2002.11.7(木) 58回目 テーマ 「 怪獣 」

今週の一曲 『 背中まで45分 』 沢田研二

其の壱 『 ハッピーマンデー ・ 前髪 』

松 こんばんは、
高 こんばんは。
松 松本人志です。
高 高須光聖です。
松 ははは。まあ、今週もね、始まったわけですけど。
高 はいはい。
松 ほんと、あの、ここにも書いてあるんやけど、
高 うん。
松 なんなの?世間。
高 ん?
松 よ〜〜〜う休んでない?
高 腹立つやろ?
松 腹立つ。
高 もう〜〜、連休多い。
松 ほいで、俺らさあ、子供の頃さ、こんな休みなかったやん。
高 振替で、月曜日、休みがめちゃめちゃ多いやんか。
松 なんたら〜マンデーやろ?
高 なんやの?あれ。
松 ハッピーマンデーやろ?
高 なんであんなことせな、なんか、ハッピーマンデー?
松 なんやの?あれ、ハッピーマンデー。
高 なんであんなことせなあかんの?
松 もー、ほんまに腹立つ。
高 腹立つわ〜。で、もう、世の中は週休2日が当たり前やろ?
松 当たり前やねん。またぁっ?!って感じやわ。

松 でね、俺ね、結構あのー、今のスケジュールでいくと、
   月、月曜日が休みの時が結構あんねやんか。で、「あ、休みやー。」と思って、
   「ちょっと買い物行こう。」とか思うと、ごっつ人多かったりすんねん。
   「なんでなんで?」ってなったら、後で聞いたら、『ハッピーマンデー』や!
高 ・・。
松 ・・・かっんべんしてほしいわ。
高 あれ、あかんで。人間ダメになる。なんであんなことすんの?世の中は。
松 分からんねん。

松 ほいで、また次の週、またハッピーマンデー、やったりすんねん。
高 なんか、休むねー。
松 学校もあれー、なんか休みなったもんな。
高 いや、だから、
松 なんやったっけ?
高 言うてるやん。週休2日やって。
松 はは。
高 自分、聞いてへんなー。
松 で、俺ら、なあ?嫌やったやろお?
高 それも、言うた。
松 ははは。俺、いっつも、大体月曜日が休みやねん。
   スケジュールでいくと。
高 ははは。おお。ははは。もうそれ言わなしゃーないもんな。それな。

高 でもさー、俺らど真ん中ではないけど、
   バブルん時は、やっぱり面白かったやろなー、世の中。
松 うんうんうん。

松 じょじょえんの焼肉弁当、どぉーーんあったやろ?
高 うん。そんなもん、あらへんのんちゃう?今。
松 じょじょえんの、あのー、一番あのー、
高 ええやつな。
松 ええやつ。で、サラダもどおーーーん!
高 どおーーん!
松 で、なんかスープ的なもんもあったような。
高 あったあった。
松 で、それがもう、余ってて、余ってて。
高 もうもう。
松 どう考えても、タレントとスタッフの人数より多い感じ。
高 そうそう。
松 なあ?
高 あったあった。
松 2個ぐらい、持って帰ったりしてたやろ?
高 あったあった。もう、今そんなんあれへん。
松 今、そんなんあれへん。
高 肉もちょっと変わってきた。
松 肉もちょっと硬い感じ。
高 細切れの。
松 細切れの。
高 なあ?あれ、牛肉か?あれ。
松 うし・・・的な。
高 牛的な。
松 牛的な。
高 ものや。
松 牛風の。
高 牛風やけど、牛やなんや分かれへんで。
松 ははは。怖いこと言うな。じょじょえん、怒ってくるで(笑)
高 それが、じょじょえんかどうかもわからへん。もっと言うと(笑)

