2002.10.10(木)54回目  テーマ 「潮江」「いい人」

今週の一曲 『 天才バカボン 』 アイドル4


其の壱 『 結局お金? 』

松 どーもこんばんは!まっ、つもと・・です。
高 今、「まっちゃんでーす」って物凄いテンション上げて言おう思た?(笑)
松 ははは。
高 高須です。
松 いやいや、テンション上げていかなあかんやんか。
高 そらそうや。
松 いや、ほんまに。
高 うん。
松 世の中。世の中やっぱり、テンションと金やねん。
高 あー、テンションと金ですか?
松 あーまあ、金があったら、テンションも上がるけどね。
高 あれ、なんでですかね。
松 俺さあ、ニュース見てるやろ?
高 うん。
松 まあ、政治のニュース、まあまあいろんな嫌なニュースいっぱいあるけど、
   結局、つきつめていったら、全部金やんか。
高 ほんまやなあ。金さえあったらなあ。
松 なあ。

高 でも、やっぱりな、テンション上がるわ。
松 金はな。
高 うん。
松 で、あのー明細見たってね、金が思たより入ってたら、テンション上がるわ。
高 うん。今週、今月、今月「あれ?」
松 いいですねぇー、いいですね、これ。
高 ははは。思うわな、自分の中でもな。
松 ゼロがいい感じ、いいですねー、
高 いいですねー。
松 ゼロの数がいいですねー。ってなるやんか。
高 なるなるなるなる。
松 これは、もうほんとにしょうがない。
高 これ、不思議なもんやなあ。だって、自分なんて銀行行くことあんの?
松 銀行行くことないな。
高 いくら入ってるか、わっからないんじゃないっすか?トータル。トータリング。
松 大体分かるよ。
高 なんで大体わかんのよ。
松 あのー、税理士さんからもろとるから。
高 あー月々、いくらいくら〜、この、資産。
松 うん。これ、ほんまあのー、俺は、ほら、タレントやから、あんまりね、
高 うん。
松 あれですけど、・・・自分、貯金なんぼあんの?
高 いや、そんなないよ。何言うてんの。
松 言―いな。
高 なんで言わなあかんの?
松 いや、言えへん理由が分からへん。
高 理由はあるよ。なんぼでも。
松 あのね、今放送作家ってものが、ちょっと脚光浴びてる部分あるやんか。
高 もうないよ。
松 あるやんか。
高 ないよ。
松 まあまあ、ある、あったりするやん。
高 うーーん・・。
松 そこでね、まあ言わば、これ自分、
   日本の放送作家のピラミッドの頂点に立ってるわけですよ。
高 立ってないよ。
松 立ってるよ、何いうてんねんなあ〜!なんぼやってんねんな!
高 いやええがな。俺の話はええがな。自分の話聞いてんねや。俺は。
松 ははは。
高 税理士さんから月々送られてくる額面、「ゼロがいいですねー」、
   その「いいですねー」を聞きたいねん。俺は。
   自分から言い出したんや「いいですね、いいですね」言うて。
松 ははは。
高 「ゼロの、この、個数がいいですねー」言うて。
   自分、自分から言い出して、何を言うてんねんな(笑)
松 いや、俺のは言われへんやんか。
高 なんで言われへんのよ!
松 ・・なんで言われへんねやろなあ?
高 なんで言われへんの?言うたってえーやん。
松 なんで言われへんのか、わからへん。
高 いや、分からんことあれへん。言うてもええねや(笑)
松 いやいや、金じゃない。金じゃないと俺は信じる。
高 いや、勿論そうじゃないものもある。
   だって、お金じゃないもんもあるで?全然ギャラないのもやりますよ?
松 そうそうそうそうそう。
高 そんなもん言うたって。
松 そうやで〜。
高 そうやろ?
松 俺、今度あのー、CXでやるやろ?朝。
高 知ってるよ。
松 朝のえらい早朝に。
高 うん。10分間番組ね。
松 あれはもう、殆どノーギャラやから。
高 俺もそうやで?それ、ディレクターもそうやで?
松 なあ?
高 そうや。
松 これは、どうですか。この前向きさ。
高 オーディションもあんねんで?オーディションも行ったんやで?
松 あーー。
高 ジジイのオーディション。
松 ははは。
高 「なんでこんな、ジジイのオーディション、
   ずーーーっと見とかなあかんねん。」と思いながらな。
松 うーーーん。まあでもね、ええやんか。
高 こんなこともあるわけですよ。
松 こんなこともあるわけですよ。

