2005.3.24(木) 182回目

今週の一曲 『 別れても好きな人 』 ロス・インディオス&シルビア

其の壱 『 ナンチャンに長男誕生 ・ いがらしみきおさんに会う 』

松 どもー、松ちゃん乳業でーす。
高 それ前、言うたんちゃう?
松 ほんま?もうえーやん。名前やねんから。
高 ・・・・むちゃくちゃやなー。
松 ははは。
高 2回目ありのことになってきてんの?こういうのって。
松 あのーそうやね。名前やんか。だって。
高 分かりました(笑)
松 (笑)
高 どもー、風の谷のミツヨシでーす。ね。
松・高 ははは。

松 もー、あれですよ、高須ちゃん。
高 はい、なんですか?
松 3月ももう終わりですよ。
高 うわ、終わりですねー、いよいよ。
松 それにしては、寒いねぇ。
高 ははは!コラ(笑)
松 ははは。
高 まあ、言うわな(笑)
松 ははは。
高 まあ、言うわね(笑)
松 ねー?もう、3、春やで、これ〜〜。
高 春で、こんーな寒いのどーいうこっちゃ、これ〜。
松 ははは。
高 まあまあ、そらまあ、言いますわ。
松 まーまーまーまー。

高 あのー、ナンチャンが、
松 はいはいはいはい。
高 子供さん生まれて。
松 今まで、あれやな。
   ナンチャン、子供おれへんかったんやな。
高 おれへんかってん。
松 なんでここへきてや?
高 まあ、あ、まあ、
   奥さんもやっと子供ほしなったみたいな感じじゃないっすか?
松 へー。
高 最初はなんか、もうちょっと、別にいい、
   みたいな感じやったんじゃないですかね。

高 まあ、あの、奥さんが、この、妊娠してはんの、
   僕は知ってて。
松 うん。
高 で、いつ生まれはんのかな、と思ってたら、
   昨日、僕もメールもらいまして。
松 へー。
高 で、ナンチャンとこに、すぐメール、またやって。
松 へー。
高 えらい喜んでましたわ。
松 メールで。
高 はい。
松 メール来たことで。
高 う、ちゃうちゃう、メール来た事やなくて、
   子供生まれたことにや。
   メール来たこと喜んでどないすんねん(笑)
松 (笑)
高 子供が生まれて、で、や、やっと、パパ、
   「ナンバラパパになっちゃいましたー。」みたいなことでね。
松 はあ〜〜。
高「頑張りますよ、パパ!」みたいな。もう、ノリノリやったわ。
松 そうかー。
高 うん。なんかねー。
松 まあまあまあ、全然俺は、結婚の経験もないから、
高 うん。
松 子供ができるなんて、全く分かれへん世界なんですけど。
高 うん。優しい世界。「優世くん」ね。
松 うん。
高 南原優世。
松 優世。
高 優世か〜。難しい字やな、これ。
松 そう?
高 まあ、難しい字というか、
松 これでもー、どんどんどんどん相方、が、
   先いってしまう〜〜、
高 傾向。
松 これ、なってんねんなー。
高 いやまあ、
松 おかしいよなー。
高 そういうもんですよね。どっちかが、
松 うーん。
高 結婚早くして、どっちかがせえへんっていうのが、
松 でもね、これね、
高 うん。
松 う、男兄弟がほら、よう反発するとかいうでしょ?
高 うんうん。

松 でもね、その理由で、そうなってるわけでもないねん。
   別に、「相方が先結婚したから、俺はもう、まだしたあかん。」とか、
   「相方がゴルフしてるから、俺がすんのもなー。」っていうことで、
   やってるわけじゃないのよな。でも。
高 よく、でも、
松 自然にそうなってもうてねんのよなー。
高 でも、どっかからは、どっかからは、
   なんかの意識が働いてんのかもしれへんで?
松 潜在意識の中にあんねやろか。
高 意識、意識の中で。

松 俺、浜田がゴルフやってへんかっても、
   絶対ゴルフはやってないと思うけどね。
高 うん。まー、そうやろね。多分ね。
   あなたは多分、ゴルフやってない。
松 浜田が独身やっても、俺、絶対、今でも独身やと思うしね。
高 うん。それはそうかも。
松 うん。
高 でも、ようできてんのかもしれへんで。
   どっちかがそうなるように。
松 あいつ言うてたもんなー。
   中学ん時から、「結婚したい。」言うてたもん。
高 ええー?!
松 気持ち悪いやろ?
高 きもっ。
松 「子供がほしいねーん。」
高 はや、
松 「まっつん、俺、子供がほしいねーん。」言うてた。
高 中学で?
松 うん。ぶっさいくな顔してー。
高 ぶっさいくな顔しやがって、ほんまにー。
   何ぬかしとんねん、あれー(笑)
松 ははは。ほんま。
高 あーそう?
松 うん。
高 はー。
松 もうなんか、「よちよち歩きの子供がほしいねん。まっつん、俺―。」
   言うてたで。
高 うわ、むちゃくちゃや。何見たいねん。それ。
松 ははは。
高 (笑)なんでよちよち歩きに限って、
松 なんかそのー、
高 うん。
松 ふっとそこに、子供がよちよち歩いてる感じをもう、
   想像したら、
高 かわいいの?
松 もうかわいいーて、たまらんねんて。
   「何を言うてんねやろ?こいつ。」と思って。
高 中1の時に、そんなん思いつかへんで。
松 そうやろ?
高 頭の中に。
松 「アホか。」思て。
高 気持ち悪い。
松 「そんなことより、歯ぁ磨けボケェー。」思って。
高 歯ぁ、まっきっきやったからなぁ、あれ。
松・高 ははは。

松 俺が犬をかわいいと思ってるのと、そうやんな。
高 犬とまた、違うでしょー、あれ。よちよち歩きの、
松 いや、俺の中では、犬なのよな。
   犬がなんかその、こー、じゃれてる感じが、
高 はー。
松 「わー、かわいいわー。」って、
   想像してテンション上がってまう、みたいなね。
高 はー。だから、早いよな。あいつ、すぐ結婚してもうて。
松 すぐや。
高 もー、すぐやろ?あれ、
松 結婚したーてしゃーない。
高 もう、ヤンキーやねん。だから。
松 そう。
高 アホヤンキーやねん。
松 アホヤンキーやねん。
高 あれ、なあ?
松 土禁やねん。
高 土禁やねん。土禁の、
松 車は。
高 そうやねん。

松 へー、ナンチャンがね。
高 うん。
松 これ、もー、ウッチャンもこれ、なんとかせなあかんがなー。
高 いや、ウッチャンも、もうそろそろじゃないっすか?
松 マジですか?
高 うん。まあ、まあまあまあ、そらもうね、
   言うてもええ歳ですから。僕らの一個下ですよ。
松 ウッチャン?
高 うん。
松 あ、そう。だって、あのー、
高 もう41ですよ。
松 ナンチャンの方が、若いから。
高 41ですよ、ウッチャンもこれ。
松 ね?
高 今年。
松 ナンチャンー、多分、2つ、
高 いや、一緒でしょ。
松 いや、
高 一個下ですよ。
松 ウッチャンナンチャン、年齢ちゃうで。
高 いや、多分それは、何月生まれって、は、あのー、
松 いや、学年違うで。
高 ええっ?!
松 違う違う違う。違うで。
高 またー。
松 あのー、ウッチャンの方が、一個上やねん。
高 そんーなことないわー、自分、
松 ほんーまやって。もしかしたら2個かもよ。
高 ちょっと調べて。絶対そんなことない。
松 だっ、いや、俺はだってー、言うたってー、
高 「だ、俺はだってー」言うたって、
松 だって、俺、めっちゃ付き合い長いもん。知ってるよ、それはー。
   た、多分、学年で2個、違うで。
高 うーそ、それは、それは違うは。
松 も〜〜〜、ハッハッハッハ。
高 自分、誰と間違ってんの?
松 ほんまやってー!あ、賭ける?
高 賭けへん。
松 (笑)
高 全然賭けへんよ。

高 あ、こないだね、
松 うん。
高 いがらしみきおさんに会いました。
松 あーはーはーはーはーはー。
高 漫画家のね。
松 ええ。
高 あの、また、えっとー、3本目の映画を撮るつってー、
松 えー?そうなんや。
高 あのー、「ぼのぼの」の。
松 へー。

