2003.11.13(木) 111回目 

今週の一曲 『 他人の関係 』 金井克子


其の壱 『 師匠たちの話 ・ 視聴率の話 ・ 可哀想なホームラン 』

松 どもー、まっちゃんーーー、喫茶店でーす(笑)
高 どーもー、高須ちゃんコーラです。
松 ははは。高須ちゃんコーラ?(笑)ヒドイな。
高 喫茶店に言われたない(笑)
松 やめよ。
高 なあ?
松 ほんーまにやめよ。
高 これ、い、
松 正解なんて有り得へんもん。
高 ここ来て、
松 うん。
高 「はっ!」と思うやろ?
松 俺今日は、「はっ!」とも思えへんかった。
高 ははは。ここ来て、「あ、そうや!」って。
松 もうやめよ。
高 もうやめよ。「まっちゃんです、たかっちゃんです。」でえーやんか。
松 もうそれでえーねん。
高 なあ。ここないもんな。
松 ない。絶対ないし、またここに、うってつけの絶対ウケるようなんあったとしても、ここでは言えへんわ(笑)
高 はは。
松 そんなんなら、他で使うわ(笑)
高 ははは。そやなー。

松 ボルドーさん、亡くなる。ミスターボルドー。あ、ボールドさん。
高 ええっ?うそー。
松 俺ねえ、あんま知らんねんけどねー。
高 亡くなったん?
松 そうやねん。
高 元気良かったやんかー。
松 まあ、元気良かったかは知らんけど。
高 「ボルドーさん」って自分。
松 ボー、ボールドさん。ちゃう、ほんまに、俺、知らんね。
高 えっ?マジで?
松 もう、全然知らんのよ。
高 小屋とか、出てたやんか。
松 この人は、だって、あれでしょ?吉本の人じゃないでしょ?
高 あ、そうなの?NGKにようおったで。吉本やで。
松 えー?うそー。ほんま?じゃあ、もう、途中、途中入社やわ。もう、俺らが東京来てからやろ。
高 いや、そんなことない、そんなことない、俺見たもん。来てからやないって。
松 来てからやって。俺、面識無いもん。

松 すごかったらしいけどな。劇場でのウケかたが。
高 いや、もう尋常やないで。
松 なあ。
高 袖でもみんな笑てるもん。進行の人間が。
松 うーん。なんやろ?
高 なんやったんやろな、あの人。

高 俺、そういうの弱いねん。芸人さんが好きそうな感じやな。
松 こういう人って、こういう人って、たまーにいてはるよな。劇場でめちゃめちゃウケはるって人。
高 おるなあ。あとどんな人?
松 あとは〜〜〜、誰やろ?
高 ショージさんの師匠誰やったっけ?えっとー、
松 うん。
高 村上ショージさんの師匠。
松 あのー、たき、
高 たき、
松 たきあきら師匠。
高 あの人もまた、不思議なあれやったなー。
松 あの人なーー。
高 ウソつくんやもんな。
松 ウソつくねん。めっちゃめちゃウソつくねん。あの人。
高 はは。
松 で、ヅラやってん。みんな知っててん。でも、もう、みんな言うててん。 「ヅラでしょ、師匠。」
高 うん。
松 でも、絶対認めへんかったけど、
高 認めへん。うん。
松 最後に、最後の最後に、ラヂオで「わしヅラや。」って、
高 えっ?
松 言うたのよ。
高 うん。
松 その一週間後ぐらいに、亡くなりはったんや。
高 えー?
松 「もうええ」思たんやな。
高 でも、一週間前まで、ギリギリまで頑張ったんや。
松 ギリギリ、どういうことなんやろね。だからそのー、もう、なんとなく、自分で分かってたから言うたのか、
高 うん。
松 言ってしまったから、死んだのか。
高 はー。

松 俺、一回笑たんが、袖で、客席で見てたんや。この人の漫談を。
高 うん。
松 なんやったかなー?なんか、ハプニングが起こったのよ。
高 おー。
松 なんかね、こうねー、なんか、漫談いっつも一緒やねんけど、
高 うん。
松 「なんやもー女性の人でも色んなもう、化粧してなんやかんや、赤ぬって、青塗ってなんやかんや、
  もうパッと見たら、もう、京都の五色豆みたいな顔になってまして、」
高 うん。
松 って、いっつも言うねやんか。
高 うん。
松 そん時にね、ちょうど子供が泣き出したか、なんか、なんかがあったのよ。
高 うん。
松 で、なんやなんやってなったのよ。
高 うん。
松 で、一回、おさまって。
高 うん。
松 「しかし女性の方なんか、」また言うてんの。
高 ははは。そこ言いたいねや、なんか(笑)
松 いや、っていうか、分かって、
高 忘れてもうてんの?
松 忘れてもうてんねん。もっかい、大分前から戻ってって、
高 うわー。
松 長いねん、それが。
高 うわああ(笑)
松 「うわー、かなりダブッてるや〜ん。」思て(笑)
高 劇場の人は、ある意味おもろいけど、そんな前からダブっていくの?(笑)
松 ダブッていってねえ、もうすごかったよ(笑)
高 のりしろ多いなー(笑)
松 のりしろ、かっちりとまってたもん。ここの、面積が。
高 かっちりとまってるやんか。もっと薄〜でええで、ここは(笑)
松 薄〜でええねん。CMあけ、ものすご前からやってるみたいな感じやもん。
高 はー。面白い人おるわなー。

