2004.6.24(木)143回目

今週の一曲 『 激しい恋 』 西城秀樹

其の壱 『 紙幣の話 』

松 どもー、松ちゃんグランプリです。
高 どーもー、高須チャンリンシャンでーす。
松 自分何?最近、自分で考えんのやめたんや。
高 いや、そんなことないよ。
松 放棄したんや。
高 いやいやいやいや。
松 この、フォーマット通りに、いこうとしたんや。
高 フォーマットの「高須チャンリンシャン」ってええなーと思ったのよ。「あ、なるほど。過去のアーカイブ物かいな。」
松 そんな「なるほど」なんかあるか(笑)
高 ははは。
松 アーカイブ物(笑)
高 「そっち系かー。」(笑)
松 「アーカイブ」って、これ、またええように言うな(笑)
高 ははは。
松 うん。
高 そういう感じから来てんのかなー。
松 え?なに?あれ?ん?
高 なんすか?
松 紙幣が変わんの?
高 みたいですな。
松 11月から。
高 ややこしい、なんで変えんの?これもー。
松 あのーあれらしいよ。経済効果があるらしいよ。変えた方が。
高 ええ〜〜??無駄遣いやと思うでー。これで、
松 まあそこでねえ、あのーお金使うことはあるんやけども、そこで珍しがって、結構、金の回転がまわったりするらしいけど、よう分からんやろ?それは。
高 ど、
松 「見して、見して。」みたいな。
高 どっち?
松 ははは。
高 「分からん」言うてみたり。
松 使うらしいよ。どうしても。「見たい」みたいなことで。
高 はは。
松 (笑)
高 そお〜お?
松 まあ、俺も「どーかなー?」とは思うねんけど、まあ、
高 まあ、確かに「見して、見して」とは言うけども。
松 そうそうそう。

松 これを機にちっちゃくせえって、もう、思いません?
高 うーーん。
松 円っておっきいねん。
高 そうですねー。ドルに比べたら。
松 ドル、ドルに比べたら、おっきいでしょ?
高 おっきいですねー。
松 ほんなら、ちょっと向こうもんの財布とかだと、入れへん、入りにくかったりするんですよね。
高 かー、もう松ちゃんぐらいになると、向こうの、
松 俺ぐらいの、世界を、三股、二股にかけてると。
高 ははは。
松 二回目の方が、少ななってもうたやんか(笑)
高 ははは。
松 上がっていかなあかん、(笑)
高 どういうことや、「三股、二股ぐらい」って。大したこともないし(笑)
松 ははは。世界をね、股にかけて。あーそれでえーねん。
高 それでえーねん(笑)

松 なんでせえへんねやろね、ちっちゃく。
高 やっぱりね、
松 うん。
高 ユーロをつくったみたいに、アジアもつくるべきですな。
松 ・・。
高 あーいう、金をね。統一通貨をね。
松 あー。アジアだけで。
高 アジアだけでね。
松 あーーー。なるほど。
高 だって、ヨーロッパもつくっとるわけやからね、これ。
松 うんうんうんうん。
高 アジアもつくって、おかしないわけですよ。
松 そうか。
高 うん。
松 「フー」みたいなんをね。
高 「フー」えーやんか。「フー」みたいな(笑)
松 ははは。100、
高・松 フーみたいな。
高 ええでー(笑)
松 「風」やな。
高 ひゃ、お、えーやんか。
松 100風みたいなんが。
高 いや、意外にええかもしれんよ。「風」。
松 ははは。はあー。
高 いや、そんなんあったらさー、どこに行くのも、アジア圏やで?どこでも、使えるしぃ、楽やんかー。

高 「風」つくろうや、「風」。
松 「つくろうや」って、俺、つくりたいけどもぉ・・
高 うん。自分、デザインさしたるで。
松 ははは。
高 はは。
松 何モンや、お前(笑)
高 風。
松 いや、ほんまね。
高 なあ、そんなんつくったら楽やねん。
松 そうやなー。
高 ただまあね、そのーヨーロッパほど、
松 うん。
高 国の、まあね?そのーーーー、
松 あ〜〜(イライラ)
高 経済状況が、その、同じようなとこじゃないやんか。いろいろ、国ごとに、貧富の差があったりするわけやからね。意外とややこしいんですわ、これ。
松 はは。そうそう。そんなことを言ってる、昨日ですよ。なんかもー、携帯で、買いもんできるようなったー言うてやってましたよ。
高 あーーやってましたな。
松 だから、今、もうそういうことでもないかも分からんわ。もう。
高 ・・・あ?
松 はは。だから、(笑)
高 「そういうことでもない」っていうのは、それは、お金はいるやんか。
松 まあ、いるか。
高 そら言うても、お金は、いるでしょう。
松 うーん。
高 そういうことでもない、ない、言うてても。でも、確かにねえ。
松 どないやねん(笑)
高 それ、どうなっていくんですか?
松 だからもう、財布はかなりなくなっていくやろね。

