2003.3月(?)『雨上がり決死隊ペシャル』(のちの雨トークです)
松本=松 宮迫=宮 蛍原=蛍 スタッフ=ス −=ナレーション

―遂にデビュー15年目にして、初の冠レギュラーが決定したのだ!
 ということで、雨上がりの二人はある超大物に、
 レギュラー決定の報告とお願いごとをしに、ラジオ局を訪ねた。

〜2月27日(木)TOKYO FM
宮・蛍 おはようございます。
―その超大物とは!
宮 おはようございます!
蛍 おはようございます!
松 おー(スポーツ新聞を読んでいる)
宮 え?
蛍 おはようございます!
宮 おはようございます!
松 はいはい(軽)
宮 ちょ、ちょ、ちょっとすいません。(とカメラの前を通り、手で読んでいる新聞を振り払う)
ス (笑)
松 (笑)
ス (笑)
蛍 おい、待て、おい(笑)
― 更に、
(雨上がりが松本の横に座る)
松 そんな知らんけど、
宮 まあーしかしあれですよ。
蛍 はい。なになに?
宮 ね?(と、松本の吸ってるタバコをもみ消す)
蛍 別に、別に、タバコぐらいいいんじゃないの?僕は。
   こっちで勝手に乗り込んでんねやから(笑)
―さっそく報告を。
宮 なんと、
松 うん。
宮 我々雨上がり決死隊、
蛍 はい。
宮 15年目で、冠番組、レギュラー番組が決まりました。
宮・蛍 ありがとうございます!(おじぎ)
松 はーーあ、そう。何それ?「わらいのじかん3」かなんか?
宮・蛍 ははは!
松 この名前、あげてもいいで。
全 ははは。
松 まあーーげん悪いけどな
蛍 そ、そんなことないですけど(笑)
宮 あれはあれで、面白い番組でしたよ(笑)
蛍 はい(笑)
松 まあまあ、よかったよかった。
宮 実は、松本さんに報告したいな、と思って。
松 えーえー。
蛍 そうです。
松 なるほど。
宮 来ました。
松 なんで、なんで、俺、俺に来んのよ。
宮 いやいや、お世話になって
松 もっと他、行かないかんとこいっぱいあるやろ。
宮 どこですか?
松 きん枝師匠とかー。
宮 きん枝師匠?!
全 (笑)
宮 きん枝師匠?
松 すごいね、でもね。
宮 いやいやいや、だって、ダウンタウンさんて、冠って早かったでしょ?
松 ま、やってますよ。ただ、番組持つのはね、
宮 ええ。
松 ちょっと頑張ればできるんですよ。
宮 おーー。
松 結局、それをどんだけ持続させるかなんですよ。
宮 そこなんです。
松 ここなんですよ。
蛍 はい。
宮 ねー。
蛍 はい。
松 まあ、そんなこといいながら、僕も「ダウンタウンセブン」終わってしまった。
全 ははは。
松 ええ。「ダウンタウンセブン」や言うてるのに、
   一回「ダウンタウン スリー」ぐらいまで出してしまいました。
全 ははは。
松 視聴率の方がね。ええ。
蛍 ははは。
宮 あんな弱気な発言をしてる松本さん見たことなかったです(笑)
松 (笑)
蛍 え?
宮 次の日が「ダウンタウンセブン」や、「憂鬱やーー(目を閉じて)」
蛍 なんでなんですか?
松 (笑)

― ところがここで、宮迫からとんでもないお願いが!
宮 レギュラーになる最初のスペシャルということですから、
松 えーえーえーえー。
宮 やっぱりこの、価値を持たせたいな、みたいなとこあるんですよね、
松 あ、この番組に。
宮 えーえーえーえー。
松 えーえーえーえー。
宮 ですので、
松 えー。
宮 あの、前説・・
松 うんうんうんうん。
宮 それを、
松 うん。
宮 (指差す)
松 僕が?
宮 (うなずく)
松 ああーー、いいよ。
宮 えええっ!!!?
蛍 えっ?!
蛍 いやいやいやいやいや(笑)
宮 (笑)
松 今更ここでジタバタしても・・(笑)
全 ははは。
宮 いや、もうちょっとなんか、
   「なんでやねん!」みたいなことを言われた方が、
松 (笑)・・・なんでやねんっ!
   なんでそんなことせなあかんねん、もお〜〜!
蛍 ははは。
宮 お願いします(笑)
松 先輩やぞ、お前ええ〜〜。
蛍 ははは。
宮 それはそれで嘘くさいですよ(笑)
松 (笑)

