2005.5.14(土) 190回目

今週の一曲 『 道化師のソネット 』 さだまさし

其の壱 『 ゴールデンウィーク ・ 尼崎列車事故 』

松 あーーー、ん、メゾン松本です。
高 ははは。自分、マンション名好きやなー。
松 ははは。
高 てなもんやみつよしです。ね。
松 ・・。
高 先輩のね、功績をちゃんとたたえるような感じでね。

高 なんかありました?
松 いや、そらーー、もーー、
   なんかありましたやあれへんがな!もー。
高 おー、大丈夫かな、立ってー(笑)
松 ははは。
高 もう立つんかいな(笑)
松 ハプニングの宝庫やがな、そんなもん(笑)
高 おー、何?何がありましたか?
松 「何がありましたか?」やあれへんがな!
高 うん。あー、すいません。
松 あれや!あれを言え。あのこと。
高 いや、あれは、でも、俺、俺からは言われへん(笑)
松 ははは。
高 何がありました?(笑)
松 知らんがな(笑)
高 ははは。なんにもない。
松 なんでしょうね。ゴールデンウィークですわ。
高 ゴールデンウィーク。

松 山崎びっくりするで、もー。
高 どうしたん?
松 アホですよ、あの子。
高 うん。
松 「あのー、ちょっと松本さん、5月に、」
高 うん。
松 「沖縄に、家族で、4人で、行ってきたいと思うんです。」
高 ゴールデンウィーク?
松 「あのー、4日間ぐらい休みが取れたんで。」
   ゴールデンウィーク明けですね。
高 うん。
松 「行ってきたいと思いますー。安いんですよ、今―。」
高 うん。
松 「いやいや、まあ、そら、え、え、
   今、沖縄、梅雨のど真ん中・・」
高 ははは。
松 「真っ只中やで?」
高 うん。
松 「ええっ?」
高 うん。
松 「沖縄って、梅雨ないんじゃなかったっけ?」
高 うわ、もー。
松 それ、
高 ちゃう、
松・高 北海道やん。
高 うん。ひどいなー。
松 「えーーー?」言うて。

松 「もうやめられへんわー。」
高 えー?
松 半分ため口みたいな感じになって。
松・高 ははは。
高 ちょいちょい、山ちゃんため口になるからな(笑)
松 ははは。うん。

松 行くんですって。
高 はー。あなたは、ゴールデンウィーク、
   何も無かったんですか?
松 僕は、ゴールデンウィーク、
   なんーーーにもしてないっすね。
高 ははー。
松 温泉ぐらい行きたかったですけど、まーー、
   やっぱりどこに電話してもね、
高 うーん。
松 いっぱいやから。これ、ほんーまに、
   景気悪いってほんまかい?
高 悪ないです。
松 悪ないよなぁ?
高 だってね、こないだの、ゴールデンウィークの、
   28か29の夜。
松 うん。

高 もうね、渋谷、六本木。
松 うん。
高 夜中、2時、3時、3時半でもそやな。
松 うん。
高 車つかまれへんねん。タクシーが。
松 うん。

高 ひとだらけやねん。
   もう、バブルん時と大して変わらんぐらい。
松 そうやろー?
高 びっくりしたで。
松 俺、温泉、電話したのよ。ちょっと前ぐらいにね。
高 うん。うん。
松 もう、わりと前もって電話しよう思って。
高 うん。
松 ま、正直、そんな安い温泉でもないですよ。
高 うん。

松 「あのー、いついつあいてますか?」言うたら、
   「あー、ちょっと無理ですねー。」
   「あ、それは、やっぱりゴールデンウィークってことですか?」
   「いや、ゴールデンウィークというか・・。」
   「あ、じゃあ、今月がいっぱいってことですか?」
   「いや、今月というか・・・ちょっともう、年内はちょっと無理ですね。」
高 これね、逆にね、
松 何それ?
高 でも、そこそこええとこやから、いっぱいなってんのちゃいます?
松 いや、それにしても、年内、ねねねねねねね年内やで?
高 あらら、すごいですねー。
松 ははは。
高 ラップやんか。ラップ。
松 5月やで?!
高 いやでもー、ええとこは、
松 今まだ。
高 逆にそうですよ。松本さん。
松 えてこは?
高 いや、「ええとこ」は(笑)
松 (笑)
高 誰も「えてこ」言うてへんがな。
   もう、寛平さんやんか。「ええとこは」(笑)
松 (笑)

松 だから、結局どこも行けずじまいで。
高 あーそうですかー。
松 もー、しょうがないですよ。

高 びっくりしましたね。
松 何がですか?
高 もー、これもー、そんな話は、とっくの昔に終わってるし、
松 あー。
高 まあ、大惨事やったからあれですけど、あのー、
松 JRのやつですか?
高 あれ、びっくりしましたねー。
松 びっくりしましたねー。あれ、一応僕、
   家に電話してみましたけどね。
高 僕もしました。
松 はい。
高 でも、全然、勿論、うちは大丈夫でしたけど、
松 まあでもー、知り合いの知り合いの、知り合いぐらいは、
高 うん。
松 多分乗ってると思いますよ。
高 いや、ほんとそうなんですよ。
松 はい。

高 あそこの踏み切りって、僕らがねぇ、
   いっつも中学通ってたとこですもんね。
松 そう。で、聞いたんや。俺もう、おかんに。
高 びっくりするわー。
松 あのつっこんだマンションも、僕らの時、
   多分、あの、畑やったんですって。
高 そうなんですよ。

松 急遽ヘリポートになってる、
高 うんうん。
松 ところが、
高 うんうん。
松 あの、うちの、大成中学やねんな。
高 そうそうそう。うちの中学、母校ですよ。

高 あそこ、バー脱線したでしょ?
松 うんうん。
高 それでまあ、その、助けが来るのに時間かかるやんか。
松 うん。
高 それを、助け、助けたのが、日本スピンドルですよ?
松 うわーー、なつかしー。
高 日本スピンドルの方々ですよ?
松 うわーーー、あったですねー、日本、なんですか?
   あれはなんの会社ですか?あれはー。
高 なんか機械の、なんか部品作ってるところですよ。
松 まあ、我々工業地帯ですからね、
高 そうそう。
松 そんなんいっぱいありましたわ。

松 もー、こんなことが起こり得るんですよねー。
高 怖いんですよ。
松 怖いんですねー、あなたー。
高 いや、だからね、電車もね、
   「大丈夫や、大丈夫や」言うてたら、怖いですねー。
松 だって、うちの兄貴あれやねんで?
高 うん。
松 今、単身赴任でこっち来てますけど、
高 あー、来てますね。
松 ちょこちょこ今でも帰るでしょ?
高 うん。