高 あの、我々の時には、百円札ってまだありましたなぁ。
松 百円札あったよ。
高 微妙にね。
松 うん。
高 で、五百円札もあったよね。
松 あー、五百円札もあったわ。
高 ブルーっぽい感じの、五百円札。あれー、誰が載ってた?あれー。どこのおっさんや、あれ、なんかひげ生やしておったで。
松 あーおったねえ。あー。おったなあー。
高 あれーよう、五百円札、俺〜ねこばばしたわ。
松 あ、おかんから?
高 おかんから、これー。
松 ははは。俺ねえ、そこはね、自分、多分俺の家に比べて、
高 うん。
松 裕福やったんやと思うわ。
高 そうそうそうそう、多分ね。
松 やろ?
高 あの、裕福というか、
松 うん。
高 お金が、
松 うん。
高 その、なんとなく、あの商売やってるから、
松 うん。
高 小銭がチャランチャラン、ようさんあるわけよ。なんとなくね。
松 うんうんうん。

松 伊東もそんなんよう言うててんけど、
高 うん。
松 俺はね、やっぱりそういう考えなかったね。結局、おかんの金をとったら、すぐに、
高 うん。
松 俺の方にまわってくるわけやから。直結するわけやから。
高 あ、トントン!かいな。
松 ははは。
高 ははは。おかんと、トントン!(笑)
松 ト、トンじゃないで。トントン!やで、もう(笑)
高 それはすごい(笑)
松 すぐに、もう背後に、
高 うーわ〜〜。
松 背後にそこには、もー、「貧」。「貧」言うのがもう、
高 ははは。
松 「おいっ!」って、(笑)
高 叩いたら、叩かれんねや、もう(笑)
松 叩いたら、すぐ叩かれる。
高 はあー。
松 明日の俺がもう、
松・高 「おいっ!」
松 って言うて(笑)
高 ははは。あーそれは厳しいね。
松 俺はそこはね、「あーやっぱり、すごいな」って思った。
高 俺は、トトトトントン!ぐらいでくるわ。
松 そやろな。
高 トントン!ではけえへん。
松 普通そうでしょ?
高 うん。

高 これよりも、夜のおかずが一個増える方が、ええんちゃうか、と。
松 そうそう。はんぺんが一個増える方が、
高 ははは!悲しいわ。
松 ははは。
高 はんぺんが一個増えるて。
松 いや、ほんまですよ。これー。
高 これでもねえ、確かにそうかもしれません。
松 そうやねん。
高 あるよー。それ、あったなー。それ。
松 あったでしょ?
高 弟が言いよってん。俺が一回へちったん。
松 ・・・「へちった」って、これ・・(笑)
高 俺が、へちったん・・(笑)
松 「へちった」って(笑)
高 俺が、
松 日本中でね、分かる、分かるっていうか、
高 はは。
松 「んー。」って、なんにもなく、今、スルーできたん、7.8人ちゃうかな?
高 ははは、ウソー(笑)
松 「へちった」。
高 いや、「へちった」って言えへんかった?
松 俺はあんま言えへんかったな。
高 「パクった」?
松 うん。

高 弟が言いよったんや。親に。
松 「お兄ちゃんが、取ったで」って?
高 うん。
松 なんでそんなん言うの?
高 分かれへんねん。
松 ははは。
高 な、どういう、どういうせいで、それ言うたんか分からんけど、
松 ははは。
高 ある日、おかんに呼び出されて、
松 うん。
高 「光聖ちょっとおいで。すわり。」言うて。
松 うん。
高 「あんた隠してることない?」ええ〜〜?!
松 怖いなー。
高 ドッキドキやんか。
松 え、ちょっと待って。それ額なんぼ?
高 五百円や。
松 うわ、小さいなあ(笑)
高 ははは。

高 なんや2回ぐらい取った時に、弟が、
松 うん。
高 言いよったんかな。
松 うん。
高 俺がおごったったんや。なんか、
松 うん。
高 なんでそんな、お金が、
松 えー?ちょ、もう、弟、頭おかしなってもうてるやん。
高 頭おかしなってんねん。
松 ははは。
高 なんかで、ぽろっと言いよってん。多分な。
松 あー。
高 で、それが、「こんなことなると思えへん」みたいな顔してたわ。確かに。
松 ははは。
高 俺が怒ったら(笑)
松 ははは。
高 おかんに物凄い怒られて。俺。
松 五百円はでかいな。でも。
高 でかい。

松 ボン、ほら、茶店やってたやろ?
高 やってたやってた。
松 ボンの茶店で、なんか、あのー、行ったのよ。
高 うん。
松 「うちの店行こうやー。」言うて。
高 うん、「行こうやー。」
松 で、行ったら、おばちゃんがあのー、コーヒー出してくれて。
高 うん。

松 なんか、裕福やったやろ?
高 ボン、
松 ボンとこ。
高 ボンは、全然うちなんか、うちらとかよりも、全然、階級が違うもん。
松 なんかちゃうかったよな。
高 うん、ハイソサエティやった。
松 今は、どうか知らんけど、やっぱその、喫茶店お母さんがやってるって、すごいやんか。
高 うん。そら、すごい。
松 別に、親父はそこにかかわってないのよ?お母さんだけがやってるっていうのが、
高 そうそう。
松 親父は親父で、なんか、
高 仕事がある。
松 仕事があって、っていうのは、これはね、
高 そうや。
松 なかなかのもんよ。
高 それでおじいさん、おばあさんも権力者やしね。地域の。
松 あーそうそうそうそう。