宮 僕は、あの、これをちょっと、
蛍 はい。
宮 読んでいただきたいな、っていうのが、
蛍 読むだけで。
宮 ええ。
―なにやら宮迫は原稿を用意していた。
宮 これをですね、
松 うん。
宮 読んでください。ただ、あの、普通に、あの紹介ですけどね。
松 (原稿を読む)『松本人志は雨上がり決死隊の二人を推薦します。』
宮・蛍 はいはい。
―どうやら中身は、二人のことを褒めまくった推薦文らしい。
松 ちょっと待ってー、もー、マジで?
宮 お願いします。
松 頑張って、自分ら。でも〜。
宮 番組ですか?
蛍 はい。
松 推薦して、おもんなかったら、俺の名前も傷がつくからな。
   山崎をちょっと褒めたことで、ものっすごい、俺、傷ついてもーてる。
ス (笑)
宮 あーあれは仕方ないです。
松 そう。
宮 あれは仕方ないです。
松 うん。・・・はい。
宮 お願いします。あの、デジカメで。
松 デジカメ?
蛍 はい。
宮 はい、こちら(とデジカメ登場)
松 えー?なんでデジカメなん?これ(カメラ)。
宮 いや、これは僕らを映してるんで。
蛍 はい。
宮 メイン。
―というわけで、このデジカメで前説を収録する。
宮 5秒前から、
蛍 お願いします。
松 カメラ目線でできへんで。こんなん読まんと。
   気持ち全然入ってないからな。
宮 気持ちは、入れてくださいよ。
松 ・・・っていうか、
宮 ええ、
松 うそ・・、やからね。
蛍 嘘じゃないです。
宮 嘘じゃないです。
蛍 全部ほんまですよ。
宮 全部ほんまでしょ。
松 『蛍原くんのキレのある鋭く的確なツッコミ』
蛍 はいはい。
松 見たことないで。
ス ははは。
蛍 いえいえいえいえ、もー、もー見れます見れます。
松 ぐずぐずやんか。自分〜。
蛍 なんでやねんな〜。
宮 ほら、これこれこれ(と蛍原を指差す)
松 ・・・スゴイ!
全 ははは。
松 スゴイねぇ〜〜。
蛍 そうでしょお?そうでしょお?

宮 いきますよ。うんっ、うんっ(と喉の調子を整える)
松 うん。うん。
宮 いきますよ。うんっうんっ(とまた、喉の調子を気にする)
松 ・・(蛍原に)「お前が喋るわけでもないのに、」
蛍 はい。
松 「なんでうんうん言うてんねん」言うとこちゃうの?今の。
ス ははは。
宮 僕、ツッコミを求めたんですけど、すいません。
松 ね、待ってたよね。
宮 松本さんに、
松 で、またすぐ俺が、「ええやんかー」って言わなあかんとこやな(笑)
宮 かぶせですよね。絶対そうですよ(笑)
松 今のは絶対そう(笑)
ス ははは。
蛍 ちょっと、はよしてくれ!
全 (笑)
松 マジメやなあ〜〜〜。
蛍 録んねんから。これ、とって流さなあかんから。
宮 あーそうですか(笑)
松 あ、そう(笑)
宮 分かりやすい(笑)
―ホトちゃんのキレのあるツッコミも決まり
宮 5秒前、4,3,2・・
―いよいよ収録スタート

松 私、松本人志は雨上がり決死隊の二人を推薦します。
   今回二人は、デビュー15年目にして、
   初めての冠レギュラーを持つことになりました、これでテレビ朝日は向こう
〜〜どこからかピピピピピピピピピピという、スタッフの携帯の音が。
宮 あ、ごめんなさい(笑)
松 えええーー?!
宮 ちょっと誰やあ〜!オ〜イッ!!
蛍 ちょっと!!
松 もーイヤや、俺、こんなん2回もやりたないわ〜!

―そんなこんなで、本番当日。

〜〜収録スタジオ

アナウンス>> ただいまより、松本人志の前説をお送りいたします。

〜テレビ画面に松本登場。
松 私、松本人志は、雨上がり決死隊を推薦します。
   今回二人はデビュー15年目にして、遂に初めて冠レギュラーを持つこと、
   ことになりました(笑)
客 (笑)
松 それにしても、なぜ、これほどまでに優秀な二人をテレビ局はほっといたのでしょうか。
   えーこれでテレビ朝日は、向こう20年間安泰間違いなしです。
   これから皆さんは、宮迫くんの、才能に、あのーあふれたボケと、
客 (笑)
松 蛍原くんの、キレのある、鋭く的確なツッコミをごらんになってもらいます。
客 (笑)
松 さあ、いよいよ芸能界で最ものりに乗っている二人、21世紀が誇るスペシャルコンビ、
   雨上がり決死隊の登場です。ど〜ぞお〜〜〜。

―雨上がり登場。
宮 あのーレギュラーの司会が決まりました。雨上がりの宮迫〜です(と登場ギャグ)
蛍 はい。そりゃーもう、
宮 いやーすごいですね。
蛍 あの、わざわざ、松本さんがあれですよ。言うたら、
宮 ええ、そうですよ。あんだけ親身になって僕らのことを押してくれてるわけですから。
客 (笑)

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