高 日本テレビのね、視聴率、
松 はいはいはいはい。
高 あれも、エライことなってんなー、ほんまに〜。
松 はは。
高 大変やな。
松 うーん、そうね。
高 俺、可哀想やわ。たった0.6のためにぃ、色んなこと言われてよ?
松 うん。
高 0.6はおっきいんかも、しれんけど、
松 うーん。
高 その時間と金があんねやったら、もっとええ企画考えな、みたいなとこやんか。
松 うーん。
高 勿体無いなー。
松 でもね、
高 うん。
松 あのー、ちょっと俺が思うのはさ、
高 うんうん。
松 そんな関係ないやん。テレビ局の社員って。実は。
高 いやいや、それは、
松 だって、その、仕事はあるやんかー。その、別に自分の番組が終わったってさ、サラリーマンなんやから、
高 いや、
松 番組がなくなるってことはないし、給料なくなることもないやんか。
高 これが、
松 うん。
高 日テレ、日テレなんかは、ポイント制やから。
松 あー、まあ、そうやけどぉ、
高 視聴率が高いところに入ったりとか、番組たくさんやると、金ええけど、ほら、年齢関係あれへんからね。
松 うーん。
高 だから、やっぱしなかったら、やっぱり、
松 でも、どっちかって言うと、視聴率って言うとタレントの方がキツイで。
高 まあ、実際そっちの方が、影響大きいからな。
松 うん。
高 うん。
松 じゃあまあ、そういう意味じゃあさぁ、社員で視聴率の為に、ここまでね?
高 頑張ってくれた、
松 頑張ったっていうのは、
高 タレントサイドからすると、
松 いや、タレントっていうか、会社思いやわねぇ。
高 自分思いやと思うけど(笑)
松 ははは。いや、俺は、偉い、偉いやんかー、とちょっと思うねんけどねぇ。ある種ね。
高 今のね、「思うねんけどねぇ。」っていうのが、
松 うん。
高 あのー、あれ携帯のCMの感じやったわ。
松 ははは。
高 (笑)
松 どーしたら、えーねん。それ言われて。
高 いや、そんな感じやったから、今言うてみてん。なんでもな。思たこと言わんと。
松 そら、言うた方がええ。思ったことはバンバン。あれ、自分の財布?俺も思たこと言うけど。
高 うん。財布よ。
松 金持ちそうな財布持ち出したなぁ。
高 違うよ。違う違う(笑)
松 厚みたっぷりやんか。
高 色んなもん入るように。カード。TSUTAYAのカード3つぐらいあるやんか。
松 いや、知らんよ。そんなん。
高 いろんなカード。TSUTAYAとかでも、いろんなカードがあって、
松 うん。
高 病院もあるしな。それ全部入れへんねん。普通のやつは、もう。
松 うん。
高 全部そこに入れて、
松 すーごいやんか。
高 そんな(笑)
松 ちゃんと、ちゃんとペタってなってないやん。
高 ははは。

高 さんまさんは、エライ最近よー言うてるらしいけど、こればっか言うてるらしいけどね。
松 あーそう。
高 番組始まる前に。
松 まあ、どーいうあれなのか分かれへんけど。どういう言い方なのか分かれへんけど。
高 始まったら、「これ、あかんなー、」日テレの収録とかで、
松 うんうんうん。
高 始まったら「これ、0.6引いとかなあかんでー。」って、前説、必ず言うらしいけどな(笑)
松 うーん。ねー。
高 でも、まあまあ、そんなさあ、ガーガーガーガー、もうえーやんか。一回言うたら、もうえーやんかなあ?
松 まあ、というよりも、これは、これを機会に、やっぱしその、視聴率に、優先っていうことを考えなあかん。
高 そういうこと。
松 犯人をみつけるとかね。
高 そこに問題がある。
松 そうやねん。これを機にね、もっかい視聴率っていうものに、振り回されるこのテレビ業界を考えようやっていう、いい機会のはずやのに、
高 またこれ、
松 もうまたこれ、他の局が「日テレどうやー、どうやー。」ってそればっかりやろ?

松 もうそんなんばっかりやねん。
高 あらさがし。
松 あらさがしばっかりやねん。王シュレットと一緒やねん。あらさがしやねん。これを機会にええようになんかこー、なれへんのかっていうことをね、
高 ほんまやなー。
松 やれへんやろ?
高 やれへんなー。
松 おかしいわー。

高 あれ、なんか、貰えるんですか?家(視聴率メーター)つけて。急に来て、「言わんといて下さい。」言うで、そんなん。
松 そうなんかな?
高 「うち、こんなん付いてんねーん。」って。
松 言うかなー。
高 俺んとこ、そんな、うちにきたら、「光聖、エライもん来たわー。」
松 まあまあ、光聖には言うやろけど、あーでも、
高 いや、光聖が絶対、「まっつーん、うち、ごっついもん、付いてんねん。」って言うよ。そんなもん。
松 言うか。
高 うちのオヤジも、「見に来い。」言うて、おっさんに言いよるわ。
松 せやなー。
高 絶対言うって、そんなん。
松 考えなあかんなー。
高 考えなあかん。そんなん。

松 前の番組、数字良かったら、そのままの流れで結構、
高 観てまうからな。
松 観てまうみたいな部分、あるもん。ねえ?
高 入りが悪い、とか言うからね。
松 入りが悪いって言うよ。
高 ねえ。
松 俺、視聴率のことってあんま言いたないけど、そう考えたら、うち、ダウンタウンって、入り悪いやろぉ〜?
高 入り悪いなー。まあ、もうそんなん言わんとこ。もうえーやんか。
松 ははは。
高 そらもう、言うてったらキリがない。
松 ずっとやで、でも。
高 ただな、
松 うん。うちの番組の、前の番組が、うちの番組よりええ、っていうこと、ほっとんどないからね。
高 どこも大体そう、そんなええ番組事体、そんなないから。突拍子もなく、ガーンと上がるようなもんが。
松 あー、そう?
高 言うたって。まあ、まあ、ちょっとずつあって、
松 うーん。

松 あのー、「HEYHEY」が、あのー、昔あれが良かった時は良かったよね。
高 「愛する二人、」
松 「愛する二人」なんや、
高 「別かれる二人」
松 あれは、「HEYHEY」もそのまま良かったよね。
高 びっくりした、23ぐらいあったもん(笑)
松 ははは。いや、もっとあったんちゃうかな?27ぐらいの時あったんちゃうかな?
高 あったっけなー。スペシャルの時、そんなあったかもしれんな。
松 今は7ぐらいやけどね。
高 いや、そんな、もっとあるわ。
松 もっと下か?
高 もっとあるやろ(笑)
松 ないないないない!
高 ある、あー、「入り」か?
松 そうや。
高 あー、入りはそうやな。
松 ないよ。「HEYHEY」の前番組なんて、なんぼや?今。
高 今、6とか、7ぐらいやな。
松 なあ?
高 まー、それが平均が6とか7やから、一回ガーン!落ちるかもしれんな。
松 ははは。そうやわ。
高 まあまあまあ。運命運命。
松 いや、だから俺が「視聴率のこと言うのはやめよう。」って言うてんねんで?
高 そうや。
松 所詮、その程度のことやっていう話やんか。