松 コーヒー出してもうて。そんな、ちゃんとしたコーヒーなんて飲んだことあれへん。
高 あれへん、あれへん。
松 こっちはもー、ネスカフェしか飲んだことないやんか。
高 ないないないない。
松 「うわー。」なんか、「うわー。」思て。で、帰りに、
高 うん。
松 えーとね、200円くれたんかな?
高 ええっ?!
松 びっくりしてん。
高 発想にないやんか。
松 発想にないやんか。そんな、200円て!
高 くれるってなあ。
松 もうねえー、足代や、200円。
高 うわうわうわうわ。「ご足労かけました」みたいな(笑)
松 「ご足労かけました」みたいなことで、200円くれたんが、もー、
高 はーはーはー〜〜。
松 「ひとつよしなに」みたいなことで。
高 すごいねーー。
松 ほいで、ボンと、
高 うん。
松 200円ずつや。
高 えー?
松 400円やんか。
高 エライもんやで。
松 「うわー、すごいなー。」と思って。

松 もうなんやったらね、ちょっと帰りたかってん。
高 ははは。
松 もうボン、もうボンどーでもよかってん。
高 あ、お金もらったら(笑)
松 (笑)
高 「これで、あれもしたい、これもしたい。」
松 200円で、いろいろなことを俺は、夢、壮大な夢がもう、(笑)
高 おお(笑)
松 「あれをこっちへ持ってきて」とか、もう(笑)
高 「あそこを入れ替えて、これ」(笑)
松 「あそこを入れ替えて」とか、いっぱい考えて(笑)
高 うん、なるほどなるほど(笑)
松 ほんなら、ボンが、
高 うん。
松 ボンと一緒に、バーッ帰る時に、ちょっと、もう、ほんと、はよ、ボンとバイバイ、みたいな感じで。
高 ちょっとはや歩きの。

松 商店街の入り口ぐらいのとこに、あの入り、出口ぐらいのとこに、なんかね、駄菓子屋みたいなんがあって。
高 あーうんうん。
松 そこで、スーパーカーっぽい感じのね、なんかシールを売ってたのよ。
高 あーはいはいはい。
松 プラスチックのシールやねん。
高 おー。
松 分かる?プラスチックのシールよ。
高 うん。
松 だから、超高級シールですよ。
高 はいはいはい。そうやね、うんうんうん。
松 それがね、400円やってん。
高 うわっ。
松 それでボンが「ちょ、まっつん。」
高 うわうわうわうわうわ。
松 「さっきのんと足して」
高 うん。
松 「これ買えへん?」言うて。
高 誰のものになんねん、これ。
松 ははは。
高 そうなったら。
松 それがね、10個入りぐらいの感じなのよ。
高 あー。

松 分け分け、みたいな。で、これはね、元々ボンのおかんから出た金やんか。
高 ははは。
松 これ、拒否られへんやんか。
高 うわっ。それきついなー。
松 これキツイやんか。でも、もう俺は、ほんとは、
高 夢膨らんでたもんなー。
松 夢、膨らんでたよ。俺は、もう、なんや、食材やったのよ。
高 ははは。
松 俺が、欲してんのは(笑)
高 ははは。食いたかったんや(笑)
松 甘いもんを、体に入れなあかんと思ったのよ(笑)
高 (笑)
松 「そういえば、長いこと入れてないな」思て(笑)
高 生き物として、欲してるものやってんな(笑)
松 そう、直撃したかったのよ。胃袋を(笑)
高 糖分、糖分が必要やったんやね。
松 糖分。成長期やったから。糖分が・・(笑)
高 ははは。
松 ほいでもう、それはやっぱ断られへんやんか。
高 それは、断られへん。
松 ほいで、400円出してねえ、
高 それ〜は、え?結局、買うたんかいな?!
松 買うたよー、プラスチックのねえ、スーパーカーシールみたいなやつ。
高 うーわ、全然おもろないやん。
松 うーん。ほいで、じゃんけんしてね、ほしいのを一個ずつ取っていくわけですよ。
高 はいはいはい。
松 で、5つずつみたいな、ことでね。

松 でも、ボンは満たされてるからやな、もう、ちょっと余裕の、まあ、遊びですわ。あんなもんはね。
高 なるほどー。
松 ほんーま、
高 こっちは腹満たされへんのになあ。
松 こっちは(笑)
高 腹張りたいぐらいやのになあ(笑)
松 ははは。
高 甘みがほしいっていうか、もう・・まあ成長期やからな。そらそうや(笑)
松 (笑)なんか思い出したな。そんなことを。

