2005.10.8(土) 211回

今週の一曲 『 ビューティフルサンデー 』 田中星児

其の壱 『 悲惨な手術 ・ 五年目 』

松 どもー、肉の、松ちゃんです。
高 ハナ、
松 ハナマサみたいなもんやんか。もう。
高 ははは。
松 (笑)
高 今、俺が言おうとしたら、先に言うたな(笑)
松 おー(笑)
高 ねえ。あ、そんなんでええの?
松 ええよ。そんなんで。
高 あ、底辺×高さ÷2でーす。三角形のね。
松 「高さ」言うてもうてるで。
高 「高須÷2」って言うたよね?
松 今、ちゃんと言うてもうたで。
高 「高さ」言うた?
松 「底辺×高さ÷2」言うてたで、自分。
高 「高須÷2」言うてたで。

松 まあまあ、今日もね、
高 はい。
松 あのー、やるわけですけど。
高 ねー。
松 長谷川ぬきで。
高 長谷川ぬきで。ともじ抜きでね。
松 えー。
高 ともじが、まあ、始まる前に連絡くれまして。
松 はーはーはー。
高 「すいませんねえ。」と、か細い声で。
松 あ、そうなんや。

松 自分、入院したことある?
高 ありますよー。
松 俺無いねん。
高 元気やなー。
松 いや俺は、ほんっとにそういう意味では、
   あのー、親に感謝せなあかんわ、と、思てるわ。
高 ははは。
松 ははは。なんか、飛び出すとでも思たか、ボケぇ(笑)
高 いや、そらー、思うでしょ(笑)
松 飛び出せへんことも、飛び出しや、ひとつの。
高 なるほどね。武器。
松 ・・いや、武器やない。
高 ははは。僕はあの、扁桃腺もね、
松 うん。
高 切って。小学生の時、扁桃腺切って。
松 それ、入院したん?
高 入院しましたよー。扁桃腺。一週間。

松 あ、うちそうか、姉ちゃん兄ちゃん扁桃腺切って、
高 うん。
松 えらいビビらされてたから、
高 うん。
松 「俺は絶対扁桃腺だけには、」
高 拒否したんかいな?
松 あの、「気ぃつけよー。」思て。
高 「気ぃつけよー。」思て?
松 「気ぃつけよー。」思て、あの、・・・あの、心がけてたわ。
高 また、飛び出せへんな、これ。
松 ははは。

松 めっちゃ血ぃ出んねやろ?あれ。
高 めっちゃめっちゃ痛いよ。
松 なあ?
高 あのな、もう口の、
松 麻酔きけへんらしいやんか。
高 いや、きくねん、きくねん。
   一応きくねんけど、意識はあんねん。
松 ・・。
高 粉、
松 ほな、痛ないやん。
高 いや、もうなー、分かんねん。
   入るやろ?病室入るやろ?
松 うんうん。
高 なんか、麻酔きいてるような感じや、
   ふわ〜っとしてんねんな。
松 あー。
高 で、イスみたいなとこ座らされんねん。
松 うん。
高 こう、寝るんじゃないで。

高 歯医者みたいな感じや。
松 あーあーあー。
高 あんな感じんとこ座らされて。
松 ほーほーほー。
高 で、手ぇかなんかを、こう、がっとこう、
松 ただその、自分、あれやで?いつの話?
高 小学校2,2,3年生。
松 もー、そんな、その頃と今の医学が、
   もー、全然変わってきてるから、それなんか、
   今の感じで言えへん方がええで。
高 当時やんか。だから。
松 ふっるい、ふっるい器具やで、そんなもん。
高 いや、そんなね、
松 俺、ちょっと前もね、歯医者行ってびっくりしたもん。
高 何?
松 全然なお、「治せてない」言うて。
高 どういうこと?
松 昔の歯医者で。
高 そらそうでしょー。
松 もう、奥の方の膿とか、全然とれてなかったですよ、
高 膿が入ってんのかいな、自分。
松 膿っていうか、芯がね。
高 芯?!
松 もー、イトダガワが中途半端なことしてんねん。
高 (笑)
松 イトダガワ歯医者。

松 中〜途半端なとこで、「はい、OK!」言うて、
   もう蓋してもうてんねん。
高 あーー、するよなー。
松 おかしいはずや、ちょっともー、縄跳び、
   結構激しい運動したら、ちょっと痛かったりとかしなかった?
高 全然、ないよ。そんなの。
松 治したはずやのに。
高 そんな、
松 体あったまってきたら、なんか、
高 じんじんする。
松 芯の方で痛い、みたいなことない?
高 あーー。
松 あれ多分、芯が残ってんねん。まだ。
高 俺ね、無いんですよ。あんま、虫歯とか。
松 あ、そう。
高 自分、なんかあんねや。僕ないんですよ。
松 もうなくなりましたけどね。

高 ほいで、座ったら、
松 (笑)
高 前も言ったかもしれんけど、両サイドから、ぐーで、
松 前は言うてへん。さっき言うたんや。
高 ほうや、ほう。(こうや、こう)
松 それ、分かれへん。テレビじゃないんやから。
高 両サイドから、ほっぺたね、
松 (笑)
高 ぐーでおさえんねんで?
松 ほっぺた、ぐーやんねや。
高 うん。
松 それ、誰がやんの?
高 なんか、看護婦みたいなんが。
松 開けさしよんねや。

高 で、口の中に、
松 あー、痛い痛い痛い痛い。
高 ハサミみたいなんで、ちょちょちょちょちょ、
松 うわうわうわうわうわ。
高 これは、俺はまだ、なんとなく、
   麻酔がうっすらきいてんねんけど、
松 うん。
高 うちの弟、麻酔なしやねん。
松 なんで?
高 拷問やで。
松 なんで麻酔なかったん?
高 なんかね、麻酔なしの方が、
松 うん。
高 そのー、治りが早いみたいなこと言われて。
   「どういう理由や!」思たけど。
松 (笑)
高 だからね、ほんま、拷問や。
松 そんなこと、今、
高 うちの、うちのおかんとオヤジは、
   そっちにサインしてもうたんや。
松・高 ははは。
高 「なるほど、なるほど」言うて。子供のな、
松 (笑)
高 恐怖心とかな、(笑)
松 ははは。
高 俺の場合は、まだ良かってん。
松 えー?そんなん、今あんのかなー?
高 麻酔なしやで?
松 いや、多分、ないで、今そんなん。

松 それ、幼児虐待やで。
高 いや、ほんまやで。「あーーー!」言うて。
松 そらそうやて。多分、あれ、あのー、多分、
高 うん。
松 980円ぐらいですむからやで。
高 安いからかな?(笑)
松 麻酔、そら絶対安くつくよ。そら。
高 そら安くつくよなー。
松 もっと安かったんちゃう?