松 あの人にとって、
高 うん。
松 あの、「ぼのぼの」って、
高 うん。
松 なんなんやろ?
高 それ聞いてん。
松 うん。
高 同じこと聞いてん。
松 うん。
高 で、「ぼのぼの」ができた経緯みたいなものは、
松 うん。
高 実はずっと4コマ、「ネ暗トピア」とか、「かかってきなさい」とか描いてて、
   4コマの走りやってん。あの、ギャグ4コマの。
松 うん。
高 で、全然、センスも良かったやんか。
松 うん。
高 で、それを行ききってもうて、
松 うん。
高 それの振り子で、その逆なんや?言うたら、あっちやったんやて。
松 うん。
高 ぶわーーっと行って。
松 うん。
高 で、それ以上行ってまうと、もう自分が壊れるしかないから、
松 うん。
高 そこの、もう逆に振り切ったのが、あの「ぼのぼの」やねんて。
松 うーん。
高 で、今「ぼのぼの」の方に行ってるけど、
   「またこっちのほうに行きたい。」と思うねんけど、
   ただ、もうそっちの、その体力がないから、
松 うん。
高 ギャグにする体力が無いから、
松 うんうん。
高 「ぼのぼの」を作るって言うてんねんけど。
松 うーん。

高 忘れもせん。浜田が俺に言うたんや。
松 うん。
高 あんなもんが。
松 歯ぁも磨かんと。
高 歯ぁも磨かん、まっきっきの奴が。
松 (笑)
高 俺んとこ来て、
   「高っちゃん、高っちゃん、こいつおもろいねん。」て、
   もって来たのが、
松 うん。
高 「かかってきなさい」やったんやな。
松 うん。
高 で、「おもろいなー、これー。」つって。
松 ・・俺は複雑やったんやけどな。
高 あーそう。

松 ちょっと俺とかぶってるな、っていう部分があって。
高 あー、感覚として?
松 そう。
高 あー。

松 俺ね、実は、
高 うん。
松 いがらしみきお知ったんが、
高 うん。
松 わりと遅いのね。
高 ふーん。
松 遅いっていうか、二十歳過ぎぐらいかな。
高 はいはいはい。
松 で、俺もう、18ぐらいから、この世界入ってて、
高 なるほど、なるほど。
松 ほいでねー、あのね、俺、1回言われたことあんねん。陰口。
   誰が言うてんのかわからんけど、
高 うん。
松 「ダウンタウンの漫才って、あれ、
   いがらしみきおパクってるな。」って言われたことある。
高 へー。
松 で、俺はそれを見てないし、
高 知らんから。うん。
松 「なんやねん、それ。」っていうとこがあったのよ。
高 で、
松 ほいで、それで知ったんかな?逆に。でも。
高 うんうんうん。
松 で、見たんかな?
高 うん。
松 ほんなら、「あ、なるほどな。」という部分もあったのよ。
高 あるんや。

松 だからね、「あー、おもろいなー。」と思う反面ねー、
高 うん。
松 なんかちょっと複雑やった。
高 なるほどな。あんまり、こう喜びきられへん。
松 喜びきられへんとおあるしー。
高 「うわ、こんなん表現してる奴おる。ちょっと。」
松 でも同士、同士の嬉しさもあんねん。
高 なるほど。

松 でも分かるよ。あの人がずーっとあれを続けてても、
高 うん。
松 絶対、今ほど名前残れへんかったし、
高 うん。
松 で、あれの真逆の「ぼのぼの」が、
高 うん。
松 これ、「皮肉にも」っていう言い方がどうか分からんけど、
高 そう、そうそうそうそう。
松 当たんねんな。
高 当たんねん。あれー。おかしいやろ?
松 うん。

松 でも、世の中そういうもんやなー。
高 そういうもんやねん。
松 そういうもんやな。
高 そういうもんやねん。ほんまは、向こう、
   振り切ってるあっちやってんけど、
松 あれ、ほんーま、なんやろ?あの世の中の、あの感じってね。
高 あの感じねー。
松 あの好きなミュージシャンのアルバムでも、好きな、
   ほんまに好きなコアなファンの曲なんて、全然知らんやろ?
高 うん。知らんな。
松 「こんな曲、どーでもえーねん。」みたいなんが、
高 うん。
松 ヒット曲として、
高 なったりすんねんな。
松 その人の代表作になるもんな。
高 あー、不思議やなあ。
松 俺もよー、よう「おかんとマー君」言われたなー、昔。
高 ははは。
松 別に嫌いじゃないけどぉー、
高 うん。
松 そう、なあ?
高 「他にあるやろ?!」言うことやな。
松 ははは。そうそう。
高 うん。分かる分かる。「おかんとマー君」は、
   受け入れられやすかったんやなー。多分。
松 そうやなー。
高 見やすいというか、
松 うーん。
高 理解しやすい設定やから、
松 うん。
高 だから、そういうものやろな。

高 だから、俺は、それ、すごい楽しかって、やっぱ、
   そういう人に逢えることが、また、そのね、
   やる気のモチベーション作りになるからね。これちゃんと。
松 そうやな。
高 うん。
松 自分でもあれやな、そんなん、そんな人とようメシ食うな。
高 もうな、そ、そんな風に逢っとかんと、
   もう日々のモチベーションが上がらへんねん。
松 ・・モチベーション好っきやな、自分。
高 さっきから、もー、ものすごい言うてるやろ?
松 言うてる。
高 「モチベーション」。
松 メシ食うてる、そ、このラジオ前の、その、
   そこの外でメシ食うてる時から言うてたで。
   えらい今日は「モチベーション」を、
高 ははは。
松 「朝いっぱい詰めてきたんやなー。」思て。
高 いや、ほんまやねん。今日はもー、ぱっと見たら、
   「モチベーション」があったから、もう、ササッと入れて、
松 せやろ?
高 カバンの中、ザザッと入れて、
松 ははは。
高 どっかで出せるわー思て、もー、来てるから。
松 うん。で、あともう2個ぐらいしかないやんか。
高 もうかなり使ってるからな。「モチベーション」を(笑)
松 ははは。
高 あと一個や(笑)

高 人って、こー、ぐ〜〜っとやる気高めるのって難しいやろ?
松 難しい、難しい。
高 昔はほら、もっと、こう、な?色んなことがあったんやけど、
松 うん。
高 だんだん、こー、
松 だからね、
高 落ち着いてくるから。
松 だから、
高 うん。
松 それは、あのー、先週ね、
   「あんた、もーずっと怒ってるなー。」って言いますけど、
高 なるほど。はい。
松 実はこれ、大事なことでね、
高 うん。
松 僕は、これ、怒りが、をね、
高 うん。
松 火薬にせんとね、
高 うん。
松 スパークしないんですよね。
高 なるほど。
松 もー、怒らないとダメなんですよ。
高 それがあなたの〜?
松 それが僕の〜・・・
高 「モチベーション」かいな。
松 ははは。
高 ははは。
松 最後の1個使ってもうたやん。自分、まだ、曲いってないで?!
高 これ、今日は、(笑)
松 俺の「モチベーション」やってもええけど、
高 いやでも、ほっしー、もう言われへんからね。
松 俺でも、今日一個しか持ってきてないから、
高 ははは。
松 もう今ので。
高 もーあれへん。もーあれへん(笑)
松 ははは。
高 もー、そっちいかれへん。
松 しかも俺、緑色のやつやで?
高 ははは。
松 なんか古い型のやつやで。
高 うわ、合えへんなー。

其の弐 『 マイケルはいい奴? ・ 映画を撮るにあたって 』

松 ちょっとあれー、
高 なんですか?
松 マイケル・ジャクソンはあれ、どういうことなのよ?
高 知らんねん。
松 めちゃくちゃになってるやんか。
高 もー、あの人面白いね。
松 ははは。
高 俺、もうあの人おもしろなってきたもん。
松 俺の、俺の判断ですよ?
高 うん。
松 俺、全部、嘘やと思う。
高 マイケルが言うてるの?
松 いや、違う。
高 言われてることが?
松 うん。
高 ニュースが、実は。
松 うん。
高 あの人は、ものすごいええ人?
松 いや、幼児どーこーは、ほんま、
   子供が好きなんやと思う。俺は。単純に。
高 うんうん。
松 それを、やっぱり、金にしようとしてる奴らが、
   勝手なこといっぱい言って、
高 うん。
松 これ、裁判でもし勝ったら、
高 うん。
松 これ、賠償金とれますからね。
高 とんでもなくね。
松 とんでもなく。俺は、ほんっと簡単な話、
   それだけの気がするんやけどな。
   分からんけど。
高 そうかー。どう、それはどうなんやろなー。
   ほんまに分からんことやからなー。
松 ほんまに分かれへんけど。

