2002.11.21(木) 60回め テーマ 『 なし 』

今週の一曲 『 何も言えなくて夏 』 J−WALK

其の壱 『 年末の予定は? 』

松 はいっ!松本!
高 高須っ!
松 ・・ちゃんとやらなあかんで。
高 いや、自分からそんな感じでくるから、
   ちょっとなんか、「まつもぉとっ!」言うたから。
   のらなあかんのかな、思て(笑)
松 さあ、もうーーなんだかんだ言いながら、高須ちゃんよお〜。
高 明日が、小室さんの結婚式ですよ。
松 あーそうなんや。
高 うん。
松 うーーん。
高 大変ですよ。これ。
松 大変ですよね。神経使って。
高 でも、まあまあまあ、
松 俺、またさあ、「M−1」も頼まれててぇ、
高 あっ、あららら。司会、司会じゃなくて、審査員?
松 うん。
高 またやるんですか?
松 んーー、どうしたもんかな、と思ってね。
高 でも、やりはるんでしょ?
松 いやー、どう・・かなあ・・
高 あの、あれやりようないのよな。ネタって。人のネタって。
松 そうね。
高 俺もすごいツライのは、放送作家でもさ、
   よく放送作家の番組がって、ネタをどーのこーのとか、もう言いようないねん。
   言いよう無いっていうか、もう嫌やねん。そんなん。
松 うん。
高 だから、それを面白くないって思っても、
   面白くするディレクターがいたら、そーいうもんやし。
   「これは、おもろない」と思っても、「おもろい」って思う客がおったら、
   そーいうもんやし、ってあるやんか。
松 そうやな。

高 あーいう審査員って、結構難しいやろな〜と思って。
松 難しいねえ。
高 で、ズバッと言うたら、それはそれでいやらしいとこあるしな。
松 そうやね。あのー、そうやねん。だから自分らがそのー、
   やりだした頃でも「この人が自分らの漫才を見てどう思うかは聞きたい。」
高 うん。
松 「でも、お前には別に聞きたくも無いし、
   お前に何も言われたない」っていうのあるやんか。
高 あるよな。
松 だからその出てくる子全員が全員、
   俺の意見を聞きたいっていうのは限らへんわけで、
高 うん。
松 それをーー、なんかこう、ね?
高 そう。だから向こうからしたら、審査員からしたら、
   「誰に聞きたい?」って聞くのが、一番ええよな。
松 「誰に聞きたい?」っていうのが、まあ、いいやろね。
高 そうやな。
松 うん。
高 それの方が公平な感じするしね。
松 うん。只、まあ、俺に聞いて、
   俺に言われたないと思った奴がいたとしたら、最悪やけどな。
高 そんなこと言いな。そーいう奴おるって。
松 そんな奴絶対あかんけどな。
高 そんなこといって、でも今後ものっすごい、
   この前も言うたけど、お笑いサイヤ人が出てくるかもしれへんで?
松 マジで?
高 ・・ははは。
松 ははは。
高 何、かわいく言うてんねん(笑)

高 もうでもね、あなたあれですよ。
松 なに?なに?
高 年末ですからね、
   もう正月の、このー、予定なんざ立ててますか?
松 あーーー、ねえ。
高 もう1ヶ月ちょいですよ。
松 もうさあ〜〜〜、
高 どうですか。
松 寒いなあ〜〜!!
高 寒い。
松 なんやねん、コレ?
高 ものっすごい寒い。
松 もう、常夏〜〜。常夏行きたいなあ〜〜〜。
高 常夏で、もへ〜〜〜ほんげ〜〜。
松 もう、の、みんなで飲んでたりすると、
高 うん。
松 まあ、キムとかでも飲んでたりすると、
   最近ようあれでね、よう言うねん。
高 うん。
松 「明日、どうする?何する?」言うて。
高 うんうんうん。
松 「いや、俺、ちょっとスキューバ行きますわ。」
高 はは。
松 「じゃあ俺、パラセーリングにしようかなあ〜。
   とりあえずホテル帰って、ちょっとだけでも寝てぇ、」とか言うて。
高 うん(笑)
松 はは。
高 子供やないかい。
松 言うねんけど、段々、ブルーなってくんねん。
高 ブルーなってくんなあ(笑)
松 ものっすごい寒いやろ?
   そんな言うてる時でも、客バー来て、ドア開いたら、
高・松 ヒュ〜〜〜〜
高 するよ。するするする(笑)
松 「やめよ。逆にむなしいわ。」
高 ほんまやな〜。かわいい会話やな。でも、それな。
松 ははは。
高 ははは。

