2004.12.23(木) 169回目

今週の一曲 『 知床旅情 』 加藤登紀子

其の壱 『 高須ちゃん41歳 ・ 社運を賭けた番組 』

松 どもーホワイト松ちゃんでーす。
高 どーもー、餃子の高須です。
松 えー?もう全然クリスマス関係ないやん。もー。
高 あ、そうかー。
松 もうちょっと、こー、クリスマスを匂わしてよ。
   なんやの「餃子の高須」って。
高 もう、「ええな。」と思って。
松 何?「餃子の高須」って。
高 なんか、「餃子の高須」ってええかな、と思って。
   これ、「尼でカツアゲされた」さんから、貰ったんですけどね。今回は。
松 (笑)
高 ぴしっと貰って。
松 おーれはですね〜〜、
高 ははは。
松 そんな風に思わないですね〜〜。
高 おーれは、そんな風に思われへん(笑)
松 (笑)
高 もうええがな。引きずりすぎや。おもろいけど(笑)

松 ちょっと長谷川!フォーマットめちゃくちゃやで、自分。
高 ははは。
松 笑たわ。もー見て。
   「クリスマスはどんな物を貰いました?また、どんな物を貰いましたか?」
高 ははは。
松 ははは。
高 ちょっと面白い(笑)
松 おもっきり間違うてるやん。
高 どっちも貰ってるからな。
松 も〜〜。
高 また、どんな物を貰いました「か?」がついてるからな。
松・高 ははは。
高 面白い(笑)
松 読んでて力抜けるわ。こんなもん。
   ・・高須さんが、お誕生日を迎えまして、41歳になりました!
高 あー、どうもありがとうございます。
松 あ、あ、あ〜。
高 あ〜〜、嬉しいね〜。
― スタジオにケーキが
松 来ましたよ。しょーもない。
高 ありがとうございます。

高 じゃあ歌って?歌って歌って。松ちゃん。
松 え〜〜、ヘピ・・バスデ・・(笑)
松・高 (笑)
高 もたへん、そんな出だしやったら。
松 ははは。
高 ははは。まあ、ありがとうございます!
松 高須ちゃ〜〜ん。ハピバアスデェーーディア高須ちゃぁぁ〜ん。
高 (笑)
松 ハピバースデー(笑)高須ちゃあ〜〜ん!イエエーー。
高 ふーーーっ(と吹き消す)
松 よっ(拍手)
高 41です。ありがとうございます。ありがとうございます。
   ほんとにもー。
松 はあ〜〜。
高 どうですか、41の今日という日を、こんな日と思ってましたか?
松 どういう意味?
高 いや、子供の頃の40で、
松 いやー、思ってなかったですね。
高 こんーなこと喋って、
松 ほんとですよ。
高 みんなから、ケーキ祝ってもらってね。
松 誰が、思います?
高 もう、誰が思います?ほんまに。
松 そうね。
高 ありがたい話です。

松 考えたら、もー、あの武道館から1年。
高 1年、早いな〜。
松 ねえ。今年は、あのー、武道館去年やったわりには、
   今年はえらい質素な誕生日で、
高 そうですね。
松 まあまあ、・・ごかんむりなのも分かるんですけど。
高 来年は、がつっとやりましょう。なんかね。
松 あー、そうですか。
高 やりましょうよ。またなんか。
松 中途半端やで。でも、42歳って。
高 えーやんか。なんかやろや。
松 あ、そう、あなた、厄年なりましたよ。
高 そうですねー。もう、うっとーしいですね。
松 厄年。厄払い。
高 かなわんなー。
松 うん。
高 俺行きましたよ。あの、話に、今年の頭でも言いましたけど。
松 うんふんふん。
高 あなた行きました?
松 何がですか?
高 厄払いです。
松 行ってないです。
高 行きなさいよー。
松 あのーー、負けないです。
高 あ、偉いねー。うん。
松 僕は。
高 そう、ほんとはそれが一番。
松 そうでしょ?
高 うん。それが一番だと思いますよ。
松 で、その、回避みたいなこともしたくないんですよ。
高 うけるなら、うけてやろう。
松 「うけるなら、うけてやろう」
高 あー、偉い偉い。
松 「ホトトギス」的な考えです。
高 それはええことやねー。
松 ええ。
高 ええんちゃう?
松 ええ。その、「誰がホトトギスやねん!」
   っていう気持ちも持ってるしね。
高 自分で言うてんねやん(笑)
松 ははは。

高 あなた、何してるんですか?クリスマスは。
松 あれ、あれでしょ?あなたが41になる頃は、
   浜田や俺ももう41になってますから、
高 そうですね。
松 今更、もう何もないでしょ?
高 ないんですけど、まあ、僕の場合は、たまたまクリスマスっていう、
   12月24日なんで、
松 うんうん。
高 ねえ。
松 うん。
高 あなたも。これ、どーですか?
松 何がですか?
高 41のクリスマスっていうのをね、
松 ふんふん。
高 どう思ってました?これ、ほんまに。これもう、ぶっちゃけた話が。
松 どういうこと?
高 いや、
松 もう質問の意味が分からへん。
高 いや、違いますやんかー。もう、おっさんやろ?
松 何を、もそもそ、もそもそ言うてんねんなー。さっきから。
   な、泣きそうな顔して。
高 ははは。してないがな、何も泣きそうな顔なんか(笑)
松 ははは。なんやねん。
高 子供の頃にね、
松 うんふんふん。
高 もーほら、もーあなた金ないし、
松 うん。
高 俺も金あれへんし、
松 うん。
高 あんたんとこよりはあったけど、まあ、ないわな。
松 うん(笑)
高 で、そんなんで41言うたら、もうおっさんやし、
松 うん。
高 ちゃんと、「どんな人生があんのかなー?」思たけどね、
松 うん。
高 俺毎回思うよ、自分の誕生日になると。
   「あ、こんな41やったんか。良かったなー。」とか、思えるんですよ。
松 うーーん。
高 毎年。ほんまに。
松 うん。うーーーん。ちょっといまいち、こんだけ聞いても、
   質問の意味が分からへん。
高 うん、俺も言うてて、バシッと来てないなーっていう感じは、
松 そうやろ?そうやろ?
高 「誰がホトトギスやねん」ていう気持ちと、
松 (笑)
高 ははは。
松 「ホトトギスになったらぁ!」みたいな気持ちと(笑)

高 クリスマスは何してるんですか?
松 何がですか?
高 クリスマスは。
松 クリスマスは、まだ分からないです。
   今年はなんか、仕事でしたっけ?
高 えーー?
松 あれがあるんちゃうの?TBSのやつが。
高 あ、そうか。そうですな。大変ですな、この辺。
松 そうでしょ?
高 もー、この辺まで、ガンガン働いてるなー。
松 うん。特番があるでしょ?
高 あれも結構な特番ですよー。
松 あれも、結構な特番ですよ、本当に。どうするつもりなんでしょうか。
高 あれも結構金かかってますよ。
松 あ、そう?
高 かかってる。
松 金はかかってないやろ。
高 かかってんねん。あれー。

松 誰が企画したの?あれ。
高 まあ、TBS、俺らが会議やって、
松 うん。
高 そんなん、「ダウンタウンの特番どんなんにしようかー。」言うて、
松 うん。
高 ネタ番組、よーあるやんか。今年も去年も。
松 うん。
高 でも、あんまりずっと、そんなネタ番組やんのも、もう、
   もうええやろ、言うてて、
松 うん。
高 あんま見たことない奴に、
松 うん。
高 で、ちょっと芸人の違う顔見ようやないか、って話になったわけですよ。
松 言うことで、立ち上げた、立ち上がったわけか。
高 うん。で、その時に、
松 うん。

