2003.6.19(木) 90回目

今週の一曲 『 東京青春朝焼け物語 』 長渕 剛


其の壱 『 おかんの俳句 ・ もらいもの ・ 一休さん 』

松 こんんばんはー、まっちゃん、・・マンションでーす(笑)
高 もうええんちゃう?こんなんの後に言うつもりもあれへんで。自分、もうちょっと考えてーや。あえて?
松 目的はなんやろ?って話やろ?
高 はいはい。
松 俺が松本ってことが分かったら、ええわけやから。
高 「まっちゃん・・うーーん」考えて「マンションです。」って(笑)
松 ははは。そんなもんなあ、3本とりや言われてな、眠たいのにたたき起こされて、こんな密閉された所に閉じ込められてな、やれ喋れ言われてな、そら「うーん」ぐらいなるわ。
高 「うーん」言うたわりには、マンションて!って思って。一番びっくりするようなところやから。・・あえて?これは?
松 そらそうや。よう言えた方やわ。
高 ははは。
松 ははは。よう出たな。
高 横文字が。まだ(笑)
松 うん(笑)
高 はは〜。
松 名前言―や、自分。
高 高須です。
松 うん。これ言えへんところやでヘタしたら。

高 先週ですね、話をしてた、あのー、松本さんのお母さん秋子さんが、なんや70になろう方が、
松 うん。
高 今なんか、俳句にこってらっしゃると。
松 そうそうそう。
高 その秋子さんからの、
松 30,40くらいあったね。
高 計3,40作品。

高 じゃあ、すいません。じゃあ・・まず一句。
松 何がいいですかねえ?
高 なんでもいいですよ。「あ、これは!」っていうのが、やっぱり聞きたいですね。
松 ・・・あのね、じゃあ、これもう、ちょっとびっくりしたんですけど、
高 うん。
松 「胸キュンと 愛と涙の サスペンス」
高 ははは。えええ〜?!もう〜。
松 ははは。
高 ラテ欄みたいなことなったるやん。なんやそれ(笑)
松 ほんまや、ラテ欄や(笑)
高 テレビのラテ欄やんか。
松 ラテ欄や。ほんまや、これ〜。
高 なんやの?
松 温水さん出てるわ。
高 温水さん出てる。ははは。おいおい〜(笑)
松 あーおっかし。
高 ほお〜。
松 凄いでしょ?
高 もう1個ぐらいないですか?
松 いっすか?
高 はい。お願いします。
松 あのね、
高 うん。
松 これも凄いっすよ。心して聞いてくださいね。
高 はい(笑)
松 「この時世 逢いに来たよと カーナビで」
高 ははは!
松 ははは!
高 うわ〜、なんかもう、腹立つわ〜。物凄い腹立つわ(笑)
松 なんか必死やろ?(笑)
高 なんか、必死。
松 なんか必死やろ?
高 ごっつ、何これ〜?
松 「あたしは、なんにも老けてません。」みたいな。
高 なんや、これ〜(笑)
松 「世の中の事全部わかってまっせ〜。」みたいな。
高 なんやの?これ。
松 も〜、凄いよ。腹立つやろ?
高 いや、でもよう分かってるな。まだ分かってるほうやな。
松 まあまあ、あのーそうやな。
高 「この時世」
松 「この時世」ですよ。
松・高 「逢いに来たよと カーナビで」
高 あかん・・・あかん。それごっつおもろい(笑)
松 ははは。
高 「この時世」・・。
松 すごいっしょ?
高 あー、それ面白いな。
松 かと思えば、ごっつブルーなのも書いてんねん。「なんやねん!なんでこんなブルーな俳句やねん!」
高 じゃあ、お願いします。
松 びっくりすんで。
高 うん。
松 「カーネーション 贈る母さん もういない」
高 うわ、なんや(笑)
松 ははは。
高 なんやねん、そのブルーな!(笑)あーそう。なんなん?
松 なんやろ、この人、ほんまに面白いわ〜。

松 たまーにね、たまーに自虐的なんがあんねん。
高 やっぱりね、自分との、やっぱり親子やね。なんか、そういうピリッと来るのが好きになるんや。
松 これは、中々、ちょっとーー凄いです。
高 なるほど。
松 こんなこと、おかんに・・ははは。
高 ははは。
松 こんなことね、40むかえようかいう息子にね(笑)
高 言うことじゃない。
松 70むかえようかいうおかんがね、言うこと、言う俳句では絶っ対にない俳句が一個ありました。
高 お願いします(笑)
松 ははは。
高 お願いします(笑)
松 ははは。「捨てました どうせ拾った 恋でした」(笑)
高 えええ〜〜?!もう、何それ?気持ち悪い!(笑)
松 ははは。
高 うわ、あかんあかん。
松 びっくりせえへん?
高 何その・・
松 捨てました
高 捨てました
松 どうせ拾った 恋でした。
高 ははは。
松 ははは。
高 怖いわ、も〜。作者は何が言いたいの?それが分かれへん。作者は何が伝えたいの?(笑)
松 ははは。

