2005.11.5(土) 215回

今週の一曲 『 だってしょうがないじゃない 』 

其の壱 『 ロッキー6で考えるやめ時 ・ 空洞化現象 』

松 どもー、松ちゃんズライオン〜マンションでーす(笑)
高 ははは。どーもー、戦艦高須でーす。ね。
松 うん。
高 うーん、戦艦高須か。
松 一番ええんちゃう?
高 ・・。
松 戦艦高須。
高 ♪フフフーン(鼻歌)
松 このー、えーと、
高 もういいやんか。
松 と、
高 215回。
松 215回やってきて。
高 うんうんうん。なるほど。
松 いっちばん笑えた。
高 なるほど。えらいもんやなー。
松 うん。
高 一番笑えた。
松 今思い出しても、おもろいもん。
高 へー。
松 うん。
高 そういうことってあるんやね。
松 うん。だって、戦艦違うのにー、放送作家やのに、
高 いや、違うやん、「戦艦違うのに」でええやん(笑)
松 (笑)
高 「放送作家やのに」はいらんやん(笑)
松 (笑)

高 これといって、
松 うん。
高 この、いいこともなくね、もう11月入ってるのに。
松 11月入りましたか。
高 入りましたねー。
松 あー。
高 いいことないですねー。
松 聞きましたよ、これ。「ロッキー6」があるんですよ。
高 うわー、もうジジイが何しよんねや、これー。
松 いやー、スタローン。
高 まあでも、かっこいいですからね。
   体はまだ鍛えてますからね。スタローンは。
松 いやーーー、どうなんですかねー。
高 いやいや、まあ、僕、これ、み、観ますよ。
松 あのーーなんか、いきなりねえ、なんか、
   お、重いテーマでもないんですけど、
高 はいはい?
松 こーいう、タレントの、
高 うん。
松 こう、どこで踏ん切りつけるかっていうかね。
高 どういうことですか?
松 スタローンもね、もう、あ、うーん、ほか、他の、
   他の作品で当たった方がええの、
   分かってるじゃないですか。スタローンも。
高 そうなんです、そこなんです。

高 過去の遺産なんです。もう、こんな「ロッキー」なんて。
松 そうなんですよね。
高 もう、前に完結してもうてるんです。
   ムリから、もう、寝たい、死にたいのに、
   ロッキーという男は。
松 うーん。
高 ムリから、立ち上げられて、
松 うん。
高 これまあ、ツライっちゃツライんですよ。これね。
松 そうでしょー?こんーなもーん、
高 まあねー。
松 でも、1回あのー、スタローンもね、
高 うん。
松 もう、アクションをやめる言うて。
高 うんうんうんうん。
松 うん。

松 演技派を志願したんですよ。あれ。
高 いや、それがあかんねん。
松 全然あかんかってー、
高 あかんねん、あかんねん。
松 今更、「ランボー」いうわけにもいかんのでー、
高 いかんねん、いかんねん。
松 ジジイですからね。
高 ジジイですから。こんなもん。
松 60なんぼの。
高 いや、そうやねん。
松 ほな、しゃーないから、いろいろ考えたら、
   いや、それでも「ロッキー」はあかんけどね。
高 だから、その前にちょっと、
   1回レーサーみたいなんもいったやんか。
松 あーーー!
高 体、体使わんでもええパターンで。
松 あれひどかったなーー。
高 「トリブン」かな?
松 「トリブン」、「ドリブン」!
高 「ドリブン」か。
松 あれひどかったなーー。
高 僕、もう観てません。だから。

高 チーフマネージャーが、スタローンに言うたらなあかんでー、
   と思ったけど。
松 まあ、いきなりね、ラジオの冒頭で、
   スタローンの話をする必要もないんですけども。
高 ただね、
松 はい。
高 松本さん。あのー、今からさあ、15年ぐらい前に、
松 うーん。
高 スタローンはね、
松 うん。
高 「ランボー」もあり、
松 はい。
高 「ロッキー」もありで、
松 うん。
高 そらもう、どこ行っても、
松 はい。
高 スッタローン!スッタローン!って、
   こう、言われるぐらいですよ。
松 そうですよ。
高 これからね、
松 「ロッキー!」言われて、
   「ロッキーじゃねえよ、ランボーだよ。」どかーん!
高 あー、そらウケるわ、そら(笑)
松 逆バージョンもありますよね。
高 なるほど。

松 「どっちもいけるわ、これー。」言うてましたよ。
高 いや、ほんまそうやで。
松 (笑)
高 マネージャー知ってますよ。その当時のマネージャーは。
松 (笑)
高 「あの頃の」
松 そうでしょ(笑)
高 「スタローンは凄かったんやで。」
松 あの頃のスタローンは、ほんとスタローンは、もー、
高 もー、怖いもん無しやからね。
松 ほんと、メール入りまくりですよ。もう。
高 いや、そらそうですよ。ピロリロリン♪
松・高 (笑)
松 見いひんもん。
高 見いひん。
松 「あ、メール入ってましたよ。」って言うても、
高 「あ、いい、いい。」
松 「うん、うん。いい、いい。」
高 うん。
松 「あ、おんなじやつ、おかわり。」言うてますよ。
高 あらら、同じやつでええの?
松・高 ははは。
高 もう、銘柄見いひんねや。

高 当時は、やっぱり凄かったと思いますよ。
   ただやっぱり、そっから、あたるもん、
   当たるもんがなかったですからね。
松 うーん。
高 何一つ、こー、ブームになるようなものが。
松 「5」知ってる?
高 ・・「5」、
松 「ロッキー5」。
高 あんま、しっかり覚えてない、
松 あまりにもアホらしいから、観に行ったもん。
高 逆に?
松 路上やで?
高 やりましたな、スタローン。
松 最後、路上やで?
高 斬新、斬新じゃないですか。
松 りん、「今度はリングじゃねえ。」みたいな。
高 あーー、斬新、斬新。
松 ま、「路上だ!」みたいな。
高 あーあー、ええやんか。
松 それ、本末転倒やん。
高 ははは。
松 ははは。
高 普通のチンピラのケンカやからな(笑)
松 それがあって、ボクシングに行ったのに、
高 ほんまや。
松 「いやいや、本末転倒もええとこやろー。」思いながら。
   ただもう、これ、最後の最後に、あえて、路上ねー、
高 「じゃあまあ、終わるとしたら、まあええか。」と。
松 いや、あかんよ。
高 あかんねんけどね。
松 全然おもんなかったし、ぐずぐずやったけど、
   最後の最後やからもう、許すわ!って言ったのに、
高 うん。
松 「6」やで。
高 どないすんねやろ、これ。出んのかなー?やっぱし。
松 うーん。悲しいなー。
高 いや、僕は観に行きますけど、
松 ええー?!
高 こんなこと言いますけど、
   やっぱ「ロッキー」は観に行きます。
   やっぱりねー、ずーっと観て、観てきたから。

松 すごいね、自分。あったかいね。
高 そら1回好きになったら、そういう人間ですよ。
松 俺は「6」、・・「7」観てから決めるわ。
高 ややこしー言い方するなー。
松 (笑)

松 ドルフ・ラングレン。
高 うん。あれと闘うのが、いっちばん盛り上がりましたね。
松 「3」かな?
高 うん。その辺が、やっぱり僕はいいですね。
松 うん。

松 あの時が、いっちばん、もー、
高 そうなんですよ。
松 メール入りまくりの時やろなー。
高 いや、そうなんですよ。「ランボー」も当たってきたし、
松 「おいおいおいおいおい、これ、」
高 いや、そらもう、「ロッキー」も、
松 「体、体ひとつじゃ足りねーよ、バカー。」言うてたね。
高 そんな、たけしさんみたいな喋り方せんやろ(笑)
松 ははは。
高 そんな喋り方せえへんやろ(笑)
松・高 「バカ野郎〜。」
松 「このやろ〜。」(笑)
高 (笑)

高 どっか行っては、
松 うん。
高 「もうやめちゃっても、いいんだけどな〜。
   こんなのー。ロッキーじゃなくてもよー。」
松 うん。
高 っていうのはあるよね。
松 そうやな(笑)
高 「ランボーの方いっちゃってもいいんだよー。」
松 みたいな。
高 ちらっちら、ちらっちらプロデューサーに。
松 「アポロこの野郎!」
高 違うがな、それダンカンやがな(笑)
松 ははは。
高 たけしさんちゃう言うてんねん(笑)
松 「アポロ〜〜。」みたいな(笑)
高 ははは。
松 「コロッケとって〜〜。」の方や(笑)
高 違うがな(笑)

