2005.6.5(土) 193回目

今週の一曲 『 太陽がくれた季節 』 青い三角定規

其の壱 『 ボビーのこと ・ 今の芸人の売れ方 』

松 どもー、みなもとの、
高 ははは。
松 まつつねでーーす。
高 きっついなーー(笑)たかすり健康法でーす。
松 ・・。
高 あかすりと、たかすり。
松 わー。
高 これね、えー、
松 あかすりと、「たかすり」ってなんや。
高 うん。ラジオネーム、板尾の嫁入りさんからいただいた、
   最高傑作やな。これはもう。
松 ははは。
高 早くも。
松 の、呼び声が高いんや。
高 高いなー、これ、「たかすり健康法でーーす。」
   って書いてあるわ。
松 ははは。
高 かっこ、あかすり健康法、分かるわ!そんなこと。
松 ははは。
高 ははは。
松 腹立つやろ?そういうの。
高 腹立つ。こういうの。ね?(笑)
松 もー、前でカンペ出す奴もねー、
高 ははは。
松 もー、フロアの奴もねー、
高 もー、分かる、
松 もう「読めるわ!」言うところに、
   ルビふってたりすんねん。もー、腹立つわーー。
高 アホや思われてるからね(笑)
松 県立やぞ、言うたってこっちは。
高 ははは。
松 一応、県立出とんねん!
高 まあね(笑)

高 丁寧さがあだになる時ありますよね。
松 いや、あれは腹立ちますね。
高 あー。
松 あれは腹立つわー。
高 うん。
松 浜田やないっちゅーねん。
高 まあ、・・(笑)
松 これー、
高 間違える時もありますからね。
   演者さんもね。でも。
松 まあまあまあ、そうですけどね。

松 あ、先週言いかけた話。
高 はい。なんですかいな?
松 いや、もう、ほんま、しょうもない話ですけど。
高 いいです、いいです。

松 ほら、よう、パーティグッズみたいのあるやんか。
高 うんうん。
松 色んなとこに。
高 Loft行ったりとか。
松 あんなとこ行ったらさー、もー、
   冒頭で話すような話じゃないなー。
   やっぱ、先週言うといた方が良かった。
高 ええやんか。言いーな。
松 あんなとこ行ったらさ、
高 うん。
松 勝手なもん、勝手に作ってるやろ?許可もなく。
高 あー、作ってるね。
松 でさ、
高 お面とかも、
松 そうそうそうそう。
高 あるしー。
松 そうそうそうそう。

松 ほいでね、もう笑うで?
高 何?
松 もう、明らかに!
高 うん。
松 ペ・ヨンジュンやねやんか。ゴムマスクが。
高 はいはい。はいはい。
松 明らかに!ペ・ヨンジュンなんやけど、
高 うん。
松 それは書いたら、
高 それは権利が、
松 「ペ・ヨンジュンマスク」とは、
高 言われへんからね。
松 か、うん、なんかね、なんかね、
   なんやったかな?
   こう、「好青年マスク」みたいな、
高 うわ、最悪や、これ。
松 ははは。
   なんか、なんかね、そんな感じやねん。
高 あー。

高 分かるよ。だって、さんまさん丸出しのやつ、
   出っ歯くんかなんかやもん。
松 ははは。
高 「出っ歯くん」のマスクになってるからね(笑)
松 ほいで、
高 うん。
松 ガッツさん丸出しのやつがあんねん。
高 うん。うん。
松 「ゴリラさん」言うてんねやんか。
高 ははは。
松 ははは。
高 それも、きついなーー。
松 それ見て、「これもきついなー。」
高 うん。

松 ほんなら、
高 うん。
松 びっくりするようなね、
高 うん。
松 あの、明らかにアントニオ猪木、
高 来ましたなー。
松 これはね、
高 あ、これは大体分かる、
松 なんや思う?
高 アゴさん?とか、
松 そんなんやと思うやんか。
高 うん。思う思う。
松 びっくりしてんけど。
高 これ、なんなん?
松 「アゴ」って書いてんねん。
松・高 ははは!
高 さん付けせーよ、そこはもー(笑)
松 (笑)
高 それな、ちょっとメモ書きやで、
   覚えとくための(笑)
松 (笑)
高 名前ではないで(笑)
松 アゴって書かれてたから、もう、
高 ははは。
松 もう、笑てもーたわ、ほんまにもー。
高 分類わけのメモやんか。そんなもん。
松 あんなん、もー、ぎりっぎりの商売やな。
高 まあ、それ、言われてもおかしくない、
   ぐらいでやってんねやろね。
松 うーん。

高 あなたとか、作られないですね。
   あなた作られたら、なんていわれるんでしょうね。
松 あー、そうですね(笑)
高 あなた、これ、意外と難しいね。
松 作られないですね。
高 ね。

松 ゴリラさんは、やっぱでも、
高 ひどいな。
松 ひどいですね。
高 ね。
松 バナナ持ってんねん。
高 うわ、もー、最悪やん。

松 みんな、その辺は、もーー許してんねんな。
高 うーん。うん。すごいね。
松 うーーん。
高 さんまさんと言えばね、
松 うん。
高 まあ、全然こんな話は、別にせんでもええん、
   ええのかもしれんけど。
   あの、ボビーってすっごい出てるやんか。
松 あー、出てます。
高 元々、さんまさんのとこにおった人、
松 なるほど。
高 さんまさんの番組出てた人でしょ?
松 うんうん。
高 まあ、勿論ね、
松 うん。
高 さんまさんとこも出てるけど、
松 うん。
高 「ロンドンハーツ」にも出てたんですよ。
松 はーはー。
高 外人の。
松 はーはーはーはー。

高 まあ、今夜が山田さんみたいなもんですわ。
松 はいはい。
高 山田さんも、どっか出ることは、全然、
松 うん。
高 ええわけですよ。別に、
松 うん。
高 うちのね、
松 はい。
高 『ガキ』のあれじゃないですけど。
松 うん。
高 でも、なんとなく、『ガキ』ん中では、
松 うん。
高 「今夜がやまだ」しか喋れへんのに、
   外行って喋ってると、なんかこう、
   げんなりする感じもあるでしょ?
松 うーん。
高 なんかその、番組として悲しさもあるやんか。
松 うーん。うん。
高 特にさんまさんなんか、あの、ボビーなんて、
   『からくり』でスターになったみたいなもんやろ?
松 うん。
高 だからなんかこう、嬉しさ反面、
   悲しさもあるんやろなー思て。
松 うーん。

松 あの、こっちはこっちでね、
高 うん。
松 あのーー、難しい時もあんねんで。
高 あーそう。
松 あの、ボビーなんかはもう、
   あんまり難しくないんやけど、
高 うん。
松 例えばね、そのーーー、こないだも『DX』にね、
高 うん。
松 梨花とか来るわけよ。
高 あー梨花ね。
松 俺、知ってるのよね。
   その、梨花が、ロンブーの方で、
高 うん。
松 今、頑張ってんのを。
高 今、どんな感じか、
松 で、淳の、この扱い方があるやんか。
高 あるある。
松 でもね、それと同じ扱い方を、
   こっちはしたってしょうがないけども、
   全然違うキャラをつけるわけにもいかんやんか。
高 あーなるほどね。
松 で、こっちはこっちでね、またねー、
   難しいのもあんねん。
高 まあ、でも、世の中的には、
松 うん。
高 「淳はこういじるけど、」
松 うん。
高 「じゃあ、ダウンタウンはどういじんねや?」
   っていうので、観てんねやけどな。
松 うーん。

松 でもね、あれはあれで、難しいねんな。
高 そうかそうか。
松 逆もあると思うよ。
高 あー。
松 だから、うちの番組で、なんか、
   もし、わりと、こう?ね、
高 うん。
松 なんか、なった時に、
高 うん。キャラクター出来上がったら、
松 他の番組出た時に、
高 「うーん。」
松 客とかはね、
高 そうやな。
松 みんな「わー!」とかなるか知らんけど、
高 うん。
松 それ、扱う司会の人たちが、
高 困るのね、
松 意外と困ることってあんのよね。