松 言うったっけ?あ、言うたな。
高 なになに?
松 前(母親から)電話あって、「頼みがある」
高 なんやったっけ?
松 なんか、そのー、また海外つれてけとか、東京遊びに行きたいとか言うんかなー、 思たら、「CM出たい。」
高 え?そんなん聞いてないよな。
松 あ、そう。
高 うん。知らん知らん。
松 「CM出たいねんけどな、人志。」いやいやいやいや。
高 ええ〜?
松 そんなもん、
高 言うてすぐ出られるもんでも、
松 そんなもん俺が決めるもんでもないし、
高 ないよな。うんうんうん。
松 何を言うてんねんな?「もっかい出たいわあ。・・人志と一緒に出たいわあ。」
高 あー、そういえばお好みかなんか。
松 あれも別に一緒に出てないけど。
高 でも、おばちゃん出とったやろ?家族。
松 そうそうそう。あれがもう〜、味しめたんや。
高 あのCMで。
松 怖いで〜、あれ。

高 自分、昔やらしいこと言うてたで〜。俺が、あのー、大学言ってる頃やから、言うたかな?これも。「おっとモモンガ」OBCのラジオで。
松 昔ラヂオやってね〜。
高 やってて、で、なんや最後やから、
松 かれこれお20年近く前やわ。
高 そう。で、そん時にそのラヂオ最終回やから、なんや連絡来たんや。俺らんとこ。
松 うん。「遊びにきて」
高 「遊びに来て下さい〜。」
松 最終回や〜、言うて。
高 俺とワンちゃんと二人で行ったんや。「おっとモモンガ」かなんか知らんけど。
松 おーおーおー。
高 もうなんか、ワンちゃんと、全然喋られへん二人で。もう凄かった。
松 あー、もうあがりまくってたような記憶がある。
高 入っていくなり、ものっすごいワンちゃん緊張してんねん。
松 ははは。
高 分かんねん。俺も、ガッチガチに緊張してもうて。「ラヂオ局やああ〜〜。」思て。
松 もう最悪やん。
高 「こちらの方、お入りください」ってADさんに言われて、
松 うん。
高 「いやあ、そんなんいいです。そんなんいいです。」「いや、ちょっと、」
松 入らなあかんねん。
高 入らなあかんのに、「そんなんいいです。」言うてもうて(笑)
松 うん。
高 そん時に、なんや誰かの誕生日やってん。どっちかの。そん時に、あのー、ライターを山ほど貰ってたのよ。自分。
松 ジッポ?
高 ジッポ。ラヂオで言うてたのよ。なんか。
松 「ジッポがない。」
高 「ライターないねん。ジッポが欲しいな〜。」言うたんや。どっかああ〜〜ん来てたで。「欲しいのあったら、なんか持って帰りーや。」言うて、俺言われたもん。
松 ははは。
高 悪い人間やでえ〜。「なんかあったら、欲しいの持って帰ったらえーやん。」
松 そんな言い方(笑)
高 いや、そんな言い方じゃないよ。今、ちょっとあえて悪く言うたけど(笑)「うわ、よーさん、何これえ?」
松 あーそう。
高 で、ワンちゃんがまたこれ、欲しそうな顔して。「あれもらえんのかなあ?あれようさんあるやんか。ようさんあるやんか。自分〜。」
  「あー、ええよ。なんかあったら、俺、これとこれとこれ貰っていくから。」って自分言うて。
松 まあでも、それはねえ、
高 しょうがないよね。それは沢山持って帰られへん。
松 それはしょうがない。それはもう、しょうがない。
高 だから、もらって帰りました。

