2005.10.29(土) 214回

今週の一曲 『 償い 』 さだまさし

其の壱 『 大地震予言その後 ・ 酒癖の悪い人 ・ 同じ日に高いワイン 』

松 あ、
松・高 ああ〜〜!
松 どーもー、松ちゃん、は、バイスクールでーす。
高 どーもー、スマイリー高須でーす。
松 ね。
松・高 えーー。
松 まあまあ、急にね、きても、「バイスクール」が出るっていうのは、
   本当に、現役ならではやね。
松・高 ははは。
高 自転車が?「バイスクール」が?(笑)
松 なんやの?「スマイリー」って。
高 なんか俺も、「あっ!」って、こう、チョイスしたんは、
松 なんか1回聞いたことあるような、松 気ぃすら、
高 そんな気も、すんねん。
松 もよおしてるわ。今となっては。
高 (笑)

高 今日、ポンセさんが三つ入ってきてんの。やっぱり。
松 ほうほう。
高 で、ぶたさんも。このぶたさんがね、
松 なんやの、
高 ペンネーム、ラジオネーム、ぶたさんやねん。
松 ほー。
高 この人のものを使おうとする俺も、どうか思うねんけどね。
松 すごいペンネームやね。
高 この人のペンネームが、ちょっとびっくりすんねんけど、
松 うーん。
高 でもまあ、この人のんか、
松 うん。
高 その何枚かから選ぼうと入り込んだんはええけど、
松 うん。
高 全然見てなかったのよ。
松 ぶたさんのセンス。ぶたさんていうとこは、難しいとこやな。
   もう一個、ペンネーム、あるとすれば、もう一個言ってくれたら、
   ぶたさんのセンスが、凄く分かると思うな。
高 でもねー、今、ぱっと見たら、
松 うん。
高 ぶたさん、ぶたさんは難しいかな。
松 あー、じゃあ、やっぱりあのー、そっちの方で、
   「ぶたさん」ていうペンネームにしたんやわ。
高 多分(笑)
松 出来すぎて、そっちへ行ったんじゃないわ。
松・高 ははは。

高 あれ、ね、びっくりしましたね、昨日(2005年10月19日)。
松 あー、地震でしょ?
高 地震。
松 そうやねん。
高 『ガキ』で地震の話したところで。
松 そう、『ガキ』で、地震の話してたら、急に揺れだしたんやな。
高 あーれ凄かったなー。
松 いや、もー、ほんとにねー。
高 あれは、びっくりした。俺も。
松 びっくりしたやろー?
高 「気持ち悪っ!」と思ったもん。
松 ほいでね、そのーーー、あれですよ。10月10日に、
高 うん。
松 実はね、おっきい地震があるって。
高 全然けえへんやん。自分、勘弁してよ。
松 このラジオでも、ほんとは、喋ったんですけど、
高 うん。まあ、
松 あまりにも、
高 パニックになったらいかん、と。
松 影響力が大きすぎるってことで、カットしたんですよ。
高 はいはい。
松 ね。
高 うん。全然、なんーのあれもなかったんやねー。
高 ひどい。びっくりしたわ。
   俺、その日から、なんとなく気になっててん、ずっと。

高 ほいで、色んな奴に言うてん。
松 うん。
高 そしたら、みんなも「気になるわー。」言うてんけど、
   結局誰も、東京から逃げていかず、
松 うん。
高 ずーっとおって。
松 うん。
高 メールやりとりしたけど、
松 うん。
高 「なんにもないじゃないですか。」って、
松 そうよ。
高 散々な言われ方したわ!自分のせいで。
松 あのね、そういう奴、俺もね、あのーー、
   「プレイボーイ」かなんかにも書いたんですよね。
高 あー。
松 で、「プレイボーイ」はちゃんと載ってたんですよ。
高 あー。
松 で、カッチャンとかもね、
高 あー。
松 それを読んだんやって。
高 うん。
松 あの、勝俣君が。
高 うん。
松 で、もう「僕は仕事で、」
高 うん。
松 「東京から離れられないけど、」
高 うん。
松 「せめてと思って、家族を」
高 ちょっと、もー。
松 「田舎に行かしたりとかした」って、
高 何してくれてんねんな。
松 それの他にも、色々僕から聞いて、
高 うん。
松 あのー、ドキドキしてたりとか、
高 うん。
松 ちょっとそのー、家族をちょっと、東京から離したり、
高 そうよ?
松 色んなことをね、
高 うん。
松 僕〜〜とこにね、
高 うん。
松 あの、クレーム的な、
高 当たり前よ。
松 クレーム、はっきりとしたクレームは言わないよ?
高 うん。じゃあ、そう、
松 「こなかったじゃないですかー。」的な感じで、
高 うん。
松 僕とこに何名か、
高 うん。
松 そういう人が来ましたよ。
高 うん。
松 でも、そういう人にはね、
高 うん。
松 僕は、あのー、一言言いたい。
高 ・・。
松 じゃあ来た良かったんかい!と。
高 違うがな。「来た良かった」なんか言うてへんやんか。
松 (笑)
高 余計なこと言わんとってってことですよ(笑)
松 ははは。

松 ここで1回、家族っていうものを、
   俺はカッチャンは見つめなおしたと思うし、えーー、
   地震っていう恐怖をね、一旦やっぱりここで、
高 うんうん。
松 もう1回、
高 うんうん。
松 えーーー・・
高 うんうん。何?行こ。
松 えーー、もう、
高 行こ、行こ。
松 毛細血管に、
高 毛細血管に、まあええわ、行こう。
松 染み込ましていこう、
高 染み込まして、行こう、と?
松 いう、
高 いう?
松 ことを、
高 うん。ことを?行こ行こ行こ。
松 言おうもんなら、たまらんわ、ほんまに(笑)
高 ははは。
松 ははは。
高 ほんまやな(笑)

松 僕はまあ、名古屋に逃げてたんですけどね。
高 自分〜、なんで?でも、がっかり、
   あ、こんなん言うたらあかんけど、
松 うん。
高 がっかりしたやろ?
松 した。
高 「なんやそれ?」と。がっかりしたやろ?
松 がっかりした。いや、
高 変な言い方やけど、
松 変な言い方やけど、がっかりした。
高 がっかりしたやろ?
松 ほいでね、不謹慎な言い方やけど、
高 うん。
松 ほんのちょっとでええから、
高 うん。
松 逆にそれやったら、
   もう「名古屋ちょっとだけ揺れてくれ」って思った。
高 (笑)
松 ほんなら、
高 うん(笑)
松 「名古屋に逃げたら、名古屋で揺れたがな。」って、
   まだ話もできんねんけど、
高 話になんねんなー。
松 それも別に全然あらへんしさ。
高 ほんまに。

松 元々は、あのー、あれやねん。
   だから、安住が言い出したことやねん。
高 もー、
松 アホの。
高 安住が、もー、誰から聞いたんや?安住も。
松 で、安住の後輩の知り合いの女なのよ。
高 その知り合いの女も、ほんまかいなー。
松 この女が、今、日本におれへんねん。

松 尼崎の列車事故を当てた女の人がおんの。
高 うん。人がいてるらしいね。
松 その人がね、急になんか、予言的なもんが、
   ぽーんと、頭に入ってくんねんて。
高 入ってきて。うん。
松 で、それはもう、事故は完全に入ってきて、
高 うん。
松 死亡のの人数も、完全に当てたんやって。
高 うん。
松 これはどうも、ほんまらしいねんけどね。
高 うんうん。
松 で、この子が、
高 うん。
松 あのー、10月10日に、
高 うん。
松 東京で、
高 うん。
松 なんか、テレビレポーターが、
高 うん。
松 「東京が、がれきの山です!」って言うて、
高 うん。
松 ニュースを、
高 うん。
松 読んでいる。
高 うん。それが、さっと入ってきたんや。

松 こんなこと言われたらさー、
高 いや、そら怖いよ。だから、それを聞いて、ぼ、
   我々も、みんーな、俺、い、言うたわけよ。
松 うん。
高 色んな人に。
松 うん。
高 「こうなるらしいでー。」

