2003.4.3.79回目

今週の一曲 『 夫婦鏡 』 殿様キングス


其の壱 『 風邪気味? 』

高 あれ?自分、今鼻すすった?大丈夫?
松 俺、風邪気味やねん。
高 ・・・ちょっと、どっちにしてもおかしい。
松 はは。
高 あの〜、「風邪もひかへん。」言うたし、
   「気のもんや。俺なんて絶対ひかへん!」言うた人間が、
   「ちょっと風邪気味」って。
松 あのね、
高 うん。
松 あのね、
高 うん。
松 あのー、なんやろなあ。なんて言ったらいいのかな?
   俺に言わしたら、ね?
高 はいはいはい。
松 「ちょっと風邪気味や」と。
   「気味」ってとこに引っかかって欲しいけど、
高 はいはいはい。
松 多分、君らクラスやったら、
   「よう歩けてるな」って言うと思う。
高 ええっ?!
松 物凄い鉄ゲタをはいてる感じだと思うの。
   でも、俺はまるでスニーカーみたく、
高 うん。
松 はは。
高 腹立つ(笑)うん。
松 ね?いそいそと歩いている。
高 「いそいそ」?
松 ははは。
高 ははは。なんや「いそいそ」って。
松 ね?ここの違いを俺は分かってほしい。
高 俺らやったら、もう倒れてんねや。
松 そう。
高 寝こんでもうてんねや。
松 そうやねん。
高 風邪気味って。
松 これは俺ね、すべて世の中のことに、
   全部に俺は言えると思うねんけどね。
高 はいはい。
松 だから花粉症とか、すぐ風邪引いて「うわー、熱でた〜。」言うてる奴が腹立つねん。
   おんなじような体験は、絶対してるんですよ。
高 はいはい。
松 でも、それに負けてないだけ。
高 なるほど。強いんや。
松 風邪を俺は「ひかへん」とは一回も言うたことない。
高 ははは。
松 ひくよ。ひくし、多分今も熱も、そら40度からあるんやろう。
高 いや、無いやろ、そんなに(笑)
松 ははは。
   でも、そんなものをいちいち口にも出さないし、
   そんなこと気づかさない。
高 はー、なるほどなるほど。
松 ええ。それはもう、絶対そうです。
高 この人は、自分で、自分で高めていってるね。
松 何をいな。
高 「40度からある」言うてもこれ、
   どう考えても40度からあれへんから。
松 ははは。
   でも今別に、体温計が無いから分からないでしょ?
   これ、もし俺が40度あったとしたって、俺さえ言えへんかったら、
   誰にもバレへんことやんか。
   まあ、ちょっと鼻がつまってるかんじで、まあちょっとバレ、
   「あ、ちょっとバレそうなってる。」って思ったけど、ここはほら、
   持ち前の関西のノリで、
高 ははは。それがなんで関係あんねん。
松 うまくこう・・明るさと(笑)
高 はは!なるほど。
松 はちゃめちゃさで。
高 ははは。
松 わっとやってるやんか。ねえ?
高 なるほど。それで乗り切ってるだけかいな?
松 乗り切ってるだけ。ほんまはこれ、42度からあるからね。
高 (苦笑)
松 2度こそ!あるからね。
高 ごっついこれ、体温計なんとか手に入れたい〜〜。
松 ははは。

松 そらね、今までだって、あのー、舞台上でね、
   もう〜なんやろ?もう、悶絶するほど腹が痛かったりね、
高 はーはーはー。はいはい。
松 ね?それはもう、物凄い激痛が走ってたりすることは、
   今まで何度もありますよ。この20何年間。
高 はあ。
松 客にそんなことは、やっぱり気づかしたことは、
   無いもんね。
高 はあ〜。でも「ガキ」で、
   「いや、ちょっと風邪気味なんですよね、今日は。」って言うてるのは、何?
   あん時には、もう42度からある状態?
松 あん時は、もう〜、ほんとに40〜、50から40の間やね。
高 広いな(笑)
松 はは。
高 もうええやん。42度にしといたら。上げすぎてもおかしなるし。
   リアリティ、あまりにも!無いし。
   それどうしていいか迷ったんやな(笑)
松 えー、だから、50から30の間や。
高 ははは。
松 は、あるわね。
高 なるほどね。それはあるね。そこ行ったり来たりするわけやね。
松 あー、だからほんと、もう弱音を吐きすぎ。

