2005.12.17(土) 221回

今週の一曲 『 チキンライス 』 浜田雅功と槇原敬之

其の壱 『 イボ痔 ・ 正確な経済効果 』 

松 どーもー、松ちゃんプロボウラーです(笑)
高 どーも、高須ウォーズエピソード光聖でーす。
松 ね。
高 ね。
松 誰それ?
高 これはね、
松 自分ほんま、俺が最近、
高 ダースタカスーさん。
松 「誰?」って聞けへんと、・・うわ。
高 ダースタカスーさん。これ、なるほど。
松 ダースタカスーさん。ペンネーム、
松・高 ダースタカスーさんの、
松 が、考えたんがなんやって?
高 考えたんが、「どうも、高須ウォーズエピソード光聖でーす。」
松 うわ、もー、
高 ね。
松 自分のペンネームも、もう、そこにもう、取り込まれてるやん。
高 そうやねん。

高 センスがええわ。
松 ・・。
高 仙台の人や。ほんで。はあ〜。
松 いや、最近自分、「誰?それ?」って言わへんかったら、言わへんな。
高 失礼やな。
松 いや、ええねんけど、
高 うん。
松 読まれた人は、
高 うん。
松 自分の読まれたのに、
高 もうこれで分かるやんか。ダースタカスーさんや。
   もう、ダースタカスーって。
松 いやー、ひどいなー。
高 もー、自分のペンネームの方、ちゃんとしてあげて。
松 ほんま。
高 俺のこと考えんねやったら。
松 いや、ほんまに、ほんまに。
高 自分をもっと大切にしてあげて。
松 ほんまにそやな。
高 なあ。
松 うん。人に優しすぎるわ。
高 ははは。ねえ。

高 いよいよどうですか、松本さん。これ。
松 何をいな?
高 点数ですよ。今年も。
松 だから言うたやんか。それ、大分前に言うたで。
高 だから、それは、
松 ほんなら、言うの早かった、
高 いや、違う、あれはまだ一ヶ月たってない時ですよ。
松 はいはい。
高 いよいよ、もう、
松 あれから下がってるよ、俺、もー。
高 あれ?
松 俺、あん時、何点って言うたっけ?
   55ぐらいって言うたような気がするわ。
高 うん。
松 もーもー、
高 僕、64点。
松 もー、俺、絶対50ないわ、もー。
高 うわ。
松 うっとーしいわー。
高 ひでーー。
松 いや、もう、全然ないよーー。
高 大変やなー。
松 もー、ほんまさー、
高 はー。
松 イボ痔なるし、年末にー。
高 イボ痔ねー。年末のイボ痔は、厳しいねー。
松 年末のイボ痔は、厳しいよー。
高 クリスマスん時に、イボ痔になってるってことやろ?
松 そーそーそーそー。
高 うん。
松 クリスマスイボや。
高 ・・・はあぁっ。うまっ!
松 うまいやろ?
高 なるほどー。
松 ちょ、自分、やめてくれへん?ほんまに。
高 ははは。
松 なんか、こんーなさ、
高 ははは。いや、
松 切ないプレゼントやな、これ。
松・高 ははは。

松 靴下さえ用意してくれたら、なんでも入れてあげるよ。
高 は?
松 フリという名のー、
高 あ、そ、それいるやんか。
松・高 ははは。
松 ちょ、今笑ても、ちょっと痛いもん。
高 あ、痛いねや。ごめんごめんごめん。ごめんやけど、
松 うん。
高 まだ、こんなん喋れてる方がええやろ?
松 うーーん。
高 黙ってるよりは。
松 まあでも、俺は偉いな。これ浜田やったら、休んでるで。
高 まあ、そやろね。
松 な?
高 うん。休んでるかもしれへん。
松 絶対休んでるよ。
高 「岡本―。あかん。」
松 「あかん。」
高 「ケツがアウトや。」
松 うん。
高 うん。「オールナッシングや。これ、今日は。」
松 うん。
高 うん。
松 「やめや、やめや。」
高 「やめや、やめや。」
松 「大体なぁー、」みたいな。
高 うわ。
松 そっからもう、2時間ぐらい。
高 ほな、
松 「お前らはなぁー、」
高 ほな来いよ(笑)
松 (笑)

高 あの男もほら、あの、風邪ひいて。
松 もー。
高 見た?あの顔。
松 またこれ言うたら、あれやけど、また自分に降りかかってくるけど、
高 うん。
松 弱いなーー。
高 あれも、でも、むくみ倒してたやろ?
松 むくみ倒してた。
高 「誰や?これ。」っていうぐらい、顔むくんでたやろ?
松 いやいやいやいや、あれはひどかった。
高 俺、久々に、
松 うん。
高 「あれこれ、しに、死ぬんかな?」ぐらい。
松 いや、パンッパンになってたよ。
高 パンッパンやったやろ?
松 うん。あの、でこのあたりを、前歯でぷちってちぎったったら、
   ぴゅーーって出よるで。
高 (笑)
松 あの、
高 液みたいなもんが。
松 あの、ははは。
高 透明の液みたいなもんがな。
松 そうそうそうそう(笑)

高 浜田の楽屋行ったのよ。
松 うん。
高 「あー、そやそや。」って、喋りに行ったら、
松 うん。
高 もー、あの顔やったから、
松 うん。
高 「ごめん、俺ちょっと出るわ。」言うて。
   「風邪うつったら、こんなんなるのイヤや。」
松 なー、あれはほんまーに、あいつはもー、
   絶対に風邪はやってる時に、
   のれへんかったことないんちゃうの?
高 いや、大変やで、これ。インフルエンザ。今年は怖いからね。
松 あー、そう。
高 だって67万人死ぬかもしれへんって、
   思われてるんやね?日本で。
松 「思われてる」?
高 「思われてる」というか、なんか、予想されてるというか。
松 (笑)
高 「思われてる」でええやないか!
   そんなわざわざ、こーあげ足とらんでも。
松 「思われてる」(笑)
高 推測されてる。
松 あーそう。

松 あのねー、僕、
高 うん。
松 ちょっと言うときますけどねー、
高 うんうん。
松 ちょっと前から言う、思い出しました。
   僕、前から腹立ってることがあるんですけど、
高 うん。
松 「経済効果、経済効果」ってよく言うでしょ?
高 そんなに言う?
松 よく言うじゃないですか。

松 たとえばね、
高 うんうん。はい。
松 これあのー、ロッテがね、
高 はいはいはい。
松 優勝した経済効果とか言うじゃないですか。
高 はいはい。
松 あれってさー、
高 ほうほう。
松 みんなあれ、騙されてますよね?
高 どういうことですか?
松 いや、「経済効果」ね、
高 うん。
松 なんか、まるでロッテが優勝せえへんかったら、
   そんだけの経済効果が、ゼロになったみたいな風に、
   とらえられるじゃないですか。
高 うんうん。
松 でも、ロッテが優勝せえへんかっても、どっかは優勝するわけです。
高 うん。
松 どっかが優勝した時点で、経済効果はあるわけですから、
高 まあね。
松 別にロッテの経済効果じゃないんですよ。
   ロッテの経済効果やねんけどぉ、なんかあそこって、
   なんかごまかされてるやろ?
高 まあだから、ラ、ロ、今回はー、
松 「ラ、ロ」?!!
高 ははは。
松 「ラーロ」?!
高 フランス語的に言うたんや。ラ・ロッテが、
松 うーーわーーー!どっちか言うたら、韓国系の企業やのに。
高 ははは。そうやねん。

松 経済効果をはっきりさせ、って言うねん。
   ほいでね、ウォームビズやー言うてね、
高 おーおーおーおー。
松 これもなんやそのー、何千、何千億言うたかなー?の、
   経済効果があるー言うんですけど、
高 うんうんうん。
松 ウォームビズをやれへんこう、
   経済効果も、絶対あるんですよ。
高 なるほど。
松 あのーだから、ウォームビズっていうのは、要するに、
高 うん。
松 そんなに暖房を、
高 うん。
松 使わない、と。
高 うん。
松 そうすることによって、まあまあ、勿論電力も、
高 うん。
松 使わんですむし、で、みんな、
高 お金が、
松 厚着をちょっとするようにするから、
高 うん。
松 それで、経済もちょっとこう、なんていうの?ちょっとまわるから、
高 うん。
松 あの、色々足したら、
高 うん。
松 それになるって言うねんけど、
高 うん。
松 でもね、それをやれへんかった時の方が、こっ、
   違う、利益は絶対生まれるわけですよ。
高 まあ、あるでしょうね。
松 それをちゃんと引いた額を、「経済効果」ってやってくれへんと、
高 うん。あー、まあまあまあな。

松 「今年のプロ野球、該当者なし!」って言うん、
高 やったら、
松 であれば、経済効果、かっ、意味はありますよ?
高 うんうんうん。「かっ」?
松 でも、絶対どっかは優勝するわけやからー。
高 いやいや、もう1回戻らして?「かっ」ってなんやの?
松 それはぁ、
高 うん。
松 あのーー、あれ、あれやんか。
   チョーン!みたいなやつやんか。そのー、
高 ははは。
松 いわゆる、カーッ!みたいな。
高 あーあー、「与作」の、
松・高 カーッ!
高 みたいな。
松 カンカンカン!
高 あ、
松 カンカンカン!のあの、
高 (笑)
松 歌舞伎のやつや。
高 そのSE入れたんかいな?自分で(笑)
松 そうそうそうそうそう。
高 あ、それやったらええわ(笑)