高 そんな子供の頃って、覚えてるな。
松 でしょ?
高 俺、あの話したっけ?あのー、スポ、スポンジ、パクッた話。また、これパクッてるわ。俺。
松 あ、知らん。

高 田中さんが、ちょーど俺のまん前やったのよ。
松 あ、席がね。
高 席が。ほいで、その、絵の、絵の具とかここ使ってるときに、
松 うん。
高 どうも俺、ぽたっていくときに、じゅわってにじんむわけよ。
松 はいはい。うんうん。
高 したら、こう、
松 なんかあったな。
高 あったやろ?スポンジみたいなやつが、ちゃんと普通のやつには、入ってあんねん。
松 あーあったあった。
高 ええやつには、入ってあんねん。
松 あーあったあった。
高 うちのには、そんなん無いねん。
松 あっこでワンクッション設けんねんな。
高 ワンクッション設けて、ほいで、
松 はいはいはいはい。
高 にじめへんように、いい感じでやれるようにするやつあんねんな。
松 あったな。

高 もうあれがほしーて。
松 もうあれに、ちょん、したあて(笑)
高 ちょん、したあてしゃーないから、もー俺、絵ぇ描くどころか、そればっかり目ぇいってんねん。「どっか行った時に、へちられへんかな、またこれ。」
松 ははは。
高 ははは。
松 自分なあ、(笑)
高 ほんまあかんやろ?(笑)
松 ほんまになあ(笑)
高 ほいで、
松 盗むことばっか考えてるな(笑)
高 考えてた、ほんま(笑)
松 ははは。

松 俺なら、ちょっと田中に頼んでか、
高 うん。
松 ちょっとなんか、見てへん間に、
高 うん。
松 「ちょーん」したろ、と。
高 違うねん。1回2回さしてもうてんねん。さしてもうてんねんけど、
松 あーもう、そんなんじゃないんや。
高 ものっすごい、やっぱこれ、
松 我が手中に収めようとしてる。
高 もう、
松 でもそんな、我が手中に収めたって、
高 ただ、田中さんは、
松 同じクラス、
高 田中さんは、そんーなにそれを欲してないねん。俺は、それを物凄い使いたいけど、
松 うん。
高 あんまり無くてもいい感じやねん。だから、無くてもあっても分かれへんみたいな感じに俺は読み取ったのよ。
松 (笑)でも、それパクって、
高 うん。
松 次の日、高須が使うてたら、
高 もう、
松 「高須君、それ・・」ってなるやん。
高 おかしなんねん、おかしなんねん。なんのは分かってんねんけど、
松 うん。
高 そんなこと子供の頃は分かれへんから、田中さんはあのスポンジをもう、そんなに欲してないもんや、と思い込んでもうたんやね。
松 (笑)
高 ほいで、なんかパレット洗いに行くやん。ペペペペペッてね。
松 あーはい。
高 したらな、
松 うん。
高 びっくりすることに、田中さんがあのスポンジを置き忘れてんねん。あの。
松 うん。
高 洗い場に。
松 うわ。
高 明らかに田中さんのやねん。ミチオのやねん。
松 うわ。
高 こんなん絶対パクるやん。
松 それはすごいねー。
高 で、俺はぱっとパクって。
松 うん。
高 俺んとこ、ぱっとしまって、ふっとやったら、
松 うん。
高 田中さんが、「スポンジがあれへん」って言い、・・・(笑)
松 ははは。
高 大事になってきたんや。だんだん。「ええーーっ?!そんな使ってなかったやん!」(笑)
松 ははは。

高 「スポンジがありません。」言い出しよったんや。
松 うん。
高 いや、ほいで、もう「みんな知りませんか?」って、知らんふりや。もう。ずーーっと知らんふりや。もう、できひんやろ?
松 そんなん俺もおったんやろなー。「誰や、誰がやったんや。」思ってたんやろなー。
高 「誰や、誰や」俺もその顔に合わして、「誰や、これもー」みたいな顔して。
松 うん。
高 絶対出されへん。使わりもせえへんし、もう、これ。
松 ははは
高 ははは。家持って帰ってどーしてええか分かれへん。これ。
松 怖いやろー、あんなん、どきどきするやろ?
高 あんなん怖い。物凄い怖かった。「あ、こんなんしたらあかんわ。」って思ったもん。
松 なんでそんな、盗もう、盗もうとすんの?
高 違うねん。物凄い必要やねん。スポンジが俺のんだけないねんもん。
松 ははは。
高 みんな、なんや知らんけど、スポンジ付いてんねん。「なんで俺のこのー、絵の具のやつだけ、スポンジがないんかなー」思てなあ(笑)
松 ははは。

松 あの、あんなんでもドキドキせえへんかった?あのー、
高 何?
松 プールん時にね、「誰かパンツ忘れてる」って、ようあったやんか。
高 あー、何してんねん。
松 「誰がパンツ忘れんねん」思うけどぉ、
高 うん、もしかしたら!
松 もしかしたらぁ!
高 あるよ。
松 って、
高 あるよ。「あんなもんが、俺やったら、これもー、ここ、2,3ヶ月うわさが消えへんなあ」いうの分かっとるから(笑)
松 ははは。
高 ここ2,3ヶ月教室で静かにしとかなあかんなっていう(笑)
松 ははは。
高 人生が待っとるから(笑)
松 どきっとしたなあー。
高 どきっとするよ、それ。