松 そん時、あの電車の、大体あの時間乗るんですよ?
高 えー?
松 あれ乗ってるんですよ。大体、あの時間言うて。

松 もうちょっとしたあれで、もう、なってましたよ。
高 ほんまやねー。
松 はい。
高 うわ、だからね、
松 うん。
高 あれ結局、百何人て亡くなったでしょ?
松 ええ。
高 でもね、俺はそのニュース、ニュース観てたら、
松 うん。
高 生きてんねんで?勿論、助かった方もいて、
   いてんねんけど、
松 うん。
高 ずっとこう、挟まれてたから、足とか、
   ずっと鬱血しっぱなして、
松 はいはいはい。
高 やっぱ、切断せなあかん人とかおんのよね。
松 あー、おるでしょうね。
高 だから、実際、そら、命を失った人もあれですけど、
松 そうなんですよ。
高 この人は、もー、どうしていくんや?ちゅーね、
松 そうなんですよね。
高 この保障は、相当せなだめですよ。あれ。

松 すごいことが起こるんですけど、でもね、
高 うん。
松 あのー、社長にみんなうわっと言うやんか。
高 うんうん。
松 あれはあれで、ちょっと引けへん?
高 そこだけの問題ではないからね。ただでも、
   社長って責任者やから。
松 いや、責任者や。分かるよ?分かんねんけど、
高 うん。
松 分かんねんけど、あないみんなに、うわーー言われてもさ。
   「お前、死んだもんの名前、全部覚えとんのか!」
   とか言われてたやんか。
高 あー、
松 いや、それは覚えてないやん。
高 そうやけど、
松 それと反省は、全然別の部分やからさ。
高 まあ、そうやねん。
松 まあ、そこまで言うたんのも、ほら、
高 いや、分かんねんで?
松 「どうなんやー?」いうのもあるでしょ?

高 その、ねえ?大切な人を失った人の、
   怒りの方が、でかいから。
松 勿論、勿論。
高 でかいから。
松 勿論、勿論。
高 「どっちや?」言うたら、ほら。
松 社長個人に言うたんのは、俺はね、
高 うーん。
松 ほいで、それをカメラで撮ってること自体も、
   俺はもう、「なんでここまわしてんのかな?」とも思うし。
高 まあでも、報道ですからね。
松 いやーー。
高 ありのままを撮るっていう。
松 あれをまわす必要はないなー。

其の弐 『 報道の自由って ・ コンビニ店員&客に物申す 』

松 なんか、事故が起こったときに、今、みんなほら、
   もー、デジカメみたいなんを、デジカム?
   ハンディカムみたいなんを、
高 うん。
松 みんないっぱい持ってるでしょ?
高 うん。
松 ほいで、なんかあった時に、まわすやんか。
高 うん。
松 ほいでーー、あれニュースが買い取んのかい?
   あれは。「こんなん撮りましたけど、」って、
   あれ電話すんのかい?
高 いや、分からへん。どういう風に流れてんのか。
松 あれ、どういう流れで、そうなってんのか知らんけどー、
高 うん。
松 俺は、ちょっと不愉快やねん。
高 うん。うん。なるほど。分かるよ。

松 ずーっと撮ってるんですけど、
高 うん。
松 あれは、どういう意図があって、撮ってるわけ?
高 分からん。それはなー。
松 でしょ?
高 うん。
松 あれは正義かい?
高 うーーーん。
松 ヘリも落ちたじゃないですか。なんかどっか。
高 なんか落ちましたね。
松 なんか、静岡の方でね、
高 あーあーあーあー。
松 あれもね、ずーっと撮ってるんですよ。
高 へーー。

松 ほいで、バーン!爆発するとこも、
   なんか撮ってるんです。
高 へー。あー。
松 なんかその、落ちてから、しばらくしてから、
   ガソリンに引火したんか分からんけど、1回また、
   軽い爆発があったんですよ。
高 へー。
松 そんなとこも全部撮ってるんですけど、
   喋ってんねん。撮りながら。
高 あー。

松 他人事のね、声がごっつ入ってるんですよ。
高 あ、それはちょっといやですなあ。
松 観ててね、ちょっと不愉快やねん。
高 うん。

松 報道の自由ってなんなん?
高 ・・。
松 なんでそんなことになったの?
高 包み隠さず、あるままを、
   伝えるべきものだっていうことですわな。
松 ・・。
高 どっかでゆがんでしまうことは、よくないと。
松 でも、伝えるべきことを、伝えてないことの方が、
   はるかに多いわけやんか。
高 うーん。難しいテーマですな。あなた、今日は。
松 難しいですよー。腹立ってるんですよ。僕は。
高 報道の自由はいらんのんちゃうんか、と。
松 報道の自由ってなんやねん?って、それ、お前ら、
   報道か、側の、都合やんけーって、思いません?
高 うーん。

高 でも、プライバシーの侵害って、対極にあるやんか。
松 そう。
高 そういう人もおるやんか。
松 うん。

松 俺がね、
高 うん。
松 エロDVDを買ってるっていうのを、
高 うん。
松 載せられたのね。写真を。
高 うんうん。
松 それは、あの、防犯カメラの、
高 うんうん。
松 映像を写真におこしてるわけよ。
高 うん。
松 でね、俺、色々考えてんけど、「これは、やっぱいかん」と。
   これはさ、あかんやん。
高 うん。そらあかんね。
松 防犯カメラって、盗撮のカメラなのか?
高 うーん。
松 でしょ?
高 うん。
松 こんなことが、まかり通ったらですね、
   俺ら芸能人はですよ、街歩けないですよ。
高 そうね。

松 防犯カメラは、犯罪者を撮るための、
   カメラとこっちは思ってますから、
高 うん。
松 そんな、エロDVDを買うことが犯罪ではないですから。
   買うのを。
高 うん。まあね。
松 うん。
高 それはちょっと確かに、
松 でしょ?
高 だめですね。

松 防犯カメラを避けてたら、不審者いうことになってしまいますから。
   で、これは多分、この先も、心無い業者がですね、
   「こんな映像撮れましてん。」って、
   持ち込んでくる奴いると思うんですよ。
高 そうでしょうね。
松 でも、これを買ってはいけないし、ましてや雑誌におこして、
   販売するってことは、絶対ここは、
   許したらあかんとこやと思うねん。
高 うん。
松 ここで、あの、流してたら、
高 おかしい、と。
松 ここは、笑って流されへん、
高 なるほど、なるほど。
松 とこやんか。
高 確かにそうやね。

松 例えば、女優さんが、コンビニで、
高 うん。
松 生理用品を買ってました。
高 うん。
松 っていう写真を載せられてんのと、一緒のことですよ。これ?
高 そうね。
松 そんなバカな、と。
高 うん。そらそうや。

松 俺ね、もっかいね、原点に立ち戻ったらどうだろうか、と。
高 おおー。
松 この昨今。
高 おおー!
松 この昨今ですね、
高 うん。
松 そのー、個人情報、
高 うん。
松 なんやらかんやら。
高 うん。ん?
松 ははは。
高 そこ、分かれへん。
松 最近は、物凄いこー、ね?言われてるじゃないですか。
高 いや、分かれへん。個人情報の?
松 ははは。

