2005.11.12(土) 216回

今週の一曲 『 この空を飛べたら 』 加藤登紀子

其の壱 『 6日間休み ・ 松本作新しい日本語 』

松 どーもー、薬膳松ちゃん料理でーす。
高 どーもー、木下大たーかすでーす。
松 ね。
高 ええ。
松 えー、久しぶりに、お互いほんとに、
   100点つけれるぐらいのね。
高 ははは。
松 (笑)
高 あーー。
松 えー。
高 ねえ、そんなに、
松 いやいやいや、中々言えないですよ?
高 「木下大たーかす」。
松 も言えないですしー、
高 「薬膳」?
松 「薬膳松ちゃん料理」は、やっぱこれ、出ないですよ。
   天才じゃないと。小天才じゃないと。
高 ははは。

高 大丈夫?今日。
松 そんな大丈夫じゃないんです。
高 あ、なんでですか?
松 ちょっとわりと長いこと休んでましてね。
高 えっ?!
松 たまにこの、あの、サイクル的にあるんですよ。
高 何日休みやったん?
松 『ガキ』も休みやったでしょ?
高 あ、休みやった。
松 だ、だから、5日、6日ぐらい休みやったんですよ。
高 ええっ?旅行行けるやん。
松 それ、旅行行けんねんけどね。
高 行ってない?
松 行ってない。
高 何してたん?
松 もう、ずーっとゲームしてたんですよ。
高 ええ人生やな。42にもなって(笑)
松 ははは。
高 ずーっと6日間ゲームって(笑)
松 あれがちょっと面白かってん。はまってん。久しぶりに。
高 知らんやん。
松 「ワンダと巨像」いうの知ってる?
高 あれ面白そうやな。
松 あれちょっとおもろいねん。
高 あれ、CMでゆっくり倒れてく感じ、ごっつええ。
松 ちょっとあれ、やってみ?腹立つけど、おもろいで?
高 いや、そんなんできへん。
松 あのねえ、
高 寝られへん。
松 なんか、ごっつでかい、「巨像」やから、物凄いデカイね、
高 うん。
松 マンモスみたいな、デザイン、まあ、
   世界観もちょっとおもろいねん。
高 あーそう。
松 ごっつでかい奴が出てくんねん。
高 うん。
松 こっちはただの人間やから。
高 そうやな。
松 ちっちゃいもんやねやんか。
高 うん。

松 毛に、掴んで、
高 うん。
松 登って行くねん。ごっつ動くねんで?「うわーーー」言うて。
高 ははは。
松 振り落とされそうなんのを、握力もものすごい、
   ゆう、使わされるわけよ。
高 なんやの(笑)
松 いつまででも掴んでられへんから。
高 あーそう。

高 あの倒れて行く感じが、CMで流れてて、
松 そうやねん。
高 あれがごっつええやろ?
松 そうやねん。
高 ゆっくりゆっくり、ぶおーーー。
松 そうやねん。あんなんが16匹出てくんねん。
高 疲れるなー。
松 もー、ちょっとおもろいから、やっててんけどね、
高 うん。
松 途中から、
高 きりあれへん。
松 段々気付いたことがあんねん。
高 なんやねん?
松 「これ、わしゃ、ノミやがな。」
高 ははは。
松 ノミなんですよね。
高 なるほどね。
松 結局、なんか毛むくじゃらの動物の上にね、
高 あー。
松 こう、ばれへんように上がっていって?
高 なるほど。
松 振り落とされへんようにして。
高 うん。
松 そこを突き刺すっていうね。
高 うーん。それ、今、何体までいったの?
松 いや、もう全部いきましたよ。
高 えっ?6日間で?
松 もう、松ちゃんぐらいになると。
高 もー、自分、ヒマやな。
松 ははは。
高 うらやましい。
松 ヒマなんじゃないんですよ。

高 小学生のアイドルやわ、そんなもん。
松 ははは。
高 夢の生活や。
松 そんなもん、2.3日もありゃあ、
   全然できてまうんですよ。僕。
高 夢の生活やで?
松 (笑)
高 ゲーム三昧。
松 (笑)
高 寝ずしてゲーム。寝られへんやろ?
松 あ、まあまあ、そうですね。
高 平気で朝までいくやろ?
松 まあ、昔ほど、没頭はせえへんけど。

高 あれなんで、ゲームとかやってたら、
   ね、寝んでもええの?
松 いやそらもう、マリオとかなってきたら、あの頃、
高 あれもー、あの頃の、
松 もー、
高 前も話したけど、
松 「もっかいだけ、もっかいだけ。」ってやつやな。

高 そんなんできへんもん。今は。
松 いや、それ、いややねんで?
高 うん。
松 あれ不思議やな。もー、恋と一緒やな。
   もう、いややねんけど、してまうねんな。
高 ・・。
松 で、また次の恋を探して、
   「あー、これまたしんどいんやろなー。」って思ても、
   やっぱり手ぇ出してまうんやなー。これは。
高 ・・。
松 攻略してまうねん。また。
高 ははは。
松 これが。
高 良かったな、ええのみつけて(笑)
松 (笑)
高 何を最終的に言うんかな、思たら、攻略できてまうんや。
松 全面クリアしてまうわ。
高 あっらーー。
松 か、隠しアイテムまで見つけてまうわ。
高 あーいやらしいなー(笑)
松 こっちは(笑)
高 なるほどね(笑)
松 ぱかーー開けてまうねん。
高 ははは。
松 あそこを(笑)
高 いやらしいこと言いなや(笑)

高 でもまあ、夢の生活ですよ。6日間もねえ。
松 まあねーー。
高 僕はその間、もう働き詰めですよ。
松 俺でも、それもひとつの、あのー、高須ちゃんにとっての、
   新しいゲームソフトなんじゃないかなって思いますよ。
高 どういうことですか?
松 だから、クリアしていけばいいじゃない。ひとつひとつを。
   ぱかーー宝箱開けていけばいいじゃない。アホが。
松・高 ははは。
高 「アホが」、「アホが」って失礼な(笑)

高 6日間休みやったら、俺、
松 うん。
高 行きたいもん、その旅行とか。
松 どこに行きたいか、先言えや。
高 出雲、出雲。沖縄行ったら、
   自分がテンション上がるのと一緒ですよ。
松 あーはーはーはー。
高 なんかこー、充電されたい場所があるんですよ。
松 あー。
高 屋久島なんか、すごい良かったからね。
松 あ、屋久島ね。屋久島は、僕も1回行ってみたいですわ。
高 あ、行きましょか?
松 屋久杉。
高 見ましたか?
松 見てないです。
高 あの、
松 だから、「1回行ってみたい」言うとるがな。
高 いや、違う違う違う違う。
   あの、テレビとかで、観ましたか?
松 あ、テレビでは観ますよ。何回でも。

高 1回、
松 ええ。
高 行ってきてください、それは。
松 行きますよ。
高 僕、1回行ったことあるんですよ。
松 さっき、「一緒に行こか」言うて、
   今度「行ってきてください。」って、
   何があったんや、彼に。この間。
高 ははは。
松 (笑)
高 この俺に。
松 こんな短い間に、
高 違う(笑)
松 「行こ」が「行って来い」になったのは、
高 なんか、もう、(笑)
松 なんやねん。
高 もう嫌気がさしたんやろな(笑)
松 ははは。
高 行きましょうよ。松ちゃん!
松 どっちやねん(笑)
高 じゃあ、行きましょう。
松 もう変えへんな?(笑)
高 もう変えへん。ただ、冬はもー、
   めちゃめちゃ寒いんですよ。
松 ほーほーほー。
高 あきません。だから、春から夏にかけて。
松 何がどう、全然分からんからね。
高 ・・。
松 何がどうなんか、全然分からないんですけどね。
高 (笑)
松 まあ、涼やかやわ。
高 どういうことよ、「涼やか」って(笑)
松 「涼やか」ってどういうこと?
高 いや、自分が言い出したんや。なにが、
松 「涼やか」って、あんまり使わない言葉ですけど、
高 なんや、急に。
松 ちゃんとあるんですよ。