高 「相棒」?テレ朝かなんかの、水谷豊さんがやってるドラマあんねんな。
松 うん。
高 それが16ぐらいとってんの。
松 うん。
高 で、まあ、えーねん。テレ朝のその枠じゃ、「スゴイなー。」言うたら、
松 うん。
高 F3っておばあちゃん、ティーンとかは2(%)なのよ。おばあちゃんが10何%、そこだけもんのスゴイ観てんの。
松 うん。
高 それもおかしな番組やろ?考えたら。いや、別に否定はせえへんけど、
松 ははは。
高 それ、不思議やーん。
松 不思議やね。
高 そんな、子供とか、若い人、だーれも観てないんねんで?2とか1とか、3弱ぐらいのところで(笑)
松 はは。
高 おばあちゃんだけ、どかーーん。おっさんもあんま観てないねん。
松 あれもそうらしい。「あぶない刑事」とか、あんなんもそうらしいな。
高 まあ、そうやろなー。
松 あれは、おばあちゃんじゃなくて、若い、おばはん。
高 F2か。
松 若いおばはんっていうか、俺ら同年代ぐらいの女。
高 40なろうとしてるような。
松 そうそうそう、30後半ぐらいから、40前半ぐらいまでの、
高 はいはいはい。
松 おばはんがめっちゃ観んねんて。
高 え〜〜?(笑)いや、「え〜。」言うたらあかんわ。あーそう。
松 ははは。めっちゃ観るらしいよ。

松 まあでもね、ちょっと最近、大人みたいなことをふっと思ったんやけどね、
高 うん。
松 いや、視聴率はあかんよ。もう、全〜然、そんなんやめてほしいけど、
高 うん。
松 でも視聴率があるから「HEYHEY」とか「DX」でも、もう10何年続けられてるっていうのも事実やったりもするのよ。
高 まあ、それを基準とされてるからね。まあ。
松 そう。
高 そらそうかもしれん。
松 うーん。一概には否定はできへんねんけどね。
高 なんやねん。
松 ははは。大人的なことを言えば、やんか。
高 「なくそう、なくそう」言うたのに、「一概には言えへん」
松 いや、なくしたらえーねん、なくしたらえーねんけど、
高 どっちやねん(笑)
松 ははは。世の中なんてな、どっちやねんの、
高 出た出た。またや(笑)
松 ははは。どっちやねんの、
高 どっちやねんの?
松 どっちやねんのぉ、
高 そこだけ、分からんで。逃げさせへんで。
松 え〜〜〜、巣窟。
高 ははは。
松 吹き溜まり。
高 あ、吹き溜まりね。
松 そうそうそうそう。泉。
高 ははは。あのー、遠藤がさ「独身3」言うて。
松 うん。
高 独身に、数字の3書いて、3人やから「独身3」やて。
松 あー、知ってるー。テレ朝のドラマやろ?
高 うん。
松 観たことはないけど。
高 「遠藤それ、スベッてるでー。」言うて、「そのタイトルスベッてるでー。」言うて(笑)
松 ははは。
高 「いえいえ、それはすいません。それはいいじゃにですか。」
松 うんうん。
高 で、1回目、オンエアする前に、たまたま、「黄金伝説」のスペシャルが、良かってん。15か6かとったから、
松 うんうん。
高 3時間ぐらいやったけど、「良かったなー。」言うて、で、たまたま会議あったから、楽屋行ったのよ。楽屋、花とか来てて。テレ朝から。
松 うん。
高 「あー、良かったねー。」言うたら、「それがねぇ、今日のドラマ、」その日、一発目の「独身3」。
松 はいはい。
高 「もう、高須さん、5以下ですねぇ・・。」
松 ははは。
高 「なんでそんなことを言うねん。そんな、ネガティブなことを〜。」(笑)
松 ははは。
高 「いやーもうプンプンしてますわー。」で、まあちょっと乗って「せやなー。」言うたら、
松 うん。
高 もう、笑いもせんかったからな。
松 ははは。
高 マジで。「これ、2回目どうしていきましょかー。」言うて。
松 結局、どうなん?
高 まー、6・・
松 まあ、「しんどいなー。」
高 しんどいなあ。でも、しょうがないやん。な?大変や、もう、そんなん、ドラマって一回やったら、浮上できへんもん。
松 そうやなー。
高 企画変えられへんねんもん。「ナシナシ!」とはできへんもん。
松 まあでも、確実に黙っといたら終わるからね。
高 ははは。そうそうそう。

松 高橋さんが言うてた。高橋英樹さんが言うてた。
高 うん。
松 「本当にドラマは、数字良かったらええけど、」
高 うん。悪かったら・・(笑)
松 「悪かったら、たまらん。特に我々のような、」
高 いや、分かる。
松 時代劇もんとか、もうねー、もうほんーま、もう、やる気まっったく出ぇへんというかね(笑)
高 ははは。いや、そらそやって。
松 「やる気出ぇへん」とは言うてなかったけどね。うん。
高 「なんぼやったって、観てへんねや。」っていう気持ちが、スタッフにも、演者にも蔓延するやん。あれは大変やね。
松 ほんーまにね。なんかないと、乗り越ろ、切れられへんよな。
高 「のりころ」?
松 ははは。
高 「のりころけれられへん」?コロッケかいな。
松 ははは。あのー、ちょっと、ほら、言葉の中に、おじゃがを入れてみたわけよ。
高 あー、ほんならええわ。ほくほくほくほく(笑)
松 ははは。
高 「ノリコロ」やったら、まだ大丈夫やわ(笑)
松 男爵的な感じをね、出したかったのよ。
高 ははは。それならいいけど。「のりころ」言うたからな。なんか「そんなんほか弁にあんのかなー。」いう感じやったから。びっくりしたわ。
松 その話、全然関係ないけど、
高 うん。
松 ラヂオオンエアーの頃は、古い話になってしまうねんけど、
高 うん。
松 さすがに、今回ほら、日本シリーズが接戦やったやんか。
高 接戦やった。
松 で、ガキで罰ゲームに、絡んでくるんで、さすがにちょっと観たのよ。
高 観たんや。おー(笑)
松 久しぶりに。久しぶりにっていうか、
高 野球を(笑)
松 野球っていうものを、ちゃんと観て、あのー最後の、
高 うん。
松 第7戦の、
高 第7戦の、
松 あれは、面白かったなー。最後のあの、
高 なになに?どうしたん?
松 あの9回のね、阪神のね、
高 攻撃。
松 攻撃の時のね、名前もよう知らんねんけど、割とベテランの人おったやろ?ホームラン打った人。
高 広沢?
松 かなあ?えっとーー、6−1かなんかやったんか。
高 うんうん。もう、大分大差あいてたよな。俺も「あかんなー。さすがにあかんなー。」思って。
松 うん。で、6−1ぐらいで出てきて、2アウトで、ホームラン打ったのよ。
高 うん。
松 観た?そこ。
高 それ、観てない。全然観てない。
松 もうね、もうおっかしいて。
高 うん(笑)
松 もう、正直ね、正直言うと、
高 うん。
松 「空気、読めよ。」と。
高 ははは。
松 ははは。
高 それは、最後まで頑張ろうっていう(笑)
松 あない喜ばれてないホームラン、初めて観たで、俺。
高 ははは。「今ごろ・・?」
松 客もね、
高 うん。
松 阪神ファンですらね、なんかもう、もう、
高 元気無い。
松 「もうええでー。」みたいな、そのー、(笑)
高 「もう、カバン中色々しまってんのに。」みたいな。
松 いや、もうね、ここは、ふわっと負けた方が、
高 あー。
松 もう、なん、なんやろ?もう空気がそうやってん。
高 分かる分かる。
松 もう今更ね、別にランナーおいてるわけでもないし、ソロホームラン打たれてもね、も〜〜、なんーーにもあれへんわけよ。
高 おー。
松 でも、一応ホームラン打ってるから、否定はできへんし、なんかね、もうね、もうー、スタンドがね、全部、全員がね、なんかちょっと照れてる、みたいな感じで。
高 ははは。
松 なんか、「なんか照れるわー。」みたいな。
高 イヤやなー(笑)