高 あれ(ボビー)も面白いな。
松 いや、まあ、正直、はずさへんなー。
高 あいつは面白いわー。
   あの黒人枠ってあるね。
   あの、ボブサップとかね。
松 うんうんうん。
高 流れん中で。
松 ほんまやな。
高 明らかに、でも、ボブサップより、強いなー。
松 それで、それをさ、
高 うん。
松 また、そのー、週刊誌とかがさ、
   またそのプライベートのとこをね、
高 あー、おと、奥さんがいてるとかね。
松 その、なんか、そんなとこまでいくやろ?
高 いくね。

松 ちょっと待てや、と。
高 うんうん。
松 もうちょっと遊ぼうぜってとこあるやん。
高 ボビーでもうちょっと遊んどったらえーやん。
松 もうちょっと、ボビーで遊ぼうやー
高 生いとこ出さんでも、
松 って。
高 うん。
松 もうあれ、もう腹立つわーー。
高 まあまあ、ね。

高 俺は知ってましたけどね、
   結婚してんの、知ってましたけど、
松 うん。
高 まあ、でもそんな、わざわざ、
   ボビーに奥さんがいてるって、
   ちょ、ちょっと悲しくなるやん。遊びきられへんやんか。
松 うん。
高 なんか、へ、なんやろね、あれ。
   奥さんがいてるとなると、ちょっとこー、
   笑いがちょっと減るね。
松 減る。
高 うまみがね。
松 減るし、なんかもっと色んなこと言ってたやろ?
   なんか、タイヤのなんや、仕事をしてて?
高 そうそう、タイヤの、お父さん〜〜に、
   タイヤの買い付けみたいなことで、
   日本に来てて、
松 うん。
高 それをやってる最中に、
   タレントになってもうたから、お父さん、
松 なんか、
   それもウソやみたいな感じになってるんやろ?
高 なってるな。色んなこと言われてるな。
松 いや、もうちょっと遊ぼうやー。
高 なあ。勿体無いけどね。
松 いや、勿体無いよ。もー。
高 あれ、知ってた?
   代官山の、あそこで働いててんで。
   「モンスーン」で。
松 知ってるよ。で、俺、1回行ったことあんねんて。
   それ、『DX』の時に、言われたよ。本人に。

松 ほんで、「え?そうなんや。」言うて。
高 うん。
松 「ボビー、俺、それ誰と来てた?」言うたら、
高 うん。
松 「知らねーよ、バカ。」って言われて。
高 ははは。
松 ははは。
高 あいつ、それがちょっと、
   うまかったりすんねんなー。
松 いや、それがちょっとうまいんですよね。
高 な。

高 難しいねん。これからのボビーの使い方。
   今は、なんとなく、それがおもろいねんけど、
松 うん。
高 ちょっと言葉間違いが、
   もう段々日本語を分かってきたから、
松 うん。
高 ええ感じで言葉、間違えられへんのよね。
   間違えられへんというか、
松 うん。
高 この辺が、ボビーのこれからの、ちょっと難しい、
松 うん。難しいなー。
高 な。こっから生き延びていくの難しいでー。
松 でもそれは、ボビーに関わらず、
   全てのタレントさんに言えることですよ。
高 深いなー。
松 「さあ、こっからどーしていくねん?」っていう。
高 ヒロシとかでもね。
松 そうです。

高 芸人も大変ですね。
松 芸人〜〜〜〜、あの、
   今の芸人の売れ方は、大変です。
   あれは、2度売れないといけないパターンの売れ方なんでね。
高 欲してんのは、
松 うん。
高 キャラクター性のあるもん欲してんのよね。
松 そう。
高 やっぱし。

高 キャラクターが欲しいねん。
   分かりやすい。
松 そう。
高 でも、それで出てもうたら、
   もうそれ終わってもうたら、
   終わった感があんねんな〜。
松 そうそうそう。
高 これ、難しいねー。
松 だからね、フィギュアで売れるか、
   おもちゃで売れるかなんですよ。
高 おー。
松 で、今、あのーヒロシとか、
   電池で動くおもちゃなんですよ。
高 なるほど、なるほど、なるほど。
松 電池切れたら終わるから。
高 あららら。
松 でも、フィギュアは、
   ずーっと飾っといてくれるんですよね。
   動かんでいいんですよ。
高 なるほどー。
松 はい。
高 分かるようで分かれへんな。これ。
松 俺も「分かるようで、分からんことを言うてるなーー」って、
高 これ、全然、分かれへん。
松 いうことが、物凄い分かるわ。
高 なあ?
松 うん。
高 自分、どないしたん?
松 もー、
高 今日、
松 あかんねやろ。
高 ははは!だって、分かれへんもん。
松 ははは。
高 電池で動くものが、
松 いや、でもね、
高 電池切れたら、
松 やっぱりね、結局、
高 うん。
松 バーンバーンバーンバーンって、
高 うん。
松 猿の、
高 猿のね、はいはい。
松 シンバルみたいな、
高 あります、あります。
松 あんなんに、今、興味持たれてるだけなんですよ。
高 もたれてるだけなんです。
松 でも、あれが動かんでもね、
高 うん。
松 もう、猿のシンバルフィギュアとして、
高 うん。
松 もう、これで、
高 うん。
松 俺、ほしいねーーん!
高 うんうん。
松 って、なってきたら、
高 おーおーおー。
松 はい!高須ちゃん!
高 いや、できへん、できへん(笑)
松 ははは。
高 どないに、
松 はい、高須ちゃんバトン!!
高 いや、取られへんわ(笑)
松 バトーーン!!(笑)
高 いや、いらんよ、そんなバトン(笑)
松 ははは。

松 でも、ほんまそういうことでしょ?
高 そういうことですかね?
松 うん。

松 あ、分かった。
   もう、ええ例えが分かったわ。
高 もう、それはよ言うて。うん。
松 あのー、子犬のうちはかわいいけど、
   大きなったら、段々ブサイクになっていく犬みたいなもんやわ。
高 ・・。
松 だから、子犬やから、みんな、
   「わー、かわいいー。」言われてんねん。まだ。
高 まあ、それもちょっと当たってるけど、
   それだけではないねんなー。
松 うーん。そうやなー。
高 全然分かってないと思うな。
松 チャウチャウ・・・そんなんちゃうな。
高 ははは。
松 ははは。

高 あの、タイガーマスクで出てもうて、
松 いや、タイガーマスクちゃうわ。
高 いや、ちょ、早いがな!(笑)
松 ははは。
高 早い早い(笑)
松 ははは。
高 それ、早すぎるやろ(笑)

高 タイガーマスクで売れてもうて、
松 (笑)
高 タイガーは、まだええやんか。
松 ・・あー。
高 タイガーで、わーーっと売れてる時はね。
松 タイガーはええやんか、うん。
高 で、マスク取られ、まあ、ずっと飽きられてきたから、
   取らなあかんやん。これ、俺じゃないから。
   取ったらもう、「全〜然、三沢やからおもんないわ」
   みたいなこと言われる、みたいなことちゃう?
松 ・・あ〜?(笑)
高 違うかなーー。
松 (笑)
高 ええたとえではないなー。
松 ていうか、別にこれ、たとえんでもええやん。
高 でも、電池とフィギュアは、全然分かれへん。
松 いや、これはーー、俺、今考えたら、
   あん時が一番良かったんちゃうかな。
高 ええ時代やった?あの頃(笑)
松 あの〜〜子犬どうこうなってきた時は、
高 (笑)
松 ほんーまに(笑)
高 最悪やな(笑)
松 いやでもね、それもまだええわ!
高 うん。ほうほう。
松 タイガーマスクのくだりがもー、
   しかも俺は、タイガーマスクは、
   伊達直人のことやと思って聞いてたら、
   「三沢」言われたから、「ええ?」思て、
高 (笑)
松 もー、「そっちなん?」思たら、
   もーよう分からんようなってもうたわ。

松 あの、たとえ悪いけど、
高 ・・いいよ、いいですよ。たとえなんか悪くても。
松 たとえ悪いっていうか、これは、
   失礼な感じにとられたら、あれなんですけど、
高 はい。
松 いくくるさんみたいなとこあってね、いくくるさんて、
   一時期ね、物凄い衣装でね、
高 あーー、一時期、
松 出て行った時、どかーーん!くるんですよ。
高 あー、来ますね。
松 その後、結構しんどいねん。
高 あーー、
松 落ち着いて喋りだして、
高 うんうんうんうん。
松 たらね、
高 うんうん。
松 一回そこで、クールダウンしてまうねん。
高 うん。

松 それにちょっと、近い部分もあるのね。
高 うん。
松 だから、とっかかりはえーねん。
高 なるほどー。
松 食いつきはええねんけどな。
高 毒舌やなーーー。
松 ははは。
高 松ちゃん、
松 いやいやいやいや、(笑)
高 いくくるを斬る、やな。
松 それでも、
高 うん。
松 あの人たちは、
高 うん。
松 そっから、
高 うん。
松 トークで、
高 うんうんうん。
松 ちゃんと盛り返しはったから、
高 うん。
松 今もあるわけですからね。
高 うん?