松 なんとかなんとかが、あるじゃないですか(笑)
   素人でも、今、結構あるんですよ。
高 勿論ね。
松 だって、だって、
高 いや、でも、
松 俺の許可無く写真撮られて、売られてんねんで?
高 それは、まあ、
松 え?それは、「やめて」って、俺が言われへんことが、
   やっぱ、おかしいよね?絶対。
高 うーん。
松 だってね、
高 これは、これは俺に、俺はそこには、
   もう「松本さんやってください。」しかないですけどね。
松 えーー?
高 これだって、僕、何もできないですもん。
松 なんか、なんかでやっぱり、あれやで?
   援護、援護してや。
高 ・・。
松 そのーー、車買うて?
高 なんで俺が買わなあかんねん(笑)
松 ははは。
高 しかも、なんで自分の車買わなあかんねん(笑)
松 ははは。
高 高い。得しとるがな、それ。ごねたもん勝ちや、それ。
松 そんなことないわ(笑)
高 ヤクザの言い分や。
松 そんなことないわ(笑)
高 怖いわ、もー。

松 なんでそんな自分、他人事みたいになるわけ?
高 違う違う。
松 なんで俺と一緒の、
高 違う違う違う。
松 全く俺と同じところで、怒られへんわけ?
高 いや、
松 俺以上に、なんで怒れへんわけ?
高 それは、
松 「松本がかわいそうや」って、なんでなれへんわけ?
高 いやでも、なんかあったら、俺も気ぃ使うがな。
   これ、あ、あんまり長なっても、「あ、これ、」
松 まあまあ、なんかなったら、もう、「高須が」って、
   俺は言おうと、
高 アホか。なんで俺がそんな目にあわなあかんねん。
松 大崎さんにも言うし。「もう、高須だけがー」言うて。
   「ほんーま、どーすましょー、ほんま、」
高 「どうすましょう」(笑)
松 (笑)「同級生やから、しゃーないんすかねー。」って言うよ。
高 お前は・・(笑)
松 ははは。
高 なんつー男や(笑)
松 ははは。
高 俺は色んなこと気ぃ使うて、
   「あー、これは、早めに終わらさなあかん。これ、早めに終わらさんと、
    色々大変やで、吉本。これ、松本が、」
松 そんなことないって(笑)
高 「すいません、また、松本が、」いう、ほら、
   田島なんか上行って、
   「すいません。松本さんが出てしまいました。」
松 あのね、またね、
高 「松本さんの悪いの出ました!
   また、今日、すいません!」って。
松 俺は、もー、自分の言いたいこと言い続けんねん。
高 守ってくれてんねん!やーやー言うな!ボケェ。
松 ははは。
高 守っとんねん、みんな仕事でー。

高 いやでも、ほんま、みんな気ぃ使うとんねん。
   マネージャーも、こんなもんな、
松 うん。
高 いじめや、思てやってんちゃうねん。
   マネージャーはマネージャーで、
松 ははは。
高 助けとんねん。
松 ははは。
高 自分が好き勝手言うてることを、ケツぬぐっとんねん。
松 いやね、ちょっとね、
高 知らん!そんなもん。
松 ケツがひりひりするぐらいね、
高 (笑)
松 ぬぐいすぎやねん。
高 まーまーまー、大変ですよ。

松 イライラするんですよ。
高 うん。何が?何が?
松 コンビニとかでね、
高 はい(笑)
松 (笑)
高 コンビニとかで?
松 もー、ものっすごい立ち読みしてる奴いるでしょ?
高 あーあーあー、いいんじゃないですか?
松 腹立ちません?あーいうの。

高 時間あまってるなー思って、
松 うん。
高 本屋までここないけど、
松 うん。
高 茶店入って、一人でおんのもなーって思って、
   コンビニ入って立ち読みってなるんですよ。
松 いや、立ち読みの奴のために、
   こっちが買いたい雑誌を選ばれへんかったりとかねー、
高 あー。
松 もう、なんか、もー、
高 あー。
松 もー、ねえ?俺、タレントじゃなかったら、
   ぐいー!やったるけどね。

松 4人ぐらいおんねんで?それの間を縫って、
   俺は、もー、何?「TV Taro」を探したりするわけですよ。
高 「TV Taro」読んでんのかいな、自分(笑)
松 うん(笑)
高 おお(笑)
松 ね?「Taroないわー、Taroないわー」って、
   やってるわけですよ。
高 ええやんか。「すいません。」言うて。
   その一言が、なんで言われへん!ちゅー話ですよ。
松 いや、もー、腹立つやんか。

松 できるだけね、もー、
高 うん。
松 そういう人たちを、関わり合いになりたくないんですよ。
   もー、腹立つことが、多いから。
高 そうですか?
松 もー、特にゴールデンウィークとか、腹立つんですよ。
   もうちょっと、コンビニ行ったりとかしたら、
   もうごっつ人おったりとかするでしょ?
高 いいじゃないですか。
松 ほいで、結構レジが、
   一個しか開いてなかったりするんですよ。
高 あー、そやねん。それは腹立ちますねー。
松 腹立つでしょ?
高 あの、一人の奴が、
   なんかパツンパツン、パツンパツン値札つけてて、
   「お前、こっち来たら、もう、すごい、この列は、」
松 そやねん、そやねん。
高 「すくやないか!」
松 パスンパスン。あれなんやー、
   パッスンパッスンやってる女。

松 ほいで、レジもアホが多くてね、
高 うん。
松 人がうわーー並んでる時にね、
高 うん。
松 あの、いちいち、そのー、前の客の、小銭を、
   500円、100円、5円・・言うて、マスに入れよるわ、
   それはもうね、客が全部おれへんようになってから、
   後でまとめてやれや!言う話やねん。
高 まあ、それは、
松 次が混んでるときに、
高 まあまあ、それはしょうがない。
松 え?なんで?これは絶対同調せなあかんとこやろ!
高 違う違う。それは、違う違う。

高 金が分からんようなるよりも、まず一回は、
   こー、カツカツカツカツ入れて、
松 えーー?5人ぐらい後ろ、並んでんねんで?
高 あのね、あのね、待ってください。それは、
   何秒かの違いかもしれませんけど、おっきなミスは、
   お金の間違いのほうがおっきなミスなんですよ。
松 いや、だからこそ、
高 勿論、時間もありますよ。
松 だからこそ、
高 うん。
松 客が並んでる時に、
高 うん。
松 ミスになりやすいんですよ。焦ってまうから。
高 ならないですよ。
松 だから、とりあえず、置いたら、
高 どこに置くの?どこに置くの?
松 もうた小銭は、バーン!置いといて、
高 どこ?どこ?どこ?
松 バーン!
高 どこ?(笑)
松 あ、バーン!あ、バーン!て。
高 そこ、どこ?どこよ?左足の、(笑)
松 棚やああーーーーーー!!!
高 棚に置くことないがな(笑)
松 (笑)
高 ややこしいがな、なくなるがな、棚に置いといたら。
松 じゃあ、もう焼きソバの上や。UFOの上に置くねん。
高 余計危ないわ、そんなもん(笑)
松 ははは。危ないってどういうことや(笑)
高 UFOの(笑)
松 未確認ってことか?
高 あ、はい。
松・高 ははは。