高 うちの弟なんも分からへん。
松 「わー!」
高 聞いたこと無い声出るらしいで。
   「うわーーー!」って。
松 (笑)
高 そらな、
松 あ、今、絶対ない。そんなこと。
高 ないかなー?
松 ないと思うよ。
高 血を吐くん。のど、がーーって切ってるから。
松 俺もう、そんなん全然ないもん。
高 あー、そう。
松 全くないわ。
高 俺、それに、それプラス、足の筋も切ってるし、
松 はーー。
高 俺、もう入院を何度もしとる。
松 骨折もないねん。俺。
高 あーそう。
松 縫うたことがないし。
高 あーそう。
松 うん。
高 得やなー。

松 気持ちの問題やけどね。俺に言わしたら。
高 脱臼もしたしなー、俺。
松 そやろ?
高 うん。
松 だから、気持ちの問題やって。
高 あんまり、無茶してないだけなんちゃうの?
松 いや、え?
高 無茶してないだけちゃうの?
松 いやいやいや、
高 あんまり。
松 結局ね、イメージやねん。その、
高 うん(笑)
松 人って。
高 「人ってイメージ」(笑)
松 イメージをしてくねん。イメージをしてったら、
   絶対できるはずなのよ。
   昔飛べた高い塀が、今飛べへんのは、
   もう分かれへんようになってんねん。
高 うん。
松 子供の時、飛べたやろ?あれは、子供の時、
   飛べるイメージがわいてたから、飛べたのよ。
高 うん。
松 だから、脱臼、裏を返せば、脱臼したっていうのは、
高 うん。
松 脱臼したイメージを持ってもうてたってことやねん。
   絶対持ったらあかん、
高 (笑)
松 絶対描いたらあかん、きゃん、
   キャンパスに、その絵を描いてしまったんや。
高 なんか、ピンとけえへんなー。
松 使ってはあかん、絵の具の、色を、使ってもうてんねん。
高 ややこしーな、それも。
松 どんーどん、
高 色、
松 たとえをすることによって、
高 離れていってるで。
松 イメージがわけへんことになってる(笑)
高 ははは。

松 長谷川くん、早く帰ってきたらいいんですけども。
高 いや、もー、
松 帰ってこないかもしれませんし。
高 そんーな、大病じゃないでしょ(笑)
松 いや、分からないですけどね。

高 これ、10月でね、
松 うん。
高 松ちゃん、
松 うん。
高 5年目ですよ。
松 ・・・この、「放送室」がでしょ?
高 5年ですよ!
松 そうですねー、ほんとに。
高 そんなやってる?
松 ほんとねー。
高 はーー。
松 5年っていやあ、あんた、なんですか?
高 相当なもん、5歳ですよ子供が。
松 あのー、そうですよ。
   マンションでも、2回ぐらい更新してますよ。
高 ほんまや。それも、あんまりなんか、
松 分かりにくいなーー。
高 あんまり、分かりづらいな。俺の、子供も普通やしなー。
松 ははは。
高 5年は、
松 小学生やった奴が、高校生なってるわ。
高 あ、それが一番たってるわ。

松 もっとあるやろ?
高 ないです。
松 ははは。真っ赤が、真っ赤っかやったTシャツが、
高 ・・・どうなってるの?
松・高 ははは。
松 そんなにもう、真っ赤っかではないよね。もう。
高 いやー、わー(笑)
松 その、何回、
高 うわうわうわうわうわ(笑)
松 週に何回着るかにもよるけど。
高 うわうわうわうわ。ほんま?

高 なんやそれ(笑)
松 (笑)
高 あーでも、小学校が、
松 うん。
高 もう高校っていうのが、一番やわ。
松 そうでしょ?
高 やっぱりうまいことなっとんな。
   「小学生が高校」っていうたら、
   もーのすごい時間経ってる感じするもんね?
松 そうそうそう。それも、まあ言葉のーー、
   トリックもあるんですけどね。
高 うーん。そういうの、他になんか無いの?
松 それ、何?
高 言葉のトリックみたいなの。
松 無い。今のが、最後の一個やってん。
高 はーはー。え?
松 今までいっぱい、世の中にあった言葉のトリックの、
高 うん。
松 最後の、
高 一番最後かいな。大トリかいな?
松 大トリや(笑)

高 ようさ、最近の普通の女の子とか喋ると、
松 うん。
高 まあ、二十歳ぐらいのこと喋ると、
松 うん。
高 もー、びっくりすること言われるでしょ?
   「あ、その頃私産まれた。」みたいなこと言われたら、
松 あー、全然あるわ。
高 「えーーーー!」思うやろ?
松 全然ありますよ。
高 ねえ?
松 全然あるよ。僕は最近っていうか、
   普段喋ってる子なんかは、
高 うん。
松 もー、この子が産まれた時、
   もう僕はダウンタウンでしたからね。
高 ほんまやなー。「HEYHEY」なんかでも。
松 そうなんですよ。
   僕、ダウンタウンなんですよ。
高 はー。
松 ダウンタウンじゃない頃の、
   僕を知らない人が、いっぱいいるんですよ。
高 そうやねー。ダウンタウンの松ちゃんやって、
   ずっと言われつづけて。
松 そうそうそうそう。ひどい、
高 マチャアキみたいなもんですよ。俺らにする。
松 そう、そうですよねー。
高 気付いたらもう、マチャアキっておったからね。
松 うーん。

其の弐 『 懐かしものDVD ・ 「北の国から」って 』

松 ちょっと思い出した。
   自分、あの、「前略、おふくろさん」観た?
高 観てないよ。
松 もーーー。ええ加減にせなあかんわー。
高 自分、俺に「観ぃ」言うてたっけ?
松 「最終回、ええから観いや。」言うたやん、俺〜。
高 「観いや」言うてたっけ?観る観る観る観る。観るわ。
松 ・・。
高 ちゃんと観とくわ。あれ、自分、あれ観た?
松 何?
高 「ジャイアントロボ」全部。
松 観てへんよ。
高 「カラミティ、アクション。」観た?
松 観てへんよ、そんなん。
高 ちょっと、観てー言うたやん、俺〜。
松 俺、買うたんや。
高 いや、知ってるよ。だから、観て言うたやん。
松 2話から進んでへん、食が進んでへんねん(笑)
高 (笑)細なっとんなー、夏バテしとんなー。
松 違うねん。もうねー、あらーて、腹立ってくんねん。
高 いや、あらいかもしれんけど、
   「カラミティ、アクション。」だけ観てよ。
松 そこだけ飛ばして観んのもイヤなんで、
   ちゃんと観て、カラミティまでいきたい。
高 もー、絶対観いひんやん、自分〜。

松 買うんですけど、
高 うん。
松 中々やっぱり、あのー、1話2話までは、
   「懐かしいなー。」言うて観れるんですけど、
高 体力が、もうね、
松 もー、一緒やからな。
高 もー、一緒。
松 で、今観たら、
   「これ、先週とどこがちゃうねん?」みたいな。
高 いや、
松 「かぶりたおしやん。」みたいな。
高 いや、そうなんですよ。

松 ほいで、あの、
高 うん。
松 その「ジャイアントロボ」とか、
高 うん。
松 あーいう特撮もんとかでも、特にそうやねんけど、
高 うん。
松 もうね、なんかあの、こ、
   「そこにユニコーンの、第三支部があった!」
   言うてんねやんか(笑)
高 ははは。古〜〜。
松 ははは。ね?
高 おーおー。

松 アンテナみたいなんが、
高 うん。
松 まわってんねん。
高 うん、まわってんねや。
松 間っ違いなく、あれ、石鹸箱やねん!
高 うわーー。石鹸箱まわってんねや。
松 (笑)石鹸箱を、なんか、なんか、
高 うまいことしてんねや。

松 だからな、なんか今もう、なんでもかんでも、
   DVD化をね、するでしょ?
   これ、なんか金儲けになるわ、みたいなことで。
高 うんうんうんうん。
松 でもね、まあ、あのー別に、
   それが悪いことじゃないねんけど、
高 うん。
松 全部って、中々観られへんねん。
高 ・・・。
松 やっぱ、最初の懐かしさだけで終わってまうねん。
高 そうですね。
松 ね。だから、昔のバラエティでも、
   別になんやとは言いませんけど、
高 うん。
松 「あれがまた、DVDで復活」とか言うて、
高 うん。
松 あのー、なんや、正直ね、
高 うん。
松 「ごっつ」「ガキ」が売れてるから、やってますけど、
高 うん。
松 観れるかっちゅー話なんですよ。果たして!
高 観れるでしょ。
松 いやー、僕は観れないと思いますね。
   いや、まあ、その、物によりますけどね。
高 ブーーーッッ!!(笑)
松 ははは。
高 まあ、
松 「ごっつ」「ガキ」は観れますよ。
高 あー。
松 やーっぱりそれは、
高 うん。
松 懐かしさだけのもんじゃないですから。
高 うーん、まあね。そうそう。
   面白いものを、追求してますから、一応ね。
松 そう。
高 あんまり、はやりすたりじゃないものをしてますから。
松 懐かしさに、負けてないですから。面白さが。
高 うん。