高 難しいんですね。
松 うん。
高 その、ハリウッドスターもね。
松 難しい。
高 特に体を使ってた人やから。
松 難しいね。

松 アクションスターとね、
高 うん。
松 これ、もう、こんな言い方したら怒られるかもしれないですけどね。
高 うん。
松 アクションスターとね、AV女優は似てるんですよ。
高 なるほど。体を資本とする人や。
松 そうなんですよ。
高 あー。
松 ほいでねー、どこで辞めるかなんですけどね。
高 うん。
松 で、1回辞めるんですけどねー、
高 やっぱり。
松 また復活する可能性がねー、
高 それ悲しい。
松 ね。
高 それ悲しい。
松 悲しいでしょ。
高 悲しいです。
松 で、自分でも分かってるんですよ。乳、垂れてることぐらい。
高 はいはいはいはい。
松 絶対昔の方が、
高 あー、そら、
松 良かったことぐらい。
高 ハリもいいでしょう。
松 でも、「これはこれでええ、言う人もおるんやでー。」
高 あ、あー。
松 言うて、ごまかしてやってるんですね。

高 悲しいね、それ。
松 悲しいんですよー。結局またあの、
   結局やめなしゃーないんですよねー。
   でも、スタローンの方が、お金あるんやろうけどなー。
高 もうね、そら、「ランボー」と「ロッキー」、
   両方やってる時なんか、ねえ?
   あれ、なんかハム。ハムのCMやってたやんか。
松 わー、ほんまや。そんなんもやってたわ。
高 やってたよ、あれー。あんなもんでも、どっかー入って。
   丸大ハムかなんかやったやろ?あれ。
松 なんか、あのー、お歳暮みたいな感じの。
高 そうそうそう。
松 スーツ着て、
高 うん。
松 持って来たみたいな感じの。
松・高 ははは。
松 イメージカット撮られてたよね?
高 撮られてた、撮られてた。
松 びっくりするわ!あんなスタローン、
高 ははは。
松 ハム持って、年末来られたら(笑)
高 ピンポーン言うて、開けたらスタローンやったら、
   びっくりするやろな。
松・高 ははは。
高 すごいなーー。

松 どこでね、
高 うん。
松 決着をつけるかっていうのは、
   確かに難しい話やなー、って。
   でも、今、いないんですよ。ハリウッドも。
高 スターが。
松 スターがいないし、若いのがいないんですよ。
高 あー、ほんまやね。おっさんばっかりやね。
松 はい。あと、まあ、
   日本のお笑い界と似たような部分はあるんですけど。
高 あー。
松 ちょっと空洞化現象が、
高 あー、なるほど。
松 やっぱ起こってるんですよね。
高 なるほど。上がのいていかない。
松 上がのいていかないんですよ。
高 はー。

松 寿命も延びてるし、
高 うん。
松 まあまあ、完全に昔より、ずれたよね。
高 うん。ずれましたね。
松 ずれたね。
高 多分ね、寿命も、まあ、延びた分、ずれたんやろね。
松 そう。まあ、別に擁護するわけじゃないですけど、
   42言うたって、別に、やからね。
高 いや、僕ね、正直、
松 ええ。
高 35で、
松 うん。
高 この業界辞めないかんと、
松 終わりや思てたでしょ?
高 俺、ほんまに思ってたからね。

高 なくなると思った。ほんまに。
松 うん。
高 あの、ある・なしじゃなくて、自分の選択じゃなくて、
松 うん。
高 もう35で、仕事の発注がけえへん思たから。
松 そうやね。
高 まだ来ますよ。
松 そう、
高 ありがたい話で。
松 まあ、そうなんですよ。

松 逆に20代で頑張ってる奴が、お、いないですもん。
高 あー、まあ、そうかもしれないですね。
松 もー、完全に、ずれてきてるから。
高 ずれてきてるのかなー。
松 全部が。
高 いや、まあ、ありがたい話なんですよ。
   そらもう、演者の人が、のびるから、
松 何回「ありがたい」言うねん。
高 いや、そらもう、ありがたい話ですよ。そら。
松 (笑)
高 僕らはね。演者の人もおってくれるから、
   僕らのねだ、年代の人がおってくれるから、
松 うん。
高 やっぱ、そういうのもありますよ。
松 そうなんですけどね。だからと言ってね、
高 うん。
松 「ロッキー6」はないやろ、言う話でね。
   ちょっとしただけなんですけど。
高 でもまあー、観に行きましょうよ。
松 ええー?
高 「6」。1回ぐらいはね。はい。

松 「古畑任三郎」もですよ。これ。
高 これ、やんねや。イチローが出んの?
松 あ、そうなの?
高 もー、イチロー、なんやろ?イチロー選手、本人役で出演。

松 田村正和もね、これー。
高 うん。
松 いくつやねん、いう話ですから。
高 いや、ほんまや。
松 こんな刑事おれへんからね。
高 あの人刑事やったっけ?
松 うーん。
高 そうか。

高 でもなんか、娘2人つれたみたいな、
   なんかこう、CMやってますやん。
   キッチンでなんか作ったりとかして。
松 あーはーはーはー。
高 えらい若いお父さんみたいな感じで。
松 若いお父さん。
高 実は。
松 やってますけどね。
高 あれ、もう、あーんな歳じゃないでしょ?じ、実際。
松 全く違うでしょうね。
高 もっと上ですもんね。
松 はい(笑)
高 はー、あの人も若いね。
松 いやー、まあね。
高 みんな凄いな。郷さんも、見た?あの50。
松 50ですよ。
高 桑田、先週言うてた、桑田圭祐さんも50ですよ。
   さんまさんも50?紳助さんも50?
松 そんなもんですかね。
高 みんーな、50はすごいねー。
松 どかないんですもん。
高 のかないですよ。
松 こないだ「HEYHEY」に、館ひろし来ましたけど、
高 あの人も、すごいねー。
松 あんなおっさんいないですよ。
高 いないです。顔、ちっちゃいでしょー?
松 はい。
高 足長いでしょー?
松 はいはい。
高 ♪泣〜かないで〜〜
松 泣けへん、言うのや。
高 ははは。ねえ。

松 いや、あんーなんが、上、つっかえてますからね。
高 そらそうです。そらそうです。
松 そら若い奴、たまらんわ。
高 あれでまた、「あぶ刑事」やりますからね。
松 (笑)
高 ねえ。

其の弐 『 朝勃ちって ・ 今と昔の性欲 』 

高 なんかあったかしら?
松 そうですね。
高 うん。ねえ。なんかあったっけなー?
松 えーー、もう、野球の話とかあれですもんね。
   ずれずれですもんね。
高 うーん。野球とか、僕、あんまり興味ない、
   元々興味ないんでねー。
松 うん。
高 どうのこうの言われても、ねえ。
松 うーん。
高 阪神が優勝したからっつっても、
   別にそんなにもね。ないんですけども。

高 あのね、
松 うん。
高 ちょっと面白かったのが、また会議の話になりますけど。
松 うん。
高 「ガキ」の時に、
松 うん。
高 あの、ば、罰ゲームあったじゃないですか。
松 うん。
高 大分前に。
松 うん。
高 で、もうみんな寝てないでしょ?前日から行ってて。
松 うん。
高 で、寝てなくて、でー、塩野とかも。
   塩野って、あの、女みたいな奴おったでしょ?
松 うんうん。
高 作家の塩野ね。
松 うん。
高 寝てない、
松 お、おかまみたいな。
高 おかまみたいな。
松 おかまちゃんみたいな作家やろ?
高 おかまみたいな作家おるやろ?
松 うん。

高 みんな寝てなくて、
松 うん。
高 で、一日目〜〜〜、撮ってて、
松 うん。
高 でーー、明日本番ですよー言うて。
松 うん。
高 撮ってて、スタンバイしてて、
   「明日本番ですよー」言う時に、
松 うん。
高 まあ、みんなスタッフ、ごろ寝なんですよ。
   わーーっと。
松 うん。
高 みんな、寝るとこあれへんから、
   もう技術さんずっと寝てないねん。
   で、制作だけちょっと仮眠してんねん。
松 はーー、すごいな。