松 それはファンレターでもそう。
高 そうやな。
松 そんなもん、ずっと置いてられるわけがないですから。ただその、くれた人に迷惑かからないように、僕は捨てますけどね。
高 ライター置いて帰ったんちゃう?
松 ははは。電話番号とかをね、書いたやつを、その辺にポンと捨てないですよ。それはね。
高 それはどうするんですか?
松 それはちゃんと、家で、破って捨てないと。
高 あら。
松 その辺の路上みたいなところにポンと、
高 そらあかん、そらあかん。
松 それはダメでしょ?だから、それはします。
高 でも、それは当たり前のことです。
松 いやー、でも、それは、芸能界何人おるか知りませんけど、俺だけやと、それをやっているのは。
高 ははは。
松 それはもう〜、ね?
高 必死や。
松 三浦友和しかり。
高 三浦友和も?
松 ははは。
高 ははは。怒ってきはんで、自分。真面目な人そうやから。
松 それはね、天地茂しかりね。
高 天地茂、死んでもうたんちゃうの?ねえ?
松 うん、まあ死んでしまいましたけど、亡くなるまでずっと、路上に捨てることをやめなかったそうです。
高 眉間にしわ寄せながら、捨ててたわけ?天地茂が。
松 ははは。
高 ははは。
松 最後まで。それは見事。
高 それは見事やね。死ぬまでやったら。
松 そうそうそう。
高 どないやねん。

高 こないだテレビでやっててんけど、「一休さん」に出てくる、新衛門さん。
松 新衛門さん。
高 おるやろ?
松 うん。
高 新衛門さんの末裔が、武蔵やねんて。
松 ・・宮本武蔵?
高 違うがなー。あのK−1武蔵やねんて。
松 絶対ウソや。
高 ほんまやねんて。
松 誰が言うてんの?
高 テレビで言うてた。
松 ははは。
高 ははは。テレビでやってた。
松 絶対ウソやん。

松 あれはでも、ほとんど作り話やろ?
高 あ、そうなの?
松 うん。
高 「このはし渡るべからず」も?
松 あのへんは、作り話でしょう。
高 虎をはちまきして、出して「見てください!」言うたのも?
松 うん。
高 あれもね、さぶいわ。
松 あれはヒドイよな。
高 あれはさ、
松 あんな小坊主おって、あんなん言われたら、いやいやいやいや、
高 蹴り倒したるわ。俺。
松 なあ?
高 その場で打ち首や。
松 ははは。「何言うてんねん。コイツ。」
高 ははは。「何言うてんの?お前。さっぶいこと言いやがって、アホ〜。」
松 うん。あんまりさぶいから、あえてもう、どつきもせえへん。
高 あー。
松 また呼んだろ〜思て。「どんなさぶいことになりよるやろ?」もう絶対遊ばれてたよな。
高 遊ばれてた。あんなもんおっかしいで(笑)屏風の虎「出してください」言うて、はちまきまいてやな、
松 「俺出せへんよ。お前が出せや。」いわれたら、
高 「ドキッ!」言いよるで。声出して。ははは。
松 ははは。
高 それがさぶいねん。「ドキッ!」言うのが(笑)
松 しょーもない。

其の弐 『 空気 』

高 あのー、空気が変わるってなんやろね?
松 知らん!
高 ・・あ、それはもうええねや。
松 ははは。
高 知らんのか。そうか、知らんかぁ・・。
松 空気変わるってなんやろな。
高 あのー昨日ね、来週ON AIRですけど、山崎・モリマンの対決でもね、
松 うん。
高 なんか空気変わっていくやんか。いろんなことで。
松 うん。
高 「今のこの空気ちょっと変。」ってあるやんか。客の空気。
松 うん。
高 なんーーなんやろなあ。
松 あれは、一生解明されへんやろね。
高 なあ。同じこと言うても違うやろ?同じよーーに言うても。
松 違う。全く同じ話やのに、全っ然ウケへん時がある。
高 あるやろ?
松 あるね。
高 何かが違うねんな。

