2003.5.8(木) 84回目

今週の一曲 『 遠くへ行きたい 』ジェリー藤尾


其の壱 『 デリカシー 』

松 まっちゃんのおいしい水でーす。
高 えー、高須ちゃんの・・・・・・・
松 ・・ええよ、ええよ。
高 うん。
松 言うたらええよ。
高 な、な、なんて聞こえた?
松 聞こえた聞こえた。めっちゃおもろかった。
高 ほんま?ほな、それでええわ。
松 また今週も調子悪そうですね。
高 ははは。おいしい水と来るか〜と思って、これね。
松 ははは。まあまあまあ、調子はどうですか?
高 いいですよ。
松 ほんとに?
高 エライ先週と違って。パッキ〜としてますね。
松 ちょっとあのー、薬飲み過ぎじゃないですか?
高 うん。かもしれません。
松 うん。頑張らないと。

高 先週はすんませんでした。お腹がぐうぐうなってもうて。
松 あーもう。あのー、
高 貧乏臭いでしょ?
松 オンエアーにのってるのかどうか分からんけど、
  俺には物凄い聞こえて、
高 だから、俺も申し訳無いなって。恥ずかしい。逆にね。
松 恥ずかしいねえ。食わしてない子みたいで。
高 いや、確かに食えてないんですけど。そんなには。
松 うん。
高 ただまあ、そんなに、鳴らすほどのことじゃないから、
   ちょっとちゃんと食っていかなあかんわ、と。
松 いやほんまにね。
高 すいません。
松 デリカシー、
高 がないと思われるからね。
松 ないと思われるから。まあ、ないんやろうけど、
高 はは。
松 それが露呈してしまうからね。

高 あのー、ようニキビつぶしてる人いますなあ。
  「うわっ、つぶしてる、これ。
  さっきは自粛してたけど、今、つぶしてるや〜ん。
  つぶしてなんか、おかしくなってるやん。」っていうのも、
  ちょっとデリカシー、
松 まあそれは、俺もするけどね。
高 いや、するけど。するとしたら、話、終わってまうやんか。
松 はは。なんでやねん。そんなに、そんなになんか、
  引くことないやんか(笑)
高 そう?あの、ニキビ面っていう人もいてるやんか。
松 うん。
高 物凄いナンチャン系というか。
松 うん。
高 松井や、松井。
松 あーほんまやわあ。
高 あーいう系。
松 もう、女やったら最悪やんか。

松 いや〜、それは言われへんわ〜。ひどかったもん。
高 そうやった?
松 首んとことか、凄いできたもん。「またぁ?!」みたいな。
高 ははは。あのほら、一番そーいうのナイーブなときやんか。
松 もう、あれは、
高 思春期の。
松 清潔感から一番遠いとこにおったからな。
高 首に、「まっつん、首になんかできてるで〜。」
松 あれはほんーまにイヤやったわ。
高 風呂入ってへん、みたいな。
松 風呂入ってへん、まあ、そんな入ってへんかってんけどな。
高 ははは。それがあかんがな。
松 あの、カラーがあるやんか。
高 カラーね、あのー、詰襟の。
松 あのさ、カラーってさ、なんのためにあんの?
高 いやあれは、あぶらと汚れの、
松 ふんふんふんふん。
高 あれ、染みてくから。髪の毛のあぶらがつくと。
  襟んとこに。
松 あーそうか、そういうことか。
  でもあれ、プラッチックやからな。あれ。
高 まあな。
松 あんなもんが、首にぴたーってあること自体が、
  もう余計に、べたべたべたべたして、
高 そう。ニキビを誘発しとんねん。
松 で、割れるやろ?
高 割れる。痛いねん。
松 で、挟まるやろ?で、それがニキビを挟むことがあんねん。
高 うわっ!
松 もうね、もう、勉学そっちのけ。
高 いや分かるわ。あれがニキビにきたら、痛いよ。
松 当たり前や。そんなん勉強なんか出来るかいな。
  なんにも覚えられへんよ。あんなことなったら。
  挟まれとんねやから。こっちは。
高 芯も出ずに。ニキビの(笑)
松 うん。この上、学校教育に挟まれたないわ。
高 ・・うまいなー。なるほどね(冷)
松 ・・それってさ、ボケ潰しみたいなとこあるやん。今の。
  「うまいなー、なるほどね。」みたいなのってさ。
高 な、そんなん、うまいなって思ったから「うまいな。」って。
松 はは。