松 だから、いくよくるよさんみたいに、
   なれたらええんやけどな、って話をしてんの。
高 あーそういうことかいな。
松 そうやがな。
高 びっくりした。
松 びっくりするわ。

松 もー、自分のその、色眼鏡には、びっくりするわ。
高 なんの色眼鏡も言うてへん(笑)
松 (笑)
高 自分も最初、(笑)
松 いくよくるよを見る、色、
   色眼鏡をびっくりするわ、俺。
高 いや、そんな色眼鏡、どこ見たんや、それで(笑)
松 (笑)
高 俺、なんにも見てないやんか(笑)

其の弐 『 妙なナレーション ・ 最近観た映画 』

高 最近どうですか?他なんかありましたか?
松 最近ですか?
高 うーん。なんかありましたか?
松 最近はー、別に、大して何も無いんですけどね。

高 あのー、大家族。
松 うん。
高 大家族のね、なんかこー、
   こんなん言うたら失礼、こんなん言うたら、
   「お前は何言うてんねん!」
松 言うたれ、言うたれ、そんなん。
高 って言われるかもしれませんけど、
松 うん。毒舌作家で行ったったらえーねん。
高 いや、毒舌じゃないんですけど、
松 うん。
高 大家族で、
松 うん。
高 こうね、あのー、まあまあ、
松 ようやってますよ。テレビでね。
高 やってるでしょ?で、お母さんが、
松 何家族かいますよね。
高 いるでしょ?

高 誰かの誕生日。子供がよーさんおるからね。
松 うん。
高 で、誕生日の日だけ、お母さんと2人で、
松 うん。
高 ファミレス行って、
松 あーー、俺、なんかそれ観た事あるな。それ。
高 2人でメシ食って、
松 その家族知ってるぞ。
高 知ってるでしょ?
松 うん。
高 こう、2人で、その誕生日の時だけ、
松 うんうん。
高 お母さんを独占できるという名のもとで、
松 あーはいはいはい。
高 2人っきりで、食えんねんけど、
松 なるほど。子供が多すぎて、
   子供がお母さんの取り合いになんねんな。
高 なるから。
松 で、自分の誕生日ん時だけは、
   自分だけのお母さんになれる、
高 なれるっていう、
松 みたいな。
高 名目のもとやってるけど、
松 はいはい。はいはい。
高 「ウソをつけー!」と俺は思うわけですよ。
松 おーー!物申すんやな。
高 全員で食ったらええがな、そんなもん。
松 うん。
高 それは単純に、
松 うん。
高 金のことかーー?って、ちょっと、
   あ、これ言い過ぎた?俺(笑)
松 (笑)いや、いや、
高 ちょっとさ、
松 うん。
高 それちょっとおかしくない?
松 うん。

高 ちょっとこれは、節約が入った目線で、
松 うん。
高 きてんじゃないっすか?
松 ・・。
高 ナレーションが間違ってません?
松 うーん。
高 独占したいために来てますか?
松 (笑)
高 正直。
松 いや、うーん。それと、おかんは、
   毎回ファミレス行けんねや、って思うよね。
高 あ、まあ、おかんの独占やからね(笑)
松 ははは。
高 おかんだけは、毎回おいしい思いできる、
松 毎回おいしい思い、
高 子供だけは〜〜、
松 一番おかんが、
高 いやそらええよ。
松 まあそうやね。
高 おかんが、一番うまいもん食ってるからね。
松 そういうことですよね。
高 あーいうだからね、ナレーションとかもね、
   気ぃつけなあかんな、と思って。

高 こないだ『情熱大陸』かなんかで、
松 うん。
高 LEONの、雑誌LEON、おっさんが
松 うん。
高 中年おっさんの、30オーバー、40オーバー、
松 あーなんか、最近よう扱われてるね。
高 うん。なんかそんな本があって、
   そこの編集、
松 ちょ、ちょいモテオヤジみたいなんがあるんやろ?
高 ちょいモテ、そうそう。
松 あーようやってるわ、最近。
高 よーやってるやろ?
松 うん。
高 なんかそんなんが、えらい売れてんねんて。
松 あー。
高 で、そこの編集長がもう、モテ、
   モテオヤジの代表みたいな、
松 あー。
高 50ぐらいやねんけど。
松 うん。
高 もうね、ナレーションに悪意があんねん。
松 うん。
高 「モテモテのだれだれは、」
松 ははは。
高 そんーな、ナレーションあかんやろ?
松 ははは。
高 「勿論、なになにの、なになには、
   モテモテで、」とか、ヒドイのよ。
松 ははは。

高 「これじゃ、モテないだろ!」とか、
   ほんまに言うてんねん。で、それの上に、
   またナレーションかぶさんねん。
松 コントやん。
高 独自のモテ哲学がどーのこーの、とか。
松 はは。

松 で、別に、ブサイクとは言いませんけど、
高 うん。
松 そ〜〜こまで、でしょ?
高 そこまで、です。
松 なあ?
高 もう、そら、そんなかっこいいことはない。
松 そう、そうなんです。
高 でも、葉巻、会議中に、
松 うん。
高 もう明らかに、まわりおかしいねん。
松 ははは。
高 サングラスかけてるし、
松 ははは。
高 葉巻吸いながら、会議やってんねん。
松 ははは。
高 ははは。俺、やっぱおっかしい、
松 コントや、コント(笑)
高 コントやねん(笑)
松 あれ、コントですね。

高 で、タンゴを踊ってるんですけど、
松 うん。
高 こう、外人と。
松 (笑)
高 外人みたいな人と、パーティで(笑)
   無理あんねん。
松 それはね、あのね、やっぱりね、
高 うん。
松 ちょっと演出入ってますね。
高 なのかなー。
松 「ちょっと、カメラ止めて。」って言った時は、もー、
高 うん。
松 サングラスもとって、
高 うん。
松 ちゃんと会議してるって。
高 いや、そらそうですよ。
松 ずーっとサングラスつけたまま、
   会議できへんやん。
高 いや、ヒドイのはね、明らかに、
   これテレビ用に怒られてる奴おんねん。
松 うん。
高 そいつは知らんで?そいつは、
松 あー、おるおるおるおる。
高 怒られてるとは思ってないけど、
松 あー。
高 これ、テレビ用に、ガツーン!言われてんねん。
松 あーあーあーあー。
高 その、なんか話し聞いてたら、
松 うん。
高 なんや、具体的に言うてないねん。
松 ははは。
高 「この、たとえば丸があるだろ?」
   みたいなこと言うてんねん。
松 (笑)
高 「これを、なんで君は三角にしちゃうの?」
   みたいなこと言うてんねん。
松 ははは。
高 めちゃめちゃな、もう分かれへんねん(笑)