松 ほいでさー、客もアホでよー、
高 うん。
松 しょーーもない、弁当買うてよー。
高 うん(笑)
松 後ろ並んでんのによー、
高 うん。ええやんか(笑)
松 「温めますか?」言うたら、
高 うん。
松 「はい。」
高 いや、「はい。」でええがな、それもー。
松 もー、電子レンジくらい買えよっっ!!!
高 違う違う違う。
松 (笑)
高 電子レンジが、そこで欲しいんじゃないねん。これなー。
松 (笑)
高 (笑)
松 いまどき、そんなもん、そんな高ないやろー!
高 ぶっさいく・・(笑)
松 ははは。

高 違う違う。それは、金持ちのセリフやねん。
   それはね、一人暮らししてたら、
松 そんなことないよー。
高 コンビニ来るような人間、学生で、金ないねん。
松 (笑)
高 コンビニ行って、
松 それは、「コンビニ来るような人間」って、今、逆に下に見たぞ!
高 違う違う違う違う。俺も行くもん。別に。
松 俺も行くぞ!

高 あのね、そら、家で一人でおる人間は、
松 そらね、昔、我々子供の頃はね、
高 違う違う違う。
松 電子レンジは高級家電ですよ。
高 違う違う違う。
松 そんなもんね、確かにうちも、
   お姉が離婚して持ってきた時、おがんだ、
高 そうでしょ?
松 「よう離婚してくれたこっちゃ。」と。
高 「ありがたい」「これであったまるわ」と、思うやろ?
松 ははは。そうですよ。
高 学生の一人暮らしはないねん!そんなん!
松 いや、学生ちゃうねんっ!結構、立派なサラリーマンやねんっ!
   しょーーもない焼きソバを!
高 でも、サラリーマンでも、単身赴任は、
松 もしくは、
高 おんねんっっ!!!
松 ははは。もしくは、
高 うん。
松 よーさん並んどんねんから、じゃあ、
   電子レンジ買えとは言わんわ。
高 うん。
松 ちょっとくらい冷たかっても食えーーー!!!
高 なんでちょっとくらい冷たかっても、
   食わなあかんねんな。
松 ははは。
高 ははは。
松 腹立つわー。
高 全然、それは大丈夫。

松 従業員がアホやった場合がね、
   もうそいつを処理してからやろうとするんですよ。
   ほなまた、俺がイライラくんねん。
高 それはもう、従業員の、結局、従業員があかんの?
松 いや、従業員と、アホの客が、出会った時に、
   ものっすごいことが巻き起こるわけですよ。
   これ、タクシーと一緒ですよ。アホの客と、アホの運転手が出会った時、
   物凄い迷惑なんですよ。びっくりするようなところで止めるし、
   びっくりするようなところで、止まりよるんですよ!
高 ・・ほんま、自分、イライラしてんねんなー。
   もう、俺大変やわ。そら。えーやんか。
   ちょっとぐらいは、もー。
松 ただ言うときますけど、
高 うん。
松 じゃあそらね、電子レンジの話、もう一回戻りますけど、
高 戻るんかい(笑)

松 あのね、やっすいでしょ?今なんて。
高 違う。違う。それは、
松 多分、一万円きってますよ。電子レンジなんて。
高 そういうもんじゃないんですよ。
松 どういうこと?
高 だって、持ってない人もいますもん。安いつったって。ほんまに。
松 ・・ほんなら、もう焼きそば買うなや。
高 だから、焼きそば買うてんねやん。そこでチンしてもらうために。
松 それも、もう、誰もおれへん、そんな、それこそね、
   立ち読みでもして、客がガラガラになった時に、見計らって、
   「すいません、これ、あっためてもらえますか?」って言うたら、
   「おお、お前は、中々よう分かった奴や」と。
   「こっちへ来い」と。
高 あのね、そんなね、自分主体で、
松 紅しょうがかけたるわ、俺が。
高 自分、いらんわ、そんなもん(笑)
松 ははは。
高 自分主体で考えすぎや。自分主体でね。

松 いや、俺なら、そうするで。ほんまに。
高 いや、あなたはそうすればいいんですよ。
   でも、人は色んな人がおって、
松 俺は、その辺は、ほんま、めっちゃ、
   俺、ほんと気ぃつかって生活してますよ。人にイライラさせたくないから。
   その分させられるわーーーー。
   チッ(舌打ち)なんやろ。
高 ・・あーーー。あーー。
松 (笑)
高 水がおいしい。でもね、あなたね、
松 うん。
高 言うときますけど、
松 うん。
高 そらね、言うたらそら、アホ多いですよ?
   そんなこと言うたら、なんぼでもいますよ。
松 アホ多いです。

高 例えば、俺が、さっきの焼きソバも買いました、
松 うん。
高 色んなん買いますわなあ。
松 はい、色んなん買います。
高 なんか、牛乳プリンとかも買いますよ。
松 僕それ、僕、・・牛乳プリンは買えへんわ。
高 牛乳プリンは、いや、そこ止まらんでもええやろ(笑)

松 ほいでなんやねん、牛乳プリンが。
高 いや、牛乳プリンとかね、色んなもの買うわけですよ。たくさん。
松 他何買うねん。牛乳プリンとか。
高 まあ、その、なんや、普通の本とかね。
松 普通の本。
高 普通の本とか、なんや、本、本ですわ。
   あの、なんや、あるやん。・・「ビッグトゥモロー」やんか。
松 ははは。
高 ははは。そんなんあれへんか、もう。

高 で、牛乳も買う、ヨーグルトも買う、
松 牛乳プリンも買うたのに、牛乳も買うんかいな。
高 牛乳も買うねん。俺、好きやねん。
松 ははは。
高 で、パン。パンも買う。ね?あの、粒あんとマーガリンのやつ、
   こんなんを買うねん。あのコッペパンのやつ。
   あれ好っきやから、俺。あんなんも買い、で、やるやろ?
松 うん。

高 ほんで、もずくも、「あ、こんなん買うとこ」と思って、
   買うわけですよ。
松 うん。
高 ほいで、ぼんとレジ持ってくでしょ?
松 うん。
高 そん時に、もう、当たり前の話ですけど、
松 うん。
高 入れ方っていうのあるじゃないですか。
松 うん。
高 「もー、これやったら、
   2つ3つにせえや、ボケェ」っていうのを、
松 うん。
高 ひとつに、もう、ぐぐぐぐ、ぐぐぐぐ、
松 ある。
高 ぐぐぐぐ。入れて。
松 ある。