高 俺、でもそんーなに、ニキビ無かったよ。
松 無かったな。自分。
高 俺、そんな無いねん。
松 なんやろ?
高 確かに自分はちょっとあった。
  そんなね、首にぐわ〜あるとかは、
松 あーだからね、意外と
高 バレてなかった?
松 バレてなかったかも分からん。
  でも、そうそう、本当はもう〜、凄かってん。
高 うそ〜。
松 もう、水面、水の下では、足がもう〜
高 ははは。
松 物凄かってん。足がもう〜。
高 必死で(笑)
松 優雅に見せてたけど、さらさらみたいな感じにしてたけど。
高 そんなあぶらっこかったんや(笑)
  背中とか凄かった?じゃあ。
松 あ〜!
高 見せれる背中やなかった?
松 もう、ガメラ。
高 うわあ〜。
松 ははは。・・・それは言いすぎやわ。
高 いや、自分が言うたやん。「ガメラ」って(笑)
松 ははは。

高 俺、あーいうのいややってん。
  人の家、電話帳まわってくるやんか。
松 うん。
高 あの、名簿みたいな。
松 回覧版?
高 違う違う。なんかその、学年で。
松 あ、あのー、連絡網。
高 連絡網みたいな、みんなのやつ。
  まとまって。1組2組3組、
松 あーなんかあったな。
高 全員のが入ってるやつ。ぺらぺら見とったら、
松 うん。
高 なんか、呼び出しみたいな時があんのよ。
松 ははは。
高 物凄いこのー、デリカシーの無い書き方やんか。あれ。
松 あれはあのー、まあ、
  貧乏のハンコを押されてるみたいな話やからな。
高 へこむで〜。「何々さん方」になってるからな。
松 「方」になってるね。
高 俺はあれね、
松 俺も意外と長いこと「方」になってた。
高 あれ?!
松 結構、いつやろ?
高 え?でも、自分とこ電話あったやろ。
松 いやいや、でも、意外と長かったで。
  後半、AチームかBチームか言うたら、Bチーム。
高 あれ?
松 思うで。
高 はあ〜。
松 森岡とこは、もっと後やけどな。
高 もっと後やな。
松 うんうん。
高 俺んとこは、早かったよ。だって、果物屋やから。
松 あーそうかそうか。

其の弐 『 最悪の日 』

松 うちのじいちゃんが、ハイカラな人でね、
  まあ「ハイカラ」っていうか、
  うちのじいちゃんがおる時は、すごかってん。うちの家。
高 羽振りがよかった?
松 羽振りは大して良くはないんやろうけど。
  新しもの好きやから。
高 お〜。
松 うちはこう見えても、意外とテレビとか、
  めっちゃ早かって、
高 ほ〜。そうですか。
松 そんなにもう、近所でもテレビなんて無い時代から、
  うちのじいちゃん「テレビ買え。」言うて。
  もう近所の人がうちに観に来るぐらい。
高 お〜。
松 で、扇風機とかも早かった。
高 はあ〜。

松 もう、じいちゃん死んでから、全くあかんかった。
高 全部おやじが。
松 全部おやじが、
高 ひっくり返した。
松 ははは。「質素こそ命」みたいな。
高 ははは。
松 「質素ここあり!」みたいな(笑)
高 なってるよな、うん(笑)

高 俺は思ったんですよ。「まっつ〜ん」言うて、
  小学校の頃、自分とこ遊びに行ったときに、
  ぺルがいましたわな。
松 うん。
高 ちょっとした小庭があってんな。自分とこ。
松 うん。
高 上がルーフになってて、雨をよけれるようなね。
松 うん。
高 で、その横に犬小屋がありました。ペルのね。
松 あったあった。うん。
高 ほいで「まっつ〜ん。」言うて、
  俺がそこから呼び出そうとした時に、
  ふっとペルが喜んで近づきよるわ。
松 うんうん。
高 くっさいねん。
松 もうね、
高 何?あの臭さ。
松 あれはね、悪意のかたまりやった。
高 はは。俺ね、かわいいねんけど、臭いから、
  やっぱりね、よう近寄らんかった。お手とか。
松 そう。
高 ほいで、
松 臭いかたまりやからな。ただの。
高 臭いかたまりや(笑)
松 ははは。
高 くさいかたまりで、動き回るから、余計臭いねん。
松 ははは。
高 ははは。

