 6、6月のワールドカップ。
松 6月?
高 うん。
松 に、あんの?
高 6月にあるよね。
松 今年の?
高 今年。
松 ええっ!?
高 ありますよ。別に日本であるわけじゃないですよ?
   クロアチア戦でしたっけ?ね?
   その試合なんか、多分60ぐらいいきますよ。
松 えーー。
高 ゴールデンでやりますからね。しかもそれって、
   『ガキ』の裏かなんかちゃうかったかな?
松 どーでもええけど。
高 日曜日ちゃうかったかな?なんか。
松 いや、もうそんなん、どーでもええやん。もう、
高 どーでもええことあれ、あるかいな、『ガキ』やのに。
松 ははは。
高 『ガキ』。
松 はーー。早いね。いや俺、それよりも、
高 4年。
松 「早いなー!」って思うねん。4年が。
高 ね。ヒドイな。
松 ・・なあ。
高 もー、ほらもー、あかんで。
   こんーな早さで4年経ってもうたらあかんやろ?
松 あかん。
高 あれから4年やで。
松 ・・・すごいなー。
高 すごい。俺もう、応援しに行ったもん。
松 ええっ?!
高 「日本!」言うてたもん、俺。「日本!」つって。
松 自分、腹、ぐるぐる鳴ってるやん。
   さっきから、もー何〜度か俺も、もう我慢したけど。
高 鳴ってへんよ。

松 鼻が相変わらずつまったままで。
   おく、お聞き苦しいかと思いますけども、
高 ほんまですね。
松 僕が一番つらいんで、僕がだい、一番の被害者なんで。
高 (笑)
松 ひとつここは、
高 「だい」はいらないですか?今言うた「だい」は。
松 ははは。まあ、預けとくわ。
高 じゃあひとつ、なんかで使って、
松 また、あのーー、
高 おろしてほしい、
松 「あれ出して。」って言うたら、
高 言うて、言うて、言うて。
松 うん。

高 あのー、厄年が、
松 うん。
高 なんか2月3日まで?
松 うん。
高 もうこの時点では、終わってますからね。
松 えっっ!!ほんま?
高 一応終わったとされてますが、
松 うん。
高 が!一応、そうは言ってますけども、ディレクターの、
松 うん。
高 この長谷川、式、式でいくと、
松 うん。
高 2000、あ、2000じゃない、2月3日の、
松 うん。
高 3日以降に行かないと、
松 うん。
高 で、行って、なおかつ今年一年っていう説もあるらしいです。
松 小笠原が、に、聞いたらー、あいつもなんか、
   あいまいなこと言うてたな。そこら辺はな。
高 だから、俺、
松 もう人それぞれや、
高 行こうと思ったんですよ。
   「また今年も、一応厄払いしとこかな。」って、
松 うん。
高 言うてもややこしーから。
松 うん。
高 したら、
松 うん。
高 あのー、
   「2月3日以降に行かないと意味ないですよ。」って言われたの。人に。
   「ええ?どういうこと?」
松 えー、そうなんや。
高 2月3日って、旧の、旧で言う正月かなんかなんでしょ?
松 うん。

高 「じゃあ、もう、ちょっとしばらく、
   もう神に守られてない時期があるやん。」と思って。
松 ある。あるな。神のごは、ご加護が無い時期、
高 ないねん。
松 あんねや。
高 うん、まあ、実際そうやねんけど、こう、収録してるから。
松 うん。
高 実際、こっからもう、あと何日間かもう、神様、
松 無防備な状態。
高 無防備、セキュリティ解除された状態になってもうてんねん。
松 悪霊は入りっぱなし。
高 入りっぱなし。素通りや。もう、止まり、
松 素通りやったらええやん。別に。
高 いや、入って出て行くこともあるやろ、そりゃ(笑)
松 ははは。いや、俺ね、小笠原にね、
高 うん。

松 めっちゃ当たる言われて、もうあれ、ええ加減にせなあかんで。
   あのあの、テレ東のさ、最後の。毎年やってるでしょ?
   いろんな、みんな、吉本の、
高 あ、占いね、芸人が誰が良かったか。
松 芸人誰が、ベスト、
高 あーやってるね。
松 なんか、や、やるでしょ?
高 やってますね。
松 あれ、おととし家で観てたんや。
高 うんうん。
松 ほな俺、あの番組、別に関係あれへんのにさ、
高 うんうん。
松 結構60位ぐらいで、ごっつ嫌なとこに入ってんねん。
高 やっぱ厄年や。
松 「今年のなんやー」言うて、それがおととしやねんけどね。
高 うん。
松 入ってて。「えー!?」思て。
   俺出てへんから、こんな嫌な、あの―、何?
高 「知らさんとって。」
松 「こんなんやったら、知らさんといてくれや。」思っててん。
高 うん。
松 ほいで、「今年も観たろ。」思て、観てたんや。
高 うん。
松 ベスト10まで発表されても、全然入ってへんから、
高 おー。
松 「今年めっちゃええやん!俺。」思てたら、
高 (笑)
松 ドキドキしてたら、入ってへんねん。元々。
高 (笑)
松 どないやねん!!思て。
高 (笑)
松 大晦日から。
高 (笑)

高 何をドキドキして待っとんねん(笑)
松 最初に言うといてくれよ。
   入ってんのか、入ってへんのか。じゃあ。
高 「さー、俺何位や?」
松 「俺何位や?」思てさ。
高 「さー、俺何位や?」
松 ドキドキしてきて、
高 やっぱりや。
松 しかも、浜田も出てけえへんから、
高 うん。
松 「ダブルでめっちゃええやん!」ぐらい思てたよ。
高 「あー、やっぱりダウンタウン今年飛躍の年やな。」と。
松 うーん。
高 思てたら!
松 入ってへんねん。
高 ノミネートもされてない。
松 ノミネートされてへんねん!はずされてんねん。
高 ひどいなー。
松 オーディション呼ばれてへんねん。
高 うっとーしいからな。
松 もーたまらんわ。

松 それ、まあいいんですけど。ほいで、『ガキ』で小笠原来て、
高 うん。
松 なんか、俺今年気ぃつけなあかんのが、
高 うん。
松 「気ぃつけなあかん」っていう言い方じゃないねんけど、
高 うんうんうん。
松 子供が、・・なんか言われたな。
高 違う「子供」じゃない、「家族が増える」って言われた。
松 家族が増えるって言うて。
高 松本にね。「家族が増えるんじゃないですか?」
松 ただこれ、「家族」ってどういう意味かって話あるからね。
高 うん。
松 たとえば、うちの兄貴がもう、
   もう1人子供ができるかもわかれへんからね。
   これもまあ、ひとつの家族でしょ?
高 あー、まあ、その家族という、まあおっきな意味での家族ね。
松 そうでしょ?
高 うん。松本家、
松 お、おかんが妊娠するかもわからんじゃないですか。
高 うん、そら、今もう無理やろ。
松 絶対無理でしょうけど、
高 うん。
松 まあでも、「家族」って色んな意味があるからね。
高 まあそうか。自分が養子もらうかもしれへん。
松 あーまあまあまあ、言わばそうですね。

松 あとねーー、来年、
高 うん。
松 めっちゃ仕事がええんですよ。
高 あ、なんか言うてましたね。
松 めっちゃ仕事がいい、
高 仕事は、もうよくなっていく、
松 「ただ」って言うわれて。
高 なんやっけ?
松 「プライベートがもう、」
高 うん。
松 「スカスカや。」って言われた。
高 あの表現は、(笑)
松 (笑)
高 そらもう、気ぃ悪いな。「スカスカや。」言われたら(笑)