松 正直、あの、「ジャイアントロボ」は、
   まあ、最初だけでしたね。
高 自分、あーいうのできる人?そういうの、ぱっと借りて、
松 うん。
高 「あー、ええやんか。ちょっと貸してーや。」言われると、
松 うん。
高 いや、また観るかもしれへんから、こっから。
松 うん。
高 いつ観るかも分かれへんので、
松 うん。
高 途中ぐらいから、「この辺から貸して」って言われても、
   貸せない人やねん。俺って。
松 (笑)
高 1回。なんか。
松 あー、そこはやっぱり、あのー、
高 せこいねん。
松 人としてちっちゃいな。
高 ちっちゃいです。
松 俺は、その辺は、全然大丈夫や。
高 ごっそー貸せる?
松 全然貸せるよ。
高 それ、「ジャイアントロボ」やからやろ?
松 ははは。
   なんーぼほど、「ジャイアントロボ」に思い入れないんやろな、俺(笑)

高 俺ね、「北の国から」。
松 あーはいはいはい。
高 DVDボックスを、うわーー買ったんですよ。
松 はいはいはい。
高 もー、全種類あるんですよ。うちでは。
松 はい。

高 そいでね、
松 うん。
高 それが、半年返って来ないんですよ。大体、観るのに、あれ。
松 でもー、
高 13話あって、
松 あ、自分、どれが一番・・、泣いた?
高 泣きましたよー。
松 何回も泣いてんの?
高 何回も泣きましたよ。
松 あんた、何回も泣いてんの?
高 ない、
松 どこで泣いてんの?じゃあ、例えば。俺も、全部観たよ。
高 自分が泣くのはあれやろ?靴んとこやろ?
松 もー、靴んとこでしょー。
高 あのー、あのー、警察んとこでしょ?
松 「何してんだ!」言われて。警察に。
高 全然、違う違う違う違う。

松 俺ね、もー、あーいうのほんとそうなんですよ。
高 もーねえ、
松 あのー、新しいもん買ってもらうけど、
高 うん。
松 今まで使ってたやつを、
高 うん。
松 捨てれないんですよ、ね、やっぱり。中々。
高 うんうん。うん。
松 で、あーいうの、ごっつい、もうもう、ど真ん中やねん。俺〜。
高 ないわー。
松 ・・。
高 ねーなー。
松 ははは。
高 あれ、俺、俺は、あそこの、
   「なんで五郎さん帰ってけえへんねん?」と。
   あの、葬式やのに。
松 葬式、
高 「なんで帰ってけえへんねん?」
松 あーー。
高 「早よ来なあかんやんか。」
松 はいはいはいはい。
高 って言ったときに、いや、もう、もう「金ないから、」
松 うん。
高 「夜行列車で帰ってきた。」っていう、あの五郎さんの、
松 あの三文芝居のとこね。
高 三文や、あれへんがな、あそこが一番、
松 あーもうあれは、
高 うー―わ〜〜〜五郎〜〜!なんて男や。
松 いや、僕は〜、そんなんあんまりないですわ。

松 それやったら俺、馬のやつや。
   捨てられるの、分かってて、
高 うん。
松 馬が、
高 うん。
松 動けへんねん。知ってる?
高 え?どこそれ?
松 あのーーーー、純と、
高 あの、じじいの馬か?
松 じじいの馬。

松 あの馬が、かなしそーな顔して、動けへん、
高 あれ泣くの?
松 あのくだりはええやんか。
高 ・・あんなんないわ。全然ピンとけえへんわ。
松 (笑)
高 なんやの、それー。
松 何があんねんな?ほか。
高 ラーメン屋、言うてもやっぱ、ええやんか。
松 うん。
高 あそこは。
松 うーん。
高 もー、なんや、あのおばはんが、バーッ取りに来た時にー、
   「食ってるじゃないですかぁ!」みたいなこと、
   わー言うやんか。
松 まあ、うん。まあ、
高 あそこは、もー、
松 まあ、みんなが言うほどは、僕はないですけど、
高 えーー?
松 だって、ちょっとじゃあ、
   あの女の店員の身になって考えてみて?
高 いや、そんなこと、(笑)
松 もー、しんどい、しんどいし、店ほんま、
   もうやっと終わりや思てんのに、
高 うん。
松 親子3人来てさあ、ダラッダラ、ダラッダラ、(笑)
高 いや、そらまあ、
松 「家で喋れよ!」みたいな、
   どーしても、ここで喋らなあかん話でもないやんか。
高 いやでも、
松 っっていうのは、ちょっと分かるやんか。
高 分かるよ。分かるけど、
松 で、もうちょっと、最初は、最初から、
   あんな言い方したわけでもないやんか。
高 うん、そうよ。
松 なあ。
高 でも、もう電気消しだすし、
松 うん。
高 あんーーな露骨にね、
松 ははは。
高 あない、でもね、あれちょっと五郎もイタイねん。
松 まあ、
高 あれ結局、五郎が一番イタイ物語やからね。
松 イタイなあ。
高 イタイ五郎の話やからね。あんなもんは。
松 ははは。そうやな。
高 「北の国から」なんて。
   「こんなイタイ親父は大変だ」いう話やからね。
松・高 ははは。
松 「こんな親父はイヤだ」(笑)
高 うん。もしもシリーズやから、あんなもん(笑)

高 純の、ちょっと、なんか、孕ましてもうて、
松 うん。
高 ほいで、なんやー、高倉健、違うわ、菅原文太が、
松 行く、行きますね。「誠意って何かね?」
高 「誠意って何かね?」
松 ってやつでしょ?
高 って言うたときに、かぼちゃ持ってったでしょ?
松 かぼちゃ持ってった(笑)
高 「お前、価値観どこにあんねん!」思て。
松 ははは。
高 「かぼちゃて、お前!」
松 ははは。
高 ボストンバックに、かぼちゃ入れて、持っていって、
松 ははは。
高 「これが、僕にできる最大の!」言うて、
松 いや、そらそうなんですよ。
高 そこは、
松 そらそうなんですよ。いや、もうイタイタなんですよ。
高 イタイタやで。
松 いや、ほんとに。
高 「うちの娘は、かぼちゃかい!」言う話やからね。
松 ははは。
高 それやったら、持っていかん方がええで。
松 余計、まあ、怒りを買うわな。

松 そんなことの連続なんですよ。
   あのー、札に土ついてたんかって、
高 あーもう、そうですよ。
松 「お金触る前に、手ぇちょっとふけや」言う話なんですよ。
高 さわる、
松 きたない手でな、きたない手でな・・(笑)
高 ほんまやでー。
松 いや、ほんまに、そらそうなんですよ。
高 そうやでー。
松 うん。

高 あそこもちょっとくるな。
   あの、なんやったっけ?あの、五郎さんが、
松 うん。
高 あのー、なんやったっけ、どっか家を建て直す言うて、
松 うん。
高 あのー、丸太の。
松 うん。