松 あのね、
高 うん。
松 やっぱりこういう仕事をしてると、
高 うん。
松 僕は思うんですけども、
高 うん。
松 やっぱり、ボキャブラリーをね、
高 (笑)
松 絶やさずにね、
高 (笑)
松 あんまり、最近使えへん言葉も、
高 (笑)
松 思い出したら、ばんばん使っていかないと、
高 (笑)
松 言葉って、どんどん減って行きますから。
高 そうなんですか?
松 今の若い人たちの言葉の種類が、
   極端に少ないから。
高 ええんじゃないですか?別に。
松 まあ、ええんですけど(笑)
高 うん(笑)
松 まあだから、「涼やか」みたいなことも、
   取り入れてあげないと。
高 ああ、そうですか。
松 で、「涼やか」って何やろ?って、思うことに、
   もう価値があるじゃないですか。

松 あったんやけど、そういう感じで使ってたわけでもない、
   微妙なとこが結構多いわ。
高 あのね、「ブルー入る」とかね。
松「ブルー入る」とか。
高 なんとかが入るっていうのは、ダウンタウンだと、
松 あー、「ブルー入る」ね。
高 「うわ、こいつ、もー、バッタ入ってるやん。」とか、
松 うん。
高 顔見ても。
松 はいはいはいはい。

松 大阪以外の人たちは、それもひとつの大阪弁やと思って、
   片付けられてるでしょ?
高 そういうことなんですよ。
松 「松本語じゃないな。」、とまで思ってないのよね。
高 うん。
松 「みんな大阪の人、そんなん言うんやー。」
高 うん。
松 「高っ!」とかね。
高 うん。そうそうそう。

高 今なんか、「高っ!」とか、「青っ!」とか言うてるもんな。
松 言うてる。・・NHKのアナウンサーでも言うわ。
高 それは言えへんやろ。
松 ははは。
高 どこで観たんや、そんなもん。嘘はつきな。
松 「へこむ」も、ほら。
高 嘘はつきな、もー。
松 「へこむ」も、ははは。
高 (笑)
松 そない、嘘ついてるみたいに言うな(笑)
高 嘘は、もー、つきなって、もーー。
松 「へこむ」も、
高 うん。
松 あ、言う〜〜ててんけど、
高 どないやねん!
松 ははは。
高 嘘はつきなー。
松 ついてへんがな(笑)
高 (笑)
松 「へこむ」も、ここまでみんな言うてなかったよね。完全に、
高 え?え?
松 完全に俺が、そのーー、
高 どういうこと?それ。
松 商品化して出したんは、俺やと思うわ。
高 人からパクってんねや、それ。
松 ちょっとこー、あんまりそんなことで使えへんかったことを、
高 あーはーはー。
松 どっちか言うたら、「へこむ」言うのは、
   車のボディとかそういうのに使ってたんですよ。
高 うん。まあ、そうかな。
松 精神面で、「へこむ」っていう使い方は、
   案外ね、してそうでしてなかったはずやねん。
高 あ、そうですか。
松 えーー?
高 なんかその、「へこむ」は、
   言うてたような気ぃしますけどね。
松 (笑)
高 (笑)

松 僕、すっごくよく覚えてんのが、
高 うん。
松 あのー、人のことを、
高 うん。
松 あのー、これね、「ほんまかえ」って多分思われるけど、
高 うん。
松 あのね、「気持ち悪い」って言うたの、
   必ずって言っていいぐらい俺なんですよ。
高 どういうこと?
松 「気持ち悪い」って言えへんかってん。
   その、見た目が気持ち悪いんじゃない、
   人間の、その、嫌いなそいつの生き様が、
高 「気持ち悪っ!」
松 気持ち悪い。
高 あー。

松 それはもう、明確に俺なのよ。
   「こいつをなんっか、言い表したい。」と。
高 うん。
松 こいつのそのー、まあ、そら、
   ある芸人やってんけど、こいつのその取り入り方とか、
高 あー、気持ち悪い。
松 考え方とか、
高 あー。
松 もー、なんか、生き残っていく様が、
高 うん。
松 必死で。
高 えげ、なんやろ?そういうの。普通はどう言うてたの?
松 なーんて言うってんやろなー?

高 もう、気持ち悪いと言うてしまうね。
松 もー、「こいつをもう、気持ち悪いと言おう。」と思ったのよ。
高 あー。
松 「気持ち悪ない?あいつ。」って。
高 あー。
松 もうそれ、はっきり覚えてんねん。
高 へー。
松 もう、今日この日からデビューや!ぐらい覚えてんねん。
高 へー。
松 で、その時、みんな、
   「あ、あー。気持ち悪いって、こういうことで使うんか?」って、
高 うんうん。
松 顔をされてたけど、もう、今、普通に言うやろ?
高 うん。言うね。
松 うん。
高 言うてますね。

松 いっぱいありますよ。
高 たとえば?言うて。
松 あのー、なんやろ、
高 1個、2個じゃなくても、いいよ?いっぱいあんねやったら。
松 そやなー、だから、
高 たとえば?
松 ほんとにー、もう、2千、2千ちょうどあるんですけどー、
高 うんうんうん。じゃあ、まあええわ。
松 だからまあ、
高 うん。
松 ちょうどすぎるんでね、もうみんなのバラン、力関係が、
高 どれとってええか分かれへんねや。
松 どれとってええか分かれへん。
高 全然、
松 もう、全部が、この2千個が、全部同じなんで。
高 ・・。
松 1個なんで。
高 え?
松 1個しかないから。
松・高 ははは。
高 なんやねん。どれでもいいです。
   なんかあるでしょ?もう1個ぐらいは。
松 うん。そうそう。

松 これはすごかったよ、だから(笑)
高 意外に無いな(笑)
松 いや、だから、そんな急に言われて出るか(笑)
高 まあ、
松 ぐらい、当たり前のことなんですよ。僕にしたら。
   だからもう、このラジオ一時間あるでしょ?
   この中に、もう絶対2,3出てきますからね。
高 何がですか?
松 そういうあた、新しいあれが。
高 「あれが」って?
松 ははは。
高 あのね、もう、もうええで?(笑)
松 ははは。
高 まあでもね、確かにね、
   「松本さんの功績はデカイですねー。」ってえらく、
松 そうそう、だから俺、言うてるやんかー。
   俺の功績はデカイって。吉本にも言うとき、ほんまに。
高 自分、やらしー、
松 俺のたたき出した、
高 また金や。
松 そのー、
高 また金や。
松 なんやろ、
高 もうええやんか。
松 また忘れた。その言葉。
高 何?
松 えーと、そういう、
高 経済効果?
松 経済効果や。吉本における俺の、
高 うわああーーー。
松 ははは。経済効果を。
高 全然言葉出てけえへん。
松 そういう、みんなが使ってるのは、
   もう出ぇへんねん。そんなんは。
高 たとえばどんなんが出てくんの?
松 (笑)
高 「経済効果」使わんでもええよ。

高 気持ちで喋ってみてよ。
松 あー、なるほど!
高 うん。
松 あ、いいこと言うね。
高 うん。
松 俺の、
高 うん。
松 吉本に入った、
高 うん。「入った」、
松 シャザーンが、
高 ははは。
松 (笑)
高 うーーわーー、なんやその、「シャザーン」て(笑)
松 ははは。
   最初はそう思うねん。「なんやねん、シャザーンて。」
高 でも、これが、段々、
松 うん。
高 シャザーンが、
松 NHKのアナウンサーまで、「シャザーンじゃないですか。」
高 絶対言えへん(笑)
松 (笑)
高 絶対言いません、それは(笑)

其の弐 『 弱いおっさん ・ 城間Dと清水Pの話 』

松 まあ、ラジオで言う話でもないんやけどなー。
高 いいんじゃないですか?
松 サウナ行って、
高 うん。
松 サウナ行ったんですよ。六本木の。
高 はい。

松 あーいうとこって、ちょっとメシ食い場みたいなんあるやんか。
高 うんうんん。
松 なんかちょっと、浴衣でも入れるような。
高 はいはい。
松 あーいうの着て。
高 着てね。
松 で、こうテーブル、俺ら座ってたのよ。
高 はいはい。
松 佐々木と俺と、
高 はいはい。
松 大輔やら、
高 はいはい。
松 安住らと。
高 はいはい。
松 ほんなら、横に、真横のテーブルに、
   もうはげあがったおっさんが、
高 うん。
松 ふ〜わ〜〜、もう、軽くほろ酔いなんか分からんけど。
高 うん。

松 チーンってあるやんか。あの、
高 人呼ぶための。
松 そう。
高 店員呼ぶための。
松 ホテルのフロントに置いてある。
高 うんうん。
松 あれが各テーブルに置いてあんねん。
高 へー。
松 で、従業員、確かに、1人ぐらいしかおれへんねん。
高 うん。
松 で、チーンって、確かにおっさん鳴らしよったわ。
高 うん。
松 でも、全然、
高 弱いねや。
松 無視、
高 無視されて、
松 無視されてんねん。