其の弐 『 船を買おう 』

松 あなたあのー、船舶免許どうなったんですか?
高 通りました。
松 合格した?
高 合格しました。
松 おお!
高 いずれ行きましょうよ。
松 船出かいな。
高 船出、船出っす・・それこそ。
松 船出ックス?
高 いや、船出。それこそ・・ははは。「船出っックス」て(笑)
松 マジで?
高 うん。行きませんか?来年ぐらい。もう、今年はちょっと寒いから。
松 うん。
高 来年のあのーー、
松 行く行く行く行く。
高 なあ?俺は、まだやったことないけど、
   夜、花火大会とかあったら、海から見ることがいいらしいですね。
松 はあー、
高 これはいいらしい。
松 じゃあもう、屋形船とかあんなん、いらんやん。
高 いりません。
松 なあ?
高 うん。そら、自分の船でよろしい。もしあればね。
松 持ちこみで。
高 持ちこみで。
松 うわっ。
高 いや、買いませんよ。
松 それは、楽しそやねー。
高 うん。
松 いや、買うやろ、自分そんなもん。
高 買わへん、買わへん。そんなもん。
松 もう・・セコイこと言うなよ〜!
高 あのなあ、自分に言いたいわ(笑)自分さあ、全部、乗してもらおうと・・
松 俺は、セコイこと言ったことは一回も無い!
高 ははは!
松 「なんでセコイことをこんなに言わへんのやろ?」と思うもん。
高 あーそう。
松 うん。
高 セコイこと言ったことないねや。
松 うん。言ったとしたら、それは意識的に言ってるだけで、
高 あー笑いのために。
松 笑いの為に。セコイことは、ほんまに言わないね。
高 あーそうか。
松 もう、セコイこと言わんといて。買い、ぱすっと。
高 いや、聞いたところによると、
   高いやつで3000万から5000万ぐらいするらしいねん。これ。
松 いいやん、それも。
高 いや、ははは。
   あんたそんななあ、しかもその、停泊させとくだけでもお金いるわけですよ。
松 ええがな。
高 そいで、ちょいちょい行って、
   なんやそのー、フジツボついたりするから、とったりとかせな。
松 あーはいはい。とろとろ。
高 そんなそうじなんか大変やんか。

松 いや、もう買おう。買い。マジでぇ。
高 マジっすか?
松 マジマジマジ。
高 いや、それは、それはつらいわ。殆ど乗らんもん。ぶっちゃけた話、これ。
松 ははは。
高 夏場だけですよ。
松 買おうや、もう〜。
高 いやや。
松 絶対ええって。
高 どう・・
松 俺は、もう、絶対自分で買うのいややんか。
高 ははは。なんでやのよ。
松 いやもう、山崎とかももう〜いっつも別荘買え言うねんけど、絶対嫌やから。
高 あー、自分別荘買いーや!
松 いやいやいやいや。
高 だって、自分、税金対策になるやんか。
松 いやいやいやいや。
高 「稽古場」言うたらえーやんか。なんかの。
松 俺はあの、税金対策とかそういう考え方も嫌いやし、
   税金は払たらえーと思てるし。
高 いや、俺もそれは思てるけど(笑)でも、えーやんか。
松 でも、うっとうしいで?そんなもん、温泉とかなあ?
   そうじしにいかなあかんし。

高 それと俺の船は、まるっきり一緒やんか。
松 ははは。
高 めったに行けへんでえ?
松 ははは。違うやんか。じゃあ、自分がとりあえず船買いーな。
   ほな俺も別荘考えるから。
高 (苦笑)
松 なっ?
高 いやーごめん。船は、ほんまにだって、いらんねんもん。
   欲しいとは思えへんもん。

松 まあでも、ほら5000万くらいのもんやんか。
高 5000万言うたら、あんた、物凄いでかいで!
松 いやいや普通はね。でも、まあまあ、もうえーんちゃうの?
   おっきい買い物、自分、おっきい買い物せえへんやろ?
高 してるよお。
松 言うてみ?じゃあいままで、一番おっきい買い物何したか。
高 あーー田舎の家の、なか修理みたいなことかな?
松 ・・なんやの?
高 田舎ってうちの、田舎。修理ですよ。全部。
松 リフォームかいな。
高 リフォームですよ。
松 リフォームしたったんや。
高 うん。そら、もう凄いですよー、ぱしーっと。自分なんやの?
松 ええ?
高 自分なんやの?それ、かかってるでーあんた、なんぼかかってると、
松 俺そんなん、めちゃくちゃしてるよ!
   俺、そんなん言い出したら、めちゃくちゃしてるよ!実家。
高 実家。俺ら、実家やんか(笑)
松 ははは。実家、どーーーん!やで?
高 あーそら、そらあんた桁が違うやん。そらどーーんて、そらどーーんでしょう。
松 うん。
高 うん。そらどーーんでしょう。
松 そんなんしとんねん。ほんま。
高 誰もしてへん言うてへんやん(笑)
松 そんなん、絶対書きやがれへんよなあ?
   俺が実家をそんなんしたってるとかっていうのをね!
高 それ、言わへんからやん。
松 言わんでも、探り当てろよ、そんなもん。
高 ははは。