松 いや、全然マイケル・ジャクソン好きでもなんでもないねんけど、
高 うんうん。
松 そういうやらしい意味で、子供が好きなんであれば、
   そんな、なんたらランドみたいなん造らないですよ。
高 そんなバレバレなことせえへんやろ?
松 うん。
高 俺もそんなこと思うねんけどもぉ、
松 うん。ほんと、子供を喜ばしたいんじゃないの?
高 分かれへんなー、そこはやっぱり。
   俺ね、ちょっと郷さんとかぶってんねん。
松 ははは。
高 なんや知らんけど、俺ん中では、郷ひろみと若干かぶるねん。
松 うん。まあ、あのーー、まったく分からんこともない(笑)
高 何が一緒とは(笑)
松 ふう、風味はあるわ。
高 何が、何が(笑)
松 「あれ?あれ?マイケル来てんのか?」
高 ははは。
松 「あ、郷さんかいな!」みたいなことはあるかもしれん。
高 うん。なんかね。なんかね、何が一緒とは、
   全然分からないですよ(笑)

高 なんか、突拍子も無いことやる感じが、
松 うん。
高 すごいね、似てる感じがするんですよねー。
松 ただ、戻ってきましたからね。ひろみゴーはね。
高 そうそう。僕は、郷さん好きでね、
   やっぱあの人は面白い人やから。
松 面白いね。
高 アイドルというか、スター、唯一の本当のスターですね。
松 いや、あのね、やっぱりねー、絶妙なバランスなんですよ。
高 絶妙なバランス。
松 あのバランス感覚。
高 そう。ほんま、すごいよな。
松 うん。
高 バカに、しようと思ったら、し、できんねんけど、
松 うん。
高 バカにするようなところではないところで、終わらし、
松 もう、あの、バランスはすごいよ。
高 あれできへんで?なあ?
松 あのバランスで、歩いてることがすごい。
高 すごい。
松 俺らやったら、郵便ポストにぶつかるで。
高 ははは。ほんまや(笑)
松 ははは。
高 電信柱、ガンガンぶつかってくで。すね、ガンガン当たってまうわ(笑)
松 それが、見事に、こー、
高 そう。歩いていけんねん。
松 当たらずに、歩けてるところが、やっぱすごい、
高 すーごいよ。ほいで、ちゃんと、わき甘いとこ見せてるやろ?
松 見せてる。
高 と思いきや、パッシーともやるやんか。
松 うん。
高 ほいでもって、「ジャパーン」みたいなこと言うやん。
松 言うねん。
高 どないやねん!と思うねん。
松 どないやねん。
高 なあ?
松 その「どないやねん」が、また、絶妙やねん。

高 だから、完成形やねん。
松 ある種。
高 うん。ジャニーさんが求めた完成形やねん。やっぱね。
松 うん。
高 すごい人やわ。
松 すごい人です。
高 それの、もっともっといききったら、何になるか言うたら、
   マイケルになりそうな気がすんねん。
   なんか知らんけど。
松・高 ははは。
松 スーパーひろみかいな。
高 スーパーひろみやねん。もー。
松 ほーー。
高 レッツゴーひろみが、もう、
松 うん。
高 マイケルやと思うねん。俺、もう。
松 はーーー。
高 気持ちん中ではね。
松 ごうが、行った場合、
高 行った場合、「レッツゴー」、
松 「レッツゴー」や。
高 「レッツゴー」や。
松 今分かったわ。
高 うん。今、わ、遅いなーー。
松 ははは。
高 ははは。
松 分かりにくかったよなぁ?(笑)
高 あーそうか。
松 ほらー。
高 ごめんなさい、ごめんなさい。

高 いや、そう思うからどーやねんって話やけどね、別に(笑)
松 全然、自分、マイケルについて、なんも言うてへんやん。
高 ははは。ねえ?
松 ははは。
高 ほんまにね。びっくりしました。

高 でもね、あないに顔変わってもうたら、あかんで。
松 ははは。
高 あないに顔変わったら、そらもうね、
   「言うてること、バラバラやな、自分〜。」って言われてまうわ。
松 ははは。
高 ははは。
   あんなに変わって、「変わってない!」言うてるからね。
松 ははは。
高 嘘バレバレやもん。それで言ってることを通そう思ってるのが、
   間違ってるわ。
松 ははは。
高 「なんにも変わってない」言いよるから。
   あんな変わってるやん(笑)
松 だって、白人になろうとしてんねやろ?
高 それは、無茶、なろうと思ってるわけじゃないって言う、
松 ないー言うねんもんな。
高 嘘やん。
松 ははは。

松 いや、僕はね、ほんとはめっちゃ、
   めっちゃええ奴なんやと思うんですよね。
高 うんうんうんうん。分かる。
松 極度の。
高 極度のええ奴なんやろね。
松 うーん。
高 うん。まあそうかもしれへんわ。
松 うん。
高 それがあーなってまうんやなー。
松 まあでも、極度のええ奴がいい奴とは、限らないんでね。
高 深いこと言いますね。
松 うん。
高 たとえば?
松 ん?(笑)
高 どういうことですか?「限らへん」というのは。
松 たとえば、その、
高 うん。
松 ノーベル賞を、
高 うん。
松 ノーベル賞、
高 うん。
松 っていうもんがあるでしょ?
高 ありますな。
松 これ、ノーベルっていう博士、
高 うん。
松 の、名前を使って、ノーベル賞って、
高 うん。
松 が、今あるわけで。
高 うん。
松 ただ!このノーベルさんて人は、何をした人かと言うと、
高 うん。
松 ダイナマイトを作った人なんですよ。
高 うんうんうん。
松 で、このように、えーー、
高 (笑)
松 あとは、分かるやろ?
高 ははは。
松 (笑)
高 「このように」って、早っ!と思ったわ(笑)
松 以下のようなことから言えるように、(笑)
高 早〜〜!と思って、俺(笑)
松 えー(笑)
高 「このように」が早いな〜と思って(笑)
松 この図の、図1を見たら分かるようにぃ、(笑)
高 ははは。文章で言って、文章で(笑)
松 ははは。
高 びっくりしたわ、もー(笑)

松 でも分かるでしょ?(笑)
高 ははは。まあ、雰囲気でね。
松 その、対極、
高 (笑)
松 逆こそ真なり、みたいなことが、
高 むちゃくちゃやなー(笑)
松 あるわけですよ。
高 のりしろ部分多い、
松 いやでも、ほんとそうですよ。
高 のりしろ部分多いでー?

松 超悪魔は、
高 うん。
松 天使ですからね。
高 うん。それなんでですか?
松 「なんで」って、・・・そうなんちゃうの?
高 なんでそうなんの?
松 知らんよ。なんや言うてたわ。
高 もっと具体的な例で言うてよー。
松 それ、風呂屋のおっさんが言うてたわ。
高 分かれへん。風呂屋のおっさん、
松 風呂屋の、
高 昭和風呂のおっさんかいな?
松 昭和風呂のおっさん。
松・高 ははは。
高 知らんがな。
松 「あ〜〜たたたた・・。」
高 わー、おっさん、おっさん(笑)
松 「知ってるかぁ〜?」言うてた(笑)
高 ははは。聞く気にならんわ、そんなおっさんの話。

高 映画を撮っていくじゃないですか。あなた、
松 映画撮っていかんとあかんのですよ。
高 そろそろね?
松 うん。
高 どうですか?この、やる気になってる日本の、
松 げほげほげほっ(咳)
高 日本の映画界を見て。
松 うんうん。
高 いけそうですか?ばしっと。
松 日本の映画界ですか?
高 うん。
松 うーん。
高 ちょっと変わってきてはいるよね。映画がちょっとこー、
松 うん。
高 なんか、「韓国映画におされたらいかん」
   っていう意識があるんかもしれんけど、
松 あのーーー、そうですね。
高 うん。
松 それの答えになってるかどうか、分からないんですけど、
高 うん。
松 一時期このー、CGが、
高 はい。
松 ふわーーっと出てきたこの、時に。昨今にですよ。
高 うんうんうん。
松 えーー、これは僕、「まずいな。」と思ったんです。ある種。
高 うん。