高 物凄い焼きそばをたてに、ガバー置かれて、
松 はいはいはいはい、ありますね。
高 かたよってもうて、
松 あります、あります。
高 あっためて食いやすいかもしれんけど、
松 うん。
高 まずくなってんねん。そんなことされたら。
松 そうやな。もう、美観も損ねるしね。
高 ひどいわー。
松 そういうのあります。
高 牛乳プリンも、横にぐーんやられたら、
松 (笑)
高 開けたときのね、美的な感じがもー、損なわれんねん。
松 俺の「美的」とったな。
高 あ、じゃあちょっと、いただきました。そこはちょっと。
松 (笑)

松 ごめんなさい、僕ね、ほんとにもー、ごめんなさい。すごい分かるし、
高 うん。
松 「腹立つなー、その店員」って思うけど、
高 腹立つでしょ?
松 もうもう、牛乳プリンが、
   なんでそんな好きなのかいう方に、いってしまって(笑)
高 牛乳プリンは、うまいやんか(笑)
松 全く牛乳プリンに、なんにも、なんーの、
高 えーーーー?
松 色気を感じないんでー、
高 牛乳プリンは、もー、
松 やっぱ、色気の無いもんには、なんーにも感じないのでー。
高 一回食べてみーや、牛乳プリン、
   めちゃめちゃうまいから。
松 いや、食わず嫌いで言ってるんじゃないです。
   何度か食してるんです。
高 めっちゃうまいやんか。牛乳プリン。
松 いやいや、まあ、正直、全然ですね。
高 はーー。
松 小谷ですね。
高 小谷?!
松 ははは。
高 小谷?小谷。
松 クラスメイトで言えば、もう、小谷ぐらい(笑)
高 うわーー、あかんなーー。
松 ははは。
高 覇気ないわーー。

高 そしたら俺はあかんなー。小谷と友達なんや、俺は。
松 小谷と友達ですね。
高 親友何や。俺。
松 小谷と親友じゃないですか。
高 ははは。
松 僕、小谷とほとんど喋らなかったですね(笑)一学期。
高 しょうがないなー、でも。

松 腹立つ時多いです。ぱっこーーん落とされる時ないですか?
高 あ、ありますよ。そんなもん。
松 どん平衛とか、ぱこーーん落とされて。
高 自分、どん平衛好っきやなーーー(笑)
松 (笑)
高 ほんーま、どん平衛好きやな(笑)
松 ぱっこーーん落とされて、
高 うん。
松 なんか、なあ?
高 あーー、
松 そのまま、なんもなかったように、
高 あるあるあるあるある。
松 もう、別にいちいち言えへんけど、
高 あるよ。
松 ねえ?

高 「お箸何膳いれますか?
松 あー、そんなもん、雰囲気や。
高 雰囲気や。あのね、
松 うん。
高 俺、ちょっとしたもずくみたいなん入れてるけど、
   もずくに箸なんか、
松 (笑)
高 あのー、そんなんを一個にせんでええで、と。
松 ははは。
高 焼きそばはええわ。一本ていうのは、分かるよ。
松 分かる分かる(笑)
高 もずくまで、一本扱いせんでも、
松 なんか照れるよな(笑)
高 うん。
松 なんか照れるっていうか、なんや、な(笑)
高 なんやねん、と。
松 なんか。
高 なんかね。
松 うん。

其の参 『 いい歌詞を書く人の共通点 ・ 感動のノンフィクション 』

〜曲を聴いて
高 ええ歌やねー。
松 全然聴いてへんかったがな。
高 さださんは、やっぱええわ。さださんは。
松 あーでもね、俺、この人逢うたことないねん。
高 ねえ、一回ラジオ来て欲しいね。
松 え〜?ラジオで?
高 「HEYHEYHEY」かな。
松 いや、分からんけど。
高 でも、そら、こういうとこしか来はれへんやろ。
松 いや、僕は、この人の才能は、物凄いと思いますよ。
高 でしょ?
松 はい。
高 あのね、あのー、Kinkiも、
松 Kinki?
高 Kinkikids。
松 うん。
高 が、光一とか、剛が、
松 うん。
高 自分で曲書くときに、
松 うん。
高 ジャニーさんは、
松 うん。
高 その、さだまさしさんの曲を、どかーーんと見せて、
松 うん。
高 「これを参考にしなさい。」って、
   どかーっと渡したらしいで。
松 うんうんうん。

松 なんでか分かりますか?
高 なんでですか?
松 僕は、マッキーの時も、ズバリ的中さしたんですけど、
高 うん。
松 マッキーの詞を見ててね、
高 うん。
松 さださんのもそうですけど、
高 うん。
松 公式がちゃんとあるんですよ。この人たちの。
高 出た!ズバ、やな。ズバリ言うわよ、松ちゃん!
松 ズバリ言うわよ。
高 うん。
松 言っちゃっていいかしら?
高 いいよ、これー。
松 ははは。
高 何?
松 落語なんですよ。
高 ・・・いったんCM。
松 (笑)
高 どういうことよ?
松 ちゃう、落語なんですよ。
高 ほう。
松 ストーリーが、落語仕立てになってるんですよ。
高 と、いいますと?
松 ちゃんと、流れがあって、
高 うん。
松 なんか、オチをちゃんと設けてるんです。

松 ほいで、マッキーの詞を聞いた時に、
高 うん。
松 「あ、この子は、」
高 うん。
松 「絶対落語が好きだね。」って、
高 (笑)
松 松本言いました。
高 うん。したら、マッキーはなんつった?(笑)
松 僕は何も知らなかったんですけど、
高 うん。マッキーはなんつった?
松 後で聞いてみたら、
高 マッキーは、
松 マッキーは、落研に入ってたんですよ。
高 ええーー?!
松 はい。ズビーーーーー!当てましたよ。
高 (笑)「ズバー」じゃないんや、そこは。
松 はい。
高 ズビーー当てて。
松 で、さださんもね、
高 うん。
松 多分、同じような感覚を僕は感じますね。
高 はっはーー。
松 多分この人もね、
   物凄いきっちりしーの人やと思いますよ。
高 落語家の人は、作詞が上手ってことですか?
松 うーん。っていうことは、僕は言えると思いますね。
   これは、企画力にも言えることなんですけど。

松 僕、ほんとにね、
高 うん。
松 よく、落語会に連れて行かれたんですよ。
高 ほーー。
松 恥ずかしいてねー、
高 子供、子供おれへんからね。
松 子供が全然おれへんねん。俺だけやねん。

