2005.7.16(土) 199回目

今週の一曲 『 いつか街で会ったなら 』 中村雅俊


其の壱 『 来週200回 ・ 分からない話題の時 』

松 どもーー、えーーー、松ちゃんじるし、です(笑)
高 ははは。
松 (笑)
高 高須ちゃんハムニダです。
松 ・・。
高 「ハムニダ」。
松 なんか一回言うたことあるような気ぃするな。
高 ないですよ。「ハムニダです。」って。
松 あ、そう?
高 ないです、ないです。
松 まあ別に、あってもええねんけどね。
高 あってもいいんです。あなた、何回も使ってますじゃん、
   これ、これね、これ。
松 「使ってますじゃん」言うてるやん。
高 ・・。
松 「コチュジャン」みたいになってもうてるやん。
高 ははは。
松 (笑)
高 でも、面白いな。「コチュジャン」みたいになってもうたわ、今。
松 せやろ?
高 うん。
松 辛味が入ってもうてるやん。
高 びっくりした。今、自分でも(笑)
松 (笑)

松 高須さん、あと一回で、来週200回なんですよ。
高 いやいや、来ましたね。
松 来ましたよ。
高 いよいよここまで、大台ですよ。これもー。
松 大台ですね。200回言うたら、もー、完全にもー、
   「仮面ライダー」倍ほどいってますし。
高 (笑)
松 「仮面ライダー」で言うたら、これ、「アマゾン」ですよ?
高 (笑)
松 「アマゾン」まで入ってきましたよ。
   湿地帯まで入ってきましたよ。
高 あー、すごいですね。
松 そういうことですから。
高 概念が変わってきましたね。
   今、ちょっと「仮面ライダー」の。
松 概念が変わってきましたよ。
高 はー。ほんまや。
松 はい。
高 あれ、「アマゾン」の時、カメレオンみたいになってるよね。
   あの、ちょっとバッタから、ちょっと変わってきたよね。
松 すっごい変わりましたね。
高 あれーーは、ちょっと俺、
松 あれで、完全に離れた。
高 俺も離れた、あれで。

松 変身する奴が、喋れへんいうのが、考えられへんなー、
高 考えられへん。なんであっちいったんやろ。
松 うん。
高 アーマーゾーン。
松 「オレ、オレ、行く。」みたいな。
高 うん。あんなんおかしいな。
   なんで、なんの影響受けたんやろ?あれ。
松 うん。で、喋らなあかんいうことで、
   後継みたいに子供つけてるやろ?
高 よう分からんわ。
松 あれね。
高 よう観てるやん。自分。
松 (笑)
高 俺、全然そんなん知らんわ(笑)

高 先週の、ちょっと続きで、
松 うん。
高 あのー、色んなこと言われると、
   ちょっと顔赤らめるみたいなのあったでしょ?
松 はいはいはい。
高 あのー、なんや、その、
   自意識過剰いう話あったじゃないですか。
松 うん。自意識過剰。
高 あの、友達と喋ってて、
松 うん。
高 なんですかねー、もう今大分なくなってるんですけど、
松 うん。
高 なんか、なんかの話になりました。わーっと。
松 うん。

松 まあ、野球の話。
高 野球の話になりました。
松 うん。
高 で、野球の話か、どうか分からんけど、
松 えーーー?!
高 なんでもええわ。
松 困ってるから、助け舟を、
高 (笑)
松 ベースボールを出したのに、完全否定やん!!
高 じゃあまあ、(笑)ベースボールと、
松 (笑)
高 いや、ベースボールでええねんけど、
   ベースボールと話を一瞬分からんかったとしても、
   みんなが「ああ、あれね。」みたいな時あるやんか。
松 うんうん。
高 でも、分からんねん。
松 うん。
高 俺、分かってないねん。
松 うんうん。
高 分かってないーーけど、
松 うん。
高 「ふんふん。」って一回言うてもうたがために、
松 うん。
高 ものっすごい、
松 うん。
高 この、自分の立ち位置がふらついてきて、
松 うん。
高 ほいでなんや知らんけど、一生懸命違う会話を、
松 うん。
高 覆いかぶせるように、
松 うん。
高 変えようとする自分がおる時って、ない?
松 ははは。
高 ははは。

松 まあ、あるっちゃあるけど、
高 その話をつぶすかのごとく、
松 うんうん。
高 「あのー、あれ、覚えてる?あれあれー。」言うて、
   全然、違う会話で(笑)
松 (笑)
高 大波起こしたんねんけどー(笑)
松 なるほどね(笑)
高 その大波が、
松 うん。
高 なんーてことない、すーって引けてまうときあるやん。
松 みんなというダムに、全然遮られて。
高 遮られて、なんのこっちゃあれへん、
   再度、また話戻されて、
松 うん。
高 しばらく、もうほら、地獄の(笑)
松 (笑)
高 中で、こうすごしてる感じ?
松 まあ、あるな。

松 それよりもあるのが、
高 うん。
松 えーー、ずっと一緒に話してたのに、
高 うん。
松 同じテーマで話してたのに、
高 うん。
松 明らかに、俺だけが知らん奴の名前が出てきて、
高 うん。
松 それが一人歩きしだした時の、
高 うんうん、あー。
松 俺のこのー、
高 どこに行ってええか分かれへん、やるせなさ。
松 やるせなさ。
高 あー、ありますな。ありますな。

松 「それ知らんやん。そいつ誰やねん。」
高 うわー、あるわー。
松 みたいなんは、あるね。そいでまあ、
   もう1回戻そうとするけど、
高 もう1回、
松 もうそいつの話で、ぐいぐい、もー、
高 盛り上がってくるからね。
松 それで4話ぐらい、いってもうてるみたいな。
高 そしたらもー、どーしてええか分かれへん(笑)
松 あー、あーいうのはツライね。確かに。
高 自分でもある?そんなん。
松 そらありますよ。
高 気ぃ使われるやろ、自分やったら。
松 いや、あるよ。やっぱり。
   で、俺は知ってると思われてるのかも分からんしね。

高 「いや、それはね」って、
   喋られんのもイヤやねん。
松 うん。
高 「あの、実は松本さん、
   実はこれこれこうなんですよ。」ってやられてんのも、
松 うん。
高 すごい弱い子みたいで、
松 そうやな。

高 それは、イヤやねん。
松 ちょっとね。
高 うん、うん。なんか、
松 かい、介護されてるみたいな(笑)
高 介護されてる感じで(笑)
松 頭、こう持たれて、
高 うん。
松 頭洗ってもうてるみたいなね。
高 そうそう(笑)
松 ははは。
高 ゆっくりかけられ、
   湯、かけられてるみたいな(笑)
松 ゆっくりかけられて、
   あんまり泡出てへんでーみたいな、
高 いやー、分かるわ。
松 頭の洗い方されてるみたいな(笑)

高 そんなんイヤやねん(笑)
松 (笑)
高 ざっぶーーつけてほしいねん。
   そういう感じの扱いはイヤやなあ(笑)
松 ゆっくりお湯かけられんのイヤやなあ(笑)
高 うん。イヤやでー。
松 なんや、全然綺麗になってへんやろなーー。
高 ははは。
松 (笑)
高 まあ、僕らもいづれそうなるかも分かりませんからね。

高 俺だから、未だに、俺、それ、やっぱなんねん。
松 いや、そいで、それとは、
   ちょっとずれるんかも分からんけど、
高 うんうん。
松 何年か前に、城間ってね、
高 城間っていますね。
松 いるでしょ?「HEYHEYHEY」やってる、
高 「HEYHEY」のディレクター。
松 もうね、これ、俺、城間を
高 うん。
松 全然知らんかったのよね。
高 うん。
松 で、城間って、結構キムとか、今田とか、
高 あー、よう言うてたな。
松 色んな人間が、仕事してたのよ。
高 うん。で、城間、城間、
松 ほいでなんか、飲んでて、メシ食うてても、ようね、
高 うん。
松 一時期、よ〜、「城間、城間」
高 うん。
松 「城間がさ〜」言うて、
高 うんうん。
松 なんかあって、
高 うん。
松 段々腹立ってきて、
高 うん。
松 城間には、悪いんやけど、
高 うん。「誰やねん」
松 「誰やねんっ!!その城間!!」
高 ははは。
松 俺の知らんところで〜、
高 なんや、おもろいこと言うてるんか、
   言うてへんか知らんけど。
松 なんや、ちらほら、ちらちらちらちら、
高 うん。してるけど。
松 してるらしいなー、みたいなんで。
高 うん。
松 「もうええ」と。
高 うん。
松 「俺は、城間いう奴を」
高 嫌いや、と。
松 「一生、俺、そいつと、交われへん!」みたいな、
高 えー?なんでやねん(笑)
松 「城間を一生知らんでいく!」って、
高 なるほど(笑)
松 思ってたのよ。
高 はいはいはい。