高 寝るとこないから、各々、こー、探して寝んねんな。
松 うん。
高 で、塩野もどっか寝とったのよ。で、暑いから、
松 暑かったね、あの日。
高 うん。で、もうズボン脱いで、
松 うん。
高 もうズボンだけで、わーっといって、
松 うん。
高 たまたま、大友が、
松 うん。
高 朝っぱらから、ふわーー、
   「どっか、ちょっと仮眠したいなー。」と思って、
松 うん。
高 ふわっと見たら、塩野がおって。
松 うん。
高 チンチン、ぼーん!勃ってて。
松・高 ははは。
高 「もう、塩野がそんなんやったら、あかんて!」言いながら。
松 ははは。
高 ものっすごい、朝勃ちやってんて。
   もうそらね、「見たいかんもん見た」言うてね(笑)
松 それはあかん。
高 それは、塩野のそんなん見たいかんやろ?
松 それはいかんで。

高 また、塩野が照れんねん。
松 もー。
高 思春期の子みたいな感じで、照れんねん。
松 うわ、もー、怖いー。
高 ははは。
松 気持ち悪いー。
高 俺は、それがおっかしーて(笑)
松 ははは。
高 てれ、照れてる塩野がおっかしーて、
   しゃーないねん。俺、もう(笑)

松 そこまで若くも無いやろ?あいつ。
高 ただ寝てないから。
松 あーそうか。
高 疲れがほら、もう、ピーク来てるから。
松 なるほど、なるほど。

松 神はおかしなものを作ったな。
高 おかしい。
松 作ったと思うし、いや、そのね、
   いや、塩野がじゃないよ。
高 あーあーあー。
松 その、なんでそんな現象が起こんの?
高 朝勃ちでしょ?
松 朝勃ちはさー。
高 なんであんなこと、さされなあかんの?男だけ。
松 たまらんよなー?
高 たまらんよー。今〜でこそ、ね?
   そんなもう、朝、がーん!はないですけど、
松 うーん。
高 もう、中学、高校なんか毎日やろ?
松 そうそう。
高 おかん起こしに来るん、
   どーしてええか分かれへんかったもん。あれー。
松 そうやねん。でも、俺、よー、それでおこ、怒ったのよ。
   「ちゃんと起こせ!」言うて。
高 (笑)
松 「起きひんねやないの!あんたが。」
   「布団めくってでも、起こしたらえーやんけ!」
高 (笑)
松 言うてね。ほな、次の日、布団、
   「明日、ほんまに布団めくるからな!」
   「めくれー!」言うて。

松 「あんた起きやー!」言うて、
高 うん。
松 ばーっめくったら、
高 うん。
松 もー、完全に朝勃ちしてるからねー。
高 いや、そらもうねー、
松 「何してんねん!お前―!」って、
高 ははは。
松 その、照れとねぇ?
高 逆ギレや。逆ギレ(笑)
松 「お前、絶対見たやろ、今。」みたいな。

高 おかん、絶対見るしね、そこ。
松 絶対見ますよ。
高 それは。
松 なんであんなことに、あれ、あのー、昔ね、
高 うん。
松 新幹線で、よう移動してた時期があったやんか。
高 あー、あったあった。
松 20代の頃。
高 あったあったあった。
松 あん時、もー、つらかったやろ?
高 つらかった、つらかった。
松 寝てないし、朝早いし。
高 あーー、もう、
松 新幹線で、寝てたらな。
高 あるある。なるなる。
松 あれ、女の人には分からんでしょうけども。
高 あるある。

松 なんであんなこと、さされ、させられなあかんの?
高 男のね。
松 我々は。
高 辱め、あびなあかんのかね。
松 おかしいわー。だって、笑わそうとしてるもん。
高 笑わそうとしてるよ(笑)
松 笑いもんにさそうとしてるもん。
高 笑いもんにさそうとしてる(笑)
松 (笑)
高 そんなとこ、でかくする必要ないしね。
松 ないもん。

松 おっきなるってどういうことやねん。
   それ、ズボンはいてても、あかんやん。そんなん。
高 あかんよ(笑)
松 分かるやろ、それあかんことぐらい。ボケー。
高 なあ?(笑)
松 なんで、
高 神はなあ。
松 なんであんなことさすんやろ?
高 いや、ほんまやで。

高 若い頃つらかったなー。
松 つらかった。
高 ね。
松 あれとの戦いやったわ。
高 戦いやった。
松 痛い時あったよな。
高 あったあった。あったよ。
松 (笑)
高 あれなんやろ?びっく、あのね、
   しばらくおさまらん時あったで。
松 うん。
高 しばらく。

松 俺なんて、風呂屋やったでしょ?
高 うわ。
松 家、風呂なかったから。
高 うわうわうわ。
松 ほな、風呂行くでしょ?
高 うんうん。
松 そこでも、なんか、なんかしらんけど、
   そんな感じなってまう時、
高 何かが、ぽーんとスイッチ押してまうねんね。
松 何かがぽーんと来た時に、
   なんかそんな感じになってまう時あんねん。
高 出られへんやん。
松 出られへんねん。
高 うん。
松 で、これがまた、もう一個枷があるから。
高 ははは。
松 モーホーかと思われてまうから。
高 ははは。
松 ははは。
高 ほんまや・・ほんまやな!(笑)
松 た、単純に、(笑)
高 うん。
松 単純にピンコ勃ちなってるだけでも、かっこ悪いのに、
高 かっこ悪いのに。
松 「なんや、こいつ。」って思われんのが、
高 「誰見てこんなことなってんねん。」
松 「誰見て、何を見て、今こんなことなっとんねん。」
高 そうや。ほんまや。もう、あかんあかん。
松 なんにも見てへんねんで?
高 うん。
松 富士山見てるだけやで?
高 ははは。
松 それでも、
高 あれなんで?
松 それでも、その若さは、
高 なんであんなことなってるの?
松 富士山でも、あーなってたで。
高 なんで富士山見てて、急にあんなことなんの?(笑)
松 ははは。
高 ほんま、分からんわ。

高 俺、ほんまにもう、ファーストキスとかね、
松 うん。
高 もう、中学生の時とかね、
松 うん。
高 もうチューする前なんか、もうやばいんですよ。
松 ほーほーほー。
高 ぼっ、イメージが先走ってるから。
   「チューするで。チューするで。」
松 あ、俺、それはないなー。
高 え?自分、すごい大人やん。セーブできてるやん。
松 そこはちゃんと、できてたなー。
高 違うねん。なんか、もう、
   ちょっと気持ちが入ってもうてんねん。
松 うーん。

高 だから、もう立ち上がられへんねん。もー。
松 ははは。
高 ずーっと、もう座って喋っとかなしゃーないねん。
松 ははは。
高 キスする、せなあかん時期に、
   「これは明らかにキスせな」
   3,2,1で、キスせなあかんタイミングが、
松 逃してもうてんねや。
高 全然できへんねん(笑)
松 まあ、向こうにしたら、「なんやこいつ?」
高 「なんやこいつ?」
松 「空気読まれへん奴なー。」
高 「なんでけえへんねん?」
松 みたいな。
高 違うねん。立ち上がられへんねん。俺、もう(笑)
松 (笑)
高 恥ずかしかったから。
松 まあ、それももう、古い話やな。
高 古い話です。
松 今はそんなこと全然ないよ。
高 全然ないです。

松 こないだ紳助兄やんにもうたなー。
高 何を?
松 あのねー、えーとね、なんちゅう名前やったかなー?
   チッ、なんやったかなー。
高 もう、それ言わんと、もー。
松 鬼。
高 始まらへんで。
松 鬼。
高 鬼。はいはい。
松 鬼山。
高 鬼山?
松 鬼山、みたいな名前のやつやわ。
高 知らん。
松 こんな、ドリンク剤やねん。
高 はー。
松 「すごいぞ、これ。」言うて。
高 飲んだら、すごいねや。
松 「飲んだら、すごいぞ、これー。」言うて。
高 ほうほうほう。

松 もう、「バイアグラどころの騒ぎやない。」言うて。
高 ほんまかいな、それー。
松 うん。
高 うーん。
松 「飲め、飲め。」言うて。
高 うん。
松 で、飲んだってんけどね。
高 うん。
松 別に、そんなにやったなー。
高 そら、なんにもないやろー。斎藤さんは、あの、あの、
   バイアグラ飲んだら、もう全然違うって言うてたけどね。