高 ほいで、待ってた、その10日ですよ。
松 そうやねん。
高 なんーーーにもないわ。
松 なんにもないねん。
高 ぐらっともせえへんし。
松 ほいで、9日、
高 うん。
松 俺は、もう「HEYHEYHEY」をやってたんですよ。
高 しましたよー。
松 ね?
高 うん。
松 ほいでね、いっつもほれ、浜田は結構まきをかけるでしょ?
高 うん。
松 早めに終わろう、早めに終わろうとする奴じゃないですか。
高 うん。
松 あん時に限って、全然まきかけやがらんと、
高 ははは。
松 もう最終の新幹線、ごっついぎりぎりやってん。
   もうそれが、ごっつあせってきて、
高 ははは。
松 「なんで今日に限ってこいつ、
   こんなのびのびやっとんねん!」思て、
高 (笑)
松 「もうええやろ!」って、初めてや、
   俺、あんなん思ったん。
高 (笑)
松 番組やってて、俺がはよ終わろうとしたん。
高 ははは。
松 で、「これは、逆に言えば、
   ほんまに来るからなんや!」と思って。
高 あー、逆にな。
松 俺の生命を、
高 うん。
松 なんかこー、もう、あわゆい感じになってるわ、これ!と思って。
高 こらいかん!と。

高 で、どうでした?
松 ほいで、その、品川から乗る車の中でも、
   安住がもー、ちょっとおかしなこと言うててんけどね。
高 どういうこと?
松 「10日・・・っていうか、
   まあ、10何日なんですけどね。」って言うねん。
高 もー、これが既におかしいやん。
   なんでそこで言うねんな?
松 そうやねーん。
高 もっと前に言えよ。
松 そうやねん。
高 前日言うことちゃうがな。
松 「じゃあ、その女に今から連絡とって、」
高 うん。
松 「聞けや!」って。
高 うん。
松 したら、その女ね、
高 うん。
松 これまたもう、びっくりすんねんけど、
高 うん。
松 あのね、自分がいつ死ぬかも分かる人なんですって。
高 ほんまかいな、そんなもん。

松 ほいで、
高 うん。
松 あのー、白人男性に刺されて死ぬねんて。
   それも、分かってんねんて。
高 ふーん。
松 で、「その女、今どこにおんねん?」言うたら、
高 うん。
松 「海外旅行行ってる。」って言うねん。
高 うわー。
松 絶対あかんやんか。
高 あかんやんか(笑)
松 絶対あかんやろ?
高 うん。
松 「なんやねんそれ?」って言うたら、
高 うん。
松 「いや、それは、」
高 うん。
松 「運命に逆らわないためになんです。」って言うねん。
高 ほな、なんで、今、10日のやつ逆らおうとしてんの?
松 そうやねん。

松 別なんちゃう?その子は、・・あの・・、
高 ぐっしゃぐしゃや、もー。
松 ははは。
高 ははは。
松 がれきの山やろ?
高 ヒドイわ。
松 この話が。
高 もー、ほんまひどいわ(笑)
松 ははは。

松 今回の海外旅行で、
高 うん。
松 その子が、白人に刺されるかどうか分かれへんやんか。
高 怖いねー。
松 怖いねー。ほんとに。
高 まあ、いいですけど。

松 あそこ行ったわ。あのー、紳助兄やんの。
高 あ、お好み焼き屋さん。
松 「紳助兄やんの」じゃないんですけど、
高 知り合いの、
松 多少出資もしてるんですけど、なんかあのー、
高 なんですか?それー。
松 なんかあのー、お好み焼き屋を始めたって。
高 あー、キム兄がなんか言ってたなー。行ったって。
松 うん。
高 おいしいんですか?
松 うん。おいしいんですよ。
高 ふーん。
松 で、個室もあってね、
高 ふーん。
松 で、全然気ぃ使わんでええから、
高 うん。
松 「こらええなー。」言うてたんですけどね。
高 うんうん。
松 なんや、次の日くらいにアッコさんが来て、
高 うん。
松 まあ、やっぱ同じように、
   「ここええわー。入り浸るわ、ウチー。」言うてたらしいんで、
   「あ、こらもー、行かれへんなー。」
高 うわうわうわ(笑)
松 思てね。ええ。
高 いや、行かれへんことないがな(笑)
松 なんかもー、地上げ屋に目ぇつけられたようなもんやな。
高 行った、ははは、行ったよろしいやん。
松 絶対イヤや。

松 自分、知らんやろ?どんな感じなのか。
高 知らんねん。それ、みんなが言う、
松 いや、まあ、そんなもん、すごいで?
高 ようみんな言うやんか。
松 うん。
高 テレビで、「アッコさんが怖い」
   「酔っ払ったらどうのこうの」とか。
松 いや、まあまあ、もうがっさーー、
   もう、自分が思てるような、そんな甘いもんやないで?
高 アッコさん?
松 土足で人の家入ってくるとか、
   もうね、土足で一発めに、
   人の家のおかず踏んでるみたいな話ですよ。
高 ははは。
松 メインディッシュを。
高 マジで?(笑)
松 マジで。「えーー?!ご飯、このご飯何で食うたらええねん?!」
   みたいなことになりますよ。ほんとに。
高 いや、僕知らないんですよ。そういうアッコさん。

松 アッコさんもそうですけど、
   でもね、こないだもね、ワッコさんもいるんですね。
高 あー、はいはいはい。
松 その、プレミアなんたらの時も、
高 島崎、
松 ワッコさんもたちわるいんですよ。これ。
高 えっ?
松 これがねー、なん、ドSでしょ?あの女。
高 あれ、ドSなのかな?
松 あいつ、もー、ほんま、最悪。
高 え?どうやったの?
松 噛みまくんねん。
高 誰を?
松 俺とかでもやんか。
高 どこを?
松 色んなとこやん。
高 なんで?
松 知らんねん。
高 (笑)
松 もー、べろんべろんなって、
   ごっつい噛むねん。あ、俺もうね、
高 えー?
松 ここほら、見て。
高 うわーー。
松 青たんみたいなってるやろ?
高 あ、足。うん。
松 これ、ぐーーー噛まれてん。
高 もも。
松 ごっつ痛いねん。ばっこーーん!殴ったろかな思うけど、
   まあ、一応ね、
高 まあ、女の人やしねえ。
松 うーん。男やったら、ケンカなってますよー。
高 そんな痛い?
松 めっちゃ痛いよ。

高 それ、みんなに噛んでんの?
松 知らん。少なくても、俺はもー、なんか2、
   今まで、2,3回、の、飲んだことあんねんけど、
高 うん。
松 もー、噛んでくるか、
高 うん。
松 もうなんか、ちょっとなんか、顔、ぺたーんやってくんねん。
高 なんやそれ?
松 19点ぐらいやで?
高 そら、そら知らん。俺は。
松 人として。すーごいで。
高 そら勿論、美しいと思いますけど。僕は。
松 ははは。
高 そんなこと思いませんが(笑)
松 知らんからやって。
高 いや、そら、
松 顔の脂、浮きまくりやで、あれ。
高 まあ、(笑)
松 油紙が、透明なるで。あれ。
高 まあまあ、顔見えるぐらい、向こうの(笑)
松 ははは。

松 あれもたち悪いわ、ワッコとアッコは、ほんーまに。
   これ、ダブルでおる場合もあるやろうからな。
高 はーー。怖いな。
松 そこだけをちょっと、紳助兄やん考えんと。
高 ほんまやね。
松 うん。
高 いや、紳助さんまだええやんか。
   やってる人が大変やんか。お店をね。
松 そうそうそうそう。
高 多分ね。
松 そうやねん。
高 なんや聞きましたよ。ものっすごい高い、しゃん、
   ワイン飲んだって、キム兄には。
松 あーー。
高 シャンパンか。
松 そうそう、だから、その、紳助兄やんの知り合いの人が、
   いっぱいおって。
高 うん。
松 なんかあの人、顔広いやんか。
高 うん。
松 ほいで、まあまあ、なんか、すんーごい金持ちの人が、
高 うん。
松 おってね。
高 うん。
松 その日もね、その人ね、
高 うん。
松 へ、ヘリで来たんやって。東京まで。
高 なんなん?
松 大阪から東京まで。

松 「ヘリできたら、どれぐらいかかるんですか?」言うたら、
高 うん。
松 「一時間半や。」言うから、微妙やなー。
高 うん。微妙やし、降りるとこ、その、
   都内の近いとこじゃないやろうしな。
松 まあまあ、そやね。なんかね、もうとにかく、
   めちゃめちゃ金持ってんて。そんな人が、2人ぐらいおったわ。
   ごっつい金持ちが。