松 俺実は、そん時、城間と仕事しててん。
高 うわー。名前覚えてなかったんや。
松 「HEYHEY」でね。
高 うん。「HEYHEY」やってるもん。あいつ。
松 うん。ほいで、城間っていうものをね、
高 うん。
松 もうずっと拒否してた、あ、でも、
   「HEYHEY」に城間がおるっていうのは、もう知ってもうてん。
高 うん、どっかでな。
松 どっかで。
高 うんうん。
松 あ、でも、俺はもー、城間を絶対、
高 からめへん。
松 知りたないから。
高 うん。
松 「もう、誰が城間から言うなよ」って思っててん。
高 うん。したら、
松 ほんなら、もー、ガンガン俺に喋ってくるわけよ。
高 うん。
松 で、「もうあかん!もう俺は、
   とうとう城間を知ってもうたわ!」と思って、
高 うん。
松 でも、意外と喋りやすいから、
高 うん。
松 結構1年ぐらい、
高 うん。
松 もうなあなあな、1年は言い過ぎか?半年ぐらいか。
高 うんうんうん。
松 なあなあで、結構、喋ってたら、
高 うん。
松 ある時、それが、
高 うんうん。
松 「もー、ほんま、頼みますよー。
   城間も言うてましたよー。」
高 ええーー?!
松 お前、城間ちゃうんかーー?!!
高 (笑)え?確認せんと喋ってたん?
松 それが、清水やってん。今考えたら。
高 うわーー。
松 ちょっとややこしいねんけど(笑)
高 黒、黒清水ね。
松 と、同時に「あれが城間やーー!」いうことも、
   分かってもうて。
高 なるほど。

松 ほいで、まあ、字ぃこそ違えど、
高 うんうんうん。
松 「あ、“シロマ”っていう字のやつに限って、
   こんな黒い奴なんやなー」みたいなね。
高 なるほど。逆に思てもうた。
松 逆に思てもうてん。
高 ん?どういうこと?
松 なんか、(笑)
高 ちょっとだけ思ってもうたんやろ?
   そんーなに思てもうたことないな。
松 でも、考えたら、「お城」の「城」やったから、
高 まあ、良かった、
松 全然、ちゃうねんけど。
高 うんうん。

松 自分が知らん奴で、なんか、妙に盛り上がられたら、
   「もうこいつのこと一生、絶対知らん、
    知りたない」って思てまうねん。
高 あー。あー。
松 もー、ちょっと乗り遅れた感があんねんな。
高 あ、自分、そう、俺別にそこは大丈夫やわ。
松 俺あかんわ。
高 それ、聞いていけるわ。それよりも、
   前の自分が呼ばれたみたいな感じで、
   例えば「飲んでるから来て〜。」って、じゃあ行く、
   行くやんか。
松 うんうん。
高 で、行く、行った、
松 うん。
高 行ったら、うわーーっと、なんか、
   まあ、3人ぐらいおったとしよう。
松 うん。
高 ほいで、まあ、1人は俺知ってんねん。
松 うん。
高 で、もう1人は、なんとなく見たことあるぐらいやから、
松 うーーん。
高 「まあ、大丈夫やろ」と思って行ったら、
松 うん。
高 なんかもう、もう1人の奴、全然知らんし、
松 うん。
高 ちょっと増えてあんねん。
松 うんうんうん。
高 5人ぐらいおって、
松 約束とちゃうんや。
高 約束とちゃうねん。自分のビジョンとは、
   全然違うことになってもうてんねん。
松 (笑)
高 ほいで、もー、違う会話で、なんか、
松 なるほどね。
高 同じ趣味の話かなんかになってきて、
松 うん(笑)
高 サーフィンの話かなんかになってきて、
   俺、なんにも知らんし、
松 (笑)
高 「うんうん。」言うて、「もう一杯、もう一杯」って、
   酒は進むけど(笑)
松 ははは。

高 「ちょっとはふってくれよ、俺にも。」みたいな。
松 (笑)
高 ほいで、
松 あ、俺はするで。すっごいそれ。
高 あーそう。で、それが、
松 うん。
高 よう分からんけど、その、その何人かが、
松 うん。
高 もう業界人違うから、
松 うん。
高 たま〜に、「あのー、テレビ、あれ面白いっすねー。」って、
   しょうがなくふってくるテレビの話が、
松 うーん。
高 喋んのイヤでしょーがないねん。俺。もう。
松・高 (笑)
松 俺はするで。俺は、それ、
   わりと間を取り持つタイプやからな。

松 もう、あれは、もー、イヤやな。
高 あれで普通におれる人って、おるの?
松 あーー。
高 俺、キム兄は意外とおれると思うねん。
松 あ、キムはおれる。
高 にこにこ笑いながら。
松 あー、キムはおれるかもしれん。
高 俺は「ごっつ俺かわいそう。ごっつ俺かわいそう。」
   って思いながら、
松 段々、ほんま、おかん思い出すよな(笑)
高 おかん思い出す。ほんま(笑)
松 (笑)
高 トイレ行くたびに、自分の顔見て、
   「俺、ごっつかわいそう。
    俺、ごっつかわいそう。」って。
松 ははは。
高 「ごっつかわいそうやんか、
   もう、俺〜。」って思って(笑)
松 ははは。
高 「もー、ごっつ帰りたい」と思いながら(笑)
松 (笑)
高 もー、あれ、なんであんなことなんのよ、
   もー。言うてくれんとー。
松 あー。
高 気ぃ使ってくれへんのかねー。
   俺は、ジョイント部分になるその男やったら、俺がね、
松 うんうん。絶対やるやろ?
高 絶対やるよ。
松 俺も、絶対やるけどね。

其の弐 『 ケンカの後 ・ 中学と高校の友達 』

松 あれも無い?小学校ぐらいの時、
高 うん。
松 中学校ぐらいでもええんやけど、
高 うん。
松 ちょっとケンカした後、
高 うん。
松 みんな、あんまり喋ってくれへんやろ?
高 あー、喋ってくれへん。喋ってくれへん(笑)
松 あれ、ごっつイヤやなー。
高 あれなんや、
松 あれなんやの?あれ。
高 あれ、あれどーしたええの?
松 うん。あれなんやろな?
   決して、間違ったケンカをした覚えはないんやで?
高 うん。あれど、あれ、
松 ちょっとつかみ合いになったぐらいやんか。
高 なったぐらいやけど、
松 ほいで、どっちが勝った負けたでもないんやけど、
高 ないねんけど、席ついた、
松 もう一旦、終わって席ついた後、
高 わー、喋ってくれへん。
松 あんまり、みんな喋ってくれへんねん。「え!」
高 ははは!分かる分かる。
松 「何、俺異分子?!」みたいな、その、
高 分かる分かる、あった(笑)
松 「俺ってチンピラなんか?
   街のダニか?俺は。」みたいな(笑)
高 あるわ。どーしてええか分かれへんねん。
松 な。
高 で、その時に限って、
松 うん。
高 その先生の授業が始まったら、
   おもろい授業やねん。で、みんな笑てるけど、
松 うん。みんな笑てるけど、
高 俺だけ笑われへんみたいな、なんかこう、
松 「うわ、ごっつかわいそう。ごっつかわいそう、俺。」
高 「ごっつかわいそう。」(笑)

松 ごっつい友達のやつも、
高 あるわー。
松 ごっつ友達の奴も、
高 うん。なんかねー、
松 むしろ、お前が嫌ってたいう奴と、
   俺、もみ合いになったんやけど、
高 やのに、
松 なんで?
高 あんまり、かばってくれへんやろ?
松 かばってくれへん。
高 あー、分かるわー。
松 あれ俺、すごい嫌いやねん。
高 あー、それあった。
松 だから、あれ俺、すごい嫌いやから、
高 うん。
松 むしろ、そんなに仲良くなくても、
高 喋ってる。
松 俺、喋るようにしてんねん。
高 あ、自分ええとこあるな。
松 でも、それも、相手にとっては、
   結構うっとーしいとこあるみたいやけどな。
   「そんなに仲良くないのに、
    なんか介護されてるみたい」
高 「お前になんで介護されなあかんねん!」
松 「お前に、なんで、頭持たれて、
   頭洗われて。」みたいな。
高 それもある。

高 ちょっとケンカ強い奴が、
松 うん。
高 「大丈夫か?」って言われたら、
   もうごっつ泣きそうなんねん。
松 ごっつ泣きそうなるな。それは。
高 俺、これ、わんちゃんにされた。
松 ははは。

高 わんちゃんが、
松 うん、そのー、
高 あのほら、学校のね、
松 ドンみたいな。牛耳ってみたいな。
高 そうそう。ドンみたいやったから。
   大して強ないねんけど。あんなもん。
松 絶対強ない。
高 ほんまにやったら、勝つねんけど、
松 ははは。
高 一応まつりあげられててんな。
松 そう(笑)
高 あれな。
松 何故か(笑)