高 ボケとツッコミ、ぐちゃぐちゃにして、コンビ新しく組んで、
松 うん。
高 そのトップの奴に、お金を500万、ボーンあげてまおうやないか、と。
松 うん。それもほら、よくあるじゃないですか。
高 うん。
松 あのー、番組の企画でも。
高 そう。
松 インスタント的な、
高 そう。
松 コンビを作って、
高 そう。
松 ネタさす、みたいな。
高 そう。
松 でも、そういうことじゃなくって、
高 1ヶ月、ネタ作る時間を与えて、
松 ほんまにドキュメントで。

高 「もしも、この2人がコンビを組んでたら、こんな漫才やってたんちゃうか?」
松 うん。
高 っていうようなことを、目指して、やろやないかっていうことで、
松 これは、すごいこと。
高 その代わり、500万ですよ。
松 うん。
高 それ出るのが、えらいメンバーですよ。
松 メンバーもね、そんな知らんメンバーじゃないのよね。
高 いや、もうね、みんな冠持ってても、おかしくないメンバーですよ。
松 うん。
高 あのー、ロンドンブーツ、
松 うん。
高 ココリコ、
松 うん。
高 えーーーー、なんやったっけ、
松 もー、もー、出ぇへんのかいな。
高 雨上がり。
松 うん。
高 ぐっさん。
松 うん。
高 えー、あー、それから、さまぁ〜ず、
松 うん。
高 くりぃむしちゅー、
松 うん。
高 キャイ〜ン、
松 うん。
高 出川哲朗。
松 うん。
高 こんだけですよ。
松 スゴイですね。
高 8組の。
松 まあ、出川哲朗はともかくとして、
高 ははは!まあ、まあまあまあ、
松 ははは。
高 てっちゃんも頑張っとんねや(笑)
松 ははは。すごいですよね。
高 いや、すごい。この辺の人が、よくネタをやってくれるな思て、
   僕はありがたいですけどね。
松 うん。
高 非常にありがたい。

松 でも、逆に言うたら、それぐらいのことせんと、
   こんだけ若いもんのつきあげが、
高 うん。
松 ね?
高 うん。
松 あり、ありますからね。
高 うん。
松 M−1とか、なんや〜、
高 そうですね。
松 「笑いの金メダル」や、なんや〜言うてますから。
高 言うてますから。
松 そら、まあそれぐらい、
高 やりましょうか、と。

高 TBSは、社運賭けてるらしいですよ。
松 そんなこと言うてましたね。
高 うん。
松 よーー、色んなとこで、社運賭けてますけどねえ。そんなもん。
高 まあ、そらみんな賭けますよ。そら、
松 口だけで。
高 いや、まあ、確かに口だけのとこあるかもしれないですけどね。
松・高 ははは。
高 テレ朝も、こないだもねー、
松 うん。
高 社運賭けて、良かったですねー。「弟」。
松 あれ、何に社運賭けたの?
高 「弟」やがなー。
松 弟の方に社運賭けたんかいな。
高 弟の方に、社運賭けとんねん。
松 兄貴やなくて。
高 兄貴やなくて。あれ。
松 はあ〜。
高 裕次郎や、裕次郎。
松 裕次郎ね〜。
高 とってたな〜、あれも。
松 あー、あれは良かったんや。
高 良かったよ、だって、20、全部、5日間20以上やろ?
松 か〜。
高 5夜連続で、最後28.いくつで。
松 え?え?なんぼ?
高 28.8か、なんか。
松 スゴイ。
高 一番最後だけで。

松 ほえ〜、なんやろ?
高 いや、だって、すごかったもん。あれ。キャスティングが。
   15億かかってんねんて。
松 えー?
高 15億やで。5夜で。
松 えーー?社運賭けすぎやんか。
高 うん。

高 いや、よーーさん出てましたよ。とりあえず。
松 ほえーー。
高 よーこないに出るな、ぐらい。
松 ふーん。
高 ほいで20ですよ。
松 そうか。
高 まあ、テレ朝良かったですよね。それも良かった。
松 あれもなんか、とっててんやろ?聖子ちゃんのやつ。
高 30やがなー。
松 ねえ?
高 30パーやで。
松 すごいな。全く知らんけど。
高 俺も全然観てないけど。
松 噂に聞くと、なんか、子供産むとこから、
高 え?
松 始まったらしけど。
高 センセーショナルなとこから。
松 聖子ちゃんが。
高 うん。
松 ものっすごい化粧してたらしいけどね。
高 もーそれがおかしい。
松 それは、あかんやろー言う話でね。
高 まあ、それでも、まあまあ、
松 うん。
高 それでも30とったらいいんじゃないですか?
松 そうですか。

其の弐 『 いい話 ・ いいこと恐怖症 』

松 もー、何がとるんか、わしゃ分からんわ。わしゃかなわんよ。
高 ははは。
松 ははは。
高 お〜〜!(笑)
松 これ、もー(笑)
高 懐かしいなー。
松 ははは。
高 ハクション大魔王。
松 もー、ほんと、な〜んでごじゃりますか、も〜。
高 ははは。
松 分からん、もー、分からんわ、わしゃもー、ほんまに。
高 でも、ほんま分かりませんけどね。
   まあでも、数字が全てじゃないですよ。
松 うーーーん。
高 いいもの作るのが、いいんですよ。
松 うーん。
高 ええ話聞いたよ。こないだね、
松 あ、もー、ええ話聞かして。もう、クリスマス前やから。
高 うん。ええ話聞いてね、
松 ほんーまにええ話なんやろな?
高 ほんーまにええ話です。ほんまにええ話です。
松 ほんまやな?
高 ほんまです。
松 うん。
高 まあ、「ほんまか?」言われたら、そら分からんねんけど。
松 ・・。
高 まあ、おーれ的には〜、
松 ははは。
高 ははは。おーれ的には、多分ええ話やと思いますわ。
松 毛穴かいな。
高 けあ、そこはええやん(笑)
松 (笑)
高 今くるか?2週の前のことを(笑)
松 ははは。

高 えーーとね、
松 10じーんさせてな。
高 いや、そこまでは難しい。そんな目線上げられたら、もー。
松 ちゃうねん、100じーんでやん。
高 あ、100じーんで10じーん?
松 10じーんなら出来る。
高 あ、まあ、それやったら大変、大変なことではないですね。
松 せやろ?
高 はい。あの、ウルフルズの事務所の、社長がいてんねん。
松 うわ、もー、じーーんときたわ〜。
高 早いなー。
松 ははは。
高 ほな、もう終わっとくわ(笑)
松 ウルフルズんとこの事務所に、社長がおると思えへんかったもん。
高 じーんと来るやろ?
松 じーーん(笑)
高 「まさか!」と思う、喋れるか!
松 ははは。
高 ははは。そんなんで感動してくれんやったら、
   内容言え、言われへんわ、俺(笑)
松 (笑)「課長や」思てたわ。
高 あ、なるほどね。
松 (笑)

高 ほいで、ウルフルズの元マネージャーの人が、
松 うん。
高 ニューヨーク行きはったんや。
松 うん。
高 で、そこでゴスペルを聴いたんやて。
松 はい。
高 で、すごい良かったんやて。黒人の人達が歌ってるゴスペルが。
松 うんうん。

高 どういう人かっていうたら、元々ずっとあのーー、なんちゅうの?
   あーいうーー、まあまあ、そういう、ドラッグで、
松 うん。
高 ダメになってる人たちが、自分たちを治すために、歌を歌い出して、
松 うん。
高 やってる連中ばっかりで、みんーな昔はジャンキーやった人たちやねん。
松 うん。