高 「ガキ」出ていっても、浜田というやんか。「あー、今日はこんな感じやねんなあ。」って。それも、こっち側いると俺らもなんとなく分かるやんか。
  「あ、今日の客おかしい。」とか。なんかちょと、「なんやろ?なに?この、噛み合えへん感じ。」とかあるやんか。
松 うんうん。
高 別に面白ないこと言うてるわけじゃないで。
松 あのー、それもあるしね、「ガキ」なんかはねえ、笑うねんけど、フリのところでしーーんってなる客おる。
高 あーあーあーあー。
松 それは全然ええねんけど。ここはフリなんで。ここはちゃんと別に、ここは笑うとこじゃないんで、ちゃんとそこは真剣に聞いといてくれてええねんけど、
  あ〜まりにもしーーんって聞く時がたまにあって、
高 それは何?怖いの?
松 怖いっていうか、気持ち悪い。
高 あー。なるほどね。でも、「聞こ〜。」思って、
松 ごっつハードルをぐいい〜〜〜っっとこう、なんか、
高 あー。
松 上げられてる感じがするわ。
高 上げられてるわ。「何言うの?何言うの?」
松 「何言うの?」言うて、ごっついハードルぐいいい〜〜上げられてる気がすんねんな。
高 それも、喋りながらわかるやろ?「あれ?・・あれあれあれあれ?」
松 「あれあれあれ?ごっつい上がってる。ごっついハードル上がってきてる!」
高 「やばいやばい!」(笑)
松 「やばいやばい!そこまでのもんでもないで、これは〜!」
高 「どうしよ〜!」言い方もおかしなるやん。その空気で、自分が。
松 そう。で、もう、うわーん飛んで、ケツがーん!ひっかかるけど、飛んで、ぱたん倒れたけど、知ら〜んふりして。
高 ははは。
松 ははは。「背中すりむいてるなあ。絶対血ぃ出てるわ。」思って。
高 見せへんようにして。「滲んでない、滲んでない。」みたいな顔して(笑)
松 ははは。あるなあ。
高 なあ。

其の参 『 暗黙の了解 ・ 高須、松本の先祖 』

〜曲を聴いて〜
高 いい歌ですね。
松 あーいい歌ですね。
高 僕は好きなんですけどね。
松 自分、なんかあのー、これね、このラヂオいっつもあのー、局入ってから、ぶっちゃけた話2本撮りやから、一人一曲言うやんか。
高 はい。
松 なんかそのー、二人の暗黙の了解でさ、なんかこう〜、ノスタルジックな感じの暗黙の了解が、俺あったと。高須と俺との間には、
高 ありましたよ。ありましたよ。
松 どっちも、「あ、そっちのへん狙ってんねんな。」っていうので、お互いこう、出し合ってたよね?
高 出し合ってた。
松 それを先々週あたりから、完全にもう〜、
高 あ、「シンブルベッド」あたりから?
松 もう〜、やめたよね!
高 いいじゃないですか。別に。これ、結構古いですよ。これも。
松 まあ、じゃあいいですよ。
高 もっとノストラジックにしたいですか?じゃあ。
松 ノストラジック?
高 ノスタルジックですよ。何を言うてんですか。
松 ノストラダムスに、ノストラダムスがちょっと入ったやん。今。パッて、今横切ったで。
高 ええっ?!どこにおった?
松 ノストラダムス、ノストラジック言うてもうてるで。自分。
高 ノストラジック?
松 気ぃつけや。
高 はは。
松 ノスタルジックやで。
高 ノスタルジック。
松 完〜全にノストラダムス来てた。
高 ははは。後ろに、真後ろ立ってた?
松 真後ろ立ってたで。
高 ははは。ノストラダムスが?
松 気ぃつけや。ほんま。
高 あ、それ気ぃつけなあかんわ。
松 うん。

〜新衛門さんの情報を紹介〜
高 この人が、ずーっと、この人の種がずーーっといって、今、K−1やってるんですよ。
松 ははは。
高 ははは。
松 そういうのでも、得やねえ。知ってる、分かる人はねえ。
高 どこやっけ?
松 俺なんてもう、分かれへんもん。
高 自分とこは、大したことないやろ。どうせ。
松 うちのジジイは、人殺してるからねえ。
高 あー、言うてたな。なんか、言うてた。ちょっとやばいことがあるって言ってたな。
松 うん。
高 うやむやにしたみたいな。
松 うやむやにした。鉄ゲタはいてたらしいから、いつも。向うずね蹴れるように。
高 向こうずね蹴れるように、はいてたな(笑)
松 うん。
高 前も言うたけど、うちはだからもうー、高須藩っていうのがあったお姫様
松 高須藩?
高 高須藩っていうのがあったのよ。
松 お姫様?
高 そこのお姫様だったって、うちのばあちゃん言ってたで。
松 お姫様の出かいな。
高 って言うてたけどなあ。
松 おばあちゃんが?
高 おばあちゃんが。その、おばあちゃんのおばあちゃんがね。ひいばあちゃんが(ひいひいばあちゃん?)
  「うちの家は、お姫様。高須藩の。」で、言うたけど、金杯があるんですよ。天皇陛下からもろたこの、金の杯。
松 今でもあんの?
高 今でもあるでしょ。そら。
松 ほえ〜。
高 調べるで、言うても多分あると思いますよ。金主勲章って、勲章もらってる。
松 自分ほんま、全部調べるで。前のあのー、おっきいアメフトの、アメフトちゃうわ。
高 あっちょかいな?
松 うん。
高 あっちょはおるー言うねん。
松 ははは。
高 何を言うてんねんな。あっちょはおる、言うねん。アホなこと言いな。あっちょはもう、1メーター90近くで、おるー言うねん。もう(笑)
松 もうええけど。