松 なんで調べへんねん!調べたら出てくるわ!そんなもん。ぼろぼろぼろぼろ。
高 「出てくるわ!」って(笑)
松 ははは。出てくるんじゃっ!
高 ははは。
松 ほんま(笑)

其の参 『 山ちゃんの手相診断 』

高 でも山崎がね、昨日そんな話をしてたんですよ。
   俺の左手を見るわけですよ。とって。
松 うんうんうん。手相。
高 手相。「なんやの?」「高須さんは、ちょっとうっすら井戸の井の字があるわ。」
   って言うねんな。
松 うん。
高 「なんやねん。」「これがここにあったら、お金儲かるんですよ。
   やっぱ高須さんちょっとありますよ。」「ほお〜。」
   「これ、松本さんとか浜田さんは、くっきりしたんがありますよ〜。」
松 あーそう。
高 「マジでえ?」言うて、
松 うんうん。
高 浜田の手、終わってからすっと見たんや。
松 うん。
高 なんにもあれへん。
松 ははは!
高 ははは。「お前、見てへんやないか。」思て。ははは。
   つるんつるんやねん。
松 ははは。
高 「何ぃ?」言うてたわ。浜田も。
松 ええ?何それ。
高 自分ちょっと見してみ、見してみ。
松 ・・あー俺、めっちゃある。
高 あるやろ?
松 うん。
高 これって金たまんねんて。
松 へーー。
高 くすり指の下んとこに、山崎いわく、井戸の井があると。

高 「ガキ」のトークからずっと言うてたわ。
   「松本さんの手を見たんですけど、井戸の井、くっきりあるんですよね。」
松 でも俺、あいつに手を見られた記憶がないけどな。
高 で、「それは、松本さんが10億貯金できてからですよ。」言うて。
   あいつは俺に、耳より情報をおいていったわ。
松 ・・。
高 それ、いつ頃、いつ頃、いつ頃の話かはわからへん。
松 ・・人聞き悪い・・(笑)
高 って、山崎言うとったで。どこの、嘘かほんまか知りません!
松 あのね、どんどんどんどん、人の貯金がね、
   俺の知らん間にね、あのー上がっていっててね、
高 うん。
松 もう、みんな30億とかね、
高 ははは!
松 40億とかぬかしやがるのよ。あ〜りえへんもん、そんなんなんかもう〜。
高 山崎がぽろっと、「井戸の井がくっきり出だしたのは、10億貯金できてからですよ〜。」
松 やめてーや(笑)
高 そしたらもう〜ヘイポー、「ガキ」のスタッフ全員、ぴくうう〜〜っ!してもうて。
松 ははは。
高 裏っかわで。「ええ〜?!」言うて。
松 ははは。あーあ。もう〜。