高 で、丸太が、ガーン!来て、
松 うんうん。
高 倒れそう、倒れてもうて。
松 ほーほーほーほー。
高 で、雪がガンガン降る中、
松 うん。
高 五郎は、
松 うん。
高 足をこー、この上に、ゆ、
   丸太組んでんねんけど、し、シートみたいなん持ってきて、
松 うん。
高 中で、こう、ナイフかなんかで削って、
松 うん。
高 火ぃを燃やして、なんとか頑張ろうと思った、みたいな回が、
松 あーー。
高 あんねんな。
松 あーあーあーあー。なんかあったね。
高 あったやろ?で、それを、地井さんが、なんか言うねん。
松 うん。
高 「お前、この親父はな、」みたいなな。
松 うん。

高 「見てみい!」言うねん。
松 うん。
高 地井さんが、そこは、ものっすごい解説してくねんけど、
松 うん。
高 「これは、義五郎が、」その、
松 うん。
高 こう普通に、なんか、足を折っただけじゃなくて、
松 うん。
高 「死ぬまい!」という根性が、
松 うん。
高 木を削り、
松 うん。
高 そこで、火を何度もたいて、
松 うん(笑)
高 生きようとする、それにちょっと俺、じーんときてもうて。
松 うん。
高 でも、考えたら、
松 うん。
高 有り得へんねんで?だから、
   「だから、うちの五郎がなんやねん?」
   って思うねんけど、
松 (笑)
高 地井さんに言われると、
松 うん。
高 涙が、こう、ぐーっとくる、ええシーンではあんねんなー。
松 うん。・・まあ、その回、地味〜な回やけどな。
高 でもあそこ、よく、泣けへんかった?
松 そんなはっきり覚えてない。

高 もー、純が腹立ってきてなー。グレ出す純が、もー。
松 いや、もー、そんなん言うたら、蛍の方が腹立つ。
高 蛍腹立つわー。

松 好き勝手なことばっかり言うてさ。
高 またでも、蛍はええ演技するでー。
松 ははは。どないやねん(笑)
高 蛍はね。

其の参 『 48時間DVD ・ 松ちゃんモニターになる 』

松 DVDで、
高 はい。
松 もうOKや思てるか知らんけど、
高 はい。
松 それも、最終段階じゃなかったんやで。
高 そらもう、最終段階なんか無いでしょうね。
   時代が変わってくんやから。
松 ブルーレイやで?
高 あれが、どんどんくんの?
松 多分。
高 ほんまに。ほんまにくんの?
松 だから、DVDは、あんまり、
高 うちDVDね、
松 うん。
高 まあ、5、600枚ありますね。
松 あ、あ!あれ知ってる?
   「これは、すげーな」と思ったんですけど、
高 うん。
松 あのー、48時間DVD。
高 ・・・何?
松 知ってる?
高 知らんよ。
松 これ凄いよね。

松 あのね、
高 うん。
松 あの、あけて、
高 うん。
松 パッケージ、ビーッむいたら、
高 うん。
松 48時間中以内に観んと、
高 うん。
松 もう、あの、記録なくなってまうDVDが出るんですよ。
高 えーーー?!
松 これがね、600円ぐらいで、
   コンビニに、ば〜並ぶんですよ。
   もう、もうぼちぼち、もう並んでんちゃうかな?
高 どういうことで?
松 え?全然知らんの!自分!
高 なんでそんなことできんの?
松 アホやなー。
高 理論教えてよ。理論、理論。
松 知るかー。
高 原理、原理。
松 なんか、あれやろ、空気に触れたら、
   もーあかんことになってくんやろ。
高 酸化してくんかいな。
松 酸化していくんや。それは。

松 600円で、48時間が、まあ、
   1回が2回ぐらいしか観いひんけど、
   「まあ600円やったらー、
    レンタルビデオ屋よりちょい高いぐらいやから、
    まあまあええか。」ってなれへん?
高 ・・なんか無駄やな。資源の無駄遣いやな。
松 ははは。
高 なんか、そういうの俺イヤやなー。
松 いや、でも、凄いやんか、これー。
高 いや、凄いけど、勿体無い、48時間で、
   なんにもないものになってしまうんですよ?
松 なんにも、
高 あんだけ価値があるものが。
松 そうやねん。
高 違うんですよ。物っつーものは。
松 おー!
高 しかも、作られたソフトっていうものを、
   そういう風に扱ったらダメなんですよ。
松 でも、き、記憶というものに記録されるやんか。
高 ・・はい。
松 「それで、いいのかな」って俺は、思ったりもするけどね。
高 いやー、自分がさっき、
松 うん。
高 新しいものを、
松 うんうん。
高 古いものを捨てられへん、言うたの誰や!
松 いや、そうなんですけど、
高 うん。
松 でも、「ジャイアントロボ」を僕ね、
高 うん。
松 たっかい金出して、買いました。
高 うん(笑)

松 もう一生多分、聞かないんですもん。
   その「ま゛っっ。」は(笑)
高 違う、それはだから、まあ、失敗したわけじゃないですか。
松 はい。
高 でも、「これぞ」と思ったものは、もっておきたいっていう、
   そのなんつーかな?物への執着心は、
   必要やと思うんですよ。
松 いや、だから、
高 うん。
松 これは、つくり手と、
高 うん。
松 視聴者との、
高 うん。
松 戦いやと思うんですよね。
高 うーん。
松 で、600円で、48時間で劣化するやつを買った。
高 うん。
松 でも、「あー、これやっぱおもろいな。」と思ったら、
   多分買うって。
高 あー、次のちゃんとしたものをね。
松 そうそうそうそう。
高 なるほど。
松 そうなんですよ。だから、
高 ほんとにおもろいもんを、作らなあかん、と。
松 だから、作品の向上ということを考えなあかんっていうことに、
   繋がっていくわけやんか。
高 うまいことしたな。
松 サンプルとして観てください、と。

松 すごいでしょ?
高 いやー、すごいね。48時間でね。
松 うん。
高 へー。めくって48時間。
松 うん。
高 よー、ちょっと色んなことできるな。
   ・・なんかできそうやな。
松 そうやな。
高 そういうシステムが、使えんねやったらな。
松 うーん。

高 空気に触れたら、48時間後、大体かいな。
松 大体じゃないの?だから、うまいこといったら、
   別に50時間ぐらいもつんかも分かれへん。
高 電池みたいな感覚かいな。
松 そのレベルやと思うけどなー。
高 そんなもんか。それ困るなー。
松 うん。確かにあの、ものがね。残るからな。
   これ、もー、捨てるしかないから、ゴミには、
高 だから、それがダメなんですよー。
松 知ってる?あれ。もー、ほんーま、こないだ、
   俺もー、「勘弁してやー。」言うてんけど、
高 うん。
松 「プレイボーイ」で、俺、連載してるでしょ?
高 うんうん。
松 あれでまあ、「おもろいから」言うてさ、
高 うんうん。
松 ほんで、なんかあの、あの、自分、使うたことある?
   あのー、オナニーカップみたいなやつ。
高 オナニーカップ?
松 オナニーのあのー、ほれ、スポンジみたいなんで、
   よう、大人のおもちゃ屋行ったら売ってるような、
高 あーあーあーあー。
松 あの、
高 うん。はいはいはいはい。
松 こんな、コップにさあ、
高 はいはいはいはいはいはい。
松 スポンジ詰めたやつに、
高 うんうんうんうんうん。
松 ローション垂らして、
高 うんうんうんうん。
松 なんか、かぽかぽかぽかぽ、
高 うんうんうんうんうん。
松 するやつあるやんか。
高 うんうんうん。
松 あれーーが、
高 うん。
松 あれの、ものすごい未来形のやつが出たのよ。
高 (笑)