松 自分、今日、前髪くりんってなりすぎてない?
   ずーっと一本めから思ってたんやけど。
高 あ、自分の目がちょいちょい見てるの分かってたわ。
松 ははは。
高 そんなことは、俺、すぐ気付くから。
松 なあ?
高 うん。
松 えらいこう〜。
高 自分もほら、伸ばしてる、伸ばしてるー、もう何年?伸ばしてたん。
松 えーもう、4年ぐらいかな。
高 でしょ?あのー、あるやんか。
   頭ば〜〜っと拭いて、ちょっと半乾きの時にやらんと、
松 えー感じの時にやらんと。
高 うん。上手い具合の加減でやらんと。
松 もう、あれ、大失敗のまま一日ひきずらんとあかんから。
高 そう。
松 ことやからな。あれは。
高 そーれが、これやったのよ。
松 ははは。
高 で、今日時間なかってん。「あ〜〜〜!湿ってるまだ〜!」
松 そうやんな。
高 うん。
松 なんか、おかしいよな。
高 いつも、もっと拭いてて、大体その時期を、焦らへんねんけど、
   今日もう、朝起きて時間なくて、うわあ〜〜やって。
松 分かるよ。
高 ふわっふわっやってもうたら、「あっ!」
松 分かる分かる。
高 もう、それで台無し。
松 全然成功してないな。
高 うん。やっぱ分かるやろ?ディップ人間は。
松 うん。
高 だから、自分なんか特に分かるやろな、って思ったもん。
松 48点ぐらいやろ?今日の。
高 あーあーあー。もう、全然。思い入れないよ。
松 ははは。
高 今日の俺、大っキライ!
松 ははは。

其の弐 『 インスタントなぞなぞ 』

松 あー、自分なぞなぞ考えてきた?
高 インスタントなぞなぞね。「考えてきた?」言うても、
   ほんまは時間あれへんねんで?2本撮りだからね、これ。
松 頼むで。ほんまに。
高 じゃあ、いってよろしいですか?
松 ああ、いいよ。
高 じゃあ、ねー。はず・・あ、じゃあ、いきますよ。
松 うん。
高 えーーとーー、えーと、いつもいいことがある、あ、いつも悪いことがある、
松 チッ。
高 はは!こんなんが面白いんちゃうの?「インスタント」言うことは。
松 はは。
高 いつも、
松 どっち?
高 じゃあ、じゃあ、
松 はははは。
高 いつも良いことがある、
松 なんやねんっ!
高 じゃあ、いきますよ。いちも、いつも、
松 なんやねんっっ!!
高 ははは。いつもええ事がある、ハッピー君。
松 ・・・。
高 なんで、これでわかんの?まあ、ええやん。
松 なぞなぞかな?
高 いつもいいことがある、ハッピー君。
松 え?何?いつも行くとこがある?
高 いいことがある、ハッピー君。ね?
松 うん。
高 ハッピー君に、えらい、ははは、事が身に降りかかってきました。
松 ははは。「えらい悪いこと」?
高 はは。それは・・
松 もっと、標準語っていうかさ、
高 分かりました。じゃあ、いつも良いことがあるハッピー君、
松 うん。
高 食事中に、とんでもないことが起こりました。
松 うんうん。
高 うん。
松 いつもいいことがあるはずの、
高 ハッピー君なのに。
松 うん。
高 それは、朝ご飯を食べてるときでしょうか、
松 うん。
高 ね?昼ご飯を食べてるときでしょうか。おやつの時、夕食、夜食、
松 はい。
高 いつでしょうか?
松 ・・あーー。えーーーーー。ディナー、ディナー・・。
高 カッチカッチカッチカッチ・・・(時計の音)
松 えーーー、なんかね、夜食・・いや、間食、間食、ショッキング・・。
高 ブーーーーーッ!
松 え?何?
高 おやつの時間です。
松 それ、何故?
高 さんじ。
松 ・・・。
高 ・・・。
松 はははははは!
高 はははははは!
松 ううぅぅわあぁ〜〜(笑)
高 うわああ〜〜(笑)
   いや、これでも、自分でも「嫌やな〜」思とったんや。ははは。
松 でも、おもろいやろ?
高 ちょっと面白いな。
松 インスタントなぞなぞおもろいねん。
高 もう、必死やねん。