松 戻ってきた時も、星野も、もー、
高 も〜、
松 全〜然やで!「はいはい、はいはい。」
高 ははは。
松 「もう、はいはい、はい。」っていう、
高 なるほど。
松 「はよやろ、はい、はよやろ、はよやろ!」
高 ははは。
松 「オイッ!はよやろっ!!」みたいな(笑)
高 ははは。「はよやろ」て。「はよやろ」て(笑)
松 めっちゃおもろかった、俺(笑)
高 その空気は面白いなー。
松 あの空気、ちょっとV観てみ?
高 そのV観たいなー。
松 全っっ然盛り上がってへんで。
高 ははは。
松 え〜〜?みたいな。「もうええでー。」
高 「ここで当たらんでもえええでー。」
松 うん。

松 あれね、俺も遠藤に聞いたのよ。「どういうことやねん?」と。まあ、正直ね、阪神ファンとしてこんなこと言うたらあれやけど、
高 うん。
松 あの人は、あのー無茶苦茶、振り回す人やねんて。
高 あーあーあー。元々ね。
松 うん。で、「多分ですけど、最後、おもっきり三振して、」
高 うん。
松 あの「花咲かせようとしたんや。」
高 あ、なるほど。それはそれでもうね、パシッと。
松 パシッと。なんか、それはそれで、なんかもーー、引退近いんかな?なんか、よう分からんんけど、なんかそれはそれでえーやん、みたいなとこがあんねんて。
高 なるほど。
松 また、振り回したんやて。
高 そしたら。
松 当たってもうたんやな。
高 うーーわ。
松 ははは。
高 空気読まな〜〜。
松 ははは。

松 まあ、でも、俺は、どっちか言うたらダイエーを、
高 あー、まあまあまあ。
松 応援してる立場やし、
高 余裕があるよな。
松 「あー良かった良かった。これでもう、浜田罰ゲームで、ひさっしぶりに浜田罰ゲームできるわー。」思てたらぁ、もう9回の表で、
高 うん。
松 「もう終わりや、もう終わりや。」言うてる時に、ちょっとイラついたもん。「ちょ、も〜。」
高 「なんやねん、お前、もー。」
松 これから何もなれへんやろ〜。
高 まあな。