高 段々な、歳とってくると、ツライとこ(旅行で)行きにくなってくる。
松 うん。
高 うん。若い時は、かまへん。何処でも行けんねん。ちょっともう、
松 あかんか?
高 もう〜、昔は一人でいろんなとこ行ってたけどな。
松 うん。
高 牛追い祭りも一人で行きましたよ。
松 あれな。
高 もう、全然そのー、朝いちで起きて、走って来ましたよ。牛の前。
松 凄いな。
高 あんなパワーどこにあったんやろ、思うけど。
松 凄いわ。

高 ハワイ行きたいな〜思てね。みんなが「ええ、ええ」言うから。
松 ハワイ行きたいなあ。
高 ねえ。
松 うん。
高 ハワイで、ハワイでとりますか?一回ぐらい。
松 この番組を?どーいうことやねん。
高 そんな、そんな金なんか、絶対にないしな(笑)
松 ははは。まあまあ、そうやな〜。
高 一回、気分だけでもハワイにすりかえてやな、
松 いやいや、もうやめて。俺、ほんまそういうの逆に哀しくなるから。
高 あーそうやな。それはやめよう、じゃあ。
松 そんなん、凄い嫌やねん。擬似的なもん。
高 あーあー。やってるくせに飲み屋でぇ〜。
松 あーあー。まあな。
高 うん。

松 でもね、後輩とかでもね、よく言うねん。
   「松本さん、グアムとかハワイとかに、別荘買ってくださいよ〜。」
   って言うねんけど、
高 うん。
松 それは、全くそんな気ない。
高 やっぱ、ホテルがええ?
松 ホテルが好きやねん。
高 あのー、自由にやれて、洗濯、シーツもやってくれて。気にせんと。
松 うん。
高 まあな。
松 うん。絶対楽しくなくなるもん。
高 色々せなあかんしな。掃除せなあかんし、
松 そうそうそうそう。
高 メンテナンスもせなあかんし。
松 そうそう。毎回いくたんびに違うとこ泊まった方がいいし。
高 まあな。
松 うん。
高 それは、あるかもしれん。

高 もう、自分、そういうとこ買ってぇ?
松 またそーいうこと言うやろ?
高 うん。
松 嫌やって、そんなん。
高 行きたいわぁ。
松 あのー、
高 ヒマなときに使わして欲しいわぁ。
松 そんなん、みんなあのー、
   俺以外の奴が楽しむだけで、俺は大して楽しないねん。
高 ははは。
松 分かるやろ?
高 分かる分かる(笑)
松 おもちゃでもそーやんか。友達が遊びに来て、
高 なんか、壊されそうで。
松 そいつらは、なんか新鮮やから遊んでるけど、
   もうもう、こっちにしたら、もうえーやん。
高 もう、濡れた体でべたべた行かれてな。
松 はは。
高 ソファも塩ついた体で寝転ばれても、嫌やねん。
松 そうやねん。そうやねん。

松 俺、あれあんま楽しい思えへんもん。
高 自分達で(料理)作るんやろ?
松 うん。
高 そうやねん。「それ、ごっつ油飛んでるやん。
   それ、なんか、なんか、なんか、ひいとかんの?それ?」
松 ははは。
高 「床べたべたなるわ。なんかひいといて、それ。」
松 食べてみたら、意外と完成度低かったり。
高 低いねん。で、材料費が高いねん、意外と。
松 意外と。
高 肉だけは高いの買うてんねん。
松 で、もっと嫌なのがね、のこ、残るやんか。どうしたって。
高 残る残る。
松 それをね、あの、勝手にね、ラップされて冷蔵庫にバンバン残していかれてね、
   「これ、俺、どーしたらええねん。」と。
高 あるある(笑)
松 なんか、捨てんのも罪悪感あるし。
高 あるある。
松 なんかね。このラジオやってても、
   「あー、せや。家に鶏肉あるわ。」とか思てまうねん。
高 「あれまたちょっと食っとかなあかん。」(笑)
松 ははは。「わ〜せや、あの鶏肉どーしよー。」みたいな。
高 結構あったで。そういうの。
   「もう、冷凍室いっぱいやしなー。」とか思うねん。
松 ははは。
高 米なんかあまった日には、どーしていいかわからへん。
松 分からん。
高 なあ?
松 うん。