高 「高っちゃん、大丈夫?」みたいに言われたら、
   ごっつ泣きそうなったもん。
松 うん。「あ、ついていこう。」みたいな。
高 「あ、こいつについていこう。
   あ、それで、こいつ、この位置にあんのかー。」
   と思ったぐらいの。
松 あー、そういう頭脳プレーあったのかもしれんな。
高 なあ。
松 俺、あれほんと、あれ子供ん時から、
   不思議でしょーがなかったんやねー。
高 でも、あれ、友達、周りも、喋り方が分かれへん。
   何喋ってええか。
松 そういうことやねんな。
高 うん。言葉が、一言目の言葉が、
松 見つけられへんねんなー。
高 うん。なんかひとつあればええねんけど。
松 そうやねん、そうやねん。
   別にいじわるしてるわけでも、
   避けてるわけでもなくて、
高 一言が浮かべへんねん。
   まず。最初の。
松 かけてやる言葉が、わ、ないねんなー。
高 ないねん。なんか一個、見つけなあかんねん。
   あーいう時にかけてやる言葉を。

松 「あの先生嫌いや」って、
   みんなで言うてて、担任がね、
高 うんうん。
松 「あいつ嫌いやー」って、
   みんなでクラス一丸となって、
高 うん。
松 ほいでなんか、学級会みたいなときに、
   なんかそんな話になって、
高 うん。
松 みんな、先生に結構、好きなこと言い出して。
高 うん。
松 で、なんか、俺がガーーッ言うたことが、
   核心突いてもうて、
高 (笑)
松 先生泣いてもうて。
高 うわっ。
松 教室から出て行って。
高 最悪や。
松 みんな、なんかごっつ俺に冷たいねん。
高 ははは。
松 「あれはあかんわー。」みたいなさあ、
高 (笑)
松 「あれは禁じ手やろ。」みたいな、
   いやいやいやいや、
高 「そこみんな言わんようにしてんのに、
   なんで自分がいくの?」
松 いや、
高 みたいな、
松 お前らと俺は、一緒になって、
高 分かる(笑)
松 俺も40分の1やん!
高 ははは。
松 っていう(笑)
高 でも、核心突いたんやろ。
   自分、そういうことあったで。
松 うーーん。
高 あの、ここは言ったあかんとこを、
松 うん。
高 「見つけたーー!」と思って、
松 うん。
高 言ってまうとこあったで。
松 (笑)
高 「あ、言ってる、まっつん言ってる。」っていう時。
松 (笑)
高 「でも、そこおもろいから、たまらん」って、
   みんな笑てまう、みたいな。
松 (笑)
高 最初笑われへんけど、笑ってまう、
   みたいなとこあったで。あれ。

松 でも、めっちゃ仲ええ奴は、
   やっぱり乗り越えてほしいわ。そこは。
高 でもなあ、
松 結構、伊藤とかも、
   そんなんしてくれへんからなあ。
高 伊藤は、逆にせえへんタイプや。
松 ははは。
高 伊藤は、無視して、授業一生懸命聞いてるタイプや。
松 そーそーそー。
高 「絶対、お前ウソや」思うけど。
松 そーそーそー。
高 な?
松 うん。
高 あいつそんなとこあるよな。
松 あいつそんなとこあるよ。
高 あんねん。
松 インスタント親友作れるからね。あれ。
高 いや、ほんま、そやねん。あるある。
松 うん。

高 「だれだれと、だれだれケンカしとったでー。」って聞いて、
   違うクラスの奴が。
松 うんうんうん。
高 「どやってんやー」言うたら、
松 うんうん。
高 「まあ、6:4で、だれだれの勝ちやなー。」
   みたいなこと言うてんねんけど、
松 うん。
高 なんやねん、その、「6:4で勝ちや」とか(笑)
松 (笑)
高 「勝ってたわー。」とか言うの(笑)
松 (笑)
高 もー、なんやねん!子供の、その、
松 アホや(笑)
高 俺、子供の頃から思っててん。
松 いや、そんなん俺かて思ってたよ。
高 ずっと、「なんやねん!」
松 「今日は、ちょっと調子が悪かった。」みたいなのとかさ、
高 「なんやねん!」と思ってたやろ?
松 「もー、そういうのやめようと思ってたからな。」とか、
松・高 なんやねん!
高 それ、よー分からん(笑)
松 ほいで、「俺、あの学校で1番やった」
   「2番やった」は分かんねんけど、
高 うん。
松 「4番やった」とか言うからな。
高 どーでもえーわ、そんなもん(笑)
松 それ、何番まであんの?
高 分かるわーー。そんなんあるわ(笑)
松 5番と4番は、
高 もう、
松 ほんまに5番と4番なん?っていう、
高 それが、藤井が、ちょうど電気屋の藤井が、
松 うん。
高 「3番か4番か」ぐらいのこと言うてたで。あれ。
松 うわーー。

高 あいつ4番や。
松 (笑)
高 その4番や。「カツキ、アリマ、」
松 なん、
高 「マキタ、」
松 あーー。
高 「ほいで、俺や。」言うたから、
松 あーー。
高 ちょーどややこしーとこや。
松 しかもウソやし。
高 ウソやもん。絶対負けるもん。あいつ。
   体型が違うもん。もう。
松 ははは。線が違うよな。
高 線が違うよ。もう。
   ほっそいほっそい線しやがって(笑)
松 しょーもない。うなぎ犬みたいな体やからな。あれ。
高 短足やしな(笑)
松 (笑)
高 物凄い短足やから。あれ(笑)

松 人と人との、そういうあるんですよね。
高 そういう空気、なんちゅうの?
   あれ、感情のね、
松 うん。
高 未だにあるってことは、子供の頃から、
   そういう局面、局面、体験してんねんな。
松 うん。
高 言葉にできへんけど、そういうような、
   なんか変な、変な気持ち悪さな。
松 そうですね。もう、料理と似てますよね。
高 おー。
松 そこに1人、こいつが入ると、
   今までこー、バラバラやったんが、
高 なるほど。
松 ものすごいキュッとくるなー、みたいなね。
高 あー、それもあんねんな。

高 あの、友達も、こいつもこいつもええからって、
   入れてもうたら、あかん時あるからね。逆に。
松 うん。そうそうそう。
高 なあ?仲ええ奴だけ集めたら、逆にあかん時、
松 自分、あれ得意な人?

松 中学と高校の友達と、一緒に遊べるタイプ?
高 できへん。
松 おれもあかんねん。
高 俺、それできへん。
   それ、もう自分が気ぃ使ってしゃーないもん。
松 あれできる奴ってー、
高 あれおんねん。
松 ものすごい、
高 外人体質がおんねん。
松 なあ?
高 欧米体質やろ?それって。
   「ナイスチューミーチュー、
    紹介するよ、俺の友達。」みたいなことやろ?
松 うん。要するに、自分の中学ん時の友達と、
高 うん。
松 高校で、自分が高校は別で行ったわけよ、
   そこで友達になった奴と、3人で遊ぶって、
高 無理無理無理無理。
松 で、最初は紹介の感じになるわけやね。
高 いや、それは無理やわ。

高 やっぱ、中学ん時の自分と、
   高校の時の自分、違うから。
松 ちょっと違うな。
高 あの、同じでは、スタンスは一緒やけど、
   やっぱちょっと違うから。
松 そう。
高 で、その友達ならではの会話もあるやん。
   ギャグもあるし。
松 ある。ちょっとちゃうねん。

松 まあ、ちょっとここ置いといて、
   中学との奴とばーーってやって、
   はははーって笑て、ぱっと見たら、
高 ぱって見たら、
松 高校ん時の奴が、
高 うん。
松 ご、「あれ?」
高 あかんあかん。
松 「松本?・・俺の知らん松本・・。」みたいな目で・・、
高 あるある(笑)
松 「いや、ちゃうやん!
   今はそんなんちゃうやん!」みたいなんで、
高 分かる分かる分かる(笑)
松 取り繕うとしてる俺を見てる、
   中学の時のツレが、「松本。」
高 「なんやそれ。」
松 「なんやそれ、松本。」
高 「見たこと無いぞ、それ。」
松 「ちゃうやん!ちゃうやん!」みたいなな。
高 あるある。あれ、なんやろね。
松 あれなんやろなー。

松 わんちゃんとか、平気やで。
高 だから、あれはおかしいんやて。
松 欧米の、
高 欧米の感覚やねん。誰とでも、友達になれんねん。
   あれ、おかしいもん。
   俺の高校の友達おんねんな、
松 うん。
高 全然違う、小田高やろ?
松 うん。
高 あいつ、全然違うやろ?
   せやのに、俺の高校の友達と、
松 うん。
高 逢うて、普通に喋ったりするからな。

松 逆に俺、そっちのコマにされたことあるわ。
高 ははは。
松 わんちゃんの、
   俺はわんちゃんの中学ん時の友達やんか。
高 うん。
松 高校ん時の友達をつれてきて、
高 うん。
松 3人であいまみえさせられたことあるけど、
高 ははは。うわー、つら〜〜。
松 もー、そんなもん、ごって人見知りやから、
高 そ、そんな3Pツライなー(笑)
松 もー、わんちゃんとしか喋られへん。
   全部わんちゃんを通さんと喋られへんやん。
高 ははは。
松 Yの字やん。そんなん。
高 きっつー(笑)
松 全然、三角形になってへんやん。
高 きついなーー(笑)

