2004.7.29(木)148回目(途中まで)

今週の一曲 『 サライ 』 加山雄三・谷村新司


其の壱 『 半身浴 』

松 どもー、松ちゃん、ゴールドメダリストでーす。
高 高須ちゃん、シルバー・・・・仮面でーす。
松 仮面な。仮面でええの?
高 うん。
松 うん・・。OK!
高 ははは。うそー(笑)
松 (笑)さすがやな。
高 ははは。うわー。
松 ははは。あそこで「仮面」が出るのが、やっぱすごいと思うわ。
高 そう?
松 うん。
高 あーいやいや、そんなに、自然と出たから。
松 いやいや、
高 別にそんなに、
松 一流や。
高 そーんな、そーかなあ〜?
松 一流。
高 自然と出たね。単純に。
松 いやでもそれが、それが自然に出るところが、「一流や」って言われるゆえんやと思う。
高 ほんま?
松 超人や。
高 シルバーから、仮面、「シルバー仮面」しかほんーまなかったから、それで、
松 いや、普通、シルバーってきたら、仮面とはけえへん。
高 でも、ほとんど他に無いからな(笑)
松 ははは。
高 シルバー(笑)
松 偉人やわ。ある意味(笑)
高 ははは。

高 もうね、ベタベタなんのイヤやろ?
松 イヤ。ベタベタ、イヤ。
高 すぐシャワー浴びたいやろ?
松 うん。
高 俺、「よー昔、あんな遊びまわってたな。」思って。ベッタベタなって。
松 うーん。うん。
高 子供の頃って、汗かいても、自分の体くさなかったやろ?なんか。
松 うん。
高 ちょっと最近、汗かいたら、ちょっとなんか汗臭ない?
松 それはあんまりないね。ほんまにない。
高 ちょっと腹立つな。
松 ははは。
高 自分だけ、ちょっと嫌や、それー。
松 でもな、俺、結構、ずっと、半年ぐらい前から、
高 うん。
松 半身浴をしてるのね。
高 何、健康に気ぃ使ってんの、自分〜。
松 いや、半身浴すんのよ。きも、っていうのはぁ、
高 「きも」?!
松 ははは。
高 (笑)
松 あのね、結構熱めのお湯を、まあ、
高 いやや〜。へその上ぐらいで。
松 そのぐらいで、
高 うん。
松 30分ぐらいおるやろ?
高 汗、ばーかいて。
松 物凄い汗出るやんか。
高 うん。
松 ほいで、その前にクーラーを、ガンガンにしとくやろ?
高 うん。
松 ほいで、ふらっふらになんねやんか。
高 うん。
松 水気もうわー出てって。
高 うん。
松 ふらっふらになって出てきて、バスタオルをそこにひいて、
高 うん。
松 ごろ〜〜んなって、
高 うん。
松 ほいでもう、もうもうもう、当然すっぱだかですよ。
高 うん。
松 ほいで、もー、扇風機をまたぐらんとこに、こう、
高 ははは!
松 もーもー、もー、
高 股からのアングルで。
松 もう陰毛が、ぶわわわわ〜なるぐらいまで。
高 あーあーあー、なるほど。
松 あの、わーやって、水、がっばー飲んで、
高 うん。
松 でろーーんなってる時、
高 うん。
松 笑てまうぐらい気持ちええな。
高 分かるわー。
松 なんやろ、あれ。
高 気持ちええ。
松 もー、もう「これがあったら、なんもいらんちゃうかな」
高 分かる。もー、余裕があった、もっと言うと、これは、
松 うん。
高 成功者だけができる、ことちゃう?こんなもん。
松 またぐらの扇風機かいな(笑)
高 ははは。
松 誰でもやっとるわ(笑)
高 いやいや、時間に余裕があってよ?成功者のみぞ与えられた、
松 成功者(笑)
高 快感ちゃうの?これ(笑)
松 全然誰でもやってるわ(笑)
高 ははは。
松 むしろ、成功者はせえへんわ(笑)
高 (笑)
松 成功者は避けるわ(笑)
高 あらら、ほんとかいな(笑)

松 自分でもね、半身浴やってみ?
高 あついやんか、もー、イヤやねん。熱いの。
松 でもね、いや、でも半身浴やったら、
高 うん。
松 あのね、なんかね、自分の持ってる弱い部分っていうとこが、出んねん。
高 分かる。「もうええんちゃう?もうええんちゃう?」
松 いや、それもあるんやけど、
高 うん。
松 極限までの、のどの渇きって中々体験してないやろ?
高 体験してないね。うん。
松 もうね、すごいで。自分のやらしーーとこ出るで。
高 ど、ど、ど、どーいう?
松 もうね、もうね、「この水一杯に、もう命かけれる」みたいになんねん。
高 あーそう。
松 で、「これを、どんだけ愛してる奴にも、やりたくない」って思うねん(笑)
高 あーそう。
松 ほんまやで。「もう、俺だけの水にしたい!」って思うねん。
高 あーちょっとやってみよ。
松 一回やってみ。もうね、自分のやらしーーとこ出るで。
高 まあねー。

