2004.3.11(木) 128回目

今週の一曲 『 夢先案内人 』 山口百恵


其の壱 『 大人になったら無いこと 』

松 はっ、松ちゃん、・・ザウルスでーす。
高 ははは。高須ちゃん・・コーンです。
松 コーン?松ちゃんザウルスは、なんとかザウルス、なんとかザウルス、ある程度言えねんねんけど、「コーン」は他何があんの?
高 え?何が?「ポップコーン」や。
松 ははは。
高 ははは。
松 ポップコーン以外は?
高 い〜いや、もう、そんな感じ。ポップコーンでええかな、思って。
松 ポップコーン、
高 ないないないない。
松 の対極で、まあ高須ちゃんコーンかいな。
高 高須ちゃんコーンでいいかな、と思って(笑)
松 へー。
高 もー、こんなんあかんてー、もー
松 もうあと、あのーもうちょっとで終わりやから。
高 よしっ。
松 まだ3月、3月いっぱいで終わりやから。
高 よーしよしよしよし。
松 やらないとね。
高 よしよしよし。
松 あきませんよ。

高 ここ、
松 口の、口角。
高 口角。横のとこね。
松 はい。
高 これちょくちょく、あれ、荒れたことなかった?子供の時。
松 あったあったあった。
高 あれは、
松 うん。
高 あれは、
松 そういや、最近ないね。
高 ないでしょ?
松 子供の時、
高 ガキん時に、もー、
松 子供の時あったのに、大人になってないもんって色々あるでしょ?
高 あーそうかな。
松 その内の一個やわ。
高 その内の一個やな。
松 もう一個教えたろか?
高 うん。
松 散髪の失敗がなくなったよ。
高 大失敗ね。
松 大失敗って、なんであんな、あれ、子供の時って、もう「明日学校行きたない」っていうぐらいの失敗されたん?あれ。
高 いや、あれは、
松 うん。
高 あれは、あのー、やっぱ主張できへんから。こっちで。もうおっさん任せやから。もう、すぐバリカン、ウイイ〜〜〜ン。
松 ははは。
高 「早っっ!!」(笑)はさみ使う気あれへんやん。子供や思てバカにしとんねん。
松 バカにしとんねん。あれな。ほんま、子供や思てバカにしてる。
高 バカにして、ほんで、親には、
松 うん。
高 きれ〜〜に刈り上げたら、
松 うん。
高 きれいに見えるから。一見。
松 そうそう。
高 ぐわっと上までいったら、きれいに見えるけど、
松 そうそう。あれね、子供を刈ると見せかけて、
高 うん。
松 親の、親の不平不満を刈り上げとんねや。
高 そう!その通り。・・え?
松 え?
松・高 ははは。
高 いや、でもそうやで。
松 せやろ?
高 親に誉められようと思って、
松 親〜〜、そうやねん。
高 作品の上がりは、親に見せるため。
松 そやねん、そやねん。ほんーまにそやねん。

松 それあいつら経済的な部分もあんねん。
高 ほんまやなあ。
松 もう、ごっつ切ってもうた方が、サイクル長なる、みたいな。
高 そうや。
松 見やすい、みたいな。
高 だからもう、バリカン持ってくれる人はもう、
松 ええ人。
高 推奨する。
松 ええ人。
高 そやねん。
松 ええ人やねん。そやねん。
高 あかんなー。あかんでー。
松 もうねえ、今考えたら、
高 うん。
松 俺もおかしいけど、
高 はは。
松 ふつうーーーに、
高 うん。
松 普通に泣いてたことあるもん。
高 ははは。
松 鏡見て。
高 あまりの出来の悪さに(笑)
松 ははは。
高 あまりの出来の悪さに(笑)
松 泣くなや(笑)
高 もう次の日、イヤでしゃーないねんなー。
松 イヤでしゃーない(笑)
高 びっくり、俺ね、
松 イヤでしゃーない(笑)
高 ちょいちょいね、
松 イヤでしゃーないねん(笑)
高 俺ね、松本さん。
松 うん。
高 ちょいちょい俺、小学校の自分の顔思い出すけど、
松 うん。
高 あったあった。
松 せやねん。
高 俺から見ても「あーあー!」
松 いや、ほんーまね、イヤでしゃーなくて。
高 親だけに見せるために、これ刈られたな、っていうのあったもん。
松 いやね、もうね、もうね、
高 うん。どんぐりみたいな頭の時あったな、自分(笑)
松 ほんまあって、
高 ははは。
松 ほんーーまに、フツ〜〜〜〜〜に、泣いてたもん。
高 ははは。
松 ははは。「泣くなや。」思うけど。
高 いや分かるわ。分かる。

松 ほいでなんやの、口の角って。
高 いや、この口の角をね、
松 うん。
高 よく切ってたじゃないですか。切ってたというか、もう荒れてもうて。
松 なんか変なことなってたなあ。
高 あれ、なんやの?あれ。なんか、
松 なんかなってたな。
高 胃が荒れんのか、
松 うん。
高 あれ、ビタミンが足りひんのかすると、唇の端の、このーね?これ。
松 そういえば無いわ。大人になってから、あんまない。
高 ないやろ?
松 うん。
高 あれー、武野が、
松 うん。
高 武野、これ、また武野の話やけど、
松 うん。
高 あいつー、あいつも、なんかこう、歯ぁ悪いから、
松 うん。
高 歯医者行ってたんやて。
松 うん。
高 で、それがなんか、よみうりの、
松 うん。
高 上にある、なんか歯医者で。
松 うん。
高 で、そこでわーってやったら、もんのすごい、そのー、あの、奥歯がとれへんかなんかで、
松 開けられんねや。
高 開けられんねん。あ〜〜〜って横に。
松 あーあー。
高 横に。
松 うん。
高 で、それは、武野が「これおかしい、おかしい。やりすぎや、やりすぎや。」思うくらい、がーーっやんねんて。
松 うん。
高 で、切れたんやて。
松 ははは。
高 ははは。「あれ?・・・あれ?・・」
松 ははは。

