<放送室のおこし>番外編 〜恵俊章のディアフレンズ〜
2003.8.7(木)TOKYOFM AM11:00〜 


恵 時計の針が11時をまわりました。おはようございます、恵俊章です。
  今日のゲストなんですけども、肩書き的には、放送作家さんですけども、
  なんか、ちらほらお会いしてるとは思うんですけど、こうやって逢うのは
  初めてで「照れますね」っていうのが、開口一番で、
  放送作家の高須光聖さんです。おはようございます。
高 おはようございます。
恵 よろしくおねがいします。
高 いやー、もうなんかちょっと、直視できないですね。
恵 いやー、なんかねえ。
高 照れますね。
恵 なんか、照れるの分かりますよ。一回、「ガキ使い」で、
高 あー、
恵 松本さんがなんか、そんなようなことを仰ってて、
高 はいはいはい。
恵 「浜田と2人きりになると、照れるねん。」と。
高 はいはいはい。
恵 「誰かいてくれ。」と。
高 はいはい。
恵 みたいなね。
高 なんかありますよね。
恵 多分、だから、高須さんもずーっとこの世界にいらっしゃって、
  僕らもそうじゃないですか。
高 はいはい。
恵 なんか遠巻きには知ってて、
高 はい。
恵 こうやって話すと、何話していいか、
高 いや、なんーーか、ごっつい照れますね。
恵 そうですよねえ。今更なんかねえ、
高 いや〜〜、ねえ?
恵 「どんな毎日ですか?」って聞いてもねえ。
高 はは。そうですよ。
恵 ははは。
  「知ってるでしょ?」みたいなのもあるし。照れますよね。
高 あのー、恵さんすっごい優しい人じゃないですか。
恵 そんなことないですよ(笑)
高 僕、下からずっと行きますから。今日は(笑)
恵 ははは。いや、そんなことないです。
高 俺、TBSで、
恵 はい。
高 入り口らへんで、恵さんいらっしゃって、
恵 はい。
高 僕がなんか、会議で入る時に、
恵 ええ。
高 物凄い遠いんですよ?
恵 はい。
高 立ち上がって、「おはようございます。」って言ってくれて。
  「うわ、この人、すごいな〜。」
恵 いえ、なんかこう〜、「この人だ」って見極める能力、長けてるんですよ。
高 いや、僕全然ないんですよ。
恵 付き合い方は、分かんないんですけど。
高 ははは。僕、でもそんなんないですから。
恵 「この人来るな」色んなほら、アンテナ張ってるじゃないですか。
高 あーそうですか?
恵 じゃあ、今日の30分は色んな事、相談したいと思うんで。
高 あーそうですか(笑)
恵 最後まで、よろしくお願いします。
高 よろしくお願いします。