松 これが6種類。
高 あって。
松 6種類あるんですよ。あ、5種類か。
高 もうえーよ。
松 5種類あるんですよ。
高 うんうんうん。
松 全部違うんですよ。そのー、若干ね。
高 感じが。
松 感じが。
高 はいはいはい。
松 そのー、まあまあ、このやらしい話、
   女性上位でやられてる感じ、
高 えーー?
松 なんか、後ろからやってる感じ、
高 えー?
松 みたいなね、なんかこのー、
高 あるんですか?
松 なんか、色々今もてる科学の推移をつくしてですね。
高 へー。

高 それをなんやのん?(笑)
松 それをもう、「試してくれ」言うて。俺に。
高 うわー。恥ずかしいー。
松 モニターとして試してくれって、
高 試したん?
松 試したがな。そんなもん。
高 (笑)試さんでええやろ、それー。
松 6個、かぽかぽかぽかぽ。「何してんねん、俺。」思てさ(笑)
高 もー、勘弁して、もー(笑)
松 俺も、もう42や!(笑)
高 いや、やめ、「イヤや」言うたえーやん。
松 いや、ちょっと、
高 それこそ岡本ちゃん出ていかなあかんわ、もー(笑)
松 ははは。
高 「うちのタレントに何さしてんねん!」言うて(笑)
松 (笑)
高 やめてくれよ、そんなことー(笑)

高 どうやったん?
松 あのー、その、よう、上にね、
高 うん。
松 かぽんかぽん、やるから、空気の抜け穴がいるがな。
高 あーはいはいはいはい。
松 そいでね、
高 はい。
松 そのシールを、
高 はい。
松 ちっちゃーいシールみたいなんついてんねん。

松 それ、シールを剥がせって書いてんねん。
高 うん。
松 剥がしたら、ちっちゃーい穴があいてるわけや。
高 そっから、空気が抜ける。
松 そっから、こう、空気が抜けるから、
高 うん。
松 あのー、いいねん。
高 かぽかぽできるんや。
松 俺、もー、そんなん、
高 知らんから。

松 シールとらんとやったら、
高 うん。
松 なんかその、抜けどころがないから、
高 (笑)
松 チンコつぶれそうなって(笑)
高 ははは。もーーー、
松 何をして・・(笑)
高 勘弁、42、おいー(笑)
松 夜中に、「俺、何してんのかなー」思てさ(笑)

高 吉本、しっかりせえよ。そこを管理せえよ、タレントのー。
松 (笑)
高 で、「なんでや?」って思ったんや(笑)
松 で、まーまーまー、
高 やって。
松 一応ほら、
高 やらんと。
松 やらなあかん思たから、俺も。
高 やりますね。
松 6個試して。
高 やりますね。
松 あ、6個じゃない、5個や。
高 うん。
松 ちゃうねん、これなんで俺、6個と5個を間違うか、知りたいやろ?
高 もー、もー、なんやの?
松 5個めのやつは、
高 うん。
松 あのー、なんか、2通りの使い方があるから、
   5個やねんけど、種類は5個やねんけど、
高 うん。
松 そのー、通りとしては6通りあんねん。

松 結局1回しか使えないわけですよ。
高 はいはいはい。そらそうですね。
松 そんな、不衛生ですから。
高 うん。
松 ほな、これねーー、どー捨てんねん?と。
   そのさっきのDVDしかりね。
高 うーん。勿体無いね。
松 結構な、これー、あれなんですよ。
高 へー。
松 プラスチックの、このー、容器でしょ?
高 うーん。
松 こんなんが6個。ははは。5個や(笑)
高 さっきから、5個や6個や、もー、
松 ははは。
高 なんーやねん。

松 なんでも好き勝手作ったらあかんでー。
高 (笑)
   そのために、わざわざその、
   チンチン入れた話せなあかんかったんや。今。
松・高 ははは。
松 いや、でもこれ、情報として。
   そんなんあんの知らんかったやろ?
高 知らんかった。
松 未来の、
高 だ、それ、いいの?やっぱし。
松 うーん。
高 どうやの?
松 あのね、
高 うん。やっぱり違うの?全部。
   「あ、あ、これはなんか女性上位や。」とか、
   「これは正常位や。」とか、やっぱ分かんの?
松 うーん。確かに、スポンジの、
   昔の古いやつやったことありますか?
高 ないんですよ。
松 ないんですか。
高 あのー、俺、あの、大人のおもちゃ、
   よう行かんねん。あんなとこ。
松 ・・・うわ、何それ、自分。
高 いや、
松 何それ?
高 行ったことある?自分。
松 全然行くよ!
高 自分・・。
松 この足でも行くわ!
高 俺、よう行かんねん。
松 なんで?
高 いや、なんか、なんかあかんねん。
   なんかこー、ヤバイ奴って思われそうな気がすんのかな。
松 うわ、もう何それ?もー、それがヤバイわ。
高 俺、ローションとか使えへんもん。まず。
松 さらっとタイプかいな。
高 さらっとタイプ。
松 うわ、もうしょーもないなー、自分。アホやなー。
高 ははは。なんやねん。

松 その未来のやつは、
高 やつは。
松 まー、そうですね。確かに大分、
高 いいの?
松 追いついてきたのかなー?っていう感じは、しますけどね。
高 ほー。
松 ええ。

松 俺も、この歳なんでね。今更、そのー、
   ほら、やっぱり鈍感なってくでしょ?
高 勿論そうですね。
松 だから、これね、中学生高校生ぐらいが使ったら、
   もしかしたら、「うわー!」って、
高 所詮さ、それもイマジネーションの世界でしょ?
松 うん。
高 あるもの、ぽっと見たら、冷めるわけじゃないですか。
松 うん。
高 所詮。
松 うん。
高 でも、それを、どうイメージするかで、ねえ?
松 うん。

高 いや、考えたらね、そのオナニーとか、
   マスターベーションとかも、どーなんや、と思うんですよ。ふと。
松 うん。
高 俺もう、中学ん時思ってた。
   自分がやった時から。「あ、なんやこの、」
松 自分何?さっきから、ごっつい、好青年みたいな、
高 違う。
松 この、
高 あの、やる前までは、テンション上がってんのよ?
松 アダルトショップも、
高 アダルトショップは行くよ。
松 毛嫌いする、みたいな。
高 いや、DVDは観るけど、
松 うーん。
高 そのー、大人のおもちゃは行かへんねん。
松 いやいやいや、一緒やんか。
高 なんでやねん。
松 俺が、言うてんのそれやで?
   そういうとこにも、置いてるからさ。
高 DVD?
松 そら、大人のおもちゃ丸出しんとこは、行けへんわ。
高 あ、そやろ?
松 うんうんうんうん。
高 あ、そういうのかいな。

高 やる前はテンション上がんねんけど、
松 うん。
高 やった後は、なんであんなにね、
松 うん。
高 「なんでこんなんやってんねやろ、俺。」って、
松 いや、それはめちゃくちゃあるよ。
高 あれ、なんであんなに、急に変われんの?人格者が、
松 いやもう、めちゃくちゃ思いますよ。
   僕だから、その、カップでイッた時も、落ち込みましたもん。
高 やっぱイッた・・(笑)
松 「俺、42で何してんのかなー。」と思って。
高 カップでイッたんや。
松 カップでイきますよ。そら、イかんとあかんやん。
高 ちょっと待って。5つ?
松 ははは。・・・わしゃ19歳のラグビー部か(笑)
高 ははは。

松 別にもう、いいですけど、
高 うん。
松 なんかね、詰まる感じがあんのよね。結局。
高 うーん。
松 コップん中で、なんか、こんな、
高 あー、まあ、そらそうですね。
松 あれを、もうちょっとこー、解放感をもたしてくれんとあかんわー。
高 あー。
松 なんかあの、おしっこしたい時に、
   尿道おさえられてるみたいなあの感じ?
高 あーそう。