松 ほいで、おっさん1人、
   「チッ、全然来ないじゃねーか。」って言うて、
高 怒ってんねや。
松 おっさん、怒ってたんや。
高 うん(笑)
松 「おっさん怒っとんなー。」思ってたんや。
   で、こっち、俺ら、まあ、ぶわー喋っててん。
高 (笑)
松 ほんなら、(笑)5分ぐらいたって、また、
高 うんうん。
松 チーン!ってやって。
高 うんうん。
松 ほんなら、もう、青ーーく剃りこんだ感じの、
高 うん。
松 後で、そん時は俺、分からんかってんけど、
高 うん。
松 どうも中国人やったんやな。
高 あーあー。
松 中国人の従業員の、
高 うん。
松 うーん、30前ぐらいかなあ?
高 うん。
松 ぐらいのおと、男が、
高 うん。
松 ばー来て、「はい。」って、来て、
高 うん。
松 「てめぇ、何やってんだよ、このやろー。」おっさんがね。
高 うん。
松 「こっちはお前、ずっと呼んでんだよ、
   このやろー。」
高 うんうん、言うわ。
松 「こっちはよー、お前、30分から待ってんだよ。」
高 うん。
松 言うてんねやんか。
高 うん。
松 で、もう、最初はずーっと、その中国人黙ってんけど、
高 うん。
松 顔が、
高 うん。
松 もう、明らかに、
高 うん。
松 ごっつ怖い顔になってきてんねやんか。
高 中国人が。
松 その中国人(笑)
高 ははは。
松 ほいで、(笑)
高 ははは。
松 「てめえ、30分も待たして平気なのか、
   このやろー。」って言うてるんや。
高 うん。
松 「あかんあかん、あかんで。」って俺、思ってたんや。
高 「中国人、怒っとるで。」
松 ほんなら、その中国人が、「30分も待ってない。」
高 うわっ。
松 って、ごっつい目ぇすわってきてんねん。
高 うわー、うわあーあかんあかんあかん(笑)

松 ごっつ怖い顔なってきてんねやん(笑)
高 あー(笑)
松 もー、中国人、むーー(笑)
高 (笑)
松 「なんだ、てめぇ、この野郎!」
高 あー、もーやめりゃええやん、おっさんも、もう(笑)
松 ははは。
高 もうやめりゃええやん(笑)
松 「じゃあ、ラーメンもってこい!もういい。」
高 ははは。
松 「ラーメンもってこい!」
高 うん(笑)
松 「30分も待ってない。」
高 いやー、もうそこひっかかんねや。
松 「30分も待ってないよ!」
高 うわー(笑)
松 「いいんだよ、ラーメンもってこい。」
高 (笑)
松 「塩か味噌、どっち!」
高 うわー。怒ってるねー。
松 「塩か味噌どっち!」って言われて、
高 (笑)
松 「・・塩だよ。お前、・・お前・・こ、ケンカ売ってんのか、
   このやろー。」って、ごっつい負けてんねん。
高 ははは。
松 完全に負けて、笑い出しとんねん。おっさん〜。
高 おっさん(笑)
松 もう、弱いわ〜〜。
高 いや、(笑)
松 それを一部始終見ててさ、もう俺らもう、
高 こっちはきついわな(笑)
松 お、(笑)
高 いや、でも、分かるわ。もー、そんなん怖いもん(笑)

松 あれは、いかなしゃーないで。おっさん。
高 いや、でも、それはおっさん、賢い。
   あれいったら、負けてるもん。おっさん、そんなん。
松 いや、でもなー。
高 人間て
松 うん。
高 そこで抑えてるからええんやで。
   そこで大事なったら、ましてや、負けるって、
松 いや、俺「止めたろ」思ててん。
高 なったらなったでな。

松 おもろかってん。もー、中国人の顔の怖さが、
   はんっぱやなかってん。
高 (笑)
松 ごっつい怖い顔で見ててん。「30分も待ってない。」
高 怖いなー(笑)

松 もう、頭頭みたいなおっさんやで?
高 ははは。あんなおっさんかいな。
松 しょーーもない、ほんーまに。
高 俺、こないだー、そのー、「HEYHEYHEY」の会議かな。
松 うん。
高 水曜日あんねんな。
松 うん。
高 で、まあ、ぱーーっとおったら、前にミニの車があったんや。
松 うん。
高 で、ばーっと行って、ぱっと見たら、
   「あれ城間ちゃうかな?」と思ったのよ。
松 あーあー。
高 「絶対城間や。」と思って。
松 うん。
高 もう、前まで行って、プップー!って鳴らしたの。
松 うん。
高 もう、結構前まで近づいていって。
松 うん。
高 なんや、無視やねん。
   俺、ずっとこうやって、手ぇ振ってんねんで?
松 うん。
高 無視やねんな。
松 うん。

高 また、横行って、
松 うん。
高 プップー!って、鳴らしたら、もう全然!
   ちらっと見て、もう全っ然!見ぃひんねん。
松 うーん。
高 「あれ?これ明らかにビビってるやん。」
松 ははは。
高 ものっすごい、
松 なんで?なんで?なんかビビるようなことしたん?
高 なんも、ビビるようなことしてない、
松 なんかイヤやったんかな?
高 もうな、ビビって、しかも俺、レンジやから、
   そんなに悪くない奴やん。
松 普通は、そうやな。別に、フィルムも貼ってない。
高 もーーのすごいヘタレ。
松 ははは。

松 結局は?
高 分かれへん。で、降りて、俺がCX入ってから、
   「あー、高須さんですか。」
松 逆に、なんかあのー、なんか、
   教えてくれてんのかも分からんのにな。
高 そうやで。
松 なんか、たまにあるやん。
高 あるあるあるある。
松 「ライトついてますよ。」みたいな。
高 あんねん、あんねん、あんねん。

高 あいつ目ぇ悪いんかなー?
松 あー。なんかやっぱり、もうアホなんやろ。
高 アホなんやー。
松 ぼーっとしとんねや。
高 ぼーっとしとんねん。
松 あ、清水、清水の新しい話あるわー。
高 あ、教えて教えて。
松 もう、アホやで。あれ。
高 まあ、あれはアホやんか。
松 「松本さん、いい店見つけましたよー。」言うねん。

松 「え?どんなん?どんなん?」
   「すーごい個室なんですよー。」
高 うん。
松 「で、中で、DVDも観れて、」
高 うん。
松 「あの、VHSもデッキが、
   テレビもわりとおっきいのがありましてー、」
高 うんうんうん。
松 「VHSも観れて、DVDも観れて、」
高 うん。
松 「あのー、全部できるんですよー。」
高 ふーん。
松 「ほいで、たとえば、
   サッポロ一番の塩ラーメン食いたいなーなんか思たら、」
高 うん。
松 「店の人に、“ごめんちょっとー”言うたら、
   もうぱーっと作ってくれるような、そんな店なんですよー。」
高 (笑)
松 「・・・あのー清水、それ、家帰ったら?」
高 ははは。
松 ははは。
高 何をあいつは、重きを置いてるわけ?(笑)
松 それ、家やんか。
高 それ、嫁がおったら、また、
   ましてや家やしな、絶対に(笑)
松 「あっ!」言うてたもんな。
高 え?もー。
松 ははは。

松 嫁やったらもっと、
   もっと塩ラーメン以外もっと作ってくれるやろうしー、
高 そうやな。
松 なんやったら、かかしてくれるからな。
高 (笑)
松 だから、家帰りー言うて。
   「いや、嫁は、かかさないかもしれないですけど。」
   言うてたで。
松・高 ははは。
高 あいつ、何が楽しいんやろ?日々。

松 あー、日々、何が楽しいんでしょうね。
高 あいつは、でも、
   「僕はいつ辞めてもいいんですよ。」言うてるからね。
松 もう、あんなん言うてるだけやろー?
高 あいつ言いよるやろ?
松 あれ、言いよる、言いよる。

松 物凄い出世したいんちゃうの?ほんまは。知らんけど。
高 もう、こちょこちょこちょこちょやってるよー。
松 ごちょごちょ、ごちょごちょやってるよ。
   そんなもん。みんな、もう必死や。
高 必死か。
松 出世したーて。
高 そうか。
松 うん。
高 結局は。
松 結局は。
高 亡者かいな。
松 亡者、亡者。
高 そう、
松 銭金や。
高 ・・ん?
松 銭金や。
高 どういうこと?「銭金」って。
松 ・・何が?(笑)
高 どういうことよ、「銭金」って。
松 なんやねん、自分。あのな、自分、
高 いや、分かれへんから、
松 言うとくけどな、
高 なんでも聞こうと思って。
松 自分、忘れてるかもしれんけど、
高 うんうん。
松 6日間休んどんねん。
高 ははは。