松 まずいと言うか、CGのすごさで、「うわー、すごいなー!」が、
   これ実は笑いの邪魔になるん、
高 なるほど。
松 わけですよ。
高 はい。
松 笑いは別に、そんな風にとられてもしょうがないから。
高 しょうがないから。うん。
松 でも、こんだけね、CGが横行していくとね、
高 うん。
松 もう、逆にもう、それも段々無くなってきたでしょ?
高 うんうんうんうん。
松 C、だから、やっとね、
高 うん。
松 CGで笑わせる、笑わせられる時代が、
高 来た?
松 来たんではないかと。
高 なるほど。じゃあ、ちょうどいいときですね。
松 実はわれわれ、CGで笑わされたことって、
   意外と無いんですよ。
高 あーなるほどね。
松 はい。
高 そうですね。
松 うん。
高 あんなもん、ジム・キャリーの顔がぶるるるってなるのも、
松 あーー。
高 子供だましな、ねえ〜?
松 もー、さっぶいわ。あんなん、もー、
高 ねえ?
松 うちのおかんがやってたわ。
高 ははは。ほんまやわ。
松 (笑)
高 ほんまや。

松 ただまあ、しんどいですよね。すっごく。
高 えらいこと言うなー。もー、萎えるようなことを。
松 もう、しんどいですよ。
高 ガンガンやっていきますよ。僕は。やる気満々ですよ。
松 
やる気マンマン日曜日かいな。
高 ・・・。え?
松 なんかそんなんあったやんか。
   昔、なんかそんな番組あったやんか。
高 早いな、またこれ、あのー(笑)
松 (笑)
高 今の添え方も、早かったなー、言葉を(笑)
松 いや、あのー、「あかんあかん、勝たれへん。」と思って(笑)
高 ははは。

高 僕はね、カンヌとりたくてね。
松 カンヌを?
高 うん。
松 ふーん。
高 いやね、いや、もちろんね、
松 うん。
高 この、お笑いの映画もやりますよ。
松 うん。
高 でも、なんかカンヌもとりたいなー思てね。
松 ほーほーほー。
高 そんなん、とろう思たらとれんちゃうか?と思ったりしてね。
松 ほーほーほー。
高 気持ちちゃうか?と。
松 いや、俺、分かる分かる。でも。
高 なんかね。
松 気持ち気持ち。
高 気持ちやろ?
松 うん。
高 とれんちゃうか?と思うのよ。
松 ほんとにね、イメージってね、
高 大事やろ?
松 ほんと大事ですよ。
高 俺もそんな気ぃして、今もう、とれそうちゃうかー言うて。
松 うん。
高 いよいよ、高須ちゃん映画監督デビュー間もないみたいな感じになってきますよ?
松 マジで?
高 いや、まだ、全然、
松 カンヌ狙いの、
高 カンヌ狙いの、
松 アホンダラかいな。
高 アホンダラでいくよ、これ、バッシー。
松 はえー。

松 でもね、難しいなーと思うのは、
高 うん。
松 俺なんかは、
高 うん。
松 そのーやっぱり映画監督って、なかなか難しいなって思うのは、
高 うん。
松 人見知りでしょ?
高 あーーー。
松 これねー、なかなか難しいと思うのよね。
高 なるほどね。
松 あのーーー、誰かたとえば、役者さんをブッキングしてですねー、
高 うん。
松 で、この人を口説き落とすというか、
高 うん。
松 「いや、こーやって、こーやって、」って、
高 うん。
松 そんーーなこと、俺、よーせんで?
高 ほんまやな。
松 そんなんできへんで、俺。
高 「できへんで、俺」ってやらなあかんからね。
   監督っつーのは。
松 無理無理無理無理。いや、だってそんな、
   めっちゃ親しい人じゃないと、俺できないからね。
高 あーそうか。
松 うん。
高 いや、できるでしょ。「うぇいっす!」
松 (笑)
高 ちょっと、言うてみ?うぇいっす!
松・高 ははは。
松 ねいっす!
高 そんなんでええねん。それで、もー、
   向こうは「うぇーっすうぇっすうぇっす!」って、来るよ。
   大丈夫よ(笑)
松 (笑)
   そーいうとこも、ひとつ、
   俺が今までやってけえへんかったっていうか、
高 まあ、確かにね。
松 だから、それはねー、
高 あー。
松 映画監督って、そういう要素もあんねやろなー。
高 でも、なんでもかんでも、そのー、
   言葉が足りんかっても、喋れると思うよ。
松 いや、もちろん、
高 だって、感じとられ、
松 もちろん、それはだから、
高 うん。
松 ずっとそういうわけじゃなくて、
高 そうそう。
松 最初、そこは毎回しんどいやろなーと思うねん。
高 いや、俺はもうね、監督である以上、
松 うん。
高 そこは、
松 うん。
高 神やと思ってええと思うねん。
松 うんうん。

松 俺もそう思う。
高 うん。絶対、そやって。あなたが金を持ってきて、
   あなたが撮るものやから、もうみんなは、
松 そう。
高 それに従うってことやから。
松 そうそう。だから俺はね、映画のことに関しては、
高 うん。
松 俺はもう、絶対もう、「あ、これない。」「あ、これいく。」って、
高 うん。絶対そう。
松 俺、わがままを、
高 いや、
松 つきとおすよ。
高 そうじゃないとあかんねん。
松 絶対だって、そうじゃないとあかんから。
高 あかんねん。

松 だから、今、俺、ちょっとそんな感じでやってるやろ?
高 やってる。
松 映画のことに関して。
高 ええこと、ええこと。
松 テレビのことに関しては、
高 うん。
松 違うけど。
高 そらまあね。
松 でも、映画のことに関しては、俺はそれで行こうと思う。
高 それで行った方がええねん。

松 じゃないとね、ここで変にね、中途半端にね、うま、
   なんかこう、うまくみんなと仲良く、楽しく、
   そんな甘い世界じゃないねん。
高 ないねん。ないねん。
松 自分の撮りたいもんを撮るんやから、それはね、しゃーない。
高 しゃーないねん。
松 わがままになるよ。
高 なるよ、そら。
松 うん。

高 ずっとそればっかり言ってるやん。自分。
松 ・・ずっと言うし、もっかい言うねん。
   でも、あー、今は言えへんわ。
松・高 ははは。
高 まあね。
松 そうやねん。
高 いやでも、ほんとそう、
松 でも自分はカンヌとったらえーやん。俺はカンヌええわ。
高 自分、カンヌええ、おいでーや。
松 ははは。
高 ははは。
松 だってもー、あんなんアホやもーん。

松 ただ、あれは腹立つ。
高 何が腹立つの?
松 あのー、あれなに?ほら、あのあのー、
   アメリカの賞があるじゃない。
高 ・・アカデミー賞。

松 あんなん見たら、腹立つねん。腹立てへん?
高 なんでですか?
松 なんか、あんなん日本でニュースで扱わんでええで。
高 あー。
松 しょーもない。
高 しょーもないっすかね。
松 しょーーーもないよ、あんなもーん!アホばっかりやん。
高 呼ばれたら行くやろ?自分。
松 行けへん。俺、行けへんで。俺、ほんまに行けへんからな。
高 あがってまうもんな。意外とあーいうとこ行くと。
松 いや、(笑)
高 英語で喋らなあかんし。
松 俺、ほんま、
高 「アンドゥー、アンドゥー、」
松 俺はね、ほんまあいつらに、
高 「アンドゥー。」
松 あいつらに、
高 うん。
松 あのー、「良かったね。」とか、
   どーこー言われるような人間じゃないねん。俺の方が上やもん。
   俺、あーいうの見てたら、
   「こいつも俺より下。こいつも俺より下。こいつも俺より下。」
高 (笑)
松 「こいつも俺より才能ない。」って、
高 そんな、上・下で物事を全て考えんでも、大丈夫ですよ。
   あなた、もうそんな、すぐなんか言うたら、
   「これ俺より下、これ俺より下。」(笑)
松 (笑)もう、ほんまそうなんですよ。
高 そんなこと言うるのが、次元が低いんですから、
   もういいんです。ほっとけば。
松 マジですか。
高 ほっときゃいいんですよ。
松 正月とか、俺、いっつもテレビ観ながら、
高 うん。
松 「うわー、みんーな俺よりおもんないわー。」思て観てるもん。
高 ははは。正月はなんで?
松 正月とかね、
高 うん。
松 その、テレビを見るじゃない。
高 そんなんずっと思ってんの?
松 (笑)
高 しんどいわ。そんなもん(笑)
松 「全員俺よりおもんないなー。」と思って観てますね。