高 42ですよ。あーた。
松 うん(笑)
高 ねえ。
松 まあ、そこまで落ち込めへんけどね。今。
   それやったら、子供の時の方が。
高 あ、そら勿論。
松 あのー、
高 落ち込んだ。子供の時のほうが、
松 うん。
高 もうほんま、前も話したけど、その、エロ本を買いに行って、
松 うん。
高 必死こいて、
松 うん。
高 こづかいをなけなしで買ってきた、本を買って、
松 うん。
高 どこ隠そうか考えまくって、
松 うん。
高 やっとって、終わった瞬間に、なんかもう、
   なんか、「何してんねん、俺。」っていうね。
松 いや、終わった瞬間、片付けてる時、
高 なあ?
松 とか、ほんーまにね。

松 もうネタがなくて、
高 うん。
松 ご、きったないエロ本で、
高 うん。
松 もー、絶対、いらんような、きっちゃない女の、
高 (笑)
松 もー、なんか、ちりちりパーマみたいな女の、
高 ははは。
松 なんか、ポルノ雑誌みたいなんで、
高 あー。
松 終わった後、俺、その雑誌、壁に叩きつけたもん。
高 いや、分かるわー。
   それ、やっぱ中学ぐらいん時、みんな思うねんなー。
松 罪悪感はね。

其の四 『 過剰サービスに腹が立つ ・ 小耳に挟んだ話 』

〜曲『ビューティフルサンデー』を聴いて

松 自分、こーいうの、結構好きやなー。
高 なんか、好っきやねん。
松 性格出てるわー。
高 出てるやろ?
松 俺、ごめんやけどー、
高 こんなんあかんやろ?
松 田中、うん、俺、もうあのー、
高 うん。
松 正直あれも、ないねん。あの、ゴダイゴみたいなん、ないねん。
高 あー。俺、別にどっちでも大丈夫やわ。どっちでもいけるわ。
松 うーん。
高 ポジティブなん嫌いやろ?
松 うん。嫌い。
高 あの、明確にポジティブな、
松 明確にポジティブなん、ごっつ嫌い。
高 「ちょっとなんかもう、なんやんそれー。」
松 そやねん、そやねん。

高 曲も、そんなん選べへんもん、自分。
松 そやろ?
高 うん。ちょっとネガティブなんが多いわ。
松 うん。

松 俺、腹立ってんねんけどー、
高 何よ。自分、腹立つと怒鳴るから、あかんわ。
松 もー、怒鳴れへん。怒鳴るかぁっっ!
高 怒鳴っとる(笑)
松 (笑)あのー、
高 何?
松 車な、俺、最近ちょっと前に買い換えたんですけど、
高 あー、ええやん。あの車。
松 その、あれ考えた奴は、俺、ちょっとほんま、
   謝りに来て欲しいねんけど、
高 あの車、そんなあかん、
松 いや、ちゃうちゃうちゃう、じゃなくて。
高 うん。
松 あのー、走り出したら、
高 うん。
松 勝手にロックかかる、自動的にババッって、
   ロックかかるやんか。あれって。
高 うんうんうん。あるね。
松 あれは、
高 うん。
松 一体誰が、誰が作ったの?
高 いや、それは誰かが作ったんやろ。車会社の、
松 自分の車も、それなる?
高 ・・うちのもなるかなー。ならへんかなー。
松 あれさあ、許されへんやろ。
高 なんでやの。ええやんかー。
松 絶対にいらん。
高 なんで?
松 意味ある?
高 子供とかが、もしおる場合はー、
松 それ、チャイルドなんとかがあるやん。

松 今まで、
高 うん。
松 走行中に、
高 うん。
松 ドアばーん!開いてもうて、ごろごろごろ〜っなった奴、
高 うんうんうん。
松 おる?
高 いや、そら見たことないけどね。俺も。
松 無いやろ?
高 無い無い無い無い。
松 あれな、
高 何が腹立つねん。あれぐらいで。
松 いや、もーねえ、あのね、
高 うん。
松 前の車はなかったわけですよ。

松 いや、あったんかもしれんけど、外からは開くねん。別に。
高 はいはいはいはいはい。
松 で、それができへんから、
高 うん。
松 で、その、慣れもないし。
高 うん。

松 「そこで待ってるわー。」って、
   車でわーーって行くじゃないですか。
高 うん。
松 ほんでその、待ち合わせんとこで、
   わって止まってるじゃないですか。
高 うん。
松 俺はロックした覚えないからね。
高 うんうん。そうやね。
松 ほんで、向こうからその待ち合わせの奴が来るやんか。ガッ!って、
高 うん。
松 ガッ!ってなった時に、開けへんわけや。
高 うんうんうん。ほんなら、別に、
松 ほな、ここで、ババッてやんねんけど、
高 うん。
松 その、「開けな」ってババッてやった時に、
   向こうがまた開けようとしたときに、
高 あ、
松 ババッ!

松 あけたつもりが、今のは実は、
   また閉まったやつやねん。
高 あーはいはいはい。
松 ほいで、向こう「開けた」思て、ガガッ!てやんねんけど、
   「開いてへんやん」ってなんねん。
高 うん。

松 完全に開いてんけど、
高 うん。
松 向こう開いたん分からんから、ちょっと待ってんねん。
高 うん。
松 「開いてる!」
高 ははは。
松 「開いてる!」って言うねんけど、
高 ははは。
松 外には聞えへんねん。で、窓ウィーン開けて、
   「開いてる!開いてる!」って言うねん。
高 (笑)
松 ほいで、「あー。」ごっついイライラすんねんっっ!!
高 怒鳴っとるがな。怒鳴っとるがな(笑)
松 ははは。
高 どーでもええ。どーでもええ(笑)
松 怒鳴ってもうた(笑)

松 でも、無い?
高 あるよ。あるけど、でも、
松 もー、あのストレスが、もーたまらんねん。
高 俺の多分、ロックせえへんかもしれんな。
松 あれね、外からは開いてええねん。
高 いや、ややこしいがな。そんなもん。

松 あれは、走行中に、
高 ほんま、自分の話ばっかりや、
松 アホが転げ落ちひんようにロックかかんねやろ?
   まずそれ自体いらんねん。
   そんな転げ落ちひんねん。その前に。
高 鍵なんか、
松 でも、100歩譲って転げ落ちるとしたらな、
高 うん。
松 中から開けへんようにしたらええだけの話で、
   外の奴は開いたらええやんか。そんなもん。
   走ってる車を、外から開ける奴なんか、
   おるわけないんやから。
高 基本的に、鍵っていうのは、
   外から入られへんようにするのが、一番の目的やからな。

松 車のロックっていうのは、そういうんじゃないやろ?
高 違う違う違う違う。
松 あれ、なんで、ちょっと動いただけで、ガファッ!言うて。
高 いや、
松 「あかんあかんあかん。」
高 安い車買うたら、
松 みたいな(笑)
高 (笑)
   安い車買うたら、安い車買うたらえーねん。
   あんな高い車買わんでも。
松 安い車でも、なんねん。

高 高い車買うからや。
松 ほんま、腹立つねーん。
   あれ、ロック解除できへんのかなー。
高 普通の車、ならへんよ。
松 いや、国産結構なるよ。国産結構なんねんて。
高 ほんまあ?
松 あのね、国産結構なったりすんねん。
   あれはねー、もうほんっとにねー、
高 俺、なんっとも思えへん。
松 バカな発想ですよー。