松 あれできるって、すごいなー。
高 俺でもね、この業界に入ったりとか、
   大学ぐらいから、関係なくなった。
松 うん。
高 あの、中学・高校・小学校が一番微妙やわ。
   あの、ちょっと思春期で、
   自分が変わってくるとこでもあるから。
松 うーん。あ、でも、そやな。
高 うん。
松 こいつ、なんにでも合う奴って、
   一人おるやんか。
高 あーー、おるな。
松 さすがに、それはおんねん。
高 おるおる。

高 俺でも、どっちかっていうと、そっちの方やろ?
松 あ、どっちか言うたら、そっちやね。
高 そやねん。だから、中学・小学校・高校ぐらいが、
   微妙に違っただけで、
松 うん。
高 あと、あとは大丈夫やわ。

高 伊藤なんか、あれ、鼻きけへんとこあるから、
   鼻バカのとこあるから、
   入りこんだらあかんこと言うことあるからな。
松 あ、言うことあるで。
高 「ごってハゲてるや〜ん。」って、そこは、
松 そこはもー、
高 こーいう奴に言うたらあかんのに、
松 なんで俺が、介護、フォローせな、
   「伊藤、伊藤、ちゃうで。」
高 そうやで。
松 でも、その「伊藤ちゃうで。」の怖い顔も、
   見したらあかんし、みたいな。
高 見したらあかんし。これツライねん。
松 な。
高 伊藤は入ってきよるから、もう。
松 伊藤は、もー。
高 「おもろかったらええわ。」思いよるから(笑)

高 俺、会議でもそやねん。番組やる時に、
   「誰か呼びましょう」って、
   「こんな番組やりたいんです」って、
   ディレクターに言われるやんか。
松 うん。
高 まあ、プロデューサーとか、最初に。
松 うん。
高 で、「作家、どんな人入れましょうか?」って時に、
   「・・まてよ・・。」「いや、そっちに任します。」
   って言うねん。もう。
松 うん。
高 俺はそういうの、しんどいから。
松 うん。
高 「そっちに任します。
   やりたい人にやってください。」つって、
松 うん。
高 で、お伺いたてられんねん。
松 うん。
高 「こんなメンバーでどうですか?」
   「いや、もう、全然いいですよ。」
松 うん。
高 「逆に聞かんといてください。」と。
松 うん。
高 聞くと、気持ち悪いからつって。
   でも、やっぱ聞いてくんねんな。で、そん時に、
   「まあ、しいて言うと、ここの人とここの人は、
    ちょっと合えへんかな〜〜。」
松 うん。
高 「やっぱ、そうですよねー。」とか。
松 うん。
高 っていうのを、なんとなく、
   俺が会議やってると、分かるから。

高 分かるな。
松 分かるわ。
高 あれもしんどいなー。あんなんも。
松 しんどいなー。
高 聞かんといてほしいわ、そんなんも。
松 人のまあ、好き嫌いってあるからさ。
高 あんねんな。
松 うん。
高 なまじっか、感じ取ってしまうから。
松 そうねー。
高 その、雰囲気をね。
松 雰囲気をね。うーん。
   その、人と人との、つ、あれは難しいです。
高 「つ」って言うたな、今。
松 ははは。
高 (笑)
松 三重県。
高 あ、自分の?
松 うん。
高 なんで?
松 親戚のそういえば、
高 「人と人の、つ?」
松 うちの、
高 うん。
松 家と、
高 うん。
松 親戚も、
高 うん。
松 ・・しんどいわ。
高 ははは。
松 ははは。
高 早っ(笑)
松 (笑)
高 まあ、そらしんどいわ(笑)

其の参 『 韓国映画って ・ アニメはすごい 』

高 あのー、「戦国自衛隊」これ、
松 あ、こんなんでも、どの程度の規模か、
   分かれへんで。
高 31カ国で上映決定って。
松 31カ国って言ったってさ、
高 うん。
松 映画館なんて、ピンキリやんか。
高 まあね。
松 100席ぐらいの映画館でも、
高 も、まあ、ひとつか。
松 っていうことやね。
高 なるほど。
松 別に、俺が足を引っ張るつもりはないですけど。
高 まあ、こんなんを、どこまで信じるかっていうのも、
   ありますけどね。
松 うん。
高 でも、俺は、ほんまは好きなんですけどね。
松 うん。
高 このストーリー自体は。でも、大分変わってるらしいね。

松 まー、ちょっと腰は上がれへんねんな。俺は。
高 あーそうですか。
松 うーーん。一応あの試写は行って来ましたけど。
   あのー「宇宙戦争」。
高 おーーー。
松 はい。
高 どうでしたか?
松 ねー。
高 まあ、色々ですな。
松 えーー。
高 なるほど。あーそうですか。
松 僕はちょっと、しんどいかなーと思いましたけどね。
高 あなた、「スターウォーズ」どうですか?
松 「スターウォーズ」、僕、全然観てないんで。
高 興味なしかいな。
松 興味ナッシングですね。
高 観ときやー。
松 あの、もう今更観れないでしょ?
   今観たら、ごっつチープやろ?そのー、最初の、
高 昔の方のはね。
松 いや、俺、何年か前に、
   ちょ、挑戦しよ思たんですよ。
高 観てよ。
松 いや、観ようと思ったのよ。5年ぐらい前かな。
高 うん。
松 そんな言うても、「スターウォーズ」観たろー思て。
高 うん。
松 観たらね、
高 うん。
松 第一作目なんか、にじゅう〜〜〜、
高 いやー、
松 2,3年前でしょ?
高 いや、もっと前ですよ。30年近く前やね。
松 あーそう。もー、もうね、10分くらい観てたら、
   もうね「今夜は眠れナイト」みたいな、
高 うわ。
松 チープさやねん。
高 ははは。
松 (笑)

高 ちょっと、そんなことないでしょー(笑)
松 いや、ほんまにほんまに。
高 それは言いすぎやわ。そんーな、
松 もう関テレの匂いが、ぷんぷんして、
高 いや、そら違いますよ。そら、そら、もう言うときます。
松 (笑)
高 そらね、ジョージ・ルーカス怒ってくるわ(笑)
松 ははは。関テレもおくってくる。
高 お、「おくってくる」?
松 ・・。
高 もー、自分、ひどいな、今日〜。
松 あのー、
高 「つ」が出たり。「おくってくる」どこに?
松 そうそう、だから、
高 うん。
松 ようあったやんか。
高 はい。うん。はいはい。
松 ・・しんどいわ、もう。
松・高 ははは。
松 いや、ほんでもう、やめてもうてん。
高 なんでよ、観てよ。面白いのに。
松 いやいや、もうしんどいもん。
高 自分、食わず嫌いやなー、
   そういうとこー。
松 いや、もう、だめです。
高 あれ観た?「僕の彼女を」
   あ、自分、そっち系観ぃひんねやったっけ?
松 韓国映画ですか?
高 「猟奇的な彼女」とか観た?
松 観てないです。
   あ、「猟奇的」は観た。
高 あれは、自分どうやった?あんまり?
松 うーん。みんなが「おもろい」って言うほど、
   何がおもろいんかなー?
   「何がおもろいんかなー」っていうか、あれ、
   に、日本の焼きまわしみたいな映画やからねー。
高 いや、でも、ええ映画でしたよ。
松 それを日本人が、
   なんでそんな「ええ」言うてんのか、
   なんか、逆輸入ですからねー。
高 まあ、逆輸入だろうが、良かったでしょ。
松 まあ、言わば、トヨタの車が、
   向こうでなんて売られてるんでしたっけ?
高 うん。なんか、あーいう、
   なんかあの、ありますな。
松 それの、輸入したのを、
   「やっぱ、アメ車はええなー。」「いや、それアメ車ちゃうで!」
   みたいな話でしょ?
高 そうですか?
松 なんか俺は、極端に言えば、
  そんな気がしますね。

松 めちゃくちゃ日本映画好きな監督が、
   日本映画みたおして撮ってるような映画ですよ?
高 まあね。でも、そんなん言うたら、
   僕らも観てますからね。
   色んな映画みたおしてますから。
松 うーん。
高 ハリウッド映画もみたおしてるし。
松 うーん。

松 あ、「オールドボーイ」は、
   まあ、でもあれかって、日本〜、
高 日本の原作がある。
松 原作、最後の方は変えてるらしいけど。

高 やっぱ漫画のその、原作というか、
松 うん。
高 漫画が、やっぱすごいね。
松 漫画はすごいと思うわ。
高 日本は。
松 なーー。

高 「文章なんていくらやったって、
   あかんなー。」っていう話してたんですよ。
松 あーはいはい。
高 ミリオンセラー、なんや知りませんよ?
   なんや、100万部突破かしたか、
   どうか知りませんよ?
松 うん。
高 そんなもんね、もう一回使われることなんか、
   まあ、ないんですよ。
松 うんうんうんうん。
高 それが、まあまあ、そのー、
松 そうなの。
高 アニメやったら、それが海外にも行き、
   グッズにもなり、
松 あのね、海外とかで、まあ、
   例えばリメイクとかで、「リング」とか、
   あんなんでもやってるやろ?
高 うん。
松 あれってね、そんな高い値段でもないらしいのよね。
高 あーー。そうなんですか。