高 もうね、痛いぐらいになんねんて。
松 へー。まあ、あれ、体ちっちゃいから余計にやろ。
高 あ、かな?
松 うん。
高 で、斎藤さんは、バイアグラ飲んだら、そらすごいって。
松 はー。
高 「あ、そうなんすか。」で、なんかね、マカ。
松 はい。
高 って、なんかあるんですか?そのマカでも、
松 うん。
高 物凄い、じゅ、どこどこの純度100パーの、
   すっごいいいマカがあんねんて。
松 うん。
高 これ飲んでも、またすごいんやて。

高 これ、飲みつづけてると、
   「高須ちゃん。朝勃ちが始まります。」
松 ははは。
高 「お前、おっさん、何やっとんねん。」ちゅー話(笑)
松 ははは。
高 毎日、毎日、もー、50にもなってるおっさんがー(笑)
松 (笑)
高 何を考えて、一日一日しとんねん、と思ってね(笑)
松 (笑)

高 いつからですか?これ、よう話しますけど。
松 何がですか?
高 そういうのが、なくなってきたのは。
松 えーー、
高 朝勃ちが、もー、「あれ?とんとなくなったねー。」みたいな。
松 ・・。
高 たまにありますけどね。
松 うん。たまにあるね。

松 毎日ってことは、もうないよね。
高 二十歳代に終わってた?
松 ・・うん。二十歳代に終わってるかも。
高 そうね。
松 それは。うん。それは二十歳代に終わってるね。
高 終わってるね。
松 あと、ほいでもー、性欲っていうか、
高 僕、明確にあるんですよ。
松 35やろ?
高 35。俺、5から6。
松 その辺やな。
高 もー、めい、
松 もう5でええやん。それやったら。
高 違うねん。俺、6やもん。俺、「明確にある」って、
松 「5から6」言うた、
高 違う。「明確にある」言うたもんやから、頭で、出だしが。

高 これでもね、大崎さんがね、
松 うん。
高 吉本の大崎さんが、
松 うん。
高 「高須、」36の大崎さんが、
松 うん。
高 「高須、36」
松 その時36やったん?
高 大崎さんがね。
松 うん。
高 「高須、36になったら、もー、」
松 その時、俺らいくつ?
高 分かれへん。いくつぐらいか、忘れたけど。
松 29とか、8とかちゃう?
高 うん。かな。
   「高須、36なったら、もー、びっくりするぞ。
   その歳をさかいにくるぞ。36やぞ。」言うから、
松 はー。
高 「ほんまですか?」言うたら、
   俺は、ほんーーまに36やった。
松 まあ、でも、俺尾そんなもんやった。
高 なあ?あれ、びっくりするな。
松 うん。

松 少なくとも、闇雲にセックスしたいっていうのは、もう無いな。
高 全然無い。あの、1回セックス、
   その日1回セックスしたかったら、
松 うん。
高 もうなんか、精子が出て行くまで、
松 うん。
高 ムラムラして止まれへんっていうのあったやんか。昔。
松 うんうんうん。
高 もう帰られへん、このままじゃ。
松 うんうんうん。
高 そんなんが、まあ、10代とか20代とか、
松 うんうんうん。
高 30の頭とか、そうやったけど、
松 うんうん。
高 これ、きれーーに無くなるでしょ?
松 無くなる。
高 もう、なんとも別に、「あーあー、」
松 あの、喋ってて、「こいつとしたい」
   っていうことはあるかも分からんけど、
高 うんうんうん。
松 闇雲に、
高 あ、全然。
松 セックスという行為をしたいって、
   ターゲットもなく思うことって、もうほとんどないやろ?
高 全然無い。全然ないです。
松 ジュニアとかと喋ってたら、普通にあるもんな。
高 まだ若いから。
松 「あーーセックスしたいなー。」って言うもんな。
高 あ、もう全然ないな。
松 「え?誰と?」って言うと、「いや、別に誰とじゃなくて、」
高 あ、ないない。ないない。
松 「したい」っていうのは、これやっぱ若さやな。
高 若さやな。

高 若い頃は、もー、ロックオンしてても、
   ロックオンして逃げられても、
   その日寝られへんかったもん。
松 いや、もー、ロックオンがいっぱいおったのよ。
高 どこにでもね。

松 よう自爆したもんな。だから。
高 ほいで、あの頃の方が、そのー、なんやー、
   マスターベーションをした後は、
松 うん。
高 もう、自己嫌悪。もー、ものすごいねん、
   「俺なんやったん?今日。」と思ってまうねん。
松 ははは。
高 「俺は何?なんやねん、俺。」
松 ははは。
高 「俺は、なんのために生きてんねやろ?」まで考えてまうねん。
   それが20、
松 そこまで・・(笑)
高 いや、俺は、
松 そこまで落ち込まんでええがな(笑)
高 いや、あった。俺、20代の時に、
松 あーそう(笑)
高 「俺なんやったんや、今日の3時まで飲み歩いて。」
松 ははは。

松 そんなんマシな方や。
高 うん。
松 もう、外明るいのに、
   渋谷うろうろしてたみたいなんあるもん。
高 ははは。あ、そうですか(笑)
松 「あれ、なんやったんや?」
高 「なんやったんや?」っていう。
松 「それやったら、11時の時の、」
高 うん。
松 「55点ぐらいやったけど、」
高 うん。
松 「あれでよかったんやんけ。」って、何っっ回もあるよ。
高 ね。
松 うん。
高 なんやったんすか、あれ。

高 不思議やなー。
松 良かったんですか?それは。
高 今、となればですか?
松 はい。
高 良かったんじゃないですか?
   その当時はしょうがないでしょ。
松 いや、じゃなくて、こうなって。
高 僕は良かったと思いますけどね。
松 あのー、ちょっと寂しさもあるやろ?
高 ありますね。でも、い、色んな時間を使える、
   使えるようなったわ。
松 うん。
高 あのー、ツレとゆっくり話してて、
松 うん。
高 もう、ほんーま、もー、
松 そうやな。
高 うん。

高 それで、じっくり色んなこと話してる方が楽しいもん。
松 うわーー。ほんまそうやねん。
高 なんやったら、俺、うちに来てもらって、
   うちで飲んでる方がもっと楽しいねん。俺。
松 いや、ほんまそうやねん。
高 ゆっくりとね。
松 うーん。
高 もう、そんなんやろ?
松 そんなんやねん。
高 ねえ。
松 それがいいんかどうか、分からへんけどね。
高 いや、ええんですよ。年相応になってきたんですよ。
松 うん。
高 だから、僕、先週も言いましたけど、それで、
松 うん。
高 なおかつ、地方の行ったこと無いような街行って、
松 じ、
高 寺行って、
松 神社行って。
高 神社行って。
松 うわー。

松 もうええんや。
高 ええんです。
松 もうそっちは、もうええねんな。
高 そっちはええんです。
松 うわーー、もう、完全に、
   俺はそこまで言い切られへんとこあるわ。
高 いや、そんなことがしたい、ということですよ。
松 ほー。

高 そう言いながら、
松 うん。
高 ノーブラの女の子が、
松 うん。
高 ぱっと横、横切っていったら、
松 うんうんうんうん。
高 「あれ?ノーブラやん。」
松 どないやねんっっ!!
高 ははは。いや、でもそらね、
松 (笑)
高 いまだに、ノーブラは思いますよ。
松 ははは。
高 そのね、はめにくんのやめてくれる?(笑)
松 だって、なんやったんや!
   じゃあ、この間の、この時間(笑)
高 いや、そうなんですよ。ただ、僕は言うてませんやんか。
松 (笑)
高 今日は僕の性癖を喋りますよ。
松 (笑)
高 何―な?(笑)
松 おもろいなぁ(笑)
高 いや、違いますやんか。
   僕は言うてんのは、松本さん聞いてくださいよ。
松 どっちへ行きたいのよ、もー。

松 どっち?
高 五木寛之の方なんですよ。だから。
松 その五木寛之、
高 五木寛之が、休みの日に、
松 五木寛之が性欲が無いとも思われへんしね。
高 休日でも、寺ばっかり行っとるんですよ。
   五木寛之は。
松 でも、まあ、それをしながらもセックスはできるからね。
高 いや、そうやけど、
松 セックスなんて、10分あったら、
   やろう思たらできるからね。
高 まあまあ、ええがな。