松 「なんやねんこれ」と思いながら、まあ、聴いてるうちにね、
高 ありやな。
松 なんて言うのかな?
高 あの、話の運びみたいな、
松 話の運びみたいな、
高 間もあるしね。
松 うん。なんか、
   知らず知らずのうちに身に付けてるみたいなことが、あるのよ。
高 なるほどねー。

松 なんか、絶対落語に携わってますよ。この人。絶対。
高 ほう。
松 知にませんよ、僕は。
高 「しにません」?
松 ははは。僕は死にませーんですよ。
高 はー、そうですか(笑)
松 101回目のプロポーズですわ!
高 いや、そのままやんか。なんやねん、それ(笑)
松 自分が言わしたんやん、やめて、もー。
高 びっくりしたー。
松 長谷川、びっくりしてるやん(笑)
高 いや、長谷川びっくりしたよな?
   俺、言うたんちゃうよな?
松 ちょっと待てや(笑)
高 「僕は死にませんです」、
松 ははは。
高 「101回目のプロポーズですよ!」
松 ははは。
高 どっきーーーとしたわ。

高 ・・・え?・・・落語好きなんやて。
松 でしょーー!
高 へーー。
松 ほら。
高 いやそらね、そらそら、
松 だからね、
高 うん。だからなんですか?
松 あのね、
高 うん。
松 今、ラジオをお聞きの皆さん。
高 はい。
松 これ、ヘタな英才教育というかね、
高 うん。
松 なんか色々あるじゃないですか。
   子供のうちから何を学ばすか。
高 うん。
松 絶対音感。
高 うん。
松 それもいいでしょう。
高 うん。
松 ね?
高 スイミングスクール。
松 スイミングスクール。
高 それもいいでしょう。

松 エレキのギター(笑)
高 うん。エレキのギター(笑)おお。
松 いいでしょう(笑)
高 いいです。それは全然やってもいいですけども、
松 フラ、フラメンコ。
高 フラダンスに、フラメンコ。
松 フラダンスに、フラメンコ(笑)
高 うん(笑)
松 ね?
高 うん。
松 それもいいでしょう。
高 うん。まだある?
松 うん。いや、いいですね。それも。
高 なるほど。
松 はい。
高 うん。・・・。
松 終わりや。
高 ええーーー?!(笑)
松 ははは。
高 なんかあるんかな、思たら、(笑)
松 ウソウソウソウソ(笑)
高 うん。まあね(笑)
松 落語をね、
高 うん。やっぱ、ならわしたほうがいい。
松 落語とか、
高 うん。
松 うーん。ならわ、落語ならわすことはないけど、
高 観に行かすとかね。
松 うん。

高 「心配すな、わしもアルバイトや。」
松 そうそうそうそう。
高 ようできてんな。
松 うん。
高 「えーー?!」と思うもんな。画見えてへんから、
   あれできんねんもんな。
松 うん。
高 落語やから、あの、ずーーっとほんとの虎やと思わしてられんねん。
   あれ、映像あったら、あかんもんな。
松 そうやねー。

松 ただまあ、「俺もバイトや」言うてるぐらいなんで、
   全然古典落語ではないですけどね、僕に言わしたら。
高 まあね。
松 創作落語ですけどね。
高 それはあかんの?
松 いや、別にいいですけど。
高 創作落語の人間はあかんてこと?
松 ははは。いや、全然いいんですけど、
高 自分的に。
松 あのーー、古典落語のほうが、
高 古典がええの?
松 僕はいいかな。
高 あ、そうですか。
松 と、僕は思いますけど。
高 昇太さんていう人が、すごいええって言いますね。
松 ほーー。
高 いやいや、糸井さんとかも言ってはりましたし。
松 うーん。

高 歌舞伎とか行った事あります?
松 歌舞伎はーー、ないんですよ。僕、行こう行こうと思って、
高 勘三郎さんの一回、行きませんか?
   まあ、中々とれませんけど。
   「観に行きたいなー」と僕、思ってましてですね。
松 へーー。
高 どうですか?
松 どうなんでしょうねー。僕ね、病気やねん。
高 ・・・。なんやねん、急に。
松 (笑)
高 なんのカミングアウトやねん。
松 まずそれを言われて、ドキッ!するやろ?
高 いや、せえへんよ。
松 (笑)
高 なんか、「大丈夫か?これ、こんなにふってもうて。」って、
   俺はすぐ思うから。
松 ははは。
高 何病気?
松 あのね、
高 うん。
松 2時間以上座れないわ〜病なんですよ。僕。
高 マジですか?
松 だからねー、どうなんでしょう。
高 でも、休憩ありますからね。
松 うん・・。
高 いやなんかい。
松 むずむず、むずむずし出すんですよ。

高 浜田は、よう観に行ってるらしいで。
松 あーー。そんなお前、歌舞伎観たって、
   なんも分かれへんやろー。
高 だからやがな、歌舞伎行ってたら、ほら、
   ブルジョアな感じするから。
松 で、帰り、ハンバーグ食って帰るんやろ?
高 ハンバーグ。なんにも分かってへん。

高 行こうや。
松 病気やねん。
高 2時間座れないわ〜病。
松 ドキッとしたやろ?
高 してへん、言うねん。だから。
松 ははは。
高 なんとも思えへん言うねん。
   「大丈夫か?そんなことふってもうて」って思うねん(笑)
松 2時間座ってたら、お尻痛いわ〜〜、
高 病なんでしょ?
松 うん。
高 こいつあかんな。ちょっと今、
松 (笑)
高 半分、半分疲れとるな(笑)
松 (笑)
高 ほんま、腹立ってきた(笑)
松 バレた?集中力が、完全に、ほわ〜〜んと(笑)
高 途中、途中からもう、同じことの繰り返しや、こんなもん(笑)
松 ははは。

松 まあでもほんとにね、
   色んなもんを観た方がいいですよ。
高 観ますよ。僕ちょっと、休ましてもらいますから。
   お休み、とらしてもらいますから。
松 あ、自分、そういえば、全然マンモス、行ってへんやないか。
高 行ってないですよ。
松 あんだけ「行く行く」言うて、約束しといて。
高 そら行ってないですよ。そんな、
松 さすがにゴールデンウィークは、すごかったらしいですね。
高 13万人?
松 別に、冷凍マンモス観たないしな。
高 いや、俺観たいけどね。
松 うそー。
高 冷凍マンモスだけや。観たいの。
松 普通やで。普通の冷凍マンモスやで。
高 いや・・(笑)
松 (笑)
高 俺、その、
松 従来からある、普通の。
高 いや、その普通の冷凍マンモスっていうのが、
   自分は分かってるかもしれんけど、
   俺は分かってへんから。
松 あーそう。
高 意味が分かれへん。「普通」の。

高 もー、ひどいわー。これがね、
   これが喋りのプロですよ?
松 (笑)
高 ちょっと、ちょっとぬけてるよね?
   今ね。集中力ね。
松 ははは。
高 明らかにね(笑)そやねん。コンビニの話で、
   もう終わっとんねん。
松 ははは。
高 おかしいよー。
松 何があったんや、ほんなら。言えや!
   そこに、俺ががっしーーーんかぶしていったるから。

高 僕、ある特番をやるんですよ。
松 ほうほう。
高 TBSでね。
松 うん。

高 家族愛を、うん、
松 あ、あれ知ってる?
高 ものすごいとられたやん。パンパーンとられたやん。
   「言え」言われて。何?