松 あの頃、あの、先生もやらしかったねぇ。
高 やらしいよ。
松 あれわざとやな。
高 わざとよ。だから、「ありますから、職員室取りに来てください。」でえーやんか。
松 そうやな。
高 「このパンツ誰のですかー?」言うて、
松 名前書いてることあるからな。
高 出す必要ないでぇ?
松 出す必要ない。
高 なかったら分かんねんから。
松 で、本人は「うわ、俺のや。」思ても、黙っときたいのに、
高 うん。
松 「あ、あのパンツやったら、僕見たことある。誰々のや!」みたいなことも有り得るわけやから、
高 有り得る。最悪や(笑)
松 「パンツ忘れてる人いますよ。」
高 そうやねん。
松 「心当たりのある人は、後で取りに来てください。」で、えーわけや。
高 えーねん。みんなの前で赤っ恥かかされてー。
松 あれはね、当時やらしかった。先生。

其の弐 『 パンツと靴下 』

松 なんか「ど根性ガエル」でなかった?朝、ヒロシが間違えて、なんかで、
高 うん。
松 おかんのパンツはいってってまうのよ。
高 最悪やー。
松 おかんのあの、ちょうちんブルマみたいなんはいていくねん。
高 うわ、もー、最悪やーん。
松 ほいで、学校着いたら、
高 うん。
松 思い出したんかな?それで。「うわっ」思ててんけど、「まあええわ。」思ってたんや。
高 うん。
松 ほんなら「今日は、みなさん、身体検査ですー。」って、
高 あーあったねー。
松 なって、・・(笑)
高 あったねー。それ、キツイなあ〜〜。
松 あんなん最悪やで(笑)
高 あんなん最悪やなあ(笑)でも身体測定で、明らかに「あ、コイツの下着おかしい」っていう奴おったもんね。男でも。

高 肌色パンツやねん。
松 えー?
高 毛糸のパンツっぽくもない、あの、
松 ウールじゃなくて?
高 普通、俺らは、
松 白の、
高 白のパンツやろ?
松 うんうんうん。
高 そんなんやない。なんか肌色やねん。あいつだけ。
松 うん(笑)
高 なんか、あったかい、ちょっとあったかい感じの肌色やねん。
松 うんうんうん。
高 もうそれが、俺はもう、「あ〜〜、西山キッツイなー。」
松 キツイなー。
高 でもまあ、あいつはもう、元々そういう、どっちかっていうと、覇気無い方やからぁ、
松 (笑)
高 別にそれでもいじめられへんのよ。もう、
松 西山は逆に、
高 うん。
松 かっしりとした、パンツはいてた方が、
高 方が、なんやったら、
松・高 「なんやお前」
高 って言われるから、西山は、それの方がええねんな。
松 うん。
高 逆にあの、前もよう出た内田なんかは、ブルーのパンツはいて来よるから、
松 あー(笑)
高 おかんに、はかされた、毛糸のパンツはかされるからぁ(笑)
松 パンツか〜〜。
高 もう、内田の「毛糸のパンツはいてるや〜〜ん!」毛糸のパンツて。
松 いやね、でもね、パンツね、パンツと靴下はね、俺、ジュニアに言われたことあんのよ。
高 自分、自分、言うた。ここでも言うたよ(笑)
松 「いっつもパンツ、靴下」はく、あ、「買うてますね。」もうね、イヤやねん。
高 あー分かる分かる。分かる分かる分かる分かる(笑)
松 イヤやねん。
高 俺も、俺もそこ一緒。
松 もう朝、
高 うん。
松 タンスで、
高 うん。
松 探すんイヤやねん。

高 うちなんかも、靴下が、
松 うーん。
高 もう全員の靴下が一緒になってんねん。親父から弟から、
松 親父と、
高 俺と。
松 せやろ?俺、兄貴と親父と3人分や。
高 そやろ?で、「あ!あの靴下があったな。」思て弟のはかれたら、もうムカ〜〜ッ!
松 もうもう、そやねん。いっぱいあんのよ?
高 うん。
松 いっぱいあんねんけど、今考えるとどのくらいあったんやろ?50組ぐらいあったような気がする。
高 そんなあんの?
松 あったような気がする。でも、使えんのなんて、もう3組、ぐらいやねん。
高 うわ、ものすごいやん。
松 ほとんどあかんねん。もー、その、靴下墓場の人たちなんですよ。
高 それは(笑)
松 でも、はけるのは3つぐらいやねんけど、
高 うん。
松 洗濯にまわってるのがあるから、実際はもう1個か2個なんですよ。
高 それをもう、取り合うわけや。
松 これをもう、取り合うわけですよ。
高 あら〜。
松 これがねー、ほんーまに、
高 きついねえ〜。
松 もうきつかった。