松 あ〜ら不思議、
高 おお、入りがいいですねえ。「あ〜ら不思議。」
松 なめてかかってたのに、賞が貰えちゃった。
高 何?「なめてかかってたのに、賞がもらえちゃった」?(笑)
松 ははは。
高 「なめてかかってたのに」ってどういうことよ。
   まあいいわ。賞がもらえた。うん。(笑)
松 なめていた、なめていたのに(笑)
高 うん。賞っていうのは、その、なんかグラミー賞とかそういう賞ね?
   賞がもらえた。
松 そうそうそうそう。
高 はいはい。
松 何賞?
高 ・・ん?「なめてたのに、賞がもらえちゃった」・・なめてた・・?畜生?
   畜生じゃない。なんや?・・・そんなんやで、そんなんや。
松 カッチカッチカッチ、
高 いや、そんな、
松 カッチカッチ、ブーーーーッ。
高 早いな!(笑)何?
松 ノーベル賞。・・・ははは。
高 ・・えー?なんで?
松 ノーベルってあるやんけ!飴で!
高 わかりづら〜それぇ〜〜。
松 ・・。
高 寒い〜〜!まっちゃん、寒い〜〜!
松 ははは。
高 ははは。

高 実はちょっと、一回、やったんよな。
松 会議で。
高 会議で。俺は知らんかってんけど、斎藤さんひどかったらしいな。
松 ヒドイね。構成力とか、そういうのが、
高 出てくるね。
松 出てくるから。
高 俺な。
松 成立してへんし、なぞなぞの意味もわかってへんねん。
高 俺、斎藤さんの第一声聞いて、びっくりしてんけど、
   「どおーーん!としててぇ、」言うたんやろ?
松 そうそう。
高 もう、そんなな、
松 「どーん!としてて、」
高 「起こったり、笑ったり、泣いたりするものなーーんだ?」言うたんや。
松 そんなんやったもん。
高 「どーんとしててって、それ居るかあ?」みたいな、
   その時点でふわふわしててんけどぉ、
松 うん(笑)
高 ほいで、聞いた答え、なんや言うたら、
松 言うたら。
高 「テレビ」言うたんや。
松 そうそうそう。
高 もう。ど〜(笑)
松 どーん!としてへんテレビもあるし、
   今日びどんどん、軽量化していってるし。
高 ははは。そうやなあ。
松 お前のテレビの、対する考えかたっていうのは(笑)
高 ははは。
松 お前の家にある、テレビはそうなんか?知らんやんけ!そんなもん!(笑)
高 ははは。俺、それ聞いておっかしーて(笑)