高 ほいで、もうしょーがないから、
松 うん。
高 終わって帰って、次の日も、
松 うん。
高 かさぶたできてくるわね。
松 うーん。
高 せやけど、絶対に、あんなもん、絶対口あけるから、
松 無理無理無理。
高 飯食って、
松 うん。
高 あくびしたら、「あー。」ってまたいくねん。ピリッて。
松 うん。
高 「あ、痛っ。」顔の、口の横、(笑)
松 ははは。
高 「口開けられへんで。」言うて。で、友達と遊んでても、
松 いや、開けられへんかっても、絶対開けるもん。
高 開けんねん。で、笑うねん。絶対に。
松 あー。

高 俺、思うねんけど、あのー、
松 うん。
高 ふりかけの文化って、日本ぐらいちゃうの?あれって。
松 あー。
高 メシに、乾燥したなんか、ぱらぱらっとふりかけたら、もう、それでいけてまう、一膳食えてまうみたいな発想は。
松 うーん。
高 ヒドイ発想やで?
松 ヒドイ発想やな。あのー、舌、舌の上さえクリアしたら、もー、
高 胃の中どーでもええ。
松 どーでもええ、みたいな考え方な。
高 うん。
松 あー、分かる分かる。ここさえクリアしたら、
高 うん。ほいで、頭は麻痺しよるから、それでOKにしてしまう、みたいな。
松 はいはいはいはい。このゲート越えたら、あとは、
高 あとはフリーや、
松 無法地帯、みたいなことね。
高 そうそうそう(笑)
松 あるある、それはあるな。
高 だって、ふつーに、食卓のところに、
松 うん。
高 のりたまとか、3色ふりかけがあったもん。
松 あったなー。
高 で、それで食ってたもん。
松 あれなかった?あの、3色、分かれてるやつ。なあ、あれな。
高 そう、3色ふりかけやろ?3つぐらい。
松 3色ふりかけ。たまごばっかり食うてたわ。
高 あ、俺は、あれや、あのー、のりたまや。
松 あーそう。
高 のりたま、たらこ、ごま塩やねん。
松 あー、ごま塩がいっつも余んねんな。あれ。
高 ごま塩は、もう有り得へん。
松 有り得へんな。

高 俺んとこは、でも、どっかでもらったナポレオンがあったのよ。
松 うん。
高 ブランデー。ナポレオンが。
松 おー。
高 ナポレオンって書いてあるのがあったのよ。
松 あのね、
高 うん。
松 どこでどうなったんか知らんけど、
高 うん。
松 そんなんがあったり、
高 そやねん(笑)
松 する時があんねんな。あれなんやろ?
高 だから、お中元かお歳暮で、なんか、物の弾みで貰ってきよんねん。
松 うちも、なんーーにも、冷蔵庫開けてもなんーーにもないけど、
高 うん。
松 なんっか知らんけど、バニラエッセンスだけあったわ。
高 はは。何に使うねん(笑)
松 もう、意味が分かれへんねん!でも、そのバニラエッセンスは、最後まであったな。
高 使わず?
松 使わず。なんでバニラエッセンスがあんねやろ?
高 姉ちゃんがお菓子かなんか、作ったかなんかちゃうの?
松 いやー、ない!
高 あーそう?
松 ないねん。だから、謎やねん。最後まで謎やった、俺は。うちの兄貴とも言うててん。「バニラエッセンスがうちになんであんねん?」
高 だから、お菓子作るしかないやろ?バニラエッセンスって。
松 うちのおかんが、お菓子なんか作るわけあれへんがな。
高 いや、あのあれは、つくるたまやで。
松 あんな、あれつくるたまやないで、味噌汁に団子入れてたよ、メリケン粉といで。
高 うーわうわうわうわうわ。
松 うんこ、うんこみたいに。
高 うわうわうわうわうわ、おしるこ感覚やんか。
松 ははは。
高 無茶苦茶やなー(笑)

松 うどんもよう煮込まれへんかった?
高 あったよー。
松 買ってきたやつ、ぼーん。
高 もう色変わってあんねん。
松 もう色、ダシもにごってもうてな。
高 うーん。なんかね、とろとろやねん。
松 とろとろやねん。
高 うどんのとろみがとれてもうて。
松 そうやねん。
高 ヒドイなー。
松 そうめんとか。

高 ほいで、ナポレオンな、
松 ナポレオン。
高 うち、ナポレオンあったから、ずーっとうちナポレオンはあるから、
松 うん。
高 「あ、これはこれでスゴイな。」と思ったのよ。
松 うん。
高 当時ナポレオン言うたら、ええ酒の代名詞みたいなとこあったやんか。
松 そうやな。
高 あったやろ?
松 うん。
高 それが、2個たまあったのよ。うちに。
松 スゴイやん。
高 「うわ、スゴイなー。」あの、ちょっとね、横太の、同じナポレオンやけど、横太の、こんーな感じで馬、乗ってるような蓋、ついてるやつと、
松 はは。
高 一個、こういう、普通の入れ物でナポレオンて書いてあるやつ、なんかね、2つ、2種類あったのよ。
松 うん。
高 「あれ?これ、2つもナポレオンやなー。」と思って。で、ある日、親父が飲んでんの見たのよ。
松 親父手ぇだしたんや。
高 手ぇ出したの見たんや。で「あー、手ぇ出したけど、またしまったな。」
松 うんうん。
高 で、ずっと置いてあって。俺が高校ぐらいになんのかな?
松 うん。
高 もう、何年も、なんーーねんも経ちました。
松 うん。