松 もう、パンツでもねえ〜、パンツどうしてたっけなー。
高 うち、パンツも一緒やもん。全員。
松 あれ?パンツ一緒やったっけ?
高 一緒やねん。全員。もう、だるんだるんの親父のパンツあったもん。
松 あ〜〜、あったあった。
高 前も言うたけど、俵のマークついてんねん。3つぐらい、こう、俵みたいなマークがついてる、
松 ははは。
高 「なんやこの俵のマークみたいなやつ」って、俺、ずっと思っててん。「もう、親父のは俵のマークでえーやないか!」って。
松 (笑)
高 「俺はグンゼがえーねん」って、ずっと言ってたもん。
松 グンゼがええな〜。
高 「グンゼの、あーいゴムがええねーん!」って、おかんに何回も言うたもん。
松 あつーいゴムで、
高 ねえ。
松 ピッシー決めたかったな。
高 決めたかってん。

松 だからね、もうパンツ、靴下だけは、もう悩みたないねん。
高 いや、俺ね、
松 あそこでロスタイムしたないねん。
高 あー、朝っぱらね。
松 そうそうそうそう。
高 もー、あのー、この、後ろの、このアメリカンなる時あるやん。もう、後ろがこのー、
松 うん(笑)
高 靴が、すり、すってもうて、後ろのかかとんとこが。
松 うん。
高 もうなんや、もー、糸、糸何本かにおさまってるけど、これ、肌見えとるでーみたいなんあるやんか。
松 あるある。もー、
高 あんなんも、たまにはいてたもんな。
松 あんなん、もー、あんなん、イヤやねん。

松 ほんまのゴム、だるだる〜がね、破れてはないけど、
高 うん。
松 ゴムだるだるの、足首を、こう、しめる、
高 (笑)
松 力のない、あいつは・・・は、もう、
高 腹立つ(笑)
松 なんや!あれ!
高 あんなことようなるな(笑)
松 あんなこと、ようなるなぁ!
高 ゴムとして生まれてきたのにぃ、だっらあ〜〜〜。
松 だっらあ〜〜なって、んで、あのー、もう学校行くまでに何回も、
高 かかとから、
松 かかとくらいまでくるやんか。んで腹立つから、一回ほっといたれ思たら、
高 あー。
松 ほんまに、びっくりするとこまでいくね。
高 (笑)
松 もう、足の指、だけ!みたいな、
高 (笑)
松 とこまでいくよね。
高 分かる分かる(笑)
松 「うっそ〜〜〜ん!」
高 分かる分かる分かる。分かる分かる(笑)
松 なんで?あれ。
高 俺、一時、あれをでも、あれ、俺の家の中では、あれがまだ、こうどこも破れかけてへんから、
松 うん。
高 ゴムだけやから、ゴムだけの問題やったらよし、と思って、
松 うん。
高 一回、奮起して輪ゴム持ってきて、輪ゴムでぐわーー上げて(笑)
松 やった。・・やった!
高 折り返して、
松 ・・やった。
高 バレへんように(笑)
松 やった!
高 ははは。なん、何日かそれで行ったけど、
松 うわ、やったわ、それ。
高 やっぱり恥ずかしくてやめたもん(笑)
松 ははは。
高 ははは。

松 ある時、俺やった時に、あのね、(笑)
高 どうした笑い
松 ちっちゃい版の輪ゴムやってん。
高 あ!
松 あのー、
高 ああ〜〜。
松 もっとワンサイズちっちゃい、
高 うわー、それ難しい〜〜。
松 ごっついねん。もうその、その締め付け具合は。
高 (笑)
松 とれ、とれるとれる!みたいな。5時間目「とれる!とれる!」みたいな。足が(笑)
高 血ぃが、もう、止まってもうて、腫れ上がるみたいな感じやな(笑)
松 あったわ。
高 あったよな。
松 あった。

高 その頃って、おかん、買ってくるやんか。靴下も。
松 うん。
高 ほいで、靴下買うてきてや、「買うてきてーやー」って言うててん。ずっと。
松 うん。
高 ほいでなんや、休みの日におかん買うてきよったわ。したら、もー、なんやよう分からん、テニスラケット二つ重なってるみたいなマークが、
松 ははは。
高 「こんーなもん、お前・・こんーなもん、お前・・。」
松 あるある(笑)
高 中学やで?中1やで?俺。
松 あるあるある。
高 これは、
松 あるよ。
高 女系やんって、何度も説教したよ。
松 そんなんやった、俺ね、もう、
高 うん(笑)
松 唯一、穴もあいてなくて、
高 おー。
松 真っ白で、
高 うん。
松 あのー、ゴムもしゃんとしてる、
高 おーえーやんか。
松 やつで、
高 うん。
松 もうほんーーま唯一あったんやけど、
高 うん。
松 アグネス・チャンみたいな長さのやつとかね。
高 ははは。
松 ははは。
高 考えられへん。
松 「こーれしかないか、今日は〜。」(笑)
高 考えられへん。どないしてやっていくねん(笑)
松 明らかに長いぞ、これ〜(笑)
高 折っても折っても、折る方がええのか、伸ばす方がええのか。もー、分からんな。
松 そうやねん(笑)
高 またそこでロスタイムやんか。
松 ここでまた・・(笑)赤と黄色の線みたいの入ってるからね。
高 (笑)
松 一番、最上階には(笑)「これは絶対おかしいぞ。こんな子やないもん。俺。」
高 こんな子やない。
松 これを履きこなせるタイプの、性格ではないもん。
高 ははは。
松 ははは。キャラ的にも(笑)
高 あれ、おかんも分からなあかんなあ(笑)
松 大胆に折っていくか、冗談めかしてくるくるくるくる〜みたいに。
高 ははは。いや、ほんま、冗談せんと(笑)
松 冗談めかして(笑)でも、朝からこの冗談はおかしいやろ。
高 それ、(笑)
松 3時間目ぐらいのテンションでやらんとあかんから(笑)