其の参 『 内村初監督作品を観て ・ ギャラクシー賞受賞 』

高 こないだね、あのー、ウッチャンの「ピーナッツ」っていう、
松 映画やろ?
高 観て来ました、僕。野球のね、あの、ストーリーなんですよ。
松 うん。
高 もう、ウッチャンらしい。
松 うん。
高 もーね、誰も傷つかない。
松 あー。
高 もうね、そのー、ウッチャンらしいなー。
   ほんで、メンバーもね、結構お笑いの人が出てるんですよ。
松 ふーん。
高 うん。で、あのーーー、「なんでこういうのん撮った?」っつったら、
   「いやいや、そのー、」撮ったって、そんな唐突に言ってないけど(笑)
   「なんで、こんなの撮ったんですか?」つったら、
   いやもう流れやっつって言ってたな。
   初めて1回監督っていう大層なもんでもないですけども、
   20何日間で撮ったって言うてたな。
松 ふーん。
高 まあまあ、まあまあ、「へー」と思って。ちゃーんとしてましたよ。
松 うん。
高 うん。
松 あの、いわゆるー、なんていうの?
   CGみたいなのが、全然ない感じなの?
高 ほぼないですね。
松 うん。
高 ほぼないです。
松 うん。
高 もう、もう、ほんま実写のみぐらいで。
松 そうか。
高 うーん。でも、多分、もー、そのー、
   製作やってる奴、何人か俺知ってて、
松 うん。
高 聞いたら、
松 うん。
高 「いやもー、こだわってましたよ。音とかも。」
   音はね、ふかわが担当してんの。
松 (笑)
高 大丈夫か?言うて。それ。
松 ははは。
高 でも、それ、これが意外にね、悪くなかったです。
松・高 ははは。
高 ウッチャンも任したもんやなー、えらいもんにー。
松 ふかわなあ〜(笑)
高 うん。
松 ふかわ(笑)
高 なんかね、面白かったですよ。
   あ、もう、ウッチャンらしい。あの、非常に。
松 へーー。
高 うん。「また、撮るんですか?」言うたら、
   「いや、まあ、しばらく撮らないですけどー。
    まあ、分からないですね。」つって。
松 ふーん。好き、やろうからな。元々。
高 元々、撮りたい、
松 俺なんかより、全然な。
高 そうそう。
松 うん。俺は別に、好きじゃないからね。
高 映画が?
松 映画も、そやし、コントもそうやし。基本的にはね。
高 自分、好きじゃないの?
松 僕、すごく勘違いされてると思うんですけど、
高 自分、何が好きよ?じゃあ。
松 僕、全然好きじゃないんですよ。
高 何が好きやの?
松 「何が好き」?・・ゲーム。
   家でゲームしてんのが、一番楽しい。
高 うわーー。やっぱり子供の夢や。

高 仕事と考えてよ?そら、誰でも、そらそうやろ(笑)
   「家でゲームすんのが好き」言うたら、
松 ははは。
高 そらもう、うまいもん、
松 いやでもー、志村さんとか、ウッチャンとか、俺とか、
   コントが好きやって絶対思てるやんか。
   世間の人は。
高 うん。まあ、「松本はコントが好きや」ってイメージが、
松 できたら、やりたないよ。あんなもん。
高 やりたないの?
松 いや、しんーどいやんか。もう「うわーー」って。
高 そらみんなそうや。仕事ですもの。
松 いや、そのしんどさとは、
高 そら好きな、
松 また違うねーん。
高 遊んでるわけじゃないですから。
松 もーー、「はーー。」
高 コントはしんどいです。そら。
松 「ボケ〜、ほんまーー。もうセットたてて、
   スタッフもいつでも撮れる準備万端みたいな顔して、
   俺のこと見やがって、ボケぇぇぇ!」って思うねん。
高 (笑)
松 「お前やれ!アホぉ!」って。
高 いやいや、違うがな。
松 「なんで俺がやらなあかんねん。」
高 いやいや、おかしいがな(笑)
松 ごっつしんどいねん。

高 いや、それはね、
松 うん。
高 あーたがそういう位置にあるからですよ。
   若い奴なんか、コントやりたーてしゃーないんですから。
松 いや、そらそういうことなのね。
高 表現する場所がないんやから。
松 だから、そうやで?
高 そうやろ?
松 だから、好きか嫌いかって言うたら、好きかも分からんけど、
高 ええっ?!
松 ・・・ははは。違うやんか。
高 (笑)
松 でも、それだけに、好きと簡単に言えるほど、
高 うん。
松 生易しいものではないんやでっていう、
高 そうそうそう。そらそうです。
松 ほんーっとに、ヘタしたら、そんなもん、
   もー、押しつぶされてしまうからね。
高 あのー、ウッチャンが「笑う犬」をやる時に、
   もう「足震えた」言うてたもん。
   久々にコントやる時に。
松 いやーー。
高 「あー、こんなに離れてると、
   やっぱし怖いもんかー」と。
   で、毎週やっていくと、段々こう、
   カンみたいなもんが取り戻されて、
松 うん。
高 「あー、こうやったな。あーやったな。」って、
   やってこれるけど、やっぱし、
松 うん。
高 久々にコントやると、やっぱし「足震える」言うてたな。
松 うーん。

松 だから、俺、今一番うっとーしいの、映画会議やもん。
   もう映画会議が、うっとーしーてしゃーないねん。
高 なんでうっとーしいの?楽しいやないの。もう。
松 楽しないよ、もーー。
高 もう、もう始まるから、楽しいやないの。
松 もう、ええよ。やりたないもん。
高 どういうこと?!
松 やりたないねん。そんなもんは。
高 ははは。
松 しんどいやんか。
高 なんやねん、その言い方。
松 なんで俺が映画撮らなあかんねん、と思うねん。
高 お、(笑)
松 ただ、(笑)
高 お前の番組、番組ちゃうわ、映画や(笑)
松 ただ、
高 ははは。
松 撮らなしゃーないねん。これはもう、運命やから。
高 ・・。
松 で、撮る、撮る以上は、
   ものっすごいええもん撮れてまうねん。これまた。
   天才やから。それだけにしんどいねん。
高 段々腹立ってきた。
松 ははは。
高 長谷川、腹立てへん?
松 ははは。

松 乗り越えれるねん。それ、分かってるだけに、
   しんどいだけに、大変なだけに、もうイヤやねん。
   でも、やらなあかんの分かってんねん。
   やったらできんの分かってんねん。
   もう、その感情のこの、もうなんや、このー、渦潮。
高 ・・。
松 潮騒や。
松・高 ははは。
高 あ、「潮騒」は、かわいらしーて良かったな(笑)
松 ははは。
高 違うがな。それ、やらなあかんやろ?
松 やらなあかんから、だから、やってるがな。
高 それ、嬉しいやろ、それはー。
   俺は嬉しいと思うけどな。自分で撮らして、撮れたら。
松 いや、もー、
高 いや、そらプレッシャーはあるよ。勿論。

高 プレッシャーから、逃げようとしてる自分があるだけの話。
   だって、昔やったら楽しいはずやねん。昔の、
松 俺、昔から楽しないねん。
高 いや、でも、「夢逢い」で、
松 うん。
高 その、大阪でしかコントやれれ、やられへん時に、
   東京で、うっとーしいわ、うっとーしいけど、
   「あ、ここからやっていかなあかんねんなー。」
   って場所があって、
松 いやそら、まだあの頃の方がマシやろうけど。
高 そやろ?
松 でも、あん時から、コントが好きか?って言われたら、
   「うーーーーん。」って感じやな。
   もう、両手を挙げて、ねえ?
高 「両手を挙げて」?
松 「両手を挙げて」じゃないわ(笑)
高 うん(笑)
松 「好きや、好きや」とは言われへんで。

