2003.4.10 80回目

今週の一曲 『 唇をかみ締めて 』 吉田拓郎

其の壱 『 イラク戦争あれこれ 』

松 どーもー、松ちゃんクリーニング店です。
高 どーもー、高須ちゃんフルーツパーラーです。
松 ・・うーん。
高 ほらな、こんなん、勝手にあかんように見えるやんか。
   見えるというか、聞こえるやんか。
松 いや、俺は今のが自分が果物屋やから、
   結局浅いとこから探してきたからな。
   それの「うーん。」やな。
高 ふーん。あ、じゃあ、え〜、どーもー、
   高須ちゃん駐輪場です。
松 ・・・え?俺?俺が試されてんの?
高 いや、だから、どういうのかと思って。
松 いや、もう21年やってきとるからあ。
高 うん。
松 ほいで何よ?「高須ちゃん駐輪場」って。
   もうそれ自体が、もうおかしいやん(笑)
高 なんでやねん。むちゃくちゃや〜(笑)
松 なんや「高須ちゃん駐輪場」って。意味がわからん。
   駐輪場は駐輪場や。
高 ははは。
   そんなこと言い出したらさ、
松 うん。
高 おかしいやんか。
松 何がおかしいねん。
高 あ、じゃあ、じゃあじゃあ、どーもー、
   高須ちゃんパークでーす。
松 うん。あ、それはまだわかる。
高 いやいやだから(笑)
松 ははは。
高 そんなん、批評されても。
松 それはまだ分かる。
   「高須ちゃん駐輪場」はおかしいって言うてんの。
高 なんでやねん(笑)

松 物凄い戦争に関心があるみたいね。
高 だって、ニュースそればっかやしぃ、やっぱそれが気になんねん。
松 うーん。

松 でもねえ、でも、俺なんかは逆に、
   あのー、ほれ空爆の映像とか、
高 うんうん。
松 「しょぼいな。」って思ってまえへん?
高 映画とか見てるからやな。
松 映画や、ゲームの世界の方がもっと派手やんか。
高 うんうん。確かにね。
松 「こんなもん?!」
高 はいはいはい。
松 なあ?あんなんやったら、あのー、
   不良中学生が公園でやってるぐらいの音しかせえへんで。
   ぱあーん!みたいな。
高 ははは。
   物凄い・・ねずみ花火やんか、それ。
松 ははは。
   でも、そうじゃない?なんか、パンッ!みたいな。
高 分かる分かる。分かる分かる。
   「ドカアア〜〜ン!」
松 「ドカ〜〜ン!」みたいな、
高 ないやろ?
松 ないね。
高 遠いからや、あれ。
松 まあそらそやけど。
高 「ぱーん」て。パンッパンッパンッとかじゃないで。
   あれ。やっぱ「爆風来てる」言うてるもん。
松 まあそうなんやろうけどな。

高 うちはまだしゃーないやんか。日本は。
   やっぱ、その北朝鮮とかあるからさあ。
   そのー、その後どうなるか分かれへんから、
   言うても小泉首相もそれなりに考えとかんとあかんけど。
松 うーん。
高 なあ?
松 うーん、でもなあ、いざ北朝鮮来たら、
   なんもしてくれんと思うで。
高 それはせなあかん条約になってるから、それは大丈夫なんちゃう?
松 いや、俺はそんな大して、そんな本気ではやれへんと思うで。
高 ええ〜?
松 ほんまに。50人ぐらい送り込んでくるぐらいの話やな。
高 デブばっかり。
松 デブばっかり(笑)
高 デブとか、よーさん物食う奴ばっかり(笑)
松 そうそう。チョコバー持ってる奴ばっかり。
高 ええ〜?もうイヤや〜。
松 Tシャツで来るんちゃうかな。
高 「すんすんっ」鼻すすりながら(笑)
松 ははは。
高 「鼻たれてる!鼻!」そんな奴ばっかり。
松 赤とか緑のTシャツ着て。
高 うわ、もうセンス無いな〜。統一感も無いし(笑)
松 ははは。
高 首だるだるの。
松 そうそう。
高 うわ、そんなんあかんわ(笑)
松 中学のサッカー部みたいな。思い思いの格好で来るわ。
高 イヤやなー、それ。不良高校の(笑)
松 不良高校の(笑)
高 ははは。
松 いや、ほんまに。