松 中1か、小学校の終わりぐらいん時に、
  ごっつ歯ぁ痛なって、
高 はーはーはー。
松 虫歯で。
高 うんうんうん。
松 本当に、ぼっこ〜腫れて、
  で、もうさすがにちょっと、
  異性も意識する年頃やったんや。
高 うん。
松 そんなんで行かれへんやんか。学校。
高 行かれへん。行かれへん。
松 「ちょっともう、休む。」言うて、
  ちょっとズッキズキズッキズキしてたんや。
  ほいで、おかんもあのー、もうパートもあるし、
  俺、家に一人や。
高 うん。
松 あのー、あんた、あのー、
  なんか物凄い大事な電話がかかってくるから、
  「ちょうどええわ、ほんならもう。」
高 うんうん。
松 「あの、用件聞いといてや。」って言われてたんや。
高 うん。
松 「もう、歯ぁ痛いから、そんなもん出れるか分からんぞ。」
   とか言いながらも、ほいで家おったんや。
  「もう、痛いな〜。」テレビ見る気もせえへんねん。
高 そんな痛いの?
松 うん。ズキ〜ズキ〜してたら、あのー、あの、
  隣のおばはんがな、「松本さ〜ん!ペル逃げてるよお〜!」
  何をね、
高 はは。
松 何を逃げることがあんねん!
高 ははは。
松 じゃあ、昨日はなんで逃げへんかってん!
高 ははは。
松 それが知りたいわ!
高 「ペル逃げてるよ〜。」言われるのもなんか哀しいなあ。
  なんか知らんけど。
松 ほいでさ、ほいで俺、ごっつ、もう
高 歯ぁ痛〜いのに(笑)
松 ぱんぱんに腫らしながら、あのー、追いかけたのよ。
  ほんならさ、遊んでもらえる思て。
高 ははは。
松 わりと3,4mの距離を保ちながら、
  「ヘッヘッヘッ」言うて。
高 腹立つわ〜(笑)
松 「ヘッヘ〜ンッヘッヘ〜ン」みたいな。
高 ごっつ腹立つわ(笑)
松 ごっつ腹立つねん。
高 ごっつ腹立つな。
松 ほいで、ばっと捕まえてんけど、ペルな、
  首輪ごと逃げてるから、首輪はずして逃げてるから、
高 あ、つかむとこないんや。
松 ようあるやんか。あの、
高 何も無い状態や。
松 ケツからうわ〜下がって、あの、
  首輪すぽんと抜けた状態で逃げてるからさ。
  で、言うたって、ペルそこそこ大きかったから。
高 大きい、大きい、大きい。
松 捕まえられへんねや。持つとこないねんもん。
高 そうやな。
松 で、結構遠い距離を、歯ぁズキズキしながらな、
  ペル、ヘッドロックしながらな(笑)
高 ははは。臭いねん。またこれが。
松 臭い。くっさいし、歯ぁ痛いしさあ、
  ほいで、ほいで、やっと裏までつれてきて、
高 うん。
松 首輪つないだら、ジリリリリ〜ンジリリリ〜ン。
高 ははは。
松 て、鳴ってんねん。おかんが言うてた、
高 「これや!」
松 「これやこれや。」思って、「あ〜、家入ろう。」思ったら、
  俺、思てからペル追いかけたから、
高 あーあー。
松 裏は、裏口からは鍵かかって入られへんねん。
高 痛いまま(笑)
松 歯ぁ痛いし、体中ごっつペルでくっさいし(笑)
高 臭いし(笑)
松 ほんま電話の、ほんま手前ぐらいで、チン!
高 うわ、もう最悪や(笑)
松 ははは。気ぃ狂いそうなぐらい叫んだけどな、俺。
高 腹立つなあ。