松 だからな、車のことでも、俺「ようキレてる」とか言うけど、
高 うん。
松 ねえ?
高 うん。
松 「ちょっと、これほんまごめん、
   ちょっと俺、先行かして?」って思うやん。正直。
高 ははは。
松 別に俺が偉いとかそんなんじゃないよ?
高 なくて。うん。
松 もうだって、変わりおれへんねんもん。
高 そうや。だから、変わりおらへんから金をもろてるわけやんか。
松 そうやねん。
高 人の、人の一生分を、まあ、一ヶ月で貰ってますわ。
松 アホか。なんぼほど貰てんねん(笑)
高 なあ、田島?なあ、田島?
松 なんぼど・・
高 人の一生分を、一ヶ月で貰ってるんですよ。
松 いやいやいや、じゃあ、まあまあいいわ。
高 でしょ?
松 人の、一ヶ月分、あの、一生分を一ヶ月でもらってるでええわ。
高 うん。
松 だからこそ、ちょっと急がして?経済まわしてるから、俺。
高 だからこそ、金貰ってるからえーやんか。
松 経済を、
高 まわしてへん!
松 まわしてるから。
高 どこまわしてんの?止まってるがな、そこで。
松 いやいやいや、そこで俺が動くことによって、
   こう、色々金が動くわけやんか。
高 だから、動いてへんやん。
松 ロンダリングされてるわけやん。
高 ロンダリングされてないわ。間違ってるわ、それ。
   金が全部止まってまうやんか(笑)
松 そうそう、止まっとんねん。
高 ・・・。
松 ・・あ、止まってへんやん。
高 なんやねん(笑)

高 いや、でも、ほんま自分は休まれへんよ。
   自分が休んだら、何十人、何百人・・
松 俺でも、ほんま休んだことないんちゃうかな。
高 まあ、ここ何年とほんまないよな。
松 浜田たまにあるけどな。
高 あれはよう休むわ〜。
松 そうやろ?俺、ないやろ?
高 弱いわ〜。
松 なあ?
高 自分、ないな。
松 ないよ。
高 あの、「いいとも」やってるとき、一回休んだんちゃうか?
松 あれ俺、「いいとも」腹立ってんで。
高 ・・・知ってるよ。
松 また俺の導火線に火ぃ付けたな。
高 やってもうた〜。また俺、火ぃつけてもうたなあ。
松 ははは。
高 あんま火ぃつけさしたらいかんのに・・
松 俺は「いいとも」休んだことないねん!
高 はーい!
松 浜田がぁ、
高 はーい!
松 浜田が、暮れに、
高 うん。なになに?
松 「いいとも」って、あのー普通って番組って正月開けたら、
   10、10日前後くらいから始まんねんけど、
   「いいとも」ってあれ3日4日くらいからもうあんのよな。
高 あーなるほど。早いうちからね。
松 うん。ほいで、浜田があのー、家族とハワイ行きたいから言うて、
   「休ましてほしい」言うて。
高 うん。
松 それ結構、まあまあ10月ぐらいから言うてたんやけど、
   「うーん」みたいな感じやってんけど、
   「じゃあ、まあダウンタウンで両方休まれるのもキツイから、」
高 うん。なるほど。
松 「じゃあ、松ちゃんだけ出てもらって。
   浜ちゃんは、まあお休みで。」
高 うんうん。
松 「いやいやいや、ちょちょちょちょ、待ってください。
   俺は、まあハワイは行きたないし、別に休まんでええけど、」
高 うん。
松 「でも、浜田がハワイ行ってんのに、
   俺はなんで"いいとも"なの?」っていう、
高 あるね、それはね。
松 「来てくれるかな?」は「イヤやな。」って思ったの、俺は。
高 うん(笑)
松 ほんなら、
   「いえ、ほんなら、あのーもうちょっと、春ぐらいになった時に、
   松ちゃんは松ちゃんで、なんかどっかで休めるように・・。」
高 休める券をあげると。
松 「1回休める券を1回あげます。」
高 なるほど。
松 「あ、はーはー、はいはい。」
高 それならえーやん。
松 それでも、俺は別に遊びのために休む気は無かったから、
高 なるほどね。
松 3月、4月に「頭頭」。
高 おー、「頭頭」やったな。
松 「頭頭」ってあのー、ビデオ映画っていうか、作るために、
高 作った作った。
松 どーしてもスケジュールで言うと、
   「いいとも」があることによって、
   1回東京帰ってこなあかんことになるのよ。
高 なるほど。
松 あれずっと京都の山奥でとったから、
   それは「あ、これや。あの権利をここで使うたらええねやがな。」
高 なるほど。えーやんか。
松 な?完全に仕事に使ってるわけですよ。
高 なるほど〜。