高 で、その人たちを、まあ、日本に連れてこよう言うて、
松 うん。
高 日本に連れて、来る時に、
松 うん。
高 契約すんねんけど、
松 うん。
高 そのみんなを、こー、か、なんつーの?大元と、契約せなあかん。
松 うん。
高 で、それが、値段をものっすごいふっかけてくんねんて。
松 つりあげてきよる。

高 それが、もー、ありえへん。「お前、マイケル・ジャクソンか?」言うぐらい、
   言うてくんねんて。で、いち、普通の、向こうでも全然取り上げられてない、
   ふつーーのゴスペル歌ってる、人たちやのに、
松 うん。いや、それはもう、「日本人や」思て、
高 そうやねん。
松 「金、あるやろー。」みたいな、
高 で、
松 色々あんねやろな。
高 思てて、で、そのマネージャーの人は、「もうやめよう。」と。
松 うん。

高 「もうやめよう。」と、「こんなもん、儲かりもせえへんし、ありえへん。」と。
   で、「もう、やめましょう。」つったら、その森本さんがちょっと怒り出して、
   「お前な、」で、そこには、
松 誰に怒ってんの?
高 その、マネージャーの人に。
松 うん。
高 「やめよう。」って言ってる人に。
松 言わば身内や。
高 身内に、「なんでやねん?」と。
松 うん。
高 で、泣き出すねん。その森本さんが。

高 そこには、エイズの人もたくさんいてんねんて。
松 うん。
高 で、ここのまあその、病院の人やわな。
松 うん。
高 えーっと、「金、どんだけ言うてるか分からんけど、これ高いかもしれへん。俺らからしたら。
   ただ、お前、エイズ患者を5人家で、一緒に住めるか?今。無理やろ?ごっつい、
   それを何十年もやってんねん。こいつらは。したら、金あげてええやないか。」つって、
   だから、向こうが言ってる金の倍あげたんや。もう、なんにも言わせへん。その代わり。
松 えーー?!でも、それちゃんと、いや〜、それいい話やけど、
高 いや、だから、
松 ちゃんと伝わってるかなー?
高 そうそう。
松 その、その気持ち。
高 うん。で、それは、「伝わってるかな?」って、そのマネージャーも言うねん。
松 うーん。うん。

高 で、それは「向こうはどう思ってるか分かれへん。」と、
   「ただ、内情見たら分かるはずや。」とこんーだけやって、
    お金残るわけあれへんからっていうの、分かるはずや、と。
   で、「そのぐらい金出したれ!」って、ダーン!と出して。
   一切文句も、そらそうやろな、倍やから。OK、ガッっとまるして、
松 まるしたんかいな?
高 いや、「まるして」って、(笑)
松 (笑)
高 そんな簡単もんやあれへんけど(笑)
松 (笑)
高 「OK」って、まるを書いたんじゃないけど、(笑)
松 ははは。
高 そのまるしたっていうのは、いや、その内容にまるをしたってこと。
松 あーあー。
高 大きくそこに、まるしたんちゃうで。契約書に(笑)
松 世の中の契約書って、そういうもんかな、
高 違う違う違う(笑)
松 へー。
高 俺、それ聞いて、「あー、この人すごいなー。」と思って。
松 うーん。
高 「言うてもほら、俺ら、ビジネスやってて、
   薄くても儲かるんならえーやないか。」って。
松 そうねー。俺は最初に「10じーんできたらいい」って言うたけど、
高 うん。
松 倍の20じーんやわ!
高 なんか・・ぱっとせえへん。
松 ははは。
高 (笑)
松 倍返しやがな(笑)
高 まあ、倍返しやけどな。いや、俺も、俺それ聞いて、じーんときて、
松 はーはーはー。
高 高須ちゃんは50じーんきて、
松 50じーんや。
高 で、
松 元々、何十じーんあんの?自分。
高 ・・・あ、元々は70じーんかな。
松 中途半端やなー、なんやその、
高 ははは。
松 100にせえよ。
高 それ100にしたら、おもろないから、「70」言うてるんやん。
松 んで?70、
高 で、70分の50じーんやわ。俺は。

松 だからー、それで、相手が、
高 うん。
松 逆にね、それをもっと100じーんに近付けようと思ったら、
   別にじーんさすためにやってるわけじゃないけど、
高 うん。
松 思うならば、「倍もいらん。」って、
高 ほんまはな。
松 うん。「倍はいらん。」て、向こうが言ったら、格好ええねんけどな。
高 な。これだけで、
松 これで、もう、かなり100じーんに近づく話やわ。
高 あー、ほんまやな。そんなことも言うてけえへんかったらしい。
   倍で、もう、ほんま、すぐまる。
松 うわ、も〜〜。シャーッと。
高 ぐるぐるぐるっと。

高 でもね、そういう、森本さんてええ人やねん。ほんーまええ人やねん。
松 吉本も、そういうとこ見習わなあかんな。そういうとこな。
高 ほんまやー。ほんま。
松 そやろ?
高 うん。
松 吉本なんて、ゼロじーんやろ?そんな話させたら、もー。
高 そんな、俺はそんなにガツっと、よー言わんけど、
松 (笑)
高 でも、
松 うん。
高 1割とって、「9割いらん、これはもうみんなのもんやから」
松 プロダクションって、ほんとなんであんなとりたがんねやろ?ほんま、そうやんな。
高 だから、だから、タイスケはすごいのよ。ウルフルズのとこやけどな。
松 うん。
高 タイスケ。
松 うん。
高 全然とらへんの。えらい会社やで。まあ、
   ええ、ええ会社やと僕は思いますけどね。その話聞いて。

松 まあ、ええ話やな。
高 ええ話ありました。
松 他は?
高 え?
松 (笑)
高 もう一個?もうひと玉かいな?
松 (笑)
高 もうあれへんよー。こないだ聞いて、「ええ話やなー。」って、
松 ふーん。
高 「あー、すごいな、森本さんは〜。」
松 そうか。
高 うん。

高 今年何か、あなたええことしました?誰かに。
松 あのねー、僕ね、ちょっとね、
高 うん。
松 そうなんですよ。そんな話から、ふっと思うんですけどね。
高 うん。
松 こー、いいこと恐怖症になってる自分がいるんですね。
高 おーれは。
松 おーれは。
高 ははは。
松 おーれなんかは。
高 おー。
松 おーれぐらいになってくると。
高 おーおー。どういうことよ?
松 いや、なんか、いいこと恐怖症になりません?
高 ならないです。
松 要するにね、
高 うん。
松 そのー、例えばですねー、うちのマンションの駐車場なんかでもね、
高 うん。
松 車止めるでしょ?
高 うん。
松 ほんで、これ、エレベーター乗るまでに、一個ドアがあるわけですよ。
高 はい。
松 で、オートロックですから、そこ、まあ鍵を、
高 うん。
松 差し込まないと開かないわけですよ。
高 うんうん。
松 ほんなら、住人とたまたま、
高 一緒に、
松 同じぐらいに帰ってくる時あるでしょ。
高 はいはい。
松 で、俺は車降りて、ガチャッと鍵で開けて、
高 うん。
松 エレベーターボタンを押してる。
高 うん。
松 そん時、もー、バタンって閉まってまうんです。
高 うん。
松 ほんならー、後から来たほうが、
高 うん。
松 もう、こっちのエレベーターに向かって来てるのも、ちょっとすりガラスなんで、
高 うん、分かる。
松 見えてるわけですよ。
高 うん。
松 この人は、俺がなんもせえへんかったら、
   まあ、鍵出して、開けなあかんよね?
高 うん。
松 でも、俺うちっかわやから、俺がちょっと開けたら、
高 なるほど。すぐ、
松 すぐ開く、開けれるわけやんか。
高 うん。
松 普通から考えて、もう、全然、開けてあげたいやんか。
高 うん。