其の四 『 松本、オンジになる? 』

高 あなた、もういろんなん言うてね、
松 うん。
高 ウソばっかり言うてるんですよ。なんか、僕がね言うことが「いい加減」言いますけど、言ってることがむちゃくちゃですよ。昔の話と大違い。
松 なんでやねんな。
高 お笑い会のカリスマ、お名前ね。神戸ですけども、
松 はあ。
高 「松本さん高須さん、こんばんは。毎週楽しく聞かせてもらってます。僕は小学校の頃から、ダウンタウンが、だ、好きで、」
松 チッ。
高 「よく見ていましたが、昔松本さんが"お笑いで天下を取ったら、スイスに行って、」
松 うんうんうん。
高 「"アルプスの少女ハイジの、オンジみたいな暮らしをしたい"」
松 あーはいはいはいはい。
高 覚えてますか?
松 覚えてます、覚えてます。覚えてるっていうか、はい、いいですよ。
高 うん。「天下を取った今の気持ちはどうですか?」と。
松 いやいやいや、・・・何?天下なんか別に取ってないじゃないですか。
高 ・・・。
松 お前らの思ってる天下と、俺の思ってる天下の、もう、天下が違うわ。
高 まあそんなこと言う 思たけど。
松 書き順が違うわ。
松・高 天下の。
松・高 ははは。
高 どっから書きはじめんの?
松 その、下、天の人の最後のとこから、まず書くからね。俺は。
高 ほー、書きづら〜。
松 そう。だから、取りづらいねん。天下が。
高 なるほど。・・なんやの?それ?書きづらいから、取りづらいの?
松 はは。
高 ははは。そうですか。
松 「天下、天下」ってよく言いますけどねえ、
高 いや、まあそうなんですよ。
松 天下ってなんやねん?言う話でね。
高 そんなことは、僕は天下取りじゃなくて、僕が聞きたいのは、この頃ほんまに言うてたよな。よく、なんでこんなこと言うてたんやろねえ?
  別にそんな、大きな笑いになるわけでもないやんか。
松 うーん・・・。これはねえ、
高 この頃なんでこんなこと言うてたんやろ?そこの心理状態。
松 やっぱりね、こう俺はちょっとしたこう、あのー、預言者的な部分がわりとあってね、
高 うん。
松 なんとなくやけど、そん時言ってて、
高 うん。
松 でも、どっかで辻褄があってるんですよね。
高 ほう。
松 これはもうおおいに、・・み、みんなで歌おうやないか。
高 ははは。
松 ははは。・・嘆き歌おうやないか(笑)
高 ははは。
松 ・・四番まで歌おうやないか(笑)
高 「おおいに」からもう、息吸ったわ。「えー。」みたいな感じで(笑)
松 ははは。