松 でもさ、国連てなんなのさ?って話になってくるよな。
高 あれなんやろなあ。あん、だから結局、
   俺、詳しいことわかれへんけど、
松 うん。
高 一応、半分以上は、え?何?否定してんねやろ?
   否定してんのにGOしてるんやろ?あれ、なんで?
    なんでGOできんの?あれ。
松 まあ、だから物凄く簡単に言うとやねえ、
高 うん。
松 言うとやねえ、あのー、なんやろ?一教師やねんけど、
   もう校長先生よりエライ奴ができてもうたわけやんか。
高 なるほど。
松 校長先生が「あかん。」言うても、もうこいつは、
   もう他の教師が束になっても勝たれへん奴なのよ。
   めちゃくちゃやねん。
高 あれ、ずっと否定してたフランスとかはさあ、
   もっと、もっとパンパン言えへんの?
松 あいつらはあのー、あれやんか。正義感はあるけど、
   力がないねん。正義感はあると思うで。
高 困るわ。それ。もっと正義感を言うてくれんと。
松 うん。
高 だって、それが弱いから、
松 誰かも言うてたんやけど、
   アメリカは正義感はないねんけど、力はある。
高 ・・・そうか。
松 そうやねん。
高 日本は何?
松 日本はもう、何も無い。コミック。
高 ・・分かりづらい。コミック?
松 うん。漫画。
高 日本は漫画?
松 漫画しかない。
高 ははは。
松 ははは。
高 あ、日本は漫画しかない。漫画大国だからね。
松 漫画大国。
高 漫画でしか、
松 漫画大戦やから。
高 「漫画大戦」・・分からん(笑)
松 いや、ほんまに(笑)
高 あかんな、うちらは。・・いや、もう分かれへんねん。
   俺はもう、戦争のこと分かれへんねん。
松 ほんなら言うなや!(笑)
高 だから、それ聞きたいから。あんたはどう思ってんのか。
松 いやいや、俺は何でも答えてあげるよ。
   君が分からん、知りたいことはね。
高 なんやねん。反戦運動してる奴もいりゃあ、
松 でも、結局さあ、平和を求めて戦争してるわけじゃないのよ。
   ここに問題があるのよ。仲良くなりたいからケンカしてるんじゃないのよ。
高 利益を求めて。
松 利益を求めるためのケンカやから、達が悪い。
高 難しいなあ。

高 難しいねん。
松 難しいなあ。
高 あ!自分知ってる?
松 何?
高 自分のおばちゃんの、まあ自分が生まれた所の実家というか、
   おばちゃんとこどこ?おばちゃんの実家。
松 三重県。
高 の、なんちゅうとこ?
松 津。
高 津やろ?津って、ギネスブックに載ってんの。
松 あ、一番短い?
高 うん。知ってた?それ。
松 いや、まあ。
高 今、ぼんっと気づいた?
松 知、知らんかったし、知らんかったけどすぐ分かったし、
   それに教えられても・・
高 あ、全然、ぴんともけえへん?
松 まあ、ノーサンキューのど固まり。
高 はーはーはーはーはー。それがまたずるい載り方やねん。それ。
松 うんうん。
高 「つ」って普通は、「TSU」とかな、なるやろ?
松 「TU」にしてんの?
高 違うねん。
松 一個でも減らそう思て。
高 それでもあかんねん。だから「Z」にしてもうてんねん。
松 うわ。
高 むちゃくちゃやねん。
松 汚っ。
高 汚いねん。「Z」一文字やねん。で「つ」って読ましてんねん。
松 ひどい話やな。
高 ひどい話やねん。それ。
松 載りたーて必死やったんや。
高 必死やねん。「なんか、ないのか?」
松 その話「わー!思い出した!」言うたんかいな。それが怖いわ。
高 うん。いや、こないだ聞いたら「津ってそうや。」言うから、
   「あー、そうか。」思って、「ずるいな〜。」と思って、
松 うん。
高 「これどっかで言わなあかんなあ。あー、そやそや、」
   今、ふっと思い出した。
松 ふーん。

其の弐 『 高須と子供達 』

高 あー、自分って料理すんの?
松 料理?
高 うん。
松 料理するよ。
高 何作る?簡単に、あ、うちね、
松 うん。
高 両親来ましてねえ、
松 あー、言うてたな。
高 両親。
松 来たんや。
高 甥っ子姪っ子つれて。
松 うん。
高 めちゃめちゃうるさいねん。もう、お菓子はこぼすし。
   ずっとお菓子食っとんねん。
松 ・・腹立つわ〜。
高 もう、腹立つで〜?ばりっって踏んでまうねん。
   「うわ、これまたお菓子や!」
松 「うわ〜。」言う。
高 「うわ〜〜!」言う。
松 ははは。
高 朝、寝てるやんか。俺、ちょっと遅く帰るやん。
   もう、夜帰ったら寝とんねんな。
松 うん。
高 そら寝てるわ。親父もおふくろも、子供達も。
松 うん。何時ごろ寝よんの?
高 そりゃもう10時ぐらいに寝よる。
   一回昼寝しよるもん。あいつら。
松 うわー、10時に寝るか?アホ丸出しやん。
高 アホ丸出しやねん。ほいで、
   俺帰ってきたん誰も知らんわけよ。
松 うん。
高 俺はもう、自分で仕事して、
   寝るの6時か5時ぐらいに寝るやんか。
松 うん。
高 したらもう、9時か10時くらいに「へへっ。」って言いながら、
   こっそりドア開けて、もう「へへへっ」。
松 ははは。
高 もう、腹立つねん。
   ちょっと動いたら「へへへっ。へへへっ。」
   もおぉぉ〜〜、うっとーしいなああ〜〜!(笑)
松 ええ〜?
高 で、うちのおふくろが「お兄ちゃん寝てるから、あかんで。」
   その声もでかいねん。
   「お兄ちゃん寝てるから、起こしたらあかんで。元気っっ!」
   元気っていうねんな。子供がな。
松 あーあー。
高 「元気っっ!」「へへへっ。」笑いながらまた閉めて。
松 ははは。
高 ちょっとしたら、また来よる。「へへへっ。」
松 ははは。
高 もうなあ、もうなあ〜、もう笑うで?(笑)
松 うーーん、結局何時間ぐらい寝て、寝たのよ?その、
高 寝られへんがな、そんなのー。
松 3、4時間とかそんなんか?
高 いや、ほんまそんなんやで。
   俺、それで起きて、起きたら、
   「仕事せなあかんわ。」って仕事してるやん。
松 うん。
高 宿題とかやってるやん。
松 うん。
高 それでまた入ってくんの。「何してんの?」
松 うん。
高 「いや、お兄ちゃん仕事やってんねん。」
松 うん。
高 「どんな仕事やってんの?」
   「いや、これ見てみ?パソコン叩いてんねん。」
松 ははは。
高 「何?どんなん?見して?見して?」
松 ははは。
高 四歳、五歳やからもう、おりたーてしゃーない。そこに(笑)
   「うん。元気、ごめん、ちょと俺、」
   ・・"俺"言うてもうたけど、
松 はは。
高 「ちょっと、兄ちゃんこれやってもうたら、遊びに行くから。
   お兄ちゃん、元気んとこ遊びに行くから。ちょっと待っとって。」
松 うん。
高 「ほんまに来る?約束な?」約束するやん。出て行くやん?
松 うん。
高 1分ぐらいやわ。「まだぁ?」
松 ははは。
高 もう、うっとーしい(笑)怒られへんしなあ。
松 うーん、怒られへんかなあ。
高 いや、やっぱ嬉しいの分かるから。
   俺もこれぐらいの時、多分、もう東京来て、
   「今日はディズニーランド」言うとるから。その日。
   昼過ぎぐらいに出ていったわ。
松 あれ?あ、そうか、そうか。
   別にまだ幼稚園とかいうあれでもないのか。
高 うん。
松 ほえー。
高 春休みで、うちのじじい、ばばあ、これもう、大変や。
   物凄い疲れて帰ってきたで?
松 せやろなー。
高 見たこと無い顔で来たからな。風船持って。
   浮いてる風船二つ持って。うちのおやじとおふくろ(笑)