高 そっち行きたいんですけど、僕はね、ひとつだけ、
松 うん。
高 僕にひとつその芽があるのは、若い芽があるのは、
松 うん(笑)
高 何かな?と思いますと、
松 うん。
高 やっぱりね、胸だけは、
松 うん。
高 別物なんです。
松 はー。
高 なんかね、
松 あ、
高 「はっ。」
松 これはね、そうらしいですよ。
高 はた、と胸だけは、「あっ。」と目ぇ行ってまう時あんねん。
松 それはそうらしいですよ。だって、あのー、ジジイなって、
高 うん。
松 なんぼそっちが、完全に不能になっても、
高 うん。
松 乳だけは、触っときたいらしいですよ。
高 あれなんですか?やっぱり、子供の頃の、
松 (笑)
高 なんやあるんですか?
松 気持ちが悪いですけどねー。
高 まあ、ジジイがそうなったら、気持ち悪いんですけど。

松 なんーやろなー?
高 なんーやろねー?
松 何ってことないんやけどなー。

松 そこは多分、一生ムリなんでしょうね。
高 それは目ぇいってますもん。僕。
松 うん。それはもう、一生その呪縛からは、
高 とれないです。
松 とれないですね。
高 はーー。そうですか。
松 もう乳にはさまれたまんまでしょ。
高 幸せやね、ある意味。
松 まあ、ある意味幸せですけどね。
高 うちの親父なんか、もうなんとも思えへんねやろか。
松 いや、思うよ。そんなもん。もっと思てるよ。
高 気持ち悪いこと言いな(笑)
松 ど変態。ど変態果物屋やのに。そんなもん。
高 ・・・。でもねー、それはないと思うねんな。
   うちの親父に限って。
松 なんで?
高 そんーなに、ど変態ではないと思うねん。
松 マジで?
高 自分とこのおかんは、ど変態やったと思うねん。
松 うちんとこね、親父はど変態やった。
高 え?おかずじゃなくて?
松 うん。「おかず」?
高 お母さんじゃなくて?
松 ははは。うん。

松 うちの親父は、ど変態らしいよ。
高 S?
松 もー、どSらしいで。
高 うわーー、気持ちわる。
松 もー、俺、もー、
高 あかん。この話いやや。
松 いまだに思い出して、腹立つ、どついたろかなって、
   うちのおかんどついたろかなって、
   いまだに思い出して、
高 なんか言うた。
松 腹立つねんけど。
高 なんか言うてたな。
松 小学校の、
高 うん。
松 5,6年ぐらいの時に、俺、言われたの、
高 うん。
松 いまだに覚えてんねん。
高 何言うた?
松 「人志、あれ、あれやで。お父さんはな、」
高 うん。
松 「ものっすごい噛むんやでー。」って、
高 (笑)
松 俺、言われたことあんねん(笑)
高 気持ち悪い。何ぬかしとんねん。
松 (笑)
高 もー、気持ち悪い。ちょっとM入ってんちゃうん?
松 おぞましいやろ?
高 もー、なんで、
松 おどろおどろしいやろ?
高 なんで子供に言うてんの?
松 ほんでね、
高 なんでそんなことを、
松 もう、意味が分かれへんわけよ。
高 もー、2つ一緒になって気持ち悪いわ。それ。
松・高 ははは。

松 それなら、もう、
   もう「つるの恩返し」の話をしてくれ、言うねん。
高 ははは。ほんまや(笑)
松 何回も聞いたことあるような話でもええわ。
高 話でええわ、もうほんま。オチ分かっててもええわ。
松 オチ分かっててもええ(笑)
高 「3匹のこぶた」でええわ。
松・高 ははは。
松 せやねん。それならな、
高 うん。うんうん。
松 俺も、大きなった時に、
高 そう。うん。
松 それを頭においてね、行動するやんか。
高 うん。そらええよ。

松 いろいろあるやんか。教えが。
高 あるよ。ある。
松 約束は守ろう、とか。
高 あるある。
松 友情を大切にしよう、とか。
高 うん。あるある。
松 お父さんが物凄い噛んでくることを聞かされた俺は、
高 ははは。
松 何をすればいいねや、明日から(笑)
高 何を思って、何を信じて生きて、
   生きていけば、ええのか(笑)
松 ははは。
   「あんたはだから、大きなったら噛みなや。」か?
   そんな言い方でもなかったな。
高 そんなことない、そんなことない。
松 むしろ、「ええでー」みたいな感じにも。
高 「女は喜ぶんやで」
松 ははは!
高 ははは。どういうことを教えたかったんや(笑)
松 死ね!ババア(笑)
高 ははは。いや、もうね、ほんまね、
   それは子供に言わんといて(笑)

高 俺が中学ぐらいの時に、中1か。
松 うん。
高 中学、中1ぐらいの時に、
松 うん。
高 ちょーど、もう、おかんがうっとーしくてしゃーない時に、
松 うん。
高 こー、うち、ほら、風呂と、キッチンとあのー、
   ダイニングが、もう一緒やってん。
松 うん。
高 風呂のすぐ横がな。
松 うん。
高 で、もう夏場で、
松 うん。
高 クーラーきかしてるから、
松 うん。
高 もう、お、お、親父と俺がクーラーきかしてるから、
   テレビ観てんねんな。
松 うん。
高 で、おかんが「暑いわー。」言うて、
松 うん。
高 素っ裸で出てくんねんな。
   「何してんねんっ!!」って俺、もう、
松 パンツもはいてないんや。
高 あ、パンツは、はいてたかな。
松 えーー?
高 ごめん、パンツははいてた。でも、乳丸出しやねん。
松 うーん。

松 うちのおかんも、ようやってたよ。
高 ほいで、
松 うん。
高 「何してんねん!ちょ、もう何してんねん!」
   って、怒るやろ?
松 うん。うん。
高 で、もう、親父に「何してんの?これ。」って、
   親父に言うたんや。
松 うん。親父にふるな。
高 で、親父は、「みちこ、お前、もう、おい、おい。」って、
松 ははは。
高 おや、親父はちょっと、
   男の俺の気持ち分かんねん(笑)
松 (笑)
高 親父はな。
松 いやいや、あれわざとやって。
高 そしたら、うちのおかん、何言うたと思う?
松 え?
高 「この子にも、なんか女の体、
   見しとかなあかんからなー。」みたいなこと言いよんねんで?
松 うーー(笑)
高 「俺、お前の体なんか見た無いわ!ボケ!」と思って(笑)

高 あれなんなん?
松 やっぱり、息子といえども、若い男やねん。
高 なんなん?あれ。
松 で、この若い男は、
高 うん。
松 自分の体を見てどういう反応をするか、
   もっかい最後のチャンスをかけてみたんや。
高 何をかけとんねや。
松 ははは。
高 どないなりたいねん。そんなもん。おかしいがな。
松 大勝負をうってきとんねん。
高 なんの大勝負やねん(笑)
松 ははは。
高 どこをどうひっくり返したいねん、あいつ(笑)

松 うちのおかんもやってたよ。
高 やってた。
松 自分とこ、まだ風呂あったやろ?
高 風呂あった。
松 風呂あったから、流れとしては、
高 うん。
松 ストーリー的には、
高 ははは。
松 おかしないがな。
高 うん。
松 風呂もないのに、やってたもん。うちのおかん。
高 ははは!
松 「ってことは、お前はなんで脱いだんや?」言う話(笑)
高 何?何?目的は何よ?(笑)
松 ボボ・ブラジルみたいなってたで。ほんま。
高 ははは。
松 普通に(笑)
高 こーーわーー(笑)
松 ははは。

松 自分がその、「もうやめろ!」
高 うん。
松 「やめろ!」って、言えば言うほど、
高 うん。
松 「興奮しとるなーー。」
   「こいつ興奮しとるなー。」って思ってるやろな(笑)
高 絶対無いわ。
松 まあ、ある種興奮してるやんか。
高 いや、違う意味でですよ?
松 違う意味でですよ?
   でも、そこの興奮とこの興奮を一緒にしてんねん。
高 履き違えとるやん。
松 履き違えとんねん。でも、それで、あの、
   彼女の自信になってたんですよ。
高 なんや、それ。
松 「まだいける。」と。