松 だから、今でも思ってますよ。
高 あ、そう。
松 うん。引退説っていうのは、今でもまだあります。
高 ありますか?
松 あります。全然あります。
高 それはもう、全然、ずっとお笑いに携わってたいって気持ちはない?
松 あのね、これ一つ言わしてもらいます。
高 お願いします。
松 よくね、僕は後輩の、まあ正直「才能がこいつあんまりないな。」って奴には、言ったことあるんですよ。
高 ほう。
松 「もう、辞めろ。」と。「でも好きなんですよ。」って言うんですよ。
高 はいはいはい。
松 ただね、キツイ言い方やけど、「お前な、タバコ屋のばあちゃんならな、
高 うん。
松 勝手にやっといたらええわい。それこそ、町の食堂ならね、勝手にやっといたらええわい、と。まずかったら客来えへんようなるから、嫌が応でもたたまなあかんのやから。
高 うん。
松 でも、笑いは好きならやってええんか?と。これ金とるなりなんなりしてね、人前で面白いこと見せなあかん。それはね、こっちが選べるもんでもないねん。
高 うん。
松 元々は、こっちが選んだことやねんで?こっちが選んでやってきたことやねんけど、それができるか、続けられるかどうかは、こっちが選ぶことじゃないねん。
  やっぱ、相手が選ぶことやねん。
高 まあね。
松 それは、俺はいつまでもやりたいとは思うよ。
高 うん。
松 せやけど、どっかでは辞めなあかんねんて。
高 そうですか。僕はでもね、リットン調査団とか見てると、確かに需要は無いですよ。テレビ的にはね。
松 うんうん。
高 かなり少ないですけど。だから、バイトもやってます。
松 やってます。
高 大変ですよ?でもね、もう「好きや」って言う二人がいてる限り、「これは、ええんちゃうかな?」って思うわけですよ。
松 二人っていうのは、自身が?
高 うん。
松 本人が。いや、リットン調査団の場合は、俺はやっぱり、そのー、ちゃんとスポットを、ちゃんと一回なり、一回二回は当ててやってほしいよね。
高 うーん、なるほど。
松 せめて。あのー、大概どんな奴でも、一回や二回チャンスあるって言うねん。この世界。
高 うん。なるほど。
松 ほんまに、みんなに一回っか二回はチャンスあんねん。で、そこをものにしたか、してないか。
高 やっぱ、そういうもん?
松 そういうもん。ほんーまに、そういうもん。ただ、リットンに関しては、ほんーまに一回もチャンス与えてもらってないから。まあ、与えてもうてないっていうか(笑)
高 来なかったというか(笑)
松 そこに至るまでも、
高 神が忘れてもうて、ど忘れしてもうたんかなあ。
松 もう、すぐ足くじくから。
高 集合場所集まれられへんのかいな。時間内に。
松 来ないんです。
高 ははは。「リットンはぁ?」言うても返事無しかいな。
松 そうそうそう。
高 うわー。
松 そうやねん。
高 どっちが足くじいてんの?あれ。
松 どっちもやん。
高 ええ〜?(笑)
松 どっちもの足。右も左もやん。
高 ええ〜?!
松 だから、4本ともや。くじきよる。
高 うーわー。
松 その現地に。
高 支えあわなあかん二人が。
松 そうやねん。だから、しゃーないもんな。いや、まあリットンは別に、まだまだやったらいいと思いますけど。
高 うんうん。

松 いや、だから俺は辞めますよ。
高 マジですか?
松 そら辞めますよ。完全に。完全に辞めますよ。
高 ええ〜〜?
松 これはマジですよ。
高 辞めて何するんですか?
松 分かりません。そんなの。
高 一応ここには、「アルプスの少女ハイジのオンジみたいな暮らしがしたい」って。
松 まあ、じゃあ、それでいいです。
高 ほええ〜〜。
松 うん。なんにでもなりますよ。
高 なんにでも?
松 うん。
高 例えば?
松 辞めたあかつきにはね。

松 だから、その、俺がよく取材で言ってるのは、40で辞めよう思っててんけど、ね?
高 うん。
松 世間がアホやからぁ、
高 うん。
松 40までで俺のやりたいことが、まっとうできへんかったわけですよ。
高 はい。
松 邪魔されたんですよ。摩擦力ですよ。摩擦熱。
高 ・・摩擦力?
松 エンド摩擦熱です。
高 ははは。エンド摩擦熱。

松 ところが色々あるでしょう?世の中には。計算では、計算上、本当は目的地までこの速度で走ってんねやから、
高 うん。
松 この時間に着くはずなのに。ところがもうなんか、もう、いらん邪魔が入ったり。ね?
高 うん。
松 こうなんかこう、タイミングが悪くて、こううまくいかへんかったりとか。そんなこう、摩擦があるんですよ。色々。
高 ありますな。

松 どんどんどんどん、こう時差ができてくるわけですよ。・・・・・乱気流。タービュランスですよ。
高 ははは。タービュランス。
松 タービュランスですよ。
高 タービュランス?
松・高 ター・・ははは。
高 ははは。
松 自分、喋ってええわ。なら。
高 タービュランスって何?
松 乱気流や。
高 俺知らんかった。
松 もう、ほんまに自分は、
高 どこで知ったん?タービュランスなんて。
松 龍谷大学、頼むで。ほんま。
高 自分、横文字あんまりあかんのに、
松 あかんことあれへんがな。めちゃめちゃ知ってるよ。
高 タービュランス?
松 知ってますよ。タービュランス。
高 は〜、知らんかったわー。
松 これね、タービュランスに巻き込まれて、
高 うん。
松 時間が、思わぬ気流の、
高 もう「気流」何回も言うてるやん。
松 ははは。
高 気流はよろしいやんか。兄さん(笑)
松 ね?して、あのー、ちょっと時間がずれていってますけども、
高 うん。あーそうですか。
松 うん。
高 へー。でもそれは、いつまでも作りたいものがあるんじゃないですか?
松 まあ、下からの突き上げが無さ過ぎ。
高 ・・・。
松 下からの突き上げ、無さ過ぎ。
高 はは。なんか、なんなん?それ?得意な顔して(笑)
松 なんか、気持ち良く一回、言えそうな気がして。一回言うといた(笑)
高 「下からの突き上げ、無さ過ぎ」
松 ははは。
高 まあいいですわ。
松 もっとこう、おもろいやつが一杯出てきてねえ、
高 あーー、まあねえ〜〜。
松 うーん。