松 いやでも、寝てんのを起こされんのは、
   キレた方がええで。俺はそれはキレるわ。
高 でも、分かるもん。ちょっとテンション上がってんのが。
松 テンション上がってるからっていって、
   そんな起こされたらたまらんわ。
高 たまらんけど。
松 俺の今、俺の住んでる上の奴が、
高 うん。
松 気ぃ使ってんのやろうけど、気ぃ使ってんのなんとなく分かるけど、
高 うん。
松 7時半、8時前ぐらいに、ちょっとうっすらピアノ弾きよんねん。
高 あ、あ、それ気になるね〜。
松 うっすらやで?
高 あ〜。
松 「これ、どうしたろかなー。」思て。
高 それは言えるやろ。「すいません、ちょっと・・」
松 まあまあまあ、
高 言えるやん。ずっと住んどんねんから。大人やし。
松 そうそうそう。まあそうなんやけど、外人やから。
高 あ〜、強く言われへんなあ。
松 そうやねん。
高 普通は起きる。
松 うん。
高 なんか分からん、物凄い理論言うてくるで?
   なんか知らんけど。
松 うん。まあ、俺は俺でちょっとうるさーしてるから、
   あんま言われへん。
高 なんやねん。うるさくしてるもんな、夜。
   夜っていうか朝までな(笑)
松 うん。
高 それはええやんか。他人やから。それにお、おとなやから。
松 大トラ?!
高 (苦笑)「大人」やで?分かるやろ?そんなん。
   あの、普通のフレーズ聞いてたら。
松 ははは。
高 「大人」って。「大トラ」ってなんやの?
松 いや、なんか、なんか違う登場人物出てきたな、思って。
高 そんなん、そんなん言うねん。
   あのな「HEYHEY」のきよし(?)さんかってな、
松 うん。
高 なんちゅう名前か忘れたわ、あのー、ADが新しく入って、
   「名前なんちゅうの?」
松 うん。
高 なんやかんや〜言うて。
松 うん。
高 「ウィズユー?」
松 ははは。
高 全然ウィズユーちゃうねん。有り得へんやんか。
   そんなん分かるやん。
松 分かるよ(笑)
高 言いたいが為やん。そんなん。「ウィズユー?」有り得へんもん。
   そんなん。
松 ははは。
高 ははは。まあ、大トラじゃないよ。