其の参 『 悪気はないけれど 』

高 さてさて!
松 さてさて。
高 いろんなことがありますが、今週もおはがきいってみましょうか。
松 ほうほうほう。
高 あえーーこれはですね、えーー、福井県の玉村智之。
松 玉村智之。
高 うん。30歳。30歳?!
   ・・・関係無いけど、こないださ、タクシー乗ったら、
松 うん。
高 あのー、俺、なんかマネジャーの木本かなんかに電話してたのよ。
   で、俺、なんか、なんかで、なんかので「高須って名前だから〜」
   どうのこうのって話してたのな。
松 うん。
高 したら、それをタクシーの運転手さんが聞いてて、
松 うん。
高 「高須さんですか?」「・・はい。」
松 うん。
高 「あのー、松本さんと"放送室"やられてる。」
松 あーー。
高 「はいはいはいはい。」「あ〜〜〜!こんな顔してたんですか〜。」
   って言われて。
松 あーー。
高 タクシーの運転手の人って、よう聞いてるみたいやな。
松 そうやね。多分、一番多いんちゃうかな?
高 そうやな。「あれ、面白いですね〜〜。下らない話してねぇ?」
松 ははは。
高 俺なあ、「なんてことない話がねぇ、
   面白いんですよねぇ、あの時間。」って言われて。
松 そうそうそうそう。
高 あのねえ、ちょっとねえ、馬鹿にされたような(笑)
松 分かんねん。だから、あのー、全然悪気無い。
高 全っ然悪気ない。
松 「下らなくていいですねーー!」って言うやろ?
高 うん。
松 ちょっと傷ついたりもするやんか。いや、分かってんで。
高 分かってるけど。
松 言うてる意味わかってるんですよ。
高 でもな、「なんにも考えてないから、あの時間はいいんですね。」とかな。
松 清水もよう言うねん。
高 失礼やで?
松 「アーハハハハ」言うた後で、
   「下らねぇえ〜〜」言うねん。おいおいおいおい。
高 笑てんねんから、ちゃんと実のある面白い話やんか。
松 あれいややろ?
高 嫌味、まあ向こうもそれ悪気があって言うてんちゃうのよな。
松 うん。
高 でも、びっくりした。それを、しつこくいろんな、いろんな方法で!
松 うん。
高 「これ、分かって言うてんのかな?」って思うぐらい。
松 なるほどな。

松 女でも、アハハハハ〜笑た後に、「ウケる」って言うやろ?
高 ははは。安くな。
松 なんか、安っいなあ〜〜。
高 安いよ(笑)
松 ははは。
高 なんやねん!その客観視した言い方!
松 せっかくこっちが、そこそこのもん出した思てんのに、
   なんか650円ぐらいにされたみたいなな。
高 客観視しすぎて、ちょっと腹立つわ。「ウケる、あーウケる。」
松 「あれ?意外と冷静やんか。」
高 みたいなとこあるやんか(笑)もっとなあ?
松 うん。

其の四 『 メトロン星人 ・ おもちゃ 』

高 さあさあ、それで「松本さん、高須さんこんばんは。
   今日お二人にトークしていただきたいテーマは、怪獣です。」
松 うん。
高 「お二人にとって、思い入れの強い怪獣を教えてください。
   ちなみに、私はゴジラとゼットンです。ではよろしく。」
松 ・・これね、ゴジラとゼットンが何故好きなんかは、
高 なんにも触れてへん。ほったらかしですよ。「なんか喋れ」みたいなね。
松 なんーもね。
高 もう少しふれこんでくれてもえーやんか。
松 エゴ無さ過ぎ。
高 ははは。
松 って感じやな。

松 あれやわー。
高 なんですか?
松 メトロン星人。
高 あー自分、よう〜〜言うてるな。
松 知ってる?メトロン星人。
高 自分。よーー言うてる、メトロン星人。
松 メトロン星人が、
高 例えによう出てくる。メトロン星人が。
松 ははは。俺は、もう絶対メトロン星人。
高 フォルム?
松 違う!メトロン星人に関して言うと、
高 うん。
松 じいちゃんが、買ってくれたの。
高 ・・またこれ、いい話にすりかえようとしてんな。
松 いや、すりかえようとしてないよ。
   俺、ほら、子供の頃ほとんどそんなん、買ってもらったことないからぁ、
高 うん。
松 じいちゃんが、もう親とか、おもちゃとか俺、
   ほんま買ってもらったことないのよ。
高 うん。
松 じいちゃんが買ってくれたんが、そこそこの規模のメトロン星人。
高 ほうほうほう。
松 そん時に、それが何かもようわからんかってんけど。
高 え?おじいちゃんチョイスかいな。
松 じいちゃんチョイスや。
高 自分が、それがええんやなくて。
松 そうそうそう。
高 ええセンスしてるやんか。
松 そう。
高 それか、子供に人気無いのを選んだかやな。
松 ははは。