松 もー、ほんま、しんどいわ。たまらんわ(笑)
高 ははは。
松 それねぇ、
高 「チョーン!やんかー」言うてたけどな(笑)
松 (笑)それ僕ね、
高 うん。
松 前から、ほんとに思ってたんですよ。
高 うん。まあ、確かにね。
松 ここを僕は、こういうとこを、どんどん突いていくから。
高 お願いします、そんなん。
   僕はあの、意外と突いていかないんで。
松 あの、ダムの貯水率もそうですよね。
高 前、1回言いましたね。
松 あれもー、
高 しまった、泳がした良かった。
松 (笑)
高 ははは。
松 あれも、まるで、100パーが、
高 うん。
松 みんな、国民の消費量のちょうどみたいに言いやがって、
高 うんうんうんうんうん。
松 20パーぐらいが、あれ、ちょうどなんですよ。
高 うんうん。いや、
松 だから、100パーは、多すぎるぐらいなんですよ。
高 松本さん、それ1回聞いてますから。ここで。
松 ははは。
高 2回言わんでもー、
松 あのさー、
高 聞いてるんで(笑)
松 こんなラジオね、
高 うん。
松 リピーターなんかおれへんわけや。
高 ははは。
松 毎〜回、初めて聴く人で、
高 なるほど(笑)
松 だからこれ、来週聴けへん奴ばっかりや。
高 ははは。ほーー。
松 何〜回も同じ話したったらえーねん。
高 あー、したったらええんかいな。
松 それは。
高 ありかいな。それ。
松 ありあり。
高 じゃあ、先週のあれもありやんか。
松 当たり前やがな。
高 あ、そういうことかいな。
松 1回聴いて、誰が聴くかー、こんなもん。
高 なるほどね。
松 そうですよ。

其の弐 『 清水Pのウィークポイント ・ ギャラの話 』

高 こないだね、面白い話を聞きまして。
松 なんですか?
高 あのー、まあまあ、あなたも、
   僕が「面白い話を聴いた」つって、大体、
松 うん。
高 人物として、誰を挙げます?
松 えーー清水かー、
高 はい、はいっ!!
松 ははは。
高 正解!
松 ははは。
高 (笑)あいつほんま、びっくりするでー。
松 あ、俺もなんかあったなー。

高 意外とあれ、ナルシストでしょ?あれ。
松 うんうんうんうん。
高 ね?で、顔もええと思ってるでしょ?
松 あー、思てんのかなー。
高 思てんねん。
松 うんうん。
高 それで、
松 うん。
高 何があいつの、一番ウィークポイントやと思う?
松 ・・。
高 ビジュアル面で。
松 なんやろ?まあ、わりと太りやすい部分あるよな。
高 実は、
松 うん。
高 あいつ、絶対言えへんけど、エラやってんて。
松 あ!あるある。
高 エラ、ごっつあるやろ?
松 あいつ、めっちゃあるよ。
高 あるやろ?
松 うん。
高 で、エラのところにつく、
松 うん。
高 この脂肪とか、筋肉みたいなものも、
   それーが、また上にがばっとあるから、もう、
松 それがイヤなんや。
高 エラ張りが、すごいイヤやねんて。
松 なるほどー。
高 ほいで、ADとかには、
松 うん。
高 「もー、俺もー、このエラが無かったら、
   ジャニーズ級やのにー。」言うてんねんて。
松 ははは。

松 もうねー、
高 もうアホやろ?あれ(笑)
松 ごめんなさい、
高 うん(笑)
松 ジャニーズの人たちをね、
高 うん。
松 あのー、別に批判するつもりはないですけど、
高 うんうん。
松 それ、ジャニーズイコール、
高 うんうん。
松 もう、何?もう、「男前」みたいな発想って、
高 うんうん。
松 もうなんか、
高 古いやろ?
松 ちょっと古いよね。
高 うん。
松 もう今、そういうことでもなくなってるやんか。
高 なのに、それを出してきて、
松 うん。
高 もう「ジャニーズ級や」言うて、
松 うん。
高 ADも、もう苦笑いですよ。
松 うん。
高 クスクスクスクス笑ってて。
松 うん。
高 ほいで、何した思います?
松 え?

高 違う番組の会議で、
松 うん。
高 ボトックスっていうのがあるんですよ。
松 うん。
高 大豆なんとか、なんやったかな?
   大豆レシチンっていうのが、なんかあって、
松 うん。
高 ボトックスっていうなんかね、注射打つと、
松 うん。
高 脂肪が燃えるんですって。
松 おーおーおー。
高 勝手に。で、ぬ、ばーーってなくなんねんて。
松 え?
高 ほっといても。
松 あれ、え?脂肪じゃないやんか。でも。
高 でもその、骨のまわりにある脂肪も、
松 さえとればぁ、
高 とれば、大分違うと思ってんねん。あれ。
松 ほ、骨ある分、
高 うん。
松 脂肪さえなかったら、普通ぐらいに、
高 なるん違うやろか。

高 ほいで、ボトックスっていうその注射を、
松 うん。
高 「あ、えー?!そんなんあるんかいな?」言うて、
松 うんうん。
高 ほなもう、
松 これ言やあ、まあ、プチ整形やんか。
高 まあ、言うたらね。
松 ええ。
高 じゃあ、そのボトックスやらせてもらいます、と。
松 うん。
高 で、行って、
松 うん。
高 2本。
松 もー、そんな話聞いてへんで?
高 俺も全然聞いてへん。いや、あいつが言うたんちゃうねん。
   違う人が、聞いてて、で、それを俺におし、
   教えてくれたんや。
松 うわー。
高 で、あいつ、もうそれ、
   「それ言うな!それ言うなぁ!」言うててんけど、
   「何?」って教えてもろたら、これやってん。
松 (笑)
高 で、注射をここ打つやんか。
松 うん。
高 ね?打ったらね、脂肪がこー、燃えてくねんけど、
松 うんうんうん。
高 これがなんかね、2本売ったらこれ、
   5万ぐらいとられてんねんて。
松 へーー。
高 ね?全然変われへんねんて。
松・高 ははは。
高 なんーーにも変われへんねんて。ずーーっと肉はあるし。
松・高 ははは。
松 いや、だってー、
高 いやでも、時間かかるらしいねんけどね。それね。

松 もー、何になりたいねん。
高 もー、アホやろ?
松 もー。
高 プロデューサーやで?
松 アホやねん。あれー。
高 フジテレビで頑張っていかなあかん人間やで。
松 知ってるよ。あれ、清水が、俺は実はエラ張りやったことは。
高 あ、自分分かってた?
松 知ってるよー。
高 俺は、気付いてなかってん。
   で、言われて見たら、「ものすごいエラや!」と思って。
   こないだ見たら。
松 そうやで。あれ。あれあのー、小学生ぐらいやったら、
   「ホームベース、ホームベース」言われるで、あれ。
高 言われる。ははは。えらいエラやなー(笑)
松 言われますよ。
高 なあ。
松 はい。
高 はー。
松 エラかー、エラがイヤやったんやなー。
高 あいつ言えへんやろ?全然。
松 うん(笑)

松 「これが無かったら、ジャニーズ顔や」言うてるのも、
高 腹立つやろ?(笑)
松 分からんわ、もー。ジャニーズにあんな黒い奴おれへんやん。
高 「お前、よう見とるやろ、HEYHEYで。」と思って。
   「自分と全然違うやないか。」と思うねんけど。
松 うん。
高 言うてんねんで?言うてんねんで?あれ、もー。怖いわー。
松 部下が可哀想やわ。
高 せやねん。ほいで、ADとかが、もう苦笑いやねん。
松 なあ。
高 笑われへんやん。そんなん。
松 そやな。
高 アホにできへんやろ?
松 そうやな。
高 ウソでもプロデューサーやから。

松 「そうですねー。そうですねー。」
高 「でも、なんとなく、痩せたんちゃいますか?」みたいなことを、
松 言わなしゃーない。
高 お世辞のひとつも言わなあかんねん。
松 「前から思ってました。」みたいなんを言わなあかんわ。
高 「どや?俺、エラとかやっぱりあるやろ?」
松 「あー、いや、もー、そうでもないですよー。」
高 「いや、それは僕、わかんなかったですねー。」
松 「わかんなかったですねー。」
高 アホ顔せなあかんねん。こっちが(笑)
松 (笑)
高 あいつは、ややこしーわ、もー(笑)