松 いつ帰んの?それ。
高 もう帰ったよ。
松 もう帰ったんや。
高 やっと帰ったよ。
松 もう〜、うっとうしいなー。
高 もう、冷蔵庫の中に何?ヨーグルトから、マミーの変形したやつから、
松 うん。
高 甘〜い飲み物ばっかりやで?まだ残ってて。
松 うわ〜。
高 腹立つわ〜。おかんはおかんで、なんやわっからん煮たやつ。
   「煮たやつ」っていうのは、佃煮とか持ってきて。
   入れるとこあれへんから、なんか野菜入れんとこ、
   ぼんぼーん入れといて。
松 うわ、もううっとーしい。
高 物凄い多いねん。
松 ははは。
高 「こんなもん、どないして食うねん?!」言うぐらい多いねん。
松 うっとうし。偉いな、自分。でも、そんなん。
   俺はもう、そんなん、絶対あかんもん。
高 うそ。
松 うん。「いやいや、アホか。」っていう感じ。有り得へん。
高 あそう。
松 うん。
高 兄ちゃんとこの子供が遊びに来たら、どーすんの?
   おっちゃんとおばちゃんと、
   「ちょっと東京、ディズニーランド行きたいね〜ん。」
松 行ったらえーやん。別に。
高 「人志君とこ泊まりたいわ〜。」
松 「アホか。」っていう話やな。かんっがえられへん。
高 あーそう。
松 絶っ対イヤ。
高 それはイヤやで。
松 どーしても来たいんやったら、
   「俺はもう、ちょっとしたことでどつくけどええか?」
高 ははは!
松 「もう、躊躇無くどつくで?」って言う。
高 兄貴に。
松 うん。
高 まあ、まあ自分とこはちょっとでかなってきたからな。
松 うん。
高 一番はしゃぐ時期やからな。
松 もう、家でお菓子とか食べられんのいや。
高 もう、絶対こぼすし。100%!
松 はは。
高 俺、見とったら分かるもん。
   「あーあー!そのペットボトル」・・「Qoo」。
   Qoo飲みよるわ。
松 うん。
高 兄貴が開けたら、妹も開けよるわ。ポコポコ、ポコポコ。
松 うん。
高 Qoo飲んで、もう、兄貴は一応ふたしよるわ。
松 うん。
高 妹は、ふたせえへんから、走り回ったら「あ〜ああ〜〜!」
松 うーーーわあ〜、もう最悪。
高 「あー、あーあーあー!」って、俺、もう手でかーって取りにいくねん。
   「な?ふた閉めてな〜?」言うて、ふた閉めて。
松 優しーなあ〜〜。ブチギレや、俺、そんなん。
高 いや、だって、まだ2歳、3歳、やがな。
   そらまあ、そらちょっと(笑)
松 絶対イヤ!
高 そらなあ、そらおったら、そんな怒らへんもんやで?
松 いやいやいや、そのガキには怒れへんかもしれんけど、
高 うん。
松 「だから、お前、うちに来たらあかん言うたやんけ!」って、
高 おやじに言う。
松 言うわ、絶対そんなん。
高 いや、そら言いたいよ。俺も。わしゃ言いたいよ!
   まあでもな、それもな、言いきるのもな。
   「まあ、息子の顔見に来たんやろ。」思たらな。
松 ・・・。
高 大人やで?
松 なんやねん。自分。なんか、いややわ。
高 何がイヤやねん。
松 物凄いこう、優し〜売り、売りもんにしてるわ。
高 ははは。売り物にしてないよ。
松 ・・・チッ。
高 ははは。優しい売り物やで?あ、だから料理料理。どうやねん?
松 なんやねん。料理って。
高 いやそれで、ちょっとうちのおかんが料理作り出したから、
   ふあーっとね。
松 うん。
高 家でね。
松 まずいもんを。
高 まずいもんを。これ、どこで買ってきたのか、
   「これのが安い。」言うて。
   「あんた何が食べたいねん?」電話かかってきて。
松 うん。
高 会議中に。
   「なんにも食いたないっちゅーねん!
    俺、帰っても食わへんし、明日の朝も食わへんから!」
   「なんやの、明日の朝、なんか食べるもん作ったるやんか。」
   「いらんちゅーねん!」
松 うん。
高 それがまあ3回くらい。留守番電話に2つ入って、
   とって「いらん」ちゅうて、「明日の朝は?」「いらん」ちゅうて、
松 うん。
高 4回や。もう、怖いわ。「何食べたい?」
松 優しいなあ、自分!
高 久しぶりに「何食べたい?」っていう電話を聞いたわ。
松 そんな何回も電話してこられたら、絶対キレるわ。

其の参 『 オイスターキャベツ炒め 』

高 で、俺も俺で作ってみて。あ、あのな、前も言うたっけ?
  オイスターキャベツ。言ったっけ?作り方。
松 それは知らんけど。
高 あのな、1回試したら、1回試したらえーわ。
松 え〜?もう〜〜。
高 ・・・。
松 ・・チッ・・別に聞きたないなあ(小声)・・うん?
高 ・・あれえ?
松 ははは。
高 ほんまうまいから、自分、1回やったらえーわ。
   俺、一人でもそれは作るねん。
松 うん。早よ、パパパッと言いーや。じゃあ。
高 ははは。
松 かいつまんで。もう、調味料とかとばしてもええから。
高 ええよ。それはゆっくり言うから。
   キャベツあるやんか?
松 もう、そんなもんそらそやろ「キャベツ炒め」言うとんねんから!
高 あのー、新キャベツ1個丸々買うてきてな、
   ざくっと、もう大きくつくんねん。あんまりこう〜、
   あのー、きざんだらいかんねん。
松 うん。
高 で、それをそれをな、まず切っといて、
   か〜るくお湯にさっとつけんねん。もう、5秒か10秒ぐらい。さっと。
   ほいで、フライパンに、油ひいて、で、なんやあのー、あれあれ、
   あれ、あれあるやんか。あのー、ほら、なんやのあれ?
   あれほらほら・・にんにく!スライスしたやつを(笑)
松 ええ〜?それが出ぇへんかったん?(笑)
高 うん。にんにくを、2かけくらいを切ったやつを、
   ふわ〜っとやんねんな。そこにキャベツさっと入れて、
松 うん。
高 もう、それはもう、15秒か20秒ぐらいで、
   オイスターソースをびゃ〜ってやって、それもうよし!
   食ってみて?めちゃめちゃうまいから。
松 ・・うん。うーん。
高 見た目は汚いよ。見た目は「なんやこれ?」と思うけど、
   食ってみ?ほんっまにうまいから。
   俺、もうそれはずーっと作って。家帰って、
   たまにつくんねん。
松 うん。