高 そんなに怒らんでええとこやけど。
松 いや、俺、そんなん言うたら、昔かってね、
高 うん。
松 俺もう、鮮明に覚えてるけど、
高 うん。
松 寛美さんがね、
高 うん。
松 寛美さんが、松竹新喜劇のね、
   稽古んときにね、
高 うんうん。
松 あのー、「お前は、みしたってる」お客さんに、
   「お客様に、」
高 うん。
松 「みしたってる思ってるんちゃうか!」
高 うん。
松 「みてもらってるんやぞーーっ!!」言うて、
高 寛美っ!
松 寛美っ!言う、
高 声が出そうやね。
松 これも、あの、稽古中なんですけど、
高 そんな、
松 これ僕、子供ん時、観てて、
高 うん。
松 「うわ〜〜〜。」
高 ははは。
松 「かっこいー。」とか、「厳しい世界や〜。」とか、
高 うん(笑)
松 「うわーー。」とか、なんか色々思たけど、
高 うん(笑)
松 今、よう考えたら、
高 考えたら、(笑)
松 明らかに、カメラ、寛美によりすぎやろ、あれ(笑)
高 ははは。そらね、言われてる方も、
松 レンズつくで、あれ、寛美にあれ、
   ほぺたに、あれ(笑)
高 ははは。
松 それでも、寛美、一切カメラ見てへんからね。
高 あーえらいもんやね。
松 それ、おかしいやん。そんなん(笑)

高 そないに言われることやないけど、
松 そない言われることやない、
高 これ言うとかな、
   画がほしいんやろ?言うことやからね。
松 画がほしいために。
   「今日は一発、カメラまわってるんで、」
高 「あー、分かりました。分かりました。」
松 「よろしくお願いします。」
高 なんかばしっと、言いたいな、
   みたいなね。
松 はい。で、「前使った、あれを引用しようか。」
   みたいなとこもあるよね。
高 ははは。

高 「なんかミスせえ。前通った、これいけるか?
   これ、あー、いったれ!」
松 ははは。
高 ははは。「おーい、待て!」
松 「うわ、俺か〜〜。」
高 ははは。
松 みたいな。「何回もこすられるな、これ〜。」
高 もう、周りは、みんな「あ、来るでー。」
松 うん。
高 「あいつ言われたなー。」
松 うん。こいつが、もし売れたら、
   何回も、もっかい使われるしね。
高 ははは。それつらいな(笑)
松 「こんな怒られてた時があった」みたいなんで、
   また(笑)
高 厳しいなー。
松 まあ、だからね、ドキュメントも、まあ確かに、
   どこまでほんまか言うたらね、
高 難しいんですよ。
松 難しいんですけどね。

松 演出家のセンスというかね、
高 うん。
松 もう、そこにかかってくんねんけど、
高 うん。
松 あのー、こないだもね、
高 うん。
松 俺、あのー、「リング」?
高 「リング」。
松 「リング」が、アメリカでえらい、当たったやん。
高 うんうんうん。
松 今度第2弾や、これ。
高 うん。
松 「リング2」がね、またやら、やんのよ。
高 うん。
松 これ、日本人の監督が撮ってんねん。
高 うん。
松 ほんまに「リング」撮ってる、
高 うん。
松 監督が撮ってんねんけど、
高 うん。
松 それは別にええねんけど、
高 うん。
松 俺は正直、あんまり好きやなかったのね。
高 うん。
松 あんまり面白いとは、思えへんかってんけど。
高 うんうん。

松 俺、あれ、やめた方がええと思うねんけど、
高 うん。
松 ほんまはなんもないのに、
高 うん。
松 なんか曲、音、音だけで、
   うわあ〜〜ん!!みたいな、
高 あるあるよ。
松 ほんなら、普通におかんやったみたいな、
高 あるあるある。
松 あるやんか。
高 あれようやる、あれようやる。
松 あれもう、
高 もうええで。
松 やめへん?あれな。
高 あーー。

松 俺はね、少なくても、
高 うん。
松 あの、笑いとオカルトって、
高 いや、分かるよ。
松 あのね、「そんなつもりでやってませんよ」
高 うん。
松 「たまたま撮った映画が、
   怖かったんですよ」っていう風に、
高 うん。
松 ウソでも、言うてほしいねん。
高 なるほど、なるほど。

松 ウソでも。
高 うん。
松 そんなこと絶対ウソやで?
高 勿論、
松 ホラー映画撮っとんねやから。
高 撮ってるから。うん。
松 でも、建前上は、それを絶対に、
   突っ張らなあかんとこやと思うねん。
高 なるほど。
松 でも、あれをやってしまうと、もう確信犯、
高 あー。
松 怖がらそうとしてるやん、
高 うんうん。
松 っていうのが、もうバレてまうのよ。
高 冷めるってこと?
松 ごっっっつ冷めんねん。
高 あーー。
松 しかも、それ、全然怖なかってん。
高 あー、そらいかんなー。
松 あれはねーー、僕はね、
   やめなあかんとこやと思うねん。

高 「オールドボーイ」、観ましたよ。やっと。DVD。
松 「オールドボーイ」は、面白いでしょ?
高 良かったね。「ソウ」観た?「ソウ」。
松 「ソウ」観ましたよ。
高 「ソウ」もよくなかった?
松 「ソウ」って、あのー、どれやったっけ?
   もう一杯観てるから、
高 もうその時点で、あんまり印象に残ってへんやん。
松 でもあれでしょ?
高 あの、ワンシチュエーションで、足、
松 あーあー、
高 糸ノコ、あれ観た?
松 あれは、全然面白くなかったですよ。
高 ようできてたやんか。あれー。
松 あれ、ただのファミコンですやん。
高 「ですやん」て、俺、
松 ゲームで、昔からあるパターンですやん。
   なんか、なんかね、
高 いや、そうよ。そうやけど、ようできてる、
松 で、あーいう、
高 「そう」は、「ソウ」、
松 なんや、
高 その「ソウ」にかかってるわけじゃないけども。
松 ははは。ほいで、なんか、糸ノコ出てきたりー、
高 そうそうそうそうそうそう。
松 ピストルあったり、ゲームやんか。全部。
高 いや、それ、
松 ゲームの世界やんか。
高 そうよ、そうよ、そうよ。
松 そうでしょ?
高 そうですよ(笑)
松 うーーわーーー。
高 ずっと「そう」言うてもうてるやん。俺―(笑)
松 ははは。
高 意図とは反して、
   ずっと言うてもうてるやん、俺〜(笑)
松 特に!言うてもうてるやんなあ。
高 もー、びっくりするわ(笑)
松 普段、そこまで言えへんのに、
高 一個言われるから、(笑)
松 言うってことは、やっぱりそういうことなんやろ。
高 ははは。

高 俺、(「オールドボーイ」の)あの俳優が、
   わんちゃんに見えて、しょーがない。
松 ははは。
高 和田修一に似てるわ〜〜って、
   毎回、あの俳優見るたびに思うねん。俺。
松 (笑)
高 似とるわ〜〜。

其の参 『 CM契約の多いタレントについて ・ 高額なプレゼント 』

高 さあ、なんかありましたっけね。
松 えーー、CM好感度、
高 うん。おーーー!
松 ですよ。
高 松ちゃん来ましたか?いよいよ。
松 僕は、全然だめですよ。そんなん。
高 あーでも、うちのおかんが観てて、
松 うん。
高 「松本君、一人で頑張ってるね〜。」
松 どーいうことやねん(笑)
高 いや、あの、
松 頑張ってへんがな、別に。
高 いや、CM観たんやろ、あの、
松 あー。
高 ビールかなんかの、
松 うん。
高 「松本君、頑張ってるねー。」
松 頑張ってるって、スタジオで、
   くろまきの前で撮っただけやで。
高 でも、うちのおかんは言うてたわ。
   「頑張ってるわーー。」
松 行っとる思っとんねんな。
高 行っとる思っとんねん。
松 アホやから。
高 うん。俺、黙ってたけど。
松 うん。
高 「まあ、頑張ってんちゃう?」言うて。
松 うーん。
高 「頑張ってるわ〜、頑張ってるわ〜。」言うてたで。
   「どこ見とんねん、お前。」思ったけど。