高 「またラジオで喋るんでしょー。」
松 って、言いながら、あいつどっちなん?
   ほんまに喋ってほしいの?
高 喋ってほしないねん。もう言われてもうたら、
   もうしゃー、しょーがないから、
松 うん。
高 それはもう、あえて、笑いで、ちょっと、
   「でも高須さんちょっと、ノリノリでやったっていう風に、
    伝えんとってね。」って言うてて。
松 (笑)
高 「なんでやねん。ノリノリでやっとるがな、お前。」と思って。
松 (笑)
高 「それは違うやんか。ノリノリじゃないやんか。」
松 ノリノリ(笑)
高 ははは。「話のついでなんですよ。あれ。」
松 い、嫌がってる奴に、注射2本も打たれへんやろー(笑)
高 打たれへんよなあ?(笑)
松 それ、(笑)
高 「どーやって話したらええの、
   それノリノリじゃないようにして話すには、お前―。」(笑)

松 どーする?
高 「どーする?」ってどういうことですか?
松 えっとー、忘年会。
高 ははは。どこでもやりましょうよ。いつでもかまいませんよ。
松 あーでも、中々、
高 去年は、ほら、世界の山ちゃんで、この番組やりましたからね。
松 はいはいはいはい。
高 今年もどっかでやりましょうよ。ね?
松 中々でも、日がねー。
高 1回さあ、
松 うん。
高 上海ガニとか、食べ、食べました?ちゃんと。
松 食べましたよ。僕、マカオで食べましたよ。
高 うまいですねー。
松 マカオの上海ハニは、もー、本場みたいなもんですから。
高 本場ちゃうやん。でも。
松 本場みたいなもんですよ。
高 経由しとるがな。えらい。
松 さも似たりですよ。
高 はー。
松 もーちょっと横歩きで、すぐマカオですよ。
高 そんな行けるかー(笑)
松 カニだけにね。
高 ・・・。
松 ・・。
高 いやいや、だから、それで言うたんやろ?最初に。
松 そうや(笑)
高 「横歩き」って(笑)
松 一応さ、
高 うん。
松 一応言うといた方が、
高 分からん人にも、
松 こんなん、ほら、
高 丁寧に。
松 このラジオ聴いてる奴なんてさ、
高 うん。・・アホやから。
松 アホやから(笑)
高 ははは。

高 やっぱり日本で食ってる上海ガニと、全然ちゃうね。
松 うーん。
高 俺、びっくりした。
松 めんどくさいけどねー。
高 食うの、一個一個ね。
松 うーん。

松 あれ、自分の金で食ったことないねんけど、やっぱり高いんけ?
高 高いです。
松 うそ。
高 高いです。高いです。何千円かします。
松 ほえー。ちっちゃいのになー。
高 ちっちゃいですけどねー。あれ、身というか、
   しゃぶりつくもんですからね。
松 うーん。
高 あの、味噌をね。
松 うまいなー。
高 うまいです。どうですか?1回もう上海、ぽんぽーん!と、
   行ってみませんか?
松 忘年会でかいな?
高 ぼう、忘年会で行くの大変やろ、そんなもん(笑)
松 (笑)

高 チャーター機どうですか?チャーター機。
松 えーー?
高 1600万。
松 絶対イヤやー。
高 1600万。
松 バカバカしいわ。そんなん。
高 でも、そんなん1回面白いと思えへん?
松 なんぼ出すの?じゃあ、自分。
高 え?
松 俺が全部出すのイヤやで。そんなもん。
   収入、そんな変われへんねやから。
高 変わるわ(笑)
松 (笑)
高 全然、違うわ(笑)
松 よう言うてるわ、自分。
高 もー自分、ほんま、(笑)
松 やらしいな(笑)
高 はははー。もう、自分怖いな。
松 いやいや、自分が怖いわ。
高 はあ?
松 自分が怖い。すごいわ、もう。
高 じゃあ、あなた、「HEYHEY」いくらですか?
松 何がですか?
高 もう僕、額言えますよ。「HEYHEY」いくらですか?
松 「いくら」ってどういうこと?
高 1回のオンエアいくらですか?
松 僕は、そんなあのー、お金でやってるわけじゃないから、
   知らないです。
高 ・・・。
松 ふっ。
高 ははは。
松 ははは。・・8万円です!
高 うわー、絶対ウソや!
松 ほんとです。
高 絶対有り得へんわ。
松 思い出しました。8万円です。

高 ゼロ2つついてるよ。
松 つくかぁ!
高 正直言うて。
松 つくかぁ(笑)
高 1回につき、ゼロ2つ、
松 ゼロ2つってなんぼよ?
高 800。
松 800万?!・・・あのねえ、
高 じゃあいいです。
松 800万やったらね、
高 8は、8を訂正します。
松 800万やったら、俺もう、腹筋しながらやったるわ。
高 ははは。
松 ははは。
高 何百万?
松 ははは。

松 何百万とか、なんやねんな。
高 あー、何百万やー。
松 自分ほんま、やらしいこと言いなや。
高 何百万になってんねやー。
松 あのね、もうね、
高 ああ〜〜〜。何百万や〜〜。
松 ははは。
高 ははは。
松 あのね、
高 うん。はい。
松 もう、いい加減にせなあかんで。
高 うん。いい加減にせなあかんな。
松 それはぁ、でも、ちょっと分かってくださいよ。やっぱり、
高 何を分かんのよ?
松 あのね、
高 うん。
松 こー、長くやってるからなんですよね。
高 俺も一緒にやってるやん。
松 (笑)
高 ずっと構成長くやってるやん。
松 長くやると、どうしても、上がるよね。多少はね。
高 なんにも上がらへん。俺、下げられたがな、俺ら。
松 いや、確かにあのー、ダウンタウン以下、
高 うん。
松 ぐらいの人たちは、
高 うん。
松 聞くと、貰ってないみたいやねー。
高 だって、ほんまにそやで。
   「HEYHEY」の作家料、下げられたんやから。1回。
松 でも、別にうちかって、
   その分上がったわけじゃないからな。
高 いや、今言うてたやん。「何年もやってると、あが」
松 いやでも上がってないって。
   この何年間か上がってないって。
高 まあ、さすがにね。
松 うん。

松 フジテレビがもうかってるだけの話やんか。
高 ・・。
松 別にこっちにとって、な、あれもおかしな話やねんな。
高 な、すりかえよった。
松 それやったらうちも、うち上げろ、そこの分、
高 ええー?!
松 もっと上げろ、言う話や。
高 なんぼほどもってくねん、それはそれで(笑)
松 あのー、電車に動物持ち込むのと一緒ですよ。
   あれ、金払わなあかんのですよ。
高 うん。
松 でも、その金、他の乗客にばらまけっちゅー話なんですよ。
高 それは分かりますよ。
松 はい。
高 それは分かりますよ。
松 そうですよ。だからあの、
高 なんで俺らのぬかれたら、お前んとこいかなあかんねん、コラー。
松 猫みたいなもんよ。
高 ははは。
松 メス猫や。
高 なんでメスやねん(笑)
松 メス猫みたいなもんやな。だからこう、
   メス猫を持ち込んだわけや。スタジオに。
高 うん。
松 神聖なるスタジオに、
高 ははは。
松 すぐうんこする猫を、
高 ははは。
松 ババたれ猫を、(笑)
高 おー(笑)
松 が来たわけやんか。
高 おー、俺が、にゃーにゃーにゃーにゃー来たわけや。おー。
松 にゃーにゃーにゃーにゃー、来たから。
高 おーおーおーおー。
松 これ、お金を払てもらわなあかんわけや。
高 くさいから。
松 くっさいから。
高 ははは。

其の参 『 悪口を聞いてしまいそうな時 ・ 掃除のおばさん 』

松 別にうち上がってるわけでもないしね。
高 まあね。まあまあ、
   景気良くなった、景気良くなった言うても、
   なんにもこっちまわってきませんなぁ。
松 良くなってるとは、思いますか?
高 ちょっと良くなってるでしょ。
   株が上がってるやら、なんや、言うてますもんね。
松 確かにちょっとねー、あの、高いお店でもね、
高 うん。
松 「たまに行ったろかしら」と思って、
   電話しても、いっぱいやって言われるで。
高 もうね、もう、儲かってる人は儲かってる。
松 あれ、東京なんかねー?
高 東京なんです。
松 業界人とか、うまいとこ行ったら、業界人おるな。
高 絶対おるやろ?
松 あれちょっと、ほんまあのー、ドキドキすんねん。
高 だから、あんま喋られへんねん。そんなに。
   あの、高いとこ行くと。
松 なあー。

松 例えば、何人かで行くやろ?
高 うん。
松 ほいで、帰る、帰るやんか。
高 うんうん。
松 お愛想して、
高 うん。
松 「帰りまーす」みたいなって、わわわーって帰っていくやんか。
高 うん。
松 で、俺、「あ、そや。おしっこだけして帰ろう。」ってなって、
高 うん。
松 もうみんな出てんねんで?
高 うんうん。
松 もう、みんな店の外出たのに、俺1人おしっこしてる時に、
高 うん。
松 ちょっとドキドキせえ、すんねんな。「店の人、」
高 うん。
松 「俺、帰った思ってるんちゃうかな?」って。
高 うん。
松 「松本は、まだトイレにおるでー。」
高 うん。そこでなんか、悪口的なことを言う、
松 なんか、
高 なんか、
松 俺の後に、
高 うん。
松 俺もう帰った思って、
高 うん。「あれなんやー、」
松 「あれなんや、あれ」的なことを、
高 (笑)言うなよ!
松 「俺、まだおるでー!」って。