高 「スカスカや」言うて、
松 うん。
高 何をもって、「スカスカ」か、それ、し、
   仕事が忙しいから、そらスカスカになりますよ。
松 そうやねんなー。
高 そっちになるもん。
松 うん。
高 わいも言われたねん。わいも。
松 「スカスカや」って?
高 いや、「スカスカ」とは言われない。僕は。だから、えっとー、
松 仕事はいいけど、
高 仕事はいいんですよ。
   その代わり、「仕事を少しずつ変えていった方がいい。」と。
松 ふーん。
高 8月15日以降。
松 でも小笠原は、俺、そんなに当たれへんと思えへんねんけど、
高 うん。
松 小笠原に言われんでも、分かるよね。なんとなく。
高 まあまあまあ、
松 仕事のこととか、なんとなく、こー、
高 まあ、そうですね。
松 目算がたつやんか。
高 うん。僕は確かに、
松 プライベートは分からんけどね。
高 「仕事をちょっと変えていこう」とは、思ってたんですよ。
松 あ、そう。絶対そうやんか。
高 うん。
松 だって、放送作家として、年齢的に、
高 そう。
松 もうぼちぼちシフトしていかんと、
高 していかんとこやねん。
松 いつまでも、ずーっとこれやってたってね。
高 それ、一気に変えたあかん、って言うてた。
松 そうそうそう。
高 小笠原は、一気に変えたら、
松 それはでも、高須自身が小笠原に言われんでも、分かってる、
高 そうしていくはずやねん。
松 な。
高 そうそうそう。
松 ただ、プライベートは分からんわー。
高 分からん。

高 んで、俺は、
   「高須さんも、えー、ご結婚はないです。」って言われた。
松 「も」って、どういうことやねんな?
高 あ、違うの、
松 俺別に「ない」って言われてないから。
高 自分、「スカスカや」言われたやん。
松 俺は、
高 子供が産まれんねやんか。
松 子供は産まれるかもしれんけど、
   「結婚はない」とは言われてへん。
高 あ、そうやったっけ?
松 「9年後にある」言われてるがな。
高 ははは。
松 ズバッ!バッシーッ!言われとんねん。「9年後にある」って。
高 (笑)
松 あんねん、だから(笑)
高 9年後言うたら、(笑)
松 51じゃ!
高 51って、ヘイポーの歳やがな(笑)
松 ははは。
高 ははは。
松 バッシー!言われとんねん。
   「結婚が近いで。」って言われとんねん。
高 9年先やがな。オリンピックあと2回やらなあかんがな(笑)
松 ははは。
高 大変や、そんなもん(笑)
松 せまっとんねん、もうそこまで!
高 あ、そうでっか(笑)
松 (笑)
高 なるほど。こら申し訳ない。
   貴方の場合の方が、これは有利やわ(笑)
松 ははは。

高 もう、おれがあかん、俺、そんなあかん人間かね?
松 あかん人間じゃないねん。
高 あー。
松 あのー、やっぱり、こー、できてしまうねん。全部自分で。
高 うん。
松 身の回りのこと、全部できてしまうから、
高 うんうん。
松 もうーー、あれでしょ?よく彼女とかにも、よう言われる、
高 そう。
松 俺もよう言われんねんけど、
高 1人で、なんでもやるな、
松 「あたしって、必要かな?」って、
高 そう。ほんーまに、
松 たまに言われへん?
高 言われる。
松 めっちゃ言われるやろ!
高 言われる、言われる。
松 めっちゃ言われんねん!
高 で、ほんまに、
松 あれ言われるとねー、どうしてええか分かれへんやろ?
高 で、あのねー、
   かわいそうなことしてる気になってくんねん。
   なんか、そんなこと言われたら。
松 あ、はいはいはい。

松 もー、絶対そうやろ?
高 うん。
松 ほんでね、まあ、たとえば今なんかでも、
   風邪ひいてるでしょ?
高 うん。
松 風邪ひくじゃないですか。年に1回、2回。
   「風邪ひいてもうてーん。」みたいなことなるやんか。
高 うん。分かる分かる。
松 ほんなら、普通の男はね、
高 「来てくれ。」って言うやろ?
松 「来てくれ。」って言うねんてな。
高 俺らは違うやろ?「来んな。」って、
松 「来んな。」って言うねん。
高 俺ら、「俺、1人で治すから。」
松 そうやねん。
高 その方が楽やから。
松 その方が楽やねん。
高 もう、ほんまそうやねん。
松 家来て、「なんか食べる?」
高 そんなん、
松 「林檎むいたろか?」とか言われんのが、
高 そんなん、ええねん。
松 もー、な?
高 いい、うざいねん。そんなのが。
松 「ありがとう、ごめんな。もうでも、ちょっとほっといて。」
高 そう。

高 一緒やわ。
松 でも、それ言うと、
高 うん。
松 もー、
高 げんなりされるわ。
松 「あたしのやることがない。」と。
高 いや、ほんま。

高 俺は、1人で、
松 (笑)
高 汗流して、治したいんや!と。
松 (笑)それね、この病魔が去んのをね。
高 1人で治したいねん。
松 いや、ほんまにそうなんですよ。
高 もう1人でやれるから。
松 もう、1人でやれんねん。もう昔のあの、
   殿様が病気なったみたいな、
   ハチマキ巻いて、ろうそく2個立てといたら、
   なんとかなるみたいなとこあんねん。
高 ははは。
松 ははは。ろうそくやったかどうかは忘れたけど、
高 いや、分かる(笑)
松 なんかやってるな、あの、
高 分かるよ(笑)
松 横で、とめ、こめかみのとこで結んで、なんかやってるな。
高 (笑)
松 あんな感じで治せんねん(笑)
高 治せんねんな(笑)
松 ははは。
高 わしら、もう治せんねん。そこはもー(笑)
松 そうなんですよ。
高 大丈夫やねん。
松 そうなんですよ。

松 それもまたね、来られてもね、
   「どこ?」みたいな感じになったりするやんか。
高 うん。まあ、なるほどね。
松 そのー、「かえのあれはどこにあんの?」みたいなんが、
高 いやいやいやいや、
松 「もー、」
高 ええねん、ええねん、ええねん、
松 自分なら、全部分かってるから、
高 いや、それはね、
松 「いや、ちゃうねん。その奥に、その奥にあんねーん。」言いながら、
高 うん。
松 「あー、しんどいなー。」
高 ははは。

高 分かるわー。
松 これやね。
高 ほんで、人と対話するって、
松 うん。
高 あの体力いるやんか。
松 そうそうそう。
高 エネルギー使うやんか。喋っても。
松 そうそう。
高 一応、その時も松本人志じゃ、
   まあ、その、その、男松本人志の顔を、
松 うんうんうん。
高 それなりに持ってるやんか。もう、こんなふわ〜〜っ、
松 そこまでね。
高 こんーな、へなへなになられへんやんか。
松 いやでも、へなへなになるんでしょう。普通の人は。
高 俺はなれへんねんな。
松 うん。
高 一応、一応高須光聖は保つわけですよ。それなりの。
松 うん。

松 なれへんねん。絶対。
高 よ、世の中の人は?
松 なれへん。で、「あー、やっぱり、困った時は、」
高 「私が必要や。」って思うんや。
松 「私が必要や。」って、それをねーー、あのーー、
   もしかしたら、むりからでも、作ってでも、
高 はあー。
松 やらなあかんのちゃうやろか?
高 ・・。
松 もう、ほんーま、ベター―な話、ボタンとれかけみたいなのでも、
   気付いてへんみたいな部分も、
高 ものすごい気になるもん。もー。
松 ものすご気になるやろ?