松 これ知ってる?
高 どれ?
松 「人志松本のすべらない話」が、
ギャラクシー賞を取ってんで?
高 その、
松 まあ、月間やけどな。
高 ギャラクシー賞言うのが、まあよう分かれへんけど。
松 いや、これ、だから、ごっついかたい番組やがな。
   普通はドキュメンタリーとか、そういう重〜いやつやねん。
高 ふーん。
松 それをこんな、バラエティの、
   こんな「すべらない話」みたいな、
   こんーなドバラエティが、この月間といえども、
   有り得へんねんて。過去に。
高 へーー。
松 すごいと思えへん?
高 ・・そのギャラクシー賞言うのが、
   他どんなのがあるかが分かれへんからね。これ。
松 だから、ドキュメンタリーやって。ほとんど。

高 なんでそういうのに選ばれたの?この「すべらない話」、
松 分かれへんねや。それが。だから、これを、
高 血迷って、
松 この、ギャラクシー賞は(笑)ギャラクシー賞は、
高 感動を与えた、
松 「人志松本のすべらない話」は、
   ひとつのドキュメントであると思ったんやろうな。
   でも、ある種、これはひとつのドキュメントですよ。
高 ・・・うーん。
松 で、そういう意味ではね、僕はギャラクシー賞に、
   賞をあげようと思うわ。
高 どんな?
松 松ちゃん賞や。
高 ははは。それ、(笑)
松 ははは。
高 なんやねーん。その「松ちゃん賞」ってー。
松 松ちゃん賞やんか。
高 ギャラクシー賞に?
松 ギャラクシー賞に、逆に、
高 松ちゃん賞をプレゼント、
松 松ちゃん賞をプレゼントしたいと思うわ。
高 あ、じゃあ、言いに行こうよ。
松 ははは。
高 ギャラクシー賞のところに、松ちゃん賞を。
松 (笑)

高 まあ、これすごいこと、なんでも賞もらうのは、
   すごい、すごいことですよ。これは。
松 うん。
高 言ったってね。
松 うん。
高 へー。そんなに。
松 いや、面白いもんやな、と思ってね。
   何がどうなって、そうなったのか分からんけど。

松 で、これが月間でしょ?
高 うん。
松 で、まあ、僕もはっきり知らないですけど、
高 うん。
松 結局これが、1年間で、12番組あるわけですよ。
高 はい。
松 で、こん中から、グランプリ。
   グランプリギャラクシー賞が決まるんじゃないですか?
高 へー、年間の。
松 はい。
高 へー。
松 まあ、それには、まあ、
   「絶対にムリやろ」とは言ってましたけど。
高 ははは。
松 (笑)

高 まあでも、お笑いがそういうことされるの、珍しいですね。
松 珍しい。
高 その、ドキュメンタリーでね。
松 うん。
高 確かに、そう言われてみると。
   まあ、ある種のドキュメンタリーですよ。

松 もうちょっとね、
高 うん。
松 みんなね、お笑いをね、
   しっかり見つめてほしいと思いますよ、僕。
高 そうっすか?
松 なんかあのー、現役のコメディアンで、
高 うん。
松 あんな勲章みたいなの、全然貰わないじゃないですか。
高 うーん。
松 別に欲しくないけど、
高 うん。
松 ・・・「え?」とか思えへん?
高 うーん。
松 すごい、ことをやってんねんで?
高 ・・まあでも、ほら、言うと言うたで、またもー、う、
松 そうやで?
高 いやらしいやんか。
松 そうやねんけどな。
高 笑いやから。
松 全部分かった上で、
   「お笑いの人たちには、あれあげることは、
    逆にマイナスになるからやめようね。」って、
高 うん。
松 そうなってんねやったら、
高 うん。
松 いいけど、
高 うん。
松 絶対そういうことでなってないからね。
高 でも、笑いがさ、そのー、高尚なものと言われてまうと、
   その「賞とった」って言われてまうと、
松 そうなんやけどなー。
高 ちょっと堅くなってまうやろ?
松 難しいとこなんやけどー、
高 まあ、もらわれへんから面白いみたいなとこも、
松 1年間、物凄い、人を幸せに、
   ハッピーにさしてるわけやんか。
高 まあ、そらそうです。勿論、そうです。
松 なんかなー、それを、なんやー、
   どこのジジイか分からんような奴にやったって、
   「なんやこいつ?」みたいな。
高 まあそれも、
松 「こいつに俺、
   なんの影響も受けてへんわ。」みたいなね。
高 それは人それぞれ、そういう道でね、
   されとるんでしょう。

松 いや、俺は欲しくないけど、俺以外にね、
   お笑いで頑張ってる人にもあげたら?
   とか思うじゃないですか。
高 うーん。僕は、あの、記憶に残っていけばいいかな、
   と思いますけどね。「あれは、あの時の、」
松 また、ベタな意見やなー。その、
高 いやでも、
松 「記録より記憶に残りたい」かいな。
高 いや、ほんまそうですよ。
松 (笑)
高 何年か経って、
   「あん時のあれ、昔のあれすごかったなー。」って、
   やっぱ思って欲しいですよ。
松 (笑)ああ。
高 思いません?
松 そういう、り、あの、そのぐらいの説明じゃ、
   まだ分かれへんな。
高 「理由」?
松 (笑)
高 理由は、そういうことですよ。

高 「昔のあれ、いまだに、
   やっぱすごいと思いますわー。」って言われたいじゃないですか。
松 うーん。
高 そういうほうの、ほうが嬉しいでしょ?
松 (笑)まあそうですね。
高 でしょ?
松 そうですかね。
高 え?そうでしょ。曲いきましょうか(笑)
松 そうですね。
高 えー、このそば、この空、
松 だあーーーーー!!うわああ〜〜〜〜!
   あーーあーあー「このそばをうてたら」?
高 はは、言うてへん。「うてたら」なんか言うてへんがな(笑)
松 ははは。日本そば?
高 じゃあええよ。
松 信州?
高 じゃあええよ、「このそばをうてたら」。
松 信州?(笑)
高 加藤登紀子。
松 信州の歌?(笑)

〜曲

松 ♪このそばをうて〜たら〜
高 ははは。
松 ははは。
高 もうええやろ、それは(笑)
   ええもん見つけたな、くそ〜。腹立つなー。
松 俺ねー、ほ、俺、これだけはほんま言うとくけど、
高 はい。
松 あんーな噛み方したら、俺、ほんまに辞めるから。
高 あったんちゃうか?そんなこと。
松 ないと思うよ。そんーな決定的な噛み方は、俺はしてない。
高 「このそばを」
松 うん。「うてたら」。
高 言うてないって(笑)
松 (笑)
高 その後は言うてない(笑)

松 情けないわ、ほんまに。
高 ははは。
松 2人でやってる番組やからな。
高 はいはいはいはい。
松 1人に噛まれたら、
高 うん。
松 50%噛んだことになってまうわけや。こっちも。
   番組全体で言えばね。
高 あーはーはーはいはいはいはい。
松 ははは。
高 はいはい、分かりますよ(笑)
松 のいるこいるか(笑)
高 分かりますよ(笑)
松 「あーはいはいはい」(笑)

其の四 『 山ちゃんのマネージャー ・ 忙しいキム兄 ・ 風邪の治し方 』

高 最近、あのー、あーたさ、番組6日間も休んでると、
松 はい。
高 飲みに行ったりとか、食いに行ったりとか、
   遊びに行ったりするの、誰なんですか?
松 あのー、休むと意外としないですね。
高 あ、
松 仕事の流れ出行くことはあっても、
高 あーそう。
松 休むと意外と、「わざわざ」って思うよな。
高 あーそう。
松 うん。
高 だから、俺、たまに、
   「あー、電話しようかなー。
    メシでも行かへんかなー。」って思うねんけど、
松 うん。
高 「あー、でもこれ、誰かと行っとんねやったら、
   うっとーしーなー。」
松 あのね、なんか今のーーー、だ、
   誰がどこで何してるかが、ぱっと分かるようななんか、
   装置があったら、
高 あーー。
松 欲しいわー。
高 あー。

高 こないだも俺、夜中に自分に連絡して。
松 うん。
高 2時ぐらいやったっけ?
松 うん。
高 コンビニの前に車とまってたから。
   「あれ?この辺に店あるんかなー?」と思って、
松 うん。
高 俺、電話したやんか。
松 うんうん。
高 「何してんのー?」
松 べろべろやったやろ?あれ。
高 べろべろやってん。
松 もー、ろれつ全然まわってへんかったもん。
高 飲んでてん。
松 もーね、ひどいで。
高 もうな、すごかってん。
松 あのねー、飲んでんのに、
高 うん。
松 飲んでへんように、
高 しようと思って必死、
松 しよう思ってる人間の、あの、
高 ははは。
松 あれは、あの恥ずかしさはおもろいなー。
高 (笑)
松 車屋のおっさんもおんねん。車屋のおっさんね、
高 うんうん。
松 まあ、ある人おんねんけど、
高 うん。
松 その人、「いつでも電話してきてくれ。」って言うねやんか。
高 あーあー(笑)
松 なんかあったら。
高 うん。
松 それ、もう、個人でやってはるような人やから。
高 はいはいはいはい。