高 あの辺の女が、一番怖いね。
松 怖い。
高 中学でしょ?
松 うん。
高 俺が10いくつで、13ぐらいでしょ?
松 うん。
高 おかんていくつぐらいや?40?
松 うーん。
高 40、
松 そんなんか。

高 だから、40なんぼぐらいの、
   僕らぐらいの女が一番怖いんですよ。
松 40前半。
高 そうですよー。俺らと同級生ぐらいや。
   あん時おかんみたいな感じやったんや。
松 いやーー、
高 もうそらもー、びっくりしたもん。
松 うーん。
高 「外人かな。」思たもん。あの、その、オープンな。
松 いやー、ほんまにな。
高 和田修一のとこはおかしやろ?
松 みんなでエロビデオ観るんやで?
高 そうやで?
松 家族で。
高 そうやで。
松 もー、絶対違うねん。教育方法は。
高 違うやろ。
松 間違ってんねん。
高 ほいで、今なお、
松 うん。
高 「今なお」って、まあ、3年4年前に聞いた話やけど、
松 うん。
高 階段のとこにボックスみたいなんがあって、
松 うん。
高 そこに誰が観てもええようなエロビデオが、
   置いてあんねんで?
松 あー。

松 それはおかしい。
高 そんなね、エロビデオが(笑)
松 (笑)
高 家族の、
松 そんなの、なんにもオープンじゃないわ。

松 これはほんとにー、あのー、オープンとみせかけた、
高 うん。これは違うね。
松 これはねー、
高 なんて、
松 とり、トリックやね。もうこれはね。
高 トリックですか。
松 ひとつのね。
高 おー。
松 全然オープンじゃないよ、実は。
高 これ、なんですかねー?
松 なんでしょうねー?
高 ただもう、親父と修一は、一緒にエロビデオ観れる、
   観れる言うてたからね。
松 いや、
高 俺は絶対観られへんからね。
松 うーん。で、その観れることが、
   決していいことではないからね。
高 せやねん。
松 別に、親父と観たないし。
高 観たないし。で、親父はそういう人物じゃないし。
   俺らにとって。
松 うーん。不思議やな。
高 不思議ですよ。だからね、
松 それは、間違ってますよ。
高 そういう教育するとこもあるんやね。
松 うん。
高 うちなんか、そういうのなかったから。
松 特に俺は、そういうオープンなんが嫌いなんですよ。
高 なるほど。そらそうですよ。

松 さっきの乳の話でも、
   乳のデカイのを売りにするみたいなんが、
   いやなんですよ。
高 ほうほうほう。
松 もう、なんか、胸、ざっくり開いてる女とかが、
   もう、実は、見る、見るよ。
高 見てまうけど。
松 見るけど、こ、こいつに対して、
   あんまり魅力は感じないですよ。
高 なるほどー。
松 やっぱ、そういうのは、
高 隠してね。
松 隠すもんですから。
高 なんかこー、恥ずかしいと思ってるとこに、
   エロチズムを感じる。
松 もー、それをもー、オープンは、ほんっとだめですよ。
高 分かりますわー。

高 こないだのー、特番(「リンカーンSP」)の写真見たけど、
   自分とこのおばあちゃん、すごいな。
   「おばあちゃん」言うてもうた(笑)
松 完全に「おばあちゃん」言うたよな。
高 (笑)
松 まあ、おばあちゃん・・(笑)
高 自分とこのおばちゃん。
松 あー。
高 えらいもんやな、あれ。
松 えらいもんて、どういうことよ?
高 モデルやってたみたいな感じ。全部、見た?足元。
   モデル立ちやで?
松 あーー。
高 あの時代で。
松 あれ、あのー、あの時代では、わりと身長もあるしな。
高 びっくりするわ。
松 そうやねんな。
高 なんかやってたんかな?あの人。
松 知らん。でも、もー、
   俺、初めて色んなこと知らされたから、もー、
高 あれ、
松 気持ち悪かったわー。
高 あれ驚いたな。
松 スカーフとか、前の男に買うてもうたとか。
高 そうや。
松 どんなんやねん(笑)
高 色んなとこ旅してんねんで。結婚する前に。
   旅行行ってるで。色んな人と。
松 (笑)

高 俺思ったけど、あ、
   ファッションセンスもちょっと良かったよ。
松 うーん。
高 あの、当時の感じでも。
松 ふーーん。
高 ねえ。
松 なんなんでしょうね。
高 なんなんでしょうね。なんかそういうの、
   おばちゃんあったんかな?なんかその、ちょっとファッションに、
松 そんな話、聞いたこと無いからな。
   で、元々ほら、津、津でしょ?
高 うん。
松 津の、おかんと、
高 うん。
松 尼崎の親父が、親父大阪やったかな?まあ忘れたけど、
高 うん。
松 なんで出会ったのかも、考えたら聞いたこと無いねん。
高 マジで?
松 うん。
高 それ聞いときやー。
松 やっぱり?
高 うん。なんかそれは、
   やっぱり聞いといた方がええ気がするね。
松 うーん。
高 うちは、もう、紹介みたいな、見合いみたいな、
   紹介みたいな感じや言うてた。
松 なんやそれ?
高 ざんないやろ?それ。
松 コンパやんか。それ。
高 いや、そんなん違うよ。知り合いを通して(笑)
松 その日にやっとんねや。
高 やってへんよ。何も。うちのおかん、そんなんちゃうよ。
松 (笑)

其の参 『 コンパで面白い遊び ・ 続もっと認められるべき人 』

松 コンパで思い出したけどさ、あのー、
   こないだ名古屋で、そんなんやってた時に、
高 うん。
松 ちょっと面白かったのが、
高 うん。
松 好きな芸能人をね、
高 うん。
松 3人言えって言うねや。
高 はいはいはいはい。
松 女の子にね。
高 はいはいはいはい。
松 ただ、あのーー、1人め、2人め、
高 うん。
松 3人言うんやけど、3番めに、
   メガネの芸能人を1人入れて、4番目に、
高 ややこしーな、もー。
松 3番目に好きな奴を言えって言うわけよ。
高 うん。なるほど、なるほどね。
松 これ、ちょっとおもろいねん。
高 あー。
松 ほんなら、「妻夫木、」え、
   もー、ごちょごちょ色んなこと言うな、と。
   もう名前だけ、羅列でええから。
高 うん。
松 「はい、君から。」言うたらね、例えば、「妻夫木、」
高 うん。
松 「江口、」
高 うん。
松 「笑瓶、」
高 ははは。
松 「押尾。」みたいなこと言いよるわけよ。
高 なるほど、なるほど。なるほどな(笑)
松 「ええっ?!」って思うよな。
高 なんかちょっと面白いな(笑)
松 ははは。
高 「笑瓶」が面白いのかな(笑)

高 また、女の子に言わしてる感じが面白いな。
松 ちょっとおもろいねん。それがー。
高 はー。でも、笑瓶さんを2回使ったらあかんねやろ?次の子は。
松 それは、あ、
高 できるだけ、
松 でも、3番目に笑瓶が好きやったら、
   「笑瓶、笑瓶」になるけどね。
高 あー、それはやっぱそうなるんや。
松 うん。で、「2番目に好きなラーメンの味入れろ」、
   とかいうのもね。
高 うん。
松 「押尾、塩、」とか言う奴もおるわけよ。
高 あー、それはそれで。
松 これ、ちょっとおもろいねん。

高 言葉って、不思議なもんやね。
松 あーはー。
高 だからあの、フリとかね、
松 うん。
高 フリ、オチっていうのは、大切やなーって思うんですよ。
松 ほーほーほー。
高 ほんまに。あのー、
   これまた罰ゲームの話になってしまいますけども。
松 えーえー。
高 あれやっぱ、フリっているやんか。
松 うん。
高 あの、笑い、
松 『ガキ』の罰?
高 罰のやつでも、なんとなく、ふわーっと、
   「あ、来るな」っていう、ちょっとしたフリっているやんか。
松 うん。