高 あんなとこまで行くの、
   大変やったと思っとるからね。
松 アホやから。
高 アホや、アホ、アホちゃうわ。別に。
松 ははは。
高 (笑)
松 大腸菌やから。
高 大腸菌やから、うちのおかんなんて(笑)
松 ははは。
高 きったない、きったない大腸菌やから、もう(笑)
松 ははは。
高 うんこの中、基本的におるからね(笑)
松 ははは。
高 おい!ええかげんにしてくれよ。
松 (笑)

松 あの、これね、
高 うん。
松 教えてください。
高 はい、なんですか。
松 僕は自分のことですから、分からないんです。
高 はいはいはいはい。
松 そして、別に、決してそれを、
   目指してるわけじゃないんですけど。
高 はいはいはいはい。
松 高須ちゃんはやっぱり、
   このー業界に長くいて、
高 はい。
松 色んな事を、
高 はい。
松 うーん。
高 客観視できるのだけは、
松 客観視。
高 すごいですよ。
松 そうでしょ?
高 はい。
松 松浦亜弥の、
高 はい。
松 魅力、って、
高 はい。
松 ごめんなさい、僕ね、
高 はい。
松 あんま分からないんですよ。
高 出ました。毒舌その2やんか。
松 いやいや、毒舌っていうか、
高 いくくるさんに続き、
松 ははは!
   いや、ちょっと見てくださいよ、あなた。
高 あややまでを斬るか。うん。
松 11社ですよ?!CM。
高 そうですね。
松 15本ですよ!?
高 はーー、すごいなーー。
松 いや、ここまでの魅力、わかります?
高 まあ、でも、使いやすいんじゃないですか?
   値段もあるでしょう。
松 ・・いや、値段も〜〜、でも、安くは無いでしょ。

松 松浦亜弥じゃなくても、
高 ええやないのって言いたいの?
松 いっぱいおるやんか。
高 じゃあ、誰?
松 いや、誰・・ったら、俺がね、
高 うん。
松 そういう企業のね、
高 うん。
松 その、なんや、広報の人間ならね、
高 うん。
松 色んなCM出てるタレントを、
   俺はわざわざ使えへんよね。
高 うん。俺もそう思うけど。
松 なんで、
高 たまたま、
松 こんなことになんの?
高 たまたま、バッティングしてるってことは、
   ないのかね?
松 たまたまが、あんた、11社やで?
高 上戸がね、17社。20本。
松 分からんわ〜〜。
高 昨年の女王。
松 あ、上戸もか。
高 すごいなー。

高 だから、イメージが悪くないんでしょう。まずね。
松 僕はでも、間違ってると思いますけどね。
高 まあなー。
松 CMに出まくるタレントっていうのは、
   僕はやっぱ間違ってると思いますよ。
   だってね、トークできへんかったりすんねん。
   もう、あれだめ、これだめ、
高 あー。
松 喋られへんねん。
高 まあね。
松 それってね、やっぱよくないよ。
高 うーん。まあ、売り方じゃないっすか?
松 うん。だから、
高 うん。
松 「いや、あたしは、」
高 アーティストは、いいんじゃないですか?もう。
松 うん。「あたしは、CM出まくりますよ。」
高 うん。
松 って言うんやったら、
高 うん。
松 もうトーク番組とか、出たあかんし、
高 そういうことやろね。
松 もう、徹底して、そうせんとあかんよね。
高 逆にCMのとこにも、イメージがあるから、
松 うん。
高 トークで変なこと喋らん方が、ええねんもん。
松 そうそう。

松 方やCMも出まくるくせに、
   そんなんも出ときたいみたいな、
高 まあな。
松 スケベ根性が、貧乏根性があるでしょ?
高 だから、浅野君みたいなんがええやんか。
松 そうですよね。
高 浅野君、CM出るけども、
松 そうそう。
高 テレビ、出ぇへんわけやから。
松 で、これ、そうなんですよ。
高 うん。
松 これ、迎える側の立場から言えば、
高 あー。
松 やりにくーてしゃーないのよ。
高 なるほど。斬るね〜。
松 いやでも、それは、ほんまそうやねん。
高 そこは斬んねや(笑)
松 これ、間違うてんねん。これは。
   これは、事務所の考え方が、間違うてんねん。
高 おお(笑)

松 こっちは、知らんやん。
   お前らが、10何社出てるかどうか。
高 うんうんうんうん。
松 あかん、段々腹立ってきたわ。
高 きた、ほんまに斬り出したやんか(笑)
松 ほんまに斬るわ、斬ったらあ〜ボケぇ。
高 ははは。
松 ちょ、ほんまに腹立ってきたわ。
高 うん(笑)
松 お前らがな、なんのCM出てるか、
   俺知らんやん!
高 俺もそんなん知らんよ。
松 な?
高 うん。知らん知らん。
松 こっちは、フリートークやから、
高 うん。
松 色んなこと喋るやん!
高 喋る喋る喋る喋る喋る。うん。
松 ね?ほなね、
高 うん。
松 後でね、「ごめんなさい、あれカット。」って言うのは、
   まあまあまあ、
高 うん。
松 ほんまは、それもあかんけど、
高 まあ、なんかほんまにあかんかったら、
   「分かった分かった、それはじゃあいいですよ。」
松 なんか、その場で、顔、
   顔色変わったりすんねん。
高 相手が?
松 なんかちょっと、目ぇ泳いでたりとか。

松 だからね、CMもね、来る、来るからなのか、
   こっちからお願いしていっぱいとってきてんのか、
   知らんけど、
高 うーん。
松 本数を考えろ、ボケェーーッ!!
高 俺に言ったって、知らんがな(笑)
   俺に言うても、知らんがな、そんなもん。
松 (笑)
高 そんな、自分もあれやで?
   何本か来たら、どーする?これ。
松 何がいな?
高 ドワンゴも来、
松 僕はやりません。
高 ・・。
松 僕はそういう、そういうことはやりません。
高 何本やったらやる?
松 基本的に、僕は、
高 最低、何本ですか?
松 き、(笑)基本的には、
高 うん。
松 僕はCMは、ゼロでいいと思ってるんで、ほんとに。
高 あれ?
松 僕は、一回も、CMをやりたいと言ったことは、
高 いやいやいや、
松 一回もないですよ。
高 やりたいのはべつとして、でも、結局、
   ほら、やってるじゃないですか。サントリー。
松 はいはい。はいはい。それは、
高 それは?
松 お願いされて、
   「あ、分かりました。」っていうことで、
高 うん(笑)
松 やりますけど、
高 うんうん。
松 これ以上はやりませんし、
高 もうやりません?絶対に。
松 やりませんし、
高 サントリーあるうち、やりません?
松 どういうことですか?
高 サントリーあるうちは、他のCMやりません?
   それ、来ても。
松 そら、やらないんじゃないですか。
高 絶対、いや、「じゃないですか」って、おかしいがな(笑)
松 (笑)
高 自分のことやから(笑)
松 いや、そら分からんやんか(笑)
高 うわーー!
松 そら分からんけど(笑)

高 こういう人たちっていうのは、アイドルで、
   旬の時期があるから、いいときに、CMで売りたいっていう、
   事務所の気持ちもわかりますよ。
松 ・・。
高 正しいかどうかは、知りませんよ。
松 大変やで。ほんまに、まわりは。

高 そらしょうがないじゃないっすか。
   そら、もっと言うと、それを呼んで来るもんが、
   悪いんじゃないですか。
松 出たあかんねん。だから、そういう奴はー。
   いや、まあ、そんなんええわ。
   なんでこんな、人気あんねやろね?
高 分かれへんねー。集中するんやね、こういうのはね。
松 なんで集中すんのかなー。

松 俺さ、でも、こういうの思うけど、
高 うん。
松 正直言うて、めっちゃくちゃ安いんやろ?
高 そんな高ないと思うで。多分。
松 俺、ほとんど、
   ノーギャラに近い感じでやってんちゃうかな、
   と思うねん。
高 いや、そんなことないけど、
   事務所が持ってってるでしょ。そら。
松 いや、一応表向きはね、
高 うん。
松 もうてることになってるけど、
高 うん。
松 じゃないとね、こんな10何社、
   こんなちっちゃい声で喋ったって、
   全然一緒やねんけどね。
高 全部聞こえてるからね。
松 ははは。