〜CM〜

恵 大体この時間は、絶対寝てる時間ですよね?
高 いや、
恵 11時くらい。
高 僕、結構起きてますよ。
恵 あーそうですか。
高 早いんですよ。歳なんですかねー。
恵 1963年ですよね。
高 はい。今年40ですよ。
恵 40ですよね。
高 キツイですねー。
恵 どうですか?・・あ、ってことは、
  ダウンタウンさんと同級生ってことは、ダウンタウンさんも、
高 40ですよ。エライことになってますよ〜。
恵 あ、そうか〜、1個上なんですね。学年で言えば。
高 そうですよ。
恵 そうですね。
高 そうです。
恵 僕、64年なんですよ。
高 あ、じゃあ、僕の下ですね。
恵 下です、下です。
高 あーそうなんですか。はい。
恵 いや、でもこの「放送室」のね、というね、
  番組も今、やってらっしゃるんですよね?
高 そうですね。
恵 はい。それで本になったんですけど、松本さんと高須さんと、
高 うん。
恵 そこにも書いてあったんですけど、その最初にだから、
  高須さんが作家になるきっかけみたいなものも、
  ダウンタウンさんとの深い関わりの中で、
高 そうなんですよ。まつも〜〜とが、なんとなく誘ってくれたんですよね。
恵 はい。
高 忘れもしません。中野新橋の、あ、中野坂上か、デニーズで、
恵 はい。
高 電車で待ち合わせをして、駅でか。で、話をした時に、
  「あー、じゃあ放送作家やる?」つって、
恵 はい。
高 「え、何してええか、俺、全然わからへんで?」
  「いや、大丈夫やと思うで。ブレーンや、ブレーン。」って言われて。
恵 はい。
高 勿論、「ブレーン」ってよくわからなくて。
恵 ええ。
高 「まあ、分かりました。じゃあ、やるわー。」つって、
  大阪帰ってそっからですよ。
恵 「ブレーン」って言葉を使いたかっただけだ、って書いてますけど。
高 そうなんですよ。もう、一っ切!
  僕はなんのこっちゃ分からなかったですから。
  ただ「ブレーンでいっか〜。」って思いながら(笑)
恵 (笑)でも元々は、ずっと面白いこと考えてる仲間だったんですか?
  ずっと、小学校からの、
高 そうなんですよ。小学校からねまあ、松本は松本の漫才、
  僕は僕で、漫才とかコント作ったりとか、
恵 あ、やってたんですか。
高 へんーな小学校だったんですよ。ほいで、本にも書いてあるんですけど、
  僕は僕で変な奴とコンビ組んでて、浜田は浜田でコントやったりとか、
恵 はいはい。
高 で、松本は松本で漫才をね。
恵 結構、その3人は有名だったんですか?
高 5組ぐらいあったんですよ。漫才する、有名どころが。
恵 凄いですねー(笑)
高 (笑)
恵 レベル高いですねー。
高 高いんですよ。で、ま、浜田のところは大体女の子がワーキャーっていう、
  一応、コント系なんですよね。
恵 はい。
高 で、松本は一応、男もみんな一目置く、
  「あいつは今度どんなネタすんのかな?」っていう注目のコンビなんですよ。
恵 はいはい。
高 トリオというかね。で、僕らは、僕らの3組は、
  なんとなくクラスで、
  「じゃあ、お前らが組めば?」っていう感じで、組んでいく3組なんですけど。
恵 はいはい。
高 もう、その松本と僕ら、全然違いましたからね。
恵 へー。
高 腹立たしく思ってましたね。ずっと。「なんでおもろいねん、こいつ。」
恵 あー。
高 それ、浜田もあったと思うんです。
  松本の漫才見て、「なんや、コイツおもろいなー。でも笑えへんぞ。」みたいなね。
恵 はー。
高 へん〜な。
恵 よく言うじゃないですか。僕、九州なんで分からないですけど、
高 はい。
恵 そのー、「大阪の人はみんな面白い」とか、
高 うんうん。
恵 言うじゃないですか。
高 うんうん。
恵 それ一緒なんですか?
  それとも、高須さん達の学校が特別なんですか?
高 あの僕らんとこは、すっごい、異常でしたよ。
  あのー、勝手にね、あのー、鬼ごっこみたいなんするんですよ。
  で、でも、それ「ミイラごっこ」って名前を変わっていって、
  ちょっとミニコントが入るんです。頭で。
恵 (笑)
高 負けた奴が、じゃんけんで負けた奴が、一応刺されるんです。誰かに(笑)
恵 (笑)
高 「やめてくれっ!」って言いながら、刺されて、
  で、あのー掃除箱ん中に入れられて、
  「やめろっ!」って言いながら、入れられて(笑)
恵 (笑)
高 「3年後っ、ヘイッ!」とか言うんですよ(笑)
恵 ははは。
高 よくわかんないんですけどね。で、3年後で出てきたら、
  そっからはもう、普通の鬼ごっこなんです。
  入り口はちょっとずつみんな変えていくんです。遊びながら。
恵 あーー、なるほどねー。
高 下らない小学校です。ほんとに、くだらーん、
  頭の最初の入り口が、ミニコントってことでね。やってましたねー。
恵 でもそれが、きっかけでブレーンになって、
  今度はプロになってくわけじゃないですか。
高 はいはい。
恵 ダウンタウンさんの番組は勿論の事、色んな番組やってて、
高 うーん。
恵 例えばその、未来日記的なことだったり。
高 はいはいはい。
恵 あん時、そのー、僕の仲の良いというですかね、