其の四 『 天才バカボン疑惑 』

松 最近思い出したことがあって、
高 ほうほう。
松 あのー、「天才バカボン」めちゃめちゃ好きで、
高 ほう。
松 これ、アニメ化なる前から、漫画が好きやったから、
   そら「天才バカボン」がアニメになるっていうのを聞いて、
   俺、兄貴と物凄いテンション上がってて、
高 おー。
松 もう、面白いやん。
高 「人志、これ、アニメになるで。」と。
松 うん。「うわー」言うて。で、アニメ見たら、面白いし、
   まあ、バカボンのパパの声も、思てたイメージ通りやったし、
高 うん。
松 ほいで、俺はもう、ずっと続けて欲しかった。あれを。
高 うん。
松 ほんなら、2クールで終わることになって、
高 なるほど。
松 んで、あのー、「今日、最終回や」っていう日があって、
高 うん。
松 で、当時ビデオなんてないやんか。
高 ないないない。
松 やから、絶対リアルタイムで見たいやんか。
高 見たい見たい。
松 なんでか知らんけど、これね、そんなこと今までうちの親言えへんのに、
高 うん。
松 7時からや。土曜日の。「天才バカボン」今日最終回や。
高 うん。
松 めっちゃ見たいわけやん。
高 うん。
松 6時半ぐらいに、「風呂行け」って言うのよ。
高 え〜〜?なんで?好きなの知ってるやろ?
松 知ってるやろ?
高 うん。
松 「風呂行け」って言うねん。おとんとおかんが。
高 はあ。
松 いやいやいやいや・・。
高 待ってよ、
松 なんでやねん、と。
高 「いややー!」言うわな、そんなもん。
松 いや、「嫌や」っていうか、もう、「な、えーー?!」
高 うん。そらそうや。
松 こんだけ楽しみにしてて、「天才バカボン」見てからでえーやん。
高 ははは。うん。
松 「いや、今行ってこい!」言うて。
高 それ、おやじとおかん、ぐるになって言うてんの?
松 ぐるになって、言うてんねやんか。
   で、俺もう、泣いたり怒ったり、もう「ごっつ見たいねん!」言うて、
高 言う言う。そら言うわ。
松 で、兄貴と最初、がーーっ言うててんけど、段々兄貴も折れだしてきて、
高 え〜〜?!
松 なんか、「行こか、人志、風呂。」言い出して。
高 ええ〜?!
松 「いや、なんやねん、この家族。」
高 うん。おかしいわ。
松 「こ、こんな家族嫌や!」
高 おかしいおかしい。思う思う。
松 ね?「あれはなんやったんやろ。」って俺、ずっっっと思ってたのよ。
高 ほうほうほうほう。
松 で、最近急に思い出して、これ、わかったんですけど、
高 なんで親父とおふくろが、風呂行けって言うたか。
松 これもう、セックスですよね。
高 え〜、単純に?
松 ごっついセックスしたかった。
高 単純に?
松 うん。おとんとおかんが。
高 でも、その後でえーやん。
松 いや、もう、ごっついしたかったんちゃう?じゃないと、・・はははは。
高 うそおーーーん。
松 じゃないと、考えられへん。
高 怒る意味も無いし。
松 もう、親父段々がーーっなってたもん。
高 うわーそれは、あかんなあ。
松 で、おとんとおかんがあんだけタッグ組むことは、おかしい。
高 あ、ほんまや。
松 で、途中で兄貴が、空気読み出して、
高 あ!
松 「もう、人志、風呂行こか。」っていうのも、おかしい!
   タイミング的にどーしても、おかしい。
高 なるほど。
松 で、俺だけが「絶対嫌や!納得できへん!」言うて。
高 知らぬは人志ばかり。
松 で、多分、うちほら、姉ちゃんがおるやんか。
高 うん。
松 で、まあ、多分覚えてへんけど、
   姉ちゃんがはよせな帰ってくるかも分からんぐらいの、この、
高 あーー。
松 微妙な感じやったのよ。で、今、隆博と人志を行かしたら、もうたっぷりと、
高 時間が、あるから。
松 時間があるから。で、これ「バカボン」見終わられると、
   「バカボン」ぐらいの頃に、お姉帰ってくる危険性があるやんか。
高 それは、時間ないなー。
松 もう、そうなったら、むちゃくちゃになるやんか。
高 計算がな。
松 もう、計算がもうーーぱこぱこになってまうから、
   あそこまでヒステリックに、俺と兄貴を風呂に行かしたんやろな、って最近気付いて、
高 えーーー。
松 俺、ごっつい腹立ってんねん。
高 腹立つなーー。でも、親って以外とそれぐらいのことあるやろな。
松 絶対ある。絶対。
高 もう、えーやんか。自分が小学校1年生っていうたら?両親何歳ぐらいや?これ。
松 あれは、だから、俺がまだ7つ8つぐらいなんで、
   俺が30の時の子やから、ううーーん。
高 30・・俺らぐらい。
松 うん。俺らぐらい。ちょっと下ぐらい。ごっついやりたいねん。
高 まあなあ。おやっさんも。

松 もう、ごっついやりたかったと思うねん。
  でもな、今思えば、お前らのそんなしょーもないセックスよりも、
  俺は「天才バカボン」の「バカボン一家さようなら」を見たかったぞ。
高 あれは良かったで〜。
松 うん。
高 良かったなあ?
松 うん。あれは、後々に、ビデオか再放送で見たもん。
高 もう、最終回良かったわ〜。
松 もう、腹立つわ〜。いまだに腹立つわ〜。
高 そんなんさ、残ってるってことは、相当嫌やったんやな。
松 相当!で、兄貴に裏切られたときに、「ええーーーっ!?」と思て、
   「人志もう、えーやん。行こう。」
高 あーあそこの兄貴は、ぴーーんとくるから。
  「あそこの」ってここの兄貴やけど。
松 ははは。
高 なるほどなあ。
松 で、今、ちょっと問いただしたいねん。
高 それショックやでえ。
松 あれなんやったんか。でも、絶対間違ってないと思う。