高 俺は、別に辞めんでええんちゃうの?と思いますけどね。
松 あーそう?
高 うん。だって別にそんな、だからっちゅーてねえ。「なんで辞めなあかんねん。」って話やんか。
松 まあ、「なんで辞めなあかんねん」って話やねんけど。
高 でしょ?
松 いや、俺は嫌いやねん。そんなダラダラすんの。

松 だから、百恵ちゃん。
高 えーように言うなあ、自分。
松 百恵ちゃんは、結婚ですっぱり辞めたけど、
高 あ、結婚して辞めたら?自分。
松 ははは。
高 ははは。俺、結婚で辞めたら、面白いな〜。
松 うーん。
高 「辞めます。」
松 まあそうやなあ。でも、テレビっていう世界で言うと、辞めるやろね。
高 あーそうですか。

高 なんやこれ?「よろちくび」って書いてあるわ。どーかな、これ〜。
松 頭がおかしいね。
高 うーん「(ハガキ)今年で結成40年のドリフターズについて話してください。」
松 ははは。ドリフターズが結成40周年ってことを知らんかったわ。
高 40周年やで?!40年、基本トップやなあ。
松 うん。
高 なあ。子供の頃、ドリフターズの映画とか見たかったもん。俺。

松 もう、だからいわゆる〜「ドラえもん」みたいなもんですわね。
高 俺らが生まれて、同じ時期からやってるんや。もう。
松 そうそうそう。で、もう、ね?ターゲットをある種子供に絞り込んでやってるから、
高 絞り込んでる。
松 次の子供、次の子供になっていくので。まあ、「ドラえもん」やな。俺らも「ドラえもん」が
高 まあな。
松 世代やけど、今の子供もドラえもん、世代やし、
高 そうやな。
松 その間も、ドラえもん、世代やし。もう、みんーなが、ドラえもん、世代やからねえ。
高 自分さっきから、「ドラえもん世代」の間になんか、ちょっと入ってるで。さっきから。「ドラえもん・・世代。ドラえもん・・世代」って。
松 ドラえもん世代やろ?
高 はは。今は言えたけど、「ドラえもん、世代」ってちょっとなんか入んねん。誰がおんの?そこは。
松 ははは。
高 ははは。誰かおるで。
松 いや、それは、おってしかるべきやけどね。
高 ははは。なんでしかるべきなん?(笑)
松 願ったりかなったりやね。
高 それは逆に、一人やなくて、
松 ある種。「一人やない。」っていう(笑)
高 あー、そういうことね(笑)

松 でもそれはやっぱり、ダウンタウンなんかは、絶対それになられへんわけですから。
高 うん。
松 「ドラえもん」とかには、なれない。
高 それは違う種ですわな。
松 そうそう。だから、結局、まあ浜田はともかく、俺なんかは引退するしかないねん。
高 せや。こないだほら、「DX」でさ、あのー、きよしさんとヘレンさん。ね?
松 うん。
高 ツッコミやったんですよ。きよしさん。
松 良かったね、あれね。
高 ツッコミの人が、ボケになってるやんか。
松 ボケになってる。
高 あーなってくんですよ。で、浜田はその芽が、まあちょっとあるんですよ。
松 うんうんうん。
高 ツッコミやんか。あいつ。でも、かわいいボケになってけるんですよ。
松 あー。はい。
高 嫁がおるから。
松 あーはいはい。
高 あの嫁もそこそこ、ツッコミできますからね。いずれ、あの線もあるんですよ。
松 うん。
高 さあ、こっちはボケやから、ボケ倒すしかあれへん。
松 でも、このラヂオやってたら、結構自分がボケみたいな時、結構あるで?そんなおもろないけど。
高 ・・・え?ちょっと・・
松 どーしても、俺がツッコミにまわらなあかん時があるやんか。
高 処理かいな、それは。
松 処理としての。
高 ははは。
松 ははは。だから、ボケの人間も、
高 ツッコミにまわっていくんや。
松 ツッコミにまわってくことってあんねん。能力の無い人間と、
高 え?ええええ?
松 いざ、ふぁーって敷居とられたらね。
高 もう「ふぁー」を説明してくれんと、ラヂオやから。
松 ははは。