高 こういうのあんまり、体験してないんかなー。今の子はあんまり。
松 うーん、分からん。
高 俺ら、ほんーまひどかったなあー。でも、あのおかんも捨てよれへんからね。靴下。
松 捨てへん。だってね、縫うてたで。
高 縫うてたよ。あーー、縫うてた〜!
松 縫うてた。つまみ縫いみたいのしてたよね。
高 してたしてたしてた。

松 きれ〜〜に縫うてくれたらええんやけどね、
高 (笑)
松 わりとあら〜〜いね、もー、
高 うん。
松 「いっとけ」みたいな縫い方されたらね、当然のことながらね、こっちは、
高 うん。
松 破ったのは足の親指で破ったもんでしょ?っていうことはそのしこりがね、
高 ははは。
松 明らかに親指と爪と間に、
高 うん(笑)
松 圧迫感が、
高 圧迫感が、あるあるある。
松 すっごいくるでしょ?
高 あるあるある。
松 あれがめっちゃ痛かったりするやんか。カチカチにやりよると。
高 やりよるからな。
松 もっとあれ、やさしーく、おかんもやってくれへんかったもんかねえ。
高 あれ、できへんのかね、もっとうまくねえ。
松 俺、自分でやったことあるんちゃうかなー。
高 うわ、自分〜、
松 もう、一回、朝、
高 いよいよやんか。
松 うん。あったような気がするね。
高 いよいよやな、自分。

松 でも、みんなそうなんやったらええのにな。腹割ったら。
高 まあ、そうやねん。でも、なんか、そこは恥ずかしいからぁ、
松 うーん。
高 もうガーゼみたいになってる時あって、あるやんか。
松 あったあった。ほんーまにありましたよ。
高 あったねー。
松 ほんと、ありました。ね。

松 俺は大変やったのよ。うちのおかんが緑のおばさん行ってからは、それはもう、
高 (笑)
松 もう色々、
高 弁当は直さなあかん。
松 弁当は直さなあかんわ、ははは。
高 靴下は縫わなあかんわ(笑)
松 (笑)
高 これは、これはね、松ちゃん。あーそれは、俺ね、あ〜〜、
松 よう覚えてたな。俺の弁当直す話(笑)
高 よう覚えてるどころか、そんなもん分かってるよ。俺、もー、これ、もー、「あ、それは悲しいな。」俺も、同じような経験はあるから。ただ、俺、直すまではいけへんかったけど、
松 あったなあ〜〜。
高 なあ。
松 あった。
高 そういう思いしてな。
松 うん。そうやで。
高 見栄え見栄え、やったな。あの頃。
松 見栄え見栄えやったでー。ほんまに。
高 「貧乏に見られたらいかん、いかん。」言うとったな。
松 ほんと、もう俺、大変やった。子供の時。ほんーま大変やった〜。
高 大変やった(笑)
松 靴下、弁当、犬は逃げるわ、もー〜〜ほんまに・・。
高 ははは。
松 (笑)

松 誰やったかなー、中学ん時、一人ものっすごい貧乏な奴おって、そいつが、もー、学生ズボンがなくなってもうて。もー。
高 (笑)
松 なんかで。で、明らかに、
高 うん。
松 不良とか言う意味じゃない、ダボダボの黒いズボンをはいてたのよ。その・・・(笑)
高 それは何?スラックスみたいなのはいてんの?
松 あれはもう、亡き親父、みたいな、「亡き親父のもの」みたいなんを、はいてたわ。
高 あーすごいなー。

松 中3ぐらいの時かな?
高 うん。
松 だから、みんな、ダボダボのズボンとか、ちょこちょこはきだすことに対して、
高 うん、あったあった。
松 先生とかも、ちょっと目を光らせ出して、「もう絶対あかん」と。そういうのは、「絶対あかん」っていうのを、
高 うん。
松 目ぇ光らせてる時期に、
高 うん。
松 明らかに一人だけ、ダボダボのをはいてんねんけど、
高 スルーしてる?
松 それは先生もパッて、やっぱり思うやん。「あれっ?」って。
高 「生地が違う。」
松 うん。「あれ?生地が違う。」
高 ははは。
松 ははは。「歴史がある」ってちょっと(笑)
高 「歴史がある」(笑)
松 (笑)
高 分かるわ。
松 そこはやっぱり、先生言えへんかったね。
高 なるほどね。うん。

松 「これは、他校の不良が見ても分かる」と。
高 明らかにええカッコするためにはいてるもんじゃない、と。
松 ははは。
高 ええカッコするためにはいてるもんではない(笑)
松 (笑)
高 引っ張り出してきたやつやからね(笑)
松 だって、だって、うっすら線はいってる感じやもん。その、なんて言うの?
高 ははは。すじみたいな(笑)
松 ストライプみたいな(笑)
高 それは先生言われへんな。いやーあったなー。
松 あったで。あったで、そんなこと。
高 あったわー。
松 ほんまにねえ、大変や。