松 そんなんしてるから、もーあかんねん。
   めっちゃ言われるやろ?絶対高須も言われると思うわ。
高 いやほいでね、
松 うん。
高 ほんま僕ら、まあ、あなたの家、
   僕見た事ありますけど、何度もね。
松 うんうん。
高 あなたの家、綺麗じゃないですか。
松 基本的にはね。
高 うちも綺麗でしょ?
松 うん。
高 ほいでもー、
松 あれでも俺ね、最近わざと崩すようにしてんねんで?
高 えーーー?!
松 ほんまはもっとできるからね。
高 もうね、皆さんこれ、聴いてる人は知らないでしょうけども、
松 うんうん。
高 松本の家、俺、ほんま毎回行って、
松 うん。
高 汚れてんの見た事ないからね。
松 うん。
高 なんやったら、あの、
   流しにもの入ってんの見た事ないわ。ほぼ。
松 ないでしょ?
高 うん。
松 だから、俺あのー、よく女に、
高 うん。
松 付き合いだした当初とか、女に、
高 うん。
松 「絶対ここに住んでへん。」って言われんねん。
高 あ、あー。
松 「他にマンションある。」って言われんねん。
高 あーー。
松 何個かあって、「ここは何用?」みたいに言われんねん。
高 あー。
松 「いや、そうじゃないんだ。」と。
   「ここに住んどんねん。」
   「いや、それにしては生活感なさすぎや。」
   って言われんねん。
高 一緒一緒。一緒一緒。俺もそんな、
松 宇宙船みたいな家やからね。なんか。
高 いや、いや、ほんま、分かる分かる(笑)
松 ははは。「2001年宇宙の旅」みたいな感じでしょ?なんか。
高 俺も言われんねん。俺も言われんねん。
松 うん。
高 「生活感ない」って言われんねん。

松 基本的には、全部収納したい人でしょ?
高 そうそう、そう。で、だから、風邪ひいてようが、
松 うん。
高 食べたもののお皿とか、なんかぽっとあるとするやんか。
松 あ、もういややねん。
高 もうそれ、絶対捨てるし、きれーにしとくやろ?もう、洗って。
松 うん。
高 やっぱそうやねん。一緒やわ。
松 だ、無理やって。
高 いや、だから、小笠原くんは、それで、
松 うん。
高 「高須さん、やっぱ高須さんが、」
松 うん。
高 「やっぱりダメです。」と。
松 そう。
高 うん。それは、同じような、
松 ダメっていうか、ちゃんとやり、やりすぎです、
高 そう。で、「仕事を、高須さんやっぱするから、」
松 うん。
高 「そっちに気がいきすぎてる。」って言うたんや。
   「でもそれは、あなたは辞めないと思います。」と。
松 いや、そんなもん考えたらね、
   じゃあじゃあ、仕事もちゃんとできて、
高 うん。
松 うまいこといってる。で、プライベート、
   自分のこと全部自分で、自己管理できる、
高 うん。
松 「じゃあ高須さんにとって、
   嫁さんて必要ですか?」って言われたら、
高 まあ、まあ、ね。
松 まあ、別にー、いらんよね。
高 まあでも、その、世の中的にはね、世の中的にはよ?
松 うん。
高 もーそりゃ、結婚しないとダメですしー、
松 うん。
高 言うても、子供もほしいですしね。そりゃね。
松 子供ほしいんかいな、自分。
高 え、僕ほしいですよ。

高 自分が死んでしまうでしょ?いつかね。
松 うん。
高 そん時なんか、自分〜、
松 まあまあ、再来年、
高 ・・何を、
松 ぐらいとかってね、
高 怖いこと言うてんねんな。
松 ところがあるやんか。
高 やめて、自分、あな、あなたの言葉、たまにね、
松 うん。
高 ビッシバッシー当たる瞬間あるし。
松 ぱっ!てなんか、きたもん。「再来年」て。
高 ほいで、ほいで俺は、
松 うん。
高 俺は、
松 影があるからね。
高 「影がある」言うたでしょ?影があるし、
松 (笑)
高 年始の話覚えてますか?
松 うーん、なんやったかな?
高 写真が、ぽんぽんぽん、と、
松 あ!
高 俺1人っつったやろ?もーそれは「ウソや。」言うてくれへん?
松 うわ、もうなんやろ?
高 今「ウソや。」、
松 全部揃ったやん。
高 今「ウソや。」言うてくれへん?
   今「ウソや。」、ほんーまに「ウソや。」、
松 ははは。
高 いや、ごめん。ほんま、ちょっと手ぇにぎるわ。
松 ウソとは!
高 ウソって言うて!
松 ウソとは言いがたいわ!
高 これ、ちょっと、ごめんほんま、
松 ははは。
高 ちょっとほんま、「ウソや。」言うてくれへん?ほんまに。
松 もうええわ、分かった!はい。はいはいはい。
高 「分かった、はい。」じゃないねん。
松 (笑)
高 「ウソや。」言うてくれへん?
松 ウソなんやろうね。ウソでねー。
松・高 ははは。
松 ウソでね(笑)
高 なんやの、「ウソでね」って。

高 僕らも、仕事もちょっと、あんまやりすぎず、
松 うん。
高 セーブもしながらね、
松 うん。
高 色んなことせなあかんのですよ、もう。
   仕事ばっかりやってたら。
松 うん。うんうんうん。
高 だって、命なんか、
   いつどうなるか分かれへんからね、松ちゃん。
松 再来年とかね。
高 再来年は、全然生きてんねん。だから、俺は。
   80、90、・・90なんぼぐらいまで、結構シャキッと、
松 じゃあええやん。
高 になりたいねん。
松 あ、小笠原言うてたもんね。
高 なんて言うてた?
松 「いくつで死ぬか分かる。」って。
高 そうやねん。聞きたないわ、もう。
   ものすご言い切ってたやろ?「分かります。分かります。」
松 言い切ってたよ。
高 なんで分かんの?そんなこと。ほんまか?
松 なあ?
高 そんなん分かったら、おかしいやろ。
松 でも、怖いから俺、聞けへんかったけど、
高 絶対聞けへん。
松 来年〜、あ!・・・
高 なんやの。
松 聞けへんかったけど、
高 はい。
松 聞けへんかったけど、
高 うん。
松 俺「結婚9年後にする」言われとんねん。
   裏を返せば、9年間死ねへんねやー。
高 ああー!
松 結婚してすぐ死ぬわけないやろー?
高 分かれへんがな。
松 アツアツやねんから。
高 そんなもん分かれへんがな(笑)
松 で、アツアツの期間がこれ、5年あるがなー。
高 結婚したらすぐ、アツアツやいうのも、
   間違ってると思うで(笑)
高・松 ははは。
松 「あんなとこも行きたい、こんなとこも行きたい」思てるから、
   5年は生きるがな。
高 あー、ほんだら?51、
松 ってことは、あと14年は絶対生きるいうことや。
高 ・・。
松 で、15年生きたその生命力で培ったもので、
   あと2年いけるからね。
高 ははは。ほんだら?
松 あと16年生きれるわけや。
高 16年生きた。
松 うん。
高 16年生きたら、もうこれは?
松 「あともうちょいや」、思って、「もう20年までいってまえ」思って、
高 みたいなとこあるから、
松 ええ。
高 ほー、じゃあ、結構、
松 で、「20年が意外といきすぎたな」思て、21年いってまうわ。
高 逆にな。
松 逆に。
高 で、そこまできたら、もうあとは、
   もう30、40、一緒になってくるわ。
松 あとは30、「じゃあ、いってまえ!」言うことで、
高 いうことで、物凄い長生き、
松 99まで生きるわ。
高 ははは。知らんわ、そんなん(笑)
松 ははは。
高 いや、でも、気ぃつけなね。
松 はい。
高 あきませんよ、あなた。

其の弐 『 「リボンの騎士」のすごさ ・ 結露 』

高 俺、やっぱ、もう睡眠時安とかむちゃくちゃやし、
松 手塚治虫並みやろ?
高 メシ、
松 あのー、あの頃の。「ジャングル大帝」の頃のな。
高 分からんわ。その頃の手塚治虫知らんもん、俺。
松 「うん」言うといたらええんや。雰囲気や、そんなもん。
高 う、うん。うん。ほいで、それも、
松 あ、違うわ。「ジャングル大帝」の頃じゃないわ、
高 「リボンの騎士」。
松 「リボンの騎士」の頃。
高 ほいで、あのー、(笑)
松 違うわ、「悟空の大冒険」や。
高 あー、結構古いなー(笑)
松 ははは。
高 誰も知らんわ、「悟空の大冒険」なんて、もー。
   あれでも、好きやった、俺日曜日の日。
松 もー、そうやろ?リアルタイムより、
高 ごっっつ、
松 リアルタイムはね、多分、うちの姉ちゃんとかやねん。
高 せやな。
松 で、俺、俺ら子供の時は、
高 日曜日の朝、
松 日曜日の朝やねん。
高 やっててん。
松 9時半とかやろ?
高 そう。あれの「悟空の大冒険」の、
   沙悟浄がごっつ好きやってん、俺。
松 俺ね、歌が好きやってん。
高 ♪そ〜んなや〜つは、
松・高 ♪ごっくうの大冒険の〜
松 やろ?(笑)