其の弐 『 お金の事情 』

松 ちょっと、ハワイ、つれてって。じゃあ。
高 ははは。
松 これ、また暗い話になってまうけど、番組の予算がな!無いからな!
高 そうやで。ラジオ、
松 海外も中々、ままならんことになってきたわ。
高 ままならんわ。どこもないで。
   もう、ラジオもそうやし、どこの番組も最近ないでぇえ〜〜!
松 ないね。
高 うん。めっきりないで。
松 別に制作費がないからか、なんなのか知らんけど、
高 うん。
松 こないだの、「HEYHEY」でミクスチャーってやってるやんか。
高 うんうんうん。
松 ほんで、俺、誰と組んでやったかなあ。えーーー。
高 河村君?
松 いや、違うねん。も、もうちょい最近や。まあまあ、ええわ。
高 うん。
松 ほいで、勝って。で、なんか商品選べるやんか。
高 うんうん。
松 で、4人、誰やったっけ、あのー、ダパンプの事務所の子や。
高 ウィ、ウィンズ。
松 ウィンズや、ウィンズとだから5人や。
   5人でやって、勝ったのよ。優勝したのよ。
高 うん。
松 5人で一個の賞品にせえって言うねん。
高 そんなん無理やんか。
松 無理やん。
高 で、まあ、一応、
松 そんなん考えると、
高 一応年上やから、それは自分取られへん。
松 そんなんから考えたらね、そこで5人で分けれるもんていうたら、
   どっかの「なんたらの牛肉」みたいなんしかないねん。
高 うわ〜。
松 それ分けんのかい?5人で。
高 そんなん自分が引かなあかんわ。それ。
松 いらんけど、ね?
高 いらんやったらえーやんか。
松 いらんけど、「5人で分けろ」って。
高 言うのがブルーになるな。
松 フジテレビのゴールデンの番組で、
   曲がりなりにも優勝した奴に言うようなセリフやあれへんがな。
高 「5人で分けろ」て(笑)
松 ははは。
高 それも切ないなー。
松 切ないやろ?
高 切ない。

高 あのー、こないだも言うた、革ジャンなくした清水な。
松 うん。
高 スーツなくして、革ジャンなくした清水が、
   「高須さんちょっと話が・・。」「え?なんやねんコイツ。」
松 うん。
高 「こないだ・・ギャラの話なんですけど・・ちょっと・・この、ちょっと・・」
   「え?どーいうこと?」
松 え?
高 もう、削減やで。今。みんな。もう作家のギャラもみんなやで。
   「その分、高須さん、他の番組で払います。他の番組で払いますから。」って。
松 えー。
高 世の中もう、そんなんなってくんねんで。
松 タレントもいよいよギャラ下がってくる、時代がくるかもしれん。
高 くるくるくる。くる!間違いなく来る。高い人は使えへん時代がくるで。
松 いや、ほんーまそうやなあ。
高 大変な時代ですよ。どこもね。不景気ですから。
松 またこんな話や。いっつも不景気という海に戻るね。
高 だって不景気やもん。大変ですよぉ。

高 あのー、斎藤さんがー、あのー、
   ペイオフ聞いた日の動きは面白かったらしいけどね。
松 うん。
高 ペイオフが、うっすら聞いてやな、
   なんかちょっと貯金してたもんが全部なくなるっていう話聞いて、
   もう走りまわったらしいで。その日(笑)
松 はは。
高 いろんな人に電話して、聞いて、「ペイオフってあれ、なくなっちゃうの?
   どーしたらいいの?じゃあ、これ〜。」
松 俺も正直、あんまよう分かってないのよ。
高 まあまあ、1千万以上は保険できないってことでしょ?
松 うん。
高 どんなに集めても。
松 じゃあ、じゃあ、もうみんな銀行に預けへん。
高 銀行に預けへんし、銀行を散らすことになる。いろんな銀行に。
松 んー、散らすというか預けてる意味無いやん。利子もつけへんし。
高 でも、散るっていっても意外と散れへんかったりすんねん。
   外資系の強いとこいってまうねん。なんか。
松 あー。
高 でもまあ、斎藤さんはその日大慌てで、
   「ペイオフや、ペイオフや。」言うて(笑)
松 ははは。
高 もう、「どの銀行がええんや。」言うて、あの小さい体で走って(笑)
松 ははは。
高 まだ、最近なんか、
松 なくなったんや。
高 なくなって、まだ2年くらい延期になって。
   「延期になったんかいな?じゃあ、いいわ〜。」言うて。
   その間ずう〜〜っとその日、もう。