松 それやったら、やっぱり、
高 アニメなんや。ようできてんねん。
   だって、子供のね、ノートにもつく、
   靴にもつく、
松 そうそうそうそう。
高 一個一個ね。
松 うん。
高 すごいよ。
松 すごい。
高 ほいで、僕らもさっき話したように、
   やっぱライダーとかも、
   未だに売ってるわけですよ。
松 うん。
高 あれも、まあ、アニメからですけどね。
   言うたら。
松 うん。
高 アニメというか、漫画からですけどね。
松 うん。ん?うん。
高 アニメじゃなくて、漫画から。
   自分が「うん」言うから、そっちでええんかな思たけど、
   ちゃんと言うとかな、また何言われるか分かれへんので。
松 (笑)
高 ね。石ノ森章太郎
松 うん。そう。
高 なんやの、さっきから、爪の垢とって。
松 (笑)
高 喋る気ないんか!爪の垢ばっかり気にして。
松 違うやんか(笑)いや、だからほんまに。
高 うん。
松 だから、漫画家に、生まれ変わったら、漫画家がええわ。
高 ほんまやで。
松 ほんまやで。めっちゃええやん。顔もわれてへんし。

高 鳥山明の話。
松 言おう言おう。
高 言うた?言うてへんよね?
松 言おう、言おう。
高 1億冊突破とかってね。
松 1億冊て!
高 ・・ははは。
松 倍で2億冊やん!
高 そうやねんなー。
松 すごいね。
高 すごいんや。それで、「倍」言うたら、
   ややこしーやん。
松 ははは。
高 (笑)倍のことはえーやんか。
   なんで倍のこと言うねん。
   「2億冊」が頭に残ってまうやんか。それ言うと(笑)
松 (笑)
高 いや、その「ドクタースランプ」と、
松 うん。
高 「ドラゴンボール」だけですよ。
松 まあ、言やあね。
高 もう仕事、ちょこちょこしかやってないんですよ。ほとんど。
松 そう。そうそうそうそう。
高 ほいでまた、向こうで売られてるでしょ?
松 アメリカで、ちょっとなんか、
高 ほいで映画になる話もあるでしょ?
松 うん。
高 ほいで、ずーっと海外で流れてるでしょ?
   フランスとか、
松 えーと、中国とかもそうじゃないかなー。
高 ですよね。
松 うん。
高 フランスなんか、
   視聴率40パーから60パーって言うてますからね。
松 えーーー?
高 物凄い観てるんですよ。
松 倍にしたら、80パーから120パーやんか。
高 それ、ややこしーやんか。
   「120パー」言われたら。
   それ、ど、ど、どんだけの人が観たんや、それ。
松 うん。
高 いや、「うん」て(笑)

松 1億冊やねんで?1億冊って、何よ。
高 一冊いくら?あの、単行本て。
   ・・400円ぐらいですよ。
   400かける・・400億です。それだけで、まず。
松 あのー、
高 売上が。
松 アラレちゃんと、あれを足して?
高 いや、アラレちゃんとかだけで、とっぷ、
   とっくに、越してるんです。
松 「とっぷに」(笑)
高 とっぷに、トップに越してるんです(笑)
松 はー。
高 こんなもん、大分前に1億冊いってるんです。
松 もう、大分前に「んちゃ!」かいな。
高 そうなんや。もう今やね(笑)
松 あーそうなんや。
高 うん。だから、もう、そらすごいんですよ。
松 はー。

松 もう、だからもう、鳥山明は、
   ドラゴンボールを7つ集めたんですよね。
高 そうなんです!ええこと言うな、自分。
   すごいこと言うな。
松 ほんとに。
高 あの人が集めたんや。
松 あの人が集めたんやと思いますね。僕は。
高 は〜〜。
松 どうこれ?あとは、ずっと曲やで。
高 またかいな(笑)
松 (笑)
高 またかいな(笑)

高 はずれがないじゃないですか。
   2つやって、2つともいってるっていうのは、
   それがすごいじゃないですか。
松 すごいですよ。
高 はずれがないのが。
松 だって、アラレちゃんを造ったんを、
   則巻千兵衛の風にしてるけど、
   鳥山明ですからね。
高 ・・・そらそうですよ。
松 これはいらんか(笑)
高 それはそうでしょ(笑)
松 (笑)
高 それは、それは、まあまあまあまあ、
松 これは7、ドラゴンボールの前に言う、
高 そう。前に言う、
松 ぐらいの、
高 順序が違うわ、それ、もう。
松 順序が違うな。
高 それ言うてから、「もー」って言うたら、
松 そうやな。そらそうや。
高 「ドラゴンボール」でよかったのに。自分(笑)
松 (笑)

〜曲を聴いて
高 いやー、
松 やっとええ選曲したな、自分。
高 ええ歌やわー。
松 いやこれね、お聞きの皆さんね、
高 うん。
松 僕と高須君、交互にこれ、
高 はいはい。やってますね。
松 選んでるんですよね。
   で、先週で言うと、えーとー、あれなんでしたっけ?
高 「妹」。
松 「妹よ」。「妹」?
高 「妹」
松 とかね、僕なんですよ。
高 うん。
松 やっぱり、こー、ね、ラジオ毎週聞いてる人も、
   そんなにいないかも分からないですけど、
高 うん。
松 振り返ってみたら、やっぱ、
   「交互にええ曲きてるな」
   って思ってると思うんですよね。
高 そんなことないですよ!(笑)
松 オスメスオスメスオスメス、
   で来てると思うんですよね。
高 いや、ちょっと、男女差別や、それ。
松 ははは。
高 オスメスオスメスって、どういうことですか?それ。
松 まあまあ(笑)、交互にね、
高 はい。
松 来てると思うんですよ。
高 はいはい。
松 まあまあ、ね、
高 うん。
松 あーーー、ねえ?
高 何ぃ?!その、
松 ははは。やっと、オスオスできたなーって、
高 もー、
松 思たと思うんですよねー。
高 なんか、く〜〜〜
松 ははは。

松 これはいいですね。
高 これはいいですね。
松 僕、アルバム確か買いましたもん。
高 はー、そうですか。
   イントロから、もういいんですもんね。
松 うーん。
高 ♪タラタナティ〜〜ン
松 え?
高 ♪タラタラティ〜〜ン
松 イントロで、かんだ、
高 それ、妹よ〜や、なんやったっけ?
   これ。あれ?
松 あーー。
高 これ、じゃあ、どんな感じのイントロ?
   じゃあ言うてみ?口で。
松 プワアア〜ン、なんか、こんなんから入る、
高 絶対、全然違うよ!♪パナパナピ〜〜ンやね、
松 ええやん、別に。

高 ちょっとだけ聴こ。ごめん。
   自分が納得できへんねん。
   どんなイントロやったか。
〜〜もう一度曲が流れる(♪パラパラピ〜ン)
高 ほら!♪パラパラピ〜〜ン
松 プワア〜〜ンなんて、全然無いやん。
高 無いよ(笑)
松 (笑)

其の四 『 昭和が好き 』

松 自分、ほんっとに、昭和が好きやなー。
高 僕は、好きですねー。
松 俺以上に好きやな。
高 俺、やっぱ昔が楽しかったからね。
松 うーん。
高 やっぱりね、食いもんもそう、
松 うん。
高 自分の環境が好きやったね。今思うと。
松 うーん、うん。
高 あの、あれぐらいが、
   なんか「生きてる!」って感じがしたな。
松 うーん。
高 金もそんなにないし、服もそんなようないし、
   学校も行かなあかんし、ぐらいのうっとーしさが、
   実は、
松 うーん。
高 なんや楽しかったなーーと思うねんな。
松 まあなーー。
高 ほいで、
松 かっぱえびせんを、
   かっぱえびせんみんなで食べたなあ〜。なんか。
高 食べた。
松 新聞紙んとこ、ざざざざざ〜〜っ出して。
高 うわーー。食べたよー。もう止まれへんもん。
   あれほんまに。あれ。
松 うん。
高 「やめられないとまらない」ってよう言うたもんや。

松 こないだ、「そやー、そんなことあったなー」
   って思い出したことが、
高 うん。
松 あの、家族でほら、たま〜に、
   買い物行くやんか。
高 うん。行く、行く、行く。
松 多分、うちの親父が、まだ唯一、
   羽振りの良かった時期なんでしょうね。
高 うんうんうんうん。 
松 で、なんか、忘れもせん、夏場ぐらいにね、
高 うん。
松 多分、ボーナスが入ったのかな、
高 はいはいはい。
松 なんか、阪神尼みたいなとこ行ってね、
高 うん(笑)
松 ほいでね、あのねー、おかんがね、
高 うん。
松 多分、あれ初めてなんでしょうけどね、
高 うん。
松 1万円のドレスを買ってもらったのよ。
高 おーーー。
松 親父に。
高 当時の1万円は、そこそこですよ?
松 もー、ごっつ覚えてるわー。
   「人志、お父ちゃんに、お母ちゃん、
    1万円のドレスを買ってもうたんやで〜。」
   言うて(笑)
高 ・・・(笑)
   今から思たら、そんなこともないねんけど、
松 いや、なんのオチもないねんけど、
高 いやー、でも、すごいな。
松 あー、すごいなー。
高 分かる分かる。
松 なんか、「うち、うち、金持ちちゃうのん?」みたいな。
高 うち、「うちもやったなーー。」と思えてるわな。
松 そう。ほいで、あの、つってたわ。
高 うわ。
松 おかんも嬉しかったんやろな。
高 うわ。
松 あの、ハンガーにかけて、ずーーっと、
高 うわうわうわうわ。
松 ほとんど着ぃひんかったよ?
   多分、よう着ぃひんかったんや。
高 よう着ぃひん。着る機会が無かったんやな。