高 あれ確かに良かったわ。
松 あれ良かった。
高 「悟空の大冒険」良かったです。
松 でね、あのーうちの姉ちゃんなんか、やっぱ女なんでね、
高 うん。
松 「リボンの騎士」なんか、わりと好きやったんすけど、
   俺は子供の時、あんまよう分からんかったんですよ。

松 でもね、実はね、物凄く今考えたら、斬新でね。
高 そうなんですよ。
松 ほんとは女なんですよね?
高 そうなんですよ。
松 でも、そのー、そのなんていうのかな?
   今の天皇制じゃないですけども、えーと、
高 継承できへんから。
松 継承できへんからってことで、男の、
高 男の格好して、
松 ふりをして、
高 そう。で、それでおってんけど、剣もうまいから、
松 うん。
高 「リボンの騎士」になって、また違う、ゾロみたいな感じで、
松 そうやねん。あれ、俺、
   そんな子供に分かるわけないがな、そんなもーん。
   俺まだ、小、幼稚園行ってるか行ってへんかの時やから。
高 なんか俺、あの感じが、
松 うん。
高 その当時のチータ。水前寺清子とかぶっててん。
   なんか知らんけど。
松 ははは。
高 ものっすごい、俺の中で、水前寺清子みたいな感じ(笑)
松 分からん(笑)ははは!
高 え?分かれへん?すごい思っててん。
   「水前寺清子みたいやなー。」って(笑)
松 ははは。
高 分からん?(笑)
松 それちょっと待って。
   チータ聞いてたら、気ぃ悪いと思うねんけど、
高 なんかそんな感じがしたんや、
松 男っぽい感じがしたんや。
高 男っぽい感じで、
松 うん。
高 たまにスカートはきはるやんか。それにびっくりしてもうて。
松 あーはーはー。
高 なんか、「あ、これは、」
松 「チーターや。」思て(笑)
高 「チーターや。」

松 チーターと「リボンの騎士」はオーバーラップして。
高 オーバーラップしててん。で、あの王子みたいな奴と、
松 うん。
高 王子、最終的に王子みたいな奴と、
松 うん。
高 リボンの騎士が、女として、こー、会うみたいな、
松 なんかそんなんあったな。
高 あったやろ?
松 あったあった。
高 で、その気持ち悪い画が、「チータみたいやな。」って思った。
松 ふーん(笑)
高 (笑)男みたいや、強いのに。
松 でも、「リボンの騎士」ってタイトルもいいんですよ。
高 いいねん。
松 ね。
高 あ、これ、あなたすごいですね。僕こないだ、ついこないだ、
松 うん。
高 「リボンの騎士」の1話をなんかで観たんですよ。
松 おー。

松 いや、これね、「リボンの騎士」って中々深くてね、リボン、
   騎士でリボンっていうのは絶対、
   もう絶対あいまみれないものじゃないですか。
高 でも、すごくいい。
松 おさげの、レスラーみたいなもんでしょ?
高 あー、おさげのレスラーみたいなもん?それ。
松 そ、そうなの?
高 分かれへん。あんたが言うたんや(笑)
松 おさげもちょっと、リボンかかってるし、
高 うわ〜〜。
松 そんな、あんまり旅できてへんねん。
高 ははは。飛べてへんなー。
松 飛べ、ジャーニーできてへんねん。大して(笑)
高 ははは。
   でも、気持ちいいな、「ジャーニーできてへん」は(笑)
松 ははは。
高 ほう、ジャーニーできてへんかったんや。
   いやでも、あれはいいタイトルですよ。「リボンの騎士」って。
松 そうそうそう。
高 やっぱ、ようできてますね。
松 ようできてるんですよ。なんの話やねん。そんで。
高 なんの話やった、これ?
松 (笑)あ、仕事が忙しくて寝てへん、いう話や。

松 ほいで?
高 何が?
松 いや、「何が?」やないがな。
高 何?
松 寝不足、
高 だから、
松 手塚治虫並みなんやろ?
高 そんなんやから、
松 うん。
高 で、メシも時間バラバラやんか。
松 うんうんうん。
高 こんーだけ不規則な奴、やっぱおらへんなー思て。
松 それだけの話かいな。
高 そやねん。だから、気ぃつけなあかんでーって、自分で今、
松 ごっっつい普通やな。
高 戒めてんねん。
松 第一回目から言うてるようなことやんか。
高 そうやねん。だから、俺、そういうことや。
松 (笑)よう手塚治虫にいけたこっちゃ。ほんま。
高 ほんま。なんやったら、
松 よう手塚治虫に、ジャーニーできたわ(笑)
高 いや、ジャーニー、しばらく旅出てほしかったもん。
   あんま帰りなかったもん(笑)

松 全然話変わるけど、
高 うん。はい、どうぞ。
松 聞いていい?
高 なんですか?どうぞ。
松 家のさ、
高 うん。
松 窓がさ、
高 うんうんうん。
松 びっちょびちょになるでしょ?
高 あーあー、あの、結露ね。
松 結露ですよ。
高 うん。
松 これ、昔俺らが住んでた時はさ、
高 うん。
松 住んでた家なんかは、
高 うん。
松 もー、うちの実家なんか、あばら家ですから、
高 うんうんうんうん。
松 もー、外と中の差があんまなかったんでしょうね。
高 あー。
松 結露なんてなかったでしょ?
高 あ、そうでした?
松 なかったですね。
高 あんまり、あの、水びしゃびしゃにならなかったですね。

高 加湿器やりすぎですよ。
松 いや、加湿器やってないねん。
高 えー?
松 あれ・・・、ほいでね・・・、あれ・・・、ちょっと教えてほしいんですけど、
高 ちょっと何?今の。
松 (笑)
高 なっがい間やなーー。
松 ははは。
高 何を、
松 教えてほしいんですけど、
高 おー、教えてほしいだけかいな、おー。
松 あ、加湿、びちゃびちゃになってるってことは、
   家に、部屋には、
   ちゃんと湿気で満たされてるっていうことではないよね?
高 いや、空気中のーー、あの、
   水分がそっちにいってるわけやから、
   な、なかったら、あん、あんなにいかへんでしょ。
松 あれでもね、勘違いしてる人多いと思うんですよ。
   部屋の窓がびっちょびちょやから、
高 うん。
松 部屋は、ちゃんと湿気はあるって思ってる人、
高 あー、それは間違ってるよね。
松 絶対多いんですよ。あれ、間違ってるよね?
高 おーおーおー。
松 あ、俺じゃあ、やっぱり、たどしかったんや。
高 「たどしかった」?!
松 たどたどしかったんや(笑)
高 あ、そうやな。それやったら分かるわ。
松 要するに、外の気温と中の気温の差が激しいから、
   冷たい水をコップに入れたときと同じ、
高 空気が、雨降るみたいなことやな。
松 考え方やんな。
高 うん。そうやな。
松 でもさ、加湿器もつけてへんのに、
   窓あんーなびっちょびちょになられたらさ、
   でも部屋は決して、乾燥、かし、あの、湿気が、
   あのー潤ってるわけではないわけですから、
   加湿器をしたら、もっとびちょびちょになるよね?
高 だから、僕加湿器して、びちょびちょになるんですよ。
松 どーしたらええの?あれはじゃあ。
高 ちょっと換気したらええんじゃない?ちょっとしばらく。

松 寝てたらね、ぴちゃ・・、
高 え?
松 ぴちゃ・・言うねん。
高 そんなならへんね?
松 いや、びっちょびちょなるんですよ。
高 それ、それはおかしいやろ。家が、また。
松 どういうこと?気ぃ悪いな。
高 そんなにかし、そんなぴちゃ、ぴちゃ、って落ちる、
松 いやだから、もう密閉感が、はんぱやないんや。
高 「密閉感がはんぱやないんや」?
松 うん。
高 なんで?
松 多分、もー、すっごい、やっぱりようできてるからね。
高 あの、前の昔の、俺らの家みたいなのだと、
   あのなんか、なんちゅうの?壁が土壁やんか。
松 うーん。
高 あの、土壁というか、
松 うん。
高 俺、一番嫌いやねんけど、
松 ラメ入ってるみたいな。
高 ラメ入ってる、なんや、あの壁。
松 あったな。あんなんな。