松 もう、携帯番号なのよ。
高 はいはい。
松 で、「あー、なんか調子悪いなー」思たら、
高 電話すんねや。
松 1回、10時、11時ぐらいにしたことあんねん。
高 うんうんうん。
松 「あ、はい、もしもし〜?大丈夫ですよ。」
高 もう酔っ払って(笑)
松 「ふー、なんですか?」完全に(笑)
高 (笑)
松 でも、僕は、僕はしゃきっと、
   こんなに元気です!こんなに、(笑)
高 まともですよ!まともですよ!っていうのを、
松 必死でやろうとしてんのが、
   もー全然できてへんから、もー、俺、
高 あ、そんなんやった?俺。
松 あれなんやろー?
高 そんなんやった?
松 (笑)

高 「合流や。」思たら、
松 うん。
高 ほんなら、なんのこっちゃあれへんコンビニ行って、
   なんか買うてるだけや言うたから、
松 そうやねん。
高 「そんなら、まあええか。」と。
松 俺、「なんやねん。」思て。で、いちいち、俺、
   コンビニ行く時も、携帯置いていくからな。
高 そうか(笑)
松 帰ってきたら、着信なってて、
   で、もう、「アホ」って出てたから、「あ、高須やな。」って思って。
高 (笑)
松 「アホ」、「アホ作家(ざっか)」って出てたんで(笑)
高 ははは。「高須」の方が楽や(笑)
松 アホがつくことで、「さっか」に濁音がついてまうからね(笑)
高 (笑)

高 山ちゃんのマネージャー、宮本って知ってる?
   ちょっと髪の毛、ツンツンとした、アイドルっぽい。
松 あのーー、あれかいな。
   あのーー、キタキツネみたいな奴やな。
高 そう。
松 うん。
高 でも、あれかっこええやんか。
松 かっこええかなー?
高 あの、ぱっと見。目ぇくりくりっと、
松 なんか、そうそうー、それ、
   俺も1回言いたかったんや。話ちょっとずれるかもしれんけど。
高 うん。
松 吉本のあれ、マネージャーの配置は、
高 うん(笑)
松 誰が決めとんのか知らんけど、
高 (笑)
松 なんか山崎のマネージャーは、なんか、
   あーいう小動物系みたいなのをつけるやろ?あの。
高 あーー、そう。
松 なんて言うの?
高 そう、そうですかね?
松 なんか、小動物的な、
高 気の弱そう〜な。
松 ペットショップに売ってる感じの、
高 なるほど。
松 バカOLが買うて行きそうな感じの、
高 あー。
松 なんかマネージャーをつけよんねん。
高 はいはいはい。
松 山崎に。で、浜田にはね、なんかちょっとね、シュッとしたね、
高 しっかり者がつくねや。
松 しっかり者のね、長身の感じのね、
高 はいはいはい。
松 なんかー、なんやろな?
高 どっか企業行っても、代理店でも成功しそうな感じの。
松 成功しそうな、「キャプテン」って言われるタイプの。
高 ちょっと男前の。

高 で?
松 俺には、なんでいつもあんな感じなの?
高 「あんな感じ」ってどういうこと?
松 なんかなんか、こー、
高 「あんな感じ」ってどういうことよ?
松 一個のっかかった感じ。
高 そこにおるで。「あんな感じ」言われたら、
松 なんか、今回、うちのマネージャーなんか、
   あれ見てください。完全にキャスパーじゃないですか。
高 ははは。
松 ははは。
高 高校生、
松 なんでなんや、なんやろ?あれ。なんやろねー?
   なんか、「これ、松本につけたら、クックックッ。」みたいな感じで、
   決めてるような感じがして、
高 いや、そんなことないですよ(笑)
松 俺はしょーがないんやけどねー。
高 そんなことないですよ、全然。
松 藤原、田島なんか、完全にわざとでしょー。
高 いいじゃないですか。楽しいじゃないですか。
   ようできてるじゃないですか。
松 いやーー。
高 いや、気遣いが出来てる人間置いてるんですよ。
松 なんかおかしいなー。あれー。岡本が決めてんの?あれ。
高 そうじゃないですか?
松 あれわざとやな。完全にな。
高 あーそう。
松 うん。なんかこー、
高 そうですか?
松 なんかこー、ぶよっとしてんねん。

高 そら、ダウンタウンのそばにいるから、ストレスで、
松 俺のマネージャー、もれなく太っていきよるからな。
高 みんーーなえらいストレスで太っていくな。
松・高 ははは。
高 ほんま、かわいそやわ。
松 やせ、痩せていくはずなんやけどなー、でも。
高 あーそうですか。
松 それやったらー。

高 山ちゃんのマネージャーの話ですけど、
松 うん。
高 あれ、かっこええようにされてるやんか。
   なんとなく。ふわっと。
松 そうなんや。

高 そんなん昔おらんかったやん。マネージャーに。
松 うん。
高 きったない靴はいて、うわーーっとおったけど。
松 新田みたいなね。
高 でしょ?無骨な感じじゃないですか。
松 はいはい。
高 で、こないだね、聞いたら、その、宮本と山崎が、
松 うん。
高 大阪の番組かな?
   なんかで出て行ったら、ファンがおってんて。
松 うんふんふん。
高 で、「あっ、キャーー!」って来て、
松 うんうんうん。
高 「あれ?」と思ったら、スッと行って、宮本の方に。
松 ははは。
高 ふぁ、ファンレターが(笑)
松 ははは。
高 山崎じゃないんやって。
   もう、宮本にファンレターがつくねんて。
松 ははは。
高 それ、もう情けないやろ?
松 (笑)
高 マネージャーに、ファンがつくようなったら、
   もう、出待ちが(笑)
松 (笑)

高 そんなタレントを差し置いて、「キャー!」は無いですよ。
松 それを、山崎はネタにしてたんやろか?
高 ネタにしたかどうか知らんけど、誰かに、
   誰かに言うてて、それを聞いて、
   「うわ、もう、それおもろいなー。」と思って。
松 はー。
高 「マネージャーにキャー言われるかー。」思って。
松 それは、面白いな。

高 まあ、もう山崎にはつかんわ。そら。
松 まあ、もう山崎につかんわ。普通に、
高 うん。
松 やっぱ客観的に見ても、
高 うん。
松 じゃああの、今のマネージャーの、
   山崎のマネージャーと、
高 うん。
松 山崎、どっちとる言うたら、まあ確かに、
   山崎のマネージャーの方がええよな。
高 そらええよね。トータル面。
松 トータル面。
高 そうです、そうです。
松 あれはやっぱり、もー、グレード低なったよなー。
高 あれ、昔はかっこよかったのにねえ。
松 ねー?
高 だって、ほんまに、なんやったっけ?
   チョコレート、箱、ダンボール箱12?
松 うん。
高 個分来たんやろ?
松 あの、一緒に旅行とか行くやんか。
高 うん。
松 ほなもう、みんな、
   好き勝手に写真バンバン撮ってるやんか。
高 うんうん。
松 で、後で焼きまわして、みんなにこー、
高 うんうん。
松 中には、もー、気ぃ抜いてもうてる時の、
   山崎のびっくりするような、
   「誰や?このおっさん!」みたいな写真あるな。
高 あーそう。
松 もう、腹ぼっこーーんなって。
高 はー。

高 ヒドイ?
松 12点ぐらいの、
高 はー。
松 あるね。
高 かっこ、かわいかったのにね。
松 うーん。
高 まあそれも、嫁も浮気する、
松 いやー、
高 「浮気する」宣言するわ。
松 ははは。
高 (笑)50なったら、浮気する宣言するわ。
松 いや、ほんとに。
高 ねえ。