松 やりましたけど、ちょっと恐怖症があんねん。
高 何?
松 「これをやって、“すいません”とか、なんも言われへんかったら、どーしよう。」
   って思うねん。
高 えーやんか。それも。それもこみでもう、相手がどう思うか、
松 いやでもね、それをやって、「すいません」とか、
   「ありがとうございます」って言われへんかったら、
高 うん。
松 自分に怒りが芽生えるよね。
   「え?なんで?コイツ。なんでなんも言えへんの?」っていう、
高 うん。
松 怒りが生まれるやん。
高 うん。
松 怒り生まれたくない、やん。
高 うん、まあね。
松 そしたら、無視しといたら、腹立たんですむやん。

松 で、きっとこういう、気持ちがどんどんこー、
   人に優しくなくなっていくんやろなー、と思うねんな。
高 まあ、それと、まあ、人と会話もなくなるし、
松 うん。
高 周りとの、関係も、
松 そういうことやな。
高 近所づきあいもなくなっていくわな。
松 そういうことやねんな。で、これが、段々恐怖症になっていくねん。
   「ありがとう」って言われへんかったらどうしよう、っていう恐怖症?
高 うん。
松 だからもう、「ありがとう」って、人に言われるようなことすんのやめようってなってくるのな。
高 ふーん。
松 で、これは、絶対良くないやんか。
高 良くないねえ。
松 で、そん時は、俺もう、ガチャッて開けてあげたのよ。
高 うん。
松 ほんなら、「あ、ありがとうございます。」って、
高 あ、まともな、ちゃんとした人や。
松 で、エレベーターの中で軽い会話があって、「お休みなさい」みたいなことで、
   もーのすごい気持ちがいいわけよ。
高 うん。

松 「あー、良かったな。」って、思うねんけど、でもこれ、
   「ありがとう」って言われへんかったら、きついで?
高 うん。
松 「何やこいつ?何やこれ?」
高 まあな。
松 「こんな奴が、このマンション住んでんのか。何階や、コイツ?」
高 まあ、でも、まあ確かに腹も立ちますけど、それは、
松 うん。賭けやで、これでも。
高 うーん。

松 アホになったろ、思て。
高 あー、分かるわー。
松 アホになった方が楽やから。
高 なるほど。
松 もう、ここでガチャッて開けて、
高 わけ分からんから。
松 開けてやれるような、もう知能がない人間になったら、楽やもん。
   で、向こうが「おい、開けてくれてもええんちゃうんか。」って、思うかもしれんけど、
高 うん。
松 それで文句言うてくる奴は、まあ、おらんから、
   あ〜♪ふ〜んふふふ〜ん、て。
高 でもそれは、逆もしかりやで。

高 それやられたら、
松 うん。
高 「おい!なんで開けへんねん。」
松 口には出さんけど、思うよ。「うわ、」
高 したら、もう、どんどん、
松 「俺やったら、開けるな。」みたいな。
高 どんどんギスギスなってくやろ?
松 どんどんギスギス。

松 でもねー、ほんとそうやねん。そうやねん。
高 そやね。
松 うん。
高 やっぱね、あのー、隣近所と話すことをせなあかんで。
松 うん。
高 誰が住んでるのか、分からんのは、気持ち悪い。
松 うん。
高 うん。少なくとも、その、隣ぐらいは。
松 うん。だから、本とのことを言うと「ありがとう」を求めずに、
高 いや、ほんとそうやねん。
松 「ありがとう」を求めずに、何か人のためにできて、
高 うん。
松 それで、「ありがとう」って言われへんかったとしても、
高 うん。
松 「何やコイツ。」って、思えへんようになれば、一番ええねんけどなあ。
高 まあね。まあまあ、そやねん、そやねん。
松 でも、もっと一番ええのは、みんなが「ありがとう」って言えたらええねんけどな。
高 ええ。一番ええ。ほんま。
松 ほんま、言えへんもんな〜〜。
高 言えへんで。
松 「ありがとう」「すいません」って、ほんま言えへんやろ?
高 言えへん。言えへん。

高 俺ほら、局の人とかとな、
松 うん。
高 あの、前のたけしさんの話じゃないけど、
松 「前のたけしさんの話」?
高 たけしさんが、飯一緒に食べた時に、
   プロデューサーに頭下げたって言うたやん。
松 ・・。
高 深々と頭下げるっていう、あ、してないか?
松 知らんよ。そんな話。
高 あ、ここでしてないねや。
松 あ、それ何?40じーんぐらいありそうな、
高 あー、
松 建前やんか。
高 うん。ABCのプロデューサーが、
松 うん。
高 たけしさんと「一度食事しましょうよー」つって、
松 うん。
高 たけしさんが、「あー、じゃあ、いつか食事しようか。」つってて。
松 うん。

高 たけしさんと、そのスタッフの人と、
松 うん。
高 まあ、俺の知ってる放送作家の奴と、たけしさんと食事に行ったんや。
   ほんま、数人で。
松 うん。

高 で、まあ食べて、
松 うん。
高 色んな話聞いて。
松 うん。
高 で、「じゃあ、ここは。」つって、プロデューサーがお金出して、
松 うん。
高 プロデューサーが出て行くと、たけしさんが、
松 うん。
高 もう、ほんま、ちょっとここでやるけど、そいつがやってんけどな。
松 (笑)
高 もう、こんな感じで、
松 うん。もう、45度や。
高 45度どころじゃなく、
松 うん。
高 頭下げはって、
松 45度やない、90度や。
高 うん。「ご馳走様でした。」って、言いはったんやって。
   そのプロデューサーに、ちゃんと頭下げて。
松 うーん。

高 「あー、なんか、すごいなー。」と、思うと。かっこええって、逆に、
   その、「あ、おつかれっした」じゃない、その、
松 うん。
高 なんちゅうの?ちゃんと礼を言うことが、かっこいい、
松 いや、たけしさん、俺もそやったで。
高 あーそう。
松 あのーー、1回、対談したやん。
高 したな。「コマネチ」で。
松 あん時に、まあ、まあ確かに、
   たけしさんの雑誌に俺が呼ばれてる形なんて、
高 うん。
松 まあ、いわば、俺が、
高 まあ、ゲスト。
松 言い方悪いけど、協力した形、
高 うんうん。
松 ですよね?

松 っていう、関係ではあるんやけどぉ、
高 うん。
松 中々〜、目上の人で、年上で、
高 うん。
松 あのぐらいになった人が、難しいやんか。
高 難しい、難しい。
松 「あ、ごめんね。」ぐらいの感じ、
高 「ありがとうね。」
松 「ありがとうね。」ぐらいの感じで、普通は、
高 うん。
松 それでも、全然OKやんか。
高 うん。
松 ものっすごい深々と礼してた。
高 せやろ?
松 「ありがとうございます。」って、最初。
高 もー、びっくりするな。
松 びっくりするよ。
高 で、俺聞いて、「たけしさん、やっぱスゴイなー。」と思って。そこは。
松 スゴイと思う。
高 で、それは、極端なこと、変なこと言うけども、やっぱし、
松 変なこと言いなや。
高 ・・・そんなあげ足とられたら、もうええ話も、
松 ははは。
高 もう、マイナス10じーんなってくやんか。もー。
松 ははは。

高 「ちゃんと礼言わなあかん。」と思って。
松 ちゃんと礼言わなあかんねんなー。
高 そう。で、そんなこと思って、俺、たまに、まあ、食事おごってもらうやんか。
松 うん。
高 そのー、プロデューサーとかにおごってもらって、
松 うん。
高 「あ、ごちそうさまでした。」って、終わって、帰りしながてら、
   「あれ?俺、なんか、ちゃんと言ったかなー?」って思って、
松 ちゃんと言うてない時あると思う。
高 せやろ?その時に、もう一回連絡、連絡すんのよ。電話入れて、
松 うん。
高 「あ、ご馳走様でした。今日、ほんとありがとうございました。」って、
   ちゃんと「ごちそうさま」は、言うてないなと思ったら言わな、と思って。
松 うん。
高 おごってもらったらね。