松 まあまあOK貰って「約束やから。」言うて。
   ほいで、たまたまそれが俺が出なあかん「いいとも」ん時が、
   昼飯休憩みたいな、
高 はいはい。
松 「頭頭」の。
高 はいはいはいはい。
松 テレビがばーってやって、わーって始まって。
高 はいはいはいはい。
松 「今日は松ちゃんは、なんか風邪のためにお休みってことで。」
   ・・ええ〜〜っ?!
高 ははは。
松 ちゃんと言おーや!
高 うん。ちゃんと言ったら、逆に「ええ〜?!」って、
   悪いイメージになってまうで?
松 なんで?
高 「仕事で、別の仕事で」って言われたら、
   「ええ〜〜?!」って見てる人は、「何それ?」
松 だってさ、じゃあ俺に言わしたらな?
高 うんうん。
松 浜田はハワイを大手を振って休めて、
高 うん。
松 仕事を俺は仮病で休まなかんのかい!と。
高 まあな、そういうことやわな。ま、どっちか言うたら、
   別に仮病じゃなくても良かったんやけど、
   「仕事って、仕事のほうがこれはヤバイんちゃうか?」って思ったんちゃう?
   吉本サイドが。
松 なんっかおかしいやろ〜?
高 まあな。でも、それだけもらってるからえーやんか。
松 いや、「いいとも」全然もらってない。
高 あ、「いいとも」もらってないのか。
松 3万5千円ぐらいやで。
高 それはウソや。
松 ほんまやって。
高 3万5千円て〜。
松 3万5千円くらいやってんて。ほいで、10時半入りやねんもん。
   「やってられへんわ!」思って。
高 いや、金でかいな。
松 ははは。
高 金でかいな、それ〜(笑)
松 いや、そういうことじゃないけど(笑)
高 まあまあ、あれは安いっていうよね。よくね。

其の弐 『 パクリ? 』

松 もう〜腹立つわ!
高 また、また、またや。これ、火ぃついてもうたわ。
松 もう何が言いたいかわかるやろ?
高 分かるよ。あんた、あんたのセリフから分かるよ。
   戦争やろ?
松 違うよ。
高 あれ?
松 全然ちゃうよ。
高 あれ?
松 全然違う、全然違う。
高 あれれ?俺はもう絶対戦争や思た。
松 あれや。
高 あれかいな!は〜。
松 アカデミー賞や。
高 あ〜「千と千尋」。
松 そう!
高 ええやないの。別にええやないの。
   やっぱり「凄いなー」と思ったよ。
松 ・・何がよ。
高 いや「日本人とれて良かったなー。」と思ったよ。
   嬉しいもんやね。
松 あーそう?
高 うん。やっぱりとってくれるほうがええわ。
松 ええ〜?
高 言うたってとらへんよりとる方が、
松 いや、そらおもろかったらええけど、おもろないもん。
高 でも、おもろいと思う人が多かってん。
松 なんであれがおもろいと思うの?
高 分からん。世界の人はおもろいと思ったんや。
松 絶対「モンスターズインク」の方がおもろいよ。
高 「モンスターズイインク」もおもろかったよ。
   あれはあれで面白かったけど、
   あれは俺は前も言うたけど、どこでもドアをぱくってるもん。
松 ぱくってるな。
高 「ドラエもん」の。あれひとつやもん。
松 うん。
高 あれ、あかんと思うで?不二子不二夫言わなあかんで、あれ。

松 あ、分かった。自分にとってのどこでもドアと、
俺にとってのどこでもドュアは・・はははは。
高 ・・え?何?これどうしよ。これあかん、これあかん、
   これあかんわ。
松 違う違う、昨日な、自分な、
高 これはあかんわ。
松 昨日な、自分な、
高 FM東京さん怒ってくるわ。
松 「ガキ」でくっさるほど酒飲まされてな。
高 ははは。まあな、死んでたよな(笑)
松 取り方が違うやと思うわ。
高 何が?
松 自分はどこでもドアをもっと重いもんとして捕らえてるわ。
   すごい斬新な、すばらしい発想やと思ってるから、
   「ぱくった!」っていうイメージが強いねん。
高 うん。
松 俺、どこでもドアそんな大したもんやと思ってないから。