松 くろ〜いね、しょーーもなーい、
   もう、今考えたら、なんやねん!
   1万円のドレスて。
高 いや、それは必要やで。その時期は。
松 なんかよー、タンスんとこに、
   かけてあったわ。
高 あー。
松 あの、タンスのちゃんとしたとこにかけるんじゃなくて、
高 うん。
松 タンスの、この、
高 へりんとこの、
松 へりんとこの、なんかあったら、
   ばばっって、落ちるかも分からん、
高 ようなとこに、
松 にやけど、
高 さっとかけとんねんな。
松 さっとかけてたわ。
高 あー。
松 あの、クリーニング屋から、もうたような、
高 もうた、くすねた(笑)
松 やつやから、くすねたような針金のやつやから、
高 あーーーあーあー(笑)
松 逆にガッ!といくねん。
高 あ、ひっかかりがええからね(笑)
松 そうそうそう。

松 黒い、
高 ドレスやったんや。
松 黒いね、なんかもー、アセテートみたいな、
   レーヨンみたいなやつやけどね。
高 おー。すごいね。
松 どっち?
高 いや、あなたは知ってるけど、「どっち?」(笑)
松 分からんけど、なんや、そんなんが、
   わーかかってた。
高 はー。
松 「人志、あんたこれ、
   1万円のドレスやで、あんた〜。」何回、
高 何回言うねん(笑)
松 もー、何回言うねん!言うぐらい、
   言うてたなーー。
高 あーー、そんなん思い出すなー。

高 俺と弟とおかんで、
松 うん。
高 俺も、阪神尼、よう連れて行かれたんやな。
松 阪神尼よう行ったなー。
高 んで、
松 そんなとこに、大体ね、あ、そう、
   自分とこのが、商売やってるから、
高 うん。
松 まあまあ、あんまり、あれかもしれんけど、
高 うん。
松 うちなんかはね、もう商売じゃないんでね、
高 うん。
松 そん時の、うちの経済状態が、
   やっぱ分かんねん。
高 そうなんや。
松 親父の、なんて言うの?なんかこー、
高 期限の良さで。
松 なんかね、立ち振る舞いというか、
   きっぷのよさで、
高 出んねや。
松 その時、その都度、違うわけよ。
高 なるほど。なるほど。
松 「今回えらいしぶってるなー。」
   って言う時もあんねん。あん時はね、
   すーごい良かったんやと思うねん。
高 なるほど。

高 俺ら、いっつも、その、バスやったんやん。
   おかんにつれられて、子供の頃、
   ずっとバスやったやん。
松 バスやった、バス。
高 ジュウソウ信用金庫があって、
松 そうそうそう。
高 あったやろ?あそこの前から、乗んねん。

高 それがね、うちのおかんが、たまに、
松 うん。
高 もうほんま、年に何回か、
松 うん。
高 「光聖、タクシーで帰ろか?」
松 あーー、1回か2回あったかもしれん。
高 あったやろ?
松 うん。
高 もうそん時に、雨降りそうやったから、
松 うん。
高 「タクシーで、今日帰ろか?」って言われた時に、
松 うん。
高 「うわーー、うちのおかん、
   ごっついことするやーん。」
松 うんうん。
高 と、弟と思ったからね。
松 うん。「うち、うち結構金持ちなんや。」みたいな、
高 いーや、思た。ほいで、乗せられて、
松 うん。
高 もう、すーっと行くわけや。止まらんでもええから。
松 うん。
高 家の前まで行けるわけやんか。
松 うん。

松 ほとんど歩かんですむ。
高 そうやねん。
松 10歩ぐらいですむ。
高 そうやねん。もう、そん時が、
   嬉しーてしゃーなかったもん。
松 もうタイムマシンですよ。
高 タイムマシンですよ。
松 そんなもん。
高 うん。
松 考えたらね。
高 俺はもう、嬉しかったもん。
松 あー。
高 「こんなんもう、
   お父さんに言うたらあかんで。」って言うねん。
松 あーー。「お父さんに言うたらあかん」って言うたな。
高 「タクシー乗ったなんて言うたら、」
松 「お父さんに言うたらあかんで。」と、
   「お父さんに言うで。」を使い分けてたなぁ。
高 あー、うまいなー。
松 なあ。
高 うちのおかんも、自分とこのおんも、ほんまやわ。

松 俺、あのー、(バスの)一番前によう座ったのよね。
高 俺もやー。
松 一番前の、一人用、
高 ごっつ気持ちええとこやー。
松 いや、俺でも、バス酔いがひどかったから、
高 あ、いややったんや。
松 もう、いややってん。
高 あー。
松 ほいで、もー、知ってるかなあ?
   一番前座ると、この、棚みたいなんが、
   塀みたいなんがあんのよ。
高 足元に?
松 足元っていうか、
高 うん。
松 もう、前面にやんか。
高 前見えへんの?
松 前、見えへんみたいな感じで、
   ほいでなんか、広告みたいなんあって、
高 うん。
松 この下がね、あのー、
   大根おろ、おろし機みたいな、
高 (笑)
松 金のねー、分かる?
高 こう、中の機械見える、こう。
松 みたいな感じなってんねん。

松 俺、いっつもあれね、
   「うわー、酔いそうやー。」言いながら、
   「今、大根おろしあったら、がりがりって、ここで、」
高 ははは。
松 「やんのかー。」みたいなことを、
   よう考えてたわ。
高 そんなん思てまうことあったな。
松 ははは。
高 あれなんやろな。
松 (笑)
高 毎回これ見たら、そんなこと思う、
松 毎回、それ見たら、そんなこと、(笑)
高 そんなこと思うっていうのあるな。
松 そうそう。

高 俺、バスの一番前、俺は逆に好きで、
   あのデカイところで、もう、よう、
   夕方ぐらいに乗るから、
松 うん。
高 もうそのー、なんつーの?け、まあ、
   景色も、ちょっと上から見てるっていうのもあるし、
松 うん。
高 この、この、ワイパーが、
松 ワイパーのでかさ、
高 あのでかさが、気持ち良かってん。
松 うん。
高 「うわ〜〜、ごっつええや〜〜ん。」と思って、
松 うん。
高 弟よりも、俺が、前、がーーっと行って、
松 (笑)
高 ようおかんに怒られてん。俺。
松 (笑)

高 楽しかったけどなー。
松 そうやなあ。
高 だからね、そういうね、
松 うん。
高 自分も、そういう、まあ、いつかは結婚して、
   子供もできると思いますけど、そん時に、
松 うん。
高 やっぱ、そんなん味わさなあかんなー。
松 そうやな。
高 やっぱり、あーいうな、
   あーいう時が楽しいんやで。
   全部与えたらいかんで。
松 うーん。・・・あ、あれ知ってる?自分、もー、
高 なになに?
松 マツミ商会。
高 なんか聞いたことあるな。
松 もー、マツミ商会がたまらんわ。もー。

松 あのー、ジャンプとか、マガジンとかのな、
高 うん。
松 結構後ろの方の、まあ、
   今で言うね、なんかそのー、通販やねん。
高 うんうんうんうん。
松 子供相手の通販みたいな、
高 うんうんうんうん。
松 で、その、切手で送んねん。
高 あった。あったあった。買いましたな、
   よーさん。俺も。
   ブーブークッション買うた、それで。
松 あ、そうそうそうそうそう。
高 うん。
松 そういう、ちょっとね、アイデアもんみたいな。
高 あったあった。

松 もー、あれをねー、うちの兄貴とねー、
高 吟味しながら、
松 「どれにするー?」言うて、ようやったなーー。
高 あれ、意外と、高いねん。
松 ちょっと、
高 あの子供、子供からしたら。
松 子供からしたら。
高 ちょっと頑張らなあかんねん。
松 ちょっと頑張らなあかんねん。
   で、もうちっちゃーーい写真なんでね。
高 うん。
松 で、あともう、そのコメントで、
   判断するしかないわけよ。
高 あれ、めちゃめちゃやで。子供の気持ちをねえ。
松 うん。
高 もてあそんで。
松 胡散臭いのもいっぱいあったけどね。
高 だって、自分、覚えてないかなー?
   買うたやん。俺ら。

高 浜田か、自分かが、
松 うん。
高 見つけてきて、
松 うん。
高 俺とわんちゃんと、
松 うん。
高 浜田と、自分ちゃうかったかな?あの、NASAが、
松 うん。
高 開発した言うて、
松 うん。
高 メガネかけたら、
松 うん。
高 なんかもーー、どんな服着てても、
   中っかわが見える言うて。
松 うわ、買うた。4人でお金出し合って、買ったわ。
高 俺は、それ、言われて、
   「ほんまかいな?」言うたけど、
松 あの、あれやろ?みんな、下着も透けて、
高 透けて見える言うて(笑)
松 メガネやろ?