高 もたれたら、もー、ここつくし。
松 つく、つく。
高 なんであんな壁にしたかったん?うちの。
松 もー革ジャンとかやったら、家帰ってみたら、光ってるもん。ちょっと。
高 手ぇも、ちょっとここにおいたら、
松 はいはいはい。
高 手ぇ平につくやろ?
松 はいはいはい。
高 なんであんなん一時期はやったん?
松 ほ、ほぺた光ってたりするもん。
高 なあ?
松 鏡で、
高 いや、
松 顔、動かしてみたら、「あれ?光ってるな。」って(笑)
高 ははは。
松 なんでや?思たら、「あーあの壁や。」みたいな、
高 いや、ほんまに。それ、自分とこもあった?
松 あったあった。
高 あれ、一時期はやったよね?
松 うん。

高 あんなんが、吸い取ってたんちゃう?
松 それはあるね。
高 土壁は、やっぱあーいうの吸収して、
   結露を防いでたりとかしてたのかもしれんね。
松 あの結露はね、大問題ですね、でもねー。
高 まあ、拭きゃよろしいやん。下、ばーーっと。
松 もうね、それ、拭くのもね、サッシのサンにね、
   もういっぱいたまってんの。
高 はー。そうかいな。
松 すごいですよ。このマンションは。
高 そうですか。
松 うーん。
高 うっとーしいなー。

高 ひたひたかいな?
松 妖怪人間ベムのあのー、
   オープニングのあのトロトロ感みたいになってるわ。
高 ・・。
松 分かりにくいやろー?
高 もー分かりにくい。
松 そのぐらいね、分かりにくいぐらい、
高 うん。
松 もーえらいことになってんねん。
高 普通やーー(笑)
松 (笑)
高 ほー、そうでっか。
松 あー、でも良かった。やっぱ俺は正しかったわ。
高 いや、正しかったか、僕も詳しいこと分かりませんから。
松 いや、今田が毎年言いよんねん。
高 何?
松 いや、「うちは大丈夫ですわー。」言うて。
   「全然湿気ない、」あの、
   「乾燥してないですわ。だって、窓びちょびちょですもん。」
   って毎年言いよんねん。俺、そのたんびに、
   「え?そういうことか?」って、いっつも思っててん。
   でも、俺もあんまり自信なかったから、「うーん。」言うててんけど。
高 それは違いますよね?
松 絶対違うよね。
高 うん。それは違うでしょ。
松 湿気あるわけないやんな。この時期に。
高 ないない。
松 加湿器もしてなくて。
高 おかしい、おかしい。

高 でも、あの、びちゃびちゃなんは良くないからね。
松 どういうこと?
高 結露はあるのは、ほんまは良くないんですよね?家にね。
松 どういう意味で?
高 ・・。
松 どういう意味でやねんな!
高 いやなんか、
松 風水的な意味かいな?
高 全然そんなことじゃないよ。
松 体がなんか悪くなる、
高 家、家にとってってことですよ。
松 ・・・。
高 びっしゃびしゃになってきて。
松 あの、マンションにとって、構造上良くないってこと?
高 そうそうそう。結露良くないっていいますよね。
松 うーん。ちょっとあれ、なんか東急ハンズかで、
   きっとなんかあるんやろ。

高 ぞうさんの湿気とりみたいなん、
   ものすごい水入ってる時あるやんか。
松 うん。
高 どっからこんな水が?
松 俺、あれね、メーカー固定したらね、
高 うん。
松 あの、あの、あ、固定したら言うか、
   ちゃんと言うたら怒られるかしらんから、
高 うん。
松 言えへんけど、
高 あれなんやろな。
松 俺、ウソやと思うで。
高 なんであんな水つくの?
松 あれほっといてもね、なんか水分出てくるようになっとる。
   あれ、絶対あれ全部、部屋のし、あの、水じゃないわ。
高 そんな、
松 昔はやったでしょ?あのー、
高 そんなバレバレなことする?
松 つ、筒状のもの、耳につけて、火ぃつけて、こーうわ〜って、
高 あー、はやったはやった。
松 耳カスが、あのー、あがってきてとれるの。
高 うん。
松 あれうそやったもんな。俺らやったもんな。
高 あれ、ウソやったな。うん。
松 あれ、耳に一切あてんと、火ぃだけつけて、
   ある程度経って見たら、
高 うん。
松 耳クソみたいなん、いっぱい入ってたもんな。

松 あれはひどいな。
高 でも、あれと、そのー湿気とりと一緒かい?
松 あれだから、ぱっかー開けて、
高 うん。どうしたら分かるんですか?
松 どうしたら、
高 そんなもん、あれと同じようにならへんで。
松 ぱっかー開けて、
高 耳クソのやつとは。
松 冬場に、
高 うん。
松 乾燥してるこの冬場に、
高 うん。
松 ぱっかー開けて置いといてみ?
   多分、水絶対たまってる。やったら、絶対おかしいやろ?
高 まあな。
松 加湿器もしてへん部屋で。

高 まあ、少しは、まああるんかもしれんけど、
   梅雨時期なんか、今の部屋はないけど、
   前、昔のとこなんか、ものすごい湿気やったから、
松 うん。
高 もー、その、タンス?
   タンスというか、あれなんや?あれ。押し入れか。
松 どっち?
高 押し入れですよ。タンス中にあるわけない、そんなもん。
   どこに置くねん。タンスに。押し入れ、押し入れ。
   すごかったもん。
松 ・・。
高 「こんーな水があんのかー。」と思って。
松 ・・。
高 全然興味ないな、自分。
松 ない。
高 うん。

其の参 『 当たりのよっちゃんイカ 』

高 よう言われたなー、俺―、
   「高っちゃんちょっと、一口だけちょうだい、
    一口だけ。」って。ようアイスとられたわー。
松 いやほいでね、
高 あれ、自分、がぶっていく方?
松 何が?
高 アイスとか夏場、「ちょっと一口あげるわ。」言うたら、
   ちょっと自分をおさせて、気ぃ使うて、はふってする方、
松 あー、俺、あのー、「一口ちょうだい」あんまりせえへんタイプ。
高 あ、自分偉いわ。
松 うん。
高 あれ子供にとって、
   ものすごい笑ってられへんぐらいショックやったからな。あれ。
松 そうそうそう。

高 ジャムンチョうまかったー。
松 なっとこジャムンチョ知ってるやろ?
高 うまかったー。
松 なあ?
高 うん。
松 よう買うたな。
高 よう買うた。
松 うん。
高 ジャムが入ってるって、よーできてるわ。
松 ほいでね、
高 うん。
松 俺、こないだあのー、ちょっとね、軽〜くやけど、
   落ち込んだことがあんねん。
高 はいはい?
松 もー、俺ってやっぱり、もう少年の心をなくしたんやなーって。
高 なんですか?それは。
松 あのー、よっちゃんイカをね、
高 よっちゃんイカ。
松 よっちゃんイカを、あのーコンビニでね、
高 うん。
松 コンビニで売ってるでしょ?最近。
高 売ってますな。

松 あれをね、買ったんですよ。
高 うん。
松 2個買ったんですよ。
高 うん。2個買った。
松 ほいでね、家であのーー、「せや。」と思って、
高 うん。
松 「食たれ。」思て、
高 うん。
松 一個開けたらね、
高 うん。
松 当たりやったんですよ。
高 うんうんうんうんうん。
松 ね?
高 「当たりや。」と。
松 で、「あ、たまによっちゃんイカ食ったら、うまいなー。」と思って。
高 うん。
松 「もう一個開けたれ。」
高 うん。
松 もう一個開けたら、当たりやってん。
高 つきまくってるやんかー。
松 2個買って、2個とも当たりのよっちゃんイカなんですよ。
高 あー、まあないわね。
松 ね?
高 うん。
松 それも凄いことなんやけど、結局、なんかあのーー、
   すて、捨てるわけですよね。
高 うんうんうん。
松 それを。
高 うんうん。
松 なんか、「いややな。」と思ったんですね。あのー、
高 うん、まあ、分かりますよ。
松 「あー、俺って当たってんのを、
   かえに行けへんようになってんねんなー。」って、
高 あーー。そういうのは、もうね、
松 2個も当たったのに、
高 子供の時やったら、
松 子供の時やったら、2回飛んでるやん。
高 そうや(笑)
松 着地、1回飛んで、着地する前にもっかい飛んでるやん。
高 なるほど。
松 (笑)
高 2回ジャーニーできてるよ(笑)