其の弐 『 武道館で公録 』

高 何があったかなー。
松 そんなことで、話すことがないでしょ?高須さん。
高 うん。
松 実はですね、
高 うん。
松 ちょっとこ〜、どうですか?高須さん。
高 何を言うてるんですか?
松 高須さんは、最近こ〜、
高 何点ってこと?
松 いや、違うんですよ。
高 うん。
松 武道館とかどうですか?高須さん。
高 ・・なんですか?武道館とか?
松 好きですか?
高 好きですよ。
松 立ちたいですか?
高 ・・・。
松 ・・・。
高 ・・・立ちたないですよ。
松 ははは。
高 ははは。
松 ちょっとですね、この番組で、
高 うん。
松 企画してましてですね、
高 はい。
松 もうそれは、ほぼ決定なんですけどね、一応もうタイトルが決まりました。
高 はい。
松 えー、「松本人志・高須光聖、放送室in武道館」
高 ほう。
松 「高須ちゃん生誕40周年祭り」
高 いらんやろ!そんなもんっ!
松 ははは。
高 いらんやろ!!なんの意味があんねんなっ!!
松 っていうことが、決定いたしましてぇ、
高 マジで?
松 はい。それもう、前からちょっと水面下でやってたんですが、
高 うん。
松 えー、決まって、高須さんにこの武道館にですね、
高 何をするの?
松 まあ、歌あり、
高 いや、そんなん絶対無理やって!!
松 ははは。
高 何を言うてんの?!絶対無理!!
松 歌あり踊りありの(笑)
高 いや、絶対無理、絶対無理!!アホなこと言うな!!
松 見事な(笑)
高 絶対無理やって!!アホなこと言うたら、あかん!あかんあかんあかん!エライことなってるな、あかんあかんあかん!!
松 あのね、違うんですよ。
高 うん。
松 なんかあのーーー、東京FMが、あーいうのって、おさえるんですって。
高 何を?
松 武道館とか、あーいうとこは、前もって。
高 おう。
松 急に言われても、おさえられへんでしょ?
高 うん。
松 だから、おさえるんですって。何日かおさえてたんですって。
高 うん。
松 で、ぱっこり空きましてね。
高 うん。
松 何がどうなのか知りませんけど。
高 うん。
松 この日、あのー、武道館空いてるんですよ。
高 おー。
松 で、金ももう、まあ言わば、
高 払いこんでて。
松 払いこんでるんですよ。で、やめてもいいんですけど、せっかくならぁ、
高 やめたらええがな、そんなん(笑)
松 勿体無いがな、自分。武道館やで!!くだもん屋の息子がぁ〜。
高 いや、くだもん屋・・(苦笑)
松 今まで、くだもん屋の息子で、武道館で歌た奴なんておれへんねんで?
高 まあ、そうやけど、歌はいらんのんちゃう?なんで、歌、
松 歌いるやろ、そら。
高 なんで歌なんかいるのよ。
松 それぐらいせんと、つな、もてへんやろー。
高 いや、そう、
松 お前みたいなもんが。
高 いや、自分もおんねやろ?
松 ちなみに、 前日はラルク・アン・シエルがやってます。
高 うーーわ、最悪や(笑)
松 その次の日は、BAKUCHIKUがやってるんですけども、
高 ははは!
松 その間に、高須ちゃん。
高 いや、もう有り得へん。
松 「高須ちゃん」って。
高 いや、もう絶対有り得へんから(笑)
松 ははは。
高 あかんて!人、入れへんで?人、一切入れへんで?
松 別に放送作家が、人入れへんかって、何が、
高 いや、申し訳無いやんかー。
松 いや、だって、申し訳無いもなにも、
高 空いてんねや。
松 空いてんねんもん。タダやねんもん。
高 そらそうか。
松 タダやないけど、空いてんねん。
高 そこで、え?何すんの?
松 いや、ここで公録しよ、言うてんの。
高 あー、「放送室」の。
松 うん。
高 おー。
松 ただ、俺はほら、あんまり〜〜、かなわんからぁ、
高 あかんあかん、自分がメインに立っていかんとー。
松 高須メインでいったほうが、
高 あかんあかんあかんあかんあかん!自分でえーやんか。自分でえーやんか。
松 いや、なんか、長谷川(ディレクター)色々考えてるみたいやで。
高 もう、二人でやっとこーやー、そんなん。
松 そうやねん。いや、長谷川もおかしなこと考えてて、
高 うん。
松 伊東、わんちゃん、藤井、盛岡のおっさんを4人、ゲストに呼ぶ。
高 あー、そんなんがええわ。
松 えええ〜〜?!
高 俺、そんなんの方が全然ええわ。
松 キツイって、絶対。あんなん〜〜。
高 いや、そんなん、
松 ド素人の4人、武道館呼んだって、なんーにもできへんで?
高 なんにもできへん方が、ええやんか。それはそれで、ジタバタすんのが、面白いで。
松 え〜〜?
高 それは、一回ジタバタさしてー、
松 俺の負担がデカイわ。来られたら、も〜。
高 いや、そこそこやるかもしれへんでー。
松 まあまあまあ、その前に客がね、来るのかどうかっていうのも、
高 ほんまやね。
松 定かじゃないんですけど。エンディングテーマのジョー山中さんに、直接来てもらって、生で歌ってもらう。
高 ははは。山中さん来てくれんの?
松 分からないです。
高 はー。
松 一応、長谷川がそう言う・・
高 はーー。そら、豪華やけどね。
松 ええ。とにかく、
高 おー。
松 12月の27日。
高 うわ、ごっつい末やんか。
松 ははは。
高 ものっすごい大変な時期ちゃうの?
松 クリスマスの興奮冷めやらぬ、土曜日なんですけど。
高 (笑)おー。へー。
松 もう、決定してしまいました。
高 それさー、東京FMもさあ、
松 はい。
高 もうちょっと、他に、イベントのやりようがあるんじゃ・・
松 ははは。
高 そんなにさ、27日のええとこにさ、(笑)
松 えーえーえーえー(笑)なんなりとあると思うんですよね。俺も確かに!
高 そんなさ、2人の喋ってることを出したって、
松 あー。
高 なんら!
松 いや、俺もそう思うんですよ。

高 自分が断ったら良かったんやん、そこで。
松 いや、俺関係無いもん。
高 いや、
松 高須ちゃん、生誕40周年祭りやもん。
高 違う違う違う。それはタイトルで、それは分かれへん(笑)
松 えー、高須さんはねー、誕生日はねー、12月の
高 24日。
松 24日ですよ。
高 うん。
松 だから、ほら、まさに。
高 いや、24日やったら、分かるけど、27日やし、関係あれへん(笑)
松 3日後ですよ?
高 いや、違うやん。
松 これはやっといた方がええよ。
高 あのー、でも、
松 うん。
高 それは、あのー、言うとくけど、
松 うん。
高 「放送室」やろ?
松 「放送室」です。
高 「放送室」の公録ってことでしょ?
松 まあまあまあまあ、言わばね。
高 ってことは、これ、別にタイトルがこうなってるだけの話で、
松 うんうんうんうん。
高 これ、別に変えてもいいじゃないですか。
松 いやでも、ほら、番組〜〜の、
高 うん。
松 この番組の、「放送室」の、まあ、マスコット的存在やんか。自分は。
高 ははは。うそーん、そんな存在やったん?(笑)
松 ははは。
高 そんなもん、俺、初めて知ったけど、俺そんな存在じゃないでー(笑)
松 いやいや、シンボルみたいなとこあるやんか。高須が(笑)
高 ははは。自分、何考えてんねんな、アホちゃうか(笑)
松 イメージキャラクターやんか(笑)
高 なんやその、「イメージキャラクター」って。アホとちゃうか(笑)
松 ははは。
高 でも、一回、自分、武道館でやってるやんか。
松 やってるやってる。
高 すごかったやろ?やっぱ、あそこ立ったら。
松 まあね。客が入ればね。
高 だって、言うたやん。
松 うん。
高 前も言うたけど、あそこに自分が、客がおるところで、自分が、ガーッと出てきた時、俺、泣きそうなった言うたやろ?
松 それを、今度は君がやる番やろ。
高 いや、俺、違う意味で泣きそうになるわ(笑)
松 ははは。
高 それ勘弁してほしいわ〜。それは〜(笑)
松 なんかね、長谷川エライこと言うてたで。真ん中にステージ作る、言うて。ドーナツぽく、
高 うわ、そんなもんな〜、
松 状況で、長渕剛みたいな。
高 何を言うとんねん(笑)
松 ははは。
高 おかしなこと言うてるで〜。