高 あれですか?
松 あれーー、だから、じいちゃんが買うてくれたから、
高 ああ。
松 じいちゃんからメトロン星人に入ってるから。
   メトロン星人が好きやから、じいちゃんが好きやないねん。
高 ほうほうほう。
松 だから、俺はじいちゃんがーー好きーーやねん。
高 はあ。
松 ははははは。
高 なんやそれ(笑)
松 メトロン星人の、後ろ、バックグラウンドの中に、
高 じいちゃんがおんねん。
松 じいちゃんがおんねん。
高 なるほどー。
松 そうやねん。で、ちょっと、ちょっとじいちゃんと似てんねん。メトロン星人。
   似てるかっ!アホっ!
高 なんやねん〜!そんなん知らんやん、
   俺に言われたって〜。怖いわー自分(笑)
松 ははは。

松 ふっこ、ひょっちゃん、ボン、この3人は凄かったもん。
高 金持ち3人トリオな。
松 あのー、タイガーマスクの、ミスターノーと、なんや〜
高 カミカゼみたいのもあったで。
松 あーカミカゼと、なんや〜が悪役レスラー8体くらいと、
   さらに、リングどぉーーん!
高 あったよ〜。それがもう〜〜、ダンボールにどかどか〜〜っ入ってたもん。
松 もう、ええわ〜〜、ごっつい羨ましかったもん。
高 俺も、よう遊んだ。俺、ボンとこで初めてカミカゼ知ったもん。
松 あんなんあったら、飯、食わんと、飯食わんと、もうガリガリなりながら遊ぶわ。
高 ははは。いや、ほんまや。
松 ははは。
高 ずうーーっと喋ってるわ。こんなストーリーにしたろ、思て。

高 でもね、あの頃やっぱり、うちらの地域は、
   まあ貧乏な人が多かったっていうのもあるけど、
松 うん。
高 やっぱり、そこの3人はやっぱり凄かったよな。
松 うん。
高 持ってるもん、凄かったよな。
松 あれ、3人が持ってるもん、持ち寄ったら凄いことになるで。
高 凄いことになる。
松 ちょっとした、
高 いやいや、ほんま。
松 ちっちゃいおもちゃ屋の規模やで。あれ。凄かったもんなー。

高 もう、テレビで出たのが、すぐあったやろ?
松 うん。
高 3人のとこ行きゃ。
松 あったあったあった。
高 なあ?
松 あのね、ふわっと見たら、あのね、「あれっ?エポッ・・エポック・・?」みたいな。
高 あるある。
松 「エポック?」みたいな。見えてんねん。
高 もう、新しいもん入ってる。
松 で、もうぱっと見たら、外人の男の子が、遊んでるみたいな。
高 あーおーおー、人生ゲームや!
松 ははは。
高 昔の人生ゲームやんか!それ(笑)
松 ははは。なっ?外人の男の子が、こんなん、あのー、
高 あるある。あったあった。
松 何?あの、スピードなんたら、みたいなな。
   あれ、なんで外人なんかようわからへんねんけどぉ。
高 いや、やっぱね、ある種日本に対してのなんかねー、
松 ははは。
高 アメリカのそのね、あったかい、温かい家庭をイメージさしよんねん。あれ。
松 ははは。絶対そうやんな。
高 絶対そうやって。
松 あんなんで、俺らはこうーアメリカ人に弱気になってるみたいなとこ、
高 あるよ。
松 なっ。
高 なんかそのー、アメリカの、そのー、アットホームな感じ?
松 あったあった。
高 家族を大切にしてる感じ?
松 あれおもろいな。
高 うん。お父さんと一緒に。
松 そうそう。ははは。
高 ははは。あったよな。
松 サラサラヘアーの男の子とな。なんか、お姉ちゃんみたいなのとな。
高 ちょっと、憧れてたもん。
松 憧れてたよな。
高 ママレンジみたいのあったやろ?
松 あったあった(笑)
高 女の子用やけど、ホットケーキ焼きたかったもん。俺。
松 ははは。
高 「うわー、これ、ホットケーキ焼けんねやんかこれぇ〜!」
松 あったよ、それ。どこの家やったかなー。誰かあったなー。
高 どっかあったよな。
松 誰やったかなー、忘れたけど。誰やったかなー。
高 「ママレンジやんかぁあ〜〜。」
松 ほとんど生で食うてたけどな。
高 生!
松 ははは。
高 そんなに熱ないから、温まらへんからな。
松 ははは。
高 でも、あれとか俺、うちに欲しかったわ〜。
松 欲しかったな。