高 これ、難しいでしょ?
松 うん。
高 で、向こうも、
松 ちょっと、人それぞれ好みがあるからね。
高 あるから。で、その角度、み、
   見える角度とか、色々あるやろ?
松 うん。
高 非常に難しいな。あーいうのって。
松 難しい。
高 で、1回会議でもめたことがあって。
松 うん。
高 もめたというか、劇団ひとりおるでしょ?
松 うん。
高 劇団ひとりのネタで、
松 うん。
高 あのーーえっとーー、栃木なまりの学生の、
松 あー。
高 感じの、栃木なまりの奴のキャラになるやつがあんねんな。
松 うん。
高 それで、不良で、
松 うん。
高 なんか不良の奴がケンカしてる、
   っていうのがあがってきたんやけど、
松 うん。
高 「いや、それはきついなー。」つって。
松 うん。
高 「それは、向こうがやる気まんまんやん。」言うて、
   その、要はその、
松 はいはいはいはい。
高 あの、それは笑われへん。
松 あの、『ガキ』のあれにおいてはね。
高 あれ、「絶対あかんあかんあかん。そらもー、」
松 うん。
高 「ネタ見せられても、」
松 うん。
高 「ネタやん、って思った瞬間に引くでー。」ってなって、
松 うん。
高 まあ、結局「どうしようかー。」言うて、
松 うん。
高 受身のフリして、でも、物凄いことなってる方が、
松 いや、あれ難しいねん。
高 難しいねん。

高 ほいで、まあ、結局、
   「1人で怒られてんのも、もうそれ、あの、
    劇団ひとりに目ぇいきすぎるから、
    やっぱフリがいるなー。」言うて、
松 うん。
高 あれ、け、まあ、結局、
   色々まわってああなっていったんやけど、
松 うん。
高 まあ、あれが正解かどうかは、
   まあ、分かれへんけど。
松 うーーん。
高 劇団ひとりが、ひとりでやって、
   ややこしいな、劇団ひとりの「ひとり」が、もーー。
松 もうね、あいつ名前変えた方がええねん。
高 ほんま、もー、前もその話になったけどな。
松 もーあの、ほんーまね、いっつもねー、
   「ひとりはどうしてんの?」みたいな感じになんねん。
   「もうなんやねん。」ってなるから、
   あれ、あれあかんな。
高 うん。劇団は、だから、その時にもう、1人で、
松 「劇団は、」でいってんのかいな?
高 うん。
松 でも、「劇団」もでも、「劇団」として、ちゃんと、
高 あー。
松 確立された言葉やからなあ。
高 ややこしーなー、もうどーしたらええねん。
松 そうやねん。あ、あれ知ってる?
   それで思い出したわ。あのー、
高 うん。
松 あのー、たけしさんもほら、弟子に色んな名前つけて。
高 つけてる、つけてる。
松 あさぶさキッドの、あのー、あの、たま、
高 「あさぶたキッド」?
松 (笑)
高 うん。

松 玉袋筋太郎って。
高 うんうん。
松 もう、最近、「たまちゃん」言うことにされてるな。
高 「たまちゃん」なってる(笑)
松・ははは。知らんうちに、もうやめたん?もうやめたの?
高 いやいや、そういう一応、
   愛称は「たまちゃん」やから、「たまちゃん」なってんの。
松 あーそう。
高 うん。

高 「玉袋」言うのも、またあれやし、「筋太郎」言うのも・・。
松 ははは。
高 「たまちゃん、たまちゃん」になってんちゃう?
   博士は、「博士」やからな。
松 博士は博士や。
高 うん。
松 「あ、あ、そうか、もう“たまちゃん”なってんねや。」って、
   こないだなんか観て思ったわ。
高 ははは。
松 NHKは、絶対ムリやからね。
高 そうやねんね。
松 (笑)
高 浅草キッドも、俺は好きやねんけどなー。独特なラインで、
松 でも、ちょうどええとこで、長生きするんちゃう?
高 いや、そうやねん。
   あれ、みんな博士を、もうちょっとね、
松 うん。
高 博士を評価してあげて欲しいって思うことあんねん。
   意外とゴールデンとか出ぇへんかったりとか、
松 うんふんふん。
高 色んなとこ出ぇへん。
松 うん。
高 深夜しかやってないねんな(笑)
松 まあ、そうやな。
高 でも、一生懸命やんねん。ほんーま一生懸命やんねん。
松 浜田なんかよりも。
高 浜田なんかよりも。
松・高 ははは。
松 うん。

松 そうやな。
高 うん。
松 達者やもんな。
高 達者やねん。
松 うん。
高 もー、
松 全然話変わってもうてるやんか。自分。
高 いや、たまちゃんから、ぽこっと横におる、博士いってもうた。
松 ははは。
高 でも、博士、ほんまなー、もっと評価が。
松 でも、ひとりの話はええんかいな。
高 もうええわ、ひとりの話は、ややこしいから。
松 あ、そう(笑)

高 先週も話したけど、評価が低い人、もっとこれ評価、チッ、
松 そんなんやったら、俺かて、そうやって。
高 自分、評価もうええやんけ。なんや、
松 出たよ。
高 なんぼほど欲しいの?
松 出たよ。
高 ええやんか。もうええやんか。
松 全然ええことないやんか。
高 ええやんか。
松 ものっすご頑張ってたやん。
高 出た。
松 父やん。
高 (笑)
松 完全に。
高 (笑)芸人の父かいな。
松 あのね、ほんとにね、
高 うん。
松 あのー、俺の評価は低いで?
高 別に、いや、評価低ないよー。

松 経済効果。俺が招いた。
高 うん。
松 俺の、俺が災いで。誰が災いやねん!(笑)
高 ははは。言うてる、俺、なんにも言うてへん。
   自分で言うてるだけや。
松 俺のおかげで。
高 うん。俺のおかげでなんやねん。
松 俺のおかげで得た経済効果。
高 うん。だから、それもう言うてるやん。
松 ははは。
高 なんやねん?はよ、はよ言うてーよ。その次を(笑)
松 吉本における、俺のおることによる。
高 所詮、吉本におけるだけでしょ?
松 あのな、吉本が、これ、もうこれ、
   放射線状に出ていっとるがな。
   その、この、テレビ番組欄なんか見るでしょ?
高 うんうん。
松 吉本すっごいやろ?
高 すごいですよ。
松 めちゃめちゃかぶりたおしてるやん。吉本のタレントが。
高 そうですよ。
松 っていうか、ゴールデン、ぱって見たって、
高 そうですよ?
松 吉本のタレントばっかりやん。
高 そうです。
松 絶対吉本のタレントからんでるやん。
   それこそ、ドラマ観たって。
高 いや、そうですね。
松 すーごいでしょ?
高 そらだから、みんなが頑張ったからでしょ。
松 それは、
高 うん。
松 みんなが頑張ったっていうよりも、
高 うん。
松 吉本興業が、東京で、
高 うん。
松 根をおろせたのは、
高 うん。
松 これね、はっきり言うわ。・・俺のおかげやから。
高 はは。えらいこと言うた(笑)
松 完璧に!
高 ちょっと待ってください。

高 あなたも、そら勿論、
松 うん。
高 その1人ですよ。
松 ・・うん。
高 ただ、
松 うん。
高 やっぱり、さんまさんもいはったし、
松 まあ、そうなんですよ。
高 でしょ?
松 もう、そんなこと言われたら、
   俺かて、ごっつ言いにくなるやん。
高 だから、えらいこと言う、
松 ただ、
高 えらいこと言うな、思て。
   さんまさん関係ないねんな、と思って。
松 ははは。ただ、
高 うん。いや、ええやんか、さんまさん、関係ないんやね?
松 ・・あの人たちがやったことは、
高 うん。
松 あの、どんっと、
高 うん。うん?
松 なんつーのかな?
高 分かりづらい。そこ、なんかうまいこと言うて。

松 丸太を
高 うんうん。
松 土の上に、
高 うんうん。
松 どんっと、置いたのよね。
   「おー、すごいデカイ丸太置いた。
    誰や?ここにこんなデカイ丸太置いたん?」なんですよ。
   でも、僕がやったのは、そこに根を生やしたんですよね。
高 はあ?
松 ・・わかりにくいなー。
高 わかりづらー(笑)
松 丸太は、根を生やせへんからね。
高 なんでやの?それ。
松 だから、奇奇怪怪やねや。俺のやったことは。
高 ははは。
松 ははは。ミラクルを起こしたってことやんか。
高 あ、そういうことかいな(笑)
松 生えへんと言われた丸太に、
高 なるほど、じわーーっと(笑)