松 あのね、ある日ね、家出たら、玄関とこにね、
  傷ついたすずめがおったりとかしたわ。
高 あー、あるよ。
松 うん。
高 あ、大石、おおちゃんっておったやろ。
  あ、その話した?すずめの話。
松 してへん。
高 すずめをあの子が、なんか拾ってきて、
  「手乗りやねん、これ。」言うて、
松 うん。
高 もう強引や。手乗りもくそも関係ない。
  ちっちゃいけど、手をぐっとやって、
  乗らなしゃーないから、乗ってるだけやねん。
松 うわー。
高 そんなんをずっと持ってんねん。おおちゃんが。一日中。
  「かわいい、かわいい」言うて。すずめを。
松 うん。
高 ほいだら、昔の潮江のとこの知らん?
  かしわ屋さんがあったんや。あったのよね。
  てんぷらあげる、かしわ屋さんが。
松 うん。
高 かしわ屋さん、言うのもおかしいけど。てんぷら屋さんが。
  そこで、あげもんしてるわけよ。
松 うん。
高 で、おおちゃん「手乗りや、手乗りや〜。」言うてたら、
  バタバタ〜ッ飛んだんや。飛ばへんかったはずのすずめが。
  何〜度もやらされるから。
松 うんうん。
高 何度も何度も、胸のとこにやらされるから飛んでいったら、
   そのあげもんの中にじゅわああ〜っ入ってもうてん(笑)
松 ははは。
高 「あああ〜!」言うてたけど。
   いや、それお前は「ああ〜」かもしれんけど、
   店屋の人はすずめが飛びこんできたんや。
   きったないきったないすずめが(笑)
松 はは。
高 めちゃめちゃな時代やな。
   謝ってたわ。おおちゃん、一生懸命(笑)

其の参 『 ケンカは何勝何敗ですか? 』

高 えーと(ハガキ)「どうも松本さん、高須さん。
  ケンカは通算何勝何敗ですか?教えてください。」
松 どーいうこと?(笑)
高 いやまあ、「あなたたち、ケンカをやってきた中で、
  負けた勝った、どうでしたか?」みたいなことでしょう。
松 あのー、振り返って考えてみるとね、
  ちゃんと結果の出るようなケンカってしてないような気がする。
高 いや、俺、けっこうしたよ。
松 あ、そう。
高 まず、小学校の時、森岡のおっさんとケンカ。
松 ははは。
高 大喧嘩。
松 いつごろ?
高 小学校5年ぐらいかなあ。
松 知ってるかな?
高 いや、知ってるよ。俺、顔、爪のあとぐわ〜できたもん。
松 オカマみたいなケンカやんか。
高 いや、それがな、病院行ってんで。それ。
松 あっ!俺知ってる!
高 ひどすぎて。あいつ、爪で顔面ぐわ〜。
松 知ってる。ははは。
高 トラの模様みたいになってもうて。ほんまに。

松 俺それなんか知ってるわ。
高 知ってるやろ?
松 ものすごい浮かない顔してたわ。
高 いや、これまた和田修一や。
松 うん。
高 あいつが俺の手を持って、抑えよったんや。
松 うわ。
高 「やれ!森岡〜!」みたいな。
松 あ、森岡の方に助太刀したんや。
高 物凄い助太刀しやがんねん。あれ。
松 うん。
高 なんか分かれへん。なんか、俺やったのかなあ?
  それかわんちゃんと森岡がなんかやってるときに、
  俺が別チームで行ったのかな?
松 うわ〜。
高 で、僕が高校に入って、バスケ部の奴で小田南中学校の、
  背ぇデカイ奴おったわ。そいつとケンカしたわ。
松 180ぐらいある?
高 いや、もっとデカイねん。
松 うそ。
高 めっちゃデカイねん。
松 え?
高 ほんまデカイねん。
松 坂東やん。
高 坂東やで、ほんま。坂東君(笑)
松 ははは。
高 いやほんま。もう、ボコボコや。

高 俺、前通ったときに、俺付き合ってた女の奴がおって、
松 うん。
高 「あいつ、でっかいなー、気持ち悪いな。」
  って言うたんや。
松 言うたんや。
高 なんか、それで聞こえたらしい。
松 あっちょ(あだ名)に聞こえたんや。
高 あっちょに聞こえてもうて。
  あっちょ、ほんまは「行こう」思てんけど、
  女おるから行けへんかってんらしいねんけど、
松 あ、もうそこでは、ほんまはもうキレてたんや。
高 うん。ほいで、「まあ、それはええわ」と思ってたらいしねん。
松 うん。
高 ほいで、俺、帰りに待ち伏せされてて。
  行ったら、もう一人、二人出てきて。がーっと。
松 そいつもデカイの?
高 そいつはデカない。そいつがまず口で言って、
  「お前、なめとるらしいな。」
松 うん。
高 「いや、なめてへんよ。別に(弱)」
  もうちょっと怖がってるから、俺。
松 ははは。
高 ははは。「いや、全然なめてへんよ。」
松 うん。
高 「うるさい、お前、俺のこと気持ち悪い言うたらしいな。」
  どーん!あっちょや。
松 あっちょ、あっちょ登場や。
高 あっちょ登場や。もうこれ勝ち目あれへんねん。
松 あっちょそんなデカイの?
高 デカイで〜。手ぇももう、物凄いデカイ!
松 ほんまかあ?(笑)
高 ほんまやねんて!90近くあんねん。
松 そんな奴おるか?(笑)
高 いや、自分、信じられへん。ほんまおったんやから。