松 そのチャイルドなんとかも、
高 うん。
松 その、洗車出したら、よー勝手になってもうてへん?
高 なってる。
松 それは腹立つやろ?
高 あれは腹立つねん。あの、あれは、
松 あれあの、ドアの開けたところに、
   なんやぽっちみたいなんあるんですよ。
高 そうやねん。
松 なんでそんなとこにつけてんねん。
高 あれ腹立つねん。
松 ほんで、洗車して、拭きよんねんな。
   多分、そのー、バイトの奴が。
   そん時に、そのぽっちに触れて、
高 そう。
松 チャイルド、しー、なんやらになんねん。
高 そう。

松 今度は、外は開くねん。
高 で、中が開けられへん。
松 中が開けられへん。
高 もー、俺、1回山ちゃん乗して、
   あー、あれや、あん時や。モツ鍋食うた時に、
   山ちゃんが「高須さん、出れませんねん。」言うて、
松 もー、あれごっつイライラするやろ?
高 もー、俺が、ぐ〜〜る〜〜まわって、
松 そうやろ?俺も、もう、ごっつい後輩を、
   なんでエスコートしてる感じになってんねん!
高 ははは。そうやな。あれ腹立つよな(笑)
松 ははは。あれごっつ腹立つねん(笑)

松 だから、逆やねん。
高 うん。ん?
松 外から、あ、あ、開いてええねん。それは。
   でも、あれは、中から、あ、開かへん、
高 もー、「あれ」って、どれよ。もーー。

松 「そんなええ車乗ってるからー」って言われそうですけど、
高 そう。言われるよ。絶対。
松 最近、あの、ピーってなるでしょ?
高 何?あ、なるなるなるなる。
松 あの、接近したら。
高 なるなるなる。
松 あれかってさー、
高 うん。
松 もう、前はいらんやろ?別に。
高 いや、別に、
松 後ろは、まーまーまー、その、
高 うん。
松 どのぐらいって、
高 「危ない危ない危ない危ない」っていうのね、
松 あのー、うん、まあ、まあまあ、
   それは100歩譲って、まあ、んーそれかって、
   ちょっと過剰やねんけど、
高 きっときゃええやん。ピッて。
松 いや、そのきるんかってね、
   もうちょっと簡単なとこの手元でね、
高 うん。
松 もっと、もっとこー、なんていうのかなー?
   意外とややこしいとこに、ボタンあったりすんのね。
高 うーん。
松 あのー、あれ、止まってたら、
   横断歩道とか止まってても、
   前に人通っただけで、ピーー、
高 鳴んねん。
松 言うたりとかさ、ケツちょっと、
高 うん。
松 わりと、近いとこで、
高 バイク来たりとかすると、ちょっとふっと、
松 うん。なるやろ?もー、あれも、もー、腹立つねん。
高 でも、なんにもない時に鳴る時ない?
松 もーそやねん。
高 あれちょっと怖いやろ?
松 もー、オバケとおったんちゃう?って。
高 そう、ちょっと(笑)
松 「もー、オバケ、今、絶対後ろ通ったや〜ん。」って、
高 俺も思うねん(笑)
松 思うねん。

松 絶対オバケやん!
高 ははは。
松 (笑)
高 あるある、俺も思った(笑)
   最近のなんか、カメラついてるやろ?CCDみたいな。
松 バックした時?
高 うん。
松 あー。
高 あんなん便利や、
松 それはアホやな。
高 あれでも、便利やなーと思ったけどな。
松 なんでよ。
高 うちの弟なんか、あれでぎりっぎりまで寄せれるから、
   「ええわー。」言うて。
松 まあ、弟はぎりぎりまで、寄せたい奴やもんな。
高 ・・・・バカにしてんのか、うちの、
松 ははは。
高 うちの弟(笑)
松 ははは。

松 やめてほしいなって思って。
高 車買い変えたらえーやん。金持ってんねやからー。
松 いや、そういう問題じゃなくて。
   あんなもんを、誰がアホが考えんのかなーと思ってさ。
高 あのね、過剰なサービスは余計やからね。
松 いや、ほんま、
高 邪魔んなるだけのことがあるんですよ。
松 そうなんですよ。

松 ワイパーかってね、
高 うん。
松 雨、勝手に感知してね、バファッなる、
高 うん。あ、うちのそんなんちゃうわ。
   もー、自分、ええのん乗りすぎやてー。
松 スタンド行くでしょ?
高 うん。
松 ほんなら、あの、スタンドの兄ちゃんがね、
高 うん。
松 そのー、窓拭いてくれるんですよ。
高 あー。

松 フロント、バ〜拭いたときに、バファッ!なって、
高 ははは。
松 兄ちゃん、いっつも手ぇ挟まりそうになって、
高 (笑)
松 なんか俺が、ちょっと謝る、「ごめんね」みたいな、
高 え?どうやってやんの?それ。きんの?なんかで。
松 なんか、き、きらなあかんねん。
高 めんどくさっ。
松 な、なんで俺が謝らなあかんねん。
高 あー、ほんまやねんな。
松 みたいなね。

松 小雨やねんけど、屋根に水がたまるじゃないですか。
高 うんうんうん。
松 で、こう、ちょっとちょっと、
   強めのブレーキで、ぶわって止まったら、
高 前にバッて、
松 前に、水がばしゃばしゃばしゃっ!って、ごっつい小雨やのに、
高 うん。
松 ワイパーが、バッ!バッ!バッ!バッ!なんねん。
高 (笑)
松 「あああ〜!」ってなんねん。
高 なんで、「あああ〜」ってなんねん(笑)
松 大雨やと思とんねん。
高 アホやなあ〜(笑)
松 ははは。それはいいんですけど、別に。
高 それはいいんかいな。

高 俺もう、ストレスないわ。車に。全然。
松 ・・・。
高 全然ない。
松 なーんかさっきから、ストレスも無いし、
高 うん。
松 アダルトショップも行けへんしー、
高 うん。全然大丈夫や、俺。
松 好青年を、今日は売ろうとするなー。
高 いや、違うほんまやがなー。

高 自分、えらいストレス感じてるね。
松 大体、俺がストレス感じんのって、
   過剰サービスにストレス感じるね。
高 せやねん。だから、タイプとしては、
   古いタイプやから、全部自分でやっていくタイプやのに、
松 うん。
高 やっていらんねん。それ逆に、
松 うん。
高 イライラくんねやろ?その、
松 逆にイライラくる。
高 自分のタイミングで、
松 「アホかと思うなよ。」
高 できへんし。
松 「アホかと思うなよ。」と。
高 うん。アホ扱いされてるからな。
松 せやねん。

高 自分は、もう歳とったらもう、ジジイなったらもー、
   うっるさいやろなー。
   「ジジイと思うなよ!」みたいなことを、
   ずっと言っとるやろな。
松 いや、そうなんやんか。絶対。うっとーしいわー。
   もうあのストレス、これからも感じんのかな・・。
高 あの、それ、直されへんのかね。なんか言うて。
   「それだけ、機能なんとかしてくれません?」つって。
   言うたら、直してくれんちゃう?金かかるかもしれんけど。
松 はー。

松 ちょっと小耳話したろか。
高 俺じゃなくて、自分がするんかいな。
松・高 ははは。
高 ええよ。
松 あのさ、
高 うん。
松 あのー、車の、
高 うん。
松 ナンバー、
高 うん。
松 「わ」ナンバーって、
高 うん。
松 レンタカーやろ?
高 うん。
松 ほいで、「し」ってないのよね。
高 「し」ね。あーー。イメージ悪いから。
松 まあでも、ひらがなやねんけどね。
高 うん。
松 でも「し」って無いねん。なんで無いか知ってる?
高 ・・・分かれへん。なんで?
松 縁起悪いからやんな。
高 まあ、そういうことやね。
松 そうやな。これな、
高 うん。
松 「へ」もないねん。
高 「へ」もやっぱし、イメージ悪いから。
松 なんで「へ」がないんやと思う?
高 ・・・イメージ悪いから?
松 「屁」みたいやからやって。
高 だから、イメージ悪いからやろ?
松 そうやねん。「なんじゃそら?」って思うよな。
高 「へ」は、別にええけどね。もっと言うと、「し」もいいけどね。
松 子供みたいな、いや、「し」かって、
高 なんか、嫌がる人がおるからでしょ。
松 うーん。
高 なんか。