松 最近よ〜「からみにくい」とかも言うやろ?
高 あー言うな。
松 あれも〜、な?
高 松ちゃんならではの。
松 俺ならではの、
高 フレージングやな。
松 フレージングやったのに。なんか、もう素人でも言いよるもんな。
高 うん。
松 「お前らにからみやすかったことあんのか!」と思うもんね。
高 そうやな。でも俺、一番は、「寒っ!」とか、
松 うん。
高 「暗っ!」あの、あの言い方は、やっぱりな、
松 うん。
高 広めたよな?
松 そうそうそう。
高 誰も言うてなかったもんな。
松 うん。
高 普通に言うで?最近。
松 うん。「薄っ!」とか。
高 「薄っ!」とか「青っ!」とか、言うで?
松 うん。

高 あの、自分が作ったからこそ分かるパクられ方が、
   腹立つってことあるやろ?
松 そうそう。
高 これ別にな、自分が作ってなかったら、
松 そうそう!そうやねん!
高 思えへんけど、自分が作ったから「あ!ここパクられてる!」って分かんねんな。
松 自分、ほんまにVol.79で初めてええこと言うたな。
高 ・・・。
松 ほんーーまにそうやと思う。
高 な?考えてる、自分が考えたからこそ、
   「あー、ここ!あ〜、パクられてる!」って物凄い思うねんな。
松 自分、ほんーまVol.79で、ほんーま初めてええこと言うたな。
高 もうそれはええやん。
松 ははは。
高 ほんま(笑)
松 いや、Vol.77ぐらいからきざしはあったんやで?
高 あ、あ〜〜!その辺から(笑)
松 Vol.79にして、
高 初めて出たんかいな。
松 出た。ほんーまにそうやねん!
高 な?
松 ぐったりぱんだ(たれぱんだ?)なんか、
   ほんーーまにそうやねん。これな、人に説明しても、
高 そうやな。分かれへん。
松 あのね、
高 分かれへん。分かれへん。
松 「う〜〜ん、まあそうかなあ?」
高 「そら似てるかなあ?」
松 「似てるかな〜?」
高 「偶然ちゃう?」とか思われんねん。
松 思われるやろ?
高 でも、絶っ対ちゃうやろ?
松 俺、本人やから
高・松 絶っっ対分かんねん!
高 分かる。それはわかる。
松 もう、ぐったりぱんだは、ほんーまにそうやねん。あれ。
高 あれなあ・・。
松 けっこう、説明してもわかってもらわれへん。
高 あれは分かってない。

高 曲いっときましょか?
松 え、うーん。
高 いや、もうちょっと、もうちょっといきますか?
松 いや、いいですよ。
高 あ、でもその前に言うとかなあかんねんな。
松 何が?
高 この番組は東京FMをキーステーションに、
松 あ。
高 JFN37局ネットでお送りしています。今夜はですね、
松 今日から5分早く始まんねや。
高 そうやねん。これ、言うとかなあかんねん。これも。
松 それ自分もう、物凄い、
高 1時35分からやったけど、
松 早くに言うとかなあかんやんか。
高 1時35分から・・やけども、
松 うん(笑)
高 から、からやってんけども、1時30分から。
松 ははは。なんやねん。
高 これ、5分、拡大ですよ。
松 5分長なったんかいな。
高 そうですよ。これ。
松 おお〜。まあまあ、かむのが増えただけの話ですけどねえ。
高 ほいで、えーっと、今夜からですね、
松 うん。
高 関西地区では、
松 うん。
高 兵庫の、KISS−FMでお聞き、頂ける、と。
松 はは。なんちゅうてんの?
高 お聞きいただける。
松 ちゃんと喋ってや。何言うてるか、全然分かれへん(笑)
高 あのね、同じ、これ言わなあかん。同じ、あのー、あれですよ。
松 兵庫のKISS、SM。
高 SM!?
松 ははは。
高 なんやそれ(笑)
松 これ言い、これ早口言葉みたいやな!
高 兵庫のKISS−FM。
松 兵庫の、KISS−FM。
高 自分、「SM」って(笑)
松 ははは。
高 よりによって、かみ倒しやで、今日!俺もかんでるけど。
松 違う、これは、これは物凄い言いにくいわ。
高 うん。
松 近畿地区では、これ言うてみ?これ、近畿地区では、
   あー、関西地区では、から、言うてみ?
高 関西地区では、兵庫のKISS−FM。
松 うわあ〜。
高 はい。
松 関西地区では、兵庫のKISS−SMで。
高 ははは!
松 ははは。
高 それもう、「SM」って言うとるがな(笑)
松 「SMで」って言うてまうって(笑)
高 言うてまう?あーそう。
松 まあええわ。