高 それにボコボコやがな、俺。
松 まあそら、ボコボコやろな。
高 物凄い手ぇデカイもん。バッスウ〜〜ン!
松 ははは。
高 バッスウ〜〜ン!ジンジンすんねん。顔がもう。
  足どーん!「うわ〜。」
松 ははは。
高 すぐ、うずくまり!頭だけガード!みたいな。
  顔、頭ガードみたいな。脇ぼんぼん蹴られて(笑)
松 あっちょ怖いなあ(笑)
高 あん時は、すごかったなあ〜。
松 へえ〜。
高 「もう言うなよ!」言われたけど。
松 うわー、絶対言えへんやん。
高 絶対言えへん。そんなこと。絶対言えへん。

高 自分のケンカはどうやったの?
松 いや、俺ないもんなあ。
高 なんや、ガッツ〜やったことないんかいな。
  男らしないな〜。
松 あのー、だからあれやんか。
高 尼校におって。
松 こぜりあいは、いっぱいあったで。
高 ごちょごちょするこぜりあいかいな。
松 でも、もう大体まわりに止められて終わりやからな。
高 もう〜。
松 えっと〜、あの、浜田と俺、一回あのー、
高 大喧嘩?
松 違う違う、浜田と二人で、
  中2か中3ぐらいん時に、裏のあの、
高 じゃんじゃん(ゲーム)。
松 じゃんじゃん。
  じゃんじゃん、じゃんんじゃん、ってやってたら、
高 うん。
松 向こうから、ばー来て、
高 たちわるいの来て。
松 たちわるいの2人来て。
高 うん。
松 ほいで、「お前ら、金持ってるんちゃうんけ〜。」言われて。
  で、俺、そん時、あのー、50円あって。
高 (苦笑)中学やろ?
松 中3や。
高 中3で50円・・。
松 50円。
高 でも、ほんまそんなもんやったなあ。
松 これも、もう親父にもうた、
  さっき親父にもろたばっかりの50円やねん。
高 はは。おお。
松 もう、なんでこいつらにな、
高 うん。50円を(笑)
松 この50円をな、
高 「やらなあかんねん。」
松 「やらなあかんねん。」と思ったら、腹立ってきて、
高 おお。そら思うわ。
松 ほいで、もうそっから、もう〜もうケンカや。
高 ほんまかいな。
松 うん。それで、一人の奴とぐわあ〜なって、
  で、浜田は浜田でもう一人の奴とな、
高 うんうん。
松 俺、けっこう髪の毛引っ張りまわされて、汚いねん。
  俺、俺の中では、髪の毛引っ張るっていうのはね、
  やっぱり無いねん。
高 なるほど。
松 俺のポリシーとして。
高 なるほど。
松 それは、見ててなんか綺麗じゃないやろ?
高 うん。確かに。汚い。
松 もう負けてもええからね、スマートなケンカがしたい。
高 かっこええこと言うねえ。
松 もう、髪の毛つかむなんてもう、
  なんか、もう〜ホステスの考え方やん。
高 なるほど。殴り合いがちゃんとしたい、と。
松 そうやねん。
高 一発二発、一発二発、と。
松 そうそうそうそう。そうやねん。
  それを髪の毛つかんで全然離せへんねん。
高 はいはいはい。
松 で、もう腹立っててんけど、ほんで浜田は浜田で、
  あのー、向こうのもう、ツーカップルできてるわけやからね。
高 そらそうやね。
松 で、そいつとやって、
  「そいつとどんな感じの展開なんやろ?」と思って、
  パッと見たらな、
高 うん。
松 あの、そいつと浜田、
  2人で仲良くじゃんじゃん、コンビで。
高 有り得へんやん。
松 やっててんで。びっっっくりしたもん。
高 「俺、一人で受けてるわけ?!」って思うよな。
松 友達なってんねん。
高 それ、なんでよ?
松 分からんねん。いや、なんか後で浜田に聞いたら、
  「自分、もう優勢やったらから〜。」俺がな。
高 ええっ!?
松 「もう放っといても勝つわ〜思って、
   お前もやるか?言うて、やってたんや。」とか言うんや。
高 うわ。
松 むちゃくちゃやろ?理論が。
高 友情にヒビいくで。これ。
松 そうやねん。そんなに優勢でもないしな。
  髪の毛ひっぱりまわされとんねやから。
高 ははは。
松 でも、なんかよう分からんまま終わんねん。
  そういうケンカってな。