松 あれねー、ちょっとドキドキすんねん。
高 あー、分かる分かる。うん。分かるね。
松 それまあ、タレント関係ないな。
高 うん。そら、みんなそうでしょ。
松 みんなあるね。
高 みんなある、みんなある。
松 だから、あのー、できたら、店の人に、
   「あ、ちょっとおしっこだけしていこ!」って、
高 ははは。
松 ちょっと言うた方がいいね、あれ。
高 なんぼほど気ぃ使とんねん(笑)
松 じゃないと、もー、イヤやもん。
高 もし言われ、だから、俺らより、
   そら自分の方が言われる可能性ありますよ。
松 「うるさかったねー。」とかさ。
高 うん。「うるさ、口悪い。偉そうだったねー。」
松 「偉そうだったねー。」
高 とかね。
松 言われてみ?出て行かれへんで、もう。
高 出て行かれへんな。

高 店屋の人なんか、あんな、聞いてないことないからね。
   絶対聞いてはるからね。
松 絶対聞いてるよ。
高 だからもう、そうなったら、家飲みやねん。家飲み。
松 そんなん言い出したら、家かって、これー、
高 家は大丈夫でしょー。
松 あーでも、分からんらしいで?
高 あ、そう?
松 自分あの、掃除のおばはんとか、頼んでるやろ?
高 うん。頼んでる。
松 あんなおばはんが。
高 いやー、あの人は、
松 あんなおばはんが、帰ってへん場合があるんやで。
高 帰っとるやろ、そら(笑)
松 ははは。
高 分かるわ、俺、見たら。ばーっと見たら。
松 台所から、聞いとるかも分かれへんねん。
   なんか、やりよるかも分かれへんねん。
高 ほんま?
松 いや、知らんで。
高 いや、そんな悪い人じゃない。あの人は。
松 (笑)
高 うん。
松 あ、自分個人でやってんの?
高 個人ですよ。
松 あ、あ、ほんなら、まだ、まだ大丈夫やな。
高 うん。

松 うち、業者なんで。
高 あー、もう俺は個人。1人、1人です。
   だから、この人だけを知ってる、この人を、
   さえ知ってればもう、あと誰もけえへんから。
松 あーー。
高 ものすごい、いいですよ。
   だからもう、どこをどうしてほしいも、全部分かってる。
松 それええな。
高 うん。
松 もー、うちはもー、頼んでんねんけど、
   毎回違う人が来るんやろな、あれ。
高 だから、イヤやろ?それって。
松 もー、
高 信用ならんやろ?
松 「このゴミ箱、ここの部屋ちゃうねん。」みたいなこと、
高 あるでしょ?
松 もー、いまだにあるわー。
高 もう、全部分かってはります。
松 うーん。

高 「今日は、あの松ちゃんの家だからねー。」
   みたいなことを喋ってるで、絶対。
松 うわー、もー最悪やん。
高 そら喋るでしょ。
松 マジで?
高 で、行った後、「あ、意外と綺麗だったね。あれね。」とか、
松 もー、
高 「あれ?こんなん買ってるよー。」とか。
松 「枕カバーが、もうおっさんのにおいがするねー。」
高 ははは。言うてるやろね。
   「なんか、チン毛おかしいね、これ。」
松 チン毛?
高 ははは。
松 あいつら、チン毛のことも言いよるの?
高 そら、言うてるでしょ、そら。
松 なんちゅー、
高 掃除の時に。バスの前んとこで。
松 「チン毛がおかしい」?
高 うん。・・「チン毛がおかしいね」って(笑)
松 (笑)
高 ダイレクトに言えへんかもしれへんけど(笑)
   「なんか松ちゃんのチン毛おかしいね。」
松 「吉川さん、吉川さん。」
高 「これ、松ちゃんのチン毛でしょ?これ。」
松 ははは。
高 「おかしいねー。」
松・高 ははは。
高 いや、そらなんでも言われてるでしょ。それ。
松 なんでも言われてる。

松 「こんなもんぐらい、一気に飲めよ。」みたいな言われる。
高 言われてる(笑)
松 ほっとけアホ。
松・高 ははは。
松 えー。
高 いや、でも、大変ですよね。
松 はい。
高 男1人でやってくのは。これ。
松 男やもめはね。
高 うん。

高 今年もだから僕、正月、あのー帰りますから。実家へ。
松 好きやなー。
高 はい。もうまた、同級生、みんなで新年会。
松 はえー。
高 5,60人集まって、またやると思いますが。
松 え?そんなに?
高 毎年そうですよ。
松 なるほどねー。
高 俺なんかやっぱり、地元をね、大切にしてるような、これ、
松 地域密着型、
高 密着型、
松 放送作家かいな(笑)
高 ははは。
   なーんか、え、え、ええような悪いようなやな、
   「地域密着型放送作家」は(笑)
松 (笑)
高 イヤやなー(笑)
松 へんぺい、へんぺい放送作家かいな。
高 へんぺい関係あれへんがな(笑)
松 (笑)

高 あなたもどうです?来ませんか?
松 いや、僕だから、
高 あ、そうか、どっか行くのか。
松 そうなのよ。
高 そっかそっか。
松 ただこれあのー、イボ痔も悪化していったら、
   そうでもなくなってくんちゃうかなー。
高 そうやでー。長時間、
松 あ、これ、いいんかな?イボ痔、ねえ?
高 こう、気圧が変わってもうたら、パーン!なれへんの?
松 ははは。
高 イボんとこが、パーン!て。

松 ほんまは、切ったら早いらしいけどね。
高 そんなん怖いわ。それの方が怖いわ。
松 いや、こんなんできもんやから、ぱっぱ、ぱっぱ、
高 えーー?
松 これ、脂肪の塊みたいなもんでしょ?こんなもん。
高 かっこえーー。
松 俺に言わしたら。
高 ・・かっこええなー。
松 俺に言わしたらやで?
   こんなもんは、俺に言わしたら、あれでしょ。
高 なんやの?はよ言うてよ。「俺に言わしたら」。
松 あのーーーー、
高 出てけえへんやろなーと思ったけど。
松 クランベリー、クランベリーみたいなもんでしょ。
高 ははは。
松 (笑)

松 ゴーダチーズみたいなもんでしょ。だから。
高 ははは。
松 (笑)
松 トリフみたいなもんでしょ。だから。
高 トリフ?
松 どれか、好きなん選べや。いっぱい言うたから。
高 ははは。雰囲気言うてるだけやん(笑)

松 いやでも、短時間で3つよう出してるで?
高 あの、
松 あ、じゃあ、自分、はい行こう!はい、頑張ろう!
高 (笑)
松 3つ出そう!
高 うん(笑)
松 えー、イボ痔、イボ痔、「こんなもんは、」はい!
高 はい。
松 はい!
高 はい。えー、
松 はい!
高 ミックスナッツ。
松 ・・。
高 ミックスナッツの、あのあれやね。あの、ピスタチオね。
松 ・・。
高 ジャイアントコーンか。
松・高 ははは。
松 うろうろうろうろ(笑)
高 ぼんちあげ?ぼんちあげ的な?(笑)

高 ざくろ的なもんか。ざくろ、ざくろ(笑)
松 ははは。チッ。うーん。
高 ええ語句が出てけえへんかってん。
松 あんーまりやな。なんか自分でも、こー、
高 そうやねん。
松 びしっ!と来てないやろ。
高 ゴーダチーズみたいなんが出てけえへん、
松 ゴーダチーズは出してほしいやろ?
高 ゴーダチーズが出てきたら、
松 うらやましいやろ?
高 もー、うらやましいな、と思って。
松 そらそうや。
高 ええもん出してるなー。
松 やっぱり俺ぐらいになると、
高 あそこの食卓は、ええもん出してるなーと思ってたんや。
松 俺ぐらいになるとね、そこはもー、引出しが、もう長いもん。
高 ははは。
松 あの、勉強机の前のやつの、やつやから(笑)
高 それなぁ、分かれへんで。「前の方のやつやから」って(笑)
松 横長やから。
高 横長のとこの方ね。

其の四 『 お金持ちボン ・ あの頃の冷蔵庫事情 』

高 関係ないけど、あーいう机って、
松 うん。
高 どんな、何入ってた?あん中に。
   俺、今なお勉強机ってあんねんな。
松 だから自分、悲しい話せんときってー。
   俺そんなん買うてもうてへんやんか。
高 あっ。
松 そんなもんあれへんやんか。俺とこ。
高 はあぁっ。
松 うちだけなかったんやから。
高 あああっ。ごめ〜〜ん。
松 だ、ははは。だから、あんな引出しないもん。
   何入れんねんな。普通は、あれ。