高 あ、はいはいはい。
恵 あの、中野君という放送作家は、
高 はい。
恵 「やられた」と。「今年一番やられた」ってことを言ってたんですけど。
高 あー、聞きました聞きました。僕、中野君に聞いて。
恵 それで、なんか今度はプロっぽい、なってくのは、平気だったんですか?
  最初とか、「ブレーンや、ブレーンや。」って言われて、
  「おー。」って、なったはいいものの、
高 いーや、だから僕ねえ、そのー、コンプレックスに変わっていくんですよ。
  始めは「あー、友達で凄く楽に、この業界入れていいな〜。」と思ったんですけど、
  段々次は、コンプレックスになっていくんですよね。
恵 コンプレックス?
高 要するに、"ダウンタウンの友達で入ってる"ってことで、
  「俺は、何?この2人がいないとできないの?」いうのに、
恵 あー。
高 どんどんなってくんですよ。卑屈にね。
恵 あー。
高 ある時、色んな番組に声かけてもらって、なんとなくそれがもう、
  「まあ、どーでもいいかー。」ってなってくるんですけど、
恵 うーん。
高 最初のねえ、5,6年はすっごいイヤでしたね。
恵 イメージは、どうだったんですか?
  「松本さんと浜田さんがやると面白い」って考えるのか、
  もう全然普通に「なんか面白いこと」って考えるんですか?
高 あ、僕、全然関係なく面白いこと考えて、2人に、
恵 渡す。
高 「こんなんどう?あんなんどう?」松本、コントはねえ、別ですね。
恵 昔、初期のダウンタウンのネタ、見尽くしたと思うんですけど、
高 あーそうですか。
恵 それこそ、中野と。
高 はいはいはい。
恵 2人で。
高 あーそうなんですか(笑)
恵 いっぱい観たんですけど、特徴としては「妖精」(「ごっつ」のコント?)にしても、
  大阪っていうイメージは当時、全然無かったしね。観て。
高 うんうん。で、不思議でしょ?
恵 不思議です。
高 あの、そーいう、方程式がない笑いじゃないですか。
  感覚で、あの「妖精」って聞いてる人分からないですけど、
恵 まあ分かりやすく言うと、山に言って、妖精がいるんですよね。
高 いるんです(笑)
恵 「あ、妖精だ。」って通ろうとすると、
高 「わああ〜!」つって。
恵 怒るんですよ。妖精が怒るっていう。
高 怒るだけなんですよね。
恵 だけなんですよね。
高 なんてことない、怒るだけなんですけど、それがおっかしいんですよね。
恵 おかしいんですよね。
高 訳わからないんですよ。
恵 うーん。
高 その時も松本と話してて、
  「訳わからんなー。」「でもおもろいよなー。」って、話してて。
  でも、そういうネタ多かったですよ。
恵 そういう時、高須さんは笑うんですか?
高 笑います、笑います。
恵 あ、笑う。
高 笑います。
恵 「やるぜ」っていう。
高 一緒んなって、浜田は基本的にネタできたものに、乗っかってきて、こう、
恵 はいはいはい。
高 やるんですけど、ほぼなんとなく、松本と喋りながら、
恵 はいはいはい。
高 で、書きとめたりとかして、足したりとかして、
恵 はいはいはい。
高 で、1本の本にして、で、浜田もまじえて、稽古したり。
恵 コントはね。企画はまた全然、
高 企画は全然違います。企画は、
恵 未来日記なんか、どうやって生まれたんですか?
高 あれね、な?あのーちょうどね、ヤラセとかいろんなことが、その「電波」とかでも、
  そのーいろんなことが言われてて、
  「ヤラセって、演出とヤラセはどう違うんやろな〜?」って思って、
恵 あー。
高 じゃあ、もっと完璧に本を見せて、
恵 はい。
高 こんなこと彼らがやりますよ。次、こんなことやりますよ。
  でも、人の気持ちはほんとに変わってくることあるじゃないですか。
恵 はいはいはい。
高 で、俺、修学旅行とか行ってて、帰り際になってくると、
  3日間ぐらいのことなのに、2日か3日ぐらいのことなのに、
  帰り際ちょっと切なくなるんですよね。
恵 あーなりますね。
高 別れ際とか。
恵 はい。
高 友達もちょっと違う、顔に見えてるんですよ。なぜか。
恵 ほー。
高 で、終わりたくないんですよ。
恵 はいはい。
高 「あー、終わりたくないよなー。」と思って、
  なーんとなく、修学旅行ぐらいの、
恵 元は修学旅行の切なさなんですね。
高 「終わりたくない」っていうね、帰る間際、なんとなくイヤじゃないですか。
恵 修学旅行なんかも、そういう意味では「未来日記」ですもんね。
高 そうです。
恵 ある意味ね。
高 もうやる事全部決まってて、その通りやってて、
  何故か帰り際に切な〜くなって、帰るっていうのは。
  「もうちょっと続いて欲しいな。」ってなってしまうじゃないですか。
恵 そういう、今、結婚してないですよね?
高 してないです、してないです、してないです。
恵 物凄いピュアな部分が・・
高 これがね、意外と中野君と合うんですよ。恵さんもそうでしょ?
恵 いやね〜、そうだと思うんですよ。
高 実はね。
恵 ロマンチストなんじゃないですか。
高 そうですよね。
恵 で、見えるのがイヤなんですよね。
高 で、笑いに変えてるんですよね。
恵 はい。
高 照れをね。
恵 はい。