松 いや、ほんま、なんでNASAの奴が、
   そんなもんを開発すんねん。
高 で、NASAがあんなとこ、物売れへんわ。
松 ははは。
高 そんな、ジャンプの裏の方で。NASAが(笑)
松 (笑)
高 でも、そこに、俺らの最後の望みは、
   「NASAやで?」言うとこやったんや。
松 あの、敗戦国なんでね。
高 うん。「NASAがやってる」っていうことで、
松 やっぱり、NASAには弱いわけや。
高 中学1年か、
松 うん。
高 まあ、あれ、中1か?中2か?
松 中2ぐらいかなー。
高 もう中2で引っかかってるからね、俺ら。
松 ものっすごい、もー、黒縁のー、
高 ははは。
松 そんなメガネかけてるだけで、
   違和感ハンパやないやろ、ぐらいの、
高 もう、全然やねん(笑)
松 (笑)
高 俺、びっくりしたもん。
   「金返せ!」思たもん(笑)
松 しかも、中学生4人が出し合って、
   買えるような、ほどの、(笑)
高 (笑)
松 もー、なんでそんなにアホなん?
高 ははは。
松 なんでそんなアホなん?ほんまに。
高 いや分からん。なんで、そ、それも、
   会議が行われたんやで?一応。
松 うん。
高 浜田か自分が持ってきたんやけど、
   わんちゃんぐらいが、
   「でも、これはやばいっていう可能性もあるで。」
松 うん。
高 「ただ、見えへんとしても、」
松 うん。
高 「4人で出したら、まあ、こんなもんやから、
   まあええやない。」いうことと、
松 うん。
高 NASAだけが、光っててん。
   俺たちの中では。
松 うんうんうんうん。

松 色々言う奴おったよ。
   「NASAの奴が、
    なんでそんな透き通って、」あの、
高 アホやないからね。
松 「見るねん。」みたいなことを言うて、
高 「もっとニュースになって、
    ええんちゃうんか?」みたいなな(笑)
松 「ちゃうんか」とか、(笑)
高 そう(笑)
松 まあ、色んな意見も、
高 あるけども、
松 まあまあまあ、
高 「全く見えへんかったら、
   こんなん載したらあかんやろ。」(笑)
松 ははは。
高 「そんなことはないはずや。」と(笑)

松 あ、俺思い出した。色んなこと言うたわ。
高 言うたやろ?
松 「見えるけど、」
高 (笑)
松 「プリズムの関係で、
   逆さに見えるんちゃうか?」
   とかいう意見もあったわ(笑)
高 色々して、
   「下着だけ見えるんちゃうか?」とか言うてた(笑)
松 ははは。
   「でも、逆さに見えて、
    なんであかんねん。」みたいな(笑)
高 そう。色んなこと、思い出した?(笑)
松 (笑)
高 もう、みんなで、あの記事だけで、
   かなり会議は行われたんや。
松 そう。で、「冬は無理なんちゃうか?」とか。
高 厚着してるからね。
松 そうそうそう。

高 みんな、色んな角度の情報を得た上で、
松 うん。
高 ゴーしたんや。
松 うん。なんぼずつぐらい出したんやろ?
高 忘れた。なんぼぐらいかなー。

松 千円、二千円。
高 千円か、2500円ぐらいのやつを、
松 いや、
高 結局4人に、
松 1万円近いやつや。
高 いや、ちゃうちゃう、全部でや。
松 あ、
高 全部で何千円や。それを、
   結局700円ぐらいのことを、
   俺らはしつこく、ずーーっと会議やってたんや。
松 700円で、透き通るようなメガネが、
   買えるわけがない。
高 ははは。
松 死ね!
高 ははは。
松 なんーーぼほど、頭悪いねん。
高 あのね、万はいってないねん。
   何千円のことを、結局、
   俺らはずーっと議論しててん。

松 ほいで、来たよね?
高 来たよ。で、全然あかんかったよ。
松 全然あかんかったよね。
高 全然あかん。俺もしっかい覚えてんねんけど、
   来て、「あかん!」ていうのだけ聞いて、
   「なあ!」って言うて。こんなことやねん。
松 ・・あったあった。
高 落胆したん覚えてるわ。
松 俺、それの第2弾もやってるわ。
高 え?
松 失敗。
高 それでミスしてんのに?
松 これは、もう、成人迎えてたけど、
高 ははは!自分、あかんな〜(笑)
松 ていうか、「4時です」やってる頃やわ。
高 うわーー。
松 だから、25,6ぐらい、
高 ええ大人やんか。もう。

松 知ってる?あの、
高 うん。何?
松 モザイクが消えて見えるっていう、
高 あー、あったな。あったあった。
   あったあった。あ、自分それ言うてたな。
松 あれ、あの商品、色々出たんや。
高 自分言うてたやん。それ。
松 言うたっけ?

松 あのね、それをデッキかなんかに、
高 (笑)
松 つないだら、
高 うん。
松 あの、まあ、アダルトビデオ借りてくるでしょ?
高 うんうん。
松 ほんなら、モザイク、そのねー、
   そのデッキの部分を、繋いだら、
高 うん。
松 画面にね、なんやろ?
高 うん。
松 タバコの半分サイズぐらい、
高 あー、
松 まあ、勿論、テレビの大きさによって違いますけど、
高 うん。
松 が、なんかね、モザイクが、
   「ここにあてれば、ここは消えるよ」
   みたいな部分が出てくんのよ。
高 うん。うん。
松 ほいでそれ、アダルトビデオ、
   AV観ながら、モザイクんとこに、
高 うん。
松 そのーーなんて言うんやろ?
高 なんか、
松 ゲームセンターで言う、
   インベーダーゲームのあれみたいな。
高 ジョグみたいな、
松 ジョグみたいなもんがあって、
高 うんうん。
松 それ、合わせんねん。
高 ほうほうほう。

松 ほな、そこだけ透けて見えるっていうんやけど、
高 うん。もう絶対ウソやん。
松 それ、1万円ぐらいで買ったんや。
高 ひっどいなー、自分。
松 いや、それが、まず、
高 うん。
松 あったところで、
高 うん。
松 透けてんのかどうか、ごっっつい微妙やねん。
   もう色もおかしいし。
高 ははは。
松 赤〜いねん。なんか。
高 ははは。
松 しかも、しかも(笑)
高 ひどーー(笑)
松 シーンが変わったら、
高 うん。
松 おっつけへんねん。もー、
高 ジョグが、
松 色んなとこに、モザイクがいくわけやから、
高 ははは。
松 そんなもんジョグで合わしてられへんし、
高 ははは。
松 もう、並みの、ヘタなゲームより難しいねん(笑)
高 (笑)
松 ましてや、それを観ながら、
   オナニーなんて、もう、絶対無理やねん。
高 すごい、神業や、そんなもん。
松 もー、チンコもジョグと一緒に、
   動いてもうてるわけよ。
高 ははは!
松 その、右手左手が一緒やから(笑)
高 ははは。
松 ははは。
  ジョグが左行きゃ、チンコも左みたいな(笑)
高 (笑)
松 で、チンコこすろう思たら、
   ジョグも上下みたいなって(笑)
高 ははは。
   おもろい。それはおもろいなー(笑)

松 名ドラマーなら、多分できたと思うねん。
高 うーわ、それは、
松 ドラム、
高 右手と左手が違う動き、
松 右手と左手が、違うように動く人ならできた、
高 ははは。はー、面白い面白い。
松 そんなもん、できへんがな。
高 ははは。
松 ははは。

高 あんなん買うてまうねんなー。
松 買うてまう。
高 なあ。
松 ほんとにねー。
高 ええ、ええ歳こいたおっさんが、(笑)
松 (笑)
高 何を買うとんねん、ちゅー話ですけどね(笑)

高 まあ、ある種ね、
   こういう話ができるってことは、
   楽しい思い出ですよ。
松 いや、僕はマツミ商会には、
   全〜然悪い気は持ってなくて、
高 ねえ?
松 「あー、懐かしいなー。」兄貴とあれ出したらね、
   もう今みたいに、特に、特にね、
   その、流通がうまくいきとどいてないやんか。
高 うん。
松 そんな、宅配便とか、そんなんも、
高 ないから。
松 無い時代やんか。
高 うん。
松 だから、2週間とか、もっとかかんのかな?
高 うん。