高 いろんなもんいれてまうねん。おもちゃ入れたりとかね。
松 うわ、もー。
高 ミクロマンが入ってたりとかしててん。
松 うーわーー。
高 なんか、あのグリコのおまけとかで捨てられへん、
   どーしても捨てられへん何かが、ぽろんとあったりとか。
松 知ってる?ボンなんか、あそこに、
   お年玉いっぱいやで?
高 そうや。知ってるよ。俺も、俺も、何回かとりに行ったもん。
松 ボンから、よーお年玉とりに行ったな(笑)
高 よーとった。よーとった(笑)
松 (笑)
高 「ボン、ボン!」って正月だけ遊びに行って、
松 うん。あー。
高 で、わーと遊んでて、「なんか飲みたいなー。」言うたら、
松 うん。
高 ボンが取りに行ってくれるから、
松 いやほんまや。小学生で、同年代から、
   一番お年玉もろてたわ、俺。
松・高 ははは。
高 ボンもあれ、分かってたと思うで。
松 いやー、まあ、分かってたよな。
高 「こないになくなるか?」って。
松 そらそやな。だって、何十万も持ってるわけじゃないからな。
高 そらそう。みんーなちょこちょこ行ったら、ボン、
松 言うたって、
高 うん。
松 そら、子供のお年玉やから。
高 助かったなー。
松 (笑)
高 ものすごい助かったなー。ほんまに欲しくてしょうがないものは、
松 うん。
高 ボンから買ってもらったな。
松 うん。
高 な。

松 ボンとこって、なんであんな金持ちやったやろな。
高 土地もってたからちゃう?あの辺の。
松 当時さー、
高 昔から、辻本さんって、昔からのあれやったやろ?あの辺。
松 そうそうそう。あの辺、辻本いっぱいおんねんな。
高 うん。だから、昔からのあれやから。土地持ちやから。
松 「あれ」しか言うてへん。
高 もう1回言うたった。土地持ちやから。

松 これ第一回目の、普通の作家やったら、
高 うん(笑)
松 降ろされてんで(笑)
高 ははは。ほんとにね。ありがたい話ですわ(笑)
松 「誰やあいつ!」ってなるで(笑)
高 ははは。
松 いや、ボンとこさ、あのー、
高 うん。
松 あの、怪獣大百科とか、
高 いやー、ものすごかったよー。
松 な。俺らのころって、ガメラとゴジラがすごかったでしょ?
高 そう。
松 もー、それにまつわる、なんかいっぱいあったで。
   あいつんとこ。
高 あれ知ってる?自分。オルゴールみたいな入れもんの中に、
松 うん。
高 あの、バッジが、あの、帽子の横に、どぅわ〜〜。
   もー、ジャイアンツから何から、
松 はいはいはいはいはい。
高 もー、野球チーム全部のバッチと、
松 入ってたんや。
高 それが、オルゴールみたいな中に入ってんねん。で、これ、
松 うわー。
高 2つも3つも同じのがあるから、「欲しいなー。」
松 うーわーー。だぶってんねや。

松 それは?
高 それは、俺がちゃっかり貰って帰ってるよ。
松 ははは。
高 「これ、ボン3つもあるやん!」
松 「ええよ。」
高 それ、開けるたんびに言うたって。
   なんやったら、それ、それで、チーム作れるぐらい。
松 はー。
高 だから、ボンは、こう野球びょう、やくうぼう、
松 チッ。
高 野球ぼん、
松 「ボン」がかかってんねんな?
高 あ、
松 バッチとな。
高 そうそう。
松 うん。
高 野球帽に、
松 うん。
高 ものすごい、
松 野球「びょう」をさしてたんや。
高 違う違う違う(笑)
松 根性あるなー(笑)
高 そんなことする奴ちゃうやろ(笑)

高 物凄いバッチがついてたやろ?ボンだけ。
松 ついてたかなー。
高 めっちゃついててん。
松 あーついてたな。
高 もうな、見せびらかすようについててん。

松 子供の頃の自慢っていうか、あの頃の、今で言う、
高 そう。
松 ブランド品みたいなもんやわね。
高 そう。あれ、一個ぐらいはもってんねん。みんな。
   好きなチームのやつ一個ぐらいはあんねん。
松 うん。うん。
高 多分、それボンな、なんか送って買ってんねんな。
松 へー。
高 2、2、300円で買うねん。あれ。
松 わー、めっちゃ裕福やん。
高 それが、3つだぶついてんねんで?
   どの違いがあるか分かれへんけども。

松 俺、1回な。
高 うん。
松 あれいくつん時やったかなー。ボンの家遊びに行って、
高 うん。
松 で、あ、もう、まあ高校か。
高 うん。
松 高1ぐらいかな?腹減ったなー言うてな。
高 うん。
松 夜中。
高 うん。
松 金もあれへんやんか。
高 あれへん、あれへん。
松 ほんで、「ボン、なんか無いの?」言うたら、
高 うん。
松 「うち、なんも無いでー。」言うて、
高 うん。
松 下降りて行って、
高 うん。
松 適当になんか、つく、作る言うか、
   「なんかあったら、上まで持ってくるわ。」
   ボンの部屋、ほら、2階や、
高 2階やから。
松 横から上がって行く感じで。

松 ほんなら、
高 うん。
松 結局持ってきてんけど、
高 うん。
松 インスタントラーメンが、一個しかなかったんや。
高 うん。
松 それは確かに。
高 うん。
松 2人で一個って、中々、
高 うん。
松 きついやんか。
高 きついな。
松 それで、「これではあかん」言うことで、
高 うん。
松 ボンは冷蔵庫を開けて、色々、
高 うん。
松 もうね、・・・ボンレスハムとかね、
高 うわっ!
松 もー、いっぱい入ってんねん。ごっつ厚切りベーコンとか。
高 うーわ(笑)
松 なんもないことあれへん!全部あるやんけっ!!
高 ははは。
   そら貧乏人にとっちゃ、もうそんなもん、バイキングやんか。
松 バイキング、
高 バイキング気分やんか。
松 いや、びっっっくりしましたよ!
   もー、あっこでね、やっぱこの底力?
高 全然違うもん(笑)
   全然、我々とは違うもん。冷蔵庫の台所事情が違うもん。
松 いやいや、そらね、
   インスタントラーメンが一個しかなかったっていうのは、
   それは別に経済的な理由からではないんですよね。

松 もう明日買うんでしょう。そんなもんは。
高 そらそう、そらそうですよ。
松 もうそれはまあ、半分に。
   それでは腹いっぱいになれへん、言うことで、
   あれよー、良かったで。2個あったら、インスタントラーメンだけで、
高 (笑)
松 ヘタしたら、すまされてるかもしれんけど、
高 こっちはボンレスハム食えるから。
松 いーや、すごかった。ボンレスハムやー、ベーコンやー、
高 うん。
松 卵4つぐらい入ってて、
高 うわーー。
松 なんか、なんかすごかったよ。
高 うわーー。
松 うちなんて、冷蔵庫にね、
高 うん。
松 あんーなね、
   あんなスタローンが持ってくるようなハム入ってへんもん。
松・高 ははは。
高 あれでも、たまーにもらえへんかった?
松 ないよ。うちは、そんなん。

松 それは自分、商売やってて、付き合いが、
高 そうやねん。お中元とか。
松 俺はもー、そんなんあれへん。あれへん。
高 うちは、お中元、お歳暮で、たまにくんねん。
   もうそれが、うちの弟と「厚い!それ切りすぎ!」って言いながら、
   俺ら食ってたもん。
松 あー、もうほんとに薄く薄くね。
高 薄く薄く。
松 僕はもー、だってもー、ハムが、あんな、
高 うん。
松 亀甲縛りみたいになってんの、
   大人になってからしか知らんもん。
高 あーそう。

高 昔のハムって、
松 うん。
高 あのね、紙みたいなんが張ってあんねん。うす、薄紙。
松 はーー。
高 薄紙みたいなんが、うわーーっと張ってあったのよ。
   それを、もー、我々知らんから、
松 うん。
高 そういう、
松 あー、知らん知らん知らん知らん。
高 そんなハムに薄い紙が張ってあるの知らんから、
松 知らん。
高 がばっと切ったら、うちの弟と、
松 うん。
高 それも一緒に食ってたからね。
松 ははは。
高 紙も一緒に食ってたから。
松 ははは。

松 いやー、ボンとこは、ほんーま、
   スタローン来てたんやで。毎年。
高 あんなもんな、
松 暮れに。
高 なんぼあったから。ボンとこなんて。
松 あったよー、あれー。
高 あれでも、ほんま、ボンとこ、なんであんな金あったんやろ?
松 分からん。
高 基本は、喫茶店やもんな。
松 そうそうそうそう。
高 「喫茶ボン」やもんな。
松 うん。
高 喫茶ボンだけで、やっていけるもん?
松 いやー、あれはほんまにねー、
高 はー。
松 ボンとこの晩飯も、ごっつい良さげやったやろ?
高 もー、全然、だから俺、見さしてもろたもん。普通の家行ったら、
松 うん。
高 一緒やんか。