松 なんや、六本木とか行って、
高 なんや行って。
松 そこにも、もー、ワッコさんも来たんですけどね。
高 え、来たんや。
松 19点。
高 19点が。
松 17点ぐらいやったかな?もう、
高 あ、六本木来た時には。
松 もう。
高 うわー、うわうわー。
松 最後は、「お疲れ様でしたー。」言うた時は、
高 もう、
松 もー、9点あるかないかぐらい。
高 (笑)
松 記号ぐらいの感じ、
高 自分、怒られるで、ほんまに。自分(笑)
松 ははは。絵文字みたいなってたわ、最後。
高 いやー、それはいかんわ。そら、絵文字?顔が?
松・高 ははは。
高 あ、点数がね。
松 点数では、もうなかったわ。

松 ワインね、そう。えーっとね、えーっとね、
   120万ぐらいちゃうかな?
高 店屋ででしょ?出して。出してでしょ?
   いや、俺もね、その日、たまたま、
松 うん。
高 会議があって、えらい遅なってね。
松 うん。
高 僕、違う人と、僕もなんか、メシ食わなあかんのがあって。
松 うん。

高 前言うた、物凄いお金持ちの人がおるって言うたでしょ?
   知り合いに。
松 うんうんうん。
高 前に。
松 うんうん。
高 その人とね、食事をすることがあって。なんか「話をしたい。」と。
松 うん。
高 「ちょっと、相談したいことがある。」言うて。
松 うん。
高 「じゃあ、メシ食いましょか?」って、で、遅かったけど、
松 うん。
高 11時か、12時ぐらいで、行ったわけですよ。
松 うん。
高 で、たまたま、その同じ日。同じ日に俺は、
   「ワイン飲みたかったんですよ。このワインなんですよ。」って、
   俺、知らんから、
松 うん。
高 高い言うても、いいワイン言うても、
松 自分わりとワイン通やもんな。
高 僕、好きなんですよ。
松 うん。
高 「通」かどうかは、分かんないですけど、
   ワインは好きなんですよ。
松 うん。
高 で、飲んでて、おいしかったんで、
松 うん。
高 もー、かぱかぱかぱかぱいってたのよ。
   もう、仕事それで終わりやし。
松 うん。

高 その人、トイレ行きはったんや。
松 うん。
高 で、店屋の人に、
   「これー、いくらぐらいし、しますの?これ。(小声)」
    って聞いたら、
松 うん。
高 「一応これ、酒屋で、酒屋さんが買う値段で、」
松 うんうんうん。
高 「30万。」
松 あー、じゃあ同じぐらい。
高 うん。
松 あ、もうちょい、
高 「で、店で出すのは、100万こえます。」
松 そうやな、そんなもんやな。
高 うん。

高 その後、ゆっくり飲んだけど。もう。
松 うん。
高 申し訳ないんで。
松・高 ははは。
松 飲むんやめはせんかったんや。
高 やめはせんかった。それ、
松 ゆっくりにしたんや。
高 そういう、そう考えたら、やっぱうまいわ。
松 はー。
高 やっぱうまいわ、あれ。
松 そうですか。
高 言われたほど、うまく感じるな。やっぱし。「うわー。」
松 俺、気持ち悪なってもうてね。
高 あらら、なんでですか?
松 やっぱり、あんまり飲みなれへんからかな?
高 自分、ワインあんま飲まへんもんね。
松 うーん。
高 焼酎派やもんね。
松 正直、うまさも全然分からないし。
高 120万飲んで?!
松 全〜然分かれへんから、「気持ち悪いなー」と思って。
高 あらー、
松 吐きそうなって。

松 でも、今田も言ってたで。
   「気持ち、あの後、気持ち悪なりませんでした?」
   「いや、なったなった。」
高 ちゃんぽんしたからかな?
松 そうかなー。
高 かな。そういうことかな。
松 ほんまにうまい?
高 うまいですよー。
松 うそー。
高 言われたら、やっぱうまいです。「あー、そうかー。」
松 ほんーまにほんまに?
高 ほんまにほんまに。いやだから、
松 意外とあのー、山梨とか甲府とかのワインの方が、
高 いや、分かれへん。
松 うまいって言うで?
高 それも、だから、言われたら、
   特に、雰囲気に飲まれてるんかもしれん。確かに。
松 うん。
高 でも、それもこみで、うまいってあるなー。
松 あー、雰囲気に飲まれて何故悪い、みたいな話かいな。
高 う、そんな、俺、挑戦的な言い方はしてないけど、
松 ははは。
高 (笑)
松 まあ、でも、雰囲気も、ひとつの、
高 そう。
松 要素やから、ええやんけ、いうことかいな。
高 うん。器、料理は同じでも、器が違ったら、うまいように、
松 うん。
高 そら雰囲気もあるでしょ?ってことですよ。
松 うーん。

松 そうそう飲んだわ。でも、そんなこと忘れてたわ。
高 うん。だから、キム兄が言うてて、
   「こないだ飲みましたわー。えらいのー。
    そんな時あるんですね。
    全然違う場所で、たっかいワインを2人で、」
松 キムなんて言うてた?
高 え、だからその、「百何十万のワインを、」
松 いや、うまかったって言うてた?
高 おいしかったっつって。
松 うわ、もー、キム、むちゃくちゃやん。
高 え?
松 その、2,3日前やで?
高 うん?
松 「そんなもんねー、」
高 うん。
松 「フランスのねー、」
高 うん。
松 「高いワイン、あんなん、なんーーにもうまいことないですわ。」
高 ははは。そんな言うてない、言うてない。
松 「絶対こっちの方がうまい。」言うて。
   あの、なんか、なんちゅうの?
   なんかオロナミンCみたいな感じで、
高 ははは。
松 開けるワインあるやんか。
高 あるあるあるあるある(笑)
松 「全然こっちの方がうまいっすわー。」って言うてたのに。
高 ははは。
松 うーわ、もーー。
高 もー(笑)
松 ははは。

高 多分、俺のに合わしたんやろな。
松 うー(笑)
高 俺が、「いや、やっぱり違いますねー。」言うたら、
松 あの人ねー、
高 うん。
松 あの人も中々のもんなんですよ。
高 (笑)
松 「あんな女、全く無いですわー!」言うて、
高 言うといて。
松 ちょっとええ顔されたら、もう、
高 うん。
松 60点ぐらい上がるからね。あの人。
高 ははは。
松 ほんとに。「あー、キム兄〜!」とか。
高 言われただけでもう(笑)
松 「いつも観てます〜。」なんか言われたら、
   70点ぐらい上がるよ、あの男。
高 まあまあ、そうですね。
   いや、人ってそういうもんじゃないですか。
松 いや、多少、人ってそういうとこあるけど。
高 60は、
松 70、60はヒドイやろー。俺、上がって10、20、やわ。
高 まあ、そうかな。

松 忘れてた、俺、そんなこと別に。
   ワインなんて興味ないんで。
高 あーそう。
松 100何万やろうが、別に。
高 いや、そんーなもんね、そんーなんをね、
松 うん。
高 一気に、たった一時間ぐらいで飲んでしまうからね。
   一時間かかれへんわ。
   「もったいなーー。」と思って。
松 自分、じゃあ、ほんまに分かんねんな?
高 ・・・いや、分かるんちゃうねん。
   だから、言うたやん。そんな、挑戦的な、
松 1回ちょっと、やってみ、やってみよか?その、
高 いいですよ。分かりますよ。大体は。
松 絶対分かれへん。
高 いや、分かりますよ。松本さん。
   大体分かりますよ。ほんーまに。
松 (笑)
   違いは分かると思うねん。
高 分かるでしょ。
松 AのワインとBのワインの、違いは分かると思うねん。
高 自分も分かるの?
松 ただ、どっちが高いかは、分からんはずや。
高 分かりますよ。そら。
松 なんで?
高 だって、味が違いますもん。
松 うん。味が違うけど、どっちが高いワインかは、
   分からんはずや。
高 分かります。
松 なんで?
高 そらもうね、あのー、
松 うん。
高 コクといいね、その、やっぱり、熟成感といいね、
松 うん。
高 全然・・、
松 もう一個言おう。頼む。ごめん。
高 (笑)
松 もう一個だけ言おう。コクと熟成感、
高 と、(笑)
松 OK,もう一個言おう。
高 あのー、さっぱりね、そのー、
松 「さっぱりね」?
松・高 ははは。
松 「さっぱりね」?
高 「さっぱり」言うてないやん。
松 もう、それで一個にええねんな?
高 さっぱり、
松 使うてまうねんな?「さっぱり」で。
高 「やっぱり」やんか(笑)
松 ははは。
高 「さっぱり」やなくて、「やっぱりね」やんか(笑)
松 「コク」言うてるのに、「さっぱり」はおかしいね。
高 いや、違う(笑)