高 ほいで、おかんが見たらあかんからって、
松 そうそうそう。
高 誰んとこに送ってもらうかで、
松 そうそうそう。
高 色々議論したんや。
松 「あんたまた、無駄づかいして!」
   って怒られるから、兄貴と出しあって、
   ねえ?出すんやけど、
高 そうそうそう。
松 「いつ来んねん、いつ来んねん」言うて、
   小包で来るから、それがもー、
   ごっつ楽しみでさ、
高 そうやー。
松 なんか覚えてるわー。
高 だって、その、さっきの話になるけど、
   メガネのやつかって、
松 うん。
高 俺んとこっていう案が来てん。
松 あ、そういうエロ的なもんは、
高 うん。
松 特にそうやな。
高 俺んとこは、商売やってるから。
松 うん。
高 ただ、結局、浜田んとこになったはずやねん。
松 うん。
高 「言うたって、浜田が一番安全や」言うて。
松 うん。
高 俺んとこも、なんや、親父、
   店から近いから、
松 うん。
高 家帰ってきよる、
   なんやー言うことになるかもしれへん。

高 結局、自分とこもあかんかったんや。
松 うん。
高 で、浜田んとこに落ち着いてん。
松 うん。
高 「こーいうのはやっぱ、浜田んとこやな。」言うて、
松 (笑)
高 ははは。
松 なんか、こー、オープンな感じ、
高 オープンな感じやから、浜田んとこやったら、
   大丈夫な気がする、と。
   おかんも笑てるんちゃうか、
   で、浜田んとこ来て(笑)
松 (笑)
高 浜田がみんなに、
松 結局あのメガネ、誰がいつどこで、
高 いや、全然記憶に無い。
松 かけたよな?でも、あれ、
高 かけた。かけたで。
松 絶対来たはずやし、
高 かけたで。
松 かけたんは覚えてんねんけど。

高 みんな一人一人かけて、
   「うわ、もう、全然あかんやん」言うて、
   道路に出ていった気はすんねん。
松 箸にも棒にもかかれへんかった。
高 いや、ひどかった。ひどかった、ひどかった。
松 うーん。

高 「そんなものが、
   そう簡単に手に入るわけないわ」っていう、
松 (笑)
高 自分もおるからね。もう。
松 (笑)
高 (笑)
松 あくどいな。でも、それはあくどいわ。
高 でも、まあ、しょうがない。
   俺らも、買うてもうたんやから、しょうがない。
松 うーんうん。
高 楽しかったけどな。来るまでの間が。
松 まあそうやな。
高 「学校持ってったら、これ、
   全部見えるで。」言うてた(笑)
松 (笑)

松 ほいで俺、好きな奴おったから、
高 うん。
松 そいつは、そいつも、
高 うん。
松 これ4人で買うと、
高 うん。
松 俺の好きなあいつのことも、
高 うん。
松 この3人に見られるんか?っていう、
   ちょっとこー、
高 不安もあった(笑)
松 不安もあって。
高 ははは。
松 あいつは、
   俺しか見たあかんことにできへんかな、
高 なんとかできへんか、と。
松 うん。見えてほしいけど、
高 他には見えてほしない。
松 他には見えてほしない。
高 何言うて(笑)
松 だから、「こいつは見ぃひんことにしようぜ。」みたいな(笑)
高 ははは。
松 アホや(笑)
高 アホ丸出しやがな(笑)
   いやー、それが見えたら、
   楽しかったんやろなー。
松 うーん。

高 でもね、こういうことを思えるのは、
   いい時代ですよ。やっぱし。昭和は。
松 昭和?
高 うん。やっぱりねー、なんか楽しかったな。
   悪意がなかった。そんなに。
   俺はそう思うんやけど。
松 うん。
高 いや、確かにそんなことしたら、
   子供のお金とってね、
松 うん。
高 気の毒でダメや、言いますけども、
松 うん。
高 でもなんかねー、なんかこー、
   いいなあ、昭和。
松 なんかね、あれもね、
   そのー、まあええんか悪いんかね、
高 うん。
松 ノストラダムスがあったでしょ?
高 良かったです。
松 あれがなんか、
高 緊張感があった。
松 緊張感があったのよな。
高 うん。

高 1999年て、どーなるんやろー?っていう、
松 もー、そうそうそう。
高 なあ。
松 俺、もう、小学校、子供の時、おかんとみ、
   みんなでその話したん覚えてるもん。
   「そん時、人志いくつや?」言うて。
高 36や。
松 「36やで、あんたー。」言われて。
高 うん。
松 「36で地球終ってええか?」みたいな、
高 あー。
松 36なんてもう、
高 おっさんや。
松 ものっすごいおっさんやから、
高 かまへん、かまへん、
松 どーでもえーわー!思てたわ。
高 ほんまや。
松 でも、どっかに、なんか、
高 終わる、終わるかもしれへん、
松 終わるかもしれへんって、
高 思ってたよ。
松 だから、ちゃんとせなあかん、みたいな。
高 あったよ。

高 あー、それも良かったんや。
松 なんか、だらだら、だらだらしてたらあかんでーみたいなとこが、
   ちょっとあったよな。
高 うん。あったあった。
松 今、ないもん。
高 ないな。どこまで行くんか分からんから、
   一応、ゴールがないねん。
   せやのに走らなあかんみたいな、
   なんか微妙な、なんやろね?この、
松 これや。これがあかんねんな。

松 でも、もしかしたら、
   ノストラダムスの残した業績っていうのは、
   そこなんかも分かれへんで。
高 人生に緊張感を与えたね。
松 緊張感与えた。
高 楽しかった、
松 だから、物凄いみんな頑張ったわけよ、あの頃ね。
高 ・・それで頑張ってたの?日本人て。
松 あの、90年代、頑張ってた気がするなー。
高 日本経済はそれかぁ?
松 そう。
高 ノストラダムスの大予言の、
松 ノストラダムスで、そうやってん。だから、
高 なんか、いややな。
松 1999年に、
高 うん。
松 地球が滅亡するっていうのも、あながち、
高 うん。
松 ウソではないねん。
高 あ、・・なるほど。
松 若干、滅亡してんねん。やっぱり。絶望してんねん。
高 変えたやん。今。
松 ははは。
高 あ、でも、ええ終わり方やな。今の。
   め、滅亡じゃなくて、絶望してんねんな。
松 絶望してんねん。1999年。
高 はよ言うて。それ。ばしっと。
松 (笑)
高 一回「滅亡」で、
   インスパイアされてからの「絶望」やから(笑)
松 (笑)
高 でも面白い。なるほどね。
   今日はええ話に着いたね。最後ね。
松 そうやねん。

高 昭和が良かったな。やっぱし、俺。
松 まー、
高 ええ時代やなー。
松 あともう1回ぐらい経験するかね?
高 何が?
松 するか・・。
高 何がですか?
松 平成の次ぐらいは、経験するよね?
高 まあ、あるかもしれませんね。
   時代が変わるっていうの。
松 あー、「平成良かった」って思えるんかなー。
高 な。うちのばあちゃんは、明治・大正・昭和、
松 うん。
高 えー、平成と、生きてるからね。
松 おーーー。
高 95やからね。
松 すげーー。まあ、大丈夫やと思うけどね。
高 ね。
松 よくさあ、その小室さんとかがね、
高 うん。
松 うわーー行ってたときにね、
高 うん。
松 そのー、よう言われてたやん。
高 うん。
松 なんか、叩かれてるとこもあったやんか。
高 あったあった。
松 「こんな歌が、」あのー、「懐かしいな」とか、
高 うん。
松 今、我々が昔の歌を懐かしいと思う、
高 「こんなもん残れへん」みたいに、
松 「残れへん」みたいに言うてたけど、
   なんか、カラオケ行っても、今でも結構、
高 いや、残ってるよ。
松 「うわ、懐かしい!」ってみんな言うで。
高 やっぱりね、そうやねん。だってそう、
   その時代で、ちゃんと受け入れられたもんやから。
松 うん。

松 そういう意味じゃ、大丈夫やと思うで。
高 大丈夫やと思いますよ。
松 ただなあ、
高 ただな、
松 そらまあ、やっぱり、昭和の方がええよな。
高 ええよ。やっぱり。
   なんでええんか分からへんねんけどね。
   まあ、俺は明らかに、あの頃の自分の生活環境が、
   すごい楽しかったから。やっぱし。おもろかったし、
松 だって、愛・地球博と、その横に、
   万博やったら、万博行くやろ。
高 万博やんか。
高 で、万博の方が、
   なんか勢いがあったような気がすんねん。
   無理してる勢い。日本が。
松 迷わず万博行くね。
高 まあでも、俺らの時代やからかもしれへんけど、
   海洋博もあったからね。沖縄海洋博も。
松 うん。
高 「沖縄行きたいなー。」思たもん。
松 懐かしいな。
高 「こんーな綺麗な水なんか、
   見たこと無い!」思て。なあ。
松 山里「行く」言うて、
松・高 なんーーでやねん。
高 お前〜〜。
松 な。
高 行ってきて、「どやった?」言うたら、
   「きれいかったー。」しか言えへんねん。あいつ。
松 ははは。
高 「お前、なんかあるやろ」と思って。
松 ははは。
高 「めっちゃきれいかったわーー」言うてたけど。
松 ははは。
高 「なんやそれ」思たけど(笑)

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