高 友達が来て、うちでちょっとその〜〜、コークハイ、よう言うた、その、コーラと
松 はいはいはいはい。
高 ウィスキー混ぜたら、うまいみたいな。
松 うん。
高 「ちょっとナポレオン混ぜよか〜。」言うて。
松 うん。
高 「お〜ええや〜ん。」言うて、
松 うん。
高 コーラ入れて、ナポレオン、ゴッゴゴゴゴ〜、どれぐらいや、ぱーっと、入れて、
松 うん。
高 飲んだら、味がおか、おかしいねん(笑)
松 うん。
高 「なんでや?これ、味おかしいぞー。」言うたら、
松 うん。
高 ナポレオンだけ飲んでみたら、梅酒やねん。
松 ははは。
高 ははは。親父は、大分前に飲み終えてて、
松 ははは。
高 その中に、梅酒を入れて、さもナポレオンのように晩酌を、この何年間、やってたわけですよ。びっくりしてもうて、俺(笑)
松 ははは。
高 梅酒やで?!どっちも。ナポレオン、2個たま梅酒で・・(笑)
松 どっちかの瓶、捨てたらえーやんか。
高 捨てへんねん。これは見栄や。
松 どっちも梅酒なん?
高 どっちも梅酒。
松 どうやってじゃあ、使い分けてたん?
高 分かれへんねん。
松 今日は、どの気分で、
高 もー、分かれへん。
松 馬乗ってる方と、
高 ははは。
松 カタカナの方を分けてたの?
高 もう分かれへんねん。
松 一緒やん。中身。
高 分かれへんねん。もう俺は、もー、な、
松 死んだらえーねん。
高 見栄のなにものでもないわけよ。

松 子供の時ってな、あのー、酒のこともよう分からんからな。
高 うーん。
松 「親父がなんや、家で晩酌しとんなー」いうのは、分かってるやんか。で、それがまあ、中学高校ぐらいなってきたら、酒の事が大体分かってくるやろ?
高 分かってくる分かってくる(笑)
松 で、そのー、親父がずっと飲んでた酒が、
高 うんうん。
松 二級酒やと気付いた時のショックって、
高 ははは。
松 まあまあ、なんとなく予想はたってたんやけど(笑)
高 ほんまやな。大体予想はたってたけどな。うちがそんなええもんを、飲むわけでもなく。ねぇ(笑)

其の弐 『 ニモ現象に物申す ・ 怪獣映画 』

松 もー、怒んのもしんどいなー。
高 あ、そんな、
松 あ、でも、怒る〜〜怒るっていうか、これはやっぱ、
高 言うとかなあかん。
松 言うといた方がええ、ええと思うから。
高 あー、そら言うとかなあかん、言うとかなあかん。
松 あのーね、
高 なんですか?
松 どうですか?あれは。
高 何がですか?
松 高須さんも聞いたことあるかもしれないですけど、
高 うん。
松 あのー、ニモってね、
高 うん。
松 観ました?
高 観たよ。「ファインディングニモ」
松 あれ、「ファインディングニモ」
高 うん。
松 観たでしょ?
高 観ました、観ました。
松 まあまあ、まあまあ、おも、まあまあ。
高 まあまあ。
松 ね?別にあれがね、いいとか悪いとかじゃないけども、あのー、あれで、カクレクマノミっていう、
高 あーあー。あったね。
松 熱帯魚がさ、
高 なんかあったね。乱獲、
松 ちょっと乱獲されて絶滅しかかってる、
高 らしいね。
松 もー、
高 分かれへんな。
松 もうね、
高 意味が。
松 考えられへん。
高 考えられへん。
松 あの映画の何を観たの?
高 分かれへん。だからそれを、それは人間としては麻痺すんねん。ようあることや、それは。
松 うーーーーんーーー。
高 でも、でも、ちょっと分かるんちゃう?親からしたら子供が、いや、そらもう人の事は考えへん。なくなるとは思えへんから。
  「うちだけ買うて帰ったらええわ。」と思うから、子供が、
松 でもあの映画はまさにそういう映画やんか。子供が、あ、親が子供の為に
高 とっていった。
松 勝手にとっていって、
高 で、悲しく、
松 親子離れ離れになって、
高 そうそう。
松 そういう映画でしょ?
高 うん。

松 アメリカの子供は、あのー、あのーカクレクマノミ、
高 うん。
松 あれを飼ってる子供は、便所に流したんやて。
高 えーっ?!
松 「逃がしたろ。」思て。それもアホやけどぉ、
高 でもま〜、
松 アホやけど、まだなんか、
高 ええ、
松 子供のやることやし、
高 なるほどー。
松 なんかー、まだ愛情があるやんか。そこには。
高 うん。
松 もう日本は、親が買うから。
高 は〜。
松 アホが。アホが。
高 あーそう。

高 確かにおかしな話ですな。
松 ねー。おかしな話やけどなー。
高 で、ちょっと、
松 で、それもおかしいし、それもおかしい上に、でそんなんをニュースとかワイドショーでやるけど、
  そのコメンテーターとか、その司会者も、言えへんのよね、そういうことを。
高 ほんまやなあ。
松 怒れや、って。「うーーん、まあまあ、分からないでもないですけどね〜。」みたいな処理のし方やねん。
高 うん。
松 いやいやいや、絶対お前らも思てるはずや。
高 ほんまはね。
松 ほんまは。「矛盾してるやろ、おかしいやろ」って。それ、言えへんねん。なんかこー、視聴者に嫌われたないのか、なんか知らんけどさー。
高 うーん。まあでもそれもあるし、そこまで思ってない人もおるんかもしれん。ほんまに。
松 ほんまかなあ?どう考えても、なあ?
高 うーん。
松 どういうことなん?
高 まあでも、親が自分とこの子だけには、っていう意識になんねやろ。あの、行ったら俺、なんかー映画、
  映画出たところに、こうやってこう、水槽かなんかにおったけどね。
松 本物が。
高 本物が。
松 うーん。
高 これがそうですよ、みたいな。
松 それもおかしいなー。
 