高 ボンとこは、全くもって違うスタイルやんか。
松 うん。
高 アメリカン、アメリカ式やんか。
松・高 ははは。
高 なんとなく。
松 いや、
高 造りが。
松 そうなんですよね。
高 な。
松 ボンとひょっちゃんは、
高 あ、
松 俺らの中では、
高 ひょっちゃんは、
松 群を抜いてたもんね。
高 ボン、ひょっちゃん、ふっこ。
松 あー、ふっこもそやな。
高 ずっと「社長、社長。」言うてたもん。
松 (笑)
高 「うちの親父、何やってるか知ってる?
   社長やねん。」言うたからな。
松 ねー。
高 ひょっちゃんとこも、まー、まーあれはもー、
   食堂やから、冷蔵庫開けたら、そらねー、
松 いや、冷蔵庫、
高 夢のようやったと思うで。
松 冷蔵庫、今の家庭は、もーどこの家も、
   まあ、そんなことないんかもしれんけどね。
   もー、うちの家の冷蔵庫は、ほんーまにひどかったで。
高 いや、うちもひどかったよ。
松 ねぎとマーガリンぐらいしか入ってなかったもん。
高 うわ、ねぎ、ねぎってきついなー。
松 いや、もう、ねぎとマーガリンしかないからぁ、
高 アイデア料理やんか。
松 ねぎが、
高 うん。
松 ごっつ冷たいわ。
高 ははは。
松 えらいもんで(笑)
高 (笑)
松 冷気をふんーだんに、ねぎがあびとるから(笑)
高 ははは。もー、個人で(笑)
松 パワーが分散してへんから、ねぎが、もー、一身に、
高 ははは。
松 手塩にかけて、ねぎが、
高 1人1人が(笑)
松 ははは。これでもか、言うぐらいねぎが(笑)
高 なるほどな(笑)
松 冷やされてたわ。
松・高 ははは。
高 きついのー(笑)
松 ねぎなんて、冷やさんでええちゅーねん。
高 なあ(笑)

高 うちはもうちょっとあったな。
松 今はでも、そんなことないんやろ。きっとね。
高 今はそら、もー、世の中、そんなことないでしょ。
   なんかんかあるでしょ。
松 もー、たまーにカルピスあったら、減んの早かったなー。
高 だって、ボンとこなんか、
   あのー大人買いしてたやんか。チェリーとか。
松 あー、大人買いしてました。
高 ケース、ケースでいってたやろ?
松 もー、俺は、夢のようなんが、もうあれやわ、
   もー、あのーー、何あれ?B,BBQ?BQB?
   なんかほら、チーズの。
高 あ、あったあった。
松 BQBかな。

松 あれの、スティック状になった、
高 あー。
松 横赤〜ライン入ってる、
高 あるあるあるあるあるある。
松 あれの、束、が、
高 あるある。束。箱で。
松 円柱で。
高 円柱で。
松 円柱でなんか、がばーっ入ってあるの、
高 ブルーのちょっとライン入った、
松 そんなんが、もー、冷蔵庫にどーん!あったら、
高 うわー、アメリカやん。
松 それはもー、ほんま神々しいで。
高 アメリカやもん。日本の食卓じゃないもん。その時代で。
松 そうそうそうそう。

高 ベーコンっちゅー発想が、うちのおかん、
   もー、俺が高校ぐらいの時ちゃうかな?
   ベーコンっていう発想にいったの。
松 ベーコン。
高 うん。
松 ベーコン、コンビーフね。
高 うん。あ、コンビーフなんか、発想今でもないと思うわ。
松 (笑)いや、そうやな。
高 うん。
松 いやー、生活事情は変わりましたけど、
高 だって、自分もそうやけど、俺らもー、ハム言うたら、
   ワンパターンしかないと思ったやろ?
松 あ、そうそうそうそう。
高 赤いラインがついた、
松 商品名やと思ってたもん。
高 ハム。
松 商品名?
高 これひとつ、
松 こーいうもんやと思ってたもん。
高 これ一個!と思ってたやろ?
松 そうそうそうそう。
高 何種類もあるやん。
松 あんねん。

高 肉屋さんがあるやんか。
松 うん。
高 そこに、ぶら下がってる、
松 うん。
高 あのー、サラミ?太めの。
松 あー。
高 あれを、一度でいいから、これ食いたいわーーって、
   ずーっと思っとってん。
松 食いたい。俺、鶏ももごっつ食いたかったなー。

高 自分、どれぐらいで食ったの?
松 だから、だから、俺何度か言うたことあるけど、
高 あ、そうかそうか(笑)
松 嬉しーて、
高 それもって、
松 違うよ。
高 え?
松 あのアルミホイルを足の指に入れてたんや。
高 ははは。なんで足の指に(笑)
松 (笑)
高 おかしーで、そんなもん(笑)
松 (笑)
高 何になりたいねん。合体したいんや、もう(笑)
松 好きすぎて、
高 好きすぎて、
松 もー、それになりたい、みたいな。
高 ははは。アホの子や、この子。
松 アホの子なんですよね。
高 ね(笑)

高 今から思えば、すごい時代やったんやなー。
松 うーん。
高 子供も、なんか、栄養なかったと思うで。食ってるもん。
松 あ、あれ知ってる?自分。もーー、
高 ん?
松 あのー、あれが衝撃やったんや。あのー、まるこいチーズ。
高 ・・。
松 キュッキュッて、飴ちゃんみたいに、一個ずつなってる、
高 あー、あ、あ、
松 まるーい、こんな、もーー、
高 あーあーあー。
松 スーパーボールぐらいのチーズをね、
高 あー。
松 一個一個包装して、
高 あー、あるある。
松 もー、あんなん、ごっつ食いたかったわ。俺、もー。
高 自分、さっきからチーズばっかりやな。
松 ははは!
高 俺はハム言うてるのに、自分、チーズばっかりやんか(笑)
松 ははは。
高 やっす!そんなに・・(笑)
松 ははは。
高 なんやその「チーズ」って(笑)
松 ははは。今ちょっと、
高 なんや自分、
松 初めてって言うぐらい、(笑)
高 怖いわ。もう。
松 この番組やって、初めてっていうぐらい、(笑)
高 うん。
松 恥ずかしかったわ(笑)
高 ははは!
松 チーズばっかりや。
高 さっきから、チーズばっかり言うてるで。
松 しかも、意外とやっすめのさ。
高 そうやで?
松 もう、今思い起こせば、「ゴーダチーズ」から始まっとんねん。
高 ははは。
松 あん時から。
高 ほんまや。
松 イボ痔をゴーダチーズにたとえた時から、俺のチーズの、
高 チーズの(笑)
松 チーズジャーニーが始まっとんねん。
高 (笑)チーズの旅が始まってたんや。すごいな(笑)
松 (笑)
高 はあー。

高 もっとええもん食わしたれよー!育ち盛りん時にー。
松 でもね、(笑)
高 うん(笑)
松 俺ん中で、やっぱりね、
高 うん。
松 チーズってね、
高 あんねや。
松 あんねやと思う。
高 俺はね、チーズはうまいと思ってなかった。
松 「トムとジェリー」を観てたときに、
高 あーー、あれは、
松 めっちゃ食いたかってん。
高 俺は、「ハイジ」や、「ハイジ」。
松 あーー!
高 黒パンに、ちょっとチーズを焼いたやつ、
松 はいはいはいはい。
高 を、
松 あれはあかんわ。
高 あんーーな、
松 あんーなことされたら、
高 暴力やろ?あれ。
松 あんなことされたら、
高 子供に観したらあかんやろ?あれ。
松 あんなことされたら、たまらんわ。
高 PTA、文句言わなあかん。
松 晩飯時やろ?
高 そうやねん。
松 ほんなら、「人志―!」
高 うわー、もー(笑)
松 「食べやー、はよー!」言うてるもんと、ものが違いすぎてさー。
高 違う違う違う。そらもー、あかんわ(笑)
松 俺、ほんま、もー、スイス人に生まれたかったー思ったもんね。

松 あの世界では、オンジは、
高 うん。
松 なんや変わりもんやって、
高 で、なんか、
松 どっちか言うたら、貧乏人扱いや。
高 貧乏人扱いや。それでも、
   あんなうまいパンとチーズ出せんねやから。
松 そうそうそう。
高 うち、バラ寿司やで?具の少ない。
松 ははは。
高 すっぱーいバラ寿司やわ。
松 そうですよね(笑)
高 はー。

其の五 『 作家の仕事 ・ 気分屋大崎さん 』

高 そんな話をしてたら、
松 うん。
高 今日の曲はちょっと、また懐かしい曲ですよ。
松 あ、いいですね。
高 いっときますか?
松 はあ。
高 浜田まさ、としと、えー、槇原敬之「チキンライス」。
松 言えてへんやん、「まさとし」。