松 基本的には、自分一人でやるべきやと思てんねん。
高 あかんあかん、何を、
松 俺は、
高 絶対あかん。
松 俺は、ほんとサポートする役割で、
高 ははは。絶対あかん、絶対あかん。絶対にあかん!
松 ははは。
高 俺、何度も言うわ。絶対にあかん。
松 ははは。
高 自分、何考えてんねやー。
松 だから、何曲?10〜〜〜、
高 あーあー、有り得へん。有り得へん。
松 14曲。
高 ははは!いや、ないって、自分。そのほんーまに。アホか(笑)
松 ははは。
高 アホか。
松 カラオケやで。カラオケやけどな。
高 いや、関係ない。カラオケとか関係無い。
松 カラオケで申し訳ないけど、
高 いや、申し訳無いことないよ。
松 なんやねんな、自分。
高 いや、話したらよろしいやん。話しましょうよ。ベースは。
松 自分ねえ、ほんまねえ、武道館出たいくだもん屋、何人おると思う?
高 いや、そら、出してもらえるのは、・・うわっ、カメラ来たで〜。
松 そうや。一応、撮っとこうってことでね。
高 それはあかん。自分、アホなこと言うたらいかんわ。これ考えなあかんわ。
松 なんで?
高 じっくり考えなあかんわ。これに会議開かな、何回も何回も。
松 いや、それはええ。俺がやっとくやんか。
高 はは。
松 自分は、
高 自分がやって、ろくなことあれへんがな、そんなもん(笑)
松 ははは。
高 そんなもん、自分がやる言うたら、
松 ははは。
高 ろくなことあれへんがな。
松 高須は、マイク一本で来たらえーねん。
高 ははは、アホか。
松 マイク一本で来たら、なんーーーにも心配することないよ。

松 でも、そない集まらんで。
高 絶対集まらんで。
松 集まらんと思うよ。
高 ちょっと、
松 うん。
高 ちょっとずつぅ、
松 うん。
高 あの、胃が、おかしなってるの分かるもん。
松 ええっ?もう?
高 もう。
松 ・・。
高 今ちょっと、胃がキュルキュル言い出してるわ。
松 早いね、君〜。
高 あのね、
松 まあ、言うてもね、もう1ヶ月くらいですけどね。
高 そらあかんわ〜。
松 はい。
高 スゴイことやで?
松 スゴイことやで。ここまで来たよ。
高 あー、
松 な?
高 まあ、そう思えばね。
松 そうそうそうそう。
高 まあ、放送作家で、そのー武道館立つことはないですね。
松 ないでしょ?しかも、メインですよ。大メイン。
高 違う違う。メインはあんたや(笑)
松 はは。
高 何を、俺を、
松 何回も言わすな。
高 うん。
松 「高須ちゃん生誕40周年祭り」ですよ。
高 それは、タイトルだけの話で、
松 はは。抱かれたい放送作家、
高 ははは!アホか。
松 ナンバー4ですよ。
高 4かいな(笑)
松 ははは。いや、ほんとに。
高 いやいやいや、これ、キツイなー。汗出てきた。
松 ははは。あのね、高須あかんねん。
高 うん。
松 あかんねんな?
高 あかんねん。そんなんね、ほんまあかんねん。
松 ほんまあかんねんな。
高 あかんあかん。
松 それもほら、ちょっと克服していかなあかんし、
高 うーん。まあなー。
松 そういう経験もした方がええやんか。
高 でも、考えましょ!これ、どうなるかね。
松 いや、「考えましょう」じゃないねん。
高 色々考えていきましょう。
松 俺が、考え、「考えましょう」じゃないねん。
高 ちょっとずつ、
松 俺がやるから。
高 考えていきましょ。ねっ?一個一個、会議積んでいきましょう。考えていきましょう。
松 はは。歌、出しときや。
高 考えていきましょう、考えていきましょう。
松 はは。

其の参 『 ウルトラマンの話 ・ 老いの話 』

高 あのね、今、ふと思い出したけど、
松 うん。
高 先週かなんかに、ウルトラマンの話したでしょ?
松 ウルトラマンの話したよ。
高 あれね、
松 うん。
高 聞いてみたら、もっと調べたんですよ。
松 うん。
高 あれ、とんーでもないで、あそこの、内情は。
松 おう。
高 あれは、
松 台所事情は。
高 台所事情というか、台所だけではないけど(笑)
松 はは。

高 まあ、父、母、いてるわね。
松 父、母。
高 いてるでしょ?あれはまあ、結婚しとるわ。
松 はい。してます。
高 あのね、タロウぐらい。タロウとなんかぐらいが、ほんまの子供で、
松 うん。
高 あと全〜〜部、養子とかやねんて。
松 エース?
高 捨て子の養子で。
松 タロウだけなん?
高 タロウともう一人ぐらい、なんかが、ほんとの子供で、
松 せやったかなー?
高 ぐらいで、あとは基本的には養子と、
松 うん。
高 もー、あれやて。さっきも、前言ってた、エースの、捨て子?
松 うん。
高 拾ってきたりとかっていうファミリーやねんて。
松 あいつらはさ、
高 うん。
松 何人ぐらいおんの?
高 10何人おるね。
松 違う違う違う違う。その星に。
高 いや、山ほどおるけど。そんだけ養子に貰うぐらいやから。
松 ・・で、みんな、強いの?
高 みんな強くて、みんな、そんな仕事せんで、えーねん。地球なんか来て、そんな仕事せんでもえーねん。
松 なんであんなんしてんの?
高 だから、ウルトラの父と母が、そういうボランティア活動をしてんねやろ。
松 ははは。
高 ははは。要するに。
松 なるほど。緑のおばさんと、緑のおじさんや。
高 緑のおじさんが、
松 うちのおとんとおかんみたいなもんや。
高 みたいなもんで、本物の息子もおんねんけど、
松 ほんなら、他の、他の、星の人達、他の人は何してんの?
高 遊びまわってるよ。
松 ほえー。
高 だから、ボランティア活動で地球に来てるだけの話で、
松 うん。
高 ほいで、やっと、来年ぐらいにやっと、
松 うん。
高 なんか実際の、なんか三男目ぐらいの、やっとほんまの子が生まれるらしいわ。物凄い高年齢出産の。
松 ははは。
高 ははは。来年。「無茶苦茶やな、それ〜。」言うて(笑)
松 ははは。
高 もうなー、「なんやねん、コイツらぁ〜。」と思って。無茶苦茶、なんか、生(なま)いねん。
松 はは。
高 ウルトラマンて。