高 こないだ、そんな話したら、伊藤。フジテレビの伊藤。
松 ゴリラ。
高 ゴリラ。
松 うん。
高 あれなんか、顔、ぱっとこないだ、
   CX見たら、顔、顔面腫れてんねん。
松 ははは。
高 びっくりしてもうて。殴られたみたいになってんねん。

高 頭のとこ、腫瘍ができて、
松 えー?
高 それ、とったら、えらい顔面腫れてもうて。
   もう今、普通になってんねんけど、
   「なんやねん、お前〜。」
松 死ねへんバージョンやったんや。
高 死ねバージョンやってん。「良かったなー、お前〜。」言うて、
   その時に、あいつあのー、
   「これを機会に、僕もう、顔にメス入ったってことは、
    お袋関係なく、整形しますよ。」
松 (笑)
高 「お前、マジか?」と(笑)「これ、マジです。」と。
松 うん。
高 「これ、いてないでしょ?まわりに、整形した人。
   僕、ほんと整形しますよ。」

高 「これを、松本さんに言っといてください。」と(笑)
松 フジのジャクソンになるんや。
高 フジのジャクソンになる言うてたよ(笑)
松 (笑)
高 ほんまに。「怖いわ、お前。」言うて。
   「いやでもこれに、僕、このええ体と、」
松 うん(笑)
高 「このええ体と、その顔があったら、
   もう怖いものなしでしょう。」言うて。
   「お前、何考えてんねん。」と(笑)
松 別に男前には、なれへんと思うけどなー(笑)
高 俺も思うねん(笑)

其の参 『 ウンナンの歳の差 ・ 浮き芸のポジション 』

松 ちょっと曲の間に、一回「モチベーション」使ったで、
   またー、この人。
高 ははは。
松 もう、
高 オンエアされてない。でも。
   オンエアはされてなかった。オンエア(小声)
松 まあ俺も一個しか持ってきてないのに、
   また使ってたからな。
高 ははは。
松 ははは。
高 あのね、
松 うん。
高 曲の間に、調べていただきました。
松 何を?
高 ウッチャンとナンチャンの、あのー、
松 あー。
高 年齢。
松 そうそう、はい。
高 あなた、何?2歳上?
松 2歳、
高 どっちが?
松 あのー、ウッチャンが上やねん。
高 2歳?!
松 そう。
高 学年で言うと?
松 2つやんか。
高 2つ上?
松 うん。
高 学年一緒ですよ。
松 ・・・。
高 64年7月生まれ。ウッチャンが。
松 うんうん。
高 ナンチャンが60、あ、64年7月生まれね、
松 うん。
高 で、ナンチャンが65年2月生まれ。
松 ・・うんふんふんふん。
高 「うんふん」やあれへんがな。
松 どういうこと?どういうこと?
高 「うんふん」やあれへんがな。
松 どういうことよ?学年一緒か?それ。
高 一緒やがな。こんなもん。
松 なんで学年一緒になんねんな。
高 このボケ、ほんま〜。
松 うるう年だからかいな?
高 関係あれへん。なんやうるう年(笑)
松 ははは。
高 どこに入ってんねん、そんなもんが。
松 あら?
高 自分、怖いわ。賭けたらよかったわ。
松 いいですねー。
高 何年おんねん、何年。「夢逢え」をー。
松 いいですねー、これー。
高 ははは。
松 (笑)
高 怖いわ、もー。「2年。一個じゃない。2年、学年が。」
松 そ、そんなん知らないっすもん!
高 うわー(笑)
松 ははは。
高 腹立つ〜〜(笑)
松 僕、そんなん知らないっすもん!
高 あ、アホ後輩や(笑)
松 ははは。
高 いや、違う、それはてっちゃんですよ。
松 あーそう。
高 てっちゃん。
松 うー、それほんまかぁ?
高 てっちゃんは、一個上やねん。
松 まあええわー。もー。

高 あのね、
松 うん。
高 最近、僕、お笑いの中でもいろんなポジショニングがあるなと思って、
松 うん。
高 見つけたんです。
松 チンポジかいな。
高 ・・・チンポジ。そう。いや、チンポジじゃないよ。
松 (笑)
高 お笑いの立ち位置や。チンポジじゃないねん(笑)
松 ははは。
高 あの「チンポジ」言うのも腹立つなー、笑い飯の(笑)
松 ははは。
高 チンポジ(笑)
松 俺、最初「何言うてんねやろ?」思ってた。
高 あーそう(笑)
松 うん。
高 俺、もうすぐ分かった。「チンポジ」って。
松 「チンポジ気にすな!」やろ?(笑)
高 うん。・・チンポジって、アホの表現やろ?(笑)
松 ははは。

高 僕はね、これ、失礼な話ですけど、
松 はあ。
高 ドリフターズで、
松 うん。
高 高木ブーがいる意味が分からなかったんですよ。
松 まあ、失礼な話ね。
高 失礼な話。
松 うん。
高 「こいつ、なんやねん?」と。
松 そうですね。
高 「一個もおもろない。」と。

高 って思ってたけども、
松 うんうんうん。
高 ブーさんのすごさが、やっぱりね、
   この業界入って分かってくるんですよ。
松 はい。
高 なんもせんでもね、ウクレレ持って寝てるだけで、
松 うん。
高 くーー寝てるだけで、OKっていう、あの、
   なんか責任の無い位置?
松 うーん。
高 お笑いって、結局、責任の位置っていうのは、
   面白いなと思って。
松 うん。
高 いろんなこと言えるな、と。振れ幅もって。
松 そう。
高 フェアウェイじゃないとこにいてる人っていうのは。
松 そう。
高 で、そのためにも、
   「あ、ドリフって、ブーさんがおらなあかんかったんやなー。」と思って。
松 うん。
高 思ったんですよ。
松 うん。
高 で、たとえばシティボーイズには、きたろうさんみたいなね、
松 うん。
高 「なんやねん、お前、自由でー。」っていう人がおり、
松 うん。
高 乾電池やったら、高田順次さんみたいな人がおって。
松 うん。

高 で、そーいうのって、若手にもあるなーと思って。
松 うん。
高 俺、最近ちょっと、あのー、おぎやはぎの矢作が、
   好き勝手しとんなーと思ったりね。
松 うーん。
高 オセロの、あの、松嶋もあれー、
松 うん。
高 あれやわ、あれ、責任感の無い位置で、
   いー勝手に泳ぎよんなぁ、こいつ、と思うのよな。
松 うんうん。
高 おるやろ?そんな人。なあ?
松 おるおるおる。おんねん。

松 ラフみたいな奴ね。グリーンじゃない、
高 そうやねん。
松 フェアウェイじゃない、
高 フェアウェイじゃない、
松 ラ、ラフの辺にぽーんと、
高 ぽーんとおって。
松 バンカーには、
高 入れへん。
松 バンカーや池には入れへんみたいな。
高 入れへん。
松 いやそれはね、
高 一番おいしいやろ?
松 一番おいしいんやけど、
高 うん。
松 これねーーー、でもね、あれなんですよ、これ、
高 難しいねん。
松 ラフ狙いはダメなんですよ。
高 ダメなんですよー。
松 あの、そいつはね、嘘でも、一応ね、グリーンや、
   フェアウェイを狙ってたのに、
   ラフに落ちてまうことがおもろいんですよ。
高 おもろい、おもろいねん。
松 で、ラフでジタバタして、抜けられへん感じが、
高 うん。
松 おもろいわけよね。
高 なるほど、なるほど、なるほど。
松 で、「俺はラフ狙いで行くでー。」って奴は、おもろないねん。
高 なるほど。