高 コクと、
松 うん。
高 あの、
松・高 熟成感と、
高 その、
松 うん。
高 本来持っている、
松 うんうん。
高 その、
松 うんうん。
高 なんやろ、
松 長いなー!
高 ははは。
   絶対言うつもりやったやろ?
松 ははは。
   なんやねん、本来持ってたらあかんがな。本来持ってるもんは、
高 違う。ぶどう本来の、
松 歴史じゃないがな。
高 違う違う。いいとこのぶどうが、やっぱし、
   やっぱしアホのぶどうと、
松 うん。
高 かしこのぶどうがおるわけですよ。
松 そらいるでしょ。
高 やっぱええとこは、かしこのぶどうがおるから、
松 うん。
高 本来持ってる、
松 うん。
高 ポテンシャルが違うわけですよ。
松 う、うん。
高 ぶどうの。
松 う、う、うん。
高 だから、本来持っている、
松 るー?
高 ぶどうの!
松 のー?
高 賢さやんか!
松・高 ははは。
高 ・・なんでそんなこと、
松 いや、全然おもしろないわ。
高 笑たやん。
松 いや、全然笑てない。
高 タイミングかもしれへんけど、笑たやん。
松 全然笑てない。

其の弐 『 名古屋めし ・ 神社巡りがしたい 』

松 でもね、名古屋面白かったよ。そんなんで逃げたけど。
高 あーそうですか。どうでした?
松 あのー、あれ、味噌煮込みうどんって、
   ちゃんと皆さん食べたことあります?
高 うん。食べたことはあるけど、なんか、何度か。
松 あれーー、おいしいね。
高 いや、それ、うまいと僕は、申し訳ない、
   感じたことはないですね。
松 あららら。
高 なんかね、煮込みが、
松 でも、あなたも私も、
高 そうなんですよ。血は、
松 ちょっと名古屋の血が、
高 元々、
松 入ってますよ。
高 そうなんですよ。僕ら、実は名古屋にちょっと近いんですよ。
松 おかんが、三重県なんでね。
高 そう。うちは、もう愛知県なんで。
松 うん。

高 煮込んだ感が、
松 うん。
高 なんか、上品な感じせえへんのかね。
松 いや、俺は今まで、その味噌煮込みて、東京のね、
高 うん。
松 なんや、普通のそば屋みたいなとこで、
高 あー、そんなんあかんわ。
松 「うちは味噌煮込みもおいてまっせ」的な感じのとこの、
高 そんなんあかん、そんなんあかん。
松 とこでしか、食べてなかったから、
高 うん。
松 でも、ちゃんとした名古屋のさ、有名どころで食べたら、
高 うん。
松 めっちゃうまいやん。
高 俺はね、昔名古屋で食ったんですよ。
   東海テレビのなんかで。

高 今ひとつねー、このー、
松 あのね、それは多分、そういう流れやからやわ。
高 そうかなー?
松 ちゃんと、ちゃんとしたところで、
高 うん。
松 もう、あのー、仕事のの、
高 うーー、なんやねん、「仕事の」?
松 ははは。仕事の流れじゃなくて、
高 うんうん。
松 ほんとに気の合う、
高 うんうん。気の、
松 仲間達との、
高 うんうんうん。
松 味噌煮込みうどん、
高 うーー、えー?
松 なんーーにも、ちゃんと言えてるやんか。
高 早いな、味噌煮込みまで(笑)
松 ははは。
高 角曲がったら、すぐみそに、のみの、味噌煮込み。ブーーッ(笑)
松 いや、全然笑ってない。全然おもしろない。

松 ほいで(笑)
高 うん。
松 固いねんな。麺が。
高 うん。ふ、ふと、太くないですか?ほんで。
松 めっちゃ固いのよね。ほんまって。
高 うん。ほん(笑)
松 知らんやろ?そんなの。
高 何その、「ほんまって」(笑)
松 ほんまの味噌煮込みって(笑)
高 ははは。
松 麺、めっちゃ固いねんで?
高 ほんまって?(笑)
松 うん。
高 あーそう。
松 知らんやろ?そんなことも。
高 うーん。まあ、そんな固いイメージはなかったですね。
松 ちゃう、食べて。
高 「食べて」言われても、
   本場行かんとあかんのやもん。そんなもん。
松 あー、まあそうなんよなー。
   ほんで、ご飯がついてくんねんな。
高 うんうんうんうん。
松 白ご飯が。
高 うんうん。
松 もー、これが、もー、ごっつうまいねん。

松 ちょっと俺、名古屋をもう1回見つめ直さな、
   名古屋は今、
高 いやいや、
松 頑張ってんねん。
高 いや、名古屋は、そらうまいですよ。実は。
松 ね。

松 もう、大阪が今、俺、いっちばんあかんのちゃうかな思うねん。
   頑張らんとー。
高 なるほど。
松 福岡なんか、絶対うまいやん?
高 あ、僕、行った事無いんで。
松 もー、福岡も、もー、ほんーま、
   いちいちうまいわー。ボケがー。
高 ほんまに?
松 ほんま。何しとんねやろ?あれ。調理場で。
高 いや、別に調理しとんねやろ。
松 めっちゃめちゃうまいで?
高 はー。
松 北海道なんか言うまでもないやろ?
高 まあ、
松 もう、あんなもん、
高 あー、
松 元々が。
高 ただ俺、北海道は、実は、
松 うん。
高 大味な感じをもってます。
松 ほんまに?
高 うん。ほんまに。

松 じゃがいも。ラーメン。
高 いや、
松 とうもろこし。
高 うわー。
松 毛がに。
高 ほうほう。ほうほう。
松 めちゃめちゃうまいやん。
高 ・・・。
松 ん?
高 いや、そんなに俺、うまいと思ってなかったんで。
   とうもろこしもね。
松 はーー。アホやなー、ほんーま。
高 いや、アホやないですよ。
松 やっぱり、勉強せなあかんなー。
高 なんや、なんの勉強やねん(笑)
松 ははは。
高 でもね、最近ね、
松 うん。
高 僕は日本を見つめなおそうと思って。
松 ・・最近は、かいな。
高 最近なって分かったんやけど、
松 うん。
高 もうね、俺ね、最近、物凄く、
松 また言うてるやん、「最近」。
高 うん。あのね、あの、あれですよ。あのー、神社。
松 ほう。
高 神社をまわったろかしら、と思って。
松 あら。
高 五木寛之ですよ。
松 ほう。
高 あんな感じで、俺、もう1人で、どっか、
   神社を渡り歩いていくような、
   なんかそれを番組にできへんかしら?ぐらいのね。
松 ほえー。

高 なんか、見て回りたいんです。ゆっくり。色んな神社を。
松 へー。
高 その、周りにある、
松 うん。
高 そのなんか、山道をぱっと歩いてみたりとかね。
松 うんうんうん。
高 もう、そんなことがしたくなってきましたね。
松 うんうんうんうん。
高 なんか。落ち着くんですよ。あーいうとこが。
松 うんうんうん。
高 で、行ってみたいとこもあるんですよ。
   出雲に行ってみたいんですよ。今。
松 出雲神社。

高 神が来るらしいですよ。
松 ほー。
高 やっぱりね、気持ちがいいんですよ。いるだけで。
松 うん。まあ、そうなんですよね。
高 うん。
松 僕も、あーいうの基本的には、信じないんですけど、
高 うん。
松 でも、あの、本末転倒なのかもしれんけど、
高 うん。
松 元々は、僕、そんなんないと思うんです。
高 そう。そうそう。
松 神なんて。
高 うん。
松 でも、あんだけたてまつって、
高 うん。
松 あんだけやったら、
高 うん。
松 神も現れな
松・高 しゃーないやろ、
松 っていうね。
高 うん。そらそや。

松 後から来よったと思うんですよ。
高 なるほど。神もね。
松 まず家建ててから、
高 うん。
松 あの、住み出したんやと思うんですよね。
高 え?
松 元々そこに、
高 え?え?え?
松 神が、
高 ちょ、ちょっと待って。
松 うん。
高 その例えが分かれへん。