高 そこに、
松 おかしいやん。
高 カクレクマノミもおるし、あのー、えーと、もう一人、よう忘れる奴。
松 あー、よう忘れる奴。
高 あの、よう忘れる奴とかもおんのよ。なんか、色んなんおんの。あの出てきた奴が全部おるみたいな感じになってんのよ。
松 もー、
高 水槽やねん。それが。
松 えー?
高 出てきたら、いますよーって親と子供が、ガーッて見てたわ。ちょっと、俺も見てもうた。
松 はは。
高 「あー、これかー。へーちっちゃいなー。そんなかわいないなあ、これ。」
松 はは。もー、おかしい。絶対おかしいわ〜。
高 乱獲までいかなければ、いいような気がするけどねー。
松 うーん。
高 その、限度が・・ねぇ?
松 っていうか、結局、その子供にちゃんと教育してやられへん親が、
高 うん。
松 一番おかしいねん。

高 あーいう、俺、アニメも撮りたいなー。
松 まあ、あの一連のはでも、
高 面白いね、やっぱり。な。
松 そこそこ、そつがない。
高 あそこの、あそこは、やっぱやりよるな。
松 うん。
高 うまいわ。
松 「モンスターズインク」しかり。
高 しかりね。

松 自分あのーー、
高 はいはい?
松 あれ、怪獣映画とかよう観た?
高 昔は観たね。あの、「ギロン」とか。
松 あー「ギロン」なー。
高 「ギロン」。なんーや、この、
松 あー「ギロン」や〜。
高 ギロンなんか、全然あかんやん。人入ってるやん。
松 全然あかんよー。ギロンてあれやろ?包丁みたいなやつやろ?
高 包丁みたいなやつ。
松 知ってるわ〜。
高 で、この辺から、ピュンって出る。
松 そうそうそうそう。
高 「弱〜〜〜っ」思て。
松 どういう原理であれ、
高 そんなん分かれへん。
松 あんなことになんの?おかしいやん。
高 バネ、バネ。
松 はは。だっておかしいやんなー。そんなん。
高 横向いてるのに、飛んでいきよるからなー、前へ。
松 っていうか、有り得へんやん。生き物では。
高 で、次からまた出てくるからな。
松 それはなんやねん。その、手裏剣みたいなんは。
高 分かれへん。
松 筋肉飛んでんの?あれ。
高 分かれへん。
松 あの手裏剣はなんなの?その、生体的に言うと。骨なの?なんなの?
高 あれは、ツバみたいなもんかなー。ツバの固〜いのみたいなもんかな?(笑)
松 ははは。
高 なんぼでも出てくるってことから、考えるに(笑)
松 そうや、俺、子供心にその辺がどーも納得できんでな。
高 ギロンの、手の、
松 俺ほら、子供の時からきっちりしいやったからぁ、
高 あー自分はな。きっちりしてたな(笑)
松 きっちりしいやったから、だから、そのー、あのー火を吹く、ことがね、
高 うん。
松 どーーしても、納得できへんのよ。
高 「原理が分からん。」と。
松 原理が分からん、と。
高 怪獣やのに。
松 っていうことは、
高 うん。
松 口の周り、口の中及び
高 うん。
松 内臓は燃えへんのかい、ってことになるわね。
高 あー、まあまあまあまあ、そうね。まあでも、なんか吐き出してれば燃えへんよね。ガスがあってここになんか、着火するカチカチッていうもんが、
松 その「カチカチ」がおかしいやん(笑)
高 歯と歯で、
松 ははは。
高 カツカツーン、カツカツーン、なんかあれば・・
松 あーそう。

松 俺はねえ、それが納得いかんでね〜。
高 うーん。
松 で、ガメラが飛ぶやんか。
高 飛ぶ。手足から火ぃ出る。回りながら。
松 あれがもう、
高 あれはね、
松 あれはね、たい、たいくう、大陸学的に、
高 よう分かれへん。
松 おかしいわ。
高 おかしい。ほいやし、「どこでどう見てんねん。」思うね。
松 はは、ガメラはね。
高 うん。どーやって、雰囲気で「あの辺飛んだろー。」みたいな感じで、
松 ははは。
高 一回入って、うわーんと飛んでるしか思われへん。
松 回ったらあかんやん。ま、回っちゃだめ、やん。
高 まーでも、
松 欽ちゃんに言わしたら。
高 まあ、まあ(笑)
松 欽ちゃんに言わしたら。
高 うん。欽ちゃんに言わしたら、「回っちゃだめ」って言うけど(笑)
松 ははは。
高 ただでも、あのままでも飛びそうにないからね。
松 で、まあまあ、百歩ゆずって回ってもいいわ。
高 うん、回ってもよろしい。
松 ね。
高 はい。
松 ほんなら、もう真上に行くだけや。そんなもん。
高 それ、でも、あん中で、
松 うん。
高 ちょっと右手の方を、ウワーンと出したら、あのボート漕ぐのと同じで、
松 ははは。
高 左へ行ったり、
松 いや、それにしても、回っちゃだめやんか(笑)
高 はは、欽ちゃんに言わすとな(笑)
松 欽ちゃんに言わすと(笑)
高 まあまあ、そらそうね。