高 もっとガツンガツン!はないんかいな。
松 高1んときや。
高 うん。
松 高1ん時に、あのーー、入学式。
高 それは、前聞いたな。前。あれやろ?
  物凄い怖かった奴が、一目置いた話やろ?
松 そうそうそうそうそう。
高 それなんもせんかったやろ?それも。
松 それは、一発殴っただけ。
  ほんならもう、うわ〜先生とかに止められて、
高 殴ったんかいな。それも。
松 いや、一発殴ったんやけど、全然効いてへんからね、
  そんなパンチ。
高 でも、「俺に来た限りは、お前そこそこやるやないか。」みたいな。
松 そうそうそうそう。
高 一目置かれたみたいな。
松 そうそうそうそう。それで3年間、もう〜うやむやにしたんや。
高 自分はうまいこと生きてるな〜。
松 ははは。
高 ほんーーまうまいこと生きてるな。
松 だから、そのぐらいやで。
高 マジで?
松 うん。

高 言っときますよ。僕はね、本当に凄い奴らは、別として、
松 うん。
高 まあ、平素、その学校で逢う奴とかはね、
  ちゃんとケンカしてますよ。
松 どういうこと?
高 僕は逃げてませんよ。何があろうとも。
松 それ聞き捨てならんなあ。
  俺がなんか逃げまくってたみたいな。
高 あ〜逃げまくってましたね!それは!
松 逃げまくってるかぁ!(笑)
高 うまいことやりすぎです。それは(笑)
松 違うねん。俺、強いと思われててん。なんか知らんけど。
高 なんで?
松 分からん。
高 おかしなことなってるで、おえ〜。
松 なんか俺、強いって。なんかなってたわ。
高 なあ。
松 うん。
高 和田修一もな、よくここで出てくるけど、
  小学校の時に和田修一って番長や、うちの。
松 うんうん。
高 言うたらね。小学校牛耳ってたやん。
松 そうそうそう。
高 俺、何度も勝ってんねん。
松 まあそうやろな。
高 2回くらいケンカして、何度も勝ってんねん。
  勝ってるけど、なんであいつがもう1回、
  浮上してくるかっていうと、
松 うん。
高 ネットワークが凄いねん。
松 ははは。
高 翌日、俺のこといじめに来よんねん。何人も。
  ネットワークで。
松 ははは。
高 「高須、無視せーよ。」みたいな。ずるいで、あれ(笑)
松 ははは。
高 そんな番長おらんわ(笑)
松 だって、あいつ、別に強ないもん(笑)
高 強ないもん(笑)

松 俺らの(年代)時は、
  俺のクラスの奴(が生徒会長)やった。
高 それとケンカした?
松 いや、それが「松本は怒ったら何するか分からん」って言うた。
  なんか知らんけど言うたわ。
高 うわ、物凄いえーやん。
松 なんか分からへんねんけど。
高 物凄い、
松 「こいつは、ちょっと、おかしい。」
高 うわ。
松 ・・・違う意味で言うてたんかも。
高 ははは。
松 ははは。
高 でも、それが、そういう風に・・
松 そういう風になったんや。
高 ・・一発のCM広告が。
松 そうそう(笑)わあ〜出た。
高 ええ〜。
松 ラテ欄もどーん!出た。
高 うわあ〜(笑)
  ええなあ〜。それ無かったら、やばかったで。
松 ほんま、ほんま。
高 浜田は、あれ、ケンカ強かったの?あれ。
松 強ないよ。
高 あいつ高校ん時、どやったの?あれ。
松 高校は知らんわ。
高 ちっちゃいしな。
松 うん。友達が髪の毛引っ張りまわされてるときに、
  その友達と一緒にゲームできるやつやからな。
高 ほんまやなあ(笑)
松 ははは。びっくりしたで、ほんまに。
高 それ裏切りやろ?
松 いや、
高 ようダウンタウン成立してるな。
松 「ええ〜〜?」の一番太いやつ出したけどな。口から。
高 ははは。野太〜いやつな。
松 野太〜い。滅多に出せへん。
高 最後出にくいみたいな(笑)
松 とっておきの出したけどね。
高 うわ〜。そらそやろ。

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