〜CM〜

恵 今日は、放送作家であり、ダウンタウンと幼馴染みの、
  まあそれを言ってほしくないっていう(笑)
高 いや、全然もういいですよ(笑)
恵 高須光聖さんです。まあ、その本が出まして、深夜番組の「放送室」。
高 そうなんです。あのまあ勿論ダウンタウンもそうだったんですけど、
  まあ、松本と浜田もそうだったんですけど、放送部だったんですよ。
恵 はいはい。
高 で、僕は違かったんですけど、
恵 あー。
高 僕は放送部じゃなかったんです。なんか、文化系のね、
  文化系のそういうのがイヤだったんです。僕サッカー部だったんです。
恵 ほーほー。
高 どうもそこは合わなかったんですけど、
恵 えー。
高 でも、その「放送室」っていうのは、響きがなんかいいから、
  「ラヂオやる時にそういうタイトルにしようか?」「あ、えーよー。」
  で、そのままそれになったって感じですけどね。
恵 そのね、書き出しにね「この番組は、人に言うたらあかんで。」
高 はいはいはいはいはい。
恵 なんか、"らしい"ですよね。
高 "らしい"ですね。いや、別にね、何喋るでもないんですよ。
  2人とも、そのー、あのー、
  なんか一週間あったことをぺらぺら喋ってるだけで。
恵 「あ」からね、始まって、
高 あー、そうです。最初の頃は「あ」から「ん」までキーワードがあって。
恵 僕はね、面白かったのは、実は3人だったかもしれないっていうね、
高 はいはい。
恵 ダウンタウンが。
高 はいはいはいはい。
恵 それちょっと、すっごく面白かったんですけど、
高 もう一人、
恵 もう一人面白い人がいて、
高 そうなんですよ。それはねえ、
恵 殴り合いのケンカになって、
高 で、浜田の方へ行ったって。
恵 両方帰って行って。
高 そうなんえすよ。
恵 の時に、浜田さんが「行くぞ」って。
高 「松本行こうや!」って。そうなんです。
恵 言った時についてたって。
高 そうなんです。だから、それはねえ、あのー、
  いまだによく話するんです。ちょいちょい話するんですけど、
  その「あん時に浜田についていかなかったら、ダウンタウンは浜田じゃなかったのかなあ?」とか、
恵 あー。
高 って言うんですよ。でも、確かにね、
  もう一人の伊東っていうんですけど、面白いんですよ。
  あのね、小学校の時やったかな?小学校の時に、
恵 えー。
高 「ひげをたくわえてる」っていう表現使いよったんですよ。
恵 ははは。
高 「あのおっさん、ごっつええひげたくわえとるやん。」
  って言いよったんですよ。で、僕らは「ひげたくわえてるって、お前!」
  で、それがはやったんですよ(笑)
恵 (笑)
高 そんな表現、子供の頃されたら、ちょっとねえ、
恵 注目しますよね。
高 えー。「たくわえてる」は出ぇへんなー。
  で、その、伊東のおっさんって、おっさん口調で喋ってくる奴なんですよ。
恵 はいはい。
高 で、そいつと松本、漫才やってたんで、浜田は中学からなんですよね。
恵 あー。
高 だから、それまで浜田と松本は、そんなに仲良くなかったんですよね。
恵 へー。
高 で、たまたま3人が、放送室、放送部に入って、
  ある時ケンカになって、で、松本は止めるでもなく、
  どうしていいか、どっちとも友達ですからね。
恵 ええ、ええ。
高 で、その伊東って奴は左へ、浜田は右へ、で浜田が「まっつん、行こうか。」
恵 伊東さんは、声をかけなかった?
高 かけなかったんですよね。
恵 なんか、ドラマみたいですよね。
高 そうですよ、変なねえ。
恵 松本さんも言ってたじゃないですか。
  「なぜ、あん時ついてったかは、よう分からんねん。」って。