松 「サンダ対」
高 あー、「サンダ対」。
松 ガイラ。
高 あったあった。あのー、ゴリラみたいなやつやろ?
松 そうそう。あんなんとかを、最近ちょこちょこ観てて、
高 あー、そんなん観てんの?あー、あれでね。
松 そうそう、なんか、あのー観てて、
高 うん。
松 あのー、「アホやなー。」と思って。
高 うんうんうん。
松 ちゃんと観てへんやろ?あんなん。
高 ちゃんと観てへん、昔のまんまや、
松 そらそうやわ。だって、俺らが産まれ〜〜たか産まれてないかぐらいの、
高 ぐらいやもんな。

松 汚いやろ?2人(サンダとガイラ)とも。
高 汚い。
松 汚れやろ?
高 汚い、なんやろ、あれー。きったない、あのー、デカイだけ、みたいな。なんか、汚い。
松 ははは。デカイだけやねん。ほんまに。
高 デカイだけやろ?
松 デカイだけ。
高 人間のデカイ、原始人のデカイ奴、2人みたいなもんやろ?
松 そうやねん。
高 あかんなー。
松 アホやなー。あれ、ほいで、あのねー、
高 あれなに?あれどれぐらいデカかったっけ?
松 あれはねぇ、
高 映画上。
松 映画上は、20m言われてるね。
高 大した事無いなあ、
松 大した事無い、
高 ちゅーとはんぱやな〜。
松 中途半端やねん。ほいでね今観たらねー、もー、その格闘がもー無茶苦茶やねん。
高 あらい。
松 あらいねーん。なんかそのー、サンダ対ガイラのもう一個前もあんねん。
高 うんうんうん。
松 あれは第2弾やねん。エライ評判良かって、兄弟にしたんや。
高 あ、そうなんや。

松 怪獣と闘うねんけどな、それが。
高 うんうん。
松 なんかそのーそれも無茶苦茶やねんけど、なんかもぐらみたいな、土から出てくんねんけど、まあ普通の恐竜やねん。見たらな。
高 おーおー。
松 で、もー、あのー、しっぽをね、もー、
高 うん。
松 なんか持って、も、も、も、持つんやけど、
高 よう分かれへん、
松 バーン離れたり、
高 うんうん。
松 もー、
高 そこ決めとかなあかんやん。
松 もー、決めとかなあかんねーん。
高 一番な〜。
松 決めとかなあかんねーん。
高 ははは。
松 もー、なんやろなー。振りまわすけど、まわせてないし、
高 うん。
松 またどーん。
高 わーー。
松 とか、うわっ上乗って、何すんのか、思たら、ガーーン倒れてみたり。
高 どーーでもええ(笑)
松 ははは。
高 決めとけよ(笑)
松 延々、20分ぐらいな、
高 え〜〜??
松 観てられへんで。
高 それで当時は良かったんやな。
松 十分。
高 リアルやったんや、それが。逆に。
松 まあ、リアルっちゃー、リアルやな。
高 ビシッビシッとは、いかへんから。
松 うーん。・・なんーーや言うたら、石投げんねん。
高 (苦笑)
松 その恐竜みたいなのに。
高 もう、なんかもー(呆)
松 どーん、バーンバーン。もう、スチロール丸だしやけど、
高 それ、痛がって(笑)
松 痛がって。

松 仮面ライダーとかもヒドイもんやで。
高 あー、ヒドイなー。
松 怪人、ものすごセドリック乗ってるやろ?
高 あーー。
松 仮面ライダーの。
高 そうや。
松 そう。
高 ほんまや。普通に乗ってるわ。後ろに乗って出てくるわ。
松 そうやねん。
高 運転したりしてるからな。
松 そう。練馬ナンバーやったりすんねん。
高 うーわ〜〜〜(笑)
松 うん、びっくりするでー。
高 当時、ちゃんとした大人やったら、もー、
松 ちゃんと車検通してんねん。
高 ははは。
松 ははは。
高 ライダーの怪人なぁ。
松 ライダーの怪人。
高 それキツイなー。
松 しかも相手、ライダーや言うてるのに、車で対抗しよういうことが、もうおかしいし、
高 雨風はしのげるけど、
松 はは。
高 ははは。
松 ものすご飛んで来たりとかさ、ムササビみたいな奴が、
高 やってんのに、
松 うわーーん!来て、最後、車で帰るからね(笑)
高 ははは。そこはええんやなー。
松 うーん。
高 その乗り物造られへんかったんやなー。
松 「あの子供をさらえ」みたいなことで、子供があのー、「じゃあ、行ってくるよ!」みたいな、なんかそのー、家から出てきて、
高 うん。
松 お母さんとの会話みたいなんを、あの、電柱から見てる怪人が、
高 あー、おったおったおったおった。
松 ど〜〜
高 はは。
松 どういうアプローチで、そこまで来たんや、みたいな(笑)
高 ははは。しかも、お前はそいつ見てるけど、周りから丸見えやらかね。
松 ははは。
高 観てたもん。子供の頃、「有り得へんやん。」いうの。怪人やいうだけで、悪い奴、
松 うん。
高 なんか、こう、呪いかけられてると目の下青かったりするやんか。
松 するする。
高 そんなんいらんやん。子供心に思ったもん。
松 思ったな。
高 「これ、逆にいらんで。」
松 で、きづ、気付けへん。
高 気付けへんねん。
松 「なんだ?」みたいな、
高 物凄い口調も変わってて(笑)
松 ははは。目の下、
高 真っ青やで?(笑)
松 ははは。
高 「どうした?」言うたら、「いや、なんでもないよ・・。(抑揚のない声で)」
松 ははは。
高 いや、おかしいやん!絶対おかしいけど、あれー、あれ子供なが引くな、あれ。あんーだけ変えてて、分からへんて。
松 ヒドイな。
高 どないやねん。
松 あのー、ニセライダーなんて、マフラーの色ちゃうかったからね。
高 ちゃうもん。それで分からんのが意味分かれへんよな。あそこまできたら、そこまで変えとけよ、いう話やもんな(笑)
松 はは。
高 いや、おかしいおかしい。