松 俺はでも、基本的に、局の人間と飯食いに行っても、俺出すから。
高 いや、そら、まあまあ、そら、
松 もうイヤやねん。
高 あ、そう。
松 なんか、あのー、あの感じが。
高 あーそう?
松 なんか、接待されてるみたいな感じで。
高 いや、だからそれは接待ですよ。ある種のね。
松 あー、ある種ね。
高 「食事行きましょう。」やから。
松 うん、なんか、
高 「時間とってくださいね。」やから。
松 なんかイヤやねん。それ。結構、俺、出すようにしてんねん。
高 あーそう。
松 あれ?何それ?
高 でも、それは別に、
松 これ、ある種、逆に90度頭下げるより偉い、
高 違う。お金の問題じゃないねん、それ。出されたい、
松 105じーんやん。
高 全然違うよ。なんで5足しとんねん。MAXより。違う。
   お金の問題じゃないのよ。
松 (笑)うん。
高 向こうが「食事どうですか?」って言ったら、おごられることも、必要なんですよ。それは。
   全部出すのが、いいわけでもないですよ。

高 で、これね、こういう誕生日とかね、ええことあった日とかね、
松 うん。
高 正月明けとかね。
松 うん。
高 ちょっとでも思う、ちょっとでも思うわけですよ。「少しはええ人間になろう。」と。
松 そやな。
高 と思ってても、どうせどっかで崩れてきよるんやから、俺みたいなもんは。
松 も〜〜〜、
高 おーれみたいなもんは、
松 もー、そやな、1月の、もう7日には、もう崩れとるな。
高 もう、7日には、崩れて、「なんやこのボケェ」と思ってるからね。
松 2週間やわな。
高 2週間や。
松 高須みたいな、
高 うん。
松 御影屋〜、
高 御影屋の、
松 くずれの、
高 くずれの、・・何?
松 梅毒はな。ははは。
高 むちゃくちゃ言いよるわ。むちゃくちゃ・・それは、それは違う(笑)
松 まあね。おーれみたいなもんは。

高 ほんま、もって一週間ですよ。だからね、よく、
松 一週間もつか?
高 もたへんねん。
松 午前。
高 午前。午前や〜。もう、午前の2,3時間ですーっと終わってまうねん。俺。
松 3時間もどーかな〜?みたいな。
高 まあ、そういうこともあんねん。2時間ちょいぐらいや。
松 2時間・・?
高 2時間ちょいも無理やわ、大体。
松 ははは。
高 47,8分や。
松 いや、
高 うん。
松 40分ちょい。
高 うん。45いくか、弱ぐらいかな。
松 (笑)そこもいくかどうか・・。
高 そこもいくかどうか、2,30分ぐらいは、まあなんとか、持ちこたえるわ。俺も。
松 2,30分も・・。
高 せやねん。それはもう、10分ぐらいやねん。・・ははは。
松 ははは。
高 なんぼいくねん。俺(笑)
松 ははは。
高 もー、ええやろ。もつわ、それぐらいは(笑)
松 (笑)
高 一週間は、最低でも、もつわ。気持ちがしっかりと(笑)
松 だから、
高 うん。
松 だから、僕はこのラジオを通じて、
高 なんですか?
松 「ありがとう」と、
高 うん。
松 えーーーーー、
高 うん。
松 なんやったかいなぁ?
高 (笑)
松 ・・・面白かった?(笑)
高 あのねー、俺、水飲もうと思った時やったからぁ(笑)
松 ははは。
高 「ごちそうさま」でしょ?
松 (笑)
高 「ありがとう」と「ごちそうさま」でしょ?
松 ははは。「ありがとう」と、
高 「ごちそうさま」は、
松 「ごちそうさま」は、
高 せめて。
松 ほんま、せめてちゃんと言わなあかんな。

松 俺みたいな・・泌尿器科系は、
高 ははは。
松 ははは。誰が、
松・高 泌尿器科系や(笑)
松 ははは。どういう意味やねん。そしてまた(笑)
高 泌尿器科て(笑)
松 (笑)
高 それなんやろな。でもなんか、ちょっと嫌な感じあるな(笑)
松 (笑)
高 整形外科ではないからな(笑)
松 思てまうからなー。
高 まあねー。
松 うーん。
高 まあ、でもね、まあそうなんですよ。難しいとこなんですけどね。
松 うーん。
高 いざ、もー、ちょっとしたことでカチンときてまうしね。人って。
松 うーん。
高 だから、まあ、できるだけこう、早く、怒っても早く忘れようと思ってるんですよ。いつも。
松 うん。
高 怒っても、すぐ忘れようと。

松 なんか、よう電車でさあ、
高 うん。
松 カバンがあたっただけで殺されたとかさあ、
高 うん。
松 そんなんよう言うやんか。
高 言う。
松 別にそんな、勿論、そいつ、その殺した側の人間を援護するつもりはさらさらないけど、
高 うん。
松 俺ね、「ごめんなさい」言うてないと思うねん。
高 うん、まあ、そういうのもあるんかもしれへんなー。
松 それは、非常に多いと思うよ。傘がバーン当たったりとかしても、
   「あ、すいません。」って、
高 まあ、一応言ったらな。
松 そうやねん。俺、絶対言ったら、そこまでいけへんと思うで?
高 そうやなー。
松 でも、ニュースとかではさ、「すいません」とか言った言ってないとこなんて、
   まあ、勿論全然、
高 まあまあ、そら触れへんわな。
松 もう、結果だけ?
高 うん。
松 傘があたっただけで殺人、みたいな。
高 まあまあ。
松 「怖い世の中や。」みたいに言うやんか。
高 うん。
松 俺、「すいません」って言ってたら、絶対そこまでいってないと思うねんけど、
   なんか、そこをなんか、完全に切り取ってねー、
高 うーん。
松 言われてしまってるだけでねー、
高 まあ、確かにそうかもしれへんね。
松 やっぱ「すいません」って言ったほうがええで。
高 いや、もうせっかくクリスマスですからね。
松 うーん。
高 こういう時ぐらいは、ちょっとええこともせんとね。
松 あ、「せんと」がかかってるやんか。
高 はあ〜〜〜。かかってきたなあ〜。
松 (笑)
高 うわー、ど、クリスマスやからかな。
松 ええこと「せんと」。
高 (笑)ええこと「せんと」クリスマス、
松 (笑)
高 せんとー、そうやな。
松 「せんとー」って伸ばしたら、戦いになってまうがな。
高 ほんまや。
松 「せんと」と「せんとう」は、全然ちゃうんやで。
高 ははは。
松 むしろ、いいことで戦っていこうっていう意味やな?
高 あーはいはいはいはい。
松 ははは。
高 ははは。

高 いやー、頑張って。また来年やっていこね。しっかりとね。
松 そう。
高 そうね。まだ、あと1週間ありますけど、頑張りますよ。まだまだ。
松 毎年、歳とっていくと、
高 うん。
松 段々、自分より目下の人間が増えてくでしょ?
高 増えてく、増えてく。
松 だから、怒られることもなくなるし、
高 そうやな。
松 「ありがとう」とか、「ごめんなさい」って、
高 そうやな。
松 すっごい言いづらく、どんどんどんどんなってくるから。
高 そう。ちゃんとせなあかんな。
松 ちゃんとせなあかんねん。俺、もうジジイになっても、あのー、あの、何?
   二十歳ぐらいの人に敬語使えるジジイになりたいねん。
高 あーー、ええね。それはええね。
松 うん。
高 ほんまや、そう。そうあろう。日本人の美しき心や、それが。
松 え?
高 ・・いや、
松 ははは。
高 そういうね、年上に対してもね、
松 そうやねん。
高 年下に対しても、同じように接するのが、
松 そう。
高 ね?
松 うん。