高 いや、松本さん。ありますって。
   そら勿論、あなたの評価、
   もうみんなちゃんと分かってますって。
松 ほんとですかねー?
高 そら分かってますよ。みなさん。
松 もー、ほんとに、頼みますよ。
高 いや、そら分かってますよ。
松 こないだも、なんや言うてたんや。
   結構ようみんな、若い奴使うやろ?ツッコミでも。
   「それ、おめえのさじ加減じゃねーか!」って。
   よう言うでしょ。
高 「さじ加減」。
松 「お前のさじ加減だろ、それ。」って、
高 うん。
松 ようみんな使うねんけど、
高 うん。
松 もう、完全に、これ、俺やもんね。
高 さー、それは分かれへん。
松 これはね、ものっすごくいい言葉なんですよ。
   コンパクトに、この状況を表すのに、
   物凄い的確なツッコミなんですよ。

松 これに代わる言葉って、実はないぐらい、
   もうベストな言葉なんですよね。
高 「おまえのさじ加減」に代わる言葉がない?
松 ないんですよ。こんだけの短い間で、
高 うん。
松 ツッコミとして、ズバッと。
高 へー。
松 いい、もう言いたいことが、全部言えてるんですよ。
   こん中に。もう凝縮されてんねん。コンソメやねん!
高 ・・。
松 ツッコミのコンソメやねん!
高 ははは。あーそうですか。
松 こんなんをね、みんな、もう当たり前みたいにね、
高 でも、
松 うん。
高 そらもう、しょうがないじゃないですか。
   言葉なんですから。
松 いやーー、ありますよ。そんなん。
   ほんとに。いっぱい。
高 たとえば?
松 もー、めちゃめちゃありますよ。
   こないだもそんなん言うてたんですよ。
高 うん。あのね、
松 ええ。
高 「ありかなしか言うたら、
   それはなしやね。」とかって言い方は、
   あなたがよう言うてましたね。
松 あー。

高 別にそれが、どうのこうのはないけど、
松 うん。
高 そこ、
松 ないんかいな。そこがどうのこうの。
高 うん。それはそうやねん。ないんやけど、
   「そんなことよう言うてたなー。」いう思い出やんか。
松 (笑)
   いや、ほんとにねー、もっともっと、
高 そんなんね、自分で言わんでも、いいんですよ。
   誰かがいずれ言うてくれるから。も〜。
松 でも、あの、いや、世間は別に言わんでいいんですけど、
高 プロかいな?
松 吉本は、やっぱもうちょっと、俺に、俺、
高 言うとるがな、吉本も、もーー。
松 言うてないよ。言うてないよ、もー。
高 色々してくれてるやんか。
松 もー、全然やでー。
高 ほんまに?
松 ほんまに。
高 いや、優遇されてますよ。ダウンタウンて。
松 どういうふうにさ?
高 いや、色んなこと優遇されてるよ。
松 どこがさ?例えばどこがさ?
高 ダウンタウンって、別物、別格になってるがな。
   嫌な仕事、まわってけえへんやろ?
松 そんなことないよ。
高 まわってくる?なんや、もー、地方のロケ行って、
松 うん。
高 2,3日帰ってけえへん、みたいなんやる?
松 そんなんやりたいわ。俺は。逆に。
高 あらっ。
松 ははは。「田舎に泊まろう」出たいがな。
   レギュラーでええわ。
高 絶対嘘や。

高 ね?それきたら、やってくれますか?
松 いや、でもね、
高 うん。
松 ほんとに、
高 いや、やってくれますか?
松 いや、それはもういいんですけど、(笑)
高 はい。
松 ほんとに、
高 うん。
松 あ、じゃあ、あなたね、宿題ですわ。
高 なんですか?もー。
松 次回までに、
高 うん。
松 あー、もっと評価されてええんやないかなー、
   日本、日本芸能界100選を作ってきてください。今度。
高 めんどくさいなー。
松 ははは。
高 なんでそんなんやらなあかんの。えらい宿題やで。
松 いや、これ、でもいいことですよ。
高 いやいや、言うていくのは、
松 さだまさし、佐野元春でしょ?
高 それ言いましたね。
松 今挙がってるの。で、俺でしょ?
高 ・・自分は評価されてるやん。
松 いや、もう、俺、100選の中にいれてーや。そこは。
高 いやや!そこはもう。
松・高 ははは。
高 入ってるからええやないの。
松 あと誰やねん。
高 べえ師匠やんか。べえ師匠。
松 あー。これね、難しいとこなんですよね。
   なんかそれ言うと、逆に失礼にもなるのよね。
高 なるでしょ?
松 なんねん。

高 べえ師匠、自分から落としてるけど、
松 うん。
高 もっともっと、
松 もっとでしょ?
高 もっとってことです。
松 もっと。
高 うん。
松 そうや。それやったら、俺かてそうや。
高 もうええやんか。あーたは、もう全然ええやんか。もー。
   どこが、何が欲しいねんな?もー。
松 (笑)
高 自由自在に、こー、ね?局、渡り歩き。
松 ははは。どんなんやねん(笑)
高 ねえ?で、やりたい放題やって。
松 ははは。
高 で、ねえ?ギャラもらえて。
松 作ってきて。だから、100選を。
高 100選もいやや、もー。10選、10選。
松 ・・チッ。

松 本になるで?これ、100人やったら。
高 いや、そら、ええよ。そんな本。
松 じゃあ、たとえば誰よ?
   まだ出てないめん、で、誰よ?もっと、
高 「めん」って誰?男ってこと?
松 (笑)宇崎竜童とかも言うたでしょ。
高 宇崎竜童もいいましたね。宇崎さんも、
松 自分、ミュージシャンばっかりやな。
   他なにか言うて。
高 いや、だから、いいましたよ。博士。
松 あーーー。

松 あとは?
高 あと?
松 うん。
高 あとかいな?
松 うん。
高 それぐらいちゃうか?
松・高 ははは。
松 はー。
高 誰?あとだから。
松 誰やろなー。僕は、やっぱり、
   ちょっとまた違うんですけど、
高 うん。
松 ピンクレディーが、
高 うん。
松 いまだに、働かなメシ食われへんっていうのは、
   「もー、ひどいな」とは、ほんとに思いますね。
高 思いますね。
松 ね。
高 まあでも、そら、だから、その当時の芸能界というか、
松 うん。
高 その当時の仕組みが、
   うまくなってなかったのかもしれませんけど。
松 いやー、ほんとにねーー。
高 うーん。

高 それこそ経済効果、そらもう、あーたどころじゃないですよ。
松 うん。
高 当時のピンクレディーっつーのは。
松 うん。あ、あと石立鉄男や。
高 そこ、俺、あんまないねん。
松 なんで?
高 いや、そこそこいいですけど、後期はだめでしたもん。
松 「そこそこいいですけど」って。

高 ずっと同じキャラやねん。あの、昔と。
松 ・・・。
高 こんな悪いこと言ったら、あかんな。
松 ははは。
高 ははは。これ、なんで俺、こんな、(笑)
松 なんでこの、最後の最後に、
高 なんで俺、こんな毒舌、(笑)
松 ものすごい毒づいて(笑)
高 なんで、こんな、毒づいてる方になってもうたんや?
   今、びっくりしてもうた。自分で(笑)
松 (笑)
高 違いますよ。そういうことはないですよ。

高 僕はあの、カッチャンもずっと言ってたんですけど、
   カッチャンは、もう評価されたし。
松 されたよね。
高 貴理子も、僕ずっと言うてたんですよ。
松 あー。
高 「貴理子、もっともっと評価されなあかん。」って。
松 あー。まあ、あれもそやな。

松 逆もおるしな。「されすぎやでー。」
   そっちの方が、ほんま、おもろいで?
高 おもろいけどね。そらしょうがない。
松 作ってきて?だから。
高 いやや、言うねん。そんなの。
松 じゃあ、俺、もっと評価されてええ100選作ってくるから、
   自分、評価されすぎや100選作ってきて。
高 いや、そっちの方があかんがな(笑)
松 (笑)
高 こっちの方が損やがな。
松 それで、がっつり、
高 弊害あるがな。
松 「じゃあ、次、俺、この人。」
高 うん。
松 「じゃあ、高須。」
高 ずーっとマイナスやんか。俺。
松・高 ははは。
高 なんで、お前だけ、そっちのええ方とって(笑)
松 ははは。
高 そら、あなたは、ええ人間とされるがな、それ。
松 バレたぁ〜?
高 ははは。
松 (笑)

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