松 神ありきで、
高 うん。
松 神社を建てたんじゃなくて、
高 じゃなくて、
松 神社があって、
高 あって、
松 あんーだけ、たてまつられたら、
高 うん。
松 「もー、俺、行ってくるわー。」言う、
高 うん。それ分かりますよ。
松 て、神が来たんやと思う。
高 それ分かりますよ。
松 もう、それで仲良しやんか。
高 (笑)
松 何をここで、もめることがあんねん。
高 違うよ、その後(笑)
松 がっちりスクラム組んで行こうな。
高 違う、違う違う(笑)
松 なんやねん。
高 寄ってこんとって(笑)
松 ははは。

松 なんや、人がワキガみたい言うな、アホ(笑)
高 違うやん(笑)
松 なんや(笑)
高 自分が、今なんか言うたな。
松 なんーも、おかしなこと言うてへん。

高 おいっ!
松 なんやねん(笑)
高 自分、なんか今、
松 おっきい声出すな(笑)
高 違うがな、今、自分言うたがな。
松 なんも言うてへん(笑)
高 「家を」?
松 ははは。
高 「建ててから」?
松 家を、
高 うん。うんうん。
松 建ててから、
高 ほーほー。
松 住みだしたわけですよ。
高 ・・。
松 ね?
高 うん。
松 住んでて、
高 うん。
松 建てたわけではないんです。
高 ははは。
松 そらそうやもんな。家ってな。
高 そらそうやんか。何を言うてんのかな、思て(笑)
松 ははは。

高 あの、家の周りの神社が、まずいいらしいですよ。
松 あ、なるほど。

高 そっからですよ。
松 ほー。
高 そっから、自分の行ってみたいところに、
   足運んでみて、行くんですよ。
松 まあまあ、思わんこともないですよ。
高 ないでしょ?
松 意外と気ぃつけてみたら、
高 うん。
松 神社とか、いっぱいあるんですよ。
高 あるんですよ。

松 そんな歳になってきたんかも分かれへんな。
高 なんかねー。
松 アホみたいに。
高 うーん。昔よう、うちのオヤジとか、お袋が、
   なんや四国行ってまわってくるわ、言うてたけど、
松 うんうん。
高 「何がええねん。」思ったけど、
松 ショーケンしかり。
高 ショーケンしかり、俺、「何がええねん。」思たけど、
松 うん。
高 やっぱ気持ちいい。
松 ショーケンはなんやったん?
高 ・・。
松 ショーケンも巡礼してたよね。
高 いや、あん時なんか、なんか、
   大麻かなんかで捕まりはってから、
   それのみそぎみたいなことじゃないですか?
松 みそぎみたいなことで、巡礼してたやろ?
高 うん。
松 でも、なんやー、
高 もう知らん。はい。どういうこと?
松 ははは。
高 (笑)
松 いや、ええよ、別に(笑)

其の参 『 食べ合わせのセンス ・ 償い 』

松 もう、名古屋のよさ、味噌煮込みしか、
   俺、言わせてもらってへんがな。
高 言うてたやん。なんか。何?あと何?
松 あとはー、なんやあのー、
高 手羽先?
松 えーー、
高 手羽先もうまいなー。
松 いや、うまいねん。
高 なあ?
松 うまいねん。
高 ラーメンも、あそこ実はうまいとこあんねんで。
松 あ、そうなんや。

高 天むすも。
松 あー、天むすも、
高 実はうまいですよ。
松 やりよるなー。
高 あんなもん、意外とみんなバカにしてますけど、
松 うーん。
高 天むすもあれ、すごい発明ですよ。
松 すごい発明やし、
高 うん。
松 天むすの、横に、
高 あ!
松 あの、
高 あああ!ふきの、
松 ふきの、みたいな、つくだにをつけたやつ、
高 あーー。
松 が、かなり俺は賢いと思うねん。
高 ほんまやな。
松 ごっつ合うやん。
高 ごっつ合う。
松 あーいうね、あーいうのって考えた人って、
   名前残れへんねんな。
高 残れへんねん。
松 例えば、カレーに、
高 福神漬け?
松 福神漬けや、らっきょをつけようって言った人とか。
高 うん。
松 あーいう人って、凄いねんけどな。実は。
高 まあね。

高 だって、カレーに漬物って。普通合えへんのに。
松 そうやねん。
高 漬物、日本の漬物が合うわけないのに、
松 そうなんですよ。
高 なんか、当たり前のように、もう漬物つくもん、
松 九州ラーメンに、紅しょうがとかね。
高 あー。まあね。
松 でしょ?
高 うん。
松 あーいうの考えた人って、
   僕は、隠れた天才やと思うんですよ。
高 ただ僕、なんとなく、ラーメンに、
松 うん。
高 なんでも入りますから、卵も入りゃね、
松 はいはいはい。
高 いろんなもん、ゴマも入ったりしますやんか。
松 はいはい。

高 そんなに、紅しょうががいいとは、
松 うん。
高 僕は思いません。
松 ははは。
高 (笑)
松 あのさ、ここまで一緒に、
高 (笑)
松 積み上げてきたんやから、もう最後の、
   もう最後の一歩やん。
高 ははは。
松 もう、えーやん。そこは。そこは、一緒に行こうや(笑)

高 カレーは分かりますよ(笑)
松 (笑)
高 うん。あの、それ、カレーは分かります。
松 でも、そういうのってあるんですよ。
高 ありますね。
松 そういうセンスって、あるんですよ。
高 例えば?
松 あのー、「ん、これうまいな。」って、
   おも、思うだけじゃなくて、
高 うんうん。
松 「これにカラシ合うぞ。」とか、
高 あー。
松 「これにちょっと酢を落としたら、うまなるぞ。」とか、
   あれってひとつのセンスなんですよね。
高 分かりますよー。
松 僕、めちゃくちゃありますからね。それ。悪いですけど。
高 そんなに感じたことないですけど。

松 僕ね、例えば、子供の時にね、
高 うん。
松 まき寿司食べてた時に、
高 はい。
松 これは僕、もう凄いな、と思う。
高 うん。
松 小学校1年生ぐらいの時ですよ。
高 うん。
松 子供の時に、まき寿司食べてた時に、
   マヨネーズぬって食てたんですよ。僕。
   ほんなら、もう、おかんとかが、
高 うん。
松 「アホやで、この子―。」
高 寿司に、
松 「何をしてんねんなー。」
高 寿司にマヨネーズなんて。
松 言われてたんですよ。
高 うん。
松 「いや、うまいねんって。」って、言うてたのよ。
高 はー。
松 どうですか!今、この昨今。
高 何が?サラダ巻き?
松 この昨今!
高 いや、知らんがな、「この昨今」って、大声出されても(笑)
松 (笑)
高 分かりませんけど、
松 はい。
高 それは、あなたんとこのまき寿司が、
   まずかったことと、要因はね、
松 僕は、
高 うん。
松 子供で、すし、なんにも分かってない、
高 「寿司」とかかったんや、今。
松・高 ははは。
松 なんにも分かってなかったのに、
高 うん。
松 マヨネーズには、やっぱり酢が入ってるんですよね。
   やっぱり、この寿司の酢とマヨネーズの酢、酢が、
高 うん。
松 もう、あわ、合わないわけがないっていうことを、
   どっかで分かってたんですよね。
高 いや、そら、後づけですよ。

松 マヨネーズの原料なんて、
   子供ですから分かってないのに、
   どっかで合うっていうことを分かってた。
   これもうね、もう怪童。
高 ははは。どこがやねん(笑)
松 ははは。怪童ですよ。尼が生んだ(笑)
高 そんなもんな、(笑)
松 (笑)
高 巻き寿司に、マヨネーズつけただけで、(笑)
松 ははは。
高 怪童呼ばわりしてんねやったら、(笑)
松 ははは。
高 何人おるねん(笑)
松 ははは。

高 察するに、子供が巻き寿司好きなわけないんですよ。
松 はーはーはー。
高 言うたって、
松 えーえーえー。
高 俺も、ばら寿司とか、巻き寿司とか、
   寿司がまず嫌いですからね。
松 はい。