高 最近も、山ちゃんの仕事は多いですよー?
   まあ、レギュラーこそないですが。
松 (笑)
高 「なるトモ」?
松 みんな、なんとか食っていけるようなってきたんやなー。
高 いや、みんなすごいですよ。
   キム兄もね、こないだも喋ってましたけど、
松 うーん。
高 もう、今、料理の先生ですよ。
松 キム、めっちゃ忙しいで。
高 いや、
松 俺、キムに全然逢うてないもん。
高 忙しいんですって。ほんまに。
松 うんうん。
高 だってもー、取材があったりとか、
松 うん。
高 料理のことやったら、よー出てるからね。
松 いや、ほんま、さっきも言うててんけどね、
   もー、おばちゃんぐらいやったら、一般人の、
高 うん。
松 料理の人やーって。
高 いや、なりますよ。

高 確かにね、あーいう人が作ったら、うまそうに思えるもん。
松 うん。
高 板尾さんが作んのと、
松 うん。
高 そらー、キム兄が作んのと、どっちがいい?言われたら、
松 うん。
高 そらキム兄やわ。
松 うん。

松 自分も、平気で「キム兄」言うやろ?
高 うん。「キム兄」うん。
松 ほいであのー、コンパみたいのしたって、わっかいタレでも、
高 うん。「キム兄、キム兄」言うやん。
松 「キムキム兄やん」言うねん。
高 あ、「キムキム兄やん」。
松 ごっつい言うねん。
高 言う言う。
松 若いタレでも。
高 言う言う。
松 「キムキム兄やん」て。
高 言う言う言う。
松 あれ、なんなん?
高 あれ、自分でも言うてるからやろ。
松 自分で言うてる?そんなん。

高 「木村さん」って言いづらいんちゃう?
松 言いづらいんやろなー。
高 で、どっちか言うたら、「キム兄」とか、
   「キムキム兄やん」とかが、
松 キムキム、でも、「キムキム兄やん」は、
   決して言いやすくないで。
高 うん。
松 でも、わっかい女が「キムキム兄やん」て言うねん。
高 はーー。

松 誰が言うたんやろ?
高 ・・・あ、YOUが、「キムキム兄やん」。
   はー、なるほどね。
松 長いで、でも、「キムキム兄やん」て。
   これー、言葉としては。
高 ほんまやなー。キム兄でええやん。キム兄で。
松 うん。
高 「キムキム兄やん」。
松 「キムキム兄やん」。

松 ええなあ。そういうの。
高 どういうこと?「ええなあ」っつーのは(笑)
松 ええ呼び名、ついたもんやな。
高 かわいく思われてね。
松 そうそうそう。
高 うん。「キム兄、キム兄」言われて。
松 うん。
高 好かれてねえ。
松 うん。
高 あんーな短気な人いませんよ?
松 そうですよ。
高 後輩からしたら。
松 そうですよ。

松 ほいで、ちゃんとバージョンがあるから。
   その、かく、かきにいくときは、かきにいくけど、
   もう、完全に、
高 (笑)
松 もー、娘みたいな感じにもできるし。
   あれもー、両性具有なんで(笑)
高 (笑)
松 世界の誰とでも、友達になれると思うんですよ。
   切り替えれるから。時にはインド人にもなれると思うから、俺。
高 ははは。
松 「カレー粉ふったらええ」
高 いやいや、ほんまそうやねん。そう(笑)
松 カレー粉ふれんねん。
高 ははは。
松 トークにも。
高 会話の中にな(笑)
松 ははは。山椒ふることもできるし。
高 いや、そうなんですよ(笑)
松 そうなんです。
高 それがすごいなー、思て。

高 僕は思うんですけど、
松 うん。
高 あのー、「料理番組やったらええねん」思って。
松 うんうん。
高 キム兄のね。
松 そうやな。
高 前も、さっきも言いましたけど、
   金子のぶお?のぶろ?のぶお?
松 金子のぶお。
高 のぼる?金子のぼる?
松 金子のぶお。
高 のぶおやったっけ?
松 のぶお。
高 金子のぶおがやったやんか。
松 はい。
高 昼の帯番組。
松 はいはいはい。
高 あんなんええねん。酒飲んで。
松 ああ、いいねー。
高 ちょこっと酒飲んで、
   「こんなんやったったらええねーん。」言いながら、
松 やってたねー。
高 料理食って、女の子つけて。
松 東、東、
高 東ちづると。
松 東ちづると。
高 あんな感じ、キム兄がやったら、俺、いいと思うけどね。
松 ああ、いいやろね。
高 30年続くよ。

松 多分、1本撮りなわけないしね。
高 うん。もう多分、一週間、撮ってまうでしょ。
松 撮ってまうかな。
高 うん。

高 あれ、もう、最後の方、べろべろやったもんね。
松 おっさんな。
高 週末の方。
松 鼻、あっかーーーなってたもんな。
高 あんなんで、そらあかんやろー思て(笑)
松 (笑)俺あれ、べろべろやから、鼻赤いから、わざと、
高 うん。
松 それを隠すために、
   余計赤ぬっとんちゃうんかな?思うねん。
高 あー、ぐらいすごかったもんね。
松 うん。ぐらい、鼻赤かったからね。
高 だから、あんな感じでやったら、
松 うん。
高 ええんちゃうんかなー?思て。
松 うん。

松 ただ、ほら、キムも体調が。
高 ・・なんからしいですね?
松 もう、彼はあれやねん。もう、そっちが問題があるから。
高 うまいもんばっかり食ってるから。
松 そういうことなんかなー?
高 いや、そうですよ。贅沢病もありますよ。
松 こないだなんや、それも番組やったかな?
   なんかで調べてもうたら、もう、
   「いつ入院してもおかしない」言うてたで。
   だから、酒飲んでへんねん、今。
高 ・・うーん?俺、行った時、飲んでたけどな。
松 最初の一杯、二杯やろ?
高 いやいや、ワイン飲んでましたよ。
松 いつ?
高 こないだ。
松 あーそう。
高 うん。一週間も経ってないです。
松 あ、ほんま?
高 うん。
松 えーー?!
高 飲んどりましたで。
松 嘘ばっかりやん。
高 嘘ついてまんねん。
松 ははは。
高 飲んでましたよ。
松 びっくりするわ。あ、でも、
高 うん。
松 あのー、なんちゅうの?
高 その日は、もう、解禁したのかな?
松 ワインと、
高 うん。
松 えー、
高 焼酎。
松 なんかそんなん、そんなんは、まだいいねん。

高 こないだもね、もー、メシ食った後、
松 うん。
高 なんや、電話がかかってるから、
   「ど、ど、どうしたんですか?」
松 うん。
高 まあ、聞くやんか。こっちが。
松 うん。
高 「いや、実はママが誕生日やー言うてねー。」
松 ははは。
高 「どうされます?」「いやいや、どうされますって、」
松 ラジオ聴いてるもん、「ママ」が分かれへんやんか(笑)
高 ははは。
   いや、「ママ」っつーのは、その、店屋のママがね(笑)
松 (笑)

高 「で、席あけてある言うてまんねん。」みたいな。
松 (笑)
高 「どーしますかねー?」もう、結構な時間やったし、
   俺的にはちょっと帰っとかなあかんなー、
   ぐらいのことやったんやけど、
松 うん。
高 「うーん、どうされます?」つって。
   「いや、僕はじゃあ・・。」つって。
   「あ、じゃあ、帰りますか。」つって。
松 で、そっから行ってるよ。キム。
高 やっぱりね、そこも、顔出すからね。
松 そうそうそうそう。
高 やっぱり、そういうのすごいよね。
松 すごいですねー。
高 いろんーーな、顔広いでしょ?実は。
松 顔広いよ。
高 色んな人と飲みに行ってるよね。
松 うん。びっくりするようなとこがあるからね。

松 サウナ部とか、我々やってるでしょ?
高 やってますね。
松 サウナ部も、誘うねんけど、
   「いやー、でも、キムはサウナはムリやろ。」って、
   俺、知ってるから。
高 うん。
松 「もー、キム、サウナ無理やろ?」「いや、兄さん。」
高 うん。
松 「僕、お風呂に長いことつかるのは無理ですけど、
   意外とサウナはいけるんでっせー。」言うから、
高 うん(笑)
松 1回じゃあ、サウナ部呼んだろー思て、呼んで。
高 うん。
松 で、俺ら大体、えーー、6ラウンドは絶対やんのね。
高 何してんねんな、もー。
松 10分6ラウンドぐらいとか、やんのよ。
高 信じられへん。
松 もう1ラウンドめの、もう5分ぐらいで、
   もうスーーッと出て行ってたもん。
高 ははは。
松 アシカみたいなってたもん。
高 ははは。
松 スイーーー(笑)
高 (笑)