松 まあ、だから、山崎なんかは、絶妙なラフやと思うんですけど、
高 山崎はね。
松 うーん。
高 山崎はそこに落ちていくやんか。すーっと。
松 落ちていくし、でも、あいつは、あの、
   あのー「松本さんみたいになりたい」って言いよるからね。
   で、あやは「松本さんと同じ目を僕してる、ってあやが言うんですよ。」
   って、言うでしょ?
高 それはもう、授かりものやね。
松 もー、最低でしょ?
高 最低ですよ。
松 お前と俺の力が一緒なわけがないやんか!
高 わけがない、わけがない。
松 でも、
高 うん。
松 あのー、やっぱり、あすなろの木なんですよ。あいつは。
高 ははは。
松 ははは。
高 「あすこそなろう」(笑)
松 あんなもんでも(笑)

松 その、いわゆる、
高 うん。
松 高須ちゃんの言っている、モチベーションを高く持ってるんですよ。
高 ははは。おー、なるほど。もう一個あったんや、自分(笑)
松 そうなんです。
高 うん。

高 高田順次さんとかは、
松 うん。
高 そんなん、そんなんも思ってはれへんのちゃうかな?と思うねん。
   あの人のなんか、責任のなさ。
松 うんうんうん。
高 関根さんも、ちょっとそうかな。あの責任のないところに、
   もう、誰が呼んだでもなく、もうそこにおる、みたいな位置?
松 うーん。あのね、知ってますか?
高 うん。
松 一流の格闘家はね、
高 うん。
松 一流の格闘家というのは、
高 ほうほうほうほう。面白そう。
松 ものすごい一流の格闘家はね、
高 うん。
松 すごいことを言うんですよ。
高 な、なんですか?
松 「勝ちたい」と思う気持ちすら邪魔や、と。
高 おーー、なるほどねー。
松 これは、すごいでしょ?
高 すごいね。なるほど。
松 うん。
高 浮いとけ、と。
松 浮いとけ、と。
高 もう、ふわふわ風に浮いとけ、と。
松 そうそうそう。
高 すばらしい言葉です、それは。
松 もういくとこまでいったら、そこに達する、
高 なるほど。
松 わけなんですよね。

高 あー、でもね、それくしくも、「浮き芸」と呼んでるんです。
松 うん。
高 自分の中で。
松 ほーほーほーほー。
高 「浮いた人やなー。」と思って、ずーっと。
松 浮遊芸かいな。
高 浮遊芸ですよ。浮き芸というか。
松 うん。
高 だから、浮遊芸じゃなくて。
松 ははは。
高 戻さなあかんわ。
松 (笑)
高 浮き芸です、浮遊芸じゃなくて。
松 違法芸かいな。
高 違法芸、違います。浮き芸と呼んでるんです。
松 ははは。

松 でもね、そのラフを、ラフおいしいなーって思って、
   みんながそこを狙い出すとね、
高 あかんねん、あかんねん。
松 絶対ダメなんですね。
高 唯一ね、フェアウェイやけど、浮き芸のまだ生き残ってんのが、
松 うん。
高 ちょっと空気が入ってんのが、タモさんやな、と思って。
松 あーー。
高 あの人、フェアウェイにいってんのに、
   浮き芸の空気残ってる!と思って。
松 うんうんうんうん。

高 「この人はなんやー?」思って。
松 あの人は、なんなんやろねー。
高 あの人ね。
松 そう考えたら、俺ってかわいそうやなー。
高 自分は、ほんま、
松 もう、グリーン完全に狙わな、
高 ど真ん中狙わなあかんねん。
   浮き芸の位置あれへんわ。
松 イーグルとらな、許されへん、みたいな。
高 うん。イーグルって、どんな、
松 「パーて・・。」みたいな、
高 いや、ほんまそうや。
松 いや、2打、2打少なく、
高 あー、あー、もうあかんで。だから、自分が浮いてられへん。
松 パーじゃあかんでしょ?
高 うん。よう分かれへん。普通やもん。
松 ねえ?
高 だから、自分とか、かわいそうやわ。
松 かわいそうやわー。

松 ほいでもー、ちょっとでも、ダフったりしてみーな。
高 うん。
松 「うわーーー。」言われるもんな。
高 うん。「うわーー。」言うてくれたら、まだええわ。しーん。
松 「ファアーーー!」言われるわ。
高 うん。逆にな(笑)

高 自分の周りにいてる?あの、芸人で。
松 あのーーーー、浮き芸をもう少し、
高 うん。
松 あのー、
高 広げたら、
松 具体化していきたいんやけど。
高 はいはいはい。
松 えー、関根さんて、浮き芸じゃないんでしょ?
高 いや、でもちょっと浮き芸の位置をまだ持ってんねん。で、
松 あっちもあるやんか。
高 フェアウェイじゃなく、
松 浮き芸じゃなく、
高 うん。
松 グリーン狙いじゃない人っておるやんか。
高 おるおるおるおる。

松 関根さんとか、今田とか、あの辺のグループおるやんか。
高 おるおるおるおる。おるよ。でも、今ちゃんと、
松 あのグループも、なかなかあれ、
高 関根さんは、
松 うん。
高 微妙にあれ、微妙に立ち位置が違うで。
松 うん。
高 関根さんてもっと自由で、すべってもええ、みたいな、
松 関根さんはもっと、もっとそうか。
高 そう、だから、浮き芸入ってんねん。気質は。
   すべってもええねん。
松 うん。

松 今田はやっぱり、あれほど、
高 やっぱりな、はめてくるから。すべられへん、みたいなとこある。
松 爪先立ちみたいな、
高 爪先立ちみたいなとこあるから(笑)
松 トゥーシューズや。
高 そう、べた足で来られへんから。
松 それって、みんなそうやってやろうと思ってきたわけじゃ、
高 ないねん。
松 そうやもんなー。
高 だから、そういう人って、そのなあ、
   もう神様の授かりもんやねん。その、キャラは。
松 俺な、だからな、あのー、面白いと思うよ?
   で、俺、好きやけど、
高 うん。
松 くりぃむしちゅーも、
高 うん。
松 ちょっと、どーなんかなーーってとこが、ちょっとあってね。
高 くりぃむは、
松 くりぃむは、やっぱりラフにおった方が良かったのに、
高 そうやねん。
松 なんかこー、グリーンに出されたなーー、
高 そやねん、そやねん。
松 って感じがするな。
高 有田が、ほんまは浮き芸の位置におったのよ。
   でも、もう、有田なんか知らんけど、
   浮き芸でやってたらあかんみたいな位置にされてもうてん。
松 されてもうてん。
高 丸裸にされてもうてん。バーッと一回。
松 そうやねん。
高 「この服着ぃ。」って、服変えられてもうたんや。
松 うん(笑)
高 したら、「あれ?ちょっと自由さがなくなったな。」と思われてまうねん。
   かわいそうに。
松 自由さがなくなった。
高 勝手にやってたのに、好き勝手やってたらええのに。
松 そう。
高 そうやねん。
松 うん。
高 今、アンタッチャブル、山崎も、結構そう、浮き芸やったのに、
松 はいはいはい。
高 ちょっとこー、
松 はい。
高 「フェアウェイ行け。」って言われて、
松 分かります。分かります。
高 身動きとられへんようなってきてんねん。
松 分かります。

高 で、今、一番ええ感じでおんのが、俺はなんか、
   矢作やなーと思って。
松 あーー、
高 おぎやはぎの矢作がなんか、
松 ええな。
高 自由やなーこいつ〜。
松 でも、あいつらは、やっぱりくりぃむしちゅー、
高 になりたい。
松 なりたいとは思ってると、
高 そらそやねん。
松 思うよね。
高 ゴールデンほしいと思ってるし、そうやねん。
   そこに甘んじておろうとは思ってないねん。
松 そらおいしいもん食べたいもんね。
高 食べたいね。
松 食べたい。
高 濱口もそうや。よゐこの濱口もどっちか言うたら。
松 うん。

松 本人の望む望まざるに関わらず、
高 そうやねん。
松 売れちゃうみたいなことがあるからなー。
高 難しいな。
松 うーん。
高 笑いでいくと、どん時の、あのー、まあ、
   有田がええかって言うと、
松 うん。うん。
高 その、ラフん時の有田の方が、
   ほんま面白かったと思うわ。
松 うん。
高 ど真ん中で、「有田、さあ面白いこと言ってくれ!」って言うと、
松 うん。
高 違うもん。有田の芸風って。
松 うん。そうやねん。