高 自分の何十億ってある金がやな、
松 おいっ。
高 ・・ははは。自分の金なんかがな、
松 はは。
高 ね?それがたった1千万しかないんやで?
松 うん。
高 それ、何十何億何千万、パーやで?
松 あー、いや、ほんまに。
高 うん。ほんまかいな?
松 いやいや、これはもう〜〜、
高 そんなん有り得へんやろ?
松 とんでもない話。
高 とんでもない話ですよ。
松 いや、金はえーねんけどね、俺のやってきたことを、
   ゼロにされてるような気がするわね。
高 ははは。ゼロには誰もしてない。大丈夫。
松 俺のあのボケや、あのうまい言いまわし。
高 はは、誰もバカにしてへんがな。
松 ははは。
高 大丈夫や(笑)
松 バカにされてるっていうことやからね。
高 してへん!言うねん(笑)
松 ははは。
高 それは、してへん(笑)
松 腹立つわ(笑)
高 なんやこれ〜、被害者意識強いなあ(笑)
松 ははは。

高 みんなどーしてんの?
松 みんなどーしてんねやろ?
高 有名人の方々、どーしてんの?お金を。
松 ほんまそう思うわ。
高 あれ、亮がやな、ロンブーの亮が、
松 うん。
高 あれが、あれが、
松 あんなもんが、
高 あんなもんがやなあ、海外に預けてんねんで?あれ。
松 ほおー。
高 外貨貯金やで。あれ。
   「そんな頭あんのかい、お前。」いう奴が外貨貯金してんねやで?
松 それ、もう金髪なんや。そういう意味では。
高 そうそう。そういう意味では(笑)
松 本当の金髪なんや。
高 ほんとの金髪になったんや(笑)
松 ほえーー。
高 外貨貯金で。凄いでーあれ。
松 凄いね。
高 「日本は信用できへん。利子も高いし。」
松 日本、信用できへんのかいな。
高 できへんって言うとるからね、これ。
松 ははは。
高 エライもんで〜。
松 相方の方が信用できへんやろお。
高 ははは!それはええがな。
松 あーそう?

松 っていうか、俺は銀行に預けてる意味がわからないのよね。
   できるものなら、俺はもう引き上げたいのよ。
高 そう?松本銀行かいな。
松 もう〜〜ほんとに。タンス預金で、・・やっていこうかな。
高 ものっすごいデカイタンスなんちゃう?
松 いやいやいや、もう子引き出し。
高 何を言うてんねん。
松 がばがばや。
高 何を言うてんねん。
松 もう、閉めたら、もう開けたらもういがんでるわ。
高 すーっと。ピン札が、つる〜〜ん、と。
松 ははは。
高 ははは。そんな、
松 ぱこぱこや。
高 そんなな、引き出し、ひっぱてもひっぱても開けへんか、
   ぐいーーっやっても、奥にがっさあ〜〜落ちてまう感じちゃうの?つまってもうて。
松 はは。
高 ものっすごい金やと聞いております。
松 ほんまやめて。
高 ん?
松 自分の方が持ってるって。
高 ブーーッ(ふきだす)
松 ・・・。
高 有り得へんやんか!
松 なんで?
高 どー考えても、有り得へんやんか!
松 自分の方が使うてへんもん。
高 何を言うてんねん。使う、
松 俺は、もう、ほんとに扶養家族いっぱいおるようなもんやからね。
高 誰よ。
松 いやいやいや、そら、山下しかりーーー。
高 そんなもん、山下が食う分なんて大したことあれへん。
松 食う、白子食うでぇぇーーーー。
高 白子食ったって、そんなもん知れとるがな(笑)
松 アホか、あんた。アイツの白子食いは、その辺の白子食いやないんやで!
高 ははは。
松 ははは。
高 そら知らんけどさあ、そんな、
松 もぉんのぉすごい白子食べるよ〜、あの子はあ。
高 あの子?
松 あの子、白子食べるよ〜。
高 ははは。あーそう。
松 ははは。赤字やねん。
高 え?白子食って赤字かいな(笑)
松 白子食って赤字。
高 うまいこと言いはんな。
松 これ、凄いで〜。
高 なるほどね。でも、赤字になってないやん。自分、全然。
松 もう、
高 黒字やんか!
松 いやいやいや〜。
高 それが、経費で認められ、ね?
松 いやいやいや、
高 国にもってかれる分、ええやんか。
松 いやいや、これ、2時間喋ってさ、で、帰って、
高 うん。
松 「飯行こか〜。」言うたら、もう、群がってくるで。これ〜。扶養家族が〜。
高 え〜?マジでぇ〜?
松 比内鳥食べるからな。あいつら。
高 ははは。別にええやんか。食わしといたらええやんか。(笑)
松 え?
高 ええやんか(笑)
松 エリンギなんか、はじきよるからね。
高 エリンギはじくの?
松 エリンギ、はじく。
高 食わへんの?もう。
松 食うかいな!エリンギなんて!
高 うっそ〜。
松 そら、そうやがな。
高 あーそう。
松 凄いよ〜。
高 牛、かいな、牛。
松 凄い凄い。もう〜そんな、もん。飲むで〜。がばがば飲むわ。
高 4,5人やろ?
松 え?
高 あんたが行くところの。
松 最初4,5人でも、はんぱやないがな。そんなあいつらもう。
高 飯への貪欲さかいな。
松 もうもうもう。