高 そんなん巻き寿司なんか、食いたくないじゃないですか。
松 うん。
高 で、家にあるもので、
   なんとか味があるものいうたら、当時、
松 うん(笑)
高 そんな、うちのこと考えても、(笑)
松 そんなことない。
高 マヨネーズ、ソース、
松 そんなことない、そんなことない。
高 そんなもんしかないから、
松 そんなことないって。
高 それは、しょうがなくの、
松 違う違う。
高 苦肉の策やで。
松 全然「しょうがなく」じゃないねん。それは、
高 うん。
松 だって、俺が何よりも知ってるもん。
高 何が?
松 しょうがなくじゃないねん。これを、
高 「俺が何よりも知ってるもん」て、どういうことや。
松 (笑)俺の中に答えはあるもん。
   俺は、しょうがなくやったんじゃないねん。

松 あと、おかきあるでしょ?
高 おかきね。
松 せんべい。
高 はい。
松 あんなんにね、あのね、
   とんかつソースつけて食たりしてたんですよ。
高 ははは。
松 僕。
高 だから、(笑)
松 「合う!」と思って。
高 だから、まっずい、安いおかきもってきて、
松・高 ははは。
高 塩っけのないものを(笑)
松 違うって。

高 おかきで言うならね、
松 うん。
高 僕は、ぬれせん。
松 うんうん。
高 あれはすごいと思うんですよ。
   なるほど、おかきは全部固ないとあかん、
   固くぱりぱりせなあかんっていう発想を、
松 うん。
高 濡れたような、あの食感?
松 うん。
高 あえて、ぬれせんべいとして売る、
   あれは、なるほど!と僕は思いますよ。
   そこにソースつけたぐらいでね、
松・高 ははは。
高 怪童呼ばわりしてたらね、(笑)
松 そ、ソースに関しては、怪童とは思いませんよ。

松 例えば、
高 うん。なんですか?
松 ぶたまんあるじゃないですか。
高 はいはいはい。
松 あれ、東京の人、カラシつけないでしょ?
高 そうですかね?
松 つけないんですよ。
高 あー。
松 大阪、カラシつけるでしょ?
高 うん。
松 これやっぱりねー、ここも、すごいな、と。
   あっこにカラシを持ってきたっていうのは、
   うーん中々やりよるな、とは思うんですよね。
高 うーん。でも、まあ、
   中華料理ってカラシ使ったりしますからね。
松 (笑)そうなんですけどね。

松 あの、麻婆豆腐に、
高 はい。
松 山椒かけんのは、すごいですね。
高 あーー。
松 あれは、うまい。
高 七味にいきがちやけどね。
松 七味にいきがちですけど、あれ、山椒なんですよね。
高 でも、そういう、そんなこと言うんやったら、
   焼き鳥に山椒もやっぱし考えたら、
松 そうなんですよ。
高 はっはー、山椒でいくか、と。
松 うなぎに山椒もすごい。
高 そう。
松 で、うなぎに、
高 うん。
松 奈良漬を持ってきた奴が、
高 うん。
松 僕は、もう怪童やと思いますね。
高 ははは。なんーでも漬物やん。
松 ははは。
高 漬物に、全部はまっとるだけやん(笑)
松・高 ははは。
松 しかも、子供とは限れへんやろ(笑)
高 うん。そんなもん、分かれへんがな。それ。

高 なんか、ピーマンみたいなのもあるやんか。
   ぴ、ピーマンというか、緑、
松 チンジャオロースーかいな。
高 ・・(笑)漬物の話しとんねん。
松 チンジャオロースーやなー?
高 違うがな。何を聞いとんねん(笑)
松 こいつ、チンジャオロースーの話しようとしとるんやなー?
高 違うがな(笑)
松 (笑)
高 あの、あるやん。緑色みたいな漬物。

高 緑色の、きざんだやつあるやんか。
松 ・・・あーはーはー。
高 漬物、基本的に僕は好きなんですっていう話ですよ。
松・高 ははは。
高 いや、あれがあかんねん。瓜。瓜。
松 ん?
高 あの瓜っぽい、なんーにもなんかない、
   瓜っぽい、なんか、やつ、あるなー。なあ?(笑)
松 あれかいな?
高 あれ。
松 チンジャオロースーかいな。
高 ははは。
松 こいつチンジャオロースーの話をしようとしとるなぁ。
高 言うと思ったわ。

松 あ、ひつまぶし食べましたわ。だから、久しぶりに、
高 あ、
松 名古屋でー。
高 それも、名古屋。
松 あのボケは、ほんーまにうまいなー。
高 ほいでまた、お茶漬けにもできるでしょ?
松 そうなんですよ。
高 なんだんねん。
松 なんだんねん、あれはー。
高 うまいなー。
松 うまいわー。
高 だから、名古屋ってやっぱりね、名古屋のもん、
   持って来たらええんちゃうかな?こっちに。
松 あの感じが、
   なんで東京で出されへんねやろなー?
高 俺、店屋やりたなってきてね。最近それでね。僕も。
松 うそー。
高 加藤が、今やってるでしょ?
松 加藤が今やってるらしい。
高 なんかね、あのー、
松 あのーーー、
高 ジンギスカン。
松 ジンギスカン。らしいね。
高 えーらい売れてるらしいですよ。
松 マジで?
高 えーらい売れてるらしいですよ。
   加藤んちの家の、あ、店の横が空いてるらしいんですよ。
   僕、「買ったろかな。」思って。最近。
松 はやってんねや。

松 そうのんには、俺、向いてないなー。
高 いや、俺も向いてないねんで?
   でも、なんか、行って、メシ食いたいときに、
松 うん。
高 そこ行ったら、メシ食えるみたいな、物凄い贅沢ですけど、
松 山崎も「やりたい」言うてた。

高 あなた、もし、もしやるとしたら、どんな店やります?
松 僕、食いもん屋は、やらないですねー。
高 あ、そうですか。
松 なーんかあった時に、やっぱ責任を持たんわー。
高 あー、ややこしーからねー。
松 うーん。
高 あそこうまいですねー。あのー、あの人。

松 あのー、「うまいぞう」でしょ?
高 うん。あれうまいねー。
松 いや、俺行った事ないねんけど、相当うまいらしいね。
高 やっぱりね、すごいよ。
   あの人、なんて名前やったっけ?えっとー、
松 グッチさん。
高 グッチさん。
松 はい。
高 もうねー、やっぱりね、料理がこまやか。
松 へー。
高 で、高くないんですよ。
松 そうらしいね。

高 僕、もう3回ぐらい行きましたね。
松 マジで?
高 はい。今度行きましょか?
松 うん。
高 ね?1回ね、終わりでね。

高 自分、クンッてようやるなー。紳助さんみたいにー。
松 ・・。
高 真似してんのかいな?
松 ははは。
高 あんなんなりたい思てんのかいな?
松 ははは。
高 「あんなん」言うてもうた(笑)
   あーいう感じになりたい思てんのか。
松 しかも、俺はなんて言うねん、それ言われて(笑)
高 ははは。クンクンッて、できへんわ。それ。
松 いや、元々、鼻がそうなのよね。
   ちょっとあんのよね。
高 何それ、そんなんなかったで、自分〜。
松 いやいや、あるある。昔からあるって。俺。
高 インスパイアされてんちゃーん?
松 だから、なんて言うたら、ええねんっていう(笑)
高 ははは。

松 さだまさしの、
高 はい。
松 「償い」っていう歌があって。
高 はい。

松 これ、僕、どうしても聞きたかったんですよ。
高 ほうほうほう。と、いいますと?
松 というのは、なんか、たけしさんのね、
高 ほう。
松 「誰でもピカソ」ってあるでしょ?
高 ありますね。
松 俺、今田に聞いてんけど、
高 はい。
松 あれにさださん来てんて。
高 ほう。
松 ほいでね、
高 うん。
松 「償い」っていう歌がね、
高 うん。
松 なんか、めっちゃええねんて。
高 今ちゃんいわく。
松 今ちゃんいわく。
高 うんうん。
松 ほいで、なんかね、そのーー、交通事故にあって、
高 うん。
松 なんや、したんやって。
高 うん。
松 なんや、そんな話らしいわ。
高 うわーー。
松 ははは。
高 はしょったなー。
松 いや、あんま言えへん方がええかな、思て。
高 なるほど。
松 で、それ、ご、めっちゃ感動して、
高 うん。
松 こないだも、なんか、あの、
   交通事故起こした奴の裁判で、
高 うん。
松 あのーー、裁判官が、
高 なんかありましたね。
松 「さだまさしの“償い”を、」
高 あー。
松 「聴くべしー。」言うて。
高 なんかありましたね。