高 一回、だまされたと思って、作って!来週までに、
   ちょっと作って食ってくれへんかな?
松 いやいや「うまいんやろな。」と思うよ。
高 な?
松 うん。
高 ほんーーまに。それ思って以上にうまいねん。
松 じゃあ、思ってる以上に、じゃあうまいんやろな。
高 ・・ははは。
松 ははは。
高 やる気あれへん。
松 でも、うーん。
高 自分、何作るん?家で作るやつ。
松 え?
高 さっき「作る」言うたで?うちのおかんとおやじの話する前は。
松 作るってそんなもん、
   買うてきたスパゲッティー茹でたりとかそんなんや。
高 おー来た〜!ソースはどないすんの?
松 そんなん別に、レトルトの・・
高 なんやねん。あかんなあ・・。
松 ははは。

高 メシ食ってなかったからなあ。さっき食ってなくて。
   今、物凄いメシの話したら、腹鳴ってもうた(笑)
松 ははは。・・「腹立ってもうた」?
高 「腹鳴ってもうた」!言うてるやん。
松 ははは。
高 「腹立ってもうた」なわけあれへんがな(笑)
松 へ〜。
高 あ、自分作らへんの?
松 作れへん。
高 あーそう。なんやそれ。
松 うん。もうイヤやねん。片付けんのとか。
高 彼女とか作ってくれへんの?
松 ・・ははは。作ってくれへんよ。
高 ははは。へー、作ってくれへんねや。
松 作ってくれへん・・ははは。
高 ははは。ほな、自分があのー、
   パスタ炒めるしかないわけや(笑)
松 そうそうそうそう(笑)・・チッ。
高 ・・ははは。いやいや、そんな話するよ?あーそう(笑)
   彼女作ってくれへんねや。夜中とか腹減ったらどーすんのよ?
松 夜中、カップラーメンとかやんか。
高 彼女と二人で?(笑)
松 はははは。酔うてんのか。
高 ははは。いや、彼女と二人でそうなんかな〜思て。
松 カップラーメンとかやな。
高 あーそう。

其の四 『 意外な友達 ・ チーズ 』

高 俺、好きやで。人の話聞くの。
松 好きやなー、自分。上っ面だけの付き合いみたいなん、好きやな。
高 全然、上っ面やない。全然、上っ面だけじゃない。ちゃーんと、
松 人との付き合いは、大体上っ面で考えるところがあるよね。
高 ははは。
松 で、それがいいところやね、自分の。
   自分のええとこじゃないけど、自分にはええんちゃう?
高 ははは。
松 ははは。俺はやっぱ、深く。
高 そんなことあれへん。
松 深く深く付き合っていきたいから。
高 俺は俺で、深い人間なんぼでもおるもん。
   そこは、この業界の人間と友達になるか、
   全然違う業界の人間と友達になるか、またあるからね。
   ふつーの一般の人と友達になったほうがええで?
松 え?どーいうことよ。
高 ・・どーいうことって、その、そのまんまやんか(笑)
松 ははは。例えば誰よ?「こんな友達おんねん。」って。
高 おるよ?別に地元の友達もそうやし、
松 それそのままやん。「こんなんやってる友達おんねん。」
   「え〜?!うっそ〜!」みたいのないの?
高 何?「うっそー?」ってどんなん?
松 えーー、例えば、「釣堀やってる友達おんねん。」とかさ。
   「え〜?何それ〜?」みたいな。
高 あ〜、じゃあ、あれおるわ。あのー、大森屋の海苔の息子。
松 ・・それはまあ、有り得る話やな。
高 なんで有り得るねん。
   釣堀やってんのと大森屋の海苔の息子の方が、
松 それは大森屋の息子は、大体友達やろ。
高 ははは。
松 ははは。
高 そら釣堀やってる息子の方が多いやろ。どう考えたって(笑)
松 ははは。
高 びっくりしますわ。
松 それもあさーい、ふわっとした関係なんやろ?
高 全然そんなことない。
松 うすっぺらーい海苔のような。うすっぺらーい関係なんやろ?
高 海苔屋怒ってくるで。
松 ははは。
高 うすっぺらないよ。あれ作るのにどんだけ、
   深い深い海からとってきたもんを、
松 なるほど。
高 ねえ。
松 深いところから、うすぺらいものをとってきてんねんな。
高 うすっぺらい・・(笑)そうやね。
松 海苔ってな。実はな。ほえ〜。

高 初めてピザ食ったんいつ?
松 俺は〜〜中・・
高 ええ?!
松 高、高3。
高 あ、それなら俺の方が早いわ。
   今の子供なんてすぐ「ピザ!」とか言うやんか。
松 言うてる。
高 俺らはピザ知らんかったやろ?
松 俺、もう腹立つもん。
高 何?
松 腹立つ。
高 ははは。
松 あのね、あのー、ピザも、ピザなんて当然のことながら、
高 うん。
松 ピザどころか、あのー、高須はどうやろ?
高 うん。
松 チーズに対して、物っ凄い敬意を払ってない?
   俺らって。俺らの世代って。
高 払ってるよ。
松 「あっ!これはこれはっ!!」みたいな。
高 はは。「あっ!どうぞ、奥のほうへ奥のほうへ!」
松 「奥のほう!奥のほう!」みたいな。
高 まあね。
松 俺らは、あるのよ。
高 あるね。
松 この世代は。
高 あんーまりチーズって、家で食わへんかったから。
   ようでもね、贈り物であったよ。
松 あったあった。