高 お正月どうするんですか?クリスマスから、お正月は。
松 もうキムがもー、グアムやないと、あかんことになってる言う、言うからさ。
高 もう、言わんとこな、その場所は(笑)
松 ははは。「どーする?」言うからやん。
高 あー、ごめんごめん。海外、海外行く?
松 今年でも、スゴイらしいで。
高 多い?
松 もー、多くて多くて、もー。
高 えー?
松 うん。
高 もー、ええわ。日本で、俺、また。
松 マジで?
高 うん。めんどくさい。
松 おいしいもん食うんかいな。
高 いやー、おいしいもん食われへん。実家帰って、飯食うぐらいやから。
松 あ、そう。
高 うーん、あんなもん、
松 自分、なんだかんだ言いながら、実家帰るの好きやな。
高 あの、また今年もあるんですよ。4日に。
松 のど自慢大会かいな。
高 のど自慢大会。地元対抗。
松 (笑)
高 もー、ツレばっかり集まるね。もう「帰って来い」って、
   メールが入ってきとるわけですよ。
松 「タカス スグカエレ」みたいな。
高 うん。「スグカエレ」。
松 (笑)
高 「ドウソウカイ ハジマル」(笑)
松 ははは。「モウヤッテル」(笑)
高 「モウヤッテル」(笑)
松 ははは。もっとはよ連絡してこい(笑)
高 ははは。

松 今年はほんとに、身内もね〜。
高 えー、まあそんなことがあったんで、だからよりいっそう多分、
   みんな集まるんじゃないですかね。
松 一丸となって。
高 うん。かなりみんな集まりますよ。
松 えー?もう、みんな飲みだして、またなんかー、
高 泣くねん。
松 泣くんちゃう?もー。
高 泣くねーん。それが、イヤやねんけどぉ。

高 やっぱりね、あのー、なんの利害関係もない時に、
松 うん。
高 「逢った友達、が実はこんなに多かったんや。」と思いましたよ。今年。
松 うん。
高 やっぱり、今、どっか仕事関係やったりとか、
松 うん。
高 なんかね、その、
松 損得ね。
高 うん。ないと思いながらも、どっかあったりとかね。
松 まあね。
高 でも、やっぱ中学とか、小学校とか、
松 関係あれへんもんな。
高 関係あれへんから。な、何になってようが、
松 今更、かかしてほしいこともないしな。
高 なんにもないし。
松 ははは。
高 いや、ほんまやで。
松 うん。
高 かく気もないしね。
松 かく気もないし(笑)
高 うん。やっぱそれってね、
松 うん。
高 「あ、こんな心地いいんか。」って、思いますよ。
松 うん。
高 「年に一回は、逢っとかなな〜。」と思いますよ。

高 でも、あなたもね、もし時間があればねー。
松 (笑)
高 来たよろしいねん。
松 うーん、なんか特別扱いされるもん。
高 せえへんよ、そんなもん。
松 いや、最初はちょっとされるやん。
高 あ、最初の一時間だけ。あと、みんな、
松 まあな。
高 びっくりするぐらい無視やで。
松 まあそうやろな。
高 うん。最初の一時間は、みんな「何してんの?何してんの?」
松 しんどいからなー、も〜〜。おーれ的には〜。
高 (笑)
松 ははは。

其の参 『 世話好きな人 ・ 舌打ち ・ 涙 』

高 あのですね、またこれ、「あるかなしか」。
松 あ、好きやな、自分それ。
高 うん、うんまあ、これその、どーかな、と思って。あのね、
松 うん。
高 世話好きな人っていてるやんか。あのー、
松 それでも、男と女とか、マネージャーとかあるな。
高 人によって違えへん?俺は男が、男のイメージやけど、
松 うん。
高 もう、写真を物凄い撮ってくれて、
松 うん。
高 みんなに、こー、みん〜〜なにちゃんと、
松 焼き増しして、
高 焼き増しをして、「お金はいい。」
松 この人用、この人用みたいに、
高 なんであんなしっかりできる人?っておるやんか。
松 うんふんふんふん。

松 それが好きなんかいな。
高 世話好きな人、俺は1人おってほしいねん。
松 うーん。
高 だから、好きというよりも、
松 うん。
高 身内に1人おらんことには、・・・なんかな。
松 え?俺、それおるかな?
高 それはいてるでしょう。だから、木村祐一さんは、そうじゃないですか?
松 キムはそういうことでは、ないのかな〜〜。
高 いや、でも、でも、なんかある時には、
   段取りごと全部やってますよ?あの男は。
松 うーーん。

松 意外とでも、山崎やりよんのよね。
高 あ、
松 旅行会社電話したりとかして。
高 まあ、山崎もやってますね。
松 うん。
高 だから、いてんねん。意外と。
松 そうか。
高 うん。
松 うーん。
高 いや、周りには、あなたの周り知らんだけで、結構いますよ。
松 俺はもう、一切無いな、そういうの。
高 ほんま、あかんなー。
松 俺、あのー、飯とかね、みんなで旅行行って、飯とか来た時に、
   もう、もう、来たらぁ、すぐ食べたい、いやしいから。
高 いやしいなー。
松 意地汚いから。
高 意地汚いなー。くっさいわー。
松 だから、もー、おばはんが持ってきたテーブルに置く前に、
   箸出したいくらいの、
高 うわうわうわうわうわー、もー。
松 テーブル置く前から、つるるるるーん吸いたいぐらいの。
高 うわ、もー、獣や(笑)
松 ははは。もー、厨房迎えに行きたいぐらいやから。俺は。
高 うわー、獣、獣、獣(笑)
松 それを、バー来たら、「ちょちょちょちょちょ、ちょっと写真。」みたいな。
高 うん、えーやんか。
松 イ〜〜〜ラアァァァァッッ!ってすんねやんか。
高 あのね、そんな奴が、優しい人のね(笑)
松 ははは。
高 「ありがとう」と、なんやったかいなー?(笑)
松 「すいません」(笑)
高 「ごちそうさま」や。
松 「ごちそうさま」。
高 そんなもん言われへん、言うたあかんわ。そんなもん。
   イラ〜って、それぐらい、ええがな。
松 でも、でも、
高 うん。
松 出来上がった写真を見たら、「ええな。」って思うねん。
高 やろ?思うやろ?
松 頼んだもんを前にして、
高 ええやろ?
松 で、みんなで、こー、
高 ええやろ?
松 箸かフォークか持って。

松 あとでなってみればね。
高 うん。
松 でも、もう、そん時はもー、イラ〜〜ッくんねん。
高 あかんなー。
松 で、もー、「あっこ行こう。」って言うたら、俺もうそっちに気持ちいってるから、
   「え?ちょちょちょちょちょ、ここで一枚!」みたいになったら、
高 えーやんか。
松 イ〜〜〜ラアァァァァッッ!くんねやんか。
高 ・・もーえーやん(笑)
松 でも、帰ってきて見てみたら、「あー、この写真もいいな。」
高 どないやねん!
松 ははは。
高 それ、何?撮ろうとするのは、誰が撮ろうとすんの?
松 あーんとね〜、結構今田好きやな。
高 え?今ちゃん、そんなことすんの?
松 今田好きやな。あいつ結構、デジカメ好きやからな。