松 よっちゃんイカ2回も当たったのにね、
   こんーーなに素敵なね、こんな幸せをね、
   与えてもらったのにね、
高 なんとも感じずに、
松 なんとも感じずに、
高 ゴミ箱に、
松 ゴミ箱に捨ててる自分がね、
   「あーー、昔の俺やったら、それをもって、
    走っていってたな。」と思ってね。
高 まあ、昔の俺じゃないからね、もうね。
松 そんなことないよ。見た目は変わってへんで。全然。
高 何を、一番変わっとるわ。
松 ははは!
高 何を言うとんねん(笑)
松 小学校の時から、変わってへんでー。
高 めっちゃ変わっとるがな(笑)
松 ははは。

松 あの頃のままやでー(笑)
高 小学校の時から、変わってへんかったら怖いわ(笑)
松 寸分も変わってへんでー、あんたー、そんなもーん(笑)
高 ははは。なん、俺、一番よう知っとるわ(笑)
松 (笑)
高 結構長いねん。俺、なんやったら。
松 いや、ちょっとね、
高 うん。
松 「あ、大人なるって、こういうことでもあるな。」っと思ったわけですよ。
高 そうやねん。そうやねん。
   いや、俺もね、結構よう捨ててまうねん。色んなもの。
松 やろ?
高 うん。

高 1人やから、あんま食わんやんか。
松 うん。そうやな。
高 たまに、夜中スーパーとか行ったら、ぱぱっとなんか買って、
松 うん。
高 「あ、これええなー。」って、ぽんぽんぽーんって買うやんか。
松 うん。
高 もー、その、ちょっと自分果物屋くせに、
松 うん。
高 「あ、ちょっとなんか、
   いちごとか食った方がいいかなー。」って、
   いちごとか買うねんな。
松 うん。
高 で、果物屋、
松 でも1パックは、中々厳しいやろ?
高 厳しいねん。
松 な。
高 んで、まあ、「勿体無いなー。」と思うねんけど、
松 うん。
高 1つ、2つ食べたら、もうどんどん次の朝もあんねんけど、
   「あ、食べなあかんな。」と思うねんけど、
   口が別に食べたくないから。
松 うん。

高 「3日、4日経ったらもうあかんで。」って思った時に、
松 うん。
高 「もうええかー。」って、捨ててまうねん。
松 捨てるやろー?
高 なんか、「うーーん。」ってやっぱ思うねんね。
松 思うやろ?ただ、それは、俺もうしょうがないと思うねん。
高 しょうがないか。
松 それは、もう食べたやん。で、食べ残しやん。
   で、1人で食べれる許容範囲って限られてるんやから、
高 限られてる。
松 これもうしょうがない。
高 しょうがない。
松 やったらあのーー、
   いちご2つだけ売ってくれやって話しやねん。
   そんなん売ってくれへんわけやから、
高 うん。
松 もー、しゃーないやんか。
高 うん。
松 その、コンビニ行ったらね、
   その1人用の、あの、なんかあるけども、
高 はいはいはい。
松 なあ?そんなんじゃない、いちご食べたい時もあるやんか。
高 あるある。

高 自分の車でもさ、
松 うん。
高 やっぱこー、まあ、なんちゅうの?
   洗うやつあるやんか。わーって、洗ってくれるやんか。
松 うんうんうん。
高 あれも、やっぱ高いやつ、ちょっとするやんか。
松 するする。
高 あのー、
松 ワックス洗車って、
高 ワックス洗車するやろ?
松 手洗い、ワックス言うたら、あれもー、6千円とかする。
高 結構すんねん。
松 もうちょいするかもわかれへん。

高 昔やったら、そんなもん、絶対洗車なんか自分でやってたけど、
松 うん。
高 手で、もう、うわーーー、もう買うてきて、
   どっかオートバックスで洗うもん買うてきて、
松 やってたね。
高 やってたやんか。
松 やってた、やってた。
高 夜中、さっむいのに、
松 やってたやってた。
高 時間あれへんから、やってたやんか。
松 うん。
高 もう今もう、せえへんやろ?
松 せえへんやろ?
高 その時間あったら寝たいって思うやろ?もう。
松 うん。で、その洗車も、いちごも、俺それええと思うねん。
高 そこええんかいな。
松 そこええと思うねん。そこも俺もう、ええと思うねん。
高 もう、俺の言う例が、全部ええと思われてるやん。
松 ははは!ただ、
高 うん(笑)
松 よっちゃんイカの当たりを捨てる俺には、
   やっぱりなりたくなかってん。
高 なるほどー・・。
松 ははは。
高 それは分かるけども(笑)
松 (笑)
高 そうかいな。・・なんやもー、
   全部のっかってくもんを否定されて、もー・・。
松 分かるよ。こんーだけ否定されて、
   俺のもっかいよっちゃんイカを、そこまで、(笑)
高 言われても(笑)
松 持ち上げられへんわな(笑)
高 それはね、あーたも、よっちゃんイカも、
   違う例を出してくれんことには(笑)
松 ははは。
高 もう、こ、これはもう、理解でき、
松 でもそういうことやん!
高 ははは。
松 当たりってやっぱり、夢やん!
高 だからね、
松 当たりって、ごっつ嬉しかったやん!
高 いや、そうよ。

松 もっかい、ほんまに考えよ。
高 うん。それは分かるよ。
松 ホームランバーでも、
高 うん。そらそうや。
松 ホームランって出た時の、
高 いやーー、もう、あの焼いた文字が出た時のな。
松 あの喜び!
高 あの喜びは、たまらんかった。

松 あの、ガチャガチャでもさー、
高 うん。
松 あのー、10円、20円、当時のガチャガチャ、
   ころころ〜んって出てきた時に、
   基本的には物が入ってるわけですよね。
高 うんうん。入ってる。
松 おもちゃが。
高 うん。
松 じゃなくて、もっとええ場合は、紙だけ入ってるやんか。
高 うん。
松 で、「何ばーん。」言うて、
高 あーそやねん。
松 ほんなら、おばちゃん、駄菓子屋のおばちゃん、
高 店ん中で、
松 つってあんねん。ほいで、
高 あー。
松 「あ、7番やー。」言うて。
高 あー、そらもー、
松 もう、あのカプセルにおさまりきられへん、ものやんか。
高 そうやねん。スケールが違うから。
松 スケールが違うから。
高 うん。
松 で、あの紙が出てきた時の、ころころ〜ん。
高 いや、そらもう嬉しかったですよ。

高 明らかに、その紙のやつが、一個あって、
松 あって、
高 でも、もうちょっと待たなあかんねん。
松 うん。
高 もうこれ、もー、
松 のぞいてたやん。のぞいてたやん。
高 はよ、がっさーーゆすっても、
松 がっさーゆすっても、
高 いかへんねん。
松 「違う、これあと2回、」
高 そう。
松 「3回目にくる。」
高 せやねん。でも、誰かがいってくれんと、無理なんや。
松 そうやねん。ほいで、誰か来るのを待ってたりね。
高 待ってたりするもん。ずーっとその辺で、
松 あったなー。
高 遊んでて、
松 あったなー。
高 2回ぐらいやられて、行ってたもん。
松 俺1回、「あー、次絶対けえへんわー。」思て、
   「もう、この次絶対くるわー。」思た時に、
高 そやねん。
松 俺ね、4つ、忘れもせんわ、4つぐらいの女の子が来てねー、
高 うん。
松 その子がなーんも知らんとね、
高 うん。やった?
松 もー、そのまま、や、やったんを、
高 こ、ころ、
松 止めずに、
高 うん。
松 「はよやれ。」と、
高 うん。
松 「もう次しょーもないねん。」
高 うん。しょーもない。
松 「しょーもないから、次俺やるから、お前やれ。」って、
高 うん。
松 やった自分に、ごっついなんかこう罪悪感、
   今でも覚えてるわー。
高 なんやねん、自分、ものっすごい好感度アップ作戦やんか。
松 いや、なんかごっつ覚えてんねーん。
   「あ、今やってもあかんで。」って、
   言ってやられへんかってんなー。
高 そんなん言えへんやん、そんなもん、さっきお前、
   「見ながら待ってる。」言うたのに。
松 ははは。
高 絶対やるわけあれへんがな、そんなもん。