松 でも、性的なことって腹立つやろ?
高 腹立つ。
松 なあ?「ちょっと今日やったろ〜」思て、
   ちょっとこう、なんかやってみようとしたら、
高 そら腹立つよ。
松 絶対帰ってくることのない、
高 いや、全然帰ってくる。
松 あのー、親父が急になんか、帰ってきたとか。
高 もうほんなら、もうなんや、予定が、もう予定が全っ部狂うねん!
松 ははは。
高 なにもかも全っ部狂うねん。
松 もうほんま「殺したろか」いうぐらい腹立つよな。
高 あの、イライラ加減は・・俺だからほら、自分はもう下おれへんから、
松 うん。
高 ええけど、もう俺、弟っていう存在が、もう意味なくキレてたからね。
松 あー。
高 「兄ちゃーん」「何してんねん。お前。」「な、なんで?」「出て行けや。」
松 (笑)
高 「もうすぐ、お前、あの、来んねん。」
   「じゃあ、下でテレビ見るわ〜。下やったらええ?」「下もあっかん!もう、お前もう〜。」
松 ははは。
高 下があかんねん。テレビがあるから。必死や、俺もう。
松 ははは、腹立つなあ〜。
高 腹立つ。

高 やっぱし、その「うお〜〜!」っていうエッチ系の、
松 もうそこのね、
高 「なんか、今日、物凄いエッチな番組やるらしいで」
   って漏れ聞こえてくんねん。ツレから。
松 うん。
高 「あれ、今日深夜やるらしいで。」
松 うん。「エマニエル婦人」とかやろ?
高 そうやねん。
松 「エマニエル婦人」とか「青い体験」とかやろ。
高 そうやねん。もうあんなんやるでーっていう、
松 あーもうもうもう。
高 情報網がぱあ〜〜っとおったら、
   その日はもうおとんももう、早く風呂入って、おかんも、
松 うんうん。
高 で、おとんが出てから、足の爪の爪きりでパチパチ。
松 分かる分かる!
高 「はよねーや!」
松 「なに、なにしてんねん、コイツ・・」と思うよな。
高 「パチ・・・パチ・・・パチ・・」ってやってるから、
   トイレ行くたんびに何回も行って、「うわ、まだ爪切ってる・・。」
松 ははは。「お前、普段そんな長かったか?」
高 そうやねん。
松 「お前わざとやってんちゃうんか?」とか。
高 びっくりする。
松 びっくりするよな、あれ。
高 「読まれてんのちゃうか。」とか思うねん。
松 ははは。

高 でも、うちはなー、意外とそんなん無かったなー。
松 なんでやろ?
高 見てる感じでは。・・セックスレスかな?
松 いや、うちはやってたな。
高 あ、自分とこは、なんか感じた。
松 うん。
高 言われてみると、なんかアツアツムードあったもん。
松 あれ?俺、言うたかな?
高 なになに?
松 あの、うちのおかんが、俺が、ちょ、ちょうどそのぐらいの時期やわ、
   頃に、もう、うちのおかんておかしいねん。
高 うん(笑)
松 「こいつ、頭おかしいんか。」思たけど、
   その時は、ピンとけえへんかってんけど、
高 うん。
松 「あんたなあ、お父ちゃんはなあ、うちのお父ちゃんはおかしいやで。」言うて。
高 うん。
松 「え?何が何が?」「うちのお父ちゃんはな、
   ものっすごいな、噛んでくるねん。」って言うねやんか。
高 怖いわ、もう〜〜怖いわ〜〜、もう嫌や〜〜!
松 はははははは。
高 もう、怖っ。嫌ああ〜もう。怖い、もう、ヤメテ!ほんーまヤメテ!(泣)
松 ははは。
高 やめてやめて。もう勘弁してよ。
松 俺、小学生、子供やから、
高 分からへん。
松 「え?なんで?なんで?なんで?
   なんか、悪いことしたん?」って言うやんか。
高 うん。
松 「違うねん。・・悪いことしたわけじゃないねん。」
高 おかんも何が言いたいねん。
松 はははは!
高 何をクイズ形式にしとんねん。
松 はははは。
高 な、何、知られたいんか、どっちや、もう〜(笑)
   怖いわ〜。それは、それは、うわーそれ、俺、どっちも知ってるから、あかんわ。
松 「おかあちゃんが嫌がることをすんねやで〜、おとうちゃんは〜。」
   「このババア、何、なんやねん。このババアは・・。」
高 頭おかしいで。それは、あかん。
松 子供やからぁ、子供やからようわからへん。
高 わからへん。でも、それちゃんと覚えてんねんな。
松 そう。その何年後かぐらいに、親父のたんすから、
高 うん。
松 SMの本が見つかったからあ、
高 ああっ!
松 そこで、うちの親父がSやねん。
高 なるほどなー。
松 うん。
高 噛んでくるし。
松 噛んでくるし。もっと言うてたで〜。
   ごっついつねられるかね、なんか色々言うてたで。
高 (苦笑)そらあかんわ、それは・・。
松 何言うねん、あのババア。
高 何言うねん。もう〜〜。あかん。おっちゃんはでも、そうなんや。Sなんや。