松 写真の時って、一回止まるでしょ?
高 うん。止まる。
松 流れが。
高 うん。それが、
松 あれが嫌いやねん。
高 はー。
松 でも、帰ってきて見てみたらぁ、「ええもんやな〜〜。」思うやんか。
高 おっさん(笑)
松 ははは。
高 あの、あなたね、(笑)
松 うん。
高 あの、じゃあ、まあ、友達と行くのはいいですよ。
松 うん。
高 例えば、そのー、彼女なるような人がおる時はね、
松 うんうん。
高 2人でおる時どーするんですか?写真撮らないんですか?一切。
松 2人で旅行なんか行けへんもん。
高 旅行というか、ちょっとまあ、どっか行ったりとかする時にぃ、
松 あーー、行けへん。
高 じゃあ、2人の写真ないんすか?
松 あ、基本的には無い。
高 えーーー?!
松 だって、俺、もー、あれも大嫌いやからね。当然のことながら。
高 「あれ」って?
松 あのー、あれやんか。ゲームセンターにあるやつやんか。あの。
高 あーあー、あれな。

高 プリクラや。プリクラ。
松 あー。
高 あれがイヤや。
松 もー、あんなんとか大嫌いですからね。
高 ええやんかー。
松 え?やったことあるんですか?
高 やったことあるよ、俺。撮ったことあるよ。一緒に。
松 いや、そら俺もあるけど。
高 あんのかいな!自分。
松 あるけど、もう、イ〜〜〜ラアァァァァッッ!
高 イ〜〜〜ラアァァァァッッ!
松 くる。
高 うん。
松 でも、ポンと出てきた瞬間見たら、
高 うんうん。
松 「ええもんやなー。」思うね(笑)
高 思う(笑)
松 ははは。
高 わずかな時間やないか。イラッとするのは(笑)
松 ははは。

松 でも、世話好きの女は、あんまり好きじゃないわ。
   あれも、あれもこれもって、
高 あ、俺全然ええわ。
松 「あれやったろか?あれいらんのか?」
高 えー?!
松 もーもーもー、イ〜〜〜ラアァァァァッッ!くるもん。
高 ん?
松 ・・。
高 ・・で?
松 でも、
高 うん。
松 「あー、でもええもんやな〜。」
高 ははは。
松 ははは。
高 俺、世話好きな人の方がええけどな。
松 あーそう。
高 もう、色々、こっちがやったら疲れんねん。
松 うーん。
高 もう家帰ったら、やって欲しいねん。色んなこと。

松 (風呂に)お湯、はって欲しい人かいな?
高 はってほしい人やね。
松 あー、俺ないわ。
高 ええっ?
松 ない。
高 どないやの?
松 そこまでされたくないわ。
高 自由が欲しい?
松 自由が欲しい。
高 ええー?
松 洗濯もんも、たたんで欲しい人?
高 そうや。
松 ・・あー、もー、自分でたたみたいわ。できたら。
高 えー?!
松 そんなにないわ。
高 ややこしいなー。自分〜。
松 (笑)うん。
高 俺、全部やってほしいわ。
松 え?
高 楽やもん。
松 ほな、結婚したえーやん。
高 いや、それとはまた別やんかー。
松 ・・。
高 それはまた、別やん。
松 あ、分かった。自分あれやな、完全にメイド的な考え方やな。
高 違う違う。そんなんじゃない。
松 男尊女卑の、最たるもんやな。
高 全然違う。
松 極地やな。
高 全っっ然違う。
松 がんやな、人間の。
高 ははは。あー、「次なんて言うのかな?」思たら、「がん」て言ったか。
松 ははは。
高 腫瘍や。
松 (笑)
高 俺みたいなもんは。
松 イボやな。
高 イボ。イボ?
松 悪性の。
高 ははは。違うよ。違うよ、そんなん思てんちゃうねん。別に。ほんまに。
松 うーん。

高 他で仕切ることをやるから、
松 うん。
高 その、仕事上でも。
松 うん。

高 もー、そんなこと、家帰ってやりたないねん。
松 うーん。
高 うん。
松 ・・・あんまり好きじゃないなー。
高 あーそう。自分、変わってるなーやっぱり。
松 他は?
高 他はですねー。

高 「舌打ち」。
松 舌打ちは、
高 うん。
松 おそらく自分では気付いてないだけで、
高 うん。
松 めちゃくちゃしてると思う。
高 してるねー。
松 もう、運転の時とか、めちゃくちゃしてるし。
高 あの、舌打ちされたら、あの、絶対むかつくね。あれ、なんであの音がむかつくの?
   チッって言われたら、なんでカチンとくるようなってんの?人間て。
   チッって言われたら、いや、別にえーやん。チッ。
松 別に、
高 こんな音、こんな音やんか。
松 舌打ちされたからって、痛くも無いしね。
高 うん。そうや。
松 うん。
高 「あ」って言うのと、「チッ」っていうのと、
松 何が違うねん言う話やね。
高 うん。

松 まー、取り決めでしょうね。
高 あれなんやろ、あの、
松 取り決めを、があるってことを、もう頭に埋め込まれてもうたからやな。
高 これって、全世界そう?チッ。
松 あー、外人もやるね。

松 イラットくる。
高 イラッとくるな、あれ。
松 まあでも、後で考えたら、「あー、ええもんやな。」
高 ははは。
松 と思うね。
高 なるほどね(笑)
松 ははは。
高 分かります、分かります(笑)
松 えーえー。
高 「涙」。これもねー、
松 これも、好きか嫌いかって、これはーー、一概には言われへんなー。
高 今年、涙流しました?
松 えーーーーー・・・。
高 俺、流してるなー。
松 なんか、年取ったら、涙脆くなるってよう言うやろ?
高 自分すごいなー。
松 まだ、そこまではいってないな。
高 俺、もうよく泣くやんか。自分知ってるやんか。俺、よー泣くやん。
松 そんな泣いてた?
高 いや、俺よー泣くやん。その、前の、ドラマ終わりの打ち上げでも泣いてたし。
松 あー、泣いてたなー、自分。
高 やろ?俺、そんなんでも泣くし。
松 もー、びっくりしたわ。
高 俺、友達んとこでも、泣くねん。
松 友達んとこで泣く?
高 「友達んとこ」って、友達が亡くなったから。
   それ、もうもうもう、今年はもー、よう泣いたわ。
松 ほーー。
高 ほいでもーーー、なんやろねえー、なんかDVD観ても泣くねー。
松 何観て泣くねん?
高 覚えてない。
松 (笑)
高 覚えてないけど、泣くねー。ははは。

高 こないだNHKの「アーカイブ」なんとかで、ええのあったなあ〜。
松 あー、アーカイブ。
高 あれー、
松 俺、もしかしたら、観てるかもよ。
高 あのさー、
松 うん。
高 あの、琵琶湖かなんかに、水ひいてくるとこに、
松 知らんな。
高 ははは。なんやねん(笑)
松 (笑)
高 はや〜(笑)
松 だって、知らんねんもん(笑)
高 早いわ〜(笑)
松 全く、琵琶湖なんか、考えたことも無いわ。
高 あー、じゃあまあええわ。そっから水ひいてくるところが、
松 うん。
高 家の前まで、こーー、水ひいてきてるところで、
   それの四季を、こう追ってるのよ。
松 うーん。
高 その、いや、それがねー、ものすごい良かったわー。
松 あーそう。
高 あなたは、泣いてないですか?
松 ・・・・そんなにないねー。
高 えーー?
松 最近、泣くようなことないねんもんねー。
高 「猟奇的な彼女」今年やったかな?観たの。
松 うんうんうん。
高 泣いたな。
松 えっ?!どこで泣くの?あれ。
高 ・・自分ひどい男やなー。俺、もー、5箇所泣いたわ。「猟奇的な彼女」。
松 えーーー?!
高 泣きました。すいません。
松 ・・ゼロ箇所やわ。
高 もー、泣きました。「よーできてるなー。」と思いながら。
松 マぁジでぇ?
高 僕、あーいうのも泣くんです。
松 うわ、もうおっさんやな、自分。
高 はい。そういう意味じゃ、もうイボです。
松 (笑)悪性のイボやな。
高 悪性のイボです。僕なんか。
松 おーれなんて。
高 ははは。