高 俺、ガッチャマンもおかしいと思うねん。人やからね。
松 うん。
高 着る服だけのもんやから。気のもんやから、もっと言うと。科学忍者隊いうのも。
松 はは。
高 忍者隊言うのも・・。
松 でもね、それってね、アメリカ的な考え方やねん。
高 なんからしいね、
松 結局、アメリカはコスプレやねん。文化が。あのー、改造されちゃダメ、なのよ。
高 なんで?
松 欽ちゃん的に言わすと。
高 なんでそうなん?今日は欽ちゃん的に言うなあ(笑)
松 ははは。
高 なんで改造されちゃだめなん?
松 やっぱりね、その生身の人間が、あの、つ、強いとか、じゃないと、共鳴できへんみたいやな

其の参 『 おかんのごはん 』

松 なんか面白い食べ物ある?じゃあ。
高 今?
松 うん。あれは知ってる?あのー、とんかつ茶漬けは。
高 あー、知ってるよ。すずやかなんかの。
松 すずや。
高 あれうまいやん。
松 あれちょっとうまいなぁ。
高 あれうまいよ。
松 あれ、ちょっとうまいよな。
高 あれもう、俺、何回か、
松 俺、年に1、2回行くわ。
高 あ、分かる。
松 うん。

松 あれジュニアに教えたったら、虜やで。あれ。
高 今、とんかつ茶漬け?
松 とんかつ茶漬けに虜や、あれ。「うまいっすわー、うまいっすわー。」
高 確かにあれうまい。はまるわ。もっと虜になってもええのにね。
松 そうやねん。いや、あれ、はまる奴とはまらん奴おんねん。俺、何人かに教えたけど、虜になったんジュニアぐらい。
高 あー。
松 うん。なんかみんな「うまい。」言うねんけど、「次行こう。」ってなれへん。
高 俺も、年に2回ぐらいの気持ちで行くぐらい。
松 そうやねん。

高 おでんかなんか、自分、うまいとこ知らん?
松 おでんがええんかいな。
高 なんかね、おでんが食いたい時あんねん。たまに。「すっごいおでん食いたいなー。」思うんやけど、「おでんのうまいとこいうのも知らんなー、俺。」と思って。
松 ・・。(考えている)
高 うちのおでんは、もー、ひどかったけど、おでんて「関東だき」って言うてたけど、
松 関東だき、関東だき。
高 こてこてやで。うちの。またこれ、うちの話ばっかりするけど。
松 おかんが一回、
高 うん。
松 奇をてらって、味噌風にしたことがあったわ。
高 みよう、みよう、見よう見真似やろ?それどっかで見てきて。
松 味噌みたいなのにつけたのがあって、もう、非難ごうごう、
高 うわー。
松 いや、もうほんま、「おかん」という称号を〜〜
高 取られるぐらい。
松 取られるぐらい(笑)
高 剥奪されるぐらい(笑)
松 ははは。
高 「おかん」の称号を(笑)
松 ただの家におる女性、にされかけた、
高 危ないな〜〜(笑)
松 ははは。あるぐらい、非難ごうごうやったなー。
高 あーそうですか?
松 うん。
高 味噌?
松 味噌。
高 まずそやなー。
松 まずかったーー。
高 ダシも入れてないで、それ多分。
松 まずかったーー。

松 トラウマみたいな感じになってるもん。俺の、今でも。だからもう、「味噌仕立て」言われたら、
高 うん。
松 ちょっと、ちょっとイヤな感覚があんねん。
高 ははは。
松 だから、俺、味噌煮こみうどんがあかんねん。
高 ろくなもんやないと。
松 ろくなもんやないと思ってる。
高 なるほどね。
松 味噌は、ごまかし〜〜の、・・生きもんやと思ってる、
高 なるほどなるほど。
松 「生きもん」?
高 いいよいいよ、もういいやんか。
松 ごまかしの調味料やと俺は思てるからね。
高 うんうん、でも「生きもん」言うたけど、さっき。
松 はは。
高 はは。そうですか。
松 はい。

高 うちのおかんの大根は、
松 うん。
高 あの、綺麗に皮とってへんから、ヒゲみたいなん生えてんねん。
松 はは。
高 ヒゲが、ヒゲつきの、「なんや、これのヒゲ」みたいなんを、
松 分かる分かる。
高 まんま入れてきよんねん。どかっと。
松 うん。
高 サッサッサッサやから。
松 うん。
高 ちょいちょいヒゲが、
松 朝鮮人参みたいなことなっとんねや。
高 そうそうそうそう(笑)あんなね、
松 うん。
高 ヒゲ入れられたら、食う気なくなるで。
松 うん、なくなるな。