高 そうなんですよね。
恵 そんなもんなのかな、って思ったり、
高 ねえ?
恵 しますしね。
高 そっからね、伊東っていうのは、どんどん、どんどん、こう、
  全然僕らとは遊ばなくなっていくんですよ。どんどん、どんどん。
恵 へー。
高 ほいでね、もう一個本が出るんですけど、
恵 はい。
高 「放送室の裏」って言うのが、
恵 はいはいはいはい。
高 で、そこに伊東っていう奴とか、
  初めてダウンタウンがネタ見せた和田君って奴とか、
  電気屋の息子の藤井っていう下らない奴がいてるんですけど、
恵 はい。
高 その3人と、僕が、当時の話を再取材してるんですよ。
恵 ええ。
高 で、伊東がどんなことを思ってたかって、全部聞いてるんです。
恵 えーー。
高 これね、
恵 気になるなー。
高 それはね、あのね、ちょっと言いますけど、
  ダウンタウンのテレビは一切観なかったんですって。
  「あの松本の横にいたのは、俺だったかもしれん。」
  ってずーっとあったんですって。
恵 はー。
高 だから、ダウンタウンのテレビ観れなかったんですって。
  で、「売れるな!売れるな!」ってずっと思ってたんですって。
恵 人間らしいですねー。
高 ずっと「売れるな」って。どんどんその反対に売れていくんですって。
恵 松本さんとか、浜田さんはその話を聞いてるんですか?
高 えーとね、僕が再取材したのが本になるんですけど、
  その一応内容持って、松本に話してるんです。
恵 あー。
高 で、松本が「うわ、これは切ないなー。」
恵 切ないですねー。
高 って言ってましたけどね。
恵 またその伊東さんに復活してほしいですね。
高 いやいやいやいや(笑)
恵 (笑)へー。
高 あの、聞いて「あー、つらかった人生やったろうなー。」って。
  お笑い好きなだけにね、それに携われない、そこに近づけないっていう、
恵 その時、みんな楽しんでるわけじゃないですか。
高 そうなんですよ。で、ある日ね僕がね、
  松本とまあ話をして伊東って奴に、
  「放送作家せえへんか?」1回言ったことあるんですよ。
恵 高須さんが?
高 はい。で、それが松本と話してて、
  「伊東って面白いから、あいつこの業界でやれんちゃうか?」って、
  僕は一回松本と一緒に、伊東に言ったことあるんですよ。
  で「俺、ええわ、ええわ〜!」ってそん時は、明るく言ってたんですよ。
恵 はいはいはいはい。
高 でも、そん時も、実は、物凄いこう、葛藤があって、
恵 はい。
高 松本に「面白なくなったな」って思われるのが、怖かったんですって。
恵 ・・はーーーーーー。
高 そういうの聞かされると、
  「うわーー、ツライ人生やな。」ってちょっとね、
恵 ねえ。
高 やっとです。ここ、この辺なって、テレビ観れるようなった。
恵 でもなんか、凄い、その、それがいくつなのかわからないですけど、
高 うん。
恵 プロっぽいっすよね。
高 プロっぽいです。
恵 あのその、
  「面白くないって思われるのがいやだ。」って言ってあげることとか。
高 あーまあね。そうですね。
恵 あの感覚が、伊藤さんはもうプロを意識した発言ですよね。
高 ですよね。
恵 素人だったら、「え、え?俺、そんなん、」もう、ね?
  「向かないし。」とか、「よくわからないし。」なら分かるけど。
高 うん。なんですって。
恵 「面白くないって思われるのがイヤだ。」って。
高 松本に「おもろなくなってるな。」って思われるのがイヤやから、
  怖くてできんかったって言ってました。
恵 引っかかりますねー。
高 あの面白かったです。あえて、そのー、
  いろんな奴に再取材してるんで、それはそれで面白かったですけどね。