松 でも、ほとんど、
   ほとんどノーギャラでやってんちゃうかな、
   と思うねん。
高 声デカイ、声デカイ(小声)
松 ほんまは。
高 声デカイ(小声)
松 聞こえる(小声)
高 聞こえる(小声)
松 (笑)
高 長谷川聞いてるやんか(小声)
松 ははは。
高 (笑)ずーっと聞いてるやんかー(小声)
松 思うんやけどな(小声)
高 ちょっと安いんかな(小声)
松 じゃないとね、
高 うん。そうかもしれませんけど、
   まあ、いいじゃないっすか。そんなことも。
   別に、僕は別に苦にならないですよ。
   そら、喋る側は、大変でしょうけど。
松 そら、君は、苦にはならない。
高 うん。

高 なーーんか、あったっかなーー。
松 なんでもありますよ。そら。
高 お願いします。なんか、
   なんかええ話ないですか?
松 ばっしーーって、来ていいですか?
高 どういうこと?「来ていいですか?」(笑)
松 (笑)なんでもいいですか?

高 あ、じゃあ、ちょっと質問です。
松 ・・・。
高 質問ね。
松 質問はええわ。
高 いや、質問、
松 (笑)
高 聞いてーや。
松 いいですよ。
高 あのね、よーほら、もうこないだも、
   もう、ちょっと会議のときに、合間に話しててんけど、
松 うん。
高 そんなんあかんなー言うててんけど、
   よー車の後ろの方に、
松 うん。
高 まあ、ディズニー、ディズニーマニアが、
   ダメとは言いませんよ?
松 うん。
高 あのー、七人の小人の、このー、
松 うんうん。
高 ちっちゃい、人形みたなんが、
松 うん。
高 車の後ろに、かか〜っと乗って、
松 たまにありますね。
高 ものっすごいディズニー感を出されてる車って、
   あるじゃないですか。
松 あります、あります。
高 あれ、やっぱり、彼女なり、奥さんなり、
   子供なりが、こー、幅を利かせてるわけでしょ?
   車の中で。
松 うん。
高 多分、彼女が、
松 うん。
高 付き合うてる、彼女が、ふわっと、
   乗してきよんのかね、
松 うん。
高 いつのまにか。あれ、どーいう、
   どーいうことを経て、あーいうことになってまうわけ?
松 うん。

松 まあだからあのー、要するに、
   やっぱり、恐妻家というか、
高 恐妻家?(笑)
   の、現れ?あれは。
松 なんでしょうね。恐妻家とか、やっぱり、
高 俺、あれされ、
松 尻に敷かれてるんでしょうね。
高 あれされたら、あんたのジャガーなんてさ、
松 うん。
高 後ろに俺、そんなん乗ってたら、ショックやもん。
松 だ、車に乗ってるって言っても、
   尻に敷かれてるわけですよね。
高 ・・・。
松 ・・・・(笑)
高 なるほどね。
松 (笑)
高 な〜〜るほどね〜〜〜。
松 ははは。
高 ははは。

松 そういうことを、
   あんまりやられるタイプじゃないの?
高 僕、やられないです。
松 あー。
高 僕、絶対、
松 だから、やっぱりあのー、結婚できへんねんね。
高 多分、そうですよ。
松 結婚できる奴はね、そんなんね、
高 受け入れんねん。
松 されんねん。
高 されるでしょ?
松 うん。
高 で、さす、なんか余裕があるでしょ?
松 さす、「余裕」と僕は言いたくない。
   隙があるんです。
高 僕は、絶対ささないです。
   「あ、こういうの俺、あ、あかんねん。」っていうのを、
松 うん。
高 ぐっと出すから。だって、見られるんやから。
松 そうですね。

松 いや、僕もそうやけどね。
高 だってね、
松 うん。
高 あんなん、俺、後ろに、
松 うん。
高 ぬいぐるみ、ボーン置かれたりとか、
松 うん。
高 部屋にね、例えばね、まあ、自分の家に、
松 うん。
高 もう、勝手なぬいぐるみ、
   バンバン置かれたら、もうねー、
松 (笑)
高 泣きそうなるわ。
松 ははは。
高 ははは。

松 いやー、受け入れてますよ。
   でも、結局、経済が、
高 うん。
松 まわっていくってことは、
高 うん。
松 そういうことですからね。そう、女子供が、
高 うん。
松 か、稼ぎ頭、稼いでくる男におねだりして、
   「こんなんいるかー?」思うのを、
   旦那が、彼氏が買わされて、経済というのはやっぱり、
   じゃないと、男ばっかりやったら、全く金使わないですからね。
高 まあ、そうですかね。

松 自分のことにしか使わなかったら、
   ほんま金使わないから。
高 いや、そら、女の人の方が、使うでしょうね。
松 うん。
高 そうです、そうです。
松 「ねーえー、あれええ〜〜〜。」言われて。
高 嫌な奴やな(笑)
松 ははは。
高 なんやの、それ。誰?(笑)

高 俺でもね、付き合って、
   そんなん言われたことある?
   高いもの、ねだられたことある?
松 ないないないないない。
高 ないやろ?
松 ほんまにない。
高 俺も一回もない。
   なんか、なんか買って、とか。
松 たまに寂しい時ない?
   たまには、言われたくない?
高 あー、もっと言うてええのにな、
松 ちょっと、高いもん、買う、買うてって、い、
   ちょっと一回言われてみたい、
高 うん。俺、言われたことない、なんか欲しいとか。
松 ほんまですよねー。
高 だから、そういうタイプなんですよ。

松 まあ、ちょっと知り合った女の人がね、
高 うん。
松 まあちょっと、
高 なんや、ちょっとちょっと、ちょっとちょっと、
松 キャバの子ですけどね。
高 ははは。はい。
松 「今日デートしてた」言うんですよ。
高 うん。彼氏とね。
松 彼氏とじゃないですよ。店のおっさんとですよ。
高 ほーほーほーほー。

松 「これ買ってもらったの、今日。」言うて、
高 て、うん。
松 バーキンて言うんですか?
高 うん。バーキン。バック?
松 150万ですって。
高 ふわー。
松 彼女でもないんですよ?
高 わー。自分、いくら?最高額。
松 何が?
高 プレゼントで。
松 ・・・まあでも、10万ぐらいは、10万、
高 あ、
松 10万ぐらいかな。
高 そうか、あるか。
松 うん。10万、20万ぐらいはあるか。
高 あるか。そうかそうか。

松 150万のカバンをね、
高 うん。
松 いや、その女いわくですよ、
高 うん。
松 ほんまに、やってへんて言うんですよね。
高 まあまあ、それはそうなんでしょう。
   ほんまにやってないんでしょ、
   そういうことは。
松 うーーん。まあ、俺は、
   「ほんまかな」と思いましたけど、
   その言い方はね。すごいな、と。
高 いや、出す方がすごいよ。
   お金があるんやね。ある人は。
松 うん。
高 はー。

松 彼女でもなければ、
   なんでもないわけですよ。
高 うん。
松 店の女の子と、客とのつながりだけで、
   150万のカバンを買えるって、なんなんでしょう?
高 でも、旅行とか行く場合は、
   出すじゃないですか。
   だ、結構な額になってるよ、考えたら。
松 あ、俺、旅行も、出したこと無い。
高 あ、うそ?
松 うん。
高 すごいな、自分。
松 っていうか、女の旅行って、
   ほとんど行った事ないからね。
高 あー、まあそうか、そうか。
松 うん。

松 うわーー。
高 っていうか、「うわー」って、
   もうあなたはできるでしょ。
松 絶対やりたないわ、そんなの。
高 やりたないでしょ、
松 意味が分かれへんわ。
高 まあ、やる必要も無いでしょうけどね。
   別にね、それはね。
松 うん。