松 だから、「うれるうれる」って、
   公売の「売」の字を考えてまうねんけど、
   果物の「熟れる」の場合があるんですよ。
高 おー!
松 ね?もうこれ、腐ってきますからね。これ。
高 なるほど。
松 はよせんと。
高 なるほどー。なるほどね。
松 どう!これ。
高 え?どういうこと?
松 ・・・このように、
高 ははは。
松 ははは。
高 大体で攻めてくるけども。
   大体で、分かれみたいなこと言うけども、(笑)
松 図2を見てもうたら、分かるとおり、(笑)
高 だから、言うてくれ、言うねん(笑)
松 (笑)

高 だから、松本人志とか、
松 うん。
高 ダウンタウンのポジションてどうなんやろ?って思った時に、
松 うん。
高 「あ、浮き芸って一切入らず、こさされたなー。」
松 こさされた。
高 まあ、来てえーねん。そういう人もおんねん。
松 っていうか、また、それしかできへんかったんやろうしな。
高 そう。じゃあ、さんまさんが浮き芸かって言うたら、
   さんまさん浮き芸じゃないからね。
松 そうやな。
高 一切。
松 うん。
高 たけしさんもないし。
松 うーん。
高 だから、「芸人て、こー、色々、キャラがあるけど、
   でも、いっちばんおいしいのは、あの位置なんやな」って、
   俺、最近思って。
松 でも、「あっこ狙ったろ。」って思って、狙えるもんじゃないからなー。
高 ないねん。ないねん、これ。
松 て、考えたら、て考えたら、もーしゃーないやんか。
高 しゃーないねん。
松 だから、くりぃむもしゃーない。
高 しゃーないねん。もう、時代に押し出されてもうて、
   「フェアウェイ行け!」言われてもうたから。
松 うん。「行け!」言われて。
高 だから、まだ、かろうじて、さまぁ〜ずとかの方が、大竹は、
松 そうやなー。
高 その、浮き芸っぽいとこで、
松 まだ自由度があるなー。
高 自由度があるねん。ふわふわふわふわ、
   やっとけんねん。
松 そうやねんなー。

松 だってやっぱり、チャーリーがさ、
高 うん。
松 チャーリーがまだ、「はまゆうじ」言うてる時にさ、
高 うん。
松 もう全然内容に関係なく、もう、わきのわきで、
高 わきのわきで。
松 もう、どーーーでもええ、
高 うん。
松 ふっつーーーのおっさんが、
高 うん(笑)
松 急に途中ぐらいで訪ねてきて、
松・高 「ごめんくさーい。」
松 言うから、
高 そらもう、どかーーんやわ(笑)
松 ははは。なあ?
高 一番おもろい。一番おもろい。
松 それが、もう、「チャーリー浜」や言うて、あないにもー、
高 そやねん。
松 チャーリー、チャーリー、言われたら、
高 待たれたらあかん。
松 あーなって、「いつ“ごめんくさい”言うねん?」ってなったら、
   やっぱあかんもんなあー。
高 いや、そうやねん。

松 だから俺は、何回か言うてると思うけど、
   俺はちょっと売れてないぐらいの時が好きやってん。
高 いや、分かる分かる。
松 あの時って、楽しかってん。出てきて、
   客に「誰やねん?ダウンタウンて。」みたいな顔されて、
高 うん。なあ?
松 うん。「知らんでしょ?」言うたんねん。いきなり。
高 うん。まあな
松 ほなもー、図星なもんやから、
高 うん。
松 「わー。」
高 笑うしかないみたいな、
松 笑うしかない。
高 逆に。

高 まあでも、あなたはもう無理ですよ。
松 うーん。
高 フェアウェイを歩かされた人間ですから。
松 もう無理やねんな。
高 うん。
松 もう無理やねんな。うわ、このフェアウェイとは言いますが、
   実はこのフェアウェイが、
高 うん!
松 いばらの道やったりするんですよね。
高 ・・・カップインは?カップインはどーなんの?
松 カップインは、カップインや。
高 ははは。
松 読んで字のごとくや。
高 あ、カップインは、ははは。大崎さんや。
松 ははは。
高 カップインは、
松 カップに入るから、カップインや。
高 あー、なるほど。カップ・・簡単に言うなー、おい(笑)
松 (笑)

高 で、結局、今は俺、矢作が一番面白い位置におる、と
松 うん。
高 ふんどんのよ。
松 うん。
高 ポジショニングよ?チンポジよ?
松 ははは。
高 (笑)
松 あとね、
高 うん。
松 あーいうこともあるんですよ。結局その、それだけじゃなくてね、
高 うん。
松 高須さんは、「三国志」とかは、ご存知ですか?
高 あんまり知らないんですよ。興味ないんで。
松 あー。
高 みんな「好きや、好きや」言うやんか。あれー。
   ジュニアとか、ものすごい、
松 あー。
高 宮迫も、ものすごいやんか。
松 あの、「三国志」に諸葛孔明という人が出てくるんですけど、
高 うんうんうん。
松 この人がもー、名アドバイザーなんですよ。
高 うん。
松 で、こういう人間をやっぱり、持ってるか、
高 なるほど。
松 持ってないかっていうことも、絶対あるんですよねー。
高 ダウンタウンとしての、名アドバイザーの?
松 ん?
高 高須ちゃんが?
松 ははは。
高 ってことかいな。
松 のどが、ぐりりりりーん言うてる(笑)
高 ははは。今(笑)
松 違う違う。大工富明やんか。
高 ははは。
松 ははは。

松 あれが諸葛孔明ですよ(笑)
高 大工さんやったんや。そうか、大工富明が、(笑)
松 (笑)
高 ダウンタウンの諸葛孔明(笑)

高 出会いってやっぱあるな。
松 うん。でもね、タレントがいくら良くてもね、
高 うん。
松 その、マネージメントというか、そのアシストというか、
   やっぱりそーいう、ちゃんとやってくれる人がいないと、
   これまたねー。おかしな方向行くもんなー。
高 一人だけやないしな。
松 「うわ、あの人、面白いのに、あの人才能あんのに、
   なーんであんなことしてんのかな?」
高 もったいないことしてるもんな。
松 みたいなんあるもんなー。
高 ある。
松 なあ。
高 あるある。
松 俺、ショーケンもそやと思うねん。
高 うん、まあね。
松 なーんか、おかしな方向に行ってしまったのよ。どっかで。

松 全部自分で、できてしまう人もおるんやけど、
高 うん。
松 でもね、全部自分で、できて、し、してしまう人はね、
   そのー、ある程度売れるとこまではいけんねん。
高 うん。
松 でも、売れちゃうと、そっからはね、
   ちょっと分からんようなってくる時があんねん。
高 なるほど。
松 絶対に。
高 難しいとこやな。
松 自分のことが見えてへん、見えてけえへんときって絶対来るから、
   「いや、その時には、いや、こー行くべきやで。」っていうのをね、
高 なるほどな。
松 ちょっと、もしかしたら、それが間違っててもえーねん。
高 うんうん。なるほど。
松 間違ってても、ええから、
高 うん。
松 「お前、こー行かなあかんねんで。」って、
   誰もなんにも言うてくれへん、
   この羅針盤がなくなる怖さっていうのを、
高 うん。不安やわな。
松 あんねんて。
高 なるほどな。

松 だから、俺はあん時の大工さんの言葉が、
   嬉しかったんや。
高 なんて言われたんよ?
松 知らんよ。喋ったことない。
高 ははは。喋ったことないことないやん(笑)
松 ははは。
高 喋っとるがな、山ほど〜〜。昔、「4時」ん時に、
   世話なっとるがな。ちゃんと、大工さんに(笑)
松 ははは。