高 でも、そういう創作意欲が今にいかされてんねやで?
松 そうかも知れんなー。
高 その頃、遊びたいのに遊ばれへんのがな。
松 あーあるある。俺、「ごっつ」のチームファイトなんか、そういう感覚で作ってたもん。
高 せやろ?だから、遊ぶものなかったからな。
松 うん。

松 だから俺、今でもおもちゃ屋行ってまうねん。
高 俺もやねん。
松 買いーーはせえへえねんけど。
高 見てまうねん。
松 なんか、見てまうねん。
高 それは、俺もそう。
松 うん。
高 あ、俺、買ってまうなー。
松 あーそう。
高 もう、ええわー思て。
松 でも、今、おもちゃ屋あんまり面白くないねえー。
高 まあ、あんま欲しいもんがあんまないのかなー。確かにね。
松 うん。
高 だってもう、タイガーマスクなんか、なんでもうこんなマスクとれて、
   顔、マスクつけれて、脱着可能みたいな、なんて素晴らしい。
松 「なんて素晴らしいねん!」って思たもん。
高 なあ?
松 「もう、一生の友達や!」
高 いや、ほんまに。
松 「あったら。」
高 「ずっと持つ!」と思ったもん。
松 ははは。
高 「ずっと持ちますからぁぁあ〜〜!」って思ったもん(笑)
松 「下さいぃぃ〜〜!」って思ったやろ?(笑)
高 思った思った。「下さいぃぃ〜〜!」
松 なんやったら俺、改造人間になりたかったもん。
高 ははは。なんでやねんな(笑)
松 ははは。いや、ほんまになりたかったもん。

松 でもね、バロムワンは、でも、俺好きやってん。
高 自分よう、バロムワンのネタ言うてたもんな。ははは。
松 ははは。バロムワンは好きやってん。なーんか知らんけど。
高 ネーミングがえーねん。「ゲルゲ」とかな。
松 そうそうそうそう。
高 「ボップ」とかね。
松 「ボップ」欲しかったやろ?
高 ごっつい欲しかった。「ボーーップ!」言いながら投げたら、なんか、
松 車。
高 車んなったりとかすんねん。あれは欲しかったなー。確かに。
   あと、もの凄い、胸筋あったやん。
松 胸筋凄いねん。
高 あの辺も、ちょっと子供の栄養が、
松 ひどかったけどな。ひどかってんで。
   あのー、たけしとけんたろうが、クロスして、バロムワンになんねんけど、
高 頭いい子と、あのー、スポーツが出来る子。
松 そうそうそう。あのー、ケンカの回知ってる?
高 知ってる。
松 ひどいやろ?
高 そんなんあったわ。
松 段取り。
高 ええー?
松 がーッ、ケンカなって、「もう、お前とはやってられへん。」みたいになんねん。
高 うん。
松 でも、なんとかゲルゲが出てきて、もうヤバイ状態やねん。
高 うん。
松 ほいで、「チッ」
高 「しょうがねえなー。」
松 「しょうがねえなー。やるぞ、バロムクロスだ。」「ああ、いいよ。」
   ってもう、2人共ちょっとキレてんねやん。
高 ああ。で、やりました。
松 「バロームクロース」ってやったら、全然なれへん。
高 変身できへんねん。
松 「・・ケンカをしてるからだ!」
高 えっ?早っっ!
松 ははは。
高 理由が早〜〜っ!(笑)
松 「そーいえばさっきは、悪かったな、けんたろう!」
高 ええっ?
松 「俺こそな、たけし。」
高 そんなんやったっけ?そんな早かったっけ?
松 もう、段取りで仲直りしだしてぇ(笑)
高 そこ多分、「そこなんか、ちょっといるんちゃいますか?」
   って作家は言うたと思うで。
   「いや、そんなもんなあ、そこはもうちゃっちゃと行ったほうがええでぇ。」
松 ははは。
高 「そこの1ネタいらんやろ。」みたいな感じになってまいよったんやろなあ。
松 あったで。そんなん。
高 あーそう。