〜殿様キングスの『夫婦鏡』が終わって〜

松 ええわ〜。
高 ねえ。
松 ええわ〜。
高 そんーなに、夫婦鏡に固執せなあかんもの?これ。
松 ははは。
高 この人(笑)
松 いや、いいねえ。ちょっと、あのー、殿様キングスを押していくわ。
   これから。
高 ははは。
松 まだ2,3曲あるよね。
高 あーそうね。
松 うん。
高 なるほど。なるほど。これ、何年前ぐらいの曲なんやろね?
松 知らん!
高 ・・・押していくねやろ?それはちょっと言うてーや。
松 ははは。
高 ははは。びっくりするなー。あの、よう歌ったな、この、ここのフレーズ。
松 なんか覚えてるやろ?
松・高 ♪涙をためていたあ〜、女が居たことを〜
松 ははは。
高 ♪覚え〜ていてほしいぃ〜
松 「気持ちええわ〜。」
高 「ここ気持っちええわ〜。」
松 「気持ちええわあ。」
高 って小学校が中学ぐらいに言うてた気がするわ。
松 うーん。ねえ?

高 「殿様キングス」ってめちゃくちゃやな〜。
松 めちゃくちゃですけどねえ。
高 はあ〜。「上へ上へ見せよう」思てもう、
松 まあそうね。
高 「キングス」やから、もう、よーさん王様おることやで?これ。
松 そうやねん。
高 もう、それ・・
松 あかんねん。
高 ははは。
松 チャーハンピラフごはん、みたいな感じや。
高 ・・ん?
松 言わばやんか。
高 はは。「チャーハンピラフごはんみたいな感じやな」・・。
松 ははは。
高 まあまあ、言わばね。
松 言わばやんか。

松 まあだからね、もっと「正直に生きようぜ」ということを、
   このVol.79では言いたいと思うね。
高 なるほどー。やっと。
松 やっと。
高 ええこと言うた。俺のトスで。
松 そうそう、あのね、たとえば、プライドとか俺、好きやろ?
   まあ、ボクシングもそうなんやけど、
高 うん。
松 あんなん見てるとね、最終的に判定になるやんか?
高 はいはいはい。
松 ね?で、「何対何でなになに〜」ってなるやんか。
高 はいはい。
松 あんなん、俺、もう〜やめたらどうかな、って思うねん。
高 うーん。
松 自分で言うねん。
高 お〜。
松 「俺が負けた。」
高 あ〜、ええね、それね。
松 な?
高 男らしいな。
松 俺な、組み合ってたら分かるはずやねん。
高 どっちも「負けた」言うたらどーすんの?
松 いや、それはあると思うで。
   どっちも「勝った」っていう・・あ、どっちも「負けた」?(笑)
高 どっちも「負けた」は(笑)
   ・・・「負けた!」
松 ははは。
高 これはつらい試合。
松 これは、それは俺、考えてなかったわ。
   どっちも勝ったって言うことはあるやろな、とは思ってたけど。
高 でも、どっちも、
   「うーん、負けた!あのパンチは効いてる!負けた!」
   これ、つらいで?その勝負。
松 うーん。
高 見てる方も興ざめやもん。
松 うーん、それはでも、何百試合の中に一回あるかないかの確率やな。
高 分からんやろ?あるかもしれん。
松 うん。どっちも「勝った」はもっと多いけどな。
高 あるやろな。