高 あのね、だからおかしかってん。昔、考えたら。
松 うん。
高 「お笑いスタ誕」かって、いや、
   ガッツさんが悪いとは言わへん。
松 うん。
高 この話したっけ?
松 おーおー。
高 「なんでガッツさんがおんの?」って思てん。
松 はいはいはいはい。
高 今から思たら。
松 そうそう。「お笑いスタ誕」の、
高 なんで?
松 審査員をやってたのよね。
高 なんで?
松 「なんで?」やな。
高 いや俺ね、「M-1」は、
松 うん。
高 ええと思うねん。
松 うん。
高 まあ、誰が出てるか知らんけど、まあ、
   とりあえずお笑いをかじってる人がちゃんと、
   「かじってる」言うたら失礼やけど、
松 (笑)
高 お笑いやった人が、ちゃんと見てるから。
   「かじってる」言うたらあかんわ。失礼や!俺(笑)
松 ははは。
高 ははは。
   「かじってる」って!失礼や、俺〜。いやいやもー、
   かじり、これ、ほんと申し訳ない(笑)
松 今のはヒドイわ。
高 あのね、
松 「かんっがえられへん!」ってキムなら言うわ。
高 あのね、今、ぽろっと言うてもうたことですよ。
松 ぽろっと言うてもうたことが、真理やったりするからね。これ。
高 違いますよ。
松 うん。
高 い、今はほんま、テンションで喋ってるだけやから、
   こんなことになってるけど、いや、お笑いをちゃんとやってきてね、
   貫いた人たちが、
松 うん。
高 座ってるからね。
松 うん。
高 そらいいんですよ。
松 うん。
高 でもやっぱりね、「スポーツ選手が観たあかんやろ。」って、
松 うん。
高 やっぱり思うのよね。
松 そうですよね。
高 おかしいねん、あの審査員。

其の四 『 気になるCM 』

松 あのさ、まあ、映画の話関係ないねんけど、
高 うん。
松 やっぱCM観てると、CMって観ます?
高 最近観ないです。すっと飛ばしますからね、僕。
松 あのー、やっぱりこー、「チッ」って、
   「なんでこんなことなんねん」って思うCMないっすか?
高 たとえば?僕、あんまないですね。最近は。
松 あのー、エレベーターのやつ知ってます?
高 ・・。
松 ホテルのエレベーターで、
高 うん。
松 あのーーー、あーいうのなんて言うの?
   あのルームサービスみたいな女の子が、
高 うんうんうんうん。
松 ワイン持ってくるわけですよ。
高 はいはい。
松 で、客が、「あれ?」って言うて、
高 うん。
松 あのー、あ、あ、赤のワインを持ってくるの、女の子がね。
高 うん。
松 「あれ?僕、白って言ったんじゃ、」
高 うん。
松 「白って言ったのに、間違えてるよ。」みたいな、
高 うん。
松 「赤じゃないよ。悪いけど、ちょっと変えてきて?白に。」
   みたいなことを言うたら、
高 うん。
松 お、急にそのルームサービスの女の子に、
高 うん。
松 バッシーーーン、ビンタされるわけよ。
高 おー、なんで?
松 「なんで?」って思うやんか。
高 うん。
松 ほんなら、結局それ、エレベーターのCMやねん。
   で、このホテルにエレベーターがない、と。
高 あーー。
松 で、要するにそのーー、また階段で上り下りせなあかんしんどさ、
   「このぐらいエレベーターがないと、
    客にビンタしてしまうぐらいストレスなんですよ?」みたいなことですよね。
高 うん。
松 このCMが、
高 うん。
松 言いたいことは。
高 言いたいことは。
松 でもね、いや分かるよ?
高 うん。
松 分かんねんけど、
高 うん。
松 そこは、
高 うん。
松 あの、客は、
高 うん。
松 客がやっぱ、悪もんにせんとあかんと思うのよ。
高 うん。

松 絶対おかしいよね?
高 うん。なんで?なんでそっちいったん?
松 なんでそっちいったんやろ?
高 あんまり考えてないんちゃうかな?考えてんのかな?
松 いやでも、そこ大事なとこやでー。
高 うんうん。分かる分かる。ビンタの意味が分かれへんもん。
松 ビンタの意味が分かれへんよな?
高 悪い、違うことに頭いってまうねん。
松 なあ?
高 構成上ね。
松 うん。

高 客が悪なかったらあかんねん。
松 客が悪なかったらあかんやん。
高 あかん。
松 そうやねん。そやろ?
高 そやろ。
松 なんでそんなことなんの?
高 分からん。なんか、変に面白くするために、
   「逆にした方がええん違う?」とか思たんかなー。
松 なんでそこに気づけへんねやろー。
高 分かれへんわー。
松 ええねんけど、なんか、気持ち悪いなーって。
高 うんうん。分かるよ。

松 「赤って言うたけど、やっぱり白飲みたくなったから、
   白に変えてくれ。」って、言う方がええよな?
高 うん。いいし、なんやったら、うん、まあそうやな、
   間違ってる方がええねん。やっぱし、こっちの男が。
松 男が。
高 もっと。
松 もっと。そうそうそうそう。
高 せやったら、怒る、パーン!の意味もあんねん。
松 意味がもっと、
高 あ、でもそれやりすぎると、ごめん。
松 うん。
高 待った。でも、それ行き過ぎると、
松 うん。
高 もっと悪すぎると、その、変えた理不尽さで、
   ビンタされたと思われる可能性もあるな。
松 ・・・うーーーん。
高 それ行き過ぎると。今、喋りながら思たけど。
松 まあ、でもエレベーターさえあれば、そんなことも、
高 ただ、そんなに言う、
   「ぽんぽん変えるなよ」っていうビンタと思われ、
松 いやーーーいやいやいやいや、
高 過ぎんのも良くないやろ?でも。

松 やっぱりねー、あっこはね、だって、
   女が聞き間違えてんもん。
高 まあまあ、そやけどな。
松 ではあかんやん。
高 うん。

高 ビンタさしたかってん。絶対。
松 そうそう。
高 そこのオチとしては。
松 そうやねん。「え?なんやろ?!」って、
   思わせたかったんやな。
高 思わせたかった。そこはやりたかった。絶対に。
松 じゃあやっぱり、男の方が、急に変えた方がええって。
高 うんうんうん。そうやな。
松 たいしたことないでしょ?赤から白に変えて。
高 ほいで、もっと言うと、そこでやって、
   「それで怒ったんかな?」と思ったとしても、
松 うん。
高 「あ、エレベーターか。」
松 「エレベーターか。」って思わしたらええねんて。
   それはちゃんと思わせられんねんから。
高 これでも、微妙やな。

高 で、もっと言うと、そのCMがええかどうかっつーとこあるな。
松 まあ、せやな。
高 極論いくと、そんなややこしいこと起こんねやったら。
松 ははは。
高 ははは。
松 もうそういうのあるやろ?
高 あるよ。
松 NOVAのCMも知ってる?
高 NOVAのCM。
松 吉田茂の英語、言うて最初出てくんねん。
高 知らん。
松 吉田茂が英語喋ってんねん。昔のVや。
高 うんうんうん。
松 ね?
高 うん。

松 ほいで、次にそのー、えー、誰やったかなー。
   上村直美のスペイン語って出てくる。
高 うん。
松 上村直美がなんか、記者会見みたいなんされて、
高 うん。
松 スペインでなんかされたんかな?
高 うん。
松 それなんか、スペイン語で上村直美が、喋ってんねん。
高 うん。
松 吉田茂の英語、
高 うん。
松 上村直美の、うー、スペイン語、
高 スペイン語。
松 で、NOVAは、こ、いろんな、ね?
高 うん。言葉を教える、
松 いろんな国の言葉を教える、
   まあ、学校やから、もうそれでええやんか。
高 うん。
松 それを、3人目に、これがまた、
   誰か忘れたけど、また英語やねん。
高 うわっ。
松 ・・。
高 わーーー。
松 もうさーー、
高 ははは。
松 なんで、
高 もうこの3人目分かれへんなーー。
松 なんで?もう、2人でええし、
高 うん。もう1個なら、考えなあかんわ。
松 もう1個やったら、もう英語・スペイン語、
   全然違う、ドイツ語かなんか、
高 うんうんうん。
松 誰か、誰かおるやろー。もう、おれへんかったら、
   2人でいったらええしー。
高 あーそう、英語でいったんや。
松 さもなくば、もう吉田茂1人でもええし。
高 うん。まあね。
松 もう、なんで、スペイン語を英語ではさんだん?
高 (笑)カリカリしてるなー。
松 カリカリ(笑)
高 すぐカリカリしてんで、もー。
松 大事なことやで?
高 大事やけど、俺もー、前半はテンションで楽しく行こうと思ったけど、
   やっぱ後半は、またこんなことなったなー。
   ま、大事なことやねんけど。
松 大事なことよ。
高 気になるもん。ほんまに。
松 せやろ?
高 うん。
松 モチベーションが上がれへんやろ?
高 上がれへん。俺のモチベーションが(笑)
松 (笑)

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