松 だからね、俺、今だにチーズに対しては、ちょっとあってね。
   で、なんや、みんなでなんや「鍋でもしよかー。」言うて、
高 うん。
松 ほいで、スーパーとか行くやんか。で、まあまあ、
   鍋もそやねんけど、まあちょっとつまめるもんも、言うてわ〜行ったら、
   結構みんな、チーズをないがしろにしてるとこがあってな。
高 うん。
松 す〜〜っと行ってまうねん。
高 ああ〜。
松 「いやいや、」
高 「お前、この人にどんだけ世話になったか、お前。」
松 「お前、お前、お前ちょっと、こっち見てはんで?
   気づいてはんちゃう?」
高 はは。「気ぃ悪いで。挨拶無しやったら。」
松 ははは。で、俺なんかは絶対チーズ買うねん。
高 あーあー。
松 ほな「チーズ好きっすね、兄さん!」みたいに言われて。
高 「お前、誰に向かって言うとんねん!」
松 ははは。
高 「ちょっと、お前、この人今やから笑ってるけど、」
松 そうそうそう。
高 「怖かったんやで〜。」
松 「怖かってんで〜。厳しかってんで〜?」言うて。
   そんなんやねん。
高 はー。
松 チーズは、結構、俺は、
高 あーそう。
松 高級品というイメージが。
高 そーいえば、昨日の「ガキ」ほら、酒飲んで、
松 うん。
高 あのー、桃太郎をするっていうやつやったやろ?
松 うん。
高 あのー、浜田とチーズ食ってたよな。
松 チーズ食ってたやろ?
高 むいてチーズを食ってたわ。
松 そうそう。浜田と俺だけやわ。多分、チーズ食うてたの。
高 ははは。
松 もう、山崎ココリコくらいになると、なんかもう、
   別にチーズに対してなんもないねん。
高 焼き鳥とか普通に食ってたで。
松 うん。

松 俺、ピザは、忘れもせんのは、
高 うん。
松 高3の時、バイトしてて、茶店でバイトしてて、
   客の残りもんのピザを、
高 ははは。哀し・・哀しい・・マジで?(笑)
松 うん(笑)客の残りもんのピザを、なんかさささっと
高 うわーー!やめて!もう、そんなん言わんとって!
松 もう、襲撃走ったもん。
高 「うまー。」と思って?
松 うん。
高 俺も、端の方がかりっとあがってもうて、
松 いやー、うまかったねえ。

松 焼きうどんの話しになったことあるなー。
   おんなじような展開で。
高 焼きうどんは、焼きうどんやんか。もう。
松 いや、ちゃうねんちゃうねん。
高 なに?
松 焼きうどんやねんけど、
   「焼きうどん、昨日食べてきてーん。」
高 おうおうおう。
松 さっとんが言ったんや、
   「昨日家族で梅田行って、焼きうどん食べてきてん。」
高 うん(笑)
松 「うまいな、焼きうどんは。」
高 当たり前のように言われて。
松 ほんで俺は「あー焼きうどんな、なんやねん焼きうどんぐらい。
   俺かって、家で焼きうどんくらい食うわい。」と思て、
   もうほら、焼きそばの感覚で、
高 うん。
松 ただ単に、そのほら、ソースのね、
   うどんを焼いたもんやと思ってるから、
高 うん。
松 「あー、あれな、ソースがなんや、
   あのちょっと濃いめにして・・。」みたいなこと言うたら、
   「ええ〜?!」ってごっつ周りに言われて。
高 ははは。
   それ不安なるなー。
松 「え〜?!」言われて。
   「焼きうどんってしょうゆやで!しょうゆ味やで!」
高 アホの子の会話やな(笑)
松 って、周りもみんな「そうや、しょうゆやで。」
高 あ〜!最悪や!(笑)
松 「まっつん、それ家で食べたんちゃう?
   勝手に焼きそばみたいに作って!」
高 恥ずかし〜(笑)
松 もんのすごい恥ずかしーて。今考えたら、
   なんも恥ずかしくないけどな。
高 それ、別にソースの、
松 別にえーやん。
高 たまたまソースだっただけで、ソースだってあるやん(笑)
松 なあ。今考えたら、全然えーねんけど。
高 でも自分、それかわいそうやな。
松 5対1ぐらいやったな。