松 なかった?でも、自分、昔、サッカーとかやってたやんやろ?
高 あったよ。
松 あったやろ?あれ思い出して。あれ。
高 いや、中学でもあったよ。中学の時、俺、遊んでて、
松 うん。
高 あの、昼休み。
松 うん。
高 で、終わったぐらいで、ぶわー走るのは、あの冷水機のとこやねん。
松 あー。
高 あったやろ?冷水機。んで、もう、「あー」俺が前の方やったらええけど、1,2,3番目ぐらいならええけど、
松 うん。
高 これ5番目ぐらいになると、「うわ、はよ飲めや。物凄いぬるなってるやん。」
松 (笑)

高 で、前の奴が「お前、もうえーやろ!」言うぐらいで飲みよんねん。
松 うわ、分かる。
高 「もうちょっと、もうちょっと!」みたいな感じで飲みよるから、「はよ飲めや、お前!」思て。
松 ははは。分かる分かる。

高 で、「俺が来た時には、ほんまに飲みたい分だけ飲んで、後にまわそ」って思うねんけど、
松 うん。
高 「あともうひと一杯、あともうひと一杯。」になるな。
松 (笑)ほんまにね。
高 あれはあかん。
松 「おれってやらしい人間やなー」って思うで。
高 ほんまにやらしいな。
松 人をおしのけても飲みたくなるねん。やっぱり。
高 分かるわー。分かる。

高 俺らが小学校の時に、
松 うん。
高 あの、前も喋った村上とうこうが、
松 うん。村上とうこうが、
高 俺らに、もうその小学生の俺らに、
松 うん。
高 「今ヨーロッパでは、これは売られてる。」と。水。
松 あー、「水が売られてる。」と。
高 で、「アホかい。」と。
松 うん。
高 「そんーな、水。信じられへん時代やなー。」言うてたけど、
松 うん。
高 現に売られてますわな。
松 そうそうそうそうそう。
高 日本で、そんな時代がとっくに、もう何?20年30年きてるわけですよ。
松 うん。
高 で、今考えると、石油。石油、ガソリンより高いんですよ。これ。
松 ・・あーまあ、そや。
高 90何円が、
松 まあそうやわ。ほんまや。
高 2リットルなんぼ、
松 あー、ガソリン、こんなせえへんわ。
高 だから、それをこないだ気づいたのよ。「あれ?水ってガソリンより高いんちゃうん?」
松 すごいすごい。
高 「えらい時代になってんねやー。」と思って。
松 そうやな。

松 ほいで、こうも考えてみて。
高 ああ、どういうことですか?
松 ガポガポガポー飲んでるときに、
高 うん。
松 「もしこのコップに」水も勿論入ってますよ。冷たい水が入ってるけど、
高 うん。
松 「そこにゴキブリが浮いてたら、どーするやろ?」って考えてみ?
高 どれぐらいのゴキブリ?
松 結構でかい。
高 うわーー。
松 ふわーー浮いてんねん。ゴキブリが。
高 それは無理やなー。
松 そう思うやろ?
高 うん。
松 飲むで。
高 シミュレーションしたら。
松 平気で飲む。もしかしたら、ゴキブリ入ってもええかもしれん、ぐらいのとこまでいくねんて。
高 半身浴30分が。
松 半身浴30分。熱めのお湯。
高 マージで?
松 ほんまに。「ゴキブリぐらい飲んだらぁ!」と思うで。
高 それ待って。あの、あなたが物凄い心が弱い男じゃなくて、
松 う、うん。
高 人間誰しも、そこまでいくってこと?
松 人間誰しもそこまでいく。
高 あ、でも、それやってみる。30分。じゃあ。

松 いろいろ考えて?その、のどがガーッなった時に。
高 うーん。
松 「ゴキブリ入ってたら」とか、「ここにもし、ええタレがおって」
高 うん。
松 今、ちょっと水飲むんを、なしで、
高 そんな、
松 明日、朝、朝、今日寝て起きたら飲んでもええけど、
高 うん。
松 「ここで今この娘とセックスすると、もう水なしね。」って言われたら、もうどっち取るかとかも考えて。
  いろいろ考えてみて。間違いなく、水に勝てるものは、何一つないから。
高 ・・セックスも勝てないですかね。
松 勝てない。
高 それがものすごいかわいい人でも。
松 あとその人の財力色々あるでしょうけど、「なんぼだす?」って言うたら、大概のは出すね。
高 億?
松 うーーーん、近いところまではいくかもしれへんね。いや、それはその人の持っている、
高 話がでかいわ、そんなー、
松 いやいや、
高 億は出せんでしょう。30分のたかが、
松 でもね、じゃあね、
高 うん。
松 このまま飲まんと、寝れるかって言うたら、無理やから。
高 ・・そんなことないですよ。人間てやっぱそこは、
松 絶対寝られへんから。
高 あーそう(笑)
松 (笑)飲まんと。
高 あーそう(笑)
松 「このまま寝れるか?」言うたら、そらまあ、1万10万、出すって。
高 あーそう。
松 ないもんは、出されへんけど。
高 そうかなー。
松 持ってたら、出すって。
高 あー。
松 もー風呂場で倒れそうなるもん。
高 そうやなー。

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