高 味もおかしいわ、しょうゆとなんか、みりんと、なんや言うたら、「みりん入れたらええ。」思とんねん。あれ。しょうゆ・みりんでOKみたいなこと思ってるで。
松 自分とこのおかん、何がうまかったんや。なんか聞いてると、
高 うちはね、
松 うん。うちのおかんの唯一、はなんやねん。
高 ごめん。そう言いながらも、うちは関東だきがやっぱり良かったね。
松 えええええ〜〜〜?!
高 ははは。そのね、ヒゲが生えてようとも、
松 なんやねん、も〜〜。
高 聞いてくれる?でも、ヒゲが生えてようと、味付けは、そらうちのおやじ、「うちのおやじ」ちゃうわ(笑)うちのおかんは、凄かったわけですよ。
松 ・・。
高 なんや自分は。なんもおかしないよ。自分もちょいちょい言うてるやん。そんなこと。
松 (笑)
高 ね?
松 ほんま、俺やからええねんで。俺やから、「あーそうかいな。あー、間違うたんかいな。」
高 うん、はは、うん(笑)
松 な?これ、ほんま、俺以外、俺以外やったら、全〜員あかんからね。
高 誰があかんのよ?
松 そら、坂東さん・・。
高 坂東さんと俺、やることないやろしぃ、
松 はは、例えばやんか。だから誰、俺、俺以外全部やんか。阿藤快、
高 いやいや(笑)いや、
松 三宅裕司。
高 でも、多分、阿藤さんもかみはるし、
松 うん。
高 阿藤さんのほうが、言う可能性もあるで。
松 でも、「ちょっと分かんないよ、高須、それ〜。」
高 いや、分かるやんか。おやじとお袋、ちょっと、
松 「おやじとお袋、どっちなんだよ〜。」
高 分かるやん!(笑)
松 「さっき、まずいって言ったじゃねえかよ〜。できねえよ〜。」って、絶対後から言われるで。これ、俺やから「あははははー。」
高 ディレクター通して言われるかな?「高須、あれちょっとややこしいわ。」
松 ははは。
高 「ざっくりいっていいかな?」って言われてまうのかな(笑)いやいや、そんなことないでしょう。
松 ほんまやで。
高 いやでも、ほんまにうまいのは、その、まあこっちで言うおでんの、関東だきです。
松 ははは。
高 なんやねんな(笑)
松 (笑)
高 自分でも、
松 それは自分、(笑)
高 何?(笑)
松 散〜々おでんを、
高 いや、
松 否定したやん(笑)
高 いやでも、おでんは見栄えやねん。
松 どっち・・(笑)
高 うちの見栄えは悪いけど、味はええねん。
松 (笑)
高 これが不思議でなー。
松 自分、ほんま、ええ加減にしーや。マジで。
高 不思議。自分とこ何?
松 俺、いや、ミートソースやねん。
高 ミートソース?
松 ミートソース。
高 ・・そんなん作ってたん?
松 作ってた。これだけは、うちのババアうまかった。

高 前も言うたけど、うちは、もー、ばらずし?
松 はいはいはい。
高 ちらしずしっていうの?
松 うんうん。
高 最悪やったね。
松 あー、それが一番あかんねや。
高 酢。
松 ははは。
高 ははは。あったかいごはんに、酢、びゃ〜〜かけて、
松 ははは。
高 ざくざくざく〜の野菜入れてるだけみたいなもんですわ。
松 あー。いやまあ元々、その〜、ちらしずしを、ばらずしを作ろうとする事自体、失敗の始まりやからね。
高 ローテーションに入れてくること自体が、もう、
松 うん。
高 もー、安上がりにしようと思ってんねん。一回。
松 あんなもんで、完投できるわけないねん。
高 そうやねん。でも、親父としたら、「しゃーない、しゃーない。」と。
松 うん。
高 もう、事情わかってるから。もうここで、親父としたら、事情、家庭事情わかってるから、
松 うんうん。
高 ここでまあ、あのーちらしずしが出てくるのはしょーがない、と。うち的には。
松 はは。
高 そらもうずっとずっと焼肉とか言ってられへん、みたいなとこはあんねん。

松 高須家で言うたらな、その、高須光聖、長男、光聖、
高 うん。
松 次男、
高 まさと。
松 まさとが産まれてきて、高須家っていうのは、こう形成されたけども、
高 うん。
松 その前は考えたら、おっちゃんとおばちゃんの2人だけやったんや。
高 そうやなー。
松 これ2人で、結構長い間、
高 それを食てたんや。
松 それをく、食てきたんやな。
高 うーん。
松 ほいで、「これいけるでー。」多分ね、親父はね、
高 うん。
松 新婚当初やからね、ばらずしね、
高 えっ?
松 褒めてもうたんやと思うねん。ほんまは「ない。」思てんけど、ほんまは、無い思ててんで?そん時から。
高 うーん。
松 ほんでそのー、一応2人やんか。
高 うん。
松 で、またちょっと気ぃ使ってるやんか。
高 まあ付き合って、結婚して、そんな間もたってないから。
松 うん。で、これから、その子供も産んでもらわなあかん。
高 2人暮しや。
松 これから、
高 楽しい時や。
松 楽しい時や。
高 おお(笑)
松 これで高須家を形成していかなあかんっていう時やから、
高 うん。
松 した、親しき仲にも、的なとこもあって、
高 うん、あって。
松 「あんた、これ、」気持ち悪い話やけど、
高 うん。
松 「あんたこれ、今日は、ばらずしを作ってみたんよ〜。」みたいな、
高 「おー、なんや、ばらずし、ええがなー。」
松 で、ぱっと、こう来た時に、
高 「酢やないか。」
松 「酢やないか。」と思たけど(笑)
高 ははは。「物凄い、酢やないか。」と思ったけどもぉ(笑)
松 物凄い、でも、今日の夜も、色々やってもらわなあかんやん。ねぶってもらわなあかんやん(笑)
高 もー、怖い怖い怖い。何を言うとんねん。怖い怖い。アホか(笑)
松 ね?(笑)
高 気持ち悪いわ。
松 いや、気持ち悪いのは分かるよ。気持ち悪いのは分かるけど、
高 それで良しとしてきたわけ?
松 それでぇ、「ええがな、お前はほんまにー、うまいなあ、お前は〜」言うて。
高 ははは。