高 自分、漫画何が好き?今見てるもんある?
松 ・・最近・・たまーに、たまってきたら、「バガボンド」は読んでるけど。
高 あれもな〜、進みが遅いやろ〜?
松 うん。もう、だから、1冊ずつ読んでられへんから。
高 あれなあ〜。あれも確かにいいとこついてるよなあ。
   宮本武蔵やからなあ。
松 うーん。・・最近あんまり読んでないな・・。
高 あのー、一時の「ドラゴンボール」は凄かったね。
松 うん。
高 フリーザのあたりの「ドラゴンボール」はもう、なんや、
松 うん。
高 なんやあの、凄い世界観。
松 あれは、凄かったな。
高 楽しくてしょうがなかったわ。
松 うーん。ベジータ。
高 あ、ああ。
松 あのー、あの辺が、やっぱり気持ちいいのは、
   ベジータがめっちゃ強いやんか。
高 ベジータ強い。
松 ベジータめっちゃ強いやんか。そのベジータが、
   びびってる奴がおるっていうのが、もう、わくわくせえへん?
高 わくわくしたよ〜。
松 なあ?
高 わくわくしたとも。
松 なんか、中学ん時とかなんかあったような気がすんねん。
高 あったあった。
松 こいつ結構、強いねん。
高 そいつがびびってる!
松 そいつがびびってる!ていう、あの感じ?
高 めちゃめちゃ良かった。めーちゃめちゃ良かった。
松 うん。
高 俺、あの、スカウターいうのもぉ、
松 あ〜。
高 「鳥山明もなんやねん。このスカウターって。」
松 あれは、気持ちいいな。
高 「そんなん見れんのぉ?スカウターはぁ。」
松 ははは。
高 「欲っしいぃぃ〜〜。」
松 思たな(笑)
高 ええ歳こいた俺が思たからな(笑)
松 思たな。うま、上手いな。あれはな(笑)
高 ははは。「カァ〜メェ〜ハァ〜メェ〜〜〜波ぁあ〜〜」言うとったからね。
松 ははは。
高 あんなもんあかんで。何出しとんねん、言う話やで。
松 うん。
高 あれもう、最初わけわからんかったやろ?
松 最初、ぐずぐずやったからな。
高 ぐずぐずやったやろ?なんか、7つぐらいの玉集めて、
松 ただ単に、あのー、孫悟空やりたいだけかい、みたいな。
高 そうやろ?
松 ブタもおったしな。
高 あんなん要らんねん。
松 猪八戒みたいな。絶対、孫悟空で行くつもりやったんや。
高 そうやな。
松 うん。
高 クリリンみたいな、箸にも棒にも引っかかれへんみたいな奴おったやろ?
松 うん。あれは、あいつ最後まであかんかったけどな。
高 ははは。あの、おっとこ前の奴おったやんか。
   あの、カンフーやってるみたいな。
松 あー。
高 何やお前。
松 そうやな。
高 ピッコロもな・・。あの、ブウっておったやん、一時期。
松 魔人ブウ。
高 魔人ブウ。
松 魔人ブウのあたりは、かなりひどかったけどな。
高 魔人ブウはさ(笑)
松 あれは、もう鳥山明考えてなかったんちゃうかなあ?
高 いろんなん入ってきてるやん。なあ?
松 「ブウーー!」言うて、この辺から空気プシュー出るねん。
高 ははは。まあ、でもな、あれは面白かったです。