其の四 『 あきらめるしかなかったものはありますか? 』

高 おはがきいきましょう、久々に。
松 はい。
高 何これ、ラジオネームあれへんやん。
   なしさんです。
松 あ、ペンネーム、自分が今、つけて。
高 あ、えーーー、神戸屋パンさんです。
松 ・・・・。
高 なんやねんそれ。
松 ははは。
高 なんか言わなあかん思うやん。
松 (笑)
高 (笑)
松 神戸屋パンて(笑)あ、あるもんやん。
高 そんなんあかんの?あるもんじゃ。

高 じゃあなんですか?
   ペンネームなんですか?
松 何?
高 はい。
松 キュリー夫人や。
高 うわ、あるもんやんか。
松 ははは。
高 いたもんやんか、しかも(笑)
松 (笑)
高 キュリー夫人て、また(笑)

高 えー、「お2人は、どーしても手に入れたいものを」
松 うん。
高 「諦めるしかなかったことはありますか?」というのです。
   今までで。

高 俺、よーさんあったけどなー、昔。
松 子供の時なんて、そんなんいっぱいあったよ。
高 なあ?
松 もう、あきらめワルツやんか。
高 ははは。そんなんあったな。
松 あきらめ、あきらめ、
高 いやー、
松 っていうかもう、
高 ものすごい、あきらめ、
松 口に出すことすら、
高 もー、
松 罪や、みたいな。
高 ご法度とされてたからな。
松 ははは。されてた、されてた(笑)
高 当時はな(笑)
松 いやいや、ほんとそうですよ。

高 前も言うたけど、関が、おしゃれの、
   おしゃれの最先端やったんや。関は。
松 関はね。

高 知ってた?トレーナーっていうのを。
   いつぐらいに、自分の家にやってきた?
松 いや、大分遅いと思うよ。
   それも、兄貴が、
   なんとか引っ張ってきたみたいなとこで。
高 あ、じゃあ、自分のとこ早いね。
松 いや、でも、全然、全然。
高 俺、うち、おかんがもう、
   「タオル地、タオル地」言うてたから。
松 ははは。
高 「タオル地の服」
松 まあまあ、そうやな。
高 トレーナーを着てて、
松 そんなんも、あきらめてたん?自分。
高 俺だって、言うても、うちのおかん、
   分かれへんねんもん。
   「トレーナー」言うたって。
松 うーん。
高 だってそれ、分かれへんでしょう。
   小学校のときの関が、トレーナー着てくんねんで?
   小学校2、3年で。
松 うーん。

松 自分でも、そんなん、まだまだ甘いわー。
   トレーナーぐらいで、あきらめなあかんの、
   当然やろ。そんなもん。
高 (笑)いや、自分、そら、もうごめんなさい。
松 (笑)
高 それはもう、俺んとこと、自分とこは、
   比べ物にならんかもしれんけど(笑)
松 (笑)

高 弟と同じ模様の、
   シカのマークのセーター着さされたわ(笑)
松 (笑)
   ええやんか、それ。
   カウチンセーターみたいなことやろ?
高 違うよ。全然カウチンじゃないよ。
松 なになになになに?
高 なんや、もー、ワーンワーンワーンワーンて、
   こー、家でやる、
松 あ、あーー(笑)
高 家で作ったみたいなやつやん。
松 あー、うーん(笑)
高 物凄い平坦な。
松 (笑)
高 (笑)
松 あー、立体感の無いやつね。
高 立体感の無い、
松 あー。
高 ごわっとしてない、(笑)
松 ははは。
高 つるんとしたタイプの、シカやんか。
松 なるほど、なるほど。
高 だから、全然シカに見えへんねん。
松 なるほど、なるほど。
高 粗いツノやから(笑)
松 下、なんか絶対着とかなあかんタイプ。
高 そう、絶対着とかな、
   寒うてやってられへんみたいなやつ(笑)
松 ははは。

松 いや、俺はほんーま、かわいそやったなー。
   だから、俺はほんーーまに、
   かわいそやったんやわ。
高 何がかわいそう(笑)
松 いや、だから、
   今もっと贅沢してええんやわ。
高 そら、そうそうそうそう。
   そらそうですよ。
   僕はもう、贅沢するようにしてますから。
   俺、意外と贅沢してるでしょ?
松 自分、でも、子供の時から、
   そんなに不自由してへんやん。
高 してるよ!うちかって。
   自分、知らんだけやんか。

松 昨日も、俺、『ガキ』でちらっと言うてんけど、
   電子レンジいつ来た?自分とこ。
高 あ、これは、そらあなたのとこよりは早いです。
松 いつ?
高 高校〜〜1年、2年ぐらいちゃうかな?
松 あー、これ、でも、世間的に言うたら、
   遅いなーー。
松・高 ははは!

高 驚いたもん。
松 驚いたな。
高 仕掛けが分かれへんねん。
   1分で、こんなことなる。
松 うちのおかん、昨日のコロッケ、
   よーフライパンで焼いてたなー。
高 うわ。
松 ちょっと油多めに入れて、焼いてたなー。
高 うわうわうわ、きついなーー。
松 む、ムニエルみたいな感じになってたなー。
高 原始人やん。
松 ははは。
高 原始人やんか、もー(笑)
松 黒〜〜なってたもん(笑)
高 うわうわうわ、こわ〜〜(笑)

松 うち、電子レンジがなかって、
高 あれは・・(笑)
松 で、うちの兄貴が、アルミのね、
高 うんうん。弁当箱ね。
松 弁当箱やったのよ。その当時。
高 うん。
松 ほいでーー、なんか、学校で、
高 あんま食われへんかったんや。
松 なんか、昼間食われへんかったんや。
高 うんうん。
松 で、そのまま、弁当一切手ぇつけんと、
高 うん。
松 家に持って帰ってきて、
高 うん。
松 腹、ぺこぺこや。
高 うん。
松 でも、もう冬場やったから、めっちゃ冷たいわけよ。
高 これ、うまないもんね。
松 で、うちは電子レンジがなかって、
   俺、台所から、そーっと兄貴何すんのかなーと思ったら、
高 どないすんねん、
松 コンロの火ぃつけて、
高 うん(笑)
松 たまにあてて、
高 ははは。
松 たまに離して、を、
高 ははは。
松 人海戦術みたいなことを(笑)
高 うわーーー(笑)
松 ははは。
高 すごいなーー。
   それこそ、原始人やんか(笑)
松 ははは。

高 自分とこ、どれぐらいに来たん?
   あの、電子レンジ。
松 えーーー、だから、うちの姉ちゃんが、
   だから、あれやんか。
高 うち、高1や。
松 だから、俺が、うちの姉ちゃんが、
   離婚してもうてきたんやんか。
高 何歳や、
松 慰謝料でもうてきたんやんか。
高 自分、何歳の時?
松 えーー、
高 あ、でも、高校ぐらいちゃう?
松 いや、ちゃうよ。
   あれ、もー、20歳ぐらいや。
高 うわ、遅れること5年やんか。
松 そうやで。20歳ぐらいの時に、
   しかも、まっとうな、
高 4年、5年か。
松 まっとうなルートから来てないからね。
   うちの場合。
高 これは、やばい。裏ルートやから(笑)
松 裏ルートから(笑)
高 闇ルートから来てる(笑)
松 ははは。

高 朝っぱらさ、
松 うん。
高 うち一応、オヤジ、パン食うねん。ハイカラにも。
松 うんうん。
高 あの、食パンを。ね?
松 分かるよ。今だと、
   なんにもハイカラじゃないけど。
高 なんにも、ハイカラじゃない。
   当時からやねん。
松 うん。
高 それはちょっとうちで、「あ。」
松 あー。
高 「ハイソやな〜。」と思ったことあったわ。
松 あの頃、まだ、パン党は、
高 そんなにいてないわ。
松 いなかったね。うん。
高 やっぱり、うちは、フルーティ、
   フルーツ売ってるだけあって、
   そっちは欧風みたいな感じあったのよ。
松 うん(笑)
高 あの、焼いて、ちょっとバター塗って、
松 食パン?
高 食パンよ。
松 うん。
高 グラニュー糖、ふやあああ〜〜っとかけて、
松 ははは。
高 ははは。
松 それも、ハイソなのか・・。