高 嬉しかったよー、あれは。
松 せやろ?
高 嬉しかった。ものすご嬉しかった。
松 せやろ?
高 なんかね、
松 そう考えてみーな。それと、そんなもん、
   いちごとワックス洗車なんか、どーーでもええ話や。
高 あのさ、でもさ、
松 優しくのってた方やで。
高 あんなんない?あのー、たとえば、
松 (笑)
高 どっか、メシ食いに行くと、
松 うん。
高 そのー、とんかつ屋行ったや、こないだ。
松 「行ったや」?
高 人間ドック、「行ったんや」。
松 うん(笑)
高 人間ドック行ってね。なんかもらえんねん。
   人間ドック行ったら、
松 とんかつ一枚。
高 もー、その、
松 「人間ドック行った。」で、とんかつ一枚かいな。
高 (笑)
松 (笑)
高 そう。「人間ドック行った。」でとんかつ一枚(笑)
松 どんな病院や(笑)
高 違うやん(笑)

高 昼、ちょっと、ちょっと時間あるから、もーそら、
   血も、血ぃも抜かれとるし、そらもう、
   色んなことなっとるから、
松 うん。
高 疲れて、疲れてるでしょう?いうことで、
松 うん。
高 で、前日もメシ食ってないから。
松 うん。

高 そういうこともあって、まあ、
   「おいしいもん食べて。」いうことで、
   まあ、とんかつ食うわけですよ。
松 うん。
高 とんかつ食う、食うわね。
松 うん。
高 で、これですって食ったら、サービス券くれんねん。
松 うん。
高 このとんかつ券の、とんかつ食ったでーの券にまた、
   それで買ったら、また違う券くれんねん。
松 ほーほーほーほー。
高 サービス券いうのくれんの。
松 うん。
高 これ5枚ぐらいで、また一個なんかもらえんねん。
   なんか、なんか、なんか、なんかくれんねん。
松 うん。
高 なんかくれんねん。
   メンチカツみたいなん、くれんねんな。
松 うんうんうん。

高 くれんねんけど、これはもー、やっぱり、ほんとはそこで、
松 うん。
高 俺「いらん。」って言うんやけど、もーもらうねん。
松 うん。
高 最近、
松 あー、俺も、もらう。
高 しんどいけど、そんな「いらん。」言うのもしんどいから、
松 俺ももらう。
高 もらって、
松 うん。
高 結局これも、集めずに捨てんねん。
松 うん。
高 だから、
松 まあ、そうですよ。
高 「もう返しゃええな。」と思うんですよ。
松 あー、そうなんかな。
高 こういうことやろ?
松 ははは。ええ〜〜〜?
高 (笑)
松 違うんじゃない?(笑)
高 いや、勿論、違うこと考えて、
   なんか雰囲気で合ってるものないかな?と思ったら、
   これぐらいしかなかったのよ(笑)

高 昔、マミーってあったやろ?
松 マミーあった。
高 マミーの、
松 うん。
高 マミーって、昔そのー、あの、なんちゅーのあれ?
   ダンボールの、ダンボールみたいな蓋やったやんか。
松 キャップ、紙のね。
高 うん。キャップ。あのー、裏っかわに、
松 うん。
高 なんか国の名前が書いてあんねん。それか番号か。
松 あー。
高 で、こう「5番」とか書いてあって、
松 見える時あんねん。
高 世界のコインみたいなんが、そん時シリーズやってん。
松 うん。
高 世界のコインシリーズがあって。
松 うん。

松 なんか知らんけど、コインって欲しいねんな。
高 ほしいねん。
松 うん。
高 「うわ、これ、なんかアメリカのコインやー。」言うて、
松 うん。
高 もー、さっとんとものすごい、コインをもー、持ってたなー。
松 うん。
高 ・・あ、それだけやから、
   そのさっきの話に連動はしていかれへんねんけど、
松 (笑)
高 なんの、(笑)
松 だから、
高 楽しかったなー。あの感動。
松 仮面ライダースナックでもさ、
高 そやな。
松 自分、あのアルバム当てた?アルバム。
高 俺は基本的に、アルバズ、アルバム当てずに、
松 チッ(舌打ち)
高 ・・アルバムを当てずに、
松 「アルバズ」(笑)
高 (笑)アルバムを当てずに、
松 うん。
高 俺はもう、基本的にボンからもらってた。
松 うわ。

高 ラッキーカードって、「ラッキー」って青い、
松 もー、そうやねーん。
高 印刷物が入ってんねん。
   印刷されてんねん、裏にぽーんって。
松 やったっけー?
高 裏側に、
松 俺、あれ、
高 「ラッキー」って書いてあんねん。
松 あんま当たったことないんで、そのカード自体が、
   どんなんやったから、実はあんま覚えてないねん。

高 作れんねん。あんなもん。
松 今考えたら。
高 偽造なんぼでもできんねん。
松 ははは。
高 あれ送ってるだけやから。今から思たらやで?その当時、
松 今から思たらなー。
高 その当時、そういう学がないもんやから。
   そういう知識ないもんやから。
松 コピー機もないからな。
高 ないから。

高 それは俺、当たれへんから、ボンがよーさん買うてるから、
   ボンに、俺はもう「ボンちょっとくれへんかなー?」言うたら、
松 え、ボンいっぱい持ってた?
高 ボン、いっぱい持ってたよ。箱買いすんねんもん。
松 うわーー。
高 野球、プロ野球カードも、ボン、箱買いやで?
松 すーごい、
高 箱買いありの家やで?
松 俺はもー、なかったわー。
高 そんーなさ、箱買いできるような、その、なんやろ?
   家庭環境じゃなかったもん。
松 みんなあれ捨ててたよなー。あれなー。
   カード欲しいてなー。うーん。
高 食われへん。
松 食われへんもんなー。
   俺も、1回だけ当たったんや。「ラッキー」の。
高 あら。
松 俺、アルバムもうたわ。あれなー。
高 ライダーのやつ?
松 ライダーのやつ。あと、そんなアルバムともっとでかいのあったな。

高 次に俺らにはやったのが、
   プロ野球カードの次にはやったんが、あれやってん、あれ。
   ハーレーみたいな、世界のバイクみたいな。
松 自分、世界の、
高 もー、俺世界に行きたーてしゃーなかってん。
松 (笑)
高 気持ちはもう、世界にジャーニーしてたから、もう、
松 ははは。
高 世界のバイクをもー、よう集めた。また、俺(笑)
松 (笑)
高 なんで集めたかったんやろ、あれ。きりないやろ?
松 きりない。
高 全部集められへんし。
松 なんにも意味ないなー。
高 なんで集めんの?子供って。アホやなー。
松 うん。そうやなー。
高 そうかー。自分、当たりを捨てる人間になってもうたんや。もう。
松 当たりを捨てるようにな、
高 あかんなー。
松 あかんかー。嫌やなー、と思って。

高 タクシー乗って、
松 うん。
高 で、「運転手さん、」ばっと、
   「どこどこまで、お願いします。」って言うたら、
松 うん。
高 「はいー。」ってぱってやって、
松 うん。
高 でー、また、全然、
   「Uターンしてくださいね。」って言うたんや。
松 うん。
高 Uターン、しばらくずっと行ったら、
   「どこでUターンすんねん?」と思ってんな。
松 うん(笑)
高 ずーーっと待ってて。
松 うん。
高 「運転手さん、ごめんなさい、Uターン。」
   「ああ!すいません。」つって、Uターンが〜〜〜っと、
松 うん。
高 が〜〜っとし始めて、
松 うん。
高 で、それとき、それをそん時に気付いたんやけど、
   あれやってへんねん。カチッと。
松 おろしてないの?
高 言うて、もうおろしてないねん。
   もう「スタートしますよ」っていうメーターを。
松 はいはい。メーターを。
高 俺、それもう悪いから、
松 うん。
高 「あ、メーター。」
   「あ!すいません、ちょっともう、慣れてないもんで、
   すぐ忘れてしまうんですよね。」って言うて、
松 うん。
高 それ、ピッて押して走ってんな。
松 うん。