其の五 『 笑いで平和を 』

松 だからさ、ミサイルでもね、もうちょっとこう、
   力抜けるみたいなミサイル撃ったたらえーねやん。
高 ほんまやで。
松 思うねん。
高 例えば?
松 え?
高 自分がふったんやからな。例えば?
松 ははは。
高 なんですか?
松 いや、だからもう、びっくりするやん。
   向こうからうわ〜〜っ飛んできて、「いよいよ戦争か〜」ってなって、
高 戦争ですよ。
松 パッカ〜みたいなね。
高 え?何?「パッカ〜」なのか「パッラ〜」なのか。
松 ははは。
高 ははは。

松 べちゃ〜なんねん。
高 「べっちゃ〜なる?」え?どういうこと?
松 こう、がーー来て、で、ばちゃ〜〜なるやつ、みたいなんをね。
高 みたいなやつね(笑)
松 ははは。
高 なんやねん!その「ばちゃ〜」いうのは。急に落ちてくんのかいな(笑)
松 ははは。そしたらね、やっぱりこれはもう〜〜、全世界、
高 そう。
松 国籍関係なく、
高 笑ってまうわ。
松 笑てまうな。
高 ニュースで笑てまうな。
松 笑うてまう、みたいな。
   「もう、戦争やってんのもアホらしなってきたわ。」みたいなのをね。
高 いいですね。
松 これが救うんだと思うよね。
高 そうですね。
松 うん。
高 いや、でも、本気で金かけた笑いとかできへんかなーって思うけどな。
松 うん。
高 戦争をパロディにするぐらい。
松 そうそうそうそう。
高 「見てみ?もう、戦争がアホらしいやろ?」ぐらいのものを、
   作らなあかんねんな。本当は。金かけて。
松 うん。
高 こういう時こそね。
松 そうそうそうそう。

高 ええこと言うてるな。
松 うん。
高 で、それは、例えばどんなミサイルなの?
松 それがやなー。そのー、うえにめんにゃーー上がっていって、
高 ほうほうほう。「めんにゃーー」上がってくの?
松 あのね、あのね、もうね、
高 ははは。
松 むんにゅーー上がっていくねん。
高 分かりづらいわ(笑)
松 ははは。
高 なんにも伝わらんわ。
松 それで、ずいーーん飛んできて、
   ばっしゃああ〜〜んなんねん。はははは。
高 まとまりないなあ〜〜(笑)
松 ははは。

松 頭上まできたら、ばっしゃ〜〜なんねん(笑)
高 だから分からん!言うねん。そのばっしゃ〜〜が(笑)
松 エンピツ落ちてくんねん。バラバラバラバラ〜。
高 あ、それ面白い!(笑)
松 ははは。
高 あー。それならまだえーんちゃう?
松 うん。
高 それなら、画見えたわ。
松 画見えたやろ?
高 ばっしゃ〜とか。
松 あー。良かった。
高 ものっすごいいろんな、貧乏削りしてるやつが。
松 貧乏削りしてるやつが、パラパラパラパラ〜〜。
高 まあ、それはちょっとね。
松 おもろいねん。
高 「あいつら、おもろいわ。何考えてんねん!」
松 「何考えてんねん!」
高 「な、何がしたいねん。意図がわからんわ。」
松 やろ?
高 うん。
松 んで、もう次の日には、友好条約や。
高 なんでやねん(笑)

※高須さんの好きな怪獣は、
  ウルトラマンセブンのキングジョーというロボットのような怪獣だそうです。

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