〜曲

高 ええ歌やないの。
松 また言うてんのかいな。好きやなー。自分、昨日覚えてる?
高 え?
松 昨日〜、
高 全然覚えてない。何言うたん?俺。
松 ご、あのーー、kinkiのさ、
高 うん。
松 詞を書いたでしょ?
高 うん。書いた書いた。
松 もー、それを、もー、
高 歌ってたの?
松 俺に何回も聞かしてたで。
高 歌ってたん?俺。
松 うわ、やっぱり覚えてへんねや。
高 全然覚えてない。
松 「これ、ええ歌やろー?これええ歌やろー?」
高 で、俺歌ってんの?
松 「ジャニーさん絶賛!」言うて、4回ぐらい言うてたで。
高 ブーーッ!(笑)
松 ええ加減にせなあかんわ。もー。
高 嬉しかったんや。それも。
松 うん。俺と、もー、山崎、苦笑いするしかあれへん。
高 4回も言うてんの?
松 4回も、「これなー、ええやろー?ええやろー?」
高 「これなー」言うの、俺歌ってんの?
松 違うねん。車でガーかけ、かけて、
高 ええー?!
松 「ええやろー?ええやろー?」
高 車の中の話かいな。
松 そう。「ええやろー?」言うてんねん。
高 全然覚えてない。

松 ひどいな、あそこまでいっちゃうんや。
高 いっちゃうねん。
松 俺、あの、意識無くなったこと1回もないのよ。
高 なんでもやって、やるもんやな、と思って。
松 作家って、色々あるな。
高 いやいや、色々、
松 だから、CMディレクターみたいなこともやるわけでしょ?
   まあ、言わば。
高 1回しかやったことない、それも、別にそれ、
   おもい、・・それ別にー、
松 チッ。
高 やる人やらない人おるからね。
松 うんうん。
高 たまたま俺、やりたかったから、「やらして、やらして」
松 うん。まあ、そっから映画監督になる人もおるしね。
高 おるしね。だから、映画監督もやりたいですね。
松 ドラマ本書く人もおるかも分かれへん。
高 そうやね。おるね。
松 うわー。
高 みんな色んな仕事あるわ。
松 なあ?
高 作家はね。
松 すごいね。
高 うん。そらもう、色々ですよ。
松 何になっていくの?自分。じゃあ。
高 ・・。
松 はよ言うて。
高 (笑)
松 面白いこと、
高 聞く気あれへん。まともに聞く気あれへんねや。
松 面白いこと、スポーツ用品で返して。
高 ははは。
松 (笑)

松 生まれ変わったら何になりたいのか、
   スポーツ用品で言うて。
高 なりたないのに、なんで俺が、
   スポーツ用品で返さなあかんの?
松 ははは。
高 なあ?(笑)シュノーケル。
松 スポーツ用品ちゃうやん。
高 スポーツ用品でしょ。だったら、どこで売ってる?あれ。
松 あのー、あれちゃう?
高 どこ?それをじゃあ、あのー、あれで言うて。
   乾物で言うて。
松 どこで売ってるかを乾物で言うの?!

高 乾物。
松 えーー?!
高 乾物や、乾物。
松 ワイヤーやんか。
高 なんや、「ワイヤー」って(笑)
松 もー、質問の意味が分からんもん。
高 だって、なりたいのんかってさ、意味が分からんもん。
松 じゃあええわ、もー。動物で言うて。
高 いや、ないって。そんな動物とか、ないやんか。
松 (笑)
高 (笑)自由やなー、自分。
松 自由やねん。ほんま、もー。ほんまに。
高 やる気ないやろ、半分。
松 あるある。

松 吉本のあれが始まったんですよ。
高 そうやねやー。
松 なんやったっけ?
高 ファンダンゴ。
松 ファンダンゴ。
高 無限大ってやつね。
松 無限大。
高 これ、大変でしょう。
松 うん。
高 めちゃめちゃ大変ですよ。これ。
松 これはー、
高 はー。
松 どうやって聞くの?
高 いやいや、インターネットでしょ。
松 ネットで、
高 ネットでしょ?あ、スカパーとかでも観れんの?
松 へー。
高 あ、インターネットじゃないねや。スカパーで観れんねや。はー。
松 ふーん。
高 知らんかったわー。でもこれ、
   えらい力入れてるみたいですね。吉本さん。
松 なんか力入れてるみたいやなー。
高 しかも、英語訳とかして、海外とかにも出すってね。
松 うーん。
高 英語訳って。
松 ・・いや、これあのー、ほっしゃん。がね、
高 うん。
松 これ、全部出なあかんわけよ。
高 大変やねー。
松 大変やねん。
高 うん。

松 ほいで、ほっしゃん。が、
高 うん。
松 岡本に呼ばれてね、
高 うん。
松 で、そのー、打ち合わせみたいなんをした時に、
高 うん。
松 大崎さんが、
高 うん。
松 大崎のおっさんが、わーっと来て、
高 うん。
松 あのー、まあまあ、機嫌良かったんかなんか知らんねんけど、
高 うんうん。
松 途中、話入ってきたりして、わー、「ほな、俺行くわー。」
高 うん。
松 言うて、大崎さん、ばー行く時に、
高 うん。
松 「ほっしゃん。な、なんぼでも、
   好きな額言うたらええねん。」言うて帰ってってん。
高 おおっ。ええやんか。
松 「マジか?」思て、
高 うん。
松 で、もうほっしゃん。が、「いくらぐらい言うたらええかなー。」
高 難しいとこやな。
松 何日か考えて、
高 うん。
松 これぐらいやっていう金額を出したんやって。
高 うん。
松 したらもう、「それは無理や。」って言われて。
松・高 ははは。
松 「えーー?」
高 えー?マジで?(笑)
松 あれなんやってん、みたいな。
   そこまでの大した額でもないねんで?
高 あーそう。

高 あーー、それはーー、
松 「空気読め」的な。
高 ははは。
松 「クビにするぞ」的な。
高 怖い怖い(笑)あ、そう。
松 ははは。
高 でも大崎さんな、
松 うん。
高 その瞬間に言うてたら、「OK、ええぞ。」って言うてるで。
松 もー、あのおっさん分からんも、
   もー、その時その時のあれがあるからー。
高 だから、その一時に言うたら、
   結構してくれるよ。大崎さん。
松 でもその時OK言うたって、また分かれへんやんか。
高 あ、まあまあまあね。
松 「こないだあー言うたけど。」言うて。
高 まあまあまあ。
松 俺、1回えらいめ遭うてんねんからな。そういえば!
高 何よ、えらいめって。
松 俺、東京来たなかったんやー。振り返れば、古い話やけどー。
高 お、まあええわ。聞こ。
松 俺は、東京で、
高 うん。
松 やっていくつもりはなかったの。
高 大阪にずっと、
松 なかったの!
高 ・・わ、これどっかで聞いたことあるな。このパターン。
松 山本やんか。
高 ははは。山本や。
松 ははは。

松 半ば強制的にですね、これ。
高 うん。
松 もう徴兵的にですよ。
高 うんうん。
松 ね?
高 うん。
松 東京に来さされたわけですよ。
高 うん。それで?
松 浜田は、ちょっと東京でやりたかったみたいなとこあるやんか。
高 あーあるね。
松 もー、嫁もほら、
高 あーまあ、
松・高 こっちの人やし。
高 うん。

松 「なんで東京行かなあかんねん。」って思ってる時に、
   大崎さんのおっさんが、
高 うん。
松 いや、あのー、「住め住め。(低い声で)」言うて。
高 (笑)
松 「家賃出したる。」
高 おー、吉本が。
松 「マジですかー?」「出したる。」
高 うん。
松 「どれぐらいですか?」
   「えー、まあまあ、20、20から25ぐらいなら、なんとか出そう。」
高 えー?
松 言われたのよ。
高 うん。

松 ほいで、俺、探したのよ。こっちで。
高 うん。
松 で、忘れもせん四谷の、
高 四谷の、はいはいはい。
松 ね?ちょっとアパートに毛が生えたぐらいの、
   東京高かってんな。
高 高い高い高い。
松 バブルの頃やから。
高 うん。
松 そいでも、まあ、20万ぐらい、
高 うん。
松 20何万ぐらいかな?
高 うん。
松 で、もう、それ契約したんですよ。
高 うん。
松 ほんなら、
高 うん。
松 「あのー、松本。やっぱり出されへんわ。」
高 ははは!
松 え?いやいやいや、おっさん違うがな。
高 (笑)
松 「いやいやいや!僕、」
高 それ頼りにして。
松 「大阪にもマンションあるし、」
高 うん。
松 「東京にも、じゃあこれ2重で借りたら、」
高 うん。
松 「中々のもんなんで、
   僕、それ出してくれる言うたから、東京、」
高 うん。
松 「知らんがなっ!」
高 ははは。逆ギレや!
松 「しゃーないがな!そんな前例はない!」
高 うわーー(笑)
松 いやいやいやいやいや。
高 「知らんがなっ!」って言われたん?(笑)
松 うん。
高 ははは。
松 「そんな前例は無いねや。」
高 いや、(笑)
松 「木村さんになんて言うねん。」
   知らんがなっ!それも含めて、お前が言うたんや!
高 ははは。
松 (笑)
高 それおもろいなー。「そんな前例はない。」(笑)
松 (笑)なんや言うたら、あの頃ね、
高 うん。
松 「木村さんになんて言うねん。ほんなら。」
   いやいやいや、あんたが言うたんや。