高 そら、勿論そうですよ。無理ですよ、それは(笑)
松 たーまちゃーん!みたいなってたもん(笑)
高 ははは。ほいでもう、2ラウンドぐらいで終わって、
松 もーもーもーもー、そっから、
   もー来ませんもん。誘いもしてないし。
高 はー。
松 うーん。
高 そらね、10分6ラウンドって、体悪しますよ?
松 いやでもねー、
高 逆に。
松 運動した方がいいねんけどねー。
高 いや、運動とサウナ違うでしょ?
松 うん。でも、汗かいた方がええんですよ。
高 まあまあ、そうやね。新陳代謝良くなるからね。
松 そうそうそうそう。
高 あなた、最近風邪とかひいてませんか?
松 全然ひかないですね。
   あ、こんなん言うたらあかんねん。もうやめよ(笑)
高 僕、こないだ「ひきました」って言うたでしょ?
松 うん。
高 っていうか、
松 今はやってんねん。風邪が。
高 はやってんねん。
松 うん。
高 もうね、
松 うん。
高 うっとーしいねん。あの風邪。あれ、独り者の我々。

高 どうやって、風邪を完治させます?
松 俺、どーやってるかなー。
高 薬は?
松 とにかくねー、
高 食べ物は?
松 俺ねー、もうねー、熱が出ようが、あのーーなんでもええねん。
高 うん。
松 俺、我慢できんねん。俺は強いから。
   そんなんなんでも我慢できんねん。
高 うん。
松 でも、鼻づまりだけは、ほんーまに我慢できへんねん。
高 はー。
松 もうあれはなんとか、あれ、あのー、
   風邪の神様に、もしあのー、会うことができたら、
高 うん。
松 それだけ頼みたいわ。
高 「鼻づまりだけやめてくれ。」
松 「鼻づまりだけは、勘弁してくれ。」と。

高 あの、悪寒がたまらんやろ?でも。
松 いや、もー悪寒もええ。
高 えー?
松 俺頑張る。頑張るよ、俺。ほんーま頑張る。
   鼻づまりだけは、もう、ほんっとに勘弁してほしい。
高 あー。
松 もう、やる気なくなんねん。喋る気なくなるし。
高 だから、仕事上や、それ。
松 うん。
高 で、治す時、どうやって治すの?家で治す時。
松 あのねー、やっぱりこれも、半身浴ですねー。
高 風呂入る?逆に?
松 はい。半身浴で、汗かくと、
   で、また蒸気が、鼻を通すんで。
高 鼻ばっかりやな(笑)
松 もー、鼻ばっかり。もー、鼻つまることだけは〜、
   もう勘弁してほしいねん。

高 僕はもー、風呂は一切入らないですね。
松 ・・あー、もう古いタイプの人間やな、自分。
高 古いタイプです。もー、あの、布団を、
   もうひ、もう、もう1玉、布団を持ってきて、
松 「玉」かなー?
高 上(笑)・・・じゃあ、なんですか?じゃあなんですか?
松 なになに?
高 布団をもってくるの、なんて言うんですか?
松 いや、俺、そこは普通に言うよ。
高 どういう風に?
松 いや、「もう一個持ってくる」って。
高 (笑)

高 二重にして、
松 うん。
高 で、こー、寝るわけですよ。
松 うん。
高 で、そん時も、こー、トレーナーぐらい着るんですよ。
松 うん。
高 いつもは、もうTシャツ一枚ぐらいですけど。
松 うん。
高 ほいで、首元に、首元冷えるから。
松 もー、それぐらい、
高 バスタオルですよ。田舎もんですよ。ぐっと。
   バスタオル、
松 絶対バスタオルちゃうわ。
高 バスタオルや。
松 普通の、ちっちゃいタオルやろ?
高 あの、バスタオルより、ちょっとちっちゃめのやつ。
松 うわー、やっぱり。
高 あの、ちっちゃめのやつあるやんか。
松 ほら、言う、つっこんでみたら、やっぱりそうや。
高 違うやん(笑)

高 いや、バスタオルに近いやつですよ。どっちか言うたら。
松 ははは。
高 これを見た時、フェイスタオルかバスタオルかっつったら、
   「バスタオル」言うようなやつですよ。
松 あ、そう。
高 で、それを首もとに巻いて、
松 うん。
高 僕は、もー、ずっと汗をもー、たらたら出るのを、
   もー、寝ては着替えて、
松 いや、俺は半身浴した方が早いと思うけどなー。

松 いやでもまあ、高須はねえ、やっぱねえ、
   言うてもあれですよ。やっぱり弱いですよ。
高 違う。あな、あなたと、
松 よー風邪ひいてるわ。
高 あなたと、
松 うん。
高 6日間ゲームやれてるスケジュールと、
松 うん。
高 ちゃいますもん。正直。これは。
松 なんでやねんな、6日間ゲームしてても、
   風邪ひきやすいで?
高 ははは。
松 (笑)

松 巨像の上に乗ってんねやで?こっちは。
高 ははは。それ、別に関係あれへんがな。別にー。
松 (笑)
高 あ、でもそうですか。半身浴ですか。
松 はい。半身浴が、全ての道をひらくと思いますよ。
高 もうねー、だから、やんなるんです。寝てても。
   もう、昨日、昨日。実はおとついなんですよ。
   風邪ひいてたのは。
松 うん。ええっ?
高 おとつい風邪ひいててん。
松 ・・。
高 死んでてん。
松 自分だから、やっぱりあれやな。ベタなこと言うていい?
高 ベタはやめて。
松 いや、もう、ベタっていうか、
高 ベタはやめて。
松 いや、ほんまに俺が今思ったこと言っていい?
高 うん。
松 やっぱり結婚やで。で、結婚して、
高 うん。
松 もー、高須みたいなもんは、
高 うん。
松 やっぱり、こー、嫁さんが、ついて、
高 うん。
松 あの、そういうケアもしてもうて、
高 うん。
松 風邪〜をひいた時のケアじゃなくて、ひかないためのケア。
高 いや、でも、
松 転ばぬ先の妻、
高 あら。
松 が、やっぱり必要なんじゃないかなー。
高 ベッタベタやないの。
松 ははは!
高 (笑)
松 ベタちゃうわ。
高 それ言いたいがために、引っ張ってきた、
松 いや、ほんとにそう思いますよ。
高 そうですかね。
松 うん。

高 いやでもね、
松 うん。
高 会議やってて。
松 うん。
高 「あ、喉痛い。」
松 やろ?

松 それをちゃんとね、その、うう〜ん(寒気)ってなる前に、
   「あなた?」
高 分かれへんよ、そんなもん。
松 「あなた、カーディガンよ。」って言うてるね、
高 カーディガン着ぃひんもん(笑)
松 アッホみたいな顔した、きったない、
高 (笑)
松 ぶっさいくな、鼻くそだらけの女が、
   1人おったらええと思うねん(笑)
高 そんなん、俺が、
松 かっぴんかっぴんの、
高 俺が、そこに帰りたないわ、そんなもん(笑)
松 大口で笑たら、この辺、白〜なってるみたいな。
高 ははは。
松 ははは。
高 口の周りがな(笑)
松 水気がないから。みずみずしさが全くないから、
   白〜い粉ふいてるみたいな、この時期(笑)
高 いややわ、そんなもん(笑)
松 ははは。
高 なのにー、ニキビがあるみたいな(笑)
松 そやねん(笑)
高 鼻の、
松・高 感想肌やのにー、
高 ニキビができてる(笑)

松 そんなんが、1人おったらええと思うわ。紹介したろか?
高 自分知ってんねや、そんな奴(笑)
松 ははは。
高 そんな奴、おんねや(笑)
松 そういうことやな、やっぱりな。
高 いやーー、
松 幸せになるしかないわ。
高 そうっすかねー。

松 せえへん意味が分かれへんわ。
高 ・・・自分や。
松 俺はだって、1人で全部できるやん。
高 できへんやん。
松 全部1人でできる。
高 俺もできてんねん。1人で全部。
松 風邪ひいとるがな。だから。
高 自分もひいとるで。
松 俺はひいてへん。
高 間違いなく、
松 あ、これ言うたらあかん(笑)
高 ははは。
松 俺は、全然大丈夫。
高 風邪はひくの?
松 か、あの、たまにはひきますよ。
松・高 ははは。
松 金子?
高 ・・・金子のぶお。
松 そうですよ(笑)
高 あー。東?
松 東、はい。
松・高 ははは。
松 東ちづるやんか。
高 あーそうか。
松・高 そうそうそうそう。

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