其の参 『 美味しいもの 』

松 うちら、結構、鍋会みたいなのをわりとやって、
高 うんうん。
松 キムがまあ、ほら、うまいから。
高 うん。うまいもんな。
松 で、キムがさ〜その、凄いんですよ。これが。
高 ん?
松 鳥。
高 おお。
松 もう、キムの鳥鍋は、
高 上手いねや。
松 絶っ妙なのね。
高 うん。
松 それが、言われへんのやけど、商店街があってね、
   看板もいっさい出てないねん。
高 ほう。
松 もう、表から見たら、もうなんか、
高 普通の家?
松 普通の家みたいな、そこを、どこから探してきたのか知らんけど、
   そこ行ったら、初めて行った時なんかは、
   あのー、「ちょっと、鳥欲しいんですけど。」
   別に、ドア、がー開けても、鳥の形跡もないねん。
高 ええ?
松 「・・いいけどね、お兄ちゃんねぇ、
   ・・いいけどねぇ・・うちの鳥は高いよ?」って言うねん。
高 怖いな、なんか。
松 「いや、いいです。いいです。売ってください。」
   「ほんとに?小売りしないよ?」
高 一匹や。
松 一匹。一羽。
高 一羽。
松 これでとったダシが、びっくりする。
高 うまいの?
松 ごっつうまいねん。ほいで、これがうまいとこにもってきて、
   ほらあのー、アレンジ、
高 うんうんうん。
松 俺、料理のアレンジのセンスがあるからね。実は。
   パッと見た時に、「これ、なになにが合う」っていうのは、分かるわけですよ。
高 うん。
松 で、これがね、鍋やった後、どうしますか?
高 ぞうすい?
松 素人は。
高 ぞうすい?
松 うわうわうわ。
高 ラーメン?
松 うわうわうわ〜。ラーメン、まあ、ラーメンいいですわ。
   ラーメンどうします?どんな麺?
高 普通の麺。
松 うわわわわ〜。
高 分かった。
松 生麺みたいなやつでしょ。
高 分かった。チキンラーメンみたいなのでしょ。
松 あのね、違うんですよ。鳥や、言うてるのに、
   なんでそこにチキンラーメンやねん。
高 いや、意外とそーいくんかな、思て。
松 あの、乾麺あるやんか。ふつーーの。インスタントの。
高 はいはいはい。
松 サッポロ一番とかあんなん。あれを入れるのが、いっちばんうまい!
   要するに、あれってお湯で戻していくでしょ?
   それを、その鳥のスープを吸いこんでふやけたあの麺のうまさたるや、
   これもう〜〜。これ、普通だったらね、鍋やって、おじやなんて、もうどーでもえーねん。
高 どーでもえーねん。
松 しょーもない。あの、乾麺をやってください。
高 ほお〜〜。
松 はい。
高 ほお〜。
松 めっちゃめちゃうまい。

松 もっと言えば、それをもっと煮込んで、もうスープ少な目にして、
   あれがふやけたころに、ちょっとだけソースを落として、土鍋でやで?
高 うん。
松 ちょっとだけソースを落として、焼きそばみたいにすんねん。
高 おお〜。
松 ほんならあの、鳥のダシを吸ってふやけた麺に、
   このソースが、よおう〜〜からみよんねん。
高 なんやそれ〜(笑)
松 ははは。
高 なるほどの〜〜。それ、うまっそやな〜。うまっそやな〜。