松 日曜日の、
高 うん。日曜日の?
松 昼ぐらいに、
高 うん。
松 CXでやってる、
高 うん。
松 ノンフィクション。
高 知ってるよ。
松 あれええなー。
高 ええよ。
松 あれはええ番組やなー。
高 ええ番組ですよ。

松 あのー、北海道かどっかの、
高 うん。
松 ホームステイみたいなの、
   前編後編になってるやつ、観た?
高 観てないよ。
松 アホかぁっ!お前はぁあっ!!
高 なんでそんなこと言われなあかんねん(笑)
松 めちゃめちゃいいんですよ!
高 あー、じゃあ借りますよ。CXに言うて。
松 あ、借りて。

松 俺はもー、泣いてもうたわー。
高 老いたなーー。
松 (笑)
高 老いた。泣くねん。
松 あれは泣くで。
高 あのね、あれも、あんなん、あんなんも知りません?
松 うん。
高 犬を、なんつーの?盲導犬みたいなんは、
松 うん。
高 あのー、色んな、よーさんおるやろ?
松 うん。
高 人んとこに、飼ってもらうねん。
   なん、あ、なん、一年か一年半だけ。
松 うんうん。
高 で、もう愛情豊かに飼ってもらって、
松 うん。
高 それを、も、おっきなったら、訓練していくねん。
   盲導犬の。
松 はいはいはいはい。
高 だから、最初は、ちょっと、色んなとこに、こう、預けて。
松 たらいまわし。言い方は、悪いけど。
高 たらいまわしじゃないですよ。
松 ははは。
高 決めるんですよ。

高 そういう、ホームステイ先を決めるみたいなもんですよ。
松 ははは。
高 なんや、「たらいまわし」って!
松 なんで怒ってんねん(笑)
高 「たらいまわし」言うからやん。
   それは、「愛情豊かに」言うてるのに、
   なんで「たらいまわし」やねん。
松 「言い方悪いけど」言うたやん。
高 たらいまわしやないよー。
松 ははは。
高 あるひとつの、(笑)
松 ピリピリしてるなー、今日はーー。
高 違う違うよ。そらそうやがな、全然意味違うから。
   たらいまわしと(笑)
松 物凄い盲導犬に、もー、ぐわーーきてるやん。
高 うわーーきてるよ。
松 「盲導犬をバカにすな」(笑)
高 バカにすな、何がたらいまわしや、と(笑)

高 家で、こー飼うわけですよ。
松 うん。
高 色んなとこに、い、1年半たったら、1年か、
   1年半か忘れたけど、
松 うん。
高 戻さなあかんねん。
松 うん。

高 別れの日が絶対あるわけですよ。
松 うん。
高 盲導犬になるために。

高 そのちっちゃい、盲導犬の子犬を、通して、
松 うん。
高 会話が生まれたのよ。
松 うん。
高 で、後何日でその盲導犬に返さなあかんっていう家を、
   ずーっと追ってんねんけど、
松 うん。
高 もうねー、すごい、いいんですよ。
松 いや、もー、それはねー、
高 泣くんですよ。
松 ダメですよ。盲導犬は、ほんとやばいですよ。
高 やばい。俺、もー、うぇんうぇん。
松 え?!
高 うぇんうぇん、泣きましたよ。
松 (笑)

松 でも、ノンフィクションはね、ちょいちょい、
   当たりがあるんですよ。
高 はい。
松 ね?
高 あります、あります。

松 動物のやつでね、
高 何?動物の、
松 猿のね、
高 うん。
松 知ってる?どっかの動物園の猿なんですけど、
高 うん。
松 半身不随なってしまったんですよ。
高 その猿が。
松 猿が。
高 うんうん。
松 あのね、右半半分がね、手と足がね、
   動かないんですよ。
高 あー。
松 で、これをね、そのー、団体じゃないですか。猿って。
高 うん。
松 団体行動じゃないですか。
高 うん。
松 そこに出すのが、やっぱり怖いでしょ?
高 うん。いじめられたりするんちゃうか。
松 飼育員の人からすればね。
高 大丈夫か、と。
松 で、ずっと一人で、
高 うん。
松 個室みたいなとこでやってたんやけど、
高 うん。
松 これは果たして、こいつにとってね、
高 いいん、幸せな生き方なのか、
松 いいのか?という、ほいでね、なんかね、
   国でも一応なんか決まってんねんて。
   そういう、病気の動物を、動物園で、その、なんていうの?
   出したらあかん、
高 えーー?
松 怪我、ものっすごい引くような怪我してたりとか。
高 あーそういうのはダメなんや。

松 っていうふうになってたんやけど、
高 うん。
松 この、何月からか、「それもええんちゃうんか?」と。
高 「おかしいんちゃうんか?」と。
松 うん。それは、ちょっと障害もった動物も、
   産まれてくるやろ。
高 おるやろ。
松 「それは、包み隠さず、見した方がええんちゃうんか?」
   っていう考え方になってきたんですって。
高 うん。
松 で、その猿も、デビュー、デビューというか、
高 うん。
松 出そうや、っていうことで、
高 うん。
松 なるわけよ。

高 いじめられんの?
松 ごっっっついじめられんねん。
高 うわー。
松 ぐうわあーーーー引っ張りまわされんねん。
高 うわー、きついな、それ。あかんな。
松 もう、見てられへんねん。
高 うーん。

松 ある時、ボス猿の、ナンバー2ぐらいの猿かな?
高 うん。
松 かばいだしてん。
高 猿の世界は、すごいなあ。人よりすごいわ。
松 「もうやめたれ」と。
高 うん。
松 「もう、いつまででも、何してんねん。」
高 「もうおもろない。」
松 「おもろないねん。」

高 うわ、これええ話やな。
松 もーねーー、
高 ナンバー2、ナイスナンバー2やんか。
松 ずいいいい〜〜〜〜ん。
高 松ちゃん、ずい〜〜んずい〜〜ん。
松 (笑)
高 キューーンやな、もう。
松 そうなんですよ(笑)
   ずいい〜〜〜んカサカサカサカサカサですよ。
高 (笑)
松 (笑)
高 もー、それ、言いたいだけみたいなとこあったけど(笑)