松 だからな、格好つけたらあかんねん。昨日もな、山崎と話して、
   山崎ってアホや思われたないから、
   クイズとかをごっつ必死なるやろ?
高 なあ、あれなあ。おっかしな。
松 もう、覚えて覚えて、なんか、
   「なんか問題出して?」言うてやるやんか。
高 やるな。
松 だから、あれはもう裏返しやねん。もうコンプレックスがあんねん。
   「アホや思われてんちゃうか。」みたいな。
高 アホや思われたないから、知識を。
松 知識を。
高 うん。
松 あのな、そんなもんな、ただの記憶でしかないから、
高 なるほど。自分言うとったね。最後。
松 そうそうそう!
高 どんなこと言った?
松 そのな、「答えのあることばっか求めんな」と。
   「俺は答えの無いものに燃える」と。
高 すばらしい。それに燃えろと。
松 そう!大喜利もしかりね、答えなんて無いわけですよ。
高 なるほどね。
松 それに対して「なんか答えがあるんちゃうか?」と思ってやる事がすばらしくて、
   そんな、クイズの答えなんて、答えどうせあるやん。
  俺が答えんでも、誰か知ってんねやろ?
高 知ってるな。
松 俺しか答えられへんことを答えたいがな!
高 エライこれ、
松 俺しか答えられへんことを答えたいがな!
高 ・・。
松 俺しか。
高 おっ、そういう止め方やってんねや。
松 ・・・。
高 まあいいけど。
松 ははは。
高 でも、俺それ聞いてて、「あ、まあなるほどな。」と。
   まあ横で聞きながら、山崎と喋ってるところを。
松 うん。
高 「なるほどねえ。」聞きながら思ってたよ。

松 自分、チーズフォンデュ食うた?食うたある?
高 ないねん。
松 うわああ〜〜〜。
高 自分あるんかいな。
松 何回もあるよ。何回もフォンデュしてるよ。
高 自分、すっげーー。
松 何回、フォンデュだらけやんか。
高 チーズフォンデュはない。
松 うわー。あかんわそれ、放送作家やのに。
高 いやでもな、でも別に大体味わかるやん。
   物は分かってるから。

松 あー、チーズフォンデュないんや。
高 ないない。
松 なんや言うたら、チーズフォンデュ食うてる。
高 チーズにものすご敬意を払ってるな〜。
松 ははは。まあ、勿論この世界入ってある程度金が、
   使えるようなってからやけどな。

其の五 『 ジャージとグローブ 』

高 あれは?初めて服買ったの。自分一人で。
   ずーっとおかん買うてきてたやんか。
松 おかん買うてきてた。
高 おかん買うてきてた、どーしようもない服着てたやんか。
松 おかん買うてきてたな〜。
高 もう、俺の、うちのおかんがセンス無くて、ま〜。
松 みんなそうやねんけどな。
高 弟と一緒の、シカのセーター買ってきてたわ。なんでシカやねん。
松 シカ?カウチンセーターじゃなくて?
高 違うよ。普通のセーターに、シカがついてんの。
   どかあーーーん!って。横から見たシカが。
松 シカをものすご、売ってる。
高 売ってんねん。それを俺が、俺と弟のおそろいで、
   おかんがもう、「どうですか!」みたいな感じで開けて、
松 はは。
高 「着てみ!着てみ!」言われて、こ〜れ〜は〜、
   もう小学校高学年の俺は、これ、茶色やねん。
   茶色で、白やねん。シカが。いざ!言うとき着てかれへん。
松 そらさあ、黙ってたら、ジーパンなんか、
   もう絶対、エドウィン、ビックジョン以外のもん買ってくるからな。
   ラングラー以外の。
高 「なんの生地やねん!これ。」みたいな。
松 もう、ほんーまに。
高 俺な、よう自分が、なんや、よーはいてたで。自分。
   パンタロン調べで、
松 うん。
高 こっちが白で、こっちが紺かなんかで、
松 あーー。
高 ポケットも違うやつ。自分、よーそれはいてたな。
松 はいはいはい。あのね、一時期はやったんや、あれ。
高 俺、もうそれはいてる小学校の時の自分、ものすご覚えてるわ。
松 あー、大概誉められたからね。
高 まさか、あのジーンズが?!(笑)
松 あのジーンズはものっすごい誉められたからね。
   ちゃうちゃうちゃう、あれはやっててんで?
高 あ、ほんま。
松 うん。はやっててん。
高 そう。
松 誰かがようはいてた。
高 ははは。
松 フィンガー5的なものが。
高 あ〜!そうや。
松 そうやろ?だからあれは、物凄いこう、なんやろ?
   おしゃれなもんじゃないと、はきこなされへん。
高 でもでも、それが、もうかなり終わりかけた時代にも、
松 うん。
高 「まっつん、まだあれはいてるなー。」ちっくなことで、
   なんやちょっとみんなが思ってたみたいな。
松 はははは。思ってるか(笑)
高 あれ、ようはいてたなー。自分。
松 よう覚えてんな。
 