高 じゃあ、あなた泣いてないんですね、今年は。
松 泣いてない。
高 強いなー、自分は〜。
松 強いというか、な、泣かない、
高 自分、別れ際で泣いたりとかせえへん?
松 女との別れ際?
高 女との別れ際。いや自分、俺は泣かへんで。
   きょほん、そんな、悲しくて泣くんじゃないで?
松 「きょほん」。
高 うん。きょほんは、
松 (笑)
高 悲しくて泣くんじゃないで?
松 うん。
高 なんか、こー、向こうに、「あーなんか、」こ〜、
   「あー、悪いことしたなー。」って感じで。
松 ・・・うーん。
高 うる〜っとけえへん?
松 泣くってさ、
高 うん。
松 結局、
高 うん。
松 俺、思うねんけど、
高 うん。
松 泣くと笑う、まあ、どっちもそやねんけど、
高 うん。
松 結局、泣くという行為は、突発性の行為であって、
高 うん。
松 意外と悲しなかったりとか、す、しませんか?そんなことよりも、涙こそ出ないが、
   今でこそこうしてるが、今もジーーんときたままや、みたいなことの方が、
   ほんとに悲しい時ってそうやろ?
高 うん。正しい。それはそう思う。

松 笑いもそうで、「あ〜」って笑ってる時っていうのは、意外と、な、
   後で残らなかったりとかするでしょ?でも、声に出して笑ってへんけど、
高 うん。
松 「うわ、あれおもろかったわー。」って言うてるのは、持続性があるでしょ?
   結局、笑いと、涙って、「悲しい」っていうのは、慢性か急性かなんですよね。
高 うん。確かに。慢性の方が悲しいんです。
松 そうなんです。
高 慢性になっていった方が、悲しいんですよ。
松 でも、第三者が見たときは、ものっすごい大きい声で、笑い声で笑ってる方が、
   「あー、この人、ほんまに楽しいねんな。」って伝わるし、
   ものっすごい涙流してる方が、「この人悲しいんやな。」って思うけども、実際は、むしろ逆!
高 まあ、そうかもしれませんね。
松 と、僕は思うんですよね。
高 なるほど。それは確かにそうかもしれません。
松 ええこと言うたでしょ?
高 ええこと言うたねー。
松 うん。
高 ・・いや〜、今年は色々あったなー。
松 えーーーー?そんなまとめ方?
高 うーん。いや、自分にフィードバックしたの。色んなことを。


松 来年も色々あるで。
高 あるかなー。
松 俺、前もそんな話したやんか。その、
高 うーん。
松 あのー、もー、指ばっと切ったりするのイヤやから、
高 (笑)
松 もう切る前にバンドエイド貼っといたろかな、みたいな。
高 言うてたな。
松 あんな風に、なんかできたらえーねんけどな。来年の、起こることが、
   もー、今わかってたらな〜。もう回避したいなあ。
高 でもね、少々のことはいいかな、と思うよ。
松 うそー?
高 いや、そういう感情が無いと、
松 うん。
高 予期せぬ感情のことが起こらないと、新しい感情生まれへんしぃ、
   発見も無いわけですよ。
松 うーん。
高 だからちょっとしたね、
松 うん。
高 ことはもう、いいかな、と。いや、たくさん知った、
   今年〜〜色んなこと知りましたよ。
松 勉強なった?
高 うん。なった。今年は物凄いなったね。ちょっと考え方変わりましたからね。

松 例えば?
高 例えばね、
松 うん。
高 えーーとーー、いや、かなり人に優しくなりましたね。
松 あ、それは俺もなったで。

高 友達が死んだ分、
松 うん。
高 「あ、俺がやらなあかんな。」とか、
松 うん。
高 「あいつが死んだ分、こういうこと俺もやっとかなあかんのかな。」とか、
   こー、思うようになりましたね。
松 ほー。
高 生きてる、
松 つき、突き動かされてるやんか。
高 そうなのよ。だから、
   「少々大変やけど、やっとかなあかんのかなー。生きてるんやから、まだ俺は。」
   と思うようになりましたな。
松 へー。そこまで俺いってないわ。やっぱり。
高 まあ〜〜、だからかなり強烈やったんですね。
   僕、僕が知り合いが、友達が、まあ自分も知ってるけど、
松 あー。
高 友達が死んだってことが。ま、でかいね。
松 それは、精神的に長ズボンになったんやな。俺なんて、まだまだ半ズボンやな。
高 俺、もう長ズボンやね。びろろろろーんと。ちょっと、こう、
   くるぶしも隠れてもうたようなとこありますね。
松 (笑)まあ、分かったような分からないような例えやけどね。

高 どうするんすか?クリスマスは。だから、あなたは。
松 だから、
高 「特番や、特番や」言うけど、夜はあいてるじゃないですか。
   な、そんなずっとやってへんのに、ボケェー。
松 いやだって、決めてへんもん。
高 決めてへんの?
松 俺、ほんとね、ウソばっかりつくなって思われるかもしれんけど、
高 うん。
松 いまだに、クリスマスとクリスマスイブ、いっつも分かれへんねん。
   何日なの?毎年聞いてんの。
高 ウソやん。
松 ちゃう、ほんーーまに分からんねん。3・4やったような、
高 まっつん?
松 いや、これ、ほんまやねんて。3・4やったような気もするし、
   4・5やったようも気もするし、5・6、
高 なんや、
松 25・26やったような気もするし、
高 違う。4と5ですよ。

高 それは覚えてください。24がイブです。
松 25か。
高 25が、本チャンですね。
松 今年、スゴイんでしょ?金・土なんでしょ?
高 そうなんですよ。
松 ねえ?
高 うん。
松 えらいことなるんちゃう?街は。

松 まあ、そんなことですか。
高 そんなことですか〜〜。
松 なんもないなー。
高 これ、最後の、あれ?放送?来週で最後?
松 来週まだある。
高 あ・・。あー、来年こそもっといい年にしよう。
   おーれは、もっと、こーええ年にしたいわ。
松 (笑)
高 (笑)
松 毛穴かいな(笑)
高 ははは。
松 なあ(笑)
高 「毛穴かいな」(笑)
松 うん(笑)
高 ははは。
松・高 あ〜〜〜。
高 ・・この曲(BGM「人間の証明のテーマ」)ええ歌やなー。
   「やっぱええ歌やな」って思ってもうた。ちょっと、違うとこに流れてて。
松 うん。
高 ・・・何言うてるか全然分からへんけど。
松・高 ははは。
高 「ママ」しか分からん。
松 ほんまやな。
高 うん。
松 そやな。
高 うん。
松 内向的なことばっか言うとんのかも分からんな。
高 なんか、言うとんのかも分かられへん。
松 「もーあかん。もー。」
高 もー、シャキッとせえや!言う歌かも分からんけどな(笑)
松 うん。「前、行ける言うたけど、やっぱり無理や。」みたいな。
高 なんやねん、お前、も〜〜。
松 ははは。「でも、頑張る。」
高 どっちやねん、お前、も〜〜。
松 「あー、やっぱりやめようかなー。」
高 声ちっちゃいねん!お前はぁ〜。
松・高 ははは。

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