松 負けた二人も出てくる。
   でも、それはそれでノーコンテストってことになんねんけど、
高 うん。
松 でも、でも、これどうですか?高須ちゃん。
高 はい。
松 テレビ見て、客席見に行って、
高 はい。なるほど。
松 ね?どっちも負けたって、
高 「思いますか?」と。
松 「思いますか?」と。そうやし「勝ってるのに、なんで負けたって言うねん。
   もう、お前のことなんて嫌いや!もう、お前のことなんて二度と見に行けへん!」
   ってなりますか?
高 好っきゃね〜。「好っきや〜!」言うてるな。俺。
松 言うてるやろ?(笑)
高 「好っきやぞお〜!」言うてるわ。
松 「また来るぞお〜!」
高 「好っきゃ、好っきゃ〜!」言うて、体触って、
松 そうやろ?
高 わいわい言うてるわ。
松 わいわい言うてるやろ?絶対そうやん。
高 なるほど。
松 俺はそうあるべきやと思うねん。
高 美しい試合やね。それはね。
松 美しいよ。

其の参 『 よくキレる人達 ・ イラク戦争 』

高 あ、こないだね、木村さんと喋ってたのよ。
   「DX」の会議の時。
松 うん。
高 ちょっとね。「いや〜、こないだもラヂオで話してましてねえ。」言うて、
   「何話してたんですか?」言うて、
松 うん。
高 「いや、もう、"キムは俺のために生まれてきたようなもんや"と」
   言うたらね?
松 うん。
高 あのー、言ってたじゃないですか、
   あのー、「いい兄さん」。
松 いい兄さん。1123。
高 な?
松 車のナンバー。
高 ナンバー。言うたら、赤〜なって喜んでたで?
松 あーそう。
高 いい兄さんの話したら。
松 アホやなあ。
高 「また〜、もう、そんなこと言いますか〜。」言いながら。
松 キムもねえ、あのねえ、やっぱり、年取ったで?
高 そお?
松 もうねえ、すぐ酔うようになった。
高 あーそう。
松 昔強かってんけどなあ。酒。
高 っていうか、周りが飲まへんかったから。
   俺、俺が入って行く時に、
   大体俺と木村さんしかおれへんかったもん。
松 うん。
高 あとは、みんな飲まへんかったもん。

高 あのなあ、俺、木村さんは完璧な人間やと思ってるから。
松 うんうんうんうん。
高 なにもかもね。
松 まあね。
高 気の使い方。
松 まあね。
高 「気のもんや、気のもん!」言うとこは、
   「あ、この人が"気のもん"って言うことは間違い無い。」と。
松 あ〜。
高 よう聞くねん「優しないねん!お前!」って言うて。
松 うん。
高 「DX」のスタッフに怒ってたわ(笑)
松 ははは。
高 「気を使え!もっと!」言うて、言うてたわ。
松 はは。
高 あのな、なんか「DX」って班分けがあんねん。
松 うん。
高 倉本さんは全体見てるけど、木村さんはあのー、
   「先週(の土曜日)」やねんな。で、俺は「視聴者(は見た)」やねん。
   で、長さんは、えーっと、エピソードの、なんやったけ?
   あのー、あれやんな。
松 はいはい。
高 で、なってたのな。で、そん時に、一応別日で、
   俺はもう会議のその後で、終わってからずーっとやんねんけど、
   それで一回でやってまうんやけど、
松 うん。
高 木村さん、一回帰んねん。全体会議の日は、
   ちょっと帰ってまうねん。
松 それでもう一回なんかあんねやろ?
高 もっかい別日とってんの。「そっちでちゃんとやるわ。」
松 うん。
高 で、俺はその日にやりたいから、それ終わってから、
   俺らとかのチームだけ終わってからやんねんな。
   「視聴者」は。
松 うん。
高 で、その日をちょっといつもは「どこにしましょうか?」言うて、
   「この日、時間とっていてくれや。なんとかなるやろ?」
   「いや〜、それは・・。」
松 うん。
高 「・・なんでやねんっ!」物凄い怒り出して。
   「これこれこれこれ〜、これでいけるやんけっ!」あのー、勝田や。
   よわ〜い勝田が、「・・はい・・いけます。」
松 うん。
高 「気のもんや、そこは!優しないねん!お前!」
松 ははは。
高 物凄い怒り出してやな。いや、確かに勝田も、
   どっちか言うたらそっちの方がええんやけど、いけんことはないねん。
   「俺、別日とっとんねん!」物凄い怒られとったで(笑)
松 「DX」のスタッフって、よ〜怒る、激情型人間が多いよな。
高 多いねん(笑)
松 長さんは、長さんで怒るときがあるやろ?
高 長さんも、怒んねん。
松 な?
高 長さん飲んだら、怒んねんな。
松 長さんもな、ほら、怒ってないけど、あのーー、
   あのーー、ほれ、「DX」転換があるやんか。
高 うんうんうん。
松 転換の時、俺、前室戻るやんか。
高 戻るな。
松 前室もちょっとお菓子があって。
高 あーあるな。
松 あのー、浜田とゲストの人がいるとことは、ちゃうとこね。
高 うん。
松 あそこおると、大体、西田と倉本さんと、
高 長さん。
松 で、途中ぐらいから長さんくんねん。「うぃーっす」言うて、くんねんけど、
   そん時の長さんが、なんかあのー、もういかにもそういう、
    あのね、あのー、「インディージョーンズ」の、
高 あ、あ〜(笑)
松 ハリソンフォードみたいな格好で、
高 うん。
松 来たから、「お〜、これ、インディチョーンズ来たやんか。」
高 はははは!
松 言うたら、「誰が、インディチョーンズや。」言うて、
   ごっつ西田も笑って、
高 うん。
松 ずっとインディジョーンズの話を、なんかうわ〜っと、
   「どこで?いろんな所行ってきたんでしょ?」とか。
高 ははは。
松 「あの、今までどんなことが、どうたらこうたら」って、けっこう、
高 「昨日どうでした?」みたいな(笑)
松 「きのうどうでした?」みたいな。結っ構、長いこと、
高 言うてたんや。
松 ひっぱってたら、「・・いつまで言うねん。」
高 ・・うわ、怖〜。
松 「・・長いねん。」
高 怖い怖い。
松 ははは。
高 いや、怖い。
松 「・・そこまで言うんか。」言うてきて(笑)
高 そらもう、笑われへん。笑われへん。そら笑われへんで(笑)
松 「怖いな〜。」思て。「ピリピリやな〜」思て。