松 山崎も言うてたで。なんかね、家族でね、子供ん時に、
高 うん。
松 マラソン、女子マラソンかなんか見てたら、
高 ほう。
松 もう、なんかすんーーごい疲れてて、その選手が。
高 うん。
松 もう、「はあ、はあ、はあ」みていになってて。そんなら、親父があの、
   山崎のその、おかんに、「お前の夜みたいやな。」って言うてんて。
高 ・・・えええーー?!
松 したら、おかんが、「何言うてんの、あんたっ!」って言うてんて。
高 ・・生ぁ〜〜〜。
松 ははは。
高 生あ〜〜。
松 その時に、山崎は全然意味もなんにもわからんかってんけど、
高 でもその言葉は、残ってる。
松 その茶の間が、物凄い空気になったってことだけは、分かってんねん。
   それが、今になって思うと、
高 そうや。
松 「そういうことなんや〜」って思って。
   あれは、やっぱりね、なんぼ子供やから言うて、あかんな〜言うて。
高 それはあかん。それはあかん。気ぃつけなあかんな。
松 気ぃつけなあかん。

高 意外と、聞いとったら、自分とこのおっちゃんおばちゃん、荒いで。
松 荒いねん。
高 子供に、そんなこと少々見られても、
   「そんなもん、なんとかなるやろ」みたいなところあるで?
松 荒いねん。

松 うちのおかんは、親父にむちゃくちゃされたと思うよ。
高 ・・そんなんなあ・・俺がブルーなるわ。
松 ははは。
高 なんでやろな?なんか、俺ブルーなってきた。なんやろこれ?
松 ははは。
高 はは。なんやろこれ。俺、別に人の親やからえーねんけどな。
   なんで俺がブルーになる必要があんねやろ。
松 いや、俺はほんーまに覚えてんねん。それは。アホやろ?
高 うん。
松 もう、うちのおかんはほんまにアホやわ。

高 でもやっぱりな、自分とこの家族は漏らしすぎやわ。
松 おかしい。ほんまにおかしい。
高 はあ〜。・・なんでブルーになるんやろ。

其の五 『 脚力 』

松 いやでもなあ、こないだ俺あのーTBSの新番で、
   なんか体力的なものをやらされて、
高 うん。
松 まあ、自転車みたいなものをこいだりしててんけど、
高 こいでた、こいでた。
松 もうほん〜〜まに、落ちてるよね。
高 落ちてるよ。筋肉もうないもん。
松 俺高校の時なんか、ずっっと自転車乗ってたもん。
高 いやみんなそうよ。みんなずっっと自転車やで?どこ行くのも。
松 もうーーすごかったな。あの頃。で、しんどさ感じひんかったやろ?
高 感じひん、感じひん。
松 なんやったんやろあれ?

松 ケンタウロスみたいやったやろ?もう、高校ん時。自転車と。
高 あー一体化してな。
松 うん(笑)
高 もう、まさに。
松 まさに。もう、降りてなかったやろ?
高 降りてない。降りてない。喋る時もそのまま乗ってた。
松 喋る時もそのまま乗って、片足だけどっかかけて、
高 うん。
松 ずーーと喋って、そのまま走って。
高 「行くぞー」って(笑)
松 ははは。
高 信号青なったら、「行くわー」言うて。
松 「行くわー」言って。もう、おりひんかったもん。
高 おりひんかった。おりんのが邪魔臭かったやろ?もう。
松 あれなんやったんやろ。