松 それやったら俺、「ゆ」の方がイヤや。
   なんか、「ゆ」の風呂屋みたいで。
高 そんなん誰も見てないって。「ゆ」が、どう、
松 あ、でも、俺「ゆ」はイヤや。
   「ゆ、じゃなかったらええのになー」って車買う時思うもん。
高 ちっちゃい男やでー。
松 いや、ちっちゃないやろ(笑)
高 なんや、それー。
松 別にちっちゃいとか、おっきいとか、(笑)
高 なんーーや、それーー。
松 なんか「ゆ」はイヤやろーー。
高 全然、どーでもええ、なんっでもええ、俺、そこは。
松 (笑)
高 なんとも思えへん。
松 チッ。今日はなんか、あれやな。
高 いや、ほんま、
松 ええ、なんか、スタイリッシュに行こうとしてるな。
高 俺、ほんまに、な、なんで「ゆ」がイヤ、
松 でも、ちょっと、ちょっとおもろい話というか、
高 おもろないで。
松 おもろいっちゅーか、なんか、
高 おもろないで。
松 「へー」みたいな話やろ。

松 まあ、ある筋から聞いたんですけど、
高 ははは。ああ。
松 ね、
高 ああ、何?
松 あのー、ほれ、金融屋みたいなCM、
   今、いっぱいあるやんか。
高 うん。あるね。
松 ローン。
高 あるね。
松 あれって、
高 うん。
松 絶対成功したらあかんねんて。最後。
   最後絶対失敗で終わらなあかんねんて。
高 あーー。なんか、こう、
   オチみたいなんがついてる感じのCM多いね。
松 絶対に、
高 え?でも、あの、ダンスのやつは?♪ラーララララー(「武富士」)
松 あ、あの頃はまだ良かってんて。最近、ごっつ厳しくて、
高 ちょっと変わってきてるやん。
松 厳しなって。
高 テーマ変わってきたやん。
松 「あ、失敗しちゃった!」
高 多い多い。
松 「だから、計画」
高 うん。
松 「的に」みたいな。

松 計画性をも、持ちなさいっていう、
高 はー。えー「しっかりしなさい」みたいなこと?
松 「しっかりしなさい」みたいな、
   「お金借りてよかった」みたいなんは、
   あかんねんて。なんか。
高 はー。まあ、イメージの問題なんやなー。
松 イメージの問題で。
高 それはちょっとええ話やね。
松 あの、し、品庄がやってるのもそうやねん。
高 あ、ほんまや。
松 全部失敗してるやろ?なんか。
高 全部失敗してるわ。品川が失敗してるわ。

高 なるほどね。そう言われてみればそうやな。
松 そう。
高 誰から聞いたの?そんなん。怪しいぞ。
松 あのー、ある筋から聞いてん。
高 あ、顔変わったぞ、もう。
松 何も変わってへん、言うねん。
高 「ある筋」って言わんでも、誰か言うたえーやん。
松 別に言わんでもえーやん。
高 いや、おかしい、
松 この話が、もう、
高 おかしいやん。
松 この話を一人歩きさしてったらえーやん。

松 なんもないねん、あ、自分のなんやねん?
高 ははは。
松 (笑)
高 ささささって直したな(笑)
松 自分のなんやねんな。
高 そういう話じゃないねん。
   俺の言うてる話は。こないだね、
松 うん。
高 あのー、デヴィ夫人ってすごいでしょ?
   社交界に行ってたりとか、すごいじゃないっすか。
松 あー。
高 あの人ね。
松 あー。
高 でも、あの人、す、すごいのが、
松 うん。
高 どっか出るやん。『DX』とかでも、出るやんか。
松 うん。
高 色んな番組とか出はるやんか。
松 うん。
高 出た帰り、お弁当とかちゃんと持って帰りはんのよ。
松 ほーほーほーほー。
高 いや、俺、そういうの聞いた時に、
   「あ、この人ちょっと、」見直したというか、
松 うん。
高 「あ、えらいなー。」と思って。
松 (笑)
高 恥ずかしいやん。なんかその、
松 うーん。
高 なんつーの?あーいう人がよ?
松 まー、そうねー。
高 俺はちゃんとしてると思うよ。なんか。

松 どういう意味があってやろ?
高 いや、単純に、お弁当くれんねやったら、
   持って帰ってご飯食べようって、
   「これだけでいいや」って、食べるし、
松 うん。
高 社交界行って、すごい料理食べるのも食べるし、
   っていうその、幅を持った人なのよ。
松 ほーー。
高 これはね、俺、ちょっと感動したよ。
松 (笑)
高 「あーー、デヴィ夫人て、」
松 まあ、感動までは(笑)
高 「かわいいなー。」思たな。
松・高 ははは。
松 あーそう。
高 いや、
松 食べてんねやろか、家で。
高 食べてはるみたいよ。

高 あの、あれも。「あれ」って言うたら、いかんわ(笑)
松 ははは。
高 「あれ」、あの、・・(笑)
松 さあ、「あれ」言うた次に、誰の名前が飛び出すんやろか。
高 鶴瓶のー、
松・高 ははは。

高 鶴瓶さんの奥さんも、
松 うん。
高 俺、芝居手伝ったやんか。鶴瓶さんのね。
松 「あれも」・・(笑)
高 ははは。ほんま、怒られるわ(笑)
松 (笑)
高 鶴瓶さんの奥さんも、リハーサル観にきはんのよ。
松 うん。
高 当日。

高 ずーっと観はって。で、帰る時に、「すいませーん。」つって、
   みんな積んであるスタッフの弁当あんねんけど、
   「これ、ひとついただいていいですかー?」「あ、いいですよー。」って、
   「ひとつだけ、じゃあいただきますー。」つって、
   それ持って帰って食べはるって。なんかさあ、
   鶴瓶さんの奥さんとかやったら、そんなもう、お金もあるし、もー、な、
   「そんな弁当食べんでもええのに」って思いながら、
   ちゃんとその一個、ねえ?
   ちゃんと持って帰って、ちゃんと、
松 いや、まあ、でも、意外とみんなそうやで。
高 そうかな。いや、あーいうのちょっと、
   嬉しなってくんのよ。
   「あー、ちゃんとした感覚持ってはるなー。」思って。
松 いやいやいやいや、全然そうやって。
   芸能人なんて、意外とコンビニで弁当買うて、
   家で食ったりしてるで。
高 あーそう。
松 ほんまに。
高 そうかね。
松 うーん。俺かって、たまにあるもんな。

松 コンビニで、なんか食うもん買って帰んねんけど、
高 うん。
松 これ、家で食べながら、
   「よう考えたら、これやったら、
    楽屋にあった弁当の方が、全然豪華やなー。」
高 まあそうやな。まあな。
松 思うこともあるもんね。
高 そうかー。なるほどなー。
松 いやいや、そんなもんやって。
高 俺、タレントはええもん食ってるもんやと思ってるからな。
松 もー、全然。ほんま、ええもん食いたいわー。
   おごって。
高 ははは。俺におごってほしいんかいな(笑)
松 (笑)えー、旬のもんが食いたいわ。俺は。
高 ははは。食えるやろ、旬のもん、なんぼでも(笑)
松 (笑)

SEO [PR] おまとめローン 冷え性対策 坂本龍馬 動画掲示板 レンタルサーバー SEO