高 怒る人おる。一番怒りっぽい人誰?あんたのまわりで。
松 〜〜誰やろ?まあ、俺もよう怒ってるけどなあ。
高 自分怒ってるで。
松 怒ってる。
高 ほんまや。自分怒ってるやないの。
松 でも、俺は全〜部「こうこうこうで、こうやから怒ったんや」って、
   全部言えるときしか怒れへんけどね。負けたくないから。
高 あー。

高 浜田もキレるで?
松 今だにキレとる?あれ。
高 あれはキレるがなあ〜。
松 は〜。
高 怖い顔してキレよるで?あれ。
松 うーん。
高 スタッフに。
松 まあな、まあ、あいつのキレる時は、
   たまーに大間違いでキレてる時があるからな。
高 ははは。
松 浜田もキレるなあ。キムもキレるなあ。
高 キレるねえ〜。キレるねえ。
松 うーん。

松 まあ会議やってると、いろんなことあるよな。
高 あるよぉ!
松 あれも大変やったよな。あの日テレのスペシャルもな。
高 大変やな。
松 もともと韓国行くはずやったんやけど、もう、こん〜な、
高 こんなご時世で、行かれへんようなってな。
松 戦争で。
高 「行くな〜」言われてなあ。で、もう、急〜遽変えて。
松 それがまたあかんようなって。
高 それがまた、ある理由であかんようなって。
   「なん〜や、これ?!」言うて。
松 うん。
高 ついこないだや。決まったの。もう、2週間もないぐらいの。
松 なあ。
高 これ、大変なことやで?
松 なあ。で!戦争の話になる。
高 あ、今やっとや。
松 やっとやがな。
高 どうですか?
松 何をしとんねん。
高 もう〜なんかなあ。
松 なんかなあ。
高 どう思いますか?
松 ・・・汚いな。
高 汚い。
松 やっぱアメリカが、俺は嫌いやな。
高 うーん。
松 だって、あいつらその前に、一回こう、
   査察しとるわけやから。
高 うん。しとるな。
松 で、こう、武器を抑えてもうて、
   「あかんで、これ。これもあかんで。」「あ、それもだめですか?」
   「これもあかん。これもあかん。」「じゃあ、はい。分かりました。」
   「あ〜あかん!腹立つ!やっぱ腹立つ!やる!」「ええ〜〜っ?!」
高 「あかんあかん。」言うてたのに。
松 ははは。
高 「今、もう捨ててましたやん!」
松 「捨ててましたやん!」
   「いや、あかん。捨てたけど、まだあかん。なんか腹立つ。」
高 「ごめんなさい。そんなこと言わんといてください。」
松 「いやいやいや、やろ。」
高 「いやあ〜〜、今、そんなこと言われても。」
松 「あかん。やる。」
高 「やるぅっ?!」
松 「やる。」
高 「じゃあ、これもやめますわ。」
松 「ほんまにやめんのか?」
高 「一応、これもやめときます。」
松 「ほんまやめろよ?それやめへんかったら、
   ほんまキレんで?」
高 「すいません。」
松 「ほんまやめんの?」
高 「はい。」
松 「やめんねんな?」
高 「はい、やめます。」
松 「・・あかん、やっぱ腹立つ。」
高 そんな(笑)
松 ははは。みたいな話やからな。
高 まあな。