松 でもさ、うまいもんで言うとさ、
高 うん。
松 あのー、えびと、
高 うん。
松 えびとマヨネーズって、なんっていい呼吸ぴったりなの?あの子達は。
高 あのコンビね。
松 あのコンビ。
高 ようできたコンビやで、あのコンビは〜。
   えびの方も、しっかりしたツッコミが出きる子やからぁ、
松 うん。
高 マヨネーズは、もう、自由自在なボケができるわけでしょ?
松 あれは、もうほんーまに。
高 まろやかで。
松 15分たっぷり笑い振りまいてくれるわ。
高 振りまいてくれる(笑)
松 ははは。
高 まずね、華があるわ。
松 華があるね。
高 えびにまず、華があって、
松 うんうん。
高 卵を含んだマヨネーズに、品がある。
松 何、あの子達、ほんとに。
高 うん。
松 師匠誰?あれ。
高 師匠、師匠、誰やろ(笑)
松 ははは。第何世代?あれ(笑)
高 だ、わからへん。第何世代かは。あの子達凄いねー(笑)
松 ほんーーとに。
高 いや、分かる分かる。
松 いいコンビね、あれ。
高 で、意外とありそうで、なかったコンビなのね。
松 そうねーー。
高 普通のとこにぽぽっとおってもええけど、あ、その、
   でもそのあれがええんちゃう?あの、一般人ぽい感じが、逆に。
松 はいはいはい。
高 家でも、「その辺におるお兄ちゃん」みたいな感じがええんちゃう?
松 はいはいはいはい。あのー、アドリブでね、
高 うん。
松 急遽、コンビみたいな感じで、カニと組むことあるやんか。
高 あるあるあるある(笑)
松 あのマヨネーズくんの方が。
高 でも、それはね、なんか、カニくんが凄いから。
松 そうそう、「カニ君やもん!そら。」って言われるわな。
高 せやねん。せやねん。
松 うん。
高 カニがおもろいだけやんか。
松 カニがおもろいだけやんか(笑)
高 それ、マヨネーズの方が、全然ええ味出してんねんから。
松 うんうん。
高 それは、あかんね。
松 あかん。
高 確かに。
松 もう〜、あれ、いっつまででも聞いてられる。
高 はは。いつまででも聞いてられる。びっくりするやろ?ネタはそんなないで?
松 ネタは、そんなない。確かにない。
高 確かに一発ネタが多い。
松 「またあれかい!」みたいな感じやけどぉ、
高 でも、その「あれかい!」をみんな聞きに来てるから。
松 いや〜、
高 素晴らしい。
松 10年前にあれが出来てた、いうことやからね。
高 そうやねや。それが凄いやんか(笑)
松 ははは。
高 10年前からずっとそれが出来てることが凄いやんか。今なお(笑)
松 ははは。
高 何を言うてんねん(笑)
松 いや、俺、あのコンビは凄いと思う。
高 凄い。あのコンビ凄いね。
松 っていうか、マヨネーズって奴はぁ〜、
高 あのボケは、やっぱ凄い。
松 あいつ凄いよねえ。
高 あいつ凄い。いろんなとこ入ってくもん。わにもいけりゃあね、
松 ワニっっ?!
高 ・・・「和」「和」「和」。
松 あーびっくりした。
高 和にもいけて、中華にもいけて。
松 あーー!そうそうそうそう。
高 勿論、洋も。洋からの子やで?あれは。
松 そーやんなあ。
高 うん。洋からの子が、いろんなとこいけるで。あの子は。
松 ちょっと鼻につーんと引っ掛けたところがあるけどね。
高 ははは。それがまたえーねやんか。若い子はあーいうの好きなんや。
松 ははは。
高 はは。うん。
松 性格はね、
高 うん。それはちょっと、あるけどね。
松 あれあれやんか。
高 でもまあ、そこは、
松 挨拶とか、あんまりせえへんみたいな。
高 そんな子なの?あの子。
松 あの子は、まあ、そう、
高 自信があるからしょーがないよ。それは。
松 あれは、しょーがない。
高 師匠がおらんから。基本的には。
松 ははは。
高 師匠おらんもんね。あの子は。
松 うん。
高 だからしょうがないね。
松 他なんか、ええコンビあるやろ?
高 ええコンビおるかな〜。
松 ええコンビおらんか?
高 オイスターソースに、
松 うん。
高 あのー、九州の方の、あのー、
松 ゆずごしょう。
高 ゆずごしょう。
松 あーー。
高 ゆずごしょうを入れた、
松 ゆずごしょう、あの子いい!
高 いいやろ?君も思っとった?
松 あの子、いい!
高 あのね、ゆずごしょう
松 かわいいわ〜。
高 やろぉ?(笑)
松 ははは。
高 ゆずごしょうくんと、オイスターくんが、混じって、
松 あららら。
高 これねえ、意外と2人、ものっすごい合うのよ。
   「あれっ?こんなことできんの?」
松 マジで?事務所違うやん!
高 事務所違うで!
高・松 ははは。
高 せやねん。事務所、全然違うねんけど、
   それがど、もう、凄い、いい呼吸が合うねん。
松 マジで?
高 ピタッ〜と。それ、もうそのオイスターくんと、ゆずごしょうくんが入ったら、
松 うん。
高 基本、トリオやねん。
松 あー、なるほどなるほど。
高 そこに、ブロッコリーが来ようが、肉が来ようが、
松 はいはいはいはい。ほーほー。
高 何が来ようが、もう〜凄いよ?
松 2人で、もうぱしっと。
高 ぱしっと決める。一回やってみて。ゆずごしょう、あの子はええやろ?
松 いや、あの子、あの子はかわいらしー子やなあ〜とは思ってたよ。
高 思てたやろ?(笑)
松 うん。CDデビューしたらええのに、
高 思たやろ?
松 うん。
高 すんねん。もう、しそう。
松 ははは「すんねん。」
高 もう、オイスターと、ゆずごしょうで、もうすんねん。
松 あーもう、決まってんの?
高 いやまだ決まってないけど、決まりだそうという話をちらほら、
   食の、食のこういう業界では。
松 あ〜〜。
高 いや〜物凄いで。いや、ちょっとなんとなくね、
   「あ、オイスターもオイスターで、やるな。」っていうことを違うとこで、
   ちらっと聞いてたのよ。
松 うんうん。
高 で、ゆずごしょうはゆずごしょうで、違うとこで「やるな」。
   たまたま合わしてみたら、もんのすごいねん。
   どっかあああ〜〜ん笑いとって。
松 へえ〜〜。
高 一回、家でやってみて?
松 あ、そーの発想はなかったね。
高 なかったやろ?やってみて。