〜本の宣伝〜

恵 さあ、じゃあですね、リクエストの曲を伺いたいんですが。
高 あ、あのねえ、ちょうどこのー、
  「放送室」でやってるんですけど、それのエンディングテーマなんです。
恵 はい。
高 「人間の証明のテーマ」
恵 はい。
高 ジョー山中さん。
恵 はい、分かりました。

〜曲〜

恵 これエンディングにしたの、なんかあったんですか?
高 いや、僕、この曲好きだったんですよ。
  単純にそれだけで。で、エンディングに。
恵 「人間の証明」ですもんね。
高 はい。・・・なんもなくてすいません。
恵 いえいえ。
高 ほんっと、なんもなくて(笑)
恵 でも、観てる映画が一緒な感じですね。
高 あーそうっすか。
恵 角川映画全盛ですもんね。
高 あー、一応チェックしてましたね。

〜CM〜

恵 「ディアフレンズ」今日は、放送作家の高須さんをお迎えしました。
  どうもありがとうございました。
  えー、「放送室」でおなじみのですね、このー、
  TOKYOFM出版から出てる、「放送室」と、
高 はい。
恵 えー、それからですね、同時に第2段といいますか、
  ワニブックスから出てる「放送室の裏」。
高 はい。
恵 これをちょっとね、なんかね、続けて読んでもらうと、いろんなことが。
高 そうですね。
恵 人間関係というか、
高 ちょっとね。
恵 色んなことが分かるというか、
高 あんま知られてないダウンタウンが、こう、幼い頃のね、
  ピュアな部分が入ってるんで。
恵 うーん。「色々、こういうこと思ってますよ」とか、
高 あーそうですね。
恵 それはそれで、凄く興味深かったりすると思うので、
  ぜひみなさん、チェックしてみてください。
高 はい。
恵 で、えー「放送室」は今夜1時半からですね。
  東京FMをキーステーションに、全国37局ネットで放送、
  これ言わないと怒られるんですよね?
高 そうなんですよー。物凄いかむんですよ。これ。
恵 はい。
高 かむと思うとなんであれ、かんでしまうんですかね?
恵 らしいですね。だから、言いたくないことなんでしょうね。
高 言いたくないことなんですかね(笑)
恵 いっつも俺、思いますわ。なんか、かむとき、
  「なんかやだな。」って思ってんだって。
高 あ、どっかでね。
恵 そうです。
高 でも、かまないでしょ?殆ど。
恵 かみますよ。
高 いや、かまないですよー。
恵 すごいかみますよ。
高 そうですか?
恵 はい。
高 スラスラ流れるように話してらっしゃるから、「あ、違うなー。」
恵 あ、やめてください(笑)
  僕ら、僕の中では「攻撃」とよんでるんですよ。
高 あ、やめます(笑)
恵 攻撃はやめてください(笑)えー、ぜひこれ、チェックしてください。
高 はい。
恵 それから、高須さんの予定としては?
高 はい。
恵 なんかあるんですか?本出ましたけど、
高 予定ですか?
恵 えー。
高 予定は〜〜そんなに、ないですね。
  日々ちょっと、テレビをね、またこう、面白いテレビを、
恵 はい。
高 バラエティ最近、弱いじゃないですか?
恵 そうですねー。
高 こう「面白いな。」って言われるものを作らなあかんな、
  と思いながらも。
恵 ほんとですよねー。
高 頑張って作ってます。
恵 ぜひ。はい。ということで、
  恵俊章の「ディアフレンズ」。
  今日は放送作家の高須光聖さんをお迎えしました。
  どうもありがとうございました。
高 ありがとうございました。

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