松 あれ、知ってる?大体なあ、ミサイルとかあんなんって、
   賞味期限10年やねん。
高 うん・・賞味期限って。
松 賞味期限があんねん。
高 なるほどね。
松 10年やねん。使いたいねん。もう、あの湾岸終わりぐらいで、
   一回がさっと減ったんを、また買ったやろ?
高 なるほど。
松 あれから10年ぐらい経つやんか。
高 うん。
松 もうぼちぼち使わんと、もうぷすっ。
高 えええっ?!
松 ぷすっってなってまうねん。
高 だからもう、出してんの?どんどん、どんどん。
松 うん。ぱあーーん!いえへん。
高 ははは。
松 ごっつ気になってんねん。
   「ちゃんとあれ、ぱあーん!言うんかなあ?」
高 「ぷすっちゃうかなあ・・?」
松 そうそう。
高 1個出たら、「ぷすっ言いましたよ。」っていう噂聞いたら、
松 噂聞いたら、
   「うわ、ほんならもう、ここにある一角全部ぷすっちゃうん?」
高 それ、
松 「ぷすっとぱあーんで分けといて。」
高 一回言うて(笑)
   「ぱーんは、ぱーんは、意外に少ないですよ。」「え〜っ?!」
松 ははは。っていうことやねん。

高 あー10年なの?そういうの。
松 ひどい話やろ?
高 ひどい話やなあ。怖いなあ。
松 だから使わなあかん。

高 げっぷ出たな。自分、今。
松 もうねえ、もう〜戦争にうんざり。
高 うわ。終わんねや。
松 そうや。だから、体が戦争を否定してんの。
高 なるほどね。
松 おなかいっぱいやな。鉛の玉で。
高 え?鉛の玉?
松 鉛の玉でね(笑)いやいや、鉛の玉っていうか、戦争にね。
高 びっくりした。
松 ははは。いや、ほんと。
高 いやでもねえ、エライ世の中ですよ。
松 うーん。まあエライ世の中言うてもね、
   第二次世界大戦にくらべりゃ、
高 勿論そうかもしれんけど、死者は無いかもしれんけど、
松 うん。
高 なんで、つぶして、なんでこんなつぶしてね?
松 うん。
高 なんかつぶしてるわけですよ。いろんなものを。
松 そうですよ。
高 誤爆もあるし。
松 だから、俺はいつも言うてたの。
   「戦後何年」「戦後なんや」「戦後はどうやら」言うけど、
   なんで「戦後」やと言えんのじゃ、と。
高 あかんな、もう。聞くきにならん。
松 ははは。俺は、今、戦前やないかな、と思ってるよ。
高 それみんなよう言うてるよ。
松 はは。
  それをね、結構前から言うてた。あの、7年から前。
高 ははは。
   いや、もっと前から言うてたで。みんな言うてる。
松 ははは。
高 冷戦状態が戦争って言われてたしね。
   始まったら戦争の終わりや、と。実はね。
松 まあまあ、ね。かぶったね。ちょっとね。
高 ははは。
   こうやって、知らんうちに、知らんうちに自分が考えたように、
   思ってまうことって、多々あるわけやね。
松 まあまあ、こういうこととね、そのあれは違うけどね。
高 ははは。
   まあ確かにね。

SEO [PR] おまとめローン 冷え性対策 坂本龍馬 動画掲示板 レンタルサーバー SEO