松 「聴きたいなー。」思て。その歌。
   でも、普通にしてて、聴く機会もないから、
高 今日、
松 「あ、せや。」と思って。
高 あら。
松 あの、今日思い出して、俺。長谷川に言うて。
高 なるほど。

〜「償い」

松 へーー。
高 さださんねー、
松 ほー。
高 さださん、こういう歌、すごいね。
松 へー。
高 メッセージ性のある歌、作りはるね。この人って。

其の四 『 もっと認められるべき人 ・ 大沼Dの新しい靴 』

高 さださんは、もうちょっとみんなに認められないかんね。
松 よくみんな言うよ。さだまさしと、佐野元春は、
高 うん。
松 もっと評価されなあかん。
高 ほんまやで、これな。
松 されてるんですけどね。
高 されてんねん。されてんねん、
松 逆にそれもなんか、失礼な感じがしてね。
高 いや、そやねんけど、
松 うん。
高 あのねー、もうちょっとね。
松 うーん。
高 と、僕は思ったりもしますけどね。
松 そうねー。
高 僕はあの、宇崎さんも思いますよ。
松 あー。

松 やっぱり、生きて、
   現役でやってる内はあかんのかも分からんな。
高 うーん。なんかねー。
松 だから、だから現役ってことなんじゃないの?
   いいようにとればね。
高 そうなのかな?
松 うーん。なーんかやっぱり、
高 うーん。
松 死んだり、おれへんようになったりしたら、
   評価上がるからね。どうしたって。
高 まあねー。
松 やめたりとかねー。
高 うーん。
松 だってね、いや、俺、好きですよ。百恵ちゃん。
高 うん。
松 でもね、知ってるやんか。現役っていうか、
高 うんうん。
松 ずっとそれを。
高 うんうん。
松 山口百恵っていう人を。
高 うん。
松 今、もう、なんかもう、すんーごい扱い受けてるけど、
高 うん。
松 正直ね、
高 うん。
松 現役ん時ね、
高 うん。
松 そこまで言われてなかったからね。
高 まあね。でも、辞める前ぐらい、ちょっとぐぐぐっと上がって
松 うん。辞める前ぐらい、
高 上がって、
松 だから、辞めるって言ってから、
松・高 ぐぐぐー
松 ってきて。
高 うん。
松 で、ほんまに辞めたし、
高 うん。
松 ほんまに辞めたまんまやから、
高 うん。
松 あの後から、どんどん上がってってますけど、
高 うん。上がってますねー。
松 あのねー、正直ね、そこまでね、
   あの、全部出す歌ヒットでもないしね。

松 当時は、俺、百恵ちゃんのファンやったから、
   ごっつ覚えてんねん。
高 うん。うん。
松 だって、俺も覚えてたもん。
   「百恵ちゃんの評価低いわー。」みたいに思って、
高 当時。
松 うん。全然桜田淳子とか、
   あの、ピンクレディーとかの方が、
高 うん。
松 ええように言われてた。
高 言われてた。言われてた。
松 で、「なんでやねん。」みたいに思ってた。
高 あら、物凄い百恵ファンやんか。
松 そうですよ。
高 こんなところに。

高 加藤が1回、逢うてるんですよ。家行ってるんですよ。
松 あ。
高 極楽の加藤。

高 加藤が、
松 うん。
高 三浦友和さんと仕事をなんかしたんやって。
松 はい。
高 で、まあなんや、飲んでて、
   「うち来い!」言うて、行ったんやて。
松 うん。
高 で、行って、リビング通されて、
   なんやわーって喋ってたら、百恵さん出てきて、
   「うおーー、百恵ちゃんやー。」思って。
松 うん。
高 ほいで、百恵ちゃん、歌一曲歌いはったらしいで。
松 ははは。
高 「もう、ええもん見てんなー、お前〜。」言うて。
松 あ、そう。

高 辞めてもう、何年?
松 うーん。
高 20年ぐらい?
松 20年以上じゃないかねー。
高 それで、こんなにもさあ、
松 うん。
高 何このー、世の中から「百恵ちゃん」言うたら、
   知らん、見たこと無い人でも、
   こー、「へーー!」って思うよね。
松 うん。だからやっぱり、
   やっぱりそういうことなんやな。
高 どういうこと?
松 現役じゃないってことなんやな。
   現役のうちは、評価されへんねん。この国は。
高 うーん。そうなんかなー。
松 そういうことですよ。
高 されてる人もいますけどね。
松 いや、されてますよ?
高 (笑)

松 されてると言えばされてるけども、
高 うん。
松 今以上の評価をされようと思ったら、
高 うん。
松 なんーかで死ぬとか、もう、完全引退でもせえへん限り、
   もうダメなんですよ。
高 そういうもんなんですかね。
松 はい。所詮ね、あのー、
   日本なんて、敗戦国ですよ。やっぱり。
高 なんでそこに入ってくんの?
松 そこにいくんですよ。
高 なんで?
松 やっかみの人民なんですよ。
高 ほーほーほーほー。
松 だから、今、この、今、NOW!で、
高 え?もー、「敗戦国」言いながら、
   もー、英語使ってるやん(笑)
松 ははは。毒されてるんですよ。

松 今、生きてるものには、嫉妬するっていう、
高 あー、そうですかね。
松 民衆なんですよ。
高 うーん。
松 これは。

高 でも、桑田さんとか凄いじゃないですか。
松 あーあーあーあー。
高 桑田圭祐、50歳ですよ?
松 うん。
高 何年やってるんですか?
   ほんでまた、アルバムが100万枚、こしたんでしょ?
松 らしい。
高 7年ぶりですよ。
松 ねー。
高 7年出さないのに、出したら、
   100万枚超えるっていう、それ、なんですか?
松 ねー。ただまあ、あのー、
   ♪ダダダダッダッダーいうのは、
   完全に♪惚れたぜカンパーイ!ですからね。
高 それはもう、さっき言うてるけど、僕分かりませんけど。
松 ははは。

高 やっぱすごいことですよ。それって。
松 いや、すごいことですよ。だって、
高 ずーっと第一線ですよ。
松 忘れもしませんよ。
高 うん。
松 僕らが中学1年生の時に、
高 うん。
松 ね?
高 うん。
松 放送室でよう聴いてたでしょ?
高 うん。
松 あのー、
高 あのー、
松 「渚のシンドバット」
高 うん。
松 中学1年ていうことは、
高 そっからですよ?ずーっとですよ。今。
松 13の時からですわ。僕らが。
   で、もう、僕らが、もうなんだかんだで42とか、
高 うん。
松 3来ようか、みたいな話ですから、
高 30年ですよ。
松 30年ですよ。これ。
高 しかも、一線ですよ。ほんーまに。
松 はい。
高 ちょっと小室さん全盛期ん時、
   ちょっとがたがたっと来ましたけど、
松 まあまあ、本人いわくね、
高 うん。
松 本人にしたら、順風満帆ではなかったのかもしれんけど、
高 でも、
松 ねえ?
高 ほぼ、ほぼ。
松 ほぼ。
高 ほぼもう、トップに。
松 そう。
高 すごいことですよ。

松 ヒット曲、むちゃむちゃあるからね。
高 もうだって、「聴いたことあるわ、これ」って、
   ほとんどなんですよ。
松 そうなんですよね。
高 うん。

高 そんな人おらんて。
松 そんな人おらん。
高 な?
松 うん。だって、
高 うん。
松 誰とは言わんけど、この番組で色々、
   あの、曲かけるやんか。
高 うん。
松 で、昔の、曲を、
高 あります、あります。
松 わりとかけるやんか。
高 うんうん。
松 で、その、まあ、誰とは言わんよ?
高 うん。
松 結構ヒット曲いっぱいある思て、
高 あー、まあ、
松 いざ、
高 あーまあ、あります。
松 調べてみたら、
高 まあ、あります。「あれ?」
松 2曲、
高 「こんなもんやったっけ?」みたいな。
松 3曲。
高 いや、もう、そんなもんですよ。
松 なあ。