高 聴いてる人たちは、同じぐらいの貧乏やったんやろか。時代がやっぱり貧乏やったんやろか。その時代が、もう。
松 うーん。
高 日本自体が。実はそんなに、
松 どうでしょうね。
高 高度成長期、言うて、みんなそんなもんやったんやろか。
松 で、うーん。で、今の、うん、今の子が貧乏、うーん、そうか。俺、なんか、ごまかそう思て必死やったから大変やったと思うのよなー。
高 うーん。
松 その貧乏をね、
高 うんうんうん。
松 「貧乏やない」みたいなふりを、必死でしようとしてたやろ?
高 してた。
松 でも、バレてんねんけどね。
高 バレてる。もー、そらもー、おかんもしてたもん。家中でしてたもん。
松 家中でしてたなー。
高 なあ。
松 うーん。
高 バレとるで、全部。
松 バレとるんやろなー。

其の参 『 昔のごはん 』

高 ご飯もきつかった。これ、前も言うたけど、ご飯もくさかったなー。
松 くさかった。くさかった。
高 あのジャーのご飯は、くっさかったなー。昔は。
松 悪い飯やろうしな。
高 あれなんで、あんなくさかったん?
松 あのー、今みたいに、IHジャーとかそんなもんじゃないし、
高 空気逃がせへんから、
松 な、なんかくさかった。
高 黄色〜なってもうてな、なんかな。
松 うん。よう臭うてたもん。おかんが、ごはん「これ、まだいける。」言うて。
高 うーわ。
松 もう臭てる時点で、いかれへんやろ。
高 (笑)
松 ある種いかれへん分かってるから、臭たんちゃうんか?みたいなとこやんか。そこって。なあ?(笑)
高 な、どこのラインでいけるって思ったんや、それなら(笑)
松 (笑)
高 なあ?腹膨らますために、米炊いてるだけやったもんな。「うまい」っていう意識なかったもんな。
松 大変やったなー。
高 大変やったなあ。俺、炊き立てのご飯食べる時、すごいうれしかったもん。
松 うん。だからさあ、そう、だから、
高 うん。
松 俺は、もう金使うからな、別に。
高 使うたらえーがな。
松 引かんといてな!
高 引かへんよ。俺も使うよ。それ、使うたらえーやん。引かへんよ。
松 俺はもー、じゅーーぶん、苦労したんやからな。
高 いや、俺も苦労したよ。もー。
松 それでさあ、なんか、あのーなんやら、
高 いや、誰も引いてへん。
松 「タレントなったねー」みたいな感じに思われたら、たまったもんやないよな。
高 いやいやいや、それは使っていかなあかんよ。俺は使いますよ。俺も。
松 うん。

松 自分とこって、いつから水洗なったん?
高 えーっと、高校〜、ぐらいかなあ。
松 あー、そんなもんかー。
高 うん。高校ぐらいん時から、水洗なったな。
松 そんなもんか。
高 うん。それまでずっとボットンやったよ。

高 キッチンの横にトイレがあったからな。もう。
松 うわ。
高 デリカシーないやろ?
松 クソの国やん。
高 クソの国や(笑)
松 ははは。
高 もうほんまドア、バチッと閉めてるけど、たまに、あのーボットン便所の、和式のとこに、
松 うん。
高 もう一個、こぽんっとふたをやっとかんと、
松 あかんかったな。
高 うん。で、それが、はずすねん。誰かが忘れて。
松 アホやからなあ。
高 アホやから。
松 まともな教育、(笑)
高 受けとれへんから・・失礼やけどな、あんた(笑)
松 ははは。

高 ほいで、ご飯食ってたら、パコーン、開いて、ふう〜〜〜っ。
松 ははは。
高 飯食ってる時に気分悪いわ。
松 うんこの国が(笑)
高 うんこの国が、もー。家中で、「閉め、閉め!」って、うちの親父が(笑)
松 ははは。
高 「光聖閉め!誰や、開けっ放しにしてんの!」
松 ははは。
高 ほんま、もう情けないわ。
松 うーわ、うーわ、気持ち悪〜(笑)
高 気持ち悪いねん。ただね、俺は別に、今となれば楽しかったですよ。それは別に、苦に思いませんでした。今思たら、ものっすごいひどいけどね。
松 うんうん。
高 あの頃は、ひどいけど、その頃は、
松 うん。
高 あんな感じの家ばっかりやったもん。
松 あんな感じばっかりやったな。
高 うん。

高 どえらい時代やなあー、引きつった〜。もう、何回も顔引きつった。
松 ははは。
高 自分で分かるくらい、顔引きつったことあったわ。「あかんあかんあかん!こんな顔あかん!」思うぐらい引きつったわ(笑)
松 ははは。
高 まあ、だから強いですよ。少々なんかあってもね。
松 だってうちの家ね、換気扇なかったね(笑)
高 ははは!

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