松 俺、あの中3の時の修学旅行で、
   ほら、みんなジャージ着ていくやんか。
高 着ていくな。
松 それ、ほら、あのー学校で支給されたジャージじゃないのを、
   ぼちぼちみんな着出すやんか。
高 アディダスの、
松 アディダスとか着出すやんか。
高 うん。俺着てたで。
松 着てたやろ?
高 俺、黒に、えっとー、赤ラインかな?あ、
松 オレンジ色。
高 オレンジ色のライン。俺、着てたわ。
松 なあ?もう、俺は俺もごっつ着たかったんや。アディダス。
高 ははは。
松 今でこそ、こうやってアディダス着てますけど。
高 ははは。アディダス。うん。
松 ごっっつアディダス着たかったんや。
高 あん時に。
松 ほんで、家でおねだりしたんや。
高 ははは。
松 修学旅行で、修学旅行ではアディダスで、
   ばしっと決めたかった。
高 そりゃそうや。一大事件よ?あの日は。
松 そうやねん。俺らの、ほら、ジャージって、青の、
高 うんうん。
松 たいせい中学のジャージって、青に白ライン2本やろ?
高 うん。だっさいだっさいな。
松 絶対いややった。
高 生地が違うからな。
松 絶対に、
高 あ、モテへん子の代名詞やったから。
   モテる奴は、アディダスを着る。
松 そうそう、まあ当時はアディダスや。
高 な?
松 アディダスじゃないと考えられへん。
高 考えられへんかった。さあ、それで?
松 2本線は考えられへん。言うてて、で、言うてたら、
   「まあ、じゃあ、お父さんがなんや、
    明日なんやニチイ行く言うてるから、」
高 あ、あやしいな、それ(笑)
松 な?「買ってくるで。」って。
高 怪しいな〜。それ、自分よう、
松 「ニチイ行くから、お父さんに言うといたる。」
   「ほんまやで?もう、頼むで?」
高 「アディダスやぞ?」
松 「アディダスやぞ?分かってる?」
高 「3本ラインやで?」
松 「3本ラインやで?分かってる?」何回も確認して、
高 「分かってる」言うねん。
松 もう「おやじ、いつ帰ってくんねん。」もう、
   おやじウォォォ〜、バイクの帰ってくる音を、もう、心待ちにして、
高 ははは。
松 うわー帰ってきて、「ジャージ買うてきてくれたん?」
   「買うてきてやったぞ。」
高 わ〜。
松 ほいで、だーん!出したら、
高 ははは。
松 4本ラインや。
高 ははは。
松 ははは。
高 「言うたやん、3本ラインて〜〜!」(笑)
松 どこのやねん(笑)
高 「もお〜、こんなんちゃうね〜ん。」
松 しかもね、水色に、水色になんかあのー、
   なんやろ?何色やったかな?緑みたいな。
高 うわあああ(笑)

松 どうしようかな、俺。ガキとかできたら、
   アディダス買うのやめようかな。
高 びっくりするやろな。
松 でも、「アディダス買うてくれ」言われて、
   アディダス買う気にもならんやろ。
高 買うとったら、こんな話できんからな。こんな面白い話。
松 できんな。
高 話聞かれへんからな。
松 まあな。
高 こういう思いしたから、やっぱりな、そうやねん。
   俺ら、あ、そうやねん。あのな、
   「尼崎って面白い人いますねー。」って取材して
松 うん。
高 「ダウンタウン2人いたんですからねー。」
   「いや、他にも面白い人いましたよ。」っていう話した時に、
松 うん。
高 「なんでおるんですかね?」って言うてるのは、
   その時にとんでもない思いさされとんねん。俺ら。
松 もう〜〜。
高 哀しい思い。
松 哀しい思い。
高 な?
松 野球のグローブも哀しかったで?俺。
高 あれ?うそ。
松 うん。グローブ。
高 何どうしたん?
松 ごっつ欲しかったんや。グローブが。それもや、それも。
   もう、全く同じ例ですわ。もう、以下同文ですわ。
高 ははは。
松 おやじ、ウォォォ〜。もう過程は言いませんよ。
高 おやじがあかんねや、それ(笑)
松 ははは。過程は言いませんよ。
高 そこはね(笑)
松 あれ何?当時で言えば、
高 ミズノとか?
松 ミズノか、えー、なんやった?もう一個ぐらいあるよね?
高 なんやったっけ?
松 ゼット、SSKや!か、「ミズノかどれかやで!」
高 ってあんだけ言うてんのに。
松 あんっだけ言うてんのに、ウォォォ〜。
高 「おやじ〜!」
松 「買うてきたった。」「うん。」見たらな、真っ青のグローブや。
高 ははは。
松 「なんやこの色?」
高 子供が・・
松 「ニューデザインか?」思たら、聞いた事もないメーカー。
高 それキツイな〜。
松 キツイで〜。
高 やっぱ、子供にそんな思いさしたらいかんで。
松 うん。

高 あのさあ、その頃グローブとか一人一個持たれへんから、
松 うん。
高 一応、野球やったりすると、取り替えっこするやんか。
松 はいはい。
高 先攻の奴、先攻の奴でいうか、守備守る奴は、どうのこうので、
松 そうそうそう!
高 「俺のグローブ貸して、たかっちゃん!」って言われるやつあるけども、
松 あー、そうそうそうそう!
高 そん時、多分自分のグローブ貸して、
松 俺のあまってた!あまってたよ!
高 ははは。
松 だーれも俺の使えへんかったもん。
高 だから、自分だけが持ってそれとって、自分だけで使えるやつや。
   俺のは一応、「高須ちゃん、それ貸してな〜。」言うて、
   2人ぐらいから言われたもん。
   「誰々かれも言われてんねん。」「あ、ほんま?」
松 そらそうや。そらSSKとかミズノは、
   どんどん売れていくわ。そんなん。
高 ははは。
松 俺のわけのわからんやつ。鮮やかな色すぎんねん(笑)
高 ははは。
松 スカイブルーやで。
高 有り得へんな。
松 おやじ・・おやじ・・(笑)
高 ほんま、ツライ思いしてるな。
   鮮やかな、スカイブルーのグローブって(笑)

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