松 「俺はそうさしてやりたい。」
高 いやいや、気持ちで言われても困るわ、そこは(笑)
松 ははは。「俺はそうさしてやりたい。」
高 はー。「木村さんになんて言うねや。」
松 「木村さんは、どう思うんや。その時に。」
松・高 いや、知らんがな(笑)
高 そこは知らんがな。あーそう(笑)
松 ほんまですよ。

松 信用したらあかんで。
高 そう?
松 そらそうや。金のことなんて、絶対信用したらあかん。
高 信用したらあかんねや。
松 うん。ほっしゃん。もえらいめ遭うたよ。

松 ほしくずになりかけたんやから。どう?これ。
高 いや、なんか、ええ言われたらええんやろうけど、
   こんな感じなんかな?って思って。
   一流のギャグっていうのは。
松・高 ははは。
松 意外とこー、
高 うん。
松 ぱっと、
高 うん。
松 目の当たりにした時に、
高 意外と分かれへんものや。
   ぱっと面白さは、けえへんものやな。
松 あ、ぱっと前に出てこられると、
高 うん。
松 こー、
高 なんもできへん。
松 すぐに、あー、
高 うん。リアクションできへんっていうね。
松 ははは。わしゃ強盗か。
高 ははは。
松 これもあなんかあれやな。
高 そうやな。だから、やっぱ同じやな。
   リアクションできへんみたいな。
松・高 ははは。
高 こっちは、もー、うけるだけ、みたいな。
松 わしゃライトバンか。
高 ・・・え?
松 これはもー、
高 全然。
松 それにもなってない。
高 なってないし、び、腹立ってきた。段々段々(笑)

松 吉本の芸人って、みんな貧乏性やろ?
高 いや、そら、ダウンタウンは、ぜ、そらもうね、
   ダウンタウンが破格過ぎるんですよ。
松 そんなことないよ。
高 だって、俺もそやで。
松 うん。
高 前も言うたけど、『ガキ』ん時に、一万円やったんやで?
松 まあまあ、そんなもんちゃう?
高 いやいや、待って待って。
松 今も、そんなもんちゃうの?
高 え、俺なんかは、そんなもんですよ。
松 うわっ。
高 俺なんか、そんなもん、一万円ぐらいのもんですよ。だから、
松 一万円ってことはないでしょ?
高 ないですけど、でも一万円ぐらい。
   ずっと一万円だったんですよ。一万円で、そっから、
   泊まるとこないから、ま、あの、それこそ、
松 うん。
高 俺はあの、新幹線のチケットもらえんねん。それは。
松 あー。
高 それだけはくれんねん。
松 あー、そらそやわな。

高 でも、絶対に9時には終われへんねん。
松 あ、そうそうそう。
高 『ガキ』も、そらもー、『夢逢え』も、終われへん。
松 そらそや。「新幹線の時間が間に合わないんで帰ります。」言うのも、
高 そんな作家、おらへんやろ?
松 そらあかん。
高 おらなあかんねん。で、おったら、もう泊まるとこあれへんねん。
松 うん。
高 ないから、俺、忘れもせえへん、新宿の、
松 うん。
高 グリーンなんとかっていうカプセルホテルに、
松 はい、なんかあったなー。
高 4千いくらで泊まってたんや。
松 はーー。
高 ずっとカプセルホテルや、俺。

高 ほいでそれが、夜中の3時ぐらいまで、
   『夢逢え』あったんですよ。
松 うん。
高 3時で、その次の日が10時半にABCなのよ。
   大阪の朝日放送。
松 はいはいはいはい。
高 もう朝6時ぐらいに、起きとかなあかんねん。
松 うん。もう無理やん、そんなもん。
高 3時間の仮眠のために、
   俺、4千なんぼ使った、カプセルホテルに、
松 ふわーー。まだあの、あの、
   「新幹線の時間が、逆に今度はまだなんで、
    もっと会議しましょうよ。」言うわけにいかんもんな。
高 いかんねやー。
松 ははは。
高 もうなー、もう、あん時はイヤやったなー。
松 ええ思い出やん。
高 ははは。
   人の思い出だけは、ええ思い出にすんねんな(笑)

高 まだ自分なんかええわ。
   25万出してくれる言うてくれるだけ、
松 だから、結局出してもらわれへんかったちゅーねん。
   俺、2重で借りてたんやからな。
高 まあまあ、そんなんしれた、
松 きついで?大阪も当時、20万ぐらいやったわ。
   こっちも20万ぐらい。足して50ぐらいや、なんだかんだで。
高 あー、まあ、でもまあ、
   全然それより何十倍と持ってるから、
松 勿論どっちも、もろてないで。

松 やらしい話ね、
高 うん。
松 局からはね、絶対ホテル代出てるわけですよ。
高 あー。
松 そうでしょ?
高 俺は?
松 絶対出てますよ。
高 あああー。
松 だって、衣食住は、あの頃、絶対、
高 あっ。
松 あ、「衣」は知らんませんけどもー、
高 うん。「知らんませんけども」?
松 (笑)
高 あー。
松 「食住」は、絶対出てるんですよ。
高 ほんまや、俺、大阪から来てるもん。
松 そうですよ?!
高 なんにももらってない。
松 ホテル代出てんねん。ホテル代出てんねん。
   でも、俺らとかでも、浜田でも、こっち来てマンション借りるでしょ?
   あれはもう、吉本にしたらもう、ものっすごいええんですよ。
   ホテル代が浮くから。でも、局側には、
   「いや、松本も浜田もこっちでマンション住んでるんで、
    ホテル代いりません。」って言う吉本のわけないやんか。
高 うん。
松 あの吉本の笑てるようなマーク見たら分かるやんか。
高 (笑)
松 やらしー笑い方やんか、あれ。「吉」のところが。
高 はいはいはい、はい(笑)
松 あの顔ですよ。
高 ははは!そんなことない(笑)
松 「ありがとうございまーっす!」みたいな。
高 そうですか。

高 朝早よー起きて、
   「もー、さっき、さっき寝たとこやのにー」と思って。
松 ええ思い出やん。
高 ・・・。
松 俺なんてつらかったで(笑)そらもー。
高 自分何がつらいねんな。
松 (笑)
高 なーんもつらないがなー。
松 新幹線もさ、指定もなかったりとかね、
高 俺もそうやがな。
松 ほいでもー新田と、真ん中、浜田〜、
   新田を挟んで浜田とね、
高 ええやない。
松 なんか、
高 たの、楽しい思い出やんか、そんなもん。
松 あー、あれはー、
高 なんにも問題あれへんがな。楽しいがな。
松 自分のは、どんなんやったんや。
高 俺は、朝、もーもー、なんや大阪の方もそうやけど、
松 うん。
高 東京のなんかでは、だって俺東京に来た時も、
松 うん。
高 あの、移動賃もないねんで?
松 ええがなっ。
高 (笑)それ言わしたいためだけに、
   俺に言わしてるだけなの分かってんねん。こっちも。
松 (笑)
高 もー、そんなアホやないからね、俺も(笑)

高 「タクシー乗って帰ってください。」みたいな顔されるけど、
   「いやいやいや、俺、タクシー乗ったらほんま、
    金あれへんがな!」ってなってたもん。
松 あ、あれ?当時チケットあったんちゃう?
高 いやいやいや、それを、なんか、若手の、
   みんなこっちに車持ってる奴おったやんか。
   あんちゃんも車持ってて。
松 おー。
高 みんな作家は車持ってるもんやと思われててん。
松 あー。
高 あの、
松 あー。
高 夜来てんのは。朝までおんのは。

高 俺もバカにされたらあかんから、
   言われへんかったの。自分からよう言わんねん。
松 分かる分かる分かる。
   その頃の俺らって、なんかちょっとあのー、
高 貧乏くさっ。
松 あの「北の国から」の、
高 いや、そうやねん。
松 なんかね、あのね、純みたいな、
高 いや、ほんまそやねん。
松 あったよな?
高 あってんあってん。ほんまにあってん。
松 あったよな?
高 ほんまにあってん。
   で、大阪の作家がそんなん言うたら、
   「貧乏人や」って思われるし、
松 うわ、俺、あったあった。そんなんあった。
   「北の国から」のくだりみたいなとこ、俺、何度かあった。
高 あったやろ?そんな気持ちになってたもん。俺。
松 あったー。
高 だから、自分から、
   「タクシーチケットください」なんか言わんかってん。
   「やっぱり大阪の奴は、貧乏くさいなー。」
   って思われんのイヤやったから。
松 はいはいはいはいはい。
高 だから、もー、しょーがない。「どーやって帰ろうかなー。」
松 あったわー。
高 俺、1回イズミって作家おってんけど、
松 うん。
高 イズミに、
   「ちょっと赤坂の方まで乗せてってくれへんかな?」
   って言った覚えあるわー。
松 はーー。

松 そこになんとか、もぐりこんだろ、
高 「もぐりこんだろ。」と思ったもん。浅知恵で。
松 はー。・・ええやん。
高 ははは。
松 (笑)
高 人には冷たいなーー。
松 (笑)・・おもろいな。
高 面白い(笑)

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