松 だから、俺ちょっと頑張るわ。
高 頑張ろう。もうちょっと身体鍛えなあかんで、自分。
松 鍛えるわ。
高 うん。言うたって、「ごっつ」やってるころは、
   ほんま毎週1回、チームファイトで走ってたやん。
松 うんうん。
高 身体動かして。あれも大変やで、実は。
松 うんうん。
高 週1でね。

松 もう、俺は生まれ変わるからね。
高 おおー!見してほしいね、その成果を。
松 「松本に蹴られるでーー!」ってことが、もう恐怖、みたいな。
高 おおーー!
松 「松本に蹴られたら、終わりやで。」
高 おおおっ(笑)
松 っていうね、
高 っていう、「松本は蹴り!」っていう、イメージをつける(笑)
松 ははは。
高 「脚力、松本!」なるほど。
松 ことわざにもなるくらいの。
高 なるほど。
松 「松本に蹴られるようなもんや。」と。
高 なるほどね。それ、どーいう意味でとらえんねん。
松 ははは。
高 それ、どーいう意味・・(笑)
松 「吉本蹴りナンバーワンといえば?」「こんな、ベタな質問やめようぜ。」みたいな。
高 「もう〜、せ〜〜のっ!松本!!」
松 ははは。
高 ははは。「この問題無しやで。」ってみんなが言うぐらい。
松 そうそうそうそうそう。
高 はっはあ〜。

高 蹴りの松本になってよ。
松 ほんと、蹴りの、ずっしんずっしん。ずしーん!ずしーん!「おいーっす」ずしーん!
高 それ重いだけやん(笑)
松 ははは。「聞こえへんかった。挨拶。」みたいな。
高 あーー。ははは。っどしーーん!
松 「っす」みたいな(笑)
高 何やねん。
松 ずしーーん!「っす」みたいなかんじで(笑)
高 ははは。
松 なるから。俺はなるから。
高 なるほど(笑)おおっ!それは、凄いね。見てみたいなー。
松 うん。

高 いや、そら見たいですよ。
松 うん。
高 マッチョ松本。
松 うん。
高 マッスル松本見たいですよ。
松 マッスル松本ね。
高 もうこれ見たいですよ。来年の今ごろはじゃあ、マッスル松本、ずしーーん!「っす」
松 もうほんま、ずしーーん!「っす」
高 ははは。
松 ははは。
高 いきますか?
松 いきます。もう、腹立つ奴を、蹴りでね、ふっとばすくらいの勢いでね。

其の六 『 いい人ってどんな人? 』

高 えーーと、これはですね、えー東大阪市の古賀さん。
  「いい人についてお話して欲しいです。」
松 いい人?
高 うん。「松本さん高須さんは、この放送で、ちょいちょいムカツクババアについてお話しますが、
   今回はいい人について話してください。」・・いい人な〜。
松 いい人って、やっぱり、すごく難しいね。
高 どーいうのがいい人って言うんやろな。
松 これがね、考え出すと分からなくなるのよね。
   例えば、間違ったことに対して、例えばね、
高 うん。
松 うーーんと、車乗ってるでしょ?ほんなら、バアさんがさ、
高 うん。
松 信号赤やのに、うわーーっと夜ね、歩いてたり、例えばするじゃないですか。
   で、これでね、ブレーキをかけてバアさんを行かすことがいい人なのか、
   ブッブーーって鳴らすことがいい人なのかって、これ、難しいぞ。
高 うん。
松 やっぱり、バアさんには、「赤で渡ったら危ないぞ」っていうことをちゃんと教えるためにも、
高 勿論。
松 そりゃ、クラクション鳴らすことも、これはもしかしたら、優しさなんじゃないかと。
高 勉強としてね。
松 勉強として。
高 うん。なるほど。それは難しいね。
松 うん。でも、例えば助手席に女の子が乗ってて、バアさんにブッブーって鳴らしたら、
   「もうそんな、お年寄りに・・」っていう空気になるじゃないですか。
高 うん。
松 ここですよね。難しいのは。
高 これは、どう捕らえたらいいんですか?じゃあ、どっちがいいんですか?
松 一番、やっぱりバアさんの命を守ってやることですよね、
   ここで一番、その優しいっていうのはね。
高 なるほど。
松 でも、この場では、バアさんが見えたから、ブレーキを踏むことによってバアさんは守れると。
   でも、明日、あさってのバアさんは守れるのか?っていうことを考えた時に、
   やっぱクラクション鳴らしてやって、明日のバアさんへにも警告を促してやるというね。
高 うん。麻痺してることが多い。ほんとに。今日、俺ね、
松 うん。
高 こないださ、まあまあ、ある休みの日に、まあドライブしてたのよ。
松 うん。
高 ドライブっていうか、まあ運転してたんですよ。
松 うん。
高 そしたらね、信号、
松 (笑)
高 信号を、なんやの。
松 いや、別にドライブでえーやん(笑)
高 信号のところで、ちょっと聞いてよ、ちゃんと。いい話してんねやから。
松 うん(笑)
高 人が倒れてんねん。明らかに。おっさんが。せやけど、みんーーーな無視やねん。
松 うん。
高 で、「酔っ払ってるんやろ?」って思ってんやけど、
   こぎれいな格好してるから、酔っ払いではないのよ。
松 うん。
高 しかも、それは12時半ぐらい。こないになることないやんか。
松 うんうん。
高 倒れてんねんな。で、みんな無視すんねん。これ、ちょっと怖くない?
松 うん、怖いね。