高 ぽっと見たら、あのー、運転手さんの、
   そのひじのとこに、お金置くこういう、
松 なんかあるね。トレーみたいなの。
高 トレーみたいなのあるやろ?
松 うん。
高 あそこ、ぱっと見たら、前の人のお金が置いてあんねん。
松 わおー。
高 何百円かあって、
松 うん。
高 でー、それをお釣りだけ渡して、それ忘れてんねん。
   おおもとを。
松 うん。そうやな。
高 もう、おう、「あー、」一瞬やで?
松 うん。
高 一瞬な、
松 うん。
高 「とったろかな。」と思ってん。
松 ははは。
高 一瞬やで?こんなもんあかんで?
松 分かるよ。
高 一瞬、「あ、」
松 それは多分、
高 うん。
松 多分、今の高須じゃなくて、子供の時の、

松 子供の時の高須が出てきてるわ。
高 出てきてんねん。
松 一瞬ね。
高 あー、やっぱ出てくんねん、いまだに。
松 そう。
高 「とったろかな。」と思うけど、「あ、あかんわ。」と思って、
松 うん。
高 「運転手さん、お金残ってますよ。」
松 うん。
高 「あー!すいません。ありがとうございますー。」つって、
松 うん。
高 こー、なおしはったけど、とられるで?
松 うん。
高 こんなもん。
松 うんうん。
高 子供の頃の俺やったら、
松 うん。
高 メーター倒してへんの黙ってるし、
松 うん。
高 こ、お金なんか、もう「ラッキー」で、すーーっととるやんか。
松 とるな。とるとる。
高 もう今はせえへんけどね。さすがに。
松 うーん。でもあの、
   一瞬「とったろかな。」って思う瞬間あるね。やっぱり。
高 あるなーー。
松 やれへんけど、
高 やれへんけど。
松 それはね、昔の、もうなんか、
高 出てきよんな。
松 引きずってんねんな。
高 出てきよんなー。
松 あん時の高須が出てきよんねん。
高 出てきよる、
松 あのー、
高 金ない、
松 教科書踏んでた時の高須が出てくんねん。
高 ははは。
松 授業中に、下に、全〜部教科書、
高 いや、そんなに(笑)
松 5科目全部踏んでた高須が。
高 おーー、やる気満々やんか(笑)
松 ははは。出てくんねん。
高 あーそう。

松 だから、前の俺がパスポートを忘れたことを、
   お台場で気付いたときに、
高 隠そうと思った、
松 「黙っとこ」と思ったのも、
高 あ、
松 それもあれやねん。
高 それに近いな。
松 そんーなこと、するわけないねんけど、
高 ないねんけど、
松 一瞬、
高 思うな。
松 子供の時の、
高 ずるい、
松 「怒られる!」みたいな。
高 そうそう、分かる分かる。
松 「失敗はごまかしたい!」みたいなね。
高 うんうんうん。
松 で、これが一瞬だけ出てきてるうちは、
   大人になれてるんですよ、いい意味で。
高 どっち?
松 いやいや、
高 大人になれてんのか、子供に、
松 ところが、
高 うん。
松 あの、
高 さっき「子供になりたい」話してるのに、「大人になれてる」って。
松 そのー、姉歯みたいになってしまうと、あれはもー、
   もうもう、そのままなんですよ。成長してないんですよ。
高 うん。
松 「ずっと隠し通そう。」みたいな。
高 待って待って。
松 うん。
高 さっきの一番最初の話は、
   「子供の心を持っとかなあかん」話になってて、
松 うんうんうんうん。
高 「大人になれてる」話に1回なって、
松 うん。
高 「子供じゃあかん」ことになってきてるやんか。
松 うんうん。
高 これどういうことよ?
松 それはね、
高 うん。
松 知らん。
松・高 ははは。
高 ちょいちょいあなたね、行って来いしてる時あんねん。

高 ややこしーわ。自分の子供論。
松 もー、全然言えるやんか。
高 どう言いたいの?言うてーや。
松 姉歯は、あのー乳歯やんか。
   あの、あの、「姉の歯」と言いながら。
高 ・・。
松 結局、あいつに生えてるのは。
高 あ、これは、ひょっとしたら、いい着地できるかもしれへん。
松 ・・。
高 うん。
松 いや、終わったんですけど。
高 えええーー?!
松 ははは。
高 (笑)
松 吐き出したんですけど(笑)
高 ええーー?!ちょっともう、それ、
松 それ、長めに言うたぐらいなんですけど(笑)
高 ははは。こっからでしょうが!(笑)

松 違うやんか。そういう、ずる、ずるい気持ちって、
   絶対子供の頃、まだみんな引きずってるんですよ。絶対に。
高 うんうんうん。
松 でも、これは大人の常識という自分がおさえ込める、
   これが成長をちゃんとした人間なんですよ。
高 うん。
松 で、このずるさをね、
   おさえ込まれへんようになってる大人がいるんですよ。
高 うん。そらそうですね。
松 そう。
高 で、さっきの、あのーー、当たりを捨ててまう、
松 うん。
高 子供の気持ちを持っとかなあかんっていうのは、
   どう理解したらいいの?
松 だから、よっちゃんイカがダブルで、
   2回も続けて当たった、こんーな幸運を天から授けてもらって、
高 うん。
松 それを、ゴミ箱に捨てるしかない今の自分〜に、
   すっごいなんかもー、「悲しいな俺!」って思ったわけ。
高 あ、でも自分はちゃんとしてるな、そういうとこはな。
松 そうでしょ?
高 うん。
松 「何やってんねん、俺!これをかえにいかんかい!」
   って思ったんですよ。
   ただ、どこのコンビニなんかも、覚えてへんやんか。
高 あー、覚えてへんなー。
松 でも、ほんまはなぁ、
高 よっちゃんイカ。
松 よっちゃんイカ、かえに行く俺でありたいねん。
   よ、ひとっちゃんでありたいねん。よっちゃんイカの前に。
高 「よ、ひとっちゃん」でありたいのかいな?
松 ははは。
高 (笑)いや、分かりますよ。
松 いい話でしょ?
高 いい話です。そらもう、僕らも、
   僕らもそういう気持ちは持っとかなあかんと思います。
   ほんーまに。
松 そうでしょ?
高 うん。

松 せめてもの救いは、それを悔しがってる俺がいることが、
   まだ救いなんですよ。これなんーにも考えんと、
   「あーー、ああ、当たりかい。」みたいな、
   「ふんっ、捨てとけ。」っていう俺には、
   絶対ならない自信ありますけどね。
高 なあ。
松 ええ。ただまあ、ダウンタウンの松本がコンビニに、
   よっちゃんイカ当たったー言うて、2個かえに行ったら、
   ものっすごい言われるでしょうけど、
高 でも、そこはもう、
松 でも、そこはいいじゃないですか。
高 ひとっちゃんになるんやろ?
松 ひとっちゃんにならんとあかんのですよ。
   ひとっちゃんイカですよ。・・誰が酢漬けじゃ!
高 (笑)
松 すっぱいんか、俺は。
高 ・・。
松 アホか。カットよっちゃんイカ、誰がカットされるんじゃ!
高 ははは。
松 ははは。誰がすっぱいんじゃ。
高 誰も「すっぱい」言うてへんやん。
松 (笑)
高 別にすっぱいとも、い、イカともまず言うてへんし(笑)
松 当たるかあ、そんなもん。
高 ははは。
松 当たったら、なんでもう一個俺なんじゃ。
高 (笑)
松 もう一個の俺って、なんじゃ。
高 あかん。このおっさん怖いわー。
   あのおっさん目ぇ合わしたらあかんぞー。
松 ははは。
高 絶対なんか言ってきよるからな、あのおっさん(笑)

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