高 今、そういう番組作ってるんですよ。
松 うん。
高 僕はね、あえてね、
松 うん。
高 そんなテーマをおっきくしないんです。
   僕が作ろうとしてるのは。
松 うんうんうん。
高 僕は、どこの家庭にもあるようなんを、
松 うん。
高 ちゃんといい話にしたいんですよ。
松 はい。
高 例えばね、松本さん、あなたがいますよね?
松 うん。
高 あなたには、親父とお袋がおるわけですよ。
松 うん。
高 兄ちゃん姉ちゃんもいてるでしょ?
松 うん。

高 まあ、三重県の津ですよ。元々はね。
松 うん。
高 そっから、尼崎に移って、
松 うん。
高 色んな生活をしてきて、今、こう、
   あなたがいるわけですけど、
松 ・・。
高 どういうことを言いたいかといいますと、
松 ははは。
高 あなたがそんな、聞く気が無いから、
   僕、はしょりますけど、
松 ははは。全然聞く気ないことあれへんがな(笑)
高 もうなんや、もうそわそわしとるがな。もう、エン、
松 いやいやいやいや、
高 エンディング流れとんねん。
松 もう、めっちゃめちゃ、エンディングなんて、しょせん、
   後からついたもんや。こんなもんは。
高 あら。

高 あのね、あなたの母親も、
   青春時代があったわけですよ。
松 ありますね。
高 あなたの親父も、なんか夢があったわけですよ。
松 うん。
高 でも、なんか、まあ、今の、しょ、
   商売が良かったかどうか、
   今の人生が良かったかどうかも、分かりません。
松 うん。

高 で、このお父さんお母さんにも、
   おじいちゃんおばあちゃんがおって、
松 はい。
高 なんで尼崎に移ってきたのか、
   あなたは知りません。
松 知らないですね。
高 で、色んなことを、全部独白で、
   色んなことを聴いていくんですよ。
松 うんうんうん。

高 で、色んなことを聴いて、で、兄貴にも、姉ちゃんにも、
   自分にも聞いていって、
松 うん。
高 松本家は、実はどういう風な、みんなどう思って、
   この何十年生きてきたかっていう、
   家族史を作る番組なんですよ。
松 はーー。
高 なんてことないことが、ぐっとくることって、
   やっぱありますから、
松・高 ずいいい〜〜〜〜ん
高 ってことがあるんですよ。
松・高 カサカサカサカサカサカサ。
高 カサカサカサカサ、パッカーー、カサカサカサ。
松 (笑)
高 山下入ってもうた、途中で(笑)
松 ほんまや、山下入った(笑)
高 えらいのとってもうた、俺(笑)

高 やっぱりね、普通の人にも、
   人生色々あるんですよ。
松 あるでしょうね。
高 島倉千代子なんですよ。
松 ・・。
高 カサカサカサカサカサカサ・・
松 ははは。
高 カサカサカサカサカサカサ・・
松・高 ははは。
松 まあ、あんまりね、外はウケてないですけども(笑)
高 ええんです、ええんですよ。こんなものは。
   ええんです(笑)
松 (笑)でも、ウケた方がいいでしょ?
高 まあ、そやなー。ヘコむなー、ウケへんかったら。
松 (笑)

松 僕あのー、「田舎に泊まろう」もね、
高 いいでしょ?
松 実はね、
高 いいでしょ?
松 結構好きなんです。
高 そういうことなんですよ。
松 ちょっと人生あるでしょ?あれ。
高 人生あるんですよ。
松 あれはあれでねー、
高 分かりますよ。
松 ちょっといい番組なんですよ。
高 分かりますよ。

松 これ多分ね、スタッフがね、
高 うん。
松 俺は「いいんちゃうかなー」と思うねん。
高 あー。
松 すごいいいスタッフちゃうかなーと思うねん。
   人間的にね。
高 そうそうそう。
松 ほいで、たまたま山崎が、こないだ出てたやろ?
高 うんうんうん。
松 で、山崎に、「あれ、スタッフ絶対ええやろ?」言うたら、
   「なんで分かるんですか?めちゃくちゃいいんですよ。」
   ちょうどなんかそのー行った時に、娘が、
高 うん。
松 ちょっと体調悪なって、
高 うんうんうん。
松 なんか、結構、電話のやりとりで、
高 うんうんうん。
松 もう、嫁さんと、
高 うん。
松 もー正直、スタッフにしたら、
高 うん。
松 まあ、
高 そこは、
松 はよ、はよ回したいとこやんか。
高 うん。
松 「いや、全然いいですよ。」言うて、
   「もしあれやったら、いったん、
    あの、戻りはりますか?」ぐらいの、
高 おー。
松 感じやったらしいねん。
   「あー、めちゃくちゃいいスタッフなんですよー。」

高 でしょ?そう言ってたでしょ?
松 うん。

高 「ガキ」の楽屋で話してたやろ?
松 うんうん。
高 話してたやろ?それを聞いてた、
   えー「ガキ」のスタッフ、
松 うん。
高 数名おってんけど、
松 うん。
高 あなたが入る前に、
松 うん。
高 山ちゃんが言うてたことは、
松 うん。
高 その、その前の週ぐらいにね。
松 うん。

高 「田舎に泊まろう」に出るんや、と。
松 うん。
高 で、スタッフと打ち合わせした、と。
松 うん。
高 「全く分かってへん。」と。
松 うん。
高 「最低や。」と。
松 うん(笑)
高 「つくりが甘い。だからあかんねん。」って、
松 ははは。
高 毒舌の上に毒舌をかぶせたようなことを言ってて、
松 うん(笑)
高 で、「ガキ」のスタッフは、みんな、
   それ聞かされてんねん。
松 おー。

高 テレ東批判、ガシーーしとって、ほいで、
松 うん。
高 その後、収録行きました。
松 うん。
高 収録行って、
松 うん。
高 自分の娘がそうなった。
松 うん。

高 行った後は、「最高のスタッフや。」言うたからね。
松 まあ、そこが山崎のね、
高 あないにボロカス言うたのに。
松 いや、そうやねん。俺、笑いうんぬんはね、
高 まあまあ、まあそうですよ。
松 知らんけどもー、そら、なんともよう言わんけども。
高 まあまあ、まあね。
松 いや、絶対それはやっぱりー、
   番組を作る上においてですね、
高 そこの信頼関係は必要ですよね。

松 ちゃんとね、画面から出んねん。
高 出ます。あったかみが出るんですよ。
   番組観てたら、スタッフどんだけ愛してるか、
   分かるんですよ。
松 うん。
高 ね。
松 俺、あの、あの大家族のやつが、
   俺あんまり好きじゃなかった。
高 あー。
松 なんかスタッフがね、ちょっとちゃうねん。
高 あー。

高 最初に話したことですけど、戻っていいですか?
松 ・・戻りますか?
高 ・・。
松 もーー、ジョー山中、何回も歌てますよ。
高 のど痛い・・のど痛いぐらいになってますからね(笑)
松 ジョー山中、
高 まあ、いいか。じゃあ。
松 ジョー山中の、追悼番組みたいなってますよ。
高 ははは。
松 ははは。

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