高 もう、野菜炒めだろうがなんだろうが、なんでも。なんでもござれ!
松 ははは。
高 若いのに、トリとってくから。全部。
松 え〜。
高 どんな、肉が出た後でもゆずごしょうくんとオイスターくんだけで、ちょこっと。
松 もう、嫌がられてんねや。師匠連中には。
高 ファン多いから。
松 あー。
高 前、前列どぅわあ〜っと、ゆずごしょうくんとオイスターくんのファンやから。
   師匠連中はそら嫌やろ。
松 へえーー。
高 いや、一回、一回やってみて。ほんまに。
松 うん。
高 俺、家でちょくちょく。
松 粟国の塩くんって知ってる?
高 うん。粟国の塩くんて?何?普通の塩じゃなくて?
松 粟国の塩くん。
高 何?粟国の潮くんて。
松 あの、沖縄出身の。
高 えええ〜?
松 粟国島出身の、粟国の塩くんていうのがおんねんけど、
高 うん。
松 この子は、塩、粟国の塩くんなのに、甘味がある。
高 うわうわ。うわうわ〜凄いねえ。
松 斬新やろ?
高 斬新やなー。
松 この子が来ることで、このー、なんていうかなあ、物凄いしまるのよ。
高 なるほどね。
松 だから、その、なんやろ?さばきがうまいっていうか。
高 はは、全体のさばきがうまい(笑)
松 全体を見渡せるところが、うまい。
高 はっは〜。あまり自分が出て行くんじゃなくて。
松 あまり自分が、もうあの子は、ほんとにね〜。
高 そこが違うねんな。
松 お母さんを大切にする、優しい子やねん。
高 ははは。
松 あの子は。
高 ははは。おう。・・それ別に関係無いと思うけど。そのバックボーン(笑)
松 ははは。あの子は、いい子。
高 あーそう。
松 うん。
高 甘味があるんや。
松 うん。あの子に仕切らしといたら、そんなおかしなことにはなれへん。
高 ほっほ〜。
松 うん。時間もぴっちり押さえてくるし。
高 あ、なるほどね。必要なことも全部入れるしね。
松 全部。必要な事項は全部。
高 全部入れるし。・・「じきょう」?
松 ははは。鶏肉師匠も言うてたもん。
   「あいつが、やってくれんねやったら、叩かれても腹立てへん。」って。
高 なるほどね。ははは。
松 頭、パンパンパンパン、ははは。
高 「分かる。」と。「あいつのパンパンは分かる」と。
松 うん。地鶏師匠が言うてはったわ。
高 あ〜、地鶏師匠やったら、そらしょうがないわ。
松 うん。
高 地鶏師匠が言うたの?!
松 あんだけ、あのー、
高 いろんなことに厳しいと、
松 言われている地鶏師匠が、
   粟国の塩くんに叩かれる分には、にこにこしてる(笑)
高 ははは。ええ〜〜?!マジで?地鶏師匠が?
松 ええ。
高 あんな、むっす〜〜としてやな、言葉数少ない人が。
松 そうそう。みんな、ハラハラ、腫れ物に触るみたいな、
高 おお。感じの、会社の社長まで出てくる人が、
松 そうそうそう。
高 なのに、粟国の塩が出てるだけで。
松 もう、台本に粟国の塩って書いてたら、「おお、ええやないの。」
高 ははは。それは、凄いな。なんや、それ(笑)
松 ははは。
高 いや、でも粟国の塩って知らなかったな〜。
松 あーそう?
高 うん。