高 老いっていうもんは、あるな〜って思いますよ。
松 そうは言うても、まだ40やからな〜。
高 自分もまだ目ぇええやろ?
松 いや、あー、普通。
高 あ、どれぐらい?自分。
松 俺、そんなよくはないよ。0.9とか、1.0はないぐらいやと思うよ。
高 まあ、ちょーどええぐらいか。
松 まあ、ちょうどええか、
高 老眼になれへん、
松 ちょうどええかもしれん。
高 俺、1.5あんねん。両方。
松 おー。
高 これ、もう、
松 絶対老眼や。
高 絶対、老眼。
松 前も言うたかもしれんけど、もう今田が、ちょっとそれっぽいって言うてたな。
高 なんでも早いな。

高 俺、なんか今ちゃんって言ったら、「若手、若手」ってイメージあるけどぉ、
松 あー。やばいな。
高 もう、ヤバイな。だって、今ちゃん、今染めてるけど、物凄い白髪やろ?
松 も〜のスゴイ白髪ですよ。
高 すっごい白髪やんな?
松 スゴイ。もう、引くって言うてた。
高 な?
松 うん。
高 いや、もうヒゲも濃いやん。
松 うん。
高 密度濃うなってってるやん。毎年、密度濃うなってるやんか。
松 そうそう。
高 なあ。
松 うん。マシになってくってことはないからね。
高 ないない。あれが、どんどん太なってくねんな。
松 水曜より木曜、木曜より金曜ですからね。
高 そんなんイヤやなー(笑)でも、かなりかなり、きてるみたいやね。
松 へーーー、そうなんや〜〜、スゴイな〜。そう考えたら、自分も、もう、子供作らなあかんなあ。
高 ほんまやで。
松 うん。
高 あの、老後を養ってもらえるね、
松 そうやで。
高 そのために子供を作るわけいかへんけど「なんかあったら、お願いしますね。」っていう、ね?
松 うん。
高 そうですよ。
松 作っとかなあかんわ。自分。マジで。生誕40周年。
高 自分はどうすんのよ。「自分、自分。」って俺に言うてるけど。
松 子供かいな。
高 うん。
松 俺は別に、子供に老後養ってもらわんでも、食ていけるやん。
高 そうか。自分、山ほど金あるわ。
松 山ほどはないけど(笑)食ていけるもん。別に。
高 そうやな。
松 自分、頑張らんと。まあ、そら、言うても高須ちゃんも、
高 いやいや、
松 あー、6億から8億は、
高 あるかいな、そんな!(笑)
松 言われとるわね。
高 自分、自分・・無茶苦茶言うなあ(笑)
松 ははは。「7億はない」言うてたわ。
高 ははは。
松 「6億か8億」って。
高 なんで飛ぶねん、そこ(笑)
松 ははは。うん。
高 いや、ないない。そら、いいね〜。

高 あれ、菅さんが老眼やんか。
松 ああ、そう。
高 さんまさんも、かけてんねんて。
松 普段は?
高 さんまさん、菅さんから聞いたんやけど、
松 うん。
高 さんまさん、ポケットにこうメガネあって、なんかある時ささっとかけて、パッと見て。
松 お〜(笑)
高 ささっとかけて、
松 マジで?
高 うん。だから、ちょっと、
松 ちょっと引いたな、俺〜。
高 ウソ、なんで?そらそうやろ、だって、さんまさんも、そら結構な歳やで?俺、自分がメガネかけたら、ちょっとイヤやで。
松 あーー。あ、でも全然有り得るよな。
高 有り得る。ある日、自分がさっとメガネかけたら、「あー。」
松 実は俺な、免許の書き換えな、
高 うん。
松 いっつも、最近ちょっとギリギリやねん。もう、何年か前から。
高 うーーわ、ヤバ〜。
松 ギリギリやねん。まあ、それは単純に視力悪なってきてんねんけどね。
高 うん。まあ、だからそれも老いやんか。
松 でもねー、ほんまねー、タレントってあかんらしいで。やっぱりね、普通の人に比べてね、めちゃくちゃ、こー、
高 あー。
松 光浴びてんねん。
高 なるほど。
松 もー、雑誌の取材や、言うたら、おもっきりストロボたかれるやろ?あれを物凄い浴びてるわけよ。
高 なるほどね。
松 あれがね、普通の人やったら、まずあんな経験ないやんか。普通の市販のカメラのフラッシュなんて、たかだか知れてるやろ?
高 しれてるな。
松 あれあの、取材の時のとか、スゴイやんか。
高 明かりスゴイもんな。
松 うん。あれをも〜、ヘタしたら、何〜〜百枚。
高 あー、そうか。それはスゴイか。
松 うん。どんどん悪なってる。俺だって、この世界入ったとき、1.5あったもん。
高 そうやんな。だって、俺、自分が目ぇ悪いイメージないもん。
松 約半分になってもうてんねん。
高 うーわ。おばちゃんも目ぇ悪い?おっちゃんとか。
松 おばはんは、目ぇ悪い。
高 あーそう。
松 おやじはえーねん。で、おやじ老眼なってんねん。
高 どっちみち、も〜〜、八方塞りやん。
松 そうや。
高 普通に落ちていくか、老眼になるか、どっちかしかないやん。
松 いや、ほんまね〜、目はイヤやな〜。
高 目はイヤ。うちは、俺は耳遠なんねん。絶対に。
松 えー?
高 うちのおばあちゃん、耳遠いねん。
松 うわ、もうそんなんイヤやなー。
高 うん。