松 「ええ嫁をもろた〜。ええ嫁をもろたあーー!!」言うとるわけですよ(笑)
高 はは。うちの親父はアホか。
松 ははは。で、言うてもうたんや。
高 うん、言うてもうた。
松 言うてもうて、で、子供が、で、産まれた。
高 産まれました。
松 それで、
高 そのおかげでね。
松 そのおかげで。そうそうそう。あそこで、「ただの酢やないか!」って言うてたら、
高 うん。もう、
松 もう光聖も、まさともなかった。
高 産まれてなかった。うん。
松 そこを「おいしいなー。幸せや〜。」言うたから、
高 俺が産まれた(笑)
松 俺が産まれた、と。
高 うん。
松 ほいで、あのー、物心、光聖まずはつ、ついた。
高 うん、ついた。
松 ほんで親父は、ちょっとこー、ドキドキしてんねん。「あれをいつだすねん。」
高 なるほど。

松 ほいで、「あれ、今日ばらずしや。」と親父は思たわけ。
高 思うね。
松 光聖がぱくっと入れるのも、ずっと見てた。
高 見てたね。
松 「酢やろ。酢だけやろ。」と思ってた(笑)
高 ははは。「な?な?」
松 「な?酢だけやろ。でもな、」
高 うん(笑)
松 「言うなよ。」
高 ははは。俺、言うてもうたからなぁ(笑)
松 ははは。
高 「こーれは、俺ばらずしあかんわー。これ、おかん、これはあかんわ〜。」
松 って親父も思っててんけど、
高 でも、
松 うん。
高 確かに、うちのおやじもお袋も、
松 うん。
高 あの「歳とったら、こういうのがうまいなー。」みたいな感じで、2人では納得してたわ。
松 そうそうそうそう。もう親父、そう言わんとしゃーないもん。裏切り行為やからな。
  「あんた、2人っきりん時、エライ褒めてくれたやないの。」って、なるもん。
高 気持ちの悪い話やな、それ〜。
松 うん。

松 それにあたるのが、うちの酢豚ちゃうかな。
高 言うてたな、それも言うてたなー(笑)
松 酢だけやん。
高 酢豚がまずいって珍しいで。
松 もう、酢だけやねん。
高 ははは。だって、だって、野菜だけ焼いても、ブタだけ焼いてもうまいんやから、そこそこ。
松 そうそうそうそう。
高 煮ても。
松 時間と手間かけて、まずしとるわけやからな。
高 だから、俺、元々料理に酢を使うってなものを、
松 うん。
高 子供に食わそっていうのが間違ってる。土台。
松 ははは。
高 酢系はあかんねんて。酢のものは。思えへん?
松 まあ、そらそうやな(笑)
高 うん。

松 (酢豚を)揚げるけど、それをまた、野菜と、
高 うん。
松 もう、ぐつぐつ、ぐつぐつ、
高 うわ。
松 やるやろ?
高 衣とれてまうねや。
松 もーもー、素っ裸やねん。あのー、
高 あかんわー。
松 服、どっかいってまうねん。
高 ははは。服ビリビリなって、どっかいってんねや(笑)
松 ははは。ほいで、
高 うん。
松 服だけ出て来たりとかするやん。
高 うわー。
松 うわー。
高 でも、意外と服が一番うまかったりするやろ?
松 ははは。
高 悲しいかな、「服が一番うまいやんか、これ〜。」って思ってまうからな(笑)
松 ははは。
高 いや、もー、あかんわ。
松 まあ、料理の上手い嫁をもらってください。じゃあ。
高 あのーでもね、うち、弟夫婦来て、
松 あーあーあー。
高 で、一緒にメシ食いにいったりとかしたんですけど、
松 こっち来たんや。
高 こっち来て。
松 うん。
高 ちょっとこー、しゃぶしゃぶでも食わしたろかしらーと思って。
松 うん。
高 で、行ったら、
松 うん。
高 エライもんやねー、「なんか、飲み物。」言うたら、ちゃんとしたとこよ?ちょっとした。
松 うん。
高 「あー、飲み物。」言うたら、「俺じゃあ、ビールを。」言うたら、
松 うん。
高 「どーする?」「あ、もう、いい、いい。えっとじゃあ、水5つ。」水やで?
松 ははは。
高 水は、「いやいや、違う、向こうの人は多分、烏龍茶かなんかで、」止まりはったもん。
松 ははは。
高 普通に「水。」「水5つ。水。」俺、もー、ちょっと悲しかったわ(笑)

松 子供っていくつ?
高 えーと、もう小学校。
松 それ、ジュースとか飲みたいんちゃうの?
高 あ、でも、食いながらジュースはあんま飲ませへんちゃう?
松 今の子供、全然飲むで。
高 あーそう?でもあのそれは、飲ませへんかったわ。ちゃんとお茶かなんか、
松 はあ〜〜。
高 これがね、タレントが奥の方におったの。
松 うん。
高 それ見てもうて、うちの弟夫婦が、ひじでガンガン当て合いながら、もう、「あそこ見て(小声)」
松 ははは。
高 もう、ほんま、ざわつくな、お前ら。ざわつくな(笑)

高 子供がメシ食い終わったから、キャッキャキャッキャ言い出したのよ。
松 うん。はいはい。
高 キャッキャキャッキャ言い出して、俺も「やばいなー。」向こうの「向こうの席に近づいてるなー。」思ててん。
松 うん。
高 したら、
松 うん。
高 ガサガサ〜〜ッ言うたんや。
松 え?
高 パッと見たら、向こうの、そのタレントさんがいてはる、
松 うん。
高 席のある女性の、花を、
松 うん。
高 花にガサーッ、子供足入れてもうて。
松 ううわあ〜〜〜〜。
高 花びらガサガサ〜なってもうて。
松 わあ〜〜。
高 もう、俺はねえ、「すいません!すいませ〜ん!!」あのね向こうは「あー、いいですいいです。」目がもう、こう、こういう状態やね。
松 ははは。
高 もうもう、「こんなん、やってられへん。」みたいな。
松 ははは。
高 もー、恥ずかしかったわ(笑)

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