松 あのさあ、それで俺、腹立っててんけど、
   「ガキ」の弁当でも、あのー、こないだね、
高 うん。
松 ぱっと開けて、食うたらね、
高 うん。
松 ごはんべちゃべちゃの時、あるやろ?
高 ある。あるねー。
松 あれねえ日本人米主食なくせに、
   弁当のご飯がべちゃべちゃなのは、もうしゃーないって思てる
高 あーー、思てるねえ。
松 部分があって。
高 確かにねえ。
松 もっとあれは怒らなあかん。
高 うん。米をね。
松 うん。あれは、もうほんまに「金返せ」ぐらいの勢いで、
   抗議せなあかんよね。
高 そうやなあ。

高 でもなー、弁当も食ったなあ・・。もう、弁当食いすぎやで。
松 ブルーなるやろ。
高 もう、ブルーなる(笑)ずっと弁当やで。
松 アホやないんやからぁ、そんなずっと同じもん食わされたら、
   覚えるっちゅーねん。なあ?
高 もう〜〜ほんま、どこいっても「はい、この弁当、はい、この弁当ね。」って、もうね。
松 日に何本かやってたら、かぶるときもあるからな。
高 カレーかぶったりするからな(笑)
松 あー、カレーもうええわ〜。
高 あの、じゃがいもの入ったカレー。あれもう、あの(笑)
松 あれ、もう〜(笑)
高 あれも、一応な、チキンカレー、えびカレーや、
   なんや言うてるけど、もう一緒や(笑)
松 一緒(笑)
高 そんな種類、「そーいうことやないねん。」と思ってまうねん(笑)
松 一緒。
高 一緒。で、たまにね「あ、新しい種類がきたなー。」思て、
   新顔が来るやけど、新顔もすぐやな。
松 すぐやな。
高 「ああ〜。こんなもんや。」あの、2段重ねのあの、
   普通のお弁当箱みたいなのあったやんか。
松 うん。
高 あれ、一時期重宝されてなかった?
松 うんうん。
高 まあ、あれも、もうね。
松 うんうん。
高 ・・はあー。

松 ラーメン屋どこが好き?
高 俺は、「武蔵」や言うてるやん。
松 あーほんま「武蔵」好きやな(笑)
   あ、でも、こないだ「HEYHEY」で来たけど、やっぱうまかったわ。
高 な?あの、あの、店長、社長がずっとおったんや。
松 凄いわ、あれは。確かに。
高 うまかったやろ?
松 うん。
高 笑かすやろ?
松 笑らかす。
高 一回、ここに来てもらおうか。
松 「すみれ」食べた?
高 「すみれ」行ってない。「すみれ」自分、言うてたな。
   「すみれや〜。味噌もうまいし、しょうゆもうまい。」って。
松 うん。キレそうや。
高 ははは!
松 ははは。
高 もう、キレそうなんや。
松 「なめてんのか」といいたなるわ。逆に。
高 逆にな(笑)キレそうなんや。
松 キレそうなるわ、ほんまに。
高 はあ〜〜。
松 「どーしてくれんねん」みたいな話や。
高 これは、食っとかなあかんなあ。
松 ・・じゃ、ありがとうございました。
高 ありがとうございました(笑)

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