高 芝居に行くんですよ、ボケ。意外と。役者に。
松 うんうん。
高 なんかね。
松 そうやね。
高 不思議な展開があるもんやな。で、自分はもう辞めるっていうでしょ?
松 そうそうそう。辞める、辞めるし、そのものを作る方にいくよね。
高 あー、そっちにいきたい。
松 うん。
高 なるほどね。
松 浜田なんかは、やっぱ、歳とっていって、そこで「みんな俺をいじって。」ってなれたら、すごい、かわいい
高 うん。
松 あの、師匠に、
高 なるわな。
松 それは、それがあいつの道かも分かれへんね。
高 そうやわ。これ、いつ扉を開けるか分からへんで?
松 そうそうそう。
高 その扉を。難し〜で〜。
松 難しいね。
高 鶴瓶さんなんて、物凄いはよ開けたんちゃう?
松 鶴瓶さんは早かったね〜。
高 あないにはよ開けたらいかんのちゃう?って思うぐらい。
松 あの人は、凄いね。ほんまに。

松 で、三枝師匠がまだ悩んではる、とこやね。
高 そうそう。そこ入れんのか〜、ここまで入れなあかんのか?ってとこやね。
松 ちょっと、
高 分かるわ〜。でも、難しいとこやで。
松 あの人はピンの人やから。
高 難しいな〜。
松 難しい。

高 さんまさんとかどうなっていきはんねやろ?いじられていくんやろか?
松 ピンの人はね〜、
高 違うのかね?
松 あ、でも、そうなった方がいいやろな。
高 俺、さんまさんはいじられそうな気がすんねんなあ。
松 なった方がいいねんけどなあ。でも、そんな、「そんなんやったら、もうええわ。」ってなるかも分からんしな。
高 まあねえ。でも、あの人はなんか、俺、ほとんど喋ったことないから分からんけど、テレビ好きそうやもんね。
松 うん。
高 やっぱ合ってるし。物凄いね。なあ。
松 うん。俺、テレビ嫌いやもん。
高 自分あかんやろ?
松 嫌い。
高 なあ?
松 ぬるいもん。
高 うん。
松 ぬるいやろ?分かる?
高 ぬるいよ。
松 「うう〜っ」ってなるからな。

其の五 『 タービュランス 』

高 ほんま、寝てないねん。今。
松 なんで寝てないの?
高 あの、まあ、ぶっちゃけた話、ここのラヂオの原稿チェックしたり、そんなんもあったりとか。
松 ラヂオの原稿?
高 あー、本出すんですよ。もうそろそろ。
松 あーー。
高 ぶ、分厚いですよ〜。
松 ぶ、ははは。「ぶ!」言うたな、今(笑)
高 うん。分厚いですよ〜。

高 新しいこともやっていきたいしね。
松 凄いね。
高 もうバンバンやってきますよ。今年も。はい。
松 わー、アクティブやな。
高 アクティブやね。
松 アグレッシブやな。
高 アグレッシブ?
松 アクティブであり、アグレッシブ。
高 まあ、あるかもしれん。
松 ・・で?
高 「乱気流」言いたいんやけど、
松 タービュランス。
高 タービュランスや!
松 ははは。

松 なんで出てけえへんの?
高 いや、初めて聞いたから。
松 あーそう。俺、そんなん、パッというていくから。
高 なんで知ってんの?乱気流。
松 だからそういうのパッて入ってんねん。
高 だから、なんで入ったの?っちゅうの。
松 カン。
高 え?カン。カンってどういうこと?
松 「タービュランスいただき!」っていう。
高 分かれへん。どういう時にタービュランス入ってきたの?
松 だからこう、ほれ、やっぱし、かごを持って歩いてるやん。我々。
高 一応ね。なんか、
松 木いちご摘むみたいな感じのかご。
高 笑いになるようなかごね。
松 笑いになるような。で、♪ふんふんふ〜ん、ってこう、
高 「あ、この実いただき。」
松 「この実いただき。」
高 「え?それまっちゃん食べれんのぉ?」
松 「これはねえ、後で食べれるのよ〜♪」
高 「えええ〜?!」
松 っていう。
高 「その奥の何ぃ?」
松 「これ?"タービュランス"。」
高 「ええ〜?!」なるほど(笑)
松 ははは。

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