松 時間何時頃って?
高 12時半くらい。
松 あーでも、微妙な時間やな。夜の12時半?
高 いや、違う違う違う、昼間やん。
松 あ、それは多分、俺、「あ、大丈夫ですか。」っていうな。
高 いや、それがだーーれも言ってない。言ってないから、俺、電話したもん。交番に。
松 え、でも、声かけたったらよかったのに。
高 いやいや、後ろから車来てまうから。赤で止まっただけやから。
松 あー。
高 これは、まあ「電話したほうがええやろな。」と思って、電話したんやけど。
松 怖いな。
高 怖いやろ?
松 怖いっていうか、嫌やなあ。

高 そーいうことに、麻痺してんのよね。
松 麻痺してる。
高 ・・何が言いたいかっていったら、俺がええ人やって言いたかった。
松 ははは。
高 ははは。

高 俺、心臓の検査したやろ?あん時、入院してたんやな。
松 うん。
高 で、横で、「この人死ぬんちゃうかな?」っていうぐらいのおじいちゃんが、おったのよ。
   歳も、60いくつぐらい。俺の親父くらいやわ。
松 うん。
高 足、もうほんま「はじめ人間ギャートルズ」みたいに膨れてるのよ。
松 ははは。
   俺は、そーいうの優しくないと思うねん。そのいじーちゃんを、
   そんなもんんのアニメに例えたくはないからね。
高 違うやんか。自分そー言うたらもう、元も子もない。例えやんか。
   ほんーまにあれぐらいはれてんねん。
   ほいで、ほいでね、申し訳無い、これ申し訳無いけど、俺、見たとき「うわっ」と思ったのよね。
松 あー、まあ思うね。
高 「あーなんですか?」って言うてて、
   なんや、足のはれが、ひいてるひいてへんの話を毎日してんねんけど、
松 うん。
高 「こんなんひいてへん」って俺は思うぐらい物凄い足になってんのよ。
松 ははは。
高 「俺は、これこれこれこうで〜」「あー若いのに〜。」
   って言われて、物凄いブルーになってもうて、
松 あーギャートルズに。
高 自分それは、あかんて(笑)ギャートルズが、言うわけよ。
   で、それで、その日思ったのは、寝ながら「もしこれが治ったら、ちょっといいことしよう。」と。
松 うん。
高 もう「神様お願いします。」と。
   「もうこれで、ギャートルズの言う通りやったら、えらいことなるなあ」思て。ははは。
松 ギャートルズ言いたいだけやん(笑)
高 はは。そいで、そいで、あんまなんもなかったわけよ、薬で。
松 おお、これは、願い通じたわけや。
高 うん。そう、願い通じて、薬でなんとかなると。
  「あー良かった。」と。手術せんでいいんですよ、と。
松 うん。
高 そしたら、えらいもんで、こうーマンションのビラかなんかね、
   こう、ほらもう、やらしいーホテトルなんかのチラシが入ってるわけよね。
松 うん。
高 あーいうのも、ちょっと、一枚ぱっと落ちてるときがありますわ。たまにね。
松 うんうん。
高 そんなんも、「ちっ、もう〜〜」と思いながらも、全部俺が拾うようにしてんねん。
松 ・・うん(笑)
高 いや、細かい話ですよ。
松 ははは。
高 細かい話。でも、俺が全部拾っては、ごみ箱に捨て、ほいでね、
松 うん。
高 まあ、これで何が言いたいかっていうと、
   そんだけ俺はええ人やって言いたいだけですよ(笑)
松 ははは。

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