高 あの、何がすごいんやろ?声?メロディ?なんや?
松 うーん。
高 日本人の、なんか、なんか、なんかに合うの?
松 うーん。
高 凄いね。
松 なんなんでしょうねー?
高 買いたなってまうねんね。現に俺、持ってるし。もう。
松 あー。僕、佐々木にもらいました。
高 あーそうですか。
松 はい。
高 ・・・いや、実を言いますと、
   「持ってる」いうの、僕も佐々木に貰いました。
松 ・・うわー。まるで、自分で購入したかのように、
高 はい。今、ちょっと松本が言うたから、
松 うん。
高 あ、それは、ほんまは、悪い俺やったらね、
   こんなんはね、絶対に、自分で買うたように、ふりしますよ?
   ただやっぱし、人的に、その、ねたみそねみが無い人間ですから、
   「あ、なるほど。松本がそう言うんやったら、
    俺もそう言おう。」って、さっと言いました。
松 よー喋るな、自分。
高 ははは。
松 (笑)

高 まあ、7,8年いう話しましたけど、
   大沼いるでしょ?「ガキ」の大沼。
松 うん。
高 もー、ほんま笑かしよって、
松 もー、ヤマアラシみたいになってきたな。
高 もう、ヒドイやろ?
松 うん。
高 頭、スカスカやろ?
松 スカスカや。
高 ははは。
松 スッカスカや。
高 あれ、あれタメですよ。僕らと。
松 あーそうそう。

高 「ガキ」もやってるし、
松 うん。
高 特番もなんかやったりもするし、
松 うん。
高 さんまさんの「御殿」もやってるんですよ?
松 うん。
高 お金あるはずじゃないですか。
松 えっとーー、
高 ディレクター。
松 彼はディレクターですよね。
高 自分の会社もあ、あるんですよ。

高 あの、裁判で、その、毎回、あの、
   金を「ケチや、ケチや」言うてたでしょ?
松 うん。
高 7年間、靴買ってなかったんですよ。
松 はー。
高 7年間、靴買えへん人間っていますか?
松 すごいねー。
高 あの、大沼のはいた靴を、
松 うん。
高 もうその、難民のとこ持ってったら、
   難民もぱっと放るぐらいの靴ですよ。
松 うーん。
高 これを、7年間履きつぶしてるんですよ。
   で、やっと最近買うたんですよ。
松 うーん。
高 で、「うわっ。」みんな、気付くわけですよ(笑)
松 うん。
高 足、ういてるから。
松 うん。

高 ADがまず気付いて。
松 うん。
高 ざわざわざわっ。ざわついたんですよ。本番前に。
松 うん。
高 ざわざわっ。「大沼さんが、新しい靴なってる。」で、
   みんな、ぶわーー広がって。
松 色んな奴おるなー。片や、そのほら、
   「DX」のあのー、あいつはさ、
高 あ、武野(笑)
松 武野なんかは、もー、
高 靴ばっかり、
松 靴ばっっかり買うてるやんか。
   あれはあれで、おかしいしな。
高 おかしいねん。あれ、だから、
   年間あのー、10何足か、20足ぐらい買いますよ。

松 武野なんかな、
高 うん。
松 もー、やらしい話ね、
高 うん。
松 あいつやらしいで。
高 ん?
松 ぱって、目ぇ合うやろ?
高 うん。
松 ぱって目ぇ、合うやんか。
高 うん。あーあー。
松 俺が武野として、目ぇ合うやんか。
高 あーあー。
松 ほんならね、自分の靴見よんねん。
高 ええっ?
松 「見ろ」という感じで、
高 ええええっ?(笑)
松 俺の視線を、
高 (笑)
松 この視線の点々を、
高 持っていくねや。
松 このまま、ピューって、じ、自分の目線で、
高 なるほど。
松 自分の靴にもっていきよんねん。
高 はー。
松 見てまうやん。
高 見てまうな。

松 ほいで、「どう、どうですか?」
高 そんなこと(笑)
松 「この、今回の靴は。」的な、
高 (笑)
松 顔をするやんか。
高 あーはいはいはい。
松 「言え!」
高 (笑)
松 「靴について言え!松本。」って。
高 そんな奴じゃないやろ(笑)

高 武野も同い年ですよ。
松 そうやんなー。
高 だから、片や靴に金かける人間と、
   金かけへん奴と、これ両極端なんですよ。
松 ほんまやなー。
高 それでね、その後まだあるんですよ。
松 うん。

高 で、みんな、「新しいの買うたー。」言うて、
   「どこで買うたん?」言うたら、
   なんか、ABC、なんか、ADが、
松 うん。
高 「ABC」っていう声が、
松 あー。
高 なんか、ぱっと聞えたんやって。
松 あーはーはー。
高 まあ、「ABC」しか分かれへんかったんや。
松 うん。
高 で、次の週の会議になって、
松 うんうん。
高 そしたら、違う靴はいてるんですよ。
松 あらっ?!
高 「えええっ?」
松 さらに。

高 みんな、噂がざわざわざわっ。
松 もうじゃあ、それだけで3足あるってことやんか。
高 ちゃう、2足です。
松 その、7年のやついれたら。
高 そう、7年のやついれたら、3足。
松 驚異的なことやんか。
高 驚異的なことです。今まで、そんなん無かったですからね。
松 うん。
高 ほいで、2足めも新しいやつが来るな、と思ったら、
   違う2足目やったんですよ。「えーー?」ってなって、
松 うん。
高 そしたらね、大体、で、いろんーな、
   色んな人間の、ちょっと大沼さんから聞いた言葉が、
松 うん。
高 点と点が線になったんですよ。会議で。

高 まず、1足買うたでしょ?
松 はい。
高 2足買うた。
松 うん。
高 「大沼さんが2足買うことってあるか?」って話に、
松 おかしい。
高 会議室、会議中に。
松 うん。
高 大沼は、にこにこ笑ってたけど。
松 うん。
高 「有り得へん。」と。
松 うん。
高 「2足買うなら、それなりのなんかメリットがないと。」つって、
松 うんうん。
高 「はああっ!」って、1人の、1人のディレクターが、(笑)
松 俺ちょっと分かった。
高 分かったやろ?(笑)
   「ABCマートで、2足買うと、
    1足半額なるっていうのを言ってましたよ!」
松 ははは。
高 って言うたんや。
松 はいはいはい。
高 そしたら、ADが、確か「ABC」っていうのを聞いた、と。
松・高 ははは。
高 ほんで、あいつ、お台場住んでんねん。
松 うん。
高 「お台場の近所、ABCマートある!」
松・高 ははは。
松 分かりやすい(笑)
高 ってね。
松 いやまあ、おもろいわな。それ気付いたら。

松 なんにも悪いことじゃないんやけど。
高 なんにも悪いことちゃうねん。でも、
松 まあ、笑うわ。
高 それで2足買うたんやー。
松 はー。
高 貧乏ったれやなー、あれー。
松 面白いなー。
高 面白い。

松 でも、元々は、なんで靴買おう思たんやろな。
   まあまあ、さすがにもうあかんかった、
高 どっかで、いや、ちゃう、買おう思てんけど、
   買うタイミング、安いのんとか、買うタイミングがなかったのよ。
   「まだいける。もう、まだ明日もいける。」っていうのが、
松 うん。
高 それで7年ですよ。新しい靴買えへんかったんが。
松 すごい。

高 ヒドイ靴ですよ。
   冬越されへんぐらいの靴はいてるんですよ(笑)
松 (笑)
高 それが2足買うてるんですもん。
松 なんーーやろな。
高 な、そこまでなんでね(笑)、
   半額なるもんを買わなあかんかねー?つって。
松 金はあると思うけどなー。
高 ある。で、お台場に住んだのもね、
松 うーん。
高 今日びディレクターがお台場住んでる言うたら、すごいでしょ?
松 うん。
高 高層ビルですよ。
松 うーん。
高 どっち側や思います?海側やないんですよ?
松 あー。
高 陸側向いてるんですよ。
松 なるほど。
高 全然お台場にある意味ないんですよ。
松 ははは。
高 ははは。
松 オーシャンビューじゃないんや。
高 ないねん。ヒドイんですよ。
松 ははは。
高 「なんでここ住んでんねん」思て(笑)
松 あー、たまに「ガキ」ん時でも、弁当食べてんの見るけど、
高 いや、おぞましいやろ?
松 もう、おぞましい。
高 おぞましいよ。もう、ぞんぞんするやろ?あれ見たら。
松 おかずをね、もうね、焼き殺すような目で見てるわ。
高 ははは。
松 (笑)

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