高 それで、もう、オヤジ食ってたわ。
松 あー。
高 コーヒーにびちゃっとつけながら、
   食ってたわ。
松 うわ、もー、一緒やん。それやったら。
高 ははは。
松 それやったら、一緒やん。
高 でもね、
松 うん。
高 それがうまそうに見えたのよねー。
松 うんうん。
高 今食っても、別に大したこと無いけどなー。
松 うーん。まあ、でも、
   ほんと我慢の連続でしたねー。
高 我慢あったねー。
松 あのー、一時期ほら、あのー、
   小判カステラはやったでしょ?
高 何小判カステラって。
松 小判カステラって、
   あのー、うーん、なんかこんな、カステラ。
   わんちゃん、いっつも食べてたやんか。
高 小判カステラ?(笑)
松 小判カステラって言うねんけどね。あれ。
高 ははは。

松 まあ、菓子パンですよ。
高 うん。菓子パン、うんうん。
松 あれがね、一時期ね、大ブームやったのよ。
高 うん。間でね。友達の。
松 わんちゃん、しょっちゅう食べててん。
高 マジで?
松 あれが、当時でね、
高 うん。
松 40円から50円したのよ。
高 うんふんふん。
松 ごっっっつ食いたかったけど、
   全く手ぇ出ぇへんかったもん。
高 ははは。

高 わんちゃんとこは、基本的に、
   あの、あんまり親が、きつく、
松 うん。
高 金を、まあ、そこそこ、普通の家やんか。
   「普通の家」言うたらおかしいけど。
松 あれ、おかんからね、なんかやってた、
   本人も言うてた。
高 くすねとんの?
松 「おかんから、ちょいちょいやってんねん。」
高 それ、
松 「俺もやったろかなー」思たけど、
   俺は、やったら、俺に返って来るだけやから。
高 俺、一回やったら、
松 タコが足食うみたいなもんやから。
高 うーわ、最悪。
松・高 ははは。
高 そら、すぐ、すぐ!
   自分に返って来るやんか(笑)
松 すぐ、自分に返って来る(笑)
高 そらあかん(笑)

松 うわー、俺、タイムマシンあったら、
   あの頃戻って、
   金持ちのおっさんとして登場して、
高 いやー、
松 人志君に、いっぱいなんかしてあげたいわー。
高 いや、ほんま分かるよ。
松 人志君、いっつも泣いてたで。
高 「人志君、人志君。」
松 ははは。
高 ほんまやなー。
松 うん。あの頃の人志君に、
   あれも食べさせてあげたかったし、
   あれもあげたかったなー。

松 あー、俺、それで、ごっつ哀しいこと思い出した。
   浜田と2人でな、
高 うん。
松 もー、全然金無かったのね。
高 うん。
松 ほいでね、知ってる?尼のね、
   尼の商店街、商店街ちゃう、
   駅降りたとこ、すぐに、
高 うんうん。うん。
松 立ち食い、
高 あったよ。

松 もう、あのー、型で押したような、
高 あったあった。
松 おにぎり、
高 おにぎり。
松 おにぎりあったやろ?
高 あれがうまいねーん。
松 あれが100円やってん。
高 100円やった、100円やった。
松 でな、俺と浜田な、
高 うん。
松 100円ずつしかなかってん。
高 うわ〜〜。うん。
松 ほいで、飛び込んだものの、
高 うん。
松 うどん、食われへんねん。
高 ははは。
松 うどんがね、110円か、
高 10円、
松 120円やってん。
高 ひっどー。
松 うどん、手ぇ出ぇへんかってん。
高 うん。
松 で、俺と浜田で、2人で一個ずつ、
高 うん。
松 あの、ゴマかかってるだけの、おにぎりを、
高 うん。
松 2人で一個ずつ食べててん。
高 きっつーー。
松 ほなな、おっさんがね、
高 うん。
松 それを見かねたらしくてな、
高 うん。

松 「ごめんな、麺はいれてやられへんけど。」言うて、
   どんぶりに、汁だけ入れて出してくれてん。
高 あそこそうやねん。
松 ははは。
高 あそこそうやねん。
松 ははは。
高 あそこはそうやねんで。
松 (笑)
高 人情味があるよ。まだ。
松 でもなんか・・(笑)
高 哀しかった?
松 哀しかった(笑)
高 うそー。
松 哀しいやろ、それ。それ、めっちゃ哀しいやろ。
高 俺、嬉しかったけどなー。
松 ネギだけ、ぱらぱらって入れてくれたような、
高 入ってんねん、入ってんねん。
松 気ぃするわー。
高 入ってんねん。

高 ウルフルズのギターの、
松 うん。
高 ケイスケとか、
松 あー。
高 あの、後輩、
松 あ、みんなやってもらってたんや。
高 俺んとこに遊びにくんねん。
   あの、金ないから。バイトしてるときに。
松 うん。
高 で、「うち、遊びにこいや。」来た時に、
松 うん。
高 腹へってんねん。
松 腹へってる。
高 で、ほんーーまに、これ、大学生やで?
   それで金ない、
松 うんうん。
高 それで金ないんやから、
松 うん。
高 で、俺はうどん食うけど、
   「あとこんだけしか金ないわ。」言うて、
松 うん。
高 あのー、「高須君、俺、おにぎり食うわ。」って、同じや。
松 ははは。
高 おにぎり食って、おばちゃんが、
松 ははは。
高 うどんの、うどんの、
松 ははは。
高 鉢に、汁入れてくれて、
   ネギ、ぱらぱらっと入れてくれて、
松 ははは。あー、哀しい!わー、哀しい!(笑)
高 「兄ちゃん、食べ、これ〜。」言うて。
松 うわーー。
高 ケイスケが、それでおにぎりと、あれ食ってたで。
   俺は、ちょっとうどん食わしてもうたけど。
   さすがに。
松 自分、
高 俺の金やからな。
松 ちょっとぐらい、麺あげーや、それー。
高 いやいや、あいつが「ええ」言うねんもん。
   あげたかな〜?
松 (笑)
高 あげてないかな〜?

松 あそこ、もう無いの?
高 あそこもう無い。
   あーいう、あ、だって、もう変わったもん。
松 そうかー。何年か前行ったら、なかったな。
高 無かった。いやーー、あそこの、
   型だけ押したおにぎりも、意外とうまかってん。
   それでも。
松 いや、うまいけど、それも、
高 まあ、
松 やっぱり、スタミナうどんありきの!
高 そらありきよ。そらもう、ありきよ。
   うどんありきよ。そんなもん。
松 ぐっと生きてくるわけやから。
高 ぐっと生きてくる(笑)

松 でもね、主役おれへんねんで?
高 脇役が、メインづらせなあかんからね。
松 そらもー、河合我聞やで。
高 か、それは、よー言わんわ、俺(笑)
松 ははは。
高 それは知らん(笑)
松 (笑)

高 いや、ほんまに申し訳ない。
   河合我聞君やわ、そこはね(笑)
松 (笑)
高 でも、まーまーまーまー、
   それはそれで味もある。
松 いやーーー、ねえ?

松 そうかー、ウルフルズもやってたんや。
高 やってたよー。
   あいつ、うち泊まりに来る時に、
松 すごいね、じゃあでも、そのーー、ね?
高 そうやねん。あそこ、
松 ダウンタウンとウルフルズの、
高 そうやで?
松 胃袋を、
高 胃袋を満たしてくれたんやで?
松 満たしてくれたんや(笑)
高 ははは。
松 あー、じゃあ、良かった。俺も、なんか、
高 なんかね。
松 なんか、嬉しいわ。
高 うん。一杯のかけそばならぬ、
松 そうやで。
高 一杯のかけ汁やで。
松 かけそばすら、なかった。
高 ははは。
松 麺無かった。麺無かったんかあ〜(笑)

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