高 うちのおかんの方のおばあちゃんは、ボケとったけどね。
松 あーそう。
高 物凄いボケとった。もう、ずーっとなんや、誰々さんが来た、誰々さんが来たって、全然来てない人の名前言うてたわ。
松 うん。
高 おかんの名前も言われへんかったし、うちのじいちゃんもボケとったな。もう、死ぬ前は。
松 うそー。
高 病室で、こうやって寝てるやろ?
松 うん。
高 「みちこさん、」ってたまに、おかんの名前呼んで、分かれへん時あるんやけど、
松 うん。
高 たまにちゃんと呼ぶねん。「みちこさん。」って。エライ真剣な顔するから、「なんですか、おじいちゃん。」って言うて、
松 うんうん。
高 天井指差して、
松 うん。
高 「ここの上に、」
松 うん。
高 「三億おいてるから、」
松 うん(笑)
高 「みちこさん、内緒にせなあかんで。」って。うちのおかんもびっくりしとったわ(笑)
松 ははは。
高 「何を言い出すねん、うちのおじい。」と思って、うちのお袋は。びっくりしたらしいで(笑)
松 ははは。

松 倉本さんのお父さんもね、
高 うん。
松 もうちょっと、ボケはったんやね。
高 ボケはったんや。
松 あのー、ある日、こー、飛んでる鳥とかを、指で狙いを、ぴっと指したら、
高 うんうんうんん。
松 ぴっとこう、なんて言うのかなあ?
高 指差すと、
松 指差すと、鳥がある時、止まったんやて。
高 空中で?
松 空中で。
高 はー。
松 ほいで、ぽろんと落ちたんやて。
高 しばらく止まってて、ぽろんと落ちたんや。
松 止まって、ぽろんと落ちるようになって、
高 ほーほーほー。
松 「これは、ええ能力を授かったぞー。」言うて。
高 うん。お父さんが。
松 お父さんが。「美津留、ええ能力を授かったんじゃー。」言うて。
高 うん。
松 ほいで、まあ、ある時にそのお父さんが、あのー、なんか知らんけど、町に暴力団が攻めてくるって言い出して、
高 あかんあかんあかん。
松 物凄い数の暴力団が攻めてくるから、
高 でも、お父さんは、
松 「わしが、この授かったこの能力で、」
高 うん。
松 「どんどん退治して行きたいと思うんじゃ。」
高 うんうん。
松 言うて、夜中になると、棒を持って巡回し出すようになったんやて。
高 ははは。
松 ははは。
高 それびっくりするよな、倉本さんも(笑)
松 そうやねん。で、近所の人が、あのー「倉本さんがね、夜中に棒持って歩いてとる」と。
高 うん。
松 なんで指で止めれるのに、棒を持つのか分かれへんねんけど。
高 ははは。
松 ほいで、来たんやって。
高 暴力団が。
松 物凄い数の暴力団が。
高 ある日。
松 ある日。
高 おー。
松 それを全〜部、指で、
高 止めたんかいな?
松 止めて、
高 ははは。
松 町を救ったんやて。
高 それは誉めてあげなあかんやろー。
松 それは、誉めてあげなあかんねんけど、
高 おー。
松 で、しばらくして、また倉本さん行ったんやて。
高 あー、お父さんに会いに。
松 広島にいるから、久しぶりに会うたらな、
高 うん。
松 「美津留、わし、今度、」
高 うん。
松 「グラミー賞を貰えることになったんや。」
高 ははは。どこで聞いたんや。あーそう。
松 「グラミー賞?!なんで?」
高 あー、乗ったんや、一回。
松 「なんでグラミー賞もらえんの?!」
高 ははは。
松 「いやー、わしも分からんのじゃけぇ、」
高 ははは。ちょっと広島の。
松 そう。「わしも分からんのじゃけぇ、わしはカラオケが好きじゃったから、」
高 ええっ?
松 「よう歌とったんじゃ。」
高 ははは。
松 「で、そのカラオケが好きぐらいじゃ、もらえんのは分かっとるんじゃ。」
高 おう。
松 それと!
高 うん。
松 かつて、暴力団を指で止めたことの、
高 功績が、
松 合わせ技で(笑)
高 なんやねん、それ、グラミー賞(笑)
松 全然違う(笑)
高 評価が違うものやん(笑)
松 評価が違う(笑)合わせて一本、みたいな話になってんねん。
高 それ、スゴイなー。
松 びっくりするよ。
高 スゴイなー。

松 ほいで、一人暮ししててんて。お父さん。
高 うん。
松 近所から、あの、その、あの、お父さんね、
高 うん。
松 あのー、一人暮しやのに、声が聞こえんねんて。
高 お父さんが?
松 いや、お父さんの声が。誰かと喋ってんねんて。
高 うわ、近所の人が聞いたんや。
松 聞いた。物凄い喋ってて。
高 え、誰と喋ってんの?
松 ほいで、倉本さんは「え、なんやろ?」と思って、
高 うん。
松 家行ってみたら、「美津留、誰にも言うなよ。あーそうか、バレてたか。」言うて。
高 うん。
松 「実は、今、」
高 うん。
松 あのー、「金髪と」
高 え?
松 「金髪の、ブロンドの女性と同棲をしとるんじゃ。」
高 ははは。
松 ははは。
高 無茶苦茶や、も〜。え?なんで?それ、見えてへん人間が、見えてんの?倉本さんには見えてへんねやろ?
松 見えてないよ。ごはんの用意も、二人分してんやて。
高 うわ、ちょっと哀しい。
松 ははは。
高 ちょっと哀しい・・。ちょっと哀しいなー(笑)
松 哀しいけど、
高 いや、まあ、
松 哀しいけど、
高 うん。
松 でもね、俺は思ったのよ。
高 何?
松 その倉本さんのお父さんの話にはね、
高 うん。
松 やっぱ愛があるよ。
高 なるほど。
松 ね?
高 なるほど。
松 なんか、全然悪くないやんか。
高 人に、
松 町を守りたいとか、
高 なるほど。
松 ね?なんかこ〜、なんて言うのかな、あの人の中で愛があるわ。
高 なるほど。お父さんの中に、ちゃんとね。
松 そうそうそう。なーんも、俺はね、哀しくないと思うの。
高 まあ、そういう意味の哀しさじゃなく、
松 悪い人じゃないやんか。全然。
高 まあ、まあ、そうやな。でも、うちのおかんも笑って喋ってたで。
松 うん。

松 俺は、俺はね、凄くいい話やと思う。
高 なるほど。
松 この話は。
高 なるほどね。
松 まあ、だから、ボケるとしても、
高 そういうボケ方がいいね。
松 愛のあるボケをしないと、
高 これ分からんからな。あんなもん、どう焼きあがるか、みたいなとこあるやんか。
松 そうそう。
高 それも人生ですな。
松 はい。愛を持ってね、ボケてください。

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